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JP2000251300A - 光ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ及び光ディスク装置

Info

Publication number
JP2000251300A
JP2000251300A JP11055498A JP5549899A JP2000251300A JP 2000251300 A JP2000251300 A JP 2000251300A JP 11055498 A JP11055498 A JP 11055498A JP 5549899 A JP5549899 A JP 5549899A JP 2000251300 A JP2000251300 A JP 2000251300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical
light receiving
recording medium
optical pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11055498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Okamatsu
和彦 岡松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11055498A priority Critical patent/JP2000251300A/ja
Publication of JP2000251300A publication Critical patent/JP2000251300A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ピックアップ及び光ディスク装
置に関し、例えばDVD(Digital Video Disk)及びコ
ンパクトディスクを再生する光ディスク装置に適用し
て、簡易な構成により複数の光源を選択的に使用して光
記録媒体をアクセスすることができるようにする。 【解決手段】 複数波長のレーザービームを選択的に出
射して光記録媒体に記録されたデータを再生するにつ
き、波長により変化する受光素子出力の信号レベルを補
正して光ピックアップより出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ及
び光ディスク装置に関し、例えばDVD(Digital Vide
o Disk)及びコンパクトディスクを再生する光ディスク
装置に適用することができる。本発明は、複数波長のレ
ーザービームを選択的に出射して光記録媒体に記録され
たデータを再生するにつき、波長により変化する受光素
子出力の信号レベルを補正して光ピックアップより出力
することにより、簡易な構成により複数の光源を選択的
に使用して光記録媒体をアクセスすることができる光ピ
ックアップ、この光ピックアップを使用した光ディスク
装置を得ることができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置であるコンパクト
ディスクプレイヤーにおいては、光ピックアップよりコ
ンパクトディスクの情報記録面にレーザービームを照射
してその戻り光の受光結果を処理することにより、コン
パクトディスクに記録された各種のデータを再生するよ
うになされている。
【0003】このような光ピックアップにおいては、発
光素子及び受光素子を個別に配置した形式のものと、発
光素子及び受光素子を一体化してなる光集積素子を使用
したものとが提案されており、後者にあっては、前者に
比して全体形状を小型化することができ、また信頼性を
向上することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで光集積素子を
使用する場合にあっては、全体形状を小型化、簡略化で
きることにより、DVDを再生する光ディスク装置にお
いても、光集積素子を用いて光ピックアップを構成する
ことができれば便利であると考えられる。さらにこのよ
うなDVD用の光ディスク装置においても、コンパクト
ディスクを再生することができれば、便利であると考え
られる。
【0005】この場合、DVD用の発光素子及び受光素
子、コンパクトディスク用の発光素子及び受光素子を一
体化して光集積素子を構成することにより、コンパクト
ディスクとDVDとを再生可能な光ディスク装置を構成
できると考えられる。この場合に、これら受光素子を1
つの半導体基板中に一体に作成することにより、またD
VD用、コンパクトディスク用の受光素子を兼用するこ
とにより、光集積素子の構成を簡略化できると考えられ
る。
【0006】ところがこのような受光素子においては、
波長により感度が異なる。またDVDとコンパクトディ
スクとでは、反射率も異なる。さらに光ピックアップを
構成する光学系にあっても、波長により透過率が変化す
る。これらにより受光素子を1つの半導体基板中に一体
に作成すると、またDVD用、コンパクトディスク用の
受光素子を兼用すると、これら受光素子の受光結果がD
VDを再生する場合と、コンパクトディスクを再生する
場合とで異なるようになる。このような受光結果の相違
を外部回路により補正するとすると、その分、光ディス
ク装置の構成が煩雑になる問題がある。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成により複数の光源を選択的に使用して光
記録媒体をアクセスすることができる光ピックアップ、
この光ピックアップを使用した光ディスク装置を提案し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1に係る発明においては、光ピックアップに適
用して、受光素子の受光結果を処理して出力する信号処
理回路が、異なる波長による出力信号の信号レベルが異
ならないように、受光結果を処理する際の利得を切り換
えるようにする。
【0009】また請求項7に係る発明においては、光デ
ィスク装置に適用して、この光ディスク装置の光ピック
アップの信号処理回路が、異なる波長による出力信号の
信号レベルが異ならないように、受光結果を処理する際
の利得を切り換えるようにする。
【0010】請求項1に係る構成によれば、光ピックア
ップに適用して、受光素子の受光結果を処理して出力す
る信号処理回路が、異なる波長による出力信号の信号レ
ベルが異ならないように、受光結果を処理する際の利得
を切り換えることにより、光ピックアップの外部回路に
よりレーザービームの切り換えに伴う利得の切り換え等
を省略することができ、その分簡易な構成により種々の
光記録媒体を再生することができる。
【0011】また請求項7に係る構成によれば、光ディ
スク装置に適用して、この光ピックアップの信号処理回
路が、異なる波長による出力信号の信号レベルが異なら
ないように、受光結果を処理する際の利得を切り換える
ことにより、光ピックアップの外部回路によりレーザー
ビームの切り換えに伴う利得の切り換え等を省略するこ
とができ、その分簡易な構成により種々の光記録媒体を
再生することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0013】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置の光
学系を示す断面図である。この光ディスク装置1は、D
VDである光ディスク2Aに記録されたデータ、コンパ
クトディスク2Bに記録されたデータを再生する。
【0014】ここでコンパクトディスク2Bは、板厚
1.2〔mm〕の透明基板を介して情報記録面にレーザ
ービームを照射して得られる戻り光を処理することによ
り、記録したデータを再生できるようになされた光ディ
スクである。これに対してDVD2Aは、板厚0.6
〔mm〕の透明基板を介して情報記録面にレーザービー
ムを照射して得られる戻り光を処理することにより、記
録したデータを再生できるようになされた光ディスクで
ある。
【0015】この光ディスク装置1において、光ピック
アップ3は、所定のスレッド機構により光ディスクの半
径方向に可動できるように配置される。光ピックアップ
3は、DVD2Aを再生する場合、DVD2Aと対向す
るように配置された光集積素子4より波長650〔n
m〕のレーザービームを出射し、このレーザービームを
ビームスプリッタ5、コリメータレンズ6、対物レンズ
7を介してDVD2Aに照射する。またこのDVD2A
より得られる戻り光を対物レンズ7により受光し、コリ
メータレンズ6、ビームスプリッタ5を順次介して光集
積素子4に入射する。
【0016】光ディスク装置1は、この光集積素子4に
おける戻り光の受光結果を処理してDVD2Aの再生に
必要なトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信
号、再生信号を生成する。
【0017】また光ピックアップ3は、コンパクトディ
スク2Aを再生する場合、レーザーダイオード8より波
長780〔nm〕のレーザービームを出射し、このレー
ザービームを回折格子9に入射する。ここで光ピックア
ップ3は、回折格子9の回折によりレーザービームを−
1次光、0次光、+1次光に分解した後、ビームスプリ
ッタ5により反射する。これにより光ピックアップ3
は、コンパクトディスク2Aを再生する場合、光集積素
子4より出射されるレーザービームに代えて、レーザー
ダイオード8より出射されるレーザービームをコンパク
トディスク2Aに照射し、その結果得られる戻り光を対
物レンズ7により受光すると共に、コリメータレンズ
6、ビームスプリッタ5を順次介してこの受光した戻り
光を光集積素子4に入射する。
【0018】これにより光ディスク装置1は、2つの光
源を選択的に駆動してレーザービームを光ディスク2A
又は2Bに照射し、その結果得られる戻り光を共通の素
子である光集積素子4により受光するようになされてい
る。
【0019】すなわち光集積素子4は、コンパクトディ
スク用の受光素子、DVD用の発光素子及び受光素子を
パッケージに一体に集積化して構成される。光集積素子
4は、DVD2Aを再生する場合、内蔵の発光素子より
波長650〔nm〕のレーザービームを出射する。また
光集積素子4は、コンパクトディスク2B又はDVD2
Aを再生する場合、受光素子による戻り光の受光結果を
電流電圧変換処理して出力する。
【0020】これに対してレーザーダイオード8は、波
長780〔nm〕のレーザービームを出射し、回折格子
9は、このレーザービームを−1次光、0次光、+1次
光に分解して出射する。
【0021】ビームスプリッタ5は、回折格子9より出
射されるレーザービームを反射して光ディスク2A、2
Bに向けて出射するのに対し、光集積素子4より出射さ
れるレーザービームについては、これを透過して光ディ
スク2A、2Bに向けて出射する。またビームスプリッ
タ5は、コリメータレンズ6より得られる戻り光を透過
して光集積素子4に出射する。
【0022】コリメータレンズ6は、このビームスプリ
ッタ5を透過したレーザービームを略平行光線に変換し
て出射する。
【0023】対物レンズ7は、透明樹脂を射出成形して
作成された非球面のプラスチックレンズであり、この透
明樹脂の屈折率と、各レンズ面の形状の選択により、ほ
ぼ平行光線により入射するDVD用レーザービーム、コ
ンパクトディスク用レーザービームに対して、それぞれ
対応する光ディスク2A、2Bの情報記録面に対応する
レーザービームを集光する。これにより対物レンズ7
は、DVD用レーザービーム、コンパクトディスク用レ
ーザービームに対応するいわゆる2焦点レンズを構成す
るようになされている。
【0024】さらに対物レンズ7は、ボイスコイルモー
タ構成によるアクチュエータにより光ディスク2A、2
Bの半径方向、光軸に沿った方向に可動するように構成
され、これによりトラッキングエラー信号、フォーカス
エラー信号に応じてこのアクチュエータを駆動すること
によりトラッキング制御、フォーカス制御できるように
なされている。
【0025】マトリックス演算回路11は、光集積素子
4より出力される受光結果をマトリックス演算処理する
ことにより、トラッキングエラー量に応じて信号レベル
が変化するトラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー量に応じて信号レベルが変化するフォーカスエラー
信号FE、ピット列に応じて信号レベルが変化する再生
信号RFを生成する。
【0026】サーボ回路12は、このマトリックス演算
回路11により生成されたトラッキングエラー信号T
E、フォーカスエラー信号FEがそれぞれ所定の信号レ
ベルになるように駆動回路13を駆動し、駆動回路13
においては、このサーボ回路12の駆動によりアクチュ
エータを駆動して対物レンズ7を駆動する。これにより
光ディスク装置1は、サーボループを形成してトラッキ
ング制御及びフォーカス制御する。
【0027】図3(A)は、光集積素子4を光ディスク
2A、2Bの円周接線方向に断面を取って示す断面図で
あり、図3(B)は、この光集積素子4の半導体基板2
1を光ディスク2A、2Bの側より見て示す平面図であ
る。光集積素子4は、半導体基板21上にプリズム2
2、半導体レーザーダイオードチップ23を配置して光
学系24が形成され、この光学系24をパッケージ25
に収納して配線した後、透明封止部材であるリッドガラ
ス26により封止して作成される。
【0028】ここで半導体レーザーダイオードチップ2
3は、DVD2Aに対応する波長650〔nm〕による
レーザービームをプリズム22に向けて出射し、光集積
素子4ではこのレーザービームが出射される方向が光デ
ィスク2Aの円周接線方向になるように設定される。
【0029】プリズム22は、レーザービームと戻り光
とを分離する光学素子であり、一の側面に斜面を有する
略長方形形状に形成される。プリズム22は、半導体レ
ーザーダイオードチップ23より出射されるレーザービ
ームをこの斜面により反射してビームスプリッタ5に向
けて出射し、またこのレーザービームの光路を逆に辿っ
て入射する戻り光をこの斜面より内部に導く。
【0030】プリズム22は、この斜面より入射した戻
り光が下面に入射し、ここで約50〔%〕の光量を透過
し、残る光量の戻り光を上面に向けて反射する。さらに
プリズム14は、この上面にて、戻り光を下面に向けて
ほぼ100〔%〕反射し、この上面で反射した戻り光を
下面より出射する。
【0031】プリズム22は、このため蒸着によりミラ
ー面が上面に形成され、また下面の斜面側(以下フロン
ト側と呼ぶ)及び斜面より遠ざかった側(以下リア側と
呼ぶ)より出射される戻り光の光量比がほぼ1:1にな
るように、同様の蒸着の処理により、フロント側下面に
ビームスプリッタ面、反射防止面が形成される。
【0032】半導体基板21においては、プリズム22
からDVD用レーザービームによる戻り光、コンパクト
ディスク用レーザービームによる戻り光が入射する部分
に、それぞれDVD2Aとコンパクトディスク2Bとで
共通のフロント側受光面群21A及びリア側受光面群2
1Bが形成される。
【0033】図3(C)において、これら受光面群21
A及び21Bを部分的に拡大して示すように、光集積素
子4は、ジャストフォーカスの状態で、このようにして
プリズム22を透過する戻り光により半導体基板21上
に形成されるビームスポット形状が、リア側ではほぼ焦
線形状となるように、またフロント側ではリア側の焦線
延長方向と直交する方向に長軸を有する楕円形状となる
ように、半導体レーザーダイオードチップ23、レーザ
ーダイオード8の向き、プリズム22の大きさ等が選定
されるようになされている。なおこの図3(C)は、コ
ンパクトディスク2Bを再生する際における状態を示
し、フロント側及びリア側受光面21A及び21Bには
それぞれ3スポットによるビームスポットが形成される
ようになされている。これにより光ディスク装置1で
は、コンパクトディスク2Bについては、3スポット法
によりトラッキング制御できるようになされている。
【0034】フロント側受光面群21A及びリア側受光
面群21Bは、これら3スポットによるビームスポット
に対応してそれぞれ3つの受光面が形成される。光集積
素子4では、DVD2Aを再生する場合、これら各3つ
の受光面のうちの、中央の受光面に半導体レーザーダイ
オードチップ23によるビームスポットが形成されるよ
うに、半導体レーザーダイオードチップ23の位置等が
設定される。
【0035】これらフロント側受光面群21A及びリア
側受光面群21Bは、光ディスク2A、2Bの円周接線
方向に並ぶように、またそれぞれ3つの受光面が光ディ
スク2A、2Bの円周接線方向に並んでそれぞれ略長方
形形状に形成される。フロント側受光面群21A及びリ
ア側受光面群21Bは、それぞれ斜面側及び斜面より遠
い側の受光面にあっては、各受光面に入射する戻り光の
受光結果を出力するように受光面が形成される。
【0036】これに対してリア側受光面群21Bの中央
の受光面は、光ディスク2A、2Bの円周接線方向に延
長する分割線によりコンパクトディスクの半径方向に3
つに分割されて形成される。受光面群21Bは、これに
よりジャストトラッキングの状態で、この中央の受光面
に形成されるビームスポットをコンパクトディスクの半
径方向に3分割して受光するようになされ、分割された
各受光面の受光結果をそれぞれ出力するようになされて
いる。
【0037】これに対してフロント側受光面群21Aの
中央の受光面は、同様に、光ディスク2A、2Bの円周
接線方向に延長する分割線によりコンパクトディスクの
半径方向に3つに分割され、さらに光ディスクの円周接
線方向に受光面が2分割されるようになされている。こ
れにより光ディスク装置1では、いわゆる非点収差法に
よりフォーカスエラー信号を生成できるようになされ、
またDVD2Aを再生する場合には、いわゆるDPD
(Differencial Phase Detection)法によりトラッキン
グエラー信号を生成できるようになされている。
【0038】半導体基板17は、これら分割された各受
光面a〜mの受光結果を電流電圧変換処理した後、演算
処理して出力し、マトリックス演算回路11において
は、この演算出力をさらに演算処理してトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号、再生信号を生成す
る。
【0039】図1は、これら受光面a〜mの電流電圧変
換回路とレーザー駆動回路とを示すブロック図である。
光集積素子4は、フロント側受光面群21A及びリア側
受光面群21Bの斜面側受光面g及びlと斜面より遠い
側の受光面h及びmにあっては、帰還抵抗30を有する
電流電圧変換回路構成の演算回路31によりそれぞれ電
流電圧変換処理して受光結果を出力する。
【0040】これに対してフロント側受光面群21A及
びリア側受光面群21Bの中央の受光面については、利
得を切り換え得るように構成された電流電圧変換回路に
より分割された各受光面による受光結果をそれぞれ電流
電圧変換処理して出力する。すなわちこれら分割された
受光面a〜f、i〜kにあっては、スイッチ回路33に
より帰還抵抗34、35を切り換え得るように構成され
た電流電圧変換回路構成の演算増幅回路36に入力し、
ここで電流電圧変換処理して受光結果を出力する。
【0041】ここでこれら受光面a〜f、i〜kにあっ
ては、コンパクトディスク2Bを再生する場合と、DV
D2Aを再生する場合とで共通に使用され、帰還抵抗3
4及び35にあっては、それぞれコンパクトディスク2
Bを再生する場合と、DVD2Aを再生する場合とでス
イッチ回路33の動作により演算増幅回路36の出力信
号を帰還し、このとき受光面a〜f、i〜kの波長によ
る出力信号レベルの変化を補正することができるように
値が選定されるようになされている。
【0042】これにより光集積素子4は、このようにし
て得られる演算増幅回路36の出力信号をマトリックス
演算回路11により演算処理してフォーカスエラー信号
を生成する際に、なんらマトリックス演算回路11にお
ける処理を切り換えなくても、DVD2Aを再生する場
合と、コンパクトディスク2Bを再生する場合とで、デ
フォーカス量に対するフォーカスエラー信号の信号レベ
ルの変化がほぼ等しくなるように、これら受光面a〜
f、i〜kの受光結果を電流電圧変換して出力する。
【0043】なお光ディスク装置1では、DVD2Aを
再生する場合には、フロント側受光面群の受光面a〜f
の受光結果からDPD法によりトラッキングエラー信号
を生成するのに対し、コンパクトディスク2Bを再生す
る場合には、フロント側受光面群21A及びリア側受光
面群21Bの全ての受光結果よりトラッキングエラー信
号を生成し、これにより利得が固定されてなる電流電圧
変換回路の帰還抵抗30においては、中央の受光面a〜
f、i〜kに対応する利得により、またデトラック量に
対するトラッキングエラー信号の信号レベルの変化がほ
ぼ等しくなるように、その抵抗値が選定されるようにな
されている。
【0044】スイッチ回路33は、レーザーダイオード
8、半導体レーザーダイオードチップ23を駆動するレ
ーザー駆動回路36の動作を切り換える切り換え信号S
C1により動作を切り換え、これによりこれらレーザー
ダイオード8、半導体レーザーダイオードチップ23か
らの選択的なレーザービームの出射に対応するように、
電流電圧変換回路の利得を切り換える。なおここで切り
換え信号SC1は、この光ディスク装置1全体の動作を
制御するシステムコントローラより、装填された光ディ
スクに応じて供給される。
【0045】かくするにつきマトリックス演算回路11
は、DVD2Aを再生する場合には、光ピックアップ4
より電流電圧変換されて出力される受光面a〜fの受光
結果より、斜面側、両側の受光面a及びcの受光結果を
位相比較し、また斜面より遠い側の受光面d及びfの受
光結果を位相比較し、受光面の対角線方向で極性が一致
するようにこれら2つの位相比較結果を加算してDPD
によるトラッキングエラー信号を生成する。
【0046】またマトリックス演算回路11は、フロン
ト側及びリア側、中央の受光面a〜f及びi〜kに係る
電流電圧変換結果を全て加算し、これにより受光面の符
号を用いて(a+b+c+d+e+f+i+j+k)に
より表される再生信号RFを生成する。またフロント
側、中央の受光面a〜fの両端受光面a、c、d、fと
リア側、中央の受光面i〜kの中央の受光面jとの電流
電圧変換結果を加算し、またフロント側、中央の受光面
a〜fの中央受光面b、eとリア側、中央の受光面i〜
kの両端の受光面i、kとの電流電圧変換結果を加算
し、これら2つの加算結果を減算してフォーカスエラー
信号FEを生成する。これにより同様に、受光面の符号
を用いて(a+c+d+f+j)−(b+e+i+k)
により表されるフォーカスエラー信号FEを生成する。
【0047】またコンパクトディスク2Bを再生する場
合、DVD2Aを再生する場合と同様にしてフォーカス
エラー信号FEを生成し、またフロント側受光面群21
A及びリア側受光面群21Bの受光面a〜mについて、
電流電圧変換結果を選択的に加算し、これにより受光面
の符号を用いて(a+b+c+d+e+f++i+j+
k)により表される再生信号RFを生成する。
【0048】これに対してフロント側受光面群21Aの
斜面側受光面gとリア側受光面群21Bの斜面より遠い
側受光面mとの電流電圧変換結果を加算し、またフロン
ト側受光面群21Aの斜面より遠い側受光面hとリア側
受光面群21Bの斜面側受光面lとの電流電圧変換結果
を加算し、これら2つの受光結果を減算してトラッキン
グエラー信号TEを生成することにより、受光面の符号
を用いて(g+m)−(h+l)により表されるトラッ
キングエラー信号TEを生成する。
【0049】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、光ディスク装置1は(図2)、光
ピックアップ3において、光ディスク2A、2Bにレー
ザービームを照射してその戻り光を受光し、所定の信号
処理回路によりこの戻り光の受光結果を処理することに
より、光ディスク2A、2Bに記録された情報が再生さ
れる。
【0050】すなわち光ディスク装置1において、光ピ
ックアップ3は、コンパクトディスク2Bを再生する場
合には、レーザーダイオード8よりレーザービームが出
射され、このレーザービームが回折格子9により−1
次、0次、+1次の回折光に分解された後、ビームスプ
リッタ5により光路が折り曲げられてコリメータレンズ
6、対物レンズ7によりコンパクトディスク2Bに照射
される。またその戻り光が 対物レンズ7、コリメータ
レンズ6を順次介してビームスプリッタ5に入射し、こ
のビームスプリッタ5を透過して光集積素子4により戻
り光が受光される。
【0051】これに対してDVD2Aを再生する場合に
は、光集積素子4よりレーザービームが出射され、この
レーザービームがビームスプリッタ5を透過してコンパ
クトディスク2Bの場合と共通のコリメータレンズ6、
対物レンズ7によりDVD2Aに照射される。これに対
応して光集積素子4においては、DVD2Aを再生する
場合(図3)、半導体レーザーダイオードチップ23よ
りレーザービームが出射され、このレーザービームがビ
ームスプリッタ5に向けて出射される。またその戻り光
が対物レンズ7、コリメータレンズ6を順次介してビー
ムスプリッタ5に入射し、このビームスプリッタ5を透
過して光集積素子4により受光される。
【0052】光ディスク装置1では、この戻り光の受光
結果よりトラッキングエラー信号TEが生成され、この
トラッキングエラー信号TEが所定の信号レベルになる
ようにサーボ回路12により対物レンズ7が光ディスク
2A、2Bの半径方向に可動されてトラッキング制御さ
れる。また同様にしてフォーカスエラー信号FEが生成
され、このフォーカスエラー信号FEが所定の信号レベ
ルになるように、対物レンズ7が光軸に沿って可動さ
れ、これによりフォーカス制御される。
【0053】またこの戻り光の受光結果を処理すること
により、DVD2A又はコンパクトディスク2Bに記録
されたデータが再生され、これらにより光ディスク装置
1では、光ピックアップ3に配置した波長の異なる光源
を選択的に使用して、DVD2Aとコンパクトディスク
2Bとをアクセスすることが可能となる。
【0054】このようにして光集積素子4により戻り光
を受光するにつき、光ディスク装置1では、半導体レー
ザーダイオードチップ23より出射されたレーザービー
ムをコリメータレンズ6に向けて反射するプリズム22
の斜面を介して、戻り光がプリズム22の内部に導かれ
た後、このプリズム22の下面で反射して約50〔%〕
の光量が出射され、残り50〔%〕の光量が上面で反射
された後、下面のフロント側及びリア側よりそれぞれ出
射される。
【0055】さらにこのようにしてフロント側及びリア
側より出射される戻り光が、半導体基板21に形成され
たフロント側受光面群21A及びリア側受光面群21B
によりそれぞれ受光される。ここでコンパクトディスク
2Bを再生する場合、回折格子9により−1次、0次、
+1次の回折光に分解されてコンパクトディスク2Bに
照射されてなるレーザービームに対応して、これらフロ
ント側受光面群21A及びリア側受光面群21Bにそれ
ぞれ3つのビームスポットが形成され、これら3つのビ
ームスポットがそれぞれフロント側受光面群21A及び
リア側受光面群21Bに形成された受光面により受光さ
れる。
【0056】光ディスク装置1においては、コンパクト
ディスク2Bを再生する場合には、これによりこれら受
光面群21A、21Bに入射する戻り光の全光量の検出
結果である受光面a〜mの電流電圧変換結果が加算され
て再生信号RFが生成され、また受光面群21A、21
Bの各斜面側及び斜面より遠い側の受光面g、h、m、
lの電流電圧変換結果よりトラッキングエラー信号TE
が、また受光面群21A、21Bの中央の受光面a〜
f、i〜kの電流電圧変換結果よりフォーカスエラー信
号FEが生成される。
【0057】これに対してDVD2Aを再生する場合に
は、これらフロント側受光面群21A及びリア側受光面
群21Bに形成された各3つの受光面のうち、それぞれ
中央の受光面に戻り光が入射してビームスポットが形成
される。
【0058】これによりこの中央の受光面a〜f、i〜
kのうちの、フロント側受光面a〜fよりDPD法によ
りトラッキングエラー信号TEが生成され、またコンパ
クトディスク2Bの場合と同様にしてフォーカスエラー
信号FEが生成される。さらにフロント側及びリア側の
加算結果により再生信号RFが生成される。
【0059】これらの処理において、光ディスク装置1
は、光ピックアップ3に内蔵の電流電圧変換回路におい
て(図1)、コンパクトディスク2Bの再生と、DVD
2Aの再生とで共通に使用する受光面a〜f、i〜kに
ついては、レーザー駆動回路37によるレーザービーム
の切り換えと連動して演算増幅回路36の帰還抵抗3
4、35が切り換えられ、これによりこれら演算増幅回
路36の出力信号レベルがコンパクトディスク2Bを再
生する場合と、DVD2Aを再生する場合とでほぼ等し
くなるように電流電圧変換回路の利得が切り換えられ
る。
【0060】これによりコンパクトディスク2Bの再生
と、DVD2Aの再生とで共通する受光面を使用するフ
ォーカスエラー信号FEについては、マトリックス演算
回路11、サーボ回路12で何ら信号レベルを補正しな
くても、デフォーカス量に対してほぼ同一の変化を呈す
るようにフォーカスエラー信号FEが生成される。従っ
て光ディスク装置1においては、このフォーカスエラー
信号FEについて、光ピックアップ3の外部回路におけ
る利得の切り換え等を省略することができ、その分全体
として簡易な構成によりコンパクトディスク2B及びD
VD2Aを再生することができる。
【0061】これに対してトラッキングエラー信号TE
については、コンパクトディスク2Bの再生に専用の受
光面g、h、m、lの電流電圧変換回路において、この
ようにして利得を切り換える側の電流電圧変換回路にお
けるコンパクトディスク2Bの再生時の利得に対応する
利得により電流電圧変換処理し、これによりトラッキン
グエラー信号TEについても、マトリックス演算回路1
1、サーボ回路12で何ら信号レベルをほぼ補正しなく
ても、デトラック量に対してほぼ同一の変化を呈するよ
うに生成される。従って光ディスク装置1においては、
このトラッキングエラー信号TEについても、光ピック
アップ3の外部回路における利得の切り換え等を必要に
応じて省略することができ、その分全体として簡易な構
成によりコンパクトディスク2B及びDVD2Aを再生
することができる。
【0062】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、光ピックアップに内蔵の電流電圧
変換回路の利得を切り換えることにより、異なる波長の
レーザービームによりそれぞれコンパクトディスク及び
DVDを再生する場合でも、光ピックアップの出力信号
を処理する外部回路における利得の切り換え等を簡略化
することができ、その分全体として簡易な構成により複
数の光源を選択的に使用して光記録媒体をアクセスする
ことができる光ピックアップ、この光ピックアップを使
用した光ディスク装置を得ることができる。
【0063】(2)第2の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図1
について上述した切り換え機構に代えて、図4に示す切
り換え機構により電流電圧変換回路の利得を切り換え
る。なお、この実施の形態に係る光ディスク装置にあっ
ては、コンパクトディスク2Bの再生とDVD2Aの再
生とで共用する受光面a〜f、i〜kの処理に図4に示
す構成が適用される点を除いて、上述した第1の実施の
形態に係る光ディスク装置と同一の構成でなることによ
り、同一の構成は対応する符号を付して示し、重複した
説明は省略する。
【0064】ここでこの光ディスク装置1においては、
電流検出変換抵抗41を半導体レーザーダイオードチッ
プ23と直列接続し、この電流検出変換抵抗41の両端
電位差により半導体レーザーダイオードチップ23の駆
動を検出する。すなわち光ディスク装置1においては、
光ピックアップに内蔵の回路において、入力抵抗42及
び43を介して電流検出変換抵抗41の両端電位を演算
増幅回路44に入力する。ここで演算増幅回路44は、
接地抵抗45、帰還抵抗46、入力抵抗42及び43を
有してなる差動増幅回路により構成され、電流検出変換
抵抗41の両端電位差を所定利得で増幅して出力する。
【0065】比較回路47は、この演算増幅回路44の
出力電圧と所定の基準電圧V1との比較結果を得、この
比較結果によりスイッチ回路33の動作を切り換える。
これによりこの実施の形態では、レーザービームの選択
的な駆動に応じて電流電圧変換回路の利得を切り換える
ようになされている。
【0066】図4に示す構成によれば、レーザーダイオ
ードの駆動電流を基準にして電流電圧変換回路の利得を
切り換えるようにしても、第1の実施の形態と同様の効
果を得ることができ、さらに光集積素子の端子数を低減
することができる。
【0067】(3)第3の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図4
について上述した切り換え機構に代えて、図5に示す切
り換え機構により電流電圧変換回路の利得を切り換え
る。なお、この実施の形態に係る光ディスク装置にあっ
ては、コンパクトディスク2Bの再生とDVD2Aの再
生とで共用する受光面a〜f、i〜kの処理に図5に示
す構成が適用される点を除いて、上述した第1の実施の
形態に係る光ディスク装置と同一の構成でなることによ
り、同一の構成は対応する符号を付して示し、重複した
説明は省略する。
【0068】この光ディスク装置1においては、半導体
レーザーダイオード23のモニタ用であるフォトダイオ
ード51の出力信号により半導体レーザーダイオード2
3の駆動を検出し、スイッチ回路33の動作を切り換え
る。すなわちこの光ディスク装置においては、帰還抵抗
52を有してなる電流電圧変換回路構成の演算増幅回路
53によりフォトダイオード51の受光結果を電流電圧
変換処理し、その出力信号を比較回路47に入力する。
【0069】図5に示す構成によれば、レーザーダイオ
ードの発光を直接検出して電流電圧変換回路の利得を切
り換えるようにしても、第2の実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【0070】(4)第4の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図4
について上述した切り換え機構に代えて、図6に示す切
り換え機構により電流電圧変換結果の利得を切り換え
る。なお、この実施の形態に係る光ディスク装置にあっ
ては、コンパクトディスク2Bの再生とDVD2Aの再
生とで共用する受光面a〜f、i〜kの処理に図6に示
す構成が適用される点、さらにこの図6に示す構成に対
応して一部回路で信号の極性を切り換えて処理する点を
除いて、上述した第1の実施の形態に係る光ディスク装
置と同一の構成でなることにより、同一の構成は対応す
る符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0071】すなわちこの光ディスク装置においては、
帰還抵抗61を有する電流電圧変換回路構成の演算増幅
回路61において、固定した利得により受光結果を電流
電圧変換処理する。続く演算増幅回路65は、入力抵抗
63、接地抵抗64を有する反転増幅回路により構成さ
れ、その帰還抵抗66、67がスイッチ回路33により
選択されるようになされている。これによりこの光ディ
スク装置では、別途配置した増幅回路の利得を切り換え
て電流電圧変換処理による利得を切り換える。
【0072】図6に示す構成によれば、別途配置した増
幅回路の利得を切り換えて電流電圧変換処理による利得
を切り換えるようにしても、第1の実施の形態と同様の
効果を得ることができる。
【0073】(5)第5の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図7
に示すように、光ピックアップにマトリックス演算回路
の機能を内蔵する。なおこの実施の形態に係る光ディス
ク装置にあっては、光ピックアップにマトリックス演算
回路の機能を内蔵して図7に示す構成が適用される点を
除いて、上述した第1の実施の形態に係る光ディスク装
置と同一の構成でなることにより、同一の構成は対応す
る符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0074】すなわち光ディスク装置は、それぞれ帰還
抵抗71a、71b、……、71mを有してなる電流電
圧変換回路構成の演算増幅回路70a、70b、……、
70mにより各受光面a〜mの受光結果を電流電圧変換
処理し、演算回路72、73に電流電圧変換結果を入力
する。演算回路72は、これら電流電圧変換処理された
受光結果を演算処理し、DVD用のトラッキングエラー
信号、フォーカスエラー信号、再生信号を生成する。ま
た演算回路73は、これら電流電圧変換処理された受光
結果を演算処理し、コンパクトディスク用のトラッキン
グエラー信号、フォーカスエラー信号、再生信号を生成
する。
【0075】演算回路72、73は、DVD用及びコン
パクトディスク用とでこれらトラッキングエラー信号、
フォーカスエラー信号の信号レベルの変化がエラー量に
対してほぼ一致するように、所定利得によりこれら受光
結果を処理する。また再生信号についても、ほぼ一定の
信号レベルにより出力されるように、これら受光結果を
処理する。なおこれらの処理は、第1の実施の形態につ
いて説明したマトリッス演算回路と同一の演算処理によ
り実行される。
【0076】選択回路74は、切り換え信号SC1に応
じて、演算回路72、73より出力されるトラッキング
エラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、再生信号
RFを選択出力する。
【0077】図7に示す構成によれば、演算処理回路を
光ピックアップに内蔵してフォーカスエラー信号、トラ
ッキングエラー信号、再生信号を生成するようにし、こ
のとき利得の設定によりこれらの信号レベルが大きく相
違しないようにしても、第1の実施の形態と同様の効果
を得ることができ、さらにマトリックス演算回路の機能
を光ピックアップに取り込んだ分、外部回路の構成を簡
略化することができる。
【0078】(6)第6の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図1
について上述した光集積素子4に代えて、図8に示す光
集積素子84を用いて光ピックアップを構成する。なお
この実施の形態に係る光ディスク装置にあっては、光集
積素子の構成が異なる点を除いて、上述した第1の実施
の形態に係る光ディスク装置と同一の構成でなることに
より、同一の構成は対応する符号を付して示し、重複し
た説明は省略する。
【0079】この実施の形態において、光集積素子84
は、半導体基板81にそれぞれコンパクトディスク用の
受光面群とDVD用の受光面群とが形成され、これに対
応してDVD用のレーザービームを出射する半導体レー
ザーダイオードチップ85がコンパクトディスク用レー
ザービームによる戻り光の光軸より光ディスク2A、2
Bの半径方向に所定距離だけオフセットするように配置
される。
【0080】半導体基板81は、このDVD用の戻り光
が入射するフロント側及びリア側にそれぞれ受光面群8
1AA及び81ABが形成され、またコンパクトディス
ク用の戻り光が入射するフロント側及びリア側にそれぞ
れ受光面群81BA及び81BBが形成される。
【0081】ここでコンパクトディスク側の受光面群8
1BA及び81BBは、フロント側が光ディスク2A、
2Bの半径方向に分割されていない点を除いて、第1の
実施の形態について上述した光集積素子4の受光面群2
1A、21Bと同一に作成される。これに対してDVD
側の受光面群81AA及び81ABは、それぞれ矩形形
状の受光面が光ディスク2A、2Bの円周接線方向に延
長する分割線により光ディスク2A、2Bの半径方向に
分割され、これによりジャストトラッキングの状態で、
分割された各受光面によりビームスポットを光ディスク
2A、2Bの半径方向に4分割して受光するようになさ
れている。さらにフロント側においては、このように光
ディスク2A、2Bの半径方向に分割された各受光面が
光ディスク2A、2Bの円周接線方向に分割されるよう
になされている。
【0082】これらにより光ディスク装置では、それぞ
れコンパクトディスク及びDVDに適した方式によりト
ラッキングエラー信号を生成できるようになされてい
る。
【0083】図9は、この光ディスク装置に係る光ピッ
クアップに内蔵の電流電圧変換回路、レーザー駆動回路
37を示すブロック図である。この光ディスク装置で
は、フォーカスエラー信号の生成に供する受光面のう
ち、コンパクトディスク用のリア側、両端の受光面F及
びH、対応するDVD用のリア側、両端の受光面i及び
lについて、共通の電流電圧変換回路により受光結果を
電流電圧変換処理する。すなわち光ピックアップにおい
ては、これら対応する受光面F及びi、H及びlを並列
に接続し、スイッチ回路33により帰還抵抗86又は8
7を選択できるように接続された電流電圧変換回路構成
の演算増幅回路89に入力する。これにより光ピックア
ップは、レーザービームの選択的な照射に対応するよう
に、電流電圧変換回路の利得を切り換える。
【0084】また光ピックアップは、残る受光面につい
ては、帰還抵抗83による固定した利得による演算増幅
回路84により電流電圧変換処理して出力する。この実
施の形態に係る光ディスク装置は、マトリックス演算回
路により、コンパクトディスクについては、第1の実施
の形態と同様に受光結果を処理してトラッキングエラー
信号、フォーカスエラー信号、再生信号を生成する。
【0085】これに対してDVDについては、フロント
側、リア側、中央の受光面b、c、f、g、j、kにつ
いては、それぞれ対応する受光結果を加算してフォーカ
スエラー信号を生成する。またフロント側、斜面側の内
周側の受光面a、b、外周側に受光面c、d、フロント
側、斜面より遠い側の内周側の受光面e、f、外周側に
受光面g、hでそれぞれ受光結果を加算した後、斜面側
と斜面と遠い側とでそれぞれ加算結果を位相比較する。
さらに対角線方向で極性が一致するようにこの位相比較
結果を加算し、これによりDPD法によるトラッキング
エラー信号を生成する。また全ての受光面について、受
光結果を加算し、これにより再生信号を生成する。
【0086】図8に示す構成によれば、レーザービーム
毎に専用の受光面を構成する場合でも、第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0087】(7)第7の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図9
について上述した電流電圧変換回路の構成に代えて、こ
の図10に示す構成が適用される。すなわち光ピックア
ップは、それぞれ帰還抵抗91a〜91l、91A〜9
1Jを有する電流電圧変換回路構成の演算増幅回路92
a〜92l、92A〜92Jにより各受光面a〜l、A
〜Jの受光結果を電流電圧変換処理し、これにより固定
した利得により受光結果を電流電圧変換処理する。
【0088】光ピックアップは、後段のマトリックス演
算回路、サーボ回路において利得を切り換えなくもよい
ように、これら各電流電圧変換回路の利得が設定され
る。光ピックアップは、対応する受光面の受光結果につ
いては、切り換え信号SC1により動作を切り換えるス
イッチ回路33を介して電流電圧変換結果を切り換えて
出力する。
【0089】図10に示す構成によれば、利得の異なる
電流電圧変換回路を各受光面に配置するようにしても、
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0090】(8)第8の実施の形態 この実施の形態に係る光ディスク装置においては、図8
について上述した光集積素子84を有する光ピックアッ
プにマトリックス演算回路の機能を内蔵する。図11
は、この光ピックアップの構成を示すブロック図であ
り、図12は、これを光ピックアップの入出力端子より
示したものである。
【0091】この実施の形態では、各受光面の受光結果
をそれぞれ電流電圧変換処理した後、DVD用及びコン
パクトディスク用の演算回路101及び102にそれぞ
れ入力し、ここでトラッキングエラー信号TE、フォー
カスエラー信号FE、再生信号RFを生成する。このと
き各演算回路101及び102は、エラー量に対して各
エラー信号TE、FEの信号レベルの変化がほぼDVD
用とコンパクトディスク用とで一致するようにこれら受
光結果を処理する。また再生信号についても、同様にほ
ぼ信号レベルが一致するように処理する。
【0092】光ピックアップは、これら2系統のトラッ
キングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、再
生信号RFを切り換え信号SC1に応じて切り換え出力
する。
【0093】図11に示す構成によれば、演算回路を光
ピックアップに内蔵し、この演算回路により利得を補正
するようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0094】(9)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、コンパクトディスク
とDVDとを再生する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えばコンパクトディスクとCD−Rを
アクセスする場合等に広く適用することができる。
【0095】また上述の実施の形態においては、2種類
の光ディスクをアクセスする場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、複数種類の光ディスクをアクセス
する場合に広く適用することができる。
【0096】また上述の実施の形態においては、発光素
子と受光素子とを一体化した光集積素子により光ピック
アップを構成する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、発光素子と受光素子とを別体に配置する場合
にも広く適用することができる。
【0097】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数波長
のレーザービームを選択的に出射して光記録媒体に記録
されたデータを再生するにつき、波長により変化する受
光素子出力の信号レベルを補正して光ピックアップより
出力することにより、簡易な構成により複数の光源を選
択的に使用して光記録媒体をアクセスすることができる
光ピックアップ、この光ピックアップを使用した光ディ
スク装置を得ることができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップについて、受光結果の処
理の説明に供するブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る光ディスク装置を示す
断面図である。
【図3】図2の光集積素子を示す断面図及び平面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップについて、受光結果の処
理の説明に供するブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップについて、受光結果の処
理の説明に供するブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップについて、受光結果の処
理の説明に供するブロック図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップについて、受光結果の処
理の説明に供するブロック図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップの光集積素子を示す断面
図及び平面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係る光ディスク装
置に適用される光ピックアップについて、受光結果の処
理の説明に供するブロック図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態に係る光ディスク
装置に適用される光ピックアップについて、受光結果の
処理の説明に供するブロック図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態に係る光ディスク
装置に適用される光ピックアップについて、受光結果の
処理の説明に供するブロック図である。
【図12】図11の光ピックアップの入出力を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1……光ディスク装置、2A、2B……光ディスク、3
……光ピックアップ、4…………光集積素子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体にレーザービームを照射すると
    共に、前記光記録媒体より得られる戻り光を受光して受
    光結果を出力する光ピックアップにおいて、 異なる波長による前記レーザービームを出射する第1及
    び第2の光源と、 前記光記録媒体より得られる戻り光を受光する受光素子
    と、 前記受光素子の受光結果を処理して出力する信号処理回
    路と、 前記第1及び第2の光源より出射された前記レーザービ
    ームを前記光記録媒体に集光すると共に、前記光記録媒
    体より得られる戻り光を前記受光素子に導く光学系とを
    備え、 前記信号処理回路は、 前記異なる波長により出力信号の信号レベルが異ならな
    いように、前記受光結果を処理する際の利得を切り換え
    ることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】前記信号処理回路は、 前記受光結果を電流電圧変換処理する電流電圧変換回路
    の利得の切り換えにより、前記受光結果を処理する際の
    利得を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の光
    ピックアップ。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の光源、前記受光素子を
    1つのパッケージに一体に収納してなることを特徴とす
    る請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の光源の選択的な駆動に
    連動して、前記利得を切り換えることを特徴とする請求
    項1に記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】前記受光素子は、 複数の受光面により前記戻り光を受光し、 前記複数の受光面の全部又は一部を前記異なる波長のレ
    ーザービームによる戻り光の受光に共用することを特徴
    とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】前記信号処理回路は、 前記受光結果を処理して、 トラッキングエラー量に応じて信号レベルが変化するト
    ラッキングエラー信号、フォーカスエラー量に応じて信
    号レベルが変化するフォーカスエラー信号、又は前記光
    記録媒体に形成されたピット列又はマーク列に応じて信
    号レベルが変化する再生信号を生成することを特徴とす
    る請求項1に記載の光ピックアップ。
  7. 【請求項7】光記録媒体に光ピックアップよりレーザー
    ビームを照射すると共に、前記光記録媒体より得られる
    戻り光を前記光ピックアップで受光して受光結果を処理
    することにより、前記光記録媒体に記録されたデータを
    再生するする光ディスク装置において、 前記光ピックアップは、 異なる波長による前記レーザービームを出射する第1及
    び第2の光源と、 前記光記録媒体より得られる戻り光を受光する受光素子
    と、 前記受光素子の受光結果を処理して出力する信号処理回
    路と、 前記第1及び第2の光源より出射された前記レーザービ
    ームを前記光記録媒体に集光すると共に、前記光記録媒
    体より得られる戻り光を前記受光素子に導く光学系とを
    有し、 前記信号処理回路は、 前記異なる波長により出力信号の信号レベルが異ならな
    いように、前記受光結果を処理する際の利得を切り換え
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】前記信号処理回路は、前記受光結果を電流
    電圧変換処理する電流電圧変換回路の利得の切り換えに
    より、前記受光結果を処理する際の利得を切り換えるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】前記第1及び第2の光源、前記受光素子を
    1つのパッケージに一体に収納してなることを特徴とす
    る請求項7に記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】前記第1及び第2の光源の選択的な駆動
    に連動して、前記利得を切り換えることを特徴とする請
    求項7に記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】前記受光素子は、 複数の受光面により前記戻り光を受光し、 前記複数の受光面の全部又は一部を前記異なる波長のレ
    ーザービームによる戻り光の受光に共用することを特徴
    とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】前記信号処理回路は、 前記受光結果を処理して、 トラッキングエラー量に応じて信号レベルが変化するト
    ラッキングエラー信号、フォーカスエラー量に応じて信
    号レベルが変化するフォーカスエラー信号、又は前記光
    記録媒体に形成されたピット列又はマーク列に応じて信
    号レベルが変化する再生信号を生成して出力することを
    特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100532485B1 (ko) * 2003-12-20 2005-12-02 삼성전자주식회사 광디스크 드라이브의 광검출 회로
KR100619361B1 (ko) 2005-01-29 2006-09-11 삼성전기주식회사 멀티 게인을 갖는 pdic
JP2008152849A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Sharp Corp 光ピックアップ装置および光検出器
US7636286B2 (en) 2003-03-07 2009-12-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Front photo detector having no gain selection switch, optical pick-up including the front photo detector, and optical recording and/or playing apparatus including the front photo detector
US8552356B2 (en) 2010-03-01 2013-10-08 Pratt & Whitney Rocketdyne, Inc. Optical power converter

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