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JP2000249640A - 硬度測定装置 - Google Patents

硬度測定装置

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Publication number
JP2000249640A
JP2000249640A JP11052329A JP5232999A JP2000249640A JP 2000249640 A JP2000249640 A JP 2000249640A JP 11052329 A JP11052329 A JP 11052329A JP 5232999 A JP5232999 A JP 5232999A JP 2000249640 A JP2000249640 A JP 2000249640A
Authority
JP
Japan
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hardness
measurement
screen
setting
measurement positions
Prior art date
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Pending
Application number
JP11052329A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenzo Yamaguchi
善三 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP11052329A priority Critical patent/JP2000249640A/ja
Publication of JP2000249640A publication Critical patent/JP2000249640A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料上における硬度分布が理解しやすいよう
に硬度の測定結果を表示することができる硬度測定装置
を提供する。 【解決手段】 記憶部60は、試料2を撮像して得られ
た画像上のxy座標系における各測定位置の座標データ
と、各測定位置で測定された硬度値に関するデータと、
配色設定データとを記憶する。配色設定データは、硬度
値の範囲を区分して得られる複数の小範囲に関するデー
タと、各小範囲に対応付けられる表示色に関するデータ
とからなる。各測定位置での硬度値が測定された後に、
制御部70は、配色設定データに基づいて各測定位置で
の硬度値に対応する表示色を決定する。そして、xy座
標系における各測定位置に対応する位置に当該決定した
表示色を表示した硬度分布図をCRT表示装置90の画
面上に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の硬度を
測定する硬度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属材料の硬度を測定するの
に各種の硬度測定装置が用いられている。このうち、ビ
ッカース硬度やブリネル硬度等を測定する押込型の硬度
測定装置では、鋼球、ダイヤモンド等の圧子を用い、そ
の圧子を試料の表面に一定荷重で押し付けることによ
り、試料に圧痕を形成する。そして、その圧痕の形状を
測定することにより、その試料の硬度を求める。
【0003】かかる硬度測定装置を用いて、例えば、試
料として歯車を用い、その歯車の軸に垂直な平面で切断
したときの歯車断面における硬度を測定する場合につい
て説明する。まず、オペレータは、歯車を撮像して得ら
れた画像データが表示されたCRT表示装置の画面上
で、硬度を測定したい測定位置を指定する。ここでは、
硬度が歯車断面の輪郭からの距離に応じてどのように変
化するかを知りたいので、測定位置としては、例えば、
図6に示すように、歯車の歯先、歯底、腹の各基準位置
1 ,P2 ,P3 から、歯車断面の輪郭に直交する直線
1 ,L2 ,L3上に沿って所定の間隔ずつずれた位置
を指定する。同一の直線上に乗っている測定位置は一つ
のグループを構成する。こうして、各測定位置が指定さ
れた後、オペレータが硬度測定を行う旨の指示を硬度測
定装置に与えると、硬度測定装置は、各測定位置に圧痕
を形成し、各測定位置での硬度を測定する。この硬度測
定の結果は、図7に示すように、硬度グラフとしてCR
T表示装置の画面上に表示される。かかる硬度グラフ
は、横軸に歯車断面の輪郭からの距離、縦軸に硬度をと
ったものであり、ここでは、各グループに属する測定位
置毎に、そこでの硬度に関するデータを折れ線で繋いで
表示している。オペレータは、硬度グラフから、同一の
折れ線で繋がれている測定位置に対して、硬度がどのよ
うに変化しているかを容易に理解することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
歯車断面における硬度をより詳しく調べるために、例え
ば、歯車の各歯毎にその輪郭から所定の距離のところま
での範囲内において、数百から数千という多数の測定位
置を指定し、各測定位置での硬度を測定することが求め
られている。このように多数の測定位置で硬度を測定し
た場合、硬度測定の結果を上記のような硬度グラフを用
いて表示したのでは、データ数、折れ線の数が多くな
り、オペレータにとって硬度の測定結果が分かりにくく
なる。しかも、かかる硬度グラフでは、同一の折れ線で
繋がれていない測定位置間の位置関係が分からないた
め、オペレータは歯車断面において硬度値がどのように
分布しているかを理解することが困難である。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、試料上における硬度分布が理解しやすいように
硬度の測定結果を表示することができる硬度測定装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、試料を撮像して得られた画像を表示手段
の画面上に表示し、前記画面上で前記試料についての多
数の測定位置が指示された後、前記各測定位置に圧子を
所定の荷重で押し付けることにより圧痕を形成し、前記
圧痕の形状から前記各測定位置での硬度値を測定する硬
度測定装置において、硬度値の範囲を区分して得られる
複数の小範囲を設定すると共に、前記各小範囲について
表示色又は記号を設定する設定手段と、前記画像上の二
次元座標系における前記各測定位置の座標データと、前
記各測定位置で測定された硬度値に関するデータと、前
記設定手段で設定された設定データとを記憶する記憶手
段と、前記画像上の二次元座標系における前記各測定位
置に対応する位置に、前記設定データに基づいて決定さ
れる、当該測定位置での硬度値に対応する前記表示色又
は記号を表示した硬度分布図を前記画面上に表示させる
表示制御手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0007】また、上記の目的を達成するための本発明
は、試料を撮像して得られた画像を表示手段の画面上に
表示し、前記画面上で前記試料についての多数の測定位
置が指示された後、前記各測定位置に圧子を所定の荷重
で押し付けることにより圧痕を形成し、前記圧痕の形状
から前記各測定位置での硬度値を測定する硬度測定装置
をコンピュータに実現させるためのプログラムが記録さ
れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、硬
度値の範囲を区分して得られる複数の小範囲を設定する
と共に、前記各小範囲について表示色又は記号を設定す
る第一手順と、前記画像上の二次元座標系における前記
各測定位置の座標データと、前記各測定位置で測定され
た硬度値に関するデータと、前記設定手段で設定された
設定データとを記憶手段に記憶させる第二手順と、前記
画像上の二次元座標系における前記各測定位置に対応す
る位置に、前記設定データに基づいて決定される、当該
測定位置での硬度値に対応する前記表示色又は記号を表
示した硬度分布図を前記画面上に表示させる第三手順
と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが記
録されたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
である硬度測定装置の概略ブロック図、図2はビッカー
ス硬度の測定方法を説明するための図、図3は本実施形
態の硬度測定装置において各測定位置に硬度値に応じた
表示色を表示した硬度分布図の一例を示す図、図4はそ
の硬度分布図において表示色に対応する硬度値の小範囲
を設定するための配色設定画面の一例を示す図である。
【0009】本実施形態の硬度測定装置は、図1に示す
ように、試験機10と、CCDカメラ20と、画像処理
部30と、圧痕サイズ測定部40と、硬度演算部50
と、記憶部60と、制御部70と、マウス(位置入力手
段)81及びキーボード82と、CRT表示装置90
と、カラープリンタ110とを具備するものである。本
実施形態では、かかる硬度測定装置を用いて、ビッカー
ス硬度を測定する場合について説明する。
【0010】試験機10は、圧子11と、測定の対象物
である試料2を載置するステージ12と、顕微鏡13と
を有する。圧子1としては、図2に示すように、対面角
θが約136°の正四角錐のダイヤモンド製のものを用
いる。この圧子11を試料2の表面に一定荷重で押し付
けることにより、試料2にくぼみ(圧痕)4を付ける。
ビッカース硬度値HV は、圧子11を試料2に押し付け
た押込荷重P(kg)を、圧痕4の対角線の長さd(m
m)から求めた圧痕4の表面積Sで割った値であり、 HV =P/S =2P sin(θ/2)/d2 により算出される。また、ステージ12は、上下に移動
可能であり、また前後左右にも移動可能である。顕微鏡
13は、試料2又は試料2に残った圧痕4を拡大した光
学像を得るものである。
【0011】本実施形態では、試料2として歯車を用
い、その歯車の軸に垂直な平面で切断したときの歯車断
面において硬度がどのように分布しているかを調べる場
合について説明する。ここでは、特に、歯車断面の輪郭
から内側へ一定の距離の範囲内において、例えば700
個から800個程度の圧痕を形成する。
【0012】CCDカメラ20は、顕微鏡13に接続さ
れ、試料2又は圧痕4の光学像を撮像して画像データを
得るものである。試料2の撮像は圧痕形成前に行い、試
料2についての画像データは測定位置を指定するのに用
いられる。一方、圧痕4の撮像は圧痕形成後に行い、圧
痕4についての画像データは圧痕4のサイズを計測する
ために用いられる。CCDカメラ20で撮像された画像
データは画像処理部30に送られる。
【0013】画像処理部30は、CCDカメラ20で取
得した画像データに所定の処理を施し、試料2又は圧痕
4の形状を認識するものである。具体的には、まず、画
像データに二値化処理を施すことにより、二値画像デー
タを得る。次に、その二値画像データにラベル付け処理
を施し、ラベル付けられた各領域の特徴量を求めた後、
特徴量に基づいて試料2又は圧痕4を表す領域を抽出す
る。そして、その試料2又は圧痕4を表す領域につい
て、例えばボーダーサーチを行い、試料2又は圧痕4を
表す領域の各輪郭点の座標データを取り込むことによ
り、試料2又は圧痕4の形状を認識する。
【0014】画像処理部30で形状認識された試料2に
ついての二値画像データは、CRT表示装置90の画面
上に表示される。オペレータは、マウス81やキーボー
ド82を用いて、その画面上で、硬度の測定を行いたい
試料2の測定位置を指示する。かかる測定位置の指示
は、予め決められたパターンを指定すると共にそのパタ
ーンの特定に必要なデータを入力することにより、簡単
に行うことができる。例えば、パターンとしては、2点
を端点とする直線上に一定間隔で測定位置を配置する
「直線パターン」、ある領域にマトリックス状に測定位
置を配置する「マトリックスパターン」、歯車断面の輪
郭から内側へ一定の距離の範囲内で測定位置を配置する
「歯車のパターン」等がある。本実施形態の場合は、
「歯車のパターン」を指定し、歯車表面からの距離等の
データを入力する。すると、制御部70は、画像処理部
30で得られた試料2の形状認識の結果に基づいて、試
料2についての多数の測定位置を「歯車のパターン」に
したがって特定する。この測定位置は、画像上に設定さ
れたxy座標系の座標値で特定され、各測定位置の座標
データは記憶部60に格納される。こうして、測定位置
が指示された後、試験機10は、各測定位置の座標デー
タにしたがって圧子11を各測定位置に押し付け、試料
2に圧痕4を付ける。
【0015】尚、オペレータがマウスを用いてCRT表
示装置90の画面上で試料2の所望の位置をクリックす
ることにより、測定位置を一つずつ設定することもでき
る。
【0016】圧痕サイズ測定部40は、画像処理部30
での圧痕4の形状認識の結果に基づいて、圧痕4の頂点
座標を算出すると共に、その圧痕4の頂点座標に基づい
て圧痕4のサイズ、すなわち、圧痕4の対角線の長さを
測定するものである。硬度演算部50は、圧子11の押
付荷重と、圧痕サイズ測定部40で測定した対角線の長
さとから、試料2の硬度値HV を演算する。この得られ
た各測定位置での硬度値HV に関するデータは、記憶部
60に格納される。
【0017】記憶部60には、上述したように、各測定
位置の座標データや、各測定位置で測定された硬度値H
V に関するデータが記憶される。さらに、本実施形態で
は、記憶部60は、配色設定データを記憶する。配色設
定データは、硬度値の範囲を区分して得られる複数の小
範囲に関するデータと、各小範囲に対応付けられる表示
色に関するデータとからなる。かかる配色設定データ
は、後述する硬度分布図を作成する際に用いられる。
【0018】制御部70は、試験機10、画像処理部3
0等を制御するものである。例えば、制御部70は、顕
微鏡13による試料2又は圧痕4の光学像の焦点を合わ
せるためにステージ12を上下に移動させたり、顕微鏡
13による試料2又は圧痕4の光学像の位置を調整する
ためにステージ12を前後左右に移動させたりする。ま
た、制御部70は、各測定位置の座標データや硬度演算
部50から送られた硬度値に関するデータ等、各種のデ
ータの管理を行う。
【0019】本実施形態では、制御部70は、本発明の
設定手段としての役割を果たす。すなわち、制御部70
は、配色設定データを設定する。配色設定データのうち
小範囲に関するデータは、実際に各測定位置での硬度値
V を測定した後、それらの硬度値HV のうち最大値と
最小値とで定まる範囲を略等間隔に分けることによって
設定される。これが小範囲に関するデータのデフォルト
値となる。また、各小範囲は、オペレータが自由に設定
することができる。この場合は、オペレータが所定の指
示を与えると、制御部70は、図4に示す配色設定画面
を表示する。この配色設定画面には、表示色を示す欄
と、各表示色に対応する小範囲の上限値及び下限値を示
す欄とが含まれている。各小範囲を設定する場合には、
オペレータは、配色設定画面において、マウス81やキ
ーボード82を用いて、各小範囲の上限値及び下限値を
入力する。尚、図4では、説明の都合上、表示色を示す
欄に各表示色の名前を記載しているが、実際には、表示
色を示す欄は各表示色の色彩を付して表示される。
【0020】配色設定データのうち表示色に関するデー
タとしては、図4に示す配色設定画面から分かるよう
に、赤色、桃色、橙色、黄色、黄緑色、水色、青色、紫
色の合計8つの表示色をこの順序で定めたものを用い
る。各表示色はその順序にしたがって、硬度値の各小範
囲と対応付けられる。すなわち、硬度値が大きくなるに
したがって表示色が赤色から順次、桃色、橙色、・・・ 、
そして紫色になるように、表示色と硬度値の小範囲とを
対応付けている。したがって、暖色の度合いがだんだん
強くなるにつれて、硬度値が小さく、軟質になり、逆
に、寒色の度合いがだんだん強くなるにつれて、硬度値
が大きく、硬質になる。
【0021】また、制御部70は、本発明の表示制御手
段としての役割を果たす。すなわち、制御部70は、硬
度分布図をCRT表示装置90の画面上に表示させる。
各測定位置で測定された硬度値については、記憶部60
に記憶された配色設定データに基づいて、その硬度値に
対応する表示色が決定される。硬度分布図は、xy座標
系における各測定位置に対応する位置に、当該決定され
た表示色を表示したものである。この硬度分布図の一例
を図3に示す。この例では、歯車断面の歯の一部を拡大
して表示している。尚、図3では、説明の都合上、硬度
分布図上の各測定位置を表示色を付して示す代わりに、
例えば、紫色の表示色に対応する測定位置を円で、青色
の表示色に対応する測定位置を三角形で、水色の表示色
に対応する測定位置を×印で示している。実際には、硬
度分布図上の各測定位置は、小さな正方形の枠内をそれ
ぞれの表示色で塗り潰したものによって示される。
【0022】さらに、表示制御手段としての制御部70
は、マウス81により、硬度分布図が表示された画面上
において測定位置が選択されたときに、その選択された
測定位置で測定された硬度値HV に関するデータを記憶
部60から読み出し、その読み出した硬度値HV を硬度
分布図上で重ねて表示させる。具体的には、オペレータ
が所望の測定位置を表す枠をマウス81でクリックする
と、その枠内が黒色で表示され、その枠の上にその測定
位置での硬度値HV が表示される。そして、その黒色で
表示された枠を再度、マウス81でクリックすると、硬
度値HV の表示が消えて、元の表示状態に戻る。カラー
プリンタ110は、CRT表示装置90の画面上に表示
した硬度分布図をカラーで出力するものである。
【0023】次に、本実施形態の硬度測定装置におい
て、硬度を測定し、その測定結果を画面上で硬度分布図
として表示する手順について説明する。図5はその硬度
測定装置において硬度を測定し、その測定結果を画面上
に表示する手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【0024】まず、オペレータは、試料2を試験機10
のステージ12上に載置する(step11)。次に、オペレ
ータは、マウス81を用いてCRT表示装置90の画面
上で「画像の取り込み」ボタンを押す。すると、制御部
70は、顕微鏡13による試料2の光学像に焦点を合わ
せた後、画像処理部30に画像を取り込む旨の信号を送
る。画像処理部30はCCDカメラ20に信号を送り、
CCDカメラ20は試料2の光学像を撮像する(step1
2)。このCCDカメラ20で得られた画像データは画
像処理部30に送られる。画像処理部30はその画像デ
ータを二値化処理し、その二値画像データに基づいて試
料2の形状を認識する。制御部70は、この形状認識さ
れた試料2についての二値画像データをCRT表示装置
90の画面上に表示する。
【0025】次に、オペレータは、マウス81を用い
て、CRT表示装置90の画面上で「測定位置の指示」
ボタンを押した後、「歯車のパターン」を指定し、歯車
表面からの距離等のデータを入力する。すると、制御部
70は、画像処理部30で得られた試料2の形状認識の
結果に基づいて、試料2についての多数の測定位置を
「歯車のパターン」にしたがって特定する(step13)。
各測定位置の座標データは記憶部60に格納される。
【0026】こうして各測定位置が指示された後、オペ
レータは、マウス81を用いてCRT表示装置90の画
面上で「硬度測定」ボタンを押すと、制御部70は、記
憶部60に格納されている各測定位置の座標データを読
み出し、これらのデータを試験機10に送る。試験機1
0は、かかるデータにしたがい、圧子11を各測定位置
に押し付け、試料2に圧痕4を付ける(step14)。次
に、制御部70は、顕微鏡13による圧痕4の光学像の
焦点を合わせた後、画像処理部30に画像を取り込む旨
の信号を送る。画像処理部30はCCDカメラ20に信
号を送り、CCDカメラ20は圧痕4の光学像を撮像す
る(step15)。このCCDカメラ20で得られた画像デ
ータは画像処理部30に送られ、画像処理部30はその
画像データを二値化処理し、その二値画像データに基づ
いて圧痕4の形状を認識する。次に、圧痕サイズ測定部
40は、画像処理部30での圧痕4の形状認識の結果に
基づいて、圧痕4の頂点座標を算出する。そして、この
圧痕4の頂点座標に基づいて圧痕4の対角線の長さを測
定する。その後、硬度演算部50は、圧子11の押付荷
重と、圧痕サイズ測定部40で測定した対角線の長さと
から、試料2の各測定位置における硬度値HV を演算す
る(step16)。各測定位置での硬度値HV に関するデー
タは、制御部70に送られ、制御部70はこれらのデー
タを記憶部60に格納する。
【0027】こうして、すべての測定位置での硬度値H
V が求められると、制御部70は、記憶部60に記憶さ
れた配色設定データに基づいて、各測定位置での硬度値
Vに対応する表示色を決定する(step17)。そして、
xy座標系における各測定位置に対応する位置が小枠内
を所定の表示色で塗り潰したものによって示された硬度
分布図を、CRT表示装置90の画面上に表示する(st
ep18)。オペレータは、この硬度分布図上の各小枠の位
置を見るだけで、その小枠の表す測定位置が、歯車断面
においてどこに位置するものであるかを容易に理解する
ことができると共に、それぞれの小枠の表示色からその
測定位置における大体の硬度値を把握することができ
る。
【0028】かかる硬度分布図が画面上に表示されてい
るときに、例えば、ある範囲の硬度値を持つ測定位置に
対して、より細かく色分けして表示したい場合などに
は、オペレータは、マウス81を用いて、その硬度分布
図が表示されているCRT表示装置90の画面上で「設
定」ボタンを押す。すると、制御部70は、図4に示す
ような配色設定画面を表示する。そして、オペレータが
マウス81を用いて各小範囲の下限値及び上限値を入力
することにより、各表示色に対応する小範囲を変更する
ことができる。また、かかる硬度分布図は、必要に応じ
てカラープリンタ110から出力することができる。
【0029】本実施形態の硬度測定装置では、制御部
が、硬度値の範囲を区分して得られる複数の小範囲を設
定すると共に、各小範囲に対応付けられる表示色を設定
し、こうして設定された配色設定データを記憶部に記憶
しておく。そして、制御部は、配色設定データに基づい
て各測定位置での硬度値に対応する表示色を決定し、x
y座標系における各測定位置に対応する位置に当該決定
した表示色を表示した硬度分布図を、CRT表示装置の
画面上に表示する。このため、オペレータは、この硬度
分布図を見るだけで、各測定位置が実際の試料上におい
てどこに位置するのかが容易に分かり、また、各測定位
置での表示色から、その測定位置における大体の硬度値
を把握することができる。したがって、かかる硬度分布
図を画面上に表示することにより、オペレータは試料上
における全体的な硬度分布を容易に理解することができ
る。尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能であ
る。
【0030】上記の実施形態では、試料の測定位置を
「歯車のパターン」にしたがって特定した場合について
説明したが、試料の測定位置を「直線パターン」や「マ
トリックスパターン」等にしたがって特定したり、マウ
スを用いて一つずつ特定してもよい。かかる場合も、そ
の特定したパターンに応じた各測定位置に又は一つずつ
特定した各測定位置に圧痕が形成され、その圧痕の形状
から各測定位置での硬度値が測定される。そして、その
各測定位置に対応する位置に、当該測定位置での硬度値
に対応する表示色を表示した硬度分布図が画面上に表示
される。
【0031】また、上記の実施形態では、試料として歯
車を用いた場合について説明したが、本発明は、歯車に
限らず、一般の金属材料についての硬度を測定する場合
に適用することが可能である。
【0032】更に、例えば、本明細書では、表示色につ
いて紫色、青色などを用いて説明したが、グレースケー
ル表示を用いて黒から白にかけての複数階調或いは連続
階調で表現したり、上記実施形態で示した図3のように
○△×などのマークで表現することもできる。こうする
ことで、白黒のCRT表示装置を用いた場合でも硬度分
布をわかりやすく表示できるようになる。
【0033】尚、本発明は、上記の実施形態の機能を実
現するプログラムを記録媒体に格納し、コンピュータを
用いてその記録媒体に格納されたプログラムを読み出し
て実行するようにしてもよい。記録媒体としては、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM等を用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の硬度測定装
置によれば、設定手段が、硬度値の範囲を区分して得ら
れる複数の小範囲を設定すると共に、各小範囲について
表示色を設定し、こうして設定された設定データを記憶
手段に記憶しておく。そして、表示制御手段は、画像上
の二次元座標系における各測定位置に対応する位置に、
設定データに基づいて決定される、当該測定位置での硬
度値に対応する表示色を表示した硬度分布図を、表示手
段の画面上に表示する。このため、オペレータは、この
硬度分布図を見るだけで、各測定位置が実際の試料上に
おいてどこに位置するのかが容易に分かり、また、各測
定位置での表示色から、その測定位置における大体の硬
度値を把握することができる。したがって、かかる硬度
分布図を画面上に表示することにより、オペレータは試
料上における全体的な硬度分布を容易に理解することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である硬度測定装置の概略
ブロック図である。
【図2】ビッカース硬度の測定方法を説明するための図
である。
【図3】本実施形態の硬度測定装置において各測定位置
に硬度値に応じた表示色を表示した硬度分布図の一例を
示す図である。
【図4】その硬度分布図において表示色に対応する硬度
値の小範囲を設定するための配色設定画面の一例を示す
図である。
【図5】本実施形態の硬度測定装置において硬度を測定
し、その測定結果を画面上に表示する手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】従来の硬度測定装置において歯車断面における
硬度の測定位置を説明するための図である。
【図7】その硬度測定装置において硬度値と歯車断面の
輪郭からの距離との関係を表す硬度グラフを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
2 試料 4 圧痕 10 試験機 11 圧子 12 ステージ 13 顕微鏡 20 CCDカメラ 30 画像処理部 40 圧痕サイズ測定部 50 硬度演算部 60 記憶部 70 制御部 81 マウス 82 キーボード 90 CRT表示装置 110 カラープリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を撮像して得られた画像を表示手段
    の画面上に表示し、前記画面上で前記試料についての多
    数の測定位置が指示された後、前記各測定位置に圧子を
    所定の荷重で押し付けることにより圧痕を形成し、前記
    圧痕の形状から前記各測定位置での硬度値を測定する硬
    度測定装置において、 硬度値の範囲を区分して得られる複数の小範囲を設定す
    ると共に、前記各小範囲について表示色又は記号を設定
    する設定手段と、 前記画像上の二次元座標系における前記各測定位置の座
    標データと、前記各測定位置で測定された硬度値に関す
    るデータと、前記設定手段で設定された設定データとを
    記憶する記憶手段と、 前記画像上の二次元座標系における前記各測定位置に対
    応する位置に、前記設定データに基づいて決定される、
    当該測定位置での硬度値に対応する前記表示色又は記号
    を表示した硬度分布図を前記画面上に表示させる表示制
    御手段と、 を具備することを特徴とする硬度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記各測定位置で測定
    された硬度値のうち最大値と最小値とで定まる範囲を略
    等間隔に分けることにより前記各小範囲を設定すること
    を特徴とする請求項1記載の硬度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、硬度値が大きくなるに
    したがって暖色系の色から寒色系の色になるように前記
    表示色を設定することを特徴とする請求項1又は2記載
    の硬度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、所定の指示があったと
    きに、前記各小範囲の上限値及び下限値を入力すること
    により前記各小範囲を設定することができる設定画面を
    前記画面上に表示させることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の硬度測定装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、位置入力手段によ
    り、前記硬度分布図が表示された前記画面上において前
    記測定位置が選択されたときに、その選択された前記測
    定位置で測定された硬度値に関するデータを前記記憶手
    段から読み出し、その読み出した硬度値を前記画面上に
    表示させることを特徴とする請求項1、2、3又は4記
    載の硬度測定装置。
  6. 【請求項6】 試料を撮像して得られた画像を表示手段
    の画面上に表示し、前記画面上で前記試料についての多
    数の測定位置が指示された後、前記各測定位置に圧子を
    所定の荷重で押し付けることにより圧痕を形成し、前記
    圧痕の形状から前記各測定位置での硬度値を測定する硬
    度測定装置をコンピュータに実現させるためのプログラ
    ムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
    おいて、 硬度値の範囲を区分して得られる複数の小範囲を設定す
    ると共に、前記各小範囲について表示色又は記号を設定
    する第一手順と、 前記画像上の二次元座標系における前記各測定位置の座
    標データと、前記各測定位置で測定された硬度値に関す
    るデータと、前記設定手段で設定された設定データとを
    記憶手段に記憶させる第二手順と、 前記画像上の二次元座標系における前記各測定位置に対
    応する位置に、前記設定データに基づいて決定される、
    当該測定位置での硬度値に対応する前記表示色又は記号
    を表示した硬度分布図を前記画面上に表示させる第三手
    順と、 をコンピュータに実現させるためのプログラムが記録さ
    れたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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