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JP2000248270A - 塗膜への撥水処理方法 - Google Patents

塗膜への撥水処理方法

Info

Publication number
JP2000248270A
JP2000248270A JP11096769A JP9676999A JP2000248270A JP 2000248270 A JP2000248270 A JP 2000248270A JP 11096769 A JP11096769 A JP 11096769A JP 9676999 A JP9676999 A JP 9676999A JP 2000248270 A JP2000248270 A JP 2000248270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
repellent
wax
dry cloth
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11096769A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nonaka
純一 野中
Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soft99 Corp
Original Assignee
Soft99 Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Soft99 Corp filed Critical Soft99 Corp
Priority to JP11096769A priority Critical patent/JP2000248270A/ja
Publication of JP2000248270A publication Critical patent/JP2000248270A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 撥水性成分を含ましたドライクロスで洗車後
の水滴を拭き取ると同時に撥水性皮膜を形成することを
特徴とした自動車塗膜への撥水処理方法。 【効果】 本発明による撥水性皮膜形成方法は、洗車後
に残った水滴を拭き取ると同時に自動車のボディに撥水
性皮膜を形成するため、従来からの自動車用ワックスを
使用した撥水性皮膜形成方法に比べ、作業時間の短縮、
作業効率の悪さを解消できるという非常に優れた効果を
有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗車後に残った水滴を拭
き取った後、塗膜に撥水性皮膜を形成することを特徴と
する自動車塗膜への撥水処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
塗膜への撥水処理方法としては、天然ワックス、合成ワ
ックスを主成分とし、これにジメチルポリシロキサン、
フッ素樹脂等を添加した製品をスポンジ等の塗布具を使
用して塗布した後、溶剤や水などの揮発分を蒸発させ、
乾燥した後にタオルなどを使用して拭き上げることによ
り行ってきた。このようにして形成された撥水性皮膜
は、塗膜表面に長期的な撥水効果を付与すると共に、艶
やかな光沢を与えることができる。
【0003】しかしながらこのような従来の撥水処理方
法では、自動車ボディ洗車後の、水分の十分な拭き取
り、ワックスの塗布、乾燥、ワックスの拭き上げ等、一
連の作業にかなりの時間を費やすと共に、ワックスの拭
き上げが重たく感じる、ワックスをきれいに拭き上げら
れない等の問題点が生じていた。
【0004】また、これらとは別にワックス効果を有す
るシャンプーを使用した撥水性皮膜を形成する方法や洗
車後のボディに撥水成分をスプレー等で塗布するだけの
撥水性皮膜を形成する方法等などがあるが、これらの方
法による撥水性皮膜は処理直後の撥水効果は良いが撥水
効果の持続性があまり良くない。
【0005】本発明は、これら自動車ボディ表面の撥水
性皮膜の形成における、時間的効率の悪さや、ワックス
拭き上げ時の作業性の悪さといった短所を克服したもの
であり、薬剤を含浸させたドライクロス(以下単にクロ
スということがある)で洗車後の水滴を拭き取りながら
撥水性皮膜を形成することができる撥水性皮膜形成方法
である。つまり、従来からの洗車後の水滴を拭き取り、
ワックスの塗布、拭き取り作業を同時に行うことがで
き、撥水性がよくしかも持続性に優れた皮膜を形成する
ことができる塗膜への撥水処理方法である。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決したもので、撥水性成分及び必要に応じ添加さ
れる他の成分(以下両者を含めて薬剤という)を含まし
たドライクロスで洗車後の水滴を拭き取ると同時に撥水
性皮膜を形成することを特徴とした自動車塗膜への撥水
処理方法である。
【0007】本発明による塗膜への撥水処理方法はまず
第一に傷の付着や撥水処理の妨げの原因となるほこりや
泥を洗車にて洗い流す。次に洗車によって残った水滴を
薬剤を含ましたクロスで拭き上げ水滴を完全に拭き上げ
る作業で終了する。このとき塗膜の状態がきれいな場合
は最初の洗車作業を省略してもよく、その際はあらかじ
め水でぬらしたクロスで拭き上げるだけでよい。このよ
うに非常に簡単で時間のかからない撥水処理方法である
が、形成した撥水性皮膜は従来からの撥水性皮膜と何ら
変わらない性能を持ち初期の撥水性や持続性なども何ら
遜色ない。
【0008】本発明に使用するクロスは洗車後の水滴の
除去、撥水成分の塗布、拭き上げ作業による均一な撥水
性皮膜の形成と言う従来からの自動車用ワックスで行う
作業を洗車後の水滴を拭き上げるという作業のみで一度
に行うことができ、撥水性皮膜の形成に要する時間を大
幅に削減できるきわめて特徴のあるクロスである。
【0009】本発明のクロスは繊維性織物に撥水性成分
を含ましたものであり、水滴を拭き取ると同時に繊維性
織物に含まれた撥水性成分が置換することにより塗膜へ
撥水処理を行うことができる。本発明に使用できるクロ
スは通常の織物、フェルト、不織布等で所謂化学雑巾の
基布となるのであれば何でもよい。
【0010】また、本発明に使用する繊維としては親油
性であるα−オレフィン系の合成系繊維、たとえばポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等が好まし
い。これらは撥水性成分と非常になじみがよく、水で洗
ったりしても撥水性成分が落ちにくい。またクロスに水
を含まして塗膜を拭いた場合、親水性の繊維の場合、撥
水性成分とのなじみが悪く、一度に多くの撥水性成分を
出すためムラになりやすいが、親油性の繊維の場合は撥
水性成分が少量ずつ出て均一に処理できるためより好ま
しいのである。
【0011】本発明においてはα−オレフィン系の合成
系繊維が最も好ましいが、吸水性向上の為に綿やレーヨ
ン、アクリル、ナイロン等の親水性の繊維を組み合わせ
て使用しても何ら問題はない。
【0012】また、素材が同じ親油性の繊維でも繊維の
太さが0.3デニール未満の超極細繊維を単独又は通常
の太さの繊維と組み合わせたものを使用することにより
毛細管現象により水を良く吸収するようになるばかりで
なく、汚れをよく取るようになり、拭き上げる塗装面に
対して磨きキズをつけにくくなるためより好ましい。
【0013】このクロスに含ませている撥水性成分とし
ては従来から撥水性つや出し剤に使用されるシリコーン
化合物、又はフッ素化合物、又は天然及び合成系のワッ
クス又はワックス状物等の撥水性成分があげられそのほ
かに、親油性の繊維の水に対するなじみをよくして吸水
性を高めるための界面活性剤や前記シリコーン化合物、
フッ素化合物等の撥水性成分の担持材としてばかりでな
く撥水性成分の塗膜への付着量の調整や処理した繊維性
織物の表面のべたつきをなくすための無機あるいは有機
の微粉体等からなる。
【0014】撥水性成分として添加されるシリコーン化
合物としては撥水性を有するシリコーン化合物を上げる
ことができる。このようなシリコーン化合物としてはオ
ルガノポリシロキサンが上げられその中でも特にジメチ
ルポリシロキサンが好ましい。
【0015】またこのほかにもジメチルポリシロキサン
の一部を有機官能基で変性させた変性ジメチルポリシロ
キサンも使用することができる。これら変性ジメチルポ
リシロキサンは導入した有機官能基によって光沢の向
上、防汚性の付与、定着性の向上などがはかれるもので
あり、ここで上げられる変性ジメチルポリシロキサンと
しては、アミノ変性ジメチルポリシロキサン、アルキル
変性ジメチルボポシロキサン、アルキルアラルキル変性
ジメチルポリシロキサン、フッ素変性ジメチルポリシロ
キサン、エポキシ変性ジメチルポリシロキサン、カルボ
キシ変性ジメチルポリシロキサン、メタクリロキシ変性
ジメチルポリシロキサン、エステル変性ジメチルポリシ
ロキサン、アミド変性ジメチルポリシロキサン、ポリエ
ーテル変性ジメチルポリシロキサン、アルコール変性ジ
メチルポリシロキサン、フェノール変性ジメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニル変性ジメチルポリシロキサ
ン、メチルハイドロジェン変性ジメチルポリシロキサ
ン、メルカプト変性ジメチルポリシロキサン等が上げら
れる。
【0016】この中でも極性基を持ったアミノ変性ジメ
チルポリシロキサン、カルボキシル変性ジメチルポリシ
ロキサン、アルコキシ変性ジメチルポリシロキサン、エ
ステル変性ジメチルポリシロキサン等は塗膜に対する吸
着性がよく前記のジメチルポリシロキサンと共に組み合
わせた場合、相乗効果で持続性のある撥水性皮膜を形成
することができる。
【0017】またこのほかにも下記一般式(化1)であ
らわされるトリメチルシロキシケイ酸を不揮発性油剤成
分に溶かしたものを使用することができる。かかる不揮
発性油剤成分としてジメチルボリシロキサンまたはその
変性体または鉱物油があげられる。かかるトリメチルシ
ロキシケイ酸の溶液は繊維に含浸させても硬化せずに繊
維表面にとどまると共に、塗面に密着し均一な撥水性皮
膜を形成することができしかも持続性に優れた性能を有
するものである。
【化1】 〔(CHSiO1/2・〔SiO 〔式中X=1〜3、Y=0.5〜8を表わす。〕
【0018】撥水性成分として添加されるフッ素化合物
としては液状で撥水性を有するものを上げることがで
き、例えば、液状のパーフルオロアルキルポリエーテル
または三フッ化塩化エチレンの低重合物等を上げること
ができる。液状のパーフルオロアルキルポリエーテルと
しては、例えば現在市販されているものとして、デュポ 端に水酸基、カルボキシル基、イソシアネート基などの
官能基を導入した各種誘導体等があげられる。これら
は、熱的、化学的に極めて安定であり、広い温度範囲で
良好な潤滑性を示し、水に不溶で撥水性の優れたもの
で、透明なオイル状物である。
【0019】三フッ化塩化エチレンの低重合物として
は、例えば現在市販されているものと 又はCである)等があげられる。この物は、熱的、化
学的に安定で、良好な潤滑性を示す油性物質である。
【0020】撥水性成分として添加できるワックス及び
ワックス状物としては、従来より艶出し剤として慣用さ
れる天然または合成のワックス類を上げることができ、
例えばカルナバワックス、キャンデリラワックス、ライ
スワックス、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン及び
その誘導体、硬化ひまし油、脂肪酸及びその誘導体、パ
ラフィンワックス及びその誘導体、オゾケライト、セレ
シン、マイクロクリスタリン、ポリエチレンワックス及
びその誘導体、フィッシャートロプシュワックス、ポリ
プロピレンワックス、モンタンワックス及びその誘導体
が上げられる。その中でも炭化水素系ワックスであるパ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピ
レンワックス、マイクロクリスタリンワックス等が撥水
性がよく特に好ましい。
【0021】これら撥水性成分はそれぞれ単独で使用し
ても良いが2種以上を組み合わせてもよい。クロス重量
に対し1〜30wt%好ましくは10〜20wt%あれ
ばよく、1Wt%以下だと塗膜に対し十分な撥水性を与
えることができない。また30wt%を超えると撥水性
成分が塗膜に過剰に付き、ムラになってしまうので好ま
しくない。
【0022】本発明で使用する親油性の繊維はなにも処
理していない場合、水に対するなじみが悪く、クロスが
乾いた状態で水滴の拭き上げを行った場合、きれいに拭
き上げることができない事がある。しかし、一度クロス
全体が水に濡れるときれいに水滴を拭き上げられるよう
になる。前記で示した界面活性剤は、親油性の繊維に処
理することにより、親油性繊維表面の水に対するなじみ
が上がるためクロスが乾いた状態であっても繊維表面が
即座に水になじみ水滴をきれいに拭き上げられるように
なるのである。また、親水性を上げる効果とは別に吸水
した水と置換してでていく撥水性成分を出やすくするた
めの補助剤としての働きもあるのである。
【0023】本発明に加えることの出来る界面活性剤と
しては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、及び両
性系のいずれの界面活性剤であっても良いのだが、これ
らの中でも特にノニオン系活性剤が好ましい。前記ノニ
オン系活性剤としては特にHLBが10以下の親油性の
ものが好ましい。親水性の高い活性剤を使用すると水滴
を拭き上げた際に水に溶けた活性剤が塗面に付着し初期
の撥水性を悪くする為に好ましくない。本発明に加える
界面活性剤としては塗膜に影響を与えないスパン系活性
剤を使用することができ、例えば、モノオレイン酸ソル
ビタン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン
酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミ
チン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、トリ
ステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、
トリオレイン酸ソルビタン等が上げられる。加えること
のできる界面活性剤はクロスの重量に対し0.1〜10
wt%、好ましくは0.5〜5wt%あればよく0.1
wt%以下だと十分な吸水性能が得られず、10wt%
を超えると塗面に界面活性剤が付着しやすくなり撥水性
が悪くなる為好ましくない。
【0024】前記微粉体としては一般に艶出し剤用とし
て慣用される無機あるいは有機の微粉体をあげることが
できる。これらは前記シリコーン化合物の担持材として
ばかりでなく撥水性成分の塗膜への付着量の調整や処理
した繊維性織物の表面のべたつきをなくし使用者にさら
っとした感触を与えることが出来るものである。このほ
かにも使用する微粉体によっては滑剤として働き拭き上
げ作業が軽くなったり、また吸水性の良い粉体を用いる
ことにより、クロスの吸水性を向上させることができ
る。
【0025】かかる微粉体としては例えば、カオリン、
タルク、硅石、けい藻土、パーライト、炭酸カルシウ
ム、ゼオライト、アルミナ、水酸化アルミニウム、不溶
性シリコーン樹脂パウダー、不溶性シリコーンゴムパウ
ダー、セルロースパウダー、ポリオレフィンパウダー、
四フッ化エチレン樹脂パウダー、四フッ化エチレン六フ
ッ化プロピレン共重合樹脂パウダー、高級脂肪酸ビスア
マイド、高級脂肪酸金属石鹸、アクリル樹脂パウダー、
エポキシ樹脂パウダー、その他ナイロン等の合成樹脂パ
ウダー、合成球状シリカパウダー、これらに類似する天
然または合成の無機あるいは有機のパウダーを上げるこ
とができる。
【0026】前記微粉体は、使用する微粉体によって多
少異なるが、クロスの重量に対し1.0〜20wt%、
好ましくは3.0〜10wt%あればよく、1.0wt
%よりも少ないとクロス表面のベタツキが多く感触が悪
い。20wt%を越えるとパウダーがクロス表面に過剰
に付着してしまい、クロスで塗膜を拭き上げた際に過剰
のパウダーが塗膜表面に付着する為好ましくない。
【0027】上記で示した撥水性成分及び必要に応じて
添加される成分をクロスに均一に含浸させるためには撥
水性成分等を有機溶剤に溶解又は水に分散させる必要が
ある。本発明で使用される有機溶剤としては揮発性のも
ので撥水性成分を溶解できるものなら何でもよく例え
ば、工業ガソリン、灯油、ミネラルスピリット、ストダ
ートソルベント、ノルマルパラフィン系、イソパラフィ
ン系、アルコール系、ナフテン系、無臭系等の脂肪族溶
剤、塩素系溶剤、芳香族系溶剤、シリコーン系溶剤、フ
ッ素系溶剤その他、繊維をいためないような溶剤をあげ
ることが出来る。
【0028】その他につや出し剤として一般に慣用され
ている、洗浄用助剤、紫外線吸収剤、防錆剤、香料、着
色剤等の成分を必要に応じて配合しても差し支えない。
【0029】撥水性成分の繊維性織物への含浸方法とし
ては一般に知られている工業生産で用いられているコー
ティング加工の方法を使用することができる。使用でき
るコーティング方法としては有効成分を溶剤溶液または
水分散液として使用する湿式コーティング方法が使用で
き、例えばスプレーコート法、リバースロールコーター
法、ダイレクトロールコーター法、グラビアロールコー
ター法、キスロールコーター法、インバースナイフコー
ター法、エアナイフコーター法、デイィップロールコー
ター法、オポジットナイフコーター法等があげられこれ
らの方法によって含浸させた後、乾燥装置にて有機溶剤
や水等の揮発成分を蒸発させることにより撥水性付与ク
ロスを製造することができる。このようにして作ったド
ライクロスは1回使用すれば、洗車の際の水が含まれる
が、その水をしぼり取れば再度使用でき、3〜4回は繰
り返し使用が可能である。次に実施例、比較例によって
本発明を説明する。比較例は自動車用撥水剤として市販
しているものを使用した。
【0030】
【実施例、比較例】 実施例1 ジメチルポリシロキサン 10.0wt% (粘度1000cst/25℃) ソルビタンモノオレエート 1.0wt% (HLB:4.3のノニオン系活性剤) 合成球状シリカパウダー(平均粒径1.0μ) 5.0wt% ミネラルスピリット 84.0wt% (蒸留範囲155〜197℃の脂肪族系溶剤) 100.0wt% ジメチルポリシロキサンとソルビタンモノオレエートを
ミネラルスピリットに溶解させた後、合成球状シリカパ
ウダーを分散させて組成物を得る。この組成物をポリプ
ロピレンとポリエステルの混紡不織布(ポリプロピレン
とポリエステル混紡の超極細繊維50%、通常のポリエ
ステル50%、目付け70g/m)にグラビアコータ
ー法により含浸させた後、110℃に設定した乾燥機に
通してミネラルスピリットを揮発させ含浸量10g/m
の処理布を得た。同様の方法でもう1枚用意し、計2
枚作成する。
【0031】 実施例2 三フッ化塩化エチレン低重合物 10.0wt% (粘度1000cst/25℃、平均分子量1000) ソルビタンセスキオレエート 1.0wt% (HLB:3.7のノニオン系活性剤) セルロースパウダー(平均粒径6.0μ) 5.0wt% ミネラルスピリット 84.0wt% 100.0wt% 三フッ化塩化エチレン低重合物とソルビタンセスキオレ
エートをミネラルスピリットに溶解させた後、セルロー
スパウダーを分散させて組成物を得る。この組成物をア
クリルとポリエステルの混紡不織布(アクリル50%、
ポリエステル50%、目付け70g/m)にデイィッ
プロールコーター法により含浸させた後、110℃に設
定した乾燥機に通してミネラルスピリットを揮発させ含
浸量10g/mの処理布を得た。同様の方法でもう1
枚用意し、計2枚作成する。
【0032】 実施例3 パラフィンワックス(融点55℃) 8.0wt% ソルビタンモノラウレート 1.0wt% (HLB:8.6のノニオン系活性剤) タルク(平均粒径2.2μ) 7.0wt% ミネラルスピリット 24.0wt% 水 60.0wt% 100.0wt% パラフィンワックスとソルビタンモノラウレートをミネ
ラルスピリットに加え80℃まで加熱して溶解させた
後、タルクを分散させる。その後80℃まで加熱した水
を加え撹拌し均一に乳化させて組成物を得る。この組成
物をナイロンとポリエステルの混紡不織布(ナイロンと
ポリエステル混紡の超極細繊維、目付け70g/m
にデイィップロールコーター法により含浸させた後、1
10℃に設定した乾燥機に通して水とミネラルスピリッ
トを揮発させ含浸量10g/mの処理布を得た。同様
の方法でもう1枚用意し、計2枚作成する。
【0033】 実施例4 トリメチルシロキシケイ酸溶液(注1) 5.0wt% 三フッ化塩化エチレン低重合物 5.0wt% (粘度1000cst/25℃、平均分子量1000) ソルビタンセスキオレエート 1.0wt% (HLB:3.7のノニオン系活性剤) シリコーン樹脂パウダー(平均粒径3.0μ) 5.0wt% ミネラルスピリット 24.0wt% 水 60.0wt% 100.0wt% (注1)(トリメチルシロキシケイ酸を粘度が10cstのジメチルポリシロキ サンに溶かして50.0wt%の濃度にしたもの) トリメチルシロキシケイ酸溶液と三フッ化塩化エチレン
低重合物とソルビタンセスキオレエートをミネラルスピ
リットに加えて溶解させた後、シリコーン樹脂パウダー
を分散させる。その後、水を加え撹拌し均一に乳化させ
て組成物を得る。この組成物をポリエチレンとポリエス
テルの混紡不織布(ポリエチレンとポリエステル混紡の
超極細繊維、目付け70g/m)にデイィップロール
コーター法により含浸させた後、110℃に設定した乾
燥機に通して水とミネラルスピリットを揮発させ含浸量
10g/mの処理布を得た。同様の方法でもう1枚用
意し、計2枚作成する。
【0034】 実施例5 トリメチルシロキシケイ酸溶液(注2) 5.0wt% ジメチルポリシロキサン 2.5wt% (粘度500cst/25℃) アミノ変性オルガノポリシロキサン 2.5wt% (粘度60cst/25℃) ソルビタンモノラウレート 1.0wt% (HLB:8.6のノニオン系活性剤) シリコーンゴムパウダー(平均粒径2.0μ) 5.0wt% ミネラルスピリット 24.0wt% 水 60.0wt% 100.0wt% (注2)(トリメチルシロキシケイ酸をスピンドル油に溶かして50.0wt% の濃度にしたもの) トリメチルシロキシケイ酸溶液とジメチルポリシロキサ
ンとアミノ変性オルガノポリシロキサンとソルビタンモ
ノラウレートをミネラルスピリットに溶解させた後、シ
リコーンゴムパウダーを分散させる。その後水を加え撹
拌し均一に乳化させて組成物を得る。この組成物をポリ
プロピレンとポリエステルとレーヨンの混紡不織布(ポ
リプロピレンとポリエステル混紡の超極細繊維50%、
通常のポリエステル50%、目付け70g/m)にデ
イィップロールコーター法により含浸させた後、110
℃に設定した乾燥機に通して水とミネラルスピリットを
揮発させ含浸量10g/mの処理布を得た。同様の方
法でもう1枚用意し、計2枚作成する。
【0035】 実施例6 パラフィンワックス(融点55℃) 5.0wt% アミノ変性オルガノポリシロキサン 2.5wt% (粘度60cst/25℃) ソルビタンモノラウレート 1.0wt% (HLB:8.6のノニオン系活性剤) タルク(平均粒径2.2μ) 5.0wt% ミネラルスピリット 26.5wt% 水 60.0wt% 100.0Wt% パラフィンワックスとアミノ変性オルガノポリシロキサ
ンとソルビタンモノラウレートをミネラルスピリットに
加え80℃まで加熱して溶解させた後、タルクを分散さ
せる。その後80℃まで加熱した水を加え撹拌し均一に
乳化させて組成物を得る。この組成物をナイロンとポリ
エステルの混紡不織布(ナイロンとポリエステル混紡の
超極細繊維、目付け70g/m)にデイィップロール
コーター法により含浸させた後、110℃に設定した乾
燥機に通して水とミネラルスピリットを揮発させ含浸量
10g/mの処理布を得た。
【0036】 実施例7 パラフィンワックス(融点55℃) 5.0wt% 三フッ化塩化エチレン低重合物 5.0wt% (粘度1000cst/25℃、平均分子量1000) ソルビタンモノラウレート 1.0wt% (HLB:8.6のノニオン系活性剤) シリコーンゴムパウダー(平均粒径2.0μ) 5.0wt% ミネラルスピリット 24.0wt% 水 60.0wt% 100.0wt% パラフィンワックスと三フッ化塩化エチレン低重合物と
ソルビタンモノラウレートをミネラルスピリットに加え
80℃まで加熱して溶解させた後、シリコーンゴムパウ
ダーを分散させる。その後80℃まで加熱した水を加え
撹拌し均一に乳化させて組成物を得る。この組成物をナ
イロンとポリエステルの混紡不織布(アクリルとポリエ
ステル混紡の超極細繊維、目付け70g/m)にデイ
ィップロールコーター法により含浸させた後、110℃
に設定した乾燥機に通して水とミネラルスピリットを揮
発させ含浸量10g/mの処理布を得た。
【0037】比較例1 カルナバワックスを主体とした固形ワックス カルナバワックス、シリコーンオイル等をミネラルスピ
リットに加え、90℃まで加熱して溶解させた後、容器
に流し込み自然冷却させて固めたもの。
【0038】比較例2 モンタンワックスを主体としたペースト状ワックス モンタンワックス、シリコーンオイル、オレイン酸等を
ミネラルスピリットに加え90℃まで加熱して溶解させ
た後、モルホリンでケン化してから熱水を加え均一撹拌
して乳化させる。これを容器に流し込み自然冷却させて
固めたもの。
【0039】比較例3 ポリエチレンワックスを主体とした固形ワックス ポリエチレンワックス、シリコーンオイル等をミネラル
スピリットに加え、100℃まで加熱して溶解させた
後、容器に流し込み自然冷却させて固めたもの。
【0040】比較例4 ワックス効果を持ったシャンプー 界面活性剤とともに撥水成分であるワックスエマルジョ
ンやシリコーンエマルジョン等を加えて均一分散させた
もの。
【0041】試験方法 作成した処理布を使用して作業効率と撥水及び光沢の性
能について調べた。評価試験は以下のように行った。試
験用として平成8年型日産セドリック黒色塗装車を用意
し、まず撥水皮膜を処理するまでに要する時間を測定し
た。時間の測定としては洗車し始めた時点から撥水皮膜
を処理し終わるまでの時間を測定した。(実施例と比較
例4の作業工程としては洗車、洗車後の水滴の拭き取り
までとし、比較例1〜3までは洗車、洗車後の水滴の拭
き取り、ワックスの塗布、乾燥、ワックスの拭き取りま
でとする。)
【0042】次にそれぞれの方法で形成された皮膜の撥
水性及び光沢の性能について調べることにした。試験用
として平成8年型日産セドリック黒色塗装車のボンネッ
ト部分を用意する。まず、カーワックスをかけて汚れを
除去し、さらに残っているワックスの被膜部分を脂肪族
系溶剤で除去して試験面として用意する。この試験面を
17区分に(1区分は約30×40cm四方)分けた
後、そのうちの7区分に霧吹きで水をふきかけ実施例1
〜7にて作成した処理布を使って水を拭き上げる作業を
行い撥水皮膜を処理した。次に実施例1〜5にて作成し
た処理布をあらかじめ水で濡らし余分な水を絞っておき
(この時に含んだ水は絞り方にもよるがおおよそ布の重
量の2.5倍程度の分量)、それを用いて拭き上げ作業
を行い撥水皮膜を処理した。比較例に使用した製品は各
製品ごとに記載された使用方法通りに使用した。この時
1区画だけ空試験として無処理で残しておく様にした。
試験結果を表1に示す。
【0043】
【表1】 表中のは塗面に水を塗布した後に乾いたクロスで拭き
上げたものであり、はあらかじめクロスを水で湿らし
たもの(布の重量に対して約2.5倍の水分量を含まし
ている)で拭き上げたものである。
【0044】処理するまでに要した時間 ◎ 10分以内 ○ 10〜20分 △ 20〜30分 × 30分以上
【0045】処理直後の撥水状態 試験面に水をかけ水玉の状態を目視にて判定する。 ◎ よく水玉になってはじく ○ はじきはあるが、水玉が変形している △ やや、はじきが鈍い × 殆どはじかない
【0046】処理直後の光沢 ◎ 大変良い ○ 良い △ 普通 × 悪い
【0047】撥水の持続性 撥水性の持続について1カ月水洗いを行った後、水玉の
状態を目視で判定する。 ◎ よく水玉になってはじく ○ はじきはあるが、水玉が変形している △ やや、はじきが鈍い × 殆どはじかない
【0048】
【発明の効果】本発明による撥水皮膜形成方法は、洗車
後に残った水滴を拭き取ると同時に自動車のボディに撥
水性皮膜を形成するため、従来からの自動車用ワックス
を使用した撥水皮膜形成方法に比べ、作業時間の短縮、
作業効率の悪さを解消できるという非常に優れた効果を
有するものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撥水性成分を含ましたドライクロスで洗
    車後の水滴を拭き取ると同時に撥水性皮膜を形成するこ
    とを特徴とした自動車塗膜への撥水処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撥水性成分を含ました
    ドライクロスを水で湿らしたもので自動車塗膜を拭き上
    げることにより撥水性皮膜を形成することを特徴とした
    自動車塗膜への撥水処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のドライクロス
    が繊維性織物であることを特徴とする自動車塗膜への撥
    水処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載のドライク
    ロスの素材が親油性の繊維を使用したことを特徴とする
    自動車塗膜への撥水処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載のドライク
    ロスに使用されている繊維の一部または全体が0.3デ
    ニール未満の超極細繊維であることを特徴とする自動車
    塗膜への撥水処理方法。
  6. 【請求項6】 撥水性成分がシリコーン化合物、フッ素
    化合物、天然及び合成のワックス及びワックス状物のい
    ずれかである請求項1〜5のいずれかに記載の自動車塗
    膜への撥水処理方法。
  7. 【請求項7】 界面活性剤及び/又は無機もしくは有機
    のパウダーを添加された請求項1〜6のいずれかに記載
    の自動車塗膜への撥水処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3482517B2 (ja) 1999-03-06 2003-12-22 株式会社ソフト99コーポレーション 塗膜の洗浄、撥水、艶出しウエットクロス
JP2005082616A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Ishihara Chem Co Ltd 超撥水被膜形成組成物及びその製造方法
KR100625279B1 (ko) 2005-08-05 2006-09-20 김용훈 폴리프로필렌이 포함된 섬유의 제조방법 및 이로부터 얻은섬유
JP2023056392A (ja) * 2021-10-07 2023-04-19 株式会社ソフト99コーポレーション 撥水性付与ドライシート

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