JP2000240818A - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
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- JP2000240818A JP2000240818A JP11041115A JP4111599A JP2000240818A JP 2000240818 A JP2000240818 A JP 2000240818A JP 11041115 A JP11041115 A JP 11041115A JP 4111599 A JP4111599 A JP 4111599A JP 2000240818 A JP2000240818 A JP 2000240818A
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 6
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- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】弁体が弁座部材に着座した後、さらに操作軸
を、着座させるまでと同じ方向に回転させても、弁体や
弁座部材が損傷されることがない流量制御装置を提供す
る。 【解決手段】ケーシング本体11の弁座孔11bに、弁
座部材40を上下方向にスライド可能に収容する。この
弁座部材40をスプリング42によって上方に付勢し、
弁座部材40の鍔40a(係止部)を弁座孔11bの段
差11g(係止部)に突き当てる。
を、着座させるまでと同じ方向に回転させても、弁体や
弁座部材が損傷されることがない流量制御装置を提供す
る。 【解決手段】ケーシング本体11の弁座孔11bに、弁
座部材40を上下方向にスライド可能に収容する。この
弁座部材40をスプリング42によって上方に付勢し、
弁座部材40の鍔40a(係止部)を弁座孔11bの段
差11g(係止部)に突き当てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量制御装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、流量制御装置は、ケーシングに
操作軸が螺合されており、この操作軸の内端部に弁体が
設けられている。また、ケーシングには、操作軸の軸線
上に配置されて弁体と対峙する弁座部材が設けられてい
る。操作軸を回動させると、弁体が弁座部材に接近、離
間する。これによって、弁体と弁座部材との間を流れる
流体の流量を制御することができる。
操作軸が螺合されており、この操作軸の内端部に弁体が
設けられている。また、ケーシングには、操作軸の軸線
上に配置されて弁体と対峙する弁座部材が設けられてい
る。操作軸を回動させると、弁体が弁座部材に接近、離
間する。これによって、弁体と弁座部材との間を流れる
流体の流量を制御することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造において、
弁体が弁座部材に突き当たり着座した後、さらに操作軸
を、着座させるまでと同じ方向に回動させてしまうこと
がある。そうすると、弁体が弁座部材に強く押し当てら
れた状態でこすられるため、弁体や弁座部材が磨耗する
おそれがあった。
弁体が弁座部材に突き当たり着座した後、さらに操作軸
を、着座させるまでと同じ方向に回動させてしまうこと
がある。そうすると、弁体が弁座部材に強く押し当てら
れた状態でこすられるため、弁体や弁座部材が磨耗する
おそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、(イ)ケーシングと、(ロ)上記ケ
ーシングに螺合された操作軸と、(ハ)上記操作軸の内
端部に設けられた弁体と、(ニ)上記ケーシングに設け
られ、上記操作軸の軸線上に配置されて上記弁体と対峙
する弁座部材と、を備え、上記操作軸の回動に伴い上記
弁体が上記弁座部材に対して接近,離間することによ
り、両者の間を流れる流体の流量を制御するようにした
装置において、上記弁座部材が、上記ケーシングに対し
て上記操作軸の軸線方向にスライド可能に支持されると
ともに、スプリングにより弁体に向かって付勢され、こ
れらケーシングと弁座部材には、それぞれ係止部が設け
られ、これら係止部は、互いに当たって弁座部材が弁体
に向かって移動するのを禁じることにより、弁座部材を
ケーシングに対して位置決めすることを特徴とする。
め、第1の発明は、(イ)ケーシングと、(ロ)上記ケ
ーシングに螺合された操作軸と、(ハ)上記操作軸の内
端部に設けられた弁体と、(ニ)上記ケーシングに設け
られ、上記操作軸の軸線上に配置されて上記弁体と対峙
する弁座部材と、を備え、上記操作軸の回動に伴い上記
弁体が上記弁座部材に対して接近,離間することによ
り、両者の間を流れる流体の流量を制御するようにした
装置において、上記弁座部材が、上記ケーシングに対し
て上記操作軸の軸線方向にスライド可能に支持されると
ともに、スプリングにより弁体に向かって付勢され、こ
れらケーシングと弁座部材には、それぞれ係止部が設け
られ、これら係止部は、互いに当たって弁座部材が弁体
に向かって移動するのを禁じることにより、弁座部材を
ケーシングに対して位置決めすることを特徴とする。
【0005】第2の発明は、(イ)ケーシングと、
(ロ)上記ケーシングに螺合された操作軸と、(ハ)上
記操作軸の内端部に設けられた弁体と、(ニ)上記ケー
シングに設けられ、上記操作軸の軸線上に配置されて上
記弁体と対峙する弁座部材と、を備え、上記操作軸の回
動に伴い上記弁体が上記弁座部材に対して接近,離間す
ることにより、両者の間を流れる流体の流量を制御する
ようにした装置において、上記弁体が、上記操作軸に対
して、操作軸の軸線方向にスライド可能に支持されると
ともに、スプリングにより弁座部材に向かって付勢さ
れ、これら操作軸と弁体には、それぞれ係止部が設けら
れ、これら係止部は、互いに当たって弁体が弁座部材に
向かって移動するのを禁じることにより、弁体を操作軸
に対して位置決めすることを特徴とする。
(ロ)上記ケーシングに螺合された操作軸と、(ハ)上
記操作軸の内端部に設けられた弁体と、(ニ)上記ケー
シングに設けられ、上記操作軸の軸線上に配置されて上
記弁体と対峙する弁座部材と、を備え、上記操作軸の回
動に伴い上記弁体が上記弁座部材に対して接近,離間す
ることにより、両者の間を流れる流体の流量を制御する
ようにした装置において、上記弁体が、上記操作軸に対
して、操作軸の軸線方向にスライド可能に支持されると
ともに、スプリングにより弁座部材に向かって付勢さ
れ、これら操作軸と弁体には、それぞれ係止部が設けら
れ、これら係止部は、互いに当たって弁体が弁座部材に
向かって移動するのを禁じることにより、弁体を操作軸
に対して位置決めすることを特徴とする。
【0006】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、上記弁体が、上記操作軸に対して回動可能に支持
されていることを特徴とする。第4の発明は、第1〜第
3の発明のいずれかにおいて、上記ケーシングが、上記
操作軸を螺合させるための円筒形状のナットを有し、こ
のナットの外周には、上記操作軸の外端部側に向かうに
したがって縮径するテーパー部が形成され、さらに上記
ナットには、軸線に沿って延びる割り込みが、周方向に
等間隔に複数形成され、上記テーパー部の外側に、内周
面がこのテーパー部に対応したテーパーをなすリングが
はめ込まれ、このリングの押し込みにより上記ナットが
上記操作軸の外周に押し当てられていることを特徴とす
る。
いて、上記弁体が、上記操作軸に対して回動可能に支持
されていることを特徴とする。第4の発明は、第1〜第
3の発明のいずれかにおいて、上記ケーシングが、上記
操作軸を螺合させるための円筒形状のナットを有し、こ
のナットの外周には、上記操作軸の外端部側に向かうに
したがって縮径するテーパー部が形成され、さらに上記
ナットには、軸線に沿って延びる割り込みが、周方向に
等間隔に複数形成され、上記テーパー部の外側に、内周
面がこのテーパー部に対応したテーパーをなすリングが
はめ込まれ、このリングの押し込みにより上記ナットが
上記操作軸の外周に押し当てられていることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態に係る流量制御装置Mを示したものである。装置M
は、操作軸20を回動操作することによって、弁体30
を弁座部材40に対して接近、離間させ、流体源Sから
入口通路11cに供給された流体を所望の流量に調節し
て、出口通路11dから取り出すものである。
面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態に係る流量制御装置Mを示したものである。装置M
は、操作軸20を回動操作することによって、弁体30
を弁座部材40に対して接近、離間させ、流体源Sから
入口通路11cに供給された流体を所望の流量に調節し
て、出口通路11dから取り出すものである。
【0008】詳述すると、装置Mは、ケーシング10を
備えている。ケーシング10は、ケーシング本体11
と、この本体11の上面に設けられたナット12とを有
している。ケーシング本体11には、上面から下方に延
びる軸孔11aと、下面から上方に延びる弁座孔11b
とが、同一軸線上に形成されている。また、この本体1
1に上記入口通路11cと出口通路11dとが形成され
ている。入口通路11cは、上記流体源Sに接続される
とともに、弁座孔11bの中途部に連なっている。出口
通路11dは、軸孔11aの下端部と弁座孔11bの上
端部とに連なっている。
備えている。ケーシング10は、ケーシング本体11
と、この本体11の上面に設けられたナット12とを有
している。ケーシング本体11には、上面から下方に延
びる軸孔11aと、下面から上方に延びる弁座孔11b
とが、同一軸線上に形成されている。また、この本体1
1に上記入口通路11cと出口通路11dとが形成され
ている。入口通路11cは、上記流体源Sに接続される
とともに、弁座孔11bの中途部に連なっている。出口
通路11dは、軸孔11aの下端部と弁座孔11bの上
端部とに連なっている。
【0009】図1および図2に示すように、ナット12
は、円筒形状をなし、上記孔11a,11bと同一軸線
上に配置されており、その下端部には四角形状のフラン
ジ13が一体に設けられている。ナット12の外周とフ
ランジ13の上側とは、カバー部材14によって囲まれ
ており、カバー部材14とフランジ13の四隅が、ボル
ト15によってケーシング本体11に固定されている。
これによって、ナット12がケーシング本体11に固定
されている。
は、円筒形状をなし、上記孔11a,11bと同一軸線
上に配置されており、その下端部には四角形状のフラン
ジ13が一体に設けられている。ナット12の外周とフ
ランジ13の上側とは、カバー部材14によって囲まれ
ており、カバー部材14とフランジ13の四隅が、ボル
ト15によってケーシング本体11に固定されている。
これによって、ナット12がケーシング本体11に固定
されている。
【0010】ケーシング10に上記操作軸20が取り付
けられている。操作軸20は、軸線を上下方向に向け、
下端部(内端部)がケーシング本体11の軸孔11aに
回動可能かつ上下にスライド可能に収容支持され、上端
部(外端部)がカバー部材14の上端部の開口よりも上
方に突出されている。この操作軸20の上端部には、つ
まみ21が設けられている。操作軸20の中途部には、
雄ねじ20aが形成されており、この雄ねじ20aがナ
ット12に螺合されている。
けられている。操作軸20は、軸線を上下方向に向け、
下端部(内端部)がケーシング本体11の軸孔11aに
回動可能かつ上下にスライド可能に収容支持され、上端
部(外端部)がカバー部材14の上端部の開口よりも上
方に突出されている。この操作軸20の上端部には、つ
まみ21が設けられている。操作軸20の中途部には、
雄ねじ20aが形成されており、この雄ねじ20aがナ
ット12に螺合されている。
【0011】上記操作軸20の雄ねじ20aは、ナット
12に対して上下方向にガタの無い状態になっている。
すなわち、ナット12の外周における長さ方向の中途部
には、上方へ向かうにしたがって縮径するテーパー部1
2aが形成されている。また、ナット12には、上端面
からテーパー部12aより下方に延びる割り込み12b
が、周方向に90度間隔で4つ形成されている。ナット
12の外側には、リング16がはめ込まれている。この
リング16の内周面は、テーパー部12aとほぼ同じ傾
斜のテーパーをなしている。リング16は、この内周面
がテーパー部12aに突き当てられ、さらにナット12
に対して下方に押し下げられている。これによって、ナ
ット12が径方向に収縮されて雄ねじ20aの外周に押
し当てられ、ガタが解消されている。
12に対して上下方向にガタの無い状態になっている。
すなわち、ナット12の外周における長さ方向の中途部
には、上方へ向かうにしたがって縮径するテーパー部1
2aが形成されている。また、ナット12には、上端面
からテーパー部12aより下方に延びる割り込み12b
が、周方向に90度間隔で4つ形成されている。ナット
12の外側には、リング16がはめ込まれている。この
リング16の内周面は、テーパー部12aとほぼ同じ傾
斜のテーパーをなしている。リング16は、この内周面
がテーパー部12aに突き当てられ、さらにナット12
に対して下方に押し下げられている。これによって、ナ
ット12が径方向に収縮されて雄ねじ20aの外周に押
し当てられ、ガタが解消されている。
【0012】操作軸20において雄ねじ20aの下側に
は、段差20bが形成されている。この段差20bがナ
ット12の下端面に突き当たり、操作軸20がそれ以上
上方に移動するのが禁じられている。
は、段差20bが形成されている。この段差20bがナ
ット12の下端面に突き当たり、操作軸20がそれ以上
上方に移動するのが禁じられている。
【0013】操作軸20の下端面には、収容孔20cが
形成されており、この収容孔20cに、上記弁体30が
収容されている。弁体30は、例えばテフロンなどの樹
脂によって形成されている。
形成されており、この収容孔20cに、上記弁体30が
収容されている。弁体30は、例えばテフロンなどの樹
脂によって形成されている。
【0014】この弁体30と対峙するようにして、その
真下に上記弁座部材40が配置されている。弁座部材4
0は、円筒形状をなし、その内部空間が上記入口通路1
1cと出口通路11dとを連ねる弁孔40xとなってい
る。弁座部材40は、ケーシング本体11の弁座孔11
bに、上下方向(操作軸20の軸線方向)にスライド可
能に支持収容されている。弁座部材40の下側部の外周
には、鍔40a(係止部)が設けられている。弁座部材
40とケーシング本体11に取り付けた受け部材41と
の間には、スプリング42が設けられている。このスプ
リング42によって、弁座部材40が上方、すなわち弁
体30に向かって付勢されている。そして、鍔40aが
弁座孔11bに形成された段差11g(係止部)に突き
当たり、弁座部材40がそれ以上上方へ移動するのが禁
じられている。これにより、弁座部材40がケーシング
10に対して位置決めされている。
真下に上記弁座部材40が配置されている。弁座部材4
0は、円筒形状をなし、その内部空間が上記入口通路1
1cと出口通路11dとを連ねる弁孔40xとなってい
る。弁座部材40は、ケーシング本体11の弁座孔11
bに、上下方向(操作軸20の軸線方向)にスライド可
能に支持収容されている。弁座部材40の下側部の外周
には、鍔40a(係止部)が設けられている。弁座部材
40とケーシング本体11に取り付けた受け部材41と
の間には、スプリング42が設けられている。このスプ
リング42によって、弁座部材40が上方、すなわち弁
体30に向かって付勢されている。そして、鍔40aが
弁座孔11bに形成された段差11g(係止部)に突き
当たり、弁座部材40がそれ以上上方へ移動するのが禁
じられている。これにより、弁座部材40がケーシング
10に対して位置決めされている。
【0015】弁座部材40の上端面と弁体30の下端面
との距離Dは、弁座部材40の鍔40aが弁座孔11b
の段差11gに突き当たるとともに操作軸20の段差2
0aがナット12の下端面に突き当たった状態(以下、
「最大離間状態」という)において、弁座部材40の弁
孔40xの径φの4分の1になっている。また、最大離
間状態における上記距離Dは、操作軸20の雄ねじ20
aのリードと等しい。
との距離Dは、弁座部材40の鍔40aが弁座孔11b
の段差11gに突き当たるとともに操作軸20の段差2
0aがナット12の下端面に突き当たった状態(以下、
「最大離間状態」という)において、弁座部材40の弁
孔40xの径φの4分の1になっている。また、最大離
間状態における上記距離Dは、操作軸20の雄ねじ20
aのリードと等しい。
【0016】上記のように構成された流量制御装置Mの
作用について説明する。流体源Sから入口通路11cに
導入された流体は、弁座孔11bおよび弁孔40xを経
て、出口通路11dから取り出される。この流体の流量
は、上記最大離間状態のとき最大である。この最大離間
状態からつまみ21をつかんで、操作軸20を、例えば
上から見て右回りに回動させていくと、弁体30が弁座
部材40に接近する。これによって、弁体30と弁座部
材40との間を流れる流体の流量、すなわち出口通路1
1dから取り出される流体の流量が減少されていく。こ
の流体の流量は、弁体30の下端面と弁座部材40の上
端面との距離Dと比例関係にある。しかも、操作軸20
の雄ねじ20aとナット12との間にガタがないので、
上記距離Dは、操作軸20の回転角度によって正確に決
定することができる。これによって、流体の流量を正確
に調節することができる。
作用について説明する。流体源Sから入口通路11cに
導入された流体は、弁座孔11bおよび弁孔40xを経
て、出口通路11dから取り出される。この流体の流量
は、上記最大離間状態のとき最大である。この最大離間
状態からつまみ21をつかんで、操作軸20を、例えば
上から見て右回りに回動させていくと、弁体30が弁座
部材40に接近する。これによって、弁体30と弁座部
材40との間を流れる流体の流量、すなわち出口通路1
1dから取り出される流体の流量が減少されていく。こ
の流体の流量は、弁体30の下端面と弁座部材40の上
端面との距離Dと比例関係にある。しかも、操作軸20
の雄ねじ20aとナット12との間にガタがないので、
上記距離Dは、操作軸20の回転角度によって正確に決
定することができる。これによって、流体の流量を正確
に調節することができる。
【0017】なお、上記距離Dと流体の流量との比例関
係は、0<D<φ/4の範囲で成立する。距離Dをφ/
4より大きくさせることができたとしても、このD>φ
/4の範囲ではリニアでなくなり、距離Dがφ/4より
十分に大きくなると流量はほとんど変化しなくなる。
係は、0<D<φ/4の範囲で成立する。距離Dをφ/
4より大きくさせることができたとしても、このD>φ
/4の範囲ではリニアでなくなり、距離Dがφ/4より
十分に大きくなると流量はほとんど変化しなくなる。
【0018】雄ねじ20aのリードは、φ/4、すなわ
ち最大離間状態における距離Dと等しいので、最大離間
状態から操作軸20を右回りにちょうど一回転させたと
き、弁体30が弁座部材40に突き当たり、着座する。
これによって、流量が0になる。操作軸20をさらに右
回りに回動させていくと、弁体30によって弁座部材4
0がスプリング42の付勢力に抗して押し下げられ、上
記鍔40aと段差11gとで決定された位置から後退す
る。したがって、弁体30が弁座部材40に強く押し当
てられてこすられることはない。これによって、弁体3
0や弁座部材40が磨耗するのを防止することができ
る。また、上記の着座から操作軸20を若干量ねじ込む
ことにより、弁体30と弁座部材40とが、スプリング
42の力で押し当てることができる。これによって、確
実な流通遮断状態を確保することができる。
ち最大離間状態における距離Dと等しいので、最大離間
状態から操作軸20を右回りにちょうど一回転させたと
き、弁体30が弁座部材40に突き当たり、着座する。
これによって、流量が0になる。操作軸20をさらに右
回りに回動させていくと、弁体30によって弁座部材4
0がスプリング42の付勢力に抗して押し下げられ、上
記鍔40aと段差11gとで決定された位置から後退す
る。したがって、弁体30が弁座部材40に強く押し当
てられてこすられることはない。これによって、弁体3
0や弁座部材40が磨耗するのを防止することができ
る。また、上記の着座から操作軸20を若干量ねじ込む
ことにより、弁体30と弁座部材40とが、スプリング
42の力で押し当てることができる。これによって、確
実な流通遮断状態を確保することができる。
【0019】次に、本発明の他の実施の形態を、図3お
よび図4に基づいて説明する。これら他の実施の形態に
おいて、上記第1の実施の形態と同一の構成に関して
は、図面に同一符号を付して説明を省略する。図3は、
本発明の第2の実施の形態に係る流量制御装置M′を示
したものである。装置M′においては、弁体30がスプ
リング33により弁座部材40に向かって付勢され、弁
座部材40はケーシング10に固定されている。
よび図4に基づいて説明する。これら他の実施の形態に
おいて、上記第1の実施の形態と同一の構成に関して
は、図面に同一符号を付して説明を省略する。図3は、
本発明の第2の実施の形態に係る流量制御装置M′を示
したものである。装置M′においては、弁体30がスプ
リング33により弁座部材40に向かって付勢され、弁
座部材40はケーシング10に固定されている。
【0020】詳述すると、装置M′の操作軸20におけ
る収容孔20cは、上記装置Mのものよりも深く形成さ
れている。この収容孔20cの下側部に、弁体30が上
下方向にスライド可能かつ回動可能に支持収容されてい
る。弁体30の上側には、ばね座31が配置されてい
る。弁体30の上面の中央部とばね座31の下面の中央
部とには、それぞれ円錐形状の凹部30a,31aが形
成されており、これら凹部30a,31aの間に球32
が挟まれている。これによって、弁体30がばね座31
から摩擦抵抗を受けることなく回動されるようになって
いる。
る収容孔20cは、上記装置Mのものよりも深く形成さ
れている。この収容孔20cの下側部に、弁体30が上
下方向にスライド可能かつ回動可能に支持収容されてい
る。弁体30の上側には、ばね座31が配置されてい
る。弁体30の上面の中央部とばね座31の下面の中央
部とには、それぞれ円錐形状の凹部30a,31aが形
成されており、これら凹部30a,31aの間に球32
が挟まれている。これによって、弁体30がばね座31
から摩擦抵抗を受けることなく回動されるようになって
いる。
【0021】収容孔20cの上側部には、上記スプリン
グ33が収容されており、このスプリング31が、ばね
座32に突き当たり、ばね座31および球32を介し
て、弁体30を下方に付勢している。収容孔20cの下
端の開口には、リング状のストッパ34(係止部)が設
けられ、このストッパ34に弁体30の下端面の周縁部
(係止部)が突き当てられている。これによって、弁体
30が収容孔20cから下方に突出するのが、すなわち
弁座部材40に向かって移動するのが禁じられ、弁体3
0が操作軸20に対して位置決めされている。この位置
決め状態におけるスプリング31のばね力は、流体が弁
体30を押し上げようとする力の最大値(弁体30が弁
座部材40に着座したときの値)よりも大きい。
グ33が収容されており、このスプリング31が、ばね
座32に突き当たり、ばね座31および球32を介し
て、弁体30を下方に付勢している。収容孔20cの下
端の開口には、リング状のストッパ34(係止部)が設
けられ、このストッパ34に弁体30の下端面の周縁部
(係止部)が突き当てられている。これによって、弁体
30が収容孔20cから下方に突出するのが、すなわち
弁座部材40に向かって移動するのが禁じられ、弁体3
0が操作軸20に対して位置決めされている。この位置
決め状態におけるスプリング31のばね力は、流体が弁
体30を押し上げようとする力の最大値(弁体30が弁
座部材40に着座したときの値)よりも大きい。
【0022】装置M′の弁座部材40の周壁には、弁孔
40xと入口通路11cとを連通する連通孔40bが形
成されている。
40xと入口通路11cとを連通する連通孔40bが形
成されている。
【0023】装置M′において、操作軸20を右回りに
回動させることによって、弁体30を下降させて弁座部
材40に突き当て着座させた後、さらに操作軸20を右
回りに回動させると、操作軸20は下方に移動する一
方、弁体30は弁座部材40に突き当たった位置にとど
まる。すなわち、弁体30がスプリング33の付勢力に
抗して操作軸20に対し上記ストッパ34で決定された
位置から後退する。したがって、上記装置Mと同様に、
弁体30が弁座部材40に強く押し当てられてこすられ
ることはない。しかも、操作軸20は回転する一方、弁
体30は弁座部材40との間の摩擦力によって静止され
る。したがって、弁体30や弁座部材40の磨耗を一層
確実に防止することができる。
回動させることによって、弁体30を下降させて弁座部
材40に突き当て着座させた後、さらに操作軸20を右
回りに回動させると、操作軸20は下方に移動する一
方、弁体30は弁座部材40に突き当たった位置にとど
まる。すなわち、弁体30がスプリング33の付勢力に
抗して操作軸20に対し上記ストッパ34で決定された
位置から後退する。したがって、上記装置Mと同様に、
弁体30が弁座部材40に強く押し当てられてこすられ
ることはない。しかも、操作軸20は回転する一方、弁
体30は弁座部材40との間の摩擦力によって静止され
る。したがって、弁体30や弁座部材40の磨耗を一層
確実に防止することができる。
【0024】図4は、上記装置M′を変形した実施形態
を示したものであり、ばね座31の下面の中央部に円錐
形状の突起31bが設けられ、この突起31bが弁体3
0の凹部30aに挿入支持されている。
を示したものであり、ばね座31の下面の中央部に円錐
形状の突起31bが設けられ、この突起31bが弁体3
0の凹部30aに挿入支持されている。
【0025】本発明は、上記の実施の形態に限定されず
種々の形態を採用することができる。例えば、弁体30
を操作軸20に対して回動可能にするのに代えて、弁座
部材40をケーシング本体11に対して回動可能にして
もよい。上記の実施の形態では、弁体30と弁座部材4
0との最大離間状態における距離Dを弁孔40xの径φ
の4分の1にし、操作軸20の雄ねじ20aのリードと
等しくすることにより、操作軸20の1回転の範囲で流
量を0から最大値までリニアに変化させるようにした
が、複数回転で流量を0から最大値までリニアに変化さ
せてもよい。この場合、つぎの式を満たすように設計す
る。 Dmax=φ/4=n・L ここで、Dmaxは最大離間状態における距離D、Lは
雄ねじ20aのリード、nは整数である。このようにす
れば、着座するまでの回転数が増えるので、流量の微調
節が容易になる。
種々の形態を採用することができる。例えば、弁体30
を操作軸20に対して回動可能にするのに代えて、弁座
部材40をケーシング本体11に対して回動可能にして
もよい。上記の実施の形態では、弁体30と弁座部材4
0との最大離間状態における距離Dを弁孔40xの径φ
の4分の1にし、操作軸20の雄ねじ20aのリードと
等しくすることにより、操作軸20の1回転の範囲で流
量を0から最大値までリニアに変化させるようにした
が、複数回転で流量を0から最大値までリニアに変化さ
せてもよい。この場合、つぎの式を満たすように設計す
る。 Dmax=φ/4=n・L ここで、Dmaxは最大離間状態における距離D、Lは
雄ねじ20aのリード、nは整数である。このようにす
れば、着座するまでの回転数が増えるので、流量の微調
節が容易になる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、弁
体が弁座部材に着座した後、さらに操作軸を回転させる
と、弁座部材がスプリングに抗して後退する。これによ
って、弁体や弁座部材が磨耗するのを防止することがで
きる。第2の発明は、弁体が弁座部材に着座した後、さ
らに操作軸を回転させると、弁体がスプリングに抗して
操作軸に対して後退する。これによって、弁体や弁座部
材が磨耗するのを防止することができる。第3の発明
は、弁座部材または弁体が後退する際、操作軸の回動に
かかわらず、弁体を静止させることができ、弁体や弁座
部材の磨耗を一層確実に防止することができる。第4の
発明は、操作軸のガタをなくすことができ、流量を正確
に調節することができる。
体が弁座部材に着座した後、さらに操作軸を回転させる
と、弁座部材がスプリングに抗して後退する。これによ
って、弁体や弁座部材が磨耗するのを防止することがで
きる。第2の発明は、弁体が弁座部材に着座した後、さ
らに操作軸を回転させると、弁体がスプリングに抗して
操作軸に対して後退する。これによって、弁体や弁座部
材が磨耗するのを防止することができる。第3の発明
は、弁座部材または弁体が後退する際、操作軸の回動に
かかわらず、弁体を静止させることができ、弁体や弁座
部材の磨耗を一層確実に防止することができる。第4の
発明は、操作軸のガタをなくすことができ、流量を正確
に調節することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る流量制御装置
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】上記装置のナットの平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る流量制御装置
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】図3の装置の変形例を示す要部の断面図であ
る。
る。
M,M′ 流量制御装置 10 ケーシング 11g 段差(係止部) 12 ナット 12a テーパー部 12b 割り込み 20 操作軸 30 弁体 33 スプリング 34 ストッパ(係止部) 40 弁座部材 40a 鍔(係止部) 42 スプリング
Claims (4)
- 【請求項1】(イ)ケーシングと、(ロ)上記ケーシン
グに螺合された操作軸と、(ハ)上記操作軸の内端部に
設けられた弁体と、(ニ)上記ケーシングに設けられ、
上記操作軸の軸線上に配置されて上記弁体と対峙する弁
座部材と、 を備え、上記操作軸の回動に伴い上記弁体が上記弁座部
材に対して接近,離間することにより、両者の間を流れ
る流体の流量を制御するようにした装置において、 上記弁座部材が、上記ケーシングに対して上記操作軸の
軸線方向にスライド可能に支持されるとともに、スプリ
ングにより弁体に向かって付勢され、これらケーシング
と弁座部材には、それぞれ係止部が設けられ、これら係
止部は、互いに当たって弁座部材が弁体に向かって移動
するのを禁じることにより、弁座部材をケーシングに対
して位置決めすることを特徴とする流量制御装置。 - 【請求項2】(イ)ケーシングと、(ロ)上記ケーシン
グに螺合された操作軸と、(ハ)上記操作軸の内端部に
設けられた弁体と、(ニ)上記ケーシングに設けられ、
上記操作軸の軸線上に配置されて上記弁体と対峙する弁
座部材と、 を備え、上記操作軸の回動に伴い上記弁体が上記弁座部
材に対して接近,離間することにより、両者の間を流れ
る流体の流量を制御するようにした装置において、 上記弁体が、上記操作軸に対して、操作軸の軸線方向に
スライド可能に支持されるとともに、スプリングにより
弁座部材に向かって付勢され、これら操作軸と弁体に
は、それぞれ係止部が設けられ、これら係止部は、互い
に当たって弁体が弁座部材に向かって移動するのを禁じ
ることにより、弁体を操作軸に対して位置決めすること
を特徴とする流量制御装置。 - 【請求項3】 上記弁体が、上記操作軸に対して回動可
能に支持されていることを特徴とする請求項1または2
に記載の流量制御装置。 - 【請求項4】 上記ケーシングが、上記操作軸を螺合さ
せるための円筒形状のナットを有し、このナットの外周
には、上記操作軸の外端部側に向かうにしたがって縮径
するテーパー部が形成され、さらに上記ナットには、軸
線に沿って延びる割り込みが、周方向に等間隔に複数形
成され、 上記テーパー部の外側に、内周面がこのテーパー部に対
応したテーパーをなすリングがはめ込まれ、このリング
の押し込みにより上記ナットが上記操作軸の外周に押し
当てられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
に記載の流量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11041115A JP2000240818A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11041115A JP2000240818A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 流量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000240818A true JP2000240818A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12599475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11041115A Pending JP2000240818A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000240818A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008261502A (ja) * | 2008-07-18 | 2008-10-30 | Kawasaki Precision Machinery Ltd | シートブロックおよび弁装置 |
| JP2009545714A (ja) * | 2006-08-04 | 2009-12-24 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 圧力レギュレータ用の流れ制限用弁座リング |
| CN119386365A (zh) * | 2024-12-31 | 2025-02-07 | 北京航空航天大学 | 一种自适应流量调节阀 |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11041115A patent/JP2000240818A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009545714A (ja) * | 2006-08-04 | 2009-12-24 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 圧力レギュレータ用の流れ制限用弁座リング |
| JP2008261502A (ja) * | 2008-07-18 | 2008-10-30 | Kawasaki Precision Machinery Ltd | シートブロックおよび弁装置 |
| CN119386365A (zh) * | 2024-12-31 | 2025-02-07 | 北京航空航天大学 | 一种自适应流量调节阀 |
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