[go: up one dir, main page]

JP2000138860A - 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2000138860A
JP2000138860A JP10311326A JP31132698A JP2000138860A JP 2000138860 A JP2000138860 A JP 2000138860A JP 10311326 A JP10311326 A JP 10311326A JP 31132698 A JP31132698 A JP 31132698A JP 2000138860 A JP2000138860 A JP 2000138860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control data
data
setting
node
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10311326A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiro Fujimoto
幹広 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10311326A priority Critical patent/JP2000138860A/ja
Publication of JP2000138860A publication Critical patent/JP2000138860A/ja
Priority to US11/239,796 priority patent/US7936381B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ一体型VTRの撮影条件を変更するカ
メラ制御データをパソコンで設定すると共に、設定、変
更の操作を容易に行えるようにする。 【解決手段】 カメラ一体型VTRは1394シリアル
バスを介してパソコンと接続されており、パソコン側で
操作することにより上記制御データの設定、変更を行う
ことができる。その際、一つの制御項目に対して複数の
制御データを設定することができるので、撮影の度に設
定をやり直さなくても、データを選択するだけでカメラ
を所定に制御することができる。また、制御データはメ
モリ内蔵カセット12内のメモリや磁気テープに記憶す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置、この撮像装置を制御するコンピュータ等の撮
像装置の制御装置及びそれらに用いられるプログラムを
記憶した記憶媒体、及び磁気テープ等やメモリ内蔵カセ
ットの上記メモリ等に適用し得るデータを記憶した記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の民生ビデオカメラは誰でも簡単に
撮影できるように、撮影オートモードが設定されてお
り、大抵の撮影に対して初心者でも失敗せずに撮影でき
るように、カメラ制御データを設定している。また、特
殊な撮影状況への対応としてプログラムAE等のモード
を用意している。
【0003】カメラの制御として、撮影範囲の所定エリ
アの明るさを平均して露出を制御するため、背景が明る
い状態での撮影では露出アンダーとなり、背景が暗い撮
影では露出オーバーとなってしまう。一例として、晴れ
た日のスキー場で人物を撮影すると、雪による太陽光の
反射により背景が非常に明るい状態となるため、通常の
露出設定で撮影すると人物が暗くなってしまう。そこ
で、プログラムAEの一つであるサーフ&スノーモード
では、通常の露出設定よりも露出オーバーになるように
露出設定値等を変更することで対応している。
【0004】上述のように、各カメラメーカでは、初心
者でも失敗せずに撮影できるようにそれぞれ創意工夫を
凝らしている。しかし、ベテラン撮影者になると、特殊
な撮影方法を行って作品をより良いものにするために、
メーカ設定では満足できなくなる。このため各カメラの
制御設定値をマニュアルで変えられるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は撮影条件に応じて設定したカメラ制御設定を複数記憶
しておくことができないため、撮影条件が変わる度に、
撮影条件に応じて設定しなければならないという問題が
あった。また、近年の機器は小型化が進み、本体の操作
キーが操作しにくいという問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、各カメラ制御項目に対して複数の設定値
を記憶できるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による撮像装置においては、被写体を撮像
し画像信号を出力する撮像手段と、上記撮像手段の撮像
条件を制御する制御データを変更する変更手段と、一つ
の制御項目に対して複数の上記制御データを設定する設
定手段と、上記設定された複数の制御データから必要な
データを選択する選択手段と、上記選択された制御デー
タに基づいて上記撮像手段を制御する制御手段とを設け
ている。
【0008】また、本発明による撮像装置の制御装置に
おいては、外部接続された撮像装置の撮像条件を制御す
る制御データの設定、変更を行う設定手段を設けてい
る。
【0009】また、本発明による記憶媒体においては、
撮像手段により被写体を撮像し画像信号を出力する処理
と、上記撮像手段の撮像条件を制御する制御データを変
更する手順と、一つの制御項目に対して複数の上記制御
データを設定する処理と、上記設定された複数の制御デ
ータから必要なデータを選択する処理と、上記選択され
た制御データに基づいて上記撮像手段を制御する処理と
を実行するためのプログラムを記憶している。
【0010】また、本発明による他の記憶媒体において
は、外部接続された撮像装置の撮像条件を制御する制御
データの設定、変更を行う処理を実行するためのプログ
ラムを記憶している。
【0011】また、本発明による他の記憶媒体において
は、撮像装置の撮像条件を制御する制御データを記憶し
ている。
【0012】さらに、本発明による他の記憶媒体におい
ては、撮像装置が撮像した画像信号が記録される記録媒
体を収納したカセットに設けられた記憶媒体に上記撮像
装置の撮像条件を制御する制御データを記憶している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をコンピュータで制
御できるカメラー体型VTRに適用した場合の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施の形態による
カメラー体型VTRの構成を示すブロック図である。図
1において1は被写体からの光を集光するビデオレン
ズ、2はビデオレンズ1によって集光された光信号を電
気信号に変換する撮像素子としてのCCD、3はCCD
2から出力される電気信号にカメラ信号処理を行い、映
像信号を出力すると共に、マイクロコンピュータ8の指
示により映像の色合い、色の濃さ、明るさ、撮影時のシ
ャッタ速度、絞り値等の設定値を変えることのできるカ
メラ信号処理ブロックである。
【0014】4はビデオ、オーディオ信号処理ブロック
であり、マイクロコンピュータ8の指示により、撮影時
には、カメラ信号処理ブロック3から出力された映像信
号とマイク16からの音声信号とを処理してVTRメカ
11に記録信号を送ると共に、LCD6に画像確認用の
映像信号を出力し、ビデオ出力端子17に映像信号を出
力し、オーディオ出力端子18に音声信号を出力する。
再生時には、VTRメカ11により磁気テープから再生
された信号を処理して再生画確認用の映像信号をLCD
6に出力し、ビデオ出力端子17に再生映像信号を出力
し、オーディオ出力端子18に再生音声信号を出力する
と共に、1394I/Fブロック13ヘデジタル信号出
力に変換するためのビデオ信号及びオーディオ信号を供
給する。
【0015】5はビデオ、オーディオ信号処理ブロック
4から出力された映像信号に、表示信号発生ブロック7
から出力された文字信号をミックスしてLCD6に供給
するミックス回路、6は上記文字信号をミックスされた
映像信号を表示するLCD、7はマイクロコンピュータ
8の制御により文字信号を発生する表示文字発生ブロッ
ク、8はカメラー体型VTR全体の動作を制御すると共
に、1394ケーブルにより外部機器と接続されたと
き、1394I/Fブロック13から外部機器からのコ
マンドを受け取り、カメラの調整値等を変える制御を行
うマイクロコンピュータである。
【0016】9はカメラー体型VTRを操作する操作
部、10はマイクロコンピュータ8の指示によりVTR
メカ11を動作させるVTRメカドライブブロック、1
1は記録信号をメモリ内蔵カセット12に収納された磁
気テープ等の記録媒体に対して記録再生を行うと共に、
メモリ内蔵カセット12のメモリ部とマイクロコンピュ
ータ8の通信ラインのコンタクト部を備えたVTRメ
カ、12は磁気テープとマイクロコンピュータ8との通
信によりデータを記録できる不揮発性メモリとが内蔵さ
れたメモリ内蔵カセット、13は外部機器との接続用の
13941/Fブロック、14はマイクロコンピュータ
8と通信し所定データを記憶するメモリである。
【0017】15はカメラ画質等の設定を操作する設定
操作部、SW1はカメラ画質等の設定モードに入る又は
抜けるためのメニューSW(スイッチ)、SW2はカー
ソル1を上方向へ移動操作するための上SW、SW3は
カーソル1を下方向へ移動操作するための下SW、SW
4はカーソル2を右方向へ移動操作するための右SW、
SW5はカーソル2を左方向へ移動操作するための左S
W、SW6はカーソル1及びカーソル2で指定されたデ
ータを増加操作するためのデータ増加SW、SW7はカ
ーソル1及びカーソル2で指定されたデータを減少操作
するためのデータ減少SWである。
【0018】16は撮影時の音を電気信号に変換しビデ
オ、オーディオ信号処理ブロック4に供給するマイク、
17はビデオ、オーディオ信号処理ブロック4から出力
された映像信号を外部機器に供給するビデオ出力端子、
18はビデオ、オーディオ信号処理ブロック4から出力
された音声信号を外部機器に供給するオーディオ出力端
子、19はマイクロコンピュータ8との通信でデータを
記憶するカメラー体型VTRに着脱可能な外部メモリで
ある。
【0019】次に、上記構成による動作について図2、
図3、図4を用いて説明する。図2はカメラ画質等の設
定値を変更する動作を示すフローチャートである。本フ
ローチャートは、マイクロコンピュータ8の制御により
決められた時間ごとに繰り返し動作するものである。S
01は、カメラー体型VTRがカメラ画質等の設定中か
を判断するステップであり、設定フラグが1であれば設
定中と判断しS05のステップに進み、設定フラグが0
であればS02のステップに進む。
【0020】S02は、メニューSW1が押されている
かを判断するステップであり、SW1が押されていれば
カメラ画質等の設定モードに入ると判断しS03のステ
ップに移り、SW1が押されていなければ本フローを終
了する。
【0021】S03では、カメラ画質等の設定モード中
であることを宣言するための設定フラグを1にして次の
スッテプS04に進み、図3のカメラ画質等の設定表示
を行い、次のステップS09に進む。
【0022】S09のステップは、カーソル1を上方向
に移動操作するSW2が押されているかを判断するステ
ップであり、押されていなければS11のステップに移
り、押されていればS10のステップに進む。
【0023】S10では、カーソル1の位置を指示する
カーソル1位置メモリの値を増加させ、その値で指示さ
れる位置にカーソル1を移動させると共に、図3に示す
カーソル1で指示された各カメラ画質等の設定状態に従
ってカメラ画質等を変更する。また、カメラ画質の設定
変更には時間のかかるものがあるので、設定変更が完了
するまでカーソル1を点滅状態とする。但し、カーソル
1の移動限界位置であればカーソル1位置メモリの値を
変化させることなく、次のステツプS17に移る。
【0024】Sl0のステップは、カーソル1を下方向
に移動操作するSW3が押されているかを判断するステ
ップであり、押されていなければS13のステップに移
り、押されていればS12のステップに進む。
【0025】S12では、カーソル1位置メモリの値を
減少させ、その値で指示される位置にカーソル1を移動
させると共に、図3に示すカーソル1で指示された各カ
メラ画質等の設定状態に従ってカメラ画質等を変更す
る。また、カメラ画質の設定変更には時間のかかるもの
があるので、設定変更が完了するまでカーソル1を点滅
状態とする。但し、カーソル1の移動限界位置であれ
ば、カーソル1位置メモリの値を変化させることなく、
次のステップS17に移る。
【0026】S13のステップは、カーソル2を右方向
に移動操作するSW4が押されているかを判断するステ
ップであり、押されていなければS15のステップに移
り、押されていればS14のステップに進む。
【0027】S14では、カーソル2位置メモリの値を
増加させ、その値で指示される位置にカーソル2を移動
させる。但し、カーソル2の移動限界位置であれば、カ
ーソル2位置メモリの値を変化させることなく、次のス
テップS17に移る。
【0028】S15のステップは、カーソル2を左方向
に移動操作するSW4が押されているかを判断するステ
ップであり、押されていなければS17のステップに移
り、押されていればS16のステップに進む。
【0029】S16では、カーソル2位置メモリの値を
減少させ、その値で指示される位置にカーソル2を移動
させる。但し、カーソル2の移動限界位置であれば、カ
ーソル2位置メモリの値を変化させることなく、ステッ
プS17に移る。
【0030】S17のステップは、カーソル1とカーソ
ル2で指示されたデータの増加操作するSW6が押され
ているかを判断するステップであり、押されていなけれ
ばS19のステップに移り、押されていればS18のス
テップに進む。
【0031】S18では、カーソル1とカーソル2で指
示された項目に対応したメモリの値を増加させ、その指
示された項目に対応したメモリの値に従って表示を変更
すると共に、指示された項目に対応したメモリの値に従
ってカメラ画質等を変更する。また、カメラ画質の設定
変更には時間のかかるものがあるので、設定変更が完了
するまでカーソル1を点滅状態とする。但し、上記指示
された項目が設定限界値であれば、指示された項目に対
応したメモリの値を変化させることなく、次のステップ
S19に移る。
【0032】S19のステップは、カーソル1とカーソ
ル2で指示されたデータの減少操作するSW7が押され
ているかを判断するステップであり、押されていなけれ
ば本フローを終了し、押されていればS20のステップ
に進む。
【0033】S20では、カーソル1とカーソル2で指
示された項目に対応したメモリの値を減少させ、上記指
示された項目に対応したメモリの値に従って表示を変更
すると共に、指示された項目に対応したメモリの値に従
ってカメラ画質等を変更する。また、カメラ画質の設定
変更には時問のかかるものがあるので、設定変更が完了
するまでカーソル1を点滅状態とする。但し、上記指示
された項目が設定限界値であれば、指示された項目に対
応したメモリの値を変化させることなく、本フローを終
了する。
【0034】S05のステップでは、SW1の状態によ
りカメラ画質等の設定モード中であると判断するとS0
6のステップに進み、設定モード中を抜けると判断すれ
ば、上記S09に進む。S06では、カメラ画質等の設
定モードであることを宣言するフラグを0にしてカメラ
画質等の設定モードを終了し、S07のステップで、図
4の通常画面表示に戻し、次のステップS08に進む。
S08では、カーソル1位置メモリの値で指示された設
定状態を図4で示すように表示し、本フローを終了す
る。
【0035】(第2の実施の形態)本実施の形態は、上
記第1の実施の形態の構成において、外部機器からカメ
ラ画質等の設定変更を行う場合である。ここでは、外部
機器としてパソコンを用いており、パソコンとの接続を
行うデジタルI/FとしてIEEE1394シリアルバ
スを用いているので、まず、IEEE1394シリアル
バスについて説明する。
【0036】《IEEE1394の技術の概要》家庭用
デジタルVTRやDVDの登場に伴なって、ビデオデー
タやオーディオデータ等のリアルタイムでかつ高情報量
のデータ転送のサポートが必要になっている。こういっ
たビデオデータやオーディオデータをリアルタイムで転
送し、パソコン(PC)に取り込んだり、あるいはその
他のデジタル機器に転送を行うには、必要な転送機能を
備えた高速データ転送可能なインタフェースが必要にな
ってくる。このような観点から開発されたインタフェー
スがIEEE1394−1995(High Perf
ormance Serial Bus)(以下、13
94シリアルバス)である。
【0037】図7に1394シリアルバスを用いて構成
されるネットワーク・システムの例を示す。このシステ
ムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B問、A−C問、B−D間、D−E問、C−F
間、C−G問、及びC−H問をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
これらの機器A〜Hは、例としてPC、デジタルVT
R、DVD、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ
等である。
【0038】各機器問の接続方式は、デイジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。また、各機器は各自固
有のIDを有し、それぞれが認識し合うことによって、
1394シリアルバスで接続された範囲において、1つ
のネットワークを構成している。各デジタル機器間をそ
れぞれ1本の1394シリアルバスケーブルで順次接続
するだけで、それぞれの機器が中継の役割を行い、全体
として1つのネットワークを構成するものである。
【0039】また、1394シリアルバスの特徴でもあ
るが、P1ug&P1ay機能により、ケーブルを機器
に接続した時点で、自動的に機器の認識や接続状況など
を認識する機能を有している。
【0040】また、図7のようなシステムにおいて、ネ
ットワークからある機器が削除されたり、又は新たに追
加されたとき場合には、自動的にバスリセットを行い、
それまでのネットワーク構成をリセットしてから、新た
なネットワークの再構築を行う。この機能によって、そ
の時々のネットワークの構成を常時設定、認識すること
ができる。
【0041】またデータ転送速度は、100/200/
400Mbps等を備えており、上位の転送速度を持つ
機器が下位の転送速度をサポートし、互換性をとるよう
になっている。
【0042】データ転送モードとしては、コントロール
信号等の非同期データ(Asynchronousデー
タ:以下Asyncデータ)を転送するAsynchr
onous転送モード、リアルタイムなビデオデータや
オーディオデータ等の同期データ(Isochrono
usデータ:以下Isoデータ)を転送するIsoch
ronous転送モードがある。このAsyncデータ
とIsoデータは各サイクル(通常1サイクル125μ
S)の中において、サイクル開始を示すサイクル・スタ
ート・パケット(CSP)の転送に続き、ISOデータ
の転送を優先しつつサイクル内で混在して転送される。
【0043】図8に1394シリアルバスの構成要素を
示す。1394シリアルバスは全体としてレイヤ(階
層)構造で構成されている。図8に示すように、最もハ
ード的なのが1394シリアルバスのケーブルであり、
このケーブルのコネクタが接続されるコネクタポートが
あり、その上にハードウェアとしてフィジカル・レイヤ
とリンク・レイヤがある。
【0044】ハードウェア部は実質的なインターフェイ
ステップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。
【0045】ファームウェア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行い、ReadやWriteといった命令を出す。シ
リアルバスマネージメントは、接続されている各機器の
接続状況やIDの管理を行い、ネットワークの構成を管
理する部分である。上記のハードウェア部とファームウ
ェア部までが実質上の1394シリアルバスの構成であ
る。
【0046】また、ソフトウェア部のアプリケーション
・レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース
上にどのようにデータを乗せるかを規定する部分であ
り、AVプロトコル等のプロトコルによって規定されて
いる。以上が1394シリアルバスの構成である。
【0047】次に、図9に1394シリアルバスにおけ
るアドレス空間の図を示す。1394シリアルバスに接
続された各機器(ノード)には必ず各ノード固有の64
ビットアドレスを持たせておく。このアドレスをROM
に格納しておくことで、自分や相手のノードアドレスを
常時認識でき、相手を指定した通信を行える。
【0048】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式である。アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28bitは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報等を格納する。
【0049】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。 《1394シリアルバスの電気的仕様》図10に139
4シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。1394シ
リアルバスでは接続ケーブル内に、2組のツイストペア
信号線の他に、電源ラインを設けることも可能である。
これによって、電源を持たない機器や、故障により電圧
低下した機器等にも電力の供給が可能になっている。
【0050】尚、簡易型の接続ケーブルでは、接続先の
機器を限定した上で、電源ラインを設けていないものも
ある。電源線内を流れる電源の電圧は8〜40V、電流
は最大電流DC1.5Aと規定されている。
【0051】《DS−Link符号化》図11は139
4シリアルバスで採用されているデータ転送フォーマッ
トのDS−Link符号化方式を説明するための図であ
る。1394シリアルバスでは、DS−Link(Da
ta/Strobe Link)符号化方式が採用され
ている。このDS−Link符号化方式は、高速なシリ
アルデータ通信に適している。その構成は、2本の信号
線を必要とする。より対線のうち1本に主となるデータ
を送り、他方のより対線にはストローブ信号を送る構成
になっている。
【0052】受信側では、この通信されるデータと、ス
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
【0053】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるので、コン
トローラLSIの回路規模を小さくできること、さらに
は、転送すべきデータが無いときに、アイドル状態であ
ることを示す情報を送る必要が無いので、各機器のトラ
ンシーバ回路をスリープ状態にすることができることに
よって、消費電力の低減が図れる等が挙げられる。
【0054】《バスリセットのシーケンス》1394シ
リアルバスでは、接続されている各機器(ノード)には
ノードIDが与えられ、ネットワーク構成として認識さ
れている。このネットワーク構成に変化があったとき、
例えばノードの挿抜や電源のON/OFF等によるノー
ド数の増減などによって変化が生じて、新たなネットワ
ーク構成を認識する必要があるときは、変化を検知した
各ノードはバス上にバスリセット信号を送信して、新た
なネットワーク構成を認識するモードに入る。
【0055】このときの変化の検知方法は、1394ポ
ート基盤上でのバイアス電圧の変化を検知することによ
って行われる。あるノードからバスリセット信号が伝達
されて、各ノードのフィジカルレイヤは、このバスリセ
ット信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセット
の発生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を
伝達する。最終的に全てのノードがバスリセット信号を
検知した後、バスリセットが起動となる。
【0056】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御等によってフィジ
カルレイヤに直接命令を出すごとによっても起動する。
また、バスリセットが起動するとデータ転送は一時中断
され、この間のデータ転送は待たされ、終了後、新しい
ネットワーク構成のもとで再開される。以上がバスリセ
ットのシーケンスである。
【0057】《ノードID決定のシーケンス》バスリセ
ットの後、各ノードは新しいネットワーク構成を構築す
るために、各ノードにIDを与える動作に入る。このと
きの、バスリセットからノードID決定までの一般的な
シーケンスを図19、20、21のフローチャートを用
いて説明する。
【0058】図19のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示している。ま
ず、ステップS101では、ネットワーク内にバスリセ
ットが発生することを常時監視していて、ここでノード
の電源ON/OFF等でバスリセットが発生すると、ス
テップS102に移る。
【0059】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103では、全
てのノード間で親子関係が決定すると、ステップS10
4で一つのルートが決定する。全てのノード間で親子関
係が決定するまで、ステップS102の親子関係の宣言
を行い、またルートも決定されない。
【0060】ステップS104でルートが決定される
と、次はステップS105で、各ノードにIDを与える
ノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順序
で、ノードIDの設定が行われ、全てのノードにIDが
与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的にス
テップS106で全てのノードにIDを設定し終えたと
判断されたら、新しいネットワーク構成が全てのノード
において認識されたので、ステップS107で、ノード
間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開始
される。
【0061】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したら、ステップS101からステ
ップS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0062】以上説明した図19のフローチャートのバ
スリセットからルート決定までの部分と、ルート決定後
からID設定終了までのより詳しい手順を図20、図2
1に示す。まず、図20において、ステップS201で
は、バスリセットが発生するのを常に監視している。バ
スリセットが発生すると、ネットワーク構成は一旦リセ
ットされる。次に、ステップS202で、リセットされ
たネットワークの接続状況を再認識する作業の第一歩と
して、各機器にリーフ(ノード)であることを示すフラ
グを立てておく。さらに、ステップS203では、各機
器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接節されてい
るのかを調べる。
【0063】ステップS204では、ポート数の結果に
応じてこれから親子関係の宣言を始めていくために、未
定義(親子関係が決定されてなし))ポートの数を調べ
る。バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数で
あるが、親子関係が決定されていくに従って、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していくも
のである。
【0064】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205で、自
分に接続されているノードに対して、「自分は子、相手
は親」と宣言し動作を終了する。
【0065】ステップS203でポート数が複数ありブ
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられ、ステップS207でリーフからの親子関係
宣言で「親」の受付をするために待つ。
【0066】リーフが親子関係の宣言を行い、ステップ
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば、残っているポートに接続されているノ
ードに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言
をすることが可能になる。2度目以降、ステップS20
4で未定義ポート数を確認しても、2以上あるブランチ
に対しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブ
ランチからのr親」の受付をするために待つ。
【0067】最終的に、いずれか1つのブランチ、又は
例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく動作しな
かったため)がステップS204の未定義ポート数の結
果としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の
親子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数
がゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一の
ノードはステップS208としてルートのフラグが立て
られ、ステップS209としてルートとしての認識がな
される。以上のようにして、図20に示したバスリセッ
トから、ネットワーク内の全てのノード間における親子
関係の宣言までが終了する。
【0068】次に、図21のフローチャートについて説
明する。まず、図20までのシーケンスでリーフ、ブラ
ンチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定され
ているので、これに基づいて、ステップS301でそれ
ぞれ分類する。
【0069】各ノードにIDを与える作業として、最初
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0070】次に、ステップS302で、ネットワーク
内に存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。
この後、ステップS303で、各自リーフがルートに対
して、IDを与えるように要求する。この要求が複数あ
る場合には、ルートはステップS304によりアービト
レーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS
305で、勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。
【0071】ステップS306では、ID取得が失敗に
終わったリーフは、再度ID要求を出し、同様の作業を
繰り返す。IDを取得できたリーフからステップS30
7で、セルフIDパケットをブロードキャストで全ノー
ドに転送する。
【0072】1ノードID情報のブロードキャストが終
わると、ステップS308で、残りのリーフの数が1つ
減らされる。ステップS309では、上記残りのリーフ
の数が1以上ある時は、ステップS303のID要求の
作業からを繰り返し行い、最終的に全てのリーフがID
情報をブロードキャストすると、ステップS309がN
=0となり、次のブランチのID設定に移る。
【0073】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。まず、ステップS310で、ネットワーク内
に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定する。
この後、ステップS31で、各自ブランチがルートに対
して、IDを与えるように要求する。これに対してルー
トは、ステップS312でアービトレーションを行い、
勝ったブランチから順にリーフに与え終った次の若い番
号から与えていく。
【0074】ステップS313では、ルートは要求を出
したブランチにID情報又は失敗結果を通知し、ステッ
プS314で、ID取得が失敗に終わったブランチは、
再度ID要求を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取
得できたブランチからステップS315として、そのノ
ードのセルフIDパケットをブロードキャストで全ノー
ドに転送する。
【0075】1ノードID情報のブロードキャストが終
わると、ステップS316で残りのブランチの数が1つ
減らされる。そして、ステップS317で、上記残りの
ブランチの数が1以上ある時は、ステップS311のI
D要求の作業からを繰り返し、最終的に全てのブランチ
がID情報をブロードキャストするまで行われる。全て
のブランチがノードIDを取得すると、ステップS31
7はM=0となり、ブランチのID取得モードも終了す
る。
【0076】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318で、与えていない番号で最も大きい番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319で、ルートのセル
フIDパケットをブロードキャストする。以上により、
親子関係が決定した後から、全てのノードのID、及び
バスマネージャが設定されるまでの手順が終了する。
【0077】次に、一例として図12に示した実際のネ
ットワークにおける動作を説明する。図12において
は、(ルート)ノードBの下位にはノードAとノードC
が直接接続されており、また、ノードCの下位にはノー
ドDが直接接続されており、さらに、ノードDの下位に
はノードEとノードFが直接接続された階層構造になっ
ている。上記の階層構造やルートノード、ノードIDを
決定する手順を説明する。
【0078】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位に
なると言うことができる。図12では、バスリセットの
後、最初に親子関係の宣言を行ったのはノードAであ
る。基本的にノードの1つのポートにのみ接続があるノ
ード(リーフと呼ぶ)から親子関係の宣言を行うことが
できる。これは自分には1ポートの接続のみということ
をまず知ることができるので、これによってネットワー
クの端であることを認識し、その中で早く動作を行なっ
たノードから親子関係が決定されていく。
【0079】こうして親子関係の宣言を行った側(A−
B間ではノードA)のポートが子と設定され、相手側
(ノードB)のポートが親と設定される。即ち、ノード
A−B間では子−親、ノードE−D問で子−親、ノード
F−D問で子−親と決定される。
【0080】さらに1階層あがって、今度は複数個接続
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、さらに
上位に親子関係の宣言を行っていく。図12では、まず
ノードDがD−E問、D−F問と親子関係が決定した
後、ノードCに対する親子関係の宣言を行っており、そ
の結果ノードD−C間で子−親と決定している。
【0081】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行っている。これによってノ
ードC−B問で子−親と決定している。
【0082】このようにして、図12のような階層構造
が構成され、最終的に接続されている全てのポートにお
いて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0083】尚、この図12においては、ノードBがル
ートノードと決定されたが、これはノードAから親子関
係宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関
係宣言を早いタイミングで行っていれば、ルートノード
は他ノードに移っていたこともあり得る。即ち、伝達さ
れるタイミングによってはどのノードもルートノードと
なる可能性があり、同じネットワーク構成でもルートノ
ードは一定とは限らない。
【0084】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここでは全てのノード
が、決定した自分のノードIDを他の全てのノードに通
知する(ブロードキャスト機能)。
【0085】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。ノードID番号の割り振りの手順としては、まず
1つのポートにのみ接続があるノード(リーフ)から起
動することができ、この中から順にノード番号=0、
1、2・・・と割り当てられる。
【0086】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は「割り当て済み」で
あることが認識される。
【0087】全てのリーフが自己ノードIDを取得し終
ると、次はブランチヘ移りリーフに引き続いたノードI
D番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様に、
ノードID番号が割り当てられたブランチから順次ノー
ドID情報をブロードキャストし、最後にルートノード
が自己ID情報をブロードキャストする。即ち、常にル
ートは最大のノードID番号を所有するものである。以
上のようにして、階層構造全体のノードIDの割り当て
が終わり、ネットワーク構成が再構築され、バスの初期
化作業が完了する。
【0088】《アービトレーション》1394シリアル
バスでは、データ転送に先立って必ずバス使用権のアー
ビトレーション(調停)を行う。1394シリアルバス
は個別に接続された各機器が、転送された信号をそれぞ
れ中継することによって、ネットワーク内の全ての機器
に同信号を伝えるように、論理的なバス型ネットワーク
であるので、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレー
ションは必要である。これによってある時間には、たっ
た一つのノードのみ転送を行うことができる。
【0089】アービトレーションを説明するために、図
13(a)にバス使用要求、図13(b)にバス使用許
可の図を示し、以下これを用いて説明する。アービトレ
ーションが始まると、1つもしくは複数のノードが親ノ
ードに向かって、それぞれバス使用権の要求を発する。
図13(a)のノードCとノードFがバス使用権の要求
を発しているノードである。
【0090】これを受けた親ノード(図13ではノード
A)は、さらに親ノードに向かって、バス使用権の要求
を発する(中継する)。この要求は最終的に調停を行う
ルートに届けられる。バス使用要求を受けたルートノー
ドは、どのノードにバスを使用させるかを決める。この
調停作業はルートノードのみが行なえるものであり、調
停によって勝ったノードにはバスの使用許可を与える。
図13(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノー
ドFの使用は拒否された図である。
【0091】アービトレーションに負けたノードに対し
てはDP(data prefix)パケットを送り、
拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバス使
用要求は次回のアービトレーションまで待たされる。以
上のようにして、アービトレーションに勝ってバスの使
用許可を得たノードは、以降データの転送を開始でき
る。
【0092】次に、アービトレーションの一連の流れを
図22のフローチャートに示して、説明する。ノードが
データ転送を開始できる為には、バスがアイドル状態で
あることが必要である。先に行われていたデータ転送が
終了して、現在バスが空き状態であることを認識するた
めには、各転送モードで個別に設定されている所定のア
イドル時間ギャップ長(例、サブアクション・ギャッ
プ)を経過することによって、各ノードは自分の転送が
開始できると判断する。
【0093】ステップS401では、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するータに応じた所定
のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ長
が得られない限り、転送を開始するために必要なバス使
用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得られ
るまで待つ。
【0094】ステップS401で所定のギャップ長が得
られたら、ステップS402で、転送すべきデータがあ
るか判断し、ある場合はステップS403として転送す
るためにバスを確保するようにバス使用権の要求をルー
トに対して発する。このときの、バス使用権の要求を表
す信号の伝達は、図13に示したように、ネットワーク
内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けられ
る。
【0095】ステップS402で転送するデータがない
場合は、そのまま待機する。次に、ステップS404で
は、ステップS403のバス使用要求を1つ以上ルート
が受信したら、ルートはステップS405として使用要
求を出したノードの数を調べる。ステップS405での
選択値がノード数=1(使用権要求を出したノードは1
つ)だったら、そのノードに直後のバス使用許可が与え
られることになる。
【0096】ステップS405での選択値がノード数>
1(使用要求を出したノードは複数)だったら、ルート
はステップS406として使用許可を与えるノードを1
つに決定する調停作業を行う。この調停作業は公平なも
のであり、毎回同じノードばかりが許可を得るようなこ
とはなく、平等に権利を与えていくような構成となって
いる。
【0097】ステップS407では、ステップS406
で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停し
て使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノー
ドに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可を
得た1つのノード、又はステップS405の選択値から
使用要求ノード数:1で調停無しに使用許可を得たノー
ドには、ステップS408で、ルートはそのノードに対
して許可信号を送る。許可信号を得たノードは、受け取
った直後に転送すべきデータ(パケット)を転送開始す
る。
【0098】また、ステップS406の調停で敗れて、
バス使用が許可されなかったノードにはステップS40
9としてルートから、アービトレーション失敗を示すD
P(data prefix)パケットを送られ、これ
を受け取ったノードは再度転送を行うためのバス使用要
求を出すため、ステップS401まで戻り、所定ギャッ
プ長が得られるまで待機する。以上がアービトレーショ
ンの流れの説明である。
【0099】《Asynchronous(非同期)転
送》アシンクロナス転送は、非同期転送である。図14
にアシンクロナス転送における時問的な遷移状態を示
す。図14の最初のサブアクション・ギャップは、バス
のアイドル状態を示すものである。このアイドル時間が
一定値になった時点で、転送を希望するノードはバスが
使用できると判断して、バス獲得のためのアービトレー
ションを実行する。
【0100】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。
【0101】ackは4ビットの情報と4ビットのチェ
ックサムからなり、成功か、ビジー状態か、ペンディン
グ状態であるかといった情報を含み、すぐに送信元ノー
ドに返送される。
【0102】次に、図15にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。パケットには、データ部
及び誤り訂正用のデータCRCの他にはヘッダ部があ
り、そのヘッダ部には図15に示したような、目的ノー
ドID、ソースノードID、転送データ長さや各種コー
ドなどが書き込まれ、転送が行われる。
【0103】また、アシンクロナス転送は自己ノードか
ら相手ノードヘの1対1の通信である。転送元ノードか
ら転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノードに
行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視され
るので、宛先の1つのノードのみが読込むことになる。
【0104】《Isochronous(同期)転送》
アイソクロナス転送は同期転送である。1394シリア
ルバスの最大の特徴であるともいえるこのアイソクロナ
ス転送は、特にVIDEO映像データや音声データとい
ったマルチメディアデータ等のリアルタイムな転送を必
要とするデータの転送に適した転送モードである。
【0105】また、アシンクロナス転送(非同期)が1
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他の全てのノードヘー様に転送される。
【0106】図16はアイソクロナス転送における、時
間的な遷移状態を示す図である。アイソクロナス転送
は、バス上一定時間毎に実行される。この時間間隔をア
イソクロナスサイクルと呼ぶ。アイソクロナスサイクル
時間は、125μSである。この各サイクルの開始時間
を示し、各ノードの時間調整を行う役割を担っているの
がサイクル・スタート・パケットである。
【0107】サイクル・スタート・パケットを送信する
のは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであり、1つ
前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル期間(サ
ブアクションギャップ)を経た後、本サイクルの開始を
告げるサイクル・スタート・パケットを送信する。この
サイクル・スタート・パケットの送信される時間間隔が
125μSとなる。
【0108】また、図16にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、
ブロードキャストで転送されることになる。
【0109】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
【0110】また、図16に示したisogap(アイ
ソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行う
前にバスが空き状態であると認識するために必要なアイ
ドル期問を表している。この所定のアイドル期間を経過
すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバスが
空いていると判断し、転送前のアービトレーションを行
うことができる。
【0111】次に、図17にアイソグロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示し、説明する。各チャネルに
分かれた各種のパケットには、それぞれデータ部及び誤
り訂正用のデータCRCの他にヘッダ部があり、そのヘ
ッダ部には図17に示したような、転送データ長やチャ
ネルN0、その他各種コード及び誤り訂正用のヘッダC
RC等が書き込まれ、転送が行われる。
【0112】《バス・サイクル》実際の1394シリア
ルバス上の転送では、アイソクロナス転送と、アシンク
ロナス転送とは混在できる。その時の、アイソクロナス
転送とアシンクロナス転送とが混在した、バス上の転送
状態の時間的な遷移の様子を図18に示す。アイソクロ
ナス転送はアシンクロナス転送より優先して実行され
る。その理由は、サイクル・スタート・パケットの後、
アシンクロナス転送を起動するために必要なアイドル期
間のギャップ長(サブアクションギャップ)よりも短い
ギャップ長(アイソクロナスギャップ)で、アイソクロ
ナス転送を起動できるからである。従って、アシンクロ
ナス転送より、アイソクロナス転送は優先して実行され
ることになる。
【0113】図18に示した一般的なバスサイクルにお
いて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スタート
・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送され
る。これによって、各ノードで時刻調整を行ない、所定
のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待ってか
らアイソグロナス転送を行うべきノードはアービトレー
ションを行い、パケット転送に入る。図18ではチャネ
ルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナス転
送されている。
【0114】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行っ
た後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送が全て
終了したら、アシンクロナス転送を行うことができるよ
うになる。
【0115】アイドル時間がアシンクロナス転送が可能
なサブアクションギャップに達することによって、アジ
ングロナス転送を行いたいノードはアービトレーション
の実行に移れると判断する。但し、アシンクロナス転送
が行える期問は、アイソクロナス転送終了後から、次の
サイクル・スタート・パケットを転送すべき時間(cy
c1e synch)までの問にアシンクロナス転送を
起動するためのサブアクションギャップが得られた場合
に限っている。
【0116】図18のサイクル#mでは、3つのチャネ
ル分のアイソグロナス転送と、その後アシンクロナス転
送(含むack)が2パケット(パケット1、パケット
2)転送されている。このアシンクロナスパケット2の
後は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cyc1
e synch)に至るので、サイクル#mでの転送は
ここまでで終わる。
【0117】但し、非同期又は同期転送動作中に次のサ
イクル・スタート・パケットを送信すべき時間(cyc
1e synch)に至ったとしたら、無理に中断せ
ず、その転送が終了した後のアイドル期間を待ってから
次サイクルのサイクル・スタート・パケットを送信す
る。すなわち、1つのサイクルが125μS以上続いた
ときは、その分次サイクルは基準の125μSより短縮
されたとする。このようにアイソクロナス・サイクルは
125μSを基準に超過、短縮し得るものである。
【0118】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アジングロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。こういった遅延情報も含めて、サイクル・マスタに
よって管理される。
【0119】図23は、1394シリアルバスケーブル
で各機器が接続された場合の構成を示す。図23におい
て、201はTVモニタ装置、202はTVモニタ装置
201と1394シリアルバスで接続されたAVアンプ
であり、1394シリアルバスで接続された種々の映像
音声機器の中から特定の機器を選択し、その選択された
機器からの映像・音声データをTVモニタ201に転送
する。203はAVアンプと1394シリアルバスで接
続されているパソコン(以下PC)、204はPCと1
394シリアルバスで接続されているプリンタである。
【0120】PC203は、法律等で許可されている範
囲内において、1394シリアルバスで接続された種々
の映像機器からの画像を取り込んで、プリンタ104を
制御して撮り込んだ映像をプリントアウトすることも可
能である。205はプリンタと1394シリアルバスで
接続されている第1のデジタルVTR,206は第1の
デジタルVTR205と1394シリアルバスで接続さ
れている第2のデジタルVTR,207は第2のデジタ
ルVTR106とシリアルバスで接続されているDVD
プレーヤ、208はDVDプレーヤと1394シリアル
バスで接続されているCDプレーヤである。
【0121】尚、この図2のネットワークの機器群は一
例であって、TVモニタ201やCDプレーヤ108か
らさらに先に機器が接続された構成であってもよい。ま
た、接続されている機器も、ハードディスクなどの外部
記憶装置や、第2のCD、第2のDVD等の1394シ
リアルバスでネットワークが構成できる機器なら何であ
ってもよい。
【0122】この図23のようなネットワーク構成の中
で、プリンタ104と第1のデジタルVTR105のI
/F接続を例にとり、1394I/F部を含む情報伝達
経路について、図24を用いて説明する。図24におい
て、204はプリンタ、205は第1のデジタルVTR
(以下、VTRという)である。
【0123】VTR205において、21は磁気テー
プ、22は記録/再生ヘッド、23は再生処理回路、2
4は映像復号化回路、25はD/Aコンバータ、26は
外部出力端子、27は指示入力を行う操作部、28はシ
ステムコントローラ、29はフレームメモリ、30は1
394インターフェイス(I/F)部、31は複数種デ
ータのセレクタである。
【0124】プリンタ204において、32は1394
インターフェイス(I/F)部、33はプリントする画
像を形成処理する画像処理回路、34は画像データをプ
リント画像として形成するためのメモリ、35はプリン
タヘッド、36はプリンタヘッド35や紙送り等を行う
ドライバ、37はプリンタ操作部、38はプリンタの制
御を行うプリンタコントローラ、39は1394I/F
を介してプリンタの状況をプリンタ情報として生成する
プリンタ情報生成回路、40はデータセレクタである。
尚、この図24ではVTR205は再生系のみを示して
いる。
【0125】次に、図23の動作を説明する。まず、磁
気テープ21に記録されている映像データを記録再生ヘ
ッド22で読み出し、再生処理回路23で読み出した映
像データに再生形式の処理を行う。読み出された映像デ
ータは家庭用デジタルビデオの帯域圧縮方法としてのD
CT(離散コサイン変換)及びVLC(可変長符号化)
に基づいた所定の圧縮方式で符号化して記録されている
ので、復号化回路24で所定の復号化処理を行い、D/
Aコンバータ25でアナログ信号に戻された後、外部出
力端子26から外部装置にアナログ出力される。
【0126】また、1394シリアルバスを用いて、所
望の映像データ等を他ノードに転送するときは、復号化
回路24で復号化された後の映像データを、フレームメ
モリ29に一時的に蓄えた後、データセレクタ31を経
て1394I/F部30に送り、ここから例えばプリン
タ204やPC203に転送する。データセレクタ40
では、上記映像データに加え、システムコントローラ2
8からの各種制御データも1394I/F部30に転送
する。
【0127】転送されたデータがプリンタ204でのダ
イレクトプリント用であるときは、ここでプリンタ20
4はこの映像データをプリンタ内部に取り込み、PC2
03等の他のノードヘの転送であるときは、1394I
/F部30を素通りして目的のノードヘ転送される。
【0128】このVTR205の再生動作等のVTRの
指示入力は操作部27から行うものであり、操作部27
からの指示入力に基づき、システムコントローラ28は
再生処理回路23の制御を始めとする各動作部の制御を
行い、また所定の指示入力によっては、例えばプリンタ
ヘの制御コマンドを発生して、コマンドデータとしてデ
ータセレクタ31を経て、1394I/F部30からプ
リンタに転送される。
【0129】1394シリアルバスでプリンタ204よ
り送られて来るプリンタの動作状況等のプリンタ情報デ
ータは、1394I/F部30からデータセレクタ31
を経て、システムコントローラ28に取り込むことが可
能である。但し、上記プリンタ情報データがVTR20
5に不要なものである場合は、VTR205を素通りし
て第2のデジタルVTR206に転送される。また、上
記プリンタ情報データは、1394I/F部30を通じ
てPC203に転送することも可能である。
【0130】VTR204のデータセレクタ31及びプ
リンタ204のデータセレクタ40は、入力又は出力す
る各データのセレクトを行うものであり、順次各データ
がデータ種毎に区別されて所定のブロックに入出力され
る。
【0131】次にプリンタ204の動作については、1
394I/F部32に入力したデータの内、データセレ
クタ40で各データの種類毎に分類され、プリントすべ
きデータは画像処理回路33に入力されてプリントに適
した画像処理が施され、かつプリンタコントローラ38
によって記憶、読み出しの制御がなされた読み出しメモ
リ34にプリント画像として形成されたものをプリンタ
ヘッド35に送り、プリントされる。
【0132】プリンタのヘッド駆動や紙送り等の駆動は
ドライバ36で行うものであり、ドライバ36やプリン
タヘッド35の動作制御はプリンタコントローラ38に
よって行われる。プリンタ操作部37は紙送りや、リセ
ット、インクチェック、プリンタ動作のスタンバイ/停
止等の動作を指示入力するためのものであり、その指示
入力に応じてプリンタコントローラ38によって各部の
制御がされる。
【0133】次に、1394I/F部32に入力したデ
ータが、PC203やVTR205等から発せられたプ
リンタ204に対するコマンドを示すデータであったと
きは、データセレクタ40からプリンタコントローラ3
8に制御コマンドとして伝達され、プリンタコントロー
ラ38によってプリンタ各部の制御がなされる。
【0134】また、プリンタ情報生成部39ではプリン
タの動作状況、及びプリントの終了や開始可能な状態で
あるかを示すメッセージや紙づまりや動作不良、インク
の有無等を示す警告メッセージ、さらにはプリント画像
の情報等をプリンタ情報としてデータセレクタ40に入
力された後、1394I/F部32から外部に出力でき
る。
【0135】この出力されたプリンタ情報を元にして、
PC203やVTR205において、プリンタ状況に応
じた表示や処理がなされる。また、このプリンタ情報を
元にして、PC203に(VTR205がダイレクトプ
リント機能を有していれば、VTR205にも)表示さ
れたメッセージやプリント画像情報をユーザが見ること
によって、適切な対処をすべく、PC203(及びVT
R205)からプリンタ204に対するコマンドの入力
を行って、1394シリアルバスで制御コマンドデータ
を送信して、プリンタコントローラ38の制御によりプ
リンタ204の各部の動作制御や、画像処理回路33で
のプリント画像の制御をすることが可能である。
【0136】このようにPCやVTRとプリンタ間を接
続した1394シリアルバスには、映像データや各種の
コマンドデータなどが適宜転送されることになる。VT
R205から転送する各データの転送形式は、先に述べ
た1394シリアルバスの仕様に基づいて、主として映
像データ(及び音声データ)はIsoデータとして、ア
イソクロナス転送方式で1394シリアルバス上を転送
し、コマンドデータはAsyncデータとしてアシンク
ロナス転送方式で転送するものとする。
【0137】しかし、ある種のデータによっては、場合
によってはアイソクロナス転送するよりアシンクロナス
転送方式で送った方が都合がよいこともあるので、その
ようなときはアシンクロナス転送方式を用いる。また、
プリンタから転送されるプリンタ情報のデータは、As
yncデータとしてアシンクロナス転送方式で転送す
る。しかし、情報量が多いプリント画像データなどを転
送するときは、Isoデータとしてアイソクロナス転送
方式で送ってもよい。
【0138】尚、1394シリアルバスで図23のよう
なネットワークが構成されていた場合、VTR205も
プリンタ204も、PC203、VTR206、DVD
207、CD208、AVアンプ202、TVモニタ2
01等と、1394シリアルバスの仕様に基づいて、そ
れぞれのデータの双方向転送が可能なことは勿論であ
る。
【0139】TVモニタ201、AVアンプ202、P
C203、VTR206、DVD207及びCD208
は、それぞれの機器に特有の機能制御部を搭載している
が、1394I/Fによる情報通信に必要な部分、即ち
機器内の各ブロックから送信すべきデータが入力され、
受信したデータを適宜機器内の各ブロックに振り分ける
データセレクタ、及び1394I/F部についてはVT
R205やプリンタ204と同様である。以上がIEE
E1394の技術の概要説明である。
【0140】次に、図5、図6を用いて本発明の実施の
形態の動作を説明する。図5は外部機器として接続され
る本発明の実施の形態による撮像装置の制御装置として
のパソコンのブロック図である。図5において、101
はディスプレイ、102はハードディスク装置、103
はメモリ、104は演算処理部のMPU,105はPC
Iバス、106はキーボード及びマウス等の操作部、1
07は図1の本実施の形態によるカメラー体型VTRと
1394ケーブルで接続される1394シリアルバスI
/F部、108は電源部である。
【0141】上記構成のパソコンを1394ケーブルに
より図1のカメラー体型VTRと接続し、VTRコント
ロール用の専用ソフトをパソコンでスタートすることに
より、ディスプレイに図6のような表示がなされ、この
表示を用いてパソコンよりカメラ映像等の設定を変更す
ることができる。
【0142】ここで、パソコンとカメラー体型VTRと
の通信内容に関し本実施の形態と関係のある内容を説明
する。 《通信内容》 ・設定位置情報 カメラー体型VTR→パソコン 設定可能数 現在設定位置 パソコン→カメラー体型VTR 設定変更位置
【0143】・各設定に対する各項目のデータ情報 カメラー体型VTR→パソコン 設定項目(色合い、色の濃さ、絞り値、…) 各設定項目の設定範囲及び対応種類 各設定項目のアドレス 各項目の現在設定データ パソコン→カメラー体型VTR 各設定項目のアドレス 各項目の設定データ
【0144】・設定状況情報 カメラー体型VTR→パソコン 設定変更中情報 パソコン→カメラー体型VTR 設定モード変更要求
【0145】次に、上記通信内容のやりとりにより、パ
ソコンからカメラー体型VTRのカメラ映像等の設定を
変更する動作を説明する。まず、VTRコントロール用
の専用ソフトをパソコンでスタートすると、カメラー体
型VTRとパソコン間の通信が開始される。パソコンよ
り「設定モード変更要求」が送信されると、カメラー体
型VTRは、カメラ画質等の設定モードに入り、「設定
可能数」、「現在設定位置」、「設定項目」、「各設定
項目の設定範囲及び対応種類」、「各設定項目のアドレ
ス」、「各項目の現在設定データ」、「設定変更中情
報」のデータをパソコンに送信する。
【0146】パソコンは、上記データを受信し、ディス
プレイ101に図6の表示をすることにより、カメラ映
像設定変更の準備が完了する。
【0147】次に、複数ある設定選択をマウス等でクリ
ックすると、パソコンからクリックされた設定変更位置
データが送信され、クリックされた設定位置の設定状況
にカメラ映像等の設定を変える。この時変更が終了する
まで、設定変更中であることをLCD6に表示すると共
に、設定変更中であることをパソコンに送信し、ディス
プレイ101に表示する。各設定項目を変化させるに
は、ディスプレイ101の所定の位置をクリックする又
はドラッグすることで設定値変化させる。
【0148】変化した各設定項目のデータは、パソコン
よりカメラー体型VTRに送信され、カメラー体型VT
Rは上記送信されたデータに従い、カメラ映像等の設定
を変更することができる。
【0149】尚、カメラ制御データは、パソコン内のメ
モリ103に記憶されるが、その他の記憶装置に記憶す
るようにしてもよい。例えば、メモリ内蔵カセット12
内のメモリや、磁気テープ等の記録媒体に上記カメラ制
御データを記憶してもよい。また、外部機器からカメラ
制御データを変更できるように構成してもよい。
【0150】また、本実施の形態は、本発明をカメラー
体型VTRに適用した場合であるが、本発明は各種撮像
装置に適用することができる。
【0151】次に、本発明の他の実施の形態としての記
憶媒体について説明する。本発明をCPUメモリとで構
成されるコンピュータシステムで構成する場合、上記メ
モリは本発明による記憶媒体を構成する。即ち、前述し
た実施の形態で説明した動作を実行するためのソフトウ
ェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム
や装置で用い、そのシステムや装置のCPUが上記記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行す
ることにより、本発明の目的を達成することができる。
【0152】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0153】従って、この記憶媒体を図1に示したシス
テムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そのシス
テムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し、実行することによって
も、上記実施の形態と同等の機能を実現できると共に、
同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0154】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等の機能
を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本
発明の目的を達成することができる。
【0155】さらに、図1におけるメモリ内蔵カセット
12内の上記メモリにカメラの制御データを記憶した場
合、あるいはカセット内の磁気テープに上記制御データ
を記録した場合は、上記メモリ又は磁気テープは本発明
によるデータを記憶した記憶媒体を構成する。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つの制御項目について複数の制御データを設定できる
ので、撮像するごとに設定をやり直す手間を省くことが
できる。例えば、ある撮像条件に合ったカメラ設定状態
を複数用意し、以前設定した撮像条件で撮影するとき
は、以前設定した設定状態を選択するたとにより、カメ
ラの制御状態は以前と同じになので、再度設定を行う必
要がなくなる。
【0157】また、マイクロコンピュータ等の外部機器
から制御データを設定、変更できるので、カメラの操作
を容易に行うことができる。
【0158】また、制御データをマイクロコンピュータ
内部のメモリ以外のメモリ内蔵カセットのメモリや磁気
テープ等の記憶媒体に記憶することにより、マイクロコ
ンピュータのメモリ容量を気にせずに、カメラ設定状態
の数を増やすことができると共に、撮像装置本体やマイ
クロコンピュータのメモリが不要になる。さらに、磁気
テープ等の記憶媒体を用いることにより、メモリ内蔵の
カセットを用いなくともカメラ制御データを記憶するこ
とができる。
【0159】また、カメラ制御データの変更変更中であ
ることを表示することにより、調整時のミスを少くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるカメラー体型VTR
のブロック図である。
【図2】設定操作の動作を示すフローチャートである。
【図3】設定状態の表示例を示す構成図である。
【図4】通常動作時の表示例を示す構成図である。
【図5】本発明の実施の形態によるパソコン部のブロッ
ク図である。
【図6】設定時のパソコンディスプレイの表示例を示す
構成図である。
【図7】1394シリアルバスを用いたネットワークシ
ステムの構成図である。
【図8】1394シリアルバスの構成要素を示す構成図
である。
【図9】1394シリアルバスのアドレス空間を示す構
成図である。
【図10】1394シリアルバスケーブルの断面図であ
る。
【図11】1394シリアルバスにおけるデータ転送フ
ォーマットを示すタイミングチャートである。
【図12】1394シリアルバスを用いたネットワーク
の動作を説明するためのブロック図である。
【図13】1394シリアルバスにおけるアービトレー
ションを説明するためのブロック図である。
【図14】アシンクロナス転送による時間的な遷移状態
を示すタイミングチャートである。
【図15】アシンクロナス転送のパケットフォーマット
の例を示す構成図である。
【図16】アイソクロナス転送による時間的な遷移状態
を示すタイミングチャートである。
【図17】アイソクロナス転送のパケットフォーマット
の例を示す構成図である。
【図18】バスサイクルを示すタイミングチャートであ
る。
【図19】バスリセットからデータ転送を行うまでのバ
スの作業を示すフローチャートである。
【図20】上記バスの作業をさらに詳しく示すフローチ
ャートである。
【図21】上記バスの作業の続きの作業を示すフローチ
ャートである。
【図22】アービトレーションの処理を示すフローチャ
ートである。
【図23】1394シリアルバスに各機器が接続された
状態を示すブロック図である。
【図24】デジタルVTRとプリンタとの接続を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
2 CCD 3 カメラ信号処理ブロック 4 ビデオ、オーディオ信号処理ブロック 6 LCD 7 表示文字発生ブロック 8 マイクロコンピュータ 9 操作部 10 VTRメカトライブブロック 11 VTRメカ 12 メモリ内蔵カセット 13 1394I/Fブロック 14 メモリ 15 編集操作部 19 外部メモリー 101 パソコン用ディスプレイ 102 ハードディスク 103 パソコン用メモリー 104 MPU 106 パソコン操作部 107 1394I/Fブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/235 H04N 5/235 // H04N 9/04 9/04 B Fターム(参考) 2H002 AB01 CC00 FB01 FB03 FB21 FB27 FB28 FB51 FB52 FB53 FB71 GA00 GA77 HA11 JA08 ZA02 2H105 EE00 5C022 AA00 AB01 AB19 AB21 AB31 AB65 AC01 AC13 AC42 AC69 AC75 AC78 AC79 5C065 AA01 BB48 CC01 DD02 FF09 HH04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し画像信号を出力する撮像
    手段と、 上記撮像手段の撮像条件を制御する制御データを変更す
    る変更手段と、 一つの制御項目に対して複数の上記制御データを設定す
    る設定手段と、 上記設定された複数の制御データから必要なデータを選
    択する選択手段と、 上記選択された制御データに基づいて上記撮像手段を制
    御する制御手段とを設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記変更、設定された制御データを外部
    機器から入力するための通信手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記外部機器がパソコンであることを特
    徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記画像信号を記録媒体に記録する記録
    手段を設け、上記制御データを上記記録媒体に記録して
    おき、上記変更手段及び設定手段は、上記記録された制
    御データに対して変更、設定を行うことを特徴とする請
    求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記画像信号をカセットに収納された記
    録媒体に記録する記録手段を設け、上記制御データを上
    記カセットに設けられたメモリに記録しておき、上記変
    更手段及び設定手段は、上記記録された制御データに対
    して変更、設定を行うことを特徴とする請求項1記載の
    撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記変更手段により上記制御データが変
    更中であることを表示する表示手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 外部接続された撮像装置の撮像条件を制
    御する制御データの設定、変更を行う設定手段を設けた
    ことを特徴とする撮像装置の制御装置。
  8. 【請求項8】 上記設定手段は、一つの制御項目に対し
    て複数の制御データを設定できることを特徴とする請求
    項7記載の撮像装置の制御装置。
  9. 【請求項9】 撮像手段により被写体を撮像し画像信号
    を出力する処理と、 上記撮像手段の撮像条件を制御する制御データを変更す
    る処理と、 一つの制御項目に対して複数の上記制御データを設定す
    る処理と、 上記設定された複数の制御データから必要なデータを選
    択する処理と、 上記選択された制御データに基づいて上記撮像手段を制
    御する処理とを実行するためのプログラムを記憶したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 上記制御データを変更、設定された制
    御データを外部機器と通信して入力する処理を上記プロ
    グラムに設けたことを特徴とする請求項9記載のコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 外部接続された撮像装置の撮像条件を
    制御する制御データの設定、変更を行う処理を実行する
    ためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 上記設定、変更を行う処理は、一つの
    制御項目に対して複数の制御データを設定できることを
    特徴とする請求項11記載のコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 撮像装置の撮像条件を制御する制御デ
    ータを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 撮像装置が撮像した画像信号が記録さ
    れる記録媒体を収納したカセットに設けられた記憶媒体
    であって、上記撮像装置の撮像条件を制御する制御デー
    タを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP10311326A 1998-10-30 1998-10-30 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2000138860A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10311326A JP2000138860A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US11/239,796 US7936381B2 (en) 1998-10-30 2005-09-29 Management and setting of photographing condition of image sensing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10311326A JP2000138860A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000138860A true JP2000138860A (ja) 2000-05-16

Family

ID=18015795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10311326A Pending JP2000138860A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000138860A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1229691A2 (en) 2001-02-05 2002-08-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Setting environment parameters in portable devices
JP2007013650A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Nikon Corp 撮像制御装置およびプログラム
US7505065B2 (en) 2003-01-06 2009-03-17 Olympus Corporation Image pickup system, camera, external apparatus, image pickup program, recording medium, and image pickup method

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1229691A2 (en) 2001-02-05 2002-08-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Setting environment parameters in portable devices
EP1229691A3 (en) * 2001-02-05 2003-09-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Setting environment parameters in portable devices
KR100398878B1 (ko) * 2001-02-05 2003-09-19 삼성전자주식회사 컴퓨터를 이용한 디지털 비디오 캠코더의 환경설정방법
US7505065B2 (en) 2003-01-06 2009-03-17 Olympus Corporation Image pickup system, camera, external apparatus, image pickup program, recording medium, and image pickup method
JP2007013650A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Nikon Corp 撮像制御装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3652125B2 (ja) 撮像制御装置、撮像制御方法、撮像制御システム、及び記憶媒体
US6453071B2 (en) Data communication apparatus, method and system and programs for data communication process stored in computer readable storage medium
JP3423620B2 (ja) 撮像装置及び制御装置及び撮像装置制御システム及びその制御方法及び記憶媒体
US7936381B2 (en) Management and setting of photographing condition of image sensing apparatus
US20010047443A1 (en) Data communication apparatus, method and system and programs for data communication process stored in computer readable storage medium
JP2000358033A (ja) データ通信システム及びデータ通信方法
JP4006116B2 (ja) 撮影条件管理装置、撮影条件管理方法、及び記憶媒体
JP3599581B2 (ja) 電子装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2000138860A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH10285240A (ja) データ通信装置及び方法、データ通信システム及び記憶媒体
JP3501613B2 (ja) データ通信システム、プリントシステム及びデータ通信装置
JP3814428B2 (ja) 端末装置のカメラ制御方法
JP4217727B2 (ja) ディジタル機器及びその制御方法
JP2001313875A (ja) 映像モニタ装置及びその制御方法
JP4653955B2 (ja) 電子装置及びその制御方法
JP2001308950A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2000196873A (ja) 情報処理装置及び情報処理システム及びそれらの方法と記憶媒体
JP3890124B2 (ja) データ通信システム、データ通信方法、データ通信ノードおよび記録媒体
JP2001077823A (ja) 画像処理装置及びその制御方法並びに画像処理システム
JP2002064511A (ja) データ通信システム、電子機器及びそれらの制御方法
JP2004260857A (ja) 撮像制御装置、撮像制御方法、撮像制御システム、及び記憶媒体
JPH11227286A (ja) 印刷システム及び印刷制御方法
JP2001309248A (ja) 信号源選択装置及びtvモニタ装置
JP2001309458A (ja) 遠隔制御システム
JP2006050653A (ja) データ通信装置及び方法、データ通信システム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109