JP2000125332A - サービス登録方式 - Google Patents
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は他の通信事業者網へのローミングが可
能な移動通信端末が他の通信事業者網でサービスの登録
が可能なサービス登録方式に関し，異なる通信事業者用
の移動通信端末からのサービス登録の制御を簡単化し，
迅速に行うことを目的とする。 【解決手段】通信事業者網は自通信事業者識別情報を含
む報知情報を移動通信端末に送信する手段を備え，移動
通信端末は，通信事業者網から受信した通信事業者識別
情報を格納する移動通信事業体識別子格納部と，サービ
ス要求を表す入力コードに対応した複数の通信事業体毎
に決められた各サービス識別コードが格納されたサービ
スコード対応表とを備える。移動通信端末の利用者によ
り当該移動通信端末が所属する通信事業者により決めら
れたサービスコードの入力を検出すると，サービスコー
ド対応表を参照して移動通信事業体識別子に対応するサ
ービスコードを識別して通信事業者網へ送信するよう構
成する。
能な移動通信端末が他の通信事業者網でサービスの登録
が可能なサービス登録方式に関し，異なる通信事業者用
の移動通信端末からのサービス登録の制御を簡単化し，
迅速に行うことを目的とする。 【解決手段】通信事業者網は自通信事業者識別情報を含
む報知情報を移動通信端末に送信する手段を備え，移動
通信端末は，通信事業者網から受信した通信事業者識別
情報を格納する移動通信事業体識別子格納部と，サービ
ス要求を表す入力コードに対応した複数の通信事業体毎
に決められた各サービス識別コードが格納されたサービ
スコード対応表とを備える。移動通信端末の利用者によ
り当該移動通信端末が所属する通信事業者により決めら
れたサービスコードの入力を検出すると，サービスコー
ド対応表を参照して移動通信事業体識別子に対応するサ
ービスコードを識別して通信事業者網へ送信するよう構
成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は所属する通信事業者
以外の他の通信事業者網へのローミングが可能な移動通
信端末が他の通信事業者網でサービスを登録するための
サービス登録方式に関する。
以外の他の通信事業者網へのローミングが可能な移動通
信端末が他の通信事業者網でサービスを登録するための
サービス登録方式に関する。
【０００２】近年，移動体通信が複数の通信事業者によ
り提供されるようになり，一般に広く利用されるように
なった。その一方で，全ての移動の通信事業者が全ての
地域をカバーしていないため，異なる通信事業者網の間
でローミング（サービスエリア間の移動に伴う異なる通
信事業者による連続したサービス提供）が可能になるよ
うな移動通信端末が使用されるようになった。
り提供されるようになり，一般に広く利用されるように
なった。その一方で，全ての移動の通信事業者が全ての
地域をカバーしていないため，異なる通信事業者網の間
でローミング（サービスエリア間の移動に伴う異なる通
信事業者による連続したサービス提供）が可能になるよ
うな移動通信端末が使用されるようになった。
【０００３】各通信事業者は，移動通信端末の加入者に
対して各種のサービス（有料または無料）を用意してお
り，移動通信端末からのサービス登録を行うことにより
サービスを提供する場合が多い。そのようなサービスに
は，例えば，転送電話サービス，留守番電話サービス等
があるが，通信事業者網によってこれらのサービス登録
を要求するコードは統一されてなく，互いに異なるコー
ドを使用する場合が多く，移動通信端末が所属する通信
事業者網以外の他の通信事業者網のエリアに位置する時
にサービスを正しく登録するために複雑な制御が行われ
ている。
対して各種のサービス（有料または無料）を用意してお
り，移動通信端末からのサービス登録を行うことにより
サービスを提供する場合が多い。そのようなサービスに
は，例えば，転送電話サービス，留守番電話サービス等
があるが，通信事業者網によってこれらのサービス登録
を要求するコードは統一されてなく，互いに異なるコー
ドを使用する場合が多く，移動通信端末が所属する通信
事業者網以外の他の通信事業者網のエリアに位置する時
にサービスを正しく登録するために複雑な制御が行われ
ている。
【０００４】
【従来の技術】図１０は通信事業者のエリアと移動通信
端末の位置の説明図，図１１は従来例の構成を示す図で
ある。
端末の位置の説明図，図１１は従来例の構成を示す図で
ある。
【０００５】図１０において，８０は通信事業者Ａのエ
リアの無線基地局，８１は通信事業者Ｂのエリアの無線
基地局，８２は通信事業者Ｂに所属するＢ用の移動通信
端末であり現在通信事業者Ａのエリアに位置している。
８３は通信事業者Ｂに所属しエリアＢに位置するＢ用の
移動通信端末，８４は通信事業者Ａに所属しエリアＡに
位置するＡ用の移動通信端末，８５は基地局８０の上位
に配置されている通信事業者Ａの交換機，８６は基地局
８１の上位に配置されている通信事業者Ｂの交換機であ
る。
リアの無線基地局，８１は通信事業者Ｂのエリアの無線
基地局，８２は通信事業者Ｂに所属するＢ用の移動通信
端末であり現在通信事業者Ａのエリアに位置している。
８３は通信事業者Ｂに所属しエリアＢに位置するＢ用の
移動通信端末，８４は通信事業者Ａに所属しエリアＡに
位置するＡ用の移動通信端末，８５は基地局８０の上位
に配置されている通信事業者Ａの交換機，８６は基地局
８１の上位に配置されている通信事業者Ｂの交換機であ
る。
【０００６】図１０に示す移動通信システムの構成で
は，通信事業者Ａと通信事業者Ｂはそれぞれに所属する
移動通信端末８４，８３が互いに他の通信事業者網に対
してローミングが許容されているものとする。ここで，
通信事業者Ａのエリア（無線基地局８０のエリア）に位
置するＡ用の移動通信端末８４が転送電話や，留守番電
話，コールウェイティング等のサービスの開始や停止の
登録を行う場合，通信事業者Ａにより決められた対応す
るコード（番号）をダイヤルする。具体的には，転送電
話開始の登録を要求する場合は，「１４２１」のコー
ド，転送電話停止の登録を要求する場合は「１４２０」
のコードを用いる。このコードをＡ用の基地局８０が受
け取ると，上位の交換機８５において，そのコードを解
析して，要求された内容を認識して当該移動通信端末８
４の加入者データとして転送電話開始または転送電話停
止の登録をする。
は，通信事業者Ａと通信事業者Ｂはそれぞれに所属する
移動通信端末８４，８３が互いに他の通信事業者網に対
してローミングが許容されているものとする。ここで，
通信事業者Ａのエリア（無線基地局８０のエリア）に位
置するＡ用の移動通信端末８４が転送電話や，留守番電
話，コールウェイティング等のサービスの開始や停止の
登録を行う場合，通信事業者Ａにより決められた対応す
るコード（番号）をダイヤルする。具体的には，転送電
話開始の登録を要求する場合は，「１４２１」のコー
ド，転送電話停止の登録を要求する場合は「１４２０」
のコードを用いる。このコードをＡ用の基地局８０が受
け取ると，上位の交換機８５において，そのコードを解
析して，要求された内容を認識して当該移動通信端末８
４の加入者データとして転送電話開始または転送電話停
止の登録をする。
【０００７】同様に，通信事業者Ｂのエリア（無線基地
局８１のエリア）に位置するＢ用の移動通信端末８３か
ら転送電話や，留守番電話のサービスの開始や停止の登
録を行う場合，通信事業者Ｂにより決められた対応する
コードをダイヤルする。この例では，転送電話開始の登
録のコードが「１１２」で，転送電話停止の登録のコー
ドが「１１４」であるものとする。このコードはＢ用の
基地局８１で受け取ると，上位の交換機８６でコードを
解析して転送電話の開始や停止の登録であることを認識
し，その加入者データとして登録される。
局８１のエリア）に位置するＢ用の移動通信端末８３か
ら転送電話や，留守番電話のサービスの開始や停止の登
録を行う場合，通信事業者Ｂにより決められた対応する
コードをダイヤルする。この例では，転送電話開始の登
録のコードが「１１２」で，転送電話停止の登録のコー
ドが「１１４」であるものとする。このコードはＢ用の
基地局８１で受け取ると，上位の交換機８６でコードを
解析して転送電話の開始や停止の登録であることを認識
し，その加入者データとして登録される。
【０００８】一方，図１０のＢ用の移動通信端末８２か
ら通信事業者Ｂ用のサービスコードにより特定のサービ
スの登録を要求した場合に他の通信事業者である通信事
業者Ａの基地局８０，交換機８５により行われる動作を
図１１に示す構成により説明する。
ら通信事業者Ｂ用のサービスコードにより特定のサービ
スの登録を要求した場合に他の通信事業者である通信事
業者Ａの基地局８０，交換機８５により行われる動作を
図１１に示す構成により説明する。
【０００９】図１１において，８０，８２，８５は図１
０の各部と同じであり，８０は通信事業者Ａの無線基地
局，８２はＢ用の移動通信端末，８５は通信事業者Ａの
交換機である。交換機８５内の８５０は無線基地局８０
からのサービスコードが入力するサービスコード入力
部，８５１はサービスコードを解析するサービスコード
解析部，８５２は移動加入者データ，８５３は移動通信
端末８２から要求されたサービスを実行するサービス実
行部，８５４は移動通信端末からのサービスを要求する
サービスコードが各サービス種別毎に各通信事業者によ
って異なるために，予め全ての通信事業者に対して決め
られたコードが登録されたサービスコード対応表であ
る。
０の各部と同じであり，８０は通信事業者Ａの無線基地
局，８２はＢ用の移動通信端末，８５は通信事業者Ａの
交換機である。交換機８５内の８５０は無線基地局８０
からのサービスコードが入力するサービスコード入力
部，８５１はサービスコードを解析するサービスコード
解析部，８５２は移動加入者データ，８５３は移動通信
端末８２から要求されたサービスを実行するサービス実
行部，８５４は移動通信端末からのサービスを要求する
サービスコードが各サービス種別毎に各通信事業者によ
って異なるために，予め全ての通信事業者に対して決め
られたコードが登録されたサービスコード対応表であ
る。
【００１０】ここで，Ｂ用の移動通信端末８２がＡの通
信事業者網にローミングしている時に，そこから転送電
話開始の登録を行う場合，移動通信端末８２からＢの通
信事業者網用に決められたコード「１１２」を乗せた信
号が通信事業者Ａの無線基地局８０を介してＡ用の交換
機８５のサービスコード入力部８５０へ入力する。ここ
からサービスコード解析部８５１へ供給されると，サー
ビスコードと共に移動通信端末８２から受信した端末番
号より，移動通信端末がどの通信事業者に属するものな
のかを判断する。
信事業者網にローミングしている時に，そこから転送電
話開始の登録を行う場合，移動通信端末８２からＢの通
信事業者網用に決められたコード「１１２」を乗せた信
号が通信事業者Ａの無線基地局８０を介してＡ用の交換
機８５のサービスコード入力部８５０へ入力する。ここ
からサービスコード解析部８５１へ供給されると，サー
ビスコードと共に移動通信端末８２から受信した端末番
号より，移動通信端末がどの通信事業者に属するものな
のかを判断する。
【００１１】ここでは端末番号から当該移動通信端末が
通信事業者Ｂに属することが判明するため，サービスコ
ード対応表８５４の通信事業者Ｂのサービスコードを用
いて解析を行うと一致するコードが検出され，通信事業
者Ｂの転送電話開始の要求であることを認識する。
通信事業者Ｂに属することが判明するため，サービスコ
ード対応表８５４の通信事業者Ｂのサービスコードを用
いて解析を行うと一致するコードが検出され，通信事業
者Ｂの転送電話開始の要求であることを認識する。
【００１２】認識されると，その通信事業者Ｂ用のサー
ビスコードに対応する通信事業者Ａ用に割り当てられた
サービスコードに変換して移動加入者データ８５２に登
録すると共に，通信事業者Ｂの交換機（図１０の８６）
に対して加入者情報と要求されたサービス内容（または
通信事業者Ｂ用のサービスコード）を転送する。また，
サービス実行部８５３は，移動加入者データ８５２に登
録された内容に従ってサービスを実行する。
ビスコードに対応する通信事業者Ａ用に割り当てられた
サービスコードに変換して移動加入者データ８５２に登
録すると共に，通信事業者Ｂの交換機（図１０の８６）
に対して加入者情報と要求されたサービス内容（または
通信事業者Ｂ用のサービスコード）を転送する。また，
サービス実行部８５３は，移動加入者データ８５２に登
録された内容に従ってサービスを実行する。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の他の通
信事業者網に在圏する移動通信端末からのサービスコー
ドを用いたサービスの登録要求に対応するには，各交換
機がローミングを許容する全ての通信事業者網のサービ
スコードを実装し，移動通信端末が所属する通信事業者
毎に変換処理をしなければならないため，制御が複雑化
するという問題があった。そのため，交換機による呼処
理制御の効率が低下してしまうという問題があった。
信事業者網に在圏する移動通信端末からのサービスコー
ドを用いたサービスの登録要求に対応するには，各交換
機がローミングを許容する全ての通信事業者網のサービ
スコードを実装し，移動通信端末が所属する通信事業者
毎に変換処理をしなければならないため，制御が複雑化
するという問題があった。そのため，交換機による呼処
理制御の効率が低下してしまうという問題があった。
【００１４】本発明は異なる通信事業者用の移動通信端
末からのサービス登録を実施する時に交換機における制
御を簡単化し，迅速に処理を行うことができるサービス
登録方式を提供することを目的とする。
末からのサービス登録を実施する時に交換機における制
御を簡単化し，迅速に処理を行うことができるサービス
登録方式を提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の第１の原
理構成を示す図である。図中，１は移動通信端末，１ａ
は入力手段，１ｂは基地局から送信された情報を受信し
た中から移動通信事業体識別子を含む報知情報を検出す
る報知情報検出手段，１ｃは移動通信事業体識別子格納
手段，１ｄは各種のサービスを登録するための各通信事
業体により異なる（同じ場合も含む）サービスコードを
各移動通信事業体毎に各サービスの登録内容に応じて対
応付けて格納したサービスコード対応表，１ｅは移動通
信端末１で入力されたサービスコードを解析して移動通
信端末１が在圏する移動通信事業体に適合したサービス
コードに変換するサービスコード解析手段，１ｆは移動
通信端末１が位置する移動通信事業体に対応したサービ
スコードによる信号を基地局へ出力する信号出力手段で
ある。また，２は移動通信端末１が在圏するエリアに設
けられた無線基地局，２ａは基地局２が所属する移動通
信事業体識別子をエリア内の各移動通信端末に通知する
移動通信事業体識別子通知手段，３は交換機である。
理構成を示す図である。図中，１は移動通信端末，１ａ
は入力手段，１ｂは基地局から送信された情報を受信し
た中から移動通信事業体識別子を含む報知情報を検出す
る報知情報検出手段，１ｃは移動通信事業体識別子格納
手段，１ｄは各種のサービスを登録するための各通信事
業体により異なる（同じ場合も含む）サービスコードを
各移動通信事業体毎に各サービスの登録内容に応じて対
応付けて格納したサービスコード対応表，１ｅは移動通
信端末１で入力されたサービスコードを解析して移動通
信端末１が在圏する移動通信事業体に適合したサービス
コードに変換するサービスコード解析手段，１ｆは移動
通信端末１が位置する移動通信事業体に対応したサービ
スコードによる信号を基地局へ出力する信号出力手段で
ある。また，２は移動通信端末１が在圏するエリアに設
けられた無線基地局，２ａは基地局２が所属する移動通
信事業体識別子をエリア内の各移動通信端末に通知する
移動通信事業体識別子通知手段，３は交換機である。
【００１６】図１において，移動通信端末１が無線基地
局２の移動通信事業体と異なる移動通信事業体に所属す
るものとし，無線基地局２の移動通信事業体識別子通知
手段２ａからは少なくとも一定周期内に無線基地局２
（上位の交換機を含む）が所属する移動通信事業体の識
別子を無線により送信する。この信号は無線基地局２が
カバーするエリアにいる各移動通信端末で受信され，移
動通信端末１では報知情報検出手段１ｂでこの報知情報
が検出され，その中の移動通信事業体識別子を移動通信
事業体識別子格納手段１ｃに格納する。一方，移動通信
端末１の利用者が特定のサービスの登録を要求して，移
動通信端末１の通信事業体により決められたサービスコ
ードが利用者により入力されると入力手段１ａで検出し
て，サービスコード解析手段１ｅにおいて解析が行われ
る。すなわち，サービスコード対応表１ｄを参照し，移
動通信端末１が所属する移動通信事業者に対応するサー
ビスコードの中から入力検出されたサービスコードを識
別し，そのサービスコードにより登録が要求されたサー
ビスに対応する上記移動通信事業体識別子格納手段１ｃ
に設定されたサービスコードを検出する。検出されたサ
ービスコードは信号出力手段１ｆから無線基地局２へ送
られ，そこから図示省略された交換機で受け取られて解
析され，必要な処理が行われる。
局２の移動通信事業体と異なる移動通信事業体に所属す
るものとし，無線基地局２の移動通信事業体識別子通知
手段２ａからは少なくとも一定周期内に無線基地局２
（上位の交換機を含む）が所属する移動通信事業体の識
別子を無線により送信する。この信号は無線基地局２が
カバーするエリアにいる各移動通信端末で受信され，移
動通信端末１では報知情報検出手段１ｂでこの報知情報
が検出され，その中の移動通信事業体識別子を移動通信
事業体識別子格納手段１ｃに格納する。一方，移動通信
端末１の利用者が特定のサービスの登録を要求して，移
動通信端末１の通信事業体により決められたサービスコ
ードが利用者により入力されると入力手段１ａで検出し
て，サービスコード解析手段１ｅにおいて解析が行われ
る。すなわち，サービスコード対応表１ｄを参照し，移
動通信端末１が所属する移動通信事業者に対応するサー
ビスコードの中から入力検出されたサービスコードを識
別し，そのサービスコードにより登録が要求されたサー
ビスに対応する上記移動通信事業体識別子格納手段１ｃ
に設定されたサービスコードを検出する。検出されたサ
ービスコードは信号出力手段１ｆから無線基地局２へ送
られ，そこから図示省略された交換機で受け取られて解
析され，必要な処理が行われる。
【００１７】図２は本発明の第２の原理構成を示す図で
ある。図中，１，１ａ，１ｂ，１ｆ，２，3 の各符号は
上記図１と同じであり，１は移動通信端末，１ａは入力
手段，１ｂは無線基地局２から送られる報知情報を検出
する報知情報検出手段，１ｆは信号出力手段，２は無線
基地局，３は交換局である。そして，移動通信端末１の
１ｇは交換機３から無線基地局２を介して送られてくる
情報であるサービス操作−交換側サービスコード対応
表，１ｈはサービスコード解析手段である。交換機３の
３ａはサービス操作−交換側サービスコード対応表通知
手段である。このサービス操作−交換側サービスコード
対応表は，各種のサービス要求を行うための複数の各移
動通信事業者が決めたサービス操作コードに対応した無
線基地局２と交換機３が所属する移動通信事業者が決め
たサービスコード（交換側サービスコード）が設定され
ており，この交換側サービスコードが変換先のコードで
ある。
ある。図中，１，１ａ，１ｂ，１ｆ，２，3 の各符号は
上記図１と同じであり，１は移動通信端末，１ａは入力
手段，１ｂは無線基地局２から送られる報知情報を検出
する報知情報検出手段，１ｆは信号出力手段，２は無線
基地局，３は交換局である。そして，移動通信端末１の
１ｇは交換機３から無線基地局２を介して送られてくる
情報であるサービス操作−交換側サービスコード対応
表，１ｈはサービスコード解析手段である。交換機３の
３ａはサービス操作−交換側サービスコード対応表通知
手段である。このサービス操作−交換側サービスコード
対応表は，各種のサービス要求を行うための複数の各移
動通信事業者が決めたサービス操作コードに対応した無
線基地局２と交換機３が所属する移動通信事業者が決め
たサービスコード（交換側サービスコード）が設定され
ており，この交換側サービスコードが変換先のコードで
ある。
【００１８】この第２の原理構成では，移動通信端末１
が無線基地局２と交換機３の移動通信事業体と異なる移
動通信事業体に所属するものとする。交換機３のサービ
ス操作−交換側サービスコード対応表通知手段３ａか
ら，無線基地局２を介してサービス操作−交換側サービ
スコード対応表が移動通信端末１へ送信されると，移動
通信端末１の報知情報検出手段１ｂで検出され，サービ
ス操作−交換側サービスコード対応表１ｇに格納され
る。このサービス操作−交換側サービスコード対応表は
交換機３から無線基地局２に設定し，無線基地局２から
在圏の移動通信端末に対し定期的に送信してもよい。
が無線基地局２と交換機３の移動通信事業体と異なる移
動通信事業体に所属するものとする。交換機３のサービ
ス操作−交換側サービスコード対応表通知手段３ａか
ら，無線基地局２を介してサービス操作−交換側サービ
スコード対応表が移動通信端末１へ送信されると，移動
通信端末１の報知情報検出手段１ｂで検出され，サービ
ス操作−交換側サービスコード対応表１ｇに格納され
る。このサービス操作−交換側サービスコード対応表は
交換機３から無線基地局２に設定し，無線基地局２から
在圏の移動通信端末に対し定期的に送信してもよい。
【００１９】その後，移動通信端末１の利用者が特定の
サービスの登録を要求して，移動通信端末１の通信事業
体により決められたサービスコードが利用者により入力
されると入力手段１ａで検出して，サービスコード解析
手段１ｈにおいて解析が行われる。サービスコード解析
手段１ｈはサービス操作−交換側サービスコード対応表
１ｇを参照し，入力検出されたサービスコードを識別
し，そのサービスコードに対応する交換側サービスコー
ドを判別する。判別した交換側サービスコードを信号出
力手段１ｆから無線基地局２を介して交換機３へ送る。
交換機３は自移動通信事業体用に変換されたサービスコ
ードを識別し交換機３で受け取られて解析され，必要な
処理が行われる。
サービスの登録を要求して，移動通信端末１の通信事業
体により決められたサービスコードが利用者により入力
されると入力手段１ａで検出して，サービスコード解析
手段１ｈにおいて解析が行われる。サービスコード解析
手段１ｈはサービス操作−交換側サービスコード対応表
１ｇを参照し，入力検出されたサービスコードを識別
し，そのサービスコードに対応する交換側サービスコー
ドを判別する。判別した交換側サービスコードを信号出
力手段１ｆから無線基地局２を介して交換機３へ送る。
交換機３は自移動通信事業体用に変換されたサービスコ
ードを識別し交換機３で受け取られて解析され，必要な
処理が行われる。
【００２０】なお，本発明の別の構成として，上記図１
１（従来例）の構成において，サービス登録時に移動通
信端末８２が移動通信事業者識別子とサービス操作内容
を交換機８５に対し送信するように変更する（従来は移
動通信端末が属する移動通信事業者を端末番号を解読し
て判別していた）。これを受け取った交換機は，移動通
信端末が属する移動通信事業者識別子を用いて，サービ
スコード解析部８５１にてサービスコード対応表８５４
を参照することにより移動通信端末が属する移動通信事
業者用のサービスコードを解析し，必要な処理を行うよ
うにする方法がある。
１（従来例）の構成において，サービス登録時に移動通
信端末８２が移動通信事業者識別子とサービス操作内容
を交換機８５に対し送信するように変更する（従来は移
動通信端末が属する移動通信事業者を端末番号を解読し
て判別していた）。これを受け取った交換機は，移動通
信端末が属する移動通信事業者識別子を用いて，サービ
スコード解析部８５１にてサービスコード対応表８５４
を参照することにより移動通信端末が属する移動通信事
業者用のサービスコードを解析し，必要な処理を行うよ
うにする方法がある。
【００２１】
【発明の実施の形態】図３，図４は実施例１の構成を示
し，図３は実施例１の全体の構成，図４は実施例１の移
動通信端末の構成である。この実施例１は上記本発明の
原理構成１に対応する。
し，図３は実施例１の全体の構成，図４は実施例１の移
動通信端末の構成である。この実施例１は上記本発明の
原理構成１に対応する。
【００２２】図３において，１は移動通信端末，２は無
線基地局，２０は当該無線基地局２が所属する移動通信
事業者識別子を保持するメモリ，３は交換機，３０は無
線基地局２からのサービスコードが入力されるサービス
コード入力部，３１はサービスコード解析部，３２は各
移動加入者に対応して，それぞれの位置情報や，各種の
サービスを受けるための登録データ等を格納した移動加
入者データ，３３はサービス実行部である。
線基地局，２０は当該無線基地局２が所属する移動通信
事業者識別子を保持するメモリ，３は交換機，３０は無
線基地局２からのサービスコードが入力されるサービス
コード入力部，３１はサービスコード解析部，３２は各
移動加入者に対応して，それぞれの位置情報や，各種の
サービスを受けるための登録データ等を格納した移動加
入者データ，３３はサービス実行部である。
【００２３】また，図４において，１は移動通信端末，
１０は端末利用者により操作されるサービスコード入力
部，１１は入力されたサービスコードをサービスコード
対応表（後述する１３）を用いて解析するサービスコー
ド解析部，１２は無線基地局２から送信される移動通信
事業体識別子を格納する移動通信事業体識別子格納メモ
リ，１３は各種のサービス登録要求に対応して各移動通
信事業体毎に決められた各サービスコードが表形式で格
納されたサービスコード対応表，１４は無線基地局２か
ら送られた移動通信事業体識別子を検出する報知情報検
出部，１５はサービスコードを無線基地局２へ向けて出
力する信号出力部，１６は無線部である。
１０は端末利用者により操作されるサービスコード入力
部，１１は入力されたサービスコードをサービスコード
対応表（後述する１３）を用いて解析するサービスコー
ド解析部，１２は無線基地局２から送信される移動通信
事業体識別子を格納する移動通信事業体識別子格納メモ
リ，１３は各種のサービス登録要求に対応して各移動通
信事業体毎に決められた各サービスコードが表形式で格
納されたサービスコード対応表，１４は無線基地局２か
ら送られた移動通信事業体識別子を検出する報知情報検
出部，１５はサービスコードを無線基地局２へ向けて出
力する信号出力部，１６は無線部である。
【００２４】この実施例１では，移動通信端末１のサー
ビスコード対応表１３（図４）には，予め各種のサービ
スとして，転送電話開始，転送電話停止，留守番電話開
始，留守番電話停止等に対応して各移動通信事業者（Ａ
事業者，Ｂ事業者，…）により設定されたサービスコー
ドが格納されており，移動通信端末１に予め記憶してお
き，通信手段等の外部から書き込む（更新を含む）こと
ができる。
ビスコード対応表１３（図４）には，予め各種のサービ
スとして，転送電話開始，転送電話停止，留守番電話開
始，留守番電話停止等に対応して各移動通信事業者（Ａ
事業者，Ｂ事業者，…）により設定されたサービスコー
ドが格納されており，移動通信端末１に予め記憶してお
き，通信手段等の外部から書き込む（更新を含む）こと
ができる。
【００２５】図５は実施例１の構成による処理シーケン
スであり，図５には移動通信端末１のサービスコード解
析部１１と移動通信事業体識別子格納メモリ１２におけ
る処理と無線基地局２及び交換機３の主要な処理と相互
の関係が示され，他の部分の処理ついては図示省略され
ている。
スであり，図５には移動通信端末１のサービスコード解
析部１１と移動通信事業体識別子格納メモリ１２におけ
る処理と無線基地局２及び交換機３の主要な処理と相互
の関係が示され，他の部分の処理ついては図示省略され
ている。
【００２６】図３〜図５を用いて実施例１の動作を説明
すると，無線基地局２には当該基地局が所属する移動通
信事業体識別子がメモリ２０に保持されている。この移
動通信事業体識別子は交換機３から設定されるか，無線
基地局２において設定される。無線基地局２は，このメ
モリ２０の移動体通信事業体識別子を含む報知情報（図
５のａ）を定期的にそのエリア内の移動通信端末に対し
て送信する（図５のＳ１）。その無線基地局２のエリア
に在圏する移動通信端末１はこの報知情報を無線部１６
の受信機構で受信し，報知情報検出部１４で移動通信事
業体識別子であることを検出すると，移動通信事業体識
別子格納メモリ１２に格納する（図５のＳ２）。
すると，無線基地局２には当該基地局が所属する移動通
信事業体識別子がメモリ２０に保持されている。この移
動通信事業体識別子は交換機３から設定されるか，無線
基地局２において設定される。無線基地局２は，このメ
モリ２０の移動体通信事業体識別子を含む報知情報（図
５のａ）を定期的にそのエリア内の移動通信端末に対し
て送信する（図５のＳ１）。その無線基地局２のエリア
に在圏する移動通信端末１はこの報知情報を無線部１６
の受信機構で受信し，報知情報検出部１４で移動通信事
業体識別子であることを検出すると，移動通信事業体識
別子格納メモリ１２に格納する（図５のＳ２）。
【００２７】一方，移動通信端末１の加入者が，移動通
信端末１が，特定のサービス登録を行うため，その加入
者が加入している移動通信事業体により決められた対応
するサービスコードをサービスコード入力部（図４の１
０）からダイヤルすると（図５のｂ），移動通信端末１
のサービスコード解析部１１が起動してサービスコード
の検出処理を行う（図５のＳ３）。次に移動通信事業体
識別子格納メモリ１２から在圏する移動通信事業体識別
子を入手する（図５のＳ４）。
信端末１が，特定のサービス登録を行うため，その加入
者が加入している移動通信事業体により決められた対応
するサービスコードをサービスコード入力部（図４の１
０）からダイヤルすると（図５のｂ），移動通信端末１
のサービスコード解析部１１が起動してサービスコード
の検出処理を行う（図５のＳ３）。次に移動通信事業体
識別子格納メモリ１２から在圏する移動通信事業体識別
子を入手する（図５のＳ４）。
【００２８】次いで，上記Ｓ３で検出されたサービスコ
ードに対応する移動通信事業体識別子で定まる在圏する
事業者でのサービス識別コードを，サービスコード対応
表（図４の１３）を使用して入手する（図５のＳ５）。
この在圏する事業体でのサービス識別コードは，信号出
力部（図４の１５）からサービス登録指示の信号として
出力され，移動通信端末１の無線部１６から無線基地局
２へ送信される（図５のｃ）。この信号は無線基地局２
を経由して交換機３へ送られ，交換機３ではサービスコ
ードを解析し，サービスを実施する（図５のＳ６）。
ードに対応する移動通信事業体識別子で定まる在圏する
事業者でのサービス識別コードを，サービスコード対応
表（図４の１３）を使用して入手する（図５のＳ５）。
この在圏する事業体でのサービス識別コードは，信号出
力部（図４の１５）からサービス登録指示の信号として
出力され，移動通信端末１の無線部１６から無線基地局
２へ送信される（図５のｃ）。この信号は無線基地局２
を経由して交換機３へ送られ，交換機３ではサービスコ
ードを解析し，サービスを実施する（図５のＳ６）。
【００２９】次に図３に示す交換機３における動作を説
明すると，サービスコード入力部３０が移動通信端末１
からのサービスコードを受け取ると，サービスコード解
析部３１は交換機３が所属する自移動通信事業体用のサ
ービスコードであるために，直ちに識別することができ
る。識別結果は，移動加入者データ３２の当該加入者に
対応するデータに登録される。但し，移動通信端末１が
他の移動通信事業体の加入者の場合は，この移動加入者
データ３２に登録された後（または登録されることな
く），サービスに関するデータが他事業者交換機へ送信
される。サービス実行部３３は，サービスコード解析部
３１により駆動されると，移動加入者データ３２に登録
された各加入者の現在位置に対して登録されたサービス
を実行する制御を行う。また，他の事業者の交換機に登
録された加入者（他の事業者のエリアに在圏する加入
者）については，他の事業者の交換機においてサービス
が実行される。
明すると，サービスコード入力部３０が移動通信端末１
からのサービスコードを受け取ると，サービスコード解
析部３１は交換機３が所属する自移動通信事業体用のサ
ービスコードであるために，直ちに識別することができ
る。識別結果は，移動加入者データ３２の当該加入者に
対応するデータに登録される。但し，移動通信端末１が
他の移動通信事業体の加入者の場合は，この移動加入者
データ３２に登録された後（または登録されることな
く），サービスに関するデータが他事業者交換機へ送信
される。サービス実行部３３は，サービスコード解析部
３１により駆動されると，移動加入者データ３２に登録
された各加入者の現在位置に対して登録されたサービス
を実行する制御を行う。また，他の事業者の交換機に登
録された加入者（他の事業者のエリアに在圏する加入
者）については，他の事業者の交換機においてサービス
が実行される。
【００３０】実施例１によるサービスコード変換の具体
例を挙げると，移動通信端末１がＢ事業者に属している
場合に，留守番電話の開始を要求して，番号「１１６」
をダイヤル入力したものとする。このダイヤル入力は図
４に示す移動通信端末１のサービスコード解析部１１で
検出され，サービスコード対応表１３を参照してＢ事業
者の留守番電話開始を要求するコードであることを識別
する。一方，移動通信事業体識別子格納メモリ１２にＡ
事業者の表示が格納されているので，サービスコード対
応表１３のＡ事業者のサービスコードを参照してその中
の「留守番電話開始」に対応するサービスコード「１４
１１」を検出する。このサービスコード「１４１１」が
信号出力部１５から無線基地局２及び交換機３へ送られ
る。
例を挙げると，移動通信端末１がＢ事業者に属している
場合に，留守番電話の開始を要求して，番号「１１６」
をダイヤル入力したものとする。このダイヤル入力は図
４に示す移動通信端末１のサービスコード解析部１１で
検出され，サービスコード対応表１３を参照してＢ事業
者の留守番電話開始を要求するコードであることを識別
する。一方，移動通信事業体識別子格納メモリ１２にＡ
事業者の表示が格納されているので，サービスコード対
応表１３のＡ事業者のサービスコードを参照してその中
の「留守番電話開始」に対応するサービスコード「１４
１１」を検出する。このサービスコード「１４１１」が
信号出力部１５から無線基地局２及び交換機３へ送られ
る。
【００３１】図６，図７は実施例２の構成を示し，図６
は全体の構成，図７は移動通信端末の構成である。この
実施例２は上記本発明の原理構成２に対応する。図６，
図７において，１，２，３は上記実施例１（図３）の同
じ符号の各部と同様であり，移動通信端末１の１０，１
１，１４〜１６の各符号及び交換機３の３０〜３３の各
符号も実施例１の図３，図４の同じ符号の各部と同じで
あり説明を省略する。そして，図７の移動通信端末１の
１７はサービス操作−交換側サービスコード対応表格納
エリアであり，図６の交換機３の３４はサービス操作−
交換側サービスコード対応表である。
は全体の構成，図７は移動通信端末の構成である。この
実施例２は上記本発明の原理構成２に対応する。図６，
図７において，１，２，３は上記実施例１（図３）の同
じ符号の各部と同様であり，移動通信端末１の１０，１
１，１４〜１６の各符号及び交換機３の３０〜３３の各
符号も実施例１の図３，図４の同じ符号の各部と同じで
あり説明を省略する。そして，図７の移動通信端末１の
１７はサービス操作−交換側サービスコード対応表格納
エリアであり，図６の交換機３の３４はサービス操作−
交換側サービスコード対応表である。
【００３２】この交換機３のサービス操作−交換側サー
ビスコード対応表３４には，各種のサービス要求を行う
ための複数の各移動通信事業者が決めたサービス操作コ
ードに対応した無線基地局２と交換機３が所属する移動
通信事業者が決めた交換側サービスコードが設定されて
いる。
ビスコード対応表３４には，各種のサービス要求を行う
ための複数の各移動通信事業者が決めたサービス操作コ
ードに対応した無線基地局２と交換機３が所属する移動
通信事業者が決めた交換側サービスコードが設定されて
いる。
【００３３】図８はサービス操作−交換側サービスコー
ド対応表の例であり，各種のサービス（転送電話開始，
停止，留守番電話開始，停止，…）に対するＡ事業者，
Ｂ事業者，…の各事業者が決めたサービスコードが設定
されており，最後に当該無線基地局２と交換機３が所属
する事業者が設定した交換側サービスが格納されてい
る。
ド対応表の例であり，各種のサービス（転送電話開始，
停止，留守番電話開始，停止，…）に対するＡ事業者，
Ｂ事業者，…の各事業者が決めたサービスコードが設定
されており，最後に当該無線基地局２と交換機３が所属
する事業者が設定した交換側サービスが格納されてい
る。
【００３４】図９は実施例２の構成による処理シーケン
スであり，図９には移動通信端末１のサービスコード解
析部１１とサービス操作−交換側サービスコード対応表
格納エリア１７における処理と無線基地局２及び交換機
３の主要な処理と相互動作だけが示され，他の部分の処
理ついては図示省略されている。
スであり，図９には移動通信端末１のサービスコード解
析部１１とサービス操作−交換側サービスコード対応表
格納エリア１７における処理と無線基地局２及び交換機
３の主要な処理と相互動作だけが示され，他の部分の処
理ついては図示省略されている。
【００３５】図６〜図９を用いて実施例２の動作を説明
すると，無線基地局２は交換機３のサービス操作−交換
側サービスコード対応表３４の対応表を含む報知情報
（図９のａ）を受け取って移動通信端末１へ送信する
（図９のＳ１）。この報知情報はその無線基地局２のエ
リアに在圏する移動通信端末１の無線部１６の受信機構
で受信し，報知情報検出部１４で検出すると，サービス
操作−交換側サービスコード対応表格納エリア１７に格
納する（図９のＳ２）。一方，移動通信端末１の加入者
が，特定のサービス登録を行うため，その加入者が加入
している移動通信事業体により決められたサービスコー
ドをサービスコード入力部（図７の１０）からダイヤル
すると（図９のｂ），移動通信端末１のサービスコード
解析部１１が起動してサービスコードの検出処理を行う
（図９のＳ３）。次にサービス操作−交換側サービスコ
ード対応表格納エリア１７の内容を入手する（図９のＳ
４）。
すると，無線基地局２は交換機３のサービス操作−交換
側サービスコード対応表３４の対応表を含む報知情報
（図９のａ）を受け取って移動通信端末１へ送信する
（図９のＳ１）。この報知情報はその無線基地局２のエ
リアに在圏する移動通信端末１の無線部１６の受信機構
で受信し，報知情報検出部１４で検出すると，サービス
操作−交換側サービスコード対応表格納エリア１７に格
納する（図９のＳ２）。一方，移動通信端末１の加入者
が，特定のサービス登録を行うため，その加入者が加入
している移動通信事業体により決められたサービスコー
ドをサービスコード入力部（図７の１０）からダイヤル
すると（図９のｂ），移動通信端末１のサービスコード
解析部１１が起動してサービスコードの検出処理を行う
（図９のＳ３）。次にサービス操作−交換側サービスコ
ード対応表格納エリア１７の内容を入手する（図９のＳ
４）。
【００３６】次いで，入手したサービス操作−交換側サ
ービスコード対応表を用い，上記Ｓ３で検出されたサー
ビスコードに対応する在圏する事業者のサービス（交換
側サービスコード）を入手する（図９のＳ５）。この交
換側サービスコードは，信号出力部（図７の１５）から
サービス登録指示の信号として出力され，移動通信端末
１の無線部１６から無線基地局２へ送信される（図９の
ｃ）。この信号は無線基地局２を経由して交換機３へ送
られ，交換機３ではサービスコードを解析し，サービス
を実施する（図９のＳ６）。
ービスコード対応表を用い，上記Ｓ３で検出されたサー
ビスコードに対応する在圏する事業者のサービス（交換
側サービスコード）を入手する（図９のＳ５）。この交
換側サービスコードは，信号出力部（図７の１５）から
サービス登録指示の信号として出力され，移動通信端末
１の無線部１６から無線基地局２へ送信される（図９の
ｃ）。この信号は無線基地局２を経由して交換機３へ送
られ，交換機３ではサービスコードを解析し，サービス
を実施する（図９のＳ６）。
【００３７】実施例２によるサービスコード変換の具体
例を図８に示すサービス操作−交換側サービスコード対
応表により説明すると，移動通信端末１がＢ事業者に属
している場合に，留守番電話の開始を要求して，番号
「１１６」をダイヤル入力したものとする。このダイヤ
ル入力は移動通信端末１のサービスコード解析部１１で
検出される。次に図８のサービス操作−交換側サービス
コード対応表において検出された番号「１１６」に対応
する交換側サービスコードの欄に格納されたサービスコ
ードを検出すると，「♯３１」を検出する。このサービ
スコード「♯３１」が信号出力部１５から無線基地局２
及び交換機３へ送られる。
例を図８に示すサービス操作−交換側サービスコード対
応表により説明すると，移動通信端末１がＢ事業者に属
している場合に，留守番電話の開始を要求して，番号
「１１６」をダイヤル入力したものとする。このダイヤ
ル入力は移動通信端末１のサービスコード解析部１１で
検出される。次に図８のサービス操作−交換側サービス
コード対応表において検出された番号「１１６」に対応
する交換側サービスコードの欄に格納されたサービスコ
ードを検出すると，「♯３１」を検出する。このサービ
スコード「♯３１」が信号出力部１５から無線基地局２
及び交換機３へ送られる。
【００３８】
【発明の効果】本発明によれば従来技術のように交換網
内での交換機において，ローミングを許容する移動端末
の所属事業者毎に定められている異なるサービスコード
を実装する必要がなくなり，交換機内でのデータベース
の増大化，処理の複雑化を避けることができ，交換機側
におけるコード変換の処理の負担がなくなり呼処理を迅
速に行うことが可能となり，移動交換機の信頼性を向上
することができる。
内での交換機において，ローミングを許容する移動端末
の所属事業者毎に定められている異なるサービスコード
を実装する必要がなくなり，交換機内でのデータベース
の増大化，処理の複雑化を避けることができ，交換機側
におけるコード変換の処理の負担がなくなり呼処理を迅
速に行うことが可能となり，移動交換機の信頼性を向上
することができる。
【図１】本発明の第１の原理構成を示す図である。
【図２】本発明の第２の原理構成を示す図である。
【図３】実施例１の全体の構成を示す図である。
【図４】実施例１の移動通信端末の構成を示す図であ
る。
る。
【図５】実施例１の構成による処理シーケンスを示す図
である。
である。
【図６】実施例２の全体構成を示す図である。
【図７】実施例２の移動通信端末の構成を示す図であ
る。
る。
【図８】サービス操作−交換側サービスコード対応表の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図９】実施例２の構成による処理シーケンスを示す図
である。
である。
【図１０】通信事業者のエリアと移動通信端末の位置の
説明図である。
説明図である。
【図１１】従来例の構成を示す図である。
１ 移動通信端末 １ａ 入力手段 １ｂ 報知情報検出手段 １ｃ 移動通信事業体識別子格納手段 １ｄ サービスコード対応表 １ｅ サービスコード解析手段 １ｆ 信号出力手段 ２ 無線基地局 ２ａ 移動通信事業体識別子通知手段 ３ 交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K024 BB04 CC11 DD04 DD05 GG01 5K067 AA21 BB02 DD18 EE04 EE16 EE23 HH11 HH22 HH24 HH31 JJ53 JJ64 JJ70
Claims (5)
- 【請求項１】 他の通信事業者網へのローミングが可能
な移動通信端末が他の通信事業者網でのサービス登録を
行うためのサービス登録方式において，通信事業者網は
自通信事業者識別情報を含む報知情報を移動通信端末に
送信する手段を備え，移動通信端末は，前記通信事業者
網から受信した前記通信事業者識別情報を格納する移動
通信事業体識別子格納手段と，サービス要求を表す入力
コードに対応した複数の通信事業体毎に決められた各サ
ービス識別コードが格納されたサービスコード対応表と
を備え，移動通信端末の利用者により当該移動通信端末
が所属する通信事業者用のサービスコードの入力を検出
すると，前記サービスコード対応表を参照して前記検出
したサービスコードに対応する前記移動通信事業体識別
子に対応するサービスコードを識別して，現在位置する
通信事業者網へ送信することを特徴とするサービス登録
方式。 - 【請求項２】 請求項１において，前記移動通信端末
は，入力されたサービスコードを検出する手段と，検出
したサービスコードに対応する前記移動通信事業体識別
子格納手段に格納された通信事業体識別子に対応するサ
ービスコードを前記サービスコード対応表から識別する
サービスコード解析手段とを備えることを特徴とするサ
ービス登録方式。 - 【請求項３】 請求項１において，前記通信事業者網の
交換機は，前記他の通信事業者網を含む移動通信端末か
ら自通信事業者網用に設定されたサービスコードに変換
されたサービスコードを受け取ると対応するデータを対
応する通信事業者網の加入者データに登録することを特
徴とするサービス登録方式。 - 【請求項４】 所属する通信事業者以外の他の通信事業
者網へのローミングが可能な移動通信端末が他の通信事
業者網でサービスを登録するためのサービス登録方式に
おいて，前記通信事業者網は複数の各通信事業者毎の各
サービス要求を行うコードに対応して自通信事業者用に
決められた交換側サービスコードが設定されたサービス
操作−交換側サービスコード対応表を含む報知情報を在
圏移動通信端末に送信する手段を備え，移動通信端末
は，前記通信事業者網から受信した前記サービス操作−
交換側サービスコード対応表を格納する手段を備え，当
該移動通信端末が所属する通信事業者により決められた
サービスコードの入力を検出すると，前記サービス操作
−交換側サービスコード対応表を参照して前記入力コー
ドに対応する交換側サービスコードを識別する手段を備
え，前記識別した交換側サービスコードを通信事業者網
へ送信することを特徴とするサービス登録方式。 - 【請求項５】 所属する通信事業者以外の他の通信事業
者網へのローミングが可能な移動通信端末が他の通信事
業者網でサービスを登録するためのサービス登録方式に
おいて，移動通信端末が移動通信事業者網に対しサービ
スを登録する際，移動通信端末が属する通信事業者識別
情報とサービス操作内容を送信し，前記移動通信端末が
在圏する他の通信事業者網の交換機は，サービス要求を
表す入力コードに対応した複数の通信事業体毎に決めら
れた各サービス識別コードが格納されたサービスコード
対応表を備え，前記移動通信端末から受信した移動通信
事業者識別情報及びサービス操作内容からサービス識別
コードを求めることを特徴とするサービス登録方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290188A JP2000125332A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | サービス登録方式 |
| US09/357,353 US7010296B2 (en) | 1998-10-13 | 1999-07-14 | Method of registering services in mobile-communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290188A JP2000125332A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | サービス登録方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000125332A true JP2000125332A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17752898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10290188A Pending JP2000125332A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | サービス登録方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7010296B2 (ja) |
| JP (1) | JP2000125332A (ja) |
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