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JP2000118132A - 画像形成材料 - Google Patents

画像形成材料

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Publication number
JP2000118132A
JP2000118132A JP10292126A JP29212698A JP2000118132A JP 2000118132 A JP2000118132 A JP 2000118132A JP 10292126 A JP10292126 A JP 10292126A JP 29212698 A JP29212698 A JP 29212698A JP 2000118132 A JP2000118132 A JP 2000118132A
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JP
Japan
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weight
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image
forming material
Prior art date
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Pending
Application number
JP10292126A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Kobayashi
康伸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP10292126A priority Critical patent/JP2000118132A/ja
Publication of JP2000118132A publication Critical patent/JP2000118132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度で、高解像度の画像が得られる高密度
エネルギー光の露光により画像を形成する画像形成材料
の、塗布故障の改善による歩留まりの向上、画像形成時
の画像表面の汚れの改善、画像パターンの高解像度化、
取扱い時の擦過性の向上により従来のものよりも信頼性
が高く安価な画像形成材料を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも色材層を有
し、該色材層にバインダーとしてポリウレタン系樹脂
(B1とする)、ポリエステル樹脂(B2とする)及び
フェノキシ樹脂(B3とする)を含有し、B1及びB2
のガラス転移温度(Tg)がいずれも70℃以上である
画像形成材料、及び、 支持体上に少なくとも色材層
及びオーバーコート層を有し、カーボンブラック、無機
フィラー、ポリテトラフルオロエチレン及び二硫化モリ
ブデンから選ばれる1つ以上の素材を、オーバーコート
層には全固形分中の0.5〜10重量%で、色材層には
無機顔料に対し0.5〜10.0重量%で含有する画像
形成材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高濃度で、高解像
度の画像が得られ、製造工程においてピンホールの発生
がなく、画像形成工程において画質劣化が無く、画像形
成後に傷が発生しにくい画像形成材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザー光線等の光エネルギ
ーを集束させ記録材料に照射して、材料の一部を融解変
形させたり、飛散、燃焼或いは蒸発除去する記録方法が
知られている。これらは、薬品等の処理液を必要としな
い乾式処理であり、かつ光照射部のみを融解変形、飛散
及び/又は蒸発除去(アブレーション)することから高
コントラストが得られる、という利点を有しており、レ
ジスト材料、光ディスク等の光学的記録材料、自身を可
視画像とする画像形成材料等に利用されている。
【0003】例えば、特開昭59−5447号、同59
−105638号、同62−115153号等には、パ
ターン露光によりバインダー樹脂を光分解させてレジス
トパターンを形成する方法とそのための材料が、特開昭
55−132536号、同57−27788号、同57
−103137号等には蒸着法により設けた無機化合物
薄膜に露光して膜の融解変形により情報を記録すること
が、又、特開昭64−56591号、特開平1−998
87号、同6−40163号等には、光熱変換により着
色バインダー層を除去して情報記録するための材料が、
米国特許第4,245,003号等にはグラファイト又
はカーボンブラックを含有する画像形成層を有する画像
形成材料が、それぞれ記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記米国特許の画像形
成方法を用いる場合、高濃度、高解像度の画像は得られ
るが、製造工程時の故障であるピンホールの発生、画像
形成時に発生する色材、バインダーに起因する表面の汚
れ、高解像度化、取扱い時における傷については有効な
手段が無かった。過去に、塗布方式の変更による塗布
性、搬送性改善、下引き層等による汚れ対策、添加剤に
よる高解像度対策、画像形成層表面に箔を転写したり、
ラミネート処理等での傷対策は行われているが、処理工
程が長くなりコストもかさむため、それらを採用するに
は難しい面があった。
【0005】本発明は上記の事情によって為されたもの
であり、その目的は、高濃度で、高解像度の画像が得ら
れる高密度エネルギー光の露光により画像を形成する画
像形成材料の、塗布故障の改善による歩留まりの向上、
画像形成時の画像表面の汚れの改善、画像パターンの高
解像度化、取扱い時の擦過性の向上により従来のものよ
りも信頼性が高く安価な画像形成材料を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 支持体上に少なくとも色材層を有し、該色材層にバ
インダーとしてポリウレタン系樹脂(B1とする)、ポ
リエステル樹脂(B2とする)及びフェノキシ樹脂(B
3とする)を含有し、B1及びB2のガラス転移温度
(Tg)がいずれも70℃以上である画像形成材料、前
記バインダーが重量でB1>B2及びB1>B3の関係
で含有され、その含有量が色材層に含有される全ての着
色剤及び無機化合物に対して10〜30重量%であるこ
と、及び、 支持体上に少なくとも色材層及びオーバーコート層
を有し、カーボンブラック、無機フィラー、ポリテトラ
フルオロエチレン及び二硫化モリブデンから選ばれる1
つ以上の素材を、オーバーコート層には全固形分中の
0.5〜10重量%で、色材層には着色剤に対し0.5
〜10.0重量%で含有する画像形成材料、によって達
成される。
【0007】以下、本発明について詳しく述べる。
【0008】本発明の画像形成材料は、透明支持体上に
色材層及び必要に応じてオーバーコート層を有し、バイ
ンダー主成分としてポリウレタン系樹脂及びポリエステ
ル系樹脂及びフェノキシ樹脂を含有するか、カーボンブ
ラック、無機フィラー、ポリテトラフルオロエチレン及
び二硫化モリブデンから選ばれる少なくとも1つの素材
を含有することを特徴とする。
【0009】支持体としては、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ナ
イロン、芳香族ポリアミド、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド等の各樹脂フィルム、更には前
記樹脂を2層以上積層してなる樹脂フィルム等の透明支
持体を挙げることができる。本発明において透明支持体
とは露光光源波長の光を透過可能な支持体のことであ
り、フィルム状に延伸しヒートセットしたものが寸法安
定性の点で好ましく、本発明の効果を阻害しない範囲で
酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム
等のフィラーを添加してもよく、また医療用として使用
する場合は、青色に着色するため、染料を添加してもよ
い。支持体の厚みは、10〜500μm程度、好ましく
は25〜250μmである。
【0010】本発明において支持体は、本発明の効果を
阻害しない範囲で、接着性や塗布性を改善するために、
コロナ放電処理、アンカーコート処理などの公知の表面
改質技術を用いて改質したり、支持体裏面に帯電防止、
傷防止、搬送性、複数枚給紙防止を目的とするバックコ
ート層等の層を有してもよい。なお、アンカーコートや
バックコート層を設ける場合は、0.001〜10μm
程度、さらには、0.005〜5μmの厚みにするのが
好ましい。
【0011】本発明において画像形成層とは、画像形成
材料表側の、オーバーコート層、色材層、アンカーコー
ト層等を全て含めた層の総称とする。
【0012】画像形成層として、光熱変換層と色材層が
積層されても良く、それぞれが複数層設けられても良
い。また、色材層が光熱変換層を兼ねても良い。画像形
成層に含有される着色剤としては、後述する本発明の画
像形成方法において、露光部の支持体と画像形成層の結
合力を低下させることができれば、特に制限無く用いる
ことができる。その中で、効率的に露光部の支持体と画
像形成層の結合力低下を起こさせ、画像の判読性を持た
せるためには、画像形成層を形成した際に300〜80
0nmの波長域の中に吸収を有する物質を着色剤とする
のが好ましく、光熱変換物質と300〜800nmの波
長域の中に吸収を有する物質はそれぞれ単独で用いても
良いし、二種以上混合して用いても良い。また、300
〜800nmの波長域の中に吸収を有する物質の中で光
熱変換物質としても作用しうる物質の場合は、着色剤と
して光熱変換物質を兼ねる物質のみを用いても良い。こ
のような光熱変換物質は、有機化合物および/または無
機化合物を使用することができ、有機化合物としては、
例えば600〜1200nmの波長域の中に吸収のある
色素や染料を挙げることができ、具体的には、シアニン
色素、ローダシアニン色素、オキソノール色素、カルボ
シアニン色素、ジカルボシアニン色素、トリカルボシア
ニン色素、テトラカルボシアニン色素、ペンタカルボシ
アニン色素、スチリル色素、ピリリウム染料、フタロシ
アニン染料、含金染料等が挙げられ、具体的にはChe
m.Rev.92,1197(1992)等記載の化合
物を用いることができる。また、無機化合物としてはグ
ラファイト、カーボンブラック、四三酸化コバルト、酸
化鉄、酸化クロム、酸化銅、チタンブラック等が挙げら
れる。
【0013】300〜800nmの波長域の中に吸収を
有する物質は、光熱変換物質同様、有機化合物および/
または無機化合物を使用することができ、有機化合物と
しては、例えば従来から公知の各種の色素、染料あるい
は有機顔料が挙げられ、また、無機化合物としては従来
から公知の無機顔料や、金属酸化物粉末、金属窒化物粉
末、金属炭化物粉末、金属硫化物粉末等を挙げることが
でき、さらに磁性塗料などに用いられる各種磁性粉末な
ども本発明では好適に用いることができる。
【0014】上述の着色剤の中で、光熱変換物質を兼ね
る300〜800nmの波長域の中に吸収を有する物質
のみを用いる場合には、着色剤が分散状態で層内に存在
し、且つ着色剤自体が多孔質でないものが、後述の画像
形成方法において、より支持体上の露光部の画像形成層
の残存率の少ない画像が得られることから好ましい。こ
のような着色剤としては300〜800nmの波長域の
中に吸収を有する無機化合物、例えば上述した金属酸化
物粉末、金属窒化物粉末、金属炭化物粉末あるいは磁性
インクなどに用いられる各種磁性粉末等を挙げることが
でき、この中で高解像度の画像を得る場合には、粒子径
が0.5μm以下、さらには0.3μm以下のものがよ
り好ましい。例えば、この中で磁性粉末を用いる場合に
は、強磁性酸化鉄粉末、強磁性金属粉末、立方晶板状粉
末等を適時選択して用いることができ、中でも、強磁性
金属粉末を好適に用いることができる。なお、強磁性粉
末の形状は、長軸径が0.30μm以下、好ましくは
0.20μm以下のものが好ましく、このような強磁性
粉末を用いることにより、アブレーション部分の残存率
の少ない画像が得られるのみならず画像形成層の表面性
が向上する。色材層に含有される着色剤の含有量は、色
材層の形成成分の10〜99重量%程度、好ましくは3
0〜95重量%である。
【0015】色材層バインダーとしては、ポリウレタン
系樹脂(B1とする)、ポリエステル系樹脂(B2とす
る)及びフェノキシ樹脂(B3とする)を主成分とし、
ガラス転移点、いわゆるTgがB1及びB2がそれぞれ
70℃以上であることが本発明においては必須である。
また前記バインダーが重量でB1>B2及びB1>B3
の関係で含有され、その含有量が色材層に含有される全
ての着色剤及び無機化合物に対して10〜30重量%で
あることが好ましい。さらに、性能を劣化させない範囲
で、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体等のポリ
オレフィン系樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニ
ルアセタール系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース
系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のスチレン系
樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、
ポリアミド、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、などを添
加することができる。
【0016】上述した着色剤を含有する画像形成層形成
塗工液を透明支持体上に塗布し、その後に硬化する。硬
化剤としてはイソシアネートを主剤とするイソシアネー
ト系硬化剤を用いる。硬化は熱硬化、活性エネルギー硬
化、湿分硬化など従来から公知の硬化方法により行うこ
とができるが、硬化を十分に行わせるためには熱硬化お
よび/または活性エネルギー線硬化により画像形成層を
硬化させるのが好ましい。芳香族イソシアネートとして
は、トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、キシレ
ンジイソシアネート(XDI)、ナフチレンジイソシア
ネート(NDI)等を使用することができる。前記記載
の熱硬化に用いられる熱硬化性バインダー樹脂、および
必要に応じて添加される硬化剤としては、水酸基、カル
ボキシル基あるいはスルホン酸基を有するバインダー樹
脂とイソシアネート基を有する硬化剤、エポキシ基含有
バインダー樹脂あるいは硬化剤と、アミノ基含有バイン
ダー樹脂あるいは硬化剤または酸無水物を含有するバイ
ンダー樹脂あるいは硬化剤などを挙げることができ、さ
らに触媒などを用いて熱硬化しうる樹脂も適時選択して
用いることができる。
【0017】画像形成層に含有されるバインダー樹脂の
含有量は、画像形成層形成成分の1〜90重量%程度、
好ましくは5〜70重量%である。又、硬化剤あるいは
触媒は、熱硬化性バインダー樹脂100重量部に対して
通常0.1〜200重量部、より好ましくは0.5〜1
00重量部の範囲で添加・混合して使用する。
【0018】また、活性エネルギー線硬化では、従来か
ら公知のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物やエ
ポキシ基を有する化合物と重合開始剤の組み合わせなど
を用いることができる。画像形成層には、本発明の効果
を阻害しない範囲で、上述の成分以外に、潤滑剤、耐久
性向上剤、分散剤、帯電防止剤等の添加剤を含有せしめ
てもよい。
【0019】潤滑剤としては、脂肪酸、脂肪酸エステ
ル、脂肪酸アミド、(変性)シリコーンオイル、(変
性)シリコーン樹脂、フッ化カーボン等を挙げることが
でき、耐久性向上剤としてはポリイソシアネート等を挙
げることができる。分散剤としては、ラウリル酸やステ
アリン酸等の炭素原子数12〜18の脂肪酸やそれらの
アミド、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩;ポリア
ルキレンオキサイドアルキルリン酸塩、レシチン、トリ
アルキルポリオレフィンオキシ第4級アンモニウム塩;
カルボキシル基及びスルホン基を有するアゾ系化合物等
を挙げることができ、さらに、上述した熱硬化性バイン
ダー樹脂、活性エネルギー線硬化可能な化合物あるいは
結着樹脂中に、−SO3M、−OSO3M、−COOM及
び−PO(OM12〔ここに、Mは水素原子又はアルカ
リ金属を、M1は水素原子、アルカリ金属又はアルキル
基を表す〕から選ばれる少なくとも1種の極性基を有す
るものも、分散性を向上させる分散剤として用いること
ができる。
【0020】帯電防止剤としては、カチオン系界面活性
剤、アニオン系界面活性剤、非イオン性界面活性剤、高
分子帯電防止剤、導電性微粒子等の他「11290の化
学商品」化学工業日報社、p.875〜876等に記載
の化合物、等を挙げることができる。
【0021】本発明においてはカーボンブラック、無機
フィラー、ポリテトラフルオロエチレン及び二硫化モリ
ブデンから選ばれる1つ以上の素材を、オーバーコート
層及び色材層に含有することが必須である。カーボンブ
ラックは、比表面積、いわゆるBETが100m2/g
以下のものが好ましい。無機フィラーとしては、TiO
2、BaSO4、ZnS、MgCO3、CaCO3、Zn
O、CaO、WS2、MgO、SnO2、Al23、α−
Fe23、α−FeOOH、SiC、CeO2、BN、
SiN、MoC、BC、WC、チタンカーバイド、コラ
ンダム、人造ダイヤモンド、ザクロ石、ガーネット、ケ
イ石、トリボリ、ケイソウ土、ドロマイト等を挙げるこ
とができる。ポリテトラフルオロエチレン及び二硫化モ
リブデンは平均粒径が0.2〜1.0μmのものが好ま
しい。
【0022】上述のこれら添加剤の添加量は、色材層に
含有される全ての光熱変換物質、着色剤及び無機化合物
に対しそれぞれ0.5〜10重量%であることが好まし
い。
【0023】本発明は、効果を阻害しない範囲でオーバ
ーコート層を積層し、オーバーコート層中にカーボンブ
ラック、無機フィラー、ポリテトラフルオロエチレン及
び二硫化モリブデンから選ばれる少なくとも1つの素材
を含有せしめることを特徴とする。
【0024】オーバーコート層には主成分のバインダー
樹脂の他に、ワックス類を含有させても良い。ワックス
としては、蜜ロウ、キャンデリラワックス、パラフィン
ワックス、エステルワックス、モンタンロウ、カルナバ
ワックス、アミドワックス、ポリエチレンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス等を用いることができる。
粒径は1μm〜20μmが好ましい。オーバーコート層
の主成分としては、自己支持性が有る樹脂を用いて、画
像形成層上に直接、塗布あるいはホットメルト押し出し
法などの方法で積層してもよいし、前記の様な支持体と
して用いられる樹脂フィルム上に塗布あるいはホットメ
ルト押し出し法などの方法でオーバーコート層を設けた
ものを剥離体として、画像形成層と対面させて貼合して
オーバーコート層としてもよい。オーバーコート層の主
成分であるバインダー樹脂は、画像形成層で用いられる
樹脂を使用することが出来る。
【0025】本発明においては、カーボンブラック、無
機フィラー、ポリテトラフルオロエチレン及び二硫化モ
リブデンから選ばれる少なくとも1つを色材層及びオー
バーコート層塗布液に添加する。
【0026】先ず初めに着色剤とバインダー樹脂、溶剤
を混合し、混練分散処理を行ない、その後、塗布に適切
な濃度に調整する。カーボンブラック、無機フィラー、
ポリテトラフルオロエチレン及び二硫化モリブデンは、
混練段階から塗布前段階のどの工程で添加しても良い。
形態としては、分散物又はペーストとすることが好まし
い。
【0027】ここでいう分散物とは、溶媒中に素材を均
一に分布させた液を指す。及び、ここでいうペーストと
は、粉体をバインダーと共に分散処理し、溶媒中に懸濁
させたものを指す。このように、分散物又はペーストで
添加することにより、本発明の効果は著しく向上する。
【0028】画像形成層と貼合する剥離体に用いる接着
層は、それ自身常温で接着性または粘着性を有するも
の、熱や圧力を掛けることにより接着性または粘着性を
発現するもののいずれでもよく、例えば、低軟化点の樹
脂、接着性付与剤、熱溶剤を適宜選択することにより形
成することができる。
【0029】低軟化点の樹脂としては、エチレン−酢酸
ビニル、エチレン−エチルアクリレート等のエチレン共
重合体;スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレ
ン、スチレン−エチレン−ブチレン等のポリスチレン系
樹脂;ポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィン系樹脂;ポリビニルエーテル系
樹脂;ポリブチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;
アイオノマー樹脂;セルロース系樹脂;エポキシ系樹
脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂等が挙げられ、接着性付与剤としては、ロジン、水
添ロジン、ロジンマレイン酸、重合ロジン及びロジンフ
ェノール等の未変性もしくは変性物、テルペン並びに石
油樹脂及びそれらの変性物等が挙げられる。熱溶剤とし
ては、常温で固体であり、加熱時に可逆的に液化または
軟化する化合物が挙げられ、具体的には、テルピネオー
ル、メントール、アセトアミド、ベンズアミド、クマリ
ン、ケイ皮酸ベンジル、ジフェニルエーテル、クラウン
エーテル、カンファー、p−メチルアセトフェノン、バ
ニリン、ジメトキシベンズアルデヒド、p−ベンジルビ
フェビル、スチルベン、マルガリン酸、エイコサノー
ル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸アミド、ベヘニ
ルアミン等の単分子化合物、蜜ロウ、キャンデリラワッ
クス、パラフィンワックス、エステルワックス、モンタ
ンロウ、カルナバワックス、アミドワックス、ポリエチ
レンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどのワ
ックス類、エステルガム、ロジンマレイン酸樹脂、ロジ
ンフェノール樹脂等のロジン誘導体、フェノール樹脂、
ケトン樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
テルペン系炭化水素樹脂、シクロペンタジエン樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂、ポリカプロラクトン系樹脂、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどの
ポリオレフィンオキサイドなどに代表される高分子化合
物などを挙げることができる。
【0030】接着層の厚みは0.1〜40μm程度、好
ましくは0.3〜30μmであり、支持体を含めた剥離
体全体の厚み、又は剥離層の厚みは0.1〜200μm
程度、好ましくは0.5〜100μmである。
【0031】形成成分を溶媒に分散あるいは溶解して塗
工液を調製し、この塗工液を塗布し乾燥する塗工法に用
いる溶媒としては、水、アルコール類(例えばエタノー
ル、プロパノール)、セロソルブ類(例えばメチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ)、芳香族類(例えばトルエ
ン、キシレン、クロルベンゼン)、ケトン類(例えばア
セトン、メチルエチルケトン)、エステル系溶剤(例え
ば酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、エーテル類(例えば
テトラヒドロフラン、ジオキサン)、塩素系溶剤(例え
ばクロロホルム、トリクロルエチレン)、アミド系溶剤
(例えばジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン)、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。また、形
成成分をホットメルトで融解し押し出し法で層を形成す
ることもできる。
【0032】剥離体の画像形成層との貼合、密着は加圧
または加熱加圧により行うことができる。加圧または加
熱加圧処理するには、密着性が稼げて気泡などが混入せ
ずに加圧または加熱加圧処理できるものであれば特に制
限なく用いることができ、加圧する場合には圧力ロール
やスタンパーなどを、加熱加圧処理する場合にはサーマ
ルヘッド、ヒートロール、ホットスタンプなどを用いる
ことができる。なお、圧力ロールを用いる場合の圧力
は、通常0.1〜20kg/cm、好ましくは0.5〜
10kg/cmであり、又、搬送速度は、通常0.1〜
200mm/秒、好ましくは0.5〜100mm/秒で
あり、スタンパーを用いる場合の圧力としては、通常
0.05〜10kg/cm2、好ましくは0.5〜5k
g/cm2、又、加圧時間は、通常0.1〜50秒、好
ましくは0.5〜20秒である。また、サーマルヘッド
は、通常の溶融転写、昇華転写などに用いられる条件で
そのまま使用することができる、ヒートロールを用いる
場合の加熱温度は、通常60〜200℃、好ましくは8
0〜180℃の範囲であり、圧力は、通常0.1〜20
kg/cm、好ましくは0.5〜10kg/cmであ
り、又、搬送速度は、通常0.1〜200mm/秒、好
ましくは0.5〜100mm/秒であり、更に、ホット
スタンプを用いる場合の加熱温度は、通常60〜200
℃、好ましくは80〜150℃の範囲、圧力としては、
通常0.05〜10kg/cm2、好ましくは0.5〜
5kg/cm2、又、加熱時間は、通常0.1〜50
秒、好ましくは0.5〜20秒である。画像形成材料の
形態は、画像形成層が積層されている画像形成シートと
画像形成層を引き抜くための、接着層が積層されている
剥離シートを貼合した形で供給される。画像形成材料は
シート状でもロール状でも構わない。該画像形成材料の
梱包形態は、シート状の場合はトレイ、又はカートリッ
ジであり、トレイ、又はカートリッジから引き出す場合
は最外部から順次引き出されて搬送される。ロール状の
場合は、そのまま又はカートリッジであり、最外部から
順次引き出されて搬送される。
【0033】画像形成材料を、高密度エネルギー光を像
様に露光することによって、露光部の支持体と画像形成
層の結合力を低下させ、剥離シートと画像形成シートを
引き離して、画像形成層の露光部を剥離シートの接着層
に転写し、画像形成層の未露光部を画像形成シート支持
体上に残すことにより画像を形成する。この方法におい
て、光エネルギーの露光方向は、画像形成シート支持体
側から露光するのが好ましく、さらに、画像露光部分の
画像形成層の破壊が起こらず、支持体と画像形成層間の
接着力のみ低下するあるいはなくなるように画像露光す
るのが、画像露光部分を均一に剥離シート側に引き抜く
ことができることから好ましい。なお、光エネルギーの
露光によって、画像露光部分の画像形成層の破壊は起こ
らず、支持体と画像形成層間の結合力のみ低下する、あ
るいは無くなる、あるいは画像露光部分の画像形成層の
一部が熱破壊して飛散する等の他に、画像露光部分の画
像形成層に亀裂が生じる現象でもよい。画像露光は、露
光部の支持体と画像形成層の結合力の低下が起こる光源
であれば特に制限なく用いることができる。その中で、
高解像度を得るためには、エネルギー印加面積が絞り込
める電磁波、特に波長が1nm〜1mmの紫外線、可視光
線、赤外線が好ましく、このような光エネルギーを印加
し得る光源としては、例えばレーザー、発光ダイオー
ド、キセノンフラッシュランプ、ハロゲンランプ、カー
ボンアーク燈、メタルハライドランプ、タングステンラ
ンプ、石英水銀ランプ、高圧水銀ランプ等を挙げること
ができる。この際加えられるエネルギーは、露光シート
の種類により、露光距離、時間、強度を調整することに
より適時選択することができる。上記エネルギーを一括
露光する場合には、所望露光画像のネガパターンを遮光
性材料で形成したマスク材料を重ね合わせ露光すればよ
い。発光ダイオードアレイ等のアレイ型光源を使用する
場合や、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、タン
グステンランプ等の光源を、液晶、PLZT等の光学的
シャッター材料で露光制御する場合には、画像信号に応
じたデジタル露光をすることが可能で、この場合にはマ
スク材料を使用せず、直接書込みを行うことができる。
しかしながら、この方法では、光源の他に新たに光学的
シャッター材料が必要であることから、デジタル露光す
る場合にはレーザーを光源として用いるのが好ましい。
【0034】光源としてレーザー光を用いた場合には、
光をビーム状に絞り、画像データに応じた走査露光で潜
像形成を行うことが可能であり、さらに、レーザーを光
源として用いると、露光面積を微小サイズに絞ることが
容易で高解像度の画像形成が可能となる。本発明で用い
られるレーザー光源としては、一般によく知られてい
る、ルビーレーザー、YAGレーザー、ガラスレーザー
などの固体レーザー;He−Neレーザー、Arイオン
レーザー、Krイオンレーザー、CO2レーザー、CO
レーザー、He−Cdレーザー、N2レーザー、エキシ
マーレーザーなどの気体レーザー;InGaPレーザ
ー、AlGaAsレーザー、GaAsPレーザー、In
GaAsレーザー、InAsPレーザー、CdSnP2
レーザー、GaSbレーザーなどの半導体レーザー;化
学レーザー、色素レーザー等を挙げることができ、これ
らの中でも効率的に結合力の低下を起こさせるために
は、波長が600〜1200nmの可視光から近赤外領
域のレーザーを用いるのが、効率的に光エネルギーを熱
エネルギーに変換できることから、感度の面で好まし
い。露光後必要に応じて前記画像形成材料を加圧または
加熱加圧処理してもよい。加圧または加熱加圧処理は前
記の方法を用いることができる。
【0035】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0036】 実施例1 Fe−Al系強磁性金属粉末 100重量部 (長軸径:0.14μm、BET:53m2/g) ポリウレタン系樹脂 10重量部 (東洋紡(株)製、UR−8200 Tg:73℃) ポリエステル系樹脂 3重量部 (東洋紡(株)製、バイロンV280 Tg:72℃) フェノキシ樹脂 2重量部 (フェノキシアソシエート(株)製 PKHH Tg:100℃) リン酸エステル系分散剤 (東邦化学(株)製、フォスファノールRE−610) 3重量部 イソシアネート化合物 3重量部 (日本ポリウレタン工業(株)製、コロネートHX) ポリテトラフルオロエチレン 5重量部 シクロヘキサノン 100重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 からなる色材層組成物を、押し出し塗布方式で、コロナ
処理を施してある厚さ100μmの支持体(東レ(株)
製、T−60)上に塗布した後、乾燥を施してからカレ
ンダーで表面処理を行い、厚み1.0μmの画像形成層
を形成した。
【0037】 フェノキシ樹脂(フェノキシアソシエート社製:PKHH) 1重量部 シクロヘキサノン 25重量部 トルエン 72重量部 カーボンブラック 2重量部 (コロンビヤン・カーボン日本(株)製、Sevacarb MT) から成るオーバーコート層塗工液を調製し、ワイヤーバ
ー塗布で画像形成層上に塗布し、厚み0.25μmのオ
ーバーコート層として、画像形成材料−1を得た。
【0038】画像形成材料−1のバインダー組成を下記
のように変更した以外は同様にして画像形成材料−2を
得た。
【0039】 ポリウレタン系樹脂 6重量部 (東洋紡(株)製、UR−8200 Tg:73℃) ポリエステル系樹脂 5重量部 (東洋紡(株)製、バイロンV280 Tg:72℃) フェノキシ樹脂 4重量部 (フェノキシアソシエート(株)製 PKHH Tg:100℃) 色材層組成物のポリテトラフルオロエチレンを、α−ア
ルミナ(平均粒径=0.15μm)5重量部に置き換え
た以外は画像形成材料−1と同様にして画像形成材料−
3を得た。
【0040】色材層組成物のポリテトラフルオロエチレ
ンを、カーボンブラック(コロンビヤン・カーボン日本
(株)製、Sevacarb MT)5重量部に置き換
えた以外は画像形成材料−1と同様にして画像形成材料
−4を得た。
【0041】色材層組成物のポリテトラフルオロエチレ
ンを、二硫化モリブデン(平均粒径=0.30μm)5
重量部に置き換えた以外は画像形成材料−1と同様にし
て画像形成材料−5を得た。
【0042】オーバーコート層組成物のポリテトラフル
オロエチレンを、α−アルミナ(平均粒径=0.15μ
m)2重量部に置き換えた以外は画像形成材料−1と同
様にして画像形成材料−6を得た。
【0043】オーバーコート層組成物のポリテトラフル
オロエチレンを、カーボンブラック(コロンビヤン・カ
ーボン日本(株)製、Sevacarb MT)2重量
部に置き換えた以外は画像形成材料−1と同様にして画
像形成材料−7を得た。
【0044】オーバーコート層組成物のポリテトラフル
オロエチレンを、二硫化モリブデン(平均粒径=0.3
0μm)2重量部に置き換えた以外は画像形成材料−1
と同様にして画像形成材料−8を得た。
【0045】バインダー組成を下記のように変更した以
外は画像形成材料−1と同様にして比較画像形成材料−
1を得た。
【0046】 ポリウレタン系樹脂 10重量部 (東洋紡(株)製、UR−8300 Tg:23℃) ポリエステル系樹脂 3重量部 (東洋紡(株)製、バイロンV280 Tg:72℃) フェノキシ樹脂 2重量部 (フェノキシアソシエート(株)製 PKHH Tg:100℃) バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−2を得た。
【0047】 ポリウレタン系樹脂 10重量部 (東洋紡(株)製、UR−8200 Tg:73℃) ポリエステル系樹脂 3重量部 (東洋紡(株)製、バイロンV200 Tg:67℃) フェノキシ樹脂 2重量部 (フェノキシアソシエート(株)製、PKHH Tg:100℃) バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−3を得た。
【0048】 ポリウレタン系樹脂 10重量部 (東洋紡(株)製、UR−8300 Tg:23℃) ポリエステル系樹脂 3重量部 (東洋紡(株)製、バイロンV200 Tg:67℃) フェノキシ樹脂 2重量部 (フェノキシアソシエート(株)製 PKHH Tg:100℃) バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−4を得た。
【0049】 ポリウレタン系樹脂 6重量部 ポリエステル系樹脂 7重量部 フェノキシ樹脂 2重量部 バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−5を得た。
【0050】 ポリウレタン系樹脂 8重量部 ポリエステル系樹脂 3重量部 フェノキシ樹脂 4重量部 バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−6を得た。
【0051】 ポリウレタン系樹脂 4重量部 ポリエステル系樹脂 5重量部 フェノキシ樹脂 6重量部 バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−7を得た。
【0052】 ポリウレタン系樹脂 5重量部 ポリエステル系樹脂 3重量部 フェノキシ樹脂 1重量部 バインダー組成を下記のように変更した以外は画像形成
材料−1と同様にして比較画像形成材料−8を得た。
【0053】 ポリウレタン系樹脂 20重量部 ポリエステル系樹脂 8重量部 フェノキシ樹脂 4重量部 色材層組成物のポリテトラフルオロエチレンを削除した
以外は画像形成材料−1と同様にして比較画像形成材料
−9を得た。
【0054】オーバーコート層組成物のポリテトラフル
オロエチレンを削除した以外は画像形成材料−1と同様
にして比較画像形成材料−10を得た。
【0055】色材層組成物及びオーバーコート層組成物
からポリテトラフルオロエチレンを削除した以外は画像
形成材料−1と同様にして比較画像形成材料−11を得
た。
【0056】色材層組成物のポリテトラフルオロエチレ
ンを0.4重量部とした以外は画像形成材料−1と同様
にして比較画像形成材料−12を得た。
【0057】色材層組成物のポリテトラフルオロエチレ
ンを22重量部とした以外は画像形成材料−1と同様に
して比較画像形成材料−13を得た。
【0058】オーバーコート層組成物のポリテトラフル
オロエチレンを0.4重量部とした以外は画像形成材料
−1と同様にして比較画像形成材料−14を得た。
【0059】オーバーコート層組成物のポリテトラフル
オロエチレンを11重量部とした以外は画像形成材料−
1と同様にして比較画像形成材料−15を得た。
【0060】剥離シートとして、25μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(ダイヤホイルヘキスト
(株)製、T−100)を用い、このフィルム上に下記
の組成の接着層形成塗工液を塗布、乾燥して厚み5.0
μmの接着層を形成した。次いで、接着層付き剥離シー
トの接着層面と画像形成層面とを対面させ、加圧ヒート
ロール(温度95℃、搬送速度30mm/sec、圧力
2.0kg/cm)で気泡が入らないように、加熱、加
圧処理してそれぞれ一体化型の画像形成材料とした。
【0061】 ポリウレタン樹脂 5重量部 (日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン3116) メチルエチルケトン 50重量部 トルエン 45重量部 (ピンホールの評価)色材層のみを塗布し、カレンダー
処理したサンプル(16cm×100cm)の端部に
2.0kgの重りを吊るし、ガイドロールに90℃の角
度をつけて巻付け、10往復させて下記の4段階で評価
した。サンプルは各5枚づつとし、100μm〜300
μmのピンホールの平均個数(P)を1.0m2換算で
表わした。
【0062】 4 :P≦10 3 :10<P≦30 2 :30<P≦100 1 :100<P (擦過性の評価)オーバーコート層まで塗設した未露光
サンプルを用い、トライボギアHEIDON TYPE
14DR(新東科学社製)を使用して測定した。サンプ
ルを測定テーブルに固定し、OC面と30mm平面圧子
が接触するよう台に固定し、圧子に1kgの荷重を掛
け、10cmの距離を20往復させて、傷の付き具合を
4段階で評価した。
【0063】 4 :傷なし 3 :1〜2本の傷がつく 2 :数本の傷がつく 1 :全面に傷がつく 半導体レーザー(シャープ(株)製、LT090MD、
主波長830nm)を用い、画像形成層表面に焦点を合
わせ、支持体側から走査露光することにより画像露光し
た。次いで、画像形成材料の剥離シートを引き剥がし、
画像形成を行った。感度及び形成された画像の解像度、
感度、ベタ露光部分の汚れ、擦過性について下記の基準
で評価を行った。
【0064】(感度の評価)ビーム径4μmで0.5m
m×0.5mmの画像が形成されるようなベタ走査露光
を行い、画像形成がされる画像形成材料表面の平均露光
量(E:mJ/cm 2)を4段階評価した。
【0065】 4 :E≦100 3 :100<E≦250 2 :250<E≦400 1 :400<E (解像度の評価)走査露光をビーム径4μm、走査ピッ
チ4μmで画像形成材料表面の平均露光量で画像を形成
した際の1mm当たりの確認可能な線の本数(N)を4
段階で評価した。
【0066】 4 :125=N 3 :120≦N<125 2 :110≦N<120 1 :110>N (ベタ露光部汚れの評価)ビーム径4μmで10mm×
10mmのベタ走査露光を行い、剥離シートを除去後、
光学濃度計(X−rite社製、X−rite 31
0)でビジュアルでの濃度(OD)を測定し、支持体の
濃度を差し引き、4段階で評価した。
【0067】4 :0.001≧OD 3 :0.005≦OD<0.001 2 :0.01≦OD<0.005 1 :0.03≦OD<0.01 いずれも判定が3以上のものを合格とした。
【0068】各画像形成材料の構成を表1に、結果を表
2に示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】実施例にて実証した如く、本発明によれ
ば、高濃度で、高解像度の画像が得られ、製造工程にお
いてピンホールの発生がなく、画像形成後に傷が発生し
にくい画像形成材料を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも色材層を有し、該
    色材層にバインダーとしてポリウレタン系樹脂(B1と
    する)、ポリエステル樹脂(B2とする)及びフェノキ
    シ樹脂(B3とする)を含有し、B1及びB2のガラス
    転移温度(Tg)がいずれも70℃以上であることを特
    徴とする画像形成材料。
  2. 【請求項2】 前記バインダーが重量でB1>B2及び
    B1>B3の関係で含有され、その含有量が色材層に含
    有される全ての着色剤及び無機化合物に対して10〜3
    0重量%であることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成材料。
  3. 【請求項3】 支持体上に少なくとも色材層及びオーバ
    ーコート層を有し、カーボンブラック、無機フィラー、
    ポリテトラフルオロエチレン及び二硫化モリブデンから
    選ばれる1つ以上の素材を、オーバーコート層には全固
    形分中の0.5〜10重量%で、色材層には着色剤に対
    し0.5〜10.0重量%で含有することを特徴とする
    画像形成材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101058178B1 (ko) 2008-12-31 2011-08-22 주식회사 노루홀딩스 고온 내산화성 코팅 조성물

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KR101058178B1 (ko) 2008-12-31 2011-08-22 주식회사 노루홀딩스 고온 내산화성 코팅 조성물

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