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JP2000116134A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JP2000116134A
JP2000116134A JP10287187A JP28718798A JP2000116134A JP 2000116134 A JP2000116134 A JP 2000116134A JP 10287187 A JP10287187 A JP 10287187A JP 28718798 A JP28718798 A JP 28718798A JP 2000116134 A JP2000116134 A JP 2000116134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
output
soft start
voltage detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10287187A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuta Mine
峯  隆太
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10287187A priority Critical patent/JP2000116134A/ja
Publication of JP2000116134A publication Critical patent/JP2000116134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御系が停止するに至らないようなごく短期
間の交流入力遮断があっても、出力にオーバーシュート
を生じることがない電源装置を提供する。 【解決手段】 入力端子1、2から入力される交流電源
電圧のON/OFF状態をAC電圧検出回路11により
検出し、商用交流電源が遮断されたことをAC電圧検出
回路11が検出した場合、所定時間経過後にソフトスタ
ート回路10をリセットし、次に交流電源がONされた
場合、ソフトスタート回路10からソフトスタート信号
を出力させソフトスタートにより電源回路を起動するこ
とにより、交流入力の瞬断により発生しうるオーバーシ
ュートを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に整流平滑回路
として降圧チョッパー回路によるアクティブフィルター
を用いた電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチング電源装置の整流
平滑回路として広く採用されているコンデンサインプッ
ト方式の整流回路は、平滑コンデンサの充電期間、いわ
ゆる導通角の期間しか入力電流が流れないため、入力電
流はどうしても実効値に対して数倍のピーク値を持った
パルス状の電流となり、その力率も0.6程度に留まる
もので、また、この力率の低下の際に生じる高調波ノイ
ズが最近問題になっている。
【0003】すなわち、上記パルス状の電流波形は多く
の高調波成分を含むため、コンデンサインプット方式の
整流回路を採用した電源装置を持つ機器が同じACライ
ンに接続されると、その数が多くなればなるほど、電力
ライン波形を歪ませることになり、その結果、他の機器
の誤動作を引き起したり、また、ピーク電流とラインイ
ンピーダンスによりAC電圧波形の頂上がつぶれた台形
になり、それでも安定化回路が定電力を供給しようとす
るために、更にACライン電流が増加し、ACライン電
流がますますシャープなパルス波形となり、このことが
さらに電圧降下を増大して悪循環をもたらす、といった
ような問題である。
【0004】この問題に鑑み、近年になって上記の力率
や高調波ノイズの問題を解決するために様々な方式が提
案されているが、その中で、チョッパー型のアクティブ
フィルターを平滑フィルターとして用いる構成、つま
り、トランジスタ、FET等のアクティブ素子を高速ス
イッチングすることにより平滑フィルター効果を向上さ
せ、同時に、小型化を実現するアクティブフィルターが
注目を集めている。
【0005】図4に、このような従来の降圧チョッパー
型のアクティブフィルターを用いた力率改善型電源装置
の一般的な構成を示す。この電源装置は商用交流電圧を
全波整流した脈流電圧をスイッチングし、出力電圧が所
定の直流電圧になるように制御するものであり、一般的
なスイッチング電源と比較して制御系の応答速度はかな
り遅めに設定されている。
【0006】図4の力率改善型電源装置において、符号
1,2は交流電源入力端子、符号3,4は出力端子であ
り、出力端子3,4には図示していないが、たとえばD
C/DCコンバーター等の直流負荷が接続される。
【0007】また、符号DB1は交流電源電圧を全波整
流するダイオードブリッジ、Q1はスイッチングFE
T、D1は転流用ダイオードである。
【0008】L1はチョークコイルであり、出力端子
3,4間に接続される負荷が必要とする電力に合せてイ
ンダクタンスが設定される。ここでは、出力端子3,4
間に接続される負荷が必要とする電力の範囲において常
にチョークコイルL1に流れる電流が不連続であるよう
なインダクタンス値に設定されているとして説明する。
【0009】C1は比較的容量の大きな電解コンデン
サ、符号5はスイッチングFETQ1に流れる電流のス
イッチング成分を交流部から遮断するためのフィルター
である。
【0010】符号6は出力端子3,4間の電位差を検出
する出力電圧検出回路であり、ここではオペアンプから
成る差動増幅器61、および誤差増幅器62から構成さ
れている。
【0011】符号7は、三角波を発生する発振器であ
り、符号8は、出力電圧検出回路6、発振器7、後述の
ソフトスタート回路10の各出力を比較し、出力電圧検
出回路6の出力レベル、およびソフトスタート回路10
の出力レベルよりも発振器7の出力が大きな期間のみハ
イレベルを出力する比較器である。
【0012】符号9は比較器8の出力がハイレベルの
時、スイッチングFETQ1をオンとし、比較器8の出
力がローレベルの時、スイッチングFETQ1をオフと
するような駆動パルスを生成する駆動回路である。
【0013】すなわち、三角波を発生する発振器7、お
よび比較器8の出力により、スイッチングFETQ1の
駆動デューティ比が決定される。
【0014】符号10はソフトスタート回路であり、起
動時にスイッチングFETQ1を駆動するパルスのオン
幅を徐々に広げるための回路であり、起動後は最大デュ
ーティー制限回路として働く。
【0015】以下、図5を参照して図4の動作を説明す
る。入力端子1、2より商用交流電源が供給されると、
不図示の起動回路により、出力電圧検出回路6、発振器
7、比較器8、駆動回路9の制御系に電源が供給され
る。
【0016】出力電圧検出回路6は出力端子3,4間の
電位差を検知し、この電位差に基づき出力電圧検出信号
を出力する。出力電圧検出回路6が出力する出力電圧検
出信号は比較器8の−入力端子に入力される。
【0017】一方、ソフトスタート回路10は、上記制
御系に電源が供給されると、その出力を一旦ある所定の
値Vaにした後、ある所定の時定数で徐々に低下させ最
終的にVbまで低下させることで、比較器8を介して起
動時はスイッチングFETQ1のON幅が徐々に広が
り、起動後は、出力電圧検出回路6の出力がVbより低
下しても、スイッチングFETQ1の最大ONデューテ
ィーを制限するように機能する。
【0018】発振器7の出力である三角波は比較器8の
+入力端子に入力されており、つまり、比較器8におい
て、出力電圧検出信号とソフトスタート信号と三角波と
が比較され、三角波のレベルの方が出力電圧検出信号
と、ソフトスタート信号の両レベルよりも高い期間のみ
比較器8の出力はハイレベルとなり、駆動回路9により
スイッチングFETQ1がオンとなり電解コンデンサC
1、チョークコイルL1、スイッチングFETQ1を介
して、メインの電源ラインに電流が流れる。
【0019】そして出力電圧検出信号と三角波のレベル
が反転すると比較器8はローレベルを出力し、それに基
づき駆動回路9はスイッチングFETQ1を遮断する。
【0020】つまり出力端子3,4間の出力電圧が低下
すると、それに伴い出力電圧検出回路6の出力する出力
電圧検出信号のレベルも低下し、これによって比較器8
の出力のONデューティーが拡大され、出力電圧が上昇
する。
【0021】一方、出力電圧が上昇すると、それに伴い
出力電圧検出回路6の出力する出力電圧検出信号のレベ
ルも上昇し、比較器8の出力のデューティーが狭まり出
力電圧が低下する。
【0022】この結果、出力端子3,4間の電位差が常
に一定に保たれるようスイッチングFETQ1のオンデ
ューティーが制御される。
【0023】一方、スイッチングFETQ1のオン/オ
フにより、メインの電源ライン側では次のような動作が
行なわれる。
【0024】スイッチングFETQ1のオン期間は、電
解コンデンサC1、チョークコイルL1を介してスイッ
チングFETQ1に電流が流れ、チョークコイルL1に
はエネルギーが蓄えられると共に、出力端子3,4に接
続されたDC/DCコンバータ等の負荷にもエネルギー
が供給される。
【0025】そして、スイッチングFETQ1のオフ期
間にはオン期間にチョークコイルに蓄えられたエネルギ
ーがダイオードD1を介して出力端子3,4に接続され
たDC/DCコンバータ等の負荷に供給される。
【0026】上記降圧型チョッパーによるアクティブフ
ィルター回路は、出力電圧が定電圧となるようなフィー
ドバックを行なうものであるが、同時に、交流入力電流
波形を直流電圧出力に接続された負荷量に応じた大きさ
の正弦波状に制御することになり、この制御により、力
率を改善し、入力高調波の低減などの効果を期待できる
ものである。
【0027】さて、図5において、符号AC入力(5
1)は出力端子1,2から供給される商用交流電源のO
N/OFFを示しており、そのON/OFFをタイミン
グtaでACがONし、タイミングtcでOFFしtd
で再度ONさせた場合の動作を示している(tc〜td
のOFF期間は数十mS〜数百mS程度である)。同図
において、符号52は出力端子3,4間の出力電圧Vo
ut,53はソフトスタート信号、54は出力電圧検出
信号である。
【0028】図5中、タイミングtaでAC入力(5
1)がONされると、少し遅れてタイミングtbで起動
抵抗等により制御系が動作を開始し、同時にソフトスタ
ート信号53は、一旦Vaまで上昇し、その後ある時定
数でVb(最大デューティー決定電圧)に収束する。
【0029】これに伴ない、出力電圧Vout(52)
は、ソフトスタート回路10によるソフトスタート制御
によって徐々に所定の電圧に向けて上昇することにな
る。出力電圧信号54もこの出力電圧Vout(52)
の上昇に伴い上昇し定常動作となる。
【0030】そして、定常動作になった後タイミングt
cでAC入力(51)がOFFされると、再度タイミン
グtdでAC入力(51)がONされるまで出力電圧V
out(52)は低下し続ける。この低下の傾きは出力
端子3,4に接続された負荷により変動する。
【0031】これに伴い、出力電圧検出信号54もスイ
ッチングFETQ1の駆動パルスのオン幅を広げるべく
低下する。
【0032】ここで、図5のタイミングtcからtdま
でのAC入力(51)のOFF時間が短く(数十mS〜
数百mS)、不図示の制御系の電源Vccが、制御系の
停止電圧に達する前にタイミングtdで再度ACがON
されたとすると、ソフトスタート信号53は制御系が動
作電圧を保持している期間はVbを維持するために、図
のようにタイミングtc〜tdの間で変動しない。
【0033】このためにタイミングtdで再度AC入力
(51)がONされた時、スイッチングFETQ1を駆
動する駆動パルスは、最大デューティーもしくはデュー
ティーが広がった状態で起動してしまい、制御回路の応
答が速くないことも手伝って、タイミングtdの直後、
出力電圧Vout(52)に図示するようなオーバーシ
ュートが発生してしまう。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
力率改善型電源装置においては、制御系が停止するに至
らないような短期間(数10ms〜数100ms)のA
C入力遮断により、オーバーシュートが発生する問題が
あり、この点に鑑み、スイッチングFETQ1に使用す
るFET等のスイッチング素子、あるいは出力端子3,
4に接続されるDC/DCコンバーターに使用するトラ
ンスやFETとして、短時間のAC入力のOFF/ON
時のオーバーシュートに耐えられるような、耐圧の大き
な素子を使用しておかなければならなかった。
【0035】したがって、力率改善型電源装置のFET
等のスイッチング素子、あるいは力率改善型電源装置に
より給電されるフォワード型DC/DCコンバータ等の
負荷ユニットで使用するトランス、FETも上記オーバ
ーシュートを考慮した部品選定をする必要があり、これ
により装置の製造コストが上昇し、また、一般に耐圧の
大きな電源素子は大型であるために装置の小型軽量化が
困難となる問題があった。
【0036】本発明の課題は上記の問題を解決し、制御
系が停止するに至らないようなごく短期間の交流入力遮
断があっても、出力にオーバーシュートを生じることが
ない電源装置を提供することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、入力の交流電源電圧のON/
OFF状態を検知して、商用交流電源が遮断された後、
次に商用交流電源が印加された際にソフトスタートによ
り電源回路を起動させる構成を採用することにより、短
期間の入力電源のOFF/ON(瞬断)の際、出力電圧
に発生するオーバーシュートを大幅に抑制する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0039】[実施形態1]図1は本発明の第一の実施
の形態に係わる降圧チョッパー型のアクティブフィルタ
ーを有する力率改善型電源装置の要部を示している。図
1においては、図4の従来構成と同一ないし相当する部
材には同一符号を付してある。
【0040】図1において符号1,2は交流電源入力端
子、符号3,4は出力端子であり所定の直流電圧が出力
される。なお、出力端子3,4には不図示のDC/DC
コンバーター等の負荷が接続される。
【0041】DB1は交流電源電圧を全波整流するダイ
オードブリッジ、Q1はスイッチングFET,D1は転
流用ダイオードである。
【0042】L1はチョークコイルであり符号3,4間
に接続される負荷が必要とする電力にあわせてインダク
タンスが設定される。本説明においては、出力端子3,
4間に接続される負荷が必要とする電力の範囲において
常にチョークコイルL1に流れる電流が不連続であるよ
うなインダクタンスに設定されているものとする。
【0043】C1は比較的容量の大きな電解コンデン
サ、符号5はスイッチングFETQ1に流れる電流のス
イッチング成分を交流部から遮断するためのフィルタ
ー、符号6は出力端子3,4両端間の電位差を検出する
出力電圧検出回路である。出力電圧検出回路6は、従来
例同様に差動増幅器61および誤差増幅器62から構成
されている。
【0044】符号7は、三角波を発生する発振器であ
り、符号8は、出力電圧検出回路6、発振器7、後述の
ソフトスタート回路10の各出力を比較し、出力電圧検
出回路6の出力レベル、およびソフトスタート回路10
の出力レベルよりも発振器7の出力が大きな期間のみハ
イレベルを出力する比較器である。
【0045】符号9は比較器8の出力がハイレベルの
時、スイッチングFETQ1をオンとし、比較器8の出
力がローレベルの時、スイッチングFETQ1をオフと
するような駆動パルスを生成する駆動回路である。
【0046】すなわち、三角波を発生する発振器7、お
よび比較器8の出力により、スイッチングFETQ1の
駆動デューティ比が決定される。
【0047】符号10はソフトスタート回路であり、起
動時にスイッチングFETQ1を駆動するパルスのオン
幅を徐々に広げるための回路であり、起動後は最大デュ
ーティー制限回路として働く。
【0048】以上の構成は従来構成とほぼ同等である
が、本実施形態ではAC電圧検知回路11を設けてあ
る。
【0049】このAC電圧検知回路11は、商用交流電
源がOFFされた場合、または所定時間以上所定の電圧
以下となった場合に、所定時間経過後にソフトスタート
回路10にリセット信号を出力し、次に商用交流電源が
ONされた場合は、必ずソフトスタートにより電源回路
を起動すべく充分小さい時定数で動作する。
【0050】以下、図2を参照して上記構成の動作につ
き説明する。
【0051】入力端子1,2より商用交流電源が供給さ
れ、不図示の起動回路により、出力電圧検出回路6、発
振器7、比較器8、駆動回路9、ソフトスタート回路1
0に電源が供給される。
【0052】出力電圧検出回路6は出力端子3,4間の
電位差を検出し、この電位差に基づき出力電圧検出信号
を比較器8の−入力端子に出力する。
【0053】起動時は、出力電圧Vout(22)が出
力されていないため、出力電圧検出信号(24)はスイ
ッチングFETQ1の駆動パルスのON幅を最大に広げ
るように動作する。
【0054】同時に、比較器8のもう一つの−入力端子
にはソフトスタート回路10の出力するソフトスタート
信号(23)が入力される。このソフトスタート信号は
起動と同時に所定のレベルに上昇し、その後所定の時定
数にてある所定のレベルに収束する。
【0055】比較器8は、出力電圧検出信号(24)と
発振器7の三角波とソフトスタート信号を比較し、発振
器7の三角波のレベルの方が出力電圧検出信号とソフト
スタート信号のレベルよりも高い期間のみ比較器8の出
力がハイレベルとなり、駆動回路9によりスイッチング
FETQ1がオンとなり電解コンデンサC1、チョーク
コイルL1、スイッチングFETQ1を介してメインの
電源ラインに電流が流れる。
【0056】そして三角波と出力電圧検出信号(2
4)、またはソフトスタート信号(23)のレベルが反
転すると比較器8はローレベルを出力し、それに基づき
駆動回路9はスイッチングFETQ1を遮断する。
【0057】このようにして、起動時はソフトスタート
信号(23)と発振器7の三角波が比較され、その結
果、スイッチングFETQ1の駆動パルス(矩形波)が
形成され、スイッチングFETQ1の駆動パルスは徐々
にそのオン幅を広げていくように制御され、出力電圧V
out(22)は所定の電圧に向かって徐々に上昇す
る。これに伴い、出力電圧検出信号(24)のレベルも
上昇する。なお、この方向の出力電圧検出信号(24)
の変化は、スイッチングFETQ1の駆動パルス幅を徐
々に狭めるように働くものである。
【0058】そして、ソフトスタート信号(23)と出
力電圧検出信号(24)のレベルがクロスすると、今度
は出力電圧検出信号(24)と発振器7の三角波の比較
結果によりスイッチングFETQ1の駆動パルスが生成
されるようになる。
【0059】一方、スイッチングFETQ1のオン/オ
フにより、メインの電源ライン側では次のような動作が
行なわれる。
【0060】すなわち、スイッチングFETQ1のオン
期間では電解コンデンサC1、チョークコイルL1を介
してスイッチングFETQ1に電流が流れ、チョークコ
イルL1にはエネルギーが蓄えられると共に、出力端子
3,4に接続されたDC/DCコンバータ等の負荷にも
エネルギーが供給される。そして、スイッチングFET
Q1のオフ期間にはオン期間にチョークコイルL1に蓄
えられたエネルギーがダイオードD1を介して出力端子
3,4に接続されたDC/DCコンバータ等の負荷に供
給される。
【0061】AC電圧検知回路11は、常に商用交流電
圧の実効値または平均値を検出する様に回路が構成され
ており、交流電源(AC)がOFFされて、OFF後さ
らにACのOFF時間が所定時間以上経過した場合、つ
まりtcから所定の期間以上経過した場合にAC電圧検
知回路11からリセット信号がソフトスタート回路10
に出力される。
【0062】このリセット信号の入力により、ソフトス
タート回路10はリセットされる。つまり、タイミング
tdにおいて、再度ACがONされるとソフトスタート
回路10は当初の電源投入時と全く同じ動作、つまり、
出力をvaからvbに漸減させるソフトスタート動作を
行なう。このようにして、AC入力に数十mS〜数百m
Sの瞬断があっても、回路はソフトスタートがかかりな
がら起動するため、出力電圧Vout(22)は徐々に
上昇することになり、従来例で指摘したようなオーバー
シュートを大幅に低減できる。
【0063】図2は図5と同等の様式で図1の各部の波
形を示したもので、入力端子1,2から供給される商用
交流電源のAC(21)がタイミングtaでACがON
し、タイミングtcでOFFし、さらにごく短時間(数
十mS〜数百mS)を経てタイミングtdで再度ONさ
せた場合の動作を示している。同図において、22は出
力端子3,4間の出力電圧Vout,23はソフトスタ
ート信号、24は出力電圧検出信号である。
【0064】図2中タイミングtaでAC(21)がO
Nされると、少し遅れてtbで起動抵抗等により不図示
の制御系が動作を開始し、同時にソフトスタート信号2
3は、一旦Vaまで上昇し、その後ある時定数でVb
(最大デューティー決定電圧)に収束する。
【0065】これに伴ない、出力電圧Vout(22)
はソフトスタート回路10によるソフトスタート制御に
よって徐々に所定の電圧に向けて上昇することになる。
出力電圧信号24もこの出力電圧Vout(22)の上
昇に伴い上昇する。
【0066】そしてタイミングtcでACがOFFされ
ると、再度タイミングtdでAC入力(21)がONさ
れるまで、出力電圧Vout(22)は低下し続ける。
この低下の傾きは出力端子3,4に接続された負荷によ
り変動する。
【0067】これに伴い、出力電圧検出信号もスイッチ
ングFETQ1の駆動パルスのオン幅を広げようとして
低下する。
【0068】ここで、AC入力(21)がOFFされた
ことをAC電圧検知回路11が検知し、さらにAC入力
(21)のOFF時間が所定時間以上経過した場合、つ
まりtcから所定の期間(図中t1)以上経過した場合
に、AC電圧検知回路11からリセット信号がソフトス
タート回路10に出力され、ソフトスタート回路10は
リセット信号の入力により、リセットされる。
【0069】その後、再度タイミングtdでAC入力
(21)がONされると、ソフトスタート回路10は当
初の電源投入時と全く同じ動作、つまり、出力をvaか
らvbに漸減させるソフトスタート動作を行なう。これ
により、スイッチングFETQ1を駆動する駆動パルス
は、ソフトスタートがかかりながら起動し、出力電圧V
out(22)は徐々に上昇し、オーバーシュートが大
幅に低減される。
【0070】すなわち、AC入力(21)の遮断期間、
つまりタイミングtc〜tdまでの間がごく短くて、図
示していない制御系の電源Vccが、制御系の停止電圧
に達する前に図中tdで再度ACがONされるような場
合(瞬断)があっても、ソフトスタート信号23が一旦
リセットされるために、タイミングtdで再度AC入力
(21)がONされた時、スイッチングFETQ1を駆
動する駆動パルスは、ソフトスタートがかかりながら起
動するため、出力電圧Vout(22)は徐々に上昇し
オーバーシュートが大幅に低減される。
【0071】したがって、本実施形態によれば、スイッ
チングFETQ1に使用するFET等や、出力端子3,
4に接続されるDC/DCコンバーターに使用する、ト
ランスやFETなどのスイッチング素子に、オーバーシ
ュートを考慮して従来構成ほど大きな耐圧や動作範囲電
圧を有するものを選定する必要がなくなり、出力電圧V
out(22)に見あった最適な素子を使用することが
できるようになり、装置の製造コストを低減し、また構
成を小型軽量化することができる。
【0072】[実施形態2]図3は本発明の第二の実施
の形態に係わる降圧チョッパー型のアクティブフィルタ
ーを有する力率改善型電源装置の要部回路を示すブロッ
ク図である。
【0073】図3において、上述の図1と同一ないし相
当する部材には同一符号を付してあり、以下では特に必
要な場合を除きその詳細な説明は省略するものとする。
【0074】図3において、図1と異なる点は、制御系
の電源電圧Vccを抵抗R1、トランジスタTr1を介
して放電させる回路を設けたこと、および、トランジス
タTr1のベースにAC電圧検知回路11の出力するリ
セット信号が接続されている点である。
【0075】なお、電源電圧Vccは、ソフトスタート
回路だけでなく、出力電圧検出回路6、発振器7、比較
器8、駆動回路9等にも供給されるものである。
【0076】このような構成により、図1の構成と同等
の効果を得ることができる。以下、図3の構成における
動作につき説明する。
【0077】図3のAC電圧検出回路11は、前記実施
形態同様に常に商用交流電圧の実効値または平均値を検
出しており、入力端子1、2のAC入力がOFFされた
場合、OFF後、さらに商用交流電源のOFF時間が所
定時間以上経過した場合にリセット信号をトランジスタ
Tr1に出力する。リセット信号によりトランジスタT
r1はONし、Vccが抵抗R1を介して放電される。
【0078】よって、入力である商用交流電源がある所
定期間以上遮断された場合、制御系の電源Vccを強制
的に放電することで、次に商用交流電源が通電された場
合に必ずソフトスタートにより電源回路を起動させるこ
とができ、出力電圧Voutが徐々に上昇するためにオ
ーバーシュートを大幅に低減でき、実施形態1と同様の
効果を得ることができる。
【0079】なお、実施形態1および2(図1、図3)
で示した降圧チョッパー型の力率改善型電源において
は、スイッチング素子(スイッチングFETQ1)を出
力端子3,4のGNDライン側に挿入した構成を示した
が、Vout+側に挿入した場合でも同様の効果を期待
できるのはいうまでもない。
【0080】また、上記の2つの実施形態において、ソ
フトスタート回路10は、初期の電源投入時、および瞬
断(タイミングtc〜td)時で同じ時定数によるソフ
トスタートを行なうものとして説明したが、これらそれ
ぞれのソフトスタートの時定数はそれぞれ異なる値を設
定してもよい。
【0081】また、以上の2つの実施形態においては、
降圧型のチョッパー回路から成るアクティブフィルター
を平滑フィルターとして用いた構成を示したが、上記の
AC入力電圧の検出に基づき、ソフトスタート制御を行
なう構成は平滑フィルターとしてのアクティブフィルタ
ーが昇圧型のチョッパー回路から成る構成においても適
用することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力の交流電源電圧のON/OFF状態を検知して、商
用交流電源が遮断された後、次に商用交流電源が導通さ
れた際にソフトスタートにより電源回路を起動させる構
成を採用したので、短期間の入力電源のOFF/ON
(瞬断)の際、出力電圧に発生するオーバーシュートを
大幅に抑制することが可能となり、回路の構成部材、お
よび出力端子に接続されるDC/DCコンバータなどの
負荷のトランス、スイッチングFETなどの構成部材の
耐圧に大きな余裕を持たせる必要がなくなり、電源装置
の出力電圧にみあった最適な耐圧の素子から構成するこ
とができ、装置全体を簡単安価かつ小型軽量に構成する
ことができる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した電源装置の第1の実施形態の
構成を示したブロック図である。
【図2】図1の回路の各部の信号波形を示した波形図で
ある。
【図3】本発明を採用した電源装置の第2の実施形態の
構成を示したブロック図である。
【図4】従来の電源装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図5】図4の回路の各部の信号波形を示した波形図で
ある。
【符号の説明】
DB1 ダイオードブリッジ D1 転流用ダイオード C1 電解コンデンサ Q1 スイッチングFET L1 チョークコイル Tr1 トランジスタ R1 放電用抵抗 1,2 スイッチング電源入力端子 3,4 出力端子(DC−DCコンバータ入力端子) 5 フィルター 6 出力電圧検出回路 7 発振器 8 比較器 9 駆動回路 10 ソフトスタート回路 11 AC電圧検知回路 61 差動増幅器 62 誤差増幅器
フロントページの続き Fターム(参考) 5G065 AA05 AA06 AA08 BA01 DA06 DA07 EA06 HA05 JA02 KA02 LA01 MA01 MA07 MA09 MA10 5H006 AA04 CA02 CB01 CC02 DA02 DA04 DB02 DC05 GA02 5H420 BB03 BB12 CC04 DD02 EA14 EB09 EB15 EB40 FF03 FF22 FF25 HJ03 HJ09 KK02 LL10 NB02 NC25 NE03 5H730 AA20 AS01 BB13 CC01 DD04 EE08 EE10 FD01 FF02 FG05 XC04 XX12 XX23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を入力とし、前記交流電源を全
    波整流する整流器と、 前記整流器に接続され、入力電流波形を出力直流電圧に
    応じた正弦波形状に制御することにより定電圧制御を行
    なうチョッパー回路と、 前記交流電源が所定の時間以上遮断された後、再度印加
    された場合、前記チョッパー回路をソフトスタートさせ
    る制御回路から成ることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を入力とし、前記交流電源を全
    波整流する整流器と、 前記整流器に接続され、定電圧制御を行うと共に入力電
    流波形を出力直流電圧に応じた正弦波形状に制御するチ
    ョッパー回路と、 前記チョッパー回路の直流出力定電圧を検出し出力電圧
    検出信号を出力する出力電圧検出回路と、 起動時に前記チョッパー回路の駆動信号のオン時間幅を
    徐々に拡大するためのソフトスタート信号を出力するソ
    フトスタート回路と、 三角波信号を出力する発振回路と、 前記発振回路が出力する三角波信号、前記ソフトスター
    ト信号、および前記出力電圧検出信号を入力とし、それ
    ぞれを比較することにより前記チョッパー回路の駆動信
    号を生成する比較回路と、 前記駆動信号に基づき前記チョッパー回路のスイッチ素
    子を駆動する駆動回路と、 前記交流電源電圧を検出し、前記交流電源が所定時間以
    上遮断された後、再度印加されたことを検出する交流電
    圧検出回路と、を有し、 前記交流電圧検出回路が、前記交流電源が所定時間以上
    遮断された後、再度印加されたことを検出した際、前記
    チョッパー回路を前記ソフトスタート回路を介してソフ
    トスタートさせることを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 交流電源が所定時間以上遮断された場合
    に、前記ソフトスタート回路をリセットし、再度交流電
    源が通電された際、前記チョッパー回路をソフトスター
    トにより起動することを特徴とする請求項2に記載の電
    源装置。
  4. 【請求項4】 交流電源が所定時間以上遮断された場合
    に、前記制御回路に供給されている制御電源を強制的に
    放電させて、再度交流電源が通電された際、前記チョッ
    パー回路をソフトスタートにより起動することを特徴と
    した請求項2に記載の電源装置。
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