[go: up one dir, main page]

JP2000110340A - 床遮音シート、床構造体及び床施工方法 - Google Patents

床遮音シート、床構造体及び床施工方法

Info

Publication number
JP2000110340A
JP2000110340A JP10282260A JP28226098A JP2000110340A JP 2000110340 A JP2000110340 A JP 2000110340A JP 10282260 A JP10282260 A JP 10282260A JP 28226098 A JP28226098 A JP 28226098A JP 2000110340 A JP2000110340 A JP 2000110340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
sheet
sound
sound insulation
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10282260A
Other languages
English (en)
Inventor
Tami Tokushige
多美 徳重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10282260A priority Critical patent/JP2000110340A/ja
Publication of JP2000110340A publication Critical patent/JP2000110340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床仕上材と床支持構造体との間に比較的簡易
に介挿することができ、しかも、長期圧縮応力の作用及
び素材の経年劣化による塑性変形及び圧搾現象が生じる
ことなく、有効な遮音性能及び振動減衰性能を長期に亘
って継続的に発揮し得る安価且つ簡単な構成の床遮音シ
ートを提供する。 【解決手段】 床遮音シート10は、上層階及び下層階
の間の騒音伝達を防止すべく、床支持構造体1、2と床
仕上材3との間に介装される。床遮音シートは、床支持
構造体の上側に延在するシート状基板11と、基板上に
所定間隔を隔てて一体的に配設された多数の流体封入部
12とを有する。流体封入部は、床仕上材を支持し、上
層階の荷重を床支持構造体に伝達するとともに、上層階
及び下層階の間の騒音伝達を抑制する。施工において、
遮音シートは床支持構造体の上面に敷設され、流体封入
部は、床仕上材によって圧縮され、封入部内に密封され
た流体18を介して床仕上材を床支持構造体上に支持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床遮音シート、床構造
体及び床施工方法に関するものであり、より詳細には、
建築物の床構造体の遮音性能及び振動絶縁性能を向上す
ることができる床遮音シート、床構造体及び床施工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の床構造は一般に、床荷重を柱又
は耐力壁等の鉛直構造部材に伝達する梁、床スラブ又は
横架材等の水平構造部材と、根太及び床下地材等の床支
持構造体と、床支持構造体の上面に敷設される床仕上材
とから構成される。例えば、木造建築物における2階又
は最上階の床は、木構造軸組の梁又は横架材と、床荷重
を軸組に伝達する根太及び床下地板と、床下地板の施工
面に敷設される床仕上材とから概ね構成される。一般
に、梁は、建築物の所定位置に水平に配置され、梁の両
端部は、柱等の鉛直部材に固定される。根太は、所定間
隔を隔てて梁上に平行に整列配置され、梁と直交する方
向に梁の上面に固定される。一般に木質系合板からなる
床下地板は、根太上に固定され、室内全域に延在する平
坦な床仕上材の施工面を形成する。床仕上材は、床下地
板上に敷設され、床仕上材の上面は、室内の内装仕上面
を構成する。この種の床仕上材として、天然木又は突板
合板等の木質系フローリング材、長尺塩ビシート又はク
ッションフロア等の樹脂製シート材料、或いは、畳、絨
毯、タイルカーペット又はニードルパンチ等の繊維質仕
上材料などの床用内装仕上材料が、一般に採用されてい
る。
【0003】気候の変化、或いは、外界の騒音等の外部
環境が戸建住宅又は集合住宅等の室内環境に及ぼす影響
は、建築物の気密性及び断熱性等の向上につれて、近年
殊に改善されており、この結果、従来は比較的軽視され
てきた建築物内部の騒音対策又は振動対策等が、住宅等
の居住性及び快適性等を更に向上させる要因として重視
されつつある。例えば、木造住宅の上層階の騒音は、床
構造体を透過し、下層階の居室に伝播し易いことから、
下層階の居住性又は快適性を損なう虞があり、このた
め、上下階の騒音伝達又は振動伝達を有効に防止し得る
床構造の各種改善策が研究されている。
【0004】上層階から下層階への騒音伝達を防止する
ための床構法として、特殊素材の遮音シート、或いは、
弾力性を有する比較的軟質のシート材料を床支持構造体
と床仕上材との間に介挿する方式の床施工法が、木造住
宅建築等において提案されている。特殊素材の遮音シー
トとして、炭酸カルシウムを含有した樹脂製遮音シー
ト、或いは、特開平9−123326号又は特開平10
−121596号公報等に開示された遮音材等が知られ
ている。同公報に開示された遮音材は、フィラー及びア
スファルトを主成分としたシート状基材と、基材上に接
着された樹脂発泡シートとから概ね構成される。樹脂発
泡シートは、空気伝搬音を吸音するとともに、特定の周
波数帯域の固体伝搬音を効果的に規制し、他方、基材層
は、広範な周波数域の固定伝搬音を全般的に規制する。
【0005】他の形式の床構法として、床全域に延在す
る樹脂発泡層に弾性支柱を分散配置した構成の床構造
が、特開平6−33586号又は特開平6−28037
8号等において提案されている。同公報に開示された衝
撃音減衰床は、床仕上材と床支持構造体との間に介挿さ
れた樹脂発泡体層と、発泡体層の開口部に配置された弾
性支柱とを備え、弾性支柱は、床荷重を支持可能な剛性
を備えるとともに、床面の振動を減衰可能な振動減衰性
能を有する。床面の振動は、発泡体層及び弾性支柱の振
動減衰作用により減衰し、上層階の騒音は、下層階に伝
播することなく床構造体において遮音されるものと考え
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、床の遮
音を目的として開発された特殊素材の遮音シートは、特
殊な高分子化合物、金属又は天然原料等を比較的多量に
含み、或いは、特殊な製法に従って製造せざるを得ない
性質のものが多く、このような製造上の理由により高額
化した遮音シートは、一般的木造住宅等における低廉且
つ汎用的な建築材料としては、容易に採用し難い事情が
ある。しかも、床仕上材と床支持構造体との間に介挿さ
れた遮音シート又は軟質シートには、床面の長期床荷重
による圧縮応力が持続的に作用するので、シート材は、
長期の圧縮変形及び素材の経年劣化等により塑性変形
し、圧搾される。かくして、床構造体に恒久的に介挿さ
れたシート材は、経年変化に伴って初期の振動減衰性能
を失い、この結果、床構造体は、もはや所望の遮音性能
を有効に発揮し得ない。
【0007】これに対し、上記弾性支柱を介装した構成
の床構造体は、シート材の塑性変形又は沈み込み現象を
弾性支柱の耐力及び圧縮強度等によって阻止すべく提案
されたものである。しかし、かかる構成の床構法は、建
築内装工事の施工工程を煩雑化するばかりでなく、工事
費を高額化し、しかも、弾性支柱の使用条件は、多種多
様な建築物において個々に相違するので、弾性支柱を適
切に床構造体に配設するには、実務的に極めて困難な弾
性支柱の構造設計を強いられる。かくして、特殊支柱及
び樹脂発泡層を備えた複合的遮音構造又は制振構造は、
各種建築物の床構造として適用する上で経済的且つ技術
的な困難を伴うことから、現状では、一般的な建築設計
において安易に採用し難い事情がある。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、床仕上材と床支持
構造体との間に比較的簡易に介挿することができ、しか
も、長期圧縮応力の作用及び素材の経年劣化による塑性
変形及び圧搾現象が生じることなく、有効な遮音性能及
び振動減衰性能を長期に亘って継続的に発揮し得る安価
且つ簡単な構成の床遮音シートを提供することにある。
【0009】本発明は又、床の遮音性能及び振動減衰性
能を比較的簡単に調節することができる床遮音シートを
提供することを目的とする。本発明は更に、床の施工工
程を煩雑化することなく、床遮音シートを床仕上材と床
支持構造体との間に介挿し得るとともに、床の遮音性能
及び振動減衰性能を所望の如く向上させることができる
床構造体及び床施工方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明は、上層階及び下層階の間の騒音伝
達を防止すべく、床支持構造体と床仕上材との間に介装
される遮音シートにおいて、床支持構造体の上側に延在
するシート状基板と、該基板から膨出し且つ相互にに所
定間隔を隔てて基板面に分布した複数の流体封入部とを
有し、該封入部内に密封された流体は、前記床仕上材を
支持し、上層階の荷重を床支持構造体に伝達するととも
に、上層階及び下層階の間の騒音伝達を抑制することを
特徴とする床遮音シートを提供する。本発明の上記構成
によれば、床仕上材を積層可能な遮音層が、複数の流体
封入部をシート状基板に一体的に担持した構成の床遮音
シートによって床構造体に形成される。床仕上材に作用
する上層階の床荷重は、流体封入部の流体に作用し、該
流体を圧縮し、流体は、床荷重の圧縮応力を床支持構造
体に伝達する。一体的シートとして形成され、主たる応
力伝達要素として流体を使用した本発明の遮音シート
は、床仕上材と床支持構造体との間に比較的容易に介挿
し得るとともに、長期圧縮応力の作用及び素材の経年劣
化による塑性変形及び圧搾現象を生じさせることなく、
有効な遮音性能及び振動減衰性能を長期に亘って継続的
に発揮し、上下階の騒音伝達を抑制可能な中間遮音層を
床構造体に恒久的に形成する。
【0011】また、上記遮音シートを単層に敷設し、或
いは、複層又は多層に積層することにより、床遮音シー
トの遮音特性及び振動減衰性能は、比較的容易に設定変
更される。従って、本発明の上記構成によれば、建築物
の用途、或いは、床構造体の設計条件等に相応して床遮
音シートの積層態様を適宜変更し、床構造体の遮音特性
及び振動減衰性能を所望の如く調整することができる。
しかも、上記床遮音シートは、一般的な樹脂成形装置に
よって連続的に一体成形可能な構成のものであり、これ
は、安価な床遮音材の量産を可能にする。
【0012】本発明は又、上記構成の遮音シートと、床
支持構造体及び床仕上材とを備えた床構造体において、
前記遮音シートは、上層階及び下層階の間の騒音伝達を
防止すべく、床支持構造体と床仕上材との間に介装さ
れ、前記流体封入部内に密封された流体は、前記床仕上
材を支持し、上層階の荷重を床支持構造体に伝達すると
ともに、上層階及び下層階の間の騒音伝達を抑制するこ
とを特徴とする床構造体を提供する。
【0013】本発明は更に、上記構成の遮音シートと、
床支持構造体及び床仕上材を備えた床構造体の施工方法
において、前記遮音シートを床支持構造体の上面に敷設
し、床仕上材を前記遮音シート上に敷設して前記流体封
入部を圧縮し、該封入部内に密封された流体を介して、
床仕上材を床支持構造体上に支持し、上層階の荷重を床
支持構造体に伝達するとともに、上層階及び下層階の間
の騒音伝達を抑制することを特徴とする床施工方法を提
供する。
【0014】本発明の上記構成によれば、上記遮音シー
トを介して床仕上材を床支持構造体上に積層することに
より、中間遮音層を備えた床構造体を早期且つ簡易に施
工し、床の遮音性能及び振動減衰性能を所望の如く向上
させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態によれ
ば、上記流体は、流体封入部内に所定の充填率に充填さ
れた空気からなり、封入部内の空気は、上層階の床荷重
によって圧縮される。好ましくは、遮音シートは、上下
の樹脂シートの積層構造を有し、各樹脂シートは、流体
封入部の間の領域において相互接着又は相互溶着される
とともに、流体封入部の領域において相互に離間し、空
気を封入可能な流体収容室を画成する。好ましくは、遮
音シートは、樹脂シート供給手段、樹脂溶着手段及び流
体封入手段を備えた適当な樹脂成形装置によって連続的
に製造される。
【0016】本発明の他の実施形態によれば、上記流体
として、不活性ガス、液体又はゲル状物質等が使用さ
れ、遮音シートは、流体の物性に応じた遮音特性及び振
動減衰特性を発揮する。
【0017】本発明の更に好適な実施形態によれば、流
体封入部は、所定の平面形態を有するシート状基板の膨
出部分により形成される。膨出部分は、所定の平面分布
密度にて遮音シート上に分散し、膨出部分の平面分布密
度は、50%未満に設定される。好ましくは、膨出部分
を上方に向けた遮音シートと、膨出部分を下方に向けた
遮音シートとが、交互且つ上下に積層され、上側遮音シ
ートの流体封入部は、下側遮音シートの流体封入部の間
に位置する平坦な下側シート状基板の領域に挿入され、
下側遮音シートの流体封入部は、上側遮音シートの流体
封入部の間に位置する平坦な上側シート状基板の領域に
挿入される。例えば、このような形態で2層構造に積層
された遮音シートは、床下地構造体と床仕上材との間の
間隔を実質的に増大させることなく、流体封入部の平面
分布密度を増大させる。かかる遮音シートの積層によ
り、床構造体の遮音性能及び振動減衰性能は、適当に調
整される。
【0018】本発明の好ましい実施形態によれば、シー
ト状基材の材質、流体の種類及び物性、流体封入部の形
態及び平面分布密度、更には、遮音シートの積層態様
は、建築物の用途及び設計条件等に相応して適宜設計変
更され、床構造体は、使用目的に適応した最適な遮音特
性及び振動減衰特性を発揮する。
【0019】本発明の好適な実施形態において、上層階
の騒音発生源又は起振源の性質が分析され、上層階の騒
音特性又は振動特性に基づき、床構造体が遮音し又は制
振すべき特定の周波数帯域が決定されるとともに、共鳴
作用(コインシデンス効果)を有効に防止可能な床構造
体の構成が決定される。上記遮音シートの各構成要素の
材質、寸法、物性及び構造詳細は、床構造体の遮音目標
又は制振目標に相応した適切な遮音特性及び振動減衰特
性物性を発揮すべく、適当に設定変更される。
【0020】本発明の好ましい実施形態によれば、上記
遮音シートは、木構造の戸建住宅又は鉄筋コンクリート
構造の集合住宅等の中間階の床構造体に介装される。床
支持構造体は、鉛直柱又は耐力壁に支持された梁、根太
及び床下地板、或いは、コンクリート床スラブ上に敷設
された大引、根太及び床下地板を含み、床仕上材は、木
質系フローリング材等の硬質の床仕上材料から構成さ
れ、或いは、絨毯等の内装材料と、該内装材料の下地面
を構成する硬質の内装下地合板とを含む。床下地板上に
敷設された遮音シートは、接着材又は係止具によって床
下地板上に固定され、床仕上材又は内装下地合板は、遮
音シート上に積層されるとともに、適切な接着剤によっ
て遮音シート上に接着され、或いは、適当な係止具によ
って床下地板又は根太に固定される。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係る床遮音シートを備えた木造建築物の床構造
体を示す部分斜視図であり、図2は、図1に示す床構造
体の部分縦断面図である。
【0022】図1に示す床構造体は、木造建築物の主要
構造部に支持された複数の根太1と、根太1上に配置さ
れた床下地板2と、室内の床仕上面を形成する床仕上材
3とを備える。根太1は、例えば、木造住宅の2階の床
組を構成する天然木角材からなり、幅30〜50mm及び
高さ60〜100mm程度の比較的小寸法の長方形断面形
状を有する。床下地板2は、2階床の捨張り板として一
般に使用される所謂ベニヤ板又はコンパネ等の木製合板
からなり、2階床の構面全域に亘って延在する床材施工
面を形成する。床仕上材3は、天然木又は突板合板等の
硬質の木質系フローリング材からなり、床仕上材3の上
面は、2階部分の室内床仕上面を構成する。
【0023】床遮音シート10が、床下地板2と床仕上
材3との間に介挿される。床遮音シート10は、床下地
板2の上面に密着したシート状基板11と、所定間隔を
隔てて基板11上に分散配置された独立気泡封入体12
とから構成される。図2に示す如く、各封入体12は、
基板11から上方に突出し、2階床面の床荷重は、床仕
上材3を介して床遮音シート10の封入体12に作用す
る。封入体12は、床荷重によって圧縮され、偏平化
し、この結果、床下地板2と床仕上材3との間隔を所定
寸法に保持する支持力又は反力を生起し、床仕上材3を
床下地板2上に安定的に支持する。
【0024】図3(A)は、図1に示す床遮音シートの
構造詳細を示す部分平面図であり、図3(B)は、図3
(A)のB−B線における床遮音シートの拡大縦断面図
である。また、図4は、床遮音シートの部分斜視図であ
る。
【0025】図3(B)に示す如く、床遮音シート10
は、2枚の樹脂シート15、16を上下に重ね且つ部分
的に空気を封入した気泡入りシート構造又はエアパッキ
ン構造の樹脂製緩衝シートとして成形される。下側シー
ト15は、床下地板2の上面に全体的に密着可能な平坦
な下面を有し、他方、上側シート16は、下側シート1
5上に一体的に溶着された溶着部分13と、上方に隆起
した膨出部分17とを有する。膨出部分17は、空気層
18を密封可能な流体収容室を画成し、所定の充填率に
空気を充填した膨出部分17は、独立気泡封入体12を
構成する。独立気泡封入体12は、図3(A)及び図4
に示す如く、幅員方向に所定間隔を隔てて複数列に並列
配置され、各列の封入体12は、長手方向に帯状に延
び、封止部分14によって所定長に分割される。かくし
て、長方形平面形態の多数の独立気泡封入体12が、床
遮音シート10上に整列配置される。
【0026】なお、このような構成の床遮音シート10
の製法として、梱包用エアー緩衝材製造機等の樹脂成形
装置(図示せず)を使用した従来の気泡入りシート又は
エアパッキンの製法を応用することができる。例えば、
床遮音シート10は、上下の樹脂シート15、16を樹
脂成形装置に連続的に供給し、樹脂成形装置の樹脂溶着
手段によって溶着部分13及び封止部分14をヒートシ
ールし、樹脂シート15、16を局所的に相互溶着する
とともに、膨出部分17に空気を密封することにより製
造することができる。樹脂シート15、16の素材とし
て、塩化ビニル樹脂又は高密度ポリエチレン樹脂等の汎
用樹脂を一般に採用し得る。
【0027】図5は、図1に示す床構造体の部分縦断面
図である。床下地板2上に敷設された床遮音シート10
の下面は、接着剤によって床下地板2の上面に接着され
る。床遮音シート10上に積層された床仕上材3は、独
立気泡封入体12を押圧し、封入体12を圧縮し、偏平
化する。2階床の荷重は、床仕上材2を介して独立気泡
封入体12に作用し、床遮音シート10上の多数の封入
体12は、床面地板2上に均等な分布密度に分布し、床
仕上材3を床仕上材2上に支持する。封入体12は、空
気層18の圧縮応力、膨出部分17の樹脂延伸抗力及び
2階床の床荷重の釣合い条件下に安定し、2階床面に作
用する床積載荷重、衝撃及び振動は、実質的に封入体1
2の空気層18を介して床下地板2及び根太1に伝達す
る。
【0028】2階の室内で発生した騒音、歩行音又は振
動、更には、床仕上材2の床面において発生する器物落
下音又は衝撃音、例えば、食器類、什器・備品又は書籍
等の生活用品が床仕上材3上に落下した際に生じる比較
的高周波数域の衝撃音等は、床仕上材3を介して独立気
泡封入体12に伝搬する。封入体12は、樹脂シート1
5、16自体の遮音性能及び振動減衰特性と、空気層1
8の振動吸収作用及び制振・緩衝作用とにより、2階部
分の騒音又は衝撃音等を減衰し、下層階(1階)への騒
音又は振動の伝達を実質的に遮断する。
【0029】しかも、封入体12内に密封された空気層
18は、極めて高い熱伝導抵抗を発揮するので、床遮音
シート10は、高性能な床断熱材として機能し、この結
果、各階の冷暖房装置の熱効率は、大幅に向上する。更
に、上記構成の床遮音シート10は、床構造体の防水手
段及び/又は防湿手段として働くので、床構造体の耐水
性能は向上する。
【0030】かくして、上記構成の床遮音シート10
は、床構造体の遮音性能、制振性能及び衝撃緩衝作用を
向上させるばかりでなく、床構造体の断熱性能及び耐水
性能を向上させ、しかも、安価且つ簡単に上層階の床に
施工し得るので、実用的に極めて有利である。
【0031】図6は、上記床遮音シート10を使用した
床施工方法の変形例を示す床構造体の部分縦断面図であ
る。図6に示す施工形態において、床遮音シート10
は、上下2層に積層される。下層の床遮音シート10A
のシート状基板11Aは、独立気泡封入体12Aを上方
に向けた状態で床下地板2上に敷設され、上層の床遮音
シート10Bのシート状基板11Bは、独立気泡封入体
12Bを下方に向けた状態で床遮音シート10A上に積
層される。床遮音シート10Bの封入体12Bは、床遮
音シート10Aの封入体12Aの間の領域に挿入され、
上下の床遮音シート10A:10Bは、床下地板2と床
仕上材3との間隔を実質的に増大させることなく、2層
構造に積層される。このような床遮音シート10の積層
により、封入体12の平面分布密度は倍増し、床遮音シ
ート10によって形成される遮音層の床荷重支持力、耐
久性、剛性、遮音特性、振動減衰特性及び熱伝導抵抗等
の諸物性は更に向上するとともに、床構造体の共鳴作用
(コインシデンス効果)は適当に調整される。かくし
て、上記構成の床遮音シート10によれば、床遮音シー
ト10を2層ないし多層構造に積層し、これにより、床
構造体の遮音効果を向上させるとともに、建築物の用途
及び設計条件に相応した諸物性及び各種性能を有する床
構造体を比較的容易に設計・施工することができる。
【0032】図7は、本発明の第2実施例に係る床遮音
シートを備えた木造建築物の床構造体を示す部分斜視図
である。本実施例において、床下地板2と床仕上材3と
の間に介挿された床遮音シート10は、シート状基板1
1上に均等に分散した円形平面形態の多数の独立気泡封
入体12を有する。封入体12は、所定の相互間隔を隔
てて規則的にシート10上に分布する。床仕上材3に作
用する床積載荷重は、床仕上材3、独立気泡封入体12
及び床下地板2を介して根太1に応力伝達し、建築物の
主要構造部によって支持される。図7に示す床遮音シー
ト10は、上記第1実施例に係る床遮音シートと同様、
床構造体の遮音性能、制振性能、衝撃緩衝性能、断熱性
能及び耐水性能等を向上させる。なお、床遮音シート1
0の素材及び断面形状は、図1乃至図5に示す上記第1
実施例の床遮音シートと実質的に同一であるので、更な
る詳細な説明は、省略する。
【0033】図8は、遮音シートに配置される独立気泡
封入体の各種平面形態のパターンを例示する平面図であ
る。図8(A)乃至(D)に示す独立気泡封入体12
は、正方形、六角形、三角形又は菱形の平面形状に夫々
賦形され、図8(E)及び(F)に示す独立気泡封入体
12は、直線的又は曲線的な線型形状に夫々成形され
る。独立気泡封入体12は、このような規則的な繰返し
模様の形態に任意に設計し得るばかりでなく、不規則な
エンボス模様等の不特定の平面形態を含む任意の平面形
態に適宜設計することができる。
【0034】図9は、本発明の第3実施例に係る床遮音
シートの構成を示す部分拡大縦断面図である。本実施例
において、下側シート15及び上側シート16は、下方
及び上方に膨出した膨出部分17を夫々備えており、実
質的に上下対称の断面形状に成形される。上下のシート
15、16の溶着部分13は、床下地板2と床仕上材3
との間の間隙に浮遊状態に延在し、上層階及び下層階の
流体連通又は相互通気を隔絶する。床仕上材3に作用す
る床積載荷重は、独立気泡封入体12を介して床下地板
2に応力伝達し、床遮音シート10は、上記第1及び第
2実施例に係る床遮音シートと同様、床構造体の遮音性
能、制振性能、衝撃緩衝性能、断熱性能及び耐水性能等
を向上させる。
【0035】図10は、本発明の第4実施例に係る床遮
音シートの構成を示す部分拡大縦断面図である。本実施
例の床遮音シート10は、平坦な下側シート15と、膨
出部分17を備えた下側シート15を備えた点におい
て、上記第1実施例の床遮音シートと類似した構造を有
するが、各膨出部分17は、比較的近接して配置され、
独立気泡封入体12の平面分布密度は、50%を超え
る。各封入体12は、床仕上材3の積層によって圧縮さ
れ、図10に示す如く偏平化し、比較的高密度に分布し
た封入体12は、隣接する封入体12と当接し、応力伝
達可能に相互接触する。封入体12は、実質的に連続す
る空気層を床下地板2及び床仕上材3の間に形成し、床
仕上材3に作用する床積載荷重は、かかる連続空気層を
介して床下地板2に応力伝達し、床遮音シート10は、
上記第1乃至第3実施例に係る床遮音シートと同様、床
構造体の遮音性能、制振性能、衝撃緩衝性能、断熱性能
及び耐水性能等を向上させる。
【0036】図11は、上記床遮音シートの応用例を示
す床構造体の概略縦断面図である。床遮音シート10
は、床下地板2上に配置されるばかりでなく、床下地板
2の下側に配置し、或いは、下層階の天井裏に配置して
も良い。例えば、床遮音シート10は、図11に示す如
く、接着剤又は係止具を介して、床下地板2の下面全域
に貼着される。根太1を支持する梁5は、吊木6を介し
て野縁7を懸吊し、下層階の天井仕上材料8が、所望に
より天井下地板(図示せず)を介して野縁7に固定され
る。床遮音シート10は、下層階の天井仕上材料8の上
側に更に敷設される。床下地板2の下側および天井仕上
材料8の上側に配置された床遮音シート10は、床下地
板2上の床遮音シート10と協働して床構造体の遮音性
能、制振性能、衝撃緩衝性能、断熱性能及び耐水性能等
を全体的に向上させる。
【0037】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で
種々の変形又は変更が可能であり、該変形例又は変更例
も又、本発明の範囲内に含まれるものであることは、い
うまでもない。
【0038】例えば、床遮音シートの素材として、長期
に亘って流体を封入可能な気密性、水密性、耐延伸強
度、耐破断強度及び耐久性を有する各種素材のシートを
適当に採用することができる。また、上記流体として、
気体及び液体のみならず、適当なゲル状物質を使用して
も良い。更に、上記構成の床構造は、木造建築物のみな
らず、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造又は鉄骨鉄筋コ
ンクリート構造の建築物の床構造体に適応し得るもので
ある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1乃至4に
記載された本発明の構成によれば、床仕上材と床支持構
造体との間に比較的簡易に介挿することができ、しか
も、長期圧縮応力の作用及び素材の経年劣化による塑性
変形及び圧搾現象が生じることなく、有効な遮音性能及
び振動減衰性能を長期に亘って継続的に発揮し得る安価
且つ簡単な構成の床遮音シートを提供することができ
る。更に、このような床遮音シートによれば、シートの
積層形態の設計変更、或いは、遮音シートの各構成要素
の材質、寸法、物性及び構造詳細の設定変更により、床
の遮音性能及び振動減衰性能を比較的簡単に調節するこ
とが可能となる。
【0040】また、請求項5乃至8に記載された本発明
の構成によれば、床の施工工程を煩雑化することなく、
床遮音シートを床仕上材と床支持構造体との間に介挿し
得るとともに、床の遮音性能及び振動減衰性能を所望の
如く向上させることができる床構造体及び床施工方法が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る床遮音シートを備え
た木造建築物の床構造体を示す部分斜視図である。
【図2】図1に示す床構造体の拡大縦断面図である。
【図3】図1に示す床遮音シートの構造詳細を示す部分
平面図及び部分拡大縦断面図である。
【図4】図1に示す床遮音シートの部分斜視図である。
【図5】図1に示す床構造体の部分縦断面図である。
【図6】床遮音シートを使用した床施工方法の変形例を
示す床構造体の部分縦断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る床遮音シートを備え
た木造建築物の床構造体を示す部分斜視図である。
【図8】床遮音シートに配置される独立気泡封入体の各
種平面形態のパターンを例示する平面図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る床遮音シートの構成
を示す部分拡大縦断面図である。
【図10】本発明の第4実施例に係る床遮音シートの構
成を示す部分拡大縦断面図である。
【図11】床遮音シートの応用例を示す床構造体の概略
縦断面図である。
【符号の説明】
1 根太 2 床下地板 3 床仕上材 10 床遮音シート 11 シート状基板 12 独立気泡封入体 13 溶着部分 14 封止部分 15、16 樹脂シート 17 膨出部分 18 空気層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層階及び下層階の間の騒音伝達を防止
    すべく、床支持構造体と床仕上材との間に介装される遮
    音シートにおいて、 床支持構造体の上側に延在するシート状基板と、該基板
    から膨出し且つ相互にに所定間隔を隔てて基板面に分布
    した複数の流体封入部とを有し、該封入部内に密封され
    た流体は、前記床仕上材を支持し、上層階の荷重を床支
    持構造体に伝達するとともに、上層階及び下層階の間の
    騒音伝達を抑制することを特徴とする床遮音シート。
  2. 【請求項2】 前記流体は、前記封入部内に所定の充填
    率に充填された空気からなり、前記封入部内の空気は、
    上層階の床荷重によって圧縮されることを特徴とする請
    求項1に記載の遮音シート。
  3. 【請求項3】 前記遮音シートは、上下の樹脂シートか
    らなり、樹脂シートは、前記流体封入部の間の領域にお
    いて相互接着又は相互溶着されるとともに、前記流体封
    入部の領域において相互に離間し、流体を封入可能な流
    体収容室を画成することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の床遮音シート。
  4. 【請求項4】 前記流体封入部は、所定の平面形態に賦
    形された前記シート状基板の膨出部分によって形成さ
    れ、該膨出部分は、所定の平面分布密度にて遮音シート
    上に分散し、前記膨出部分の平面分布密度は、50%未
    満に設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の遮音シート。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    遮音シートと、床支持構造体及び床仕上材とを備えた床
    構造体において、 前記遮音シートは、上層階及び下層階の間の騒音伝達を
    防止すべく、床支持構造体と床仕上材との間に介装さ
    れ、 前記流体封入部内に密封された流体は、前記床仕上材を
    支持し、上層階の荷重を床支持構造体に伝達するととも
    に、上層階及び下層階の間の騒音伝達を抑制することを
    特徴とする床構造体。
  6. 【請求項6】 複数の前記遮音シートが、複層構造に積
    層されたことを特徴とする請求項5に記載の床構造体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    遮音シートと、床支持構造体及び床仕上材を備えた床構
    造体の施工方法において、 前記遮音シートを床支持構造体の上面に敷設し、 床仕上材を前記遮音シート上に敷設して前記流体封入部
    を圧縮し、該封入部内に密封された流体を介して、床仕
    上材を床支持構造体上に支持し、上層階の荷重を床支持
    構造体に伝達するとともに、上層階及び下層階の間の騒
    音伝達を抑制することを特徴とする床施工方法。
  8. 【請求項8】 前記遮音シートは、上下に重ねられ、上
    側遮音シートの流体封入部は、下側遮音シートの流体封
    入部の間に位置する平坦な下側シート状基板の領域に挿
    入され、下側遮音シートの流体封入部は、上側遮音シー
    トの流体封入部の間に位置する平坦な上側シート状基板
    の領域に挿入されることを特徴とする請求項7に記載の
    床施工方法。
JP10282260A 1998-10-05 1998-10-05 床遮音シート、床構造体及び床施工方法 Pending JP2000110340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282260A JP2000110340A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 床遮音シート、床構造体及び床施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282260A JP2000110340A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 床遮音シート、床構造体及び床施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000110340A true JP2000110340A (ja) 2000-04-18

Family

ID=17650146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10282260A Pending JP2000110340A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 床遮音シート、床構造体及び床施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000110340A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089449A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kawakami Sangyo Co Ltd 合成樹脂製気泡シート及びその製造方法
WO2017119472A1 (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 新日鐵住金株式会社 車両後部構造
JP2018003303A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社ノザワ 遮音床用リブ材と遮音床構造
JP2019143311A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社竹中工務店 木質床構造

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089449A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kawakami Sangyo Co Ltd 合成樹脂製気泡シート及びその製造方法
WO2017119472A1 (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 新日鐵住金株式会社 車両後部構造
CN108430857A (zh) * 2016-01-06 2018-08-21 新日铁住金株式会社 车辆后部构造
JPWO2017119472A1 (ja) * 2016-01-06 2018-10-04 新日鐵住金株式会社 車両後部構造
US10633032B2 (en) 2016-01-06 2020-04-28 Nippon Steel Corporation Vehicle rear portion structure
JP2018003303A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社ノザワ 遮音床用リブ材と遮音床構造
JP2019143311A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社竹中工務店 木質床構造
JP7120701B2 (ja) 2018-02-16 2022-08-17 株式会社竹中工務店 木質床構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030102184A1 (en) Acoustical support panel
KR200357517Y1 (ko) 고강성 샌드위치 상판을 적용한 주택용 이중바닥 시스템
KR101477783B1 (ko) 복합자재를 이용한 뜬바닥구조용 층간차음재
KR102361502B1 (ko) 층간 차음용 단독 패널
KR100874166B1 (ko) 국부 지압을 받는 인장탄성재를 이용한 바닥 충격음 방지시스템
JP2002138597A (ja) 間仕切り壁構造
JPH0314505Y2 (ja)
JP2000110340A (ja) 床遮音シート、床構造体及び床施工方法
JPH0546420B2 (ja)
KR100546445B1 (ko) 건축물의 층간바닥구조
KR101070306B1 (ko) 건축물의 층간소음 저감재
JP4090835B2 (ja) 防音床構造
JP3822732B2 (ja) 断熱二重床の施工方法並びにそれに用いる断熱二重床ユニット及び断熱材付き床パネル
KR100873425B1 (ko) 인장 탄성 특성을 이용한 바닥충격음 저감용 완충재 및 이를 이용한 바닥충격음 저감 구조
CN101597924B (zh) 泡沫聚苯乙烯构件及具有该构件的吸音板
KR200421085Y1 (ko) 건축물의 층간 소음 저감재
KR102884299B1 (ko) 공동주택 층간소음 저감을 위한 건식온돌
JPH0493462A (ja) 防音床構造
JPH0135859Y2 (ja)
JPH0610475U (ja) 床下地パネル及び防音床構造
JP2002227393A (ja) 二重床
JPH046834B2 (ja)
KR20100131200A (ko) 탄성흡음재를 이용한 목재마루 구조
JP2023139756A (ja) 床構造
JPH0435589B2 (ja)