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JP2000110240A - アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造 - Google Patents

アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造

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JP2000110240A
JP2000110240A JP10287707A JP28770798A JP2000110240A JP 2000110240 A JP2000110240 A JP 2000110240A JP 10287707 A JP10287707 A JP 10287707A JP 28770798 A JP28770798 A JP 28770798A JP 2000110240 A JP2000110240 A JP 2000110240A
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washer
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fixing
hole
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Takaaki Iwasaki
任昭 岩崎
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NIKKEEKOO KK
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NIKKEEKOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンカーボルトが基準位置から偏芯した場合
であっても柱ユニットを所望の位置に固定することがで
き、且つ強度低下、工数増加を伴うことがない、新規な
アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカ
ーボルトの固定構造を提供する。 【解決手段】 ベースプレート3における座金受入孔6
に嵌まり込む円形凸状の嵌込調整部11と、ベースプレ
ート3のナット締付面側において座金受入孔6の外周部
位を押さえる係止フランジ部12とを有し、嵌込調整部
11に対しては、偏芯位置が異なるようにアンカーボル
ト孔13を、係止フランジ部12を貫通するようにして
形成したことを特徴として成り、嵌込調整部11は円形
凸状であるので、このものを回転させることでアンカー
ボルト孔13の位置を360°任意の位置に設定するこ
とができるため、偏芯量が許容値以内であればいずれの
方向に偏芯したアンカーボルト5であっても、アンカー
ボルト孔13に挿入状態とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造物の基礎におけ
るアンカーボルトと、柱ユニットとの接続構造に関する
ものであり、特に基準位置から偏芯した状態に施工され
たアンカーボルトであっても、位置修正のための曲げ等
を要さずにアンカーボルトと柱ユニットとの接続を行う
ことのできる、アンカーボルトの固定用座金並びにこれ
を用いたアンカーボルトの固定構造に係るものである。
【0002】
【発明の背景】鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造構造
物、テント倉庫等の建て方における柱部分は、基礎に対
して埋設状態に設けたアンカーボルトに対して柱ユニッ
トをボルト締めして固定している。このような工法にお
いては、基礎の養生の際に、施工中の振動、誤差等によ
って、アンカーボルトが本来設置されるべき設計上の位
置である基準位置から偏芯してしまうことは避けられな
いのが実状である。
【0003】従来より、上述のようなアンカーボルトの
偏芯を吸収して柱ユニット2A′を所望の位置に固定す
るために、ベースプレート3′に形成されたアンカーボ
ルト孔13′は、図11(a)に示すようにアンカーボ
ルト5′の直径にクリアランスを持たせた大きめの内径
寸法で穿設されている。しかし前記クリアランスは法制
上、アンカーボルト5′の直径+5mm以内と制限され
ているため、これ以上の偏芯が生じた場合にはいわゆる
台直しと呼ばれる作業が行われている。
【0004】前記台直し作業は例えばテント倉庫等の建
て方の場合、図11(b)に示すようにアンカーボルト
5′を曲げることでその先端を基準位置に矯正するもの
である。このような台直し作業によると柱ユニット2
A′を所望の位置に設置することができるものの、曲げ
によるアンカーボルト5′の強度低下並びに曲げ加工等
の工数増加によるコストアップ等を引き起こしてしまっ
ている。
【0005】このような曲げ加工を排除すべく、アンカ
ーボルトの偏芯を吸収して柱ユニットを所望の位置に固
定するための発明がなされ、すでに特開平2−1364
2号「柱脚金物用微調整装置」として出願されている。
この発明は、中心に対して偏芯した円孔を有する二枚の
円板状の座金である調整座金と摺動座金とを組み合わせ
て用いるものであり、ベースプレートに設けた円孔に対
して調整座金を嵌め込み、摺動座金に設けた円孔に対し
てアンカーボルトを挿入状態にするとともにこの摺動座
金を前記調整座金に設けた円孔に対して嵌め込むこと
で、アンカーボルトの偏芯を吸収して柱脚金物(柱ユニ
ット)のアンカーボルトに対する位置調整を行うという
ものである。しかし現実には、調整座金と摺動座金との
二部材を組み合わせていることに因み、個々の部材毎に
製造工程を要するため、製作コストの低減には限界があ
り、また在庫管理を複雑化させてしまっている。更に二
部材を組み合わせるという構成によって強度低下を引き
起こしてしまうことは避けられず、また調整座金と摺動
座金との相対的位置関係から最適位置を見つけ出す作業
は、実際の現場では非常に煩わしい作業となることが予
想される。
【0006】
【開発を試みた技術課題】本発明はこのような背景を認
識してなされたものであって、従来二部材を組み合わせ
ることで位置調整を行っていた固定用座金を、単一部材
として構成することで製作コストの低減を図るとともに
在庫管理等を簡素化し、且つアンカーボルト孔の調整範
囲を重なりなく連続的に設定し、アンカーボルトが基準
位置から偏芯した場合であっても柱ユニットを所望の位
置に固定することができ、且つアンカーボルトの強度低
下並びに工数増加を伴うことがない、新規なアンカーボ
ルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの
固定構造の開発を技術課題としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
アンカーボルトの固定用座金は、ベースプレートにおけ
る座金受入孔に嵌まり込む円形凸状の嵌込調整部と、前
記ベースプレートのナット締付面側において座金受入孔
の外周部位を押さえる係止フランジ部とを有し、前記嵌
込調整部に対しては、偏芯位置が異なるようにアンカー
ボルト孔を、前記係止フランジ部を貫通するようにして
形成したことを特徴として成る。この発明によれば、嵌
込調整部は円形凸状であるので、このものを回転させる
ことでアンカーボルト孔の位置を360°任意の位置に
設定することができるため、偏芯量が許容値以内であれ
ばいずれの方向に偏芯したアンカーボルトであっても、
アンカーボルト孔に挿入状態とすることができる。また
嵌込調整部が座金受入孔に嵌合することで座金の横ズレ
を起こさない。
【0008】また請求項2記載のアンカーボルトの固定
用座金は、前記請求項1記載の要件に加え、前記アンカ
ーボルト孔は嵌込調整部の中心から直径方向に偏芯した
位置を中心として形成されるものであり、且つその位置
は、一方の嵌込調整部における直径方向の偏芯量と、他
方の嵌込調整部における直径方向の偏芯量との差が前記
アンカーボルト孔に設けたクリアランスの寸法となる位
置であることを特徴として成る。この発明によれば、一
方の嵌込調整部におけるアンカーボルト孔が担うアンカ
ーボルトの偏芯量範囲と、他の一方の嵌込調整部におけ
るアンカーボルト孔が担うアンカーボルトの偏芯量範囲
とを異ならせ、且つ連続的に設定することができるた
め、一個の固定用座金が担うアンカーボルトの偏芯量範
囲を広くすることができる。
【0009】更にまた請求項3記載のアンカーボルトの
固定用座金は、前記要件に加え、前記嵌込調整部は、係
止フランジ部に対しこれを挟んで上下一体的に対設さ
れ、且つ係止フランジ部に対する各々の嵌込調整部の偏
芯位置を異ならせるとともに、これら嵌込調整部と係止
フランジ部とを貫通する一または複数のアンカーボルト
孔が形成されていることを特徴として成る。この発明に
よれば、上下いずれの嵌込調整部でも座金受入孔に嵌合
することができ、また一方の嵌込調整部におけるアンカ
ーボルト孔の偏芯量と、他方の嵌込調整部におけるアン
カーボルト孔の偏芯量とを異ならせることで、一つの固
定用座金が担うアンカーボルトの偏芯量範囲を広くする
ことができる。
【0010】更にまた請求項4記載のアンカーボルトの
固定用座金は、前記請求項1または2記載の要件に加
え、前記嵌込調整部は直接上下に偏芯的に重なるように
一体化され、それぞれ嵌込調整部が他の嵌込調整部との
関係において係止フランジ部を兼ね、且つこれら二つの
嵌込調整部を貫通する一または複数のアンカーボルト孔
が形成されていることを特徴として成る。この発明によ
れば、いずれの嵌込調整部でも座金受入孔に嵌合するこ
とができ、また一方の嵌込調整部におけるアンカーボル
ト孔の偏芯量と、他方の嵌込調整部におけるアンカーボ
ルト孔の偏芯量とを異ならせることで、一つの固定用座
金が担うアンカーボルトの偏芯量範囲を広くすることが
できる。
【0011】更にまた請求項5記載のアンカーボルトの
固定用座金は、前記請求項1記載の要件に加え、前記嵌
込調整部は、係止フランジ部の下面にのみ設けられ、こ
れら嵌込調整部と係止フランジ部とを貫通する二以上の
アンカーボルト孔が形成されていることを特徴として成
る。この発明によれば、個々のアンカーボルト孔が担う
アンカーボルトの偏芯量範囲を、異ならせ且つ連続的に
設定することができるため、一個の固定用座金が担うア
ンカーボルトの偏芯量範囲を広くすることができる。
【0012】更にまた請求項6記載のアンカーボルトの
調整用座金は、前記請求項1、2、3または4記載の要
件に加え、前記嵌込調整部の直径は、下式1によって決
定することを特徴として成る。 式1:嵌込調整部直径≧2×(2×クリアランス+アン
カーボルト径/2+a) (aは本体強度を維持するための必要最低値) この発明によれば、嵌込調整部の直径を必要以上に大き
くしないため、この嵌込調整部と嵌合する座金受入孔の
内径が必要以上に大きくならず、ベースプレートの強度
低下を起こさない。
【0013】更にまた請求項7記載のアンカーボルトの
固定用座金は、前記請求項5記載の要件に加え、前記嵌
込調整部の直径は、下式2によって決定することを特徴
として成る。 式2:嵌込調整部直径≧2×アンカーボルト受入孔内径
+2a+b (aは本体強度を維持するための必要最低値) (bはaにクリアランス寸法を加えた値) この発明によれば、嵌込調整部の直径を必要以上に大き
くしないため、この嵌込調整部と嵌合する座金受入孔の
内径が必要以上に大きくならず、ベースプレートの強度
低下を起こさない。
【0014】更にまた請求項8記載のアンカーボルトの
固定用座金は、前記要件に加え、前記嵌込調整部は、断
面形状が楔形であることを特徴として成る。この発明に
よれば、テーパによる食い込み作用により、固定用座金
とベースプレートとを強固に一体化することができる。
【0015】また請求項9記載のアンカーボルトの固定
構造は、基礎に対して埋設状態に設けたアンカーボルト
の基準位置に対応して座金受入孔を穿設したベースプレ
ートと、前記座金受入孔に嵌合する固定用座金とを具え
て成り、この固定用座金を、ベースプレートにおける座
金受入孔に嵌合するとともに、固定用座金におけるアン
カーボルト孔に対してアンカーボルトを挿入状態とし
て、このアンカーボルトにナットを締め付けることによ
って柱ユニットを固定する固定構造において、前記固定
用座金は請求項1、2、3、4、5、6、7または8記
載のアンカーボルトの固定用座金を適用し、且つこの固
定用座金は、アンカーボルトと座金受入孔との偏芯状態
に応じて選択した嵌込調整部を座金受入孔に嵌め込み、
ナットを締め付けることを特徴として成る。この発明に
よれば、アンカーボルトの曲げ等を要する台直し作業を
行うことなく、アンカーボルトをアンカーボルト孔に対
して挿入状態とすることができるため、強度低下を引き
起こすことなく、また容易にベースプレートを基準位置
に設置することができる。そしてこれら各請求項記載の
発明の構成を手段として、前記課題の解決が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて具体的に説明する。図1は本発明のアンカーボ
ルトの固定構造によって固定された鉄骨造、鉄骨鉄筋コ
ンクリート造構造物、テント倉庫等の建て方における柱
の基礎部分を示すものであって、このアンカーボルトの
固定構造を構成する一要素として固定用座金1が用いら
れる。
【0017】まず前記固定構造の概略について説明する
と、符号2は一例として角型鋼管を適用した建造物の柱
であり、その下端部に方形状のベースプレート3を有す
ることで柱ユニット2Aを構成し、このものが基礎4に
対して埋設状態に設けたアンカーボルト5に対して固定
される。前記ベースプレート3には、アンカーボルト5
の基準位置Pに対応して四隅に座金受入孔6を穿設す
る。この座金受入孔6は、従来型におけるアンカーボル
ト孔を更に大径にした円形孔であって、内径寸法を後述
する固定用座金1における嵌込調整部11の直径とほぼ
同じ寸法(本実施の形態では一例として直径40mm)
とする。
【0018】因みに前記柱2としてH型鋼を用いた場合
には、ベースプレート3に形成する座金受入孔6を、H
型鋼のフランジ間(平面視)に位置させることができる
ため、角型鋼管を用いた場合に比べてベースプレート3
を小さくすることができる。
【0019】ここで前記基準位置Pとは、アンカーボル
ト5が設置されるべき設計上の位置を意味するものであ
り、以下この基準位置Pからのアンカーボルト5のずれ
及び後述する固定用座金1におけるアンカーボルト孔1
3のズレを偏芯と呼ぶものとする。
【0020】次に前記固定用座金1について更に詳しく
説明する。この固定用座金1は、後述するように種々の
形態が採り得るものであるが、まず請求項1、2、3及
び6の記載に対応するとともに図2に示す基本的な実施
の形態について説明する。本実施の形態における固定用
座金1は、前記ベースプレート3における座金受入孔6
に嵌まり込む円形凸状の嵌込調整部11と、前記ベース
プレート3のナット締付面側において座金受入孔6の外
周部位を押さえる係止フランジ部12とを有して成る。
更に前記嵌込調整部11は、係止フランジ部12に対し
これを挟んで上下一体的に対設され、且つ係止フランジ
部12に対する各々の嵌込調整部11A、11Bの偏芯
位置を異ならせるとともに、これら嵌込調整部11A、
11Bと係止フランジ部12とを貫通するアンカーボル
ト孔13が形成されている。すなわち本実施の形態で
は、前記係止フランジ部12に対する各々の嵌込調整部
11A、11Bの偏芯位置を異ならせることで、これら
上下の嵌込調整部11A、11B及び係止フランジ部1
2を貫通する一つのアンカーボルト孔13が、それぞれ
の嵌込調整部11A、11B毎にみると実質的に偏芯位
置を異ならせた状態となるようにしている。
【0021】また前記嵌込調整部11A及び嵌込調整部
11Bは同外形とし、且つこれら嵌込調整部11A、1
1Bは、それぞれの中心が互いに直径方向に前記アンカ
ーボルト孔13に設けた後述するクリアランスの寸法分
(5mm)だけずれて位置する。
【0022】更にまた前記アンカーボルト孔13は前述
したように、嵌込調整部11の中心から直径方向に偏芯
した位置を中心として形成されるものであり、その形成
にあたっては請求項2に記載したように、一方の嵌込調
整部11Aにおける直径方向の偏芯量と、他方の嵌込調
整部11Bにおける直径方向の偏芯量との差が前記アン
カーボルト孔13に設けたクリアランスの寸法分(5m
m)となる位置とする。
【0023】更にまた、図2中、上側の嵌込調整部11
Aにおけるアンカーボルト孔13は、この嵌込調整部1
1Aの中心から直径方向に7.5mm偏芯した位置を中
心として形成され、一方、下側の嵌込調整部11Bにお
けるアンカーボルト孔13は、この嵌込調整部11Bの
中心から直径方向に2.5mm偏芯した位置を中心とし
て形成することで、これらアンカーボルト孔13のズレ
の差(7.5−2.5〔mm〕)が前記アンカーボルト
孔13に設けたクリアランスの寸法分(5mm)となっ
ている。
【0024】なお本実施の形態では、前記アンカーボル
ト5の直径を16mmとし、一方、アンカーボルト孔1
3の内径は、アンカーボルト5の直径にクリアランスの
寸法5mmを加えた21mmとする。また、前記嵌込調
整部11の直径φ11は請求項6に記載したように、下式
1によって決定する。 式1:φ11≧2×(2×クリアランス+アンカーボルト
径/2+a) aは本体強度を維持するための必要最低値であり、本実
施の形態では2mmとした。また上述したようにクリア
ランスは本実施の形態では5mmであり、アンカーボル
ト径は16mmである。従って本実施の形態において
は、φ11=40mmとなるものである。
【0025】上述のようにして構成される固定用座金1
は、係止フランジ部12に上下一体的に対設した嵌込調
整部11A、11Bのいずれか一方を座金受入孔6に嵌
合させ、係止フランジ部12をベースプレート3に鍔状
に係合させるものであり、どちらの嵌込調整部11を座
金受入孔6に嵌合させるかは、アンカーボルト5の偏芯
量によって決定される。本実施の形態では、前記アンカ
ーボルト5の偏芯量が0〜5mmの場合には、嵌込調整
部11Bを座金受入孔6に嵌合させる。具体的には図3
(b)に示すように、嵌込調整部11Bの中心は、座金
受入孔6に嵌合した状態で、アンカーボルト5の基準位
置Pと重なるものであり、アンカーボルト5の偏芯量が
0の場合には、一点鎖線で示すようにアンカーボルト5
はアンカーボルト孔13に挿入状態になるとともに左端
部に接した状態となる。また前記アンカーボルト5の偏
芯量が5mmの場合には、実線で示すようにアンカーボ
ルト5はアンカーボルト孔13に挿入状態になるととも
に右端部に接した状態となる。
【0026】また固定用座金1を座金受入孔6に嵌合さ
せた状態で回転させることで、アンカーボルト孔13は
その位置が360°変移するため、アンカーボルト5の
偏芯量が上述の0〜5mmの範囲内にあれば、偏芯方向
は問われないものである。このようにアンカーボルト5
の偏芯量が0〜5mmの範囲内にある場合には、嵌込調
整部11Bを座金受入孔6に嵌合させることで、アンカ
ーボルト5をアンカーボルト孔13に対して挿入状態に
することが可能になるものである。
【0027】一方、前記アンカーボルト5の偏芯量が5
〜10mmの場合には、嵌込調整部11Aを座金受入孔
6に嵌合させる。具体的には図3(c)に示すように、
嵌込調整部11Aの中心は、座金受入孔6に嵌合した状
態でアンカーボルト5の基準位置Pと重なるものであ
り、アンカーボルト5の偏芯量が5mmの場合には、一
点鎖線で示すようにアンカーボルト5はアンカーボルト
孔13に挿入状態になるとともに右端部に接した状態と
なる。また前記アンカーボルト5の偏芯量が10mmの
場合には、実線で示すようにアンカーボルト5はアンカ
ーボルト孔13に挿入状態になるとともに左端部に接し
た状態となる。従って上述した嵌込調整部11Bを座金
受入孔6に嵌合させた場合と同様に、アンカーボルト5
の偏芯量が5〜10mmの範囲内にある場合には、嵌込
調整部11Aを座金受入孔6に嵌合させることで、アン
カーボルト5をアンカーボルト孔13に対して挿入状態
にすることが可能になるものである。
【0028】因みにこのような固定用座金1の製造にあ
たっては、嵌込調整部11と係止フランジ部12とを別
部材として形成し、これらをスポット溶接等で重ね合わ
せ状態に接合したり、あるいは鋳造、削り出し等によっ
て単一部材として製造する等、適宜の製法が採り得るも
のである。
【0029】本発明のアンカーボルトの固定用座金1は
一例として上述のような構成を採るものであり、以下こ
のものを用いた本発明のアンカーボルトの固定構造につ
いて説明する。
【0030】〔基礎の構築〕まず適宜の型枠内にアンカ
ーボルト5を位置させて、コンクリートを打設すること
で基礎4を構築する。このとき通常は、図4(a)に示
すように、施工中の振動、誤差等によって、アンカーボ
ルト5は基準位置Pよりも数mm程度偏芯することが多
い。次いでコンクリートが硬化した時点で基礎4の上面
に対して基準線Lbを引き、設計上の柱ユニット2Aの
設置個所を明確にしておく。
【0031】〔柱ユニットの載置〕次に柱2の底部にベ
ースプレート3を溶接して構成された柱ユニット2Aを
基礎4に載置するものであり、このときアンカーボルト
5はベースプレート3における座金受入孔6に挿通状態
になる。そして図4(b)に示すように、ベースプレー
ト3に対してもあらかじめベースプレート3の中心を通
る基準線Lpを引いておき、この基準線Lpと、前記基
礎4における基準線Lbとを合わせることで、柱ユニッ
ト2Aの芯出しを行う。このとき、アンカーボルト5は
基準位置Pよりも数mm程度ずれているため、アンカー
ボルト5の中心は平面視で座金受入孔6の中心(基準位
置P)に対して偏芯した状態となっている。
【0032】〔固定用座金の嵌合〕次いでアンカーボル
ト5の偏芯量に応じて嵌込調整部11を選択し、この嵌
込調整部11を下方にした状態で、アンカーボルト孔1
3にアンカーボルト5が挿通状態になるようにして固定
用座金1を降下させ、適宜回転、移動させて嵌込調整部
11を座金受入孔6に嵌合させる。因みに本実施の形態
では、座金受入孔6の内径を40mmとしたため、直径
16mmのアンカーボルト5の偏芯量の範囲は0〜10
mmのみを許容するものであり、もし、一方の嵌込調整
部11を下にしたときにこのものが座金受入孔6に嵌ま
り込まなかった場合には、固定用座金1を裏返しにすれ
ば、ほぼ確実に嵌合がなされるものである。すなわち例
えばアンカーボルト5の偏芯量が9mmであった場合に
は、嵌込調整部11Bが許容する偏芯量の範囲は0〜5
mmであるため、嵌込調整部11Bは座金受入孔6に嵌
まり込まない。この場合、嵌込調整部11Aが許容する
偏芯量の範囲は5〜10mmであるため、嵌込調整部1
1Aを選択すれば、この嵌込調整部11Aが座金受入孔
6に嵌まり込むものである。
【0033】因みに本実施の形態では、アンカーボルト
5の偏芯量が0の場合には、嵌込調整部11Bを座金受
入孔6に嵌め込むことで、アンカーボルト5をアンカー
ボルト孔13に挿通状態とすることができたが、例えば
全体的にアンカーボルト5の偏芯量が大きく、このため
アンカーボルト5の偏芯量の許容範囲を例えば5〜15
mmとした固定用座金1を用いるような場合には、許容
偏芯量を0mmとした固定用座金1を用意しておくこと
が作業上望ましい。
【0034】なお固定用座金1の嵌合の際、嵌込調整部
11の厚さをベースプレート3の厚さよりも薄くした場
合には、図4(c)に拡大して示すように基礎4の上面
と、嵌込調整部11の下面との間にクリアランスが設け
られるため、図5(a)に示すように基礎4の上面に凸
部が形成されてしまったり小石S等が位置してしまった
ような場合であっても、締め込み代の確保に有利に作用
し、がたつき等を生ずることがない。
【0035】また前記アンカーボルト5の偏芯量が固定
用座金1の許容範囲(本実施の形態では0〜10mm)
を超過してしまったような場合でも、その超過分が微細
であれば、図5(b)に示すように前記クリアランスの
空間内でアンカーボルト5を曲げることができるため、
アンカーボルト5をアンカーボルト孔13に挿通状態と
することができる。この場合、従来工法に比べて僅かな
曲げを施すだけで済むため、強度低下は引き起こさな
い。
【0036】〔ナットの締め付け〕上述のようにしてす
べての座金受入孔6に対して固定用座金1を嵌合させる
と、すべてのアンカーボルト5は、図4(c)に示すよ
うにアンカーボルト孔13の内径に対してクリアランス
5mm以内で位置することとなるものであり、この状態
でアンカーボルト5に対してナット7を締めつけること
で、柱ユニット5Aを設計上の基準位置Pに設置すると
もに、アンカーボルト5の曲げ加工を行った場合に発生
する強度低下並びに曲げ加工等の工数増加を招くことの
ない、本発明のアンカーボルトの固定構造が完成する。
また、嵌込調整部11が座金受入孔6に嵌合しているた
め、柱ユニット5Aに応力が加わった場合でも、固定用
座金1は横ズレを起こさない。
【0037】
【他の実施の形態】更に本発明の固定用座金1に関して
は上述した基本の実施の形態の他、以下に示すような種
々の改変が可能である。
【0038】
【嵌込調整部を直接上下に重なるように一体化させた実
施の形態】本実施の形態は、請求項1、2、4及び6の
記載に対応した固定用座金1である。すなわち図6に示
すように、ベースプレート3における座金受入孔6に嵌
まり込む円形凸状の嵌込調整部11と、前記ベースプレ
ート3のナット締付面側において座金受入孔6の外周部
位を押さえる係止フランジ部12とを有して成る。前記
嵌込調整部11は直接上下に偏芯的に重なるように一体
化され、それぞれ嵌込調整部11が他の嵌込調整部11
との関係において係止フランジ部12を兼ね、且つこれ
ら二つの嵌込調整部11を貫通する一または複数のアン
カーボルト孔13が形成されて成るものである。上述の
ように、本実施の形態の固定用座金1は、先の基本の実
施の形態で説明した固定用座金1における係止フランジ
部12を取り除いて、嵌込調整部11A及び嵌込調整部
11Bを直接上下に重なるように一体化したものであ
り、一方の嵌込調整部11が座金受入孔6に嵌合したと
きに、もう一方の嵌込調整部11を係止フランジ部12
として作用させるものである。
【0039】また前記アンカーボルト孔13は請求項2
に記載したように、嵌込調整部11の中心から直径方向
に偏芯した位置を中心として形成されるものであり、且
つその位置は、一方の嵌込調整部11における直径方向
の偏芯量と、他方の嵌込調整部11における直径方向の
偏芯量との差が前記アンカーボルト孔13に設けたクリ
アランスの寸法分(5mm)となる位置とする。
【0040】このように本実施の形態は、先の基本の実
施の形態と同様に座金受入孔6に対してはいずれか一方
の嵌込調整部11が嵌合するものであり、いずれの嵌込
調整部11が座金受入孔6と嵌合した場合であっても、
もう一方の嵌込調整部11がベースプレート3のナット
締付面側において座金受入孔6の外周部位を押さえるも
のである。従って上下の嵌込調整部11の構成及び位置
関係は、それぞれ先の基本の実施の形態における嵌込調
整部11の構成及び位置関係と同様であるため、ここで
は詳細な寸法及びアンカーボルトの固定構造の説明は省
略する。
【0041】
【嵌込調整部を係止フランジ部の下面にのみ設けた実施
の形態】本実施の形態は、請求項1、5及び7の記載に
対応した固定用座金1である。すなわち図7に示すよう
に、ベースプレート3における座金受入孔6に嵌まり込
む円形凸状の嵌込調整部11と、前記ベースプレート3
のナット締付面側において座金受入孔6の外周部位を押
さえる係止フランジ部12とを有して成る。そして前記
嵌込調整部11は、係止フランジ部12の下面にのみ設
けられ、これら嵌込調整部11と係止フランジ部12と
を貫通する二以上のアンカーボルト孔13が形成されて
成るものである。本実施の形態では一例としてアンカー
ボルト孔13aとアンカーボルト孔13bとの二穴を設
けるものとし、これらの直径を20mmとして、それぞ
れを嵌込調整部11の中心から9mm、13mm離れた
位置を中心として穿設することで、アンカーボルト孔1
3aが許容する偏芯量の範囲を7〜11mmとし、一
方、アンカーボルト孔13bが許容する偏芯量の範囲を
11〜15mmとした。
【0042】また前記嵌込調整部11の直径φ11は請求
項7に記載したように、下式2によって決定される。 式2:φ11≧2×アンカーボルト孔内径+2a+b aは本体強度を維持するための必要最低値であり、本実
施の形態では2mmとした。一方、bはaにクリアラン
スの寸法を加えた数値であり本実施の形態では許容クリ
アランスを4mmとしたためb=2+4=6mmとし
た。本実施の形態では、アンカーボルト径は16mmと
したため、φ11=50mmとなるものである。従ってこ
の嵌込調整部11が嵌合するベースプレート3における
座金受入孔6の内径も50mmとした。
【0043】なおこのものを用いる場合には、従前の実
施の形態とは相違する部分があるため、以下この相違部
分について説明する。固定用座金1の嵌合にあたって
は、図8に示すようにアンカーボルト5は基準位置Pよ
りも数mm程度ずれているため、アンカーボルト5の中
心は平面視で座金受入孔6の中心(基準位置P)に対し
て偏芯した状態となっている。そしてアンカーボルト5
の偏芯量に応じてアンカーボルト孔13aまたは13b
のいずれか一方を選択し、嵌込調整部11を下方にした
状態で、選択したアンカーボルト孔13aまたは13b
にアンカーボルト5が挿通状態になるようにして固定用
座金1を降下させ、適宜回転、移動させて、嵌込調整部
11を座金受入孔6に嵌合させる。
【0044】因みに本実施の形態では、座金受入孔6の
内径を50mmとしたため、直径16mmのアンカーボ
ルト5の偏芯量の範囲は7〜15mmのみを許容するも
のであり、もし選択したアンカーボルト孔13aまたは
13bにアンカーボルト5が挿通状態になるようにした
ときに、嵌込調整部11が座金受入孔6に嵌まり込まな
かった場合には、もう一方のアンカーボルト孔13bま
たは13aにアンカーボルト5が挿通状態になるように
すればほぼ確実に嵌合がなされるものである。すなわち
例えばアンカーボルト5の偏芯量が13mmであった場
合には、アンカーボルト孔13aが許容する偏芯量の範
囲は7〜11mmであるため、嵌込調整部11は座金受
入孔6に嵌まり込まない。この場合、アンカーボルト孔
13bが許容する偏芯量の範囲は11〜15mmである
ため、アンカーボルト孔13bを選択すれば、嵌込調整
部11は座金受入孔6に嵌まり込むものである。
【0045】
【嵌込調整部の断面形状を楔形にした実施の形態】上述
した三態様の実施の形態では、嵌込調整部11と座金受
入孔6との嵌合面を断面視で垂直状態としたが、請求項
8の記載に対応し図9に示すように、嵌込調整部11の
断面形状を種々の楔形とし、同様に座金受入孔6の断面
形状も楔形となるようにして、嵌込調整部11と座金受
入孔6との嵌合面を、断面視でテーパ状とすることもで
きる。具体的には図9(a)に示すのが、請求項3の記
載に対応した固定用座金1の嵌込調整部11の断面形状
を楔形にしたものであり、図9(b)に示すのが請求項
4の記載に対応した固定用座金1の嵌込調整部11の断
面形状を楔形にしたものである。この場合、テーパによ
る食い込み作用によって、固定用座金1とベースプレー
ト3とを強固に一体化することができる。
【0046】また図9(c)に示すのは、嵌込調整部1
1と座金受入孔6との嵌合形状を、楔形にするとともに
一部を垂直状態としたものであり、この場合テーパによ
る食い込み作用によって、座金1とベースプレート3と
を強固に一体化することができ、更に一部が垂直面であ
るため座金1の横ズレに対する抗力が増す。更にまたこ
のように嵌込調整部11の断面形状を楔形にしたものに
ついては図9(d)に示すように、ベースプレート3の
ナット7締付面側において座金受入孔6の外周部位を係
止フランジ部12によって押さえないような構成であっ
ても、テーパによる食い込み作用によって、座金1とベ
ースプレート3とを強固に一体化することができる。
【0047】
【アンカーボルト孔を複数設ける実施の形態】すでに図
7に示したように、嵌込調整部11を係止フランジ部1
2の片面についてのみ設けた場合に、一基の固定用座金
1に対して複数のアンカーボルト孔13を穿設したもの
については説明しているが、更にそれ以外にも複数のア
ンカーボルト孔13を設けるような実施の形態を採るこ
とができる。すなわち図10(a)(b)に示すように
二つの嵌込調整部11が上下一体的に対設され、一つの
アンカーボルト孔13だけでも異なった偏芯状態が得ら
れているものであって、二以上のアンカーボルト孔13
を設けることで、更に異なった偏芯状態を得ることがで
きるものである。もちろん図10(c)に示すように嵌
込調整部11を係止フランジ部12の片面についてのみ
設けた場合にも、アンカーボルト孔13を増設すること
で更に異なった偏芯状態を得ることができる。
【0048】また上述した実施の形態においては、アン
カーボルト孔13の内径寸法は、法制上の制限によりア
ンカーボルト5の直径にクリアランス(アンカーボルト
5の直径+5mm以内)をもたせた値としたが、このよ
うな制限を考慮する必要がない場合には、図10(b)
に示すように複数のアンカーボルト孔13を設けるとと
もにこれらを連接するようにしてもよい。もちろんこの
場合にも、本体強度を損なわない範囲内において行うも
のとする。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、アンカーボルト5が偏
芯した場合であっても柱ユニット5Aを所望の位置に固
定することができ、且つアンカーボルト5の強度低下並
びに工数増加を伴うことがない、新規なアンカーボルト
の固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定
構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンカーボルト固定構造を示す斜視
図、正面図及び平面図である。
【図2】基本の実施の形態の固定用座金を示す平面図、
正面図及び下面図である。
【図3】固定用座金とアンカーボルトとの位置関係を示
す斜視図である。
【図4】アンカーボルトの固定構造の施工を段階的に示
す説明図である。
【図5】嵌込調整部と基礎との間のクリアランスの作用
を説明するための断面図である。
【図6】嵌込調整部を直接上下に重なるように一体化さ
せた固定用座金を示す平面図、一部を破断して示す正面
図及び下面図である。
【図7】嵌込調整部を係止フランジ部の下面にのみ設け
た固定用座金を示す平面図及び正面図である。
【図8】アンカーボルトの固定構造の施工の他の実施の
形態を段階的に示す説明図である。
【図9】嵌込調整部の断面形状を楔形にした実施の形態
を示す縦断面図である。
【図10】アンカーボルト孔を複数設けた実施の形態を
示す斜視図である。
【図11】従来の台直し作業を伴う柱ユニットとアンカ
ーボルトとの接続構造を示す縦断側面図並びに平面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定用座金 2 柱 2A 柱ユニット 3 ベースプレート 4 基礎 5 アンカーボルト 5A 柱ユニット 6 座金受入孔 7 ナット 11 嵌込調整部 11A 嵌込調整部 11B 嵌込調整部 12 係止フランジ部 13 アンカーボルト孔 13a アンカーボルト孔 13b アンカーボルト孔 Lp 基準線 Lb 基準線 P 基準位置 S 小石

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートにおける座金受入孔に嵌
    まり込む円形凸状の嵌込調整部と、前記ベースプレート
    のナット締付面側において座金受入孔の外周部位を押さ
    える係止フランジ部とを有し、前記嵌込調整部に対して
    は、偏芯位置が異なるようにアンカーボルト孔を、前記
    係止フランジ部を貫通するようにして形成したことを特
    徴とするアンカーボルトの固定用座金。
  2. 【請求項2】 前記アンカーボルト孔は嵌込調整部の中
    心から直径方向に偏芯した位置を中心として形成される
    ものであり、且つその位置は、一方の嵌込調整部におけ
    る直径方向の偏芯量と、他方の嵌込調整部における直径
    方向の偏芯量との差が前記アンカーボルト孔に設けたク
    リアランスの寸法となる位置であることを特徴とする請
    求項1記載のアンカーボルトの固定用座金。
  3. 【請求項3】 前記嵌込調整部は、係止フランジ部に対
    しこれを挟んで上下一体的に対設され、且つ係止フラン
    ジ部に対する各々の嵌込調整部の偏芯位置を異ならせる
    とともに、これら嵌込調整部と係止フランジ部とを貫通
    する一または複数のアンカーボルト孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のアンカーボル
    トの固定用座金。
  4. 【請求項4】 前記嵌込調整部は直接上下に偏芯的に重
    なるように一体化され、それぞれ嵌込調整部が他の嵌込
    調整部との関係において係止フランジ部を兼ね、且つこ
    れら二つの嵌込調整部を貫通する一または複数のアンカ
    ーボルト孔が形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載のアンカーボルトの固定用座金。
  5. 【請求項5】 前記嵌込調整部は、係止フランジ部の下
    面にのみ設けられ、これら嵌込調整部と係止フランジ部
    とを貫通する二以上のアンカーボルト孔が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のアンカーボルトの固
    定用座金。
  6. 【請求項6】 前記嵌込調整部の直径は、下式1によっ
    て決定することを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載のアンカーボルトの固定用座金。 式1:嵌込調整部直径≧2×(2×クリアランス+アン
    カーボルト径/2+a) (aは本体強度を維持するための必要最低値)
  7. 【請求項7】 前記嵌込調整部の直径は、下式2によっ
    て決定することを特徴とする請求項5記載のアンカーボ
    ルトの固定用座金。 式2:嵌込調整部直径≧2×アンカーボルト孔内径+2
    a+b (aは本体強度を維持するための必要最低値) (bはaにクリアランス寸法を加えた値)
  8. 【請求項8】 前記嵌込調整部は、断面形状が楔形であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6また
    は7記載のアンカーボルトの固定用座金。
  9. 【請求項9】 基礎に対して埋設状態に設けたアンカー
    ボルトの基準位置に対応して座金受入孔を穿設したベー
    スプレートと、前記座金受入孔に嵌合する固定用座金と
    を具えて成り、この固定用座金を、ベースプレートにお
    ける座金受入孔に嵌合するとともに、固定用座金におけ
    るアンカーボルト孔に対してアンカーボルトを挿入状態
    として、このアンカーボルトにナットを締め付けること
    によって柱ユニットを固定する固定構造において、前記
    固定用座金は請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載のアンカーボルトの固定用座金を適用し、且つこ
    の固定用座金は、アンカーボルトと座金受入孔との偏芯
    状態に応じて選択した嵌込調整部を座金受入孔に嵌め込
    み、ナットを締め付けることを特徴とするアンカーボル
    トの固定構造。
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