JP2000104290A - 建設機械の制御装置 - Google Patents
建設機械の制御装置Info
- Publication number
- JP2000104290A JP2000104290A JP10277559A JP27755998A JP2000104290A JP 2000104290 A JP2000104290 A JP 2000104290A JP 10277559 A JP10277559 A JP 10277559A JP 27755998 A JP27755998 A JP 27755998A JP 2000104290 A JP2000104290 A JP 2000104290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- construction machine
- inclination angle
- hydraulic
- flow rate
- variable displacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 25
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 30
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜地における機体転倒を防止しつつ作業性
を損なわない建設機械の制御装置を提供するものであ
る。 【解決手段】 エンジン5で複数の可変容量形油圧ポン
プ15,16を駆動し、走行体及び上部旋回体に備えられて
いる油圧アクチュエータを作動させる建設機械におい
て、機体の傾斜角度を検出する傾斜計6と、上部旋回体
に備えられている油圧アクチュエータであって傾斜地で
の作動が機体のバランスを失うような油圧アクチュエー
タについてのみ、これと接続されている可変容量形油圧
ポンプ15の圧油吐出流量を、傾斜計6によって検出され
た傾斜角度に基づいて制限するコントローラ20とを備え
てなることを特徴とする。
を損なわない建設機械の制御装置を提供するものであ
る。 【解決手段】 エンジン5で複数の可変容量形油圧ポン
プ15,16を駆動し、走行体及び上部旋回体に備えられて
いる油圧アクチュエータを作動させる建設機械におい
て、機体の傾斜角度を検出する傾斜計6と、上部旋回体
に備えられている油圧アクチュエータであって傾斜地で
の作動が機体のバランスを失うような油圧アクチュエー
タについてのみ、これと接続されている可変容量形油圧
ポンプ15の圧油吐出流量を、傾斜計6によって検出され
た傾斜角度に基づいて制限するコントローラ20とを備え
てなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建
設機械に関し、より詳しくは、傾斜地作業時に機体の転
倒を防止する建設機械の制御装置に関するものである。
設機械に関し、より詳しくは、傾斜地作業時に機体の転
倒を防止する建設機械の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜地における転倒防止機能を備
えた建設機械として、特開平7−3844号公報に記載され
ている車両の安全運転システムが知られている。
えた建設機械として、特開平7−3844号公報に記載され
ている車両の安全運転システムが知られている。
【0003】この種のシステムは、図8に示すように、
エンジン50で可変容量形油圧ポンプ51,52を駆動
し、それらの可変容量形油圧ポンプ51,52から吐出
される油圧でフロントアタッチメント53を作動させる
ような建設機械に適用することができ、車体の傾斜に応
じた角度信号を発生する傾斜計54を車体55に設置す
るとともに、複数段階の傾斜角度(第1角度以下、第1
角度〜第2角度、第2角度以上)を設定し、傾斜角度毎
に異なる信号をコントローラ56に与えるようになって
いる。
エンジン50で可変容量形油圧ポンプ51,52を駆動
し、それらの可変容量形油圧ポンプ51,52から吐出
される油圧でフロントアタッチメント53を作動させる
ような建設機械に適用することができ、車体の傾斜に応
じた角度信号を発生する傾斜計54を車体55に設置す
るとともに、複数段階の傾斜角度(第1角度以下、第1
角度〜第2角度、第2角度以上)を設定し、傾斜角度毎
に異なる信号をコントローラ56に与えるようになって
いる。
【0004】コントローラ56は、傾斜計54から出力
される傾斜角度が第1角度以下の場合は制御を行わず、
第1角度〜第2角度の範囲では可変容量形油圧ポンプ5
1,52の吸収トルクを変更し、第2角度以上ではポン
プ傾転角を最小にするように可変容量形油圧ポンプを制
御している。
される傾斜角度が第1角度以下の場合は制御を行わず、
第1角度〜第2角度の範囲では可変容量形油圧ポンプ5
1,52の吸収トルクを変更し、第2角度以上ではポン
プ傾転角を最小にするように可変容量形油圧ポンプを制
御している。
【0005】このような構成によれば、図9のP−Q特
性図に示すように、傾斜角度θが大きくなるにつれて吸
収トルクが自動的に減少されるため、結果として傾斜地
では作業・走行速度がともに遅くなり、それにより、転
倒が防止され安全性が高められるようになっている。
性図に示すように、傾斜角度θが大きくなるにつれて吸
収トルクが自動的に減少されるため、結果として傾斜地
では作業・走行速度がともに遅くなり、それにより、転
倒が防止され安全性が高められるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
安全運転システムでは、傾斜角度が第1角度を上回る
と、可変容量形油圧ポンプの吸収トルクが一律に減少さ
れるため、すべての油圧アクチュエータの作業性が低下
するという問題があった。具体的には、傾斜地から脱出
しようとしても、走行モータに対しても圧油供給流量が
制限されているため迅速に脱出することができないとい
う問題があった。
安全運転システムでは、傾斜角度が第1角度を上回る
と、可変容量形油圧ポンプの吸収トルクが一律に減少さ
れるため、すべての油圧アクチュエータの作業性が低下
するという問題があった。具体的には、傾斜地から脱出
しようとしても、走行モータに対しても圧油供給流量が
制限されているため迅速に脱出することができないとい
う問題があった。
【0007】本発明は以上のような従来の建設機械にお
ける課題を考慮してなされたものであり、傾斜地におけ
る転倒を防止して安全性を確保しつつ作業性を損なわな
い建設機械の制御装置を提供するものである。
ける課題を考慮してなされたものであり、傾斜地におけ
る転倒を防止して安全性を確保しつつ作業性を損なわな
い建設機械の制御装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行体上に上
部旋回体を搭載し、原動機で複数の可変容量形油圧ポン
プを駆動し、各可変容量形油圧ポンプから吐出される圧
油で走行体及び上部旋回体に備えられている油圧アクチ
ュエータを作動させる建設機械において、建設機械の機
体傾斜角度を検出する傾斜角検出手段と、上部旋回体に
備えられた油圧アクチュエータであって傾斜地での作動
が機体のバランスを失うような油圧アクチュエータにつ
いてのみ、これと接続されている可変容量形油圧ポンプ
の圧油吐出流量を、傾斜角検出手段によって検出された
傾斜角度に基づいて制限する制限手段と、を備えてなる
建設機械の制御装置である。
部旋回体を搭載し、原動機で複数の可変容量形油圧ポン
プを駆動し、各可変容量形油圧ポンプから吐出される圧
油で走行体及び上部旋回体に備えられている油圧アクチ
ュエータを作動させる建設機械において、建設機械の機
体傾斜角度を検出する傾斜角検出手段と、上部旋回体に
備えられた油圧アクチュエータであって傾斜地での作動
が機体のバランスを失うような油圧アクチュエータにつ
いてのみ、これと接続されている可変容量形油圧ポンプ
の圧油吐出流量を、傾斜角検出手段によって検出された
傾斜角度に基づいて制限する制限手段と、を備えてなる
建設機械の制御装置である。
【0009】本発明において、制限手段は、傾斜角検出
手段によって検出された傾斜角度が大きくなるにつれ
て、圧油吐出流量の制限量を大きくすることが好まし
く、また、傾斜角検出手段によって検出された傾斜角度
が許容傾斜角度を上回るときに、圧油の吐出を停止させ
ることが好ましい。
手段によって検出された傾斜角度が大きくなるにつれ
て、圧油吐出流量の制限量を大きくすることが好まし
く、また、傾斜角検出手段によって検出された傾斜角度
が許容傾斜角度を上回るときに、圧油の吐出を停止させ
ることが好ましい。
【0010】本発明に従えば、建設機械の作業時に傾斜
角検出手段によって機体の傾斜角度が検出され制限手段
に与えられる。制限手段では、検出された傾斜角に応
じ、上部旋回体に備えられている油圧アクチュエータ、
例えば旋回モータと接続されている可変容量形油圧ポン
プに対して制限信号を出力する。それにより、旋回慣性
モーメントの大きな上部旋回体の旋回速度を低下させる
ことができ機体の転倒を防止することができる。しかも
上部旋回体以外の油圧アクチュエータである例えば走行
モータと接続された可変容量形油圧ポンプについては、
圧油吐出流量を制限していないため、傾斜地から迅速に
脱出することができる。
角検出手段によって機体の傾斜角度が検出され制限手段
に与えられる。制限手段では、検出された傾斜角に応
じ、上部旋回体に備えられている油圧アクチュエータ、
例えば旋回モータと接続されている可変容量形油圧ポン
プに対して制限信号を出力する。それにより、旋回慣性
モーメントの大きな上部旋回体の旋回速度を低下させる
ことができ機体の転倒を防止することができる。しかも
上部旋回体以外の油圧アクチュエータである例えば走行
モータと接続された可変容量形油圧ポンプについては、
圧油吐出流量を制限していないため、傾斜地から迅速に
脱出することができる。
【0011】また、本発明において、上部旋回体に備え
られた油圧アクチュエータを操作する操作手段と、その
操作手段による操作有無を検出する操作検出手段とを有
する場合、制限手段は、操作検出手段によって操作状態
であることが検出された油圧アクチュエータに対し、そ
の油圧アクチュエータを制御しているコントロールバル
ブのパイロット圧を制限するように構成することができ
る。
られた油圧アクチュエータを操作する操作手段と、その
操作手段による操作有無を検出する操作検出手段とを有
する場合、制限手段は、操作検出手段によって操作状態
であることが検出された油圧アクチュエータに対し、そ
の油圧アクチュエータを制御しているコントロールバル
ブのパイロット圧を制限するように構成することができ
る。
【0012】本発明に従えば、建設機械の作業時に、傾
斜角検出手段によって機体の傾斜角度が検出されて制限
手段に与えられ、制限手段は検出された傾斜角に応じ上
部旋回体と接続された可変容量形油圧ポンプの圧油吐出
流量を制限するが、上部旋回体に備えられた油圧アクチ
ュエータの操作が検出されたときに、操作された油圧ア
クチュエータ、例えば旋回モータを制御するコントロー
ルバルブのパイロットポートに導入されるパイロット圧
を制限することにより、制限を行うようになっている。
従って、上部旋回体に備えられている複数の油圧アクチ
ュエータのうち、オペレータによって操作された油圧ア
クチュエータのみを選択的に制限することができる。こ
のように上部旋回体に備えられた油圧アクチュエータの
うち操作が行われたものを選択的に制限すれば、制限さ
れた油圧アクチュエータのみ作動速度を低下させること
ができるため、安全であり且つ他の油圧アクチュエータ
の作業性が損なわれないという利点がある。なお、作動
を制限することが好ましい油圧アクチュエータとして
は、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ等が
示される。なお、バケットシリンダの作動は転倒に影響
することはないため、制限する必要がない。
斜角検出手段によって機体の傾斜角度が検出されて制限
手段に与えられ、制限手段は検出された傾斜角に応じ上
部旋回体と接続された可変容量形油圧ポンプの圧油吐出
流量を制限するが、上部旋回体に備えられた油圧アクチ
ュエータの操作が検出されたときに、操作された油圧ア
クチュエータ、例えば旋回モータを制御するコントロー
ルバルブのパイロットポートに導入されるパイロット圧
を制限することにより、制限を行うようになっている。
従って、上部旋回体に備えられている複数の油圧アクチ
ュエータのうち、オペレータによって操作された油圧ア
クチュエータのみを選択的に制限することができる。こ
のように上部旋回体に備えられた油圧アクチュエータの
うち操作が行われたものを選択的に制限すれば、制限さ
れた油圧アクチュエータのみ作動速度を低下させること
ができるため、安全であり且つ他の油圧アクチュエータ
の作業性が損なわれないという利点がある。なお、作動
を制限することが好ましい油圧アクチュエータとして
は、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ等が
示される。なお、バケットシリンダの作動は転倒に影響
することはないため、制限する必要がない。
【0013】また、本発明において、上部旋回体にフロ
ントアタッチメントと、そのフロントアタッチメントに
作用する負荷の大きさを検出する負荷検出手段とを有す
る場合、制限手段は、その負荷検出手段によって検出さ
れる負荷が所定値を超えるときに圧油吐出流量を制限す
るように構成することができる。
ントアタッチメントと、そのフロントアタッチメントに
作用する負荷の大きさを検出する負荷検出手段とを有す
る場合、制限手段は、その負荷検出手段によって検出さ
れる負荷が所定値を超えるときに圧油吐出流量を制限す
るように構成することができる。
【0014】本発明に従えば、フロントアタッチメント
の例えばバケット内に土砂(負荷)が入っており、負荷
検出手段によって検出される負荷の大きさが所定値を超
える場合、制限手段は、機体の傾斜角度に応じて上部旋
回体に備えられている油圧アクチュエータ例えば旋回モ
ータの作動を制限する。それにより、バケット内に土砂
が入った状態で上部旋回体を谷側に旋回させる操作にお
いて、機体の転倒を防止することができる。
の例えばバケット内に土砂(負荷)が入っており、負荷
検出手段によって検出される負荷の大きさが所定値を超
える場合、制限手段は、機体の傾斜角度に応じて上部旋
回体に備えられている油圧アクチュエータ例えば旋回モ
ータの作動を制限する。それにより、バケット内に土砂
が入った状態で上部旋回体を谷側に旋回させる操作にお
いて、機体の転倒を防止することができる。
【0015】本発明において、制限手段は、圧油吐出流
量を制限するにあたり、レギュレータの傾転角を調整す
るかまたは原動機の回転数を低下させることにより可変
容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を制限することができ
る。
量を制限するにあたり、レギュレータの傾転角を調整す
るかまたは原動機の回転数を低下させることにより可変
容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を制限することができ
る。
【0016】本発明において建設機械の車体傾斜角度と
は、接地された機体における前後方向及び幅方向の傾斜
を含む。
は、接地された機体における前後方向及び幅方向の傾斜
を含む。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る建設機械の制御装置
を油圧ショベルに適用した場合の構成を示したものであ
る。
を油圧ショベルに適用した場合の構成を示したものであ
る。
【0019】同図において、油圧ショベル1は、走行モ
ータ2によって走行する走行体3上に上部旋回体4を旋
回可能に搭載しており、その上部旋回体4内にエンジン
5、傾斜角検出手段としての傾斜計6、旋回モータ7が
配置されている。
ータ2によって走行する走行体3上に上部旋回体4を旋
回可能に搭載しており、その上部旋回体4内にエンジン
5、傾斜角検出手段としての傾斜計6、旋回モータ7が
配置されている。
【0020】上部旋回体4は中心軸O−O′を軸心とし
て旋回し、その中心軸O−O′上に傾斜計6が配置され
ている。その傾斜計6は、水平線H.Lに対する機体傾
斜角度(以下、対地角度θと呼ぶ)を計測することがで
きるようになっている。
て旋回し、その中心軸O−O′上に傾斜計6が配置され
ている。その傾斜計6は、水平線H.Lに対する機体傾
斜角度(以下、対地角度θと呼ぶ)を計測することがで
きるようになっている。
【0021】上部旋回体4の前方にはフロントアタッチ
メントFが備えられており、このフロントアタッチメン
トFは、ブームシリンダ8によって起伏するブーム9
と、アームシリンダ10によって押出しまたは引き込ま
れるアーム11と、バケットシリンダ12によって揺動
するバケット13とから構成されており、これら各シリ
ンダ8,10,12は、後述する可変容量形油圧ポンプ
から吐出される圧油の供給を受けて作動するようになっ
ている。
メントFが備えられており、このフロントアタッチメン
トFは、ブームシリンダ8によって起伏するブーム9
と、アームシリンダ10によって押出しまたは引き込ま
れるアーム11と、バケットシリンダ12によって揺動
するバケット13とから構成されており、これら各シリ
ンダ8,10,12は、後述する可変容量形油圧ポンプ
から吐出される圧油の供給を受けて作動するようになっ
ている。
【0022】図2は上記油圧ショベル1に搭載される油
圧制御回路の第一の実施形態を示したものである。同図
において、エンジン5の回転軸にはパイロットポンプ1
4,第1可変容量形油圧ポンプ(以下第1油圧ポンプと
呼ぶ)15,第2可変容量形油圧ポンプ(以下、第2油
圧ポンプと呼ぶ)16が連結されている。
圧制御回路の第一の実施形態を示したものである。同図
において、エンジン5の回転軸にはパイロットポンプ1
4,第1可変容量形油圧ポンプ(以下第1油圧ポンプと
呼ぶ)15,第2可変容量形油圧ポンプ(以下、第2油
圧ポンプと呼ぶ)16が連結されている。
【0023】第1油圧ポンプ15から吐出される圧油
は、ブーム制御用のコントロールバルブ17及びそのコ
ントロールバルブ17と直列に接続された旋回モータ制
御用のコントロールバルブ18を通じて作動油タンクT
に戻される。なお、コントロールバルブ18には旋回モ
ータ7が接続されている。
は、ブーム制御用のコントロールバルブ17及びそのコ
ントロールバルブ17と直列に接続された旋回モータ制
御用のコントロールバルブ18を通じて作動油タンクT
に戻される。なお、コントロールバルブ18には旋回モ
ータ7が接続されている。
【0024】上記第1油圧ポンプ15から吐出される圧
油流量はポンプ斜板角傾転用のレギュレータ19によっ
て調整され、そのレギュレータ19は制限手段としての
コントローラ20から出力される制御信号を油圧信号に
変換する電磁比例弁21によって制御されるようになっ
ている。
油流量はポンプ斜板角傾転用のレギュレータ19によっ
て調整され、そのレギュレータ19は制限手段としての
コントローラ20から出力される制御信号を油圧信号に
変換する電磁比例弁21によって制御されるようになっ
ている。
【0025】パイロットポンプ14から吐出されるパイ
ロット一次圧Spは、リモコン弁23に導入される。リ
コモン弁23の操作レバー(操作手段)23aをA方向
に操作すると、パイロット二次圧Sp1がコントロール
バルブ18のパイロットポート18aに作用してバルブ
が中立位置アからイ位置に切り換わり、旋回モータ7が
正転する。これとは逆に操作レバー23aをB方向に操
作すると、パイロット二次圧Sp2がコントロールバル
ブ18のパイロットポート18bに作用してバルブが中
立位置アからウ位置に切り換わり、旋回モータ7が逆転
する。また、傾斜計6から出力される対地角度信号Sa
はコントローラ20に与えられる。
ロット一次圧Spは、リモコン弁23に導入される。リ
コモン弁23の操作レバー(操作手段)23aをA方向
に操作すると、パイロット二次圧Sp1がコントロール
バルブ18のパイロットポート18aに作用してバルブ
が中立位置アからイ位置に切り換わり、旋回モータ7が
正転する。これとは逆に操作レバー23aをB方向に操
作すると、パイロット二次圧Sp2がコントロールバル
ブ18のパイロットポート18bに作用してバルブが中
立位置アからウ位置に切り換わり、旋回モータ7が逆転
する。また、傾斜計6から出力される対地角度信号Sa
はコントローラ20に与えられる。
【0026】上記第2油圧ポンプ16から吐出される圧
油は、走行モータ制御用のコントロールバルブ25及び
そのコントロールバルブ25と直列に接続されているバ
ケット制御用のコントロールバルブ26を通じて作動油
タンクTに戻される。
油は、走行モータ制御用のコントロールバルブ25及び
そのコントロールバルブ25と直列に接続されているバ
ケット制御用のコントロールバルブ26を通じて作動油
タンクTに戻される。
【0027】次に、図1に示したような傾斜地で作業を
行う場合において、上記構成を有する油圧制御回路の制
御動作を説明する。
行う場合において、上記構成を有する油圧制御回路の制
御動作を説明する。
【0028】傾斜地作業では上部旋回体4の中心軸O−
O′が水平線H.Lに対してθ度傾斜している。この姿
勢で上部旋回体4の旋回操作を行うと、フロントアタッ
チメントの重量が上部旋回体4の旋回速度を加速するよ
うに働く。
O′が水平線H.Lに対してθ度傾斜している。この姿
勢で上部旋回体4の旋回操作を行うと、フロントアタッ
チメントの重量が上部旋回体4の旋回速度を加速するよ
うに働く。
【0029】しかしながら、本実施形態の油圧制御回路
の構成では、傾斜計6が対地角度θを検出し、対地角度
信号Saとしてコントローラ20に与えており、コント
ローラ20は、検出された対地角度信号Saに基づき、
旋回動作する場合の機体の安定性を判断し、安定性が確
保できないと判断した場合は、電磁比例弁21に対して
制限信号Sbを出力するように制御する。具体的には、
例えばコントローラ20のメモリ20aに予め記憶され
ている許容対地角度(許容傾斜角度)θlimitと比較
し、検出された対地角度θが許容対地角度θlimitを超
える場合に、電磁比例弁21に対して制限信号Sbを出
力することによって第1油圧ポンプ15の傾転角を変更
し、コントロールバルブ18に供給される圧油流量を減
少させる。従って、旋回モータ7に供給される圧油が減
少して旋回速度が制限される。
の構成では、傾斜計6が対地角度θを検出し、対地角度
信号Saとしてコントローラ20に与えており、コント
ローラ20は、検出された対地角度信号Saに基づき、
旋回動作する場合の機体の安定性を判断し、安定性が確
保できないと判断した場合は、電磁比例弁21に対して
制限信号Sbを出力するように制御する。具体的には、
例えばコントローラ20のメモリ20aに予め記憶され
ている許容対地角度(許容傾斜角度)θlimitと比較
し、検出された対地角度θが許容対地角度θlimitを超
える場合に、電磁比例弁21に対して制限信号Sbを出
力することによって第1油圧ポンプ15の傾転角を変更
し、コントロールバルブ18に供給される圧油流量を減
少させる。従って、旋回モータ7に供給される圧油が減
少して旋回速度が制限される。
【0030】一方、第2油圧ポンプ16については圧油
流量を制限していないため、通常の作業速度を得ること
ができる。具体的には、傾斜地から脱出する場合には、
走行モータ2を操作するコントロールバルブ25に対し
ては圧油流量が制限されていないため、迅速に脱出して
危険を回避することができる。
流量を制限していないため、通常の作業速度を得ること
ができる。具体的には、傾斜地から脱出する場合には、
走行モータ2を操作するコントロールバルブ25に対し
ては圧油流量が制限されていないため、迅速に脱出して
危険を回避することができる。
【0031】図3は油圧制御回路の第二の実施形態を示
したものである。なお、以下の説明において、図2と同
じ構成要素については同一符号を付してその説明を省略
する。
したものである。なお、以下の説明において、図2と同
じ構成要素については同一符号を付してその説明を省略
する。
【0032】図3に示す構成では、パイロットポンプ1
4とリモコン弁23とを接続している油路に電磁比例弁
22が設けられ、コントローラ20は、その電磁比例弁
22に対して制限信号Scは出力するようになってい
る。この場合、制限信号Scを出力することによってパ
イロット一次圧Sd1が低下し、操作レバー23aを深
く操作してもパイロット二次圧Sp1またはSp2が上
昇せず、コントロールバルブ18のバルブ開口量が増加
しない。このように構成した場合であっても上記第一の
実施形態と同様に旋回モータ7の旋回速度を低速に制限
することができる。なお、電磁比例弁22は、リモコン
弁23とコントロールバルブ18とを接続している油路
に設けることもできる。
4とリモコン弁23とを接続している油路に電磁比例弁
22が設けられ、コントローラ20は、その電磁比例弁
22に対して制限信号Scは出力するようになってい
る。この場合、制限信号Scを出力することによってパ
イロット一次圧Sd1が低下し、操作レバー23aを深
く操作してもパイロット二次圧Sp1またはSp2が上
昇せず、コントロールバルブ18のバルブ開口量が増加
しない。このように構成した場合であっても上記第一の
実施形態と同様に旋回モータ7の旋回速度を低速に制限
することができる。なお、電磁比例弁22は、リモコン
弁23とコントロールバルブ18とを接続している油路
に設けることもできる。
【0033】図4は本発明の油圧制御回路の第三の実施
形態を示したものである。同図に示す構成では、リモコ
ン弁23とコントロールバルブ18のパイロットポート
18a,18bとを接続している油路それぞれに操作検
出手段としての圧力センサ24a及び24bを設け、そ
れらの圧力センサ24aまたは24bから出力される操
作信号So1またはSo2をコントローラ20に与えて
いる。
形態を示したものである。同図に示す構成では、リモコ
ン弁23とコントロールバルブ18のパイロットポート
18a,18bとを接続している油路それぞれに操作検
出手段としての圧力センサ24a及び24bを設け、そ
れらの圧力センサ24aまたは24bから出力される操
作信号So1またはSo2をコントローラ20に与えて
いる。
【0034】コントローラ20には、上記したように傾
斜計6から対地角度信号Saが与えられており、いずれ
かの操作信号So1またはSo2が入力された場合に、
電磁比例弁21または電磁比例弁22に対して制限信号
SbまたはScを出力する。
斜計6から対地角度信号Saが与えられており、いずれ
かの操作信号So1またはSo2が入力された場合に、
電磁比例弁21または電磁比例弁22に対して制限信号
SbまたはScを出力する。
【0035】すなわち、コントローラ20は、旋回時に
機体の安定性が確保できないような傾斜状態で実際に旋
回操作が行われた場合に、その操作された旋回モータ7
に対して選択的に旋回速度を制限するように構成してい
る。
機体の安定性が確保できないような傾斜状態で実際に旋
回操作が行われた場合に、その操作された旋回モータ7
に対して選択的に旋回速度を制限するように構成してい
る。
【0036】なお、制限対象となる油圧アクチュエータ
は旋回モータ7に限らず、ブームやアームについても制
限することができる。例えばアーム11の先端に重量の
大きい作業工具(油圧ブレーカ、破砕機等)を装着して
いる場合、アーム押出し操作を行うと、中心軸O−O′
から作業工具までの距離が遠ざかり、機体の重心位置が
前方に移動することになる。従って、旋回操作時に急に
アーム押出し操作すると、機体のバランスが失われ転倒
する恐れがある。
は旋回モータ7に限らず、ブームやアームについても制
限することができる。例えばアーム11の先端に重量の
大きい作業工具(油圧ブレーカ、破砕機等)を装着して
いる場合、アーム押出し操作を行うと、中心軸O−O′
から作業工具までの距離が遠ざかり、機体の重心位置が
前方に移動することになる。従って、旋回操作時に急に
アーム押出し操作すると、機体のバランスが失われ転倒
する恐れがある。
【0037】このように、旋回速度を制限すると同時
に、作動することによって機体重心位置が移動するよう
なブームやアームについてそれらの作動速度を制限すれ
ば、傾斜地での作業をより安定して行えることができ
る。
に、作動することによって機体重心位置が移動するよう
なブームやアームについてそれらの作動速度を制限すれ
ば、傾斜地での作業をより安定して行えることができ
る。
【0038】コントローラ20は上記したように、メモ
リ20aに予め記憶されている許容対地角度と比較し、
検出された対地角度θが許容対地角度θlimitを超える
場合に制限信号Sbを出力するが、許容対地角度θlimi
t以下での制御を以下に説明する。
リ20aに予め記憶されている許容対地角度と比較し、
検出された対地角度θが許容対地角度θlimitを超える
場合に制限信号Sbを出力するが、許容対地角度θlimi
t以下での制御を以下に説明する。
【0039】コントローラ20のメモリ20aには、対
地角度θが“θmin"から“θlimit"まで増加するのにつ
れて連続的または段階的に増加する制限値が記憶されて
おり、傾斜計6から対地角度θが検出されると、コント
ローラ20はそのθに対応した制限値をメモリ20aか
ら読み出し、制限信号SbまたはScとして出力するよ
うになっている。ただし、θminは、傾斜姿勢であって
も安全に作業することができる対地角度の上限を示して
おり、従って対地角度がゼロからθminまでの範囲につ
いては制限値はゼロであり制限信号は出力されない。
地角度θが“θmin"から“θlimit"まで増加するのにつ
れて連続的または段階的に増加する制限値が記憶されて
おり、傾斜計6から対地角度θが検出されると、コント
ローラ20はそのθに対応した制限値をメモリ20aか
ら読み出し、制限信号SbまたはScとして出力するよ
うになっている。ただし、θminは、傾斜姿勢であって
も安全に作業することができる対地角度の上限を示して
おり、従って対地角度がゼロからθminまでの範囲につ
いては制限値はゼロであり制限信号は出力されない。
【0040】対地角度θに応じて制限値を出力する構成
では、凹凸地形の作業現場を走行するような場合であっ
ても、傾斜角度に応じて、例えば対地角度θが大きくな
るにつれて旋回速度を次第に制限させていくことができ
るため、対地角度θが許容対地角度θlimitを超えた時
点で急激に旋回速度が減速されるという操作時の違和感
を解消することができる。また、対地角度に応じた最適
な旋回速度を得ることができる。
では、凹凸地形の作業現場を走行するような場合であっ
ても、傾斜角度に応じて、例えば対地角度θが大きくな
るにつれて旋回速度を次第に制限させていくことができ
るため、対地角度θが許容対地角度θlimitを超えた時
点で急激に旋回速度が減速されるという操作時の違和感
を解消することができる。また、対地角度に応じた最適
な旋回速度を得ることができる。
【0041】図5は油圧制御回路の第四の実施形態を示
したものである。同図に示す構成では、リモコン弁23
とコントロールバルブ18のパイロットポート18a,
18bとを接続している油路30から油路31a,31
bを分岐させ、その油路31a,31bの接続部分にシ
ャトル弁32を設けている。このシャトル弁32によっ
て高位選択された側の油路と連通する油路33には圧力
センサ34が設けられている。従って、操作レバー23
aがいずれか一方に操作されると、圧力センサ34から
信号が出力されてコントローラ35に与えられるため、
旋回モータ7の操作有無が認識できるようになってい
る。
したものである。同図に示す構成では、リモコン弁23
とコントロールバルブ18のパイロットポート18a,
18bとを接続している油路30から油路31a,31
bを分岐させ、その油路31a,31bの接続部分にシ
ャトル弁32を設けている。このシャトル弁32によっ
て高位選択された側の油路と連通する油路33には圧力
センサ34が設けられている。従って、操作レバー23
aがいずれか一方に操作されると、圧力センサ34から
信号が出力されてコントローラ35に与えられるため、
旋回モータ7の操作有無が認識できるようになってい
る。
【0042】また、コントローラ35には表示器36が
接続されており、表示器36は油圧ショベルの対地角度
θ、機体の対地姿勢、許容対地角度θlimitを超えたこ
とを報知する異常ランプ等を表示するようになってい
る。
接続されており、表示器36は油圧ショベルの対地角度
θ、機体の対地姿勢、許容対地角度θlimitを超えたこ
とを報知する異常ランプ等を表示するようになってい
る。
【0043】コントロールバルブ17にはブームシリン
ダ37が接続されており、そのヘッド側油室37aに接
続されている油路38には圧力センサ39が設けられて
いる。この圧力センサ39は、ヘッド側油室37a内の
圧力が通常作業時の圧力(所定値)を上回るときに信号
を出力し、出力された信号はコントローラ35に与えら
れるようになっている。40はコントローラ35によっ
て制御されるガバナモータであり、エンジン5の回転数
を制御する。
ダ37が接続されており、そのヘッド側油室37aに接
続されている油路38には圧力センサ39が設けられて
いる。この圧力センサ39は、ヘッド側油室37a内の
圧力が通常作業時の圧力(所定値)を上回るときに信号
を出力し、出力された信号はコントローラ35に与えら
れるようになっている。40はコントローラ35によっ
て制御されるガバナモータであり、エンジン5の回転数
を制御する。
【0044】上記構成を有する油圧回路の制御動作を、
図6に示すフローチャートに従って説明する。
図6に示すフローチャートに従って説明する。
【0045】傾斜地で作業を行っている状態で傾斜計6
から対地角度信号が出力されると、コントローラ35は
対地角度θを算出する(ステップS100)。
から対地角度信号が出力されると、コントローラ35は
対地角度θを算出する(ステップS100)。
【0046】次いで対地角度θ≧許容対地角度θlimit
であるかどうかを判断し(ステップS101)、yesで
あればさらに、旋回モータ7の操作が行われているかど
うかを判断する(ステップS102)。
であるかどうかを判断し(ステップS101)、yesで
あればさらに、旋回モータ7の操作が行われているかど
うかを判断する(ステップS102)。
【0047】ステップS102でyesであれば、圧力セ
ンサ39から信号が出力されているかどうかによってブ
ームシリンダ37のヘッド側油室37a内のヘッド圧が
通常圧力であるかどうかを判断する(ステップS10
3)。
ンサ39から信号が出力されているかどうかによってブ
ームシリンダ37のヘッド側油室37a内のヘッド圧が
通常圧力であるかどうかを判断する(ステップS10
3)。
【0048】ここでyesであれば、油圧ポンプ15の
傾転角指令値qをポンプ傾転制限qlimitに設定し(ス
テップS104)、設定された傾転角指令値qを制限信号
Sbとして電磁比例弁21に出力する(ステップS10
5)。
傾転角指令値qをポンプ傾転制限qlimitに設定し(ス
テップS104)、設定された傾転角指令値qを制限信号
Sbとして電磁比例弁21に出力する(ステップS10
5)。
【0049】このように構成すれば、傾斜地での作業時
において、バケット13に土砂が入った状態で谷側に旋
回するような危険な操作が行われても、機体がバランス
を失って転倒する恐れがない。しかも、電磁比例弁2
1、レギュレータ19を介して第1油圧ポンプ15の圧
油吐出量を制限し、旋回モータ7に導入される圧油供給
量を減少させているため、旋回速度を確実に減速させる
ことができる。
において、バケット13に土砂が入った状態で谷側に旋
回するような危険な操作が行われても、機体がバランス
を失って転倒する恐れがない。しかも、電磁比例弁2
1、レギュレータ19を介して第1油圧ポンプ15の圧
油吐出量を制限し、旋回モータ7に導入される圧油供給
量を減少させているため、旋回速度を確実に減速させる
ことができる。
【0050】なお、この構成においても第2油圧ポンプ
16については圧油供給量が制限されないため、走行モ
ータ等の油圧アクチュエータについては通常速度で作動
させることが可能である。
16については圧油供給量が制限されないため、走行モ
ータ等の油圧アクチュエータについては通常速度で作動
させることが可能である。
【0051】また、コントローラ35は上記したように
第1ポンプ15の圧油吐出量を制限するに限らず、エン
ジン5の回転数を低下させることによって旋回モータ7
の旋回速度を減速させることもできる。
第1ポンプ15の圧油吐出量を制限するに限らず、エン
ジン5の回転数を低下させることによって旋回モータ7
の旋回速度を減速させることもできる。
【0052】この場合、コントローラ35はガバナモー
タ40に対して制御信号を出力し、エンジン5の回転数
を低下させる。この構成においても、旋回モータの回転
速度を確実に減速させることができる。
タ40に対して制御信号を出力し、エンジン5の回転数
を低下させる。この構成においても、旋回モータの回転
速度を確実に減速させることができる。
【0053】なお、上述した各実施形態において、ポン
プ斜板の傾転により流量を低減させる場合には、図7に
示すP−Q線図に従って圧油吐出流量Qを設定する。同
図に示すP−Q線図は、対地角度θに対応して設定され
るポンプ圧力Pと流量Qとの関係を示したものであり、
油圧ショベルの対地角度θが大きくなるにつれて、圧力
Pは変化させずに流量Qのみを制限するようにしてい
る。
プ斜板の傾転により流量を低減させる場合には、図7に
示すP−Q線図に従って圧油吐出流量Qを設定する。同
図に示すP−Q線図は、対地角度θに対応して設定され
るポンプ圧力Pと流量Qとの関係を示したものであり、
油圧ショベルの対地角度θが大きくなるにつれて、圧力
Pは変化させずに流量Qのみを制限するようにしてい
る。
【0054】なお、本発明の建設機械は上記実施形態の
油圧ショベルに限らず油圧クレーンにも適用することが
できる。
油圧ショベルに限らず油圧クレーンにも適用することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、傾斜地における転倒を防止して安全性
を確保しつつ作業性を損なわない建設機械の制御装置を
提供することができる。
本発明によれば、傾斜地における転倒を防止して安全性
を確保しつつ作業性を損なわない建設機械の制御装置を
提供することができる。
【0056】また、本発明によれば、傾斜地での作動が
機体のバランスを失うことになるような特定の油圧アク
チュエータについて、その油圧アクチュエータと接続さ
れている可変容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を、機体
の傾斜角度に応じて制限することによって機体の転倒を
防止することができる。また、作動しても転倒する恐れ
のない油圧アクチュエータ、例えば走行モータについて
は作動を制限していないため、傾斜地から迅速に脱出す
ることができる。
機体のバランスを失うことになるような特定の油圧アク
チュエータについて、その油圧アクチュエータと接続さ
れている可変容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を、機体
の傾斜角度に応じて制限することによって機体の転倒を
防止することができる。また、作動しても転倒する恐れ
のない油圧アクチュエータ、例えば走行モータについて
は作動を制限していないため、傾斜地から迅速に脱出す
ることができる。
【0057】操作検出手段を有する本発明によれば、傾
斜角に応じ可変容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を制限
するが、上部旋回体に備えられた油圧アクチュエータの
操作が検出されたときは、操作された油圧アクチュエー
タを制御するコントロールバルブのパイロット圧を制限
するため、上部旋回体に備えられている複数の油圧アク
チュエータのうち、オペレータによって操作された油圧
アクチュエータのみを選択的に制限することができる。
斜角に応じ可変容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を制限
するが、上部旋回体に備えられた油圧アクチュエータの
操作が検出されたときは、操作された油圧アクチュエー
タを制御するコントロールバルブのパイロット圧を制限
するため、上部旋回体に備えられている複数の油圧アク
チュエータのうち、オペレータによって操作された油圧
アクチュエータのみを選択的に制限することができる。
【0058】負荷検出手段を有する本発明によれば、フ
ロントアタッチメントの負荷が所定値を超える場合、上
部旋回体に備えられている油圧アクチュエータ作動を制
限するため、例えばバケット内に土砂が入った状態で上
部旋回体を谷側に旋回させる操作において、機体の転倒
を防止することができる。
ロントアタッチメントの負荷が所定値を超える場合、上
部旋回体に備えられている油圧アクチュエータ作動を制
限するため、例えばバケット内に土砂が入った状態で上
部旋回体を谷側に旋回させる操作において、機体の転倒
を防止することができる。
【図1】本発明に係る制御装置を装備した油圧ショベル
の作業状態を示す側面図である。
の作業状態を示す側面図である。
【図2】本発明に係る制御装置の第一の実施形態を示す
油圧回路図である。
油圧回路図である。
【図3】本発明に係る制御装置の第二の実施形態を示す
油圧回路図である。
油圧回路図である。
【図4】本発明に係る制御装置の第三の実施形態を示す
油圧回路図である。
油圧回路図である。
【図5】本発明に係る制御装置の第四の実施形態を示す
油圧回路図である。
油圧回路図である。
【図6】第四の実施形態の制御動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】本実施形態による流量制限を説明するP−Q線
図である。
図である。
【図8】従来の建設機械に係る傾斜地での制御を示す油
圧回路図である。
圧回路図である。
【図9】従来の圧力・流量制限を説明するP−Q線図で
ある。
ある。
1 油圧ショベル 2 走行モータ 3 走行体 4 上部旋回体 5 エンジン 6 傾斜計 7 旋回モータ 8 ブームシリンダ 9 ブーム 15 第1可変容量形油圧ポンプ 16 第2可変容量形油圧ポンプ 17 ブーム用コントロールバルブ 18 旋回モータ用コントロールバルブ 19 レギュレータ 20 コントローラ 21 電磁比例弁 23 リモコン弁 23a 操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 耕治 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷 重工株式会社内 (72)発明者 鈴木 賢礼 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 大滝 昭治 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 谷口 四郎 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 AB03 BA06 BA07 BB10 DA03 DA04 DB02 DB04 2D015 DA04 GA02 GA03 GB03 HA03 HB02 HB04
Claims (6)
- 【請求項1】 走行体上に上部旋回体を搭載し、原動機
で複数の可変容量形油圧ポンプを駆動し、各可変容量形
油圧ポンプから吐出される圧油で前記走行体及び前記上
部旋回体に備えられている油圧アクチュエータを作動さ
せる建設機械において、 前記建設機械の機体傾斜角度を検出する傾斜角検出手段
と、 前記上部旋回体に備えられた油圧アクチュエータであっ
て傾斜地での作動が機体のバランスを失うような油圧ア
クチュエータについてのみ、これと接続されている前記
可変容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を、前記傾斜角検
出手段によって検出された傾斜角度に基づいて制限する
制限手段と、を備えてなることを特徴とする建設機械の
制御装置。 - 【請求項2】 前記制限手段は、前記傾斜角検出手段に
よって検出された傾斜角度が大きくなるにつれて、前記
圧油吐出流量の制限量を大きくする請求項1記載の建設
機械の制御装置。 - 【請求項3】 前記制限手段は、前記傾斜角検出手段に
よって検出された傾斜角度が許容傾斜角度を上回るとき
に、前記圧油の吐出を停止させる請求項1または2に記
載の建設機械の制御装置。 - 【請求項4】 前記上部旋回体に備えられた油圧アクチ
ュエータを操作する操作手段と、その操作手段による操
作有無を検出する操作検出手段とを有し、前記制限手段
は、前記操作検出手段によって操作状態であることが検
出された前記油圧アクチュエータに対し、その油圧アク
チュエータを制御しているコントロールバルブのパイロ
ット圧を制限する請求項1〜3のいずれかに記載の建設
機械の制御装置。 - 【請求項5】 前記上部旋回体にフロントアタッチメン
トと、そのフロントアタッチメントに作用する負荷の大
きさを検出する負荷検出手段とを有し、前記制限手段
は、前記負荷検出手段によって検出される負荷が所定値
を超えるときに前記圧油吐出流量を制限する請求項1〜
3のいずれかに記載の建設機械の制御装置。 - 【請求項6】 前記制限手段は、前記圧油吐出流量を制
限するにあたり、レギュレータの傾転角を調整するかま
たは前記原動機の回転数を低下させることにより前記可
変容量形油圧ポンプの圧油吐出流量を制限する請求項1
〜5のいずれかに記載の建設機械の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10277559A JP2000104290A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 建設機械の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10277559A JP2000104290A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 建設機械の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000104290A true JP2000104290A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17585218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10277559A Withdrawn JP2000104290A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 建設機械の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000104290A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2390595A (en) * | 2002-07-12 | 2004-01-14 | Bamford Excavators Ltd | Safety control system for a load handling machine |
| FR2849663A1 (fr) * | 2002-12-18 | 2004-07-09 | Caterpillar Inc | Procede de controle d'une fonction d'elevation/extension d'un engin de travaux |
| EP1672128A3 (en) * | 2004-12-16 | 2013-04-24 | Doosan Infracore Co., Ltd. | Hydraulic control device of an excavator with improved loading performance on a slope |
| US8965637B2 (en) | 2009-06-19 | 2015-02-24 | J.C. Bamford Excavators Limited | Method of operating a working machine |
| JP2015067994A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | ダイキン工業株式会社 | 建設機械 |
| JP2015067993A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | ダイキン工業株式会社 | 建設機械 |
| JP2017089168A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | コベルコ建機株式会社 | 旋回式油圧作業機械 |
| WO2019049490A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| CN110359901A (zh) * | 2019-08-15 | 2019-10-22 | 三一重机有限公司 | 一种挖钻机防倾翻控制方法、装置及挖钻机 |
| WO2020067326A1 (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
| JPWO2020203884A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ||
| JP2020172792A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | 株式会社小松製作所 | 作業機械および制御方法 |
| KR102344765B1 (ko) * | 2021-09-23 | 2021-12-29 | 주식회사 지피에스글로벌 | 사판식 유압펌프 시스템 |
| JPWO2022202898A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | ||
| JP2022156791A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル、情報処理装置 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10277559A patent/JP2000104290A/ja not_active Withdrawn
Cited By (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2390595A (en) * | 2002-07-12 | 2004-01-14 | Bamford Excavators Ltd | Safety control system for a load handling machine |
| GB2390595B (en) * | 2002-07-12 | 2005-08-24 | Bamford Excavators Ltd | Control system for a machine |
| CN100408468C (zh) * | 2002-07-12 | 2008-08-06 | J.C.班福德挖掘机有限公司 | 用于负载处理设备中的控制系统 |
| US8070413B2 (en) | 2002-07-12 | 2011-12-06 | J. C. Bamford Excavators Limited | Control system for a load handling apparatus |
| FR2849663A1 (fr) * | 2002-12-18 | 2004-07-09 | Caterpillar Inc | Procede de controle d'une fonction d'elevation/extension d'un engin de travaux |
| EP1672128A3 (en) * | 2004-12-16 | 2013-04-24 | Doosan Infracore Co., Ltd. | Hydraulic control device of an excavator with improved loading performance on a slope |
| US8965637B2 (en) | 2009-06-19 | 2015-02-24 | J.C. Bamford Excavators Limited | Method of operating a working machine |
| JP2015067994A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | ダイキン工業株式会社 | 建設機械 |
| JP2015067993A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | ダイキン工業株式会社 | 建設機械 |
| JP2017089168A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | コベルコ建機株式会社 | 旋回式油圧作業機械 |
| WO2019049490A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| CN110945189A (zh) * | 2017-09-07 | 2020-03-31 | 住友建机株式会社 | 挖土机 |
| KR20200051570A (ko) * | 2017-09-07 | 2020-05-13 | 스미토모 겐키 가부시키가이샤 | 쇼벨 |
| US11319695B2 (en) | 2017-09-07 | 2022-05-03 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Shovel |
| JPWO2019049490A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2020-10-15 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| JP7289787B2 (ja) | 2017-09-07 | 2023-06-12 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| KR102539678B1 (ko) * | 2017-09-07 | 2023-06-01 | 스미토모 겐키 가부시키가이샤 | 쇼벨 |
| CN112384663B (zh) * | 2018-09-27 | 2023-10-13 | 住友重机械工业株式会社 | 挖土机 |
| WO2020067326A1 (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
| JP7337829B2 (ja) | 2018-09-27 | 2023-09-04 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
| CN112384663A (zh) * | 2018-09-27 | 2021-02-19 | 住友重机械工业株式会社 | 挖土机 |
| JPWO2020067326A1 (ja) * | 2018-09-27 | 2021-08-30 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
| WO2020203884A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| JP7330263B2 (ja) | 2019-03-29 | 2023-08-21 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| JPWO2020203884A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ||
| US12378751B2 (en) | 2019-03-29 | 2025-08-05 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Shovel |
| JP2020172792A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | 株式会社小松製作所 | 作業機械および制御方法 |
| US11719335B2 (en) | 2019-04-11 | 2023-08-08 | Komatsu Ltd. | Work machine and control method |
| CN110359901A (zh) * | 2019-08-15 | 2019-10-22 | 三一重机有限公司 | 一种挖钻机防倾翻控制方法、装置及挖钻机 |
| JPWO2022202898A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | ||
| JP2022156791A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル、情報処理装置 |
| JP7761396B2 (ja) | 2021-03-31 | 2025-10-28 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル、情報処理装置 |
| KR102344765B1 (ko) * | 2021-09-23 | 2021-12-29 | 주식회사 지피에스글로벌 | 사판식 유압펌프 시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6564548B2 (en) | Speed control apparatus of working vehicle and speed control method thereof | |
| JP4475767B2 (ja) | 作業用車両 | |
| JP2000104290A (ja) | 建設機械の制御装置 | |
| EP2568181B1 (en) | Work vehicle | |
| JP2014122510A (ja) | ショベル及びショベル制御方法 | |
| JPWO2019182128A1 (ja) | ショベル | |
| CN110612371A (zh) | 挖土机 | |
| US20170298590A1 (en) | Hydraulic Drive System for Work Machine | |
| JP7557488B2 (ja) | ショベル | |
| JP6891079B2 (ja) | 建設機械の油圧駆動システム | |
| JP7095287B2 (ja) | 旋回式油圧作業機械 | |
| US7607245B2 (en) | Construction machine | |
| JP2001199676A (ja) | 建設機械の操作系油圧回路 | |
| JP3965932B2 (ja) | 油圧ショベルの油圧制御回路 | |
| JPH10183689A (ja) | 油圧制御装置 | |
| JPH11158939A (ja) | 油圧制御装置 | |
| JP4381781B2 (ja) | 建設機械のポンプ制御装置 | |
| JP3634601B2 (ja) | 旋回式建設機械の油圧ポンプ制御装置 | |
| JP3784149B2 (ja) | 油圧ポンプのカットオフ装置 | |
| JP2003155759A (ja) | 建設機械の駆動制御装置 | |
| JP7223264B2 (ja) | 建設機械 | |
| JP3612253B2 (ja) | 建設機械の制御装置及びその制御方法 | |
| JPH11181840A (ja) | 旋回作業機の旋回制御装置 | |
| JPH05140968A (ja) | 油圧建設機械の原動機回転数制御装置 | |
| JP2021042602A (ja) | ショベル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |