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JP2000191948A - 色純度向上機能を有する膜を形成するための組成物 - Google Patents

色純度向上機能を有する膜を形成するための組成物

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Publication number
JP2000191948A
JP2000191948A JP10370779A JP37077998A JP2000191948A JP 2000191948 A JP2000191948 A JP 2000191948A JP 10370779 A JP10370779 A JP 10370779A JP 37077998 A JP37077998 A JP 37077998A JP 2000191948 A JP2000191948 A JP 2000191948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
group
color purity
composition
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10370779A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Tai
誠司 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP10370779A priority Critical patent/JP2000191948A/ja
Publication of JP2000191948A publication Critical patent/JP2000191948A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明基材の表面上に、画像解像度の低下を防
止し、充分な色純度を向上できる色純度向上機能を有す
る膜を形成するための組成物を提供する。 【解決手段】 (A)下記一般式(I)で表されるテト
ラアザポルフィン化合物、(B)二酸化ケイ素微粉末及
び(C)溶媒を含有してなる色純度向上機能を有する膜
を形成するための組成物。 【化1】 〔式中、MはSi、Ge又はSnを示し、2個のYは各
々独立に、炭素数6〜18のアリールオキシル基、炭素
数1〜22のアルコキシル基等を示し、A1、A2、A3
及びA4は各々独立に、特定の芳香環を示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色純度向上機能を
有する膜を形成するための組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスプレイ装置の表示面、その
表面カバー材料、窓ガラス、ショーウィンドー用ガラ
ス、TVブラウン管の表示面、カラープラズマディスプ
レイの表示面、FEDの表示面、液晶装置の表示面、計
器のカバーガラス、時計のカバーガラス又は陰極線管の
画像表示面等のように、色純度向上、帯電防止等を要求
される製品が増加してきている。このため、色純度向
上、帯電防止等を必要とする透明基材表面に形成される
色純度向上、帯電防止等の機能を有する膜が注目される
ようになってきた。
【0003】一般に、画像表示用透明基材、例えばTV
ブラウン管の画像表示面には静電気が帯電し易く、この
静電気によってほこりが表示面に付着するという問題点
が知られている。また、上記画像表示面からの発光の色
純度が低く、表示面の画像を不明瞭にするなどの問題点
も知られている。
【0004】上記の問題点を解決するために、従来、透
明基材の表面に、アンチモン含有酸化錫微粉末とシリコ
ンアルコキシドの加水分解生成物(以下、「シリカゾ
ル」という)との非水分散液を塗布・乾燥して帯電防止
膜を形成することが行われていた。即ち、前述のアンチ
モン含有酸化錫微粉末と上記のシリカゾルとの混合物を
含む非水分散液からなる塗料を用いて帯電防止膜を形成
するものである。そして、前記帯電防止塗料をスプレー
により表示面に吹き付けて、凹凸のある膜を形成し、光
散乱により反射防止効果を付与させるようにした陰極線
管がある(例えば、特開昭62−176946号公報、
特開昭3−20940号等公報)。
【0005】また、二酸化ケイ素(SiO2)微粒子と
アンチモン含有酸化錫微粉末を含有する分散液を用い
て、凹凸面を形成させ、光散乱により反射防止効果を付
与させるものもある(特公昭5−88875号公報、特
公昭7−98380号等公報)。また、シリカゾルに界
面活性剤である4級アンモニウム塩、あるいは硝酸塩を
添加して、帯電防止膜を形成することも行われている。
【0006】前述のアンチモン含有酸化錫微粉末を添加
した場合には、帯電防止膜の屈折率nは、n=1.50
〜1.54程度であり、基材となるガラス基材の屈折率
との差がほとんどないか、それより高いため反射防止効
果は充分なものではなかった。また、従来、提案されて
いる二酸化ケイ素微粒子とアンチモン含有酸化錫微粉末
を含有する分散液を用いて凹凸面を形成させ、光散乱に
より反射防止効果を付与させたもの或いは帯電防止塗料
をスプレー法により表示面に吹き付け凹凸面を形成し光
散乱により反射防止効果を付与させたものでは、形成さ
れた凹凸膜の表面の粗さが大きいためヘーズ値が大きく
なり、画像の解像度が著しく低下するといった問題点が
あった。
【0007】さらに、シリカゾルに4級アンモニウム塩
あるいは硝酸塩を添加した帯電防止膜では帯電防止効果
が不充分であり、また湿度の低下により導電性の劣化を
生じたりする欠陥があった。また、シリカゾルを焼き付
け処理を施して生成するシリカ膜では、充分な反射防止
効果は認められなかった。さらに、これらの塗膜に種々
の色素を添加して、色純度向上の検討も行われてきた
が、満足できる効果は認められていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】請求項1記載の発明
は、透明基材の表面上に、画像解像度の低下を防止し、
充分な色純度を向上できる膜を形成できる色純度向上機
能を有する膜を形成するための組成物を提供するもので
ある。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効
果に加えて、さらに画像コントラストに優れる色純度向
上機能を有する膜を形成するための組成物を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)一般式
(I)
【化5】 〔式中、MはSi、Ge又はSnを示し、2個のYは各
々独立に、炭素数6〜18のアリールオキシル基、炭素
数1〜22のアルコキシル基、
【化6】 (但し、Z1、Z2及びZ3は各々独立に、炭素数1〜2
2のアルキル基、炭素数6〜18のアリール基、炭素数
1〜22のアルコキシル基又は炭素数6〜18のアリー
ルオキシル基を示す)で表される基、トリチルオキシル
基又は炭素数2〜13のアシロキシル基を示し、これら
のYを示す基は親水性基を有していてもよく、A1
2、A3及びA4は各々独立に、
【化7】 で表される芳香環を示し、A1、A2、A3及びA4で示さ
れる芳香環には、下記一般式
【化8】 (式中、R1は炭素数1〜22のアルキル基、置換基を
有する炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数6〜18
のアリール基を示し、R2、R3、R4、R5、R6、R7
8、R9、R10、R11、R12、R13、R14及びR15は各
々独立に、水素原子、炭素数1〜22のアルキル基、置
換基を有する炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数6
〜18のアリール基を示し、X1はハロゲン原子を示
す)で表される基より選択される基が芳香環の置換可能
な位置に1個以上置換されていてもよい〕で表されるテ
トラアザポルフィン化合物、(B)二酸化ケイ素微粉末
及び(C)溶媒を含有してなる色純度向上機能を有する
膜を形成するための組成物に関する。
【0010】また、本発明は、(B)二酸化ケイ素微粉
末の平均粒子径が0.05〜0.5μmである前記色純
度向上機能を有する膜を形成するための組成物に関す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の色純度向上機能を有する
膜を形成するための組成物は、(A)前記一般式(I)
で表されるテトラアザポルフィン化合物、(B)二酸化
ケイ素微粉末及び(C)(D)溶媒を含有してなるもの
である。
【0012】本発明における(A)前記一般式(I)で
表されるテトラアザポルフィン化合物としては、例え
ば、米国特許第5428152号明細書、米国特許第4
927735号明細書、米国特許第5021563号明
細書、米国特許第5219706号明細書、米国特許第
5034309号明細書、米国特許第5284943号
明細書、米国特許第5075203号明細書、米国特許
第5484685号明細書、米国特許第5039600
号明細書、米国特許第5438135号明細書、米国特
許第5665875号明細書等に記載されている化合物
などが挙げられる。
【0013】これらの(A)テトラアザポルフィン化合
物の中で、A1、A2、A3及びA4全てがナフタレン環を
形成するものである(A)テトラアザポルフィン化合物
が好ましい。なお、前記一般式(I)における親水性基
としては、特に制限はないが、例えば、ポリアルキレン
オキシ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホニ
ル基、チオール基、アミノ基等が挙げられ、これらの基
は、塩の形態であってもよい。
【0014】本発明における(A)前記一般式(I)で
表されるテトラアザポルフィン化合物の具体例を、以下
の表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】本発明における(B)二酸化ケイ素微粉末
としては、シリコンのアルコキシドを高分子、例えばポ
リビニルアルコール、セルロースの存在下において加水
分解させることなどにより製造されたものが好ましく、
この二酸化ケイ素微粉末は、粉末状で添加してもよく、
分散されたゾル状で添加してもよい。粉末状の二酸化ケ
イ素微粉末の形状は、球状、針状、板状又は鎖状のいず
れであってもよい。
【0017】また、二酸化ケイ素微粉末の平均粒子径
は、0.05〜0.5μmとすることが好ましく、0.
07〜0.15μmとすることがより好ましい。。この
平均粒子径が0.5μmを超えると、得られる膜におい
てレイリー散乱による光の乱反射が強くなり、膜の曇り
度が高くなり過ぎるため、白ぽっく見え、その透明性が
低下する傾向があり、0.05μm未満では、粒子によ
る散乱効果が得られ難く、充分な反射防止効果が得られ
ない傾向がある。
【0018】本発明における(C)溶媒としては、アル
コール系化合物、エステル系化合物、グリコールエーテ
ル系化合物又はケトン系化合物から選択することができ
る。これらの溶媒は、単独で又は2種類以上を組み合わ
せて使用される。
【0019】本発明の色純度向上機能を有する膜を形成
するための組成物には、必要に応じて(D)導電性微粒
子を含有させることができる。(D)導電性微粒子とし
ては、金属粉、合金粉、これらの酸化物粉、導電性高分
子粉や、金属、合金又はこれらの酸化物をコーティング
した高分子粉等が挙げられるが、帯電防止機能等の点か
ら、アンチモン含有酸化錫微粉末が好ましい。
【0020】このアンチモン含有酸化錫微粉末におい
て、酸化錫は、気相法(当該化合物をガス化し、これを
気相法で冷却固化する)、CVD法(成分元素をガス化
し、気相法においてこれらを反応させ、生成物を冷却固
化する)又は炭酸塩(シュウ酸塩)法(当該金属元素の
炭酸塩(シュウ酸塩)から気相中で変成し、冷却固化す
る)等の、いずれかの既知の方法によって製造されたも
のであってもよい。また、成分元素の塩化物と塩基性化
合物との混合溶液を反応させ、目的化合物の超微粒子ゾ
ルを製造する酸アルカリ法又はそれから溶媒を除去する
水熱法なども酸化錫微粉末の製造に用いることができ
る。水熱法においては、微粒子の成長、球状化、または
表面改質が可能である。微粒子の形状には、格別の制限
はなく、球状、板状、針状、および鎖状等のいずれであ
ってもよい。
【0021】酸化錫に対するアンチモンのドープ方法及
びドープされているアンチモンの量には格別の制限はな
いが、一般に、酸化錫の重量に対して1〜5%であるこ
とが好ましい。これによって酸化錫微粉末は、その帯電
防止効果をいっそう増進させることができる。また、こ
のような帯電防止・反射防止膜を透明基材表面に形成す
るには、前述の分散液を用い、これを透明基材の表面に
塗布して、乾燥し、さらに焼き付け処理を施せばよいの
で、製造が容易で、生産性が高く、低コストで提供でき
る。
【0022】また、アンチモン含有酸化錫微粉末につい
ては、帯電防止効果を発現させるために必要な添加量
を、適宜実験して決定する必要がある。このアンチモン
含有酸化錫微粉末の平均粒子径は、0.001〜0.1
μmとすることが好ましい。この平均粒子径が0.00
1μm未満では、通電性が低下し、かつ粒子が凝集し易
くなり、分散液中において均一な分散が困難となる傾向
があり、また、塗料の粘度が増大し、この粘度を下げる
ために多量の分散溶媒の添加が必要になり、このため分
散液中のアンチモン含有酸化錫微粉末の濃度が過度に低
くなる傾向がある。また、平均粒子径が0.1μmを超
えると、帯電防止・反射防止膜の表面から露出し易くな
り、高屈折率材料による反射強度の増大が認められ、充
分な反射防止効果が得られない傾向がある。
【0023】本発明における(A)成分の配合量は、
(A)成分、(B)成分、(C)成分及び必要により用
いる(D)成分の総量を100重量部として、0.01
〜10重量部とすることが好ましく、0.02〜8重量
部とすることがより好ましい。この配合量が0.01重
量部未満では、色純度向上の効果を発現できない傾向が
あり、10重量部を超えると、画面の輝度が低下する傾
向がある。
【0024】本発明における(B)成分の配合量は、
(A)成分、(B)成分、(C)成分及び必要により用
いる(D)成分の総量を100重量部として、0.01
〜10重量部とすることが好ましく、0.02〜8重量
部とすることがより好ましい。この配合量が0.01重
量部未満では、充分な塗膜が形成できない傾向があり、
10重量部を超えると、画面がぼやける傾向がある。
【0025】本発明における(C)成分の配合量は、
(A)成分、(B)成分、(C)成分及び必要により用
いる(D)成分の総量を100重量部として、70〜9
9.97重量部とすることが好ましく、80〜99重量
部とすることがより好ましい。この配合量が70重量部
未満では、塗膜を形成し難い傾向があり、99.97重
量部を超えると、好ましい膜厚の塗膜を形成できない傾
向がある。
【0026】本発明の色純度向上機能を有する膜を形成
するための組成物に(D)成分を使用する場合におい
て、その配合量は、(A)成分、(B)成分、(C)成
分及び(D)成分の総量を100重量部として、0.0
1〜10重量部とすることが好ましく、0.02〜8重
量部とすることがより好ましい。この配合量が0.01
重量部未満では、帯電防止効果を発現できない傾向があ
り、10重量部を超えると、画面が見えにくくなる傾向
がある。
【0027】本発明の色純度向上機能を有する膜を形成
するための組成物には、必要に応じてシリコンアルコキ
シド類を添加することができる。ここで用いることので
きるシリコンアルコキシド類としては、例えば、テトラ
アルコキシシラン系化合物、アルキルトリアルコキシシ
ラン系化合物、ジアルキルジアルコキシシラン系化合物
等から選択することができ、これら化合物を加水分解し
て得られるシリカゾルからなるものを使用することが好
ましい。シリコンアルコキシド類を使用する際の配合量
は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び必要によ
り用いる(D)成分の総量100重量部に対して、0.
1〜20重量部とすることが好ましく、0.2〜10重
量部とすることがより好ましい。この配合量が0.1重
量部未満では、安定な塗膜を形成できない傾向があり、
20重量部を超えると画面の輝度が低下する傾向があ
る。
【0028】また、本発明の色純度向上機能を有する膜
を形成するための組成物には、その他の分散剤、結着
剤、公知の染料、顔料、発色剤、可塑剤、重合禁止剤、
表面改質剤、安定剤、密着性付与剤等を必要に応じて添
加することができる。
【0029】次に、本発明の色純度向上機能を有する膜
を形成するための組成物を用いた塗膜の形成方法につい
て説明する。まず、使用する透明基材としては、ガラス
基材が好ましく、例えば無アルカリガラス、アルカリホ
ウケイ酸ガラス、アルミナケイ酸ガラス、鉛ガラス、そ
の他のガラスよりなるものが用いられる。上述の透明基
材表面上に、本発明の色純度向上機能を有する膜を形成
するための組成物の塗液を、通常、スピンコート法、デ
ィッピング法、ナイフコート法、ロールコート法、スプ
レーコート法、グラビアコート法、バーコート法、カー
テンコート法等の塗工法を利用して塗布され、これを乾
燥し、さらに焼き付け処理を施して形成することができ
る。
【0030】塗膜の膜厚については、微細な凹凸の平均
粗さにおける塗膜の厚さを膜厚ということにすると、膜
厚は0.05〜0.5μmであることが好ましい。膜厚
が0.05μm以下では、膜強度が弱くなりすぎる傾向
があり、0.5μmを超えると、乾燥時の膜の収縮によ
り亀裂が生じる傾向がある。また、その塗膜の表面には
高さ0.01〜0.1μmの微細な凹凸面を形成させる
こともできる。
【0031】このようにして得られる本発明の色純度向
上機能を有する膜を形成するための組成物の塗膜は、充
分な色純度向上機能と場合により帯電防止機能を有して
おり、ディスプレイ装置の表示面、その表面カバー材
料、窓ガラス、ショーウィンドー用ガラス、TVブラウ
ン管の表示面、カラープラズマディスプレイの表示面、
FEDの表示面、液晶装置の表示面、計器のカバーガラ
ス、時計のカバーガラス又は陰極線管の画像表示面等に
好適に用いられる。なお、前記表示面を覆う塗膜は、本
発明の色純度向上機能を有する膜を形成するための組成
物により形成される膜の単層でもよいが、さらに前記
(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含む組成物か
ら形成された帯電防止機能の良好な膜を積層した複層で
あってもよく、各々の膜の個数、位置関係は、種々の場
合をとりうる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 製造例1 〔シリコンアルコキシド加水分解液の調製〕テトラエト
キシシラン40g、0.1N塩酸35g及びエタノール
181gを混合し、次いで、1時間煮沸してシリコンア
ルコキシド加水分解液を調製した。
【0033】製造例2 〔無機微粒子分散液の調製〕平均粒子径が0.1μmの
二酸化ケイ素微粉末(住友大阪セメント(株)製)0.6
gを、製造例1で得られたシリコンアルコキシド加水分
解液30gに加え、超音波ホモジナイザー(セントラル
科学貿易(株)製:ソニファイヤー450)で20分間分
散させ、無機微粒子分散液を調製した。
【0034】実施例1 〔組成物Aの調製〕テトラアザポルフィン化合物(化合
物No.1)0.1gを、メチルセロソルブ20g及びエ
タノール52gに分散、溶解させた溶液に、製造例2で
得られた無機微粒子分散液30gを加え、超音波ホモジ
ナイザー(セントラル科学貿易(株)製:ソニファイヤー
450)で20分間分散させ組成物Aを調製した。
【0035】実施例2 〔組成物Bの調製〕テトラアザポルフィン化合物(化合
物No.2)0.1gを、メチルセロソルブ20g及びエ
タノール52gに分散、溶解せさた溶液に、製造例2で
得られた無機微粒子分散液30gを加え、超音波ホモジ
ナイザー(セントラル科学貿易(株)製:ソニファイヤー
450)で20分間分散させ組成物Bを調製した。
【0036】比較例1 〔組成物Xの調製〕1,1′,3,3,3′,3′−Hexamet
hylindotricarbocyanine iodide 0.1gを、メチル
セロソルブ20g及びエタノール52gに分散、溶解さ
せた溶液に、製造例2で得られた無機微粒子分散液30
gを加え、超音波ホモジナイザー(セントラル科学貿易
(株)製:ソニファイヤー450)で20分間分散させ、
組成物Xを調製した。
【0037】試験例1 〔塗膜Aの調製〕室温においてガラス基板に実施例1で
得られた組成物Aをスピンコート法により塗布し、50
℃の温風で30秒間乾燥した後、120℃で30分間焼
き付け処理を行った。形成された塗膜は0.15μmの
厚さを有し、さらに被膜表面に高さ0.05μmの微細
な凹凸を有する塗膜Aを形成した。
【0038】試験例2 〔塗膜Bの調製〕室温においてガラス基板に実施例2で
得られた組成物Bをスピンコート法により塗布し、50
℃の温風で30秒間乾燥した後、120℃で30分間焼
き付け処理を行った。形成された塗膜は0.14μmの
厚さを有し、さらに被膜表面に高さ0.04μmの微細
な凹凸を有する塗膜Bを形成した。
【0039】比較試験例1 〔塗膜Xの調製〕室温においてガラス基板に比較例1で
得られた組成物Xをスピンコート法により塗布し、50
℃の温風で30秒間乾燥した後、120℃で30分間焼
き付け処理を行った。形成された塗膜は0.16μmの
厚さを有し、さらに被膜表面に高さ0.03μmの微細
な凹凸を有する塗膜Xを形成した。
【0040】〔塗膜の評価〕試験例1で得られた塗膜
A、試験例2で得られた塗膜B及び比較試験例1で得ら
れた塗膜Xについて、それぞれの塗膜の可視光領域の光
透過性及び耐候性(1カ月室内放置後の可視光領域の光
透過性)を測定した。その評価結果を表2に示した。な
お、可視光領域の光透過性及び耐候性の評価基準は下記
のとおりである。 《可視光領域の光透過性及び耐候性》 ○:透過率80%超(600nm) △:透過率50〜80%(600nm) ×:透過率50%未満(600nm)
【0041】
【表2】
【0042】表2の評価結果から明らかなように、本発
明の色純度向上機能を有する膜を形成するための組成物
である組成物A及び組成物Bから得られた塗膜A及び塗
膜Bは、優れた可視光領域の光透過性及び耐候性を示す
が、比較試験例1で得られた塗膜Xは、耐候性が著しく
低いことが分かった。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の色純度向上機能を有する
膜を形成するための組成物は、透明基材の表面上に、画
像解像度の低下を防止し、充分な色純度を向上できる。
請求項2記載の色純度向上機能を有する膜を形成するた
めの組成物は、請求項1記載の色純度向上機能を有する
膜を形成するための組成物の効果を奏し、さらに画像コ
ントラストに優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07F 7/02 C07F 7/02 Z 7/22 7/22 U 7/30 7/30 F Fターム(参考) 4C050 PA13 4G059 AA01 AA07 AB11 AC04 AC12 AC18 EA05 EB06 EB07 4H049 VN01 VN02 VN03 VP01 VQ89 VR54 VU29 VV05 VW22 4J038 EA011 HA446 JB27 JC38 KA06 KA20 MA14 PB08 PC03 5G435 AA02 AA04 BB02 BB06 BB12 CC12 FF00 HH02 HH09 KK07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(I) 【化1】 〔式中、MはSi、Ge又はSnを示し、2個のYは各
    々独立に、炭素数6〜18のアリールオキシル基、炭素
    数1〜22のアルコキシル基、 【化2】 (但し、Z1、Z2及びZ3は各々独立に、炭素数1〜2
    2のアルキル基、炭素数6〜18のアリール基、炭素数
    1〜22のアルコキシル基又は炭素数6〜18のアリー
    ルオキシル基を示す)で表される基、トリチルオキシル
    基又は炭素数2〜13のアシロキシル基を示し、これら
    のYを示す基は親水性基を有していてもよく、A1
    2、A3及びA4は各々独立に、 【化3】 で表される芳香環を示し、A1、A2、A3及びA4で示さ
    れる芳香環には、下記一般式 【化4】 (式中、R1は炭素数1〜22のアルキル基、置換基を
    有する炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数6〜18
    のアリール基を示し、R2、R3、R4、R5、R6、R7
    8、R9、R10、R11、R12、R13、R14及びR15は各
    々独立に、水素原子、炭素数1〜22のアルキル基、置
    換基を有する炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数6
    〜18のアリール基を示し、X1はハロゲン原子を示
    す)で表される基より選択される基が芳香環の置換可能
    な位置に1個以上置換されていてもよい〕で表されるテ
    トラアザポルフィン化合物、(B)二酸化ケイ素微粉末
    及び(C)溶媒を含有してなる色純度向上機能を有する
    膜を形成するための組成物。
  2. 【請求項2】 (B)二酸化ケイ素微粉末の平均粒子径
    が0.05〜0.5μmである請求項1記載の色純度向
    上機能を有する膜を形成するための組成物。
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