JP2000188560A - フィルタ回路 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 W-CDMAで要求される応答速度を有し、マッチ
トフィルタを構成するために必要なサンプリング精度を
確保しつつ、消費電力を押さえて携帯端末で使用可能
な、拡散符号の変更可能なスイッチトカレント型のフィ
ルタ回路を提供する。 【解決手段】 V-I変換回路2は外部から入力される入力
信号VDの電圧値「Vin」を電流値「Iin」に変換し、電流
信号IDとして電流伝達回路3へ出力する。電流伝達回路3
はタイミング制御回路4のタイミング信号でV-I変換回路
2から時系列に入力される電流信号IDを複製し、各々積
算記憶回路INT1〜INTnへ並列出力する。積算記憶回路IN
T1〜INTnは、電流伝達回路3からタイミング信号TSに同
期して、並列に入力される電流信号IDに、演算係数制御
回路7から位相をずらせて供給される係数K1〜Kn,係数KB
1〜KBnが乗算された電流値を各々積算して記憶する。セ
レクタ6は、積算記憶回路INT1〜INTnから積算された電
流値をずれた位相の順に出力する。
トフィルタを構成するために必要なサンプリング精度を
確保しつつ、消費電力を押さえて携帯端末で使用可能
な、拡散符号の変更可能なスイッチトカレント型のフィ
ルタ回路を提供する。 【解決手段】 V-I変換回路2は外部から入力される入力
信号VDの電圧値「Vin」を電流値「Iin」に変換し、電流
信号IDとして電流伝達回路3へ出力する。電流伝達回路3
はタイミング制御回路4のタイミング信号でV-I変換回路
2から時系列に入力される電流信号IDを複製し、各々積
算記憶回路INT1〜INTnへ並列出力する。積算記憶回路IN
T1〜INTnは、電流伝達回路3からタイミング信号TSに同
期して、並列に入力される電流信号IDに、演算係数制御
回路7から位相をずらせて供給される係数K1〜Kn,係数KB
1〜KBnが乗算された電流値を各々積算して記憶する。セ
レクタ6は、積算記憶回路INT1〜INTnから積算された電
流値をずれた位相の順に出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に電池駆動とな
る携帯情報端末に用いられる低消費電力型のフィルタ回
路に係わるものである。
る携帯情報端末に用いられる低消費電力型のフィルタ回
路に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】最近、普及率が増加している携帯電話等
の通信端末においては、通話エリアの拡大および通話時
間の延長だけでなく、マルチメディアに対応するための
通信情報量の増加により、通信容量の拡大および通信品
質の向上が求められている。
の通信端末においては、通話エリアの拡大および通話時
間の延長だけでなく、マルチメディアに対応するための
通信情報量の増加により、通信容量の拡大および通信品
質の向上が求められている。
【0003】そして、上述した要求に対する対応策とし
ては、アメリカおよび韓国等で普及し始めている符号分
割多重通信方式(CDMA;Code Division Multiple Ac
cess)技術をベースとした通信方式IS−95が、より
良いサービスを提供できる技術として注目されている。
ては、アメリカおよび韓国等で普及し始めている符号分
割多重通信方式(CDMA;Code Division Multiple Ac
cess)技術をベースとした通信方式IS−95が、より
良いサービスを提供できる技術として注目されている。
【0004】CDMA方式は、ユーザ数が符号同期の設
定が可能な限り許容可能であり、耐干渉性、信号秘匿、
耐フェージング性にも優れており、広範囲な利用が行わ
れつつある。さらに、次世代の通信方式として高速のデ
ータ通信サービスを対象とした高帯域(W;Wide Band)
−CDMA方式などが提案されている。
定が可能な限り許容可能であり、耐干渉性、信号秘匿、
耐フェージング性にも優れており、広範囲な利用が行わ
れつつある。さらに、次世代の通信方式として高速のデ
ータ通信サービスを対象とした高帯域(W;Wide Band)
−CDMA方式などが提案されている。
【0005】しかし、アメリカおよび韓国で行われてい
るCDMA方式は、基地局間同期システムであり、GP
S(Global Positioning System)により離れた基地局
間の信号の送信タイミングの同期をとる必要がある。こ
のため、地下施設および屋内等の人工衛星からの届きに
くい地域の多い場所においては、前記の基地局間同期を
必要とするCDMA方式を用いることができない。
るCDMA方式は、基地局間同期システムであり、GP
S(Global Positioning System)により離れた基地局
間の信号の送信タイミングの同期をとる必要がある。こ
のため、地下施設および屋内等の人工衛星からの届きに
くい地域の多い場所においては、前記の基地局間同期を
必要とするCDMA方式を用いることができない。
【0006】そこで、この対応策としては、W−CDM
A方式の特徴の一つである基地局間非同期システムが提
案されいる。このW−CDMA方式は、GPSによる同
期を取る必要がないため、地下施設および屋内等におい
て使用が可能となる利点がある。この基地局間非同期の
W−CDMA方式を実現するためには、各ユーザ固有の
拡散符号に対して高速に初期同期を確立しなければなら
ないため、スペクトラム拡散された信号を高速に復号し
て各ユーザ固有の拡散符号と比較するマッチトフィルタ
等の新しい機能が必要となる。
A方式の特徴の一つである基地局間非同期システムが提
案されいる。このW−CDMA方式は、GPSによる同
期を取る必要がないため、地下施設および屋内等におい
て使用が可能となる利点がある。この基地局間非同期の
W−CDMA方式を実現するためには、各ユーザ固有の
拡散符号に対して高速に初期同期を確立しなければなら
ないため、スペクトラム拡散された信号を高速に復号し
て各ユーザ固有の拡散符号と比較するマッチトフィルタ
等の新しい機能が必要となる。
【0007】このマッチトフィルタを構成する方法とし
ては、以下に示す3種類の方法が提案されている。 受信されたベースバンド信号をA/D(アナログ/
デジタル)変換して多ビットのデジタル処理によるデジ
タルマッチトフィルタ 表面波(SAW;Surface Acoustic Wave)デバイス
の物理的パターンで特性が決定されるSAWマッチトフ
ィルタ CMOS(複合型金属酸化膜半導体)トランジスタ
アンプと制御スイッチで構成されたアナログ・デジタル
混在型のCMOSマッチトフィルタ
ては、以下に示す3種類の方法が提案されている。 受信されたベースバンド信号をA/D(アナログ/
デジタル)変換して多ビットのデジタル処理によるデジ
タルマッチトフィルタ 表面波(SAW;Surface Acoustic Wave)デバイス
の物理的パターンで特性が決定されるSAWマッチトフ
ィルタ CMOS(複合型金属酸化膜半導体)トランジスタ
アンプと制御スイッチで構成されたアナログ・デジタル
混在型のCMOSマッチトフィルタ
【0008】のアナログ・デジタル混在型のCMOS
マッチトフィルタとしては、例えば、図12に示す構成
のマッチトフィルタがある。端子T500から時系列に
入力される電圧信号Dinは、順次ホールドブロックHG
1及びホールドブロックHG2のサンプルホールド回路H
1〜サンプルホールド回路H12において保持される。そ
して、乗算器ML1〜乗算器ML12は、各々対応するサ
ンプルホールド回路H1〜サンプルホールド回路H12に
保持されている電圧信号Dinと、シフトレジスタSRG
におけるラッチ回路A1〜ラッチ回路A12に保持されて
いる係数データとの乗算を行う。
マッチトフィルタとしては、例えば、図12に示す構成
のマッチトフィルタがある。端子T500から時系列に
入力される電圧信号Dinは、順次ホールドブロックHG
1及びホールドブロックHG2のサンプルホールド回路H
1〜サンプルホールド回路H12において保持される。そ
して、乗算器ML1〜乗算器ML12は、各々対応するサ
ンプルホールド回路H1〜サンプルホールド回路H12に
保持されている電圧信号Dinと、シフトレジスタSRG
におけるラッチ回路A1〜ラッチ回路A12に保持されて
いる係数データとの乗算を行う。
【0009】次に、加算回路ADは、所定のタイミング
毎に、乗算器ML1〜乗算器ML12の出力する乗算結果
を加算して、加算結果として加算電圧信号をホールド回
路HDLへ出力する。そして、ホールド回路HDLは、
前記所定のタイミング毎に、入力される加算電圧信号を
保持する。ここで、シフトレジスタSRGは、デジタル
回路で構成されており、前記所定のタイミング毎に、ラ
ッチしている係数データが矢印Z方向に1ビットずつシ
フトされる。これにより、乗算器ML1〜乗算器ML12
に乗ぜられる係数データは、サンプルホールド回路H1
〜サンプルホールド回路H12に保持される、時系列に変
化する電圧信号Dinに対応して変化させることが出来
る。
毎に、乗算器ML1〜乗算器ML12の出力する乗算結果
を加算して、加算結果として加算電圧信号をホールド回
路HDLへ出力する。そして、ホールド回路HDLは、
前記所定のタイミング毎に、入力される加算電圧信号を
保持する。ここで、シフトレジスタSRGは、デジタル
回路で構成されており、前記所定のタイミング毎に、ラ
ッチしている係数データが矢印Z方向に1ビットずつシ
フトされる。これにより、乗算器ML1〜乗算器ML12
に乗ぜられる係数データは、サンプルホールド回路H1
〜サンプルホールド回路H12に保持される、時系列に変
化する電圧信号Dinに対応して変化させることが出来
る。
【0010】この図12のホールド回路H1〜ホールド
回路H12及び乗算器ML1〜乗算器ML12には、図13
に示すCMOSオペアンプ800が用いられている。こ
こで、この図13に示すオペアンプ800は、CMOS
インバータにより構成されている。また、CMOSマッ
チトフィルタにおいては、MOSスイッチ801により
接続が制御される入力キャパシタ802を介挿させて単
一または複数の入力信号を結合させることにより、オペ
アンプ800へ信号を入力させている。そして、オペア
ンプ800は、電荷保持用キャパシタ803が電荷を蓄
積することにより、入力された電圧Vinを出力電圧Vou
tとして保持する。
回路H12及び乗算器ML1〜乗算器ML12には、図13
に示すCMOSオペアンプ800が用いられている。こ
こで、この図13に示すオペアンプ800は、CMOS
インバータにより構成されている。また、CMOSマッ
チトフィルタにおいては、MOSスイッチ801により
接続が制御される入力キャパシタ802を介挿させて単
一または複数の入力信号を結合させることにより、オペ
アンプ800へ信号を入力させている。そして、オペア
ンプ800は、電荷保持用キャパシタ803が電荷を蓄
積することにより、入力された電圧Vinを出力電圧Vou
tとして保持する。
【0011】この図13に示す構成を基本回路として、
サンプルホールド回路、乗算回路や加減算回路等の演算
回路に応用することにより、CMOSマッチトフィルタ
の機能を構成することが可能となる。例えば、この基本
回路を用いることで、図14に示す加減算回路を構成す
ることができる。この加減算回路は、積分回路が電圧を
逆転させて出力させることを利用し、積分回路810お
よび積分回路811をキャパシタ812を介挿させて直
列に接続させることにより実現されている。積分回路8
10のオペアンプ831と、積分回路811のオペアン
プ832とは、図13のオペアンプ800と同様にCM
OSインバータにより構成されている。
サンプルホールド回路、乗算回路や加減算回路等の演算
回路に応用することにより、CMOSマッチトフィルタ
の機能を構成することが可能となる。例えば、この基本
回路を用いることで、図14に示す加減算回路を構成す
ることができる。この加減算回路は、積分回路が電圧を
逆転させて出力させることを利用し、積分回路810お
よび積分回路811をキャパシタ812を介挿させて直
列に接続させることにより実現されている。積分回路8
10のオペアンプ831と、積分回路811のオペアン
プ832とは、図13のオペアンプ800と同様にCM
OSインバータにより構成されている。
【0012】図14に示すように複数入力の結合は、そ
れぞれの入力電圧、例えば入力電圧V1、入力電圧V2、
入力電圧V3および入力電圧V4をおのおの個別の入力キ
ャパシタ815、入力キャパシタ816、入力キャパシ
タ817および入力キャパシタ818により結合するこ
とにより、加算回路と同等の働きを有する。ここで、出
力電圧Voutは、以下に示す式により得られる値であ
る。 Vout=(C1・V1+C2・V2−C3・V3−C4・V4)
/C 上記の式において、Cは、キャパシタ813およびキャ
パシタ814の容量値である。また、「C」は電荷保持
用キャパシタ813および電荷保持用キャパシタ814
の容量値である。さらに、「C1」、「C2」、「C3」
および「C4」は、それぞれ入力キャパシタ815、入
力キャパシタ816、入力キャパシタ817および入力
キャパシタ818の容量値である。また、入力電圧V
1、入力電圧V2、入力電圧V3および入力電圧V4は、そ
れぞれMOSスイッチ821、MOSスイッチ822、
MOSスイッチ823およびMOSスイッチ824によ
り入力される。
れぞれの入力電圧、例えば入力電圧V1、入力電圧V2、
入力電圧V3および入力電圧V4をおのおの個別の入力キ
ャパシタ815、入力キャパシタ816、入力キャパシ
タ817および入力キャパシタ818により結合するこ
とにより、加算回路と同等の働きを有する。ここで、出
力電圧Voutは、以下に示す式により得られる値であ
る。 Vout=(C1・V1+C2・V2−C3・V3−C4・V4)
/C 上記の式において、Cは、キャパシタ813およびキャ
パシタ814の容量値である。また、「C」は電荷保持
用キャパシタ813および電荷保持用キャパシタ814
の容量値である。さらに、「C1」、「C2」、「C3」
および「C4」は、それぞれ入力キャパシタ815、入
力キャパシタ816、入力キャパシタ817および入力
キャパシタ818の容量値である。また、入力電圧V
1、入力電圧V2、入力電圧V3および入力電圧V4は、そ
れぞれMOSスイッチ821、MOSスイッチ822、
MOSスイッチ823およびMOSスイッチ824によ
り入力される。
【0013】次に、図13および図14に用いられてい
るオペアンプ800、オペアンプ831およびオペアン
プ832、は、図15に示す様にCMOSインバータ8
40,841,842が3段直列に接続されて構成され
ている。ここで、CMOSインバータ840は、pチャ
ンネルMOSトランジスタ840pとnチャンネルMO
Sトランジスタ840nとで構成されている。また、C
MOSインバータ841は、pチャンネルMOSトラン
ジスタ841pとnチャンネルMOSトランジスタ84
1nとで構成されている。さらに、CMOSインバータ
842は、pチャンネルMOSトランジスタ842pと
nチャンネルMOSトランジスタ842nとで構成され
ている。また、MOS能動負荷としてのpチャンネルM
OSトランジスタ845、nチャンネルMOSトランジ
スタ846、抵抗843およびキャパシタ844は、オ
ペアンプの発信を防止するため位相余裕を確保するため
に設けられている。この方式のオペアンプは、約50d
Bのゲインが得られる。
るオペアンプ800、オペアンプ831およびオペアン
プ832、は、図15に示す様にCMOSインバータ8
40,841,842が3段直列に接続されて構成され
ている。ここで、CMOSインバータ840は、pチャ
ンネルMOSトランジスタ840pとnチャンネルMO
Sトランジスタ840nとで構成されている。また、C
MOSインバータ841は、pチャンネルMOSトラン
ジスタ841pとnチャンネルMOSトランジスタ84
1nとで構成されている。さらに、CMOSインバータ
842は、pチャンネルMOSトランジスタ842pと
nチャンネルMOSトランジスタ842nとで構成され
ている。また、MOS能動負荷としてのpチャンネルM
OSトランジスタ845、nチャンネルMOSトランジ
スタ846、抵抗843およびキャパシタ844は、オ
ペアンプの発信を防止するため位相余裕を確保するため
に設けられている。この方式のオペアンプは、約50d
Bのゲインが得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したのデジタル
マッチトフィルタは、デジタル回路により構成されるた
め、比較的容易に実現できる。しかしながら、このデジ
タルマッチトフィルタは、膨大なシフトレジスタや加減
算回路を構成する必要があるため回路規模が大きくな
り、これに伴い消費電力が1Wを超えてしまい電池駆動
を行うことが困難である。また、デジタルマッチトフィ
ルタは、スペクトラム拡散されたまま高速に入力される
信号を直接A/D変換する。このため、デジタルマッチ
トフィルタは、このA/D変換を行うことによる消費電
流が無視できない大きさとなり、ユーザ数を増加させる
ために拡散符号の多ビット化を行うことにより消費電流
が増加してしまう欠点を有する。
マッチトフィルタは、デジタル回路により構成されるた
め、比較的容易に実現できる。しかしながら、このデジ
タルマッチトフィルタは、膨大なシフトレジスタや加減
算回路を構成する必要があるため回路規模が大きくな
り、これに伴い消費電力が1Wを超えてしまい電池駆動
を行うことが困難である。また、デジタルマッチトフィ
ルタは、スペクトラム拡散されたまま高速に入力される
信号を直接A/D変換する。このため、デジタルマッチ
トフィルタは、このA/D変換を行うことによる消費電
流が無視できない大きさとなり、ユーザ数を増加させる
ために拡散符号の多ビット化を行うことにより消費電流
が増加してしまう欠点を有する。
【0015】さらに、W−CDMAにおいては、拡散符
号が最低でも128ビット必要であり、かつ検出対象と
なるこの拡散符号がショートコードおよびロングコード
の2種類が必要である。しかしながら、上述したのS
AWマッチトフィルタは、拡散符号に対するビットが固
定であり、拡散符号が変更可能なプログラマブルな構成
とすることができない。
号が最低でも128ビット必要であり、かつ検出対象と
なるこの拡散符号がショートコードおよびロングコード
の2種類が必要である。しかしながら、上述したのS
AWマッチトフィルタは、拡散符号に対するビットが固
定であり、拡散符号が変更可能なプログラマブルな構成
とすることができない。
【0016】次に、の図12に示すCMOSマッチト
フィルタは、入力信号をキャパシタを介して直接に積分
回路に入力させるため、スイッチトキャパシタ回路と良
く似ている。このため、このCMOSマッチトフィルタ
は、入力信号をアナログ量として高い精度により直接処
理することができるため、高速なA/D変換機能を必要
とせず、回路規模を小さくでき消費電流を削減すること
ができる。しかしながら、CMOSマッチトフィルタ
は、図15に示すようにCMOSインバータを3段直列
に接続してオペアンプを形成している。このため、CM
OSインバータに貫通電流が流れる電圧の信号がゲート
に入力されると、サンプルホールド回路の消費電流は大
幅に増加してしまう。また、制御信号がMOSスイッチ
のゲート電極に加えられることで、ソースおよびドレイ
ンに誤差電荷の発生するクロックフィードスルーによ
り、電荷保持キャパシタに保持される電荷が影響を受け
る。このため、電荷保持キャパシタは、入力電圧に対応
する電荷のサンプリング精度を保持するため、誤差電荷
を無視できる程度の大きさが必要であり、許容誤差の大
きさにより面積が制限される。
フィルタは、入力信号をキャパシタを介して直接に積分
回路に入力させるため、スイッチトキャパシタ回路と良
く似ている。このため、このCMOSマッチトフィルタ
は、入力信号をアナログ量として高い精度により直接処
理することができるため、高速なA/D変換機能を必要
とせず、回路規模を小さくでき消費電流を削減すること
ができる。しかしながら、CMOSマッチトフィルタ
は、図15に示すようにCMOSインバータを3段直列
に接続してオペアンプを形成している。このため、CM
OSインバータに貫通電流が流れる電圧の信号がゲート
に入力されると、サンプルホールド回路の消費電流は大
幅に増加してしまう。また、制御信号がMOSスイッチ
のゲート電極に加えられることで、ソースおよびドレイ
ンに誤差電荷の発生するクロックフィードスルーによ
り、電荷保持キャパシタに保持される電荷が影響を受け
る。このため、電荷保持キャパシタは、入力電圧に対応
する電荷のサンプリング精度を保持するため、誤差電荷
を無視できる程度の大きさが必要であり、許容誤差の大
きさにより面積が制限される。
【0017】この結果、CMOSインバータのスイッチ
ング時において、電荷保持用キャパシタへ充電させるた
め、CMOSインバータに貫通電流の流れる範囲の電圧
が、継続してゲートへ入力される時間が長くなり、オペ
アンプの消費電力は増加する。従って、上述した〜
に記載した回路構成において、W−CDMA方式に対す
る動作速度の仕様を満足させ、かつ回路全体の消費電力
を低減させることは、前述したような回路の構成上困難
である。このため、電池駆動の携帯情報端末に用いた場
合、この携帯情報端末の使用時間が大幅に制限される問
題がある。
ング時において、電荷保持用キャパシタへ充電させるた
め、CMOSインバータに貫通電流の流れる範囲の電圧
が、継続してゲートへ入力される時間が長くなり、オペ
アンプの消費電力は増加する。従って、上述した〜
に記載した回路構成において、W−CDMA方式に対す
る動作速度の仕様を満足させ、かつ回路全体の消費電力
を低減させることは、前述したような回路の構成上困難
である。このため、電池駆動の携帯情報端末に用いた場
合、この携帯情報端末の使用時間が大幅に制限される問
題がある。
【0018】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、W−CDMAで要求される応答速度を有し、マッ
チトフィルタを構成するために必要なサンプリング精度
を確保しつつ、消費電力を押さえることにより携帯端末
で使用可能な、拡散符号の随時変更可能なスイッチトカ
レント型のフィルタ回路を提供することにある。
ので、W−CDMAで要求される応答速度を有し、マッ
チトフィルタを構成するために必要なサンプリング精度
を確保しつつ、消費電力を押さえることにより携帯端末
で使用可能な、拡散符号の随時変更可能なスイッチトカ
レント型のフィルタ回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルタ回路
は、時系列に入力される電流信号を、複数の並列信号線
のそれぞれに分配する電流信号分配手段と、前記並列信
号線毎に設けられ、分配された前記電流信号と並列信号
線の並列順序に位相をずらした所定の係数データとに基
づき得た信号パターンを記憶する複数の信号記憶手段
と、前記ずらした位相の順に並んでいる前記信号記憶手
段から、そのずらした位相の順に該信号記憶手段に記憶
されている前記信号パターンを出力させる出力選択手段
とを具備することを特徴とする。かかる構成により、本
発明のフィルタ回路は、並列信号線へ時系列に入力され
る電流信号に、並列信号線の並び順にずらした位相の係
数データを乗算し信号処理を行うため、同一の値の電流
信号に対して前記信号記憶手段毎に、異なった信号処理
を行うことが出来る。すなわち、本発明のフィルタ回路
は、1つのみの構成で、時系列に入力される電流信号に
対して、並列処理により、前記信号記憶手段毎に異なっ
た係数データによる信号処理を行い、前記出力選択手段
により前記信号記憶手段から、順次異なった信号処理結
果の信号パターンを位相順に取り出すことが可能であ
る。
は、時系列に入力される電流信号を、複数の並列信号線
のそれぞれに分配する電流信号分配手段と、前記並列信
号線毎に設けられ、分配された前記電流信号と並列信号
線の並列順序に位相をずらした所定の係数データとに基
づき得た信号パターンを記憶する複数の信号記憶手段
と、前記ずらした位相の順に並んでいる前記信号記憶手
段から、そのずらした位相の順に該信号記憶手段に記憶
されている前記信号パターンを出力させる出力選択手段
とを具備することを特徴とする。かかる構成により、本
発明のフィルタ回路は、並列信号線へ時系列に入力され
る電流信号に、並列信号線の並び順にずらした位相の係
数データを乗算し信号処理を行うため、同一の値の電流
信号に対して前記信号記憶手段毎に、異なった信号処理
を行うことが出来る。すなわち、本発明のフィルタ回路
は、1つのみの構成で、時系列に入力される電流信号に
対して、並列処理により、前記信号記憶手段毎に異なっ
た係数データによる信号処理を行い、前記出力選択手段
により前記信号記憶手段から、順次異なった信号処理結
果の信号パターンを位相順に取り出すことが可能であ
る。
【0020】本発明のフィルタ回路は、前記信号憶手段
が、前記信号線毎に順次送られた前記電流信号に所定の
係数データを乗算する乗算手段と、該乗算手段の乗算結
果を積算して積算結果の電流積算値を記憶する積算記憶
手段とからなることを特徴とする。かかる構成により、
本発明のフィルタ回路は、時系列に入力される電流信号
を積算しつつ、保持するため、デジタル信号に変換して
記憶させる場合に比較して演算部と記憶部とを構成する
回路規模が小さくなり、デジタル回路のみで構成した場
合に比較して回路の形成面積を削減できる。また、本発
明のフィルタ回路は、サンプリング以外の期間以外は積
算記憶手段のみに電流を供給すればよく、かつサンプリ
ング時に積算処理を行うため、フィルタ回路全体の駆動
電流を削減することができる。
が、前記信号線毎に順次送られた前記電流信号に所定の
係数データを乗算する乗算手段と、該乗算手段の乗算結
果を積算して積算結果の電流積算値を記憶する積算記憶
手段とからなることを特徴とする。かかる構成により、
本発明のフィルタ回路は、時系列に入力される電流信号
を積算しつつ、保持するため、デジタル信号に変換して
記憶させる場合に比較して演算部と記憶部とを構成する
回路規模が小さくなり、デジタル回路のみで構成した場
合に比較して回路の形成面積を削減できる。また、本発
明のフィルタ回路は、サンプリング以外の期間以外は積
算記憶手段のみに電流を供給すればよく、かつサンプリ
ング時に積算処理を行うため、フィルタ回路全体の駆動
電流を削減することができる。
【0021】また、本発明のフィルタ回路は、前記積算
記憶手段毎に位相をずらせた拡散符号が供給され、時系
列に入力される前記電流信号に乗算された後に積算処理
を行うため、前記積算記憶手段がリアルタイムにマッチ
トフィルタ処理を行うことができる。さらに、本発明の
フィルタ回路は、前記タイミング信号の入力毎に、前記
位相の順に前記積算記憶手段を選択し、該積算記憶手段
に記憶されている前記電流積算値を出力させるため、マ
ッチトフィルタに用いた場合、各ユーザ固有の拡散符号
に対して、リアルタイムに同期を取ることが可能とな
る。
記憶手段毎に位相をずらせた拡散符号が供給され、時系
列に入力される前記電流信号に乗算された後に積算処理
を行うため、前記積算記憶手段がリアルタイムにマッチ
トフィルタ処理を行うことができる。さらに、本発明の
フィルタ回路は、前記タイミング信号の入力毎に、前記
位相の順に前記積算記憶手段を選択し、該積算記憶手段
に記憶されている前記電流積算値を出力させるため、マ
ッチトフィルタに用いた場合、各ユーザ固有の拡散符号
に対して、リアルタイムに同期を取ることが可能とな
る。
【0022】さらにまた、本発明のフィルタ回路は、前
記積算記憶手段が積算する前記電流信号に乗算される係
数データを、前記タイミング信号毎に各々の前記積算記
憶手段へ出力する係数データ制御手段を具備するため、
各々の前記積算記憶手段において別々のフィルタ処理を
行うことができるので、リアルタイムに複数のフィルタ
処理が並列に行え、特にマッチトフィルタに用いた場合
には、位相毎の相関の度合いがリアルタイムに検出でき
る効果がある。
記積算記憶手段が積算する前記電流信号に乗算される係
数データを、前記タイミング信号毎に各々の前記積算記
憶手段へ出力する係数データ制御手段を具備するため、
各々の前記積算記憶手段において別々のフィルタ処理を
行うことができるので、リアルタイムに複数のフィルタ
処理が並列に行え、特にマッチトフィルタに用いた場合
には、位相毎の相関の度合いがリアルタイムに検出でき
る効果がある。
【0023】本発明のフィルタ回路は、また、前記積算
記憶手段において所定の測定期間に積算された前記電流
積算値と、予め設定された基準電流値とを比較し、該電
流積算値が該基準電流値以上の値である場合に該積算記
憶手段に積算処理を継続させ、該電流積算値が該基準電
流値を下回る値の場合に該積算記憶手段に積算処理を中
断させ、積算処理が中断された積算記憶手段に次のタイ
ミング信号に同期させて、前記電流信号の新たな積算処
理を開始させる積算値判断手段を具備するため、相関の
低い位相の検出を途中で中断し、中断させた積算値判断
手段に新たな位相の検出を行わせることができ、並列に
設ける積算記憶手段を減少させることができる。この結
果、本発明のフィルタ回路は、並列に設ける積算記憶手
段を減少させことができるため、回路の構成規模を縮小
させ、かつ並列に動作する積算記憶手段が減少すること
で消費電力を減少させることができる。
記憶手段において所定の測定期間に積算された前記電流
積算値と、予め設定された基準電流値とを比較し、該電
流積算値が該基準電流値以上の値である場合に該積算記
憶手段に積算処理を継続させ、該電流積算値が該基準電
流値を下回る値の場合に該積算記憶手段に積算処理を中
断させ、積算処理が中断された積算記憶手段に次のタイ
ミング信号に同期させて、前記電流信号の新たな積算処
理を開始させる積算値判断手段を具備するため、相関の
低い位相の検出を途中で中断し、中断させた積算値判断
手段に新たな位相の検出を行わせることができ、並列に
設ける積算記憶手段を減少させることができる。この結
果、本発明のフィルタ回路は、並列に設ける積算記憶手
段を減少させことができるため、回路の構成規模を縮小
させ、かつ並列に動作する積算記憶手段が減少すること
で消費電力を減少させることができる。
【0024】また、本発明のフィルタ回路は、前記電流
信号分配手段が前記電流信号を複製する複数のカレント
ミラー回路を具備する構成のため、前記カレントミラー
回路から前記信号線に接続された前記積算記憶手段へ、
フィルタ回路に入力された電流信号と等しい値の電流値
を供給することができる。さらに、本発明のフィルタ回
路は、前記積算記憶手段が前記電流信号の積算された前
記電流積算値を保持するカレントミラー回路を具備する
構成のため、カレントミラー回路に入力された電流信号
と等しい値の電流が流れるので、入力される電流信号の
電流値と同一の電流値を積算していくことができる。
信号分配手段が前記電流信号を複製する複数のカレント
ミラー回路を具備する構成のため、前記カレントミラー
回路から前記信号線に接続された前記積算記憶手段へ、
フィルタ回路に入力された電流信号と等しい値の電流値
を供給することができる。さらに、本発明のフィルタ回
路は、前記積算記憶手段が前記電流信号の積算された前
記電流積算値を保持するカレントミラー回路を具備する
構成のため、カレントミラー回路に入力された電流信号
と等しい値の電流が流れるので、入力される電流信号の
電流値と同一の電流値を積算していくことができる。
【0025】さらにまた、本発明のフィルタ回路は、前
記積算記憶手段が前記電流信号の積算処理を行っていな
い場合、前記電流信号分配手段に対する駆動電流の供給
を停止する駆動電流停止手段を具備する構成のため、連
続的に駆動して不必要な電流をこの電流信号分配手段へ
供給することが無くなり、全体的な消費電流を削減する
ことが可能となる。本発明のフィルタ回路は、さらにま
た、入力される電圧信号を前記電流信号分配手段に入力
される前記電流信号に変換する電圧/電流変換手段を具
備する構成により、A/D変換により生成したデジタル
データを大規模なレジスタへ記憶するのではなく、前記
保持手段において電流信号として電流値により記憶する
ため、電圧情報として例えばスイッチトキャパシタやデ
ジタル回路において記憶させるために必要な回路構成に
比較して小さい面積で回路を形成することができ、かつ
スイッチトキャパシタに充電する必要もないため処理速
度も向上する。
記積算記憶手段が前記電流信号の積算処理を行っていな
い場合、前記電流信号分配手段に対する駆動電流の供給
を停止する駆動電流停止手段を具備する構成のため、連
続的に駆動して不必要な電流をこの電流信号分配手段へ
供給することが無くなり、全体的な消費電流を削減する
ことが可能となる。本発明のフィルタ回路は、さらにま
た、入力される電圧信号を前記電流信号分配手段に入力
される前記電流信号に変換する電圧/電流変換手段を具
備する構成により、A/D変換により生成したデジタル
データを大規模なレジスタへ記憶するのではなく、前記
保持手段において電流信号として電流値により記憶する
ため、電圧情報として例えばスイッチトキャパシタやデ
ジタル回路において記憶させるために必要な回路構成に
比較して小さい面積で回路を形成することができ、かつ
スイッチトキャパシタに充電する必要もないため処理速
度も向上する。
【0026】また、本発明のフィルタ回路は、前記選択
手段の出力する電流信号の電流積算値を電圧信号へ変換
する電流/電圧変換手段を具備する構成により、電流信
号の形態において情報の保持および演算処理を行った結
果の電流信号を、次段の電圧信号で動作する各回路へ供
給するために必要な電圧信号へ変換した後、次段の電圧
信号の処理に用いることができる。さらに、本発明のフ
ィルタ回路は、前記電流/電圧変換手段が演算結果の電
流信号電流値を電圧値に変換する率を調整することがで
きるので、常に変換結果に線形性を保たせることが可能
となり、このため電流信号の電流値よらず安定して動作
する。
手段の出力する電流信号の電流積算値を電圧信号へ変換
する電流/電圧変換手段を具備する構成により、電流信
号の形態において情報の保持および演算処理を行った結
果の電流信号を、次段の電圧信号で動作する各回路へ供
給するために必要な電圧信号へ変換した後、次段の電圧
信号の処理に用いることができる。さらに、本発明のフ
ィルタ回路は、前記電流/電圧変換手段が演算結果の電
流信号電流値を電圧値に変換する率を調整することがで
きるので、常に変換結果に線形性を保たせることが可能
となり、このため電流信号の電流値よらず安定して動作
する。
【0027】同様に、本発明のフィルタ回路は、前記電
圧/電流変換手段が入力される電圧情報の電圧値を電流
値に変換する率を調整することができるので、常に変換
結果に線形性を保たせることが可能となり、このため電
圧信号の電圧値よらず安定して動作する。さらに、本発
明のフィルタ回路は、前記電圧/電流変換手段が変換以
外のときに駆動電流が切断されるので、不必要な電流消
費が無くなり全体的に消費電力が減少する。同様に、本
発明のフィルタ回路は、前記電流/電圧変換手段が変換
以外のときに駆動電流が切断されるので、不必要な電流
消費が無くなり全体的に消費電力が減少する。
圧/電流変換手段が入力される電圧情報の電圧値を電流
値に変換する率を調整することができるので、常に変換
結果に線形性を保たせることが可能となり、このため電
圧信号の電圧値よらず安定して動作する。さらに、本発
明のフィルタ回路は、前記電圧/電流変換手段が変換以
外のときに駆動電流が切断されるので、不必要な電流消
費が無くなり全体的に消費電力が減少する。同様に、本
発明のフィルタ回路は、前記電流/電圧変換手段が変換
以外のときに駆動電流が切断されるので、不必要な電流
消費が無くなり全体的に消費電力が減少する。
【0028】また、本発明のフィルタ回路は、少なくと
も2つの前記積算記憶手段が直列に接続され、後段の積
算記憶手段が前段の積算記憶手段より長い積算期間を有
することを特徴とする構成により、相関を検出するため
の積算演算において、積算結果の出力値を入力に加えて
(演算ループ)積算処理を複数回行っていくと演算毎に
演算ループにおける誤差が生成され、積算電流値に含ま
れる誤差分が大きくなるが、積算記憶手段を2段とし、
後段の累積演算では間隔を置いてサンプリングし、この
積算記憶手段間の転送回数を減少させることで、最終的
に求められる積算電流値の精度が向上する。
も2つの前記積算記憶手段が直列に接続され、後段の積
算記憶手段が前段の積算記憶手段より長い積算期間を有
することを特徴とする構成により、相関を検出するため
の積算演算において、積算結果の出力値を入力に加えて
(演算ループ)積算処理を複数回行っていくと演算毎に
演算ループにおける誤差が生成され、積算電流値に含ま
れる誤差分が大きくなるが、積算記憶手段を2段とし、
後段の累積演算では間隔を置いてサンプリングし、この
積算記憶手段間の転送回数を減少させることで、最終的
に求められる積算電流値の精度が向上する。
【0029】さらに、本発明の多重通信装置は、積算記
憶手段での電流信号のフィードバックのループゲインが
「1」以下に設定されているため、余分な電圧増幅がさ
れないので、フィードバックループにおける電流信号の
積算演算の繰り返し処理におけるオフセット成分が指数
関数的に増大していく現象を防止する効果がある。
憶手段での電流信号のフィードバックのループゲインが
「1」以下に設定されているため、余分な電圧増幅がさ
れないので、フィードバックループにおける電流信号の
積算演算の繰り返し処理におけるオフセット成分が指数
関数的に増大していく現象を防止する効果がある。
【0030】本発明の多重通信装置は、受信された電波
が変換されて得られる電気信号のフィルタ処理を行う請
求項1ないし請求項10のいずれかに記載のフィルタ回
路からなる受信部を有する構成により、上述してきたよ
うに低消費電流のフィルタ回路であるため、携帯電話な
どの携帯情報機器に搭載した場合に長時間に渡り使用が
可能であり、かつ高速動作が可能なフィルタ回路である
ため、W−CDMAの仕様を満足する送受信動作が可能
となる。
が変換されて得られる電気信号のフィルタ処理を行う請
求項1ないし請求項10のいずれかに記載のフィルタ回
路からなる受信部を有する構成により、上述してきたよ
うに低消費電流のフィルタ回路であるため、携帯電話な
どの携帯情報機器に搭載した場合に長時間に渡り使用が
可能であり、かつ高速動作が可能なフィルタ回路である
ため、W−CDMAの仕様を満足する送受信動作が可能
となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるフィルタ回路1の構成を示すブロック図である。こ
の図において、2はV−I変換回路であり、外部から端
子T1に入力される入力信号VDの電圧値「Vin」を対
応する電流値「Iin」に変換し、この電流値「Iin」の
電流を電流信号IDとして電流伝達回路2へ出力する。
電流伝達回路3は、タイミング制御回路4からのタイミ
ング信号により、V−I変換回路2から時系列に入力さ
れる電流信号IDを複製し、各々積算記憶回路INT1
〜積算記憶回路INTnへ並列に出力する。
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるフィルタ回路1の構成を示すブロック図である。こ
の図において、2はV−I変換回路であり、外部から端
子T1に入力される入力信号VDの電圧値「Vin」を対
応する電流値「Iin」に変換し、この電流値「Iin」の
電流を電流信号IDとして電流伝達回路2へ出力する。
電流伝達回路3は、タイミング制御回路4からのタイミ
ング信号により、V−I変換回路2から時系列に入力さ
れる電流信号IDを複製し、各々積算記憶回路INT1
〜積算記憶回路INTnへ並列に出力する。
【0032】積算記憶回路INT1〜積算記憶回路IN
Tnは、電流伝達回路3からタイミング信号TSに同期
して時間順に、並列に入力される電流値「Iin」の電流
信号IDに演算係数制御回路7から供給される係数K1
〜係数Kn及び係数KB1〜係数KBnが順に乗算された
電流値を各々積算して記憶する。すなわち、積算記憶回
路INT1〜積算記憶回路INTnは、タイミング制御回
路4からの制御信号に基づき、タイミング信号TSに同
期して入力される電流信号IDの電流値「Iin」の積算
を、各々タイミング信号毎に位相をずらせて行い、位相
のずれた周期における積算結果を、各々積算電流信号I
DS1〜積算電流信号IDSnとして記憶する。例えば、
nビットの信号を1周期とすると、積算記憶回路INT
1が、1周期目の1ビット〜nビットまで積算するとし
た場合、積算記憶回路INT2は1周期目の2ビット〜
2周期目の1ビットまで積算し、……、積算記憶回路I
NTnは1周期目のnビット〜2周期目の(n−1)ビ
ットまでの積算処理を行う。
Tnは、電流伝達回路3からタイミング信号TSに同期
して時間順に、並列に入力される電流値「Iin」の電流
信号IDに演算係数制御回路7から供給される係数K1
〜係数Kn及び係数KB1〜係数KBnが順に乗算された
電流値を各々積算して記憶する。すなわち、積算記憶回
路INT1〜積算記憶回路INTnは、タイミング制御回
路4からの制御信号に基づき、タイミング信号TSに同
期して入力される電流信号IDの電流値「Iin」の積算
を、各々タイミング信号毎に位相をずらせて行い、位相
のずれた周期における積算結果を、各々積算電流信号I
DS1〜積算電流信号IDSnとして記憶する。例えば、
nビットの信号を1周期とすると、積算記憶回路INT
1が、1周期目の1ビット〜nビットまで積算するとし
た場合、積算記憶回路INT2は1周期目の2ビット〜
2周期目の1ビットまで積算し、……、積算記憶回路I
NTnは1周期目のnビット〜2周期目の(n−1)ビ
ットまでの積算処理を行う。
【0033】例えば、図2に示す様に、積算記憶回路毎
に積算処理を行う位相がずれている。図2は、積算記憶
回路INT1〜積算記憶回路INT3の積算処理の動作
を示すタイミングチャートである。図2(a)が積算記
憶回路INT1の積算処理を示しており、時刻ta0〜
時刻ta1までの時間TR1はセレクタ6へ積算電流信号
IDS1を出力し、積算記憶回路INT1の記憶内容を
リセットしている。そして、積算記憶回路INT1は、
時刻ta1から時刻tan+1までの時間TACM1の間、ビッ
ト1〜ビットnまでの電流信号IDに係数K1〜係数Kn
までの係数が順に乗算された電流値の積算を行う。同様
に、図2(b)が積算記憶回路INT2の積算処理を示
しており、時刻ta1〜時刻ta2までの時間TR2はセレ
クタ6へ積算電流信号IDS2を出力し、積算記憶回路
INT2の記憶内容をリセットしている。そして、積算
記憶回路INT2は、時刻ta2から時刻tan+2までの
時間TACM2の間、ビット2〜ビットn及び次の周期のビ
ット1(ビットn+1)までの電流信号IDに係数K1
〜係数Knまでの係数が順に乗算された電流値の積算を
行う。
に積算処理を行う位相がずれている。図2は、積算記憶
回路INT1〜積算記憶回路INT3の積算処理の動作
を示すタイミングチャートである。図2(a)が積算記
憶回路INT1の積算処理を示しており、時刻ta0〜
時刻ta1までの時間TR1はセレクタ6へ積算電流信号
IDS1を出力し、積算記憶回路INT1の記憶内容を
リセットしている。そして、積算記憶回路INT1は、
時刻ta1から時刻tan+1までの時間TACM1の間、ビッ
ト1〜ビットnまでの電流信号IDに係数K1〜係数Kn
までの係数が順に乗算された電流値の積算を行う。同様
に、図2(b)が積算記憶回路INT2の積算処理を示
しており、時刻ta1〜時刻ta2までの時間TR2はセレ
クタ6へ積算電流信号IDS2を出力し、積算記憶回路
INT2の記憶内容をリセットしている。そして、積算
記憶回路INT2は、時刻ta2から時刻tan+2までの
時間TACM2の間、ビット2〜ビットn及び次の周期のビ
ット1(ビットn+1)までの電流信号IDに係数K1
〜係数Knまでの係数が順に乗算された電流値の積算を
行う。
【0034】さらに、図2(c)が積算記憶回路INT
3の積算処理を示しており、時刻ta2〜時刻ta3まで
の時間TR3はセレクタ6へ積算電流信号IDS3を出力
し、積算記憶回路INT3の記憶内容をリセットしてい
る。そして、積算記憶回路INT3は、時刻ta3から
時刻tan+3までの時間TACM3の間、ビット3〜ビット
n及び次の周期のビット2(ビットn+2)までの電流
信号IDに係数K1〜係数Kn及び係数KB1〜係数KBn
までの係数が順に乗算された電流値の積算を行う。図2
(a)〜図2(c)で示したように、各々の積算記憶回
路の積算処理の周期は、電流信号IDの入力単位の1ビ
ット分の位相がずれている。さらに、積算記憶回路IN
T1〜積算記憶回路INTnは、タイミング制御回路4か
らの制御信号により、各々保持している積算電流信号I
DS1〜積算電流信号IDSnをセレクタ6へ出力する。
3の積算処理を示しており、時刻ta2〜時刻ta3まで
の時間TR3はセレクタ6へ積算電流信号IDS3を出力
し、積算記憶回路INT3の記憶内容をリセットしてい
る。そして、積算記憶回路INT3は、時刻ta3から
時刻tan+3までの時間TACM3の間、ビット3〜ビット
n及び次の周期のビット2(ビットn+2)までの電流
信号IDに係数K1〜係数Kn及び係数KB1〜係数KBn
までの係数が順に乗算された電流値の積算を行う。図2
(a)〜図2(c)で示したように、各々の積算記憶回
路の積算処理の周期は、電流信号IDの入力単位の1ビ
ット分の位相がずれている。さらに、積算記憶回路IN
T1〜積算記憶回路INTnは、タイミング制御回路4か
らの制御信号により、各々保持している積算電流信号I
DS1〜積算電流信号IDSnをセレクタ6へ出力する。
【0035】セレクタ6は、タイミング制御回路4から
のタイミング信号TSにより、積算記憶回路INT1〜
積算記憶回路INTnから各々入力される積算電流信号
IDS1〜積算電流信号IDSnをI−V変換回路8へ順
次出力する。例えば、セレクタ6は、タイミング制御回
路4からのタイミング信号TSで、積算記憶回路INT
1に記憶されている積算電流信号IDS1をI−V変換回
路8へ出力し、次のタイミング信号TSで、積算記憶回
路INT2に記憶されている積算電流信号IDS2をI−
V変換回路8へ出力する。
のタイミング信号TSにより、積算記憶回路INT1〜
積算記憶回路INTnから各々入力される積算電流信号
IDS1〜積算電流信号IDSnをI−V変換回路8へ順
次出力する。例えば、セレクタ6は、タイミング制御回
路4からのタイミング信号TSで、積算記憶回路INT
1に記憶されている積算電流信号IDS1をI−V変換回
路8へ出力し、次のタイミング信号TSで、積算記憶回
路INT2に記憶されている積算電流信号IDS2をI−
V変換回路8へ出力する。
【0036】演算係数制御回路7は、タイミング制御回
路4からのタイミング信号により、積算記憶回路INT
1〜積算記憶回路INTn各々へ係数K及び係数KBを出
力する。この係数Kは係数K1〜係数Knがあり、係数K
Bは係数KB1〜係数KBnがある。係数K1は例えば
「L」または「H」のレベルを有する信号である。係数
KB1は係数K1の逆の極性を有している。同様に、係数
K2〜係数Knは、「L」または「H」のレベルを有する
信号である。係数KB2〜係数KBnは、各々係数K2,
〜,係数Knの逆の極性を有している。また、演算係数
制御回路7は、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路I
NTnへ位相をずらせて、各々係数K1〜係数Knを出力
する。ここで、係数KB1は、係数K1の逆の極性を有し
ている。すなわち、係数K1が「H」レベルの場合は、
係数KB1が「L」レベルとなる。係数K1と係数KB1
とは、ペアで積算記憶回路INT1〜積算記憶回路IN
Tnへ各々供給される。また、他の係数K2〜係数Kn係
数とKB2〜係数KBnとの関係も同様である。すなわ
ち、積算記憶回路INT1に、係数K1及び係数KB1が
供給されているとき、積算記憶回路INT2はリセット
及び出力状態にあり、……、積算記憶回路INTnに
は、係数K2及び係数KB2が供給されている。また、
積算記憶回路INT1に、係数K2及び係数KB2が供給
されているとき、積算記憶回路INT2には、係数K1及
び係数KB1が供給され、……、積算記憶回路INTnに
は、係数K3及び係数KB3が供給されている。
路4からのタイミング信号により、積算記憶回路INT
1〜積算記憶回路INTn各々へ係数K及び係数KBを出
力する。この係数Kは係数K1〜係数Knがあり、係数K
Bは係数KB1〜係数KBnがある。係数K1は例えば
「L」または「H」のレベルを有する信号である。係数
KB1は係数K1の逆の極性を有している。同様に、係数
K2〜係数Knは、「L」または「H」のレベルを有する
信号である。係数KB2〜係数KBnは、各々係数K2,
〜,係数Knの逆の極性を有している。また、演算係数
制御回路7は、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路I
NTnへ位相をずらせて、各々係数K1〜係数Knを出力
する。ここで、係数KB1は、係数K1の逆の極性を有し
ている。すなわち、係数K1が「H」レベルの場合は、
係数KB1が「L」レベルとなる。係数K1と係数KB1
とは、ペアで積算記憶回路INT1〜積算記憶回路IN
Tnへ各々供給される。また、他の係数K2〜係数Kn係
数とKB2〜係数KBnとの関係も同様である。すなわ
ち、積算記憶回路INT1に、係数K1及び係数KB1が
供給されているとき、積算記憶回路INT2はリセット
及び出力状態にあり、……、積算記憶回路INTnに
は、係数K2及び係数KB2が供給されている。また、
積算記憶回路INT1に、係数K2及び係数KB2が供給
されているとき、積算記憶回路INT2には、係数K1及
び係数KB1が供給され、……、積算記憶回路INTnに
は、係数K3及び係数KB3が供給されている。
【0037】例えば、図2に示すように係数K1〜係数
Kn(及び係数KB1〜係数KBn)は、演算係数制御回
路7から積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT3
へ供給される。ここで、係数K1及び係数KB1は、積算
記憶回路INT1ではビット1に乗ぜられ(図2
(a))、積算記憶回路INT2ではビット2に乗ぜら
れ(図2(b))、積算記憶回路INT3ではビット3
に乗ぜられている(図2(c))。すなわち、係数K1
〜係数Kn及び係数KB1〜係数KBnは、積算記憶回路
INT1〜積算記憶回路INTnの積算処理を行う周期
の位相に合わせて、積算記憶回路INT1〜積算記憶回
路INTnへ各々供給される。I−V変換回路8は、タ
イミング信号毎に入力される積算電流信号IDS1〜積
算電流信号IDSnの電流値を電圧値へ変換し、この変
換結果として合成電圧信号VDSを図示しない外部回路
へ出力する。
Kn(及び係数KB1〜係数KBn)は、演算係数制御回
路7から積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT3
へ供給される。ここで、係数K1及び係数KB1は、積算
記憶回路INT1ではビット1に乗ぜられ(図2
(a))、積算記憶回路INT2ではビット2に乗ぜら
れ(図2(b))、積算記憶回路INT3ではビット3
に乗ぜられている(図2(c))。すなわち、係数K1
〜係数Kn及び係数KB1〜係数KBnは、積算記憶回路
INT1〜積算記憶回路INTnの積算処理を行う周期
の位相に合わせて、積算記憶回路INT1〜積算記憶回
路INTnへ各々供給される。I−V変換回路8は、タ
イミング信号毎に入力される積算電流信号IDS1〜積
算電流信号IDSnの電流値を電圧値へ変換し、この変
換結果として合成電圧信号VDSを図示しない外部回路
へ出力する。
【0038】9はレベル制御電流切断部であり、タイミ
ング制御回路4からの制御回路により、入力信号VDを
電流信号IDへ変換するときの変換レベルを調整する。
この変換レベルは、信号レベル検出信号をサンプリング
することにより、最終的な積算電流信号IDS1〜積算
電流信号IDSnの電流値が規定値を超えない値に設定
される。すなわち、レベル制御電流切断部9は、制御信
号をV−I変換回路2へ出力し、V−I変換回路2の変
換レベルを調整する。また、レベル制御電流切断部9
は、タイミング制御回路4からの制御信号により、V−
I変換を行わない時にV−I変換回路2へ制御信号を出
力し、V−I変換回路2における駆動電流の供給を停止
する。
ング制御回路4からの制御回路により、入力信号VDを
電流信号IDへ変換するときの変換レベルを調整する。
この変換レベルは、信号レベル検出信号をサンプリング
することにより、最終的な積算電流信号IDS1〜積算
電流信号IDSnの電流値が規定値を超えない値に設定
される。すなわち、レベル制御電流切断部9は、制御信
号をV−I変換回路2へ出力し、V−I変換回路2の変
換レベルを調整する。また、レベル制御電流切断部9
は、タイミング制御回路4からの制御信号により、V−
I変換を行わない時にV−I変換回路2へ制御信号を出
力し、V−I変換回路2における駆動電流の供給を停止
する。
【0039】10はレベル制御電流切断部であり、タイ
ミング制御回路4からの制御信号により、積算電流信号
IDS1〜積算電流信号IDSnを各々合成電圧信号VD
Sへ変換するときの変換レベルを調整する。この変換レ
ベルは、信号レベル検出信号をサンプリングすることに
より、最終的な合成電圧信号VDSの電圧値が規定値を
超えない値に設定される。また、レベル制御電流切断部
10は、タイミング制御回路4からの制御信号により、
I−V変換を行わない時にI−V変換回路8への駆動電
流の供給を停止する。
ミング制御回路4からの制御信号により、積算電流信号
IDS1〜積算電流信号IDSnを各々合成電圧信号VD
Sへ変換するときの変換レベルを調整する。この変換レ
ベルは、信号レベル検出信号をサンプリングすることに
より、最終的な合成電圧信号VDSの電圧値が規定値を
超えない値に設定される。また、レベル制御電流切断部
10は、タイミング制御回路4からの制御信号により、
I−V変換を行わない時にI−V変換回路8への駆動電
流の供給を停止する。
【0040】また、図3を用いて図1に示すV−I変換
回路2の説明を行う。図3は図1におけるV−I変換回
路2の構成を示すブロック図である。この図において、
OP1は(−)端子と(+)端子との電圧差を増幅する
オペアンプであり、(+)端子がT1に接続され、
(−)端子が可変抵抗器202を介して接地されてい
る。201は電圧を電流に変換する、可変抵抗器202
を介してソース接地されたnチャネルMOSトランジス
タであり、ドレインが端子T2に接続され、ゲートがオ
ペアンプOP1の出力端子に接続されている。また、可
変抵抗器202は、レベル制御電流切断部9から端子T
202を介して入力される制御信号に従い抵抗値が制御
される。これにより、I−V変換回路8は、出力する電
流信号IDを最終的な合成電圧信号VDSの電圧値が規
定値を超えない値に設定する。
回路2の説明を行う。図3は図1におけるV−I変換回
路2の構成を示すブロック図である。この図において、
OP1は(−)端子と(+)端子との電圧差を増幅する
オペアンプであり、(+)端子がT1に接続され、
(−)端子が可変抵抗器202を介して接地されてい
る。201は電圧を電流に変換する、可変抵抗器202
を介してソース接地されたnチャネルMOSトランジス
タであり、ドレインが端子T2に接続され、ゲートがオ
ペアンプOP1の出力端子に接続されている。また、可
変抵抗器202は、レベル制御電流切断部9から端子T
202を介して入力される制御信号に従い抵抗値が制御
される。これにより、I−V変換回路8は、出力する電
流信号IDを最終的な合成電圧信号VDSの電圧値が規
定値を超えない値に設定する。
【0041】本構成は、シンク型と呼ばれるV−I変換
器であるが、ソース型と呼ばれるV−I変換器を用いて
も良い。また、オペアンプOP1は、レベル制御電流切
断部9から端子T201を介して入力される制御信号が
例えば「H」レベルで入力されると駆動電流が流れなく
なり、同時に出力端子の電圧レベルが「L」レベルとな
る。これにより、nチャネルMOSトランジスタ201
は、ゲートに「L」レベルが入力されるため、オフ状態
となり端子T2を介して電流が流れない状態となる。
器であるが、ソース型と呼ばれるV−I変換器を用いて
も良い。また、オペアンプOP1は、レベル制御電流切
断部9から端子T201を介して入力される制御信号が
例えば「H」レベルで入力されると駆動電流が流れなく
なり、同時に出力端子の電圧レベルが「L」レベルとな
る。これにより、nチャネルMOSトランジスタ201
は、ゲートに「L」レベルが入力されるため、オフ状態
となり端子T2を介して電流が流れない状態となる。
【0042】次に、図4を用いて電流伝達回路3の説明
を行う。図4は図1における電流伝達回路3の構成を示
すブロック図である。この電流伝達回路3は、カレント
ミラー回路で構成されている。この図において、M35
0は端子T2へドレインが接続されたpチャネルMOS
トランジスタであり、ソースが電源VDDへ接続され、
ゲートにデコーダ370から制御信号S10が入力され
る。M360はソース接地のnチャネルMOSトランジ
スタであり、ドレインおよびゲートが共に端子T2へ接
続されている。
を行う。図4は図1における電流伝達回路3の構成を示
すブロック図である。この電流伝達回路3は、カレント
ミラー回路で構成されている。この図において、M35
0は端子T2へドレインが接続されたpチャネルMOS
トランジスタであり、ソースが電源VDDへ接続され、
ゲートにデコーダ370から制御信号S10が入力され
る。M360はソース接地のnチャネルMOSトランジ
スタであり、ドレインおよびゲートが共に端子T2へ接
続されている。
【0043】M351はソースが電源VDDへ接続され
たpチャネルMOSトランジスタであり、ドレインが端
子T31に接続され、ゲートにデコーダ370から制御
信号S11が入力される。同様に、M352〜M35nは
ソースが電源VDDへ接続されたpチャネルMOSトラ
ンジスタであり、ドレインがおのおの端子T32〜端子
T3nへ接続され、ゲートにデコーダ370からおのお
の制御信号S12〜制御信号S1nが入力される。M36
1はソース接地のnチャネルMOSトランジスタであ
り、ドレインが端子T31へ接続され、ゲートがnチャ
ネルMOSトランジスタM360のゲートに接続されて
いる。同様に、M362〜M36nはソース接地のpチャ
ネルMOSトランジスタであり、ドレインがおのおの端
子T32〜端子T3nへ接続され、ゲートがnチャネルM
OSトランジスタM360のゲートに接続されている。
たpチャネルMOSトランジスタであり、ドレインが端
子T31に接続され、ゲートにデコーダ370から制御
信号S11が入力される。同様に、M352〜M35nは
ソースが電源VDDへ接続されたpチャネルMOSトラ
ンジスタであり、ドレインがおのおの端子T32〜端子
T3nへ接続され、ゲートにデコーダ370からおのお
の制御信号S12〜制御信号S1nが入力される。M36
1はソース接地のnチャネルMOSトランジスタであ
り、ドレインが端子T31へ接続され、ゲートがnチャ
ネルMOSトランジスタM360のゲートに接続されて
いる。同様に、M362〜M36nはソース接地のpチャ
ネルMOSトランジスタであり、ドレインがおのおの端
子T32〜端子T3nへ接続され、ゲートがnチャネルM
OSトランジスタM360のゲートに接続されている。
【0044】制御回路370は、データサンプリングの
タイミング信号に同期して入力される制御信号S1によ
り制御される。また、制御回路370は、制御信号S1
1〜制御信号S1nをおのおのpチャネルMOSトランジ
スタM351〜pチャネルMOSトランジスタM35nへ
出力する。電流伝達回路3は、制御回路370からの制
御信号S11〜制御信号S1nによりpチャネルMOSト
ランジスタM351〜pチャネルMOSトランジスタM
35nを制御することで、端子T2から入力される電流
信号IDを各々時系列に端子T31〜端子T3nへ出力す
る。すなわち、電流伝達回路3は、前述したように伝達
させる開始の位相をずらせて並列に次段の積算記憶回路
INT1〜積算記憶回路INTnへ電流信号IDを出力す
る。
タイミング信号に同期して入力される制御信号S1によ
り制御される。また、制御回路370は、制御信号S1
1〜制御信号S1nをおのおのpチャネルMOSトランジ
スタM351〜pチャネルMOSトランジスタM35nへ
出力する。電流伝達回路3は、制御回路370からの制
御信号S11〜制御信号S1nによりpチャネルMOSト
ランジスタM351〜pチャネルMOSトランジスタM
35nを制御することで、端子T2から入力される電流
信号IDを各々時系列に端子T31〜端子T3nへ出力す
る。すなわち、電流伝達回路3は、前述したように伝達
させる開始の位相をずらせて並列に次段の積算記憶回路
INT1〜積算記憶回路INTnへ電流信号IDを出力す
る。
【0045】例えば、制御信号S11が「L」レベルの
場合、pチャネルMOSトランジスタM351は、オン
状態となり端子T2から入力された電流信号IDの電流
値「Iin」と逆の極性で、絶対値において等しい電流値
「−Iin」の電流信号IDBを出力する。また、制御信
号S11が「H」レベルの場合、pチャネルMOSトラ
ンジスタM351は、オフ状態となり電源VDDからの
駆動電流の供給を切断する。他のpチャネルMOSトラ
ンジスタM352〜pチャネルMOSトランジスタM3
5nも同様に制御信号S12〜制御信号S1nがおのおの
「L」レベルの場合、オン状態となり端子T2から入力
された電流信号IDと逆の極性で絶対値において等しい
電流値「−Iin」の電流信号IDBを出力する。また、
pチャネルMOSトランジスタM352〜pチャネルM
OSトランジスタM35nは、制御信号S12〜制御信号
S1nがおのおの「H」レベルの場合、オフ状態となり
電源VDDからの駆動電流の供給を切断する。
場合、pチャネルMOSトランジスタM351は、オン
状態となり端子T2から入力された電流信号IDの電流
値「Iin」と逆の極性で、絶対値において等しい電流値
「−Iin」の電流信号IDBを出力する。また、制御信
号S11が「H」レベルの場合、pチャネルMOSトラ
ンジスタM351は、オフ状態となり電源VDDからの
駆動電流の供給を切断する。他のpチャネルMOSトラ
ンジスタM352〜pチャネルMOSトランジスタM3
5nも同様に制御信号S12〜制御信号S1nがおのおの
「L」レベルの場合、オン状態となり端子T2から入力
された電流信号IDと逆の極性で絶対値において等しい
電流値「−Iin」の電流信号IDBを出力する。また、
pチャネルMOSトランジスタM352〜pチャネルM
OSトランジスタM35nは、制御信号S12〜制御信号
S1nがおのおの「H」レベルの場合、オフ状態となり
電源VDDからの駆動電流の供給を切断する。
【0046】さらに、図4においてフィルタ回路1が電
流信号IDの入力操作を行わない場合、電流伝達回路3
はタイミング制御回路4から入力される制御信号S1に
より、pチャネルMOSトランジスタM350〜pチャ
ネルMOSトランジスタM35nを全てオフ状態とす
る。すなわち、フィルタ回路1が電流信号IDの入力操
作を行わない場合、制御信号S10〜制御信号S1nは全
て「H」レベルとして制御回路370から出力される。
流信号IDの入力操作を行わない場合、電流伝達回路3
はタイミング制御回路4から入力される制御信号S1に
より、pチャネルMOSトランジスタM350〜pチャ
ネルMOSトランジスタM35nを全てオフ状態とす
る。すなわち、フィルタ回路1が電流信号IDの入力操
作を行わない場合、制御信号S10〜制御信号S1nは全
て「H」レベルとして制御回路370から出力される。
【0047】次に、図5を用いて積算記憶回路INT1
(INT2〜INTn)の説明を行う。図5は、図1にお
ける積算記憶回路INT1(INT2〜INTn)の構成
を示すブロック図である。この図において、M1はカレ
ントミラー回路であり、端子T41(T42〜T4n)か
ら入力される電流信号IDの電流値「Iin」の極性を逆
にする。SW1はスイッチング素子であり、端子T51
(T52〜T5n)から入力される係数Kにより、端子T
41(T42〜T4n)と接続端子TT1との間の接続が
オン/オフされる。
(INT2〜INTn)の説明を行う。図5は、図1にお
ける積算記憶回路INT1(INT2〜INTn)の構成
を示すブロック図である。この図において、M1はカレ
ントミラー回路であり、端子T41(T42〜T4n)か
ら入力される電流信号IDの電流値「Iin」の極性を逆
にする。SW1はスイッチング素子であり、端子T51
(T52〜T5n)から入力される係数Kにより、端子T
41(T42〜T4n)と接続端子TT1との間の接続が
オン/オフされる。
【0048】次に、図6を用いてスイッチング素子SW
1の説明を行う。図6は図5におけるスイッチング素子
SW1の構成を示すブロック図である。この図におい
て、M31はドレインが端子T41(T42〜T4n)に接
続されているnチャネルMOSトランジスタであり、ソ
ースが接続端子TT1へ接続され、ゲートがインバータ
M33へ接続されている。M32はソースがT41(T42
〜T4n)に接続されているpチャネルMOSトランジ
スタであり、ドレインが接続端子TT1へ接続され、ゲ
ートがインバータM33の出力端子と接続されている。
インバータM33入力端子は、端子T51(T52〜T5
n)へ接続されている。
1の説明を行う。図6は図5におけるスイッチング素子
SW1の構成を示すブロック図である。この図におい
て、M31はドレインが端子T41(T42〜T4n)に接
続されているnチャネルMOSトランジスタであり、ソ
ースが接続端子TT1へ接続され、ゲートがインバータ
M33へ接続されている。M32はソースがT41(T42
〜T4n)に接続されているpチャネルMOSトランジ
スタであり、ドレインが接続端子TT1へ接続され、ゲ
ートがインバータM33の出力端子と接続されている。
インバータM33入力端子は、端子T51(T52〜T5
n)へ接続されている。
【0049】例えば、演算係数制御回路7(図1)から
端子T51を介して入力される係数Kが「H」レベルの
場合、nチャネルMOSトランジスタM31及びpチャ
ネルMOSトランジスタM32がオンし、スイッチング
素子SW1は、オン状態となり端子T41(T42〜T4
n)と接続端子TT1との間を接続する。また、係数K
が「L」レベルの場合、nチャネルMOSトランジスタ
M31及びpチャネルMOSトランジスタM32がオフ
し、スイッチング素子SW1は、オフ状態となり端子T
41(T42〜T4n)と接続端子TT1との間の接続を
切断する。
端子T51を介して入力される係数Kが「H」レベルの
場合、nチャネルMOSトランジスタM31及びpチャ
ネルMOSトランジスタM32がオンし、スイッチング
素子SW1は、オン状態となり端子T41(T42〜T4
n)と接続端子TT1との間を接続する。また、係数K
が「L」レベルの場合、nチャネルMOSトランジスタ
M31及びpチャネルMOSトランジスタM32がオフ
し、スイッチング素子SW1は、オフ状態となり端子T
41(T42〜T4n)と接続端子TT1との間の接続を
切断する。
【0050】図5において、SW2はスイッチング素子
であり、演算係数制御回路7から端子T61(T62〜T
6n)を介して入力される係数KBにより、カレントミ
ラー回路M1の出力端子と接続端子TT1との間の接続
がオン/オフされる。また、スイッチング素子SW2の
構成は、図6に示したスイッチング素子SW1と同様で
ある。例えば、端子T61から入力される係数KBが
「H」レベルの場合、スイッチング素子SW2は、オン
状態となりカレントミラー回路M1の出力端子と接続端
子TT1との間を接続する。また、係数KBが「L」レ
ベルの場合、スイッチング素子SW2は、オフ状態とな
りカレントミラー回路M1の出力端子と接続端子TT1
との間の接続を切断する。
であり、演算係数制御回路7から端子T61(T62〜T
6n)を介して入力される係数KBにより、カレントミ
ラー回路M1の出力端子と接続端子TT1との間の接続
がオン/オフされる。また、スイッチング素子SW2の
構成は、図6に示したスイッチング素子SW1と同様で
ある。例えば、端子T61から入力される係数KBが
「H」レベルの場合、スイッチング素子SW2は、オン
状態となりカレントミラー回路M1の出力端子と接続端
子TT1との間を接続する。また、係数KBが「L」レ
ベルの場合、スイッチング素子SW2は、オフ状態とな
りカレントミラー回路M1の出力端子と接続端子TT1
との間の接続を切断する。
【0051】ITは積算部であり、サンプルホールド回
路SH1とサンプルホールド回路SH1Bとで構成され
ている。サンプルホールド回路SH1が電流信号IDの
電流値「Iin」の積算を行い、サンプルホールド回路S
H1Bが積算結果の積算電流信号IDS1の電流値を記
憶する。ここで、スイッチング素子SW3で形成された
フィードバックループにおいて、積算処理を行う場合
に、このフィードバックループのループゲインが「1」
を越えるとオフセット成分等が指数関数的に増大し、積
算結果が発散してしまう。このため、このフィードバッ
クループのループゲインを「1」以下に設定して回路を
構成する。
路SH1とサンプルホールド回路SH1Bとで構成され
ている。サンプルホールド回路SH1が電流信号IDの
電流値「Iin」の積算を行い、サンプルホールド回路S
H1Bが積算結果の積算電流信号IDS1の電流値を記
憶する。ここで、スイッチング素子SW3で形成された
フィードバックループにおいて、積算処理を行う場合
に、このフィードバックループのループゲインが「1」
を越えるとオフセット成分等が指数関数的に増大し、積
算結果が発散してしまう。このため、このフィードバッ
クループのループゲインを「1」以下に設定して回路を
構成する。
【0052】SW3はスイッチング素子であり、タイミ
ング制御回路4(図1)から端子T71(T72〜T7
n)を介して入力されるフィードバック信号Srにより、
積算部ITの出力端子と積算部ITの入力端子との間の
接続がオン/オフされる。また、スイッチング素子SW
3の構成は、図6に示したスイッチング素子SW1と同
様である。例えば、端子T71から入力されるフィード
バック信号Srが「H」レベルの場合、スイッチング素
子SW3は、オン状態となり積算部ITの出力端子と積
算部ITの入力端子との間を接続する。また、フィード
バック信号Srが「L」レベルの場合、スイッチング素
子SW3は、オフ状態となり積算部ITの出力端子と積
算部ITの入力端子との間の接続を切断する。
ング制御回路4(図1)から端子T71(T72〜T7
n)を介して入力されるフィードバック信号Srにより、
積算部ITの出力端子と積算部ITの入力端子との間の
接続がオン/オフされる。また、スイッチング素子SW
3の構成は、図6に示したスイッチング素子SW1と同
様である。例えば、端子T71から入力されるフィード
バック信号Srが「H」レベルの場合、スイッチング素
子SW3は、オン状態となり積算部ITの出力端子と積
算部ITの入力端子との間を接続する。また、フィード
バック信号Srが「L」レベルの場合、スイッチング素
子SW3は、オフ状態となり積算部ITの出力端子と積
算部ITの入力端子との間の接続を切断する。
【0053】SW4はスイッチング素子であり、タイミ
ング制御回路4から端子T81(T82〜T8n)を介し
て入力される出力信号S0により、積算部ITの出力端
子と端子T91(T92〜T9n)との間の接続がオン/
オフされる。また、スイッチング素子SW4の構成は、
図6に示したスイッチング素子SW1と同様である。例
えば、端子T81から入力される出力信号SOが「H」
レベルの場合、スイッチング素子SW4は、オン状態と
なり積算部ITの出力端子と端子T91(T92〜T9
n)との間を接続する。また、出力信号SOが「L」レ
ベルの場合、スイッチング素子SW4は、オフ状態とな
り積算部ITの出力端子と端子T91(T92〜T9n)
との間の接続を切断する。
ング制御回路4から端子T81(T82〜T8n)を介し
て入力される出力信号S0により、積算部ITの出力端
子と端子T91(T92〜T9n)との間の接続がオン/
オフされる。また、スイッチング素子SW4の構成は、
図6に示したスイッチング素子SW1と同様である。例
えば、端子T81から入力される出力信号SOが「H」
レベルの場合、スイッチング素子SW4は、オン状態と
なり積算部ITの出力端子と端子T91(T92〜T9
n)との間を接続する。また、出力信号SOが「L」レ
ベルの場合、スイッチング素子SW4は、オフ状態とな
り積算部ITの出力端子と端子T91(T92〜T9n)
との間の接続を切断する。
【0054】次に、図7を用いて図5における積算記憶
部ITの説明を行う。図7は、図5における積算記憶部
IT(サンプルホールド回路SH1及びサンプルホール
ド回路SH1Bの構成を示すブロック図である。ここ
で、サンプルホールド回路SH1及びサンプルホールド
回路SH1Bは、流し出しと流し込みとのそれぞれに対
応する電流信号IDの記憶用のトランジスタを有するA
B級のカレントミラー回路で形成された回路である。こ
の図において、580はゲートが端子T45へ接続され
たnチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがス
イッチ素子582の一の端子とスイッチ素子583の一
の端子との接続点へ接続され、ソースが端子T13へ接
続されている。また、nチャネルトランジスタ580
は、端子T45から入力されるバイアス電圧値「Vbn」
の制御信号が印加され、例えばバイアス電流値「J」の
電流が流れる。
部ITの説明を行う。図7は、図5における積算記憶部
IT(サンプルホールド回路SH1及びサンプルホール
ド回路SH1Bの構成を示すブロック図である。ここ
で、サンプルホールド回路SH1及びサンプルホールド
回路SH1Bは、流し出しと流し込みとのそれぞれに対
応する電流信号IDの記憶用のトランジスタを有するA
B級のカレントミラー回路で形成された回路である。こ
の図において、580はゲートが端子T45へ接続され
たnチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがス
イッチ素子582の一の端子とスイッチ素子583の一
の端子との接続点へ接続され、ソースが端子T13へ接
続されている。また、nチャネルトランジスタ580
は、端子T45から入力されるバイアス電圧値「Vbn」
の制御信号が印加され、例えばバイアス電流値「J」の
電流が流れる。
【0055】スイッチ素子582は、nチャネルMOS
トランジスタ580のドレインとpチャネルMOSトラ
ンジスタ586のゲートとの間に介挿されている。ま
た、スイッチ素子582は、端子T52から入力される
制御信号により、接続状態または切断状態に切り換えら
れる。すなわち、図5に示すスイッチ素子SW31と同
様な構成であるとすると、端子T52から入力されるサ
ンプリング信号Sp1が「H」レベルの場合、スイッチ
素子582は接続状態となり、nチャネルMOSトラン
ジスタ580のドレインとpチャネルMOSトランジス
タ586のゲートとの間を短絡状態とする。また、端子
T52から入力されるサンプリング信号Sp1が「L」
レベルの場合、スイッチ素子582は切断状態となり、
nチャネルMOSトランジスタ580のドレインとpチ
ャネルMOSトランジスタ586のゲートとの間を切断
状態とする。
トランジスタ580のドレインとpチャネルMOSトラ
ンジスタ586のゲートとの間に介挿されている。ま
た、スイッチ素子582は、端子T52から入力される
制御信号により、接続状態または切断状態に切り換えら
れる。すなわち、図5に示すスイッチ素子SW31と同
様な構成であるとすると、端子T52から入力されるサ
ンプリング信号Sp1が「H」レベルの場合、スイッチ
素子582は接続状態となり、nチャネルMOSトラン
ジスタ580のドレインとpチャネルMOSトランジス
タ586のゲートとの間を短絡状態とする。また、端子
T52から入力されるサンプリング信号Sp1が「L」
レベルの場合、スイッチ素子582は切断状態となり、
nチャネルMOSトランジスタ580のドレインとpチ
ャネルMOSトランジスタ586のゲートとの間を切断
状態とする。
【0056】同様に、スイッチ素子583は、nチャネ
ルMOSトランジスタ580のドレインとpチャネルM
OSトランジスタ590のドレインとの間に介挿されて
いる。また、スイッチ素子583は、端子T51から入
力される制御信号により、接続状態または切断状態に切
り換えられる。すなわち、図5に示すスイッチ素子SW
1と同様な構成であるとすると、端子T51から入力さ
れるサンプリング信号Sp1が「H」レベルの場合、ス
イッチ素子583は接続状態となり、nチャネルMOS
トランジスタ580のドレインとpチャネルMOSトラ
ンジスタ590のドレインとの間を短絡状態とする。ま
た、端子T51から入力されるサンプリング信号Sp1
が「L」レベルの場合、スイッチ素子583は切断状態
となり、nチャネルMOSトランジスタ580のドレイ
ンとpチャネルMOSトランジスタ590のドレインと
の間を切断状態とする。
ルMOSトランジスタ580のドレインとpチャネルM
OSトランジスタ590のドレインとの間に介挿されて
いる。また、スイッチ素子583は、端子T51から入
力される制御信号により、接続状態または切断状態に切
り換えられる。すなわち、図5に示すスイッチ素子SW
1と同様な構成であるとすると、端子T51から入力さ
れるサンプリング信号Sp1が「H」レベルの場合、ス
イッチ素子583は接続状態となり、nチャネルMOS
トランジスタ580のドレインとpチャネルMOSトラ
ンジスタ590のドレインとの間を短絡状態とする。ま
た、端子T51から入力されるサンプリング信号Sp1
が「L」レベルの場合、スイッチ素子583は切断状態
となり、nチャネルMOSトランジスタ580のドレイ
ンとpチャネルMOSトランジスタ590のドレインと
の間を切断状態とする。
【0057】pチャネルMOSトランジスタ586は、
ソースが電源VDDへ接続され、ドレインがpチャネル
MOSトランジスタ590のソースと接続されている。
pチャネルMOSトランジスタ590は、ゲートにタイ
ミング制御回路4から端子T54を介してバイアス電圧
値「Vcp」が印加され、ドレインがスイッチ素子583
の端子とスイッチ素子588の端子との接続点に接続さ
れている。ここで、pチャネルMOSトランジスタ59
0は、pチャネルMOSトランジスタ586の電流特性
がサチュレーション領域に到達する場合に、pチャネル
MOSトランジスタ586のドレイン・ソース間電圧V
DSの差を防ぐための緩衝用に設けられている。
ソースが電源VDDへ接続され、ドレインがpチャネル
MOSトランジスタ590のソースと接続されている。
pチャネルMOSトランジスタ590は、ゲートにタイ
ミング制御回路4から端子T54を介してバイアス電圧
値「Vcp」が印加され、ドレインがスイッチ素子583
の端子とスイッチ素子588の端子との接続点に接続さ
れている。ここで、pチャネルMOSトランジスタ59
0は、pチャネルMOSトランジスタ586の電流特性
がサチュレーション領域に到達する場合に、pチャネル
MOSトランジスタ586のドレイン・ソース間電圧V
DSの差を防ぐための緩衝用に設けられている。
【0058】スイッチ素子588は、端子T53から入
力される出力信号So1により、接続状態または切断状
態に切り換えられる。すなわち、図5に示すスイッチ素
子SW1と同様な構成であるとすると、端子T53から
入力される出力信号So1が「H」レベルの場合、スイ
ッチ素子588は接続状態となり、pチャネルMOSト
ランジスタ590のドレインと端子T5との間を短絡状
態とする。また、端子T53から入力される出力信号S
o1が「L」レベルの場合、スイッチ素子588は、切
断状態となり、pチャネルMOSトランジスタ590の
ドレインと端子T15との間を切断状態とする。
力される出力信号So1により、接続状態または切断状
態に切り換えられる。すなわち、図5に示すスイッチ素
子SW1と同様な構成であるとすると、端子T53から
入力される出力信号So1が「H」レベルの場合、スイ
ッチ素子588は接続状態となり、pチャネルMOSト
ランジスタ590のドレインと端子T5との間を短絡状
態とする。また、端子T53から入力される出力信号S
o1が「L」レベルの場合、スイッチ素子588は、切
断状態となり、pチャネルMOSトランジスタ590の
ドレインと端子T15との間を切断状態とする。
【0059】581はゲートが端子T46へ接続された
pチャネルMOSトランジスタであり、ソースがnチャ
ネルMOSトランジスタ580のソースへ接続され、ド
レインがスイッチ素子584の一の端子とスイッチ素子
585の一の端子との接続点へ接続されている。また、
pチャネルトランジスタ581は、端子T46から入力
されるバイアス電圧「Vbp」の制御信号が印加され、例
えばバイアス電流値「J」の電流が流れる。
pチャネルMOSトランジスタであり、ソースがnチャ
ネルMOSトランジスタ580のソースへ接続され、ド
レインがスイッチ素子584の一の端子とスイッチ素子
585の一の端子との接続点へ接続されている。また、
pチャネルトランジスタ581は、端子T46から入力
されるバイアス電圧「Vbp」の制御信号が印加され、例
えばバイアス電流値「J」の電流が流れる。
【0060】スイッチ素子585は、pチャネルMOS
トランジスタ581のドレインとnチャネルMOSトラ
ンジスタ587のゲートとの間に介挿されている。ま
た、スイッチ素子585は、タイミング制御回路4(図
1)から端子T52を介して入力される制御信号によ
り、接続状態または切断状態に切り換えられる。すなわ
ち、図5に示すスイッチ素子SW1と同様な構成である
とすると、端子T52から入力されるサンプリング信号
Sp1が「H」レベルの場合、スイッチ素子585は接
続状態となり、pチャネルMOSトランジスタ581の
ドレインとnチャネルMOSトランジスタ587のゲー
トとの間を短絡状態とする。また、端子T52から入力
されるサンプリング信号Sp1が「L」レベルの場合、
スイッチ素子585は、切断状態となり、pチャネルM
OSトランジスタ581のドレインとnチャネルMOS
トランジスタ587のゲートとの間を切断状態とする。
トランジスタ581のドレインとnチャネルMOSトラ
ンジスタ587のゲートとの間に介挿されている。ま
た、スイッチ素子585は、タイミング制御回路4(図
1)から端子T52を介して入力される制御信号によ
り、接続状態または切断状態に切り換えられる。すなわ
ち、図5に示すスイッチ素子SW1と同様な構成である
とすると、端子T52から入力されるサンプリング信号
Sp1が「H」レベルの場合、スイッチ素子585は接
続状態となり、pチャネルMOSトランジスタ581の
ドレインとnチャネルMOSトランジスタ587のゲー
トとの間を短絡状態とする。また、端子T52から入力
されるサンプリング信号Sp1が「L」レベルの場合、
スイッチ素子585は、切断状態となり、pチャネルM
OSトランジスタ581のドレインとnチャネルMOS
トランジスタ587のゲートとの間を切断状態とする。
【0061】同様に、スイッチ素子584は、pチャネ
ルMOSトランジスタ581のドレインとnチャネルM
OSトランジスタ591のドレインとの間に介挿されて
いる。また、スイッチ素子584は、端子T51から入
力される制御信号により、接続状態または切断状態に切
り換えられる。すなわち、図5に示すスイッチ素子SW
1と同様な構成であるとすると、端子T51から入力さ
れるサンプリング信号Sp1が「H」レベルの場合、ス
イッチ素子584は接続状態となり、pチャネルMOS
トランジスタ581のドレインとnチャネルMOSトラ
ンジスタ591のドレインとの間を短絡状態とする。ま
た、端子T51から入力されるサンプリング信号Sp1
が「L」レベルの場合、スイッチ素子584は、切断状
態となり、pチャネルMOSトランジスタ581のドレ
インとnチャネルMOSトランジスタ591のドレイン
との間を切断状態とする。
ルMOSトランジスタ581のドレインとnチャネルM
OSトランジスタ591のドレインとの間に介挿されて
いる。また、スイッチ素子584は、端子T51から入
力される制御信号により、接続状態または切断状態に切
り換えられる。すなわち、図5に示すスイッチ素子SW
1と同様な構成であるとすると、端子T51から入力さ
れるサンプリング信号Sp1が「H」レベルの場合、ス
イッチ素子584は接続状態となり、pチャネルMOS
トランジスタ581のドレインとnチャネルMOSトラ
ンジスタ591のドレインとの間を短絡状態とする。ま
た、端子T51から入力されるサンプリング信号Sp1
が「L」レベルの場合、スイッチ素子584は、切断状
態となり、pチャネルMOSトランジスタ581のドレ
インとnチャネルMOSトランジスタ591のドレイン
との間を切断状態とする。
【0062】nチャネルMOSトランジスタ591は、
ゲートにタイミング制御回路4から端子T54を介して
バイアス電圧値「Vcp」が印加され、ドレインが端子T
15へスイッチ素子589を介して接続され、ソースが
nチャネルMOSトランジスタ587のドレインと接続
されている。ここで、nチャネルMOSトランジスタ5
91は、nチャネルMOSトランジスタ587の電流特
性がサチュレーション領域に到達する場合に、nチャネ
ルMOSトランジスタ587のドレイン・ソース間電圧
VDSの差を防ぐための緩衝用に設けられている。スイッ
チ素子589は、端子T53から入力される出力信号S
o1により、接続状態または切断状態に切り換えられ
る。
ゲートにタイミング制御回路4から端子T54を介して
バイアス電圧値「Vcp」が印加され、ドレインが端子T
15へスイッチ素子589を介して接続され、ソースが
nチャネルMOSトランジスタ587のドレインと接続
されている。ここで、nチャネルMOSトランジスタ5
91は、nチャネルMOSトランジスタ587の電流特
性がサチュレーション領域に到達する場合に、nチャネ
ルMOSトランジスタ587のドレイン・ソース間電圧
VDSの差を防ぐための緩衝用に設けられている。スイッ
チ素子589は、端子T53から入力される出力信号S
o1により、接続状態または切断状態に切り換えられ
る。
【0063】すなわち、図5に示すスイッチ素子SW1
と同様な構成であるとすると、端子T53から入力され
る出力信号So1が「H」レベルの場合、スイッチ素子
589はオン状態となり、nチャネルMOSトランジス
タ591のドレインと端子T15との間を短絡状態とす
る。また、端子T53から入力される出力信号So1が
「L」レベルの場合、スイッチ素子589は、オフ状態
となり、nチャネルMOSトランジスタ591のドレイ
ンと端子T15との間を切断状態とする。nチャネルM
OSトランジスタ587は、ソースが接地され、ドレイ
ンがnチャンネルMOSトランジスタ591のソースと
接続され、ゲートがスイッチ素子585を介してpチャ
ンネルMOSトランジスタ581のドレインと接続され
ている。
と同様な構成であるとすると、端子T53から入力され
る出力信号So1が「H」レベルの場合、スイッチ素子
589はオン状態となり、nチャネルMOSトランジス
タ591のドレインと端子T15との間を短絡状態とす
る。また、端子T53から入力される出力信号So1が
「L」レベルの場合、スイッチ素子589は、オフ状態
となり、nチャネルMOSトランジスタ591のドレイ
ンと端子T15との間を切断状態とする。nチャネルM
OSトランジスタ587は、ソースが接地され、ドレイ
ンがnチャンネルMOSトランジスタ591のソースと
接続され、ゲートがスイッチ素子585を介してpチャ
ンネルMOSトランジスタ581のドレインと接続され
ている。
【0064】このとき、端子T45、端子T46、端子
T51、端子T52および端子T53から入力される制
御信号は、各々、図1に示すタイミング制御回路4から
供給される。また、サンプルホールド回路SH1Bは、
上述したサンプルホールド回路SH1と同様な構成をし
ており、この構成の説明を省略する。すなわち、サンプ
ルホールド回路SH1Bにおいて、nチャネルMOSト
ランジスタ580BはnチャネルMOSトランジスタ5
80と同様であり、pチャネルMOSトランジスタ58
1BはpチャネルMOSトランジスタ581と同様であ
り、pチャネルMOSトランジスタ586Bはpチャネ
ルMOSトランジスタ586と同様であり、nチャネル
MOSトランジスタ587BはnチャネルMOSトラン
ジスタ587と同様であり、pチャネルMOSトランジ
スタ590BはpチャネルMOSトランジスタ590と
同様であり、nチャネルMOSトランジスタ591Bは
nチャネルMOSトランジスタ591と同様である。ま
た、スイッチ素子582Bはスイッチ素子582と同様
であり、スイッチ素子583Bはスイッチ素子583と
同様であり、スイッチ素子584Bはスイッチ素子58
4と同様であり、スイッチ素子585Bはスイッチ素子
585と同様であり、スイッチ素子588Bはスイッチ
素子588と同様であり、スイッチ素子589Bはスイ
ッチ素子589と同様である。
T51、端子T52および端子T53から入力される制
御信号は、各々、図1に示すタイミング制御回路4から
供給される。また、サンプルホールド回路SH1Bは、
上述したサンプルホールド回路SH1と同様な構成をし
ており、この構成の説明を省略する。すなわち、サンプ
ルホールド回路SH1Bにおいて、nチャネルMOSト
ランジスタ580BはnチャネルMOSトランジスタ5
80と同様であり、pチャネルMOSトランジスタ58
1BはpチャネルMOSトランジスタ581と同様であ
り、pチャネルMOSトランジスタ586Bはpチャネ
ルMOSトランジスタ586と同様であり、nチャネル
MOSトランジスタ587BはnチャネルMOSトラン
ジスタ587と同様であり、pチャネルMOSトランジ
スタ590BはpチャネルMOSトランジスタ590と
同様であり、nチャネルMOSトランジスタ591Bは
nチャネルMOSトランジスタ591と同様である。ま
た、スイッチ素子582Bはスイッチ素子582と同様
であり、スイッチ素子583Bはスイッチ素子583と
同様であり、スイッチ素子584Bはスイッチ素子58
4と同様であり、スイッチ素子585Bはスイッチ素子
585と同様であり、スイッチ素子588Bはスイッチ
素子588と同様であり、スイッチ素子589Bはスイ
ッチ素子589と同様である。
【0065】次に、図5において、SW3はスイッチ素
子であり、積算部ITの出力端子と積算部ITの入力端
子との間に並列に接続されている。また、スイッチ素子
SW3は、タイミング制御回路4から端子T71(T72
〜T7n)を介して入力される制御信号Srにより、接
続状態または切断状態に切り換えられる。SW4はスイ
ッチ素子であり、積算部ITの出力端子と端子T91
(T92〜T9n)との間に並列に接続されている。ま
た、スイッチ素子SW3は、タイミング制御回路4から
端子T81(T82〜T8n)を介して入力される出力信
号Soにより、接続状態または切断状態に切り換えられ
る。
子であり、積算部ITの出力端子と積算部ITの入力端
子との間に並列に接続されている。また、スイッチ素子
SW3は、タイミング制御回路4から端子T71(T72
〜T7n)を介して入力される制御信号Srにより、接
続状態または切断状態に切り換えられる。SW4はスイ
ッチ素子であり、積算部ITの出力端子と端子T91
(T92〜T9n)との間に並列に接続されている。ま
た、スイッチ素子SW3は、タイミング制御回路4から
端子T81(T82〜T8n)を介して入力される出力信
号Soにより、接続状態または切断状態に切り換えられ
る。
【0066】上述した構成により、図7に示すサンプル
ホールド回路SH1において、電流伝達回路3から入力
される電流信号IDをサンプリングする場合、スイッチ
素子588およびスイッチ素子589は、端子T53か
ら入力される出力信号So1が「L」レベルとなり、切
断状態とされる。すなわち、サンプルホールド回路SH
1は、次段のサンプルホールド回路SH1Bから開放さ
れた状態となる。一方、スイッチ素子582およびスイ
ッチ素子583には、端子T52から「H」レベルのサ
ンプリング信号Sp1が入力されオン状態とされ、スイ
ッチ素子583およびスイッチ素子584には、端子T
51から「H」レベルのサンプリング信号Sp1が入力
されてオン状態とされる。
ホールド回路SH1において、電流伝達回路3から入力
される電流信号IDをサンプリングする場合、スイッチ
素子588およびスイッチ素子589は、端子T53か
ら入力される出力信号So1が「L」レベルとなり、切
断状態とされる。すなわち、サンプルホールド回路SH
1は、次段のサンプルホールド回路SH1Bから開放さ
れた状態となる。一方、スイッチ素子582およびスイ
ッチ素子583には、端子T52から「H」レベルのサ
ンプリング信号Sp1が入力されオン状態とされ、スイ
ッチ素子583およびスイッチ素子584には、端子T
51から「H」レベルのサンプリング信号Sp1が入力
されてオン状態とされる。
【0067】そして、nチャネルMOSトランジスタ5
80のゲートにバイアス電圧値「Vbn」の制御信号が与
えられ、pチャネルMOSトランジスタ581のゲート
にバイアス電圧値「Vbp」の制御信号が与えられている
ため、nチャネルMOSトランジスタ580およびpチ
ャネルMOSトランジスタ581には電流値「J」のバ
イアス電流が流れる。例えば、端子T13に流れ込みの
電流値「Iin」の電流信号IDが入力されると、pチャ
ネルMOSトランジスタ581およびnチャネルMOS
トランジスタ587には、電流値「J+ΔIn」の電流
が流れる。一方、nチャネルMOSトランジスタ580
およびpチャネルMOSトランジスタ586には、電流
値「J+ΔIp」の電流が流れる。この状態がサンプリ
ング状態である。
80のゲートにバイアス電圧値「Vbn」の制御信号が与
えられ、pチャネルMOSトランジスタ581のゲート
にバイアス電圧値「Vbp」の制御信号が与えられている
ため、nチャネルMOSトランジスタ580およびpチ
ャネルMOSトランジスタ581には電流値「J」のバ
イアス電流が流れる。例えば、端子T13に流れ込みの
電流値「Iin」の電流信号IDが入力されると、pチャ
ネルMOSトランジスタ581およびnチャネルMOS
トランジスタ587には、電流値「J+ΔIn」の電流
が流れる。一方、nチャネルMOSトランジスタ580
およびpチャネルMOSトランジスタ586には、電流
値「J+ΔIp」の電流が流れる。この状態がサンプリ
ング状態である。
【0068】次に、入力される電流信号IDの電流値を
保持する場合、スイッチ素子588及びスイッチ素子5
89は、端子T53から入力される出力信号So1が
「L」レベルとなり、切断状態とされる。すなわち、サ
ンプルホールド回路は、次段のサンプルホールド回路S
H1Bから開放された状態となる。同様に、スイッチ素
子582およびスイッチ素子583には、端子T521
から「L」レベルのサンプリング信号Sp1が入力され
切断状態とされ、スイッチ素子584およびスイッチ素
子585には、端子T511から「L」レベルの制御信
号が入力されて切断状態とされる。これにより、入力さ
れた情報信号IDの電流値「Iin」とnチャネルMOS
トランジスタ580およびpチャネルMOSトランジス
タ581に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電
圧レベルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ
586およびnチャネルMOSトランジスタ587のそ
れぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積され
る電荷として記憶される。
保持する場合、スイッチ素子588及びスイッチ素子5
89は、端子T53から入力される出力信号So1が
「L」レベルとなり、切断状態とされる。すなわち、サ
ンプルホールド回路は、次段のサンプルホールド回路S
H1Bから開放された状態となる。同様に、スイッチ素
子582およびスイッチ素子583には、端子T521
から「L」レベルのサンプリング信号Sp1が入力され
切断状態とされ、スイッチ素子584およびスイッチ素
子585には、端子T511から「L」レベルの制御信
号が入力されて切断状態とされる。これにより、入力さ
れた情報信号IDの電流値「Iin」とnチャネルMOS
トランジスタ580およびpチャネルMOSトランジス
タ581に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電
圧レベルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ
586およびnチャネルMOSトランジスタ587のそ
れぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積され
る電荷として記憶される。
【0069】また、記憶されている電流信号IDを次段
のサンプルホールド回路SH1Bへ出力する場合、スイ
ッチ素子582およびスイッチ素子583には、端子T
52から「L」レベルのサンプリング信号Sp1が入力
され切断状態とされ、スイッチ素子584およびスイッ
チ素子585には、端子T51から「L」レベルのサン
プリング信号Sp1が入力されて切断状態とされる。一
方、スイッチ素子588およびスイッチ素子589は、
端子T53から入力される出力信号So1が「H」レベ
ルとなり、接続状態とされる。これにより、pチャネル
MOSトランジスタ586のドレインとnチャネルMO
Sトランジスタ587のドレインとが短絡され、pチャ
ネルMOSトランジスタ586およびnチャネルMOS
トランジスタ587には、それぞれのゲートに蓄積され
た電荷の電圧に基づく電流が流れる。すなわち、サンプ
リングホールド回路SH1に記憶されている電流信号I
Dにより、pチャネルMOSトランジスタ586に電流
値「J+ΔIp」の電流が流れ、nチャネルMOSトラ
ンジスタ587に電流値「J+ΔIn」の電流が流れ
る。従って、端子T51には、電流値「ΔIp」の電流と
電流値「ΔIn」との合成された電流、つまり電流信号
IDが流れる。
のサンプルホールド回路SH1Bへ出力する場合、スイ
ッチ素子582およびスイッチ素子583には、端子T
52から「L」レベルのサンプリング信号Sp1が入力
され切断状態とされ、スイッチ素子584およびスイッ
チ素子585には、端子T51から「L」レベルのサン
プリング信号Sp1が入力されて切断状態とされる。一
方、スイッチ素子588およびスイッチ素子589は、
端子T53から入力される出力信号So1が「H」レベ
ルとなり、接続状態とされる。これにより、pチャネル
MOSトランジスタ586のドレインとnチャネルMO
Sトランジスタ587のドレインとが短絡され、pチャ
ネルMOSトランジスタ586およびnチャネルMOS
トランジスタ587には、それぞれのゲートに蓄積され
た電荷の電圧に基づく電流が流れる。すなわち、サンプ
リングホールド回路SH1に記憶されている電流信号I
Dにより、pチャネルMOSトランジスタ586に電流
値「J+ΔIp」の電流が流れ、nチャネルMOSトラ
ンジスタ587に電流値「J+ΔIn」の電流が流れ
る。従って、端子T51には、電流値「ΔIp」の電流と
電流値「ΔIn」との合成された電流、つまり電流信号
IDが流れる。
【0070】次に、積算部ITにおける電流信号IDの
電流値の積算及び記憶動作について図1、図5、図7及
び図8を用いて説明する。図8は、図5の積算及び記憶
動作を示すタイミングチャートである。また、タイミン
グ制御回路4は、図5に示す積算記憶回路INT1〜積
算記憶回路INTnへ、積算及び記憶動作を制御するた
め、各々係数、フィードバック信号、サンプリング信
号、出力信号を出力している。積算記憶回路INT1〜
積算記憶回路INTnにおける積算及び記憶動作は、積
算動作を位相をずらせて遅らせるだけで同様なので、代
表として積算記憶回路INT1の動作について説明す
る。
電流値の積算及び記憶動作について図1、図5、図7及
び図8を用いて説明する。図8は、図5の積算及び記憶
動作を示すタイミングチャートである。また、タイミン
グ制御回路4は、図5に示す積算記憶回路INT1〜積
算記憶回路INTnへ、積算及び記憶動作を制御するた
め、各々係数、フィードバック信号、サンプリング信
号、出力信号を出力している。積算記憶回路INT1〜
積算記憶回路INTnにおける積算及び記憶動作は、積
算動作を位相をずらせて遅らせるだけで同様なので、代
表として積算記憶回路INT1の動作について説明す
る。
【0071】例えば、時刻t1において、タイミング信
号TSが伝達回路3に入力されると、伝達回路3は、電
流信号IDを端子T41へ出力する。そして、スイッチ
ング素子SW1、スイッチング素子SW2、スイッチン
グ素子SW3及びスイッチング素子SW4に対して、係
数K、係数KB及びフィードバック信号Srが各々
「L」レベルで各々端子T51、端子T62、端子T71
及び端子T81へ入力されている。また、サンプリング
ホールド回路SH1に対してサンプリング信号Sp1が
「H」レベルで端子T51及び端子T52へ入力され、
サンプリングホールド回路SH1Bに対してサンプリン
グ信号Sp2が「H」レベルで端子T51B及び端子T5
2Bへ入力され、出力信号So1が「H」レベルで端子T
53へ入力され、出力信号So2が「H」レベルで端子T
53Bへ入力されている。このため、外部からの電流信
号IDが積算部ITへ入力されず、積算部ITにおける
電流信号の値はリセットされる。すなわち、サンプリン
グホールド回路SH1及びサンプリングホールド回路S
H1Bの双方には、電流値「J」が流れている状態とな
り、積算部ITは電流信号IDの電流値の積算処理が行
われる前の初期状態とされる。そして、時刻t2におい
て、タイミング信号TSが「L」レベルとなることによ
り、サンプリング信号Sp1、サンプリング信号Sp2、出
力信号So1及び出力信号So2が「L」レベルとなり、リ
セット動作が終了する。また、タイミング制御回路4
は、このリセット動作により、積算記憶回路INT1〜
積算記憶回路INTn各々の積算開始の周期の位相を制
御する。
号TSが伝達回路3に入力されると、伝達回路3は、電
流信号IDを端子T41へ出力する。そして、スイッチ
ング素子SW1、スイッチング素子SW2、スイッチン
グ素子SW3及びスイッチング素子SW4に対して、係
数K、係数KB及びフィードバック信号Srが各々
「L」レベルで各々端子T51、端子T62、端子T71
及び端子T81へ入力されている。また、サンプリング
ホールド回路SH1に対してサンプリング信号Sp1が
「H」レベルで端子T51及び端子T52へ入力され、
サンプリングホールド回路SH1Bに対してサンプリン
グ信号Sp2が「H」レベルで端子T51B及び端子T5
2Bへ入力され、出力信号So1が「H」レベルで端子T
53へ入力され、出力信号So2が「H」レベルで端子T
53Bへ入力されている。このため、外部からの電流信
号IDが積算部ITへ入力されず、積算部ITにおける
電流信号の値はリセットされる。すなわち、サンプリン
グホールド回路SH1及びサンプリングホールド回路S
H1Bの双方には、電流値「J」が流れている状態とな
り、積算部ITは電流信号IDの電流値の積算処理が行
われる前の初期状態とされる。そして、時刻t2におい
て、タイミング信号TSが「L」レベルとなることによ
り、サンプリング信号Sp1、サンプリング信号Sp2、出
力信号So1及び出力信号So2が「L」レベルとなり、リ
セット動作が終了する。また、タイミング制御回路4
は、このリセット動作により、積算記憶回路INT1〜
積算記憶回路INTn各々の積算開始の周期の位相を制
御する。
【0072】次に、時刻t3において、タイミング信号
TSが伝達回路3に入力されると、伝達回路3は、例え
ば「+」の極性の電流値「Iin」の電流信号IDを端子
T41へ出力する。同時に、タイミング制御回路4は、
フィードバック信号Sr、サンプリング信号Sp1及び出
力信号So2を「H」レベルとする。また、演算係数制御
回路7は、例えば、係数K1を「H」レベルとして出力
する。これにより、サンプリングホールド回路SH1
は、端子T41からスイッチ素子SW1を介して入力さ
れる流れ込みの電流値「Iin」と、スイッチ素子SW3
を介して入力される、サンプリングホールド回路SH1
Bに記憶されている電流値「0」との加算を行う。この
とき、係数KB1は、「L」レベルである。この結果、
pチャンネルMOSトランジスタ580及びnチャンネ
ルMOSトランジスタ586には、電流値「J−ΔI
p」の電流が流れ、pチャンネルMOSトランジスタ5
81及びnチャンネルMOSトランジスタ587には電
流値「J+ΔIn」の電流が流れる。このとき、流れ込
みの電流値「Iin」は、電流値「ΔIp」と電流値「Δ
In」とが合成された電流として記憶される。
TSが伝達回路3に入力されると、伝達回路3は、例え
ば「+」の極性の電流値「Iin」の電流信号IDを端子
T41へ出力する。同時に、タイミング制御回路4は、
フィードバック信号Sr、サンプリング信号Sp1及び出
力信号So2を「H」レベルとする。また、演算係数制御
回路7は、例えば、係数K1を「H」レベルとして出力
する。これにより、サンプリングホールド回路SH1
は、端子T41からスイッチ素子SW1を介して入力さ
れる流れ込みの電流値「Iin」と、スイッチ素子SW3
を介して入力される、サンプリングホールド回路SH1
Bに記憶されている電流値「0」との加算を行う。この
とき、係数KB1は、「L」レベルである。この結果、
pチャンネルMOSトランジスタ580及びnチャンネ
ルMOSトランジスタ586には、電流値「J−ΔI
p」の電流が流れ、pチャンネルMOSトランジスタ5
81及びnチャンネルMOSトランジスタ587には電
流値「J+ΔIn」の電流が流れる。このとき、流れ込
みの電流値「Iin」は、電流値「ΔIp」と電流値「Δ
In」とが合成された電流として記憶される。
【0073】次に、時刻t4において、タイミング制御
回路4は、フィードバック信号Sr、サンプリング信号
Sp1及び出力信号So2を「L」レベルとする。同時に、
演算係数制御回路7は、係数K1を「L」レベルとす
る。この結果、サンプリングホールド回路SH1には、
電流値「Iin」が記憶される。すなわち、入力された情
報信号IDの電流値「Iin」とnチャネルMOSトラン
ジスタ580およびpチャネルMOSトランジスタ58
1に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧レベ
ルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ586
およびnチャネルMOSトランジスタ587のそれぞれ
のゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される電荷
として記憶される。
回路4は、フィードバック信号Sr、サンプリング信号
Sp1及び出力信号So2を「L」レベルとする。同時に、
演算係数制御回路7は、係数K1を「L」レベルとす
る。この結果、サンプリングホールド回路SH1には、
電流値「Iin」が記憶される。すなわち、入力された情
報信号IDの電流値「Iin」とnチャネルMOSトラン
ジスタ580およびpチャネルMOSトランジスタ58
1に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧レベ
ルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ586
およびnチャネルMOSトランジスタ587のそれぞれ
のゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される電荷
として記憶される。
【0074】そして、タイミング制御回路4は、タイミ
ング信号TSの立ち下がりに同期して、出力信号So1及
びサンプリング信号Sp2を「H」レベルとする。これに
より、サンプルホールド回路SH1は、記憶している電
流信号IDの出力状態となり、サンプルホールド回路S
H1Bは、入力される電流信号IDのサンプリング状態
となる。この結果、サンプルホールド回路SH1から
「−」の極性の電流値「Iin」の電流信号IDが流れ込
むため、サンプルホールド回路SH1Bにおいて、pチ
ャンネルMOSトランジスタ580B及びnチャンネル
MOSトランジスタ586Bには、電流値「J+ΔI
p」の電流が流れ、pチャンネルMOSトランジスタ5
81B及びnチャンネルMOSトランジスタ587Bに
は電流値「J−ΔIn」の電流が流れる。このとき、流
れ込みの電流値「Iin」は、電流値「ΔIp」と電流値
「ΔIn」とが合成された電流として記憶される。
ング信号TSの立ち下がりに同期して、出力信号So1及
びサンプリング信号Sp2を「H」レベルとする。これに
より、サンプルホールド回路SH1は、記憶している電
流信号IDの出力状態となり、サンプルホールド回路S
H1Bは、入力される電流信号IDのサンプリング状態
となる。この結果、サンプルホールド回路SH1から
「−」の極性の電流値「Iin」の電流信号IDが流れ込
むため、サンプルホールド回路SH1Bにおいて、pチ
ャンネルMOSトランジスタ580B及びnチャンネル
MOSトランジスタ586Bには、電流値「J+ΔI
p」の電流が流れ、pチャンネルMOSトランジスタ5
81B及びnチャンネルMOSトランジスタ587Bに
は電流値「J−ΔIn」の電流が流れる。このとき、流
れ込みの電流値「Iin」は、電流値「ΔIp」と電流値
「ΔIn」とが合成された電流として記憶される。
【0075】次に、時刻t5において、タイミング制御
回路4は、出力信号So1及びサンプリング信号Sp2を
「L」レベルとする。これにより、入力された情報信号
IDの電流値「Iin」とnチャネルMOSトランジスタ
580BおよびpチャネルMOSトランジスタ581B
に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧レベル
の情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ586B
およびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれぞ
れのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される電
荷として記憶される。
回路4は、出力信号So1及びサンプリング信号Sp2を
「L」レベルとする。これにより、入力された情報信号
IDの電流値「Iin」とnチャネルMOSトランジスタ
580BおよびpチャネルMOSトランジスタ581B
に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧レベル
の情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ586B
およびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれぞ
れのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される電
荷として記憶される。
【0076】そして、タイミング制御回路4は、出力信
号So1及びサンプリング信号Sp2の立ち下がりに同期し
て、出力信号Sp2及び出力信号SOを「H」レベルとす
る。これにより、pチャネルMOSトランジスタ586
BおよびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される電圧により、情報信号IDの電流
値「Iin」とnチャネルMOSトランジスタ580Bお
よびpチャネルMOSトランジスタ581Bに流れた電
流値「J」とを加えた電流が再生され、nチャネルMO
Sトランジスタ591BおよびpチャネルMOSトラン
ジスタ590Bに流れる。この結果、サンプルホールド
回路SH1Bに記憶されている「+」の極性の電流値
「Iin」の電流積算信号IDS1は、スイッチ素子SW
4を介して端子T91へ出力される。
号So1及びサンプリング信号Sp2の立ち下がりに同期し
て、出力信号Sp2及び出力信号SOを「H」レベルとす
る。これにより、pチャネルMOSトランジスタ586
BおよびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される電圧により、情報信号IDの電流
値「Iin」とnチャネルMOSトランジスタ580Bお
よびpチャネルMOSトランジスタ581Bに流れた電
流値「J」とを加えた電流が再生され、nチャネルMO
Sトランジスタ591BおよびpチャネルMOSトラン
ジスタ590Bに流れる。この結果、サンプルホールド
回路SH1Bに記憶されている「+」の極性の電流値
「Iin」の電流積算信号IDS1は、スイッチ素子SW
4を介して端子T91へ出力される。
【0077】次に、時刻t6において、タイミング制御
回路4は、電流伝達回路3へタイミング信号TSを
「H」レベルにより出力する。これにより、電流伝達回
路3は、タイミング信号TSの立ち上がりに同期させ、
例えば「−」の極性の電流値「Iin」の電流信号IDを
端子T41へ出力する。同時に、タイミング制御回路4
は、フィードバック信号Sr、サンプリング信号Sp1及
び出力信号So2を「H」レベルとする。また、演算係数
制御回路7は、例えば、係数K1Bを「H」レベルとし
て出力する。このとき、係数KB1は、「L」レベルで
ある。これにより、カレントミラー回路M1は、入力さ
れる電流信号IDの電流値の極性を反転させる。すなわ
ち、カレントミラー回路M1は、入力される「−」の極
性の電流値「Iin」の電流信号IDを、「+」の極性の
電流値「Iin」の電流信号IDとして、スイッチ素子S
W2を介して積算記憶回路INT1へ出力する。
回路4は、電流伝達回路3へタイミング信号TSを
「H」レベルにより出力する。これにより、電流伝達回
路3は、タイミング信号TSの立ち上がりに同期させ、
例えば「−」の極性の電流値「Iin」の電流信号IDを
端子T41へ出力する。同時に、タイミング制御回路4
は、フィードバック信号Sr、サンプリング信号Sp1及
び出力信号So2を「H」レベルとする。また、演算係数
制御回路7は、例えば、係数K1Bを「H」レベルとし
て出力する。このとき、係数KB1は、「L」レベルで
ある。これにより、カレントミラー回路M1は、入力さ
れる電流信号IDの電流値の極性を反転させる。すなわ
ち、カレントミラー回路M1は、入力される「−」の極
性の電流値「Iin」の電流信号IDを、「+」の極性の
電流値「Iin」の電流信号IDとして、スイッチ素子S
W2を介して積算記憶回路INT1へ出力する。
【0078】そして、サンプリングホールド回路SH1
は、端子T41からスイッチ素子SW1を介して入力さ
れる流れ込みの電流値「Iin」と、スイッチ素子SW3
を介して入力される、サンプリングホールド回路SH1
Bに記憶されている電流積算信号IDS1の電流値「Ii
n」との加算を行う。この結果、pチャンネルMOSト
ランジスタ580及びnチャンネルMOSトランジスタ
586には、電流値「J−2ΔIp」の電流が流れ、p
チャンネルMOSトランジスタ581及びnチャンネル
MOSトランジスタ587には電流値「J+2ΔIn」
の電流が流れる。このとき、加算された流れ込みの電流
値「2Iin」は、電流値「2ΔIp」と電流値「2ΔI
n」とが合成された電流として記憶される。
は、端子T41からスイッチ素子SW1を介して入力さ
れる流れ込みの電流値「Iin」と、スイッチ素子SW3
を介して入力される、サンプリングホールド回路SH1
Bに記憶されている電流積算信号IDS1の電流値「Ii
n」との加算を行う。この結果、pチャンネルMOSト
ランジスタ580及びnチャンネルMOSトランジスタ
586には、電流値「J−2ΔIp」の電流が流れ、p
チャンネルMOSトランジスタ581及びnチャンネル
MOSトランジスタ587には電流値「J+2ΔIn」
の電流が流れる。このとき、加算された流れ込みの電流
値「2Iin」は、電流値「2ΔIp」と電流値「2ΔI
n」とが合成された電流として記憶される。
【0079】次に、時刻t7において、タイミング制御
回路4は、フィードバック信号Sr、サンプリング信号
Sp1及び出力信号So2を「L」レベルとする。同時に、
演算係数制御回路7は、係数K1Bを「L」レベルとす
る。この結果、サンプリングホールド回路SH1には、
電流値「2Iin」が記憶される。すなわち、入力された
情報信号IDの電流値「2Iin」とnチャネルMOSト
ランジスタ580およびpチャネルMOSトランジスタ
581に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧
レベルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ5
86およびnチャネルMOSトランジスタ587のそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される。また、タイミング制御回路4
は、出力信号SOを「L」レベルとする。これにより、
スイッチ素子SW2は、端子T91への電流積算信号I
DS1の出力を停止させる。
回路4は、フィードバック信号Sr、サンプリング信号
Sp1及び出力信号So2を「L」レベルとする。同時に、
演算係数制御回路7は、係数K1Bを「L」レベルとす
る。この結果、サンプリングホールド回路SH1には、
電流値「2Iin」が記憶される。すなわち、入力された
情報信号IDの電流値「2Iin」とnチャネルMOSト
ランジスタ580およびpチャネルMOSトランジスタ
581に流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧
レベルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ5
86およびnチャネルMOSトランジスタ587のそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される。また、タイミング制御回路4
は、出力信号SOを「L」レベルとする。これにより、
スイッチ素子SW2は、端子T91への電流積算信号I
DS1の出力を停止させる。
【0080】そして、タイミング制御回路4は、タイミ
ング信号TSの立ち下がりに同期して、出力信号So1及
びサンプリング信号Sp2を「H」レベルとする。これに
より、サンプルホールド回路SH1は、記憶している電
流信号IDの出力状態となり、サンプルホールド回路S
H1Bは、入力される電流信号IDのサンプリング状態
となる。この結果、サンプルホールド回路SH1から
「−」の極性の電流値「2Iin」の電流信号IDが流れ
込むため、サンプルホールド回路SH1Bにおいて、p
チャンネルMOSトランジスタ580B及びnチャンネ
ルMOSトランジスタ586Bには、電流値「J+2Δ
Ip」の電流が流れ、pチャンネルMOSトランジスタ
581B及びnチャンネルMOSトランジスタ587B
には電流値「J−2ΔIn」の電流が流れる。このと
き、流れ込みの電流値「2Iin」は、電流値「2ΔI
p」と電流値「2ΔIn」とが合成された電流として記憶
される。
ング信号TSの立ち下がりに同期して、出力信号So1及
びサンプリング信号Sp2を「H」レベルとする。これに
より、サンプルホールド回路SH1は、記憶している電
流信号IDの出力状態となり、サンプルホールド回路S
H1Bは、入力される電流信号IDのサンプリング状態
となる。この結果、サンプルホールド回路SH1から
「−」の極性の電流値「2Iin」の電流信号IDが流れ
込むため、サンプルホールド回路SH1Bにおいて、p
チャンネルMOSトランジスタ580B及びnチャンネ
ルMOSトランジスタ586Bには、電流値「J+2Δ
Ip」の電流が流れ、pチャンネルMOSトランジスタ
581B及びnチャンネルMOSトランジスタ587B
には電流値「J−2ΔIn」の電流が流れる。このと
き、流れ込みの電流値「2Iin」は、電流値「2ΔI
p」と電流値「2ΔIn」とが合成された電流として記憶
される。
【0081】次に、時刻t8において、タイミング制御
回路4は、出力信号So1及びサンプリング信号Sp2を
「L」レベルとする。これにより、入力された情報信号
IDの電流値「2Iin」とnチャネルMOSトランジス
タ580BおよびpチャネルMOSトランジスタ581
Bに流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧レベ
ルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ586
BおよびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される。
回路4は、出力信号So1及びサンプリング信号Sp2を
「L」レベルとする。これにより、入力された情報信号
IDの電流値「2Iin」とnチャネルMOSトランジス
タ580BおよびpチャネルMOSトランジスタ581
Bに流れる電流値「J」とを加えた電流を流す電圧レベ
ルの情報は、各々pチャネルMOSトランジスタ586
BおよびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される。
【0082】そして、タイミング制御回路4は、出力信
号So1及びサンプリング信号Sp2の立ち下がりに同期し
て、出力信号Sp2及び出力信号SOを「H」レベルとす
る。これにより、pチャネルMOSトランジスタ586
BおよびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される電圧により、情報信号IDの電流
値「2Iin」とnチャネルMOSトランジスタ580B
およびpチャネルMOSトランジスタ581Bに流れた
電流値「J」とを加えた電流が再生され、nチャネルM
OSトランジスタ591BおよびpチャネルMOSトラ
ンジスタ590Bに流れるこの結果、ンプルホールド回
路SH1Bに記憶されている「+」の極性の電流値「2
Iin」の電流積算信号IDS1は、スイッチ素子SW4
を介して端子T91へ出力される。また、積算記憶回路
INT2〜積算記憶回路INTnは、上述した積算記憶回
路INT1と同様な動作を行うため、この動作の説明を
省略する。このように、電流信号IDを記憶させるサン
プルホールド回路SH1及びサンプルホールド回路SH1
Bを用いて積算回路を構成することにより、別に演算回
路を必要とせずに、フィルタ回路全体の回路数を減少さ
せることができる。これにより、フィルタ回路の消費電
力を低減させ、かつリアルタイムで拡散符号とのマッチ
ングが行える。
号So1及びサンプリング信号Sp2の立ち下がりに同期し
て、出力信号Sp2及び出力信号SOを「H」レベルとす
る。これにより、pチャネルMOSトランジスタ586
BおよびnチャネルMOSトランジスタ587Bのそれ
ぞれのゲートが構成するゲートキャパシタに蓄積される
電荷として記憶される電圧により、情報信号IDの電流
値「2Iin」とnチャネルMOSトランジスタ580B
およびpチャネルMOSトランジスタ581Bに流れた
電流値「J」とを加えた電流が再生され、nチャネルM
OSトランジスタ591BおよびpチャネルMOSトラ
ンジスタ590Bに流れるこの結果、ンプルホールド回
路SH1Bに記憶されている「+」の極性の電流値「2
Iin」の電流積算信号IDS1は、スイッチ素子SW4
を介して端子T91へ出力される。また、積算記憶回路
INT2〜積算記憶回路INTnは、上述した積算記憶回
路INT1と同様な動作を行うため、この動作の説明を
省略する。このように、電流信号IDを記憶させるサン
プルホールド回路SH1及びサンプルホールド回路SH1
Bを用いて積算回路を構成することにより、別に演算回
路を必要とせずに、フィルタ回路全体の回路数を減少さ
せることができる。これにより、フィルタ回路の消費電
力を低減させ、かつリアルタイムで拡散符号とのマッチ
ングが行える。
【0083】次に、図1に示すI−V変換回路8を図9
を用いて説明する。図9は、I−V変換回路8の構成を
示すブロック図である。この図において、88は「+」
端子が接地されたオペアンプであり、「−」端子と出力
端子T88との間に抵抗89が接続されている。オペア
ンプ88はセレクタ6から入力端子T89を介して入力
される電流積算信号IDS1(IDS2〜IDSn)の電
流値を極性の異なる電圧信号Voutとして出力端子T8
9から出力する。I−V変換回路8は、レベル制御電流
切断部10から端子T90を介して入力される制御信号
により、I−V変換を行わない場合に駆動電流が切断さ
れる。90は電流レベル変換器であり、レベル制御電流
切断部10から端子T91を介して入力される制御信号
により、入力される演算結果の電流値のレベルを調整す
る。すなわち、電流レベル変換器90は、演算結果の電
流が高くなりすぎ、この電流を電圧に変換したときに電
流/電圧変換の線形性が満足されない場合、変換の比を
調整する目的で入力される電流値のレベルを調整する。
を用いて説明する。図9は、I−V変換回路8の構成を
示すブロック図である。この図において、88は「+」
端子が接地されたオペアンプであり、「−」端子と出力
端子T88との間に抵抗89が接続されている。オペア
ンプ88はセレクタ6から入力端子T89を介して入力
される電流積算信号IDS1(IDS2〜IDSn)の電
流値を極性の異なる電圧信号Voutとして出力端子T8
9から出力する。I−V変換回路8は、レベル制御電流
切断部10から端子T90を介して入力される制御信号
により、I−V変換を行わない場合に駆動電流が切断さ
れる。90は電流レベル変換器であり、レベル制御電流
切断部10から端子T91を介して入力される制御信号
により、入力される演算結果の電流値のレベルを調整す
る。すなわち、電流レベル変換器90は、演算結果の電
流が高くなりすぎ、この電流を電圧に変換したときに電
流/電圧変換の線形性が満足されない場合、変換の比を
調整する目的で入力される電流値のレベルを調整する。
【0084】次に、図1および図10を参照し、上述し
た一実施形態のフィルタ回路の動作例をマッチトフィル
タ(MF)として説明する。図10は、W−CDMA受
信部の構成を示すブロック図である。この図において、
A1およびA2はアンテナであり、受信波の受信品質を
劣化させるマルチパスフェージングの影響を低減するた
めに2系統設けられている。すなわち、アンテナA1お
よびアンテナA2の2系統のアンテナ(ダイバシチアン
テナ)は、受信される電波に対してそれぞれ独立に同期
を取り、受信された電波を電気信号V1および電気信号
V2へ変換してRF(Radio Frequenc
y)部100へ出力する。RF部100は、アンテナA
およびアンテナBから入力される電気信号、例えばQP
SK(Quadrature Phase Shift
Keying)変調された電気信号V1および電気信
号V2をおのおのQPSK復調し、電気信号V1の復調
結果としてI信号(基準信号)I1、Q信号(π/2進
行している直交信号)Q1を複素型マッチトフィルタ1
01へ出力し、電気信号V2の復調結果としてI信号I
2、Q信号Q2を複素型マッチトフィルタ102へ出力
する。
た一実施形態のフィルタ回路の動作例をマッチトフィル
タ(MF)として説明する。図10は、W−CDMA受
信部の構成を示すブロック図である。この図において、
A1およびA2はアンテナであり、受信波の受信品質を
劣化させるマルチパスフェージングの影響を低減するた
めに2系統設けられている。すなわち、アンテナA1お
よびアンテナA2の2系統のアンテナ(ダイバシチアン
テナ)は、受信される電波に対してそれぞれ独立に同期
を取り、受信された電波を電気信号V1および電気信号
V2へ変換してRF(Radio Frequenc
y)部100へ出力する。RF部100は、アンテナA
およびアンテナBから入力される電気信号、例えばQP
SK(Quadrature Phase Shift
Keying)変調された電気信号V1および電気信
号V2をおのおのQPSK復調し、電気信号V1の復調
結果としてI信号(基準信号)I1、Q信号(π/2進
行している直交信号)Q1を複素型マッチトフィルタ1
01へ出力し、電気信号V2の復調結果としてI信号I
2、Q信号Q2を複素型マッチトフィルタ102へ出力
する。
【0085】複素型マッチトフィルタ101および複素
型マッチトフィルタ102は、図27に示す2つのマッ
チトフィルタ103とマッチトフィルタ104とで構成
されている。このマッチトフィルタ103およびマッチ
トフィルタ104は、たとえば図1に示すフィルタ1が
用いられる。このとき、フィルタ1がマッチトフィルタ
として用いられるため、演算係数制御回路7から積算記
憶回路INT1〜積算記憶回路INTnの各々へ与えられ
る極性符号を有する係数K1〜係数Kn及び係数KB1〜
係数KBnは、「0」または「1」のビット列の拡散
(Pseudorandom Noise;PN)符号
のビット列である。この拡散符号としては、m系列やG
old系列などがある。この拡散符号(係数K1〜係数
Kn、係数KB1〜係数KBn)は、積算記憶回路INT1
〜積算記憶回路INTn(図4)各々のスイッチ素子S
W1及びスイッチ素子SW2のオン/オフ制御に用いら
れる。例えば、係数K1及び係数KB1は拡散符号K1と
なり、他の係数K2〜係数Kn及び係数KB2〜係数KBn
も各々拡散符号K2〜拡散符号Knに対応する。この拡散
符号は、例えばW−CDMA方式に用いるとした場合、
ショートコードが最大で256ビットであり、拡散符号
K1〜拡散符号K256が用いられる。
型マッチトフィルタ102は、図27に示す2つのマッ
チトフィルタ103とマッチトフィルタ104とで構成
されている。このマッチトフィルタ103およびマッチ
トフィルタ104は、たとえば図1に示すフィルタ1が
用いられる。このとき、フィルタ1がマッチトフィルタ
として用いられるため、演算係数制御回路7から積算記
憶回路INT1〜積算記憶回路INTnの各々へ与えられ
る極性符号を有する係数K1〜係数Kn及び係数KB1〜
係数KBnは、「0」または「1」のビット列の拡散
(Pseudorandom Noise;PN)符号
のビット列である。この拡散符号としては、m系列やG
old系列などがある。この拡散符号(係数K1〜係数
Kn、係数KB1〜係数KBn)は、積算記憶回路INT1
〜積算記憶回路INTn(図4)各々のスイッチ素子S
W1及びスイッチ素子SW2のオン/オフ制御に用いら
れる。例えば、係数K1及び係数KB1は拡散符号K1と
なり、他の係数K2〜係数Kn及び係数KB2〜係数KBn
も各々拡散符号K2〜拡散符号Knに対応する。この拡散
符号は、例えばW−CDMA方式に用いるとした場合、
ショートコードが最大で256ビットであり、拡散符号
K1〜拡散符号K256が用いられる。
【0086】積算記憶回路INT1〜積算記憶回路IN
Tnは、演算係数制御回路7から各々入力される係数K
及び係数KBにより、伝達回路3から入力される電流信
号IDの電流値の極性を、カレントミラーM1を介する
か否かにより制御して積算処理を行う。このとき、積算
記憶回路INT1〜積算記憶回路INTnに入力される電
流信号IDの積算期間の位相は1つずつずれている。す
なわち、W−CDMA方式に用いるとした場合、ショー
トコードが最大で256ビットあるとすると、積算記憶
回路は、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256
が存在する。そして、256ビットの信号を1周期とす
ると、積算記憶回路INT1が、1周期目の1ビット〜
256ビットまで積算するとした場合、積算記憶回路I
NT2は1周期目の2ビット〜2周期目の1ビットまで
積算し、……、積算記憶回路INTnは1周期目の25
6ビット〜2周期目の255ビットまでの積算処理を行
う。このとき、電流伝達部3は、入力される電流信号I
Dを複製して、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路I
NTnへ並列に出力する。
Tnは、演算係数制御回路7から各々入力される係数K
及び係数KBにより、伝達回路3から入力される電流信
号IDの電流値の極性を、カレントミラーM1を介する
か否かにより制御して積算処理を行う。このとき、積算
記憶回路INT1〜積算記憶回路INTnに入力される電
流信号IDの積算期間の位相は1つずつずれている。す
なわち、W−CDMA方式に用いるとした場合、ショー
トコードが最大で256ビットあるとすると、積算記憶
回路は、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256
が存在する。そして、256ビットの信号を1周期とす
ると、積算記憶回路INT1が、1周期目の1ビット〜
256ビットまで積算するとした場合、積算記憶回路I
NT2は1周期目の2ビット〜2周期目の1ビットまで
積算し、……、積算記憶回路INTnは1周期目の25
6ビット〜2周期目の255ビットまでの積算処理を行
う。このとき、電流伝達部3は、入力される電流信号I
Dを複製して、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路I
NTnへ並列に出力する。
【0087】また、演算係数制御回路7は、係数K1〜
係数256及び係数KB1〜係数KB256を、位相をずらし
て積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256へ供給
する。すなわち、積算記憶回路INT1へ1周期目のビ
ット1が入力されたとき、演算係数制御回路7は、積算
記憶回路INT1へ係数K1及び係数KB1を供給し、積
算記憶回路INT2へ係数K256及び係数KB256を供給
し、……、積算記憶回路INnへ係数K2及び係数KB2
を供給する。そして、次のタイミング信号TSにおい
て、積算記憶回路INT1へ1周期目のビット2が入力
されたとき、演算係数制御回路7は、積算記憶回路IN
T1へ係数K2及び係数KB2を供給し、積算記憶回路I
NT2へ係数K1及び係数KB1を供給し、……、積算記
憶回路INnへ係数K3及び係数KB3を供給する。この
ように、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256
は、各々積算する周期の範囲の位相をずらし、この位相
のずれに対応して入力される係数K1〜係数256及び係数
KB1〜係数KB256を電流信号IDに乗算して、この乗
算した結果の電流値を積算していく。この結果、積算記
憶回路INT1は、積算して記憶している積算電流信号
IDS1をセレクタ6へ出力する。同様に、積算記憶回
路INT2〜積算記憶回路INT256は、各々積算して記
憶している積算電流信号IDS2、……、積算電流信号
IDS256をセレクタ6へ出力する。
係数256及び係数KB1〜係数KB256を、位相をずらし
て積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256へ供給
する。すなわち、積算記憶回路INT1へ1周期目のビ
ット1が入力されたとき、演算係数制御回路7は、積算
記憶回路INT1へ係数K1及び係数KB1を供給し、積
算記憶回路INT2へ係数K256及び係数KB256を供給
し、……、積算記憶回路INnへ係数K2及び係数KB2
を供給する。そして、次のタイミング信号TSにおい
て、積算記憶回路INT1へ1周期目のビット2が入力
されたとき、演算係数制御回路7は、積算記憶回路IN
T1へ係数K2及び係数KB2を供給し、積算記憶回路I
NT2へ係数K1及び係数KB1を供給し、……、積算記
憶回路INnへ係数K3及び係数KB3を供給する。この
ように、積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256
は、各々積算する周期の範囲の位相をずらし、この位相
のずれに対応して入力される係数K1〜係数256及び係数
KB1〜係数KB256を電流信号IDに乗算して、この乗
算した結果の電流値を積算していく。この結果、積算記
憶回路INT1は、積算して記憶している積算電流信号
IDS1をセレクタ6へ出力する。同様に、積算記憶回
路INT2〜積算記憶回路INT256は、各々積算して記
憶している積算電流信号IDS2、……、積算電流信号
IDS256をセレクタ6へ出力する。
【0088】そして、積算記憶回路INT1〜積算記憶
回路INT256のいずれかは、拡散符号K1〜拡散符号K
nの全てが送信側で送信データに乗算した拡散符号に等
しいときに逆拡散の結果としてのピーク電流を出力す
る。従って、図29において、マッチトフィルタ103
は、端子T1031から入力されるI信号I1の有する
拡散符号がマッチトフィルタ103内に設定された拡散
符号との比較結果として比較電圧「VI1」を端子10
32へ出力する。また、マッチトフィルタ104は、端
子T1041から入力されるQ信号Q1の有する拡散符
号との比較結果として比較電圧「VQ1」を端子104
2へ出力する。さらに、複素マッチトフィルタ101
(複素マッチトフィルタ102)において、端子T10
31から入力されたI信号I1(I信号I2)は、直接
端子T1033へ出力される。また、複素マッチトフィ
ルタ101(複素マッチトフィルタ102)において、
端子T1041から入力されたQ信号Q1(Q信号Q
2)は、直接端子T1043へ出力される。
回路INT256のいずれかは、拡散符号K1〜拡散符号K
nの全てが送信側で送信データに乗算した拡散符号に等
しいときに逆拡散の結果としてのピーク電流を出力す
る。従って、図29において、マッチトフィルタ103
は、端子T1031から入力されるI信号I1の有する
拡散符号がマッチトフィルタ103内に設定された拡散
符号との比較結果として比較電圧「VI1」を端子10
32へ出力する。また、マッチトフィルタ104は、端
子T1041から入力されるQ信号Q1の有する拡散符
号との比較結果として比較電圧「VQ1」を端子104
2へ出力する。さらに、複素マッチトフィルタ101
(複素マッチトフィルタ102)において、端子T10
31から入力されたI信号I1(I信号I2)は、直接
端子T1033へ出力される。また、複素マッチトフィ
ルタ101(複素マッチトフィルタ102)において、
端子T1041から入力されたQ信号Q1(Q信号Q
2)は、直接端子T1043へ出力される。
【0089】109はプロファイル推定部であり、複素
型マッチトフィルタ101から入力されるI信号I1お
よびQ信号Q1の各々の比較電圧「VI1」と比較電圧
「VQ1」とからエネルギー強度「VI12+VQ12」
を求める。また、プロファイル推定部109は、求めら
れるエネルギー強度「VI12+VQ12」をフィルタ1
の電気信号V1のサンプリング毎に内部の記憶部に記憶
する。さらに、プロファイル推定部109は、同時に記
憶するエネルギー強度「VI12+VQ12」と記憶され
ているエネルギー強度「VI12+VQ12」とを比較
し、エネルギー強度のピークの検出を行い、ピークを検
出したとき同期信号SD1を相関器R1101〜相関器
R1104およびRAKE合成部115へ出力する。
型マッチトフィルタ101から入力されるI信号I1お
よびQ信号Q1の各々の比較電圧「VI1」と比較電圧
「VQ1」とからエネルギー強度「VI12+VQ12」
を求める。また、プロファイル推定部109は、求めら
れるエネルギー強度「VI12+VQ12」をフィルタ1
の電気信号V1のサンプリング毎に内部の記憶部に記憶
する。さらに、プロファイル推定部109は、同時に記
憶するエネルギー強度「VI12+VQ12」と記憶され
ているエネルギー強度「VI12+VQ12」とを比較
し、エネルギー強度のピークの検出を行い、ピークを検
出したとき同期信号SD1を相関器R1101〜相関器
R1104およびRAKE合成部115へ出力する。
【0090】同様に、プロファイル推定部109は、複
素型マッチトフィルタ102から入力されるI信号I2
およびQ信号Q2の各々の比較電圧「VI2」と比較電
圧「VQ2」とからエネルギー強度「VI22+VQ
22」を求める。また、プロファイル推定部109は、
求められるエネルギー強度「VI22+VQ22」をフィ
ルタ1の電気信号V2のサンプリング毎に内部の記憶部
に記憶する。さらに、プロファイル推定部109は、同
時に記憶するエネルギー強度「VI22+VQ22」と記
憶されているエネルギー強度「VI22+VQ22」とを
比較し、エネルギー強度のピークの検出を行い、ピーク
を検出したとき同期信号SD2を相関器R1111〜相
関器R1114およびRAKE合成部115へ出力す
る。
素型マッチトフィルタ102から入力されるI信号I2
およびQ信号Q2の各々の比較電圧「VI2」と比較電
圧「VQ2」とからエネルギー強度「VI22+VQ
22」を求める。また、プロファイル推定部109は、
求められるエネルギー強度「VI22+VQ22」をフィ
ルタ1の電気信号V2のサンプリング毎に内部の記憶部
に記憶する。さらに、プロファイル推定部109は、同
時に記憶するエネルギー強度「VI22+VQ22」と記
憶されているエネルギー強度「VI22+VQ22」とを
比較し、エネルギー強度のピークの検出を行い、ピーク
を検出したとき同期信号SD2を相関器R1111〜相
関器R1114およびRAKE合成部115へ出力す
る。
【0091】相関器R1101〜相関器R1104は、複
素型マッチトフィルタ101から入力されるI信号I1
およびQ信号Q1の逆拡散を行う。ここで、相関器R1
101〜相関器R1104は、入力されるマルチパス(主
パスおよび反射において遅延してくる複数の電波)にお
いて、複素マッチトフィルタ101から入力される同期
信号SD1に基づき、エネルギー強度「VI12+VQ
12」の強度の大きい順に、例えば4つのパスに対応す
るために4系統の相関器として設けられている。また、
相関器R1101〜相関器R1104は、同期信号SD1
が入力された時点でのI信号I1およびQ信号Q1が逆
拡散された電圧信号VPI1と電圧信号VPQ1とを各
々RAKE合成部115へ出力する。
素型マッチトフィルタ101から入力されるI信号I1
およびQ信号Q1の逆拡散を行う。ここで、相関器R1
101〜相関器R1104は、入力されるマルチパス(主
パスおよび反射において遅延してくる複数の電波)にお
いて、複素マッチトフィルタ101から入力される同期
信号SD1に基づき、エネルギー強度「VI12+VQ
12」の強度の大きい順に、例えば4つのパスに対応す
るために4系統の相関器として設けられている。また、
相関器R1101〜相関器R1104は、同期信号SD1
が入力された時点でのI信号I1およびQ信号Q1が逆
拡散された電圧信号VPI1と電圧信号VPQ1とを各
々RAKE合成部115へ出力する。
【0092】同様に、相関器R1111〜相関器R11
14は、複素型マッチトフィルタ102から入力される
I信号I2およびQ信号Q2の逆拡散を行う。ここで、
相関器R1111〜相関器R1114は、入力されるマル
チパス(主パスおよび反射において遅延してくる複数の
電波)において、複素マッチトフィルタ102から入力
される同期信号SD2に基づき、エネルギー強度「VI
22+VQ22」の強度の大きい順に4つのパスに対応す
るために4系統の相関器として設けられている。また、
相関器R1101〜相関器R1104は、同期信号SD2
が入力された時点でのI信号I2およびQ信号Q2が逆
拡散された電圧信号VPI2と電圧信号VPQ2とを各
々RAKE合成部115へ出力する。
14は、複素型マッチトフィルタ102から入力される
I信号I2およびQ信号Q2の逆拡散を行う。ここで、
相関器R1111〜相関器R1114は、入力されるマル
チパス(主パスおよび反射において遅延してくる複数の
電波)において、複素マッチトフィルタ102から入力
される同期信号SD2に基づき、エネルギー強度「VI
22+VQ22」の強度の大きい順に4つのパスに対応す
るために4系統の相関器として設けられている。また、
相関器R1101〜相関器R1104は、同期信号SD2
が入力された時点でのI信号I2およびQ信号Q2が逆
拡散された電圧信号VPI2と電圧信号VPQ2とを各
々RAKE合成部115へ出力する。
【0093】RAKE合成部115は、相関器R110
1〜相関器R1104から入力される電圧信号VPI1と
電圧信号VPQ1との値にそれぞれプロファイル部10
9から入力されるエネルギー強度「VI12+VQ12」
の値に対応した重みづけを行い、この重みづけされた電
圧信号VPI1と電圧信号VPQ1とのそれぞれに対し
て加算処理を行い、加算結果として電圧信号VSI1と
電圧信号VSQ1とをベースバンド処理部116へ出力
する。また、RAKE合成部115は、相関器R111
1〜相関器R1114から入力される電圧信号VPI2と
電圧信号VPQ2との値にそれぞれプロファイル部10
9から入力されるエネルギー強度「VI22+VQ22」
の値に対応した重みづけを行い、この重みづけされた電
圧信号VPI2と電圧信号VPQ2とのそれぞれに対し
て加算処理を行い、加算結果として電圧信号VSI2と
電圧信号VSQ2とをベースバンド処理部116へ出力
する。
1〜相関器R1104から入力される電圧信号VPI1と
電圧信号VPQ1との値にそれぞれプロファイル部10
9から入力されるエネルギー強度「VI12+VQ12」
の値に対応した重みづけを行い、この重みづけされた電
圧信号VPI1と電圧信号VPQ1とのそれぞれに対し
て加算処理を行い、加算結果として電圧信号VSI1と
電圧信号VSQ1とをベースバンド処理部116へ出力
する。また、RAKE合成部115は、相関器R111
1〜相関器R1114から入力される電圧信号VPI2と
電圧信号VPQ2との値にそれぞれプロファイル部10
9から入力されるエネルギー強度「VI22+VQ22」
の値に対応した重みづけを行い、この重みづけされた電
圧信号VPI2と電圧信号VPQ2とのそれぞれに対し
て加算処理を行い、加算結果として電圧信号VSI2と
電圧信号VSQ2とをベースバンド処理部116へ出力
する。
【0094】これにより、マルチパスで受信される電波
の受信強度を高めるため、マルチパスフェージングの影
響を低減することができる。そして、ベースバンド処理
部116は、入力される電圧信号VSI1と電圧信号V
SQ1とから復号される電圧信号と、入力される電圧信
号VSI2と電圧信号VSQ2とから復号される電圧信
号とで相互に補完させて、送信側から送信された送信デ
ータを得る。
の受信強度を高めるため、マルチパスフェージングの影
響を低減することができる。そして、ベースバンド処理
部116は、入力される電圧信号VSI1と電圧信号V
SQ1とから復号される電圧信号と、入力される電圧信
号VSI2と電圧信号VSQ2とから復号される電圧信
号とで相互に補完させて、送信側から送信された送信デ
ータを得る。
【0095】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述し
たフィルタ回路1において、拡散符号のビット数分の位
相をずらせ、全ての組み合わせを同時に行うため、積算
記憶回路を拡散符号のビット分を用意していた。従っ
て、例えばW−CDMA方式に用いるとした場合、ショ
ートコードが最大で256ビットであり、拡散符号K1
〜拡散符号K256が用いられるため、積算記憶回路は、
積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256の256
回路が必要であった。
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述し
たフィルタ回路1において、拡散符号のビット数分の位
相をずらせ、全ての組み合わせを同時に行うため、積算
記憶回路を拡散符号のビット分を用意していた。従っ
て、例えばW−CDMA方式に用いるとした場合、ショ
ートコードが最大で256ビットであり、拡散符号K1
〜拡散符号K256が用いられるため、積算記憶回路は、
積算記憶回路INT1〜積算記憶回路INT256の256
回路が必要であった。
【0096】しかしながら、全拡散係数の相関を取らな
くても、ある程度の拡散係数のビット数の積算処理によ
り、全く相関がとれない位相の判別は可能である。この
ことから、積算記憶回路において、例えば32ビット分
または16ビット分の積算処理を行った後に、例えばレ
ベル制御電流切断部10により、積算電圧値VDSを基
準値と比較する。そして、タイミング制御回路4は、積
算電圧値VDSが前記基準値以下の場合に積算を終了さ
せ、新たな位相の周期の積算を開始させるように構成す
ることが可能である。一方、基準値を越える積算電圧値
VDSを出力する積算記憶回路の積算処理は、継続させ
て行う。この結果、用意される積算記憶回路は、256
回路から32回路または16回路へ減少させることが可
能となる。この結果、上述したフィルタ回路は、回路全
体の回路規模を減少させ、かつ消費電流を削減すること
ができる。ここで、積算処理を行い途中判定する拡散係
数のビット数は任意であり、16ビット分または32ビ
ット分に限らない。
くても、ある程度の拡散係数のビット数の積算処理によ
り、全く相関がとれない位相の判別は可能である。この
ことから、積算記憶回路において、例えば32ビット分
または16ビット分の積算処理を行った後に、例えばレ
ベル制御電流切断部10により、積算電圧値VDSを基
準値と比較する。そして、タイミング制御回路4は、積
算電圧値VDSが前記基準値以下の場合に積算を終了さ
せ、新たな位相の周期の積算を開始させるように構成す
ることが可能である。一方、基準値を越える積算電圧値
VDSを出力する積算記憶回路の積算処理は、継続させ
て行う。この結果、用意される積算記憶回路は、256
回路から32回路または16回路へ減少させることが可
能となる。この結果、上述したフィルタ回路は、回路全
体の回路規模を減少させ、かつ消費電流を削減すること
ができる。ここで、積算処理を行い途中判定する拡散係
数のビット数は任意であり、16ビット分または32ビ
ット分に限らない。
【0097】また、一実施形態における積算記憶回路を
直列に2段接続した構成の積算記憶回路を用いることも
可能である。この場合、後段の積算記憶回路は、前段積
算記憶回路の積算結果を積算する。すなわち、256ビ
ットの電流信号IDを積算する場合、例えば前段の積算
記憶回路で16ビット演算する毎に後段の積算記憶回路
へ送り、後段の積算記憶回路は、この16ビットの積算
結果を積算する。このとき、前段の積算記憶回路は、1
6ビット分積算し、後段の積算記憶回路へ出力した後、
積算結果をリセットし、次の16ビット分の積算を開始
する。つまり、積算結果の精度は、電流信号の転送のフ
ィードバックループにおける誤差等に依存するため、積
算回数が増加すると、はじめのサンプリングした電流情
報IDに誤差が多く含まれていく。この誤差の増加を防
止するため、電流信号IDの積算を2段として、後段の
積算記憶回路は間隔を置いて前段の積算記憶回路の積算
結果を積算することで、フィードバックループにおける
転送回数を減少させることができる。この結果、積算結
果の積算電流値IDSの誤差を減少させることができ
る。このとき、後段の積算記憶回路における積算処理に
おいては、前段の積算記憶回路で係数の乗算は終了して
いるため、係数の乗算の処理の必要は無い。
直列に2段接続した構成の積算記憶回路を用いることも
可能である。この場合、後段の積算記憶回路は、前段積
算記憶回路の積算結果を積算する。すなわち、256ビ
ットの電流信号IDを積算する場合、例えば前段の積算
記憶回路で16ビット演算する毎に後段の積算記憶回路
へ送り、後段の積算記憶回路は、この16ビットの積算
結果を積算する。このとき、前段の積算記憶回路は、1
6ビット分積算し、後段の積算記憶回路へ出力した後、
積算結果をリセットし、次の16ビット分の積算を開始
する。つまり、積算結果の精度は、電流信号の転送のフ
ィードバックループにおける誤差等に依存するため、積
算回数が増加すると、はじめのサンプリングした電流情
報IDに誤差が多く含まれていく。この誤差の増加を防
止するため、電流信号IDの積算を2段として、後段の
積算記憶回路は間隔を置いて前段の積算記憶回路の積算
結果を積算することで、フィードバックループにおける
転送回数を減少させることができる。この結果、積算結
果の積算電流値IDSの誤差を減少させることができ
る。このとき、後段の積算記憶回路における積算処理に
おいては、前段の積算記憶回路で係数の乗算は終了して
いるため、係数の乗算の処理の必要は無い。
【0098】また、これまで述べてきた一実施形態によ
るフィルタは、マッチトフィルタに使用できることを説
明したが、他に相当数のタップを必要とする高精度なF
IRフィルタ等のフィルタ回路を消費電流を抑え、かつ
高速に動作する仕様で構成することが可能である。
るフィルタは、マッチトフィルタに使用できることを説
明したが、他に相当数のタップを必要とする高精度なF
IRフィルタ等のフィルタ回路を消費電流を抑え、かつ
高速に動作する仕様で構成することが可能である。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、時系列に入力される電
流信号を、複数の並列信号線のそれぞれに分配する電流
信号分配手段と、前記並列信号線毎に設けられ、分配さ
れた前記電流信号と並列信号線の並列順序に位相をずら
した所定の係数データとに基づき得た信号パターンを記
憶する複数の信号記憶手段と、前記ずらした位相の順に
並んでいる前記信号記憶手段から、そのずらした位相の
順に該信号記憶手段に記憶されている前記信号パターン
を出力させる出力選択手段とを具備するため、並列信号
線へ時系列に入力される電流信号に、並列信号線の並び
順にずらした位相の係数データを乗算し信号処理を行う
ため、同一の値の電流信号に対して前記信号記憶手段毎
に、異なった信号処理を行うことが出来る。すなわち、
本発明のフィルタ回路は、1つのみの構成で、時系列に
入力される電流信号に対して、並列処理により、前記信
号記憶手段毎に異なった係数データによる信号処理を行
い、前記出力選択手段により前記信号記憶手段から、順
次異なった信号処理結果の信号パターンを位相順に取り
出すことが可能である。
流信号を、複数の並列信号線のそれぞれに分配する電流
信号分配手段と、前記並列信号線毎に設けられ、分配さ
れた前記電流信号と並列信号線の並列順序に位相をずら
した所定の係数データとに基づき得た信号パターンを記
憶する複数の信号記憶手段と、前記ずらした位相の順に
並んでいる前記信号記憶手段から、そのずらした位相の
順に該信号記憶手段に記憶されている前記信号パターン
を出力させる出力選択手段とを具備するため、並列信号
線へ時系列に入力される電流信号に、並列信号線の並び
順にずらした位相の係数データを乗算し信号処理を行う
ため、同一の値の電流信号に対して前記信号記憶手段毎
に、異なった信号処理を行うことが出来る。すなわち、
本発明のフィルタ回路は、1つのみの構成で、時系列に
入力される電流信号に対して、並列処理により、前記信
号記憶手段毎に異なった係数データによる信号処理を行
い、前記出力選択手段により前記信号記憶手段から、順
次異なった信号処理結果の信号パターンを位相順に取り
出すことが可能である。
【0100】また、本発明によれば、スイッチトキャパ
シタ方式と異なり記憶される電流信号の電流値の精度向
上に対して、誤差をキャンセルできる大きさの記憶用の
キャパシタを必要としないため、このキャパシタへの電
荷の充電時間が必要ないため、速度の向上が可能とな
る。さらに、本発明によれば、並列に電流信号を保持す
るので電流信号を記憶させる保持手段のみを駆動させる
制御が可能であり、フィルタ回路全体の動作時における
駆動電流を削減することができる。
シタ方式と異なり記憶される電流信号の電流値の精度向
上に対して、誤差をキャンセルできる大きさの記憶用の
キャパシタを必要としないため、このキャパシタへの電
荷の充電時間が必要ないため、速度の向上が可能とな
る。さらに、本発明によれば、並列に電流信号を保持す
るので電流信号を記憶させる保持手段のみを駆動させる
制御が可能であり、フィルタ回路全体の動作時における
駆動電流を削減することができる。
【図1】 本発明の一実施形態によるフィルタ回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】 図1のフィルタ回路における積算記憶回路の
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図3】 図1のフィルタ回路におけるV−I変換回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】 図1のフィルタ回路における電流伝達部3の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】 図1のフィルタ回路における積算記憶回路I
NT1(積算記憶回路INT2〜積算記憶回路INTn)
の構成を示すブロック図である。
NT1(積算記憶回路INT2〜積算記憶回路INTn)
の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5の積算記憶回路INT1におけるスイッ
チ素子SW1の構成を示すブロック図である。
チ素子SW1の構成を示すブロック図である。
【図7】 図5の積算記憶回路INT1における積算部
ITの構成を示すブロック図である。
ITの構成を示すブロック図である。
【図8】 図5の積算記憶回路INT1の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】 図1のフィルタ回路におけるI−V変換回路
8の構成を示すブロック図である。
8の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の一実施形態によるフィルタ回路を
用いたW−CDMA受信部の構成を示すブロック図であ
る。
用いたW−CDMA受信部の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】 図10における複素型マッチトフィルタ
(MF)101(102)の構成を示すブロック図であ
る。
(MF)101(102)の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 従来のフィルタ回路の構成を示す示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図13】 図12のサンプルホールド回路または加減
算回路を構成する基本回路のブロック図である。
算回路を構成する基本回路のブロック図である。
【図14】 図13の基本回路を用いて構成された加減
算回路のブロック図である。
算回路のブロック図である。
【図15】 COMSインバータで構成されたオペアン
プを示すブロック図である。
プを示すブロック図である。
1 フィルタ回路 2 V−I変換回路 3 電流伝達部 4 タイミング制御回路 6 セレクタ 7 演算係数制御回路 8 I−V変換回路 9、10 レベル制御電流切断部 S/H1、S/H1B サンプルホールド回路 INT1〜INTn 積算記憶回路 IT 積算部
Claims (5)
- 【請求項1】 時系列に入力される電流信号を、複数の
並列信号線のそれぞれに分配する電流信号分配手段と、 前記並列信号線毎に設けられ、分配された前記電流信号
と並列信号線の並列順序に位相をずらした所定の係数デ
ータとに基づき得た信号パターンを記憶する複数の信号
記憶手段と、 前記ずらした位相の順に並んでいる前記信号記憶手段か
ら、そのずらした位相の順に該信号記憶手段に記憶され
ている前記信号パターンを出力させる出力選択手段とを
具備することを特徴とするフィルタ回路。 - 【請求項2】 前記所定の係数データが拡散符号からな
るデータであることを特徴とする請求項1記載のフィル
タ回路。 - 【請求項3】 前記信号憶手段が、前記信号線毎に順次
送られた前記電流信号に所定の係数データを乗算する乗
算手段と、該乗算手段の乗算結果を積算して積算結果の
電流積算値を記憶する積算記憶手段とからなることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のフィルタ回
路。 - 【請求項4】 少なくとも2つの前記積算記憶手段が直
列に接続され、後段の積算記憶手段が前段の積算記憶手
段より長い積算期間を有することを特徴とする請求項3
記載のフィルタ回路。 - 【請求項5】 受信された電波が変換されて得られる電
気信号のフィルタ処理を行う請求項1ないし請求項4の
いずれか1項に記載のフィルタ回路からなる受信部を有
することを特徴とする多重通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36570198A JP2000188560A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | フィルタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36570198A JP2000188560A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | フィルタ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000188560A true JP2000188560A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18484900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36570198A Withdrawn JP2000188560A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | フィルタ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000188560A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008125127A (ja) * | 2002-03-04 | 2008-05-29 | St Microelectronics Nv | 無線周波数伝送用共振電力変換器と方法 |
| WO2011082482A1 (en) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | Kaben Wireless Silicon Inc. | Multi-layer switching in charge -domain or sampling if filters |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP36570198A patent/JP2000188560A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008125127A (ja) * | 2002-03-04 | 2008-05-29 | St Microelectronics Nv | 無線周波数伝送用共振電力変換器と方法 |
| WO2011082482A1 (en) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | Kaben Wireless Silicon Inc. | Multi-layer switching in charge -domain or sampling if filters |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060307 |