JP2000188170A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents
加熱装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000188170A JP2000188170A JP10376149A JP37614998A JP2000188170A JP 2000188170 A JP2000188170 A JP 2000188170A JP 10376149 A JP10376149 A JP 10376149A JP 37614998 A JP37614998 A JP 37614998A JP 2000188170 A JP2000188170 A JP 2000188170A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heating element
- image
- support
- recording material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非常に厚い紙や、記録材Pの重送時等の加熱
体の破損を防止するとともに、加熱体の長手方向全域に
わたって加熱特性が等しく、良好かつ均一に画像を加熱
することが可能な加熱装置及び画像形成装置を提供する
こと。 【解決手段】 基板に通電により発熱する発熱抵抗体と
温度検知素子が設けられた加熱体と、該加熱体の支持体
と、この加熱体に摺動移動するフィルムと、該フィルム
を介して加熱体と圧接してニップを形成する加圧部材と
を有し、該ニップで画像を担持した記録材を挟持搬送し
て該画像を加熱する加熱装置において、該加熱体が、加
熱体支持体に設けられた加熱体嵌入溝に嵌入され、該嵌
入溝底部と当接して保持され、該加熱体の当接面に、該
加熱体と加熱体支持体との接触面積または該加熱体のフ
ィルム摺動面と加熱体支持体のフィルム摺動面との高さ
を調整する高さ調整パターンを配置したこと。
体の破損を防止するとともに、加熱体の長手方向全域に
わたって加熱特性が等しく、良好かつ均一に画像を加熱
することが可能な加熱装置及び画像形成装置を提供する
こと。 【解決手段】 基板に通電により発熱する発熱抵抗体と
温度検知素子が設けられた加熱体と、該加熱体の支持体
と、この加熱体に摺動移動するフィルムと、該フィルム
を介して加熱体と圧接してニップを形成する加圧部材と
を有し、該ニップで画像を担持した記録材を挟持搬送し
て該画像を加熱する加熱装置において、該加熱体が、加
熱体支持体に設けられた加熱体嵌入溝に嵌入され、該嵌
入溝底部と当接して保持され、該加熱体の当接面に、該
加熱体と加熱体支持体との接触面積または該加熱体のフ
ィルム摺動面と加熱体支持体のフィルム摺動面との高さ
を調整する高さ調整パターンを配置したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置及び画像
形成装置に関するものである。特に複写機やプリンター
等の電子写真法を利用した画像形成装置において、トナ
ー像を記録材に永久定着させるために使用される加熱装
置に関係しており、通電により発熱し、供給電力の制御
により温度制御される加熱体に、耐熱性フィルムを介し
て記録材を密着させて加熱体の熱エネルギーを記録材に
付与するフィルム加熱方式の加熱装置に関する。
形成装置に関するものである。特に複写機やプリンター
等の電子写真法を利用した画像形成装置において、トナ
ー像を記録材に永久定着させるために使用される加熱装
置に関係しており、通電により発熱し、供給電力の制御
により温度制御される加熱体に、耐熱性フィルムを介し
て記録材を密着させて加熱体の熱エネルギーを記録材に
付与するフィルム加熱方式の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスにおいてトナー像を加
熱し、記録材上に定着させる定着装置に代表される加熱
装置としては、従来から熱ローラー方式や、フィルム加
熱方式等の接触加熱方式が広く用いられている。このよ
うな装置はハロゲンランプや、発熱抵抗体に電流を流し
て発熱させ、定着ローラーや、定着フィルムを介して、
トナー像の加熱を行っている。
熱し、記録材上に定着させる定着装置に代表される加熱
装置としては、従来から熱ローラー方式や、フィルム加
熱方式等の接触加熱方式が広く用いられている。このよ
うな装置はハロゲンランプや、発熱抵抗体に電流を流し
て発熱させ、定着ローラーや、定着フィルムを介して、
トナー像の加熱を行っている。
【0003】しかし、熱ローラー方式の加熱装置は、定
着ローラーの熱容量が大きいので、電源を投入してから
定着ローラーが所定の温度に立ち上がるまでにかなりの
待ち時間(ウェイトタイム)を要する。温度立ち上げ後
も、画像形成装置からいつでもすぐに画像出力ができる
ように、装置待機中も定着ローラーの熱源(ハロゲンラ
ンプ等)に通電して、定着ローラー温度を常時高温に維
持する制御が必要なため、消費エネルギーが大きい等の
問題があった。
着ローラーの熱容量が大きいので、電源を投入してから
定着ローラーが所定の温度に立ち上がるまでにかなりの
待ち時間(ウェイトタイム)を要する。温度立ち上げ後
も、画像形成装置からいつでもすぐに画像出力ができる
ように、装置待機中も定着ローラーの熱源(ハロゲンラ
ンプ等)に通電して、定着ローラー温度を常時高温に維
持する制御が必要なため、消費エネルギーが大きい等の
問題があった。
【0004】そこで、アルミナ等のセラミック基板上に
発熱抵抗体のパターンを設けて加熱体を作り、これを発
熱させて、薄いフィルムを介して記録材を加熱する方法
が特開昭63−313182号公報で提案されている。
発熱抵抗体のパターンを設けて加熱体を作り、これを発
熱させて、薄いフィルムを介して記録材を加熱する方法
が特開昭63−313182号公報で提案されている。
【0005】このようなフィルム加熱方式の加熱装置
は、熱ローラー方式等の加熱装置とは異なり、昇温の速
い低熱容量の加熱体や薄膜の定着フィルムを用いるた
め、短時間に加熱体の温度が上昇するので、ウェイトタ
イムの短縮化(クイックスタート、オンデマンド)や、
画像形成装置の待機中に加熱体に通電して加熱を行う必
要がないことから省電力化が可能となる、等の利点を持
つ。
は、熱ローラー方式等の加熱装置とは異なり、昇温の速
い低熱容量の加熱体や薄膜の定着フィルムを用いるた
め、短時間に加熱体の温度が上昇するので、ウェイトタ
イムの短縮化(クイックスタート、オンデマンド)や、
画像形成装置の待機中に加熱体に通電して加熱を行う必
要がないことから省電力化が可能となる、等の利点を持
つ。
【0006】図8にフィルム加熱装置111の概略断面
図、図9にフィルム加熱装置111の要部の概略断面
図、図10に加熱体1および温度制御の概略構成図を示
す。
図、図9にフィルム加熱装置111の要部の概略断面
図、図10に加熱体1および温度制御の概略構成図を示
す。
【0007】定着フィルム3はエンドレスの耐熱性フィ
ルムであり、加熱体1を含む定着フィルム3のガイド部
材である加熱体支持体2に外嵌させてある。このエンド
レスの定着フィルム3の内周長は、加熱体1を含む加熱
体支持体2の外周長より、例えば3mm程度大きくして
ある。従って定着フィルム3は加熱体支持体2に対し、
周長が余裕を持ってルーズに外嵌している。
ルムであり、加熱体1を含む定着フィルム3のガイド部
材である加熱体支持体2に外嵌させてある。このエンド
レスの定着フィルム3の内周長は、加熱体1を含む加熱
体支持体2の外周長より、例えば3mm程度大きくして
ある。従って定着フィルム3は加熱体支持体2に対し、
周長が余裕を持ってルーズに外嵌している。
【0008】定着フィルム3は伝熱性を高めて、熱容量
を小さくし、クイックスタート性を向上させるため、フ
ィルム膜厚を100μm以下、好ましくは10〜50μ
m程度の耐熱性のあるPTFE、PFA、FEPの単
層、あるいはポリイミド、ポリアミドイミド、PEE
K、PES、PPS等の外周表面にPTFE、PFA、
FEP等をコーティングした複合層フィルムを使用でき
る。本実施形態では、ポリイミドの外周表面にPTFE
をコーティングした総厚60μmの複合層フィルムを用
いた。
を小さくし、クイックスタート性を向上させるため、フ
ィルム膜厚を100μm以下、好ましくは10〜50μ
m程度の耐熱性のあるPTFE、PFA、FEPの単
層、あるいはポリイミド、ポリアミドイミド、PEE
K、PES、PPS等の外周表面にPTFE、PFA、
FEP等をコーティングした複合層フィルムを使用でき
る。本実施形態では、ポリイミドの外周表面にPTFE
をコーティングした総厚60μmの複合層フィルムを用
いた。
【0009】1は加熱体であり、アルミナ(Al2 O
3 )等のセラミック基板である加熱体基板11上に、発
熱抵抗体12として、例えばAg/Pd(銀パラジウ
ム)等の電気抵抗材料を厚み10〜30μm、幅0.8
〜3mmにスクリーン印刷等により塗工・焼成し、その
上に保護層17としてガラスやフッ素樹脂等をコートし
てある。
3 )等のセラミック基板である加熱体基板11上に、発
熱抵抗体12として、例えばAg/Pd(銀パラジウ
ム)等の電気抵抗材料を厚み10〜30μm、幅0.8
〜3mmにスクリーン印刷等により塗工・焼成し、その
上に保護層17としてガラスやフッ素樹脂等をコートし
てある。
【0010】加熱体1には、図10(a)の加熱体表
面、図10(b)の加熱体裏面、で示すように、発熱抵
抗体12の導電パターン15・16、発熱抵抗体12の
給電電極パターン13・14、サーミスタ等の温度検知
素子24、温度検知素子24の導電パターン22・2
3、加熱体1裏面から貫通したスルーホール20・21
を介して導電パターン22・23に通電する温度検知素
子24の給電電極パターン18・19が配置されてい
る。なお、図10は中央基準通紙の画像形成装置の加熱
装置例について示している。
面、図10(b)の加熱体裏面、で示すように、発熱抵
抗体12の導電パターン15・16、発熱抵抗体12の
給電電極パターン13・14、サーミスタ等の温度検知
素子24、温度検知素子24の導電パターン22・2
3、加熱体1裏面から貫通したスルーホール20・21
を介して導電パターン22・23に通電する温度検知素
子24の給電電極パターン18・19が配置されてい
る。なお、図10は中央基準通紙の画像形成装置の加熱
装置例について示している。
【0011】また、13・14、15・16、18・1
9、22・23は、例えば、AgあるいはAg/Pd等
の導電材料を厚み10〜30μmで、発熱抵抗体12と
同様の手法によるスクリーン印刷等により、塗工・焼成
して形成する。
9、22・23は、例えば、AgあるいはAg/Pd等
の導電材料を厚み10〜30μmで、発熱抵抗体12と
同様の手法によるスクリーン印刷等により、塗工・焼成
して形成する。
【0012】特に、温度検知素子24の導電パターン2
2・23の一例を以下に示す。
2・23の一例を以下に示す。
【0013】 材質:Agのみ、またはAg/Pd等 高さ:10〜30[μm] 幅:0.5〜1.0[mm] 図8で示す4は、加熱体1との間で定着フィルム3を挟
んでニップ部Nを形成し、定着フィルム3を駆動する回
転体としての加圧ローラーであり、芯金4aと、シリコ
ンゴム等の離型性の良い耐熱ゴム4bから構成され、芯
金4aの端部より不図示の駆動手段により回転駆動す
る。この加圧ローラー4の外周面と、定着フィルム3の
外周面との、ニップ部Nにおける圧接摩擦力で定着フィ
ルム3に回転力が作用して、定着フィルム3は、その内
面がニップ部Nにおいて加熱体1面に密着して摺動しな
がら、矢印a方向に加圧ローラー4の回転周速度に略対
応した周速度をもって、加熱体支持体2の外回りを回転
状態になる(加圧ローラー駆動方式)。
んでニップ部Nを形成し、定着フィルム3を駆動する回
転体としての加圧ローラーであり、芯金4aと、シリコ
ンゴム等の離型性の良い耐熱ゴム4bから構成され、芯
金4aの端部より不図示の駆動手段により回転駆動す
る。この加圧ローラー4の外周面と、定着フィルム3の
外周面との、ニップ部Nにおける圧接摩擦力で定着フィ
ルム3に回転力が作用して、定着フィルム3は、その内
面がニップ部Nにおいて加熱体1面に密着して摺動しな
がら、矢印a方向に加圧ローラー4の回転周速度に略対
応した周速度をもって、加熱体支持体2の外回りを回転
状態になる(加圧ローラー駆動方式)。
【0014】加熱体1の温度制御を下記に述べる。
【0015】図10に示すように、加熱体1の給電電極
パターン13・14に、加熱体支持体2に加熱体1を固
定保持するためのコネクタ31が装着され、コネクタ3
1内の電気的接点としての加圧バネ32・32により、
給電ワイヤ33を介して、発熱抵抗体12は電源34と
トライアック35等からなる給電回路と接続される。
パターン13・14に、加熱体支持体2に加熱体1を固
定保持するためのコネクタ31が装着され、コネクタ3
1内の電気的接点としての加圧バネ32・32により、
給電ワイヤ33を介して、発熱抵抗体12は電源34と
トライアック35等からなる給電回路と接続される。
【0016】また、加熱体1の給電電極パターン18・
19に、加熱体支持体2に加熱体1を固定保持するため
のコネクタ36が装着され、コネクタ36内の電気的接
点としての加圧バネ37・37により、給電ワイヤ38
を介して、温度検知素子24は制御系のA/Dコンバー
タ39と接続される。
19に、加熱体支持体2に加熱体1を固定保持するため
のコネクタ36が装着され、コネクタ36内の電気的接
点としての加圧バネ37・37により、給電ワイヤ38
を介して、温度検知素子24は制御系のA/Dコンバー
タ39と接続される。
【0017】加熱体1の温度情報として、記録材Pの通
紙域内に設けられた温度検知素子24のサーミスタ電圧
がA/Dコンバータへ入力され、デジタルデータとして
CPU40へ取り込まれる。CPU40は、その入力デ
ジタルデータを基に、加熱体温度を所定の一定温度に制
御すべくトライアック35を制御する。制御方法として
は、発熱抵抗体12の印加電圧または電流をコントロー
ルするか、通電時間をコントロールする方法が採られて
いる。通電時間をコントロールする方法には、電源波形
の半波ごとに、通電する、通電しない、を制御するゼロ
クロス波数制御、電源波形の半波ごとに通電する位相角
を制御する位相制御等がある。
紙域内に設けられた温度検知素子24のサーミスタ電圧
がA/Dコンバータへ入力され、デジタルデータとして
CPU40へ取り込まれる。CPU40は、その入力デ
ジタルデータを基に、加熱体温度を所定の一定温度に制
御すべくトライアック35を制御する。制御方法として
は、発熱抵抗体12の印加電圧または電流をコントロー
ルするか、通電時間をコントロールする方法が採られて
いる。通電時間をコントロールする方法には、電源波形
の半波ごとに、通電する、通電しない、を制御するゼロ
クロス波数制御、電源波形の半波ごとに通電する位相角
を制御する位相制御等がある。
【0018】また、従来、加熱体1の加熱体基板11に
は、比較的安価なアルミナ(Al2O3 )等の耐熱性、
電気絶縁性、低熱容量のセラミック基板を用いていた。
しかし、時流により複写機やプリンター等の電子写真法
を利用した画像形成装置の高速化、ウェイトタイム短縮
化(クイックスタート)が要求され、加熱体基板11に
は、より早く加熱体全体、または加圧ローラに熱供給で
きる熱伝導率に優れたアルミナ基板に変わる材料が必要
とされていた。
は、比較的安価なアルミナ(Al2O3 )等の耐熱性、
電気絶縁性、低熱容量のセラミック基板を用いていた。
しかし、時流により複写機やプリンター等の電子写真法
を利用した画像形成装置の高速化、ウェイトタイム短縮
化(クイックスタート)が要求され、加熱体基板11に
は、より早く加熱体全体、または加圧ローラに熱供給で
きる熱伝導率に優れたアルミナ基板に変わる材料が必要
とされていた。
【0019】そこで、アルミナ基板よりも17倍ほど熱
伝導率に優れ、他に低熱膨張率、高強度、軽量のAlN
(窒化アルミ)基板が、アルミナ基板に代わる加熱体基
板11の材料として提案されている。
伝導率に優れ、他に低熱膨張率、高強度、軽量のAlN
(窒化アルミ)基板が、アルミナ基板に代わる加熱体基
板11の材料として提案されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来、図11に示すよ
うに、加熱体支持体2の加熱体1の受け面である加熱体
嵌入溝部2aの底面の、加熱体1の発熱抵抗体12に対
応する部位にザグリ部(段差部)2bを設けて、加熱体
1と加熱体支持体2との非接触部を設ける構成により、
加熱体1の発熱抵抗体12の熱が加熱体支持体2に奪わ
れる量を減少させることにより、加熱体1の温度上昇を
速くするウェイトタイムの短縮化、発熱抵抗体12の省
電力化、さらに定着性の向上を図っていた。
うに、加熱体支持体2の加熱体1の受け面である加熱体
嵌入溝部2aの底面の、加熱体1の発熱抵抗体12に対
応する部位にザグリ部(段差部)2bを設けて、加熱体
1と加熱体支持体2との非接触部を設ける構成により、
加熱体1の発熱抵抗体12の熱が加熱体支持体2に奪わ
れる量を減少させることにより、加熱体1の温度上昇を
速くするウェイトタイムの短縮化、発熱抵抗体12の省
電力化、さらに定着性の向上を図っていた。
【0021】しかしながら、加熱体1と加熱体支持体2
との非接触部であるザグリ部2bにより、加熱体1の発
熱抵抗体12の熱が加熱体支持体2に奪われないため
に、非常に厚い紙や、給紙不良等により、記録材Pが複
数枚重なって給紙された場合(重送)、厚紙や重送され
た記録材Pの端部において、ニップ部Nのニップ幅が減
少し、加熱体1の熱が加圧ローラーに奪われず、厚紙や
重送記録材P端部に対応する部位において、局所的に加
熱体1の温度が過度に上昇し、最悪の場合には加熱体1
が破損(割れ)してしまうという問題が発生した。
との非接触部であるザグリ部2bにより、加熱体1の発
熱抵抗体12の熱が加熱体支持体2に奪われないため
に、非常に厚い紙や、給紙不良等により、記録材Pが複
数枚重なって給紙された場合(重送)、厚紙や重送され
た記録材Pの端部において、ニップ部Nのニップ幅が減
少し、加熱体1の熱が加圧ローラーに奪われず、厚紙や
重送記録材P端部に対応する部位において、局所的に加
熱体1の温度が過度に上昇し、最悪の場合には加熱体1
が破損(割れ)してしまうという問題が発生した。
【0022】この厚紙や重送による加熱体1の破損は、
加圧ローラー4のゴム部4b肉厚をUPする、ゴム部4
bを低硬度化する、加熱体1と加圧ローラーとの接触圧
力を増加する等により、ニップ部Nのニップ幅を大きく
とる構成によって、ある程度回避できる。しかし、設計
の自由度が減少すること等から、さらなるマージンUP
のため、図12で示すように、加熱体支持体2の加熱体
嵌入溝部2a底面のザグリ部2bを廃止して、2a部底
面をフラット(平面)化し、2a部底面には、最小サイ
ズ紙の通紙域内に、温度検知素子24の逃げ溝である温
度検知素子用ザグリ部2cと、安全回路としての温度ヒ
ューズ50を加熱体1に接触配置するための貫通穴であ
る温度ヒューズ用貫通穴2dを設けるような加熱体支持
体2を用いることが提案されている。
加圧ローラー4のゴム部4b肉厚をUPする、ゴム部4
bを低硬度化する、加熱体1と加圧ローラーとの接触圧
力を増加する等により、ニップ部Nのニップ幅を大きく
とる構成によって、ある程度回避できる。しかし、設計
の自由度が減少すること等から、さらなるマージンUP
のため、図12で示すように、加熱体支持体2の加熱体
嵌入溝部2a底面のザグリ部2bを廃止して、2a部底
面をフラット(平面)化し、2a部底面には、最小サイ
ズ紙の通紙域内に、温度検知素子24の逃げ溝である温
度検知素子用ザグリ部2cと、安全回路としての温度ヒ
ューズ50を加熱体1に接触配置するための貫通穴であ
る温度ヒューズ用貫通穴2dを設けるような加熱体支持
体2を用いることが提案されている。
【0023】すなわち、2a部底面において、ザグリ部
や貫通穴を最小サイズ紙の通紙域内(通紙部領域)にの
み配置し、少なくとも最小サイズ紙の通紙域外(非通紙
部領域)で、かつ発熱抵抗体12に対応する部位は、フ
ラット化して、加熱体1と接触させ、加熱体1の厚紙や
重送記録材Pの端部における局所的に過昇温した熱を、
加熱体支持体2に放熱することによって、加熱体1の破
損を防止することができる。
や貫通穴を最小サイズ紙の通紙域内(通紙部領域)にの
み配置し、少なくとも最小サイズ紙の通紙域外(非通紙
部領域)で、かつ発熱抵抗体12に対応する部位は、フ
ラット化して、加熱体1と接触させ、加熱体1の厚紙や
重送記録材Pの端部における局所的に過昇温した熱を、
加熱体支持体2に放熱することによって、加熱体1の破
損を防止することができる。
【0024】ここで、温度ヒューズ50は、安全回路と
して、発熱抵抗体12と、電源34・トライアック35
等からなる給電回路とを接続する給電ワイヤ33に直列
に配置され、図13で示すように、加熱体1に不図示の
バネ等の加圧手段により、加熱体1に押圧されて接触配
置される。接触を確実にするため、加熱体1と温度ヒュ
ーズ50との接触部に耐熱性グリス等を塗布すると好適
である。例えば、CPU40が故障して暴走した場合等
において、任意の定格動作温度で作動する温度ヒューズ
50により、発煙・発火を防止することが確実となる。
して、発熱抵抗体12と、電源34・トライアック35
等からなる給電回路とを接続する給電ワイヤ33に直列
に配置され、図13で示すように、加熱体1に不図示の
バネ等の加圧手段により、加熱体1に押圧されて接触配
置される。接触を確実にするため、加熱体1と温度ヒュ
ーズ50との接触部に耐熱性グリス等を塗布すると好適
である。例えば、CPU40が故障して暴走した場合等
において、任意の定格動作温度で作動する温度ヒューズ
50により、発煙・発火を防止することが確実となる。
【0025】また、本例では、図13に示すように、温
度ヒューズ50と加熱体1とが接触配置する構成とし
て、貫通穴2dを加熱体支持体2に配置したが、図14
(a)で示すように、所定距離に保った空気層を介して
非接触配置する構成や、図14(b)で示すように、温
度ヒューズ用貫通穴2dを廃止し、加熱体支持体2を介
して温度ヒューズを配置する構成でも、温度ヒューズ5
0の定格動作温度を任意に決定することにより、安全回
路として動作可能である。
度ヒューズ50と加熱体1とが接触配置する構成とし
て、貫通穴2dを加熱体支持体2に配置したが、図14
(a)で示すように、所定距離に保った空気層を介して
非接触配置する構成や、図14(b)で示すように、温
度ヒューズ用貫通穴2dを廃止し、加熱体支持体2を介
して温度ヒューズを配置する構成でも、温度ヒューズ5
0の定格動作温度を任意に決定することにより、安全回
路として動作可能である。
【0026】上述したように、少なくとも、最小サイズ
紙の通紙域外で、かつ発熱抵抗体12に対応する加熱体
支持体2の加熱体嵌入溝部2a底面を、フラット化する
ことにより、厚紙や記録材Pの重送による加熱体1の破
損を防止することができた。
紙の通紙域外で、かつ発熱抵抗体12に対応する加熱体
支持体2の加熱体嵌入溝部2a底面を、フラット化する
ことにより、厚紙や記録材Pの重送による加熱体1の破
損を防止することができた。
【0027】しかしながら、上記フラット化により、加
熱体長手方向の左右(発熱抵抗体12の給電電極パター
ン13・14側と、温度検知素子24の給電電極パター
ン18・19側)で、定着性が不均一になるという問題
が発生した。
熱体長手方向の左右(発熱抵抗体12の給電電極パター
ン13・14側と、温度検知素子24の給電電極パター
ン18・19側)で、定着性が不均一になるという問題
が発生した。
【0028】この間題について図15および図16を用
いて説明する。
いて説明する。
【0029】図12のG位置での概略断面図を図15
(a)に示すように、温度検知素子24の導電パターン
22・23が配置されているために、加熱体支持体2と
導電パターン22・23は接触しているが、加熱体支持
体2と加熱体1の加熱体基板11とは、非接触となって
いるため、加熱体1の熱が加熱体支持体2に奪われる量
が小さいために、温度検知素子24の給電電極パターン
18・19側は、定着性が良い。
(a)に示すように、温度検知素子24の導電パターン
22・23が配置されているために、加熱体支持体2と
導電パターン22・23は接触しているが、加熱体支持
体2と加熱体1の加熱体基板11とは、非接触となって
いるため、加熱体1の熱が加熱体支持体2に奪われる量
が小さいために、温度検知素子24の給電電極パターン
18・19側は、定着性が良い。
【0030】一方、図12のH位置での概略断面図を図
15(b)で示す。このように、加熱体支持体2と加熱
体1の加熱体基板11とは、接触しているため、加熱体
1の熱が加熱体支持体2に奪われる量が大きいために、
発熱抵抗体12の給電電極パターン13・14側は、定
着性が悪い。
15(b)で示す。このように、加熱体支持体2と加熱
体1の加熱体基板11とは、接触しているため、加熱体
1の熱が加熱体支持体2に奪われる量が大きいために、
発熱抵抗体12の給電電極パターン13・14側は、定
着性が悪い。
【0031】また、図16に、図15の要部の拡大概略
断面図を示す。
断面図を示す。
【0032】図16で示すように、フィルムの回転方
向、記録材Pの搬送方向を矢印aとし、ニップ部Nに記
録材Pが挿入される側を上流側、ニップ部Nから記録材
Pが排出される側を下流側とする。加熱体支持体2の上
流アゴ部2eと加熱体1(加熱体1表面側の保護層1
7)との高さTは、図12のG位置での拡大概略断面図
を図16(a)、図12のH位置での拡大概略断面図を
図16(b)で示すように、H位置での高さT2は、G
位置での高さT1より、導電パターン22・23分だけ
高くなってしまう。
向、記録材Pの搬送方向を矢印aとし、ニップ部Nに記
録材Pが挿入される側を上流側、ニップ部Nから記録材
Pが排出される側を下流側とする。加熱体支持体2の上
流アゴ部2eと加熱体1(加熱体1表面側の保護層1
7)との高さTは、図12のG位置での拡大概略断面図
を図16(a)、図12のH位置での拡大概略断面図を
図16(b)で示すように、H位置での高さT2は、G
位置での高さT1より、導電パターン22・23分だけ
高くなってしまう。
【0033】定着性は、高さTが小さいほど定着性が良
く、高さTが大きいほど定着性は悪くなる。これは、加
熱体支持体2に外嵌してある定着フィルム3が、上流側
から加熱体1に接触する際、高さTが小さいほど、加熱
体1に接触するポイントが、より上流側になるため、定
着フィルム3が加熱体1によって加熱され易く、高さT
が大きいほど、加熱体1に接触するポイントが、より下
流側になるため、定着フィルム3が加熱体1によって加
熱されにくくなるためである。
く、高さTが大きいほど定着性は悪くなる。これは、加
熱体支持体2に外嵌してある定着フィルム3が、上流側
から加熱体1に接触する際、高さTが小さいほど、加熱
体1に接触するポイントが、より上流側になるため、定
着フィルム3が加熱体1によって加熱され易く、高さT
が大きいほど、加熱体1に接触するポイントが、より下
流側になるため、定着フィルム3が加熱体1によって加
熱されにくくなるためである。
【0034】通常、定着フィルム3が加熱体1の加熱体
基板11のエッジで摺擦されて削られないように、少な
くとも上流アゴ部2eは、加熱体基板11より高く設定
される。より好適には、上流アゴ部2eは、加熱体1の
保護層17表面と同等、あるいは保護層17より高く設
定すると良い。
基板11のエッジで摺擦されて削られないように、少な
くとも上流アゴ部2eは、加熱体基板11より高く設定
される。より好適には、上流アゴ部2eは、加熱体1の
保護層17表面と同等、あるいは保護層17より高く設
定すると良い。
【0035】従って図16(a)に示す給電電極パター
ン18・19側では、温度検知素子24の導電パターン
22・23が配置されており、上流アゴ部2eと加熱体
1との高さT1が小さいために、定着性が良い。一方、
図16(b)に示す給電電極パターン13・14側で
は、上流アゴ部2eと加熱体1との高さT2がT1と比
べて、導電パターン22・23分だけ大きいために、定
着性が悪い。
ン18・19側では、温度検知素子24の導電パターン
22・23が配置されており、上流アゴ部2eと加熱体
1との高さT1が小さいために、定着性が良い。一方、
図16(b)に示す給電電極パターン13・14側で
は、上流アゴ部2eと加熱体1との高さT2がT1と比
べて、導電パターン22・23分だけ大きいために、定
着性が悪い。
【0036】以上、述べたように、加熱体1の温度検知
素子24の導電パターン22・23が有る側では、定着
性が良く、温度検知素子24の導電パターン22・23
が無い側では、定着性が悪く、加熱体1と加熱体支持体
2との接触面積、および加熱体1と加熱体支持体2の上
流アゴ部2eとの高さTによる左右差により、発熱抵抗
体12の長手方向の左右で、定着性の左右差が発生し、
画像の定着性が不均一になってしまうという問題が発生
してしまう。
素子24の導電パターン22・23が有る側では、定着
性が良く、温度検知素子24の導電パターン22・23
が無い側では、定着性が悪く、加熱体1と加熱体支持体
2との接触面積、および加熱体1と加熱体支持体2の上
流アゴ部2eとの高さTによる左右差により、発熱抵抗
体12の長手方向の左右で、定着性の左右差が発生し、
画像の定着性が不均一になってしまうという問題が発生
してしまう。
【0037】特に、アルミナ基板よりも17倍ほど熱伝
導率に優れたAlN(窒化アルミ)基板を用いた場合に
は、加熱体基板11の熱伝導率が高いために、温度検知
素子24の導電パターン22・23が有る側と、無い側
で、加熱体1から加熱体支持体2に奪われる熱量の差が
大きくなり、発熱抵抗体12の左右で、定着性の左右差
が非常に大きくなってしまう。
導率に優れたAlN(窒化アルミ)基板を用いた場合に
は、加熱体基板11の熱伝導率が高いために、温度検知
素子24の導電パターン22・23が有る側と、無い側
で、加熱体1から加熱体支持体2に奪われる熱量の差が
大きくなり、発熱抵抗体12の左右で、定着性の左右差
が非常に大きくなってしまう。
【0038】従って、本発明の目的は、非常に厚い紙
や、記録材Pの重送時等の加熱体の破損を防止するとと
もに、加熱体の長手方向全域にわたって加熱特性が等し
く、良好かつ均一に画像を加熱することが可能な加熱装
置及び画像形成装置を提供することである。
や、記録材Pの重送時等の加熱体の破損を防止するとと
もに、加熱体の長手方向全域にわたって加熱特性が等し
く、良好かつ均一に画像を加熱することが可能な加熱装
置及び画像形成装置を提供することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】〔1〕: 基板に通電に
より発熱する発熱抵抗体と温度検知素子が設けられた加
熱体と、該加熱体の支持体と、この加熱体に摺動移動す
るフィルムと、該フィルムを介して加熱体と圧接してニ
ップを形成する加圧部材とを有し、該ニップで画像を担
持した記録材を挟持搬送して該画像を加熱する加熱装置
において、該加熱体が、加熱体支持体に設けられた加熱
体嵌入溝に嵌入され、該嵌入溝底部と当接して保持さ
れ、該加熱体の当接面に、該加熱体と加熱体支持体との
接触面積または該加熱体のフィルム摺動面と加熱体支持
体のフィルム摺動面との高さを調整する高さ調整パター
ンを配置したことを特徴とする加熱装置。
より発熱する発熱抵抗体と温度検知素子が設けられた加
熱体と、該加熱体の支持体と、この加熱体に摺動移動す
るフィルムと、該フィルムを介して加熱体と圧接してニ
ップを形成する加圧部材とを有し、該ニップで画像を担
持した記録材を挟持搬送して該画像を加熱する加熱装置
において、該加熱体が、加熱体支持体に設けられた加熱
体嵌入溝に嵌入され、該嵌入溝底部と当接して保持さ
れ、該加熱体の当接面に、該加熱体と加熱体支持体との
接触面積または該加熱体のフィルム摺動面と加熱体支持
体のフィルム摺動面との高さを調整する高さ調整パター
ンを配置したことを特徴とする加熱装置。
【0040】〔2〕: 前記加熱体支持体の嵌入溝底部
が、少なくとも、最小サイズの記録材の通紙域外で、か
つ発熱抵抗体に対応する領域では、平面であることを特
徴とする〔1〕記載の加熱装置。
が、少なくとも、最小サイズの記録材の通紙域外で、か
つ発熱抵抗体に対応する領域では、平面であることを特
徴とする〔1〕記載の加熱装置。
【0041】〔3〕: 前記高さ調整パターンが点線状
又は千鳥状に配置されていることを特徴とする〔1〕又
は〔2〕記載の加熱装置。
又は千鳥状に配置されていることを特徴とする〔1〕又
は〔2〕記載の加熱装置。
【0042】〔4〕: 基板に通電により発熱する発熱
抵抗体と温度検知素子が設けられた加熱体と、該加熱体
の支持体と、この加熱体に摺動移動するフィルムと、該
フィルムを介して加熱体と圧接してニップを形成する加
圧部材とを有し、該ニップで画像を担持した記録材を挟
持搬送して該画像を加熱する加熱装置において、該加熱
体が、加熱体支持体に設けられた加熱体嵌入溝に嵌入さ
れ、該嵌入溝底部と当接して保持されており、該加熱体
支持体の加熱体との当接面に、該加熱体と加熱体支持体
との接触面積または該加熱体のフィルム摺動面と加熱体
支持体のフィルム摺動面との高さを調整する高さ調整凸
部を配置したことを特徴とする加熱装置。
抵抗体と温度検知素子が設けられた加熱体と、該加熱体
の支持体と、この加熱体に摺動移動するフィルムと、該
フィルムを介して加熱体と圧接してニップを形成する加
圧部材とを有し、該ニップで画像を担持した記録材を挟
持搬送して該画像を加熱する加熱装置において、該加熱
体が、加熱体支持体に設けられた加熱体嵌入溝に嵌入さ
れ、該嵌入溝底部と当接して保持されており、該加熱体
支持体の加熱体との当接面に、該加熱体と加熱体支持体
との接触面積または該加熱体のフィルム摺動面と加熱体
支持体のフィルム摺動面との高さを調整する高さ調整凸
部を配置したことを特徴とする加熱装置。
【0043】〔5〕: 前記高さ調整凸部が点線状又は
千鳥状に配置されていることを特徴とする〔4〕記載の
加熱装置。
千鳥状に配置されていることを特徴とする〔4〕記載の
加熱装置。
【0044】〔6〕: 前記記録材上の画像が未定着ト
ナー像であり、該トナー像を加熱することにより該記録
材に定着させることを特徴とする〔1〕乃至〔5〕の何
れか1項に記載の加熱装置。
ナー像であり、該トナー像を加熱することにより該記録
材に定着させることを特徴とする〔1〕乃至〔5〕の何
れか1項に記載の加熱装置。
【0045】〔7〕: 記録材上に画像を形成する像形
成手段と、該記録材上の画像を加熱する像加熱手段とを
有する画像形成装置において、該像加熱手段として
〔1〕乃至〔6〕の何れか1項に記載の像加熱装置を備
えたことを特徴とする画像形成装置。
成手段と、該記録材上の画像を加熱する像加熱手段とを
有する画像形成装置において、該像加熱手段として
〔1〕乃至〔6〕の何れか1項に記載の像加熱装置を備
えたことを特徴とする画像形成装置。
【0046】〈作 用〉すなわち、加熱体に高さ調整パ
ターン、または加熱体支持体に高さ調整凸部を配置する
ことにより、発熱抵抗体の長手方向の左右において、加
熱体の加熱体支持体との接触面積を略同一として、加熱
体支持体への加熱体の放熱量を略同一とし、また加熱体
と加熱体支持体の上流アゴ部との高さを略同一とするこ
とにより、発熱抵抗体の長手方向の左右で定着性を略均
一にすることができる。
ターン、または加熱体支持体に高さ調整凸部を配置する
ことにより、発熱抵抗体の長手方向の左右において、加
熱体の加熱体支持体との接触面積を略同一として、加熱
体支持体への加熱体の放熱量を略同一とし、また加熱体
と加熱体支持体の上流アゴ部との高さを略同一とするこ
とにより、発熱抵抗体の長手方向の左右で定着性を略均
一にすることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】〈第一の実施形態〉図1、図2、
図3により本発明に係る第一の実施形態について説明す
る。
図3により本発明に係る第一の実施形態について説明す
る。
【0048】本実施形態は、少なくとも、最小サイズ紙
の通紙域外において、加熱体支持体2の加熱体嵌入溝部
2a底面をフラット化して、加熱体1と接触させ、非常
に厚い紙や重送記録材Pの端部で加熱体1の局所的に過
昇温した熱を、加熱体支持体2に放熱することにより、
加熱体1の破損を防止する加熱装置であり、加熱体1に
高さ調整パターン60(ダミーパターン)を配置するこ
とにより、前記目的を達成するものである。尚、その他
の構成については、図8〜図10に示した装置と同じで
あるので、同一の要素には同符番を付し、再度の説明を
省略した。
の通紙域外において、加熱体支持体2の加熱体嵌入溝部
2a底面をフラット化して、加熱体1と接触させ、非常
に厚い紙や重送記録材Pの端部で加熱体1の局所的に過
昇温した熱を、加熱体支持体2に放熱することにより、
加熱体1の破損を防止する加熱装置であり、加熱体1に
高さ調整パターン60(ダミーパターン)を配置するこ
とにより、前記目的を達成するものである。尚、その他
の構成については、図8〜図10に示した装置と同じで
あるので、同一の要素には同符番を付し、再度の説明を
省略した。
【0049】具体的には、図1の概略構成図で示すよう
に、加熱体1の加熱体基板11上の温度検知素子24側
(加熱体1裏面側)に、温度検知素子24の導電パター
ン22・23と略同一構成の高さ調整パターン60(ダ
ミーパターン)を配置することにより、図2の要部の概
略断面図で示すように、発熱抵抗体12の長手方向の左
右(図1のG位置、H位置)において、加熱体1の加熱
体支持体2との接触面積を略同一として、加熱体支持体
2への加熱体1の放熱量を略同一とすることで、長手方
向の左右で定着性を略均一にするとともに、図3の要部
の拡大概略断面図で示すように、加熱体1と加熱体支持
体2の上流アゴ部2eとの高さTを略同一として、定着
フィルム3が、上流側から加熱体1に接触する際の加熱
体1に接触するポイントを略同一とすることで、長手方
向の左右で定着性を略均一にすることができる。
に、加熱体1の加熱体基板11上の温度検知素子24側
(加熱体1裏面側)に、温度検知素子24の導電パター
ン22・23と略同一構成の高さ調整パターン60(ダ
ミーパターン)を配置することにより、図2の要部の概
略断面図で示すように、発熱抵抗体12の長手方向の左
右(図1のG位置、H位置)において、加熱体1の加熱
体支持体2との接触面積を略同一として、加熱体支持体
2への加熱体1の放熱量を略同一とすることで、長手方
向の左右で定着性を略均一にするとともに、図3の要部
の拡大概略断面図で示すように、加熱体1と加熱体支持
体2の上流アゴ部2eとの高さTを略同一として、定着
フィルム3が、上流側から加熱体1に接触する際の加熱
体1に接触するポイントを略同一とすることで、長手方
向の左右で定着性を略均一にすることができる。
【0050】さらに、導電パターン22・23、および
高さ調整パターン60の構成を加熱装置に合わせて任意
に設定することにより、従来のザグリ部(段差部)2b
と同様に、加熱体基板11と加熱体支持体2との非接触
部を適度に設定することができ、加熱体1の発熱抵抗体
12の熱が加熱体支持体2に奪われる量を調整すること
ができるので、加熱体1の温度上昇を速くするウェイト
タイムの短縮化、発熱抵抗体12の省電力化、さらに定
着性の向上も同時に満足できるような設定が可能とな
る。
高さ調整パターン60の構成を加熱装置に合わせて任意
に設定することにより、従来のザグリ部(段差部)2b
と同様に、加熱体基板11と加熱体支持体2との非接触
部を適度に設定することができ、加熱体1の発熱抵抗体
12の熱が加熱体支持体2に奪われる量を調整すること
ができるので、加熱体1の温度上昇を速くするウェイト
タイムの短縮化、発熱抵抗体12の省電力化、さらに定
着性の向上も同時に満足できるような設定が可能とな
る。
【0051】高さ調整パターン60は、任意の材質を用
いても良いが、導電パターン22・23と同じ材質、線
幅、高さにすれば、加熱体支持体2への加熱体1の放熱
量、および加熱体1と加熱体支持体2の上流アゴ部2e
との高さが、発熱抵抗体12の左右で同一となるので、
より好適である。さらに、材質を導電パターン22・2
3と同一とすることにより、導電パターン22・23の
スクリーン印刷時に、マスク形状を変更するのみで、導
電パターン22・23のスクリーン印刷と同時に、高さ
調整パターン60の印刷を行うことができるので、製造
工程が増えることもなく、コストアップも小さい利点を
持つ。
いても良いが、導電パターン22・23と同じ材質、線
幅、高さにすれば、加熱体支持体2への加熱体1の放熱
量、および加熱体1と加熱体支持体2の上流アゴ部2e
との高さが、発熱抵抗体12の左右で同一となるので、
より好適である。さらに、材質を導電パターン22・2
3と同一とすることにより、導電パターン22・23の
スクリーン印刷時に、マスク形状を変更するのみで、導
電パターン22・23のスクリーン印刷と同時に、高さ
調整パターン60の印刷を行うことができるので、製造
工程が増えることもなく、コストアップも小さい利点を
持つ。
【0052】実際に、A4・8枚/分(プロセススピー
ド約50mm/sec)の画像形成装置において、加熱
体基板11として、長さ270mm、幅7mm、厚さ0
・6mmのアルミナ(Al2 O3 )基板、およびAlN
基板を用い、図1で示すように、導電パターン22・2
3と同一構成[材質(Ag+Pd)、高さ(20μ
m)、線幅(0.8mm)]の、高さ調整パターン60
を加熱体1の加熱体基板11上に配置し(温度ヒューズ
用貫通穴2dに対応する部位は除く)、定着性を確認し
たところ、発熱抵抗体12の左右で、定着性はほぼ同一
であり、画像形成装置より出力されたプリント画像は、
画像全体で略均一の定着性を示した。
ド約50mm/sec)の画像形成装置において、加熱
体基板11として、長さ270mm、幅7mm、厚さ0
・6mmのアルミナ(Al2 O3 )基板、およびAlN
基板を用い、図1で示すように、導電パターン22・2
3と同一構成[材質(Ag+Pd)、高さ(20μ
m)、線幅(0.8mm)]の、高さ調整パターン60
を加熱体1の加熱体基板11上に配置し(温度ヒューズ
用貫通穴2dに対応する部位は除く)、定着性を確認し
たところ、発熱抵抗体12の左右で、定着性はほぼ同一
であり、画像形成装置より出力されたプリント画像は、
画像全体で略均一の定着性を示した。
【0053】また、厚紙や重送時の記録材P端部での加
熱体1の局所的な過昇温による破損も、導電パターン2
2・23および高さ調整パターン60に沿って長手方向
に局所的な過昇温の熱が分散し、分散した熱が加熱体支
持体2へ放熱されることにより、前記過昇温が低減さ
れ、さらに、導電パターン22・23および高さ調整パ
ターン60の力学的強度が加熱体1に付加されるので、
破損に対する力学的強度がプラスされることにより、加
熱体1の破損防止効果も向上した。
熱体1の局所的な過昇温による破損も、導電パターン2
2・23および高さ調整パターン60に沿って長手方向
に局所的な過昇温の熱が分散し、分散した熱が加熱体支
持体2へ放熱されることにより、前記過昇温が低減さ
れ、さらに、導電パターン22・23および高さ調整パ
ターン60の力学的強度が加熱体1に付加されるので、
破損に対する力学的強度がプラスされることにより、加
熱体1の破損防止効果も向上した。
【0054】〈第二の実施形態〉図4により、本発明に
係る第二の実施形態について説明する。
係る第二の実施形態について説明する。
【0055】本形態は、高さ調整パターンの応用例とし
て、図4(a)で示すように、高さ調整パターン61を
点線状に配置したことにより、第一の実施形態と同様の
効果を得、かつ高さ調整パターンの材料費を削減し、低
コスト化を可能としたものである。
て、図4(a)で示すように、高さ調整パターン61を
点線状に配置したことにより、第一の実施形態と同様の
効果を得、かつ高さ調整パターンの材料費を削減し、低
コスト化を可能としたものである。
【0056】また、このように断続的な高さ調整パター
ン61とし、記録材搬送方向においてパターンの有る部
分と無い部分とが存在する場合、加熱体支持体2への加
熱体1の放熱量に差が発生することがある。
ン61とし、記録材搬送方向においてパターンの有る部
分と無い部分とが存在する場合、加熱体支持体2への加
熱体1の放熱量に差が発生することがある。
【0057】そこで、図4(b)で示す高さ調整パター
ン62のように、点線状の高さ調整パターンを千鳥状に
配置すると、高さ調整パターンの材料費を削減して、低
コスト化が実現できると同時に、定着性の均一化も実現
でき、より好適である。
ン62のように、点線状の高さ調整パターンを千鳥状に
配置すると、高さ調整パターンの材料費を削減して、低
コスト化が実現できると同時に、定着性の均一化も実現
でき、より好適である。
【0058】実際に、A4・8枚/分(プロセススピー
ド約50mm/sec)の画像形成装置において、加熱
体基板11として、長さ270mm、幅7mm、厚さ
0.6mmのアルミナ(Al2 O3 )基板、およびAl
N基板を用い、図4(a)で示すように、導電パターン
22・23と同一構成〔材質(Ag+Pd)、高さ(2
0μm)、線幅(0.8mm)〕の、高さ調整パターン
61、および高さ調整パターン62を、長さl=5m
m、間隔m=10mm、千鳥間隔k=5mmとして、加
熱体1の加熱体基板11上に配置し(温度ヒューズ用貫
通穴2dに対応する部位は除く)、各々定着性を確認し
たところ、発熱抵抗体12の左右で、定着性はほぼ同一
であり、画像形成装置より出力されたプリント画像は、
画像全体で略均一の定着性を示した。
ド約50mm/sec)の画像形成装置において、加熱
体基板11として、長さ270mm、幅7mm、厚さ
0.6mmのアルミナ(Al2 O3 )基板、およびAl
N基板を用い、図4(a)で示すように、導電パターン
22・23と同一構成〔材質(Ag+Pd)、高さ(2
0μm)、線幅(0.8mm)〕の、高さ調整パターン
61、および高さ調整パターン62を、長さl=5m
m、間隔m=10mm、千鳥間隔k=5mmとして、加
熱体1の加熱体基板11上に配置し(温度ヒューズ用貫
通穴2dに対応する部位は除く)、各々定着性を確認し
たところ、発熱抵抗体12の左右で、定着性はほぼ同一
であり、画像形成装置より出力されたプリント画像は、
画像全体で略均一の定着性を示した。
【0059】以上のように本形態によれば、点線状の高
さ調整パターンを加熱装置に合わせて任意に設定するこ
とにより、定着性左右差を防止すると同時に、厚紙や重
送時の記録材P端部での加熱体1の局所的な過昇温によ
る破損に対しても、第一の実施形態とほぼ同様の効果を
維持でき、さらに、従来のザグリ部(段差部)2bと同
様に、加熱体基板11と加熱体支持体2との非接触部を
適度に設定することができ、加熱体1の発熱抵抗体12
の熱が加熱体支持体2に奪われる量を調整することがで
きるので、加熱体1の温度上昇を速くするウェイトタイ
ムの短縮化、発熱抵抗体12の省電力化、さらに定着性
の向上も同時に満足できるような設定が可能となる。
さ調整パターンを加熱装置に合わせて任意に設定するこ
とにより、定着性左右差を防止すると同時に、厚紙や重
送時の記録材P端部での加熱体1の局所的な過昇温によ
る破損に対しても、第一の実施形態とほぼ同様の効果を
維持でき、さらに、従来のザグリ部(段差部)2bと同
様に、加熱体基板11と加熱体支持体2との非接触部を
適度に設定することができ、加熱体1の発熱抵抗体12
の熱が加熱体支持体2に奪われる量を調整することがで
きるので、加熱体1の温度上昇を速くするウェイトタイ
ムの短縮化、発熱抵抗体12の省電力化、さらに定着性
の向上も同時に満足できるような設定が可能となる。
【0060】〈第三の実施形態〉図5により、本発明に
係る第三の実施形態について説明する。
係る第三の実施形態について説明する。
【0061】第一の実施形態および第二の実施形態は、
加熱体1に高さ調整パターンを配置することにより、定
着性の左右差の発生を防止したが、本実施形態では、加
熱体支持体2の加熱体嵌入溝部2a底面に高さ調整凸部
70を設けた。
加熱体1に高さ調整パターンを配置することにより、定
着性の左右差の発生を防止したが、本実施形態では、加
熱体支持体2の加熱体嵌入溝部2a底面に高さ調整凸部
70を設けた。
【0062】具体的には、図5で示すように、加熱体支
持体2の加熱体嵌入溝部2a底面に、温度検知素子24
の導電パターン22・23と略同一の線幅・高さを持つ
高さ調整凸部70を形成し、図6で示すように、発熱抵
抗体12の長手方向の左右(G位置、H位置)におい
て、加熱体1の加熱体支持体2との接触面積を略同一と
して、加熱体支持体2への加熱体1の放熱量を略同一と
すること、また加熱体1と加熱体支持体2の上流アゴ部
2eとの高さTを略同一として、定着フィルム3が、上
流側から加熱体1に接触する際の加熱体1に接触するポ
イントを略同一とすることで、長手方向の左右で定着性
を略均一にすることができる。
持体2の加熱体嵌入溝部2a底面に、温度検知素子24
の導電パターン22・23と略同一の線幅・高さを持つ
高さ調整凸部70を形成し、図6で示すように、発熱抵
抗体12の長手方向の左右(G位置、H位置)におい
て、加熱体1の加熱体支持体2との接触面積を略同一と
して、加熱体支持体2への加熱体1の放熱量を略同一と
すること、また加熱体1と加熱体支持体2の上流アゴ部
2eとの高さTを略同一として、定着フィルム3が、上
流側から加熱体1に接触する際の加熱体1に接触するポ
イントを略同一とすることで、長手方向の左右で定着性
を略均一にすることができる。
【0063】実際に、A4・8枚/分(プロセススピー
ド約50mm/sec)の画像形成装置において、加熱
体基板11として、長さ270mm、幅7mm、厚さ
0.6mmのアルミナ(Al2 O3 )基板、およびAl
N基板を用い、図5で示すように、導電パターン22・
23と略同一構成[高さ(20μm)、線幅(0.8m
m)]の、高さ調整凸部70(材質は加熱体支持体2の
加熱体嵌入溝部2a底面と同じ材質)を、加熱体支持体
2の加熱体嵌入溝部2a底面に形成し、定着性を確認し
たところ、発熱抵抗体12の左右で、定着性はほぼ同一
であり、画像形成装置より出力されたプリント画像は、
画像全体で略均一の定着性を示した。
ド約50mm/sec)の画像形成装置において、加熱
体基板11として、長さ270mm、幅7mm、厚さ
0.6mmのアルミナ(Al2 O3 )基板、およびAl
N基板を用い、図5で示すように、導電パターン22・
23と略同一構成[高さ(20μm)、線幅(0.8m
m)]の、高さ調整凸部70(材質は加熱体支持体2の
加熱体嵌入溝部2a底面と同じ材質)を、加熱体支持体
2の加熱体嵌入溝部2a底面に形成し、定着性を確認し
たところ、発熱抵抗体12の左右で、定着性はほぼ同一
であり、画像形成装置より出力されたプリント画像は、
画像全体で略均一の定着性を示した。
【0064】本実施形態では、構成が簡単な方法とし
て、高さ調整凸部70の材質を、加熱体支持体2の加熱
体嵌入溝部2a底面と同じ材質で加熱体支持体2と一体
構成としたが、導電パターン22・23の材質に近い金
属系の材料を、加熱体嵌入溝部2a底面上に塗布して、
高さ調整凸部を形成するような構成でも良い。
て、高さ調整凸部70の材質を、加熱体支持体2の加熱
体嵌入溝部2a底面と同じ材質で加熱体支持体2と一体
構成としたが、導電パターン22・23の材質に近い金
属系の材料を、加熱体嵌入溝部2a底面上に塗布して、
高さ調整凸部を形成するような構成でも良い。
【0065】以上のように、高さ調整凸部70を、加熱
装置に合わせて任意に設定することにより、定着性左右
差を防止すると同時に、厚紙や重送時の記録材P端部で
の加熱体1の局所的な過昇温による破損に対しても、第
一の実施形態とほぼ同様の効果を維持でき、さらに、従
来のザグリ部(段差部)2bと同様に、加熱体基板11
と加熱体支持体2との非接触部を適度に設定することが
でき、加熱体1の発熱抵抗体12の熱が加熱体支持体2
に奪われる量を調整することができるので、加熱体1の
温度上昇を速くするウェイトタイムの短縮化、発熱抵抗
体12の省電力化、さらに定着性の向上も同時に満足で
きるような設定が可能となる。
装置に合わせて任意に設定することにより、定着性左右
差を防止すると同時に、厚紙や重送時の記録材P端部で
の加熱体1の局所的な過昇温による破損に対しても、第
一の実施形態とほぼ同様の効果を維持でき、さらに、従
来のザグリ部(段差部)2bと同様に、加熱体基板11
と加熱体支持体2との非接触部を適度に設定することが
でき、加熱体1の発熱抵抗体12の熱が加熱体支持体2
に奪われる量を調整することができるので、加熱体1の
温度上昇を速くするウェイトタイムの短縮化、発熱抵抗
体12の省電力化、さらに定着性の向上も同時に満足で
きるような設定が可能となる。
【0066】なお、上記第一の実施形態〜3については
任意に組み合わせて用いて良い。
任意に組み合わせて用いて良い。
【0067】高さ調整パターン、高さ調整凸部の構成
は、加熱装置構成によって、位置、材質、高さ、線幅、
形状は定着性が長手方向左右で均一になるように任意に
設定して良い。
は、加熱装置構成によって、位置、材質、高さ、線幅、
形状は定着性が長手方向左右で均一になるように任意に
設定して良い。
【0068】また、上記実施形態は、中央基準通紙に関
して述べたが、片側基準通紙の画像形成装置において
も、同様に適用することが可能であり、効果も同等であ
る。
して述べたが、片側基準通紙の画像形成装置において
も、同様に適用することが可能であり、効果も同等であ
る。
【0069】更に、上記実施形態では、温度ヒューズ用
貫通穴2dに対応する部所には、高さ調整パターンを配
置しないような構成としたが、温度ヒューズ用貫通穴2
dに対応する部所にも、高さ調整パターンを配置しても
良い。また、温度ヒューズ用貫通穴2dが無い構成に対
しても、適用できることは言うまでもない。
貫通穴2dに対応する部所には、高さ調整パターンを配
置しないような構成としたが、温度ヒューズ用貫通穴2
dに対応する部所にも、高さ調整パターンを配置しても
良い。また、温度ヒューズ用貫通穴2dが無い構成に対
しても、適用できることは言うまでもない。
【0070】〈画像形成装置例〉図7は、従来の電子写
真法を利用した画像形成装置100の一例を示す概略断
面図である。
真法を利用した画像形成装置100の一例を示す概略断
面図である。
【0071】図7において、潜像担持体としての感光ド
ラム101は、矢印A方向に回転し、感光ドラム101
を帯電処理するための帯電ローラ102によって一様均
一に帯電され、感光ドラム101に静電潜像を書き込む
露光手段であるレーザー光103により、その表面に静
電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置104
のトナーtを担持した現像スリーブ106によって顕像
化される。ここで、記録材Pが給紙カセット107より
取り出され、所定のタイミングによって、記録材Pは転
写ローラ108と感光ドラム101のニップ部に導入さ
れ、感光ドラム101上のトナー像が記録材P上に転写
される。
ラム101は、矢印A方向に回転し、感光ドラム101
を帯電処理するための帯電ローラ102によって一様均
一に帯電され、感光ドラム101に静電潜像を書き込む
露光手段であるレーザー光103により、その表面に静
電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置104
のトナーtを担持した現像スリーブ106によって顕像
化される。ここで、記録材Pが給紙カセット107より
取り出され、所定のタイミングによって、記録材Pは転
写ローラ108と感光ドラム101のニップ部に導入さ
れ、感光ドラム101上のトナー像が記録材P上に転写
される。
【0072】転写工程を終えた感光ドラム101上の転
写残トナーは、クリーニングブレード109により感光
ドラム101上から取り除かれてクリーニング装置11
0に回収される。クリーニング工程を終えた感光ドラム
101は、再び画像形成プロセス(帯電→露光→現像→
転写→クリーニング)を繰り返して、記録材P上に未定
着トナー画像が形成される。
写残トナーは、クリーニングブレード109により感光
ドラム101上から取り除かれてクリーニング装置11
0に回収される。クリーニング工程を終えた感光ドラム
101は、再び画像形成プロセス(帯電→露光→現像→
転写→クリーニング)を繰り返して、記録材P上に未定
着トナー画像が形成される。
【0073】一方、未定着トナー像を担持した記録材P
は、前述の第一,第二又は第三の実施形態で示した加熱
装置111に導入され、加圧・加熱されてトナー像が記
録材P上に定着される。
は、前述の第一,第二又は第三の実施形態で示した加熱
装置111に導入され、加圧・加熱されてトナー像が記
録材P上に定着される。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
厚い紙や、記録材の重送時等の加熱体の破損を防止する
とともに、加熱体の長手方向全域にわたって加熱特性が
等しく、良好かつ均一に画像を加熱することが可能な加
熱装置及び画像形成装置を提供することができる。
厚い紙や、記録材の重送時等の加熱体の破損を防止する
とともに、加熱体の長手方向全域にわたって加熱特性が
等しく、良好かつ均一に画像を加熱することが可能な加
熱装置及び画像形成装置を提供することができる。
【図1】 第一の実施形態のフィルム加熱装置の概略構
成図
成図
【図2】 第一の実施形態のフィルム加熱装置要部の概
略断面図
略断面図
【図3】 第一の実施形態のフィルム加熱装置要部の拡
大概略断面図
大概略断面図
【図4】 第二の実施形態のフィルム加熱装置要部の概
略構成図
略構成図
【図5】 第三の実施形態のフィルム加熱装置要部の概
略構成図
略構成図
【図6】 第三の実施形態のフィルム加熱装置要部の概
略断面図
略断面図
【図7】 画像形成装置の一例を示す概略断面図
【図8】 フィルム加熱装置の概略断面図
【図9】 フィルム加熱装置の要部の概略断面図
【図10】 加熱体および温度制御の概略構成図
【図11】 従来のフィルム加熱装置の概略構成図
【図12】 加熱体支持体の概略構成図
【図13】 安全回路(温度ヒューズ)の概略断面図
【図14】 安全回路(温度ヒューズ)の概略断面図
【図15】 従来のフィルム加熱装置要部の概略断面図
【図16】 従来のフィルム加熱装置要部の拡大概略断
面図
面図
1 加熱体 2 加熱体支持体 2a 加熱体嵌入溝部 2b ザグリ部(段差部) 2c 温度検知素子用ザグリ部 2d 温度ヒューズ用貫通穴 2e 上流アゴ部 3 定着フィルム(耐熱性フィルム) 4 加圧ローラー 4a 芯金 4b ゴム部(耐熱ゴム) 11 加熱体基板 12 発熱抵抗体 13,14 給電電極パターン 15,16 導電パターン 17 保護層 18,19 給電電極パターン 20,21 スルーホール 22,23 温度検知素子の導電パターン 24 温度検知素子 31 コネクタ 32 加圧バネ 33 給電ワイヤ 34 電源 35 トライアック 36 コネクタ 37 加圧バネ 38 給電ワイヤ 39 A/Dコンバータ 50 温度ヒューズ 60,61,62 高さ調整パターン 70 高さ調整凸部 100 画像形成装置 101 感光ドラム 102 帯電ローラ 103 レーザー光 104 現像装置 106 現像スリーブ 107 給紙カセット 108 転写ローラ 110 クリーニング装置 111 フィルム加熱装置 N ニップ部 P 記録材 t トナー k 高さ調整パターン千鳥間隔 l 高さ調整パターン長さ m 高さ調整パターン間隔
Claims (7)
- 【請求項1】 基板に通電により発熱する発熱抵抗体と
温度検知素子が設けられた加熱体と、該加熱体の支持体
と、この加熱体に摺動移動するフィルムと、該フィルム
を介して加熱体と圧接してニップを形成する加圧部材と
を有し、 該ニップで画像を担持した記録材を挟持搬送して該画像
を加熱する加熱装置において、 該加熱体が、加熱体支持体に設けられた加熱体嵌入溝に
嵌入され、該嵌入溝底部と当接して保持され、該加熱体
の当接面に、該加熱体と加熱体支持体との接触面積また
は該加熱体のフィルム摺動面と加熱体支持体のフィルム
摺動面との高さを調整する高さ調整パターンを配置した
ことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項2】 前記加熱体支持体の嵌入溝底部が、少な
くとも、最小サイズの記録材の通紙域外で、かつ発熱抵
抗体に対応する領域では、平面であることを特徴とする
請求項1記載の加熱装置。 - 【請求項3】 前記高さ調整パターンが点線状又は千鳥
状に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記
載の加熱装置。 - 【請求項4】 基板に通電により発熱する発熱抵抗体と
温度検知素子が設けられた加熱体と、該加熱体の支持体
と、この加熱体に摺動移動するフィルムと、該フィルム
を介して加熱体と圧接してニップを形成する加圧部材と
を有し、 該ニップで画像を担持した記録材を挟持搬送して該画像
を加熱する加熱装置において、 該加熱体が、加熱体支持体に設けられた加熱体嵌入溝に
嵌入され、該嵌入溝底部と当接して保持されており、 該加熱体支持体の加熱体との当接面に、該加熱体と加熱
体支持体との接触面積または該加熱体のフィルム摺動面
と加熱体支持体のフィルム摺動面との高さを調整する高
さ調整凸部を配置したことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項5】 前記高さ調整凸部が点線状又は千鳥状に
配置されていることを特徴とする請求項4記載の加熱装
置。 - 【請求項6】 前記記録材上の画像が未定着トナー像で
あり、該トナー像を加熱することにより該記録材に定着
させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に
記載の加熱装置。 - 【請求項7】 記録材上に画像を形成する像形成手段
と、該記録材上の画像を加熱する像加熱手段とを有する
画像形成装置において、 該像加熱手段として請求項1乃至6の何れか1項に記載
の像加熱装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10376149A JP2000188170A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 加熱装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10376149A JP2000188170A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 加熱装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000188170A true JP2000188170A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18506660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10376149A Pending JP2000188170A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 加熱装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000188170A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8811876B2 (en) | 2011-12-27 | 2014-08-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| JP2017167202A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | アルプス電気株式会社 | 加熱装置 |
| JP2018016020A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェットヘッド |
| JP2020030274A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | キヤノン株式会社 | ヒータ、このヒータを搭載する像加熱装置、及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP10376149A patent/JP2000188170A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8811876B2 (en) | 2011-12-27 | 2014-08-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| JP2017167202A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | アルプス電気株式会社 | 加熱装置 |
| JP2018016020A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェットヘッド |
| JP2020030274A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | キヤノン株式会社 | ヒータ、このヒータを搭載する像加熱装置、及び画像形成装置 |
| JP7179529B2 (ja) | 2018-08-21 | 2022-11-29 | キヤノン株式会社 | ヒータ、このヒータを搭載する像加熱装置、及び画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4659204B2 (ja) | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 | |
| US6583389B2 (en) | Image heating apparatus, heater for heating image and manufacturing method thereof | |
| JP7499560B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
| JP2000162909A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
| JP6638197B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
| JP3977200B2 (ja) | 像加熱装置 | |
| JP2015129792A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP7643013B2 (ja) | 加熱装置、定着装置、画像形成装置 | |
| JP2002169413A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000206811A (ja) | 加熱定着装置および画像形成装置 | |
| JPH11249465A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
| JP2004013045A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
| JP2000206809A (ja) | 加熱定着装置および画像形成装置 | |
| JP3478697B2 (ja) | 加熱定着装置 | |
| JP2019101251A (ja) | 像加熱装置 | |
| JP2011091006A (ja) | セラミックヒータ、加熱装置、画像形成装置 | |
| JP2002236426A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
| JP2000250337A (ja) | 加熱体、像加熱装置、および画像形成装置 | |
| JP2000188170A (ja) | 加熱装置及び画像形成装置 | |
| JP5074711B2 (ja) | 像加熱装置及びその装置に用いられる加熱体 | |
| JP4642213B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH07199694A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2002151232A (ja) | 加熱ヒータ、加熱装置および画像形成装置 | |
| JP2009042417A (ja) | 板状ヒータ、加熱装置、画像形成装置 | |
| JPH10133501A (ja) | 加熱体、加熱装置及び画像形成装置 |