JP2000188075A - 回路パターンの検査方法および検査装置 - Google Patents
回路パターンの検査方法および検査装置Info
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- JP2000188075A JP2000188075A JP10364073A JP36407398A JP2000188075A JP 2000188075 A JP2000188075 A JP 2000188075A JP 10364073 A JP10364073 A JP 10364073A JP 36407398 A JP36407398 A JP 36407398A JP 2000188075 A JP2000188075 A JP 2000188075A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体装置の製造過程等にあるウェハ上の同一
設計パターンの画像比較により欠陥、異物、残渣等を電
子線により検査する方法において、検出精度の高い検査
条件設定を効率よく行い、検査時間を短縮すると共に検
査の信頼性を向上する。 【解決手段】検査用の大電流高速画像形成用の電子光学
系とレビュー用の小電流高分解能の電子光学系の二つの
カラムを同一試料室上に設け、それぞれ独立に動作させ
る。
設計パターンの画像比較により欠陥、異物、残渣等を電
子線により検査する方法において、検出精度の高い検査
条件設定を効率よく行い、検査時間を短縮すると共に検
査の信頼性を向上する。 【解決手段】検査用の大電流高速画像形成用の電子光学
系とレビュー用の小電流高分解能の電子光学系の二つの
カラムを同一試料室上に設け、それぞれ独立に動作させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に係わり、特に半導体装置製造過程のウェハ上のパタ
ーン検査技術に関する。
法に係わり、特に半導体装置製造過程のウェハ上のパタ
ーン検査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造過程でウェハ上に形成
された回路パターンの欠陥を検出する検査方法として、
1つのウェハ上の2つ以上のLSIの同種パターンの画
像を光により取得し、それらを比較して検査する装置が
実用化されている。
された回路パターンの欠陥を検出する検査方法として、
1つのウェハ上の2つ以上のLSIの同種パターンの画
像を光により取得し、それらを比較して検査する装置が
実用化されている。
【0003】特に、電子線を用いたパターンの比較検査
装置が特開昭59−192943号公報、ジャーナル
オブ バキューム サイエンス アンド テクノロジー
(J.Vac. Sci. Tech.) B, Vol. 9, No.6, pp. 3005 -
3009(1991)、J. Vac. Sci. Tech. B, Vol. 10, No.6,
Pp. 2511 - 2515(1992)、エスピーアイイー(SPI
E)Vol.2439,および特開平5−258703号公報等
に記載されている。このような装置で実用的なスループ
ットを得るためには、非常に高速に画像を取得する必要
がある。そして高速で取得した画像のSNを確保するた
めに、通常の走査型電子顕微鏡の100倍以上(10n
A以上)の電子線電流を用い、実用的な検査速度を維持
しながら画像のSNを確保している。このとき、ビーム
径は通常の走査型電子顕微鏡に比べてかなり広がってお
り、0.05μm〜0.2μm程度になっている。これ
は、ビーム電流が大きいために電子銃の輝度とクーロン
効果により制限される値である。
装置が特開昭59−192943号公報、ジャーナル
オブ バキューム サイエンス アンド テクノロジー
(J.Vac. Sci. Tech.) B, Vol. 9, No.6, pp. 3005 -
3009(1991)、J. Vac. Sci. Tech. B, Vol. 10, No.6,
Pp. 2511 - 2515(1992)、エスピーアイイー(SPI
E)Vol.2439,および特開平5−258703号公報等
に記載されている。このような装置で実用的なスループ
ットを得るためには、非常に高速に画像を取得する必要
がある。そして高速で取得した画像のSNを確保するた
めに、通常の走査型電子顕微鏡の100倍以上(10n
A以上)の電子線電流を用い、実用的な検査速度を維持
しながら画像のSNを確保している。このとき、ビーム
径は通常の走査型電子顕微鏡に比べてかなり広がってお
り、0.05μm〜0.2μm程度になっている。これ
は、ビーム電流が大きいために電子銃の輝度とクーロン
効果により制限される値である。
【0004】このような電子光学系により取得した画像
信号は、適宜の画像処理系に送られ、隣接する同一パタ
ーン部の画像との間で比較検査が実施される。画像を比
較したときに異なる明るさの箇所が存在すれば、その部
分を欠陥とみなしてその座標を記憶する。このような構
成により、0.05〜0.1μm程度のサイズの欠陥ま
で検出が可能である。
信号は、適宜の画像処理系に送られ、隣接する同一パタ
ーン部の画像との間で比較検査が実施される。画像を比
較したときに異なる明るさの箇所が存在すれば、その部
分を欠陥とみなしてその座標を記憶する。このような構
成により、0.05〜0.1μm程度のサイズの欠陥ま
で検出が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置を使用
して検査を開始するときには、必要な各種多数のパラメ
ータをあらかじめ設定する必要がある。まず電子光学系
の設定パラメータには、電子線の照射エネルギ、画像を
形成する二次電子信号検出系のゲイン、画素サイズ、ビ
ーム電流などがある。一方、画像処理装置が隣接する同
一パターンの二つの画像を比較するときに、欠陥である
か否かを判断する閾値が存在する。この閾値を低く設定
すると欠陥検出感度は向上するが欠陥でない部分を欠陥
と見なしてしまう可能性が大きくなる。一方、閾値を上
げると検出感度は低下していく。
して検査を開始するときには、必要な各種多数のパラメ
ータをあらかじめ設定する必要がある。まず電子光学系
の設定パラメータには、電子線の照射エネルギ、画像を
形成する二次電子信号検出系のゲイン、画素サイズ、ビ
ーム電流などがある。一方、画像処理装置が隣接する同
一パターンの二つの画像を比較するときに、欠陥である
か否かを判断する閾値が存在する。この閾値を低く設定
すると欠陥検出感度は向上するが欠陥でない部分を欠陥
と見なしてしまう可能性が大きくなる。一方、閾値を上
げると検出感度は低下していく。
【0006】上記パラメータは、検査対象のプロセスや
パターンサイズ、また検出したい欠陥の種類によって最
適値が異なる。したがって、検査前に試行検査を実施
し、検出された欠陥座標の画像を表示させ、検出したい
欠陥が検出されているかを確認しながら上記パラメータ
を最適なものに設定する必要がある。
パターンサイズ、また検出したい欠陥の種類によって最
適値が異なる。したがって、検査前に試行検査を実施
し、検出された欠陥座標の画像を表示させ、検出したい
欠陥が検出されているかを確認しながら上記パラメータ
を最適なものに設定する必要がある。
【0007】また、本検査の終了後に欠陥座標部の画像
を取得し、どのような欠陥が検出されたのかを作業者が
確認する必要性もある。すなわち、欠陥の存在を検出す
るために高速に画像を取得し、画像処理で欠陥を検出す
るだけでなく、通常の走査型電子顕微鏡と同様に、ある
特定の狭い視野を画像化し、それを目視で観察・確認す
るという機能も必須である。これを以下レビューと呼
ぶ。
を取得し、どのような欠陥が検出されたのかを作業者が
確認する必要性もある。すなわち、欠陥の存在を検出す
るために高速に画像を取得し、画像処理で欠陥を検出す
るだけでなく、通常の走査型電子顕微鏡と同様に、ある
特定の狭い視野を画像化し、それを目視で観察・確認す
るという機能も必須である。これを以下レビューと呼
ぶ。
【0008】レビュー時には特に高速に画像を形成する
必要はない。一方、欠陥の有無だけでなく欠陥の形状や
種類もある程度認識できる必要があるため、高分解能画
像を取得できる必要がある。
必要はない。一方、欠陥の有無だけでなく欠陥の形状や
種類もある程度認識できる必要があるため、高分解能画
像を取得できる必要がある。
【0009】ところが従来の装置では、電子光学系が大
電流の高速走査による画像取得に最適な設計がなされて
おり、単に電子光学系の条件を変化させるだけでは充分
な分解能を得ることはできなかった。そのため、検出さ
れた欠陥が真の欠陥かそれともパラメータの設定が不適
当なことにより発生した誤検出であるのかを判定するた
めの精度が低かった。そのため、設定パラメータが必ず
しも最適な値に設定されずに検査が実行されることが多
かった。
電流の高速走査による画像取得に最適な設計がなされて
おり、単に電子光学系の条件を変化させるだけでは充分
な分解能を得ることはできなかった。そのため、検出さ
れた欠陥が真の欠陥かそれともパラメータの設定が不適
当なことにより発生した誤検出であるのかを判定するた
めの精度が低かった。そのため、設定パラメータが必ず
しも最適な値に設定されずに検査が実行されることが多
かった。
【0010】本発明の目的は、半導体装置の製造過程に
あるウェハ上の回路パターン等の同一設計パターン間の
画像情報の比較から、欠陥、異物、残渣等を電子線によ
り検査する方法および装置において、検査条件の設定を
効率よく実施でき、検査時間を短縮すると共に検査の信
頼性を向上させる方法および装置を提供することにあ
る。
あるウェハ上の回路パターン等の同一設計パターン間の
画像情報の比較から、欠陥、異物、残渣等を電子線によ
り検査する方法および装置において、検査条件の設定を
効率よく実施でき、検査時間を短縮すると共に検査の信
頼性を向上させる方法および装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、検査
用の大電流高速画像形成用の電子光学系とレビュー用の
小電流高分解能の電子光学系の二つのカラムを同一試料
室上に設け、それぞれ独立に動作させることにより上記
課題を解決した。
用の大電流高速画像形成用の電子光学系とレビュー用の
小電流高分解能の電子光学系の二つのカラムを同一試料
室上に設け、それぞれ独立に動作させることにより上記
課題を解決した。
【0012】すなわち本発明の方法および装置は、一つ
の真空容器上に大電流の電子ビームを試料に照射可能な
大電流鏡体と小電流で上記大電流鏡体と比較して直径が
小さい電子ビームを照射可能な小電流鏡体が存在し、上
記鏡体はすべて電子ビームを発生する電子銃と電子ビー
ムを小さく絞るためのレンズ系を備え、かつ電子ビーム
を被検査試料に走査するための偏向器を備え、上記真空
容器内の試料を載せたステージを連続に移動させながら
同時に電子ビームを試料上に走査し、発生した二次的荷
電粒子を検出し、上記検出信号を上記試料の画像信号に
変換し、上記画像信号を用いてパターンの欠陥を検査す
る工程と、検査により検出された欠陥座標の位置を小電
流鏡体の直下に移動させ、欠陥の確認を実施し、その結
果から上記大電流鏡体による検査条件を変更し再び上記
検査を実施することを特徴とする。
の真空容器上に大電流の電子ビームを試料に照射可能な
大電流鏡体と小電流で上記大電流鏡体と比較して直径が
小さい電子ビームを照射可能な小電流鏡体が存在し、上
記鏡体はすべて電子ビームを発生する電子銃と電子ビー
ムを小さく絞るためのレンズ系を備え、かつ電子ビーム
を被検査試料に走査するための偏向器を備え、上記真空
容器内の試料を載せたステージを連続に移動させながら
同時に電子ビームを試料上に走査し、発生した二次的荷
電粒子を検出し、上記検出信号を上記試料の画像信号に
変換し、上記画像信号を用いてパターンの欠陥を検査す
る工程と、検査により検出された欠陥座標の位置を小電
流鏡体の直下に移動させ、欠陥の確認を実施し、その結
果から上記大電流鏡体による検査条件を変更し再び上記
検査を実施することを特徴とする。
【0013】また、上記の構成において、上記小電流鏡
体の電子ビームは上記大電流鏡体の電子ビームより加速
電圧が低いことを特徴とする。
体の電子ビームは上記大電流鏡体の電子ビームより加速
電圧が低いことを特徴とする。
【0014】また、また、上記の構成において、上記試
料とステージに電子ビームを照射直前で所望のエネルギ
に減速させるための負の電位を印加し、小電流鏡体によ
り試料の画像を観察するときには上記大電流鏡体で検査
するときよりも小さい負電位を印加することを特徴とす
る。
料とステージに電子ビームを照射直前で所望のエネルギ
に減速させるための負の電位を印加し、小電流鏡体によ
り試料の画像を観察するときには上記大電流鏡体で検査
するときよりも小さい負電位を印加することを特徴とす
る。
【0015】また、上記の構成において、上記小電流鏡
体はX線検出器を備え、電子ビーム照射により放出され
るX線のエネルギから照射位置の材質を分析することを
特徴とする。
体はX線検出器を備え、電子ビーム照射により放出され
るX線のエネルギから照射位置の材質を分析することを
特徴とする。
【0016】また、上記の構成において、上記小電流鏡
体はエネルギフィルタを備え、電子ビーム照射により放
出される二次電子のエネルギをフィルタリングすること
で電子ビーム照射位置の電位を検出することを特徴とす
る。
体はエネルギフィルタを備え、電子ビーム照射により放
出される二次電子のエネルギをフィルタリングすること
で電子ビーム照射位置の電位を検出することを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明の第1
の実施例の装置構成を示し、図2は上記装置の動作およ
び走査の流れを示す。
の実施例の装置構成を示し、図2は上記装置の動作およ
び走査の流れを示す。
【0018】検査装置は大別して検査用電子光学系10
1、レビュー用電子光学系200、試料室102、制御
部104、画像処理部105より構成されている。検査
用電子光学系101は電子銃1、電子線引き出し電極
2、絶縁碍子3、コンデンサレンズ4、ブランキング用
偏向器17、走査偏向器8、絞り5、対物レンズ7によ
り構成されている。また2次電子検出器9が対物レンズ
7の下方にあり、二次電子検出器9の出力信号はプリア
ンプ12で増幅され、AD変換器30によりデジタルデ
ータに変換され、画像処理部105に送られる。
1、レビュー用電子光学系200、試料室102、制御
部104、画像処理部105より構成されている。検査
用電子光学系101は電子銃1、電子線引き出し電極
2、絶縁碍子3、コンデンサレンズ4、ブランキング用
偏向器17、走査偏向器8、絞り5、対物レンズ7によ
り構成されている。また2次電子検出器9が対物レンズ
7の下方にあり、二次電子検出器9の出力信号はプリア
ンプ12で増幅され、AD変換器30によりデジタルデ
ータに変換され、画像処理部105に送られる。
【0019】レビュー用電子光学系は電子銃201、電
子線引き出し電極202、コンデンサレンズ204、走
査偏向器208、絞り205、対物レンズ207により
構成されている。また2次電子検出器209が対物レン
ズ207の上方にあり、二次電子検出器209の出力信
号はプリアンプ212で増幅され、AD変換器230を
へて低速画像表示回路218に送られる。
子線引き出し電極202、コンデンサレンズ204、走
査偏向器208、絞り205、対物レンズ207により
構成されている。また2次電子検出器209が対物レン
ズ207の上方にあり、二次電子検出器209の出力信
号はプリアンプ212で増幅され、AD変換器230を
へて低速画像表示回路218に送られる。
【0020】試料室102は、ステージ24、光学式試
料高さ測定器29により構成されている。
料高さ測定器29により構成されている。
【0021】画像処理部105は画像記憶部18および
19、演算部20、欠陥判定部21より構成されてい
る。取り込まれた電子線画像および光学画像は、モニタ
22に表示される。
19、演算部20、欠陥判定部21より構成されてい
る。取り込まれた電子線画像および光学画像は、モニタ
22に表示される。
【0022】検査装置各部の動作命令および動作条件は
制御部104から入出力される。予め制御部104に電
子線発生時の加速電圧・電子線偏向幅・偏向速度・試料
台移動速度・検出器の信号取り込みタイミング等々の条
件が入力されている。また、光学式試料高さ測定器29
の信号から補正信号を生成し、電子線6が常に正しい位
置に照射されるよう対物レンズ電源26や、走査信号発
生器13に補正信号を送る。
制御部104から入出力される。予め制御部104に電
子線発生時の加速電圧・電子線偏向幅・偏向速度・試料
台移動速度・検出器の信号取り込みタイミング等々の条
件が入力されている。また、光学式試料高さ測定器29
の信号から補正信号を生成し、電子線6が常に正しい位
置に照射されるよう対物レンズ電源26や、走査信号発
生器13に補正信号を送る。
【0023】図2は電子ビームによる半導体パターン外
観検査装置の走査および動作フローを示す図であり、こ
の図を用いて本発明による半導体ウェハのパターン外観
検査方法を説明する。
観検査装置の走査および動作フローを示す図であり、こ
の図を用いて本発明による半導体ウェハのパターン外観
検査方法を説明する。
【0024】まず、ウェハをロードした後、光学顕微鏡
により粗いアライメントを実施する。これは、電子線走
査画像では走査範囲が狭く、ローディング時の機械的な
位置決めだけではアライメントマークが電子線の走査範
囲内に入らない可能性があるからである。そこで、視野
の広い低倍率の光学顕微鏡によりおよそ数十μmの精度
でアライメントを行う。
により粗いアライメントを実施する。これは、電子線走
査画像では走査範囲が狭く、ローディング時の機械的な
位置決めだけではアライメントマークが電子線の走査範
囲内に入らない可能性があるからである。そこで、視野
の広い低倍率の光学顕微鏡によりおよそ数十μmの精度
でアライメントを行う。
【0025】次に電子光学系の条件設定を実施する。検
査するウェハのパターンの種類により電子ビームの照射
エネルギや画素サイズ、ビーム電流等を設定する。最適
な電子ビームの照射エネルギは、パターンの材質により
異なる。通常、導電性材料では高分解能が得られるよう
に数keV以上の高目のエネルギとし、絶縁物を含むパ
ターンでは帯電防止のために1.5keV以下に設定す
るとよい。
査するウェハのパターンの種類により電子ビームの照射
エネルギや画素サイズ、ビーム電流等を設定する。最適
な電子ビームの照射エネルギは、パターンの材質により
異なる。通常、導電性材料では高分解能が得られるよう
に数keV以上の高目のエネルギとし、絶縁物を含むパ
ターンでは帯電防止のために1.5keV以下に設定す
るとよい。
【0026】次に特に注目したい欠陥サイズに応じた画
素サイズを設定する。無意味に画素サイズを小さくする
と検査所要時間が増大してしまう。次にビーム電流を設
定する。デフォルトの値は装置固有に存在するが、特に
帯電しやすいウェハでは小さめの電流に設定するとよ
い。また、検出したい欠陥のコントラストが大きいこと
が予めわかっていれば電流を小さめにすることで電子ビ
ームをより小さく絞ることが可能となり、高分解能の検
査ができる。
素サイズを設定する。無意味に画素サイズを小さくする
と検査所要時間が増大してしまう。次にビーム電流を設
定する。デフォルトの値は装置固有に存在するが、特に
帯電しやすいウェハでは小さめの電流に設定するとよ
い。また、検出したい欠陥のコントラストが大きいこと
が予めわかっていれば電流を小さめにすることで電子ビ
ームをより小さく絞ることが可能となり、高分解能の検
査ができる。
【0027】次に検査するウェハの電子線による画像を
表示させ、焦点や非点収差の補正を実施する。これは画
像を取り込んで計算機上またはそれ専用の画像処理装置
により自動化することが可能である。
表示させ、焦点や非点収差の補正を実施する。これは画
像を取り込んで計算機上またはそれ専用の画像処理装置
により自動化することが可能である。
【0028】以上の設定が終了したら、次に電子ビーム
による画像の精アライメントを実施する。これによりス
テージの座標系とウェハの座標系が正確に一致し、ステ
ージの座標をレーザ測長機等により計測することでウェ
ハ上の所望の位置を検査することが可能となる。次に、
検査したいエリアを制御用ワークステーションのディス
プレー等の制御用画面から入力する。
による画像の精アライメントを実施する。これによりス
テージの座標系とウェハの座標系が正確に一致し、ステ
ージの座標をレーザ測長機等により計測することでウェ
ハ上の所望の位置を検査することが可能となる。次に、
検査したいエリアを制御用ワークステーションのディス
プレー等の制御用画面から入力する。
【0029】次に試し検査を実施する。試し検査とは上
記で設定した各種パラメータが適当であるかを判断する
ために実施する。検査したいパターンの一部分を指定す
る。これが試し検査領域指定である。そして試し検査を
実施する。試し検査では電子ビームにより本番の検査と
同様の動作により画像を検出するが、画像処理回路を通
すことなくただ取得した画像をメモリにすべて取り込
む。
記で設定した各種パラメータが適当であるかを判断する
ために実施する。検査したいパターンの一部分を指定す
る。これが試し検査領域指定である。そして試し検査を
実施する。試し検査では電子ビームにより本番の検査と
同様の動作により画像を検出するが、画像処理回路を通
すことなくただ取得した画像をメモリにすべて取り込
む。
【0030】次に、画像処理条件の設定を行う。この条
件は、画像処理装置が隣接する同一パターンの二つの画
像を比較するときに、欠陥であるか否かを判断する閾値
である。この閾値を低く設定すると欠陥検出感度は向上
するが欠陥でない部分を欠陥と見なしてしまう可能性が
大きくなる。一方、閾値を上げると検出感度は低下して
いく。ここで明るさ閾値とは輝度信号の相違の閾値であ
る。
件は、画像処理装置が隣接する同一パターンの二つの画
像を比較するときに、欠陥であるか否かを判断する閾値
である。この閾値を低く設定すると欠陥検出感度は向上
するが欠陥でない部分を欠陥と見なしてしまう可能性が
大きくなる。一方、閾値を上げると検出感度は低下して
いく。ここで明るさ閾値とは輝度信号の相違の閾値であ
る。
【0031】電子ビームによる画像は光学顕微鏡画像に
比べてざらつきが大きい(すなわち画像のSN)。この
ため比較している検査対象物は同一で平均的な明るさは
同一でも、画素毎に見るとやや明暗のばらつきが存在す
る。したがって明暗の閾値を設け、画像を比較してその
閾値より大きく明暗の差が生じた場所のみを欠陥として
検出することで画像のざらつきを欠陥と認識しないよう
にしている。
比べてざらつきが大きい(すなわち画像のSN)。この
ため比較している検査対象物は同一で平均的な明るさは
同一でも、画素毎に見るとやや明暗のばらつきが存在す
る。したがって明暗の閾値を設け、画像を比較してその
閾値より大きく明暗の差が生じた場所のみを欠陥として
検出することで画像のざらつきを欠陥と認識しないよう
にしている。
【0032】また、位置ズレ閾値とは、比較する二枚の
画像の位置合わせの不完全さを欠陥として誤認識しない
ようにするために設ける。画像の位置ズレがここで設定
した閾値程度は存在するとみなして、それ以上の差が生
じた場合のみを欠陥と判断する。フィルタ種類とは取得
した画像に施すフィルタであり、検出した画像のざらつ
きを軽減したりエッジを強調するために存在する。これ
はパターンの種類や検出したい欠陥に応じて最適なもの
を試行錯誤で選択する。
画像の位置合わせの不完全さを欠陥として誤認識しない
ようにするために設ける。画像の位置ズレがここで設定
した閾値程度は存在するとみなして、それ以上の差が生
じた場合のみを欠陥と判断する。フィルタ種類とは取得
した画像に施すフィルタであり、検出した画像のざらつ
きを軽減したりエッジを強調するために存在する。これ
はパターンの種類や検出したい欠陥に応じて最適なもの
を試行錯誤で選択する。
【0033】以上のパラメータを設定した後、画像処理
を実施する。試し検査における画像処理では、すでに取
得した一連の画像を用いて比較検査を行う。この検査に
より欠陥が検出され、その座標が記憶され、制御画面上
に欠陥の場所を表示する。この時点で一つも欠陥が検出
されない場合、上記画像処理パラメータの閾値を下げて
感度を上げ、再びメモリ上の画像を用いて比較検査を実
施する。
を実施する。試し検査における画像処理では、すでに取
得した一連の画像を用いて比較検査を行う。この検査に
より欠陥が検出され、その座標が記憶され、制御画面上
に欠陥の場所を表示する。この時点で一つも欠陥が検出
されない場合、上記画像処理パラメータの閾値を下げて
感度を上げ、再びメモリ上の画像を用いて比較検査を実
施する。
【0034】次に、試し検査で検出された座標の画像を
観察する。これがレビューである。すでにその部分の画
像はメモリに記憶されているので、まずその画像を制御
用ワークステーションのディスプレーや画像表示専用の
ディスプレー等に表示し目視でどのような欠陥が検出さ
れたかを観察する。ここでかなり大きな欠陥については
目視により簡単に欠陥の形状や種類等が判明する。しか
し、装置の性能限界に近い微細な欠陥やコントラストの
小さい欠陥は、目視では充分に明確に判定できない場合
が多い。
観察する。これがレビューである。すでにその部分の画
像はメモリに記憶されているので、まずその画像を制御
用ワークステーションのディスプレーや画像表示専用の
ディスプレー等に表示し目視でどのような欠陥が検出さ
れたかを観察する。ここでかなり大きな欠陥については
目視により簡単に欠陥の形状や種類等が判明する。しか
し、装置の性能限界に近い微細な欠陥やコントラストの
小さい欠陥は、目視では充分に明確に判定できない場合
が多い。
【0035】そこで、レビュー専用の高分解能の電子光
学系の視野内に欠陥座標部を移動し、高分解能像をじっ
くりと観察する。これにより、試し検査で検出した欠陥
が、真の欠陥であるか否か、検出したかった欠陥である
か否かなどを容易に判別できる。その結果から、画像処
理のパラメータを再設定し、再びレビューすることを繰
り返すことで検出したい欠陥を確実に検出できる条件を
見いだすことができる。
学系の視野内に欠陥座標部を移動し、高分解能像をじっ
くりと観察する。これにより、試し検査で検出した欠陥
が、真の欠陥であるか否か、検出したかった欠陥である
か否かなどを容易に判別できる。その結果から、画像処
理のパラメータを再設定し、再びレビューすることを繰
り返すことで検出したい欠陥を確実に検出できる条件を
見いだすことができる。
【0036】高分解能のレビュー用電子光学系が存在し
ない従来の装置では、大電流の電子ビームにより画像を
形成するように設計されており、目視で長時間観察する
と試料に電子ビームが大量に照射され、試料が破壊され
たり帯電により画像を観察できなくなったりする。ま
た、欠陥の有無を確認するのが目的であり、目視観察に
より欠陥の詳細を判断するには分解能が不十分である。
ない従来の装置では、大電流の電子ビームにより画像を
形成するように設計されており、目視で長時間観察する
と試料に電子ビームが大量に照射され、試料が破壊され
たり帯電により画像を観察できなくなったりする。ま
た、欠陥の有無を確認するのが目的であり、目視観察に
より欠陥の詳細を判断するには分解能が不十分である。
【0037】従来では、このレビューと画像処理パラメ
ータ設定において試行錯誤を繰り返さざるを得ず、多大
な時間を要していた。ところが本発明によれば、レビュ
ー画面の画質がよいために画像処理パラメータの選択の
良否が正確に判断でき、試行錯誤の回数を格段に減少さ
せることができた。これにより有人作業の時間が大幅に
短縮され、総合的な装置稼働効率も向上した。
ータ設定において試行錯誤を繰り返さざるを得ず、多大
な時間を要していた。ところが本発明によれば、レビュ
ー画面の画質がよいために画像処理パラメータの選択の
良否が正確に判断でき、試行錯誤の回数を格段に減少さ
せることができた。これにより有人作業の時間が大幅に
短縮され、総合的な装置稼働効率も向上した。
【0038】条件設定のためのレビューが終了したら本
検査を開始する。この検査は無人で自動的に行われる。
この検査が終了したら再びレビューを実施する。このレ
ビューにより検出された欠陥が真の欠陥であるかを確認
した後にウェハをアンロードする。必要であれば他の分
析検査装置へ移動し、各種検査分析を行う。
検査を開始する。この検査は無人で自動的に行われる。
この検査が終了したら再びレビューを実施する。このレ
ビューにより検出された欠陥が真の欠陥であるかを確認
した後にウェハをアンロードする。必要であれば他の分
析検査装置へ移動し、各種検査分析を行う。
【0039】次に、本発明のポイントとなるレビュー用
電子光学系と検査用光学系の仕様、相違点と特徴につい
て説明する。
電子光学系と検査用光学系の仕様、相違点と特徴につい
て説明する。
【0040】検査用電子光学系とレビュー用電子光学系
の性能を比較したものが図3である。検査用の電子光学
系はウェハ全面の検査を実用的な時間で実行するために
非常に高速な画像取得が可能である。すなわち画素サイ
ズ0.1μm以下で100μm角を画像形成する時間は
20msec以下となっている。高速画像取得のためにステ
ージは連続的に移動しており電子ビームはその直交方向
に走査されるようになっている。さらに高速にかつ検査
に耐え得るSNの画像形成を実現するためにビーム電流
を20nA以上得られるように設計した。
の性能を比較したものが図3である。検査用の電子光学
系はウェハ全面の検査を実用的な時間で実行するために
非常に高速な画像取得が可能である。すなわち画素サイ
ズ0.1μm以下で100μm角を画像形成する時間は
20msec以下となっている。高速画像取得のためにステ
ージは連続的に移動しており電子ビームはその直交方向
に走査されるようになっている。さらに高速にかつ検査
に耐え得るSNの画像形成を実現するためにビーム電流
を20nA以上得られるように設計した。
【0041】具体的には、まず電子源から得られる電流
密度を、安定に得られる限界値である約1mA/srと
した。これは高分解能の走査型電子顕微鏡(SEM)の
約20倍である。さらにレンズの絞りを高分解能のSE
Mと比較して大きいものを用い、電子源からの電子ビー
ムの取り込み角α(すなわち、電子源から広い角度を持
って放出される電子ビームのうち試料に照射される電子
ビームの開き角)を約20倍とした。
密度を、安定に得られる限界値である約1mA/srと
した。これは高分解能の走査型電子顕微鏡(SEM)の
約20倍である。さらにレンズの絞りを高分解能のSE
Mと比較して大きいものを用い、電子源からの電子ビー
ムの取り込み角α(すなわち、電子源から広い角度を持
って放出される電子ビームのうち試料に照射される電子
ビームの開き角)を約20倍とした。
【0042】また、画像の周辺部が歪んだり分解能が中
心部と比べて低下したりすると検査感度が不均一になる
ために、電子ビームの走査領域に余裕を持たせる必要が
ある。そこで対物レンズの焦点距離や動作距離が通常の
高分解能SEMに比べかなり長いものを採用した。
心部と比べて低下したりすると検査感度が不均一になる
ために、電子ビームの走査領域に余裕を持たせる必要が
ある。そこで対物レンズの焦点距離や動作距離が通常の
高分解能SEMに比べかなり長いものを採用した。
【0043】また、電子ビームの試料照射開き角βが大
きくなると焦点深度が浅くなってしまう。βは光学系全
体の倍率Mでαを割ったものとなるため、倍率Mはあま
り小さくすることができない。したがって、高分解能S
EMにくらべてかなり大きい倍率となっている。
きくなると焦点深度が浅くなってしまう。βは光学系全
体の倍率Mでαを割ったものとなるため、倍率Mはあま
り小さくすることができない。したがって、高分解能S
EMにくらべてかなり大きい倍率となっている。
【0044】以上の設計により、検査に必要な分解能を
確保した上で高速性に必要な大電流を得られるものとな
っている。この電子光学系は以上の説明にあるように単
純に電子ビーム電流を減じたとしても高分解能SEMと
同様の分解能が得られないことは光学系の倍率、対物レ
ンズの焦点距離や動作距離からも明らかである。
確保した上で高速性に必要な大電流を得られるものとな
っている。この電子光学系は以上の説明にあるように単
純に電子ビーム電流を減じたとしても高分解能SEMと
同様の分解能が得られないことは光学系の倍率、対物レ
ンズの焦点距離や動作距離からも明らかである。
【0045】一方、レビュー用の電子光学系では高速性
は要求されない。また観察したい場所の座標が正確にわ
かっているので視野は20μmあれば充分である。した
がって電子ビーム電流は小さくてよい。しかも対物レン
ズの焦点距離や動作距離も短くてよいこと、また光学系
の倍率を小さくできることにより通常の高分解能SEM
と同様の高分解能画像を取得できる。
は要求されない。また観察したい場所の座標が正確にわ
かっているので視野は20μmあれば充分である。した
がって電子ビーム電流は小さくてよい。しかも対物レン
ズの焦点距離や動作距離も短くてよいこと、また光学系
の倍率を小さくできることにより通常の高分解能SEM
と同様の高分解能画像を取得できる。
【0046】以上で本発明の実施例の概要を説明した。
以下は、電子光学系の構成要素と各部の機能について説
明する。
以下は、電子光学系の構成要素と各部の機能について説
明する。
【0047】まず検査用電子光学系の構成要素とその動
作の詳細について説明する。電子源1には拡散補給型の
熱電界放出電子源であるZr/O/W型電子源を用い
た。この電子源は長時間安定な電子放出が可能である。
しかも引出電圧を制御することで放射角電流密度を0.
02mA/sr〜1mA/srの範囲で自由に設定でき
る。ただし電流密度を大きくすると放出電子のエネルギ
幅も増大するので色収差が増大する。
作の詳細について説明する。電子源1には拡散補給型の
熱電界放出電子源であるZr/O/W型電子源を用い
た。この電子源は長時間安定な電子放出が可能である。
しかも引出電圧を制御することで放射角電流密度を0.
02mA/sr〜1mA/srの範囲で自由に設定でき
る。ただし電流密度を大きくすると放出電子のエネルギ
幅も増大するので色収差が増大する。
【0048】検査用の電子光学系101はウェハ全面の
検査を実用的な時間で実行するために非常に高速な画像
取得が可能になっている。すなわち画素サイズ0.1μ
m以下で100μm角を画像形成する時間は20msec以
下である。このためには、高速に画像を取得しても検査
に耐え得るSNを確保する必要があった。その実現には
電子ビーム電流を20nA以上得る必要があった。そこ
で電子源1からの放出電子ビームの放射角電流密度は
0.5〜1mA/srの範囲で用いることとした。これ
により、明るさ変動の少ない画像が得られ、かつ電子ビ
ーム電流を大きくすることが可能となり高速検査が可能
となった。
検査を実用的な時間で実行するために非常に高速な画像
取得が可能になっている。すなわち画素サイズ0.1μ
m以下で100μm角を画像形成する時間は20msec以
下である。このためには、高速に画像を取得しても検査
に耐え得るSNを確保する必要があった。その実現には
電子ビーム電流を20nA以上得る必要があった。そこ
で電子源1からの放出電子ビームの放射角電流密度は
0.5〜1mA/srの範囲で用いることとした。これ
により、明るさ変動の少ない画像が得られ、かつ電子ビ
ーム電流を大きくすることが可能となり高速検査が可能
となった。
【0049】電子ビーム6は引出電極2に電圧を印加す
ることで電子源1から引き出される。電子ビーム6の加
速は電子源1に高圧の負の電位を印加することでなされ
る。検査用光学系101では加速電圧を10kVまたは
それ以上を設定できるようにした。これは大電流電子ビ
ームを使用するために上述した電子ビームのエネルギ幅
増大による色収差を抑制するためと、大電流電子ビーム
が相互作用することで広がってしまい絞れなくなる現象
(クーロン効果)を抑制するためである。
ることで電子源1から引き出される。電子ビーム6の加
速は電子源1に高圧の負の電位を印加することでなされ
る。検査用光学系101では加速電圧を10kVまたは
それ以上を設定できるようにした。これは大電流電子ビ
ームを使用するために上述した電子ビームのエネルギ幅
増大による色収差を抑制するためと、大電流電子ビーム
が相互作用することで広がってしまい絞れなくなる現象
(クーロン効果)を抑制するためである。
【0050】電子線6は約10kVに相当するエネルギ
でステージ24の方向に進み、コンデンサレンズ4で収
束され、さらに対物レンズ7により細く絞られステージ
24の上に搭載された被検査基板10(ウェハあるいは
チップ等)に照射される。偏向領域を100μm角以上
とし周辺部においても歪みのない画像を取得するため
に、対物レンズ7と被検査基板10の距離(動作距離)
を25mmとした。その結果、対物レンズ7の焦点距離は
約30mmと長くなっている。
でステージ24の方向に進み、コンデンサレンズ4で収
束され、さらに対物レンズ7により細く絞られステージ
24の上に搭載された被検査基板10(ウェハあるいは
チップ等)に照射される。偏向領域を100μm角以上
とし周辺部においても歪みのない画像を取得するため
に、対物レンズ7と被検査基板10の距離(動作距離)
を25mmとした。その結果、対物レンズ7の焦点距離は
約30mmと長くなっている。
【0051】被検査基板10には高圧電源25により負
の電圧を印加できるようになっている。この高圧電源2
5を調節することにより被検査基板10への電子線照射
エネルギを最適な値に調節することが容易となる。画像
形成には電子ビーム6は一次元のみ走査し走査方向と直
行する方向にステージ24を連続的に移動する方法を採
用した。
の電圧を印加できるようになっている。この高圧電源2
5を調節することにより被検査基板10への電子線照射
エネルギを最適な値に調節することが容易となる。画像
形成には電子ビーム6は一次元のみ走査し走査方向と直
行する方向にステージ24を連続的に移動する方法を採
用した。
【0052】画像形成のための信号検出は以下のように
行われる。すなわち、試料10に照射された電子ビーム
6により二次電子が発生する。この二次電子は試料10
に印加された電位により急激に加速されるために検出器
9に直接引き込むことは不可能である。そこで被検査基
板10と検出器9の間にE×B偏向器14と変換電極1
1を設ける。
行われる。すなわち、試料10に照射された電子ビーム
6により二次電子が発生する。この二次電子は試料10
に印加された電位により急激に加速されるために検出器
9に直接引き込むことは不可能である。そこで被検査基
板10と検出器9の間にE×B偏向器14と変換電極1
1を設ける。
【0053】ここで、上記E×B偏向器14とは、電界
と磁界が直交した偏向器であり、上部から入射してくる
一次電子ビーム6に対しては磁界と電界の偏向作用が逆
方向でキャンセルするようになっており、下部から入射
してくる二次電子に対しては両者の偏向が足し合わされ
るようになっている偏向器である。
と磁界が直交した偏向器であり、上部から入射してくる
一次電子ビーム6に対しては磁界と電界の偏向作用が逆
方向でキャンセルするようになっており、下部から入射
してくる二次電子に対しては両者の偏向が足し合わされ
るようになっている偏向器である。
【0054】二次電子はこのE×B偏向器14により偏
向を受けた後変換電極11に照射される。そして変換電
極11から発生する二次電子を検出器9により検出す
る。検出器9には大電流高速検出を実現するためにPI
N型半導体検出器を用いた。ここで検出された二次電子
信号はプリアンプ12により増幅およびAD変換器30
によりAD変換され、画像記憶部18または19に送ら
れる。
向を受けた後変換電極11に照射される。そして変換電
極11から発生する二次電子を検出器9により検出す
る。検出器9には大電流高速検出を実現するためにPI
N型半導体検出器を用いた。ここで検出された二次電子
信号はプリアンプ12により増幅およびAD変換器30
によりAD変換され、画像記憶部18または19に送ら
れる。
【0055】ステージ24の移動により被検査基板10
を移動し、電子源1からの電子ビーム6で比較検査用の
画像を取得して比較検査を実行する。本発明で述べるよ
うな自動検査では検査速度が速いことが必須となる。し
たがって通常のSEMのようにpAオーダのビーム電流
を低速で走査したり、複数回走査は行わない。そこで、
通常のSEMに比べ約100倍以上のたとえば100n
Aの大電流電子線を一回のみの走査により画像を形成す
る構成とした。一枚の画像は1000×1000画素で10msec
〜20msecで取得するようにした。
を移動し、電子源1からの電子ビーム6で比較検査用の
画像を取得して比較検査を実行する。本発明で述べるよ
うな自動検査では検査速度が速いことが必須となる。し
たがって通常のSEMのようにpAオーダのビーム電流
を低速で走査したり、複数回走査は行わない。そこで、
通常のSEMに比べ約100倍以上のたとえば100n
Aの大電流電子線を一回のみの走査により画像を形成す
る構成とした。一枚の画像は1000×1000画素で10msec
〜20msecで取得するようにした。
【0056】上記方法により、半導体パターンの隣接す
る同一パターン繰り返し部分の画像を演算部20や欠陥
判定部21にて高速に比較判定することで欠陥が検出さ
れる。
る同一パターン繰り返し部分の画像を演算部20や欠陥
判定部21にて高速に比較判定することで欠陥が検出さ
れる。
【0057】次にレビュー用の電子光学系について述べ
る。
る。
【0058】電子源201には検査用電子光学系と同様
の拡散補給型の熱電界放出電子源であるZr/O/W型
電子源を用いた。電流密度を大きくすると放出電子のエ
ネルギ幅も増大し色収差が増大する。レビュー用電子光
学系ではビーム電流は100pA以下でよいので放射角
電流密度は0.05mA/sr以下で用いることとし
た。これにより電子ビーム206のエネルギ幅は検査用
電子光学系の場合に比べ約1/3〜1/4に減少し、色
収差もそれだけ減少することになる。
の拡散補給型の熱電界放出電子源であるZr/O/W型
電子源を用いた。電流密度を大きくすると放出電子のエ
ネルギ幅も増大し色収差が増大する。レビュー用電子光
学系ではビーム電流は100pA以下でよいので放射角
電流密度は0.05mA/sr以下で用いることとし
た。これにより電子ビーム206のエネルギ幅は検査用
電子光学系の場合に比べ約1/3〜1/4に減少し、色
収差もそれだけ減少することになる。
【0059】電子線206は引出電極202に電圧を印
加することで電子源201から引き出される。電子線2
06の加速は電子源201に高圧の負の電位を印加する
ことでなされる。レビュー用光学系200では加速電圧
を500V〜10kVまで可変できるようにした。レビ
ュー用光学系200では電流が小さくてよいため、上述
のように色収差が小さくまたクーロン効果も無視でき
る。したがって、低い加速電圧で十分小さいビーム径を
得られるので標準では加速電圧2kVに設定した。
加することで電子源201から引き出される。電子線2
06の加速は電子源201に高圧の負の電位を印加する
ことでなされる。レビュー用光学系200では加速電圧
を500V〜10kVまで可変できるようにした。レビ
ュー用光学系200では電流が小さくてよいため、上述
のように色収差が小さくまたクーロン効果も無視でき
る。したがって、低い加速電圧で十分小さいビーム径を
得られるので標準では加速電圧2kVに設定した。
【0060】電子線206は2kVに相当するエネルギ
で試料台24方向に進み、コンデンサレンズ204で収
束され、さらに対物レンズ207により細く絞られステ
ージ24の上に搭載された被検査基板10(ウェハある
いはチップ等)に照射される。対物レンズ207は被検
査基板10に非常に接近させており、動作距離は5mmと
した。対物レンズ207の焦点距離は8mmである。これ
により収差の小さい対物レンズを実現できた。分解能は
ほとんどが色収差により決まっている。したがって検査
用の対物レンズに比べて収差係数は約1/4で電子ビー
ムのエネルギ幅が検査用光学系の約1/3であることか
ら、分解能は約1/12となる。
で試料台24方向に進み、コンデンサレンズ204で収
束され、さらに対物レンズ207により細く絞られステ
ージ24の上に搭載された被検査基板10(ウェハある
いはチップ等)に照射される。対物レンズ207は被検
査基板10に非常に接近させており、動作距離は5mmと
した。対物レンズ207の焦点距離は8mmである。これ
により収差の小さい対物レンズを実現できた。分解能は
ほとんどが色収差により決まっている。したがって検査
用の対物レンズに比べて収差係数は約1/4で電子ビー
ムのエネルギ幅が検査用光学系の約1/3であることか
ら、分解能は約1/12となる。
【0061】被検査基板10は検査用とレビュー用で共
通であり、したがって高圧電源25により負の電圧を印
加できる。この高圧電源25を調節することにより被検
査基板23への電子線照射エネルギを最適な値に調節す
ることができる。照射エネルギを変えることによりコン
トラストの異なる画像が得られるため、欠陥が形状相違
によるのか材質によるものであるかまたは電気的な導通
によるものなのかなどの情報を多角的に得ることができ
る。
通であり、したがって高圧電源25により負の電圧を印
加できる。この高圧電源25を調節することにより被検
査基板23への電子線照射エネルギを最適な値に調節す
ることができる。照射エネルギを変えることによりコン
トラストの異なる画像が得られるため、欠陥が形状相違
によるのか材質によるものであるかまたは電気的な導通
によるものなのかなどの情報を多角的に得ることができ
る。
【0062】画像形成には電子ビーム206を二次元に
走査する。すなわちステージ24は固定とする。被検査
基板10に照射された電子ビーム206により発生する
二次電子は検査用光学系101と同様に被検査基板10
に印加された電位により加速される。対物レンズ207
が被検査基板10に非常に接近しているために検出器2
09は対物レンズ207よりも上方に設けてあり、二次
電子は対物レンズ207の中心を通過させる。検査用光
学系101と比べて被検査基板10に印加する電位は低
いため二次電子のエネルギは弱いが、検出器209に直
接引き込むことはやはり困難である。そこで変換電極2
11に照射させ、そこから放出される二次電子を検出器
209により検出する。
走査する。すなわちステージ24は固定とする。被検査
基板10に照射された電子ビーム206により発生する
二次電子は検査用光学系101と同様に被検査基板10
に印加された電位により加速される。対物レンズ207
が被検査基板10に非常に接近しているために検出器2
09は対物レンズ207よりも上方に設けてあり、二次
電子は対物レンズ207の中心を通過させる。検査用光
学系101と比べて被検査基板10に印加する電位は低
いため二次電子のエネルギは弱いが、検出器209に直
接引き込むことはやはり困難である。そこで変換電極2
11に照射させ、そこから放出される二次電子を検出器
209により検出する。
【0063】検出器209には通常のSEMに使用され
ている、蛍光体と光電子増倍管を用いた検出器を用い
た。ここで検出された二次電子信号はプリアンプ212
により増幅され、AD変換器230でディジタル信号に
変換され、画像観察用のモニタ22に表示するととも
に、必要に応じて画像ファイルとしてディスク等の外部
記憶装置219に記憶させたりプリントアウトできるよ
うになっている。
ている、蛍光体と光電子増倍管を用いた検出器を用い
た。ここで検出された二次電子信号はプリアンプ212
により増幅され、AD変換器230でディジタル信号に
変換され、画像観察用のモニタ22に表示するととも
に、必要に応じて画像ファイルとしてディスク等の外部
記憶装置219に記憶させたりプリントアウトできるよ
うになっている。
【0064】以上で第1の実施例について説明したが、
各機能の数値は一例である。要は検査用の電子光学系と
くらべて約1/10程度のビーム径を達成できるレビュ
ー用の電子光学系を検査用電子光学系と同一の試料室上
に並べて配置すること、そして試料台の平行移動のみで
迅速に検査とレビューの動作を切り替えられるようにす
ることが本発明の本質である。
各機能の数値は一例である。要は検査用の電子光学系と
くらべて約1/10程度のビーム径を達成できるレビュ
ー用の電子光学系を検査用電子光学系と同一の試料室上
に並べて配置すること、そして試料台の平行移動のみで
迅速に検査とレビューの動作を切り替えられるようにす
ることが本発明の本質である。
【0065】(実施例2)第2の実施例として第1の実
施例のレビュー用電子光学系200の対物レンズ207
の下磁路にX線検出器240を組み込み、電子ビーム照
射により発生する特性X線を検出できるようにした。こ
れによりEDX分析が可能となり、レビュー時に欠陥の
材質を特定することが可能となった。図4は中心に穴の
空いたアンニュラー型のX線検出器を組み込んだ場合の
対物レンズ付近の図である。
施例のレビュー用電子光学系200の対物レンズ207
の下磁路にX線検出器240を組み込み、電子ビーム照
射により発生する特性X線を検出できるようにした。こ
れによりEDX分析が可能となり、レビュー時に欠陥の
材質を特定することが可能となった。図4は中心に穴の
空いたアンニュラー型のX線検出器を組み込んだ場合の
対物レンズ付近の図である。
【0066】また対物レンズの動作距離を第1の実施例
よりもやや大きくしてX線分析器を対物レンズと試料の
間に挿入してもよい。
よりもやや大きくしてX線分析器を対物レンズと試料の
間に挿入してもよい。
【0067】(実施例3)電子ビームによる検査では、
形状の欠陥だけでなく電気的な導通非導通の検査が可能
である。導通している部分は帯電せず、非導通部分のみ
が帯電することにより発生する二次電子のエネルギや軌
道が変化し、画像の明るさが異なるからである。これ
は、大電流電子ビームの照射により特に大きなコントラ
ストとして発生する。ところがレビュー用電子光学系で
は電流が小さいために帯電の差が小さく、コントラスト
として表れにくい。そこで、二次電子のエネルギのわず
かな差でも高感度にフィルタリング可能な二次電子エネ
ルギフィルタを設けた。
形状の欠陥だけでなく電気的な導通非導通の検査が可能
である。導通している部分は帯電せず、非導通部分のみ
が帯電することにより発生する二次電子のエネルギや軌
道が変化し、画像の明るさが異なるからである。これ
は、大電流電子ビームの照射により特に大きなコントラ
ストとして発生する。ところがレビュー用電子光学系で
は電流が小さいために帯電の差が小さく、コントラスト
として表れにくい。そこで、二次電子のエネルギのわず
かな差でも高感度にフィルタリング可能な二次電子エネ
ルギフィルタを設けた。
【0068】エネルギフィルタは対物レンズの上に設け
た。この分析器の図を図5に示す。半球状のメッシュ2
20が対物レンズ207上方に二次電子軌道を遮るよう
に設けられている。メッシュ220の中央には一次電子
ビーム206が通過する穴が開けられている。このメッ
シュ220には電源221により被検査基板10の電位
よりも±20V程度の範囲の電位を与える。これにより
被検査基板の帯電の状況を画像化することができる。二
次電子は放出した場所の電位φを基準として約2eVを
ピークとするエネルギ分布を持っている。したがって、
グランド電位から見た二次電子のエネルギのピークは
(−φ+2)eVとなる。
た。この分析器の図を図5に示す。半球状のメッシュ2
20が対物レンズ207上方に二次電子軌道を遮るよう
に設けられている。メッシュ220の中央には一次電子
ビーム206が通過する穴が開けられている。このメッ
シュ220には電源221により被検査基板10の電位
よりも±20V程度の範囲の電位を与える。これにより
被検査基板の帯電の状況を画像化することができる。二
次電子は放出した場所の電位φを基準として約2eVを
ピークとするエネルギ分布を持っている。したがって、
グランド電位から見た二次電子のエネルギのピークは
(−φ+2)eVとなる。
【0069】例えば被検査基板10にリターディング電
位が500V印加されているとすると、二次電子エネル
ギのピークは502eVとなる。もし、一次ビーム照射
位置が本来、基板と導通すべき場所であるにも関わらず
その部分だけパターン欠陥により非導通の場合にはその
部分がマイナスに帯電する。するとそこから放出される
二次電子のエネルギは帯電した電圧だけ高いことにな
る。帯電電圧を5Vとすると、507eVである。そこ
でメッシュに−505Vを与えれば、帯電していない部
分からの二次電子の大部分は上記メッシュを通過するこ
とはできない。したがって帯電している部分のみが明る
く見えることになる。このようにしてわずかな帯電から
でも高コントラストの画像を得ることができる。
位が500V印加されているとすると、二次電子エネル
ギのピークは502eVとなる。もし、一次ビーム照射
位置が本来、基板と導通すべき場所であるにも関わらず
その部分だけパターン欠陥により非導通の場合にはその
部分がマイナスに帯電する。するとそこから放出される
二次電子のエネルギは帯電した電圧だけ高いことにな
る。帯電電圧を5Vとすると、507eVである。そこ
でメッシュに−505Vを与えれば、帯電していない部
分からの二次電子の大部分は上記メッシュを通過するこ
とはできない。したがって帯電している部分のみが明る
く見えることになる。このようにしてわずかな帯電から
でも高コントラストの画像を得ることができる。
【0070】ここではマイナスに帯電する場合のみを説
明したが、実際の半導体においては電子ビーム照射によ
る帯電のメカニズムは複雑であり、正に帯電する場合も
ある。その場合にはメッシュに与える電位をリターディ
ング電位と同電位またはややプラスとすればよい。その
場合は正に帯電するところが暗く、その他の部分は明る
くなる。
明したが、実際の半導体においては電子ビーム照射によ
る帯電のメカニズムは複雑であり、正に帯電する場合も
ある。その場合にはメッシュに与える電位をリターディ
ング電位と同電位またはややプラスとすればよい。その
場合は正に帯電するところが暗く、その他の部分は明る
くなる。
【0071】このエネルギ分析器の分解能は約0.1V
程度を得ることができる。したがって、レビュー時には
電子ビーム電流が小さいために欠陥部の帯電量が小さく
ても電位によるコントラストが強調されるため欠陥の特
定が容易に可能である。
程度を得ることができる。したがって、レビュー時には
電子ビーム電流が小さいために欠陥部の帯電量が小さく
ても電位によるコントラストが強調されるため欠陥の特
定が容易に可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明により、半導体装置の製造過程に
あるウェハ上の半導体装置の同一設計パターンの欠陥、
異物、残渣等を電子線により検査する方法において、検
査条件を効率よく設定することが可能となった。これに
より検査工程の高速化と共に検査結果の信頼性を向上さ
せることができた。
あるウェハ上の半導体装置の同一設計パターンの欠陥、
異物、残渣等を電子線により検査する方法において、検
査条件を効率よく設定することが可能となった。これに
より検査工程の高速化と共に検査結果の信頼性を向上さ
せることができた。
【図1】本発明の実施例1の検査装置の構成を示す縦断
面図。
面図。
【図2】本発明の実施例1の方法の走査および動作を示
すフロー図。
すフロー図。
【図3】本発明の実施例1の装置の電子線光学系の仕様
の説明図。
の説明図。
【図4】本発明の実施例2の対物レンズ部の構造を示す
部分断面斜視図。
部分断面斜視図。
【図5】本発明の実施例3の検査装置の構成を示す縦断
面図。
面図。
1…電子源、2…引き出し電極、3…碍子、4…コンデ
ンサレンズ、5…絞り、6…電子ビーム、7…対物レン
ズ、8…走査偏向器、9…二次電子検出器、10…被検
査基板、11…変換電極、12…プリアンプ、13…走
査信号発生器、14…E×B偏向器、17…ブランキン
グ偏向器、18…画像記憶部、19…画像記憶部、20
…演算部、21…欠陥判定部、22…モニタ、24…ス
テージ、25…高圧電源、26…対物レンズ電源、27
…補正制御回路、29…光学式試料高さ測定器、30…
AD変換器、101…検査用電子光学系、102…試料
室、104…制御部、105…画像処理部、200…レ
ビュー用電子光学系、201…電子源、202…引き出
し電極、204…コンデンサレンズ、205…絞り、2
06…電子ビーム、207…対物レンズ、208…走査
偏向器、209…検出器、211…変換電極、212…
プリアンプ、218…画像記憶部、219…外部記憶装
置、220…メッシュ、221…電源、230…AD変
換器、240…X線検出器。
ンサレンズ、5…絞り、6…電子ビーム、7…対物レン
ズ、8…走査偏向器、9…二次電子検出器、10…被検
査基板、11…変換電極、12…プリアンプ、13…走
査信号発生器、14…E×B偏向器、17…ブランキン
グ偏向器、18…画像記憶部、19…画像記憶部、20
…演算部、21…欠陥判定部、22…モニタ、24…ス
テージ、25…高圧電源、26…対物レンズ電源、27
…補正制御回路、29…光学式試料高さ測定器、30…
AD変換器、101…検査用電子光学系、102…試料
室、104…制御部、105…画像処理部、200…レ
ビュー用電子光学系、201…電子源、202…引き出
し電極、204…コンデンサレンズ、205…絞り、2
06…電子ビーム、207…対物レンズ、208…走査
偏向器、209…検出器、211…変換電極、212…
プリアンプ、218…画像記憶部、219…外部記憶装
置、220…メッシュ、221…電源、230…AD変
換器、240…X線検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66 G01R 31/28 L (72)発明者 二宮 隆典 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 岩淵 裕子 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 Fターム(参考) 2G032 AD08 AF07 AF08 AJ04 AK04 4M106 AA01 BA02 BA20 CA39 CA41 DB05 DB11 DB21 DJ14 5C033 AA05 DD02 FF03 GG03 JJ03 MM02 NP03 9A001 BB06 BZ05 HH23 KZ16 LL05
Claims (10)
- 【請求項1】一つの真空容器上に大電流の電子ビームを
試料に照射可能な大電流鏡体と小電流で上記大電流鏡体
と比較して直径が小さい電子ビームを照射可能な小電流
鏡体が存在し、上記鏡体はすべて電子ビームを発生する
電子銃と電子ビームを小さく絞るためのレンズ系を備
え、かつ電子ビームを被検査試料に走査するための偏向
器を備え、上記真空容器内の試料を載せたステージを連
続に移動させながら同時に電子ビームを試料上に走査
し、発生した二次的荷電粒子を検出し、上記検出信号を
上記試料の画像信号に変換し、上記画像信号を用いてパ
ターンの欠陥を検査する工程と、検査により検出された
欠陥座標の位置を小電流鏡体の直下に移動させ、欠陥の
確認を実施し、その結果から上記大電流鏡体による検査
条件を変更し、再び上記検査を実施することを特徴とす
る回路パターンの検査方法。 - 【請求項2】上記小電流鏡体の電子ビームは上記大電流
鏡体の電子ビームより加速電圧が低いことを特徴とする
請求項1記載の回路パターンの検査方法。 - 【請求項3】上記試料とステージに電子ビームを照射直
前で所望のエネルギに減速させるための負の電位を印加
し、小電流鏡体により試料の画像を観察するときには上
記大電流鏡体で検査するときよりも小さい負電位を印加
することを特徴とする請求項1または2記載の回路パタ
ーンの検査方法。 - 【請求項4】上記小電流鏡体はX線検出器を備え、電子
ビーム照射により放出されるX線のエネルギから照射位
置の材質を分析することを特徴とする請求項1ないし3
のいずれか記載の回路パターンの検査方法。 - 【請求項5】上記小電流鏡体はエネルギフィルタを備
え、電子ビーム照射により放出される二次電子のエネル
ギをフィルタリングすることで電子ビーム照射位置の電
位を検出することを特徴とする請求項1ないし3のいず
れか記載の回路パターンの検査方法。 - 【請求項6】一つの真空容器上に大電流の電子ビームを
試料に照射可能な大電流鏡体と小電流で上記大電流鏡体
と比較して直径が小さい電子ビームを照射可能な小電流
鏡体が存在し、上記鏡体はすべて電子ビームを発生する
電子銃と電子ビームを小さく絞るためのレンズ系を備
え、かつ電子ビームを被検査試料に走査するための偏向
器を備え、上記真空容器内の試料を載せたステージを連
続に移動させながら同時に電子ビームを試料上に走査し
発生した二次的荷電粒子を検出することで上記試料を画
像化し、上記画像を用いてパターンの欠陥を検査する工
程と、検査により検出された欠陥座標の位置を小電流鏡
体の直下に移動させ、欠陥の確認を実施し、その結果か
ら上記大電流鏡体による検査条件を変更し再び上記検査
を実施することを特徴とする回路パターンの検査装置。 - 【請求項7】上記小電流鏡体の電子ビームは上記大電流
鏡体の電子ビームより加速電圧が低いことを特徴とする
請求項6記載の回路パターンの検査装置。 - 【請求項8】上記試料とステージに電子ビームを照射直
前で所望のエネルギに減速させるための負の電位を印加
し、小電流鏡体により試料の画像を観察するときには上
記大電流鏡体で検査するときよりも小さい負電位を印加
することを特徴とする請求項6または7記載の回路パタ
ーンの検査装置。 - 【請求項9】上記小電流鏡体はX線検出器を備え、電子
ビーム照射により放出されるX線のエネルギから照射位
置の材質を分析することを特徴とする請求項6ないし8
のいずれか記載の回路パターンの検査装置。 - 【請求項10】上記小電流鏡体はエネルギフィルタを備
え、電子ビーム照射により放出される二次電子のエネル
ギをフィルタリングすることで電子ビーム照射位置の電
位を検出することを特徴とする請求項6ないし8のいず
れか記載の回路パターンの検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10364073A JP2000188075A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 回路パターンの検査方法および検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10364073A JP2000188075A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 回路パターンの検査方法および検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000188075A true JP2000188075A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18480909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10364073A Pending JP2000188075A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 回路パターンの検査方法および検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000188075A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005024312A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Olympus Corp | 欠陥表示装置 |
| JP2007165338A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | 電子線装置 |
| JP2009026620A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Hitachi High-Technologies Corp | 小型カラム電子顕微鏡複合装置及び欠陥観察方法 |
| WO2010084860A1 (ja) * | 2009-01-22 | 2010-07-29 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 電子顕微鏡 |
| US8013315B2 (en) | 2006-09-12 | 2011-09-06 | Ebara Corporation | Charged particle beam apparatus, method of adjusting astigmatism using same and method of manufacturing device using same |
| CN106910665A (zh) * | 2017-03-01 | 2017-06-30 | 聚束科技(北京)有限公司 | 一种全自动化的扫描电子显微镜及其探测方法 |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP10364073A patent/JP2000188075A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005024312A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Olympus Corp | 欠陥表示装置 |
| US8013315B2 (en) | 2006-09-12 | 2011-09-06 | Ebara Corporation | Charged particle beam apparatus, method of adjusting astigmatism using same and method of manufacturing device using same |
| TWI485742B (zh) * | 2006-09-12 | 2015-05-21 | 荏原製作所股份有限公司 | 荷電粒子束裝置及使用該裝置之半導體元件製造方法 |
| JP2007165338A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | 電子線装置 |
| JP2009026620A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Hitachi High-Technologies Corp | 小型カラム電子顕微鏡複合装置及び欠陥観察方法 |
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| KR101243422B1 (ko) * | 2009-01-22 | 2013-03-13 | 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 | 전자 현미경 |
| JP5372020B2 (ja) * | 2009-01-22 | 2013-12-18 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 電子顕微鏡 |
| CN102292790B (zh) * | 2009-01-22 | 2014-05-28 | 株式会社日立高新技术 | 电子显微镜 |
| US8947520B2 (en) | 2009-01-22 | 2015-02-03 | Hitachi High-Technologies Corporation | Electron microscope |
| CN106910665A (zh) * | 2017-03-01 | 2017-06-30 | 聚束科技(北京)有限公司 | 一种全自动化的扫描电子显微镜及其探测方法 |
| CN106910665B (zh) * | 2017-03-01 | 2019-07-12 | 聚束科技(北京)有限公司 | 一种全自动化的扫描电子显微镜及其探测方法 |
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