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JP2000179658A - 作業車の油圧配管構造 - Google Patents

作業車の油圧配管構造

Info

Publication number
JP2000179658A
JP2000179658A JP35246898A JP35246898A JP2000179658A JP 2000179658 A JP2000179658 A JP 2000179658A JP 35246898 A JP35246898 A JP 35246898A JP 35246898 A JP35246898 A JP 35246898A JP 2000179658 A JP2000179658 A JP 2000179658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
oil passage
gear
clutch
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35246898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Nakada
昌義 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP35246898A priority Critical patent/JP2000179658A/ja
Publication of JP2000179658A publication Critical patent/JP2000179658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合理的な改良を施すことによって、取付ボル
トなどの部品点数の大幅な増加に起因して発生する、部
品管理や組付けが面倒になる、製造コストが嵩む、ある
いは、重量が増大する、などの不都合を招くことなく、
シール性の向上を図れるようにする。 【解決手段】 ミッションケース14に、複数段の常噛
みギヤGを選択的に伝動連結する油圧操作型の多板式変
速クラッチCを複数内装してある作業車の油圧配管構造
において、ミッションケース14の側壁14Aに配管プ
レート66を装着するとともに、配管プレート66の中
央部側に変速操作用の高圧油路raを形成し、かつ、配
管プレート66の周部側に高圧油路raを外囲するよう
にミッションケース14に連通する低圧油路rdを形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミッションケース
に、複数段の常噛みギヤを選択的に伝動連結する油圧操
作型の多板式変速クラッチを複数内装してある作業車の
油圧配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような作業車の油圧配管構造にお
いては、例えば、ミッションケースに内装された複数の
多板式変速クラッチに対する油圧配管を油圧パイプで行
うと、その配管構造がかなり複雑化するようになること
から、その複雑化を回避するために、ミッションケース
の側壁に、各多板式変速クラッチに対する変速用油路が
形成された配管プレートを装着するようにしている。
【0003】ところで、従来、上記のように配管プレー
トをミッションケースの側壁に装着する場合には、それ
らの接合面の全周にシール剤を塗布するとともに、接合
面の全周が均一かつ強力に密接するように取付ボルトの
配設ピッチを極力小さくすることによって、それらの接
合面からの油洩れを防止するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によると、取付ボルトの配設ピッチをかなり小
さくする必要があることから、取付ボルトなどの部品点
数が大幅に増加するようになり、それによって、部品管
理や組付けが面倒になる、製造コストが嵩む、あるい
は、重量が増大する、などの不都合を招くようになって
いた。
【0005】本発明の目的は、合理的な改良を施すこと
によって、上記の不都合を回避できるようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、ミッショ
ンケースに、複数段の常噛みギヤを選択的に伝動連結す
る油圧操作型の多板式変速クラッチを複数内装してある
作業車の油圧配管構造において、前記ミッションケース
の側壁に配管プレートを装着するとともに、前記配管プ
レートの中央部側に変速操作用の高圧油路を形成し、か
つ、前記配管プレートの周部側に前記高圧油路を外囲す
るように前記ミッションケースに連通する低圧油路を形
成した。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、配管プレートにおいて、その中央部側に高圧油路を
形成し、かつ、その高圧油路を外囲するように配管プレ
ートの周部側に低圧油路を形成していることから、配管
プレートの周部側に高圧油路が形成されるものに比較し
て、外部との圧力差を小さくすることができるようにな
り、その分、ミッションケースと配管プレートの接合面
からの油洩れを抑制できるようになる。又、油洩れが生
じ易い高圧油路から油が洩れ出したとしても、その油は
低圧油路に流入するようになることから、外部への油洩
れを大幅に抑制できるようになる。つまり、配管プレー
トの中央部側に高圧油路を、又、配管プレートの周部側
に低圧油路を形成するという合理的な改良を施すことに
よって、取付ボルトの配設ピッチをそれほど小さくしな
くてもシール性の向上を図れるようになり、それによっ
て、取付ボルトなどの部品点数の大幅な増加を回避でき
るようになることから、部品管理や組付けが面倒にな
る、製造コストが嵩む、あるいは、重量が増大する、な
どの不都合を回避できるようになる。
【0008】〔効果〕従って、配管プレートの中央部側
に高圧油路を、又、配管プレートの周部側に低圧油路を
形成するという合理的な改良を施すことによって、取付
ボルトなどの部品点数が増加することに起因した不都合
を招くことなく、シール性の向上を図れるようになっ
た。
【0009】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記低圧油路を前記
ミッションケースに低圧リリーフバルブを介して連通す
るとともに、前記低圧油路における前記低圧リリーフバ
ルブよりも上手側の油路部分に、前記多板式変速クラッ
チに対する潤滑油供給路を接続した。
【0010】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、内部配管である低圧油路の油路部分に、ミッション
ケースに内装された多板式変速クラッチに対する潤滑油
供給路を接続することから、その潤滑油路の全体を内部
油路にすることができるようになり、もって、潤滑油路
の簡素化をも図れるようになる。
【0011】〔効果〕従って、油圧配管構造の簡素化を
更に図れるようになった。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1には作業車の一例であるコンバインの
全体側面が示されており、このコンバインは、左右一対
のクローラ式走行装置1Aを備えた走行機体1、その前
部に油圧シリンダ2の作動で駆動昇降可能となるように
連結された刈取部3、走行機体1に搭載された脱穀装置
4、穀粒タンク5、エンジン6、及び、運転部7、など
によって構成されている。
【0014】図2〜4に示すように、エンジン6からの
動力は変速装置8に伝達されるようになっており、この
変速装置8は、エンジン6からの動力がベルト伝達され
る入力軸9、入力軸9に入力された動力を高低2段に変
速可能な副変速機構10、副変速機構10からの変速後
の動力を前進6段・後進2段に変速可能な主変速機構1
1、主変速機構11からの変速後の動力を刈取部3に伝
達する刈取伝動部12、左右のクローラ式走行装置1A
を直進状態と旋回状態とに切り換え可能な油圧式の直進
・旋回切換機構13、及び、それらを外囲するミッショ
ンケース14、などによって構成されている。
【0015】入力軸9には、第1伝動ギヤ9aが一体形
成されるとともに、筒軸15が相対摺動不能な状態で相
対回転自在に外嵌されている。第1伝動ギヤ9aには、
第1回転軸16に一体形成された第2伝動ギヤ16aが
常時噛合されている。筒軸15には、大径の低速被動ギ
ヤ15aと小径の高速被動ギヤ15bと伝動ギヤ15c
とが一体形成されている。第1回転軸16には、低速被
動ギヤ15aに噛合可能な低速駆動ギヤ17aと高速被
動ギヤ15bに噛合可能な高速駆動ギヤ17bとが一体
形成されたシフト部材17が、第1回転軸16に対して
相対摺動可能な状態で一体回転するようにスプライン嵌
合されている。シフト部材17は、運転部7に装備され
た副変速レバー(図示せず)に連係されており、副変速
レバーの操作によって、低速駆動ギヤ17aが低速被動
ギヤ15aに噛合する低速伝動状態と、高速駆動ギヤ1
7bが高速被動ギヤ15bに噛合する高速伝動状態とに
択一的に切り換えられるようになっている。つまり、筒
軸15とシフト部材17によってギヤシフト式の副変速
機構10が構成されている。
【0016】筒軸15の低速被動ギヤ15aには、第2
回転軸18に相対摺動不能な状態で相対回転自在に外嵌
された小径の高速ギヤ19が常時噛合されている。筒軸
15の伝動ギヤ15cには、第2回転軸18に相対摺動
不能な状態で相対回転自在に外嵌された大径の低速ギヤ
20が常時噛合されている。第2回転軸18と高速ギヤ
19との間には、高速ギヤ19を経由した高速動力を第
2回転軸18に伝達可能な多板油圧式の高速クラッチ2
1が介装されている。第2回転軸18と低速ギヤ20と
の間には、低速ギヤ20を経由した低速動力を第2回転
軸18に伝達可能な多板油圧式の低速クラッチ22が介
装されている。第2回転軸18には、第3伝動ギヤ18
aと第4伝動ギヤ18bとが一体形成されている。第3
伝動ギヤ18aには、第3回転軸23に相対摺動不能な
状態で相対回転自在に外嵌された第1前進ギヤ24が常
時噛合されている。第4伝動ギヤ18bには、第4回転
軸25に相対摺動不能な状態で相対回転自在に外嵌され
た第2前進ギヤ26と、第3回転軸23に相対摺動不能
な状態で相対回転自在に外嵌された第3前進ギヤ27と
が常時噛合されている。第1前進ギヤ24には、第4回
転軸25に相対摺動不能な状態で相対回転自在に外嵌さ
れた後進ギヤ28が常時噛合されている。第3回転軸2
3と第1前進ギヤ24との間には、第1前進ギヤ24を
経由した前進用動力を第3回転軸23に伝達可能な多板
油圧式の第1前進クラッチ29が介装されている。第4
回転軸25と第2前進ギヤ26との間には、第2前進ギ
ヤ26を経由した前進用動力を第4回転軸25に伝達可
能な多板油圧式の第2前進クラッチ30が介装されてい
る。第3回転軸23と第3前進ギヤ27との間には、第
3前進ギヤ27を経由した前進用動力を第3回転軸23
に伝達可能な多板油圧式の第3前進クラッチ31が介装
されている。第4回転軸25と後進ギヤ28との間に
は、後進ギヤ28を経由した後進用動力を第4回転軸2
5に伝達可能な多板油圧式の後進クラッチ32が介装さ
れている。第3回転軸23には第5伝動ギヤ23aが、
又、第4回転軸25には第6伝動ギヤ25aがそれぞれ
一体形成されており、これら第5伝動ギヤ23aと第6
伝動ギヤ25aには、第5回転軸33に相対摺動不能な
状態で一体回転するようにスプライン嵌合されたセンタ
ーギヤ34が常時噛合されている。
【0017】つまり、高速クラッチ21、低速クラッチ
22、第1前進クラッチ29、第2前進クラッチ30、
第3前進クラッチ31、及び、後進クラッチ32は、第
2回転軸18から第4回転軸25に亘って配設された複
数段の常噛みギヤGである第3伝動ギヤ18a、第4伝
動ギヤ18b、第5伝動ギヤ23a、第6伝動ギヤ25
a、高速ギヤ19、低速ギヤ20、第1前進ギヤ24、
第2前進ギヤ26、第3前進ギヤ27、及び、後進ギヤ
28を選択的に伝動連結させる多板式変速クラッチCで
あり、これら複数段の常噛みギヤG及び多板式変速クラ
ッチCなどによって油圧式の主変速機構11が構成され
ている。
【0018】第2回転軸18の第3伝動ギヤ18aに
は、第1前進ギヤ24以外に刈取部3に対する動力取出
用の出力軸35と一体回転する第7伝動ギヤ36が常時
噛合されている。つまり、主変速機構11の高速ギヤ1
9又は低速ギヤ20を経由した変速動力が伝達される出
力軸35と第7伝動ギヤ36によって刈取伝動部12が
構成されており、これによって、副変速機構10により
高低変速され、更に、主変速機構11により高低変速さ
れた後の変速動力が刈取部3に伝達されるようになるこ
とから、変速操作に伴って、走行速度と刈り取り速度と
の差が大きくなることを抑制でき、もって、その速度差
が大きくなることに起因した刈り取り搬送不良などの不
都合の発生を効果的に抑制できるようになっている。
【0019】第5回転軸33の左右には、それぞれサイ
ドクラッチ・ブレーキ37が装着されるとともに、各サ
イドクラッチ・ブレーキ37を介して対応する左右のク
ローラ式走行装置1Aの入力ギヤ1aが連係されてい
る。左右の各サイドクラッチ・ブレーキ37は、第5回
転軸33の軸端側に一体回転するようにスプライン嵌合
された回転体38、第5回転軸33に相対回転自在かつ
相対摺動可能に外嵌されるとともに対応するクローラ式
走行装置1Aの入力ギヤ1aに常時噛合する筒状ギヤ3
9、回転体38に形成された噛合爪38aと筒状ギヤ3
9に形成された噛合爪39aとが噛合するように筒状ギ
ヤ39を押圧付勢する付勢バネ40、ミッションケース
14に形成された油室41への作動油の供給に伴って筒
状ギヤ39を付勢バネ40の付勢に抗してセンターギヤ
34側に摺動操作するリング状のピストン42、ピスト
ン42に対する筒状ギヤ39の相対回転を許容するよう
に筒状ギヤ39とピストン42との間に介装されたニー
ドルベアリング43、ミッションケース14と筒状ギヤ
39との間に介装された多板式ブレーキ44、及び、ニ
ードルベアリング43と多板式ブレーキ44との間に介
装されたプレッシャープレート45、などによって、油
室41への作動油の供給量を調節することによって、第
5回転軸33からの動力を筒状ギヤ39を介して入力ギ
ヤ1aへ伝達する伝動状態と、第5回転軸33からの動
力を入力ギヤ1aへ伝動しない非伝動状態と、多板式ブ
レーキ44からの制動力を筒状ギヤ39を介して入力ギ
ヤ1aへ伝達する制動状態とに切り換え可能に構成され
ている。
【0020】そして、これら左右の両サイドクラッチ・
ブレーキ37を伝動状態に切り換えることによって、左
右のクローラ式走行装置1Aを等速駆動する直進状態を
現出することができ、又、一方のサイドクラッチ・ブレ
ーキ37を伝動状態に維持し、かつ、他方のサイドクラ
ッチ・ブレーキ37を非伝動状態に切り換えることによ
って、一方のクローラ式走行装置1Aのみを駆動し、他
方のクローラ式走行装置1Aを従動させる従動旋回状態
を現出することができ、更に、一方のサイドクラッチ・
ブレーキ37を伝動状態に維持し、かつ、他方のサイド
クラッチ・ブレーキ37を制動状態に切り換えることに
よって、一方のクローラ式走行装置1Aのみを駆動し、
他方のクローラ式走行装置1Aを制動させる制動旋回状
態を現出できるようになっている。つまり、左右のサイ
ドクラッチ・ブレーキ37によって、直進・旋回切換機
構13が構成されている。
【0021】図4及び図5に示すように、左側のサイド
クラッチ・ブレーキ37のプレッシャープレート45
は、その溝部45aに、ミッションケース14に横軸芯
P周りに回動操作可能に支持された操作軸46の係合片
46aが係合されており、操作軸46の回動操作に連動
して、第5回転軸33を支点にして回動するようになっ
ている。プレッシャープレート45とミッションケース
14との互いに対向する対向面には、プレッシャープレ
ート45の回動に伴って、そのプレッシャープレート4
5を第5回転軸33に沿って摺動操作する乗り上がり式
のカム47が形成されている。操作軸46は、その外端
部に一体装備された操作アーム46bが図外のブレーキ
ペダルに連係されている。この構成から、左右の両サイ
ドクラッチ・ブレーキ37を伝動状態に切り換えた直進
走行状態においては、ブレーキペダルの踏み込み操作に
よる操作軸46の回動操作を行うことによって、カム4
7を乗り上がり作動させて左側のプレッシャープレート
45をセンターギヤ34側に摺動させることができるよ
うになり、これによって、左側の多板式ブレーキ44を
制動状態に切り換えることができるとともに、それによ
って得られる制動力を、第5回転軸33、左右の回転体
38、及び、左右の筒状ギヤ39を介して、左右のクロ
ーラ式走行装置1Aの入力軸1aに伝達できるようにな
っている。つまり、左側のサイドクラッチ・ブレーキ3
7は、ブレーキペダルの踏み込み操作に伴って左右のク
ローラ式走行装置1Aを制動させる走行ブレーキとして
機能するように構成されている。又、ブレーキペダル
は、図外のロック機構によって踏み込み操作位置にて固
定できるようになっており、これによって、左側のサイ
ドクラッチ・ブレーキ37を駐車ブレーキとして機能さ
せることもできるようになっている。
【0022】図6に示すように、ミッションケース14
には、主変速機構11の各多板式変速クラッチCに対す
る作動油供給経路である高圧の変速用油路raを介して
接続されるオイルフィルタ48、第1油圧ポンプ49、
ロータリバルブ50、クラッチ圧設定用の減圧バルブ5
1、蓄圧用のアキュームレータ52、及び、ブレーキシ
リンダ53、並びに、変速用油路raから分岐されたサ
イドクラッチ・ブレーキ37に対する作動油供給経路で
ある高圧の操向用油路rbを介して接続されるシーケン
スバルブ54、操向バルブ55、及び、可変リリーフバ
ルブ56、などが装備されており、ミッションケース1
4内の潤滑油を変速操作用と操向操作用の作動油として
利用するようになっている。
【0023】ロータリバルブ50には、第1油圧ポンプ
49からの作動油を主変速機構11に供給しない中立位
置N、第1油圧ポンプ49からの作動油を主変速機構1
1の低速クラッチ22と第1前進クラッチ29とに供給
する前進1速位置F1、第1油圧ポンプ49からの作動
油を主変速機構11の低速クラッチ22と第2前進クラ
ッチ30とに供給する前進2速位置F2、第1油圧ポン
プ49からの作動油を主変速機構11の低速クラッチ2
2と第3前進クラッチ31とに供給する前進3速位置F
3、第1油圧ポンプ49からの作動油を主変速機構11
の高速クラッチ21と第1前進クラッチ29とに供給す
る前進4速位置F4、第1油圧ポンプ49からの作動油
を主変速機構11の高速クラッチ21と第2前進クラッ
チ30とに供給する前進5速位置F5、第1油圧ポンプ
49からの作動油を主変速機構11の高速クラッチ21
と第3前進クラッチ31とに供給する前進6速位置F
6、第1油圧ポンプ49からの作動油を主変速機構11
の低速クラッチ22と後進クラッチ32とに供給する後
進1速位置RL、及び、第1油圧ポンプ49からの作動
油を主変速機構11の高速クラッチ21と後進クラッチ
32とに供給する後進2速位置RHが備えられるととも
に、運転部7に装備された主変速レバー57が連係され
ている。つまり、主変速機構11は、主変速レバー57
の操作によりロータリバルブ50を回動操作することに
よって変速操作を行えるようになっている。
【0024】又、ロータリバルブ50は、主変速機構1
1において高速クラッチ21及び低速クラッチ22より
も伝動下手側に配備された第1前進クラッチ29、第2
前進クラッチ30、第3前進クラッチ31、及び、後進
クラッチ32に供給する作動油を、一旦、アキュームレ
ータ52に経由させるように構成されており、これによ
って、主変速機構11の変速操作に伴って、高速クラッ
チ21又は低速クラッチ22と、第1前進クラッチ2
9、第2前進クラッチ30、第3前進クラッチ31、及
び、後進クラッチ32のいずれかとが伝動状態に切り換
えられる際には、伝動上手側の高速クラッチ21又は低
速クラッチ22の伝動連結作動に対して、伝動下手側の
第1前進クラッチ29、第2前進クラッチ30、第3前
進クラッチ31、又は、後進クラッチ32の伝動連結作
動を緩慢化させることができ、もって、主変速機構11
による変速操作をショックなく円滑に行えるようになっ
ている。
【0025】ブレーキシリンダ53は、左側のサイドク
ラッチ・ブレーキ37の操作アーム46bに、ブレーキ
ペダルの踏み込み操作に伴う操作アーム46bの揺動変
位を許容する融通を有する状態で、その内部に装備され
た付勢バネ53aの作用によって操作アーム46bを制
動操作方向に操作し、かつ、その油室53bに作動油が
供給されることによって付勢バネ53aの作用に抗して
操作アーム46bの制動操作方向への操作を解除するよ
うに連係されている。又、ブレーキシリンダ53の油室
53bへは、ロータリバルブ50を中立位置Nに操作し
た場合にのみ、作動油が供給されないようになってい
る。つまり、ブレーキシリンダ53は、主変速機構11
の中立状態が現出された場合には左側のサイドクラッチ
・ブレーキ37を自動的に制動状態に切り換えるように
なっている。
【0026】操向バルブ55及び可変リリーフバルブ5
6は、運転部7に装備された操向レバー58に連係され
ており、操向レバー58を中立位置Nに操作すると、操
向バルブ55が左右のサイドクラッチ・ブレーキ37の
各油室41に作動油を供給しない直進位置Sに切り換え
られ、操向レバー58を中立位置Nよりも左方の第1左
操作位置L1に操作すると、操向バルブ55が左側のサ
イドクラッチ・ブレーキ37の油室41に作動油を供給
する左旋回位置TLに切り換えられ、操向レバー58を
中立位置Nよりも右方の第1右操作位置R1に操作する
と、操向バルブ55が右側のサイドクラッチ・ブレーキ
37の油室41に作動油を供給する右旋回位置TRに切
り換えられるようになっている。これらの操作位置にお
いては、可変リリーフバルブ56は、操向レバー58の
操作による影響を受けないようになっており、その作動
圧が零あるいはこれに近い極低圧に維持されるようにな
っている。そして、操向レバー58を第1左操作位置L
1からそれより左方の第2左操作位置L2に亘る操作領
域に揺動操作すると、操向バルブ55が操向レバー58
の操作位置にかかわらず左旋回位置TLに維持されると
ともに、操向レバー58が第2左操作位置L2に近づく
ほど可変リリーフバルブ56の作動圧が高められて、左
側のサイドクラッチ・ブレーキ37の油室41に対する
供給油圧が上昇するようになっている。逆に、操向レバ
ー58を第1右操作位置R1からそれより右方の第2右
操作位置R2に亘る操作領域に揺動操作すると、操向バ
ルブ55が操向レバー58の操作位置にかかわらず右旋
回位置TRに維持されるとともに、操向レバー58が第
2右操作位置R2に近づくほど可変リリーフバルブ56
の作動圧が高められて、右側のサイドクラッチ・ブレー
キ37の油室41に対する供給油圧が上昇するようにな
っている。
【0027】つまり、操向レバー58を中立位置Nに操
作すると、左右の両サイドクラッチ・ブレーキ37の油
室41に作動油が供給されないことにより、左右の両サ
イドクラッチ・ブレーキ37の筒状ギヤ39が付勢バネ
40の作用で回転体38と噛合するようになることか
ら、左右のクローラ式走行装置1Aを等速駆動させる直
進状態を現出できるようになっている。
【0028】又、操向レバー58を中立位置Nから第1
左操作位置L1に操作すると、左側のサイドクラッチ・
ブレーキ37の油室41のみに作動油が供給されて、左
側の筒状ギヤ39のみが付勢バネ40の作用に抗して回
転体38から離間するとともに、その離間に至る昇圧
で、可変リリーフバルブ56が開弁して左側のサイドク
ラッチ・ブレーキ37のプレッシャプレート45が多板
式ブレーキ44に押圧作用することを阻止するようにな
ることから、右側のクローラ式走行装置1Aのみを主変
速機構11からの動力で駆動し、かつ、左側のクローラ
式走行装置1Aを従動させる左従動旋回状態を現出でき
るようになっている。
【0029】更に、操向レバー58を第1左操作位置L
1から第2左操作位置L2に向けて操作すると、その操
作位置に応じて可変リリーフバルブ56の作動圧が高め
られて、左側のサイドクラッチ・ブレーキ37の油室4
1に作動油が更に供給されるようになり、それに伴っ
て、左側のサイドクラッチ・ブレーキ37のプレッシャ
プレート45が多板式ブレーキ44に押圧作用するよう
になることから、右側のクローラ式走行装置1Aのみを
主変速機構11からの動力で駆動し、かつ、左側のクロ
ーラ式走行装置1Aを制動させる左制動旋回状態を現出
できるようになっている。
【0030】逆に、操向レバー58を中立位置Nから第
1右操作位置R1に操作すると、右側のサイドクラッチ
・ブレーキ37の油室41のみに作動油が供給されて、
右側の筒状ギヤ39のみが付勢バネ40の作用に抗して
回転体38から離間するとともに、その離間に至る昇圧
で、可変リリーフバルブ56が開弁して右側のサイドク
ラッチ・ブレーキ37のプレッシャプレート45が多板
式ブレーキ44に押圧作用することを阻止するようにな
ることから、左側のクローラ式走行装置1Aのみを主変
速機構11からの動力で駆動し、かつ、右側のクローラ
式走行装置1Aを従動させる右従動旋回状態を現出でき
るようになっている。
【0031】更に、操向レバー58を第1右操作位置R
1から第2右操作位置R2に向けて操作すると、その操
作位置に応じて可変リリーフバルブ56の作動圧が高め
られて、右側のサイドクラッチ・ブレーキ37の油室4
1に作動油が更に供給されるようになり、それに伴っ
て、右側のサイドクラッチ・ブレーキ37のプレッシャ
プレート45が多板式ブレーキ44に押圧作用するよう
になることから、左側のクローラ式走行装置1Aのみを
主変速機構11からの動力で駆動し、かつ、右側のクロ
ーラ式走行装置1Aを制動させる右制動旋回状態を現出
できるようになっている。
【0032】ミッションケース14には、刈取部昇降用
の油圧回路である昇降用油路rcを介して接続される昇
降バルブ59、落下防止バルブ60、及び、高圧リリー
フバルブ61、などを備えた刈取部昇降用のバルブユニ
ット62が装着されている。昇降用油路rcは、その供
給油路rc1がエンジン6に装着された第2油圧ポンプ
63と油圧シリンダ2とに油圧ホース64を介して接続
されるとともに、その戻り油路rc2がミッションケー
ス14に低圧リリーフバルブ65を介して連通接続され
た低圧油路rdに接続されている。第2油圧ポンプ63
は、変速用油路raから分岐された高圧の予備供給油路
reに油圧ホース64を介して接続されている。つま
り、ミッションケース14内の潤滑油は、刈取部昇降操
作用の作動油としても利用されるようになっている。
【0033】低圧油路rdは、低圧リリーフバルブ65
よりも上手側の油路部分rd1に潤滑油供給路rfが接
続されており、潤滑油供給路rfは、バルブユニット6
2からの刈取部昇降操作用の作動油を、主変速機構11
の高速クラッチ21、低速クラッチ22、第1前進クラ
ッチ29、第2前進クラッチ30、第3前進クラッチ3
1、及び、後進クラッチ32に潤滑油として供給するよ
うになっている。
【0034】図6及び図7に示すように、変速用油路r
a、操向用油路rb、低圧油路rd、予備供給油路r
e、及び、潤滑油供給路rfは、ミッションケース14
の右側の側壁14Aに配管プレート66を装着すること
によって形成された内部油路である。配管プレート66
は、その中央部側に高圧油路である変速用油路ra、操
向用油路rb、及び、予備供給油路reが形成され、そ
の周部側に低圧油路rdが変速用油路ra、操向用油路
rb、及び、予備供給油路reを外囲するように形成さ
れている。
【0035】つまり、変速用油路ra、操向用油路r
b、低圧油路rd、予備供給油路re、及び、潤滑油供
給路rfを内部油路としていることによって、それらを
油圧パイプによる外部油路に構成する場合に比較して部
品点数を削減できるとともに、油圧配管構造の簡素化を
図れるようになっている。しかも、配管プレート66の
中央部側に高圧油路である変速用油路ra、操向用油路
rb、及び、予備供給油路reを形成し、かつ、それら
の高圧油路ra,rb,reを外囲するように配管プレ
ート66の周部側に低圧油路rdを形成していることか
ら、配管プレート66の周部側に高圧油路ra,rb,
reが形成されるものに比較して外部との圧力差を小さ
くすることができるようになり、その分、シール剤が塗
布されるミッションケース14と配管プレート66の接
合面からの油洩れを抑制できるようになっている。又、
油洩れが生じ易い高圧油路ra,rb,reから油が洩
れ出したとしても、その油は低圧油路rdに流入するよ
うになることから、外部への油洩れを大幅に抑制できる
ようになっている。つまり、配管プレート66の中央部
側に高圧油路ra,rb,reを、又、配管プレート6
6の周部側に低圧油路rdを形成するという合理的な改
良を施すことにより、ミッションケース14と配管プレ
ート66とを接合する取付ボルトの配設ピッチをそれほ
ど小さくしなくてもシール性の向上を図れるようにな
り、それによって、取付ボルトなどの部品点数の大幅な
増加を回避できるようになることから、シール性の向上
を図るために、部品管理や組付けが面倒になる、製造コ
ストが嵩む、あるいは、重量が増大する、などの不都合
を招くことを回避できるようになっている。
【0036】図7及び図8に示すように、オイルフィル
タ48は、ミッションケース14の右側壁14Aに、そ
の側壁14Aから対向する左側壁14Bに向けて底壁1
4Cに近接する状態で装着されている。ミッションケー
ス14には、その右側壁14Aから対向する左側壁14
Bに向けて、オイルフィルタ48を覆う状態に延出され
た油導入用のガイド14aが備えられるとともに、その
延出端側となる左側壁14B側にオイルフィルタ48に
対する油導入部14bが形成されている。
【0037】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 作業車としてはトラクタや田植機などであってもよ
い。 ミッションケース14の右側壁14A以外の側壁に
配管プレート66を装着するようにしてもよい。 配管プレート66に、変速用油路raと低圧油路r
dのみを形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】変速装置の伝動構成を示す縦断正面図
【図3】変速装置の伝動構成を示す縦断側面図
【図4】直進・旋回切換機構の構成を示す縦断正面図
【図5】操作軸とプレッシャープレートの連係を示す要
部の縦断側面図
【図6】油圧回路図
【図7】配管プレートに形成された内部油路を示す縦断
側面図
【図8】ミッションケースにおけるオイルフィルタ装着
部の形状を示す縦断正面図
【符号の説明】
14 ミッションケース 14A 側壁 65 低圧リリーフバルブ 66 配管プレート C 多板式変速クラッチ G 常噛みギヤ ra 高圧油路 rd 低圧油路 rd1 油路部分 rf 潤滑油供給路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケースに、複数段の常噛みギ
    ヤを選択的に伝動連結する油圧操作型の多板式変速クラ
    ッチを複数内装してある作業車の油圧配管構造であっ
    て、 前記ミッションケースの側壁に配管プレートを装着する
    とともに、前記配管プレートの中央部側に変速操作用の
    高圧油路を形成し、かつ、前記配管プレートの周部側に
    前記高圧油路を外囲するように前記ミッションケースに
    連通する低圧油路を形成してある作業車の油圧配管構
    造。
  2. 【請求項2】 前記低圧油路を前記ミッションケースに
    低圧リリーフバルブを介して連通するとともに、前記低
    圧油路における前記低圧リリーフバルブよりも上手側の
    油路部分に、前記多板式変速クラッチに対する潤滑油供
    給路を接続してある請求項1記載の作業車の油圧配管構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016185796A1 (ja) * 2015-05-18 2016-11-24 ヤンマー株式会社 トランスミッション

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