JP2000179570A - クラッチカバー組立体 - Google Patents
クラッチカバー組立体Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/75—Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
- F16D13/757—Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate
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Abstract
る摩耗補償機構において、クラッチカバー側支点の移動
量を所望の値に正確に保つ。 【解決手段】 クラッチカバー組立体4は摩耗補償機構
18を備えている。摩耗補償機構18は、支持リング3
6をクラッチディスク組立体3側に付勢するための付勢
機構31と、クラッチカバーに軸方向に移動可能に摩擦
係止された停止機構32と、摩耗量検出機構33を有す
る。停止機構32は、付勢機構31を受けることで支持
リング36が軸方向に移動するのを停止可能であり、ク
ラッチディスク組立体3に摩耗が生じるとそちら側に移
動して付勢機構31との間に隙間を形成する。摩耗量検
出機構33は、摩耗が生じると停止機構32をクラッチ
ディスク組立体3側に移動させて停止機構32と付勢機
構31との間に軸方向隙間を形成させる。
Description
立体、特に摩擦部材に摩耗が生じると、摩耗量に応じて
押圧部材の支点を摩擦部材側に移動させることが可能な
摩耗補償機構を備えたクラッチカバー組立体に関する。
は、エンジンのフライホイールに装着され、ダイヤフラ
ムスプリング等のバネ力を利用してクラッチディスク組
立体の摩擦フェーシングをフライホイールに押しつける
ことで、エンジンの駆動力をトランスミッション側に伝
達する。このようなクラッチ装置では、摩擦フェーシン
グの摩耗量が一定以上になると、摩擦フェーシングが使
用不可能になったり、クラッチカバー組立体のダイヤフ
ラムスプリングの姿勢が変化して押圧荷重が変化してし
まうなどの不具合が生じる。そのため、摩耗量が一定に
なるとクラッチディスク組立体を交換する必要がある。
この交換時期を延ばすすなわちクラッチの長寿命化が従
来より要請されている。
クラッチディスク組立体においては、摩擦フェーシング
の有効使用厚みを増加させることが重要である。そこ
で、摩擦フェーシングをリベット等を用いずにクッショ
ンニングプレートに固定する方法などが知られている。
ェーシングが摩耗した場合にダイヤフラムスプリングな
どのバネの姿勢を初期状態に復帰させる必要がある。そ
のために、摩擦フェーシングの摩耗量を検出し、その摩
耗量に応じてダイヤフラムスプリングなどのバネの支点
(プレッシャープレート側のファルクラムリング、また
はクラッチカバー側の支持機構)を移動させる摩耗補償
機構が用いられている。これにより、摩擦フェーシング
の摩耗に関わらずダイヤフラムスプリング等の姿勢を一
定に保つことができ、クラッチディスク組立体の摩擦フ
ェーシングを最大限まで使用することができる。
ッチカバー組立体では、プレッシャープレートに押圧力
を与えるための押圧部材はバネとレバー部材とからな
る。また、摩耗補償機構はクラッチカバー側の支持機構
を摩耗量に応じて摩擦フェーシング側に移動させるため
の機構である。この摩耗補償機構は、主に、レバー部材
のクラッチカバー側支点を支持するための支持部材と、
支持部材を摩擦部材側に付勢する付勢機構と、摩擦部材
の摩耗量を検出するとともにその摩耗量に応じてプレッ
シャープレートのクラッチカバー側への移動を許容する
機構とから構成されている。付勢機構は、互いに相補的
に当接する複数の傾斜面からなるくさび機構を有する2
個のリング部材と、クラッチカバー側のリング部材を回
転方向に付勢することで他方のリング部材及び支持部材
を摩擦部材側に移動させようとするバネとから構成され
ている。また、摩耗検出機構は、クラッチカバーの孔に
軸方向移動可能に摩擦係止された筒状の部材と、プレッ
シャープレートから延び頭部が筒状部材の摩擦部材と反
対側に当接するボルトとから構成されている。プレッシ
ャープレートと筒状部材との軸方向間には、プレッシャ
ープレートの切れ代に相当する軸方向隙間が確保されて
いる。プレッシャープレートは複数のストラッププレー
トにより常に摩擦部材と反対側に付勢されている。これ
により、バネからの付勢力が解除されたクラッチレリー
ズ状態では、プレッシャープレートは摩擦部材から離れ
る方向に移動し、筒状部材に当接するまで移動を続け
る。
プレートがフライホイール側に移動し、ブッシュを摩耗
量だけクラッチカバーに対して移動させる。この結果、
プレッシャープレートと筒状部材との間の軸方向隙間は
摩擦部材の摩耗前と同一である。この後クラッチレリー
ズ動作を行うと、プレッシャープレートは筒状部材によ
り軸方向への移動を停止されるが、その停止位置は摩耗
前のクラッチレリーズ時に比べて摩耗量分だけ摩擦部材
側にある。そのため、プレッシャープレートとレバー部
材との軸方向間には摩擦部材の摩耗量に対応した軸方向
隙間が形成されている。その結果付勢機構は支持部材を
軸方向に移動させることができ、レバー部材は摩耗量移
動するとプレッシャープレートに当接する。
バー組立体における摩耗補償機構では、摩耗量の検出を
プレッシャープレートとクラッチカバーに係止された筒
状部材との軸方向間により行い、さらに支持部材の移動
及びその停止を支持部材とプレッシャープレートとの軸
方向間で行っている。そのため、たとえばクラッチレリ
ーズ時においてプレッシャープレートに振動が入力され
プレッシャープレートが摩擦部材側に移動してしまった
場合には、プレッシャープレートと支持部材との間の隙
間が大きくなりすぎ、その結果支持部材が所定量以上に
プレッシャープレート側に移動してしまうことがある。
このようなオーバーアジャストが生じると、プレッシャ
ープレートに付勢力を与えるバネの姿勢が初期状態から
変化してしまい、押圧荷重が一定でなくなる。
部材を移動させることで摩擦部材の摩耗を補償する摩耗
補償機構において、クラッチカバー側の支持部材の移動
量を所望の値に正確に保つことにある。
チカバー組立体は、入力フライホイールの摩擦面に摩擦
部材を付勢することでクラッチを連結し、付勢を解除す
ることで連結を解除するためのものである。クラッチカ
バー組立体はクラッチカバーとプレッシャープレートと
押圧部材と摩耗補償機構とを備えている。クラッチカバ
ーは、入力フライホイールに一体回転するように固定さ
れ、摩擦部材に対して軸方向に対向して配置される。プ
レッシャープレートはクラッチカバーと摩擦部材の軸方
向間に配置される。押圧部材は、クラッチカバーに支持
され、プレッシャープレートに対してクラッチカバー側
から押圧力を付与する。摩耗補償機構は、摩擦部材に摩
耗が生じると、クラッチレリーズ時に押圧部材のクラッ
チカバー側支点を摩耗に応じて摩擦部材側に移動させる
ための機構である。摩耗補償機構は、支点を摩擦部材側
に付勢するための付勢機構と、クラッチカバーに軸方向
に移動可能に摩擦係止された停止機構と、摩耗量検出機
構とを有する。停止機構は、付勢機構を受けることで支
点が軸方向に移動するのを停止させることが可能であ
り、摩擦部材に摩耗が生じると摩擦部材側に移動して付
勢機構との間に軸方向隙間を形成する。摩耗量検出機構
は、摩擦部材に摩耗が生じると、停止機構を摩擦部材側
に移動させて停止機構と付勢機構との間に軸方向隙間を
形成させる。
に摩耗が生じると、摩耗量検出機構が停止機構をクラッ
チカバーに対して摩擦部材側に移動させ、停止機構と付
勢機構との間に軸方向隙間を形成する。次にクラッチレ
リーズ動作を行うと押圧部材の支点が付勢機構によって
摩擦部材側に移動する。押圧部材の支点は付勢機構が停
止機構により軸方向への移動を規制されるまで摩擦部材
側に移動する。以上の動作では、付勢機構が押圧部材の
支点を移動可能な軸方向隙間は、クラッチカバーに係合
された停止機構と付勢機構との間に形成されている。こ
のため、たとえばクラッチレリーズ動作時にプレッシャ
ープレートに振動が入力されプレッシャープレートが軸
方向に移動しても、プレッシャープレートの変位は軸方
向隙間を変化させることはない。すなわち押圧部材の支
点の軸方向移動量が正確に保たれる。
は、請求項1において、付勢機構は、押圧部材のクラッ
チカバー側を支持するための支持部材と、クラッチカバ
ーと支持部材との間に配置され支持部材に摩擦部材側へ
の力を与えるための駆動部材とを有する。停止機構は、
駆動部材からの軸方向荷重を支持し、駆動部材との間に
軸方向隙間を形成する。
に摩耗が生じると、停止機構が、クラッチカバーに対し
て摩擦部材側に移動して、駆動部材との間に軸方向隙間
を形成する。次にクラッチレリーズ動作を行うと支持部
材が駆動部材によって摩擦部材側に移動する。支持部材
は駆動部材が停止機構により軸方向への移動を規制され
るまで摩擦部材側に移動する。以上の動作では、駆動部
材が支持部材を移動可能な軸方向隙間は、クラッチカバ
ーに係合された停止機構と駆動部材との間に形成されて
いる。このため、たとえばクラッチレリーズ動作時にプ
レッシャープレートに振動が入力されプレッシャープレ
ートが軸方向に移動しても、プレッシャープレートの変
位は軸方向隙間を変化させることはない。すなわち支持
部材の軸方向移動量が正確に保たれる。
で、請求項2において、駆動部材は、円周方向に延びる
第1傾斜面を摩擦部材側に有し、クラッチカバーの摩擦
部材側に回転自在に支持されている。付勢機構は、第1
傾斜面に相補的に当接する第1相補傾斜面を有し支持部
材と一体に移動する第1傾斜部と、駆動部材を回転方向
に付勢することで第1傾斜部及び支持部材を摩擦部材側
に付勢するためのばねとをさらに有する。停止機構は、
駆動部材の回転を禁止し、摩擦部材に摩耗が生じると駆
動部材の回転を許容することで支持部材を摩擦部材側に
移動させる。
に摩耗が生じると、停止機構が、クラッチカバーに対し
て摩擦部材側に移動して、駆動部材との間に軸方向隙間
を形成する。次にクラッチレリーズ動作を行うと駆動部
材がばねよって回転させられ、駆動部材は第1傾斜面と
第1相補傾斜面とからなるくさび構造において発生する
力の軸方向成分を支持部材に与える。この結果、支持部
材は摩擦部材側に移動する。駆動部材が停止機構によっ
て回転を停止させられると、駆動部材は支持部材を軸方
向に移動させなくなる。以上の動作では、駆動部材が支
持部材を移動可能な軸方向隙間は、クラッチカバーに係
合された停止機構と駆動部材との間に形成されている。
このため、たとえばクラッチレリーズ動作時にプレッシ
ャープレートに振動が入力されプレッシャープレートが
軸方向に移動しても、プレッシャープレートの変位は軸
方向隙間を変化させることはない。すなわち支持部材の
軸方向移動量が正確に保たれる。
は、請求項3において、駆動部材は第2傾斜面を摩擦部
材側に有している。停止機構は、第2傾斜面に当接する
第2相補傾斜面を有する第2傾斜部を有している。
は第1傾斜面と第2傾斜面を有し、それぞれ第1傾斜部
及び第2傾斜部に当接している。このように駆動部材が
2種類の傾斜面を有することにより、駆動部材が第2傾
斜部に対して軸方向に移動可能となる距離と、その移動
の間に駆動部材が第1傾斜部及び支持部材を軸方向に移
動させる距離とを異ならせることができる。これによ
り、摩耗量に対して所望の軸方向位置に支持部材を確実
に移動させることができる。
は、請求項4において、第1傾斜面と第2傾斜面は角度
が異なる。
は、請求項1〜3のいずれかにおいて、停止機構は、ク
ラッチカバーに軸方向に移動可能に係合した係合部材
と、係合部材に摩擦部材側を支持され付勢機構からの荷
重を支持可能な停止部材とを有する。摩耗量検出機構
は、前記プレッシャープレートが前記摩擦部材の摩耗に
よって前記摩擦部材側に移動すると前記摩擦部材側に前
記係合部材を移動可能な係止部を有している。
に摩耗が生じると、係止部が係合部材をクラッチカバー
に対して摩耗量に応じて軸方向に移動させる。この結
果、停止部材が軸方向に移動し、付勢機構との間に軸方
向隙間を形成する。
は、請求項4又は5において、停止機構は、クラッチカ
バーに軸方向に移動可能に係合し第2傾斜部の摩擦部材
側を支持する係合部材を有している。摩耗量検出機構
は、前記プレッシャープレートが前記摩擦部材の摩耗に
よって前記摩擦部材側に移動すると前記摩擦部材側に前
記係合部材を移動可能な係止部を有している。
に摩耗が生じると、係止部が係合部材をクラッチカバー
に対して摩耗量に応じて軸方向に移動させる。この結
果、停止部材が軸方向に移動し、付勢機構との間に軸方
向隙間を形成する。
は、請求項7において、クラッチカバーとプレッシャー
プレートを連結し、プレッシャープレートを摩擦部材か
ら離れる方向に付勢する離脱部材をさらに備えている。
付勢機構が支持部材を軸方向に付勢する力は離脱部材の
付勢力より大きい。摩擦部材の摩耗後のクラッチレリー
ズ動作時に駆動部材が停止部材に当接すると、クラッチ
カバーから停止部材に作用する抵抗力が発生して支持部
材の移動が停止される。クラッチレリーズ状態で係合部
材とプレッシャープレートとの軸方向間には隙間が確保
されている。
レリーズ時の摩耗補償動作中に付勢機構が停止部材に当
接すると、クラッチカバーから停止部材に作用する抵抗
力によって支持部材の移動が停止される。このとき、プ
レッシャープレートは係合部材に当接しておらず、両者
の軸方向間には隙間が確保されている。すなわちプレッ
シャープレートが摩擦部材から離れる方向への移動は係
合部材に規制されていない。すなわちプレッシャープレ
ートの切れ代が停止機構によっては制限されていない。
は、入力フライホイールの摩擦面に摩擦部材を付勢する
ことでクラッチを連結し、付勢を解除することで連結を
解除するためのものであり、クラッチカバーとプレッシ
ャープレートとレバー部材とバネと摩耗補償機構とを備
えている。クラッチカバーは、入力フライホイールに一
体回転するように固定され、摩擦部材に対して軸方向に
対向して配置されている。プレッシャープレートはクラ
ッチカバーと摩擦部材の軸方向間に配置されている。レ
バー部材はクラッチカバーとプレッシャープレートの軸
方向間に配置されている。レバー部材は、半径方向内側
の力点と、半径方向内側の支点と、プレッシャープレー
トに対してクラッチカバー側から作用可能な作用点とを
有する。バネはクラッチカバーに支持されレバー部材の
力点に摩擦部材側への力を与えている。摩耗補償機構
は、摩擦部材に摩耗Wが生じるとレバーの支点を摩擦部
材側に距離S移動させるための機構である。摩耗補償機
構は付勢機構と摩耗量検出機構と移動調整機構とを有し
ている。付勢機構は支持部材と駆動部材とを有してい
る。支持部材はレバー部材の支点のクラッチカバー側を
支持するための部材である。駆動部材は支持部材に付勢
力を与えるための部材である。付勢機構は支持部材を摩
擦部材側に付勢するための機構である。摩耗量検出機構
は、駆動部材の摩擦部材側に当接し摩擦部材に摩耗が発
生すると駆動部材との間に摩耗量に相当する隙間を形成
する検出部材を有する。移動調整機構は、摩擦部材に摩
耗が生じていない状態で支持部材の移動を制限するとと
もに、摩耗量検出機構により検出された摩耗量Wを基に
駆動部材が検出部材に当接する間での間に支持部材が距
離S移動するのを許容する。距離Sは摩擦部材の摩耗量
WをL1/L2倍したものであり、L1は力点から支点
までの距離であり、L2は力点から作用点までの距離で
ある。
に摩耗が生じると、摩耗量検出機構の検出部材が駆動部
材との間に摩耗量に相当する隙間を形成する。次にクラ
ッチレリーズ動作を行うと、駆動部材が停止部材により
軸方向への移動を規制されるまで支持部材は摩擦部材側
に移動する。移動調整機構は、摩擦部材に摩耗が生じて
いない状態で支持部材の移動を制限するとともに、摩耗
量検出機構により検出された摩耗量を基に駆動部材が検
出部材に当接するまでの間に支持部材が距離S移動する
のを許容する。距離Sが摩擦部材の摩耗量WをL1/L
2倍したものであり、L1は力点から支点までの距離で
あり、L2は力点から作用点までの距離であるため、摩
耗補償後にレバー部材の力点の軸方向高さは変化しな
い。
が移動可能な軸方向隙間は、クラッチカバーに係合され
た検出部材と駆動部材との間に形成されている。このた
め、たとえばクラッチレリーズ動作時にプレッシャープ
レートに振動が入力されプレッシャープレートが軸方向
に移動してもプレッシャープレートの変位は軸方向隙間
を変化させることはない。すなわち支持部材の軸方向移
動量が正確に保たれる。
は、請求項9において、駆動部材は、円周方向に延びる
第1傾斜面と第2傾斜面を摩擦部材側に有し、第1傾斜
面の角度θ1と第2傾斜面の角度θ2の比θ1/θ2は
L1/L2をr1/r2倍にしたものに等しい。r1は
第1傾斜面の取付半径であり、r2は第2傾斜面の取付
半径である。付勢機構は、駆動部材を支持部材及び検出
部材に対して円周方向に回転させるように付勢するバネ
部材をさらに有している。支持部材は第1傾斜面に相補
的に当接する第1相補傾斜面を有し、検出部材は第2傾
斜面に相補的に当接する第2相補傾斜面を有している。
に摩耗が生じた後のクラッチレリーズの際には、駆動部
材の第2傾斜面と検出部材の第2相補傾斜面との間には
隙間が確保されている。駆動部材はバネ部材により円周
方向に回転し、第1傾斜面が支持部材の第1相補傾斜面
を押していく。これにより支持部材は摩擦部材側に移動
する。駆動部材の第2傾斜面が検出部材の第2相補傾斜
面に当接するまでの間に第1傾斜面が支持部材を軸方向
に移動させる距離は、摩耗量WにL1/L2をかけた値
になる。この結果、レバー部材の力点の軸方向高さが摩
擦部材の摩耗にも関わらず一定に保たれる。
では、請求項9又は10において、移動調整機構は、支
持部材が距離S移動するとそれ以上の移動を停止させる
移動停止機構を有している。
では、請求項9又は10において、検出部材はクラッチ
カバーに対して軸方向に移動可能に摩擦係合をしてい
る。検出部材にはプレッシャープレートの一部が摩擦部
材と反対側から当接している。検出部材はプレッシャー
プレートに対して軸方向に所定の隙間をあけて対向して
いる。
係合し、プレッシャープレートが摩擦部材の摩耗により
入力フライホイール側に移動する際にともに移動する。
では、請求項9又は10において、検出部材は第1部材
と第2部材とを有している。第1部材は駆動部材に当接
している。第2部材は、第1部材の摩擦部材側に配置さ
れクラッチカバーに対して軸方向に移動可能に摩擦係合
し、第1部材を摩擦部材側から支持し、プレッシャープ
レートの一部による摩擦部材と反対側からの荷重を受け
ることができ、プレッシャープレートに対して軸方向に
所定の隙間をあけて配置されている。
では、請求項13において、プレッシャープレートの一
部はプレッシャープレートから摩擦部材と反対側に延び
先端に端部が形成された突起であり、第2部材は突起の
周りに間をあけて配置された筒状の部材であり、外周面
がクラッチカバーに形成された孔に摩擦係合している。
ラッチ装置1の基本的な構造を示している。このクラッ
チ装置1は、車両、特に、トラック等の大型車両に採用
されている。クラッチ装置1は、主に、入力側のフライ
ホイール2と、クラッチディスク組立体3と、クラッチ
カバー組立体4と、レリーズ装置5とから構成されてい
る。なお、図1に示すO−Oがクラッチ装置1の回転軸
線であり、図1の左側を第1軸方向側(エンジン側)と
し、図1の右側を第2軸方向側(トランスミッション
側)とする。図2に示す矢印R1方向がクラッチ装置1
の回転方向であり、矢印R2方向がその反対方向かつ後
述の摩耗補償機構18におけるランプリング34の回転
方向である。
び姿勢は、クラッチ装置1が連結された状態である。ま
た、このクラッチ装置1が設けられるトランスミッショ
ンはシンクロ機構を有さないタイプであるため、クラッ
チブレーキ6(後述)が設けられている。
ャフト(図示せず)端部に取り付けられる円坂状の部材
である。フライホイール2の外周部第2軸方向側には環
状かつ平坦な摩擦面11が形成されている。
ル2の第2軸方向側に近接して配置されている。クラッ
チディスク組立体3は、フライホイール2に連結される
ことで、エンジン側のトルクを図示しないトランスミッ
ション入力シャフトに伝達するための装置である。ここ
では2個のクラッチディスク組立体3が使用され、各々
外周部に設けられた摩擦フェーシングのみを示してい
る。一方のクラッチディスク組立体3の摩擦フェーシン
グはフライホイール2の摩擦面11に近接して配置され
ている。他方のクラッチディスク組立体3の摩擦フェー
シングはフライホイール2の摩擦面11から第2軸方向
側に離れたところに配置されている。各摩擦フェーシン
グの軸方向間には中間プレート13が配置されている。
中間プレート13は後述するクラッチカバー15と一体
回転しかつ軸方向に移動可能となっている部材である。
各クラッチディスク組立体3の内周部すなわち中心部に
はトランスミッションから延びる図示しない入力シャフ
トに係合するハブ(図示せず)が設けられている。
ライホイール2のトルクをクラッチディスク組立体3に
伝達又は遮断するための装置であり、フライホイール2
に取り付けられる。クラッチカバー組立体4は、図4に
示すように、主に、クラッチカバー15と、プレッシャ
ープレート16と、押圧部材17と、摩耗補償機構18
とから構成されている。
固定された環状の部材である。具体的には、クラッチカ
バー15の外周部がボルト19によりフライホイール2
に固定されている。クラッチカバー15は、クラッチデ
ィスク組立体3の外周側を覆うとともにクラッチディス
ク組立体3の第2軸方向側に位置している。このように
して、クラッチカバー15はフライホイール2の摩擦面
11に対して軸方向に対向している。図4に示すよう
に、クラッチカバー15の内周部には、後述する摩耗補
償機構18の付勢機構31を収容するための収容部40
が形成されている。収容部40は、その外周部分に比べ
て第2軸方向側に突出し、第1軸方向側に環状の溝7を
形成している。溝7は内周壁41と第2軸方向側面42
と外周壁43とから構成されている。さらに、クラッチ
カバー15には、軸方向に貫通する二つの円形の孔44
が形成されている。この実施形態では孔44は半径方向
に対向する2カ所に設けられている。
バー15の内周側において、第2軸方向側のクラッチデ
ィスク組立体3の摩擦フェーシングとクラッチカバー1
5との軸方向間に配置された環状の部材である。プレッ
シャープレート16の第1軸方向側の面は環状でかつ平
坦な押圧面21となっている。プレッシャープレート1
6の第2軸方向側にはクラッチカバー15と対向する対
向面22が形成されている。対向面22の半径方向中間
部分には前述の孔44に対応する位置にねじの切られた
ボルト孔23が形成されている。さらに、対向面22の
内周側には環状の支持部24が形成されている。支持部
24は他の部分より第2軸方向側に突出している。
レート27によりクラッチカバー15に連結されてい
る。具体的には、図2及び図3に示すように、円周方向
に等間隔で複数のストラッププレート27が設けられ、
各ストラッププレート27のR2側端はボルト28によ
りプレッシャープレート16の外周部に固定され、R1
側端はボルト29によりクラッチカバー15に固定され
ている。この連結によりプレッシャープレート16はク
ラッチカバー15とともにR1側に回転するようになっ
ている。また、クラッチ連結状態においてストラッププ
レート27は軸方向にたわんでおり、ストラッププレー
ト27はプレッシャープレート16に対して第2軸方向
側すなわちクラッチカバー15側に付勢力を与えてい
る。
6に対してクラッチ連結のための押圧力を与えるための
部材であり、ダイヤフラムスプリング68とレバー部材
69とから構成されている。ダイヤフラムスプリング6
8は円板状かつ環状の部材であり、環状部分70と、そ
こから半径方向内側に延びるレバー部分71とから構成
されている。レバー部分71は各々がスリット72によ
り形成されているとしてもよい。各スリット72の半径
方向外側にはスリット72より円周方向幅の大きい孔7
3が設けられている。レバー部材69は円坂状かつ環状
の部材である。またレバー部材69は全体が平坦な形状
である。レバー部材69には、図2及び図3で詳細に示
すように、内周縁から外周縁近傍まで延びる複数の第1
スリット75と、各第1スリット75の円周方向中間に
おいて外周縁から内周縁近傍まで延びる複数の第2スリ
ット76とが形成されている。このように円周方向に交
互に第1及び第2スリット75,76が形成されること
で、レバー部材69は最低限の剛性のみが確保されてい
る。レバー部材としては放射状に配置された複数の部材
から構成されていてもよい。
ー部材69との位置及び関係について説明する。レバー
部材69は、外周部がプレッシャープレート16とクラ
ッチカバー15特に収容部40との軸方向間に配置され
ている。レバー部材69の外周部の第2軸方向側面は後
述する支持リング36に支持されている。また、レバー
部材69において前述の支持部分より内周側部分の第1
軸方向側面がプレッシャープレート16の支持部24に
支持されている。ダイヤフラムスプリング68はレバー
部材69の第2軸方向側に近接して配置されている。ダ
イヤフラムスプリング68の外径はレバー部材69の外
径より小さいが、ダイヤフラムスプリング68の内径は
レバー部材69の内径とほぼ同じあるいはわずかに小さ
いのみである。ダイヤフラムスプリング68の外周部の
第2軸方向側面はクラッチカバー15特に収容部40に
おいて内周壁41を構成する部分に支持されている。ダ
イヤフラムスプリング68は内周端がレバー部材69の
内周端の第2軸方向側面に当接している。
レバー部材69を介してプレッシャープレート16に押
圧力を与えている。また、ダイヤフラムスプリング68
からの押圧力はレバー部材69によって所定倍されてプ
レッシャープレート16に伝達される。具体的には、レ
バー部材69は、内周側から、ダイヤフラムスプリング
68が作用する力点78、プレッシャープレート16に
力を与えることが可能な作用点80,及びクラッチカバ
ー15側に支持される支点79を有している。各点7
8,79,80は実際は環状に形成された線状部分であ
る。力点78から支点79までの半径方向距離をL1と
し、力点78から作用点80までの半径方向距離をL2
とし、作用点80から支点79までの半径方向距離をL
3とする。これにより、ダイヤフラムスプリング68か
らレバー部材69に伝達される押圧荷重はL2/L3倍
されてプレッシャープレート16に伝達される。
る。図4〜図6に詳細に示す摩耗補償機構18は、クラ
ッチディスク組立体3の摩擦フェーシングが摩耗した際
においてレバー部材69の先端高さすなわち内周端であ
る力点78部分の軸方向高さを初期の位置に復帰させる
ことを目的としており、そのためにクラッチディスク組
立体3の摩擦フェーシングに摩耗が生じると次のクラッ
チレリーズ時にレバー部材69のクラッチカバー側支点
を摩耗に応じて摩擦フェーシング側に移動させる。
と停止機構32と摩耗量検出機構33とを備えている。
付勢機構31は後述の支持リング36を第1軸方向側す
なわちクラッチディスク組立体3側に一定の力で付勢す
るための機構である。停止機構32は付勢機構31から
の力を受けることで支持リング36の移動を制限するた
めの機構である。摩耗量検出機構33は、クラッチディ
スク組立体3の摩擦フェーシングが摩耗すると、停止機
構32を摩擦フェーシング側に移動させることで、付勢
機構31が支持リング36を軸方向に移動させることを
可能にするための機構である。停止機構32と摩耗量検
出機構33は、付勢機構31からの付勢力を受けること
で支持リング36の移動を制限しつつ、摩擦フェーシン
グが摩耗するとその摩耗量に応じて支持リング36の移
動を許容するための移動調整機構であると考えてもよ
い。
内に配置されている。付勢機構31は主にランプリング
34とインナーリング35と支持リング36とから構成
されている。ランプリング34は溝7の第2軸方向側面
42に当接して配置された環状の部材である。ランプリ
ング34は溝7内で回転可能に支持されている。ランプ
リング34の内周面は収容部40の内周壁41に支持さ
れ、外周面は外周壁43に支持されている。ランプリン
グ34には、収容部40との間に弧状に延びるバネ収容
部38が形成されている。バネ収容部38内には弧状に
延びるコイルスプリング37(図2)が配置されてい
る。コイルスプリング37のR2側端はクラッチカバー
15に固定されR1側端はランプリング34に固定され
ている。このコイルスプリング37が引っ張ることによ
りランプリング34は常にクラッチカバー15に対して
R2側に回転するように付勢されている。このようにコ
イルスプリング37は、クラッチカバー15とランプリ
ング34との間で機能するように配置されており、ラン
プリング34とインナーリング35の間には配置されて
いない。このため後述の第1傾斜面46と第2傾斜面4
7の数及び面積を増やすことができる。図5に示すよう
に、ランプリング34において第1軸方向側には第1傾
斜面46と第2傾斜面47が設けられている。第1傾斜
面46は内周側に形成され、第2傾斜面47は外周側に
形成されている。第1傾斜面46及び第2傾斜面47は
それぞれ円周方向に複数形成されている。ここでは、第
1傾斜面46は第2傾斜面47に比べて半径方向幅が大
きい。また、第1傾斜面46と第2傾斜面47はR2側
がR1側よりクラッチカバー15側に位置する傾斜面で
あり、第1傾斜面46の傾斜角度θ1は第2傾斜面47
の傾斜角度θ2より大きく、その比θ1/θ2はレバー
部材69における比L1/L2をr1/r2倍にしたも
のに等しい。r1は第1傾斜面46の取付半径であり、
r2は第2傾斜面47の取付半径である。ここでの傾斜
角度とは、クラッチ装置1の回転軸線O−Oに対して垂
直な平面に対する勾配を意味する(図11を参照)。
第2軸方向側に当接して配置されている。インナーリン
グ35は内周面が内周壁41に当接している。インナー
リング35の第2軸方向側面には複数の第1相補傾斜面
49が形成されている。第1相補傾斜面49は第1傾斜
面46に対して相補的に形成され互いに当接している。
すなわちランプリング34の第1傾斜面46とインナー
リング35の第1相補傾斜面49とにより第1くさび機
構が形成されている。インナーリング35の第1軸方向
側面はクラッチ装置1の回転軸線O−Oに対して垂直な
面となっており、そこには円周方向に並んだ複数の突起
51が形成されている。
1軸方向側に互いに当接して配置されている。支持リン
グ36の2軸方向側面には突起51が挿入される孔50
が形成されている。突起51と孔50との係合によりイ
ンナーリング35と支持リング36とは一体回転するよ
うになっている。支持リング36の内周面はクラッチカ
バー15の内周壁41に支持されている。支持リング3
6の第1軸方向側には環状の支持突起52が設けられて
いる。支持突起52は前述のレバー部材69の支点79
に当接している。なお、インナーリング35と支持リン
グ36とは一体の部材であってもよい。すなわち支持突
起を有するリング部材に複数の傾斜部を設けた構造であ
ってもよい。
支持リング36からなる支持部材は、クラッチカバー1
5の溝7内に半径方向に移動不能にかつ軸方向に移動可
能に支持されている。この支持部材は後述するようにク
ラッチカバー15に対してクラッチカバー15の円周方
向に相対回転不能に係合している。
らなる第1くさび機構において、傾斜面46,49は回
転方向R2側がR1側に対して第2軸方向側に位置する
傾斜面である。したがってコイルスプリング37によっ
て付勢されることでランプリング34の第1傾斜面46
からインナーリング35に作用する力の軸方向成分によ
りインナーリング35及び支持リング36はフライホイ
ール2側に常に付勢されている。
44内に設けられている。停止機構32は、主に、ブッ
シュ56とワッシャー57とから構成されている。ブッ
シュ56は孔44に圧入された筒状部材である。ブッシ
ュ56は図5に示すように円周方向にスリット56aを
有し、自らの拡張力により孔44の内周面に接してい
る。すなわちブッシュ56は、クラッチカバー15に対
して摩擦係止されており、そこで発生する最大抵抗力以
上の力が作用するまではクラッチカバー15に対して移
動しない。図4の状態において、ブッシュ56の第1軸
方向側端面とプレッシャープレート16の対向面22と
の間には所定の隙間が確保されている。なお、この隙間
は後述のクラッチレリーズ時(図8)においても確保さ
れ、ブッシュ56とプレッシャープレート16は互いに
当接しないようになっている。
向側端面に当接して配置されている。ワッシャー57
は、円形の部材であり、円形の孔64が形成されてい
る。ワッシャー57は孔44に円形部分が当接し支持さ
れており、クラッチカバー15に対してクラッチカバー
15の円周方向に相対移動不能になっている。この状態
でワッシャー57は孔44に対して軸方向に移動可能に
なっている。さらに、ワッシャー57の一部、具体的に
はクラッチカバー組立体4の内周側には、半径方向内側
に突出する突出部65が設けられている。突出部65は
ランプリング34の第2傾斜面47に当接する第2相補
傾斜面66を第2軸方向側に有している。このように第
2傾斜面47と第2相補傾斜面66とにより第2くさび
機構が形成されている。第2傾斜面47と第2相補傾斜
面66とが互いに当接した状態でランプリング34から
ワッシャー57及びブッシュ56に軸方向に力が加わる
と、クラッチカバー15の孔44からブッシュ56に対
して抵抗力が作用する。言い換えると、ブッシュ56と
ワッシャー57は、クラッチカバー組立体4に対して軸
方向に移動可能に摩擦係止され、付勢機構31の荷重を
支持するための停止機構32として機能している。この
機能を実現するのであれば、これら部材の形状・構成・
配置等は本実施形態に限定されない。また、さらに他の
部材が本構成に新たに加えられて停止機構を構成してい
てもよい。
のようなプレッシャープレートのクラッチカバーに対す
る軸方向移動を停止させる機構ではなく、支持リング3
6を直接駆動する付勢機構31を停止させるための機構
である。より具体的には、停止機構32は、支持リング
36に軸方向の力を与えるランプリング34を回転停止
させることで付勢機構31を停止させている。また、停
止機構32は、ランプリング34との間に第2くさび機
構を構成することで、ランプリング34の回転を禁止及
び許可している。また、停止機構32は付勢機構31と
の間に付勢機構31が作動可能な隙間を形成するための
機構である。この隙間はクラッチカバー15にともに支
持された停止機構32と付勢機構31の位置関係によっ
てのみ決定される。すなわちこの隙間(支持リング36
を移動可能とする量)は、プレッシャープレート16の
位置や動き、支持リング36とレバー部材69との間の
隙間の大きさに影響されることはない。
方向に付勢するための第1傾斜面46と、停止機構32
により摩耗量に応じて回転を許容されるための第2傾斜
面47とを有している。これら傾斜面46,47は別々
の部分であるため、互いの傾斜角度を異ならせること
で、ランプリング34が停止機構32に当接するまで間
において、第2傾斜面47の軸方向移動量(摩耗量に等
しい)と第1傾斜面46の軸方向移動量(支持リング3
6の軸方向移動量に等しい)とを異ならせることができ
る。
組立体3に摩耗が生じると、停止機構32をクラッチカ
バー15に対してクラッチディスク組立体3側に移動さ
せるための機構である。この実施形態で摩耗量検出機構
33はボルト55の形態をとっている。ボルト55は本
体60、ネジ部61及び頭部62からなる。ボルト55
の中心位置は孔44に対して半径方向外側にずれて配置
されている。本体60は主に孔44内でブッシュ56に
対して隙間をあけて配置されている。本体60はワッシ
ャー57の孔64に嵌まり、その結果ワッシャー57は
ボルト55に対して軸方向にのみ移動可能となってい
る。ネジ部61はプレッシャープレート16のボルト孔
23に螺合されている。ボルト55の頭部62はワッシ
ャー57の第1軸方向側面に当接している。このように
ボルト55はプレッシャープレート16と第1軸方向に
一体に移動し、停止機構32に対して第1軸方向側から
のみ作用可能である。
向両側に係合する係合部(図示せず)を有している。こ
れにより、支持リング36及びインナーリング35は、
ブッシュ56すなわちクラッチカバー15に対してクラ
ッチカバー15の円周方向に相対回転不能になってい
る。
69の先端を第2軸方向側に引き出すことでクラッチ装
置1の連結を解除するための装置であり、主に、第1ス
リーブ82やレリーズベアリング84から構成されてい
る。第1スリーブ82は図示しないトランスミッション
入力シャフトの外周に配置された筒状の部材である。第
1スリーブ82の外周面第1軸方向側には第2スリーブ
83が設けられている。第2スリーブ83の外周面先端
には、レバー部材69のレバー先端すなわち力点78の
第1軸方向側を支持するための支持部材88,89,9
0が設けられている。コーンスプリング92は、一端が
第2スリーブ83に支持され、他端がダイヤフラムスプ
リング68の内周端をレバー部材69に付勢して、両者
を常に互いに接触させた状態に保っている。
82の第2軸方向側端の回りに配置されている。レリー
ズベアリング84のインナーレースは第1スリーブ82
に固定されている。レリーズベアリング84のアウター
レースの外周には外周壁85が固定されている。外周壁
85にはたとえば半径方向に対向する2カ所に係合部8
6が設けられている。レリーズフォーク87は、図示し
ないクラッチハウジングに取り付けられた支持手段(図
示せず)により揺動自在に支持されるとともに、図示さ
れないクラッチ操作機構に連結されている。レリーズフ
ォーク87の先端は外周壁85の係合部86の第1軸方
向側に所定の隙間Uをあけて配置されている。
ウジングの壁面にはクラッチブレーキ6が設けられてい
る。クラッチブレーキ6とレリーズベアリング84との
間には隙間Qが確保されている。クラッチブレーキ6は
トランスミッションの変速をスムーズに行わせるための
機構である。クラッチブレーキ6は、レリーズ装置5が
最も第2軸方向側に移動した状態でレリーズ装置5とト
ランスミッションハウジングの壁面との間に挟み付けら
れることで、図示しないトランスミッション入力シャフ
トの回転を停止させる機能を有している。
レッシャープレート16に対して押圧力F1を与えてい
る。また、このときストラッププレート27がプレッシ
ャープレート16をクラッチディスク組立体3から引き
離す方向に付勢力F2を与えている。すなわち押圧力F
1から付勢力F2をひいた力がプレッシャープレート1
6からクラッチディスク組立体3に作用している。ま
た、この状態で支持リング36及びブッシュ56は軸方
向に移動しないようになっている。
の内周端すなわち力点78との間の軸方向距離(レバー
部材69の先端の軸方向高さ)をH1とする。初期状態
ではレバー部材69は平坦な姿勢を維持しているため、
支持リング36の支持突起52と摩擦面11との間の軸
方向距離(押圧部材17のクラッチカバー側支点の軸方
向高さ)はH1となっている。また、フライホイール2
の摩擦面11とプレッシャープレート16の押圧面21
との間の軸方向距離(押圧面21の軸方向高さ)をP1
とする。
ラッチディスク組立体3に摩耗が生じた際の摩耗補償動
作について説明する。図4,図7〜図10は実際のクラ
ッチカバー組立体4の縦断面図であり、図11〜図13
はランプリング34とそれに当接するインナーリング3
5及びワッシャー57の関係及び動作を模式的に表した
図である。
ク組立体3(摩擦フェーシング)に摩耗が生じるとそれ
に従いプレッシャープレート16が摩擦面11側に移動
し図7及び図12の状態に移行する。このとき、プレッ
シャープレート16は、その一部として動作するボルト
55により、ブッシュ56とワッシャー57とをクラッ
チカバー15に対してフライホイール2側に摩耗量W移
動させる。すなわち、プレッシャープレート16に対し
てフライホイール側に作用する力はクラッチカバー15
からブッシュ56に作用する静止摩擦力より大きくなる
ように設定されている。この結果、図7及び図12に示
すように、ワッシャー57の第2相補傾斜面66とラン
プリング34の第2傾斜面47との軸方向間には摩耗量
Wに対応した隙間が形成される。
う。すなわち操作者がクラッチペダルを踏むことによ
り、クラッチ操作機構を介してレリーズフォーク87が
レリーズ装置5を第2軸方向側に移動させる。具体的に
は、レリーズフォーク87の先端が外周壁85に設けら
れた係合部86に当接しレリーズ装置5全体を第2軸方
向側に移動させる。このとき、ダイヤフラムスプリング
68及びレバー部材69の内周端が第2軸方向側に移動
させられる。この結果、レバー部材69からプレッシャ
ープレート16に作用する押圧力が解除され、プレッシ
ャープレート16はストラッププレート27からの付勢
力によって第2軸方向側に移動する。
ズ装置5が最も第2軸方向側に位置した状態におけるク
ラッチカバー組立体4の各部品の位置関係を示してい
る。図8ではプレッシャープレート16の支持部24は
レバー部材69に当接した状態を保っている。したがっ
て、ストラッププレート27からの付勢力がプレッシャ
ープレート16からレバー部材69を介して付勢機構3
1に対して作用している。図8のクラッチレリーズ状態
になると、ランプリング34はインナーリング35及び
支持リング36を第1軸方向に移動させながらR2側に
回転する。これが可能なのは、ランプリング34からイ
ンナーリング35に作用する力の軸方向成分F3がスト
ラッププレート27の付勢力F2より大きく設定されて
いるためである。以上の結果、プレッシャープレート1
6及びレバー部材69の支点79もフライホイール2側
に移動する。
ング34の回転はランプリング34の第2傾斜面47が
ワッシャー57の第2相補傾斜面66に当接するまで続
く。図9及び図13に示すように、第2傾斜面47と第
2相補傾斜面66が当接すると、クラッチカバー15の
孔44からブッシュ56に抵抗力が新たに作用すること
で、ランプリング34の回転が停止する。すなわちそれ
以上はインナーリング35及び支持リング36は軸方向
に移動しない。
と支持リング36は軸方向にS移動する。距離Sは摩耗
量Wより大きく、摩耗量Wに比θ1/θ2(=(L1/
L2)×(r1/r2))をかけた量となっている。こ
のようにして、レバー部材69先端(内周端)高さを一
定に保つことができる。インナーリング35の移動量が
摩耗量Wに等しい場合は、摩耗補償後に支持部材とレバ
ー部材の支点との軸方向間に隙間が発生し、次のクラッ
チ連結時に支点がクラッチカバー側に移動してしまいレ
バー部材の姿勢が変化する、つまりレバー部材69先端
(内周端)がフライホイール側に移動してしまう。
い図10の状態に移行すると、摩擦面11と押圧面21
との間は軸方向距離はP2(=P1―W)となり、支持
リング36と摩擦面11との軸方向距離はH2(=H1
―S)となっている。しかし、摩擦面11とレバー部材
69の力点78との軸方向距離はH1のままである。こ
のことは、レリーズ装置5の軸方向位置が変化していな
いことを意味する。すなわち、レリーズフォーク87先
端とレリーズ装置5の係合部86との軸方向隙間U及び
レリーズ装置5とクラッチブレーキ6との軸方向隙間Q
が変化していない。 〔本願発明における摩耗量に対応する軸方向隙間の位置
及び優れた効果〕以上に述べたように、移動調整機構
(停止機構32,摩耗量検出機構33)は、摩耗量を検
出する検出機能と、付勢機構31(具体的にはランプリ
ング34)との間に摩耗量に応じた隙間を形成するとと
もにランプリング34が当接するとそれ以上の回転を制
限することで支持リング36の軸方向移動を制限する移
動停止機能とを有している。
可能とするための軸方向隙間がクラッチカバー15に摩
擦係止された部材(ブッシュ56やワッシャー57)と
付勢機構31(具体的にはランプリング34)との間に
形成されているため、支持部材を移動可能とする軸方向
隙間をレバー部材とプレッシャープレートとの間に形成
していた従来技術に対して、以下の3つの利点がある。
ーズ時における摩耗調整の瞬間にプレッシャープレート
16に対してフライホイール2側から振動が入力された
場合でも摩耗調整動作に悪影響を与えることはない。従
来の構造では、たとえばプレッシャープレートがフライ
ホイール側に移動した場合には軸方向隙間が所望量より
大きくなり、支持部材が所望量以上に移動してしまうい
わゆるオーバーアジャストが生じてしまう。
ても摩耗調整動作に悪影響を与えることはない。従来の
構造では、クラッチブレーキが摩耗するとレリーズ時に
おいてレリーズ装置の軸方向位置が変化することでレバ
ー部材とプレッシャープレートとの間の軸方向隙間が所
望の値より大きくなることがあり得た。その場合には支
持部材が所望量以上に移動してしまういわゆるオーバー
アジャストが生じる。
プレッシャープレートを必ずしも停止機構に対して当接
させる必要がないため、プレッシャープレートの切れ代
が制限されなくなる。本実施形態では図8及び図9に示
すクラッチレリーズ時においてもプレッシャープレート
16と停止機構32(具体的にはブッシュ56)との間
に軸方向隙間を確保している。
方向に移動可能とするための軸方向隙間をクラッチカバ
ー15に摩擦係止された部材(ブッシュ56やワッシャ
ー57)と付勢機構31(具体的にはランプリング3
4)との間に形成しているため、摩耗後のレバー部材6
9の支点の軸方向位置調整を正確に行うことができる。
その結果、レバー部材69の先端高さを一定に維持でき
る。 〔変形例〕なお、本発明は本実施形態におけるクラッチ
装置に限定されない。本発明は、クラッチディスク組立
体が1つのクラッチ装置、押圧部材がダイヤフラムスプ
リング等のばねのみからなるクラッチ装置、押圧部材が
レバー部材と他のばねからなるクラッチ装置、押圧部材
をフライホイール側に押すことでクラッチレリーズを行
うクラッチ装置等にも採用可能である。また、クラッチ
ブレーキの有無にも限定されない。第2実施形態 図14及び図15に示すクラッチカバー組立体4は、基
本的な構造は前記第1実施形態と同様である。ここでは
異なる点のみ詳細に説明し同様の部分の説明は簡略又は
省略する。
トラッププレート10によりクラッチカバー15に固定
されている。これにより、支持リング36及びインナー
リング35はクラッチカバー15に対して相対回転不能
にかつ軸方向に移動可能となっている。
間にはワッシャー12が配置されている。図17及び図
18に示すように、ワッシャー12はこの実施形態では
平坦な板状部材であり傾斜面を有していない。ワッシャ
ー12には、図17に示すようにボルト55の本体が貫
通する孔64が設けられている。この孔64は中心から
半径方向外側にずれて設けられている。これにより、ワ
ッシャー12にはボルト55の頭部62からさらに半径
方向内側に突出する部分が形成されている。
外周側に配置された環状の部材である。図16に示すよ
うに、アウターリング8には、ランプリング34の第2
傾斜面47に相補的に当接する複数の第2相補傾斜面9
が形成されている。さらに、アウターリング8は外周側
部分がワッシャー12に対して第2軸方向側から当接し
ている。アウターリング8は収容部40の溝7内におい
て外周壁43に外周面を支持されている。アウターリン
グ8は、たとえばブッシュ56に係合することで、クラ
ッチカバー15に対して相対回転不能かつ軸方向に移動
可能となっている。
2は、ブッシュ56とワッシャー7とアウターリング8
とから構成されており、クラッチカバー15に対して軸
方向に移動可能に摩擦係止され、付勢機構31からの力
を受けることで支持リング36の移動を制限し、さらに
クラッチディスク組立体3の摩擦フェーシングの摩耗時
に摩耗量検出機構33(ボルト55)によって摩擦フェ
ーシング側に移動させられる。
ュ56の第1軸方向側端面とプレッシャープレート16
の対向面22との間には軸方向隙間Rが形成されてい
る。この軸方向隙間Rは後述するプレッシャープレート
16の切れ代に対応している。
3が摩耗するとそれに応じてプレッシャープレート16
がフライホイール2側に移動する。このとき、プレッシ
ャープレート16はそれと一体に移動するボルト55に
よりブッシュ56及びワッシャー7をフライホイール2
側に移動させる。これにより、アウターリング8はフラ
イホイール2側に移動し、図19に示すようにアウター
リング8の第2相補傾斜面9とランプリング34の第2
傾斜面47との間に摩耗量Wに対応する軸方向隙間が形
成される。なお、摩耗量Wに対応する隙間はアウターリ
ング8とワッシャー7との間に形成されてもいいし、ア
ウターリング8の軸方向両側全体に形成されてもよい。
行うと、プレッシャープレート16はストラッププレー
ト27からの付勢力F2によりクラッチカバー15側に
移動する。そして、図20のクラッチレリーズ状態に示
すように、対向面22がブッシュ56の第1軸方向側端
面に当接すると、プレッシャープレート16は移動が停
止される。これは、クラッチカバー15からブッシュ5
6に作用する最大抵抗力がストラッププレート27の付
勢力より大きいことを意味する。このとき、レバー部材
69の外周端と支持リング36との間には所定の隙間T
1が確保されている。
コイルスプリング37からの付勢力によりR2側に回転
し、支持リング36をフライホイール2側に移動させ
る。ランプリング34の回転が停止するのはランプリン
グ34の第2傾斜面47がアウターリング8の第2相補
傾斜面9に当接するまで、又はランプリング34とブッ
シュ56との間に軸方向の隙間がなくなるまでである。
図21に示す状態ではランプリング34からアウターリ
ング8に作用する力は、ワッシャー12及びブッシュ5
6を介してクラッチカバー15とプレッシャープレート
16に受けられている。これによりそれ以上ランプリン
グ34は回転せず、支持リング36は所定距離S移動し
たところで停止する。この状態で支持リング36とレバ
ー部材69との間には軸方向に隙間T2が確保されてい
る。図21の状態から再びクラッチ連結を行い図22の
状態に移行すると、レバー部材69の先端(内周端)の
軸方向高さはH1のまま変わらず、その結果ダイヤフラ
ムスプリング68の姿勢及びレリーズ装置5の軸方向位
置が変化しない。 〔本願発明における摩耗量に対応する軸方向隙間の位置
及び優れた効果〕以上に述べたように、移動調整機構
(停止機構32,摩耗量検出機構33)は、摩耗量を検
出する検出機能と、付勢機構31(具体的にはランプリ
ング34)との間に摩耗量に応じた隙間を形成するとと
もにランプリング34が当接するとそれ以上の回転を制
限することで支持リング36の軸方向移動を制限する移
動停止機能とを有している。
可能とするための軸方向隙間がクラッチカバー15に摩
擦係止された部材(ブッシュ56やワッシャー7)と付
勢機構31(具体的にはランプリング34)との間に形
成されているため、支持部材を移動可能とする軸方向隙
間をレバー部材とプレッシャープレートとの間に形成し
ていた従来技術に対して、以下の2つの利点がある。
レリーズ時における摩耗調整の瞬間にプレッシャープレ
ート16に対してフライホイール2側から振動が入力さ
れた場合でも摩耗調整動作に悪影響を与えることはな
い。従来の構造では、たとえばプレッシャープレートが
フライホイール側に移動した場合には軸方向隙間が所望
量より大きくなり、支持部材が所望量以上に移動してし
まういわゆるオーバーアジャストが生じてしまう。
び図21のクラッチレリーズ時に、停止機構32に対し
て隙間Rだけ離れている。したがってプレッシャープレ
ートがフライホイール2側に移動したとしても、ボルト
55が停止機構32に作用することはない。
ても摩耗調整動作に悪影響を与えることはない。従来の
構造では、クラッチブレーキが摩耗するとレリーズ時に
おいてレリーズ装置の軸方向位置が変化することでレバ
ー部材とプレッシャープレートとの間の軸方向隙間が所
望の値より大きくなることがあり得た。その場合には支
持部材が所望量以上に移動してしまういわゆるオーバー
アジャストが生じる。
方向に移動可能とするための軸方向隙間をクラッチカバ
ー15に摩擦係止された部材(ブッシュ56やワッシャ
ー7)と付勢機構31(具体的にはランプリング34)
との間に形成しているため、摩耗後のレバー部材69の
支点の位置調整を正確に行うことができる。その結果、
レバー部材69の先端高さを一定に維持できる。第3実施形態 図23に示す第3実施形態は、基本的な構造及び効果は
第1実施形態とほぼ同一である。ここでは、共通点の説
明は省略し、異なる点のみを説明する。
組立体3に摩耗が生じると、停止機構32をクラッチカ
バー15に対してクラッチディスク組立体3側に移動さ
せるための機構である。この実施形態で摩耗量検出機構
33はボルト91の形態をとっている。ボルト91は、
大径部94、小径部95、頭部96、ネジ部97からな
る。頭部96がフライホイール2側に配置され、頭部9
6から、大径部94、小径部95、ネジ部97の順番で
トランスミッション側に配置されている。大径部94
は、プレッシャープレート16に形成された軸方向孔9
8内を軸方向に移動可能に配置されている。頭部96
は、大径部94より型が大きく、軸方向孔98の押圧面
21側端に形成された凹部99内に配置されている。頭
部96は凹部99のフライホイール側端面に当接してい
る。これにより、プレッシャープレート16がフライホ
イール2側に移動すると、ボルト91に力が作用する。
ただし、プレッシャープレート16がトランスミッショ
ン側に移動するときはボルト91に力が作用しない。な
お、当然のことながら、頭部96は凹部99内に完全に
収納され、押圧面21よりは軸方向エンジン側に突出し
ていない。
径方向外側にずれて配置されている。小径部95は主に
孔44内でブッシュ56に対して隙間をあけて配置され
ている。ネジ部97はワッシャー57に螺合し、その結
果ワッシャー57はボルト91と軸方向に一体に移動す
るようになっている。大径部94の第2軸方向側端面と
ブッシュ56の第1軸方向側端面との間には第2ワッシ
ャー92が挟まれて配置されている。第2ワッシャー9
2は、ブッシュ56と同径であり、ブッシュ56の第1
軸方向側端面全体にわたって当接している。また、第2
ワッシャー92はインロー92bによりブッシュ56の
内周面に当接している。また、第2ワッシャー92に
は、小径部95が貫通する孔92aが形成されている。
ャー92を介してブッシュ56に対して半径方向又は円
周方向に移動不能になっている。したがって、ボルト9
1に遠心力が作用した場合でもボルト91の位置がずれ
ない。
とブッシュ56は軸方向両方に一体に移動するようにな
っている。このように、ボルト91は、プレッシャープ
レート16とはプレッシャープレート16が第1軸方向
に移動するときのみ一体に移動し、停止機構32とは常
に一体に軸方向に移動するようになっている。すなわ
ち、停止機構32は、プレッシャープレート16が第1
軸方向側に移動するときは力が作用するが、プレッシャ
ープレート16が第2軸方向側に移動するときは力が作
用しないようになっている。
22と第2ワッシャー92との間には、プレッシャープ
レート16の切れ代に相当する軸方向隙間が確保されて
いる。
生じた際のクラッチカバー組立体4の摩耗補償動作につ
いて説明する。図23の状態からクラッチディスク組立
体3(摩擦フェーシング)に摩耗が生じるとそれに従い
プレッシャープレート16が摩擦面11側に移動する。
このとき、プレッシャープレート16は、ボルト91を
第1軸方向側に移動させ、ブッシュ56とワッシャー5
7とをクラッチカバー15に対してフライホイール2側
に摩耗量W移動させる。すなわち、プレッシャープレー
ト16に対してフライホイール側に作用する力はクラッ
チカバー15からブッシュ56に作用する静止摩擦力よ
り大きくなるように設定されている。この結果、ワッシ
ャー57の第2相補傾斜面66とランプリング34の第
2傾斜面47との軸方向間には摩耗量Wに対応した隙間
が形成される。
施形態及び第2実施形態と同様であるので説明を省略す
る。ただし、クラッチレリーズ状態では、第2実施形態
と同様に、プレッシャープレート16は第2ワッシャー
92すなわち停止機構32に当接している。このとき、
プレッシャープレート16の凹部99の底面はボルト9
1の頭部96から第2軸方向側に離れており、プレッシ
ャープレート16がボルト91に対して第1軸方向側に
移動することを可能にしている。
3の下側を上にして行う。その際にはボルト91の頭部
96に形成された六角穴を利用してボルト91をワッシ
ャー57にねじ込んでいく。このようにボルト91の頭
部96がフライホイール2側に位置するため、組み付け
時の作業性が向上する。
は、摩耗補償動作時では、付勢機構が押圧部材の支点を
移動可能な軸方向隙間は、クラッチカバーに係合された
停止機構と付勢機構との間に形成されている。このた
め、たとえばクラッチレリーズ動作時にプレッシャープ
レートに振動が入力されプレッシャープレートが軸方向
に移動しても、プレッシャープレートの変位は軸方向隙
間を変化させることはない。すなわち押圧部材の支点の
軸方向移動量が正確に保たれる。
体が採用されたクラッチ装置の縦断面概略図。
体の縦断面概略図。
説明するための図。
説明するための図。
説明するための図。
を説明するための図。
機構の関係及び動作を説明するための模式図。
び機構の関係及び動作を説明するための模式図。
び機構の関係及び動作を説明するための模式図。
面図。
の縦断面概略図。
めの部分斜視図。
るための分解斜視図。
の摩耗補償機構の動作を説明するための縦断面概略図。
の摩耗補償機構の動作を説明するための縦断面概略図。
の摩耗補償機構の動作を説明するための縦断面概略図。
の摩耗補償機構の動作を説明するための縦断面概略図。
の縦断面概略図。
Claims (14)
- 【請求項1】入力フライホイール(2)の摩擦面に摩擦
部材(3)を付勢することでクラッチ(1)を連結し、
付勢を解除することで連結を解除するためのクラッチカ
バー組立体(4)であって、 前記入力フライホイールに一体回転するように固定され
前記摩擦部材に対して軸方向に対向して配置されるクラ
ッチカバー(15)と、 前記クラッチカバーと前記摩擦部材の軸方向間に配置さ
れるプレッシャープレート(16)と、 前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャープレ
ートに対して前記クラッチカバー側から作用可能な押圧
部材(17)と、 前記摩擦部材に摩耗が生じるとクラッチレリーズ時に前
記押圧部材の前記クラッチカバー側支点を前記摩耗に応
じて前記摩擦部材側に移動させるための機構であって、
前記支点を前記摩擦部材側に付勢するための付勢機構
(31)と、前記クラッチカバーに軸方向に移動可能に
摩擦係止され、前記付勢機構を受けることで前記支点が
軸方向に移動するのを停止させることが可能な停止機構
(32)と、前記摩擦部材に摩耗が生じると前記停止機
構を前記摩擦部材側に移動させて前記停止機構と前記付
勢機構との間に軸方向隙間を形成させる摩耗量検出機構
とを有する摩耗補償機構(18)と、を備えたクラッチ
カバー組立体(4)。 - 【請求項2】前記付勢機構は、前記押圧部材の前記クラ
ッチカバー側を支持するための支持部材(36)と、前
記クラッチカバーと前記支持部材との間に配置され前記
支持部材に前記摩擦部材側への力を与えるための駆動部
材(34)とを有し、 前記停止機構は、前記駆動部材からの軸方向荷重を支持
し、前記摩擦部材に摩耗が生じた後のクラッチレリーズ
時に前記駆動部材との間に軸方向隙間を形成する、請求
項1に記載のクラッチカバー組立体。 - 【請求項3】前記駆動部材は、円周方向に延びる第1傾
斜面(46)を前記摩擦部材側に有し、前記クラッチカ
バーの前記摩擦部材側に回転自在に支持され、 前記付勢機構は、前記第1傾斜面に相補的に当接する第
1相補傾斜面(49)を有し前記支持部材と一体に移動
する第1傾斜部(35)と、前記駆動部材を回転方向に
付勢することで前記第1傾斜部及び前記支持部材を前記
摩擦部材側に付勢するためのばね(37)とをさらに有
し、 前記停止機構は、前記駆動部材の回転を禁止し、前記摩
擦部材に摩耗が生じると前記駆動部材の回転を許容する
ことで前記支持部材を前記摩擦部材側に移動させる、請
求項2に記載のクラッチカバー組立体。、 - 【請求項4】前記駆動部材は第2傾斜面(47)を前記
摩擦部材側に有し、 前記停止機構は、前記第2傾斜面に当接する第2相補傾
斜面(66,9)を有する第2傾斜部(57,7,8)
を有している、請求項3に記載のクラッチカバー組立
体。 - 【請求項5】前記第1傾斜面と前記第2傾斜面は角度が
異なる、請求項4に記載のクラッチカバー組立体。 - 【請求項6】前記停止機構は、前記クラッチカバーに軸
方向に移動可能に摩擦係止された係合部材(56)と、
前記係合部材に前記摩擦部材側を支持され前記付勢機構
からの荷重を支持可能な停止部材(56,57,7,
8)とを有し、 前記摩耗量検出機構は、前記プレッシャープレートが前
記摩擦部材の摩耗によって前記摩擦部材側に移動すると
前記摩擦部材側に前記係合部材を移動可能な係止部(5
5)を有している、請求項1〜3のいずれかに記載のク
ラッチカバー組立体。 - 【請求項7】前記停止機構は、前記クラッチカバーに軸
方向に移動可能に係合し前記第2傾斜部の前記摩擦部材
側を支持する係合部材(56)をさらに有し、 前記摩耗量検出機構は、前記プレッシャープレートが前
記摩擦部材の摩耗によって前記摩擦部材側に移動すると
前記摩擦部材側に前記係合部を移動可能な係止部(5
5)を有している、請求項4又は5に記載のクラッチカ
バー組立体。 - 【請求項8】前記クラッチカバーと前記プレッシャープ
レートを連結し、前記プレッシャープレートを前記摩擦
部材から離れる方向に付勢する離脱部材(27)をさら
に備え、 前記付勢機構が前記支持部材を軸方向に付勢する力は前
記離脱部材の付勢力より大きく、 前記摩擦部材の摩耗後のクラッチレリーズ動作時に前記
付勢機構が前記停止部材に当接すると、前記クラッチカ
バーから前記停止部材に作用する抵抗力が発生して前記
支持部材の移動が停止され、 クラッチレリーズ状態で前記係合部材と前記プレッシャ
ープレートとの軸方向間には隙間が確保されている、請
求項7に記載のクラッチカバー組立体。 - 【請求項9】入力フライホイールの摩擦面に摩擦部材を
付勢することでクラッチを連結し、付勢を解除すること
で連結を解除するためのクラッチカバー組立体であっ
て、 前記入力フライホイールに一体回転するように固定され
前記摩擦部材に対して軸方向に対向して配置されるクラ
ッチカバーと、 前記クラッチカバーと前記摩擦部材の軸方向間に配置さ
れるプレッシャープレートと、 前記クラッチカバーと前記プレッシャープレートの軸方
向間に配置され、半径方向内側の力点(78)と、半径
方向外側の支点(79)と、前記プレッシャープレート
に対して前記クラッチカバー側から作用可能な作用点
(80)とを有するレバー部材(69)と、 前記クラッチカバーに支持され前記レバー部材の前記力
点に前記摩擦部材側への力を与えているバネ(68)
と、 前記支持部材と前記クラッチカバーの軸方向間に配置さ
れ、前記摩擦部材に摩耗Wが生じるとクラッチレリーズ
時に前記レバー部材の前記支点を前記摩擦部材側に距離
S移動させるための機構であり、前記レバー部材の支点
の前記クラッチカバー側を支持するための支持部材と前
記支持部材に付勢力を与えるための駆動部材とを有する
付勢機構と、前記駆動部材の前記摩擦部材側に当接し前
記摩擦部材に摩耗が発生すると前記駆動部材との間に前
記摩耗量に相当する隙間を形成する検出部材を有する摩
耗量検出機構と、前記摩擦部材に摩耗が生じていない状
態で前記支持部材の移動を制限するとともに、前記摩耗
量検出機構により検出された前記摩耗量を基に前記駆動
部材が前記検出部材に当接するまでの間に前記支持部材
が前記距離S移動するのを許容する移動調整機構(3
2)とを有している、摩耗補償機構とを備え、 前記距離Sは前記摩擦部材の摩耗量WをL1/L2倍し
たものであり、 L1は前記力点から前記支点までの距離であり、L2は
前記力点から前記作用点までの距離である、クラッチカ
バー組立体。 - 【請求項10】前記駆動部材は、円周方向に延びる第1
傾斜面(46)と第2傾斜面(47)を前記摩擦部材側
に有し、前記第1傾斜面の角度θ1と前記第2傾斜面の
角度θ2の比θ1/θ2はL1/L2をr1/r2倍に
したものに等しく、 r1は第1傾斜面の取付半径であり、r2は第2傾斜面
の取付半径であり、 前記付勢機構は、前記駆動部材を前記支持部材及び前記
検出部材に対して円周方向に回転させるように付勢する
バネ部材(37)をさらに有し、 前記支持部材は前記第1傾斜面に相補的に当接する第1
相補傾斜面(49)を有し、前記検出部材は前記第2傾
斜面に相補的に当接する第2相補傾斜面(66,9)を
有している、請求項9に記載のクラッチカバー組立体。 - 【請求項11】前記移動調整機構は、前記支持部材が前
記距離S移動するとそれ以上の移動を停止させる移動停
止機構(32)を有している、請求項9又は10に記載
のクラッチカバー組立体。 - 【請求項12】前記検出部材は、前記クラッチカバーに
対して軸方向に移動可能に摩擦係合し、前記プレッシャ
ープレートの一部(55)が前記摩擦部材と反対側から
当接し、前記プレッシャープレートに対して軸方向に所
定の隙間をあけて対向している、請求項9又は10に記
載のクラッチカバー組立体。 - 【請求項13】前記検出部材は、前記駆動部材に当接す
る第1部材(57,8、9)と、前記第1部材の前記摩
擦部材側に配置され、前記クラッチカバーに対して軸方
向に移動可能に摩擦係合し、前記第1部材を前記摩擦部
材側から支持し、前記プレッシャープレートの一部によ
る前記摩擦部材と反対側からの荷重を受けることがで
き、前記プレッシャープレートに対して軸方向に所定の
隙間をあけて配置されている第2部材(56)とを有し
ている、請求項9又は10に記載のクラッチカバー組立
体。 - 【請求項14】前記プレッシャープレートの一部は前記
プレッシャープレートから前記摩擦部材と反対側に延び
先端に端部が形成された突起(55)であり、 前記第2部材は前記突起の回りに間をあけて配置された
筒状の部材であり、外周面が前記クラッチカバーに形成
された孔(44)に摩擦係合している、請求項13に記
載のクラッチカバー組立体。
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