JP2000162378A - コンクリートキャスク - Google Patents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】万一キャニスタから放射性物質が漏洩しても冷
却空気と共に外部に放出されることがなく、安全性の高
いコンクリートキャスクを提供する。 【解決手段】コンクリートによって有底円筒状に形成さ
れた本体容器10の内部に、使用済核燃料棒を収容した
キャニスタ2が挿置される収容内筒20が設置されてそ
の上部開口部が閉止蓋30によって密閉され、収容内筒
20の外周面と本体容器10の内周面との間には冷却空
気流通空間16が形成されると共にこの冷却空気流通空
間16は冷却空気排出路及14び冷却空気供給路15を
介して外部と連通して構成されている。
却空気と共に外部に放出されることがなく、安全性の高
いコンクリートキャスクを提供する。 【解決手段】コンクリートによって有底円筒状に形成さ
れた本体容器10の内部に、使用済核燃料棒を収容した
キャニスタ2が挿置される収容内筒20が設置されてそ
の上部開口部が閉止蓋30によって密閉され、収容内筒
20の外周面と本体容器10の内周面との間には冷却空
気流通空間16が形成されると共にこの冷却空気流通空
間16は冷却空気排出路及14び冷却空気供給路15を
介して外部と連通して構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済核燃料等を
収容したキャニスタを格納保管するためのコンクリート
キャスクに関する。
収容したキャニスタを格納保管するためのコンクリート
キャスクに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所で使用された使用済核燃料
は、再処理までの間放射線の遮蔽と崩壊熱の放散しつつ
保管する必要がある。このような保管を可能とするもの
として、コンクリートキャスクが知られている。
は、再処理までの間放射線の遮蔽と崩壊熱の放散しつつ
保管する必要がある。このような保管を可能とするもの
として、コンクリートキャスクが知られている。
【0003】コンクリートキャスクは、図3に分解斜視
図,図4に縦断面図を示すように、所定厚さのコンクリ
ートによって有底円筒状に形成された本体容器10′の
内部に使用済核燃料集合体(燃料棒)を収容したキャニ
スタ2′が挿置され、上部開口部は閉止蓋30′によっ
て密閉閉塞されるようになっている。
図,図4に縦断面図を示すように、所定厚さのコンクリ
ートによって有底円筒状に形成された本体容器10′の
内部に使用済核燃料集合体(燃料棒)を収容したキャニ
スタ2′が挿置され、上部開口部は閉止蓋30′によっ
て密閉閉塞されるようになっている。
【0004】キャニスタ2′は、図5に分解斜視図を示
すように、円筒状の容器2A内に重合状態で配設された
網状のバスケット2Bがガイドチューブ2Cを保持して
構成され、このガイドチューブ2Bに図示しない使用済
核燃料棒が挿置され、容器2Aの両端開口部が遮蔽プラ
グ2D,一次密封蓋2E及び二次密封蓋2Fによって閉
塞・密閉されて、全体では円柱状を呈するものである。
すように、円筒状の容器2A内に重合状態で配設された
網状のバスケット2Bがガイドチューブ2Cを保持して
構成され、このガイドチューブ2Bに図示しない使用済
核燃料棒が挿置され、容器2Aの両端開口部が遮蔽プラ
グ2D,一次密封蓋2E及び二次密封蓋2Fによって閉
塞・密閉されて、全体では円柱状を呈するものである。
【0005】本体容器10′には、その内周面に軸方向
に長いガイドスペーサー18が周方向に所定間隔で複数
設けられると共に底板13′の上面に複数の支持突起1
3A′が突設され、また、下部には外部と連通する冷却
空気供給路15′が、上部には外部と連通する冷却空気
排出路14′が形成されている。
に長いガイドスペーサー18が周方向に所定間隔で複数
設けられると共に底板13′の上面に複数の支持突起1
3A′が突設され、また、下部には外部と連通する冷却
空気供給路15′が、上部には外部と連通する冷却空気
排出路14′が形成されている。
【0006】キャニスタ2′は外周がガイドスペーサー
18に位置規制されて底部の支持突起13A′に支持さ
れ、その外面と本体容器10′の内面との間には冷却空
気流通空間16′が形成される。この冷却空気流通空間
16′には冷却空気供給路15′と冷却空気排出路1
4′が接続しており、キャニスタ2から放出される熱に
よって加熱された冷却空気流通空間16′内の空気は冷
却空気排出路14′から外部に排出されると共に冷却空
気流通空間16′に冷却空気供給路15′を介して外部
から空気が供給され、冷却空気流通空間16′を空気が
流れてキャニスタ2を冷却(自然空冷)するようになっ
ているものである。
18に位置規制されて底部の支持突起13A′に支持さ
れ、その外面と本体容器10′の内面との間には冷却空
気流通空間16′が形成される。この冷却空気流通空間
16′には冷却空気供給路15′と冷却空気排出路1
4′が接続しており、キャニスタ2から放出される熱に
よって加熱された冷却空気流通空間16′内の空気は冷
却空気排出路14′から外部に排出されると共に冷却空
気流通空間16′に冷却空気供給路15′を介して外部
から空気が供給され、冷却空気流通空間16′を空気が
流れてキャニスタ2を冷却(自然空冷)するようになっ
ているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記のごとき
構成のコンクリートキャスクでは、本体容器10′の内
面とキャニスタ2′の外面とが冷却空気流通空間16′
を形成しており、従って、キャニスタ2′の外面が直接
冷却空気に接触する。このため、万一キャニスタ2′か
ら放射性物質が漏洩すると冷却空気と共に外部に放出さ
れてしまうという虞があった。
構成のコンクリートキャスクでは、本体容器10′の内
面とキャニスタ2′の外面とが冷却空気流通空間16′
を形成しており、従って、キャニスタ2′の外面が直接
冷却空気に接触する。このため、万一キャニスタ2′か
ら放射性物質が漏洩すると冷却空気と共に外部に放出さ
れてしまうという虞があった。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、万一キャニスタから放射性物質が漏洩しても
冷却空気と共に外部に放出されることがなく、安全性の
高いコンクリートキャスクを提供することを目的とす
る。
であって、万一キャニスタから放射性物質が漏洩しても
冷却空気と共に外部に放出されることがなく、安全性の
高いコンクリートキャスクを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
のコンクリートキャスクは、所定厚さのコンクリートに
よって有底円筒状に形成されてその下部に外部と連通す
る冷却空気供給路を備えると共に上部に外部と連通する
冷却空気排出路を備える本体容器内に、周囲に所定の冷
却空気流通空間を有して有底円筒状の金属製収容容器部
材が挿置され、該収容容器部材内にキャニスタが挿置さ
れて前記冷却空気流通空間と前記収容容器部材の上部開
口部が前記本体容器の端縁部に固定された密閉蓋部材に
よって密閉され、前記キャニスタの放出熱によって加熱
された前記冷却空気流通空間内の空気が前記冷却空気排
出路から外部に排出されると共に前記冷却空気流通空間
に前記冷却空気供給路を介して外部から空気が供給され
るように構成されていることを特徴とする。
のコンクリートキャスクは、所定厚さのコンクリートに
よって有底円筒状に形成されてその下部に外部と連通す
る冷却空気供給路を備えると共に上部に外部と連通する
冷却空気排出路を備える本体容器内に、周囲に所定の冷
却空気流通空間を有して有底円筒状の金属製収容容器部
材が挿置され、該収容容器部材内にキャニスタが挿置さ
れて前記冷却空気流通空間と前記収容容器部材の上部開
口部が前記本体容器の端縁部に固定された密閉蓋部材に
よって密閉され、前記キャニスタの放出熱によって加熱
された前記冷却空気流通空間内の空気が前記冷却空気排
出路から外部に排出されると共に前記冷却空気流通空間
に前記冷却空気供給路を介して外部から空気が供給され
るように構成されていることを特徴とする。
【0010】また、上記収容容器部材の内部を吸引して
外部より負圧に設定し得る吸引手段とその圧力を検知す
る圧力検知手段とを有する負圧設定装置を備えて構成さ
れていることを特徴とする。
外部より負圧に設定し得る吸引手段とその圧力を検知す
る圧力検知手段とを有する負圧設定装置を備えて構成さ
れていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本願発
明の実施の形態について説明する。
明の実施の形態について説明する。
【0012】図1は本願発明に係るコンクリートキャス
クの一構成例の外観斜視図であり、図2はそのA−A断
面図である。
クの一構成例の外観斜視図であり、図2はそのA−A断
面図である。
【0013】図示コンクリートキャスク1は、所定厚さ
のコンクリートによって有底円筒状に形成された本体容
器10の内部に、キャニスタ2を収容する収容容器部材
としての収容筒20が設置され、この収容筒20の内部
に使用済核燃料棒を収容したキャニスタ2が挿置される
と共に上部開口部が密閉蓋部材としての閉止蓋30によ
って密閉されて構成されている。
のコンクリートによって有底円筒状に形成された本体容
器10の内部に、キャニスタ2を収容する収容容器部材
としての収容筒20が設置され、この収容筒20の内部
に使用済核燃料棒を収容したキャニスタ2が挿置される
と共に上部開口部が密閉蓋部材としての閉止蓋30によ
って密閉されて構成されている。
【0014】本体容器10は、複数段(三段)に積層さ
れたコンクリート製単位ブロック(上部ブロック11
U,中央ブロック11M,下部ブロック11L)を、周
方向に所定角度間隔で多数配設された上下に貫通する締
結ボルト51で締結して有底円筒状に形成されている。
その内周面にはステンレス鋼等による金属製の内張り内
筒12が配設され、底板13には所定高さの支持突起1
3Aが複数突設されている。また、上端部近傍に冷却空
気排出路14が、下端部に冷却空気供給路15がそれぞ
れ形成されている。
れたコンクリート製単位ブロック(上部ブロック11
U,中央ブロック11M,下部ブロック11L)を、周
方向に所定角度間隔で多数配設された上下に貫通する締
結ボルト51で締結して有底円筒状に形成されている。
その内周面にはステンレス鋼等による金属製の内張り内
筒12が配設され、底板13には所定高さの支持突起1
3Aが複数突設されている。また、上端部近傍に冷却空
気排出路14が、下端部に冷却空気供給路15がそれぞ
れ形成されている。
【0015】冷却空気排出路14は、本体容器10の内
外を連通して開口形成された所定の大きさの矩形断面形
状の孔であり、周方向に90゜間隔で4カ所に設けられ
ている。
外を連通して開口形成された所定の大きさの矩形断面形
状の孔であり、周方向に90゜間隔で4カ所に設けられ
ている。
【0016】冷却空気供給路15は、底部中央に開口形
成された縦孔15Aに、底部下面に冷却空気排出路14
と同様に周方向に90゜間隔で4カ所設けられた凹溝1
5Bが連通して形成されている。
成された縦孔15Aに、底部下面に冷却空気排出路14
と同様に周方向に90゜間隔で4カ所設けられた凹溝1
5Bが連通して形成されている。
【0017】尚、冷却空気排出路14及び冷却空気供給
路15の配設数は4カ所に限るものではなく、また、冷
却空気排出路14と冷却空気供給路15を周方向にずら
しての配設しても良いものである。
路15の配設数は4カ所に限るものではなく、また、冷
却空気排出路14と冷却空気供給路15を周方向にずら
しての配設しても良いものである。
【0018】収容筒20は、所定厚さのステンレス鋼等
の金属によって、キャニスタ2を収容可能な内径の有底
円筒状でその開口端側に大径の締着フランジ21を備え
て形成され、締着フランジ21が本体容器10の外端面
に締結ボルト51によって共締め固定されて本体容器1
0内に挿置され、その底面は支持突起13に当接して設
けられている。尚、その内径は、熱伝達の観点からキャ
ニスタ2の外周面との隙間を極力小さく設定することが
望ましい。また、当該部位の熱伝達を考慮してキャニス
タ2の発熱量を設定する。
の金属によって、キャニスタ2を収容可能な内径の有底
円筒状でその開口端側に大径の締着フランジ21を備え
て形成され、締着フランジ21が本体容器10の外端面
に締結ボルト51によって共締め固定されて本体容器1
0内に挿置され、その底面は支持突起13に当接して設
けられている。尚、その内径は、熱伝達の観点からキャ
ニスタ2の外周面との隙間を極力小さく設定することが
望ましい。また、当該部位の熱伝達を考慮してキャニス
タ2の発熱量を設定する。
【0019】収容筒20の外周面と本体容器10の内周
面との間には、所定の隙間が設定されてここが冷却空気
流通空間16となっており、この冷却空気流通空間16
は冷却空気排出路及14び冷却空気供給路15を介して
外部と連通している。
面との間には、所定の隙間が設定されてここが冷却空気
流通空間16となっており、この冷却空気流通空間16
は冷却空気排出路及14び冷却空気供給路15を介して
外部と連通している。
【0020】閉止蓋30は、収容筒20に嵌合する嵌合
閉塞部31の外端側に大径の固定フランジ32が突設さ
れて形成され、嵌合閉塞部31が収容筒20に嵌合して
開口部を閉塞すると共に、固定フランジ32が収容筒2
0の締着フランジ21を貫通する多数の固定ボルト52
によって本体容器10の開口側端面に締着され、収容筒
20の内部を密閉するように固定されている。
閉塞部31の外端側に大径の固定フランジ32が突設さ
れて形成され、嵌合閉塞部31が収容筒20に嵌合して
開口部を閉塞すると共に、固定フランジ32が収容筒2
0の締着フランジ21を貫通する多数の固定ボルト52
によって本体容器10の開口側端面に締着され、収容筒
20の内部を密閉するように固定されている。
【0021】また、閉止蓋30には内外を連通する吸気
通路33を備えており、この吸気通路33は管路71を
介して負圧設定装置60に接続されている。
通路33を備えており、この吸気通路33は管路71を
介して負圧設定装置60に接続されている。
【0022】負圧設定装置60は、図2中に概念的に示
すように、圧力検知手段としての圧力計61,バルブ6
2,フィルター63及び吸引手段としての排風機64を
備えて構成されており、バルブ62を開いた状態で排風
機64によって収容筒20内部を吸引して外部より負圧
とした後、バルブ62を閉止することにより、キャニス
タ2を収容した収容筒20の内部を負圧に維持すること
ができるようになっている。尚、バルブ62より下流側
に配設されるフィルター63及び排風機64は、一つの
コンクリートキャスクにそれぞれ設けなければならない
ものではなく、複数のコンクリートキャスクに対して一
組配設すればよいものである。
すように、圧力検知手段としての圧力計61,バルブ6
2,フィルター63及び吸引手段としての排風機64を
備えて構成されており、バルブ62を開いた状態で排風
機64によって収容筒20内部を吸引して外部より負圧
とした後、バルブ62を閉止することにより、キャニス
タ2を収容した収容筒20の内部を負圧に維持すること
ができるようになっている。尚、バルブ62より下流側
に配設されるフィルター63及び排風機64は、一つの
コンクリートキャスクにそれぞれ設けなければならない
ものではなく、複数のコンクリートキャスクに対して一
組配設すればよいものである。
【0023】而して、上記のごとく構成されたコンクリ
ートキャスク1では、冷却空気流通空間16を空気が流
れてキャニスタ2の放出する熱を外部に放散する。即
ち、キャニスタ2から放出される熱によって加熱された
冷却空気流通空間16内の空気は上部の冷却空気排出路
14から外部に排出され、冷却空気流通空間16には冷
却空気供給路15を介して外部から空気が供給されるこ
ととなり、冷却空気流通空間16を空気が流れてキャニ
スタ2を冷却(自然空冷)する。この構成では、冷却空
気流通空間16は収容筒20の外周面と本体容器10の
内周面の間に形成されているために冷却空気がキャニス
タ2と直接接触することはなく、これによって万一キャ
ニスタ2から放射性物質が漏洩した場合でも冷却空気と
共に外部に放出されることはないものである。
ートキャスク1では、冷却空気流通空間16を空気が流
れてキャニスタ2の放出する熱を外部に放散する。即
ち、キャニスタ2から放出される熱によって加熱された
冷却空気流通空間16内の空気は上部の冷却空気排出路
14から外部に排出され、冷却空気流通空間16には冷
却空気供給路15を介して外部から空気が供給されるこ
ととなり、冷却空気流通空間16を空気が流れてキャニ
スタ2を冷却(自然空冷)する。この構成では、冷却空
気流通空間16は収容筒20の外周面と本体容器10の
内周面の間に形成されているために冷却空気がキャニス
タ2と直接接触することはなく、これによって万一キャ
ニスタ2から放射性物質が漏洩した場合でも冷却空気と
共に外部に放出されることはないものである。
【0024】また、負圧設定装置60は、キャニスタ2
を収容した収容筒20の内部を外部より負圧に設定・維
持することにより、圧力計61によって内部圧力を監視
することで万一キャニスタ2から放射性物質が漏洩した
場合には圧力上昇によってそれを感知でき、更に、収容
筒20の気密に不具合があった場合にも放射性物質の冷
却空気流通空間16側への漏洩を防ぐことができ、極め
て高い安全性を得ることができるものである。
を収容した収容筒20の内部を外部より負圧に設定・維
持することにより、圧力計61によって内部圧力を監視
することで万一キャニスタ2から放射性物質が漏洩した
場合には圧力上昇によってそれを感知でき、更に、収容
筒20の気密に不具合があった場合にも放射性物質の冷
却空気流通空間16側への漏洩を防ぐことができ、極め
て高い安全性を得ることができるものである。
【0025】尚、上記構成例のコンクリートキャスク1
は、冷却空気排出路14及び冷却空気供給路15が周方
向に90゜間隔で4カ所に設けられている例であるが、
冷却空気排出路14及び冷却空気供給路15の数はこれ
以下又は以上であっても良いものである。
は、冷却空気排出路14及び冷却空気供給路15が周方
向に90゜間隔で4カ所に設けられている例であるが、
冷却空気排出路14及び冷却空気供給路15の数はこれ
以下又は以上であっても良いものである。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るコンク
リートキャスクによれば、所定厚さのコンクリートによ
って有底円筒状に形成されてその下部に外部と連通する
冷却空気供給路を備えると共に上部に外部と連通する冷
却空気排出路を備える本体容器内に、周囲に所定の冷却
空気流通空間を有して有底円筒状の金属製収容容器部材
が挿置され、該収容容器部材内にキャニスタが挿置され
て冷却空気流通空間と収容容器部材の上部開口部が本体
容器の端縁部に固定された密閉蓋部材によって密閉さ
れ、キャニスタの放出熱によって加熱された冷却空気流
通空間内の空気が冷却空気排出路から外部に排出される
と共に冷却空気流通空間に冷却空気供給路を介して外部
から空気が供給されるように構成されていることによ
り、冷却空気流通空間は収容筒の外周面と本体容器の内
周面の間に形成されているために冷却空気がキャニスタ
と直接接触することはなく、万一キャニスタから放射性
物質が漏洩した場合でも冷却空気と共に外部に放出され
ることがないものである。
リートキャスクによれば、所定厚さのコンクリートによ
って有底円筒状に形成されてその下部に外部と連通する
冷却空気供給路を備えると共に上部に外部と連通する冷
却空気排出路を備える本体容器内に、周囲に所定の冷却
空気流通空間を有して有底円筒状の金属製収容容器部材
が挿置され、該収容容器部材内にキャニスタが挿置され
て冷却空気流通空間と収容容器部材の上部開口部が本体
容器の端縁部に固定された密閉蓋部材によって密閉さ
れ、キャニスタの放出熱によって加熱された冷却空気流
通空間内の空気が冷却空気排出路から外部に排出される
と共に冷却空気流通空間に冷却空気供給路を介して外部
から空気が供給されるように構成されていることによ
り、冷却空気流通空間は収容筒の外周面と本体容器の内
周面の間に形成されているために冷却空気がキャニスタ
と直接接触することはなく、万一キャニスタから放射性
物質が漏洩した場合でも冷却空気と共に外部に放出され
ることがないものである。
【0027】また、収容容器部材の内部を吸引して外部
より負圧に設定し得る吸引手段とその圧力を検知する圧
力検知手段とを有する負圧設定装置を備えて構成されて
いることにより、キャニスタを収容した収容容器部材の
内部を外部より負圧に設定・維持し、圧力検知手段を介
して内部圧力を監視することで万一キャニスタから放射
性物質が漏洩した場合には圧力上昇によってそれを感知
でき、更に、収容容器部材の気密に不具合があった場合
にも放射性物質の冷却空気流通空間側への漏洩を防ぐこ
とができ、極めて高い安全性を得ることができるもので
ある。
より負圧に設定し得る吸引手段とその圧力を検知する圧
力検知手段とを有する負圧設定装置を備えて構成されて
いることにより、キャニスタを収容した収容容器部材の
内部を外部より負圧に設定・維持し、圧力検知手段を介
して内部圧力を監視することで万一キャニスタから放射
性物質が漏洩した場合には圧力上昇によってそれを感知
でき、更に、収容容器部材の気密に不具合があった場合
にも放射性物質の冷却空気流通空間側への漏洩を防ぐこ
とができ、極めて高い安全性を得ることができるもので
ある。
【図1】本願発明に係るコンクリートキャスクの一構成
例の外観斜視図である。
例の外観斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来例としてのコンクリートキャスクの分解斜
視図である。
視図である。
【図4】従来例としてのコンクリートキャスクの縦断面
図である。
図である。
【図5】キャニスタの分解斜視図である。
1 コンクリートキャスク 2 キャニスタ 10 本体容器 14 冷却空気排出路 15 冷却空気供給路 16 冷却空気流通空間 20 収容筒(収容容器部材) 30 閉止蓋(密閉蓋部材) 60 負圧設定装置 61 圧力計(圧力検知手段) 64 排風機(吸引手段)
Claims (2)
- 【請求項1】所定厚さのコンクリートによって有底円筒
状に形成されてその下部に外部と連通する冷却空気供給
路を備えると共に上部に外部と連通する冷却空気排出路
を備える本体容器内に、周囲に所定の冷却空気流通空間
を有して有底円筒状の金属製収容容器部材が挿置され、
該収容容器部材内にキャニスタが挿置されて前記冷却空
気流通空間と前記収容容器部材の上部開口部が前記本体
容器の端縁部に固定された密閉蓋部材によって密閉さ
れ、前記キャニスタの放出熱によって加熱された前記冷
却空気流通空間内の空気が前記冷却空気排出路から外部
に排出されると共に前記冷却空気流通空間に前記冷却空
気供給路を介して外部から空気が供給されるように構成
されていることを特徴とするコンクリートキャスク。 - 【請求項2】上記収容容器部材の内部を吸引して外部よ
り負圧に設定し得る吸引手段とその圧力を検知する圧力
検知手段とを有する負圧設定装置を備えて構成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートキャ
スク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336784A JP2000162378A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | コンクリートキャスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336784A JP2000162378A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | コンクリートキャスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000162378A true JP2000162378A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18302667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10336784A Pending JP2000162378A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | コンクリートキャスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000162378A (ja) |
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- 1998-11-27 JP JP10336784A patent/JP2000162378A/ja active Pending
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