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JP2000038193A - ばら物運搬船の自動荷積装置 - Google Patents

ばら物運搬船の自動荷積装置

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Publication number
JP2000038193A
JP2000038193A JP10222333A JP22233398A JP2000038193A JP 2000038193 A JP2000038193 A JP 2000038193A JP 10222333 A JP10222333 A JP 10222333A JP 22233398 A JP22233398 A JP 22233398A JP 2000038193 A JP2000038193 A JP 2000038193A
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Japan
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bulk
conveyor
automatic loading
bulk material
shuttle
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JP10222333A
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Mikio Iio
三樹男 飯尾
Yutaka Omori
豊 大森
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Mitsui Miike Machinery Co Ltd, Mitsui Miike Engineering Corp filed Critical Mitsui Miike Machinery Co Ltd
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Publication of JP2000038193A publication Critical patent/JP2000038193A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷役設備不完全な埠頭でばら物を能率よく且
つ船体のバランスをとりながら積付けできるようにす
る。 【解決手段】 陸側からのばら物を一個の受入ホッパ3
8で受取り、分割手段51で二分してシフトコンベヤ5
9,61により船体1の左右に配したシャトルコンベヤ
29,30に分配して貨物倉4,5に投入する。左右の
投入量の差を比率変更手段66で修正してバランスのと
れた積付けができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陸側から船上の一個
所に供給されたばら物を船体内の貨物倉に連続して且つ
バランスよく積付けることができる自動荷積装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】鉱石、石炭、石灰石、木材チップ、穀
物、セメントなどの小塊、粒体、粉体からなる不定形固
体貨物、即ちばら物を海上輸送するばら物運搬船の内
で、主に沿海区域を航行するものは港湾荷役設備が小規
模、或いは不完全な埠頭に接岸して荷役作業を行なわな
ければならないことが多い。
【0003】そのために、貨物倉をハッチ方式として陸
側の船積機によって直接積付けを行なうが荷揚げは船側
の設備で行なうように自動荷揚装置をばら物運搬船に具
えること、または積付けと荷揚げの両方を船側の設備で
行なうように自動荷積装置と自動荷揚装置の両方をばら
物運搬船に具えることが実施されている。
【0004】前記の自動荷揚装置の一例として、図8の
(A),(B),(C)、殊に(C)に示したように、
船体81の船倉82の内部に構築された船体長手方向へ
延在する貨物倉83の底をホッパ形状とし、その平坦な
底壁84に沿って往復走行する払出機86によって貨物
倉83に積込まれているばら物を強制的に掻き取って底
壁84の下方へ落下させ、船底に沿って船体長手方向へ
延びる第一コンベヤ87に落下ばら物を載せて船首側へ
送り、次に船底附近から上甲板85の上方へ延びる第二
コンベヤ88にばら物を受け渡して上甲板85の上方へ
送り、更に上甲板85の上に起伏および旋回可能に支持
させたブーム90に敷設した第三コンベヤ89によって
埠頭の所定個所に荷揚げするものがある。
【0005】一方、積付けについては図8の(A)に示
したように、貨物倉83をハッチ方式として陸側の船積
機によってばら物を貨物倉83に直接投入するものがあ
る。また、図8の(B),(C)に示したように、船体
長手方向へ往復走行するとともに搬送方向反転可能とし
たシャトルコンベヤ91を上甲板85の上に左右二基配
備し、往復走行区間の中間点に設置した受入ホッパ92
に陸側の船積機からばら物を投入し、このばら物をシャ
トルコンベヤ91によって貨物倉83に前後一端から落
下投入するようにした自動荷積装置を具えたものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図8の(A)に示
したばら物運搬船は、埠頭に配備した船積機の先端に設
けたシュートをハッチ93から貨物倉83に挿入し、コ
ンベヤにより搬送したばら物をシュートより落下させる
ことによって積付けを行なうものである。この場合、船
体長手方向へ延在する貨物倉83に均等に投入して荷重
不均等による船体81の傾きを生じさせないように船積
機全体を船体81に沿って移動させたり、或いは先端の
シュートを貨物倉83の内部で移動させて荷重のバラン
スをとりながら積付けを行なわせる必要がある。従っ
て、船積機として大形、複雑なものが必要となるばかり
か、積付け状態を監視しながら移動操作を行なうため運
転が面倒であり、接岸して積付け可能な埠頭が大幅に限
定される。
【0007】これに対して、図8の(B),(C)に示
したようにシャトルコンベヤ91を左右に配して陸側か
らそれぞれにばら物を供給するようにしたものは、中間
点に設置されている受入ホッパ92にばら物を投入すれ
ばよいので、陸側の船積機として小形、簡単で運転容易
なものが利用可能である。この場合、二基のシャトルコ
ンベヤ91のそれぞれに対応させて二台の船積機を用い
ると、荷重のバランスをとりながら連続投入して積付け
を行なうことができるが、このような荷役設備をもつ埠
頭は著しく限定され、また前記のような自動荷積装置の
ために二台の船積機を準備しておくことは負担が大き
い。
【0008】また、一台の船積機で二基のシャトルコン
ベヤ91にばら物を交互に供給し積付けを行なわせる場
合、荷重のバランスをとるため受入ホッパ92への投入
を頻繁に切換えなければならず、船積機の操作が面倒で
あるとともに、その間船積機のコンベヤを停止するので
荷役作業能率が低い、という問題がある。
【0009】ところで、シャトルコンベヤ91は走行停
止状態でばら物を搬送し貨物倉83に一個所から投入し
て所要高さの積山が作られたとき、少し移動して隣接個
所に積山を作る、という動作を繰返して積付けを行なう
機械として知られており、ばら物積付けにシャトルコン
ベヤを用いた一例が特開平6−239464号公報に記
載されている。そして、このようなシャトルコンベヤ9
1をばら物運搬船の上甲板85の附近に左右二基配備し
て貨物倉83に積付けるようにしたものは、貨物倉83
が船体長手方向へ延在する単列構造のものに対しては上
部に大きな空間を残すことなく積付けることができ、ま
た左右に区画された二列構造のものに対してはそのまま
それぞれに積付けることができる、という利点をもって
いる。
【0010】本発明は前記の利点をもつシャトルコンベ
ヤ二基配備の自動荷積装置を装備したばら物運搬船につ
いて、ばら物の積付けが陸側の船積機の設置台数、切換
え操作などに依存して行なわれるため、接岸可能な埠頭
が限定される、或いは荷役作業能率が低い、という問題
の解消を計ったものであって、ばら物を陸側から一個の
受入ホッパに投入してこれを二基のシャトルコンベヤに
適正に分配し、荷重のバランスをとりながら積付けを行
なうことができ、従って陸側に簡易な船積機が一台あれ
ば連続投入して能率のよい荷役作業を実現させる自動荷
積装置をばら物運搬船に具えさせようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は前記課題
を解決させるために、船体左右にシャトルコンベヤを配
備するとともに陸側から送られてくるばら物を受入れる
受入ホッパを一個とし、この受入ホッパに投入されたば
ら物を二分して左右のシャトルコンベヤに各別に受け渡
すようにするとともに、二分されるばら物の配分比率を
任意に変更できるようにしたものである。
【0012】このように、船上の受入ホッパを一個とし
たことにより、陸側の船積機が一台で足り荷役設備が小
規模或いは不完全な埠頭でも荷積みができるとともに、
ばら物を二分して左右のシャトルコンベヤに受け渡すこ
とにより、連続した荷積み作業ができる。加えて二基の
シャトルコンベヤに受け渡すばら物の配分比率を任意に
変更することにより、荷重のバランスをとりながら貨物
倉に投入し船体を安定した姿勢に維持して能率のよい積
付けを行なうことができるようになった。
【0013】また、本発明は前記に加えて受入ホッパか
ら分割手段に送られるばら物の流量を調整するようにし
た。この流量調整手段によって、受入ホッパに投入され
たばら物をほぼ一定量ずつ送り所定の配分比率を安体よ
く維持して貨物倉に投入できるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、図1の(A),(B)および図2は本
発明に係る自動荷積装置を具えたばら物運搬船の概略を
示すものであって、船体1の船首近くから船尾近くに亘
って形成された船倉2の内部に、船体中心線上に設置し
た隔壁3によって区画された船体前後方向へ長い二つの
貨物倉4,5が構築されている。
【0015】これら貨物倉4,5の底はホッパ形状とさ
れ、その平坦な底面6,7の上方に架設したカバー体
8,9の内部に船体前後方向へ往復走行可能に支持した
払出機11,13の回転羽根12,14が貨物倉4,5
に積込まれているばら物を回転中心へ向かって強制的に
掻き寄せ、スリット状の排出口15,16から貨物倉
4,5の下方へ落下させて取り出す。
【0016】各底面6,7の下方には船体前後方向へ延
在させてベルトコンベヤからなる第一コンベヤ17,1
8が設置されており、排出口15,16から落下してく
るばら物を受け取って船首側へ搬送し、船倉2の船首側
空間に設置されているベルトコンベヤからなる中継コン
ベヤ19,20によって垂直ベルトコンベヤからなる一
基の第二コンベヤ21に受け渡して上甲板10の上方へ
搬送し、更に上甲板10の上に旋回、起伏可能に支持し
たブーム22に設置したベルトコンベヤからなる第三コ
ンベヤ23によって埠頭の所定個所に陸揚げする。
【0017】前記の払出機11,13,第一コンベヤ1
7,18,中継コンベヤ19,20,第二コンベヤ2
1,第三コンベヤ23は船側の自動荷揚装置であり、そ
の基本構成の一例は実開平2−33196号公報に記載
されている。
【0018】次に、本発明に係る自動荷積装置について
説明すると、船体1の中心線を挟んで左右に区画構築さ
れている二つの貨物倉4,5の各中心線上方に位置させ
て、各貨物倉4,5の船体前後方向全長に亘る長さのフ
ード25,26が上甲板10の上に構築されているとと
もに、前記各中心線上に位置させて貨物倉4,5の全長
に亘る長さのスリット状の投入口27,28が貨物倉
4,5とフード25,26とを連通させて設けられてい
る。
【0019】各フード25,26の内部には、貨物倉
4,5の船体前後方向長さの二分の一よりも少し長いベ
ルトコンベヤ31,33を台車32,34に装備してな
るシャトルコンベヤ29,30が往復走行可能に配置さ
れている。ベルトコンベヤ31,33は搬送方向が反転
可能とされており、受け取ったばら物を貨物倉4,5の
各一端部に位置させた送出端から投入口27,28を経
て貨物倉4,5に落下投入し、所定高さの積山を作った
とき台車32,34を少し移動させ先の積山に隣接して
所定高さの積山を作る、という動作を繰返す。そして、
貨物倉4,5の船首側または船尾側から中間部まで積山
を作ったとき、ベルトコンベヤ31,33の搬送方向を
反転させて反対端部から所定高さの積山を順次作る動作
を繰返すことにより、積付けを行なうものである。
【0020】従って、例えば一方のシャトルコンベヤ2
9は貨物倉4に船首側端部から積込みを開始し、もう一
方のシャトルコンベヤ30は貨物倉5に船尾側端部から
積込みを開始し、且つそれぞれの貨物倉4,5への投入
量を等しくすることにより、荷重のバランスをとりなが
ら積付けを行なわせ、船体1に前後へ傾くトリムや左右
に傾くヒールを生じさせることなく安定した姿勢を維持
させることが可能である。
【0021】また、前記二基のシャトルコンベヤ29,
30の各台車32,34の前後両端部には積山高さ検知
器35,36が吊下げられており、これらは投入口2
7,28を通って貨物倉4,5の内部に位置している。
この検知器35,36は積山が次第に高くなって傾斜側
面に接し、一定角度傾いたとき電気信号を発するもので
あり、これらからの電気信号に基いて所定高さの積山が
作られたことを判定し、台車32,34を少し移動させ
る。更に、二基のシャトルコンベヤ29,30の検知器
35,36が発する電気信号に一定以上の時間差がある
と荷重のアンバランスを生じて船体1を傾ける心配があ
る。このような場合、後述する比率変更手段66によっ
て二つのシャトルコンベヤ29,30に受け渡すばら物
の配分比率を変え、ほぼ同時に所定高さの積山が作られ
るように貨物倉4,5への投入量を調整する。
【0022】船体1の中央と船尾との中間部分に、一方
の舷側に接近させて受入ホッパ38が上甲板10の上方
に設置されており、その下部に形成されたシュート39
が船体1の中央に向かって船体長手方向へ延びる緩く傾
斜したカバー体49の基端部に貫入している。カバー体
49にはベルトコンベヤからなるデッキコンベヤ50が
内蔵設置されており、このデッキコンベヤ50の搬送区
間はシュート39の下端開口40の下方である送入端か
ら緩く上方へ傾斜し、船体1の中央部において一方の舷
側に接近させて上甲板10の上方に設置されたヘッドハ
ウジング52の内部に臨ませた送出端に亘って延びてい
る。
【0023】図1の(B)を参照して、受入ホッパ38
の頂端の投入口41は蓋42によって開閉され、荷役作
業を行なうときのみ開放して陸側の船積機によって搬送
されてくるばら物を受入れるが、それ以外のときは閉鎖
して雨水や海水が入り込まないようにされる。
【0024】また、図3および図4を参照して、シュー
ト39を形成している壁の内で、デッキコンベヤ50の
搬送方向前方側に位置する壁の下方部分に流量調整手段
44が設けられている。この流量調整手段44は、下端
部をデッキコンベヤ50のトラフ形状とされている送入
端部分に差込んだ板部材45の下端縁を上向き凸の円弧
縁46とするとともに、その中央部に窓孔47を切欠き
形成した構造であり、シュート39の前方側の壁の一部
を構成している。円弧縁46は受入ホッパ38に投入さ
れシュート39を通ってデッキコンベヤ50の送入端に
載ったばら物の形状を整えて一定量ずつ搬送させる。ま
た、窓孔47は受入ホッパ38にばら物が一時的に大量
に溜ったときこれを排出搬送させる。更に、シュート3
9の下方に板部材45を挟んで堰板48がデッキコンベ
ヤ50の送入端部分上面にほぼ接して配備されており、
これらにより陸側からのばら物投入を継続しても溢れさ
せることがない。
【0025】図5,図6および図7を参照して、デッキ
コンベヤ50の送出端はヘッドハウジング52の上部に
位置しており、それより放出されたばら物はデッキコン
ベヤ50のばら物搬送方向前方および後方へ向かって斜
め下方へ傾斜した第一シュート53と第二シュート55
とに二分され、それぞれの放出口下方に送入端を位置さ
せているベルトコンベヤからなるシフトコンベヤ59,
61に受け渡す。
【0026】第一シュート53および第二シュート55
のばら物を滑降させる傾斜底壁54,56は、デッキコ
ンベヤ50およびヘッドハウジング52に共通の中心二
等分線上を境界線57として互いに反対方向へ傾斜して
いる。従って、流量調整手段44の円弧縁46によって
形状を整えられデッキコンベヤ50は左右均等に載った
ばら物がそのまま放出されたとき、前記のように境界線
57の両側に位置させた二つの傾斜底壁54,56にば
ら物が均等に二分されて落下することとなる。このよう
な第一シュート53,第二シュート55を下部に具えた
ヘッドハウジング52は、受入ホッパ38に陸側から投
入されたばら物を二基のシャトルコンベヤ29,30に
分配するための分割手段51を構成している。
【0027】図1の(A),(B)および図2を参照し
て、二つのシフトコンベヤ59,61はヘッドハウジン
グ52を内蔵するとともに、カバー体49,フード2
5,26に連通させて上甲板10の上方に構築したカバ
ー体60に内蔵されて船体1を横切る方向へ延びてお
り、船体1の中央部において二基のシャトルコンベヤ2
9,30のベルトコンベヤ31,33のそれぞれにばら
物を受け渡す。カバー体60の送入端側には第一シュー
ト53,第二シュート55の放出口が開口させられてお
り、送出端側にはフード25,26に放出口を開口させ
たシュートが必要により設けられ、シフトコンベヤ5
9,61で搬送されたばら物はベルトコンベヤ31,3
3に受け渡されることとなる。
【0028】実際の荷積み作業にあたっては、取扱うば
ら物の種類や状態によってデッキコンベヤ50に左右均
等に載ったまま放出されず、片寄って放出されて二つの
シュート53,55に不均等に分配されることがある。
また、上甲板10の上に設置される諸設備の配置の都合
から、受入ホッパ38をヘッドハウジング52の上に積
み重ねて設置した場合は、陸側の船積機から受入ホッパ
38に投入されたばら物がそのまま二つのシュート5
3,55に落下するため、不均等に分配されやすい。こ
れらが原因となって二基のシャトルコンベヤ29,30
による船体左右の積付け量に異差を生じるのを避けられ
ない。そして、排水量1万トン級のばら物運搬船におい
て左右30トンの荷重差で傾斜角1度のヒール現象を生
じることが確認されていることから見ても、不均等な分
配が続くと無視できない傾きを生じるに至ることは明か
である。
【0029】このような船体左右の荷重アンバランスを
生じたとき、分配量の少なかった方へ大量に分配して船
体1を傾きのない姿勢に維持することが必要であり、そ
のために本発明では左右のシャトルコンベヤ29,30
に分配するばら物の配分比率を任意に変更する比率変更
手段66を具えさせた。
【0030】この比率変更手段66は図5,図6および
図7を参照してヘッドハウジング52に付設されてい
て、端面三角形の型材からなる分配シュート67とその
作動機構71とからなるものである。分配シュート67
はデッキコンベヤ50の中心二等分線と平行な方向へ延
在しており、デッキコンベヤ50の放出端の前下方であ
って二つのシュート53,55の入口上方に位置してい
るとともに、ヘッドハウジング52のデッキコンベヤ5
0と向かい合った前方壁からデッキコンベヤ50に向か
って下方へ傾斜している。そして、この分配シュート6
7の高所側端面はヘッドハウジング52の前方壁に接
し、低所側端部は三角形に切欠き形成した溝68がヘッ
ドシュート52に架設した端面三角形の梁部材69に嵌
合して載ることにより支えられている。
【0031】この分配シュート67は通常の状態で二つ
のシュート53,55の境界線57上に稜線を位置させ
ている。そして、例えば第二シュート55へのばら物落
下量が多く、シフトコンベヤ61からシャトルコンベヤ
30を経て貨物倉5に積込まれるばら物がもう一方の貨
物倉4へのばら物積込み量よりも多いときは、図7の
(A)に示すように分配シュート67を第二シュート5
5の上方側へ平行移動させる。これにより、第二シュー
ト55へ向かって落下するばら物の一部が分配シュート
67の一方の斜壁67aによって第一シュート53側へ
誘導され、分配量が少なかった貨物倉4に大量のばら物
が送られるようになる。反対の場合には図7の(B)に
示すように分配シュート67を第一シュート53の上方
側へ平行移動させて第一シュート53へ向かって落下す
るばら物の一部をもう一方の斜壁67bによって第二シ
ュート55側へ誘導する。
【0032】尚、分配シュート67を端面三角形として
傾斜設置し、且つ梁部材69も端面三角形とした図示の
形態によると、ばら物がこれらに載って堆積するという
不都合を避けることができる。
【0033】分配シュート67を平行移動させる作動機
構71は、ヘッドハウジング52の一側外方へ突設した
棚板70に載置した減速機付きの電動機72と、それよ
り境界線57と平行な斜め方向に延びる駆動軸73と、
この駆動軸73に直交してヘッドハウジング52を貫通
させた二本の調整ロッド74と、駆動軸73の回転を調
整ロッド74の直線動に変換する伝動歯車装置75とを
具えており、調整ロッド74は分配シュート67を両端
部で貫通してその直線動により平行移動させる。
【0034】伝動歯車装置75は駆動軸73と調整ロッ
ド74にピニオンとラックをそれぞれ設けたものであっ
てもよいが、駆動軸73にウオームを設けるとともに調
整ロッド74にラックを設けそれぞれに噛み合うウオー
ムホイールとピニオンを同軸に設けてなるボール盤の送
り装置として慣用されている機構を用いると、大きな減
速比が得られ分配シュート67の位置決めが容易になる
という利点がある。
【0035】また、駆動軸73には回転数を検出するポ
テンショメータのような回転検知器76が設けられてい
るとともに、調整ロッド74には分配シュート67の暴
走を防止するストッパ77が取り付けられている。
【0036】先に説明した二基のシャトルコンベヤ2
9,30の検知器35,36が発する電気信号に一定以
上の時間差があるとき、即ちそれぞれが作る積山の高さ
の差が一定以上となったとき、積山が低い方へ大量のば
ら物を送るように電動機72を回転させて分配シュート
76を予め設定した寸法だけ平行移動させる。そして、
次の積山について時間差が所定値以内であれば分配シュ
ート76を前回の移動位置に定置させ、一定以上であれ
ば更に平行移動させて低い方の積山へのばら物投入量を
更に増加する。検知器35,36の発する電気信号の順
序が逆転し、その時間差が一定以上となったとき分配シ
ュート76を前記とは反対の方向へ平行移動させる。分
配シュート76の最大移動距離は、稜線を境界線57の
上に置いた位置から約二分の一幅であり、それ以上は斜
壁67a,67bによる誘導作用が無意味である。
【0037】以上の動作を行なうことにより、船体左右
の荷重アンバランスを生じたとき、ばら物の積付けを続
行しながら自動的にアンバランスを解消するように配分
比率を変え、船体1を傾きのない安定した姿勢に維持し
て積付けを行なわせることができる。
【0038】尚、作動機構71の電動機72をハンドル
に代えて手動で分配シュート67を平行移動させるよう
にしても、荷重バランスをとりながら積付けを行なうこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によると大規模な
荷役設備をもたない埠頭で一個の受入ホッパに受入れた
ばら物を船側において左右に適正配分し、船体を傾ける
ことなく安定した姿勢に維持しながら能率のよい積付け
を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明の実施の形態を示
す平面概略図および縦断面概略図。
【図2】図1(B)のA−A線に沿う拡大断面図。
【図3】図1の形態における受入ホッパ部分の拡大縦断
面部分図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】図1の形態における分割手段、比率変更手段部
分の拡大縦断面図。
【図6】図5のC−C線に沿う断面図。
【図7】(A),(B)は比率変更手段の作用説明図。
【図8】(A),(B)は異なる従来例を説明する船体
幅方向断面概略図、(C)は(B)の従来例における船
体長手方向断面概略図。
【符号の説明】
1 船体, 4,5 貨物倉, 29,30 シャトル
コンベヤ, 38 受入ホッパ, 44 流量調整手
段, 50 デッキコンベヤ, 51 分割手段, 5
3 第一シュート, 55 第二シュート, 59,6
1 シフトコンベヤ, 66 比率変更手段,

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物倉の上方左右に配備されて船体長手
    方向へ往復走行するとともに搬送方向反転可能とされ、
    ばら物を前記貨物倉に落下投入するシャトルコンベヤ
    と、 陸側から送られてくるばら物が投入される一個の受入ホ
    ッパと、 前記受入ホッパに投入されたばら物を二分する分割手段
    と、 前記分割手段で二分されたばら物を前記左右のシャトル
    コンベヤに各別に受け渡すシフトコンベヤと、 前記ばら物の配分比率を任意に変更する比率変更手段
    と、 を具えたことを特徴とするばら物運搬船の自動荷積装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した自動荷積装置におい
    て、 前記受入ホッパから前記分割手段に送られるばら物の量
    を調整する流量調整手段、 を具えたことを特徴とするばら物運搬船の自動荷積装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した自動荷積装
    置において、 前記シャトルコンベヤは前記貨物倉に投入したばら物が
    作る積山の高さを検知する検出手段を具えており、前記
    比率変更手段は前記検出手段からの信号に基いて運転さ
    れる電動機によって前記左右のシャトルコンベヤが作る
    積山の高さの差を減少させる方向へ動作させられる、 ことを特徴とするばら物運搬船の自動荷積装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載した自動荷
    積装置において、 前記受入ホッパに投入されたばら物を前記分割手段に送
    るデッキコンベヤを具えており、 前記流量調整手段は前記受入ホッパの前記デッキコンベ
    ヤ搬送方向前方の壁部分に設けられ、前記デッキコンベ
    ヤに載ったばら物の形状を整えて一定量ずつ搬送させ
    る、 ことを特徴とするばら物運搬船の自動荷積装置。
  5. 【請求項5】 前記分割手段はばら物を受入れるヘッド
    ハウジング、およびその中心二等分線上を境界線として
    互いに反対方向の斜め下方へ傾斜した二つのシュートか
    らなり、 前記比率変更手段は前記境界線をまたいで前記二つのシ
    ュートの入口上方に配置された端面山形の分配シュー
    ト、および前記分配シュートを平行移動させて前記シュ
    ートの一方へ向かうばら物の一部をもう一方へ誘導する
    ように前記分配シュートを平行移動させる作動機構から
    なる、 請求項1,2,3または4に記載したばら物運搬船の自
    動荷積装置。
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