JP2000031439A - Soi基板およびその製造方法 - Google Patents
Soi基板およびその製造方法Info
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- JP2000031439A JP2000031439A JP10196875A JP19687598A JP2000031439A JP 2000031439 A JP2000031439 A JP 2000031439A JP 10196875 A JP10196875 A JP 10196875A JP 19687598 A JP19687598 A JP 19687598A JP 2000031439 A JP2000031439 A JP 2000031439A
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- H10P36/07—
-
- H10P36/20—
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Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体素子の形成において、ゲッタリング能力
が強く、機械的強度が強いSOI基板とその製造方法を
提供すること。 【解決手段】酸素濃度1.5×1018cm-3以上のシリ
コン基板1を予め600℃〜900℃、10分以上の熱
処理をして、欠陥の析出核11を形成しておく(同図
(a))。シリコン基板1と第2のシリコン基板8を絶
縁層2を介して接触させ、1000℃以上の高温で2時
間程度、熱処理を施こし、シリコン基板1と第2のシリ
コン基板8を絶縁層2を介して結合し、且つ、熱処理で
析出核11に酸素原子が集まり、結晶欠陥12を形成す
る(同図(b))。第2のシリコン基板8を研磨し、シ
リコン基板1と絶縁層2およびシリコン層3で構成され
るSOI基板100を製作する(同図(c))。このS
OI基板100はシリコン層3に含まれる重金属不純物
をゲッタリングする作用があり、接合リークやゲート耐
圧の劣化を防止する。
が強く、機械的強度が強いSOI基板とその製造方法を
提供すること。 【解決手段】酸素濃度1.5×1018cm-3以上のシリ
コン基板1を予め600℃〜900℃、10分以上の熱
処理をして、欠陥の析出核11を形成しておく(同図
(a))。シリコン基板1と第2のシリコン基板8を絶
縁層2を介して接触させ、1000℃以上の高温で2時
間程度、熱処理を施こし、シリコン基板1と第2のシリ
コン基板8を絶縁層2を介して結合し、且つ、熱処理で
析出核11に酸素原子が集まり、結晶欠陥12を形成す
る(同図(b))。第2のシリコン基板8を研磨し、シ
リコン基板1と絶縁層2およびシリコン層3で構成され
るSOI基板100を製作する(同図(c))。このS
OI基板100はシリコン層3に含まれる重金属不純物
をゲッタリングする作用があり、接合リークやゲート耐
圧の劣化を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリコン基板上
に絶縁層を介してシリコン層を形成したSOI基板とそ
の製造方法に関する。
に絶縁層を介してシリコン層を形成したSOI基板とそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造プロセスでは、製造工
程中に起こる重金属汚染に起因したpn接合での漏れ電
流の増大(接合リークと言われている)やゲート酸化膜
の耐圧劣化などが発生する。重金属汚染による半導体装
置の前記特性劣化の対策として、いくつかのゲッタリン
グ技術が用いられている。通常、CZ引き揚げ法によっ
て製造されたシリコンウエハでは、ウエハ内に含まれる
酸素の析出を利用したイントリンシックゲッタリング技
術が用いられる。シリコンウエハに1000℃〜120
0℃の熱処理を施しこのシリコンウエハの表面の酸素原
子を外方拡散させて、表面濃度を低減し、その後で、6
00℃〜900℃の熱処理により、シリコンウエハ中の
酸素原子は析出核を形成する。さらに、900℃〜12
00℃の熱処理を施すことにより、表面から10μm〜
50μm内部に微小欠陥や積層欠陥を形成する。
程中に起こる重金属汚染に起因したpn接合での漏れ電
流の増大(接合リークと言われている)やゲート酸化膜
の耐圧劣化などが発生する。重金属汚染による半導体装
置の前記特性劣化の対策として、いくつかのゲッタリン
グ技術が用いられている。通常、CZ引き揚げ法によっ
て製造されたシリコンウエハでは、ウエハ内に含まれる
酸素の析出を利用したイントリンシックゲッタリング技
術が用いられる。シリコンウエハに1000℃〜120
0℃の熱処理を施しこのシリコンウエハの表面の酸素原
子を外方拡散させて、表面濃度を低減し、その後で、6
00℃〜900℃の熱処理により、シリコンウエハ中の
酸素原子は析出核を形成する。さらに、900℃〜12
00℃の熱処理を施すことにより、表面から10μm〜
50μm内部に微小欠陥や積層欠陥を形成する。
【0003】これらの欠陥は歪み場を形成し、重金属不
純物原子を固着しやすい特性を有している。素子を形成
するウエハ表面の酸素濃度を外方拡散により低減し、且
つ、ウエハ内部には酸素の析出を起こして重金属を固着
させる手法が、前記のイントリンシックゲッタリングと
呼ばれている。近年、低耐圧の制御回路と高耐圧の出力
回路を1チップ内に形成するパワーICや高速動作LS
Iにおいて、分離面積や寄生効果の低減に効果があるS
OI基板が利用されている。
純物原子を固着しやすい特性を有している。素子を形成
するウエハ表面の酸素濃度を外方拡散により低減し、且
つ、ウエハ内部には酸素の析出を起こして重金属を固着
させる手法が、前記のイントリンシックゲッタリングと
呼ばれている。近年、低耐圧の制御回路と高耐圧の出力
回路を1チップ内に形成するパワーICや高速動作LS
Iにおいて、分離面積や寄生効果の低減に効果があるS
OI基板が利用されている。
【0004】SOI基板は、シリコン基板上に絶縁層を
介してシリコン層を形成した構造となっている。素子を
形成するシリコン層はSOI基板の製造工程の熱処理に
より、酸素濃度が5×1017cm-3以下に減少するため
に、このシリコン層中には酸素の析出は起こらない。従
って、シリコン層内には重金属不純物は固着されない。
介してシリコン層を形成した構造となっている。素子を
形成するシリコン層はSOI基板の製造工程の熱処理に
より、酸素濃度が5×1017cm-3以下に減少するため
に、このシリコン層中には酸素の析出は起こらない。従
って、シリコン層内には重金属不純物は固着されない。
【0005】また、シリコン中に比べると、重金属不純
物は絶縁層中を拡散しにくい。シリコン層の重金属不純
物が絶縁層を通過してシリコン基板に固着させるために
は、シリコン基板のゲッタリング能力を大幅に高める必
要がある。公開公報である特開平2−46770号や特
開平8−78646号で、半導体素子を形成するシリコ
ン層の酸素濃度を1017cm-3以下とし、酸素に起因す
る欠陥を低減し、接合リークやゲート酸化膜の耐圧劣化
を改善する方法が開示されている。
物は絶縁層中を拡散しにくい。シリコン層の重金属不純
物が絶縁層を通過してシリコン基板に固着させるために
は、シリコン基板のゲッタリング能力を大幅に高める必
要がある。公開公報である特開平2−46770号や特
開平8−78646号で、半導体素子を形成するシリコ
ン層の酸素濃度を1017cm-3以下とし、酸素に起因す
る欠陥を低減し、接合リークやゲート酸化膜の耐圧劣化
を改善する方法が開示されている。
【0006】また、シリコン基板の酸素濃度が低下する
と、機械的強度が低下し、シリコン基板の反りが増大す
る。これを防止するために、シリコン層を支持するシリ
コン基板の酸素濃度は特開平2−46770号では10
17cm-3〜1019cm-3、特開平8−78646号では
1.0×1018cm-3〜5×1018cm-3と規定されて
いる。さらに、特開平2−46770号では、シリコン
層の酸素濃度を低減するために、第1のシリコン基板と
第2のシリコン基板を絶縁層を介して結合した後、第2
のシリコン基板を研削研磨して、シリコン層とする研削
研磨工程の前に、400℃〜900℃の熱処理を施し、
第2のシリコン基板内の酸素原子を絶縁層または絶縁層
界面へ拡散させている。
と、機械的強度が低下し、シリコン基板の反りが増大す
る。これを防止するために、シリコン層を支持するシリ
コン基板の酸素濃度は特開平2−46770号では10
17cm-3〜1019cm-3、特開平8−78646号では
1.0×1018cm-3〜5×1018cm-3と規定されて
いる。さらに、特開平2−46770号では、シリコン
層の酸素濃度を低減するために、第1のシリコン基板と
第2のシリコン基板を絶縁層を介して結合した後、第2
のシリコン基板を研削研磨して、シリコン層とする研削
研磨工程の前に、400℃〜900℃の熱処理を施し、
第2のシリコン基板内の酸素原子を絶縁層または絶縁層
界面へ拡散させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の公開公報である
特開平2−46770号や特開平8−78646号で
は、半導体素子を形成するシリコン層に含まれる酸素に
起因する欠陥や電気的特性の不具合を改善するために、
シリコン層の酸素濃度を前記のように規定している。ま
た、シリコン基板とシリコン層を絶縁層を介して結合し
てなるSOI基板の機械的強度を向上させるためにシリ
コン基板の酸素濃度を前記のように規定している。
特開平2−46770号や特開平8−78646号で
は、半導体素子を形成するシリコン層に含まれる酸素に
起因する欠陥や電気的特性の不具合を改善するために、
シリコン層の酸素濃度を前記のように規定している。ま
た、シリコン基板とシリコン層を絶縁層を介して結合し
てなるSOI基板の機械的強度を向上させるためにシリ
コン基板の酸素濃度を前記のように規定している。
【0008】さらに、特開平8−78646号では、シ
リコン層の酸素濃度を低減するために、シリコン基板と
シリコン層を絶縁膜を介して結合した後で、400℃〜
900℃の熱処理を施している。この熱処理は前記のイ
ントリンシックゲッタリング技術の析出核形成の熱処理
に相当するが、シリコン基板とシリコン層を絶縁膜を介
して結合した後で当該熱処理を施した場合、シリコン層
中にも酸素原子の析出核が形成され、形成された半導体
素子の電気的特性の改善は十分にはできない。
リコン層の酸素濃度を低減するために、シリコン基板と
シリコン層を絶縁膜を介して結合した後で、400℃〜
900℃の熱処理を施している。この熱処理は前記のイ
ントリンシックゲッタリング技術の析出核形成の熱処理
に相当するが、シリコン基板とシリコン層を絶縁膜を介
して結合した後で当該熱処理を施した場合、シリコン層
中にも酸素原子の析出核が形成され、形成された半導体
素子の電気的特性の改善は十分にはできない。
【0009】また、絶縁層とシリコン基板またはシリコ
ン層との結合界面に欠陥が多量に析出するため、結合界
面近傍の機械的強度が低下するために、半導体素子形成
工程で界面近傍から剥離が起こる。この発明の目的は、
前記の課題を解決し、半導体素子の形成において、ゲッ
タリング能力が強く、機械的強度が強いSOI基板とそ
の製造方法を提供することにある。
ン層との結合界面に欠陥が多量に析出するため、結合界
面近傍の機械的強度が低下するために、半導体素子形成
工程で界面近傍から剥離が起こる。この発明の目的は、
前記の課題を解決し、半導体素子の形成において、ゲッ
タリング能力が強く、機械的強度が強いSOI基板とそ
の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、シリコン基板上に絶縁層を介してシリコン層を形
成したSOI(Silicon On Insulat
or)基板において、シリコン基板の酸素濃度を1.5
×1018cm-3以上とする。前記シリコン基板を600
℃ないし800℃の範囲で、所定の時間熱処理する工程
と、前記工程の後で、前記シリコン基板上に前記絶縁層
を形成する工程と、前記絶縁層上に前記シリコン層を形
成する工程を含む工程とする。
めに、シリコン基板上に絶縁層を介してシリコン層を形
成したSOI(Silicon On Insulat
or)基板において、シリコン基板の酸素濃度を1.5
×1018cm-3以上とする。前記シリコン基板を600
℃ないし800℃の範囲で、所定の時間熱処理する工程
と、前記工程の後で、前記シリコン基板上に前記絶縁層
を形成する工程と、前記絶縁層上に前記シリコン層を形
成する工程を含む工程とする。
【0011】前記所定の時間が10分以上であるとよ
い。このように、支持体であるシリコン基板に含まれる
酸素濃度を最適化することで、重金属不純物のゲッタリ
ングと絶縁層との界面の機械的強度を強くする。
い。このように、支持体であるシリコン基板に含まれる
酸素濃度を最適化することで、重金属不純物のゲッタリ
ングと絶縁層との界面の機械的強度を強くする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施例のS
OI基板の要部断面図である。シリコン基板1上に厚さ
1μm〜2μmの絶縁層2を形成し、この絶縁層2上に
10μm程度のシリコン層3を形成し、SOI基板とな
る。シリコン基板1中の酸素濃度を1.5×1018cm
-3以上とする。シリコン基板1は、絶縁層2と結合する
表面側と裏面側に10μm〜20μmの深さまで、無欠
陥層5、6が拡がり、また、中央部には酸素に起因する
欠陥層4が存在する。
OI基板の要部断面図である。シリコン基板1上に厚さ
1μm〜2μmの絶縁層2を形成し、この絶縁層2上に
10μm程度のシリコン層3を形成し、SOI基板とな
る。シリコン基板1中の酸素濃度を1.5×1018cm
-3以上とする。シリコン基板1は、絶縁層2と結合する
表面側と裏面側に10μm〜20μmの深さまで、無欠
陥層5、6が拡がり、また、中央部には酸素に起因する
欠陥層4が存在する。
【0013】図2はこの発明の第2実施例のSOI基板
の製造工程で、同図(a)から同図(c)は工程順に示
した要部工程断面図である。同図(a)において、CZ
法で形成された酸素濃度1.5×1018cm-3以上のシ
リコン基板1と、半導体素子を形成するシリコン層3と
なる第2のシリコン基板8を準備する。この酸素濃度の
上限はシリコンに対する酸素の固溶度により規定され
る。シリコン基板1は予め600℃〜900℃、10分
以上(1時間程度が望ましい)の熱処理をして、欠陥の
析出核11を形成しておく。一方第2のシリコン基板8
の表面層に1μm〜2μmの絶縁層2、7を形成する。
同図(b)において、シリコン基板1と第2のシリコン
基板8を絶縁層2を介して接触させ、1000℃以上の
高温で2時間程度、熱処理を施こし、シリコン基板1と
第2のシリコン基板8を絶縁層2を介して結合する。こ
の熱処理でシリコン基板1の析出核11に酸素原子が集
まり、結晶欠陥12を形成する。同図(c)において、
第2のシリコン基板8を、例えば5μm〜10μm程度
の厚さに研磨部13を研磨、除去し、シリコン層3とす
る。シリコン基板1と絶縁層2およびシリコン層3で構
成されるSOI基板100が出来上がる。このSOI基
板100は、シリコン基板1に多量の結晶欠陥12を有
しており、シリコン層3に半導体素子を形成する場合、
シリコン層3に含まれる重金属不純物をゲッタリングす
る作用をして、接合リークやゲート耐圧の劣化を防止す
る。
の製造工程で、同図(a)から同図(c)は工程順に示
した要部工程断面図である。同図(a)において、CZ
法で形成された酸素濃度1.5×1018cm-3以上のシ
リコン基板1と、半導体素子を形成するシリコン層3と
なる第2のシリコン基板8を準備する。この酸素濃度の
上限はシリコンに対する酸素の固溶度により規定され
る。シリコン基板1は予め600℃〜900℃、10分
以上(1時間程度が望ましい)の熱処理をして、欠陥の
析出核11を形成しておく。一方第2のシリコン基板8
の表面層に1μm〜2μmの絶縁層2、7を形成する。
同図(b)において、シリコン基板1と第2のシリコン
基板8を絶縁層2を介して接触させ、1000℃以上の
高温で2時間程度、熱処理を施こし、シリコン基板1と
第2のシリコン基板8を絶縁層2を介して結合する。こ
の熱処理でシリコン基板1の析出核11に酸素原子が集
まり、結晶欠陥12を形成する。同図(c)において、
第2のシリコン基板8を、例えば5μm〜10μm程度
の厚さに研磨部13を研磨、除去し、シリコン層3とす
る。シリコン基板1と絶縁層2およびシリコン層3で構
成されるSOI基板100が出来上がる。このSOI基
板100は、シリコン基板1に多量の結晶欠陥12を有
しており、シリコン層3に半導体素子を形成する場合、
シリコン層3に含まれる重金属不純物をゲッタリングす
る作用をして、接合リークやゲート耐圧の劣化を防止す
る。
【0014】表1はシリコン基板内の酸素濃度と欠陥密
度およびBモード不良率およびCモード(良品率)の関
係を示したものである。
度およびBモード不良率およびCモード(良品率)の関
係を示したものである。
【0015】
【表1】 通常、ゲート酸化膜の絶縁破壊強度は、破壊電圧を膜厚
で割った電界強度で表され、2MV/cmより低いもの
をAモード不良、2〜8MV/cmの範囲のものをBモ
ード不良、8MV/cmより高いものをCモード(良
品)と定義されている。Aモード不良は、初期不良で半
導体素子の定格特性試験で、検知可能な不良である。B
モード不良は、ゲート酸化膜中に重金属不純物などの欠
陥が導入され、Aモード不良のように定格特性試験では
検知できず、長期信頼性試験で検知される不良である。
で割った電界強度で表され、2MV/cmより低いもの
をAモード不良、2〜8MV/cmの範囲のものをBモ
ード不良、8MV/cmより高いものをCモード(良
品)と定義されている。Aモード不良は、初期不良で半
導体素子の定格特性試験で、検知可能な不良である。B
モード不良は、ゲート酸化膜中に重金属不純物などの欠
陥が導入され、Aモード不良のように定格特性試験では
検知できず、長期信頼性試験で検知される不良である。
【0016】表1に示すBモード不良率は500個の素
子についてゲート耐圧を測定し、電界強度が2〜8MV
/cmの範囲にある素子の割合を示している。また測定
方法としては、0.5×0.5mm2 のシリコン層3上
に25nm厚のゲート酸化膜を形成したMOSデバイス
を作製し、このMOSデバイスのゲート酸化膜に電圧を
印加して、漏れ電流を測定する。この漏れ電流が250
nAになる電圧を破壊耐圧とする。
子についてゲート耐圧を測定し、電界強度が2〜8MV
/cmの範囲にある素子の割合を示している。また測定
方法としては、0.5×0.5mm2 のシリコン層3上
に25nm厚のゲート酸化膜を形成したMOSデバイス
を作製し、このMOSデバイスのゲート酸化膜に電圧を
印加して、漏れ電流を測定する。この漏れ電流が250
nAになる電圧を破壊耐圧とする。
【0017】シリコン基板の酸素濃度が1.4×1018
cm-3の場合、半導体素子形成後のシリコン層中の欠陥
密度は5.0×105 cm-3でBモード不良率は90%
以上であった。また、酸素濃度が1.5×1018cm-3
の場合、欠陥密度は2倍となり、Bモード不良率は0%
となり、Cモード(良品率)は100%となった。その
ため、シリコン基板中の酸素濃度は1.5×1018cm
-3以上が望ましい このように、この発明のSOI基板
を用いると、半導体素子の信頼性が向上し、また良品率
が高くなり、量産性も向上する。
cm-3の場合、半導体素子形成後のシリコン層中の欠陥
密度は5.0×105 cm-3でBモード不良率は90%
以上であった。また、酸素濃度が1.5×1018cm-3
の場合、欠陥密度は2倍となり、Bモード不良率は0%
となり、Cモード(良品率)は100%となった。その
ため、シリコン基板中の酸素濃度は1.5×1018cm
-3以上が望ましい このように、この発明のSOI基板
を用いると、半導体素子の信頼性が向上し、また良品率
が高くなり、量産性も向上する。
【0018】図3はこの発明のSOI基板を用いた半導
体装置の要部断面図で、同図(a)は自己分離型の半導
体装置、同図(b)は誘電体分離型の半導体装置であ
る。同図(a)において、SOI基板100のシリコン
層3にpチャネルMOSFET21とnチャネルMOS
FET22が形成されている。これらのpチャネルMO
SFET21およびnチャネルMOSFET22を他の
素子から分離する方法は、所定の距離を離すことで互い
が分離される自己分離型である。同図(b)において、
SOI基板100のシリコン層3に、素子間を分離する
分離領域26が誘電体で形成される誘電体分離構造で、
この分離されたシリコン層3aにpチャネルMOSFE
T21およびnチャネルMOSFET22が形成され、
他の素子から分離される。尚、23は素子間を分離し、
耐圧を確保するフィールド酸化膜、24は層間絶縁膜、
25は素子分離のための分離領域にポリシリコンなどが
充填される充填層、26は素子間を分離する分離領域で
ある。
体装置の要部断面図で、同図(a)は自己分離型の半導
体装置、同図(b)は誘電体分離型の半導体装置であ
る。同図(a)において、SOI基板100のシリコン
層3にpチャネルMOSFET21とnチャネルMOS
FET22が形成されている。これらのpチャネルMO
SFET21およびnチャネルMOSFET22を他の
素子から分離する方法は、所定の距離を離すことで互い
が分離される自己分離型である。同図(b)において、
SOI基板100のシリコン層3に、素子間を分離する
分離領域26が誘電体で形成される誘電体分離構造で、
この分離されたシリコン層3aにpチャネルMOSFE
T21およびnチャネルMOSFET22が形成され、
他の素子から分離される。尚、23は素子間を分離し、
耐圧を確保するフィールド酸化膜、24は層間絶縁膜、
25は素子分離のための分離領域にポリシリコンなどが
充填される充填層、26は素子間を分離する分離領域で
ある。
【0019】この例では形成される素子をpチャネルM
OSFET21およびnチャネルMOSFET22を例
としたが、他に、バイポーラトランジスタや高耐圧素
子、およびこれらの素子の組合せて、このSOI基板1
00に形成してもよい。
OSFET21およびnチャネルMOSFET22を例
としたが、他に、バイポーラトランジスタや高耐圧素
子、およびこれらの素子の組合せて、このSOI基板1
00に形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、SOI基板を製作す
る過程で、シリコン基板の酸素濃度を1.5×1018c
m-3以上とし、シリコン層を絶縁層を介して結合する前
に、600℃から900℃、10分以上の熱処理を施す
ことで、シリコン層に形成される半導体素子の接合リー
クを減少させ、ゲート耐圧の劣化を防止できる。そのこ
とによって、半導体素子の信頼性は向上し、また、量産
性も向上できる。
る過程で、シリコン基板の酸素濃度を1.5×1018c
m-3以上とし、シリコン層を絶縁層を介して結合する前
に、600℃から900℃、10分以上の熱処理を施す
ことで、シリコン層に形成される半導体素子の接合リー
クを減少させ、ゲート耐圧の劣化を防止できる。そのこ
とによって、半導体素子の信頼性は向上し、また、量産
性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のSOI基板の要部断面
図
図
【図2】この発明の第2実施例のSOI基板の製造工程
で、同図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工
程断面図
で、同図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工
程断面図
【図3】この発明のSOI基板を用いた半導体装置の要
部断面図で、同図(a)は自己分離型の半導体装置、同
図(b)は誘電体分離型の半導体装置を示した図
部断面図で、同図(a)は自己分離型の半導体装置、同
図(b)は誘電体分離型の半導体装置を示した図
1 シリコン基板 2、7 絶縁層 3、3a シリコン層 4 欠陥層 5、6 無欠陥層 8 第2のシリコン基板 11 析出核 12 結晶欠陥 13 研磨部 21 pチャネルMOSFET 22 nチャネルMOSFET 23 フィールド酸化膜 24 層間絶縁膜
Claims (3)
- 【請求項1】シリコン基板上に絶縁層を介してシリコン
層を形成したSOI(Silicon On Insu
lator)基板において、シリコン基板の酸素濃度が
1.5×1018cm-3以上であることを特徴とするSO
I基板。 - 【請求項2】前記シリコン基板を600℃ないし800
℃の範囲で、所定の時間熱処理する工程と、前記工程の
後で、前記シリコン基板上に前記絶縁層を形成する工程
と、前記絶縁層上に前記シリコン層を形成する工程を含
むことを特徴とするSOI基板の製造方法。 - 【請求項3】前記所定の時間が10分以上であることを
特徴とする請求項2に記載のSOI基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196875A JP2000031439A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | Soi基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196875A JP2000031439A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | Soi基板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000031439A true JP2000031439A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16365114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10196875A Withdrawn JP2000031439A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | Soi基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000031439A (ja) |
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-
1998
- 1998-07-13 JP JP10196875A patent/JP2000031439A/ja not_active Withdrawn
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