JP2000030881A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JP2000030881A JP2000030881A JP19471298A JP19471298A JP2000030881A JP 2000030881 A JP2000030881 A JP 2000030881A JP 19471298 A JP19471298 A JP 19471298A JP 19471298 A JP19471298 A JP 19471298A JP 2000030881 A JP2000030881 A JP 2000030881A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 101
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】放電灯の特性にばらつきがあっても2灯の放電
灯を1つの高周波電源で点灯させることができる放電灯
点灯装置を提供する。 【解決手段】インバータ回路1の出力端間にインダクタ
L1とコンデンサC1との直列回路が接続される。ま
た、2灯の放電灯Laa,LabにそれぞれバランサB
aの巻線が直列接続され、バランサBaの各巻線と各放
電灯Laa,Labとの直列回路同士を並列接続した並
列回路にコンデンサC2を直列接続した直列回路が、コ
ンデンサC1に並列接続される。インダクタL1、コン
デンサC1,C2、バランサBaによる共振系は、無負
荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付近で放電灯La
a,Labに始動電圧Vsが印加されるように構成され
る。
灯を1つの高周波電源で点灯させることができる放電灯
点灯装置を提供する。 【解決手段】インバータ回路1の出力端間にインダクタ
L1とコンデンサC1との直列回路が接続される。ま
た、2灯の放電灯Laa,LabにそれぞれバランサB
aの巻線が直列接続され、バランサBaの各巻線と各放
電灯Laa,Labとの直列回路同士を並列接続した並
列回路にコンデンサC2を直列接続した直列回路が、コ
ンデンサC1に並列接続される。インダクタL1、コン
デンサC1,C2、バランサBaによる共振系は、無負
荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付近で放電灯La
a,Labに始動電圧Vsが印加されるように構成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2灯の放電灯を高
周波で点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
周波で点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、放電灯を高周波で点灯させるこ
の種の放電灯点灯装置では、図3に示すように、放電灯
LaにインダクタL1を介して高周波電源Vhを接続
し、かつ放電灯LaにコンデンサC1を並列接続した構
成を有する。インダクタL1は放電灯Laのランプ電流
を限流するものであり、コンデンサC1はインダクタL
1とともに共振回路を構成し、この共振動作により放電
灯Laを始動させる。
の種の放電灯点灯装置では、図3に示すように、放電灯
LaにインダクタL1を介して高周波電源Vhを接続
し、かつ放電灯LaにコンデンサC1を並列接続した構
成を有する。インダクタL1は放電灯Laのランプ電流
を限流するものであり、コンデンサC1はインダクタL
1とともに共振回路を構成し、この共振動作により放電
灯Laを始動させる。
【0003】つまり、図3に示す回路において放電灯L
aが接続されていない無負荷時には、コンデンサC1と
インダクタL1とからなる共振回路は図4に実線で示す
共振特性を示す。そこで、高周波電源Vhの出力周波数
を比較的高い予熱周波数fpに設定することにより、放
電灯Laへの印加電圧を放電灯Laが始動しない程度の
低電圧(予熱電圧)に設定して予熱を行ない、十分に予
熱した後に、高周波電源Vhの出力周波数を予熱周波数
fpよりも高い始動周波数fsまで引き下げて放電灯L
aへの印加電圧を始動電圧Vsまで上昇させることによ
り放電灯Laを始動させることが考えられている。放電
灯Laが始動すると、コンデンサC1とインダクタL1
と放電灯Laとにより共振回路が形成され、放電灯La
の点灯状態では図4に破線で示すランプ電流特性にな
る。つまり、始動後には放電灯Laのランプ電流を定格
値にするように高周波電源Vhの出力周波数を点灯周波
数feに設定する。上述した基本の回路構成において、
2灯の放電灯を点灯させるには、図5のように、各放電
灯Laa,LabにそれぞれコンデンサC1a,C1b
を並列接続するとともに、各放電灯Laa,Labと各
コンデンサC1a,C1bとの並列回路をそれぞれバラ
ンサBaの巻線に直列接続し、各放電灯Laa,Lab
と各コンデンサC1a,C1bと各巻線との直列回路を
互いに並列接続し、この並列回路をインダクタL1を介
して高周波電源Vhに接続する構成が提案されている。
バランサBaは両放電灯Laa,Labのランプ電流の
不平衡を抑制するために設けられている。
aが接続されていない無負荷時には、コンデンサC1と
インダクタL1とからなる共振回路は図4に実線で示す
共振特性を示す。そこで、高周波電源Vhの出力周波数
を比較的高い予熱周波数fpに設定することにより、放
電灯Laへの印加電圧を放電灯Laが始動しない程度の
低電圧(予熱電圧)に設定して予熱を行ない、十分に予
熱した後に、高周波電源Vhの出力周波数を予熱周波数
fpよりも高い始動周波数fsまで引き下げて放電灯L
aへの印加電圧を始動電圧Vsまで上昇させることによ
り放電灯Laを始動させることが考えられている。放電
灯Laが始動すると、コンデンサC1とインダクタL1
と放電灯Laとにより共振回路が形成され、放電灯La
の点灯状態では図4に破線で示すランプ電流特性にな
る。つまり、始動後には放電灯Laのランプ電流を定格
値にするように高周波電源Vhの出力周波数を点灯周波
数feに設定する。上述した基本の回路構成において、
2灯の放電灯を点灯させるには、図5のように、各放電
灯Laa,LabにそれぞれコンデンサC1a,C1b
を並列接続するとともに、各放電灯Laa,Labと各
コンデンサC1a,C1bとの並列回路をそれぞれバラ
ンサBaの巻線に直列接続し、各放電灯Laa,Lab
と各コンデンサC1a,C1bと各巻線との直列回路を
互いに並列接続し、この並列回路をインダクタL1を介
して高周波電源Vhに接続する構成が提案されている。
バランサBaは両放電灯Laa,Labのランプ電流の
不平衡を抑制するために設けられている。
【0004】また、図5に示す回路は高周波電源Vhの
出力周波数を変化させて放電灯Laa,Labの光出力
を調光する場合にとくに有効であって、調光により放電
灯Laa,Labの光出力を小さくしたときに生じやす
い両放電灯Laa,Labのランプ電流の不平衡をバラ
ンサBaにより抑制することができる。
出力周波数を変化させて放電灯Laa,Labの光出力
を調光する場合にとくに有効であって、調光により放電
灯Laa,Labの光出力を小さくしたときに生じやす
い両放電灯Laa,Labのランプ電流の不平衡をバラ
ンサBaにより抑制することができる。
【0005】高周波電源Vhとしては、図6に示すよう
なインバータ回路1を用いることが多い。図6に示すイ
ンバータ回路1は、商用電源のような交流電源ACを整
流する整流器およびチョッパ回路等を含むAC−DC変
換回路2から出力される直流電圧を電源とし、AC−D
C変換回路2の出力端間に接続された一対のスイッチン
グ素子Q1,Q2の直列回路を備える。また、ローサイ
ド(AC−DC変換回路2の出力の負極側)のスイッチ
ング素子Q2には、インダクタL1−バランサBa−放
電灯Laa,Lab−コンデンサC3の直列回路が並列
接続される。コンデンサC3は直流カット用であって、
比較的大きな値に設定されている。また、両スイッチン
グ素子Q1,Q2は制御回路3により交互にオンオフす
るように制御され、スイッチング素子Q2の両端間に矩
形波状の高周波電圧を発生させる。この高周波電圧を、
インダクタL1−バランサBa−放電灯Laa,Lab
−コンデンサC3の直列回路に印加することによって、
放電灯Laa,Labに高周波交流電流を流すことがで
き、放電灯Laa,Labを高周波で点灯させることが
できるのである。
なインバータ回路1を用いることが多い。図6に示すイ
ンバータ回路1は、商用電源のような交流電源ACを整
流する整流器およびチョッパ回路等を含むAC−DC変
換回路2から出力される直流電圧を電源とし、AC−D
C変換回路2の出力端間に接続された一対のスイッチン
グ素子Q1,Q2の直列回路を備える。また、ローサイ
ド(AC−DC変換回路2の出力の負極側)のスイッチ
ング素子Q2には、インダクタL1−バランサBa−放
電灯Laa,Lab−コンデンサC3の直列回路が並列
接続される。コンデンサC3は直流カット用であって、
比較的大きな値に設定されている。また、両スイッチン
グ素子Q1,Q2は制御回路3により交互にオンオフす
るように制御され、スイッチング素子Q2の両端間に矩
形波状の高周波電圧を発生させる。この高周波電圧を、
インダクタL1−バランサBa−放電灯Laa,Lab
−コンデンサC3の直列回路に印加することによって、
放電灯Laa,Labに高周波交流電流を流すことがで
き、放電灯Laa,Labを高周波で点灯させることが
できるのである。
【0006】この構成でも周波数の制御は1灯の場合と
同様であり、スイッチング素子Q1,Q2のオンオフの
周波数を制御して、予熱、始動、点灯を順次行なう。ま
た、点灯後には制御回路3に調光回路4からPWM信号
の形で調光信号を与え、この調光信号により両スイッチ
ング素子Q1,Q2のオンオフの周波数を変化させるこ
とによって放電灯Laa,Labの光出力を調光するこ
とができる。
同様であり、スイッチング素子Q1,Q2のオンオフの
周波数を制御して、予熱、始動、点灯を順次行なう。ま
た、点灯後には制御回路3に調光回路4からPWM信号
の形で調光信号を与え、この調光信号により両スイッチ
ング素子Q1,Q2のオンオフの周波数を変化させるこ
とによって放電灯Laa,Labの光出力を調光するこ
とができる。
【0007】しかしながら、図5、図6に示す回路構成
では、バランサBaに流れる電流が放電灯Laa,La
bとコンデンサC1a、C1bとの両方に流れるから、
放電灯Laa,Labのランプ電流のばらつきだけでは
なく、コンデンサC1a,C1bのばらつきに対しても
バランサBaによる電流補正が行なわれる。つまり、バ
ランサBaの両巻線に流れる電流が等しいとしても、コ
ンデンサC1a,C1bのばらつきの影響を受けてラン
プ電流は等しくならないという問題を有している。
では、バランサBaに流れる電流が放電灯Laa,La
bとコンデンサC1a、C1bとの両方に流れるから、
放電灯Laa,Labのランプ電流のばらつきだけでは
なく、コンデンサC1a,C1bのばらつきに対しても
バランサBaによる電流補正が行なわれる。つまり、バ
ランサBaの両巻線に流れる電流が等しいとしても、コ
ンデンサC1a,C1bのばらつきの影響を受けてラン
プ電流は等しくならないという問題を有している。
【0008】さらに、図5、図6に示す構成では、全点
灯時(定格点灯時)には、インダクタL1とコンデンサ
C1a,C1bとコンデンサC3とにより決定される共
振周波数に近い周波数で高周波電源Vh(インバータ回
路1)を動作させるから、高周波電源Vh(インバータ
回路1)の出力周波数を高くして調光したときには、出
力周波数が共振周波数から離れることになり、放電灯L
aa,Labの両端に印加される電圧が大きく低下す
る。つまり、低光束での放電灯Laa,Labの点灯維
持が難しくなる。
灯時(定格点灯時)には、インダクタL1とコンデンサ
C1a,C1bとコンデンサC3とにより決定される共
振周波数に近い周波数で高周波電源Vh(インバータ回
路1)を動作させるから、高周波電源Vh(インバータ
回路1)の出力周波数を高くして調光したときには、出
力周波数が共振周波数から離れることになり、放電灯L
aa,Labの両端に印加される電圧が大きく低下す
る。つまり、低光束での放電灯Laa,Labの点灯維
持が難しくなる。
【0009】この問題を解決する技術としては、低光束
時には高周波電源Vhの出力周波数を間欠的に低くする
ことによって、放電灯Laa、Labに印加されるラン
プ電圧を間欠的に高くすることが提案されている。つま
り、調光時には放電灯Laa,Labの両端にパルス状
に高電圧を印加するのである。しかしながら、この構成
を実現するには、放電灯Laa,Labの両端にパルス
状の高電圧を印加することができるように高周波電源V
hを構成する必要があり、高周波電源Vh(制御回路
3)の構成が複雑になるという問題が生じる。
時には高周波電源Vhの出力周波数を間欠的に低くする
ことによって、放電灯Laa、Labに印加されるラン
プ電圧を間欠的に高くすることが提案されている。つま
り、調光時には放電灯Laa,Labの両端にパルス状
に高電圧を印加するのである。しかしながら、この構成
を実現するには、放電灯Laa,Labの両端にパルス
状の高電圧を印加することができるように高周波電源V
hを構成する必要があり、高周波電源Vh(制御回路
3)の構成が複雑になるという問題が生じる。
【0010】前者の問題を解決する構成として図7に示
す構成が考えられる。つまり、図6に示した回路構成に
対して、各放電灯Laa,Labごとに共振用のコンデ
ンサC1a,C1bをそれぞれ並列接続するのではな
く、インダクタL1と共振用のコンデンサC1との直列
回路をスイッチング素子Q2に並列接続し、さらに、バ
ランサBaの各巻線と各放電灯Laa,Labとの直列
回路同士を並列に接続し、この並列回路と共振用のコン
デンサC2との直列回路をコンデンサC1に並列接続す
るのである。この構成では共振用のコンデンサC1,C
2が放電灯Laa,Labへの直流成分のカット用に兼
用されるから、直流カット用のコンデンサC3は不要に
なり、しかもコンデンサC1,C2が両放電灯Laa,
Labで共用されるから、バランサBaは両放電灯La
a,Labのランプ電流のばらつきのみを補正すること
になる。
す構成が考えられる。つまり、図6に示した回路構成に
対して、各放電灯Laa,Labごとに共振用のコンデ
ンサC1a,C1bをそれぞれ並列接続するのではな
く、インダクタL1と共振用のコンデンサC1との直列
回路をスイッチング素子Q2に並列接続し、さらに、バ
ランサBaの各巻線と各放電灯Laa,Labとの直列
回路同士を並列に接続し、この並列回路と共振用のコン
デンサC2との直列回路をコンデンサC1に並列接続す
るのである。この構成では共振用のコンデンサC1,C
2が放電灯Laa,Labへの直流成分のカット用に兼
用されるから、直流カット用のコンデンサC3は不要に
なり、しかもコンデンサC1,C2が両放電灯Laa,
Labで共用されるから、バランサBaは両放電灯La
a,Labのランプ電流のばらつきのみを補正すること
になる。
【0011】図7に示す回路構成では、放電灯Laa,
Labが点灯していない無負荷時の共振周波数f0はイ
ンダクタL1とコンデンサC1,C2とにより決定され
る。しかして、図8に示すように、放電灯Laa,La
bの全点灯時(定格点灯時)の点灯周波数feを共振周
波数f0よりも引き下げておけば、調光時の点灯周波数
fdを共振周波数f0に近い範囲に設定することがで
き、調光時における放電灯Laa,Labの印加電圧を
図6の構成よりも高くすることが可能になって、放電灯
Laa,Labにパルス状の高電圧を印加する必要がな
くなり、複雑な構成の高周波電源Vh(制御回路3)を
用いることなく調光が可能になるのである。なお図8に
おける実線は無負荷時に放電灯Laa,Labに印加さ
れる電圧の共振特性を示し、破線は点灯時のランプ電流
の周波数特性を示す。
Labが点灯していない無負荷時の共振周波数f0はイ
ンダクタL1とコンデンサC1,C2とにより決定され
る。しかして、図8に示すように、放電灯Laa,La
bの全点灯時(定格点灯時)の点灯周波数feを共振周
波数f0よりも引き下げておけば、調光時の点灯周波数
fdを共振周波数f0に近い範囲に設定することがで
き、調光時における放電灯Laa,Labの印加電圧を
図6の構成よりも高くすることが可能になって、放電灯
Laa,Labにパルス状の高電圧を印加する必要がな
くなり、複雑な構成の高周波電源Vh(制御回路3)を
用いることなく調光が可能になるのである。なお図8に
おける実線は無負荷時に放電灯Laa,Labに印加さ
れる電圧の共振特性を示し、破線は点灯時のランプ電流
の周波数特性を示す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に2灯の放電灯を1つの高周波電源Vhによって点灯さ
せようとすると、放電灯Laa,Labの特性のばらつ
きなどによって、一方の放電灯Laa,Labのみが点
灯し他方が点灯しない場合がある。この原因について説
明する。
に2灯の放電灯を1つの高周波電源Vhによって点灯さ
せようとすると、放電灯Laa,Labの特性のばらつ
きなどによって、一方の放電灯Laa,Labのみが点
灯し他方が点灯しない場合がある。この原因について説
明する。
【0013】いま、図9(a)のように2灯の放電灯L
aa,Labがともに点灯していないときには、図9
(b)のように両放電灯Laa,Labに印加される電
圧Vxは等しくなる。このときの印加電圧は無負荷での
動作になるから、図8に実線で示す特性での動作にな
る。その後、図10(a)のように一方の放電灯Laa
が点灯したとすると、図10(b)のような等価回路で
放電灯Labに電圧Vyが印加されることになる。
aa,Labがともに点灯していないときには、図9
(b)のように両放電灯Laa,Labに印加される電
圧Vxは等しくなる。このときの印加電圧は無負荷での
動作になるから、図8に実線で示す特性での動作にな
る。その後、図10(a)のように一方の放電灯Laa
が点灯したとすると、図10(b)のような等価回路で
放電灯Labに電圧Vyが印加されることになる。
【0014】この状態での高周波電源Vhの出力端間の
インピーダンスZ(図11参照)は以下のように表すこ
とができる。いま、計算を簡略化するために点灯した放
電灯Laaのインピーダンスを0とする。また、高周波
電源Vhの出力電圧は正弦波であって電圧値はEである
ものとし、バランサBaの巻線のインダクタンスをTと
する。 Z=jG+jωL1 ただし、Y=jGとして 1/Y=jωC1+(1/jF) jF=jωT+(1/jωC2) である。上式のYは図11におけるコンデンサC1,C
2とバランサBaの巻線とによるインピーダンスに相当
し、jFはコンデンサC2とバランサBaの巻線とによ
るインピーダンスに相当する。ここで、X=jFとすれ
ば、未点灯の放電灯Labへの印加電圧Vyは、次式で
表される。 Vy={(E/|Z|)×|Y|/|X|}×ωT ところで、上式で求めたインピーダンスZを0にする周
波数は2点存在する。つまり、図12に示すように2つ
の周波数f1,f2においてインピーダンスZが0にな
るから、未点灯の放電灯Labへの印加電圧の周波数特
性には、図13に実線で示すように、2つの共振周波数
f1,f2が存在することになる。ここで、共振周波数
f1,f2は図12に一点鎖線で示すように、バランサ
Baの巻線のインダクタンスにより変化し、バランサB
aの巻線のインダクタンスが大きいほど共振周波数f
1,f2は低くなる。
インピーダンスZ(図11参照)は以下のように表すこ
とができる。いま、計算を簡略化するために点灯した放
電灯Laaのインピーダンスを0とする。また、高周波
電源Vhの出力電圧は正弦波であって電圧値はEである
ものとし、バランサBaの巻線のインダクタンスをTと
する。 Z=jG+jωL1 ただし、Y=jGとして 1/Y=jωC1+(1/jF) jF=jωT+(1/jωC2) である。上式のYは図11におけるコンデンサC1,C
2とバランサBaの巻線とによるインピーダンスに相当
し、jFはコンデンサC2とバランサBaの巻線とによ
るインピーダンスに相当する。ここで、X=jFとすれ
ば、未点灯の放電灯Labへの印加電圧Vyは、次式で
表される。 Vy={(E/|Z|)×|Y|/|X|}×ωT ところで、上式で求めたインピーダンスZを0にする周
波数は2点存在する。つまり、図12に示すように2つ
の周波数f1,f2においてインピーダンスZが0にな
るから、未点灯の放電灯Labへの印加電圧の周波数特
性には、図13に実線で示すように、2つの共振周波数
f1,f2が存在することになる。ここで、共振周波数
f1,f2は図12に一点鎖線で示すように、バランサ
Baの巻線のインダクタンスにより変化し、バランサB
aの巻線のインダクタンスが大きいほど共振周波数f
1,f2は低くなる。
【0015】結局、2灯の放電灯Laa,Labの一方
のみが点灯すると、高周波電源Vhから見た負荷回路の
構成が変化し共振周波数も変化するのであって、しかも
この共振周波数はバランサBaの巻線のインダクタンス
の影響を大きく受けるから、未点灯の放電灯Labを点
灯させる条件を得ることが困難になり、結果的に一方の
放電灯Laaが先に点灯すると他方の放電灯Labが点
灯できなくなる場合が生じる。
のみが点灯すると、高周波電源Vhから見た負荷回路の
構成が変化し共振周波数も変化するのであって、しかも
この共振周波数はバランサBaの巻線のインダクタンス
の影響を大きく受けるから、未点灯の放電灯Labを点
灯させる条件を得ることが困難になり、結果的に一方の
放電灯Laaが先に点灯すると他方の放電灯Labが点
灯できなくなる場合が生じる。
【0016】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、放電灯の特性にばらつきがあっても
2灯の放電灯を1つの高周波電源で点灯させることがで
きるようにした放電灯点灯装置を提供することにある。
あり、その目的は、放電灯の特性にばらつきがあっても
2灯の放電灯を1つの高周波電源で点灯させることがで
きるようにした放電灯点灯装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、高周
波電圧を出力する高周波電源と、2灯の放電灯を含み前
記高周波電圧が共振系を通して印加される負荷回路とを
備え、無負荷時の負荷回路の共振特性と1灯点灯時の負
荷回路の共振特性とが異なる放電灯点灯装置であって、
負荷回路の無負荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付
近で放電灯に始動電圧が印加されるように共振系が構成
されているものである。
波電圧を出力する高周波電源と、2灯の放電灯を含み前
記高周波電圧が共振系を通して印加される負荷回路とを
備え、無負荷時の負荷回路の共振特性と1灯点灯時の負
荷回路の共振特性とが異なる放電灯点灯装置であって、
負荷回路の無負荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付
近で放電灯に始動電圧が印加されるように共振系が構成
されているものである。
【0018】請求項2の発明は、高周波電圧を出力する
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、無負荷時に
放電灯に始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周
波数と、1灯の放電灯が点灯したときに残りの放電灯に
始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周波数とを
ほぼ一致させるように無負荷時と1灯点灯時との負荷回
路の共振特性が設定されたものである。
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、無負荷時に
放電灯に始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周
波数と、1灯の放電灯が点灯したときに残りの放電灯に
始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周波数とを
ほぼ一致させるように無負荷時と1灯点灯時との負荷回
路の共振特性が設定されたものである。
【0019】請求項3の発明は、高周波電圧を出力する
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、負荷回路の無負荷時と1灯点灯時との共振特性の交
点付近で放電灯に始動電圧が印加されるようにインダク
タと第1および第2の共振用のコンデンサとバランサと
が設定されているものである。
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、負荷回路の無負荷時と1灯点灯時との共振特性の交
点付近で放電灯に始動電圧が印加されるようにインダク
タと第1および第2の共振用のコンデンサとバランサと
が設定されているものである。
【0020】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のである。
3の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のである。
【0021】請求項5の発明は、高周波電圧を出力する
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み前記高周波電圧が共振系を通して印加され
る負荷回路とを備え、無負荷時の負荷回路の共振特性と
1灯点灯時の負荷回路の共振特性とが異なる放電灯点灯
装置であって、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に
始動電圧を印加する出力周波数に設定した後に、1灯点
灯時に放電灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波
数に切り換えるものである。
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み前記高周波電圧が共振系を通して印加され
る負荷回路とを備え、無負荷時の負荷回路の共振特性と
1灯点灯時の負荷回路の共振特性とが異なる放電灯点灯
装置であって、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に
始動電圧を印加する出力周波数に設定した後に、1灯点
灯時に放電灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波
数に切り換えるものである。
【0022】請求項6の発明は、高周波電圧を出力する
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、前記高周波
電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周
波数に設定した後に、1灯点灯時に放電灯にほぼ等しい
始動電圧を印加する出力周波数に切り換えるものであ
る。
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、前記高周波
電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周
波数に設定した後に、1灯点灯時に放電灯にほぼ等しい
始動電圧を印加する出力周波数に切り換えるものであ
る。
【0023】請求項7の発明は、高周波電圧を出力する
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を
印加する出力周波数に設定した後に、1灯点灯時に放電
灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波数に切り換
えるものである。
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を
印加する出力周波数に設定した後に、1灯点灯時に放電
灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波数に切り換
えるものである。
【0024】請求項8の発明は、請求項6または請求項
7の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のである。
7の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のである。
【0025】請求項9の発明は、請求項5ないし請求項
8の発明において、前記高周波電源が1灯点灯時に放電
灯に始動電圧を印加する出力周波数を、前記高周波電源
が無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数よ
りも高く設定しているものである。
8の発明において、前記高周波電源が1灯点灯時に放電
灯に始動電圧を印加する出力周波数を、前記高周波電源
が無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数よ
りも高く設定しているものである。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1(a)に示す
ように、回路構成としては図7に示した放電灯点灯装置
と同様の構成を有している。すなわち、商用電源のよう
な交流電源ACを電源として直流電圧を出力するAC−
DC変換回路2を備え、AC−DC変換回路2から出力
される直流電圧をインバータ回路1により高周波電圧に
変換している。つまり、インバータ回路1を用いて高周
波電源Vhが構成されている。インバータ回路1は、A
C−DC変換回路2の出力端間に接続された一対のスイ
ッチング素子Q1,Q2の直列回路を備え、両スイッチ
ング素子Q1,Q2は制御回路3により高周波で交互に
オンオフされる。したがって、スイッチング素子Q2の
両端間には矩形波状の高周波電圧が発生する。
ように、回路構成としては図7に示した放電灯点灯装置
と同様の構成を有している。すなわち、商用電源のよう
な交流電源ACを電源として直流電圧を出力するAC−
DC変換回路2を備え、AC−DC変換回路2から出力
される直流電圧をインバータ回路1により高周波電圧に
変換している。つまり、インバータ回路1を用いて高周
波電源Vhが構成されている。インバータ回路1は、A
C−DC変換回路2の出力端間に接続された一対のスイ
ッチング素子Q1,Q2の直列回路を備え、両スイッチ
ング素子Q1,Q2は制御回路3により高周波で交互に
オンオフされる。したがって、スイッチング素子Q2の
両端間には矩形波状の高周波電圧が発生する。
【0027】スイッチング素子Q2の両端間には、イン
ダクタL1と共振用のコンデンサC1との直列回路が接
続され、さらにバランサBaの各巻線にそれぞれ放電灯
Laa,Labを直列接続した直列回路同士の並列回路
と共振用のコンデンサC2との直列回路がコンデンサC
1に並列接続される。コンデンサC1はインダクタL1
とともに形成する共振回路の共振周波数がスイッチング
素子Q1,Q2のオンオフの周波数付近になるように比
較的小さい容量に設定され、コンデンサC2は放電灯L
aa,Labにランプ電流を流すことができるように比
較的大きい容量に設定されている。また、バランサBa
は放電灯Laa,Labに対してAC−DC変換回路2
の出力の負極側に接続され、コンデンサC2は放電灯L
aa,Labに対してAC−DC変換回路2の出力の正
極側に接続される。制御回路3には外部の調光回路4か
らPWM信号の形で調光信号が入力され、点灯状態での
調光制御が可能になっている。
ダクタL1と共振用のコンデンサC1との直列回路が接
続され、さらにバランサBaの各巻線にそれぞれ放電灯
Laa,Labを直列接続した直列回路同士の並列回路
と共振用のコンデンサC2との直列回路がコンデンサC
1に並列接続される。コンデンサC1はインダクタL1
とともに形成する共振回路の共振周波数がスイッチング
素子Q1,Q2のオンオフの周波数付近になるように比
較的小さい容量に設定され、コンデンサC2は放電灯L
aa,Labにランプ電流を流すことができるように比
較的大きい容量に設定されている。また、バランサBa
は放電灯Laa,Labに対してAC−DC変換回路2
の出力の負極側に接続され、コンデンサC2は放電灯L
aa,Labに対してAC−DC変換回路2の出力の正
極側に接続される。制御回路3には外部の調光回路4か
らPWM信号の形で調光信号が入力され、点灯状態での
調光制御が可能になっている。
【0028】ところで、本実施形態の特徴点は、無負荷
時の共振特性(実線)と、1灯のみが点灯した状態での
共振特性(一点鎖線)とを図1(b)のように設定した
点にある。つまり、放電灯Laa,Labの始動電圧を
Vsとするとき、両共振特性が始動電圧Vsの点で交差
するようにインダクタL1、コンデンサC1,C2、バ
ランサBaのインダクタンスを設定するのである。
時の共振特性(実線)と、1灯のみが点灯した状態での
共振特性(一点鎖線)とを図1(b)のように設定した
点にある。つまり、放電灯Laa,Labの始動電圧を
Vsとするとき、両共振特性が始動電圧Vsの点で交差
するようにインダクタL1、コンデンサC1,C2、バ
ランサBaのインダクタンスを設定するのである。
【0029】このような共振特性に設定すれば、予熱後
に2灯の放電灯Laa,Labがともに点灯していない
状態でインバータ回路1の動作周波数を始動周波数fs
まで引き下げると、放電灯Laa,Labには始動電圧
Vsが印加されるから、放電灯Laa,Labが正常で
あれば少なくとも一方の放電灯Laa,Labが始動す
る。ここで、1灯の放電灯Laa,Labのみが点灯し
たとしても、共振特性は図1(b)の一点鎖線のように
なるから、未点灯の放電灯Laa,Labに対して始動
電圧Vsを印加し続けることができ、結果的に両放電灯
Laa,Labを点灯させることが可能になる。
に2灯の放電灯Laa,Labがともに点灯していない
状態でインバータ回路1の動作周波数を始動周波数fs
まで引き下げると、放電灯Laa,Labには始動電圧
Vsが印加されるから、放電灯Laa,Labが正常で
あれば少なくとも一方の放電灯Laa,Labが始動す
る。ここで、1灯の放電灯Laa,Labのみが点灯し
たとしても、共振特性は図1(b)の一点鎖線のように
なるから、未点灯の放電灯Laa,Labに対して始動
電圧Vsを印加し続けることができ、結果的に両放電灯
Laa,Labを点灯させることが可能になる。
【0030】なお、無負荷時の共振周波数f0と1灯だ
け点灯したときの共振周波数f1と始動周波数fsとの
関係は、f0<fs<f1に設定される。これは、次の
理由による。つまり、1灯が点灯したときに、共振周波
数f1よりも高い周波数で十分な始動電圧Vsを得よう
とすれば、バランサBaのインダクタンスを大きくする
必要があり、バランサBaが嵩だかになるという問題が
生じる。また逆に、共振周波数f2付近で始動させよう
とすると、バランサBaを小型化することができるもの
の、共振電圧の最大値が小さいからバランサBaのばら
つきの影響を受けやすくなって十分な始動電圧Vs得る
のが難しくなるのである。したがって、f0<fs<f
1の関係に設定すれば、比較的小型のバランサBaを用
いながらもバランサBaのばらつきの影響を受けにくく
なる。
け点灯したときの共振周波数f1と始動周波数fsとの
関係は、f0<fs<f1に設定される。これは、次の
理由による。つまり、1灯が点灯したときに、共振周波
数f1よりも高い周波数で十分な始動電圧Vsを得よう
とすれば、バランサBaのインダクタンスを大きくする
必要があり、バランサBaが嵩だかになるという問題が
生じる。また逆に、共振周波数f2付近で始動させよう
とすると、バランサBaを小型化することができるもの
の、共振電圧の最大値が小さいからバランサBaのばら
つきの影響を受けやすくなって十分な始動電圧Vs得る
のが難しくなるのである。したがって、f0<fs<f
1の関係に設定すれば、比較的小型のバランサBaを用
いながらもバランサBaのばらつきの影響を受けにくく
なる。
【0031】(実施形態2)本実施形態は図2(a)に
示すように回路としては実施形態1と同じ構成を採用し
ている。ただし、図2(b)に示すように、無負荷時
(実線)での始動周波数fs1と1灯が点灯した状態で
の始動周波数fs2とを異ならせるようにした点で実施
形態1と異なるものである。このため、制御回路3にお
ける始動の制御が実施形態1と異なっている。すなわ
ち、実施形態1では無負荷時と1灯点灯時とでインバー
タ回路1の動作周波数を変化させることなく始動電圧V
sを印加しようとしていたが、本実施形態では無負荷時
と1灯点灯時とでは共振特性が変化することに着目して
無負荷時と1灯点灯時とでインバータ回路1の動作周波
数を異ならせているのである。
示すように回路としては実施形態1と同じ構成を採用し
ている。ただし、図2(b)に示すように、無負荷時
(実線)での始動周波数fs1と1灯が点灯した状態で
の始動周波数fs2とを異ならせるようにした点で実施
形態1と異なるものである。このため、制御回路3にお
ける始動の制御が実施形態1と異なっている。すなわ
ち、実施形態1では無負荷時と1灯点灯時とでインバー
タ回路1の動作周波数を変化させることなく始動電圧V
sを印加しようとしていたが、本実施形態では無負荷時
と1灯点灯時とでは共振特性が変化することに着目して
無負荷時と1灯点灯時とでインバータ回路1の動作周波
数を異ならせているのである。
【0032】具体的には、図2(b)に示すように、両
放電灯Laa,Labの始動電圧Vsが等しいものとし
て、無負荷時には図2(b)に実線で示す共振特性に対
して始動周波数fs1でインバータ回路1を動作させる
ことにより始動電圧Vsを与え、1灯が点灯した後は、
図2(b)に一点鎖線で示す共振特性に対して始動電圧
Vsが得られるように、始動周波数fs1よりも高い始
動周波数fs2でインバータ回路1を動作させるのであ
る。ここに、無負荷か1灯点灯かをとくに判別すること
なく、始動周波数fs1でインバータ回路1を動作させ
一定時間後に始動周波数fs2でインバータ回路1を動
作させる状態に切り換えるように制御回路3を構成して
いる。
放電灯Laa,Labの始動電圧Vsが等しいものとし
て、無負荷時には図2(b)に実線で示す共振特性に対
して始動周波数fs1でインバータ回路1を動作させる
ことにより始動電圧Vsを与え、1灯が点灯した後は、
図2(b)に一点鎖線で示す共振特性に対して始動電圧
Vsが得られるように、始動周波数fs1よりも高い始
動周波数fs2でインバータ回路1を動作させるのであ
る。ここに、無負荷か1灯点灯かをとくに判別すること
なく、始動周波数fs1でインバータ回路1を動作させ
一定時間後に始動周波数fs2でインバータ回路1を動
作させる状態に切り換えるように制御回路3を構成して
いる。
【0033】本実施形態の構成を採用すれば、無負荷時
と1灯点灯時とでの共振特性の交点で始動電圧Vsが得
られるように設計する必要がなく、設計の自由度が高く
なる。つまり、無負荷時と1灯点灯時とでの共振特性の
交点で始動電圧Vsが得られない場合でも、2灯の放電
灯Laa,Labを確実に始動することができるように
なる。しかも、両共振特性の交点で放電灯Laa,La
bに印加される電圧は始動電圧Vsより低くくすること
ができるから、バランサBaの巻線のインダクタンスを
実施形態1よりも小さくすることが可能であり、結果的
にバランサBaの小型化につながる。他の構成および動
作は実施形態1と同様である。
と1灯点灯時とでの共振特性の交点で始動電圧Vsが得
られるように設計する必要がなく、設計の自由度が高く
なる。つまり、無負荷時と1灯点灯時とでの共振特性の
交点で始動電圧Vsが得られない場合でも、2灯の放電
灯Laa,Labを確実に始動することができるように
なる。しかも、両共振特性の交点で放電灯Laa,La
bに印加される電圧は始動電圧Vsより低くくすること
ができるから、バランサBaの巻線のインダクタンスを
実施形態1よりも小さくすることが可能であり、結果的
にバランサBaの小型化につながる。他の構成および動
作は実施形態1と同様である。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、高周波電圧を出力す
る高周波電源と、2灯の放電灯を含み前記高周波電圧が
共振系を通して印加される負荷回路とを備え、無負荷時
の負荷回路の共振特性と1灯点灯時の負荷回路の共振特
性とが異なる放電灯点灯装置であって、負荷回路の無負
荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付近で放電灯に始
動電圧が印加されるように共振系が構成されているもの
であり、放電灯の特性のばらつきなどによって2灯の放
電灯のうちの一方が始動し他方が始動しない場合でも、
他方の放電灯に始動電圧を印加することが可能になり、
2灯ともに点灯させることが可能になる。
る高周波電源と、2灯の放電灯を含み前記高周波電圧が
共振系を通して印加される負荷回路とを備え、無負荷時
の負荷回路の共振特性と1灯点灯時の負荷回路の共振特
性とが異なる放電灯点灯装置であって、負荷回路の無負
荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付近で放電灯に始
動電圧が印加されるように共振系が構成されているもの
であり、放電灯の特性のばらつきなどによって2灯の放
電灯のうちの一方が始動し他方が始動しない場合でも、
他方の放電灯に始動電圧を印加することが可能になり、
2灯ともに点灯させることが可能になる。
【0035】請求項2の発明は、高周波電圧を出力する
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、無負荷時に
放電灯に始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周
波数と、1灯の放電灯が点灯したときに残りの放電灯に
始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周波数とを
ほぼ一致させるように無負荷時と1灯点灯時との負荷回
路の共振特性が設定されたものであり、放電灯の特性の
ばらつきなどによって2灯の放電灯のうちの一方が始動
し他方が始動しない場合でも、他方の放電灯に始動電圧
を印加することが可能になり、2灯ともに点灯させるこ
とが可能になる。
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、無負荷時に
放電灯に始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周
波数と、1灯の放電灯が点灯したときに残りの放電灯に
始動電圧を印加するときの高周波電源の出力周波数とを
ほぼ一致させるように無負荷時と1灯点灯時との負荷回
路の共振特性が設定されたものであり、放電灯の特性の
ばらつきなどによって2灯の放電灯のうちの一方が始動
し他方が始動しない場合でも、他方の放電灯に始動電圧
を印加することが可能になり、2灯ともに点灯させるこ
とが可能になる。
【0036】請求項3の発明は、高周波電圧を出力する
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、負荷回路の無負荷時と1灯点灯時との共振特性の交
点付近で放電灯に始動電圧が印加されるようにインダク
タと第1および第2の共振用のコンデンサとバランサと
が設定されているものであり、放電灯の特性のばらつき
などによって2灯の放電灯のうちの一方が始動し他方が
始動しない場合でも、他方の放電灯に始動電圧を印加す
ることが可能になり、2灯ともに点灯させることが可能
になる。
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、負荷回路の無負荷時と1灯点灯時との共振特性の交
点付近で放電灯に始動電圧が印加されるようにインダク
タと第1および第2の共振用のコンデンサとバランサと
が設定されているものであり、放電灯の特性のばらつき
などによって2灯の放電灯のうちの一方が始動し他方が
始動しない場合でも、他方の放電灯に始動電圧を印加す
ることが可能になり、2灯ともに点灯させることが可能
になる。
【0037】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のであり、共振用のコンデンサを放電灯への直流成分を
カットに兼用しているから部品点数の増加を抑制するこ
とができる。
3の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のであり、共振用のコンデンサを放電灯への直流成分を
カットに兼用しているから部品点数の増加を抑制するこ
とができる。
【0038】請求項5の発明は、高周波電圧を出力する
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み前記高周波電圧が共振系を通して印加され
る負荷回路とを備え、無負荷時の負荷回路の共振特性と
1灯点灯時の負荷回路の共振特性とが異なる放電灯点灯
装置であって、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に
始動電圧を印加する出力周波数に設定した後に、1灯点
灯時に放電灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波
数に切り換えるものであり、放電灯の特性のばらつきな
どによって2灯の放電灯のうちの一方が始動し他方が始
動しない場合でも、他方の放電灯に始動電圧を印加する
ことが可能になり、2灯ともに点灯させることが可能に
なる。しかも、高周波電源の出力周波数を変化させるこ
とによって両放電灯を確実に始動させるから、回路定数
は比較的広い範囲で選択可能であり、設計が容易であ
る。
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み前記高周波電圧が共振系を通して印加され
る負荷回路とを備え、無負荷時の負荷回路の共振特性と
1灯点灯時の負荷回路の共振特性とが異なる放電灯点灯
装置であって、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に
始動電圧を印加する出力周波数に設定した後に、1灯点
灯時に放電灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波
数に切り換えるものであり、放電灯の特性のばらつきな
どによって2灯の放電灯のうちの一方が始動し他方が始
動しない場合でも、他方の放電灯に始動電圧を印加する
ことが可能になり、2灯ともに点灯させることが可能に
なる。しかも、高周波電源の出力周波数を変化させるこ
とによって両放電灯を確実に始動させるから、回路定数
は比較的広い範囲で選択可能であり、設計が容易であ
る。
【0039】請求項6の発明は、高周波電圧を出力する
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、前記高周波
電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周
波数に設定した後に、1灯点灯時に放電灯にほぼ等しい
始動電圧を印加する出力周波数に切り換えるものであ
り、放電灯の特性のばらつきなどによって2灯の放電灯
のうちの一方が始動し他方が始動しない場合でも、他方
の放電灯に始動電圧を印加することが可能になり、2灯
ともに点灯させることが可能になる。しかも、高周波電
源の出力周波数を変化させることによって両放電灯を確
実に始動させるから、回路定数は比較的広い範囲で選択
可能であり、設計が容易である。
とともに出力周波数が可変である高周波電源と、2灯の
放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負荷回
路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に接続
されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサの直
列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバラン
サと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同士を
並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振用の
コンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共振用
のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコンデン
サに並列接続した放電灯点灯装置であって、前記高周波
電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周
波数に設定した後に、1灯点灯時に放電灯にほぼ等しい
始動電圧を印加する出力周波数に切り換えるものであ
り、放電灯の特性のばらつきなどによって2灯の放電灯
のうちの一方が始動し他方が始動しない場合でも、他方
の放電灯に始動電圧を印加することが可能になり、2灯
ともに点灯させることが可能になる。しかも、高周波電
源の出力周波数を変化させることによって両放電灯を確
実に始動させるから、回路定数は比較的広い範囲で選択
可能であり、設計が容易である。
【0040】請求項7の発明は、高周波電圧を出力する
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を
印加する出力周波数に設定した後に、1灯点灯時に放電
灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波数に切り換
えるものであり、放電灯の特性のばらつきなどによって
2灯の放電灯のうちの一方が始動し他方が始動しない場
合でも、他方の放電灯に始動電圧を印加することが可能
になり、2灯ともに点灯させることが可能になる。しか
も、高周波電源の出力周波数を変化させることによって
両放電灯を確実に始動させるから、回路定数は比較的広
い範囲で選択可能であり、設計が容易である。
高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周波電源の出力端
間に接続された負荷回路とを備え、負荷回路が、高周波
電源の出力端間に接続されたインダクタおよび第1の共
振用のコンデンサの直列回路と、前記各放電灯に巻線が
直列接続されたバランサと、バランサの各巻線と各放電
灯との直列回路同士を並列接続した並列回路に直列接続
された第2の共振用のコンデンサとを備え、放電灯とバ
ランサと第2の共振用のコンデンサとからなる回路を第
1の共振用のコンデンサに並列接続し、放電灯の点灯時
に高周波電源の出力周波数を変化させることによって放
電灯の光出力を調光可能とした放電灯点灯装置であっ
て、前記高周波電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を
印加する出力周波数に設定した後に、1灯点灯時に放電
灯にほぼ等しい始動電圧を印加する出力周波数に切り換
えるものであり、放電灯の特性のばらつきなどによって
2灯の放電灯のうちの一方が始動し他方が始動しない場
合でも、他方の放電灯に始動電圧を印加することが可能
になり、2灯ともに点灯させることが可能になる。しか
も、高周波電源の出力周波数を変化させることによって
両放電灯を確実に始動させるから、回路定数は比較的広
い範囲で選択可能であり、設計が容易である。
【0041】請求項8の発明は、請求項6または請求項
7の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のであり、共振用のコンデンサを放電灯への直流成分を
カットに兼用しているから部品点数の増加を抑制するこ
とができる。
7の発明において、第1および第2の共振用のコンデン
サが放電灯への直流成分のカット用に兼用されているも
のであり、共振用のコンデンサを放電灯への直流成分を
カットに兼用しているから部品点数の増加を抑制するこ
とができる。
【0042】請求項9の発明は、請求項5ないし請求項
8の発明において、前記高周波電源が1灯点灯時に放電
灯に始動電圧を印加する出力周波数を、前記高周波電源
が無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数よ
りも高く設定しているものであり、1灯点灯時の共振周
波数を無負荷時よりも高く設定することになりバランサ
のインダクタンスを比較的小さく設定することが可能に
なって、結果的にバランサを小型化することができる。
8の発明において、前記高周波電源が1灯点灯時に放電
灯に始動電圧を印加する出力周波数を、前記高周波電源
が無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数よ
りも高く設定しているものであり、1灯点灯時の共振周
波数を無負荷時よりも高く設定することになりバランサ
のインダクタンスを比較的小さく設定することが可能に
なって、結果的にバランサを小型化することができる。
【図1】本発明の実施形態1を示し、(a)は回路図、
(b)は動作説明図である。
(b)は動作説明図である。
【図2】本発明の実施形態2を示し,(a)は回路図、
(b)は動作説明図である。
(b)は動作説明図である。
【図3】従来例を示す概略構成図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】同上の具体例を示す回路図である。
【図7】他の従来例を示す回路図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】同上の要部の等価回路図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の動作説明図である。
1 インバータ回路 2 AC−DC変換回路 3 制御回路 4 調光回路 Ba バランサ C1 コンデンサ C2 コンデンサ L1 インダクタ Laa,Lab 放電灯 Q1,Q2 スイッチング素子 Vh 高周波電源
Claims (9)
- 【請求項1】 高周波電圧を出力する高周波電源と、2
灯の放電灯を含み前記高周波電圧が共振系を通して印加
される負荷回路とを備え、無負荷時の負荷回路の共振特
性と1灯点灯時の負荷回路の共振特性とが異なる放電灯
点灯装置であって、負荷回路の無負荷時と1灯点灯時と
の共振特性の交点付近で放電灯に始動電圧が印加される
ように共振系が構成されていることを特徴とする放電灯
点灯装置。 - 【請求項2】 高周波電圧を出力するとともに出力周波
数が可変である高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周
波電源の出力端間に接続された負荷回路とを備え、負荷
回路が、高周波電源の出力端間に接続されたインダクタ
および第1の共振用のコンデンサの直列回路と、前記各
放電灯に巻線が直列接続されたバランサと、バランサの
各巻線と各放電灯との直列回路同士を並列接続した並列
回路に直列接続された第2の共振用のコンデンサとを備
え、放電灯とバランサと第2の共振用のコンデンサとか
らなる回路を第1の共振用のコンデンサに並列接続した
放電灯点灯装置であって、無負荷時に放電灯に始動電圧
を印加するときの高周波電源の出力周波数と、1灯の放
電灯が点灯したときに残りの放電灯に始動電圧を印加す
るときの高周波電源の出力周波数とをほぼ一致させるよ
うに無負荷時と1灯点灯時との負荷回路の共振特性が設
定されたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項3】 高周波電圧を出力する高周波電源と、2
灯の放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負
荷回路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に
接続されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサ
の直列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバ
ランサと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同
士を並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振
用のコンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共
振用のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコン
デンサに並列接続し、放電灯の点灯時に高周波電源の出
力周波数を変化させることによって放電灯の光出力を調
光可能とした放電灯点灯装置であって、負荷回路の無負
荷時と1灯点灯時との共振特性の交点付近で放電灯に始
動電圧が印加されるようにインダクタと第1および第2
の共振用のコンデンサとバランサとが設定されているこ
とを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 第1および第2の共振用のコンデンサが
放電灯への直流成分のカット用に兼用されていることを
特徴とする請求項2または請求項3記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項5】 高周波電圧を出力するとともに出力周波
数が可変である高周波電源と、2灯の放電灯を含み前記
高周波電圧が共振系を通して印加される負荷回路とを備
え、無負荷時の負荷回路の共振特性と1灯点灯時の負荷
回路の共振特性とが異なる放電灯点灯装置であって、前
記高周波電源は、無負荷時に放電灯に始動電圧を印加す
る出力周波数に設定した後に、1灯点灯時に放電灯にほ
ぼ等しい始動電圧を印加する出力周波数に切り換えるこ
とを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項6】 高周波電圧を出力するとともに出力周波
数が可変である高周波電源と、2灯の放電灯を含み高周
波電源の出力端間に接続された負荷回路とを備え、負荷
回路が、高周波電源の出力端間に接続されたインダクタ
および第1の共振用のコンデンサの直列回路と、前記各
放電灯に巻線が直列接続されたバランサと、バランサの
各巻線と各放電灯との直列回路同士を並列接続した並列
回路に直列接続された第2の共振用のコンデンサとを備
え、放電灯とバランサと第2の共振用のコンデンサとか
らなる回路を第1の共振用のコンデンサに並列接続した
放電灯点灯装置であって、前記高周波電源は、無負荷時
に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数に設定した後
に、1灯点灯時に放電灯にほぼ等しい始動電圧を印加す
る出力周波数に切り換えることを特徴とする放電灯点灯
装置。 - 【請求項7】 高周波電圧を出力する高周波電源と、2
灯の放電灯を含み高周波電源の出力端間に接続された負
荷回路とを備え、負荷回路が、高周波電源の出力端間に
接続されたインダクタおよび第1の共振用のコンデンサ
の直列回路と、前記各放電灯に巻線が直列接続されたバ
ランサと、バランサの各巻線と各放電灯との直列回路同
士を並列接続した並列回路に直列接続された第2の共振
用のコンデンサとを備え、放電灯とバランサと第2の共
振用のコンデンサとからなる回路を第1の共振用のコン
デンサに並列接続し、放電灯の点灯時に高周波電源の出
力周波数を変化させることによって放電灯の光出力を調
光可能とした放電灯点灯装置であって、前記高周波電源
は、無負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数
に設定した後に、1灯点灯時に放電灯にほぼ等しい始動
電圧を印加する出力周波数に切り換えることを特徴とす
る放電灯点灯装置。 - 【請求項8】 第1および第2の共振用のコンデンサが
放電灯への直流成分のカット用に兼用されていることを
特徴とする請求項6または請求項7記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項9】 前記高周波電源が1灯点灯時に放電灯に
始動電圧を印加する出力周波数が、前記高周波電源が無
負荷時に放電灯に始動電圧を印加する出力周波数よりも
高く設定されていることを特徴とする請求項5ないし請
求項8のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19471298A JP2000030881A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19471298A JP2000030881A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000030881A true JP2000030881A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16329004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19471298A Pending JP2000030881A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000030881A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007090139A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 超音波発生装置及び超音波美容装置 |
| JP2007200720A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及び照明器具 |
| JP2008135311A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Taiyo Yuden Co Ltd | 放電灯点灯装置 |
-
1998
- 1998-07-09 JP JP19471298A patent/JP2000030881A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007090139A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 超音波発生装置及び超音波美容装置 |
| JP2007200720A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及び照明器具 |
| JP2008135311A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Taiyo Yuden Co Ltd | 放電灯点灯装置 |
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|
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