JP2000028444A - 圧力検出装置 - Google Patents
圧力検出装置Info
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- JP2000028444A JP2000028444A JP10198502A JP19850298A JP2000028444A JP 2000028444 A JP2000028444 A JP 2000028444A JP 10198502 A JP10198502 A JP 10198502A JP 19850298 A JP19850298 A JP 19850298A JP 2000028444 A JP2000028444 A JP 2000028444A
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- pressure
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- planar piezoelectric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のこの種のバイモルフ型の圧力検出装置
は物体の接触の有無を検出することはできたが、物体の
接触による圧力レベルを検出することができないという
課題があった。 【解決手段】 振動発生手段12と振動検出手段13と
振動特性制御手段16を集積した一つの面状振動体に圧
力が印加されると前記圧力に応じて変化する前記面状振
動体の振動特性を前記振動検出手段13により算出して
いる。従って、簡単な構成で圧力レベルを検出すること
ができる。
は物体の接触の有無を検出することはできたが、物体の
接触による圧力レベルを検出することができないという
課題があった。 【解決手段】 振動発生手段12と振動検出手段13と
振動特性制御手段16を集積した一つの面状振動体に圧
力が印加されると前記圧力に応じて変化する前記面状振
動体の振動特性を前記振動検出手段13により算出して
いる。従って、簡単な構成で圧力レベルを検出すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧力検出装置に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧力検出装置は以下のよ
うなものであった。
うなものであった。
【0003】先ず、IEEE Transaction on Electron Dev
ices, vol.ED-26, No.5,p815〜p817,1979(以下、従来
例1とする)では図12のようなバイモルフ型の圧力検
出装置が提案された。これは、同図に示すように、圧電
フィルム1a及び2aの両面に電極1b、1c及び2
b、2cを設けた帯状の圧電フィルム1、2を2枚貼り
あわせ、その一端を支持部3により片持ち梁型に支持
し、圧電フィルム1に発信部4から電圧を印加して振動
させ、圧電フィルム2から前記振動による出力を取り出
す構成であった。そしてこの構成により、物体5が圧電
フィルム2に接触すると圧電フィルム2の出力信号が変
化することに基づき物体の接触を検出していた。図13
はこの際の物体5の接触位置L、発信部4の印加電圧の
周波数fをパラメ−タにして、圧電フィルム2の出力信
号Vと接触位置Lの関係を示したものである。同図か
ら、適切な周波数fを選択して、出力信号Vを監視する
ことにより、接触位置Lが検出されることは明らかであ
る。
ices, vol.ED-26, No.5,p815〜p817,1979(以下、従来
例1とする)では図12のようなバイモルフ型の圧力検
出装置が提案された。これは、同図に示すように、圧電
フィルム1a及び2aの両面に電極1b、1c及び2
b、2cを設けた帯状の圧電フィルム1、2を2枚貼り
あわせ、その一端を支持部3により片持ち梁型に支持
し、圧電フィルム1に発信部4から電圧を印加して振動
させ、圧電フィルム2から前記振動による出力を取り出
す構成であった。そしてこの構成により、物体5が圧電
フィルム2に接触すると圧電フィルム2の出力信号が変
化することに基づき物体の接触を検出していた。図13
はこの際の物体5の接触位置L、発信部4の印加電圧の
周波数fをパラメ−タにして、圧電フィルム2の出力信
号Vと接触位置Lの関係を示したものである。同図か
ら、適切な周波数fを選択して、出力信号Vを監視する
ことにより、接触位置Lが検出されることは明らかであ
る。
【0004】また、特開平8−62068号公報(以
下、従来例2とする)では指紋のような微細な山と谷の
分布を検出する圧力検出装置が開示された。これは図1
4のように圧電フィルム6の表面と裏面に複数の走査電
極6a、6bをマトリクス状に形成し、それに絶縁保護
フィルム7、絶縁フィルム8、高周波振動体9を積層し
たものであった。そして上記構成により絶縁保護フィル
ム7上に物体が接触するとその物体の山と谷による起伏
を圧電センサの多数の圧力検出ポイントで受け、マトリ
クス状の走査電極6a、6bで走査することによって前
記の山と谷の分布を検出していた。一例として図15に
指10で絶縁保護フィルム7を触れた際に指紋の山と谷
の分布を検出する様子を示した。
下、従来例2とする)では指紋のような微細な山と谷の
分布を検出する圧力検出装置が開示された。これは図1
4のように圧電フィルム6の表面と裏面に複数の走査電
極6a、6bをマトリクス状に形成し、それに絶縁保護
フィルム7、絶縁フィルム8、高周波振動体9を積層し
たものであった。そして上記構成により絶縁保護フィル
ム7上に物体が接触するとその物体の山と谷による起伏
を圧電センサの多数の圧力検出ポイントで受け、マトリ
クス状の走査電極6a、6bで走査することによって前
記の山と谷の分布を検出していた。一例として図15に
指10で絶縁保護フィルム7を触れた際に指紋の山と谷
の分布を検出する様子を示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1の圧力検出装置では、図11のような特性に基づき物
体5の圧電フィルム2への接触の有無や接触位置を検出
することはできるが、物体5の接触による圧力レベルを
検出することはできなという課題を有していた。
1の圧力検出装置では、図11のような特性に基づき物
体5の圧電フィルム2への接触の有無や接触位置を検出
することはできるが、物体5の接触による圧力レベルを
検出することはできなという課題を有していた。
【0006】また、片持ち梁型の構造のため物体が繰り
返し接触すると圧電フィルムにへたりが生じて検出感度
が低下してしまうといった課題を有していた。
返し接触すると圧電フィルムにへたりが生じて検出感度
が低下してしまうといった課題を有していた。
【0007】また、従来例2の圧力検出装置では、上記
のような片持ち梁型の構造による耐久性の課題は無い
が、圧電センサの多数の圧力検出ポイントで検出できる
のは、例えば図14のように各交点に指紋パターンの山
の部分が当たっているのか谷の部分が当たっているのか
ということでしかない。すなわち、引例2は上記各ポイ
ントにおける物体の接触の有無を検出するものであり、
各ポイントで物体の圧力レベルを検出することはできな
いという課題を有していた。
のような片持ち梁型の構造による耐久性の課題は無い
が、圧電センサの多数の圧力検出ポイントで検出できる
のは、例えば図14のように各交点に指紋パターンの山
の部分が当たっているのか谷の部分が当たっているのか
ということでしかない。すなわち、引例2は上記各ポイ
ントにおける物体の接触の有無を検出するものであり、
各ポイントで物体の圧力レベルを検出することはできな
いという課題を有していた。
【0008】また、種々の用途で、圧力と振動を同時に
検出することが、望まれているが、両従来例ともこの種
の要望に応えることができないという課題を有してい
た。
検出することが、望まれているが、両従来例ともこの種
の要望に応えることができないという課題を有してい
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、面状圧電体の一端に設けられた振動発生
手段と、前記振動発生手段と分離して前記面状圧電体の
中間部に設けられた振動検出手段と、前記面状圧電体の
他端に設けられた振動特性制御手段と、前記面状圧電体
に印加される圧力を算出する圧力算出手段を備え、前記
振動発生手段により前記面状圧電体の前記一端を振動さ
せ、前記面状圧電体に圧力が印加されると前記圧力に応
じて変化する前記面状圧電体の振動特性を前記振動検出
手段により検出し、前記振動検出手段の出力信号に基づ
き前記圧力を前記圧力算出手段により算出する圧力検出
装置である。
決するために、面状圧電体の一端に設けられた振動発生
手段と、前記振動発生手段と分離して前記面状圧電体の
中間部に設けられた振動検出手段と、前記面状圧電体の
他端に設けられた振動特性制御手段と、前記面状圧電体
に印加される圧力を算出する圧力算出手段を備え、前記
振動発生手段により前記面状圧電体の前記一端を振動さ
せ、前記面状圧電体に圧力が印加されると前記圧力に応
じて変化する前記面状圧電体の振動特性を前記振動検出
手段により検出し、前記振動検出手段の出力信号に基づ
き前記圧力を前記圧力算出手段により算出する圧力検出
装置である。
【0010】上記発明によれば、面状圧電体に圧力が印
加されると前記圧力に応じて変化する前記面状圧電体の
振動特性を前記振動検出手段により算出するため、簡単
な構成で圧力レベルを検出することができる。
加されると前記圧力に応じて変化する前記面状圧電体の
振動特性を前記振動検出手段により算出するため、簡単
な構成で圧力レベルを検出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる圧力検
出装置は、面状圧電体の一端に設けられた振動発生手段
と、前記振動発生手段と分離して前記面状圧電体の中間
部に設けられた振動検出手段と、前記面状圧電体の他端
に設けられた振動特性制御手段と、前記面状圧電体に印
加される圧力を算出する圧力算出手段を備え、前記振動
発生手段により前記面状圧電体の前記一端を振動させ、
前記面状圧電体に圧力が印加されると前記圧力に応じて
変化する前記面状圧電体の振動特性を前記振動検出手段
により検出し、前記振動検出手段の出力信号に基づき前
記圧力を前記圧力算出手段により算出する。
出装置は、面状圧電体の一端に設けられた振動発生手段
と、前記振動発生手段と分離して前記面状圧電体の中間
部に設けられた振動検出手段と、前記面状圧電体の他端
に設けられた振動特性制御手段と、前記面状圧電体に印
加される圧力を算出する圧力算出手段を備え、前記振動
発生手段により前記面状圧電体の前記一端を振動させ、
前記面状圧電体に圧力が印加されると前記圧力に応じて
変化する前記面状圧電体の振動特性を前記振動検出手段
により検出し、前記振動検出手段の出力信号に基づき前
記圧力を前記圧力算出手段により算出する。
【0012】そして、前記面状圧電体に圧力が印加され
ると前記圧力に応じて変化する前記面状圧電体の振動特
性を前記振動検出手段により算出するため、簡単な構成
で圧力レベルを検出することができる。
ると前記圧力に応じて変化する前記面状圧電体の振動特
性を前記振動検出手段により算出するため、簡単な構成
で圧力レベルを検出することができる。
【0013】本発明の請求項2にかかる圧力検出装置
は、振動発生手段は面状圧電体の一端とその両面に形成
され、且つ互いに対向する振動発生用電極膜で構成さ
れ、振動検出手段は面状圧電体の中間部とその両面に形
成され、且つ互いに対向する振動検出電極膜で構成てい
る。
は、振動発生手段は面状圧電体の一端とその両面に形成
され、且つ互いに対向する振動発生用電極膜で構成さ
れ、振動検出手段は面状圧電体の中間部とその両面に形
成され、且つ互いに対向する振動検出電極膜で構成てい
る。
【0014】そして、振動発生手段も振動検出手段も面
状圧電体を介して、互いに対向する電極膜で構成されて
いるので、面状振動体に効率的に振動を発生させると共
に面状振動体に生じた歪を効率的に検出電圧としても発
生させることができる。
状圧電体を介して、互いに対向する電極膜で構成されて
いるので、面状振動体に効率的に振動を発生させると共
に面状振動体に生じた歪を効率的に検出電圧としても発
生させることができる。
【0015】本発明の請求項3にかかる圧力検出装置
は、面状圧電体の一部で振動特性制御手段は構成されて
いる。
は、面状圧電体の一部で振動特性制御手段は構成されて
いる。
【0016】そして、振動特性制御手段に面状圧電体と
異なる材料を用いていないので、簡単な構成で圧力検出
装置を構成できる。本発明の請求項4にかかる圧力検出
装置は、振動検出手段を面状圧電体の長さの(0.4〜
0.6)の位置に配置した構成である。
異なる材料を用いていないので、簡単な構成で圧力検出
装置を構成できる。本発明の請求項4にかかる圧力検出
装置は、振動検出手段を面状圧電体の長さの(0.4〜
0.6)の位置に配置した構成である。
【0017】そして、面状圧電体を振動させたとき、そ
の長さ方向の中央部に最も大きな歪が生じ、それぞれ両
端に向かうと共に歪は減衰する。従って、振動検出手段
は面状圧電体の長さの中央部近傍に配置されているの
で、大きな検出電圧を得ることができる。
の長さ方向の中央部に最も大きな歪が生じ、それぞれ両
端に向かうと共に歪は減衰する。従って、振動検出手段
は面状圧電体の長さの中央部近傍に配置されているの
で、大きな検出電圧を得ることができる。
【0018】本発明の請求項5にかかる圧力検出装置
は、振動特性制御手段に圧力を印加する。
は、振動特性制御手段に圧力を印加する。
【0019】そして、振動特性制御手段に圧力を印加し
ているときでも、振動発生手段や振動検出手段に圧力を
印加しないので、安定な振動の発生や検出ができる。
ているときでも、振動発生手段や振動検出手段に圧力を
印加しないので、安定な振動の発生や検出ができる。
【0020】本発明の請求項6にかかる圧力検出装置で
は、振動特性として振動の振幅、共振周波数の少なくと
も1つを用いている。
は、振動特性として振動の振幅、共振周波数の少なくと
も1つを用いている。
【0021】そして、振動特性として振動の振幅を用い
た場合、印加圧力や重量に対する感度が大きく、また、
振動の共振周波数を用いた場合、検出電圧の変動の影響
を受け難い利点がある。
た場合、印加圧力や重量に対する感度が大きく、また、
振動の共振周波数を用いた場合、検出電圧の変動の影響
を受け難い利点がある。
【0022】本発明の請求項7にかかる圧力検出装置
は、面状圧電体の一つの表面に振動発生用電極としても
振動検出用電極としても作用する共通電極膜を設けて構
成される。
は、面状圧電体の一つの表面に振動発生用電極としても
振動検出用電極としても作用する共通電極膜を設けて構
成される。
【0023】そして、共通電極膜は、振動発生用電極膜
の一つとしても、また、振動検出用電極膜の一つとして
も使用される。すなわち、振動発生用と振動検出用の両
者に共通な電極膜であるので、電極膜構成が簡単になる
のみならず、引き出しリ−ド線の数も低減できる。
の一つとしても、また、振動検出用電極膜の一つとして
も使用される。すなわち、振動発生用と振動検出用の両
者に共通な電極膜であるので、電極膜構成が簡単になる
のみならず、引き出しリ−ド線の数も低減できる。
【0024】本発明の請求項8にかかる圧力検出装置
は、複数の振動検出手段が設けられている。
は、複数の振動検出手段が設けられている。
【0025】そして、複数の検出信号を利用できるの
で、信頼性の高い圧力検出ができる。本発明の請求項9
にかかる圧力検出装置は、複数の振動検出手段の少なく
とも一つの振動検出手段と振動特性制御手段の両者に圧
力を印加している。
で、信頼性の高い圧力検出ができる。本発明の請求項9
にかかる圧力検出装置は、複数の振動検出手段の少なく
とも一つの振動検出手段と振動特性制御手段の両者に圧
力を印加している。
【0026】そして、振動発生手段は圧力を印加されな
い、また、他の振動検出手段も圧力を印加されないの
で、安定な振動の発生や検出ができる。更に、圧力の印
加された振動検出手段により、圧力印加状態が検出でき
るので、他の振動検出手段で得られた検出信号を圧力印
加状態に応じて補正できる。
い、また、他の振動検出手段も圧力を印加されないの
で、安定な振動の発生や検出ができる。更に、圧力の印
加された振動検出手段により、圧力印加状態が検出でき
るので、他の振動検出手段で得られた検出信号を圧力印
加状態に応じて補正できる。
【0027】本発明の請求項10にかかる圧力検出装置
は、面状圧電体の電気機械結合係数が、振動発生手段か
ら振動検出手段に向かう方向で最大である。
は、面状圧電体の電気機械結合係数が、振動発生手段か
ら振動検出手段に向かう方向で最大である。
【0028】そして、振動発生手段で発生した振動は、
振動検出手段に向かう方向で最大になるので、大きな検
出信号が振動検出手段により得られる。
振動検出手段に向かう方向で最大になるので、大きな検
出信号が振動検出手段により得られる。
【0029】本発明の請求項11にかかる圧力検出装置
は、振動検出手段の出力信号から振動発生手段が発生す
る振動周波数成分のみを分離する第1の濾波部と、前記
振動検出手段の出力信号から前記振動周波数以外の成分
を分離する第2の濾波部とを備え、分離したこれらの成
分に基づき面状圧電体に印加される圧力を算出するとと
もに前記面状圧電体に印加される前記振動周波数以外の
振動成分を検出する。
は、振動検出手段の出力信号から振動発生手段が発生す
る振動周波数成分のみを分離する第1の濾波部と、前記
振動検出手段の出力信号から前記振動周波数以外の成分
を分離する第2の濾波部とを備え、分離したこれらの成
分に基づき面状圧電体に印加される圧力を算出するとと
もに前記面状圧電体に印加される前記振動周波数以外の
振動成分を検出する。
【0030】そして、前記第1の濾波部の出力信号に基
づき前記面状圧電体に印加される圧力を算出し、前記第
2の濾波部の出力信号に基づき前記面状圧電体に印加さ
れる前記振動周波数以外の振動成分を検出するので、一
つの面状圧電体を用いて圧力と振動、すなわち静的な圧
力と動的な圧力の双方を同時に検出することができる。
づき前記面状圧電体に印加される圧力を算出し、前記第
2の濾波部の出力信号に基づき前記面状圧電体に印加さ
れる前記振動周波数以外の振動成分を検出するので、一
つの面状圧電体を用いて圧力と振動、すなわち静的な圧
力と動的な圧力の双方を同時に検出することができる。
【0031】
【実施例】以下、本本発明の実施例について図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0032】(実施例1)図1は本発明の実施例1の圧
力検出装置の構成を示す断面図である。面状圧電体11
の一端の両面に電極12aと12bが形成されている。
また、電極13aと13bが面状圧電体11の両面の中
間部に形成される。さらに、面状圧電体11の中間部か
ら他端まで面状圧電体11が延伸されている。電極12
aと12bに信号発生部14が接続され、また、電極1
3aと13bに圧力算出手段15が夫々接続される。振
動発生手段12は、互いに対向する電極12aと12b
およびこれら電極に挟さまれた部分の面状圧電体11a
とから構成される。また、振動検出手段13は、互いに
対向する電極13aと13bおよびこれら電極に挟さま
れた部分の面状圧電体11cとから構成される。電極1
2aと12bおよび電極13aと13bは、必ずしも互
いに対向する必要はない。しかし、後述するように、信
号発生部14で発生する発振信号が電極間の面状圧電体
11aに印加されたとき、互いに対向する電極12aと
12bは面状圧電体11aに最大の電界強度を与えるの
で、より効率的に面状圧電体11に振動を発生させるこ
とができる。また、互いに対向する電極13aと13b
は面状圧電体11cに生じた歪を効率よく検出電圧とし
て発生させることができる。
力検出装置の構成を示す断面図である。面状圧電体11
の一端の両面に電極12aと12bが形成されている。
また、電極13aと13bが面状圧電体11の両面の中
間部に形成される。さらに、面状圧電体11の中間部か
ら他端まで面状圧電体11が延伸されている。電極12
aと12bに信号発生部14が接続され、また、電極1
3aと13bに圧力算出手段15が夫々接続される。振
動発生手段12は、互いに対向する電極12aと12b
およびこれら電極に挟さまれた部分の面状圧電体11a
とから構成される。また、振動検出手段13は、互いに
対向する電極13aと13bおよびこれら電極に挟さま
れた部分の面状圧電体11cとから構成される。電極1
2aと12bおよび電極13aと13bは、必ずしも互
いに対向する必要はない。しかし、後述するように、信
号発生部14で発生する発振信号が電極間の面状圧電体
11aに印加されたとき、互いに対向する電極12aと
12bは面状圧電体11aに最大の電界強度を与えるの
で、より効率的に面状圧電体11に振動を発生させるこ
とができる。また、互いに対向する電極13aと13b
は面状圧電体11cに生じた歪を効率よく検出電圧とし
て発生させることができる。
【0033】なお、面状圧電体11b部分は、振動発生
手段12と振動検出手段13を分離させている。さら
に、振動特性制御手段16は、面状圧電体11の中間部
から他端までの面状圧電体11d部分から構成される。
しかし振動特性制御手段16は、面状圧電体11と異な
る材料で構成してもよい。しかし、この場合、振動特性
制御手段16は振動検出手段13と連続して接続されな
ければならないので、複雑な構成になり、また、接続作
業も必要とする。この点で、振動特性制御手段16は、
面状圧電体11dで構成されるほうが簡素な構成とな
り、接続作業も不用になるから好ましい。
手段12と振動検出手段13を分離させている。さら
に、振動特性制御手段16は、面状圧電体11の中間部
から他端までの面状圧電体11d部分から構成される。
しかし振動特性制御手段16は、面状圧電体11と異な
る材料で構成してもよい。しかし、この場合、振動特性
制御手段16は振動検出手段13と連続して接続されな
ければならないので、複雑な構成になり、また、接続作
業も必要とする。この点で、振動特性制御手段16は、
面状圧電体11dで構成されるほうが簡素な構成とな
り、接続作業も不用になるから好ましい。
【0034】面状圧電体11として、例えば、ポリフッ
化ビニリデン(PVDF)などのフィルム状高分子圧電
材料、樹脂と圧電体セラミック粉末の混合物、さらには
圧電セラミック等が用いられる。電極12a、12b、
13a、13bは、例えば銀ペーストを印刷・焼成して
形成するが、銅箔を使用したり、アルミ等の金属材料を
蒸着して形成してもよい。
化ビニリデン(PVDF)などのフィルム状高分子圧電
材料、樹脂と圧電体セラミック粉末の混合物、さらには
圧電セラミック等が用いられる。電極12a、12b、
13a、13bは、例えば銀ペーストを印刷・焼成して
形成するが、銅箔を使用したり、アルミ等の金属材料を
蒸着して形成してもよい。
【0035】次に動作、作用について説明する。振動発
生手段12では信号発生部14で発生する発振信号に応
じて、電極12aと12bに挟まれた面状圧電体11a
部分が振動する。ここで、前記発振信号の周波数をf1
とする。この振動は、電極12a、12b、13a、1
3bの形成されていない高分子圧電体11b(以下、単
に分離手段11bと記す)部分を経て、振動検出手段1
3や振動特性制御手段16に伝播し、面状圧電体11全
体がある特性をもって振動する。そしてその振動に応じ
て振動検出手段13では圧電起電力(検出電圧)が発生
する。面状圧電体11全体の振動は、発振信号の周波数
f1にも大きく依存する。発振信号の周波数f1を低周波
数から高周波数へと変化させたとき、振動検出手段13
で検出される検出電圧(電極13aと13b間で得られ
る信号)が最初に極大を示す周波数を第1共振周波数と
定義する。この第1共振周波数よりもさらに高い周波数
でも、高次の共振周波数が観測される。面状圧電体11
に圧力や重量を印加しないとき、後述するように、第1
共振周波数は、ほぼ面状圧電体11の長さL(図1)と
音速に依存して決まり、そのときの面状圧電体11の歪
や応力は、面状圧電体11の中央部で最大になる。振動
特性制御手段16は、面状圧電体11d部分のみで構成
され、電極を有していないが、前述したように、共振特
性を支配している点で振動特性を制御できる。
生手段12では信号発生部14で発生する発振信号に応
じて、電極12aと12bに挟まれた面状圧電体11a
部分が振動する。ここで、前記発振信号の周波数をf1
とする。この振動は、電極12a、12b、13a、1
3bの形成されていない高分子圧電体11b(以下、単
に分離手段11bと記す)部分を経て、振動検出手段1
3や振動特性制御手段16に伝播し、面状圧電体11全
体がある特性をもって振動する。そしてその振動に応じ
て振動検出手段13では圧電起電力(検出電圧)が発生
する。面状圧電体11全体の振動は、発振信号の周波数
f1にも大きく依存する。発振信号の周波数f1を低周波
数から高周波数へと変化させたとき、振動検出手段13
で検出される検出電圧(電極13aと13b間で得られ
る信号)が最初に極大を示す周波数を第1共振周波数と
定義する。この第1共振周波数よりもさらに高い周波数
でも、高次の共振周波数が観測される。面状圧電体11
に圧力や重量を印加しないとき、後述するように、第1
共振周波数は、ほぼ面状圧電体11の長さL(図1)と
音速に依存して決まり、そのときの面状圧電体11の歪
や応力は、面状圧電体11の中央部で最大になる。振動
特性制御手段16は、面状圧電体11d部分のみで構成
され、電極を有していないが、前述したように、共振特
性を支配している点で振動特性を制御できる。
【0036】面状圧電体11に圧力を印加しないとき、
第1共振周波数と面状圧電体11の長さLの関係の一例
を図2に示す。面状圧電体11として、PVDFフィル
ム(厚さ約28μm、幅約20mm)を用い、振動発生手
段12の電極膜12a、12bの長さ20mm(一定)、
分離部11bの長さ1mm(一定)、振動検出手段13の
電極膜13a、13bの長さ3mm(一定)として、振動
特性制御手段16の長さを(0〜16)mmの間で変化さ
せて、従って、面状圧電体11の長さLを(24から4
0)mmの間で変化させて、第1共振周波数を測定した。
同図から、第1共振周波数は、1/Lに対して良好な直
線関係を示すと共に、その傾きは691m/sを示し、
音速(約1.4km/s)の約1/2であった。このよ
うに、第1共振周波数は、ほぼ面状圧電体11の長さL
と音速に依存して決まることは明らかである。
第1共振周波数と面状圧電体11の長さLの関係の一例
を図2に示す。面状圧電体11として、PVDFフィル
ム(厚さ約28μm、幅約20mm)を用い、振動発生手
段12の電極膜12a、12bの長さ20mm(一定)、
分離部11bの長さ1mm(一定)、振動検出手段13の
電極膜13a、13bの長さ3mm(一定)として、振動
特性制御手段16の長さを(0〜16)mmの間で変化さ
せて、従って、面状圧電体11の長さLを(24から4
0)mmの間で変化させて、第1共振周波数を測定した。
同図から、第1共振周波数は、1/Lに対して良好な直
線関係を示すと共に、その傾きは691m/sを示し、
音速(約1.4km/s)の約1/2であった。このよ
うに、第1共振周波数は、ほぼ面状圧電体11の長さL
と音速に依存して決まることは明らかである。
【0037】また、面状圧電体11に圧力を印加しない
とき、振動検出手段13の位置と検出電圧の実効値[E
s(rms)]の関係の一例を図3に示す。面状圧電体
11として、PVDFフィルム(厚さ約28μm、幅約
20mm、長さ40mm)を用い、振動発生手段12の電極
膜12a、12bの長さ20mm(一定)、分離部11b
の長さ1mm(一定)、振動検出手段13の電極膜13
a、13bの長さ3mm(一定)、更に前記振動検出手段
13から長さ1mm(一定)の第2の分離部と長さ3mm
(一定)の第2振動検出手段を設けることを繰り返し
て、合計5個の振動検出手段を形成し、第1共振周波数
(約17.3kHz)で信号発生部14より実効電圧2
0Vを供給して面状圧電体11を振動させて。5個の振
動検出手段の各検出電圧を測定した。振動発生手段12
の縁端部から振動検出手段の電極の中心部の距離をL
e、面状圧電体11の長さをL(40mm)として、5個
の振動検出手段の位置をLe/Lで示した。図3から明
らかなように、振動検出手段13を面状圧電体11の中
央部近傍、面状圧電体11の長さLの(0.4〜0.
6)の位置に配置し、面状圧電体11の一方の端部に振
動発生手段12を、他方の端部に振動特性制御手段16
を配置することが好ましい。第1共振周波数近傍では他
の周波数よりも、大きな歪や応力を示し、また、その周
波数でも面状圧電体11の位置により歪や応力は異な
り、中央部で大きくなり、両端に近づくほど小さくな
る。従って、面状圧電体11の歪や応力は、面状圧電体
11の中央部近傍で大きくなるので、大きな検出電圧が
得られるからである。振動発生手段12、振動検出手段
13、分離部11b、また、振動特性制御手段16の中
の一つ以上に圧力または重量が印加されたとき、それぞ
れに応じて、検出電圧が得られるが、振動特性制御手段
16に圧力または重量を印加することが好ましい。振動
発生手段12や振動検出手段13などに圧力または重量
を印加したとき、電極12a、12b、13a、13b
を介して圧力または重量が印加されるが、このとき面状
圧電体11には歪や応力は生じているので、電極12
a、12b、13a、13bと面状圧電体11の界面に
も圧力または重量が印加された状態で歪や応力が発生す
る。このように面状圧電体11は重い電極12a、12
b、13a、13bを引きずって歪や応力を生じるの
で、両者の接着力が低下し易い。分離部11bや振動特
性制御手段16は、面状圧電体11cのみで構成され、
電極を有していないので、圧力または重量を印加しても
上述した接着力の低下は生じない。中でも振動特性制御
手段16は、分離部11bに比べ、大きな面積を得やす
い点、また、後述する3端子型電極構成でも電極を有し
ない点で、優れている。
とき、振動検出手段13の位置と検出電圧の実効値[E
s(rms)]の関係の一例を図3に示す。面状圧電体
11として、PVDFフィルム(厚さ約28μm、幅約
20mm、長さ40mm)を用い、振動発生手段12の電極
膜12a、12bの長さ20mm(一定)、分離部11b
の長さ1mm(一定)、振動検出手段13の電極膜13
a、13bの長さ3mm(一定)、更に前記振動検出手段
13から長さ1mm(一定)の第2の分離部と長さ3mm
(一定)の第2振動検出手段を設けることを繰り返し
て、合計5個の振動検出手段を形成し、第1共振周波数
(約17.3kHz)で信号発生部14より実効電圧2
0Vを供給して面状圧電体11を振動させて。5個の振
動検出手段の各検出電圧を測定した。振動発生手段12
の縁端部から振動検出手段の電極の中心部の距離をL
e、面状圧電体11の長さをL(40mm)として、5個
の振動検出手段の位置をLe/Lで示した。図3から明
らかなように、振動検出手段13を面状圧電体11の中
央部近傍、面状圧電体11の長さLの(0.4〜0.
6)の位置に配置し、面状圧電体11の一方の端部に振
動発生手段12を、他方の端部に振動特性制御手段16
を配置することが好ましい。第1共振周波数近傍では他
の周波数よりも、大きな歪や応力を示し、また、その周
波数でも面状圧電体11の位置により歪や応力は異な
り、中央部で大きくなり、両端に近づくほど小さくな
る。従って、面状圧電体11の歪や応力は、面状圧電体
11の中央部近傍で大きくなるので、大きな検出電圧が
得られるからである。振動発生手段12、振動検出手段
13、分離部11b、また、振動特性制御手段16の中
の一つ以上に圧力または重量が印加されたとき、それぞ
れに応じて、検出電圧が得られるが、振動特性制御手段
16に圧力または重量を印加することが好ましい。振動
発生手段12や振動検出手段13などに圧力または重量
を印加したとき、電極12a、12b、13a、13b
を介して圧力または重量が印加されるが、このとき面状
圧電体11には歪や応力は生じているので、電極12
a、12b、13a、13bと面状圧電体11の界面に
も圧力または重量が印加された状態で歪や応力が発生す
る。このように面状圧電体11は重い電極12a、12
b、13a、13bを引きずって歪や応力を生じるの
で、両者の接着力が低下し易い。分離部11bや振動特
性制御手段16は、面状圧電体11cのみで構成され、
電極を有していないので、圧力または重量を印加しても
上述した接着力の低下は生じない。中でも振動特性制御
手段16は、分離部11bに比べ、大きな面積を得やす
い点、また、後述する3端子型電極構成でも電極を有し
ない点で、優れている。
【0038】振動特性制御手段16に重量を印加したと
きの第1共振周波数近傍における検出電圧の周波数特性
の一例を図4に示す。。面状圧電体11として、PVD
Fフィルム(厚さ約52μm、幅約40mm)を用い、振
動発生手段12の電極膜12a、12bの長さ20mm
(一定)、分離部11bの長さ2mm(一定)、振動検出
手段13の電極膜13a、13bの長さ8mm(一定)、
振動特性制御手段14の長さを25mm(一定)として、
振動発生手段12に信号発生部14より実効電圧20V
を供給し、振動特性制御手段14に重量を(0〜11)
kg印加して同周波数特性を測定した。同図から明らか
なように、共振特性は印加重量に依存して変化する。す
なわち、第1共振周波数は、重量1kg印加時に約1
1.4kHzから、重量増加と共に高くなり、重量11
kg印加時に約13.2kHzまで増加した。このこと
から明らかなように、例えば、重量1kg以上であれ
ば、共振周波数により重量を検知することもできる。共
振周波数を用いた重量検知は、重量に対する感度は低い
が、信号発生部14から供給される信号電圧の変動によ
る検出電圧の変動の影響を受けない点で優れている。こ
のとき振動検出手段13として、共振周波数検出手段を
用いればよいことは明らかである。
きの第1共振周波数近傍における検出電圧の周波数特性
の一例を図4に示す。。面状圧電体11として、PVD
Fフィルム(厚さ約52μm、幅約40mm)を用い、振
動発生手段12の電極膜12a、12bの長さ20mm
(一定)、分離部11bの長さ2mm(一定)、振動検出
手段13の電極膜13a、13bの長さ8mm(一定)、
振動特性制御手段14の長さを25mm(一定)として、
振動発生手段12に信号発生部14より実効電圧20V
を供給し、振動特性制御手段14に重量を(0〜11)
kg印加して同周波数特性を測定した。同図から明らか
なように、共振特性は印加重量に依存して変化する。す
なわち、第1共振周波数は、重量1kg印加時に約1
1.4kHzから、重量増加と共に高くなり、重量11
kg印加時に約13.2kHzまで増加した。このこと
から明らかなように、例えば、重量1kg以上であれ
ば、共振周波数により重量を検知することもできる。共
振周波数を用いた重量検知は、重量に対する感度は低い
が、信号発生部14から供給される信号電圧の変動によ
る検出電圧の変動の影響を受けない点で優れている。こ
のとき振動検出手段13として、共振周波数検出手段を
用いればよいことは明らかである。
【0039】また、図5は周波数f=13.7kHz
(一定)として、重量1kg以上の範囲で重量−検出電
圧の関係をプロットした特性図である。同図から明らか
なように、検出電圧により高い感度で重量検知ができ
る。この場合、図4から明らかなように、例えば、重量
検知範囲が1kgから5kgでよい場合、周波数を1
2.6kHz近傍で測定することにより、さらに高感度
で重量を検知できる。このように、検出電圧を用いた重
量検知は、必要とされる重量範囲に応じて感度を選択で
きる点で優れている。このとき振動検出手段13とし
て、検出電圧の振幅検出手段を用いればよいことは明ら
かである。
(一定)として、重量1kg以上の範囲で重量−検出電
圧の関係をプロットした特性図である。同図から明らか
なように、検出電圧により高い感度で重量検知ができ
る。この場合、図4から明らかなように、例えば、重量
検知範囲が1kgから5kgでよい場合、周波数を1
2.6kHz近傍で測定することにより、さらに高感度
で重量を検知できる。このように、検出電圧を用いた重
量検知は、必要とされる重量範囲に応じて感度を選択で
きる点で優れている。このとき振動検出手段13とし
て、検出電圧の振幅検出手段を用いればよいことは明ら
かである。
【0040】(実施例2)図6は本発明の実施例2の圧
力検出装置の構成を示す断面図である。本実施例では、
実施例1と以下の点で異なる。すなわち、実施例1に示
した振動発生手段12を構成する一つの電極12aと振
動検出手段13を構成する一つの電極13aとが面状圧
電体11の同じ表面上で接続されている点である。両者
の接続された共通電極17は、振動発生手段12を構成
する電極としても、振動検出手段12を構成する電極と
しても共通的に作用する。この場合、例えば、信号発生
部14や圧力算出手段15に接続するために必要な各電
極からの引き出しリ−ド線が、実施例1では4本必要と
するのに対して本実施例では3本で充分である点で優れ
ている。
力検出装置の構成を示す断面図である。本実施例では、
実施例1と以下の点で異なる。すなわち、実施例1に示
した振動発生手段12を構成する一つの電極12aと振
動検出手段13を構成する一つの電極13aとが面状圧
電体11の同じ表面上で接続されている点である。両者
の接続された共通電極17は、振動発生手段12を構成
する電極としても、振動検出手段12を構成する電極と
しても共通的に作用する。この場合、例えば、信号発生
部14や圧力算出手段15に接続するために必要な各電
極からの引き出しリ−ド線が、実施例1では4本必要と
するのに対して本実施例では3本で充分である点で優れ
ている。
【0041】なお、上記説明では断面図(図6)で説明
したが、図6に示した矢印18から見たときの平面図を
図7に示す。実施例1に示した振動発生手段12を構成
する一つの電極12aと振動検出手段13を構成する一
つの電極13aとが面状圧電体11の一つの表面上での
接続は、図7(a)に示すように面状圧電体11の全面
に亘ってもよいし、図7(b)に示すように部分的に接
続してもよい。また、部分的接続の位置も面状圧電体1
1の中央部でも端部でもよい。
したが、図6に示した矢印18から見たときの平面図を
図7に示す。実施例1に示した振動発生手段12を構成
する一つの電極12aと振動検出手段13を構成する一
つの電極13aとが面状圧電体11の一つの表面上での
接続は、図7(a)に示すように面状圧電体11の全面
に亘ってもよいし、図7(b)に示すように部分的に接
続してもよい。また、部分的接続の位置も面状圧電体1
1の中央部でも端部でもよい。
【0042】(実施例3)図8は本発明の実施例3の圧
力検出装置のブロック図である。
力検出装置のブロック図である。
【0043】実施例1や2と異なる点は、複数の検出手
段131、132を設けた点にある。第1検出手段13
1は、共通電極17と面状圧電体11cと電極131b
とから構成され、第1検出手段131で発生する検出電
圧は第1圧力算出手段151に入力される。また、第2
検出手段132は、共通電極17と面状圧電体11eと
電極132bとから構成され、第2検出手段132で発
生する検出電圧は第2圧力算出手段152に入力され
る。なお、どちらか一つの圧力算出手段のみを用いて、
第1検出手段131で発生する検出電圧と第2検出手段
132で発生する検出電圧を適切な時間間隔で交互に入
力させてもよいことは明らかである。
段131、132を設けた点にある。第1検出手段13
1は、共通電極17と面状圧電体11cと電極131b
とから構成され、第1検出手段131で発生する検出電
圧は第1圧力算出手段151に入力される。また、第2
検出手段132は、共通電極17と面状圧電体11eと
電極132bとから構成され、第2検出手段132で発
生する検出電圧は第2圧力算出手段152に入力され
る。なお、どちらか一つの圧力算出手段のみを用いて、
第1検出手段131で発生する検出電圧と第2検出手段
132で発生する検出電圧を適切な時間間隔で交互に入
力させてもよいことは明らかである。
【0044】信号発生部14で発生する発振信号に応じ
て、振動発生手段12により面状圧電体11全体がある
特性をもって振動するとき、その振動に応じて振動検出
手段131と132ではそれぞれ異なる検出電圧が発生
する。本実施例では、複数の検出信号を利用できるの
で、例えば、第1検出手段131で発生する検出電圧の
検出の際に局部的な断線が発生しても、第2検出手段1
32で発生する検出電圧を利用できる利点がある。すな
わち、断線に対して信頼性が高いという利点がある。
て、振動発生手段12により面状圧電体11全体がある
特性をもって振動するとき、その振動に応じて振動検出
手段131と132ではそれぞれ異なる検出電圧が発生
する。本実施例では、複数の検出信号を利用できるの
で、例えば、第1検出手段131で発生する検出電圧の
検出の際に局部的な断線が発生しても、第2検出手段1
32で発生する検出電圧を利用できる利点がある。すな
わち、断線に対して信頼性が高いという利点がある。
【0045】さらに、例えば、第2検出手段132の電
極132bと振動特性制御手段16の両者に圧力または
重量を印加することにより、次に示す利点が得られる。
図9は、上記両者に1kgの重量を印加した時点を起点
として、第1検出手段131で発生する検出電圧の実効
値[Es1(rms)]と第2検出手段132で発生する検出
電圧の実効値[Es2(rms)]の経過時間に対する変化、
および両者の比[Es1( rms)/Es2(rms)]の経過時間に
対する変化を示した図である。検出電圧の実効値E
s1(rms)およびEs2(rms)は、約300分経過後、それぞ
れ約13%および約14%変化した。しかし、両者の比
[Es1(rms)/Es2(rms)]は、極めて安定でであり、同
時間内で±1.5%以下の変化しか示さなかった。従っ
て、両者の比を信号として用いることにより、検出電圧
の時間不安定性を解消できる利点が得られる。
極132bと振動特性制御手段16の両者に圧力または
重量を印加することにより、次に示す利点が得られる。
図9は、上記両者に1kgの重量を印加した時点を起点
として、第1検出手段131で発生する検出電圧の実効
値[Es1(rms)]と第2検出手段132で発生する検出
電圧の実効値[Es2(rms)]の経過時間に対する変化、
および両者の比[Es1( rms)/Es2(rms)]の経過時間に
対する変化を示した図である。検出電圧の実効値E
s1(rms)およびEs2(rms)は、約300分経過後、それぞ
れ約13%および約14%変化した。しかし、両者の比
[Es1(rms)/Es2(rms)]は、極めて安定でであり、同
時間内で±1.5%以下の変化しか示さなかった。従っ
て、両者の比を信号として用いることにより、検出電圧
の時間不安定性を解消できる利点が得られる。
【0046】信号発生部14で発生する発振信号を振動
発生手段12 に印加して面状圧電体11を振動させる
とき、振動発生手段12 に印加される電気エネルギの
中で振動エネルギに変換される割合は。電気機械結合係
数として一般的に定義されている。この電気機械結合係
数は、面状圧電体11の結晶方向によっても異なる。こ
のため電気機械結合係数が振動発生手段12から振動検
出手段13に向かう方向で最大になるように面状振動体
11の方向を選ぶことが望ましい。振動検出手段13で
発生する検出電圧を大きくできるからである。
発生手段12 に印加して面状圧電体11を振動させる
とき、振動発生手段12 に印加される電気エネルギの
中で振動エネルギに変換される割合は。電気機械結合係
数として一般的に定義されている。この電気機械結合係
数は、面状圧電体11の結晶方向によっても異なる。こ
のため電気機械結合係数が振動発生手段12から振動検
出手段13に向かう方向で最大になるように面状振動体
11の方向を選ぶことが望ましい。振動検出手段13で
発生する検出電圧を大きくできるからである。
【0047】(実施例4)図10は本発明の実施例4の
圧力検出装置のブロック図である。実施例1と異なる点
は圧力算出手段15が、振動検出手段13の検出電圧か
ら振動発生手段12が発生する振動周波数の成分のみを
分離する第1の濾波部15aと、振動検出手段13の検
出電圧から振動発生手段12が発生する振動周波数以外
の成分を分離する第2の濾波部15bと、分離したこれ
らの成分に基づき電極12a、12b、13a、13b
を含めた面状圧電体11に印加される圧力を算出すると
ともに面状振動体11に印加される前記振動周波数以外
の振動成分を検出する算出部15cとを有する点にあ
る。
圧力検出装置のブロック図である。実施例1と異なる点
は圧力算出手段15が、振動検出手段13の検出電圧か
ら振動発生手段12が発生する振動周波数の成分のみを
分離する第1の濾波部15aと、振動検出手段13の検
出電圧から振動発生手段12が発生する振動周波数以外
の成分を分離する第2の濾波部15bと、分離したこれ
らの成分に基づき電極12a、12b、13a、13b
を含めた面状圧電体11に印加される圧力を算出すると
ともに面状振動体11に印加される前記振動周波数以外
の振動成分を検出する算出部15cとを有する点にあ
る。
【0048】第1の濾波部15aと第2の濾波部15b
は共にバンドパスフィルターであり、透過特性の中心周
波数はそれぞれf1、f2である。また信号発生部14で
発生する信号の周波数はf1である。尚、実施例1と同
一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
は共にバンドパスフィルターであり、透過特性の中心周
波数はそれぞれf1、f2である。また信号発生部14で
発生する信号の周波数はf1である。尚、実施例1と同
一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0049】次に動作、作用について説明する。ここで
は重量Wの物体が振動特性制御手段16上に置かれる場
合について述べる。物体は外部から周波数f2の振動が
印加されるか、又は内部に周波数f2の振動体を有し、
物体の全体が周波数f2で振動しているものとする。実
施例1と同様に、振動発生手段12では信号発生部14
で発生する発振信号に応じて面状圧電体11が振動す
る。この発振信号の周波数はf1である。上記より、振
動発生手段12による周波数f1の振動と物体の周波数
f2の振動とが合成され、電極12a、12b、13
a、13bを含めた面状振動体11全体がある特性をも
って振動する。そしてその振動に応じて振動検出手段1
3では検出電圧が発生する。発生した検出電圧は第1の
濾波部15aと第2の濾波部15bで濾波特性に基づき
濾波される。すなわち、第1の濾波部15aでは振動検
出手段13の検出電圧のうちf1成分が濾波され、第2
の濾波部15bでは振動検出手段13の検出電圧のうち
f2成分が濾波される。
は重量Wの物体が振動特性制御手段16上に置かれる場
合について述べる。物体は外部から周波数f2の振動が
印加されるか、又は内部に周波数f2の振動体を有し、
物体の全体が周波数f2で振動しているものとする。実
施例1と同様に、振動発生手段12では信号発生部14
で発生する発振信号に応じて面状圧電体11が振動す
る。この発振信号の周波数はf1である。上記より、振
動発生手段12による周波数f1の振動と物体の周波数
f2の振動とが合成され、電極12a、12b、13
a、13bを含めた面状振動体11全体がある特性をも
って振動する。そしてその振動に応じて振動検出手段1
3では検出電圧が発生する。発生した検出電圧は第1の
濾波部15aと第2の濾波部15bで濾波特性に基づき
濾波される。すなわち、第1の濾波部15aでは振動検
出手段13の検出電圧のうちf1成分が濾波され、第2
の濾波部15bでは振動検出手段13の検出電圧のうち
f2成分が濾波される。
【0050】この時の信号発生部14の発振信号V0、
第1の濾波部15aの出力V1、第2の濾波部15bの
出力V2の信号波形は、それぞれ図11(a)(b)の
ようになる。同図より振動発生手段12に物体が置かれ
ていない状態(t<t1)では、V1とV2の振幅はそれ
ぞれD0と0である。そして時刻t1で物体19が積層体
13上に置かれるとすると、V1とV2の振幅はD1とD2
に変化する。算出部15cでは物体の重量については実
施例1と同様にして算出される。物体の周波数f 2の振
動については例えば、算出部15cでその振幅D2の大
きさを検出して振動の強度を算出する。
第1の濾波部15aの出力V1、第2の濾波部15bの
出力V2の信号波形は、それぞれ図11(a)(b)の
ようになる。同図より振動発生手段12に物体が置かれ
ていない状態(t<t1)では、V1とV2の振幅はそれ
ぞれD0と0である。そして時刻t1で物体19が積層体
13上に置かれるとすると、V1とV2の振幅はD1とD2
に変化する。算出部15cでは物体の重量については実
施例1と同様にして算出される。物体の周波数f 2の振
動については例えば、算出部15cでその振幅D2の大
きさを検出して振動の強度を算出する。
【0051】上記作用により、圧力算出手段15が、振
動検出手段13の検出電圧から振動発生手段12が発生
する振動周波数の成分のみを分離する第1の濾波部15
aと、振動検出手段13の検出電圧から振動発生手段1
2が発生する振動周波数以外の成分を分離する第2の濾
波部15bとを有し、第1の濾波部15aの出力信号に
基づき振動発生手段12に印加される重量や圧力を算出
し、第2の濾波部15bの出力信号に基づき物体に印加
される前記振動周波数以外の振動成分を検出するので、
電極12a、12b、13a、13bを含めた面状振動
体11を用いて圧力と振動、すなわち静的な圧力と動的
な圧力の双方を同時に検出することができる。
動検出手段13の検出電圧から振動発生手段12が発生
する振動周波数の成分のみを分離する第1の濾波部15
aと、振動検出手段13の検出電圧から振動発生手段1
2が発生する振動周波数以外の成分を分離する第2の濾
波部15bとを有し、第1の濾波部15aの出力信号に
基づき振動発生手段12に印加される重量や圧力を算出
し、第2の濾波部15bの出力信号に基づき物体に印加
される前記振動周波数以外の振動成分を検出するので、
電極12a、12b、13a、13bを含めた面状振動
体11を用いて圧力と振動、すなわち静的な圧力と動的
な圧力の双方を同時に検出することができる。
【0052】また、重量と歪みとを同時に検出したが、
振動発生手段12が振動を発生している時は振動発生手
段12に印加される圧力を算出し、振動発生手段11が
振動を発生していない時は振動発生手段12や振動検出
手段13に生じる振動を算出するようにしてもよく、上
記と同様に、電極12a、12b、13a、13bを含
めた面状振動体11を用いて圧力と振動、すなわち静的
な圧力と動的な圧力の双方を同時に検出することができ
る。
振動発生手段12が振動を発生している時は振動発生手
段12に印加される圧力を算出し、振動発生手段11が
振動を発生していない時は振動発生手段12や振動検出
手段13に生じる振動を算出するようにしてもよく、上
記と同様に、電極12a、12b、13a、13bを含
めた面状振動体11を用いて圧力と振動、すなわち静的
な圧力と動的な圧力の双方を同時に検出することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
かかる圧力検出装置は、振動発生手段と振動検出手段と
振動特性制御手段を集積した一つの面状振動体に圧力や
重量が印加されると前記圧力や重量に応じて変化する前
記面状振動体の振動特性を前記振動検出手段により算出
しているため、簡単な構成で圧力レベルを検出すること
ができるという効果がある。
かかる圧力検出装置は、振動発生手段と振動検出手段と
振動特性制御手段を集積した一つの面状振動体に圧力や
重量が印加されると前記圧力や重量に応じて変化する前
記面状振動体の振動特性を前記振動検出手段により算出
しているため、簡単な構成で圧力レベルを検出すること
ができるという効果がある。
【0054】また、本発明の請求項2にかかる圧力検出
装置では、振動発生手段は面状圧電体の一端とその両面
に形成され、且つ互いに対向する振動発生用電極膜で構
成され、振動検出手段は面状圧電体の中間部とその両面
に形成され、且つ互いに対向する振動検出電極膜で構成
されているため、効率的な振動発生や振動検出ができ
る。
装置では、振動発生手段は面状圧電体の一端とその両面
に形成され、且つ互いに対向する振動発生用電極膜で構
成され、振動検出手段は面状圧電体の中間部とその両面
に形成され、且つ互いに対向する振動検出電極膜で構成
されているため、効率的な振動発生や振動検出ができ
る。
【0055】また、本発明の請求項3にかかる圧力検出
装置では、振動特性制御手段は、面状圧電体の一部で構
成され、面状圧電体と異なる材料を用いていないので、
簡単な構成で圧力検出装置を構成できる。
装置では、振動特性制御手段は、面状圧電体の一部で構
成され、面状圧電体と異なる材料を用いていないので、
簡単な構成で圧力検出装置を構成できる。
【0056】また、本発明の請求項4にかかる圧力検出
装置では、振動検出手段を面状圧電体の長さの(0.4
〜0.6)の位置に配置した構成であるので、大きな検
出電圧を得ることができる。面状圧電体を振動させたと
き、その長さ方向の中央部に最も大きな歪が生じ、それ
ぞれ両端に向かうと共に歪は減衰するからである。
装置では、振動検出手段を面状圧電体の長さの(0.4
〜0.6)の位置に配置した構成であるので、大きな検
出電圧を得ることができる。面状圧電体を振動させたと
き、その長さ方向の中央部に最も大きな歪が生じ、それ
ぞれ両端に向かうと共に歪は減衰するからである。
【0057】また、本発明の請求項5にかかる圧力検出
装置では、振動特性制御手段に圧力を印加するので、振
動特性制御手段に圧力を印加しているときでも、振動発
生手段や振動検出手段に圧力を印加しないので、安定な
振動の発生や検出ができるまた、本発明の請求項6にか
かる圧力検出装置では、振動特性として振動の振幅、共
振周波数の少なくとも1つを用いているので、振動特性
として振動の振幅を用いた場合、印加圧力や重量に対す
る感度が大きく、また、振動の共振周波数を用いた場
合、検出電圧の変動の影響を受け難い利点がある。
装置では、振動特性制御手段に圧力を印加するので、振
動特性制御手段に圧力を印加しているときでも、振動発
生手段や振動検出手段に圧力を印加しないので、安定な
振動の発生や検出ができるまた、本発明の請求項6にか
かる圧力検出装置では、振動特性として振動の振幅、共
振周波数の少なくとも1つを用いているので、振動特性
として振動の振幅を用いた場合、印加圧力や重量に対す
る感度が大きく、また、振動の共振周波数を用いた場
合、検出電圧の変動の影響を受け難い利点がある。
【0058】また、本発明の請求項7にかかる圧力検出
装置では、面状圧電体の一つの表面に振動発生用電極と
しても振動検出用電極としても作用する共通電極膜を設
けているので、電極膜構成が簡単になるのみならず、引
き出しリ−ド線の数も低減できる。
装置では、面状圧電体の一つの表面に振動発生用電極と
しても振動検出用電極としても作用する共通電極膜を設
けているので、電極膜構成が簡単になるのみならず、引
き出しリ−ド線の数も低減できる。
【0059】また、本発明の請求項8にかかる圧力検出
装置では、複数の振動検出手段が設けられているので、
信頼性の高い圧力検出ができる。
装置では、複数の振動検出手段が設けられているので、
信頼性の高い圧力検出ができる。
【0060】また、本発明の請求項9にかかる圧力検出
装置では、複数の振動検出手段の少なくとも一つの振動
検出手段と振動特性制御手段の両者に圧力を印加してい
るので、安定な振動の発生や検出ができると共に、圧力
の印加された振動検出手段により、圧力印加状態が検出
できるので、他の振動検出手段で得られた検出信号を圧
力印加状態に応じて補正できる。
装置では、複数の振動検出手段の少なくとも一つの振動
検出手段と振動特性制御手段の両者に圧力を印加してい
るので、安定な振動の発生や検出ができると共に、圧力
の印加された振動検出手段により、圧力印加状態が検出
できるので、他の振動検出手段で得られた検出信号を圧
力印加状態に応じて補正できる。
【0061】また、本発明の請求項10にかかる圧力検
出装置では、面状圧電体の電気機械結合係数が、振動発
生手段から振動検出手段に向かう方向で最大であるの
で、大きな検出信号が振動検出手段により得られる。
出装置では、面状圧電体の電気機械結合係数が、振動発
生手段から振動検出手段に向かう方向で最大であるの
で、大きな検出信号が振動検出手段により得られる。
【0062】また、本発明の請求項11にかかる圧力検
出装置では、振動検出手段の出力信号から振動発生手段
が発生する振動周波数成分のみを分離する第1の濾波部
と、前記振動検出手段の出力信号から前記振動周波数以
外の成分を分離する第2の濾波部とを備え、分離したこ
れらの成分に基づき面状圧電体に印加される圧力を算出
するとともに前記面状圧電体に印加される前記振動周波
数以外の振動成分を検出するので、一つの面状圧電体を
用いて圧力と振動、すなわち静的な圧力と動的な圧力の
双方を同時に検出することができる。
出装置では、振動検出手段の出力信号から振動発生手段
が発生する振動周波数成分のみを分離する第1の濾波部
と、前記振動検出手段の出力信号から前記振動周波数以
外の成分を分離する第2の濾波部とを備え、分離したこ
れらの成分に基づき面状圧電体に印加される圧力を算出
するとともに前記面状圧電体に印加される前記振動周波
数以外の振動成分を検出するので、一つの面状圧電体を
用いて圧力と振動、すなわち静的な圧力と動的な圧力の
双方を同時に検出することができる。
【図1】本発明の実施例1における圧力検出装置の構成
図
図
【図2】同装置の面状圧電体の長さと第1共振周波数の
関係を示す特性図
関係を示す特性図
【図3】同装置の振動検出手段の位置と検出電圧の関係
を示す特性図
を示す特性図
【図4】同装置の周波数と検出電圧の関係を示す特性図
【図5】同装置の重量と検出電圧の関係を示す特性図
【図6】本発明の実施例2における圧力検出装置の他の
構成図
構成図
【図7】(a)同面状圧電体が全面にある圧力検出装置
の構成図 (b)同面状圧電体が部分的にある圧力検出装置の構成
図
の構成図 (b)同面状圧電体が部分的にある圧力検出装置の構成
図
【図8】本発明の実施例3における圧力検出装置の構成
図
図
【図9】同装置の第1検出手段で発生する検出電圧、第
2検出手段で発生する検出電圧および両者の比の時間依
存性を示す特性図
2検出手段で発生する検出電圧および両者の比の時間依
存性を示す特性図
【図10】本発明の実施例4における圧力検出装置の他
の構成図
の構成図
【図11】(a)同装置の周波数f1の振動波形図 (b)同装置の第1の濾波部と第2の濾波部との濾波特
性を示す特性図
性を示す特性図
【図12】従来の圧力検出装置(従来例1)のブロック
図
図
【図13】同装置における物体の接触位置L、発信部の
印加電圧の周波数f、及び圧電フィルムの出力信号Vと
の関係を示した特性図
印加電圧の周波数f、及び圧電フィルムの出力信号Vと
の関係を示した特性図
【図14】従来の圧力検出装置(従来例2)の外観図
【図15】同装置において指で絶縁保護フィルムを触れ
た際の様子を示した模式図
た際の様子を示した模式図
11 面状圧電体 12 振動発生手段 12a、12b 電極 13 振動検出手段 13a 、13b 電極 14 信号発生部 15 圧力算出手段 15a 第1の濾波部 15b 第2の濾波部 16 振動特性制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 梅田 孝裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB11 CC53 CC55 DD09 DD11 EE23 FF43 GG11 GG47
Claims (11)
- 【請求項1】面状圧電体の一端に設けられた振動発生手
段と、前記振動発生手段と分離して前記面状圧電体の中
間部に設けられた振動検出手段と、前記面状圧電体の他
端に設けられた振動特性制御手段と、前記面状圧電体に
印加される圧力を算出する圧力算出手段を備え、前記振
動発生手段により前記面状圧電体の前記一端を振動さ
せ、前記面状圧電体に圧力が印加されると前記圧力に応
じて変化する前記面状圧電体の振動特性を前記振動検出
手段により検出し、前記振動検出手段の出力信号に基づ
き前記圧力を前記圧力算出手段により算出する圧力検出
装置。 - 【請求項2】振動発生手段は面状圧電体の一端とその両
面に形成され、且つ互いに対向する振動発生用電極膜で
構成され、振動検出手段は面状圧電体の中間部とその両
面に形成され、且つ互いに対向する振動検出電極膜で構
成された請求項1記載の圧力検出装置。 - 【請求項3】振動特性制御手段は、面状圧電体の一部で
構成された請求項1または2記載の圧力検出装置。 - 【請求項4】振動検出手段を面状圧電体の長さの(0.
4〜0.6)の位置に配置した請求項2記載の圧力検出
装置。 - 【請求項5】振動特性制御手段に圧力を印加する請求項
3記載の圧力検出装置。 - 【請求項6】振動特性は振動の振幅、共振周波数の少な
くとも1つである請求項1から5のいずれか1項記載の
圧力検出装置。 - 【請求項7】面状圧電体の一つの表面に振動発生用電極
としても振動検出用電極としても作用する共通電極膜を
設けた請求項1または2記載の圧力検出装置。 - 【請求項8】複数の振動検出手段を設けた請求項1また
は2記載の圧力検出装置。 - 【請求項9】複数の振動検出手段の少なくとも一つの振
動検出手段と振動特性制御手段に圧力を印加する請求項
8記載の圧力検出装置。 - 【請求項10】面状圧電体の電気機械結合係数が、振動
発生手段から振動検出手段に向かう方向で最大である請
求項1または2記載の圧力検出装置。 - 【請求項11】圧力算出手段は、振動検出手段の出力信
号から振動発生手段が発生する振動周波数成分のみを分
離する第1の濾波部と、前記振動検出手段の出力信号か
ら前記振動周波数以外の成分を分離する第2の濾波部と
を備え、分離したこれらの成分に基づき面状圧電体に印
加される圧力を算出するとともに前記面状振動体に印加
される前記振動周波数以外の振動成分を検出する請求項
1から10のいずれか1項記載の圧力検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10198502A JP2000028444A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 圧力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10198502A JP2000028444A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 圧力検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000028444A true JP2000028444A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16392208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10198502A Pending JP2000028444A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 圧力検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000028444A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100725894B1 (ko) * | 2005-11-28 | 2007-06-08 | 주식회사 애트랩 | 압력센서 및 압력 측정 방법 |
| KR100773685B1 (ko) | 2006-04-28 | 2007-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 전압 검출용 센서 및 이를 이용한 전압 검출 장치 |
| US8261619B2 (en) | 2005-11-28 | 2012-09-11 | Atlab Inc. | Time to digital converting circuit and pressure sensing device using the same |
| WO2015060071A1 (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 国立大学法人 東京大学 | 圧力センサおよび圧力検出装置 |
| WO2019171865A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | ヤマハ株式会社 | 測定方法および測定装置 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10198502A patent/JP2000028444A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100725894B1 (ko) * | 2005-11-28 | 2007-06-08 | 주식회사 애트랩 | 압력센서 및 압력 측정 방법 |
| US8261619B2 (en) | 2005-11-28 | 2012-09-11 | Atlab Inc. | Time to digital converting circuit and pressure sensing device using the same |
| KR100773685B1 (ko) | 2006-04-28 | 2007-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 전압 검출용 센서 및 이를 이용한 전압 검출 장치 |
| WO2015060071A1 (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 国立大学法人 東京大学 | 圧力センサおよび圧力検出装置 |
| CN105637335A (zh) * | 2013-10-25 | 2016-06-01 | 国立大学法人东京大学 | 压力传感器以及压力检测装置 |
| JPWO2015060071A1 (ja) * | 2013-10-25 | 2017-03-09 | 国立大学法人 東京大学 | 圧力センサおよび圧力検出装置 |
| US9915576B2 (en) | 2013-10-25 | 2018-03-13 | The University Of Tokyo | Pressure sensor and pressure detection device |
| WO2019171865A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | ヤマハ株式会社 | 測定方法および測定装置 |
| JP2019158477A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | ヤマハ株式会社 | 測定方法および測定装置 |
| CN111837020A (zh) * | 2018-03-09 | 2020-10-27 | 雅马哈株式会社 | 测定方法和测定装置 |
| CN111837020B (zh) * | 2018-03-09 | 2022-11-08 | 雅马哈株式会社 | 测定方法和测定装置 |
| US11906374B2 (en) | 2018-03-09 | 2024-02-20 | Yamaha Corporation | Measurement method and measurement apparatus |
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