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JP2000027762A - ベローズ式ポンプ - Google Patents

ベローズ式ポンプ

Info

Publication number
JP2000027762A
JP2000027762A JP10194433A JP19443398A JP2000027762A JP 2000027762 A JP2000027762 A JP 2000027762A JP 10194433 A JP10194433 A JP 10194433A JP 19443398 A JP19443398 A JP 19443398A JP 2000027762 A JP2000027762 A JP 2000027762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
pump
fixed
pedestal
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10194433A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorito Nakao
頼人 中尾
Yoshio Sakiyama
能夫 崎山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10194433A priority Critical patent/JP2000027762A/ja
Publication of JP2000027762A publication Critical patent/JP2000027762A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプの耐久性向上、シリンダの製作性向上
を図ったベローズ式ポンプを提供すること及びベローズ
の傾きガタの発生を抑えると共に、Oリング等のシール
部材への負担の軽減を図ったベローズ式ポンプを提供す
ること。 【解決手段】 ベローズ20の台座23のベローズ固定
側の端部の外周角部に、ベローズ20の中心軸方向の位
置決めを行う第1の位置決め面23aと、ベローズ20
の中心軸と直交する方向の位置決めを行う第2の位置決
め面23bと、からなり、周方向に沿って環状をなす段
部23Bを設け、かかる台座23を、その段部23Bの
第2の位置決め面23bをシリンダ12のベローズ収納
孔19内周面に嵌合させ、かつ、第1の位置決め面23
aをシリンダ12のベローズ収納孔19周りの端面に当
接させて配置することによって、台座23の位置決めを
行ってベローズ20の位置決めを行う。又、台座23の
ベローズ固定側の端面には凹部23Cを設け、ベローズ
20の端部をこの凹部23C内側に収納して該凹部23
C内底面に溶接等によって固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料供
給装置等に用いられるベローズ式ポンプに関し、特に、
ベローズの取付精度の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インジェクタを用いて燃料を噴射供給す
る内燃機関においては、噴射燃料の微粒化や燃料通路内
のベーパ発生防止等を考慮すると、燃料圧が高い方が有
利な場合が多い。比較的高い圧力を容易に得られるポン
プとしては、シリンダ内を摺動するプランジャによって
燃料を加圧するプランジャポンプがあるが、シリンダと
プランジャとの隙間部でシールするようなプランジャポ
ンプでは、例えば燃料として比較的粘度の低いガソリン
を使用した場合には、隙間からの漏れ量が過大になっ
て、消費トルクが増加する可能性がある。
【0003】以上のような問題点を解決する技術とし
て、伸縮自在な複数のベローズ内部にそれぞれポンプ室
を形成し、各ベローズを伸縮動作させてポンプ作用を行
わせるベローズ式ポンプが知られている(特開平9−1
95944号公報参照)。このようなベローズ式ポンプ
において、従来、ベローズの構造並びにその取付構造
は、図7に示すようになっている。
【0004】即ち、各ベローズ20は、ポンプヘッド1
1に固定されるポンプケーシング13内に配設されて該
ポンプヘッド11側の支持板17に固定されるシリンダ
12の中心軸周りに形成される複数のベローズ収納孔1
9に収納される。各ベローズ20の一端部には、ベロー
ズ収納孔19に摺動可能に配設される摺動ガイド21の
凹部内に位置され、その先端面が摺動ガイド21の内面
に当接される端板22が固定され、他端部には、ポンプ
室24をポンプヘッド11側の支持板17に形成された
吸入通路25と吐出通路26とに連通させる開口部41
Aを中心部に有する環状の台座41が固定される。
【0005】かかる台座41は、ベローズ20毎にそれ
ぞれ分離独立して形成される。前記シリンダ12の支持
板17側のべローズ収納孔19周りの端面部には、ベロ
ーズ収納孔19に沿って環状をなす段部12Aがざぐり
加工によって設けられており、各台座41は、その外周
端部が前記段部12A内側に位置された状態で、ポンプ
ヘッド11にボルト16によって締結されるシリンダ1
2によって支持板17に押さえ固定される。
【0006】このように台座41を固定することによっ
て固定された各ベローズ20は、摺動ガイド21と接触
するベローズ作動部材としての斜板38の揺動運動によ
って伸縮動作される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベローズ式ポンプにおける台座41の構造及
びその取付構造にあっては、次のような問題がある。即
ち、上述した構成から明らかなように、各ベローズ20
の位置決めは、台座41をシリンダ12のベローズ収納
孔19周りの端面に形成された段部12Aによって位置
決めすることによって行われる。
【0008】つまり、段部12Aの内端面を台座41の
端面に当てて、該台座41のベローズ中心軸方向の位置
決めを行い、段部12Aの内周面を台座41の外周面に
当てて、該台座41のベローズ中心軸方向と直交する方
向の位置決めを行う。このように、シリンダ12側に各
ベローズ20の台座41に対応した段部12Aをそれぞ
れざぐり加工によって形成する構成では、加工誤差によ
って各段部12Aの深さが若干でも異なると、ベローズ
20を固定した際に、ポンプ中心軸に対するシリンダ1
2の各ベローズ収納孔19内周面相互の平行度が微妙に
悪化し、固定された各ベローズ20相互の平行度も悪化
するため、ポンプ作動時において、ベローズ20に対し
て許容値以上の応力が作用することにより、ベローズ2
0の耐久性低下を来し、これがポンプの耐久性を低下の
一因となっていた。
【0009】又、シリンダ12側に各ベローズ20の台
座41に対応した段部12Aをそれぞれざぐり加工によ
って形成する構成では、シリンダ12側に施す加工工数
が多く、シリンダ12の製作性に劣るため、製作コスト
的にも不利であった。一方、各ベローズ20に対応して
台座41を別々に設ける構成では、各台座41の厚さに
誤差があった場合、ポンプ中心軸に対するシリンダ12
の各ベローズ収納孔19内周面相互の平行度が微妙に悪
化し、固定された各ベローズ20相互の平行度も悪化す
ると共に、ベローズ20の傾きガタが発生し、ベローズ
20の動作が不安定となる問題がある。
【0010】又、各ベローズ20と端板22と台座41
との組立体が回転して、ベローズ20が自転するおそれ
があり、これによって、台座41と支持板17との間に
介装されるOリング27への負担が大きくなるという問
題もある。そこで、本発明は以上のような従来の問題点
に鑑み、ベローズを固定するための台座の構造の改良に
よって、固定された各ベローズ相互の平行度も悪化を抑
えて、ベローズの耐久性向上、もってはポンプの耐久性
向上、シリンダの製作性向上を図ったベローズ式ポンプ
を提供することを目的とする。
【0011】又、固定された各ベローズ相互の平行度の
悪化、ベローズの傾きガタの発生を抑えると共に、ベロ
ーズが自転しないようにして、Oリング等のシール部材
への負担の軽減を図ったベローズ式ポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、伸縮自在な複数のベローズ内部にポンプ室を
形成し、各ベローズを伸縮動作させてポンプ作用を行わ
せるベローズ式ポンプであって、各ベローズは、ポンプ
ヘッドに固定されるポンプケーシング内に配設されて該
ポンプヘッド側の支持部に固定されるシリンダの中心軸
周りに形成される複数のベローズ収納孔に収納され、各
ベローズの一端部には、ベローズ収納孔に摺動可能に配
設される摺動ガイドの凹部内に位置され、その先端面が
摺動ガイドの内面に当接される端板が固定され、他端部
には、ベローズ内部のポンプ室をポンプヘッド側の支持
部に形成された吸入通路と吐出通路とに連通させる開口
部を有し、前記支持部に固定される台座が固定され、前
記摺動ガイドと接触するベローズ作動部材の揺動運動に
よって、各ベローズを伸縮動作させるようにしたベロー
ズ式ポンプにおいて、前記台座のベローズ固定側の端部
の外周角部に、ベローズの中心軸と略直交する面であっ
て該ベローズの中心軸方向の位置決めを行う第1の位置
決め面と、ベローズの中心軸と略平行な面であって該ベ
ローズの中心軸と直交する方向の位置決めを行う第2の
位置決め面と、からなり、周方向に沿って環状をなす段
部を設け、前記台座を、その段部の第2の位置決め面を
前記シリンダのベローズ収納孔内周面に嵌合させ、か
つ、第1の位置決め面を該シリンダのベローズ収納孔周
りの端面に当接させて配置したことを特徴とする。
【0013】請求項2に係る発明は、前記台座のベロー
ズ固定側の端面に凹部を設け、ベローズ端部を前記凹部
内側に収納して該凹部内底面に固定したことを特徴とす
る。請求項3に係る発明は、伸縮自在な複数のベローズ
内部にポンプ室を形成し、各ベローズを伸縮動作させて
ポンプ作用を行わせるベローズ式ポンプであって、各ベ
ローズは、ポンプヘッドに固定されるポンプケーシング
内に配設されて該ポンプヘッド側の支持部に固定される
シリンダの中心軸周りに形成される複数のベローズ収納
孔に収納され、各ベローズの一端には、ベローズ収納孔
に摺動可能に配設される摺動ガイドの凹部内に位置さ
れ、その先端面が摺動ガイドの内面に当接される端板が
固定され、他端には、ポンプ室をポンプヘッド側の支持
部に形成された吸入通路と吐出通路とに連通させる開口
部を有し、前記支持部に固定される台座が固定され、前
記摺動ガイドと接触するベローズ作動部材の揺動運動に
よって、各ベローズを伸縮動作させるようにしたベロー
ズ式ポンプにおいて、前記複数のベローズに対応して設
けられた複数の台座を一体化したことを特徴とする。
【0014】かかる本発明の作用について説明する。請
求項1に係る発明において、台座を、その段部の第2の
位置決め面をシリンダのベローズ収納孔内周面に嵌合さ
せ、かつ、第1の位置決め面をシリンダのベローズ収納
孔周りの端面に当接させて配置することによって、台座
の位置決めを行ってベローズの位置決めを行う。
【0015】このように、各台座側に位置決め用の基準
面となる段部を形成した構造では、シリンダ側に位置決
め用の基準面となる段部をそれぞれざぐり加工によって
形成する必要がなく、シリンダ側のベローズ位置決め面
を平面に形成することができるため、各台座に対する位
置決め面の誤差はない。このため、ベローズを固定した
際に、ポンプ中心軸に対するシリンダの各ベローズ収納
孔内周面相互の平行度の悪化を従来と比較して抑制で
き、固定された各ベローズ相互の平行度の悪化も抑制で
きる。
【0016】ここで、台座に段部を形成した結果、段部
の厚さは従来のものより増大し、ベローズと端板と台座
とからなるベローズ組立体の軸方向長さが増大し、ポン
プの大型に繋がる。請求項2に係る発明においては、台
座のベローズ固定側の端面に凹部を設け、ベローズ端部
をこの凹部内側に収納して固定する構成としたから、ベ
ローズ端部を凹部に挿入位置させた長さ分、ベローズと
端板と台座とからなるベローズ組立体の軸方向長さを短
縮化でき、ポンプの軸方向長さの短縮化を図ることがで
きる。
【0017】請求項3に係る発明において、各ベローズ
に対応する台座を一体化形成したことにより、ベローズ
に対応する各台座間の厚さの誤差をなくすことができ、
ポンプ中心軸に対するシリンダの各ベローズ収納孔内周
面相互の平行度の悪化を抑制でき、固定された各ベロー
ズ相互の平行度の悪化を抑制できると共に、ベローズの
傾きガタの発生を抑制できる。
【0018】又、各ベローズに対応した台座が一体化さ
れていることによって、ベローズが自転することがな
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、ベローズ式ポンプにおいて、ベローズを固
定した際に、ポンプ中心軸に対するシリンダの各ベロー
ズ収納孔内周面相互の平行度の悪化を従来と比較して抑
制でき、固定された各ベローズ相互の平行度の悪化も抑
制できるため、ポンプ作動時において、ベローズに対し
て許容値以上の応力が作用するの防止でき、ベローズの
耐久性向上を図れ、ポンプの耐久性向上を図ることがで
きると共に、シリンダ側に施す加工工数を低減でき、シ
リンダの製作性の向上を図れるため、製作コスト的にも
有利であるという利点を有する。
【0020】請求項2に係る発明によれば、ポンプの軸
方向長さの短縮化を図ることができ、ポンプの小型化を
図ることができる。請求項3に係る発明によれば、各ベ
ローズに対応する各台座間の厚さの誤差をなくすことが
でき、ポンプ中心軸に対するシリンダの各ベローズ収納
孔内周面相互の平行度の悪化を抑制でき、固定された各
ベローズ相互の平行度の悪化を抑制できると共に、ベロ
ーズの傾きガタの発生を抑制でき、ベローズの動作の安
定化を図ることができ、しかも、ベローズが自転するこ
とがなく、これによって、台座と支持部との間に介装さ
れるOリングへの負担を軽減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明の実施の形態を詳述する。先ず、図6に基づい
て、本発明に係るベローズ式ポンプを燃料ポンプとして
適用した内燃機関の燃料噴射システムを説明する。この
図において、燃料タンク1から電動モータ2にて駆動さ
れるフィードポンプ3で燃料ポンプ4の吸入側に燃料が
圧送される。尚、低圧レギュレータ5にて燃料ポンプ4
の吸入側の圧力は所定値に保持される。
【0022】燃料ポンプ4により高圧化された燃料は高
圧配管を通ってインジェクタ6に圧送され、インジェク
タ6により内燃機関の吸入空気中に噴射される。尚、高
圧レギュレータ7にて燃料ポンプ4の吐出側の高圧配管
内の圧力は所定値に保持される。又、燃料ポンプ4のケ
ーシング内と燃料配管系における燃料タンク1へのリタ
ーン通路(低圧)とは、リターン油路8を介して連通さ
れており、このリターン油路8にはチェック弁9が介装
連結されている。
【0023】かかる燃料ポンプ4は、内燃機関のシリン
ダヘッドの外壁に固定され、該燃料ポンプ4の後述する
回転軸は軸方向に自由な継手部により吸気側カムシャフ
トの端部に結合され、このカムシャフトにより動力を伝
達される。次に、図1に基づいて燃料ポンプ4の構成を
詳述する。図1において、燃料ポンプ4の外形を定める
ポンプヘッド11、シリンダ12及びケーシング13
は、ボルト15,16により結合されている。又、ポン
プヘッド11とシリンダ12との接合面間には、支持部
としての支持板17と、チェック弁取付板18とが挟み
込まれて固定されている。
【0024】シリンダ12には、その中心軸周りに3個
のベローズ収納孔19が形成されている。そして、各ベ
ローズ収納孔19には、円筒状のベローズ20が収納さ
れ、更に摺動ガイド21が摺動自由に嵌合されている。
ベローズ20の先端部(図1では上端)には、これを閉
止する円板状の端板22が溶接され、基端部(図1では
下端)には、台座23が溶接されて、ベローズ20の内
部にポンプ室24が形成されている。
【0025】ベローズ20の台座23は、図2に示すよ
うに、ポンプ室24をポンプヘッド11側の支持板7に
形成された吸入通路15と吐出通路26とに連通させる
開口部23Aを中央部に有する略円形リングに形成され
ている。そして、台座23のベローズ固定側の端部の外
周角部には、ベローズ20の中心軸と略直交する面であ
って該ベローズ20の中心軸方向の位置決めを行う第1
の位置決め面23aと、ベローズ20の中心軸と略平行
な面であって該ベローズ20の中心軸と直交する方向の
位置決めを行う第2の位置決め面23bと、からなり、
周方向に沿って環状をなす段部23Bが設けられてい
る。
【0026】又、台座23のベローズ固定側の端面には
凹部23Cが設けられており、ベローズ20の端部はこ
の凹部23C内側に収納されて該凹部23C内底面に溶
接等によって固定される。かかる台座23は、その段部
23Bの第2の位置決め面23bを前記シリンダ12の
ベローズ収納孔19内周面に嵌合させ、かつ、第1の位
置決め面23aを該シリンダ12のベローズ収納孔19
周りの端面に当接させて配置し、ボルト16によってシ
リンダ12と支持板17とチェック弁取付板18とをポ
ンプヘッド11に締結する際、シリンダ12によって支
持板17に押さえ固定する。
【0027】かかる台座23の支持板17との当接面に
は環状溝23Dが形成され、この環状溝23Dに装着さ
れたシール部材としてのOリング27が台座23と支持
板17との当接面間に介在されて、ポンプ室24外部へ
の燃料の漏洩を防止している。尚、本燃料噴射システム
では、燃料ポンプ4の上流側にフィードポンプを備えて
おり、運転中はポンプ室24に常時圧力が印加される。
【0028】又、前記チェック弁取付板18には、前記
吸入通路25及び吐出通路26と連通する吸入ポート2
8と吐出ポート29とが形成されており、該吸入ポート
28には、吸入チェック弁30が、吐出ポート29に
は、吐出チェック弁31が、それぞれ介装される。一
方、摺動ガイド21は、ベローズ20の端部(端板2
2)に被さるようにキャップ状に形成されており、外周
面にてベローズ収納孔19に摺動自由に嵌合している。
そして、先端面は球面状に形成してある。
【0029】ベローズ20の端板22は、摺動ガイド2
1の凹部内に位置し、その先端面で摺動ガイド21の内
面に平面同士で当接している。ケーシング13は、その
中心軸上に、ラジアルベアリング32を介して、回転軸
34を回転自在に支持している。尚、33はケーシング
13と回転軸34との間に設けられるオイルシールであ
る。
【0030】回転軸34は、その外側の端部にてカムシ
ャフトと結合されて回転するが、内側の端部には鍔部3
5を形成してある。ここで、鍔部35のケーシング13
側の面(図1で上側の面)は、スラストベアリング36
を介してケーシング13に回転自在に支持させてあり、
シリンダ12側の面(図1で下側の面)は傾斜させてあ
る。
【0031】そして、回転軸34の鍔部35の傾斜面
は、スラストベアリング37と斜板38とを介して3個
の摺動ガイド21に揺動運動を伝達するように構成され
ている。これにより、回転軸34(鍔部35)が回転す
ると、スラストベアリング36とラジアルベアリング3
2とにより回転を遮断しつつ、斜板38を揺動運動、即
ち、斜板38の各部を軸方向に前後動させて摺動ガイド
21に伝達し、これを介してベローズ20を伸縮させる
ようになっている。
【0032】尚、スラストベアリング36とラジアルベ
アリング32とによって回転を遮断するのは、回転軸3
4の回転によるねじりがベローズ20に伝達するのを防
止するためである。次に、かかる構成の作用について説
明する。内燃機関のカムシャフトにより継手部を介し
て、回転軸34が回転すると、斜板38は回転軸34に
対して傾斜して支持されているため、斜板38は揺動運
動を行い、キャップ状の摺動ガイド21を介して、ベロ
ーズ20を伸縮させる。
【0033】ここで、あるベローズ20に対し、斜板3
8が摺動ガイド21から離れる方向に移動するときは、
ポンプ室24の容積がベローズ20自体のバネ力により
拡大し、ポンプ室24内の圧力が低下する。これに伴
い、燃料が吸入ポート28から吸入通路25を介して導
かれ、ポンプ室24に吸入される。又、斜板38が摺動
ガイド21側に移動してこれを押すと、ベローズ20が
圧縮されて、ポンプ室24の容積が縮小され、ポンプ室
24内の圧力が上昇する。これに伴い、燃料が吐出通路
26を介して吐出ポート29に至り、吐出される。
【0034】ここで、かかる構成の燃料ポンプ4におい
ては、台座23のベローズ固定側の端部の外周角部にベ
ローズ20の中心軸方向の位置決めを行う第1の位置決
め面23aとベローズ20の中心軸と直交する方向の位
置決めを行う第2の位置決め面23bとからなる段部2
3Bを設け、この段部23Bの第2の位置決め面23b
をシリンダ12のベローズ収納孔19内周面に嵌合さ
せ、かつ、第1の位置決め面23aをシリンダ12のベ
ローズ収納孔19周りの端面に当接させるようにしたか
ら、次のような利点を奏する。
【0035】即ち、各台座23側に位置決め用の基準面
となる段部23Bを形成した構造では、シリンダ12側
に位置決め用の基準面となる段部23をそれぞれざぐり
加工によって形成する必要がなく、シリンダ12側のベ
ローズ位置決め面を平面に形成することができるため、
各台座23に対する位置決め面の誤差はない。このた
め、ベローズ20を固定した際に、ポンプ中心軸に対す
るシリンダ12の各ベローズ収納孔19内周面相互の平
行度の悪化を従来と比較して抑制でき、固定された各ベ
ローズ20相互の平行度の悪化も抑制できるため、ポン
プ作動時において、ベローズ20に対して許容値以上の
応力が作用するの防止でき、ベローズ20の耐久性向上
を図れ、ポンプの耐久性向上を図ることができる。
【0036】又、シリンダ12側に各ベローズ20の台
座23に対応した段部をそれぞれざぐり加工によって形
成する必要がなくなった結果、シリンダ12側に施す加
工工数を低減でき、シリンダ12の製作性の向上を図れ
るため、製作コスト的にも有利である。ところで、台座
23に段部23Bを形成した結果、台座23の厚さは従
来のものより増大し、ベローズ20と端板22と台座2
3とからなるベローズ組立体の軸方向長さが増大し、ポ
ンプの大型に繋がる。
【0037】上記の実施形態によると、台座23のベロ
ーズ固定側の端面に凹部23Cを設け、ベローズ20の
端部をこの凹部23C内側に収納して固定する構成とし
たから、ベローズ20の端部を凹部23Cに挿入位置さ
せた長さ分、ベローズ20と端板22と台座23とから
なるベローズ組立体の軸方向長さを短縮化でき、ポンプ
の軸方向長さの短縮化を図ることができ、ポンプの小型
化を図ることができる。
【0038】尚、本発明としては、この台座23のベロ
ーズ固定側の端面に凹部23Cを設けた実施形態に限ら
ず、図3に示すように、単に段部23Bを設けた構成に
して、台座23の端面にベローズ20の端部を固定する
構成としても良い。図4及び図5は、他の実施形態を示
す図である。これらの実施形態は、複数のベローズ20
に対応して設けられた複数の台座を一体化したことを特
徴としたものである。
【0039】図4の実施形態は、図7に示した従来の平
板状の台座を備えたベローズ式ポンプにおいて、複数の
台座を一体化したものであり、この台座一体化品39
は、単一の板部材にそれぞれ各ベローズに対応した3つ
の開口部39Aと、3つのボルト挿通孔39Bとを形成
して構成される。かかる台座一体化品39は、ボルトに
よってシリンダ、支持板、チェック弁取付板とを共にポ
ンプヘッドに締結される。
【0040】図5の実施形態は、図1に示した段部23
B付の台座23において、複数の台座を一体化したもの
であり、この台座一体化品40は、単一の板部材にそれ
ぞれ各ベローズ23に対応した3つの開口部40Aと、
3つのボルト挿通孔40Bと、段部40Cを形成して構
成される。かかる台座一体化品40は、図1のボルト1
6によってシリンダ12、支持板17、チェック弁取付
板18とを共にポンプヘッド11に締結される。
【0041】かかる実施形態によれば、各ベローズに対
応する台座を一体化形成したから、各ベローズに対応す
る各台座間の厚さの誤差をなくすことができ、ポンプ中
心軸に対するシリンダの各ベローズ収納孔内周面相互の
平行度の悪化を抑制でき、固定された各ベローズ相互の
平行度の悪化を抑制できると共に、ベローズの傾きガタ
の発生を抑制でき、ベローズの動作の安定化を図ること
ができる。
【0042】又、各ベローズに対応した台座が一体化さ
れていることによって、ベローズが自転することがな
く、これによって、台座と支持板との間に介装されるO
リングへの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るベローズ式ポンプの一実施形態
を示す図で、(A)は正面断面図、(B)はシリンダの
平面図
【図2】 同上の実施形態における台座の構造を示す図
で、(A)は正面断面図、(B)はその平面図
【図3】 他の実施形態を示す台座の正面断面図
【図4】 更に他の実施形態における台座一体化品の構
造を示す図で、(A)は正面断面図、(B)はその平面
【図5】 更に他の実施形態における台座一体化品の構
造を示す図で、(A)は正面断面図、(B)はその平面
【図6】 本発明に係るベローズ式ポンプを燃料ポンプ
として適用した内燃機関の燃料噴射システムを説明する
【図7】 従来のベローズ式ポンプの構成を示す正面断
面図
【符号の説明】
4 燃料ポンプ 11 ポンプヘッド 12 シリンダ 13 ケーシング 17 支持板 19 ベローズ収納孔 20 ベローズ 21 摺動ガイド 22 端板 23 台座 23A 開口部 23B 段部 23C 凹部 23a 第1の位置決め面 23b 第2の位置決め面 24 ポンプ室 39 台座一体化品 40 台座一体化品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮自在な複数のベローズ内部にポンプ室
    を形成し、各ベローズを伸縮動作させてポンプ作用を行
    わせるベローズ式ポンプであって、 各ベローズは、ポンプヘッドに固定されるポンプケーシ
    ング内に配設されて該ポンプヘッド側の支持部に固定さ
    れるシリンダの中心軸周りに形成される複数のベローズ
    収納孔に収納され、 各ベローズの一端部には、ベローズ収納孔に摺動可能に
    配設される摺動ガイドの凹部内に位置され、その先端面
    が摺動ガイドの内面に当接される端板が固定され、他端
    部には、ベローズ内部のポンプ室をポンプヘッド側の支
    持部に形成された吸入通路と吐出通路とに連通させる開
    口部を有し、前記支持部に固定される台座が固定され、 前記摺動ガイドと接触するベローズ作動部材の揺動運動
    によって、各ベローズを伸縮動作させるようにしたベロ
    ーズ式ポンプにおいて、 前記台座のベローズ固定側の端部の外周角部に、ベロー
    ズの中心軸と略直交する面であって該ベローズの中心軸
    方向の位置決めを行う第1の位置決め面と、ベローズの
    中心軸と略平行な面であって該ベローズの中心軸と直交
    する方向の位置決めを行う第2の位置決め面と、からな
    り、周方向に沿って環状をなす段部を設け、 前記台座を、その段部の第2の位置決め面を前記シリン
    ダのベローズ収納孔内周面に嵌合させ、かつ、第1の位
    置決め面を該シリンダのベローズ収納孔周りの端面に当
    接させて配置したことを特徴とするベローズ式ポンプ。
  2. 【請求項2】前記台座のベローズ固定側の端面に凹部を
    設け、ベローズ端部を前記凹部内側に収納して該凹部内
    底面に固定したことを特徴とする請求項1記載のベロー
    ズ式ポンプ。
  3. 【請求項3】伸縮自在な複数のベローズ内部にポンプ室
    を形成し、各ベローズを伸縮動作させてポンプ作用を行
    わせるベローズ式ポンプであって、 各ベローズは、ポンプヘッドに固定されるポンプケーシ
    ング内に配設されて該ポンプヘッド側の支持部に固定さ
    れるシリンダの中心軸周りに形成される複数のベローズ
    収納孔に収納され、 各ベローズの一端には、ベローズ収納孔に摺動可能に配
    設される摺動ガイドの凹部内に位置され、その先端面が
    摺動ガイドの内面に当接される端板が固定され、他端に
    は、ポンプ室をポンプヘッド側の支持部に形成された吸
    入通路と吐出通路とに連通させる開口部を有し、前記支
    持部に固定される台座が固定され、 前記摺動ガイドと接触するベローズ作動部材の揺動運動
    によって、各ベローズを伸縮動作させるようにしたベロ
    ーズ式ポンプにおいて、 前記複数のベローズに対応して設けられた複数の台座を
    一体化したことを特徴とするベローズ式ポンプ。
JP10194433A 1998-07-09 1998-07-09 ベローズ式ポンプ Pending JP2000027762A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018189015A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 応研精工株式会社 ダイヤフラムポンプ

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