JP2000026289A - 分岐鎖アミノ酸による筋肉痛・筋肉のこり、はりへの効果 - Google Patents
分岐鎖アミノ酸による筋肉痛・筋肉のこり、はりへの効果Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】分岐鎖アミノ酸(BCAA)はいずれも必須ア
ミノ酸であり、主として筋で代謝され、肝臓で代謝され
る他の多くのアミノ酸とは異なります。本発明は、ロイ
シン、イソロイシン、バリンを有効成分とする分岐鎖ア
ミノ酸(BCAA)を筋肉痛や筋肉のこり、はり治療の
特効薬として提供することが課題であります。 【解決手段】本発明は、ロイシン、イソロイシン、バリ
ンを有効成分とする分岐鎖アミノ酸が、必須アミノ酸の
約40%を占め、摂取された他のアミノ酸の大部分が肝
臓で蛋白合成や糖新生に利用されるのに対して、筋肉を
主として、腎などの肝以外の組織で利用される臓器特異
性を有することに着目して、筋肉痛や筋肉のこり、はり
の改善に役立てることを見いだし、経口摂取できるよう
に製品化した。
ミノ酸であり、主として筋で代謝され、肝臓で代謝され
る他の多くのアミノ酸とは異なります。本発明は、ロイ
シン、イソロイシン、バリンを有効成分とする分岐鎖ア
ミノ酸(BCAA)を筋肉痛や筋肉のこり、はり治療の
特効薬として提供することが課題であります。 【解決手段】本発明は、ロイシン、イソロイシン、バリ
ンを有効成分とする分岐鎖アミノ酸が、必須アミノ酸の
約40%を占め、摂取された他のアミノ酸の大部分が肝
臓で蛋白合成や糖新生に利用されるのに対して、筋肉を
主として、腎などの肝以外の組織で利用される臓器特異
性を有することに着目して、筋肉痛や筋肉のこり、はり
の改善に役立てることを見いだし、経口摂取できるよう
に製品化した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】激しい運動をすると、筋肉に
大きなダメージを受け、筋肉疲労や筋力低下をきたしま
す。このダメージが筋肉痛や筋肉のはりをひきおこし、
運動能力の低下につながります。この状態を続けている
と、肉離れ、ぎっくり腰、頸・肩・腕症候群、こむら返
し、五十肩等になりやすく、スポーツを続けることが困
難になります。また、首筋から肩甲骨あたりにかけての
痛みとも、疲労感ともちがう、なんともいえない不快感
で、もんでもらうと気持ち良く感じる症状を肩こりと呼
んでいます。これは症状の名称であって病名ではありま
せん。若い人の肩こりは、筋肉の発達がよくない「なで
肩」の人によくおこります。中・高年の人の肩こりは、
頸椎の老化が原因のことがもっとも多いようです。物事
に熱中することを「こる」といいますが、こり性の人が
編物、ワープロといった手仕事や読書に熱中すると肩こ
りがおこりやすくなります。頭の重みが、首筋や肩甲骨
周辺にかかり、そのあたりの筋肉が疲れるからです。こ
の場合、肩甲骨の内側や上のほうに、「つぼ」と呼ば
れ、押すと痛む圧痛点が存在します。そのほか、肋骨の
異常、胸膜炎、高血圧などの病気のほか、生活環境が複
雑になり過労、睡眠不足、眼精疲労、精神的ストレス、
女性では更年期障害の症状のことがあります。肩こりの
原因は、このようにいろいろあるので、ひどい肩こりの
時は、なにが原因か医師に鑑別してもらう必要がありま
す。近年、成人病予防の健康管理のためにスポーツを楽
しむ人達が増え、スポーツを真剣に取り組むトップアス
リート達の活躍も盛んに報道され、技術的にも高度化し
ています。また、社会激化のため精神的ストレス等によ
る肩こり症状に悩む人達も増加しています。8種類の必
須アミノ酸の中でも、筋肉で代謝されるロイシン、イソ
ロイシン、バリンを有効成分とする分岐鎖アミノ酸を経
口摂取することにより、筋肉痛・筋肉のこり、はりなど
の改善に役立てるものであります。
大きなダメージを受け、筋肉疲労や筋力低下をきたしま
す。このダメージが筋肉痛や筋肉のはりをひきおこし、
運動能力の低下につながります。この状態を続けている
と、肉離れ、ぎっくり腰、頸・肩・腕症候群、こむら返
し、五十肩等になりやすく、スポーツを続けることが困
難になります。また、首筋から肩甲骨あたりにかけての
痛みとも、疲労感ともちがう、なんともいえない不快感
で、もんでもらうと気持ち良く感じる症状を肩こりと呼
んでいます。これは症状の名称であって病名ではありま
せん。若い人の肩こりは、筋肉の発達がよくない「なで
肩」の人によくおこります。中・高年の人の肩こりは、
頸椎の老化が原因のことがもっとも多いようです。物事
に熱中することを「こる」といいますが、こり性の人が
編物、ワープロといった手仕事や読書に熱中すると肩こ
りがおこりやすくなります。頭の重みが、首筋や肩甲骨
周辺にかかり、そのあたりの筋肉が疲れるからです。こ
の場合、肩甲骨の内側や上のほうに、「つぼ」と呼ば
れ、押すと痛む圧痛点が存在します。そのほか、肋骨の
異常、胸膜炎、高血圧などの病気のほか、生活環境が複
雑になり過労、睡眠不足、眼精疲労、精神的ストレス、
女性では更年期障害の症状のことがあります。肩こりの
原因は、このようにいろいろあるので、ひどい肩こりの
時は、なにが原因か医師に鑑別してもらう必要がありま
す。近年、成人病予防の健康管理のためにスポーツを楽
しむ人達が増え、スポーツを真剣に取り組むトップアス
リート達の活躍も盛んに報道され、技術的にも高度化し
ています。また、社会激化のため精神的ストレス等によ
る肩こり症状に悩む人達も増加しています。8種類の必
須アミノ酸の中でも、筋肉で代謝されるロイシン、イソ
ロイシン、バリンを有効成分とする分岐鎖アミノ酸を経
口摂取することにより、筋肉痛・筋肉のこり、はりなど
の改善に役立てるものであります。
【0002】
【従来の技術】激しいスポーツをすれば、筋肉は酷使さ
れます。筋肉は元来、ごく細い筋繊維の束でできてお
り、激しい運動を繰り返すと、この筋繊維は何百本、何
千本と切れてしまいます。切れた筋繊維は2時間程度で
つながりますが、この時、筋肉の原材料であるアミノ酸
が必要になります。特に分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イ
ソロイシン、バリン)と呼ばれる必須アミノ酸は重要な
鍵を握っています。こうしてつながった筋繊維はその後
切れにくくなり、その繰り返しにより筋肉全体が強くな
っていきます。ところが、体内に筋肉の原材料であるア
ミノ酸が不足すると、赤血球を使うために、鉄分が不足
して貧血の要因となり、筋肉の修復が不可能になりま
す。筋繊維の修復には、必要な原材料をいかにすみやか
に筋肉に届けられるかが重要な鍵になります。現在の筋
肉痛治療には湿布薬が主流で、筋肉の原材料であるアミ
ノ酸の経口摂取による治療薬或いは健康食品は市販され
ていません。また、肩凝りに関しては、なで肩や頸椎の
老化による肩凝りは心配ありません。肩をこらせないよ
うに、生活の知恵をはたらかせることが最善の方法で
す。長時間、同じ姿勢の手仕事などを続けないようにし
ます。どうしても続けなければならないときは、間に休
みをとって、全身を軽く動かして身体をほぐすようにし
ます。肩がこってしまったときは、入浴して血行をよく
するのが、もっとも手っ取り早い治療法です。マッサー
ジも有効ですが、強くやりすぎると、翌日もみ返しによ
る痛みがおこったりしますから注意が必要です。むし
ろ、整形外科を受診して、首を引っ張ったり、ゆるめた
りする間歇牽引療法をおこなってもらったほうが、から
だのしんまでマッサージ効果がおよびます。そのほか、
筋肉を温める温熱療法や圧痛点に局所麻酔剤を注射した
りする治療があります。この治療は即効的に効きます
が、根治療法ではなく、再発を避けることはできませ
ん。針や灸も血行をよくするので、症状を軽減するのに
しばしば有効です。このように治療方法はいろいろあり
ますが、肩こり治療の特効薬がありません。
れます。筋肉は元来、ごく細い筋繊維の束でできてお
り、激しい運動を繰り返すと、この筋繊維は何百本、何
千本と切れてしまいます。切れた筋繊維は2時間程度で
つながりますが、この時、筋肉の原材料であるアミノ酸
が必要になります。特に分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イ
ソロイシン、バリン)と呼ばれる必須アミノ酸は重要な
鍵を握っています。こうしてつながった筋繊維はその後
切れにくくなり、その繰り返しにより筋肉全体が強くな
っていきます。ところが、体内に筋肉の原材料であるア
ミノ酸が不足すると、赤血球を使うために、鉄分が不足
して貧血の要因となり、筋肉の修復が不可能になりま
す。筋繊維の修復には、必要な原材料をいかにすみやか
に筋肉に届けられるかが重要な鍵になります。現在の筋
肉痛治療には湿布薬が主流で、筋肉の原材料であるアミ
ノ酸の経口摂取による治療薬或いは健康食品は市販され
ていません。また、肩凝りに関しては、なで肩や頸椎の
老化による肩凝りは心配ありません。肩をこらせないよ
うに、生活の知恵をはたらかせることが最善の方法で
す。長時間、同じ姿勢の手仕事などを続けないようにし
ます。どうしても続けなければならないときは、間に休
みをとって、全身を軽く動かして身体をほぐすようにし
ます。肩がこってしまったときは、入浴して血行をよく
するのが、もっとも手っ取り早い治療法です。マッサー
ジも有効ですが、強くやりすぎると、翌日もみ返しによ
る痛みがおこったりしますから注意が必要です。むし
ろ、整形外科を受診して、首を引っ張ったり、ゆるめた
りする間歇牽引療法をおこなってもらったほうが、から
だのしんまでマッサージ効果がおよびます。そのほか、
筋肉を温める温熱療法や圧痛点に局所麻酔剤を注射した
りする治療があります。この治療は即効的に効きます
が、根治療法ではなく、再発を避けることはできませ
ん。針や灸も血行をよくするので、症状を軽減するのに
しばしば有効です。このように治療方法はいろいろあり
ますが、肩こり治療の特効薬がありません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】体内で合成できず、体
外からの補給が必要なアミノ酸を必須アミノ酸と呼び、
ロイシン、イソロイシン、バリン(以上分岐鎖アミノ
酸)、フェニルアラニン、トリプトファン(以上芳香族
アミノ酸)、メチオニン(含硫アミノ酸)、リジン(塩
基性アミノ酸)、トレオニン(OH基を有するアミノ
酸)の8種類があります。これに、体内合成が可能であ
るが不十分なために準必須アミノ酸であるアルギニン、
ヒスチジンを加えて10種類を、栄養学的必須アミノ酸
と称しています。これらのうち、ロイシン、イソロイシ
ン、バリンは、いずれも分岐構造を有することから分岐
鎖アミノ酸(BCAA)と総称されます。BCAAはい
ずれも必須アミノ酸であり、主として筋で代謝され、肝
臓で代謝される他の多くのアミノ酸とは異なります。し
たがって、本発明は、ロイシン、イソロイシン、バリン
を有効成分とする分岐鎖アミノ酸(BCAA)を筋肉痛
や筋肉のこり、はりの特効薬として提供することです。
外からの補給が必要なアミノ酸を必須アミノ酸と呼び、
ロイシン、イソロイシン、バリン(以上分岐鎖アミノ
酸)、フェニルアラニン、トリプトファン(以上芳香族
アミノ酸)、メチオニン(含硫アミノ酸)、リジン(塩
基性アミノ酸)、トレオニン(OH基を有するアミノ
酸)の8種類があります。これに、体内合成が可能であ
るが不十分なために準必須アミノ酸であるアルギニン、
ヒスチジンを加えて10種類を、栄養学的必須アミノ酸
と称しています。これらのうち、ロイシン、イソロイシ
ン、バリンは、いずれも分岐構造を有することから分岐
鎖アミノ酸(BCAA)と総称されます。BCAAはい
ずれも必須アミノ酸であり、主として筋で代謝され、肝
臓で代謝される他の多くのアミノ酸とは異なります。し
たがって、本発明は、ロイシン、イソロイシン、バリン
を有効成分とする分岐鎖アミノ酸(BCAA)を筋肉痛
や筋肉のこり、はりの特効薬として提供することです。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロイシン、イ
ソロイシン、バリンを有効成分とする分岐鎖アミノ酸
が、必須アミノ酸の約40%を占め、摂取された他のア
ミノ酸の大部分が肝臓で蛋白合成や糖新生に利用される
のに対して、筋肉を主として、腎などの肝以外の組織で
利用される臓器特異性を有することに着目して、筋肉痛
や筋肉の凝りの改善に役立てることを見いだした。さら
に詳しくは、骨格筋は最大のアミノ酸プールであり、骨
格筋には大量のBCAAが含まれている。骨格筋のBC
AAのアミノ基を用いてアラニンが生成され、肝臓での
糖新生などに供給される。また、骨格筋はBCAAの主
要な代謝の場であり、骨格筋蛋白の異化亢進によりBC
AAの代謝が亢進する。したがって、BCAAのアミノ
基転移によって生じたアミノ基は、糖代謝の過程でグル
コースから生じたピルビン酸と結合し、糖原性アミノ酸
であるアラニンとなって肝臓に運ばれ、糖新生に利用さ
れる。これはglucose alanine cyc
le と呼ばれ、骨格筋と肝臓での物質交換による糖新
生系として重要な役割を果たしており(muscle
liver fuel cycle)、また、尿素合成
の機構を持たない筋組織から、アンモニアを肝臓へ運び
解毒する作用も担っている。この筋蛋白の崩壊は、尿中
の窒素排泄量の増加と、尿中3−メチルヒスチジン排泄
量によってとらえることができる。一方、BCAAの脱
アミノ化された炭素骨格も、ピルビン酸、アセチルCo
A、アセト酢酸というTCA(tricarboxyl
ic acid)cycleまたは糖新生系を構成する
物質に替わって糖新生に用いられる。体蛋白分解の亢進
が糖新生を目的とするものであることは、ブドウ糖投与
によってそれが抑制されることで証明されており、pr
otein sparing effectof gl
ucoseと呼ばれる。アミノ基転移酵素が肝臓にはほ
とんどないことから、肝臓では代謝を受けず、主に末梢
の筋肉組織で異化反応を受ける。つまり、肝機能の状態
にかかわらず、BCAAは末梢で消費され血中濃度は低
下し、末梢への取り込みを促進させる。BCAAの経口
摂取により、筋蛋白の分解が抑制されることが示されて
いる。特にロイシンが筋蛋白の生合成を促進し、逆に蛋
白分解を抑制する。蛋白節約作用の他にも、グルタミ
ン、アラニンの放出、膵臓からのインスリンの放出、各
組織におれるアミノ酸の取り込み、さらには、脂肪組織
におけるコレステロール、中性脂肪の代謝にも関与し、
ロイシンと他の分岐鎖アミノ酸の配合比が重要でありま
す。脳への中性アミノ酸の輸送において、BCAAやA
AAは中性アミノ酸であり、これらは共通のcarri
erと結合して血液脳関門を通過するが、中性アミノ酸
の脳内への取り込みはcompetitiveであり、
BCAAの相対的濃度が低いとAAAの取り込み量が増
加する。AAAは本来の神経伝達アミンであるドパミ
ン、ノルエピネフリン、セロトニンの前駆物質である
が、この脳内neurotransmitter(神経
伝達物質)の減少とともに、増加した脳内のフェニルア
ラニンやチロシンから生成された脳内アミン(オクトパ
ミン、チラミン、フェニルエタノラミン、フェネチラミ
ン)が増加する。これらは偽神経伝達物質(false
neurotransmitter)として、本来の
神経伝達アミンであるドパミン、ノルエピネフリンを阻
害する。こうしたBCAAやAAAのインバランスが脳
内アミンの異常をもたらす。激しい運動を行っている時
は、BCAAやAAAのインバランスが脳内アミンの異
常を起こすため、BCAAの経口摂取により改善され
る。
ソロイシン、バリンを有効成分とする分岐鎖アミノ酸
が、必須アミノ酸の約40%を占め、摂取された他のア
ミノ酸の大部分が肝臓で蛋白合成や糖新生に利用される
のに対して、筋肉を主として、腎などの肝以外の組織で
利用される臓器特異性を有することに着目して、筋肉痛
や筋肉の凝りの改善に役立てることを見いだした。さら
に詳しくは、骨格筋は最大のアミノ酸プールであり、骨
格筋には大量のBCAAが含まれている。骨格筋のBC
AAのアミノ基を用いてアラニンが生成され、肝臓での
糖新生などに供給される。また、骨格筋はBCAAの主
要な代謝の場であり、骨格筋蛋白の異化亢進によりBC
AAの代謝が亢進する。したがって、BCAAのアミノ
基転移によって生じたアミノ基は、糖代謝の過程でグル
コースから生じたピルビン酸と結合し、糖原性アミノ酸
であるアラニンとなって肝臓に運ばれ、糖新生に利用さ
れる。これはglucose alanine cyc
le と呼ばれ、骨格筋と肝臓での物質交換による糖新
生系として重要な役割を果たしており(muscle
liver fuel cycle)、また、尿素合成
の機構を持たない筋組織から、アンモニアを肝臓へ運び
解毒する作用も担っている。この筋蛋白の崩壊は、尿中
の窒素排泄量の増加と、尿中3−メチルヒスチジン排泄
量によってとらえることができる。一方、BCAAの脱
アミノ化された炭素骨格も、ピルビン酸、アセチルCo
A、アセト酢酸というTCA(tricarboxyl
ic acid)cycleまたは糖新生系を構成する
物質に替わって糖新生に用いられる。体蛋白分解の亢進
が糖新生を目的とするものであることは、ブドウ糖投与
によってそれが抑制されることで証明されており、pr
otein sparing effectof gl
ucoseと呼ばれる。アミノ基転移酵素が肝臓にはほ
とんどないことから、肝臓では代謝を受けず、主に末梢
の筋肉組織で異化反応を受ける。つまり、肝機能の状態
にかかわらず、BCAAは末梢で消費され血中濃度は低
下し、末梢への取り込みを促進させる。BCAAの経口
摂取により、筋蛋白の分解が抑制されることが示されて
いる。特にロイシンが筋蛋白の生合成を促進し、逆に蛋
白分解を抑制する。蛋白節約作用の他にも、グルタミ
ン、アラニンの放出、膵臓からのインスリンの放出、各
組織におれるアミノ酸の取り込み、さらには、脂肪組織
におけるコレステロール、中性脂肪の代謝にも関与し、
ロイシンと他の分岐鎖アミノ酸の配合比が重要でありま
す。脳への中性アミノ酸の輸送において、BCAAやA
AAは中性アミノ酸であり、これらは共通のcarri
erと結合して血液脳関門を通過するが、中性アミノ酸
の脳内への取り込みはcompetitiveであり、
BCAAの相対的濃度が低いとAAAの取り込み量が増
加する。AAAは本来の神経伝達アミンであるドパミ
ン、ノルエピネフリン、セロトニンの前駆物質である
が、この脳内neurotransmitter(神経
伝達物質)の減少とともに、増加した脳内のフェニルア
ラニンやチロシンから生成された脳内アミン(オクトパ
ミン、チラミン、フェニルエタノラミン、フェネチラミ
ン)が増加する。これらは偽神経伝達物質(false
neurotransmitter)として、本来の
神経伝達アミンであるドパミン、ノルエピネフリンを阻
害する。こうしたBCAAやAAAのインバランスが脳
内アミンの異常をもたらす。激しい運動を行っている時
は、BCAAやAAAのインバランスが脳内アミンの異
常を起こすため、BCAAの経口摂取により改善され
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の筋肉痛・筋肉のこり、は
りの解消剤は、ロイシン、イソロイシン、バリンを有効
成分とする分岐鎖アミノ酸を、自体公知の食品あるいは
食品成分、医薬担体または賦形剤と自体公知の方法で合
して、筋肉のダメージを解消する食品とすることができ
る。用いる食品あるいは食品成分は特に限定するもので
はなく、目的とする筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤
の具体的用途に応じて当業者が適宜選択できる。また、
筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤の形態も特に限定す
るものではなく、具体的用途に応じて、種々の個体や形
状にすることができる。本発明の筋肉痛・筋肉のこり、
はりの解消剤の効果を発揮させるために、特に重要なこ
とは分岐鎖アミノ酸の配合比で、イソロイシン:ロイシ
ン:バリンの比率が1:2:1になるように製品化する
ことが大切である。体内摂取の方法は経口摂取による。
ロイシン、イソロイシン、バリンを有効成分とする分岐
鎖アミノ酸を経口摂取の場合、成人に対して1日あた
り、有効成分として500mg〜2,000mg程度と
して、これを1日1〜数回に分けて摂取することによ
り、副作用なく所望の効果を発揮させることができる。
りの解消剤は、ロイシン、イソロイシン、バリンを有効
成分とする分岐鎖アミノ酸を、自体公知の食品あるいは
食品成分、医薬担体または賦形剤と自体公知の方法で合
して、筋肉のダメージを解消する食品とすることができ
る。用いる食品あるいは食品成分は特に限定するもので
はなく、目的とする筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤
の具体的用途に応じて当業者が適宜選択できる。また、
筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤の形態も特に限定す
るものではなく、具体的用途に応じて、種々の個体や形
状にすることができる。本発明の筋肉痛・筋肉のこり、
はりの解消剤の効果を発揮させるために、特に重要なこ
とは分岐鎖アミノ酸の配合比で、イソロイシン:ロイシ
ン:バリンの比率が1:2:1になるように製品化する
ことが大切である。体内摂取の方法は経口摂取による。
ロイシン、イソロイシン、バリンを有効成分とする分岐
鎖アミノ酸を経口摂取の場合、成人に対して1日あた
り、有効成分として500mg〜2,000mg程度と
して、これを1日1〜数回に分けて摂取することによ
り、副作用なく所望の効果を発揮させることができる。
【0006】
【実施例】本発明の筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤
を、5粒中で分岐鎖アミノ酸を630mg配合して製品
化した。形状は打錠品のタブレットとした。他の食品成
分として、アルギニン、グルタミン酸、アスパラギン酸
Na、乳糖、コラーゲンを配合した。このようにして製
品化された筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤を、22
才のデ杯選手のテニスプレヤーに経口摂取することを依
頼して、試合1時間前に10粒程度を摂取、試合後すぐ
に10粒程度を摂取した。試合中の筋肉疲労もまったく
感じられず、充分に自分の能力を発揮することができ
た。翌日の試合に対しても筋肉痛や筋肉のはりもなく、
筋力低下や筋肉疲労もみられなかった。また、中枢性疲
労においても試合中感じられなかった。
を、5粒中で分岐鎖アミノ酸を630mg配合して製品
化した。形状は打錠品のタブレットとした。他の食品成
分として、アルギニン、グルタミン酸、アスパラギン酸
Na、乳糖、コラーゲンを配合した。このようにして製
品化された筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤を、22
才のデ杯選手のテニスプレヤーに経口摂取することを依
頼して、試合1時間前に10粒程度を摂取、試合後すぐ
に10粒程度を摂取した。試合中の筋肉疲労もまったく
感じられず、充分に自分の能力を発揮することができ
た。翌日の試合に対しても筋肉痛や筋肉のはりもなく、
筋力低下や筋肉疲労もみられなかった。また、中枢性疲
労においても試合中感じられなかった。
【0007】
【発明の効果】スポーツ選手が、激しい運動を行うと、
筋肉の組織が分解されてしまいます。運動前に分岐鎖ア
ミノ酸配合製剤を摂取することにより、筋肉の分解が抑
えられ、筋肉痛や筋肉のハリといつた悩みを解決しま
す。運動の翌日も筋肉はベストコンディションを維持で
きます。分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バ
リン)は運動中のエネルギーとして利用されるアミノ酸
です。これを運動前に補給することで糖質の消費を節約
でき、スタミナアップに役立ちます。運動中の筋肉疲労
は、筋肉で生成される乳酸という物質が原因です。この
乳酸の生成をおさえるのがロイシン、イソロイシン、バ
リンの3種類の必須アミノ酸です。長時間の運動時にも
筋肉疲労が起こりにくくなり、持久力がアップします。
また、中枢性疲労においても、BCAAを経口摂取する
ことにより、BCAAの血液濃度が増加し、血液脳関門
における中性アミノ酸の競合と脳内モノアミンの変動を
是正するため、運動時の中枢性疲労を感じさせない。肩
こりの人達は、物事に熱中することを「こる」といいま
すが、こり性の人が編物、ワープロといった手仕事や読
書に熱中すると肩こりがおこりやすくなります。頭の重
みが、首筋や肩甲骨周辺にかかり、そのあたりの筋肉が
疲れるからです。この場合、肩甲骨の内側や上のほう
に、「つぼ」と呼ばれる押すと痛む圧痛点が存在しま
す。そのほか、肋骨の異常、胸膜炎、高血圧などの病気
のほか、過労、睡眠不足、眼精疲労など眼の使い過ぎ、
精神的ストレス、女性では更年期障害の症状のことがあ
ります。治療方法は、筋肉を温める温熱療法や圧痛点に
局所麻酔剤を注射したりする治療があります。この治療
は即効的に効きますが、根治療法ではなく、再発を避け
ることはできません。針や灸も血行をよくするので、症
状を軽減するのにしばしば有効です。分岐鎖アミノ酸
は、筋肉代謝の促進と筋蛋白の分解を抑制しますから、
末梢筋組織で直接分解・酸化されてエネルギー源となる
ため筋肉の修復が可能になり、肩こりの治療にも効果が
あります。
筋肉の組織が分解されてしまいます。運動前に分岐鎖ア
ミノ酸配合製剤を摂取することにより、筋肉の分解が抑
えられ、筋肉痛や筋肉のハリといつた悩みを解決しま
す。運動の翌日も筋肉はベストコンディションを維持で
きます。分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バ
リン)は運動中のエネルギーとして利用されるアミノ酸
です。これを運動前に補給することで糖質の消費を節約
でき、スタミナアップに役立ちます。運動中の筋肉疲労
は、筋肉で生成される乳酸という物質が原因です。この
乳酸の生成をおさえるのがロイシン、イソロイシン、バ
リンの3種類の必須アミノ酸です。長時間の運動時にも
筋肉疲労が起こりにくくなり、持久力がアップします。
また、中枢性疲労においても、BCAAを経口摂取する
ことにより、BCAAの血液濃度が増加し、血液脳関門
における中性アミノ酸の競合と脳内モノアミンの変動を
是正するため、運動時の中枢性疲労を感じさせない。肩
こりの人達は、物事に熱中することを「こる」といいま
すが、こり性の人が編物、ワープロといった手仕事や読
書に熱中すると肩こりがおこりやすくなります。頭の重
みが、首筋や肩甲骨周辺にかかり、そのあたりの筋肉が
疲れるからです。この場合、肩甲骨の内側や上のほう
に、「つぼ」と呼ばれる押すと痛む圧痛点が存在しま
す。そのほか、肋骨の異常、胸膜炎、高血圧などの病気
のほか、過労、睡眠不足、眼精疲労など眼の使い過ぎ、
精神的ストレス、女性では更年期障害の症状のことがあ
ります。治療方法は、筋肉を温める温熱療法や圧痛点に
局所麻酔剤を注射したりする治療があります。この治療
は即効的に効きますが、根治療法ではなく、再発を避け
ることはできません。針や灸も血行をよくするので、症
状を軽減するのにしばしば有効です。分岐鎖アミノ酸
は、筋肉代謝の促進と筋蛋白の分解を抑制しますから、
末梢筋組織で直接分解・酸化されてエネルギー源となる
ため筋肉の修復が可能になり、肩こりの治療にも効果が
あります。
Claims (1)
- 【請求項1】分岐鎖アミノ酸を経口摂取することによる
筋肉痛・筋肉のこり、はりの解消剤。
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