JP2000022469A - 音声処理装置 - Google Patents
音声処理装置Info
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- JP2000022469A JP2000022469A JP10183829A JP18382998A JP2000022469A JP 2000022469 A JP2000022469 A JP 2000022469A JP 10183829 A JP10183829 A JP 10183829A JP 18382998 A JP18382998 A JP 18382998A JP 2000022469 A JP2000022469 A JP 2000022469A
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- Japan
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- level
- gain
- input
- audio signal
- input audio
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力音声信号が大きいレベルから小さいレベ
ルに変化したときの応答特性を改善する。 【解決手段】 入力音声信号の供給される利得制御アン
プ52と、入力音声信号のレベルを検出するレベル検出
回路61とを設ける。このレベル検出回路61の検出信
号にしたがって利得制御アンプ52の利得の制御信号を
形成する制御信号形成回路63を設ける。利得制御アン
プ52は、これに供給された入力音声信号をレベル圧縮
して出力する入出力特性とする。入力音声信号が大きい
レベルからこれよりも小さいレベルに低下することによ
り、利得制御アンプ52の利得が対応する小さい利得か
ら大きい利得に上昇するまでの応答時間を、レベル圧縮
の設定内容および入力音声信号のレベル変化の履歴に応
じて変更する。
ルに変化したときの応答特性を改善する。 【解決手段】 入力音声信号の供給される利得制御アン
プ52と、入力音声信号のレベルを検出するレベル検出
回路61とを設ける。このレベル検出回路61の検出信
号にしたがって利得制御アンプ52の利得の制御信号を
形成する制御信号形成回路63を設ける。利得制御アン
プ52は、これに供給された入力音声信号をレベル圧縮
して出力する入出力特性とする。入力音声信号が大きい
レベルからこれよりも小さいレベルに低下することによ
り、利得制御アンプ52の利得が対応する小さい利得か
ら大きい利得に上昇するまでの応答時間を、レベル圧縮
の設定内容および入力音声信号のレベル変化の履歴に応
じて変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、補聴
器、電話、拡声器、音声通信などの分野で用いられる音
声処理装置に関する。
器、電話、拡声器、音声通信などの分野で用いられる音
声処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号の伝送系のダイナミックレンジ
が狭いとき、あるいは難聴者のように受聴可能なダイナ
ミックレンジが狭いとき、例えば図10の直線11、1
2あるいは13に示すような入出力特性のアンプによ
り、対象となる音声信号をレベル圧縮する手法が知られ
ている。
が狭いとき、あるいは難聴者のように受聴可能なダイナ
ミックレンジが狭いとき、例えば図10の直線11、1
2あるいは13に示すような入出力特性のアンプによ
り、対象となる音声信号をレベル圧縮する手法が知られ
ている。
【0003】すなわち、これらの入出力特性11〜13
に対応するアンプの利得は、直線21〜23に示すとお
りであり、どの特性であっても、対象となる音声信号
は、レベルが小さいときには大きな利得で増幅され、レ
ベルが大きいときには小さな利得で増幅される。そし
て、入出力特性12および利得特性22では、入出力特
性11および利得特性21に比べ、出力レベルの変化範
囲が狭いので、より強くレベル圧縮されることになる。
また、入出力特性13および利得特性23では、入出力
特性11および利得特性21に比べ、レベル圧縮の割り
合いは同じであるが、出力レベルおよび利得が一様に大
きい。
に対応するアンプの利得は、直線21〜23に示すとお
りであり、どの特性であっても、対象となる音声信号
は、レベルが小さいときには大きな利得で増幅され、レ
ベルが大きいときには小さな利得で増幅される。そし
て、入出力特性12および利得特性22では、入出力特
性11および利得特性21に比べ、出力レベルの変化範
囲が狭いので、より強くレベル圧縮されることになる。
また、入出力特性13および利得特性23では、入出力
特性11および利得特性21に比べ、レベル圧縮の割り
合いは同じであるが、出力レベルおよび利得が一様に大
きい。
【0004】こうして、対象となる音声信号は増幅され
ると同時にレベル圧縮されるので、その音声信号のダイ
ナミックレンジを、伝送系のダイナミックレンジや受聴
可能なダイナミックレンジに適切に収めることができ
る。
ると同時にレベル圧縮されるので、その音声信号のダイ
ナミックレンジを、伝送系のダイナミックレンジや受聴
可能なダイナミックレンジに適切に収めることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なレベル圧縮を行う場合、音声信号のレベルが変化した
とき、その変化時点からアンプの利得が対応する利得に
変化するまでの時間(以後、「解除時間」と呼ぶ)を短
くすると、音声信号の瞬時レベルに対してレベル圧縮が
行われるようになるので、音声信号は振幅変調を受けた
ような波形になって大きく歪んでしまい、聞き取りにく
くなってしまう。
なレベル圧縮を行う場合、音声信号のレベルが変化した
とき、その変化時点からアンプの利得が対応する利得に
変化するまでの時間(以後、「解除時間」と呼ぶ)を短
くすると、音声信号の瞬時レベルに対してレベル圧縮が
行われるようになるので、音声信号は振幅変調を受けた
ような波形になって大きく歪んでしまい、聞き取りにく
くなってしまう。
【0006】このため、多くの場合、 (A) 音声信号が小さいレベルから大きいレベルに変化す
るときには、利得を瞬時に小さくする(解除時間を短く
する)。 (B) 音声信号が大きいレベルから小さいにレベルに変化
するときには、所定の大きさの時間遅れをもって利得を
大きくする(解除時間を長くする)。ようにしている。
るときには、利得を瞬時に小さくする(解除時間を短く
する)。 (B) 音声信号が大きいレベルから小さいにレベルに変化
するときには、所定の大きさの時間遅れをもって利得を
大きくする(解除時間を長くする)。ようにしている。
【0007】ところが、解除時間を長くした場合には、 (1) 静かな環境で収音した小さな音の信号を増幅してい
るときに、一時的に比較的大きな音が入ってくると、そ
の後、もとの小さな音になっても、解除時間が終了する
までの間、利得はその大きな音に対応した小さい利得の
ままなので、その間、小さな音が聞こえなくなってしま
う。
るときに、一時的に比較的大きな音が入ってくると、そ
の後、もとの小さな音になっても、解除時間が終了する
までの間、利得はその大きな音に対応した小さい利得の
ままなので、その間、小さな音が聞こえなくなってしま
う。
【0008】(2) 暗騒音レベルが大きい環境で、電話の
受話レベルを暗騒音レベルよりも大きくして聞いている
ときに、一時的に大きなレベルの音声信号を受けると、
解除時間が終了するまでの間、利得は小さいままなの
で、その間、小さな受話音声が暗騒音に消されて聞き取
れなくなってしまう。
受話レベルを暗騒音レベルよりも大きくして聞いている
ときに、一時的に大きなレベルの音声信号を受けると、
解除時間が終了するまでの間、利得は小さいままなの
で、その間、小さな受話音声が暗騒音に消されて聞き取
れなくなってしまう。
【0009】この発明は、これらの問題点を解決しよう
とするものである。
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、入力音声信号の供給される利得制御アンプと、
上記入力音声信号のレベルを検出するレベル検出回路
と、このレベル検出回路の検出信号にしたがって上記利
得制御アンプの利得の制御信号を形成する制御信号形成
回路とを有し、上記利得制御アンプは、これに供給され
た上記入力音声信号をレベル圧縮して出力する入出力特
性とされ、上記入力音声信号が大きいレベルからこれよ
りも小さいレベルに低下することにより、上記利得制御
アンプの利得が対応する小さい利得から大きい利得に上
昇するまでの応答時間を、上記レベル圧縮の設定内容お
よび上記入力音声信号のレベル変化の履歴に応じて変更
するようにした音声処理装置とするものである。したが
って、大きな入力レベルの後の小さい入力レベルに対し
ても必要な利得となる。
いては、入力音声信号の供給される利得制御アンプと、
上記入力音声信号のレベルを検出するレベル検出回路
と、このレベル検出回路の検出信号にしたがって上記利
得制御アンプの利得の制御信号を形成する制御信号形成
回路とを有し、上記利得制御アンプは、これに供給され
た上記入力音声信号をレベル圧縮して出力する入出力特
性とされ、上記入力音声信号が大きいレベルからこれよ
りも小さいレベルに低下することにより、上記利得制御
アンプの利得が対応する小さい利得から大きい利得に上
昇するまでの応答時間を、上記レベル圧縮の設定内容お
よび上記入力音声信号のレベル変化の履歴に応じて変更
するようにした音声処理装置とするものである。したが
って、大きな入力レベルの後の小さい入力レベルに対し
ても必要な利得となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、処理の対象となる
音声信号S51は、入力端子51を通じて利得制御アンプ
52に供給され、この制御アンプ52においてレベル圧
縮されてから出力端子53に取り出される。
音声信号S51は、入力端子51を通じて利得制御アンプ
52に供給され、この制御アンプ52においてレベル圧
縮されてから出力端子53に取り出される。
【0012】この場合、制御アンプ52は、ユーザの設
定にしたがって、例えば、図2Aの直線24、25によ
り示すように、入力レベルに対する利得の変化率を任意
に変更できるようにされているものであり、したがっ
て、直線14、15により示すように、ダイナミックレ
ンジを任意に変更できるものである。
定にしたがって、例えば、図2Aの直線24、25によ
り示すように、入力レベルに対する利得の変化率を任意
に変更できるようにされているものであり、したがっ
て、直線14、15により示すように、ダイナミックレ
ンジを任意に変更できるものである。
【0013】さらに、制御アンプ52は、ユーザの設定
にしたがって、例えば、図3Aの直線26、27により
示すように、入力レベルにかかわらず利得を一様に変更
できるようにされているものでもあり、したがって、直
線16、17により示すように、ダイナミックレンジを
変化させずに、出力レベルを任意に変更できるものでも
ある。
にしたがって、例えば、図3Aの直線26、27により
示すように、入力レベルにかかわらず利得を一様に変更
できるようにされているものでもあり、したがって、直
線16、17により示すように、ダイナミックレンジを
変化させずに、出力レベルを任意に変更できるものでも
ある。
【0014】また、端子51の音声信号S51の一部が、
例えば、整流回路611およびローパスフィルタ612
から構成されるレベル検出回路61に供給され、信号S
51のエンベロープを示す信号、すなわち、信号S51の瞬
時レベルに対応してレベルの変化する検出信号(直流電
圧)S61が取り出される。そして、この信号S61がその
まま制御信号形成回路63に供給されるとともに、遅延
回路62に供給されて所定の時間だけ遅延した信号S62
とされ、この遅延信号S62が形成回路63に供給され
る。
例えば、整流回路611およびローパスフィルタ612
から構成されるレベル検出回路61に供給され、信号S
51のエンベロープを示す信号、すなわち、信号S51の瞬
時レベルに対応してレベルの変化する検出信号(直流電
圧)S61が取り出される。そして、この信号S61がその
まま制御信号形成回路63に供給されるとともに、遅延
回路62に供給されて所定の時間だけ遅延した信号S62
とされ、この遅延信号S62が形成回路63に供給され
る。
【0015】この場合、信号S61、S62の差から音声信
号S51にレベルの変化があったとき、その変化量を知る
ことができ、信号S61、S62の差の極性から信号S51の
レベルが大きくなったのか、小さくなったのかを知るこ
とができる。そこで、形成回路63において、信号S6
1、S62から制御信号S63が形成され、この信号S63に
より利得制御アンプ52の利得が、例えば図2Cおよび
図3Cに示すように、制御される。
号S51にレベルの変化があったとき、その変化量を知る
ことができ、信号S61、S62の差の極性から信号S51の
レベルが大きくなったのか、小さくなったのかを知るこ
とができる。そこで、形成回路63において、信号S6
1、S62から制御信号S63が形成され、この信号S63に
より利得制御アンプ52の利得が、例えば図2Cおよび
図3Cに示すように、制御される。
【0016】すなわち、図2Bに示すように、入力レベ
ルの低下が小さい場合であって、直線14(図2A)に
より示すように、ダイナミックレンジがあまり小さくな
らないように設定されているときには、図2Cに曲線3
4により示すように、利得は比較的緩やかに変化し、直
線15(図2A)により示すように、ダイナミックレン
ジが比較的小さくなるように設定されているときには、
図2Cに曲線35により示すように、利得は比較的速や
かに変化するように制御される。
ルの低下が小さい場合であって、直線14(図2A)に
より示すように、ダイナミックレンジがあまり小さくな
らないように設定されているときには、図2Cに曲線3
4により示すように、利得は比較的緩やかに変化し、直
線15(図2A)により示すように、ダイナミックレン
ジが比較的小さくなるように設定されているときには、
図2Cに曲線35により示すように、利得は比較的速や
かに変化するように制御される。
【0017】また、図3Bに示すように、入力レベルの
低下が大きい場合であって、直線26(図3A)により
示すように、利得が一様に比較的小さく設定されている
ときには、図3Cに曲線36により示すように、利得は
比較的緩やかに変化し、直線27(図3A)により示す
ように、利得が一様に比較的大きく設定されているとき
には、図3Cに曲線37により示すように、利得は比較
的速やかに変化するように制御される。
低下が大きい場合であって、直線26(図3A)により
示すように、利得が一様に比較的小さく設定されている
ときには、図3Cに曲線36により示すように、利得は
比較的緩やかに変化し、直線27(図3A)により示す
ように、利得が一様に比較的大きく設定されているとき
には、図3Cに曲線37により示すように、利得は比較
的速やかに変化するように制御される。
【0018】なお、実際の装置においては、図1に示す
回路はデジタル回路により構成され、各信号もデジタル
信号とされている。また、主要な回路はDSPにより構
成される。
回路はデジタル回路により構成され、各信号もデジタル
信号とされている。また、主要な回路はDSPにより構
成される。
【0019】このような構成において、利得制御アンプ
52が、例えば図2Aの直線18に示すような入出力特
性に設定されているとする。
52が、例えば図2Aの直線18に示すような入出力特
性に設定されているとする。
【0020】すると、入力された音声信号S51のレベル
が、図4Aに示すように、小→大→中と変化した場合に
は、制御アンプ52の利得は、図4Bに示すように、入
力レベルが大→中と変化したとき、比較的速く大きくな
り、したがって、最初の小レベルにすぐに対応できる。
が、図4Aに示すように、小→大→中と変化した場合に
は、制御アンプ52の利得は、図4Bに示すように、入
力レベルが大→中と変化したとき、比較的速く大きくな
り、したがって、最初の小レベルにすぐに対応できる。
【0021】しかし、入力された音声信号S51のレベル
が、図5Aに示すように、中→大→中と変化した場合に
は、制御アンプ52の利得は、図5Bに示すように、入
力レベルが大→中と変化したとき、比較的緩やかに大き
くなる。
が、図5Aに示すように、中→大→中と変化した場合に
は、制御アンプ52の利得は、図5Bに示すように、入
力レベルが大→中と変化したとき、比較的緩やかに大き
くなる。
【0022】また、入力された音声信号S51のレベル
が、図6Aに示すように、中→大→小と変化した場合に
は、制御アンプ52の利得は、図6Bに示すように、入
力レベルが大→小と変化したとき、比較的速く大きくな
り、したがって、大きな入力レベルの後の小さい入力レ
ベルにもすぐに対応できる。
が、図6Aに示すように、中→大→小と変化した場合に
は、制御アンプ52の利得は、図6Bに示すように、入
力レベルが大→小と変化したとき、比較的速く大きくな
り、したがって、大きな入力レベルの後の小さい入力レ
ベルにもすぐに対応できる。
【0023】こうして、この装置によれば、入力レベル
が大きくなって利得が小さくなったあとに利得を回復さ
せるとき、入出力特性および入力レベルの履歴を考慮す
るようにしているので、大きな入力レベルの後の小さい
入力レベルに対しても必要な利得となり、したがって、
大きなレベルに続く小さなレベルの音声であっても聞き
取りやすくなる。
が大きくなって利得が小さくなったあとに利得を回復さ
せるとき、入出力特性および入力レベルの履歴を考慮す
るようにしているので、大きな入力レベルの後の小さい
入力レベルに対しても必要な利得となり、したがって、
大きなレベルに続く小さなレベルの音声であっても聞き
取りやすくなる。
【0024】また、瞬時にレベル圧縮増幅を解除するわ
けではないので、音声信号のレベルによる振幅変調を受
けることがなく、したがって、歪みの少ない音声を聞く
ことができる。
けではないので、音声信号のレベルによる振幅変調を受
けることがなく、したがって、歪みの少ない音声を聞く
ことができる。
【0025】図7および図8は、利得制御アンプ52の
入出力特性に対して、増幅動作をする入力レベル範囲を
制限するために、折れ曲がり点、すなわち、ニーポイン
トを設けた場合である。
入出力特性に対して、増幅動作をする入力レベル範囲を
制限するために、折れ曲がり点、すなわち、ニーポイン
トを設けた場合である。
【0026】そして、図7の場合には、特性18、19
は、ニーポイント以上の入力レベルでは、レベル圧縮の
傾きは等しいが、特性19は特性18よりもニーポイン
トが低く設定されている。このため、入力レベルが大→
小と変化したときの利得の上昇は、特性19のときに
は、特性18のときよりも、速くされる。
は、ニーポイント以上の入力レベルでは、レベル圧縮の
傾きは等しいが、特性19は特性18よりもニーポイン
トが低く設定されている。このため、入力レベルが大→
小と変化したときの利得の上昇は、特性19のときに
は、特性18のときよりも、速くされる。
【0027】また、図8の場合には、特性18、19
は、レベル圧縮の傾きを異ならせてニーポイントが設定
されている。このため、入力レベルが大→小と変化した
ときの利得の上昇は、特性19のときには、特性18の
ときよりも、速くされる。
は、レベル圧縮の傾きを異ならせてニーポイントが設定
されている。このため、入力レベルが大→小と変化した
ときの利得の上昇は、特性19のときには、特性18の
ときよりも、速くされる。
【0028】図9は、入力された音声信号S51を3つの
周波数帯域に分割し、それぞれの帯域において、図1の
装置と同様の処理を行うようにした場合である。すなわ
ち、入力端子51からの音声信号S51が、ほぼ1kHz以
下を通過帯域とするバンドパスフィルタ54Lに供給さ
れ、このフィルタ54Lからは信号S51のピッチおよび
第1フォルマントの成分の音声信号S51L が取り出され
る。
周波数帯域に分割し、それぞれの帯域において、図1の
装置と同様の処理を行うようにした場合である。すなわ
ち、入力端子51からの音声信号S51が、ほぼ1kHz以
下を通過帯域とするバンドパスフィルタ54Lに供給さ
れ、このフィルタ54Lからは信号S51のピッチおよび
第1フォルマントの成分の音声信号S51L が取り出され
る。
【0029】また、端子51からの音声信号S51が、ほ
ぼ1kHz〜3kHzを通過帯域とするバンドパスフィルタ
54Mに供給され、このフィルタ54Mからは信号S51
の第2フォルマントの成分の音声信号S51M が取り出さ
れる。さらに、端子51からの音声信号S51が、ほぼ3
kHz以上を通過帯域とするハイパスフィルタ54Hに供
給され、このフィルタ54Hからは信号S51の第3フォ
ルマントおよび子音の成分の音声信号S51H が取り出さ
れる。
ぼ1kHz〜3kHzを通過帯域とするバンドパスフィルタ
54Mに供給され、このフィルタ54Mからは信号S51
の第2フォルマントの成分の音声信号S51M が取り出さ
れる。さらに、端子51からの音声信号S51が、ほぼ3
kHz以上を通過帯域とするハイパスフィルタ54Hに供
給され、このフィルタ54Hからは信号S51の第3フォ
ルマントおよび子音の成分の音声信号S51H が取り出さ
れる。
【0030】そして、これらフィルタ54L〜54Hか
らの信号S51L 〜S51H が、図1の音声処理回路と同様
に構成された音声処理回路51L〜51Hにそれぞれ供
給され、その利得制御アンプ52〜52から出力される
音声信号S51L 〜51H が加算回路55に供給され、その
加算信号が出力端子52に取り出される。
らの信号S51L 〜S51H が、図1の音声処理回路と同様
に構成された音声処理回路51L〜51Hにそれぞれ供
給され、その利得制御アンプ52〜52から出力される
音声信号S51L 〜51H が加算回路55に供給され、その
加算信号が出力端子52に取り出される。
【0031】したがって、端子55には、レベル圧縮さ
れた音声信号S51が出力されるとともに、この音声信号
S51によれば、大きなレベルに続く小さなレベルの音声
であっても聞き取りやすく、しかも、歪みの少ない音声
を得ることができる。
れた音声信号S51が出力されるとともに、この音声信号
S51によれば、大きなレベルに続く小さなレベルの音声
であっても聞き取りやすく、しかも、歪みの少ない音声
を得ることができる。
【0032】なお、図9の装置において、音声信号S51
の周波数帯域を分割するとき、例えば1/3オクターブ
ずつ、あるいは臨界帯域などで分割することもできる。
の周波数帯域を分割するとき、例えば1/3オクターブ
ずつ、あるいは臨界帯域などで分割することもできる。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、入力レベルが大きく
なって利得増幅率が小さくなったあとの利得を回復させ
るとき入出力特性および入力レベルの履歴を考慮するよ
うにしているので、大きなレベルに続く小さなレベルの
音声であっても聞き取りやすくなる。また、瞬時にレベ
ル圧縮増幅を解除するわけではないので、歪みの少ない
音声を聞くことができる。
なって利得増幅率が小さくなったあとの利得を回復させ
るとき入出力特性および入力レベルの履歴を考慮するよ
うにしているので、大きなレベルに続く小さなレベルの
音声であっても聞き取りやすくなる。また、瞬時にレベ
ル圧縮増幅を解除するわけではないので、歪みの少ない
音声を聞くことができる。
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の特性を説明するための図である。
【図3】この発明の特性を説明するための図である。
【図4】この発明の特性を説明するための図である。
【図5】この発明の特性を説明するための図である。
【図6】この発明の特性を説明するための図である。
【図7】この発明の特性を説明するための図である。
【図8】この発明の特性を説明するための図である。
【図9】この発明の他の形態を示す系統図である。
【図10】この発明を説明するための図である。
51=入力端子、52=利得制御アンプ、53=出力端
子、61=レベル検出回路、62=遅延回路、63=制
御信号形成回路
子、61=レベル検出回路、62=遅延回路、63=制
御信号形成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出岡 良彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5J029 AA01 BA05 CA02 CA04 EA01 5J030 BA06 BB00 BC02 BC07 BC08 5K027 BB03 DD14 DD16 DD18
Claims (7)
- 【請求項1】入力音声信号の供給される利得制御アンプ
と、 上記入力音声信号のレベルを検出するレベル検出回路
と、 このレベル検出回路の検出信号にしたがって上記利得制
御アンプの利得の制御信号を形成する制御信号形成回路
とを有し、 上記利得制御アンプは、これに供給された上記入力音声
信号をレベル圧縮して出力する入出力特性とされ、 上記入力音声信号が大きいレベルからこれよりも小さい
レベルに低下することにより、上記利得制御アンプの利
得が対応する小さい利得から大きい利得に上昇するまで
の応答時間を、上記レベル圧縮の設定内容および上記入
力音声信号のレベル変化の履歴に応じて変更するように
した音声処理装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の音声処理装置において、 上記レベル圧縮の割り合いが大きくなるほど、上記応答
時間が短くなるようにした音声処理装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の音声処理装置において、 上記利得制御アンプの利得設定が大きくなるほど、上記
応答時間が短くなるようにした音声処理装置。 - 【請求項4】請求項1に記載の音声処理装置において、 上記入力音声信号の入力レベルが、第1のレベルからこ
れよりも大きい第2のレベルに変化したときにおける上
記利得の変化の応答時間を、上記第1のレベルが小さい
ときほど、短くなるようにした音声処理装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の音声処理装置において、 上記入力音声信号の入力レベルが、第1のレベルからこ
れよりも大きい第2のレベルに変化したときにおける上
記利得の変化の応答時間を、上記第2のレベルになった
後に小さなレベルになったときのレベルが小さいときほ
ど、短くなるようにした音声処理装置。 - 【請求項6】請求項1に記載の音声処理装置において、 上記入力音声信号の入力レベルが所定のレベルよりも小
さいときには、上記レベル圧縮動作が行われないように
上記入力レベルに下限が設定されているとき、その設定
された下限が小さいときほど、上記応答時間が短くなる
ようにした音声処理装置。 - 【請求項7】請求項1〜請求項6に記載の音声処理装置
において、 入力された音声信号を複数の周波数帯域に分割し、 この分割後のそれぞれの周波数帯域の音声信号を上記入
力音声信号とするようにした音声処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10183829A JP2000022469A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 音声処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP10183829A JP2000022469A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 音声処理装置 |
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003513319A (ja) * | 1999-10-26 | 2003-04-08 | ザ ユニバーシテイ オブ メルボルン | 短期間の過渡的音声の特徴のエンファシス |
| WO2003009642A3 (en) * | 2001-07-19 | 2003-12-18 | Koninkl Philips Electronics Nv | Method for at least two audio signals |
| JP2006042333A (ja) * | 2004-07-24 | 2006-02-09 | Samsung Electronics Co Ltd | チャンネル変更による音量自動補正装置及びその方法 |
| EP2031902A2 (en) | 2007-08-31 | 2009-03-04 | Victor Company Of Japan, Limited | Audio-signal processing apparatus and method |
| WO2009110087A1 (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-11 | ティーオーエー株式会社 | 信号処理装置 |
| KR100976782B1 (ko) | 2007-08-31 | 2010-08-18 | 닛뽕빅터 가부시키가이샤 | 음성 신호 처리 장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10183829A patent/JP2000022469A/ja active Pending
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