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JP2000020920A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型磁気ヘッド

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Publication number
JP2000020920A
JP2000020920A JP10182980A JP18298098A JP2000020920A JP 2000020920 A JP2000020920 A JP 2000020920A JP 10182980 A JP10182980 A JP 10182980A JP 18298098 A JP18298098 A JP 18298098A JP 2000020920 A JP2000020920 A JP 2000020920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
thin film
film
magnetic
soft magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10182980A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Inaguma
輝往 稲熊
Seiji Onoe
精二 尾上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10182980A priority Critical patent/JP2000020920A/ja
Publication of JP2000020920A publication Critical patent/JP2000020920A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗値を低減させて良好な再生特性を発揮す
ることができるとともに、静電気破壊等を生じさせるこ
となく良好な周波数特性を発揮することができる磁気抵
抗効果型磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 一対の磁気シールド部材のうち少なくと
も一方を軟磁性薄膜6二より構成し、この軟磁性薄膜6
を一対の導体部14,15に重ならない位置に設けるよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果を利
用して磁気記録媒体に記録された信号を読み取る磁気抵
抗効果型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気抵抗効果素子(以下、M
R素子と称する。)の磁気抵抗効果を利用して、磁気記
録媒体に記録された信号を読み取る磁気抵抗効果型磁気
ヘッド(以下、MRヘッドという。)が普及している。
【0003】このMRヘッドは、一般的な磁気誘導型の
磁気ヘッド、すなわち磁気コアに巻線を施したタイプの
磁気ヘッドと異なり、再生出力が記録媒体との相対速度
に依存しない。したがって、このMRヘッドは、低相対
速度のシステムにおいても十分な出力を得ることが可能
であり、今後の高密度記録再生を実現するために、必須
のデバイスになると考えられている。
【0004】このようなMRヘッドとしては、一対の磁
気シールド部材間のシールド間ギャップ内にMR素子が
配された、いわゆるシールド型MRヘッドの実用化が進
んでいる。このシールド型MRヘッドは、一対の非磁性
材間にMR素子が設けられたノンシールド型MRヘッド
に比較し、周波数特性が良好であり、高い分解能が得ら
れるという特徴を有している。またこのシールド型MR
ヘッドは、記録媒体からの磁束をMR素子へ導き、この
MR素子を非露出型としたヨーク型MRヘッドに比し、
製造が容易であり、しかも、高い再生出力が得られると
いう特徴を有している。
【0005】このようなシールド型MRヘッドとして
は、図29に示すように、一対の磁気シールド部材を軟
磁性薄膜101,102により構成した、いわゆる薄膜
シールドタイプのMRヘッド100が知られている。
【0006】この薄膜シールドタイプのMRヘッド10
0は、一方のガード材となる第1の硬質材料基板103
と、この第1の硬質材料基板103上に形成された下部
シールド部材となる第1の軟磁性薄膜101と、第1の
軟磁性薄膜101上に形成された下層ギャップとなる第
1のギャップ膜104と、第1のギャップ膜104上に
形成されたMR素子105と、MR素子105上に形成
された上層シールド部材となる第2のギャップ膜106
と、第2のギャップ膜106上に形成された上部シール
ド部材となる第2の軟磁性薄膜102と、第2の軟磁性
薄膜102上に接合された他方のガード材となる第2の
硬質材料基板107とを備えている。
【0007】この薄膜シールドタイプのMRヘッド10
0においては、第1のギャップ膜104と第2のギャッ
プ膜106とによりシールド間ギャップが構成されてお
り、このシールド間ギャップ内に配されたMR素子10
5が一対の軟磁性薄膜101,102間に挟み込まれた
構造となっている。
【0008】また、この薄膜シールドタイプのMRヘッ
ド100には、MR素子105の両端部に隣接して、こ
のMR素子105を単磁区化してバルクハウゼンノイズ
の発生を抑えるための安定化膜108,109が設けら
れている。また、この薄膜シールドタイプのMRヘッド
100には、安定化膜108,109を介してMR素子
105に接続されるように、MR素子105にセンス電
流を供給するための一対の導体部110,111が安定
化膜108,109に隣接して設けられている。
【0009】この薄膜シールドタイプのシールド型MR
ヘッド100は、例えば磁気ヘッドが磁気記録媒体に対
して浮上した状態で再生を行うハードディスクシステム
等において主に用いられている。
【0010】そして、この薄膜シールドタイプのMRヘ
ッド100は、一対の磁気シールド部材を軟磁性基板に
より構成した基板シールドタイプのMRヘッドに比べ
て、一対の磁気シールド部材間の間隔、すなわちシール
ド間ギャップの厚さの制御が容易で、良好な周波数特性
を得やすいという利点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したM
Rヘッド100は、その抵抗値が大きいと、再生特性の
劣化を招いて再生信号に大きな熱ノイズを発生させる原
因となってしまう。
【0012】この再生信号に生じる熱ノイズVnは、ボ
ルツマン定数をKb、抵抗の温度をT、抵抗値をR、測
定する再生信号の周波数帯域をΔfとすると、下記式
(1)で表すことができる。
【0013】 Vn=√(4Kb×T×R×Δf) ・・・(1) この式(1)から分かるように、再生信号の熱ノイズを
抑制するためには、MRヘッド100の抵抗値Rを小さ
くすることが望ましい。そして、MRヘッド100の抵
抗値Rを小さくするには、導体部110,111の厚み
を大きくすることが有効である。
【0014】しかしながら、薄膜シールドタイプのMR
ヘッド100において、導体部110,111の厚みを
あまり大きくすると、MR素子105と導体部110,
111との間に大きな段差が形成されてしまい、この段
差を反映して、これらの上方に形成される第2の軟磁性
薄膜102にも大きな段差が形成されてしまう。そし
て、このように大きな段差が形成された第2の軟磁性薄
膜102は、軟磁気特性が悪化して、良好な磁気シール
ド効果を発揮することができなくなる。
【0015】また、このような構成の薄膜シールドタイ
プのMRヘッド100においては、周波数特性の向上を
図るべく、第2のギャップ膜106の膜厚を小さく設定
した場合に、第2の軟磁性膜102と導体部110,1
11間の間隔が小さくなり、これらの間の電気的絶縁性
の確保が困難となり、静電気破壊等を生じさせてしまう
場合があった。
【0016】そこで、本発明は、抵抗値を低減させて良
好な再生特性を発揮することができるとともに、静電気
破壊等を生じさせることなく良好な周波数特性を発揮す
ることができる磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気抵抗効
果型磁気ヘッドは、上下一対の磁気シールド部材間のシ
ールド間ギャップ内に磁気抵抗効果素子が配された磁気
抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗効果素子にセ
ンス電流を供給する導体部を備え、一対の磁気シールド
部材のうち少なくとも一方は軟磁性薄膜よりなり、この
軟磁性薄膜が導体部に重ならない位置に配設されている
ことを特徴としている。
【0018】この磁気抵抗効果型磁気ヘッドによれば、
導体部の厚みを大きくした場合であっても、軟磁性薄膜
に段差が形成されることがないので、軟磁性薄膜の軟磁
気特性の劣化を招くことなく、導体部の厚みを大きくし
て抵抗値を減少させることが可能となる。
【0019】また、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドにお
いては、シールド間ギャップの厚さを薄くした場合であ
っても、軟磁性薄膜と導体部との間の間隔が小さくなる
ことがないので、静電気破壊等を生じさせることなく周
波数特性の向上を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの一例を図1及び図2に示す。この磁気抵抗効果型磁
気ヘッド(以下、MRヘッド1という。)は、軟磁性フ
ェライトよりなる第1の基板2と、この第1の基板2上
に形成された非磁性非導電性膜(以下、下層ギャップ膜
3という。)と、この下層ギャップ膜3上に形成された
磁気抵抗効果素子(以下、MR素子4という。)と、こ
のMR素子4上に形成された非磁性非導電性膜(以下、
上層ギャップ膜5という。)と、この上層ギャップ膜5
上に形成された軟磁性薄膜6と、この軟磁性薄膜6上
に、平坦化膜7を介して接合された硬質材料よりなる第
2の基板8とを備えている。なお、図1は本発明に係る
MRヘッド1をその内部を透視して示す斜視図であり、
図2は本発明に係るMRヘッド1をテープ摺動面9側か
ら見た側面図である。
【0022】このMRヘッド1においては、第1の基板
2と軟磁性薄膜6とにより一対の磁気シールド部材が構
成されている。なお、本発明に係るMRヘッドは、一対
の磁気シールド部材のうち少なくとも一方の磁気シール
ド部材が軟磁性薄膜よりなるようにすればよく、例え
ば、非磁性材料からなる第1の基板上に軟磁性薄膜を形
成して、この第1の基板上に形成された軟磁性薄膜と上
層ギャップ膜上に形成された軟磁性薄膜とにより一対の
磁気シールド部材を構成するようにしてもよい。また、
第2の基板を軟磁性フェライトより構成し、第1の基板
上に形成された軟磁性薄膜と第2の基板とにより一対の
磁気シールド部材を構成するようにしてもよい。
【0023】第1の基板2と第2の基板8とは、平面形
状が略長方形の薄板状に形成されてなるとともに、その
上部端面がテープ摺動面9とされている。そして、この
テープ摺動面9は、所定の曲率を有する円弧状の曲面と
されている。
【0024】下層ギャップ膜3と上層ギャップ膜5と
は、一対のシールド部材間のシールド間ギャップを構成
するものであり、これら下層ギャップ膜3と上層ギャッ
プ膜5とにより、MR素子4を挟み込むようになされて
いる。
【0025】MR素子4は、磁気抵抗効果によって例え
ば磁気テープ等の磁気記録媒体からの信号を検出するも
のである。すなわち、MR素子4は、このMR素子4を
流れる電流の方向と磁気記録媒体からの磁界によって磁
化された方向とのずれ角が変わることによって、抵抗値
が変化する。MRヘッド1は、このMR素子4の抵抗値
変化を検出することにより、磁気記録媒体に記録された
信号を読み取るようにしている。
【0026】MR素子4のトラック方向の両端には、こ
のMR素子4の磁区を単磁区化するための一対の安定化
膜10,11が設けられている。また、この安定化膜1
0,11上には、MR素子4及びMR素子4に電気的に
接続される部分の抵抗値を低くするための一対の低抵抗
化膜12,13が設けられている。
【0027】さらに、MRヘッド1には、MR素子4に
センス電流を供給するための一対の導体部14,15
が、一方の端部が一対の安定化膜10,11と接続され
た形で設けられている。この一対の導体部14,15
は、一対の安定化膜10,11を介してMR素子4に電
気的に接続されている。そして、この一対の導体部1
4,15は、その厚みがMR素子4の厚みよりも大とさ
れ、上面側がMR素子4の上面よりも突出した状態とさ
れている。
【0028】また、この一対の導体部14,15の他方
の端部上には、外部回路と接続される外部接続端子1
6,17が設けられている。この外部接続端子16,1
7は、端面が外部に露呈して、この端面にリード線等が
接続されるようになされている。
【0029】軟磁性薄膜6は、MR素子4の直上に位置
して上層ギャップ膜5上に設けられている。この軟磁性
薄膜6は、そのトラック方向の幅W1が、MR素子4の
トラック方向の幅W2よりも大とされているとともに、
一対の導体部14,15間の間隔W3よりも小とされて
おり、一対の導体部14,15と重ならないようになさ
れている。
【0030】以上のように構成されるMRヘッド1は、
例えば、図3に示すように、回転ドラム20に取り付け
られ、回転ドラム20の回転に伴って回転しながら、走
行する磁気テープ30上を摺動し、この磁気テープ30
に記録された信号をヘリカルスキャン方式により再生す
る。
【0031】このとき、MRヘッド1は、第1の基板2
側が、磁気テープ30のMRヘッド1に対する相対的な
移動方向(図2中矢印A方向)の進入側(以下、リーデ
ィング側という。)となり、軟磁性薄膜6が設けられた
側が、磁気テープ30が排出していく側(以下、トレー
ディング側という。)となるように、回転ドラム20に
取り付けられることが望ましい。
【0032】MRヘッド1は、比較的摩耗特性が良好な
軟磁性フェライトよりなる第1の基板2をリーディング
側に配設し、偏摩耗が生じ易い軟磁性薄膜6をトレーデ
ィング側に配設することにより、軟磁性薄膜6の偏摩耗
の低減が図られる。
【0033】以上説明した本発明に係るMRヘッド1
は、一対のシールド部材間のギャップ長が薄膜形成工程
によって形成される下層ギャップ膜3及び上層ギャップ
膜5の膜厚により規定される。したがって、このMRヘ
ッド1は、狭ギャップ化が図りやすく、電磁誘導を利用
して記録再生を行うインダクティブ型磁気ヘッドに比べ
て高密度記録に適している。
【0034】また、このMRヘッド1においては、一方
のシールド部材を構成する軟磁性薄膜6が、一対の導体
部14,15と重ならない位置にてMR素子4の上方に
設けられているので、一対の導体部14,15の厚みを
MR素子4の厚みよりも大きくしても軟磁性薄膜6に段
差が形成されてしまうことはない。したがって、このM
Rヘッド1は、軟磁性薄膜6の軟磁気特性の低下を招く
ことなく一対の導体部14,15の厚みを大きくして、
抵抗値の低減を図ることができ、例えばMR素子4、安
定化膜10,11、低抵抗化膜12,13及び導体部1
4,15を合わせた抵抗値を20Ω以下とすることがで
きる。そして、MRヘッド1は、抵抗値が低減されるこ
とにより、熱ノイズの発生を抑制して良好な再生特性を
発揮することが可能となる。
【0035】また、このMRヘッド1においては、軟磁
性薄膜6が一対の導体部14,15に重ならない位置に
設けられているので、周波数特性を向上させるべく上層
ギャップ膜5の膜厚を薄くした場合であっても、軟磁性
薄膜6と導体部14,15との電気的短絡が生じてしま
うことがない。したがって、このMRヘッド1は、静電
気破壊等を生じさせることなく、周波数特性の向上を図
ることができる。
【0036】なお、図1及び図2においては、特徴を分
かりやすく図示するために、MR素子4を大きく図示し
ているが、実際には、MR素子4は第1の基板2や第2
の基板8と比べると非常に微細である。具体的には、第
1の基板2の磁気テープが走行する方向の長さt1は、
例えば0.8mm程度とされ、MR素子4が設けられた
部分、すなわち第1の基板2と第2の基板8との間の間
隔t2は、例えば5μm程度とされる。したがって、こ
のMRヘッド1において、テープ摺動面9となるのは、
ほとんど第1の基板2と第2の基板8の上部端面だけで
ある。
【0037】次に、以上のように構成されたMRヘッド
1の製造方法について説明する。なお、以下の説明で用
いる図面は、特徴を分かりやすく図示するために、図1
及び図2と同様に、特徴となる部分を拡大して示してい
る場合があり、各部材の寸法の比率が実際と同じである
とは限らない。
【0038】また、以下の説明では、MRヘッド1を構
成する各部材並びにその材料、大きさ及び膜厚等につい
て具体的な例を挙げるが、本発明は以下の例に限定され
るものではない。例えば、以下の説明では、ハードディ
スク装置等で実用化されているものと同様な構造を有す
る、いわゆるシールド型のSAL(Soft Adjacent Laye
r)バイアス方式のMR素子4を用いた例を挙げるが、
バイアス方法はこの例に限定されるものではない。
【0039】本発明に係るMRヘッド1を作製する際
は、まず、第1の基板2となる例えば直径3インチの円
盤状の第1の基板材40を用意し、この第1の基板材4
0の表面に対して鏡面研磨加工を施す。この第1の基板
材40上には、後述するように、最終的にMRヘッド1
となるヘッド素子が多数形成される。
【0040】この第1の基板材40は、最終的に第1の
基板2となり、リーディング側のガード材と下部磁気シ
ールド部材とを兼ねるものであり、その材料には高硬度
の軟磁性フェライト材料を用いる。具体的には、例えば
Ni−ZnフェライトやMn−Znフェライトが好適で
ある。
【0041】次に、図4及び図5に示すように、第1の
基板材40上に、最終的に下層ギャップ膜3となる非磁
性非導電性膜41をスパッタリング等により成膜する。
ここで、非磁性非導電性膜41の材料としては、絶縁特
性や耐摩耗性等の観点から、Al23が好適である。な
お、この非磁性非導電性膜41の膜厚は、記録信号の周
波数等に応じて適切な値に設定すればよい。本例におい
ては、この非磁性非導電性膜41の膜厚を190nmに
設定している。
【0042】次に、図6及び図7に示すように、非磁性
非導電性膜41上に、SALバイアス方式のMR素子4
を構成する薄膜(以下、MR素子用薄膜42という。)
をスパッタリング等により成膜する。具体的には、MR
素子用薄膜42は、例えば、膜厚約5nmのTa層、膜
厚約43nmのNiFeNb層、膜厚約5nmのTa
層、膜厚約40nmのNiFe層及び膜厚約1nmのT
a層が以上の順序でスパッタリングにより順次成膜され
ることにより形成される。
【0043】以上のMR素子用薄膜42においては、N
iFe層が磁気抵抗効果を有する軟磁性膜であり、MR
素子4の感磁部となる。また、以上のMR素子用薄膜4
2においては、NiFeNb層がNiFe層に対してバ
イアス磁界を印加するためのいわゆるSAL膜となる。
【0044】なお、MR素子用薄膜42を構成する各層
の材料及びその膜厚は、以上の例に限定されるものでは
なく、MRヘッド1の使用目的等に応じて適切な材料を
選択し、適切な膜厚に設定するようにすればよい。
【0045】次に、図8及び図9示すように、フォトリ
ソグラフィ技術を用いて、各ヘッド素子毎に2つの矩形
状の永久磁石膜43a,43bをMR素子用薄膜42に
埋め込む。この永久磁石膜43a,43bは、最終的に
上述したMRヘッド1の安定化膜10,11となるもの
であり、例えば、長辺方向の長さt3が約50μm、短
辺方向の長さt4が約10μmとなり、2つの永久磁石
膜43a,43b間の間隔t5が約5μmとなるように
形成される。これら2つの永久磁石膜43a,43b間
の間隔t5が、最終的にMR素子4のトラック幅とな
る。すなわち、MRヘッド1においては、MR素子4の
トラック幅が約5μmとなる。
【0046】なお、MR素子4のトラック幅は、以上の
例に限定されるものではなく、MRヘッド1の使用目的
等に応じて適切な値に設定すればよい。
【0047】次に、図10及び図11に示すように、M
R素子4及びMR素子4に電気的に接続される部分の抵
抗値を減少させるために、永久磁石膜43a,43b上
に、抵抗値の低い低抵抗化膜44a,44bを成膜す
る。この低抵抗化膜44a,44bは、最終的にMRヘ
ッド1の低抵抗化膜12,13となるものである。
【0048】このような永久磁石膜43a,43bと低
抵抗化膜44a,44bをMR素子用薄膜42に埋め込
む際は、例えば、まず、フォトレジストにより、各ヘッ
ド素子毎に2つの長方形の開口部を有するマスクを形成
する。次に、エッチングを施して、開口部に露呈してい
たMR素子用薄膜42を除去する。なお、ここでのエッ
チングはドライ方式でもウェット方式でも構わないが、
加工のしやすさ等を考慮すると、イオンエッチングが好
適である。
【0049】次に、マスクが形成されたMR素子用薄膜
42上に、スパッタリング等により永久磁石膜43a,
43bを成膜する。なお、永久磁石膜43a,43bの
材料としては、保磁力が1000[Oe]以上ある材料
が好ましく、例えば、CoNiPtやCoCrPt等が
好適である。
【0050】次に、低抵抗化膜44a,44bをスパッ
タリング等により成膜する。なお、低抵抗化膜44a,
44bの材料としては、例えばCr,Ta等が好適であ
る。
【0051】また、永久磁石膜43a,43bの膜厚及
び低抵抗化膜44a,44bの膜厚は、MRヘッド1が
用いられる環境において必要とされる抵抗値やMR素子
4のトラック幅等により決定される。本例においては、
永久磁石膜43a,43bの膜厚をMR素子用薄膜42
と同程度とし、低抵抗化膜44a,44bの膜厚を約6
0nmとした。
【0052】次に、マスクとなっていたフォトレジスト
を、このフォトレジスト上に成膜された永久磁石膜及び
低抵抗化膜とともに除去する。これにより、図11に示
したように、所定のパターンの永久磁石膜43a,43
b及び低抵抗化膜44a,44bが、MR素子用薄膜4
2に埋め込まれた状態とされる。なお、図9乃至図11
は、一つのMR素子4に対応する部分、すなわち図8中
B部に相当する部分を拡大して示している。また、後掲
する図12乃至図23も同様に一つのMR素子4に対応
する部分、すなわち図8中B部に相当する部分を拡大し
て示している。
【0053】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
図12及び図13に示すように、最終的にMR素子4と
なる部分42a及びこのMR素子4にセンス電流を供給
するための導体部14,15となる部分42b,42c
を残して、MR素子用薄膜42をエッチング除去する。
【0054】具体的には、例えば、まずフォトレジスト
により、各ヘッド素子毎に、最終的にMR素子4となる
部分42a及びこのMR素子4にセンス電流を供給する
ための導体部14,15となる部分42b,42cとに
開口部を有するマスクを形成する。
【0055】次に、エッチングを施して、開口部に露呈
していたMR素子用薄膜42を除去する。なお、ここで
のエッチングは、ドライ方式でもウェット方式でも構わ
ないが、加工のしやすさ等を考慮すると、イオンエッチ
ングが好適である。
【0056】次に、マスクとなっていたフォトレジスト
を除去することにより、図12及び図13に示すよう
に、MR素子用薄膜42のうち、最終的にMR素子4と
なる部分32a及び導体部14,15となる部分42
b,42cとが残された状態となる。
【0057】なお、最終的にMR素子4となる部分42
aの幅、すなわちMR素子4の幅t6や導体部14,1
5となる部分42b,42cの長さt7及び幅t8、さ
らに一対の導体部14,15となる部分42b,42c
間の間隔t9は、MRヘッド1が用いられる環境に応じ
て最適な値に設定するようにすればよい。本例において
は、MR素子4の幅t6を約4μmとした。MR素子4
の幅t6は、テープ摺動面9の端部から他端までの長
さ、すなわちデプス長dに相当する。したがって、本例
のMRヘッド1においては、MR素子4のデプス長d
は、約4μmとなる。
【0058】また、本例においては、導体部14,15
となる部分42b,42cのそれぞれの長さt7を約2
mmとし、それぞれの幅t8を約80μmとし、それら
の間隔t9を約40μmとした。
【0059】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
図14及び図15に示すように、MR素子用薄膜42の
導体部14,15となる部分42b,42cを、MR素
子用薄膜42よりも電気抵抗の小さい導電膜に置き換え
て、導体部14,15を形成する。
【0060】具体的には、まず、フォトレジストによ
り、MR素子用薄膜42の導体部14,15となる部分
42b,42cに開口部を有するマスクを形成する。次
に、エッチングを施して、開口部に露呈している部分、
すなわち導体部14,15となる部分42b,42cに
残されていたMR素子用薄膜42を除去する。次に、フ
ォトレジストのマスクをそのまま残した状態でその上に
導電膜を成膜する。ここで、導電膜は、例えば、膜厚1
5nmのTi膜、膜厚4μmのCu膜、膜厚15nmの
Ti膜が以上の順序でスパッタリングにより順次成膜さ
れることにより形成される。その後、マスクとなってい
たフォトレジストを、このフォトレジスト上に成膜され
た導電膜とともに除去する。これにより、図14及び図
15に示したように、一対の導体部14,15が形成さ
れる。
【0061】この一対の導体部14,15は、以上のよ
うにその厚みが4μmとされ、MR素子用薄膜42、す
なわちMR素子4の厚みよりも大とされている。したが
って、この導体部14,15の上面側は、MR素子4の
上面よりも第2の基板側に突出した状態となる。
【0062】MRヘッド1は、このように導体部14,
15の厚みを大きくすることにより、導体部14,15
の抵抗値が低下し、再生特性の向上が図られる。
【0063】次に、図16及び図17に示すように、最
終的にMRヘッド1の上層ギャップ膜5となる非磁性非
導電性膜45をスパッタリング等により成膜する。ここ
で、非磁性非導電成膜45の材料には、絶縁特性や耐磨
耗性等の観点から、Al23が好適である。また、この
非磁性非導電成膜45の膜厚は、記録信号の周波数等に
応じて適切な値に設定すればよく、本例においては18
0nm程度とした。
【0064】次に、図18及び図19に示すように、非
磁性非導電性膜45上に、最終的にMRヘッド1の上部
磁気シールドとなる軟磁性薄膜6を成膜する。このと
き、軟磁性薄膜6の形成位置は、MR素子4上に位置し
て一対の導体部14,15と重ならない位置とする。
【0065】MRヘッド1は、このように軟磁性薄膜6
が一対の導体部14,15と重ならない位置に設けられ
ることにより、導体部14,15の厚みをMR素子4の
厚みよりも大きくしても、軟磁性薄膜6に段差が形成す
ることがない。したがって、このように製造されるMR
ヘッド1は、導体部14,15の厚みを大きくしてその
抵抗値を低下させるとともに、軟磁性薄膜6の軟磁気特
性の劣化を抑制して、良好な磁気シールド効果を発揮す
ることができる。
【0066】また、MRヘッド1は、軟磁性薄膜6が導
体部14,15と重ならない位置に設けられることによ
り、周波数特性を向上させるべく上層ギャップ膜5の膜
厚を薄くした場合であっても、軟磁性薄膜6と導体部1
4,15との間に電気的短絡が生じる等の不都合が回避
される。
【0067】軟磁性薄膜6は、具体的には、例えば、以
下のように成膜される。
【0068】まず、めっき下地膜となるNiFeを、膜
厚が10nm程度となるように、スパッタリング等によ
り非磁性非導電性膜45上に成膜する。次に、フォトレ
ジストにより、MR素子4上であって一対の導体部1
4,15と重ならない部分に開口部を有するマスクを形
成する。次に、NiFeを磁場中でめっきする。次に、
マスクとなっていたフォトレジストを、このフォトレジ
スト上に成膜されたNiFeとともに除去する。その
後、不要部分に成膜されためっき下地膜をエッチング除
去する。これにより、図18及び図19に示すように、
NiFeからなる軟磁性薄膜6がMR素子4の上部磁気
シールドとして導体部14,15と重ならない位置に形
成される。
【0069】なお、上部磁気シールドとなる軟磁性薄膜
6の材料には、MR素子4等を構成する膜に影響を与え
ないものであれば、NiFe以外の材料も使用可能であ
る。また、その形成方法も、上述のようなめっき法以外
によるものであってもよく、例えばスパッタリングや蒸
着等によって形成するようにしてもよい。
【0070】なお、この軟磁性薄膜6の形状は、例え
ば、略長方形状とし、MR素子4のトラック方向に対し
て平行な辺の長さt10を約8μmとし、MR素子4の
トラック方向に対して垂直な辺の長さt11を約6μm
とする。
【0071】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
図20及び図21に示すように、導体部14,15の端
部上に外部接続端子16,17を形成する。
【0072】具体的には、例えば、まずフォトレジスト
により、外部接続端子16,17が形成される導体部1
4,15の端部上に開口部を有するマスクを形成する。
次に、エッチングを施して、開口部に露呈している部
分、すなわち外部接続端子16,17が形成される部分
の非磁性非導電性膜45を除去し、上記導体部14,1
5の端部を露出させる。次に、フォトレジストのマスク
をそのまま残した状態で、その上に導電膜を成膜する。
ここで導電膜は、例えば、硫酸銅溶液を用いた電解めっ
きにより、Cuを6μm程度の膜厚となるように形成す
る。この導電膜の形成方法は、他の膜に影響を与えない
ものであれば、電解めっき以外の方法であってもよい。
その後、マスクとなっていたフォトレジストを、このフ
ォトレジスト上に成膜された導電膜とともに除去する。
これにより、図20及び図21に示すように、導体部1
4,15の端部上に外部接続端子16,17が形成され
る。
【0073】なお、この外部接続端子16,17の長さ
t12は、例えば約50μmとされる。また、この外部
接続端子16,17の幅t13は、導体部14,15の
幅t8と同じであり、例えば約80μmとされる。
【0074】次に、図22及び図23に示すように、M
Rヘッド1全体を外部と遮断するとともに表面の平坦化
を図るために、平坦化膜7を全面に形成する。具体的に
は、例えば、スパッタリングにより、Al2O3を4μm
程度の膜厚となるように形成する。なお、この平坦化膜
7の材料は、非磁性非導電性の材料であればAl2O3
外も使用可能であるが、耐環境性や耐摩耗性等を考慮す
るとAl23が好適である。また、この平坦化膜7の形
成方法は、スパッタリング以外の方法によるものであっ
てもよく、例えば、蒸着等によって形成するようにして
もよい。
【0075】次に、一対の外部接続端子16,17が表
面に露出するまで、全面に形成した平坦化膜7を研磨す
る。ここでの研磨は、例えば、粒径が約2μmのダイヤ
モンド砥粒により、外部接続端子16,17の表面が露
出するまで粗研磨した後、シリコン砥粒によるバフ研磨
を施して、表面を鏡面状態に仕上げるようにする。これ
により、図24に示すように、第1の基板材40上に、
最終的にMRヘッド1となる多数のヘッド素子50が形
成された状態となる。
【0076】次に図25に示すように、多数のヘッド素
子が形成された第1の基板材40を、横方向にヘッド素
子50が並ぶ短冊状に切り分け、磁気ヘッドブロック6
0を形成する。ここで、横方向に並ぶヘッド素子50の
数は生産性を考慮するとできる限り多い方がよい。図2
5においては、簡略化のため、ヘッド素子50が横方向
に5個並ぶ磁気ヘッドブロック60を図示しているが、
実際は、磁気ヘッドブロック60は、これ以上のヘッド
素子50が並ぶようにしても構わない。また、本例にお
いては、磁気ヘッドブロック60の幅t7は2mmとし
ている。
【0077】次に、図26及び図27に示すように、磁
気ヘッドブロック60上に、最終的にMRヘッド1の第
2の基板8となる、例えば、厚さt14が約0.7mm
の第2の基板材70を貼り付ける。この第2の基板材7
0の貼り付けには、例えば樹脂等の接着剤が用いられ
る。このとき第2の基板材70の高さt15を第1の基
板材40の高さよりも低くして、第1の基板材40に形
成された外部接続端子16,17を外部に露出させてこ
れらの外部接続端子16,17への接続が行われるよう
にする。この第2の基板材70には硬質の非磁性材料が
使用される。この非磁性材料の具体的な例としては、ア
ルミナ−チタン−カーバイト(アルチック)等が挙げら
れる。
【0078】次に、最終的にMRヘッド1のテープ摺動
面9となる面に対して円筒研磨加工を施し、この面を円
弧状に成形する。具体的には、MR素子4の前端がテー
プ摺動面に露呈するとともに、このMR素子4のデプス
長dが所定の長さとなるまで円筒研磨を施す。これによ
り、図27に示すように、最終的にMRヘッド1のテー
プ摺動面9となる面が円弧状の曲面とされる。なお、こ
の円筒研磨によって形成されるテープ摺動面9となる面
の曲面形状はテープテンション等に応じて最適な形状と
すればよく、特に限定されるものではない。
【0079】最後に、第2の基板材70が接合された磁
気ヘッドブロック60を各ヘッド素子50毎に分割す
る。具体的には、例えば、MRヘッド1の磁気テープ走
行方向の長さが約0.8mm、幅が約300μm、高が
約2mmとなるように、ヘッド素子50毎に切断する。
これにより、先に図1にて示したMRヘッド1が多数得
られる。
【0080】以上のように製造されたMRヘッド1は、
ヘッドベースに搭載され、外部接続端子16,17がヘ
ッドベースに設けられた端子部に電気的に接続される。
そして、MRヘッド1は、ヘッドベースに搭載された状
態で回転ドラム20に取り付けられ再生用の磁気ヘッド
として用いられる。
【0081】以上のように製造された本発明に係るMR
ヘッド1は、一方のシールド部材を構成する軟磁性薄膜
6が、一対の導体部14,15と重ならない位置にてM
R素子4の上方に設けられているので、一対の導体部1
4,15の厚みをMR素子4の厚みよりも大きくしても
軟磁性薄膜6に段差が形成されてしまうことはない。し
たがって、このMRヘッド1は、軟磁性薄膜6の軟磁気
特性の低下を招くことなく一対の導体部14,15の厚
みを大きくして、抵抗値の低減を図ることができる。そ
して、MRヘッド1は、抵抗値が低減されることによ
り、熱ノイズの発生を抑制して良好な再生特性を発揮す
ることが可能となる。
【0082】また、以上のように製造された本発明に係
るMRヘッド1は、軟磁性薄膜6が一対の導体部14,
15に重ならない位置に設けられているので、周波数特
性を向上させるべく上層ギャップ膜5の膜厚を薄くした
場合であっても、軟磁性薄膜6と導体部14,15との
電気的短絡が生じてしまうことがない。したがって、こ
のMRヘッド1は、静電気破壊等を生じさせることな
く、周波数特性の向上を図ることができる。
【0083】なお、以上は、一対の磁気シールド部材の
うち、上部磁気シールド部材を軟磁性薄膜6により構成
し、この上部磁気シールド部材である軟磁性薄膜6を一
対の導体部14,15と重ならない位置に設けるように
したMRヘッド1について説明したが、本発明はこの例
に限定されるものではなく、例えば図28に示すよう
に、一対の磁気シールド部材のうち、下部磁気シールド
部材を軟磁性薄膜80により構成し、この下部磁気シー
ルド部材である軟磁性薄膜80を一対の導体部14,1
5と重ならない位置に設けるようにしても同様の効果が
得られる。
【0084】なお、図28に示すMRヘッドにおいて、
上述した図1及び図2に示すMRヘッド1と同様の構成
については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略す
る。
【0085】
【発明の効果】本発明に係る磁気抵抗効果型磁気ヘッド
は、磁気抵抗効果素子を挟み込む一対の磁気シールド部
材のうち一方の磁気シールド部材が軟磁性フェライト基
板よりなり、他方の磁気シールド部材が軟磁性薄膜より
なるので、軟磁性薄膜と磁気抵抗効果素子との間の距離
に変動が生じない。したがって、この磁気抵抗効果型磁
気ヘッドにおいては、ギャップ長にばらつきが生じると
いった問題が回避され、適切な信号の読み取りを行うこ
とができる。
【0086】また、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、
軟磁性薄膜と第2の非磁性非導電性膜との間に空隙が生
じることがないので、スペーシング損失等を招来する異
物の発生を抑制し、安定的な磁気記録媒体に対する摺動
状態を確保することができる。
【0087】また、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、
一方の磁気シールド部材が軟磁性フェライト基板よりな
るので、一対の磁気シールド部材がともに軟磁性薄膜よ
りなる磁気抵抗効果型磁気ヘッドに比べ、製造が容易
で、低コストで製造することが可能である。
【0088】また、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、
他方の磁気シールド部材が軟磁性薄膜よりなる、低抵抗
化膜の厚みを増すことが可能となり、磁気抵抗効果部及
びこれと電気的に接続される部分の抵抗値を減少させ、
抵抗ノイズの低減及びS/N比の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMRヘッドの内部を透視して示す
斜視図である。
【図2】同MRヘッドを媒体摺動面側からみた模式図で
ある。
【図3】同MRヘッドが回転ドラムに取り付けられた状
態を示す斜視図である。
【図4】同MRヘッドの製造工程を説明する図であり、
基板材上に下層ギャップ膜となる非磁性非導電性膜が成
膜された状態を示す平面図である。
【図5】同MRヘッドの製造工程を説明する図であり、
図4におけるX1−X2線断面図である。
【図6】同MRヘッドの製造工程を説明する図であり、
MR素子用薄膜が成膜された状態を示す平面図である。
【図7】同MRヘッドの製造工程を説明する図であり、
図6におけるX3−X4線断面図である。
【図8】同MRヘッドの製造工程を説明する図であり、
一対の永久磁石膜が形成された状態を示す平面図であ
る。
【図9】同MRヘッドの製造工程を説明する図であり、
図6におけるB部を拡大して示す平面図である。
【図10】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、一対の永久磁石膜上に一対の低抵抗化膜が形成され
た状態を示す平面図である。
【図11】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図10におけるX5−X6線断面図である。
【図12】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、MR素子となる部分及び一対の導体部となる部分以
外のMR素子用薄膜が除去された状態を示す平面図であ
る。
【図13】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図12におけるX7−X8線断面図である。
【図14】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、一対の導体部が形成された状態を示す平面図であ
る。
【図15】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図14におけるX9−X10線断面図である。
【図16】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、上層ギャップ膜となる非磁性非導電成膜が形成され
た状態を示す平面図である。
【図17】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図16におけるX11−X12線断面図である。
【図18】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、軟磁性薄膜が形成された状態を示す平面図である。
【図19】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図18におけるX13−X14線断面図である。
【図20】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、導体部の端部に外部接続端子が形成された状態を示
す平面図である。
【図21】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図20におけるX15−X16線断面図である。
【図22】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、平坦化膜が形成された状態を示す平面図である。
【図23】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図22におけるX17−X18線断面図である。
【図24】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、多数の磁気ヘッド素子が形成された第1の基板材を
示す平面図である。
【図25】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、多数のヘッド素子が横方向に並ぶよう切断された磁
気ヘッドブロックの平面図である。
【図26】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、磁気ヘッドブロックに第2の基板材を接合した状態
を示す平面図である。
【図27】同MRヘッドの製造工程を説明する図であ
り、図26におけるX19−X20線断面図である。
【図28】本発明に係る他ののMRヘッドを媒体摺動面
からみた模式図である。
【図29】従来の薄膜シールド型MRヘッドを媒体摺動
面からみた模式図である。
【符号の説明】
1 MRヘッド、2 第1の基板、3 下層ギャップ
膜、4 MR素子、5上層ギャップ膜、6 軟磁性薄
膜、7 平坦化膜、8 第2の基板、10,11安定化
膜、12,13 低抵抗化膜、14,15 導体部、1
6,17 外部接続端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の磁気シールド部材間のシール
    ド間ギャップ内に磁気抵抗効果素子が配された磁気抵抗
    効果型磁気ヘッドにおいて、 上記磁気抵抗効果素子にセンス電流を供給する導体部を
    備え、 上記一対の磁気シールド部材のうち少なくとも一方は軟
    磁性薄膜よりなり、上記導体部に重ならない位置に配設
    されていることを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 上記導体部の厚みが上記磁気抵抗効果素
    子の厚みよりも大とされていることを特徴とする請求項
    1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 回転ドラムに搭載され、この回転ドラム
    の回転にともなって回転しながら走行する磁気テープ上
    を斜めに摺動して、この磁気テープに記録された信号を
    読み取ることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果
    型磁気ヘッド。
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