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JP2000018120A - コモンレール式燃料噴射装置のインジェクタ - Google Patents

コモンレール式燃料噴射装置のインジェクタ

Info

Publication number
JP2000018120A
JP2000018120A JP10184995A JP18499598A JP2000018120A JP 2000018120 A JP2000018120 A JP 2000018120A JP 10184995 A JP10184995 A JP 10184995A JP 18499598 A JP18499598 A JP 18499598A JP 2000018120 A JP2000018120 A JP 2000018120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
fuel
pressure control
hole
control chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10184995A
Other languages
English (en)
Inventor
Terukazu Nishimura
輝一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP10184995A priority Critical patent/JP2000018120A/ja
Publication of JP2000018120A publication Critical patent/JP2000018120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧燃料の動的リークを減らし、ポンプ容量
の減小、燃費向上等を図る。 【解決手段】 本発明に係るコモンレール式燃料噴射装
置のインジェクタは、ノズルボディ内に、ニードル上端
部31が挿入されその上端面32に作用する加圧燃料を
絞り通路42を通じて導入する穴部29と、この穴部に
開放して穴部内の燃料をリークさせることによりニード
ル2を上昇させる圧力制御室33とを設け、上記ニード
ル又は上記ノズルボディの少なくとも一方に、ニードル
上昇時に相手方に当接して上記圧力制御室の入口43を
閉塞する突起状ストッパ44を設け、この突起状ストッ
パを、上記入口閉塞時に上記ニードル上端面に加圧燃料
が作用されるような大きさに形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼルエンジ
ン、直噴式ガソリンエンジン等に適用されるコモンレー
ル式燃料噴射装置のインジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコモンレール式燃料噴射装置では
高圧ポンプで加圧された燃料をコモンレール(蓄圧室)
に一旦貯留しておき、これをインジェクタから所定タイ
ミングで所定量ずつ、各気筒内に噴射するようになって
いる。
【0003】インジェクタは、その下端ないし先端に設
けられた噴孔を、ニードル(針弁)の昇降により開閉
し、燃料噴射を実行する。特に、ニードルを高圧燃料中
に浸漬し、いわば浮かせた状態としておいて、ニードル
にバネ部材による下向き(閉弁方向)の力を付与し、ニ
ードル先端部をバルブシートに押し当てて閉弁させてお
くものがある。これにおいてはニードル上端に付加する
下向きの燃圧を圧力制御室(バランスチャンバ)で制御
し、圧力制御室の高圧燃料を適宜リークさせることによ
り、ニードルに対する圧力バランスを崩してニードルを
上昇させ、開弁させるようになっている。
【0004】図10は本出願人が先に提案した上記イン
ジェクタの要部を示す(特開平10-77924号公報)。ノズ
ルボディ81内に燃料通路82が形成され、この燃料通
路82にはコモンレールから送られてきた加圧ないし高
圧燃料が常時供給されている。この通路内の燃料が図外
下方の噴孔に送られると共に、ニードル83周囲に回り
込んでニードル83をいわば浮かせた状態とする。84
が圧力制御室で、ここには絞り通路となる燃料導入通路
85を介して燃料通路82の高圧燃料が常に導入されて
いる。圧力制御室84内にスプリング86及びスプリン
グ受87が設けられ、スプリング86はスプリング受8
7を介してニードル83に下向きの力を常時付与する。
【0005】閉弁時は、ニードル83が下方のバルブシ
ートに突き当たって噴孔を閉じている。このときニード
ル83においては、先端のバルブシート内周側の小領域
を除き、ほぼ全体で高圧燃料の圧力を受け、ほぼ圧力バ
ランスされた状態にある。よってニードル83は比較的
弱いスプリング86の力で下降し、バルブシートに押し
当てられることができる。
【0006】一方、圧力制御室84において弁体88が
下降し、出口89が開かれると、圧力制御室84内の高
圧燃料が出口89からリークし、室内圧力が下がってニ
ードル83に対する圧力バランスが崩れる。こうなると
ニードル83が上昇し、噴孔が開いて燃料噴射が実行さ
れる。このように燃料噴射制御は弁体88の昇降移動を
制御することにより行われる。このため、弁軸90の上
方に図示しないソレノイド等のアクチュエータが設けら
れ、このアクチュエータがエンジンの運転状態に基づき
電子制御ユニットによって通電制御される。
【0007】弁体88は圧力制御室84内で出口89を
開閉するセルフシール弁となっている。つまり室内圧力
が高まるほどに、出口89の入口周りの弁座に強力に押
し付けられ、そのシール圧を高める。このため、高負荷
運転時等において燃圧が高まったときにも、圧力制御室
84の静的リークを完全に防止できる利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるイン
ジェクタでは動的リークが顕著に発生するという問題が
ある。即ち、燃料噴射実行中には出口89が開いて圧力
制御室84の燃料がリークするが、このときにも圧力制
御室84には高圧燃料が絶えず導入される。つまりかか
る構造では圧力制御室84に高圧燃料を常時通過させな
がら室内圧を保持するようになっているため、必要以上
にポンプ容量を大きくしなければならない。これは燃費
悪化、コスト高等の原因となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコモンレー
ル式燃料噴射装置のインジェクタは、ノズルボディ内
に、ニードル上端部が挿入されその上端面に作用する加
圧燃料を導入する穴部と、この穴部に開放して穴部内の
燃料をリークさせることによりニードルを上昇させる圧
力制御室とを設け、上記ニードル又は上記ノズルボディ
の少なくとも一方に、ニードル上昇時に相手方に当接し
て上記圧力制御室の入口を閉塞する突起状ストッパを設
け、この突起状ストッパを、上記入口閉塞時に上記ニー
ドル上端面に加圧燃料が作用されるような大きさに形成
したものである。
【0010】ここで、上記突起状ストッパが上記圧力制
御室入口を囲み且つ上記ニードル上端面より小径のリン
グ状とされ、上記ニードル又は上記ノズルボディの少な
くとも一方に、上記突起状ストッパの外周囲に位置して
ニードル上昇時に相手方に当接する別の突起状ストッパ
が間欠的に設けられるのが好ましい。
【0011】また、上記圧力制御室の出口を室内にて開
閉するセルフシール弁が設けられ、このセルフシール弁
が上記圧力制御室入口から上記穴部内に突出され、上記
ニードル上端部に上記セルフシール弁の突出部を挿入さ
せる窪み部が設けられるのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0013】図9は本発明にかかるインジェクタの全体
を示し、図示するようにノズルボディ1の内部にニード
ル2が昇降可能に装入され、ノズルボディ1の下端ない
し先端の噴孔3が複数同時に開閉されるようになってい
る。
【0014】ノズルボディ1内において、ニードル2は
高圧燃料中に浸漬されたいわば浮いた状態となってい
る。そしてニードル2にはスプリング16による下向き
(閉弁方向)の力が常時付与され、通常はニードル先端
がノズルボディ先端のバルブシートに突き当たって噴孔
3を閉じている。そしてニードル上端に付加される下向
きの燃圧を、圧力制御室(バランスチャンバ)33で適
宜解放することにより、ニードルに対する圧力バランス
を崩し、ニードルを上昇させ、噴孔3を開くようになっ
ている。
【0015】ノズルボディ1は、高さ方向の中央部にあ
る中央ノズルボディ4の下方に、第1ピース5、第2ピ
ース6、第3ピース7を順次同軸に取付け、リテーニン
グナット8でこれらを一括保持するようになっている。
中央ノズルボディ4と第1ピース5との周方向の相対位
置が位置決めピン9で規定される。ニードル2は第2、
第3ピース6,7の軸心部に設けられた中心穴29,1
0内に装入される。特に第2ピース6の中心穴29が本
発明の穴部を形成する。ニードル2の外周面と、第3ピ
ース7の中心穴10の内周面との間に所定の隙間11が
設けられ、燃料の通過が許容されている。この隙間11
は、ノズルボディ1内部に形成された燃料通路12を介
して、コモンレール(図示せず)に至る燃料配管13に
連通されている。これにより隙間11には高圧燃料が常
時供給され、ニードル2は中間の受圧面14と尖頭状先
端面とで燃圧を受け、上向きの力を受ける。
【0016】燃料通路12と隙間11とは第3ピース7
内のスプリング室15を介して連通され、スプリング室
15にはスプリング16が設けられる。スプリング16
はコイルスプリングが用いられニードル2の外周側に嵌
合されると共に、ニードル2に一体に形成されたツバ部
17と、第2ピース6との間に圧縮状態で挟まれ、ニー
ドル2に下降力を付与している。
【0017】ニードル2の直上に圧力制御部18が設け
られる。これについては後述する。そしてその上方に押
圧ピストン19が、押圧ピストン19の上方にプッシュ
ピン20がそれぞれ配設される。押圧ピストン19とプ
ッシュピン20とはそれぞれスプリング21,22で上
方に付勢され、かつ互いに当接されている。プッシュピ
ン20の上方にソレノイド23が設けられ、ソレノイド
23がONのときプッシュピン20と押圧ピストン19と
が同時に下降し、ソレノイド23がOFF のときプッシュ
ピン20と押圧ピストン19とが同時に上昇するように
なっている。ソレノイド23のON/OFFはこれに結線され
た電子制御ユニット(図示せず)によって行われる。
【0018】プッシュピン20は中央ノズルボディ4の
中心穴24内に挿入されるが、やはりこれらの間の隙間
25でも燃料の通過が許容され、特にリーク燃料を通過
させられるようになっている。即ち、インジェクタの開
弁時に圧力制御部18から燃料がリークされるが、この
燃料は押圧ピストン19の外周側の隙間、押圧ピストン
19とプッシュピン20との当接部の隙間、及び上記隙
間25を通じてリーク通路27に至り、ニップル28及
びリーク配管(図示せず)を通じて燃料タンク(図示せ
ず)に戻されるようになっている。
【0019】図8は圧力制御部18の構成を示す。図示
するように、第2ピース6に中心穴29(本発明の穴
部)が貫通形成され、第1ピース5にはその底面から加
工された室穴30が形成される。室穴30は中心穴29
と同軸配置されて中心穴29に下端が開放する。この室
穴30により圧力制御室33(バランスチャンバ)が区
画され、室穴30下端の開放部により圧力制御室33の
入口43が区画される。室穴30は中心穴29の1/2 程
度の小径とされる。中心穴29にはニードル2の上端部
31が昇降自在に挿入される。スプリング室15は第2
ピース6の直下にあり、圧力制御室33とは隔離され
る。
【0020】室穴30の上端部は上方ほど小径となるテ
ーパ状に形成される。そしてその上端ないし頂点位置に
開口して軸心に沿う小孔35が底部側から穿設加工され
る。この小孔35により圧力制御室33の出口が区画さ
れ、圧力制御室33の燃料は小孔35を通じて上方にリ
ークされることになる。ただし小孔35には軸体36が
挿通されるので、燃料のリークは小孔35と軸体36と
の隙間を通じて行われることとなる。小孔35の出口は
凹部37を介してピストン挿入穴38に連通される。そ
してリーク燃料はピストン挿入穴38と押圧ピストン1
9の隙間を通じて上方に流れる。
【0021】圧力制御室33内には弁体39が装入配置
される。弁体39の中心孔40に軸体36が圧入され、
カシメにより完全に固定される。これら弁体39及び軸
体36がセルフシール弁41を形成し、一体に昇降移動
して小孔35を圧力制御室33内にて開閉する。このよ
うにセルフシール弁41が圧力制御室33内に配置され
るので、この分圧力制御室33を小容積化でき、応答性
を高められる。セルフシール弁41の下端面はニードル
2の上端面32に直接臨ませられる。弁体39の上端部
は小孔35の上端部に倣うテーパ状とされ、それらテー
パ面同士が面接触するようになっている。つまり小孔3
5のテーパ面が弁座を形成する。この面接触は圧力制御
室33内の燃圧が高まれば高まるほど強力となり、これ
によりセルフシールが達成される。弁体39と室穴30
の径方向の隙間は小さくされ、圧力制御室33の小容積
化に貢献している。
【0022】軸体36の上端部は小孔35から上方に突
出され、且つその上端部に上方ほど大径となるテーパ部
46が形成される。このテーパ部46に押圧ピストン1
9が上方から当接し、軸体36及び弁体39を一体に下
降させて小孔35を開放するようになっている。この下
降時にはテーパ部46が凹部37内に入り込み、これに
より押圧ピストン19が凹部37の外周側のピストン挿
入穴38底面に突き当たって停止できる。押圧ピストン
19と軸体36の当接時、テーパ部46が図示の如く押
圧ピストン19の中心孔45を塞ぐが、押圧ピストン1
9が上昇しテーパ部46から離れると、中心孔45にも
リーク燃料が導入され、リーク燃料の排出が促進され
る。
【0023】図1は圧力制御部18の構成をより詳細且
つ概念的に示したものである。中心穴29は段差状に形
成され、その上端部が縮径されてニードル上端部31と
の間に小隙間による絞り通路42を形成するようになっ
ている。そして第1ピース5の下面に、入口43の周り
を全周囲むリング状の突起状ストッパ44が一体に形成
される。この突起状ストッパ44には上昇時のニードル
2の上端面32が図示の如く突き当たる。これにより圧
力制御室33の入口43は完全に閉塞される。このと
き、突起状ストッパ44がニードル上端面32より小径
なので、突起状ストッパ44より外周側に位置するニー
ドル上端面32の外周側部分が、第1ピース5下面との
間に所定の空間47を形成する。
【0024】次にかかるインジェクタの作用を述べる。
【0025】図1,図8,図9を参照して、燃料通路1
2からスプリング室15に導入された高圧燃料は、ニー
ドル上端部31と中心穴29の隙間、特に絞り通路42
を通じて上方に常時供給される。
【0026】一方、噴射停止時には、ソレノイド23が
OFF とされ、プッシュピン20及び押圧ピストン19が
上昇位置にある。よって絞り通路42通過後の燃料は、
まず空間47にてニードル上端面32に下向きの力を付
与し、ニードル2を押し下げ、入口43を開放する。す
ると高圧燃料が圧力制御室33内に入り込み、セルフシ
ール弁41を押し上げて小孔35を閉じる。これにより
中心穴29及び圧力制御室33内が高圧に保たれ、ニー
ドル2が下降位置に保持され、閉弁状態が保たれる。こ
のとき燃圧はニードル上端面32の全面に作用する。
【0027】次に、噴射実行時には、ソレノイド23が
ONとされ、プッシュピン20及び押圧ピストン19が下
降され、セルフシール弁41が下方に押動されて小孔3
5が開く(図1の仮想線参照)。すると小孔35から燃
料がリークされ、圧力制御室33内が低圧となる。即ち
燃料の導入が絞り通路42から行われるので、導入量に
対しリーク量が勝り、室内が低圧化する。これによりニ
ードル上端面32に作用していた燃圧が解放され、力の
バランスが崩れてニードル2が上昇し、噴孔が開く。
【0028】上昇したニードル2は図1に示すように突
起状ストッパ44に突き当たる。すると入口43が閉塞
され、一方では絞り通路42を通過した燃料が空間47
内に導入され続け、空間47の圧力が徐々に高まってい
く。この圧力が所定圧力に達するとニードル2が僅かに
下降し、入口43が微小に開放される。すると空間47
内の燃料が圧力制御室33に流出するので、空間47内
の圧力が下がり、再びニードル2が上昇して入口43が
閉塞される。
【0029】このようなニードル2の微小昇降の繰り返
しにより、入口43を断続的に且つ最小限だけ開放する
ので、高圧燃料のリークは最小にとどめられ、ポンプ容
量の大型化、燃費悪化等を防止できる。
【0030】また、ニードル2の微小昇降の間は、空間
47及び圧力制御室33の圧力ができるだけ高圧に保た
れるので、燃料噴射を終了すべくソレノイド23をOFF
した直後にニードル2を下降させられ、噴射終了時の応
答性も高められる。
【0031】また、中心穴29とニードル上端部31と
の隙間で絞り通路42を形成するので、高精度で一定通
路を得られ、加工も容易である。これにより噴射バラツ
キが改善され噴射特性が安定する。また導入する燃料流
量を隙間の大きさと長さで管理でき、流量の選択自由度
が増大する。
【0032】次に他の実施の形態について説明する。な
お同一の構成については図中同一符号を付し、説明を省
略する。
【0033】図2及び図3は突起状ストッパ44の外周
囲に別の突起状ストッパを間欠的に設けた例である。即
ち、別の突起状ストッパは4つの扇状分割突起50から
なり、各分割突起50は第1ピース5の下面に一体に形
成され、突起状ストッパ44と同心円をなすよう配列さ
れ、突起状ストッパ44と同一高さとされる。分割突起
50の間に90°間隔で半径方向に沿う溝51が形成さ
れ、入口43に向かう燃料の流れが許容されている。な
お別の突起状ストッパはこのような形態に限らず様々な
形態を採ることができ、例えば円形突起を千鳥状に配列
したものでもよい。これによればニードル当接時に突起
状ストッパ44にかかる負担を軽減できるメリットがあ
る。
【0034】図4は前述の絞り通路をニードル内部に設
けた例である。即ち、ニードル上端部31の内部に高圧
燃料が導入される軸心穴52が設けられ、この軸心穴5
2の上端が絞り孔53(絞り通路)を介して中心穴29
内に連通されている。ここでは中心穴29とニードル上
端部31との隙間が極めて小さく、燃料が通過できぬよ
うな大きさとされるいわゆる軸シールの構造となってい
る。
【0035】図5は前述の絞り通路をノズルボディ内部
に設けた例である。即ち、第1ピース5の内部に燃料通
路12(図8参照)に至る導入穴54が設けられ、導入
穴54と中心穴29とが絞り孔55(絞り通路)により
連通される。中心穴29とニードル上端部31との隙間
が小さく、軸シールとなっている点は前記同様である。
【0036】図6は突起状ストッパをニードル側に設け
た例である。即ち、先の突起状ストッパ44が省略さ
れ、代わりに入口43より大径且つニードル上端面32
より小径の突起状ストッパ56がニードル上端面32に
一体に形成される。この突起状ストッパ56は中実に形
成され、中心穴29内の小容積化即ち応答性向上に貢献
している。ここでは図1同様の絞り通路42が形成され
る。
【0037】図7はセルフシール弁41とニードル2を
所謂入れ子構造とした例である。即ち、圧力制御室33
の長さが短縮され、セルフシール弁41が圧力制御室3
3の入口43から中心穴29内に突出され、ニードル上
端部31にセルフシール弁41の突出部を挿入させる窪
み穴57(窪み部)が設けられる。窪み穴57は圧力制
御室33と同心、同径とされる。突起状ストッパ44は
第1ピース5の下面に設けられ、絞り通路42も図1同
様に形成される。この構成はインジェクタ全長を短縮す
るのに有利である。
【0038】他にも本発明は種々の実施の形態を採るこ
とができる。例えば突起状ストッパはノズルボディとニ
ードルの両方に設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、加圧燃料
の動的リークを減らし、ポンプ容量の減少、燃費向上等
を図れるという、優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインジェクタの要部拡大縦断面図
である。
【図2】他の実施の形態を示す縦断面図で、別の突起状
ストッパは図3のA−A線断面で示してある。
【図3】別の突起状ストッパを示す下面図である。
【図4】他の実施の形態を示す縦断面図である。
【図5】他の実施の形態を示す縦断面図である。
【図6】他の実施の形態を示す縦断面図である。
【図7】他の実施の形態を示す縦断面図である。
【図8】本発明に係るインジェクタの拡大縦断面図であ
る。
【図9】本発明に係るインジェクタの全体を示す縦断面
図である。
【図10】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ノズルボディ 2 ニードル 5 第1ピース 6 第2ピース 29 中心穴 31 上端部 32 上端面 33 圧力制御室 35 小孔 41 セルフシール弁 42 絞り通路 43 入口 44 突起状ストッパ 50 分割突起 53 絞り孔 55 絞り孔 56 突起状ストッパ 57 窪み穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルボディ内に、ニードル上端部が挿
    入されその上端面に作用する加圧燃料を導入する穴部
    と、該穴部に開放して該穴部内の燃料をリークさせるこ
    とによりニードルを上昇させる圧力制御室とを設け、上
    記ニードル又は上記ノズルボディの少なくとも一方に、
    ニードル上昇時に相手方に当接して上記圧力制御室の入
    口を閉塞する突起状ストッパを設け、該突起状ストッパ
    を、上記入口閉塞時に上記ニードル上端面に加圧燃料が
    作用されるような大きさに形成したことを特徴とするコ
    モンレール式燃料噴射装置のインジェクタ。
  2. 【請求項2】 上記突起状ストッパが上記圧力制御室入
    口を囲み且つ上記ニードル上端面より小径のリング状と
    され、上記ニードル又は上記ノズルボディの少なくとも
    一方に、上記突起状ストッパの外周囲に位置してニード
    ル上昇時に相手方に当接する別の突起状ストッパが間欠
    的に設けられる請求項1記載のコモンレール式燃料噴射
    装置のインジェクタ。
  3. 【請求項3】 上記圧力制御室の出口を室内にて開閉す
    るセルフシール弁が設けられ、該セルフシール弁が上記
    圧力制御室入口から上記穴部内に突出され、上記ニード
    ル上端部に上記セルフシール弁の突出部を挿入させる窪
    み部が設けられる請求項1又は2記載のコモンレール式
    燃料噴射装置のインジェクタ。
JP10184995A 1998-06-30 1998-06-30 コモンレール式燃料噴射装置のインジェクタ Pending JP2000018120A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10164393A1 (de) * 2001-12-28 2003-07-17 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzventil für eine Brennkraftmaschine
US6991179B2 (en) 2001-12-21 2006-01-31 L'orange Gmbh Injector for internal combustion engines
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