JP2000018141A - 筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置 - Google Patents
筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置Info
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- JP2000018141A JP2000018141A JP10189498A JP18949898A JP2000018141A JP 2000018141 A JP2000018141 A JP 2000018141A JP 10189498 A JP10189498 A JP 10189498A JP 18949898 A JP18949898 A JP 18949898A JP 2000018141 A JP2000018141 A JP 2000018141A
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- pressure sensor
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気筒内圧力に応じて求めた機関の負荷状況に
対応して、点火コイルの通電時間を最適に設定すること
ができる筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置
を提供する。 【解決手段】 点火コイル13により火花点火される機
関1と、この機関1の気筒内圧力Pcylを検出する筒
内圧センサ17を備えた点火制御装置において、前記筒
内圧センサ17の出力信号に応じて、前記点火コイル1
3への通電時間Tonを決定する通電時間決定手段(ス
テップ1,2)を備えている。
対応して、点火コイルの通電時間を最適に設定すること
ができる筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置
を提供する。 【解決手段】 点火コイル13により火花点火される機
関1と、この機関1の気筒内圧力Pcylを検出する筒
内圧センサ17を備えた点火制御装置において、前記筒
内圧センサ17の出力信号に応じて、前記点火コイル1
3への通電時間Tonを決定する通電時間決定手段(ス
テップ1,2)を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筒内圧センサを
用いた点火エネルギー制御装置に係り、特に、気筒内圧
力に対応して点火コイルへの通電時間を決定するものに
関する。
用いた点火エネルギー制御装置に係り、特に、気筒内圧
力に対応して点火コイルへの通電時間を決定するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては、点火時期を圧縮行
程の上死点の少し手前の、機関負荷と機関回転数に応じ
た最適位置で設定している。ここで、点火は一次側コイ
ルに電流を流して二次側コイルに蓄えられた点火エネル
ギーを遮断した場合の逆起電力で行っている。したがっ
て、点火コイルに蓄えられる点火エネルギー、すなわ
ち、点火コイルに通電する時間をどの程度に設定するの
かが問題となる。一般には点火コイルへの通電時間は点
火エネルギーを確保するために略一定時間としている。
一方、点火時期は機関負荷と機関回転数に応じて最適位
置(クランク角度位置)に点火コイルへの通電を遮断を
するために、点火コイルへの通電開始タイミングをクラ
ンク角度基準で行う場合には、機関回転数に応じて回転
数が高くなるほどクランク角度位置を早める技術が例え
ば特開平6−129333号公報に記載されている。
程の上死点の少し手前の、機関負荷と機関回転数に応じ
た最適位置で設定している。ここで、点火は一次側コイ
ルに電流を流して二次側コイルに蓄えられた点火エネル
ギーを遮断した場合の逆起電力で行っている。したがっ
て、点火コイルに蓄えられる点火エネルギー、すなわ
ち、点火コイルに通電する時間をどの程度に設定するの
かが問題となる。一般には点火コイルへの通電時間は点
火エネルギーを確保するために略一定時間としている。
一方、点火時期は機関負荷と機関回転数に応じて最適位
置(クランク角度位置)に点火コイルへの通電を遮断を
するために、点火コイルへの通電開始タイミングをクラ
ンク角度基準で行う場合には、機関回転数に応じて回転
数が高くなるほどクランク角度位置を早める技術が例え
ば特開平6−129333号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、機関回転数が安定している場合を基
準にして機関回転数に応じ、通電時間からクランク角度
位置に通電開始タイミングを設定しているので、例え
ば、単位時間あたりのクランク角度の変位が少ない始動
時等においては、単位時間当たりのクランク角度の変位
が大きい場合に比較して通電開始から遮断までの時間が
長くなり、したがって、点火エネルギーが過剰となって
点火栓の電極消耗が激しく耐久性が低下すると共に燃費
が悪くなるという問題がある。
来技術にあっては、機関回転数が安定している場合を基
準にして機関回転数に応じ、通電時間からクランク角度
位置に通電開始タイミングを設定しているので、例え
ば、単位時間あたりのクランク角度の変位が少ない始動
時等においては、単位時間当たりのクランク角度の変位
が大きい場合に比較して通電開始から遮断までの時間が
長くなり、したがって、点火エネルギーが過剰となって
点火栓の電極消耗が激しく耐久性が低下すると共に燃費
が悪くなるという問題がある。
【0004】また、逆に始動時等を基準にして上記通電
時間を設定すると、今度は、上述した機関回転数が高い
場合に通電時間が短くなり点火しても消炎してしまい、
未燃焼ガスが排出され大気汚染につながるという問題が
ある。一方で、燃焼室内での点火を阻害する要因とし
て、気筒内の空気が絶縁体として作用することが知られ
ている。そこで、この発明は、気筒内圧力に応じて求め
た内燃機関の負荷状況に対応して、点火コイルの通電時
間を最適に設定することができる筒内圧センサを用いた
点火エネルギー制御装置を提供するものである。
時間を設定すると、今度は、上述した機関回転数が高い
場合に通電時間が短くなり点火しても消炎してしまい、
未燃焼ガスが排出され大気汚染につながるという問題が
ある。一方で、燃焼室内での点火を阻害する要因とし
て、気筒内の空気が絶縁体として作用することが知られ
ている。そこで、この発明は、気筒内圧力に応じて求め
た内燃機関の負荷状況に対応して、点火コイルの通電時
間を最適に設定することができる筒内圧センサを用いた
点火エネルギー制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明においては、点火コイル(実施形態におけ
る点火コイル13)により火花点火される内燃機関(実
施形態における機関1)と、この内燃機関の気筒内圧力
(実施形態における気筒内圧力Pcyl)を検出する筒
内圧センサ(実施形態における筒内圧センサ17)を備
えた点火制御装置において、前記筒内圧センサの出力信
号に応じて、前記点火コイルへの通電時間(実施形態に
おけるTon)を決定する通電時間決定手段(実施形態
におけるステップ1,2)を備えたことを特徴とする。
に、この発明においては、点火コイル(実施形態におけ
る点火コイル13)により火花点火される内燃機関(実
施形態における機関1)と、この内燃機関の気筒内圧力
(実施形態における気筒内圧力Pcyl)を検出する筒
内圧センサ(実施形態における筒内圧センサ17)を備
えた点火制御装置において、前記筒内圧センサの出力信
号に応じて、前記点火コイルへの通電時間(実施形態に
おけるTon)を決定する通電時間決定手段(実施形態
におけるステップ1,2)を備えたことを特徴とする。
【0006】このように構成することで、筒内圧センサ
により気筒内圧力が検出されると、この検出圧力の出力
信号に応じて、通電時間決定手段によって点火コイルの
通電時間が決定される。この通電時間は気筒内圧力、す
なわち、この気筒内圧力に応じた内燃機関の負荷状況に
対応しているため、その時点での最適な点火エネルギー
を与えることとなる。すなわち、気筒内圧が上昇すると
気筒内の空気量が増加するため、絶縁体である空気は点
火の障害となる。よって、気筒内圧が高くなればそれだ
け点火エネルギーが必要となるのである。したがって、
気筒内圧によって、点火エネルギー、すなわち、点火コ
イルへの通電時間を制御することが有効となる。
により気筒内圧力が検出されると、この検出圧力の出力
信号に応じて、通電時間決定手段によって点火コイルの
通電時間が決定される。この通電時間は気筒内圧力、す
なわち、この気筒内圧力に応じた内燃機関の負荷状況に
対応しているため、その時点での最適な点火エネルギー
を与えることとなる。すなわち、気筒内圧が上昇すると
気筒内の空気量が増加するため、絶縁体である空気は点
火の障害となる。よって、気筒内圧が高くなればそれだ
け点火エネルギーが必要となるのである。したがって、
気筒内圧によって、点火エネルギー、すなわち、点火コ
イルへの通電時間を制御することが有効となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。この発明の一実施形態を示す図
1(a)において、機関(内燃機関)1にはエアクリー
ナ2から吸気ダクト3、スロットル弁4及び吸気マニホ
ールド5を介して空気が吸入される。吸気マニホールド
5の分岐部には各気筒ごとに燃料噴射弁6が設けられて
いる。燃料噴射弁6は、ソレノイドに通電されて開弁
し、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であっ
て、コントロールユニット7から出力される駆動パルス
信号により通電制御され、図示しない燃料ポンプから圧
送されてプレッシャーレギュレータにより所定の圧力調
整された燃料を間欠的に噴射供給する。
面に基づいて説明する。この発明の一実施形態を示す図
1(a)において、機関(内燃機関)1にはエアクリー
ナ2から吸気ダクト3、スロットル弁4及び吸気マニホ
ールド5を介して空気が吸入される。吸気マニホールド
5の分岐部には各気筒ごとに燃料噴射弁6が設けられて
いる。燃料噴射弁6は、ソレノイドに通電されて開弁
し、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であっ
て、コントロールユニット7から出力される駆動パルス
信号により通電制御され、図示しない燃料ポンプから圧
送されてプレッシャーレギュレータにより所定の圧力調
整された燃料を間欠的に噴射供給する。
【0008】機関1の各燃焼室にはそれぞれ点火栓8が
設けられており、この点火栓8によって火花点火して混
合気を着火燃焼させる。そして、機関1からは排気マニ
ホールド9、排気ダクト10、三元触媒11、マフラー
12を経て排気が排出される。ここで、図2、図3に示
すように、点火栓8には、点火コイル13により発生さ
れた高電圧V(電流Iで一定時間t通電された)がディ
ストリビュータ14を介して順次分配され、これによっ
て、各気筒毎に図3中IGで示す点火が実行されるので
ある。
設けられており、この点火栓8によって火花点火して混
合気を着火燃焼させる。そして、機関1からは排気マニ
ホールド9、排気ダクト10、三元触媒11、マフラー
12を経て排気が排出される。ここで、図2、図3に示
すように、点火栓8には、点火コイル13により発生さ
れた高電圧V(電流Iで一定時間t通電された)がディ
ストリビュータ14を介して順次分配され、これによっ
て、各気筒毎に図3中IGで示す点火が実行されるので
ある。
【0009】すなわち、ディストリビュータ14は機関
1のクランク軸にタイミングベルトを介して連結された
カム軸に取り付けられ、カム軸がクランク軸の2回転に
1回の割合で回転することにより、点火コイル13が発
生した高電圧を各気筒の点火栓8に順次分配する。コン
トロールユニット7はCPU、ROM、RAM、A/D
変換器、入出力インターフェイスを含んで構成される周
知のマイクロコンピュータを備え、各種のセンサからの
入力信号を受け、この入力信号に基づいて前記燃料噴射
弁6による燃料噴射量を制御すると共に点火栓8による
点火時期を制御する。前記各種のセンサとしては、吸気
ダクト3内にエアフロメータ15が設けられ、機関1の
吸入空気量に応じた信号を出力する。
1のクランク軸にタイミングベルトを介して連結された
カム軸に取り付けられ、カム軸がクランク軸の2回転に
1回の割合で回転することにより、点火コイル13が発
生した高電圧を各気筒の点火栓8に順次分配する。コン
トロールユニット7はCPU、ROM、RAM、A/D
変換器、入出力インターフェイスを含んで構成される周
知のマイクロコンピュータを備え、各種のセンサからの
入力信号を受け、この入力信号に基づいて前記燃料噴射
弁6による燃料噴射量を制御すると共に点火栓8による
点火時期を制御する。前記各種のセンサとしては、吸気
ダクト3内にエアフロメータ15が設けられ、機関1の
吸入空気量に応じた信号を出力する。
【0010】また、クランク軸またはカム軸にクランク
角センサ16が設けられており、4気筒機関においては
各気筒の圧縮TDC毎のクランク角度信号REFと、例
えば、#1気筒の圧縮TDC位置毎の気筒判別信号とを
それぞれ出力する。なお、クランク角度信号REFの周
期を計測することによって機関回転数Neが算出され
る。そして、各点火栓8には、図1(b)に示すよう
に、筒内圧センサ17が設けられている。この筒内圧セ
ンサ17は実開昭62−146941号公報等に開示さ
れているように、点火栓8の座金として形成され圧電素
子によって各気筒の筒内圧力Pcylを相対圧として検
出するものである。なお、筒内圧センサ17は上記のよ
うに点火栓8の座金として形成されるタイプの他、特開
平4−81557号公報に開示されているように、圧力
センサを直接燃焼室内に臨設させるものであっても良
い。
角センサ16が設けられており、4気筒機関においては
各気筒の圧縮TDC毎のクランク角度信号REFと、例
えば、#1気筒の圧縮TDC位置毎の気筒判別信号とを
それぞれ出力する。なお、クランク角度信号REFの周
期を計測することによって機関回転数Neが算出され
る。そして、各点火栓8には、図1(b)に示すよう
に、筒内圧センサ17が設けられている。この筒内圧セ
ンサ17は実開昭62−146941号公報等に開示さ
れているように、点火栓8の座金として形成され圧電素
子によって各気筒の筒内圧力Pcylを相対圧として検
出するものである。なお、筒内圧センサ17は上記のよ
うに点火栓8の座金として形成されるタイプの他、特開
平4−81557号公報に開示されているように、圧力
センサを直接燃焼室内に臨設させるものであっても良
い。
【0011】また、スロットル弁4にはこのスロットル
弁4の開度を検出するスロットルセンサ18が付設され
ている。ここで、コントロールユニット7による点火コ
イル13への通電時間決定のための制御は図4に示すフ
ローチャートにより行われ、点火制御は図5に示すフロ
ーチャートにより行われる。
弁4の開度を検出するスロットルセンサ18が付設され
ている。ここで、コントロールユニット7による点火コ
イル13への通電時間決定のための制御は図4に示すフ
ローチャートにより行われ、点火制御は図5に示すフロ
ーチャートにより行われる。
【0012】まず、図4のフローチャートにおいて、筒
内圧センサ17によって2気筒前の気筒内圧力Pcyl
がサンプリングされる(ステップ1)。ここで、2気筒
前のデータがない始動時においては、予めRAM等に記
憶された前回の始動時の気筒内圧力Pcylを読み込む
ようにすることができる。そして、この気筒内圧力Pc
ylによって、平均有効圧力Pmiが求められ、この平
均有効圧力Pmiに基づいて、コントロールユニット7
がソフト的に備えているマップ、すなわち図6に示すよ
うに、平均有効圧力Pmiの上昇に応じて増加する点火
コイル(一次側のコイル)13の通電時間Tonを記憶
したマップにより通電時間Tonがテーブル検索される
(ステップ2)。このマップを使用して機関1の負荷状
況を的確に表す平均有効圧力Pmiに対応した通電時間
Tonを求めることで、最適な火花点火が実現される。
ここで、上記通電時間Tonを決定するにあたり、バッ
テリ電圧Vbによる補正をも含めてこれを行い、例え
ば、バッテリ電圧Vbが低いときには通電時間Tonを
長くして、バッテリ電圧Vbの低下による点火エネルギ
ーを補填するのである。そして、ここで得られた通電時
間TonはRAMに記憶される。
内圧センサ17によって2気筒前の気筒内圧力Pcyl
がサンプリングされる(ステップ1)。ここで、2気筒
前のデータがない始動時においては、予めRAM等に記
憶された前回の始動時の気筒内圧力Pcylを読み込む
ようにすることができる。そして、この気筒内圧力Pc
ylによって、平均有効圧力Pmiが求められ、この平
均有効圧力Pmiに基づいて、コントロールユニット7
がソフト的に備えているマップ、すなわち図6に示すよ
うに、平均有効圧力Pmiの上昇に応じて増加する点火
コイル(一次側のコイル)13の通電時間Tonを記憶
したマップにより通電時間Tonがテーブル検索される
(ステップ2)。このマップを使用して機関1の負荷状
況を的確に表す平均有効圧力Pmiに対応した通電時間
Tonを求めることで、最適な火花点火が実現される。
ここで、上記通電時間Tonを決定するにあたり、バッ
テリ電圧Vbによる補正をも含めてこれを行い、例え
ば、バッテリ電圧Vbが低いときには通電時間Tonを
長くして、バッテリ電圧Vbの低下による点火エネルギ
ーを補填するのである。そして、ここで得られた通電時
間TonはRAMに記憶される。
【0013】一方、図5に示す点火制御のフローチャー
トにおいて、吸気マニホールド5内の負圧Pbと機関回
転数Neによって進角値として与えられた点火時期θi
g(図3参照)が決定される(ステップ10)。次い
で、前記図4におけるフローチャートで得られた点火コ
イル13への通電時間TonをRAMから読み込み、こ
の通電時間Tonと前ステップ10の点火時期θig
と、機関回転数Neとにより進角値として与えられる通
電開始時期θon(図3参照)が決定される(ステップ
11)。そして、これら通電開始時間θon、通電時間
Ton、点火時期θigによって、周知の点火通電遮断
(例えば、特開平6−129333号公報に記載されて
いる)がなされ(ステップ12)、これにより気筒内圧
力Pcylに応じた最適な通電時間で点火がなされるの
である。
トにおいて、吸気マニホールド5内の負圧Pbと機関回
転数Neによって進角値として与えられた点火時期θi
g(図3参照)が決定される(ステップ10)。次い
で、前記図4におけるフローチャートで得られた点火コ
イル13への通電時間TonをRAMから読み込み、こ
の通電時間Tonと前ステップ10の点火時期θig
と、機関回転数Neとにより進角値として与えられる通
電開始時期θon(図3参照)が決定される(ステップ
11)。そして、これら通電開始時間θon、通電時間
Ton、点火時期θigによって、周知の点火通電遮断
(例えば、特開平6−129333号公報に記載されて
いる)がなされ(ステップ12)、これにより気筒内圧
力Pcylに応じた最適な通電時間で点火がなされるの
である。
【0014】したがって、この実施形態によれば、気筒
内圧力Pcylに基づく平均有効圧力Pmiと通電時間
Tonの関係を示すマップによって、気筒内圧力Pcy
lとして現れる機関負荷に対応した最適な通電時間To
nを与えることができるため、通電時間が短すぎる場合
のように消炎が起こったり、あるいは、通電時間が長す
ぎる場合のように点火栓8の電極が消耗する等の不具合
がなくなり、したがって、大気汚染を防止でき点火栓8
の寿命を延ばすと共に燃費向上に寄与することができ
る。なお、この発明の実施形態は上記実施形態に限られ
るものではなく、例えば、冷却水温が上昇しておらず安
定していない場合にのみ、上述した制御を行い、定速走
行等により機関の冷却水温が一定になったときには、予
め固定的に設定された通電時間Tonを読み込ませて通
常の点火制御を行うこともできる。また、上記マップに
よって通電時間Tonを求める場合について説明した
が、演算によってこれを求めるようにしても良い。
内圧力Pcylに基づく平均有効圧力Pmiと通電時間
Tonの関係を示すマップによって、気筒内圧力Pcy
lとして現れる機関負荷に対応した最適な通電時間To
nを与えることができるため、通電時間が短すぎる場合
のように消炎が起こったり、あるいは、通電時間が長す
ぎる場合のように点火栓8の電極が消耗する等の不具合
がなくなり、したがって、大気汚染を防止でき点火栓8
の寿命を延ばすと共に燃費向上に寄与することができ
る。なお、この発明の実施形態は上記実施形態に限られ
るものではなく、例えば、冷却水温が上昇しておらず安
定していない場合にのみ、上述した制御を行い、定速走
行等により機関の冷却水温が一定になったときには、予
め固定的に設定された通電時間Tonを読み込ませて通
常の点火制御を行うこともできる。また、上記マップに
よって通電時間Tonを求める場合について説明した
が、演算によってこれを求めるようにしても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、筒内圧センサにより気筒内圧力が検出されると、
この検出圧力の出力信号に応じて、通電時間決定手段に
よって最適な点火コイルの通電時間が決定されるため、
通電時間が短すぎる場合のように消炎が起こったり、あ
るいは、通電時間が長すぎる場合のように点火栓の電極
が消耗する等の不具合がなくなり、したがって、大気汚
染を防止でき点火栓の寿命を延ばすと共に燃費向上に寄
与することができる効果がある。
れば、筒内圧センサにより気筒内圧力が検出されると、
この検出圧力の出力信号に応じて、通電時間決定手段に
よって最適な点火コイルの通電時間が決定されるため、
通電時間が短すぎる場合のように消炎が起こったり、あ
るいは、通電時間が長すぎる場合のように点火栓の電極
が消耗する等の不具合がなくなり、したがって、大気汚
染を防止でき点火栓の寿命を延ばすと共に燃費向上に寄
与することができる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態の説明図であり、
(a)は全体概略説明図、(b)は(a)のX部の拡大
図である。
(a)は全体概略説明図、(b)は(a)のX部の拡大
図である。
【図2】 点火装置の回路図である。
【図3】 点火コイルへの通電状況を示すグラフ図であ
る。
る。
【図4】 通電時間を決定するフローチャート図であ
る。
る。
【図5】 点火制御を表すフローチャート図である。
【図6】 気筒の平均有効圧と通電時間を示すグラフ図
である。
である。
【符号の説明】 1 機関(内燃機関) 13 点火コイル 17 筒内圧センサ Pcyl 気筒内圧力 Pmi 平均有効圧力 Ton 通電時間 ステップ1,2 通電時間決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 和同 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中野 賢至 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 加藤 裕明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 都築 俊一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 安部 賢二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 沖 秀行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G019 CA00 DC01 DC06 EA16 GA01 GA05 GA07 GA08 GA09 GA15 KA28 3G084 BA16 DA02 DA10 EB11 FA03 FA07 FA10 FA21 FA33 FA38
Claims (1)
- 【請求項1】 点火コイルにより火花点火される内燃機
関と、この内燃機関の気筒内圧力を検出する筒内圧セン
サを備えた点火制御装置において、前記筒内圧センサの
出力信号に応じて、前記点火コイルへの通電時間を決定
する通電時間決定手段を備えたことを特徴とする筒内圧
センサを用いた点火エネルギー制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189498A JP2000018141A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189498A JP2000018141A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000018141A true JP2000018141A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16242289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10189498A Withdrawn JP2000018141A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000018141A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7343415B2 (en) | 2001-03-29 | 2008-03-11 | 3M Innovative Properties Company | Display of software notes indicating that content from a content provider site is available for display |
| JP2010190061A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Toyota Motor Corp | プラズマ点火装置を備える内燃機関 |
| US9897062B2 (en) | 2013-11-28 | 2018-02-20 | Denso Corporation | Ignition device |
| JP2019194456A (ja) * | 2018-05-02 | 2019-11-07 | マツダ株式会社 | 圧縮着火式エンジンの制御装置 |
| JP2020193613A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | ダイヤモンド電機株式会社 | 電源システム |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10189498A patent/JP2000018141A/ja not_active Withdrawn
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