JP2000015760A - 包装用ストレッチフィルム - Google Patents
包装用ストレッチフィルムInfo
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Abstract
形回復性及びカット性が良好な包装用ストレッチフィル
ムを提供する。 【解決手段】 少なくとも3層から構成されるフィルム
であって、両表面層がエチレン系重合体(A)から構成
され、中間層の少なくとも1層が、融解熱量が20J/
g以上80J/g未満であるプロピレン系重合体(B)
80〜10重量%、エチレン単位の含有量が90〜60
重量%であるエチレン系共重合体(C)10〜50重量
%及び、石油樹脂類(D)10〜40重量%を含有する
樹脂組成物(E)から構成されることを特徴とする包装
用ストレッチフィルム。
Description
なる包装用ストレッチフィルムに関する。更に詳しく
は、軟質塩化ビニルフィルムやビニロンフィルムに匹敵
し得る軟質フィルムとして、柔軟性及び耐衝撃性に優
れ、さらに透明性、変形回復性及びカット性を兼ね備え
た包装用ストレッチフィルムに関する。
む軟質塩化ビニルフィルムが多く用いられてきた。しか
し、軟質塩化ビニル樹脂は、可塑剤のブリードアウトに
よる転移の問題、また焼却時の塩化水素の発生による酸
性雨問題やダイオキシン発生といった社会的要因を抱え
た状態にある。
軟質フィルムとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、低密度ポリエチレン、アイオノマー等のエチレンを
主体とする重合体からなるものがある。しかし、これら
のエチレンを主体とする重合体からなる軟質フィルム
は、透明性、ヘイズ、グロス等の点で軟質塩化ビニルフ
ィルムに劣る上、耐熱性や腰の強さにおいても難点を有
する。
4号公報には、結晶性オレフィン系樹脂または、結晶性
オレフィン系樹脂10〜90重量%とオレフィン系熱可
塑性エラストマー90〜10重量%からなる樹脂層の両
面に、エチレン単位60〜95重量%と酢酸ビニルエス
テル単位、脂肪族不飽和カルボン酸、脂肪族不飽和モノ
カルボン酸アルキルエステルより選ばれた単量体5〜4
0重量%との共重合体樹脂表面層を積層したフィルムを
ブロー比8〜20倍でインフレーション成形してなるフ
ィルムが提案されている。また、特開平9−15447
9号公報には、プロピレン系重合体及び石油樹脂を含有
する層を少なくとも一層有し、動的粘弾性測定により周
波数10Hz、温度20℃で測定した貯蔵弾性率
(E')が5.0×108〜5.0×109dyn/c
m2、損失正接(tanδ)が0.2〜0.8の範囲に
ある食品包装用ストレッチフィルムが提案されている。
しかしながら、これらのフィルムは柔軟性、トレーに天
張したフィルムを指で押した時の変形回復性、食品の入
ったプラスチックトレーを自動包装機で包装する際のフ
ィルムカット性、フィルムを天張したトレーを落下した
際のフィルムの耐衝撃性を全て満足できるものではなか
った。
性及び耐衝撃性に優れ、かつ透明性、変形回復性及びカ
ット性が良好な包装用ストレッチフィルムを提供するこ
とにある。
のため鋭意研究を重ねた結果、両表面層がエチレン系重
合体から構成され、中間層の少なくとも1層が特定組成
を有するプロピレン系重合体、エチレン系共重合体及
び、石油樹脂類を所定の比率で配合してなる樹脂組成物
から構成される、少なくとも3層からなるフィルムが、
上記目的を達成することを見出し、本発明を完成した。
構成されるフィルムであって、両表面層がエチレン系重
合体(A)から構成され、中間層の少なくとも1層が、
融解熱量が20J/g以上80J/g未満であるプロピ
レン系重合体(B)80〜10重量%、エチレン単位の
含有量が90〜60重量%であるエチレン系共重合体
(C)10〜50重量%及び、石油樹脂類(D)10〜
40重量%を含有する樹脂組成物(E)から構成される
包装用ストレッチフィルムである。以下、本発明を詳細
に説明する。
ムは、両表面層及び少なくとも1層の中間層から構成さ
れる少なくとも3層構成のフィルムである。上記表面層
に用いるエチレン系重合体(A)は、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及びエチ
レンを主成分とする共重合体、すなわち、エチレンと、
プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−
1、ヘプテン−1、オクテン−1などの炭素数3〜10
のα−オレフィン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルな
どのビニルエステル;アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルなどの
不飽和カルボン酸エステル;及びそのアイオノマー;共
役ジエンや非共役ジエンのような不飽和化合物の中から
選ばれる1種又は2種以上のコモノマーとの共重合体又
は多元共重合体、あるいはそれらの組成物が挙げられ
る。エチレン系重合体のエチレン単位の含有量は、通常
50重量%を越えるものである。
は、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、線
状超低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体およびエチ
レン−メタクリル酸エステル共重合体の中から選ばれる
少なくとも1種のエチレン系重合体が好ましい。アクリ
ル酸エステルとしては、例えばアクリル酸メチル、アク
リル酸エチル等が挙げられる。メタクリル酸エステルと
しては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル等が挙げられる。
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体がより好ましく、酢
酸ビニル単位の含有率が5〜30重量%であるエチレン
−酢酸ビニル共重合体が最も好ましい。
は、特に限定されるものではなく、公知のオレフィン重
合用触媒を用いた公知の重合方法、例えばチーグラー・
ナッタ型触媒を用いた、スラリー重合法、溶液重合法、
塊状重合法、気相重合法等、また、ラジカル開始剤を用
いた塊状重合法等が挙げられる。
(A)には、必要に応じて各種添加剤、例えば酸化防止
剤、防曇剤、帯電防止剤、滑剤、造核剤などを含ませる
ことができる。
体(B)は、示差走査型熱量計(DSC)により測定し
た融解熱量が20J/g以上80J/g未満であるプロ
ピレン系重合体であり、好ましくは、融解熱量が30〜
70J/gであるプロピレン系重合体である。融解熱量
が20J/g未満では耐熱性が悪く、80J/g以上で
あると耐熱性に優れるものの柔軟性について少し劣る場
合がある。プロピレン系重合体のプロピレン単位の含有
量は、通常50重量%を越えるものである。
より測定したが、その詳細は実施例の欄において説明す
る。
レン単位の含有量が100〜50重量%であるプロピレ
ン単独重合体(B−1)またはプロピレン−α−オレ
フィン共重合体(B−1)が挙げられる。上記α−オ
レフィンとしては、例えばエチレン、ブテン−1、ペン
テン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1
などの炭素数2、4〜10のα−オレフィンが挙げられ
る。
ては、プロピレン単位の含有量が100〜90重量%で
ある結晶性プロピレン単独重合体(B−1)または結
晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体(B−1)
85〜20重量%、及びプロピレン単位および/または
ブテン−1単位の含有量が50重量%以上である非晶性
ポリオレフィン(B−2)15〜80重量%を含有する
プロピレン系樹脂組成物が好ましい。なお、本発明でい
う非晶性とは、キシレン溶解成分(FDA規格、CFR
21、§177.1520(d)(4)(1)準拠)が
40重量%以上のものをいう。
は、上記プロピレン単位および/またはブテン−1単位
の含有量が50重量%以上のポリプロピレン、ポリブテ
ン−1、プロピレン−エチレン共重合体、ブテン−1−
エチレン共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、
プロピレン−ブテン−1−エチレン−3元共重合体、プ
ロピレン−ヘキセン−1−エチレン−3元共重合体、ブ
テン−1−ヘキセン−1−エチレン−3元共重合体等の
非晶質ポリオレフィンが挙げられる。
オレフィン重合用触媒を用いた公知の重合方法、例えば
チーグラー・ナッタ型触媒を用いた、スラリー重合法、
溶液重合法、塊状重合法、気相重合法等により製造する
ことができる。
成物である場合の調製方法は、特に制限されるものでな
く、公知の方法、例えば、ニーダー、バンバリーミキサ
ー、ロール等の混練機、一軸又は二軸押出機等を用いて
加熱溶融混練して行うことができる。また、各種樹脂ペ
レットをドライブレンドしてもよい。更には、多段重合
により重合ブレンドしてもよい。
体(C)は、エチレンと、プロピレン、ブテン−1、ペ
ンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−
1などの炭素数3〜10のα−オレフィン;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル;アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチルなどの不飽和カルボン酸エステル;
及びそのアイオノマー;共役ジエンや非共役ジエンのよ
うな不飽和化合物の中から選ばれる1つ又は2つ以上の
コモノマーとの共重合体又は多元共重合体、あるいはそ
れらの組成物であって、エチレン単位の含有量が90〜
60重量%である。
の含有量が90重量%を超えると柔軟性、耐衝撃性が悪
く、60重量%未満になると耐熱性に劣る。また、上記
エチレン系共重合体は、その融解熱量が20〜110J
/gである共重合体が好ましく、30〜100J/gで
ある共重合体がさらに好ましい。
は、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体およびエチレン−メタクリル酸エ
ステル共重合体の中から選ばれる少なくとも1種のエチ
レン系共重合体が好ましい。アクリル酸エステルやメタ
クリル酸エステルは、上記エチレン系重合体(A)で挙
げたものが同様に用いられる。
では、エチレン−酢酸ビニル共重合体が特に好ましい。
は、特に限定されるものではなく、公知のオレフィン重
合用触媒を用いた公知の重合方法、例えばチーグラー・
ナッタ型触媒を用いた、スラリー重合法、溶液重合法、
塊状重合法、気相重合法等、また、ラジカル開始剤を用
いた塊状重合法等が挙げられる。
は、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油樹脂またはそ
の水素添加物、クマロン−インデン樹脂、アルキル−フ
ェノール樹脂などが挙げられる。ロジン系樹脂とはマツ
類の樹脂などから得られるアビエチン酸またはその誘導
体を主成分とする樹脂であって、例えばガムロジンやウ
ッドロジン、水素化ロジン、アルコールでエステル化し
たエステル化ロジン、フェノールとロジンを反応させた
ロジンフェノール樹脂などが挙げられる。テルペン系樹
脂とはテレピン油を原料とした樹脂であって、例えばα
−ピネンやβ−ピネンが重合したテルペン樹脂、フェノ
ールとテルペンを反応させたテルペンフェノール樹脂、
スチレン等で極性を付与した芳香族変性テルペン樹脂、
水素化テルペン樹脂などが挙げられる。石油樹脂または
その水素添加物とは石油類の熱分解により生成する分解
油留分を重合し固化させた熱可塑性樹脂であって、例え
ばC5留分を原料とした脂肪族系石油樹脂、C9留分を原
料とした芳香族系石油樹脂、ジシクロペンタジエンを原
料とした脂環族系石油樹脂、およびこれら2種以上が共
重合した共重合系石油樹脂、さらにこれらを水素化した
水素化系石油樹脂などが挙げられる。クマロン−インデ
ン樹脂とはクマロンおよびインデンを主成分とする重合
物からなる樹脂である。アルキル−フェノール樹脂と
は、アルキルフェノールとアルデヒドの反応により得ら
れる樹脂でる。具体的には、三井石油化学工業(株)製
のハイレッツ、ペトロジン、荒川化学工業(株)製のア
ルコン、ヤスハラケミカル(株)製のクリアロン、トー
ネックス(株)製のエスコレッツなどの市販品を用いる
ことができる。
点で、水素化ロジン、水素化テルペン樹脂、水素化系石
油樹脂などの水素添加誘導体が好ましい。
は、上記プロピレン系重合体(B)80〜10重量%、
上記エチレン系共重合体(C)10〜50重量%及び、
石油樹脂類(D)10〜40重量%を含有する樹脂組成
物である。プロピレン系重合体(B)の割合が80重量
%を超える場合は柔軟性が低下し、10重量%未満では
耐熱性が低下するため好ましくない。一方、エチレン系
共重合体(C)の割合が10%未満では柔軟性、耐衝撃
性が低下し、50重量%を超える場合は耐熱性が低下す
るため好ましくない。また、石油樹脂類(D)の割合が
10重量%未満ではフィルムのカット性が低下し、40
重量%を超える場合はフィルムの耐衝撃性が低下するた
め好ましくない。特に、プロピレン系重合体(B)65
〜30重量%、エチレン系共重合体(C)20〜40重
量%及び、石油樹脂類(D)15〜35重量%を含有す
る樹脂組成物(E)が、柔軟性及び耐衝撃性に優れ、カ
ット性、変形回復性及び透明性とのバランスの観点から
好ましい。
法は、特に制限されるものでなく、公知の方法、例え
ば、ニーダー、バンバリーミキサー、ロール等の混練
機、一軸又は二軸押出機等を用いて加熱溶融混練して行
うことができる。また、各種樹脂ペレットをドライブレ
ンドしてもよい。
には、必要に応じて各種添加剤、充填剤、例えば、酸化
防止剤、防曇剤、帯電防止剤、核剤、難燃剤などを含ま
せることが可能である。更に、本発明の妨げにならない
範囲で他の樹脂をブレンドして使用することもできる。
例えば、リサイクル樹脂をブレンドすることもできる。
発明の目的を損なわない範囲において、中間層にリサイ
クル樹脂層を積層挿入してもよく、他の熱可塑性樹脂
層、例えば、ガスバリヤーを付与するためポリアミド樹
脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリエステ
ル樹脂等を積層挿入してもよい。更には、層間の接着強
度を上げるため、接着剤や接着性樹脂層を積層挿入して
もよい。
する各層の厚さは、特に限定されるものでなく、任意に
選択することができる。通常は、各層を約2〜100μ
mの範囲に形成する。また、フィルム総厚みに対する両
表面層の厚み比率も、特に限定されるものでなく、任意
に選択することができる。通常は、両表面層の合計厚み
を積層フィルム厚さの20〜90%となるように構成す
る。
は、特に限定されるものでなく、公知の方法、例えば、
インフレーション法やキャスト法による共押出積層法、
押出しラミネーション法、サンドラミネーション法、ド
ライラミネーション法等を用いることができる。
性が必要である場合は、製膜後に少なくとも一軸方向に
延伸することが好ましい。延伸は一軸でも二軸でも可能
である。一軸延伸の場合は、例えば通常用いられるロー
ル延伸法が好ましい。また二軸延伸の場合は、例えば一
軸に延伸した後に二軸延伸を行う逐次延伸方式でもよ
く、チューブラ延伸のような同時二軸延伸する方法でも
よい。
柔軟性及び耐衝撃性に優れ、かつ変形回復性、カット
性、透明性が良好な包装用ストレッチフィルムが提供で
きる。また、本発明の包装用ストレッチフィルムは、軟
質フィルムであり、環境汚染で社会的な問題となってい
る軟質塩化ビニルフィルムに代わり、各種用途に適用で
きる。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
る物性値の測定方法を説明する。 (1)エチレン単位の含有量 高分子分析ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発
行)の615〜616ページに記載されている方法によ
り13C−NMR法で測定を行った。 (2)プロピレン単位、ブテン−1単位の含有量 高分子分析ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発
行)の615〜619ページに記載されている方法によ
り13C−NMR法で測定を行った。 (3)メルトフローレート(MFR) JIS K7210に従い、エチレン系重合体は表1の
条件4に、プロピレン系重合体は表1の条件14に従い
測定を行った。
用い、試料約5mgをアルミパンに詰め、100℃/分
で230℃まで昇温し、230℃で5分間保持したのち
10℃/分で−50℃まで降温し、−50℃で5分間保
持したのち10℃/分で230℃まで昇温して融解曲線
を測定した。融解曲線が高温側のベースラインに戻る点
と、融解曲線の0℃の点を直線で結び、この直線と融解
曲線で囲まれる部分の総面積から融解熱量を求めた。 (6)エチレン系共重合体(C)の融解熱量 装置としてセイコー電子工業(株)社製RDC220を
用い、試料約5mgをアルミパンに詰め、100℃/分
で150℃まで昇温し、150℃で5分間保持したのち
10℃/分で−100℃まで降温し、−100℃で5分
間保持したのち10℃/分で200℃まで昇温して融解
曲線を測定した。この融解曲線の高温側のベースライン
を低温側へ直線で延長し、この直線と融解曲線で囲まれ
る部分の総面積から融解熱量を求めた。
方向(TD)を長手にした120mm×20mmの短冊
状のフィルム試験片を、掴み間60mm、引張速度5m
m/分で引っ張り、1%伸びたときの応力を測定した。 (8)透明性(ヘイズ) ASTM D1003に従い測定を行った。 (9)カット性 市販の突き上げ式トレー自動包装機(テラオカ精工社製
AW2600AT−III.PE)を用いて発泡スチロ
ール製トレーを包装する時の、ノコ刃でフィルムカット
後の、フィルム破断部の折れ込みを以下のように判定し
た。 ○:フィルムの折れ込みがなく極めて良好である。 △:フィルムの折れ込みが若干見られるが良好である。 ×:フィルムの折れ込みが見られる。
定治具2に固定し、フィルムの中心に先端が半径6.3
5mmの半球形状をしたピン3をロードセル4を用いて
100mm/分の速度で所定の深さ5まで押し込み、す
ぐさま同速度で引き上げた後、30秒間以内に押し後が
完全に消えるかどうかを測定した。押し後が完全に消え
る最大押し込み深さ5を変形回復度とした。図1は変形
回復度を測定する装置の平面図である。 (11)衝撃強度 (株)東洋精機製作所製フィルムインパクトテスターを
用い、振り子先端の貫通部形状を15mmφの半円球、
有効試験片面積を50mmφの円形にし、23℃でのフ
ィルムの衝撃穴開け強さを測定した。
物としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)(M
FR(190℃)=2g/10分、酢酸ビニル単位の含
有量=15.8重量%)98重量%、防曇剤(丸菱油化
工業(株)製STO−405)2重量%をバンバリーミ
キサーで溶融混練して調製した樹脂組成物を用いた。 〔中間層樹脂組成物の調製〕中間層を構成する樹脂組成
物としては、結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合
体(B−1)であるプロピレン−エチレンランダム共重
合体(住友化学工業(株)製ノーブレンWF732−
1、MFR(230℃)=5.5g/10分、プロピレ
ン単位の含有量=97重量%)50重量%、非晶性ポリ
オレフィン(B−2)(宇部レキセン(株)製ウベタッ
クUT2780、溶融粘度(190℃)=8000cp
s、プロピレン単位の含有量=65重量%、ブテン−1
単位の含有量=35重量%)50重量%をバンバリーミ
キサーで溶融混練した融解熱量が57J/gであるプロ
ピレン系樹脂組成物(B)50重量%と、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(C)(MFR(190℃)=2g/
10分、酢酸ビニル単位の含有量=15.8重量%、融
解熱量=85J/g)30重量%と、石油樹脂類(D)
(荒川化学工業(株)製アルコンP125)20重量%
とを一軸押出機で溶融混練して調製した樹脂組成物を用
いた。 〔フィルムの製造〕表面層/中間層/表面層の構成比率
が38/24/38である厚み13μmの二種三層積層
フィルムを、プラコー社製三層インフレーションフィル
ム加工機を用い、加工温度200℃、ブローアップ比
4.5で成形した。得られたフィルムの評価結果を表1
および表2に示す。
たものと同じプロピレン系樹脂組成物(B)80重量%
と、実施例1で用いたものと同じ石油樹脂類(D)20
重量%とを一軸押出機で溶融混練して調製した樹脂組成
物を用いる以外は、実施例1と同様に積層フィルムを成
形した。得られたフィルムの評価結果を表1および表2
に示す。
たものと同じプロピレン系樹脂組成物(B)100重量
%用いる以外は、実施例1と同様に積層フィルムを成形
した。得られたフィルムの評価結果を表1および表2に
示す。
は(C) PP:プロピレン系樹脂組成物(B) C−PP:結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体
(B−1) APO:非晶性ポリオレフィン(B−2) STO−405:防曇剤(丸菱油化工業(株)製STO
−405) P125:石油樹脂類(D)(荒川化学工業(株)製ア
ルコンP125)
である。
具、3・・・ピン 4・・・ロードセル、5・・・押込み深さ
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも3層から構成されるフィルムで
あって、両表面層がエチレン系重合体(A)から構成さ
れ、中間層の少なくとも1層が、融解熱量が20J/g
以上80J/g未満であるプロピレン系重合体(B)8
0〜10重量%、エチレン単位の含有量が90〜60重
量%であるエチレン系共重合体(C)10〜50重量%
及び、石油樹脂類(D)10〜40重量%を含有する樹
脂組成物(E)から構成されることを特徴とする包装用
ストレッチフィルム。 - 【請求項2】石油樹脂類(D)が石油樹脂またはその水
素添加物である請求項1記載の包装用ストレッチフィル
ム。 - 【請求項3】エチレン系重合体(A)が、低密度ポリエ
チレン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体およびエチレン−メタクリル
酸エステル共重合体の中から選ばれる少なくとも1種の
エチレン系重合体である請求項1又は2記載の包装用ス
トレッチフィルム。 - 【請求項4】エチレン系重合体(A)が、エチレン−酢
酸ビニル共重合体である請求項3記載の包装用ストレッ
チフィルム。 - 【請求項5】プロピレン系重合体(B)が、プロピレン
単位の含有量が100〜50重量%であるプロピレン単
独重合体(B−1)またはプロピレン−α−オレフィ
ン共重合体(B−1)である請求項1又は2記載の包
装用ストレッチフィルム。 - 【請求項6】プロピレン系重合体(B)が、プロピレン
単位の含有量が100〜90重量%である結晶性プロピ
レン単独重合体(B−1)または結晶性プロピレン−
α−オレフィン共重合体(B−1)85〜20重量
%、及びプロピレン単位および/またはブテン−1単位
の含有量が50重量%以上である非晶性ポリオレフィン
(B−2)15〜80重量%を含有するプロピレン系樹
脂組成物である請求項1又は2記載の包装用ストレッチ
フィルム。 - 【請求項7】エチレン系共重合体(C)が、エチレン−
酢酸ビニル共重合体である請求項1又は2記載の包装用
ストレッチフィルム。
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| WO2011024562A1 (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | 三菱樹脂株式会社 | ストレッチ包装用フィルム |
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| FR3007319A1 (fr) * | 2013-06-25 | 2014-12-26 | Ceisa Packaging | Complexe multicouche etirable |
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1999
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