JP2000009142A - 軸受装置の製造方法および軸受装置 - Google Patents
軸受装置の製造方法および軸受装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】軸受とハウジングとを簡便な方法で安定かつ強
固に接合し、回転体の回転ムラ等を生じない信頼性の高
い軸受を備える軸受装置を製造する。 【解決手段】多孔質焼結体からなる軸受と、軸受および
該軸受が支持する回転体とを収容可能なハウジング2と
を有する軸受装置の製造方法において、軸受の焼結形成
時に前記軸受と前記ハウジング2とを焼結接合すること
を特徴とする。前記焼結は放電プラズマ焼結法であるこ
とが好ましく、軸受は平均粒径1〜10mmの粉末材料7
を焼結して形成されることが好ましい。粉末材料7はC
u−Sn合金からなるものが特に好ましい。
固に接合し、回転体の回転ムラ等を生じない信頼性の高
い軸受を備える軸受装置を製造する。 【解決手段】多孔質焼結体からなる軸受と、軸受および
該軸受が支持する回転体とを収容可能なハウジング2と
を有する軸受装置の製造方法において、軸受の焼結形成
時に前記軸受と前記ハウジング2とを焼結接合すること
を特徴とする。前記焼結は放電プラズマ焼結法であるこ
とが好ましく、軸受は平均粒径1〜10mmの粉末材料7
を焼結して形成されることが好ましい。粉末材料7はC
u−Sn合金からなるものが特に好ましい。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は軸受装置、特に軸受
が多孔体で構成された滑り軸受装置の製造方法および軸
受装置に関するものである。
が多孔体で構成された滑り軸受装置の製造方法および軸
受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば静圧空気軸受のような流体軸受
は、多孔体である軸受の細孔から空気を供給して軸受面
と回転軸の摺動面との間に薄い空気の層を介在させ、回
転軸を支持するとともに回転軸を円滑に回転させるもの
である。
は、多孔体である軸受の細孔から空気を供給して軸受面
と回転軸の摺動面との間に薄い空気の層を介在させ、回
転軸を支持するとともに回転軸を円滑に回転させるもの
である。
【0003】しかし、軸受の細孔が不均一に形成されて
いると、空気の流動・供給に偏りが生じ、その結果回転
軸の回転ムラを招くこととなる。このような回転ムラは
軸受が小さくなる程、顕著に現れる傾向がある。
いると、空気の流動・供給に偏りが生じ、その結果回転
軸の回転ムラを招くこととなる。このような回転ムラは
軸受が小さくなる程、顕著に現れる傾向がある。
【0004】また、通常、軸受とそれを収容するハウジ
ングとは、接着剤、螺合、締まり嵌め等の方法により接
合されている。しかし、これらの接合方法による場合、
回転軸の回転数、回転時間等の使用状態によっては経時
的に軸受とハウジングとの接合力が低下することがあ
り、これにより供給空気の不足や回転軸の振れ回りによ
る軸受等のかじり等の問題が生じる場合があった。
ングとは、接着剤、螺合、締まり嵌め等の方法により接
合されている。しかし、これらの接合方法による場合、
回転軸の回転数、回転時間等の使用状態によっては経時
的に軸受とハウジングとの接合力が低下することがあ
り、これにより供給空気の不足や回転軸の振れ回りによ
る軸受等のかじり等の問題が生じる場合があった。
【0005】さらに、螺合や締まり嵌めにより接合する
場合、軸受を形成した後、かかる軸受またはハウジング
にネジ孔を設ける等、接合のための二次加工が必要であ
る。その上、接合部の位置合わせやネジ止め、嵌入等の
工程を必要とし、軸受構造の製造(組立て)が煩雑で時
間を要する等の問題があった。
場合、軸受を形成した後、かかる軸受またはハウジング
にネジ孔を設ける等、接合のための二次加工が必要であ
る。その上、接合部の位置合わせやネジ止め、嵌入等の
工程を必要とし、軸受構造の製造(組立て)が煩雑で時
間を要する等の問題があった。
【0006】これらの問題を解消するために、軸受の製
造および軸受とハウジングとの接合をホットプレス焼結
法(HP)、熱間等方圧焼結法(HIP)等の焼結法に
より行なう方法も提案されている。しかし、焼結エネル
ギーの制御が困難であり、焼結に長時間を要したり、接
合対象の材料に制限がある等の問題があった。
造および軸受とハウジングとの接合をホットプレス焼結
法(HP)、熱間等方圧焼結法(HIP)等の焼結法に
より行なう方法も提案されている。しかし、焼結エネル
ギーの制御が困難であり、焼結に長時間を要したり、接
合対象の材料に制限がある等の問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、軸受
とハウジングとを簡便な方法で安定かつ強固に接合し、
回転体の回転ムラ等を生じない信頼性の高い軸受を備え
る軸受装置を製造する方法およびその方法により製造さ
れる軸受装置を提供する。
とハウジングとを簡便な方法で安定かつ強固に接合し、
回転体の回転ムラ等を生じない信頼性の高い軸受を備え
る軸受装置を製造する方法およびその方法により製造さ
れる軸受装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(26)の本発明により達成される。
(1)〜(26)の本発明により達成される。
【0009】(1) 多孔質体からなる軸受と、前記軸
受および該軸受が支持する回転体とを収容可能なハウジ
ングとを有する軸受装置の製造方法において、前記軸受
とハウジングとを放電プラズマ焼結法により接合するこ
とを特徴とする軸受装置の製造方法。
受および該軸受が支持する回転体とを収容可能なハウジ
ングとを有する軸受装置の製造方法において、前記軸受
とハウジングとを放電プラズマ焼結法により接合するこ
とを特徴とする軸受装置の製造方法。
【0010】(2) 前記接合時の焼結温度が500〜
1000℃である上記(1)に記載の軸受装置の製造方
法。
1000℃である上記(1)に記載の軸受装置の製造方
法。
【0011】(3) 前記接合時の圧力が100〜10
00kgf/cm2 である上記(1)または(2)に記載の軸
受装置の製造方法。
00kgf/cm2 である上記(1)または(2)に記載の軸
受装置の製造方法。
【0012】(4) 前記軸受を焼結法により形成する
上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の軸受装置の
製造方法。
上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の軸受装置の
製造方法。
【0013】(5) 前記焼結法は放電プラズマ焼結で
ある上記(4)に記載の軸受装置の製造方法。
ある上記(4)に記載の軸受装置の製造方法。
【0014】(6) 前記軸受は平均粒径1〜10mmの
粉末材料を焼結して形成される上記(4)または(5)
に記載の軸受装置の製造方法。
粉末材料を焼結して形成される上記(4)または(5)
に記載の軸受装置の製造方法。
【0015】(7) 前記粉末材料は主としてCu−S
n合金からなるものである上記(6)に記載の軸受装置
の製造方法。
n合金からなるものである上記(6)に記載の軸受装置
の製造方法。
【0016】(8) 前記合金のCu含有率が60〜9
5wt%である上記(7)に記載の軸受装置の製造方法。
5wt%である上記(7)に記載の軸受装置の製造方法。
【0017】(9) 前記軸受は表裏面間に連通する孔
を有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
を有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
【0018】(10) 前記軸受の開気孔率は30〜60
%である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
%である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
【0019】(11) 前記軸受装置は静圧空気軸受装置
である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の軸受
装置の製造方法。
である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の軸受
装置の製造方法。
【0020】(12) 多孔質焼結体からなる軸受と、前
記軸受および該軸受が支持する回転体とを収容可能なハ
ウジングとを有する軸受装置の製造方法において、前記
軸受の焼結形成時に前記軸受と前記ハウジングとを焼結
接合することを特徴とする軸受装置の製造方法。
記軸受および該軸受が支持する回転体とを収容可能なハ
ウジングとを有する軸受装置の製造方法において、前記
軸受の焼結形成時に前記軸受と前記ハウジングとを焼結
接合することを特徴とする軸受装置の製造方法。
【0021】(13) 前記焼結は放電プラズマ焼結法に
よる上記(12)に記載の軸受装置の製造方法。
よる上記(12)に記載の軸受装置の製造方法。
【0022】(14) 前記焼結時の焼結温度が500〜
1000℃である上記(12)または(13)に記載の軸受
装置の製造方法。
1000℃である上記(12)または(13)に記載の軸受
装置の製造方法。
【0023】(15) 前記焼結時の圧力が100〜10
00kgf/cm2 である上記(12)ないし(14)のいずれか
に記載の軸受装置の製造方法。
00kgf/cm2 である上記(12)ないし(14)のいずれか
に記載の軸受装置の製造方法。
【0024】(16) 前記軸受は平均粒径1〜10mmの
粉末材料を焼結して形成される上記(12)ないし(15)
のいずれかに記載の軸受装置の製造方法。
粉末材料を焼結して形成される上記(12)ないし(15)
のいずれかに記載の軸受装置の製造方法。
【0025】(17) 前記粉末材料は主としてCu−S
n合金からなる上記(16)に記載の軸受装置の製造方
法。
n合金からなる上記(16)に記載の軸受装置の製造方
法。
【0026】(18) 前記合金のCu含有率が60〜9
5wt%である上記(17)に記載の軸受装置の製造方法。
5wt%である上記(17)に記載の軸受装置の製造方法。
【0027】(19) 前記軸受は表裏面間に連通する孔
を有する上記(12)ないし(18)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
を有する上記(12)ないし(18)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
【0028】(20) 前記軸受の開気孔率は30〜60
%である上記(12)ないし(19)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
%である上記(12)ないし(19)のいずれかに記載の軸
受装置の製造方法。
【0029】(21) 前記軸受装置は静圧空気軸受装置
である上記(12)ないし(20)のいずれかに記載の軸受
装置の製造方法。
である上記(12)ないし(20)のいずれかに記載の軸受
装置の製造方法。
【0030】(22) 前記焼結前に前記ハウジング内に
中間成形体を形成する上記(12)ないし(21)のいずれ
かに記載の軸受装置の製造方法。
中間成形体を形成する上記(12)ないし(21)のいずれ
かに記載の軸受装置の製造方法。
【0031】(23) 前記中間成形体は難焼結性材料と
樹脂製硬化剤とを含む混合物から構成される上記(22)
に記載の軸受装置の製造方法。
樹脂製硬化剤とを含む混合物から構成される上記(22)
に記載の軸受装置の製造方法。
【0032】(24) 前記混合物は前記難焼結性材料と
前記樹脂製硬化剤とを6:4〜9:1の割合で含む上記
(23)に記載の軸受装置の製造方法。
前記樹脂製硬化剤とを6:4〜9:1の割合で含む上記
(23)に記載の軸受装置の製造方法。
【0033】(25) 前記難焼結性材料はアルミナであ
る上記(23)または(24)に記載の軸受装置の製造方
法。
る上記(23)または(24)に記載の軸受装置の製造方
法。
【0034】(26) 上記(1)ないし(25)のいずれ
かの方法により製造されることを特徴とする軸受装置。
かの方法により製造されることを特徴とする軸受装置。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の軸受装置の製造方
法について図1〜図6にしたがって説明する。図1〜図
6は軸受装置の製造方法の第1実施形態を示す縦断面図
である。
法について図1〜図6にしたがって説明する。図1〜図
6は軸受装置の製造方法の第1実施形態を示す縦断面図
である。
【0036】本発明の軸受装置の製造方法は、例えば図
6に示すように多孔質焼結体からなる軸受4と、該軸受
4および軸受4が支持する回転体19とを収容可能なハ
ウジング2とを有する軸受装置1の製造方法であって、
軸受4の焼結形成時に前記軸受4とハウジング2とを焼
結接合するものである。
6に示すように多孔質焼結体からなる軸受4と、該軸受
4および軸受4が支持する回転体19とを収容可能なハ
ウジング2とを有する軸受装置1の製造方法であって、
軸受4の焼結形成時に前記軸受4とハウジング2とを焼
結接合するものである。
【0037】まず、図1に示すような円筒形状のハウジ
ング2を形成する。ハウジング2は、その内部に少なく
とも軸受と、軸受が支持する回転体とを収容可能な空間
3を有する。また、ハウジング2には空間3と外部とを
連通する通路であって、流体(気体)を空間3内に供給
するための給気口5、および内部から流体を排出するた
めの排気口6が設けられている。
ング2を形成する。ハウジング2は、その内部に少なく
とも軸受と、軸受が支持する回転体とを収容可能な空間
3を有する。また、ハウジング2には空間3と外部とを
連通する通路であって、流体(気体)を空間3内に供給
するための給気口5、および内部から流体を排出するた
めの排気口6が設けられている。
【0038】このようなハウジング2の形成方法として
は、特に限定されず、例えば旋盤、フライス盤等による
機械加工により形成される。
は、特に限定されず、例えば旋盤、フライス盤等による
機械加工により形成される。
【0039】ハウジング2の構成材料としては、例えば
SUS鋼、SS鋼、SK鋼、SKS鋼等のFe系合金、
Cu系合金、Al系合金、Cd系合金等の金属材料、各
種セラミックス材料等、金属とセラミックスとの複合材
料等を用いることができる。
SUS鋼、SS鋼、SK鋼、SKS鋼等のFe系合金、
Cu系合金、Al系合金、Cd系合金等の金属材料、各
種セラミックス材料等、金属とセラミックスとの複合材
料等を用いることができる。
【0040】次に、図2に示すように空間3に中間成形
体31を形成する。中間成形体31は、後述する軸受の
形状、大きさ、位置を定める中型として機能するととも
に、流体の流路を確保する役割を果たす。
体31を形成する。中間成形体31は、後述する軸受の
形状、大きさ、位置を定める中型として機能するととも
に、流体の流路を確保する役割を果たす。
【0041】中間成形体31は、例えば難焼結性材料と
エポキシ樹脂等の樹脂製硬化剤とを含む混合物から形成
することが好ましい。これにより中間成形体31は軸受
の焼結形成完了までその保形性を維持することができ、
軸受の形状・寸法等を精密に形成することができる。
エポキシ樹脂等の樹脂製硬化剤とを含む混合物から形成
することが好ましい。これにより中間成形体31は軸受
の焼結形成完了までその保形性を維持することができ、
軸受の形状・寸法等を精密に形成することができる。
【0042】上記の混合物を給気口5から空間3に充填
する。その後、加熱等により混合物中の樹脂製硬化剤を
固化させることにより中間成形体31が形成される。こ
のとき、空間3内には中間成形体31を成形するための
成形型が挿入されていることが好ましい。
する。その後、加熱等により混合物中の樹脂製硬化剤を
固化させることにより中間成形体31が形成される。こ
のとき、空間3内には中間成形体31を成形するための
成形型が挿入されていることが好ましい。
【0043】中間成形体31を構成する難焼結性材料と
しては特に限定されないが、少なくとも後述する焼結条
件下において溶融・気化等状態が変化しないものが好ま
しい。難焼結性材料を用いることよって、焼結工程を経
てもハウジング2の内壁面や後述する粉末材料等に固着
することを防止できる。このような難焼結性材料として
は、例えばジルコニア、アルミナ等のセラミックス材料
やチタン、マイカ等の焼結温度の高い材料が挙げられ、
これらを単独または2種以上を混合して用いてもよい。
しては特に限定されないが、少なくとも後述する焼結条
件下において溶融・気化等状態が変化しないものが好ま
しい。難焼結性材料を用いることよって、焼結工程を経
てもハウジング2の内壁面や後述する粉末材料等に固着
することを防止できる。このような難焼結性材料として
は、例えばジルコニア、アルミナ等のセラミックス材料
やチタン、マイカ等の焼結温度の高い材料が挙げられ、
これらを単独または2種以上を混合して用いてもよい。
【0044】また、難焼結性材料は球状粉体を用いるこ
とが好ましい。これにより中間成形体31は所定の強度
をもちながら、焼結処理後には崩壊し易く容易に除去可
能なものとすることができる。
とが好ましい。これにより中間成形体31は所定の強度
をもちながら、焼結処理後には崩壊し易く容易に除去可
能なものとすることができる。
【0045】難焼結性材料の球状粉体の平均粒径は、
0.5〜2mm程度が好ましい。この範囲の粒径とするこ
とにより中間成形体31を形状維持性に優れたものとす
るとともに、焼結後に取出し易いものとすることができ
る。
0.5〜2mm程度が好ましい。この範囲の粒径とするこ
とにより中間成形体31を形状維持性に優れたものとす
るとともに、焼結後に取出し易いものとすることができ
る。
【0046】一方、樹脂製硬化剤としては特に限定され
ず、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹
脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂等を主とする熱
硬化性樹脂等が挙げられ、これらのうちの1種または2
種以上を混合して用いることも可能である。
ず、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹
脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂等を主とする熱
硬化性樹脂等が挙げられ、これらのうちの1種または2
種以上を混合して用いることも可能である。
【0047】また、混合物中、難焼結性材料と樹脂製硬
化剤との混合比率は6:4〜9:1程度とすることが好
ましい。この範囲の混合比率とすることにより、混合物
は空間3に充填するために適度な流動性をもち、取扱性
に優れる。また、固化させて形成する中間成形体31の
強度、形状維持性が良好に得られる。
化剤との混合比率は6:4〜9:1程度とすることが好
ましい。この範囲の混合比率とすることにより、混合物
は空間3に充填するために適度な流動性をもち、取扱性
に優れる。また、固化させて形成する中間成形体31の
強度、形状維持性が良好に得られる。
【0048】このようにして中間成形体31が形成され
た空間3に、軸受4を構成する粉末材料7を充填する。
た空間3に、軸受4を構成する粉末材料7を充填する。
【0049】図3に示すように、ハウジング2を一対の
導電性カーボン製の成形ダイ10aの間に装着する。そ
して、型14および型15aをハウジング2に装着す
る。
導電性カーボン製の成形ダイ10aの間に装着する。そ
して、型14および型15aをハウジング2に装着す
る。
【0050】次に、粉末材料7をハウジング2の空間3
に充填する。このとき、型14内にも粉末材料7を充填
可能であることが好ましい。これにより焼結時の圧縮に
よる体積の減少を予測して必要量の粉末材料7を充填
し、所望の大きさの焼結体(軸受)を形成することがで
きる。
に充填する。このとき、型14内にも粉末材料7を充填
可能であることが好ましい。これにより焼結時の圧縮に
よる体積の減少を予測して必要量の粉末材料7を充填
し、所望の大きさの焼結体(軸受)を形成することがで
きる。
【0051】また、粉末材料7の平均粒径は、排気口6
に連通する流路61を形成する隙間9の間隔よりも大き
いことが好ましい。これにより粉末材料7が隙間9に入
り込むことがなく流路61が確保される。
に連通する流路61を形成する隙間9の間隔よりも大き
いことが好ましい。これにより粉末材料7が隙間9に入
り込むことがなく流路61が確保される。
【0052】あるいは上記型15aは、図4に示すよう
な形状の型15cを用いることもできる。この場合、隙
間9が形成されないため、粉末材料7の平均粒径は隙間
9との関係において特に制限されない。
な形状の型15cを用いることもできる。この場合、隙
間9が形成されないため、粉末材料7の平均粒径は隙間
9との関係において特に制限されない。
【0053】粉末材料7は球状粉体であることが好まし
く、その平均粒径は1〜10mmであることが好ましく、
2〜6mmがより好ましい。この範囲の粒径とすることに
より、流体が通過可能な表裏面間に連通する孔を容易に
形成することができる。粉末材料7の平均粒径が1mm未
満の場合、これを焼結して形成された軸受4は緻密にな
り過ぎて、例えば流体軸受等の軸受として十分な機能を
果たし得ないおそれがあり、一方10mmを超えると焼結
体(軸受)の細孔径や空孔率が大きくなり過ぎて十分な
強度が得られない場合がある。
く、その平均粒径は1〜10mmであることが好ましく、
2〜6mmがより好ましい。この範囲の粒径とすることに
より、流体が通過可能な表裏面間に連通する孔を容易に
形成することができる。粉末材料7の平均粒径が1mm未
満の場合、これを焼結して形成された軸受4は緻密にな
り過ぎて、例えば流体軸受等の軸受として十分な機能を
果たし得ないおそれがあり、一方10mmを超えると焼結
体(軸受)の細孔径や空孔率が大きくなり過ぎて十分な
強度が得られない場合がある。
【0054】粉末材料7の構成材料としては特に限定さ
れず、Fe、Cu、Zn、Ni、Alまたはこれらの合
金、超硬合金等の金属材料、金属酸化物、炭化物系、窒
化物系、硼化物系、フッ化物系等各種セラミックス材
料、サーメット系材料、金属間化合物およびこれらの複
合材料等が挙げられるが、なかでも金属材料が好まし
く、Cu−Sn合金が特に好ましい。Cu−Sn合金
は、セラミックス系材料や他の金属材料に比べて焼結温
度が低く、その焼結体は耐摩耗性、耐久性等の点で優
れ、さらに高い靱性を有するため加工性に優れ二次加工
を容易に行うことができる。
れず、Fe、Cu、Zn、Ni、Alまたはこれらの合
金、超硬合金等の金属材料、金属酸化物、炭化物系、窒
化物系、硼化物系、フッ化物系等各種セラミックス材
料、サーメット系材料、金属間化合物およびこれらの複
合材料等が挙げられるが、なかでも金属材料が好まし
く、Cu−Sn合金が特に好ましい。Cu−Sn合金
は、セラミックス系材料や他の金属材料に比べて焼結温
度が低く、その焼結体は耐摩耗性、耐久性等の点で優
れ、さらに高い靱性を有するため加工性に優れ二次加工
を容易に行うことができる。
【0055】型14および型15aあるいは型15c
と、粉末材料7との間には、導電性カーボンペーパー等
を介在させることが好ましい。これにより、焼結の際に
粉末材料7と型の材料に含まれるカーボンとが反応して
固着すること等を防止できる。
と、粉末材料7との間には、導電性カーボンペーパー等
を介在させることが好ましい。これにより、焼結の際に
粉末材料7と型の材料に含まれるカーボンとが反応して
固着すること等を防止できる。
【0056】Cu−Sn合金のCu含有率は60〜95
wt%が好ましく、80〜95wt%がさらに好ましい。こ
れにより、より高い靱性とより優れた加工性とを有する
焼結体(軸受)を形成することができる。
wt%が好ましく、80〜95wt%がさらに好ましい。こ
れにより、より高い靱性とより優れた加工性とを有する
焼結体(軸受)を形成することができる。
【0057】次に、一対の加圧パンチ13a、焼結成形
用パンチ11aにより粉末材料7に圧力を加えながら軸
受を焼結形成するとともに、同時にハウジング2との焼
結接合を行う。これにより加工工程を大幅に簡略化する
ことでき、製造コストを低減させることができる。
用パンチ11aにより粉末材料7に圧力を加えながら軸
受を焼結形成するとともに、同時にハウジング2との焼
結接合を行う。これにより加工工程を大幅に簡略化する
ことでき、製造コストを低減させることができる。
【0058】焼結法としては特に限定されず、ホットプ
レス焼結法、熱間等方圧焼結法、常圧焼結法、放電プラ
ズマ焼結法等が挙げられるが、放電プラズマ焼結法が好
ましい。
レス焼結法、熱間等方圧焼結法、常圧焼結法、放電プラ
ズマ焼結法等が挙げられるが、放電プラズマ焼結法が好
ましい。
【0059】放電プラズマ焼結法(SPS法)は、粒子
間隙に直接パルス状の電気エネルギーを投入し、火花放
電現象により瞬時に発生する放電プラズマの高エネルギ
ーを熱拡散、電界拡散等へ効果的に応用した固体圧縮焼
結の一種である。
間隙に直接パルス状の電気エネルギーを投入し、火花放
電現象により瞬時に発生する放電プラズマの高エネルギ
ーを熱拡散、電界拡散等へ効果的に応用した固体圧縮焼
結の一種である。
【0060】このようにSPS法は、放電による直接発
熱方式のため極めて熱効率に優れ、その放電点の分散に
よる均等加熱で、均質高品位の焼結体が容易に得られる
という利点を有しており、焼結エネルギーの制御性の良
さ、取扱い操作の容易さ、安全性、確実性の良さ等の優
れた特徴を持っている。
熱方式のため極めて熱効率に優れ、その放電点の分散に
よる均等加熱で、均質高品位の焼結体が容易に得られる
という利点を有しており、焼結エネルギーの制御性の良
さ、取扱い操作の容易さ、安全性、確実性の良さ等の優
れた特徴を持っている。
【0061】また、昇温、保持時間を含め5〜20分程
度の短時間で焼結成形あるいは焼結接合を可能とする。
さらに、通常、困難とされる多孔質焼結を容易に行うこ
とができ、表裏面間に貫通する孔を均質かつ多数有し、
空気軸受等の流体軸受として適した多孔質焼結体を製造
することができる。焼結条件の制御により焼結体の細孔
径、開気孔率等を自由に調整することも可能である。し
たがって、本発明により製造された軸受装置は、多孔質
軸受から流体(空気等)が均等に供給されるため良好な
軸受機能を発揮する。
度の短時間で焼結成形あるいは焼結接合を可能とする。
さらに、通常、困難とされる多孔質焼結を容易に行うこ
とができ、表裏面間に貫通する孔を均質かつ多数有し、
空気軸受等の流体軸受として適した多孔質焼結体を製造
することができる。焼結条件の制御により焼結体の細孔
径、開気孔率等を自由に調整することも可能である。し
たがって、本発明により製造された軸受装置は、多孔質
軸受から流体(空気等)が均等に供給されるため良好な
軸受機能を発揮する。
【0062】さらに軸受4とハウジング2とをSPS法
により焼結接合することによって、異種材料同士や接地
面積が小さい場合であっても容易かつ確実に接合できる
ため、任意の材料設計が可能となる。
により焼結接合することによって、異種材料同士や接地
面積が小さい場合であっても容易かつ確実に接合できる
ため、任意の材料設計が可能となる。
【0063】焼結温度は特に限定されないが、500〜
1000℃程度が好ましく、700〜900℃がより好
ましい。焼結温度が低過ぎると焼結体(軸受4)の強
度、靱性、若しくは接合強度等が十分に得られない場合
があり、一方、焼結温度が高過ぎると焼結体にクラック
が生じるおそれがある。
1000℃程度が好ましく、700〜900℃がより好
ましい。焼結温度が低過ぎると焼結体(軸受4)の強
度、靱性、若しくは接合強度等が十分に得られない場合
があり、一方、焼結温度が高過ぎると焼結体にクラック
が生じるおそれがある。
【0064】上記焼結温度での保持時間は、3〜10mi
n 程度が好ましい。この範囲の保持時間とすることによ
り、焼結体の強度、接合強度を十分に得ることができ、
過焼結等を防止することができる。
n 程度が好ましい。この範囲の保持時間とすることによ
り、焼結体の強度、接合強度を十分に得ることができ、
過焼結等を防止することができる。
【0065】また、焼結時の圧力は100〜1000kg
f/cm2 が好ましく、150〜500kgf/cm2 程度がより
好ましい。焼結時の圧力が低過ぎると焼結体(軸受4)
の強度が不十分となるおそれがあり、一方、圧力が高す
ぎると焼結体が過剰に緻密になり、静圧空気軸受等の流
体軸受として良好に機能し得ないものが形成されるおそ
れがある。さらに型14、成形ダイ10aの耐圧性が問
題となる。なお、上記焼結温度および圧力は、連続的ま
たは段階的に変化させてもよい。
f/cm2 が好ましく、150〜500kgf/cm2 程度がより
好ましい。焼結時の圧力が低過ぎると焼結体(軸受4)
の強度が不十分となるおそれがあり、一方、圧力が高す
ぎると焼結体が過剰に緻密になり、静圧空気軸受等の流
体軸受として良好に機能し得ないものが形成されるおそ
れがある。さらに型14、成形ダイ10aの耐圧性が問
題となる。なお、上記焼結温度および圧力は、連続的ま
たは段階的に変化させてもよい。
【0066】このように粉末材料7を焼結して形成され
た軸受4は、多孔質体であることが好ましく、表裏面間
に連通する孔を有することがさらに好ましい。これによ
り、かかる連通孔を通じて空気等の流体を供給または排
気することが可能となり、軸受機能を発揮する。
た軸受4は、多孔質体であることが好ましく、表裏面間
に連通する孔を有することがさらに好ましい。これによ
り、かかる連通孔を通じて空気等の流体を供給または排
気することが可能となり、軸受機能を発揮する。
【0067】軸受4の開気孔率は30〜60%が好まし
く、35〜40%がより好ましい。開気孔率が30%未
満であると軸受4は流体を十分に透過させることができ
ず、軸受として十分な機能を果たし得ない場合がある。
一方、開気孔率が60%を超えると強度が低下するおそ
れがある。
く、35〜40%がより好ましい。開気孔率が30%未
満であると軸受4は流体を十分に透過させることができ
ず、軸受として十分な機能を果たし得ない場合がある。
一方、開気孔率が60%を超えると強度が低下するおそ
れがある。
【0068】焼結により軸受4を焼結形成するとともに
ハウジング2との接合を行った後、成形ダイ10a、加
圧パンチ13aおよび焼結形成用パンチ11aを取り外
して冷却し、ハウジング2を取出す。
ハウジング2との接合を行った後、成形ダイ10a、加
圧パンチ13aおよび焼結形成用パンチ11aを取り外
して冷却し、ハウジング2を取出す。
【0069】ハウジング2から型15aを抜き取り、中
間成形体31を取出すことにより、図6に示すような加
工体が得られる。
間成形体31を取出すことにより、図6に示すような加
工体が得られる。
【0070】なお、図4に示すように、型15cが抜取
り不可能な形状である場合、型15cがカーボン製等で
あれば、これを粉砕しながらハウジング2から取出すこ
とができる。
り不可能な形状である場合、型15cがカーボン製等で
あれば、これを粉砕しながらハウジング2から取出すこ
とができる。
【0071】中間成形体31は、前記焼結工程により樹
脂製硬化剤は炭化し、難焼結性材料のみが残留する。し
たがって、難焼結性材料からなる粉体は容易に給気口5
から取出すことができる。
脂製硬化剤は炭化し、難焼結性材料のみが残留する。し
たがって、難焼結性材料からなる粉体は容易に給気口5
から取出すことができる。
【0072】次に、ハウジング2の給気口5の周囲に例
えば管用テーパネジR1/4等のタップを施し、図6に
示すようなエアージョイントを接続するための接続部1
7を形成する。
えば管用テーパネジR1/4等のタップを施し、図6に
示すようなエアージョイントを接続するための接続部1
7を形成する。
【0073】さらに軸受4およびハウジング2の両端面
部、軸受4の内径部をそれぞれ平面研削盤、円筒研削盤
等によって指定寸法に仕上げる。この加工によって回転
体19とのクリアランスを調整して軸受装置1の剛性が
決定される。
部、軸受4の内径部をそれぞれ平面研削盤、円筒研削盤
等によって指定寸法に仕上げる。この加工によって回転
体19とのクリアランスを調整して軸受装置1の剛性が
決定される。
【0074】最後に、中空部41に回転体19の軸部を
挿入することにより取付け、最終調整を行ない軸受装置
1が得られる。
挿入することにより取付け、最終調整を行ない軸受装置
1が得られる。
【0075】このように作製された軸受装置1は特に限
定されないが、すべり軸受装置であることが好ましく、
流体軸受装置がより好ましく、静圧空気軸受装置がさら
に好ましい。静圧空気軸受装置の軸受構造は、空気の供
給部に多孔質体が使用されるが、本発明の方法によれ
ば、強度に優れ均質な多孔質体である軸受を形成するこ
とができる。さらに、軸受とハウジングとを簡易な方法
で強固に接合することができ、優れた軸受機能を有する
軸受構造を安定に形成することができる。
定されないが、すべり軸受装置であることが好ましく、
流体軸受装置がより好ましく、静圧空気軸受装置がさら
に好ましい。静圧空気軸受装置の軸受構造は、空気の供
給部に多孔質体が使用されるが、本発明の方法によれ
ば、強度に優れ均質な多孔質体である軸受を形成するこ
とができる。さらに、軸受とハウジングとを簡易な方法
で強固に接合することができ、優れた軸受機能を有する
軸受構造を安定に形成することができる。
【0076】次に、本発明の軸受装置の製造方法の第2
実施形態を説明する。図7〜図10は本実施形態の軸受
装置の製造工程を示す縦断面図である。以下、主に上述
の第1実施形態との相違点について説明する。
実施形態を説明する。図7〜図10は本実施形態の軸受
装置の製造工程を示す縦断面図である。以下、主に上述
の第1実施形態との相違点について説明する。
【0077】本実施形態は、多孔質体からなる軸受4
と、軸受4および軸受4が支持する回転体19とを収容
可能なハウジング2とを有する軸受装置1の製造方法に
おいて、軸受4とハウジング2とを放電プラズマ焼結法
により接合することを特徴とする。
と、軸受4および軸受4が支持する回転体19とを収容
可能なハウジング2とを有する軸受装置1の製造方法に
おいて、軸受4とハウジング2とを放電プラズマ焼結法
により接合することを特徴とする。
【0078】軸受4とハウジング2とを放電プラズマ焼
結法により接合することにより、異種材料同士や接地面
積が小さい場合であっても短時間で容易かつ確実に接合
することができ、各々について任意の材料設計が可能と
なる。とくに、本実施形態によれば、各材料の焼結特性
上の制約等により軸受の形成と軸受とハウジングとの接
合とを同時に行うことが困難な組合せの場合にも、簡易
にかつ信頼性の高い軸受装置を製造することができる。
結法により接合することにより、異種材料同士や接地面
積が小さい場合であっても短時間で容易かつ確実に接合
することができ、各々について任意の材料設計が可能と
なる。とくに、本実施形態によれば、各材料の焼結特性
上の制約等により軸受の形成と軸受とハウジングとの接
合とを同時に行うことが困難な組合せの場合にも、簡易
にかつ信頼性の高い軸受装置を製造することができる。
【0079】まず、図1に示すような円筒形状のハウジ
ング2を形成する。ハウジング2の形成方法、構成材料
としては第1実施形態の場合と同様のものが挙げられ
る。
ング2を形成する。ハウジング2の形成方法、構成材料
としては第1実施形態の場合と同様のものが挙げられ
る。
【0080】次に、図8および図9に示すような軸受4
を形成する。軸受4はリング形状であって、中央に回転
体を支持するための中空部41が設けられている。
を形成する。軸受4はリング形状であって、中央に回転
体を支持するための中空部41が設けられている。
【0081】また、軸受4は多孔質体であることが好ま
しく、表裏面間に連通する孔を有することがさらに好ま
しい。これにより、かかる連通孔を通じて空気等の流体
を流通させることが可能となる。
しく、表裏面間に連通する孔を有することがさらに好ま
しい。これにより、かかる連通孔を通じて空気等の流体
を流通させることが可能となる。
【0082】軸受4の開気孔率は30〜60%が好まし
く、35〜40%がより好ましい。開気孔率が30%未
満であると軸受4は流体を十分に通過させることができ
ず、軸受として十分な機能を果たし得ない場合がある。
一方、開気孔率が60%を超えると強度が低下するおそ
れがある。
く、35〜40%がより好ましい。開気孔率が30%未
満であると軸受4は流体を十分に通過させることができ
ず、軸受として十分な機能を果たし得ない場合がある。
一方、開気孔率が60%を超えると強度が低下するおそ
れがある。
【0083】軸受4の形成方法は特に限定されないが、
焼結法によることが好ましく、放電プラズマ焼結法がよ
り好ましい。
焼結法によることが好ましく、放電プラズマ焼結法がよ
り好ましい。
【0084】これにより、表裏面間に貫通する孔を均質
かつ多数有する多孔質焼結体を製造することができ、空
気軸受等の流体軸受としてより適した軸受を作製するこ
とができる。また、焼結条件を制御することにより焼結
体の細孔径、開気孔率等を自由に調節することができ
る。
かつ多数有する多孔質焼結体を製造することができ、空
気軸受等の流体軸受としてより適した軸受を作製するこ
とができる。また、焼結条件を制御することにより焼結
体の細孔径、開気孔率等を自由に調節することができ
る。
【0085】図7は、軸受4を放電プラズマ焼結法によ
り形成する場合の概略縦断面図である。図に示すよう
に、成形型12に粉末材料7を充填し、上下一対の加圧
パンチ13c、焼結成形用パンチ11cにより加圧しな
がら放電プラズマ焼結を行う。成形型12、焼結成形用
パンチ11cは、導電性のカーボン等で形成されてお
り、焼結用電源(図示せず)により発生したパルス電流
が、成形型12、加圧パンチ13cおよび焼結成形用パ
ンチ11cを介して粉末材料7に流れるよう構成されて
いる。
り形成する場合の概略縦断面図である。図に示すよう
に、成形型12に粉末材料7を充填し、上下一対の加圧
パンチ13c、焼結成形用パンチ11cにより加圧しな
がら放電プラズマ焼結を行う。成形型12、焼結成形用
パンチ11cは、導電性のカーボン等で形成されてお
り、焼結用電源(図示せず)により発生したパルス電流
が、成形型12、加圧パンチ13cおよび焼結成形用パ
ンチ11cを介して粉末材料7に流れるよう構成されて
いる。
【0086】このとき、成形型12および焼結成形用パ
ンチ11cと粉末材料7との間には、導電性カーボンペ
ーパー等を介在させることが好ましい。これにより、焼
結の際に粉末材料7と成形型12の構成材料とが反応
し、粉末材料7が成形型12の内壁面に固着する等の問
題を未然に防止することができる。
ンチ11cと粉末材料7との間には、導電性カーボンペ
ーパー等を介在させることが好ましい。これにより、焼
結の際に粉末材料7と成形型12の構成材料とが反応
し、粉末材料7が成形型12の内壁面に固着する等の問
題を未然に防止することができる。
【0087】軸受4は第1実施形態の場合と同様、球状
粉体であって平均粒径1〜10mmの粉末材料7を焼結し
て形成されることが好ましい。これにより表裏面間に連
通する孔を有する軸受をより容易に形成することができ
る。粉末材料7の平均粒径が1mm未満の場合、これを焼
結して形成された軸受4は緻密になり過ぎて、例えば流
体軸受等の軸受として十分な機能を果たし得ないおそれ
があり、一方10mmを超えると焼結体(軸受)の細孔
径、空孔率が大きくなり過ぎて強度が低下するおそれが
ある。
粉体であって平均粒径1〜10mmの粉末材料7を焼結し
て形成されることが好ましい。これにより表裏面間に連
通する孔を有する軸受をより容易に形成することができ
る。粉末材料7の平均粒径が1mm未満の場合、これを焼
結して形成された軸受4は緻密になり過ぎて、例えば流
体軸受等の軸受として十分な機能を果たし得ないおそれ
があり、一方10mmを超えると焼結体(軸受)の細孔
径、空孔率が大きくなり過ぎて強度が低下するおそれが
ある。
【0088】かかる粉末材料7の構成材料としては特に
限定されず、第1実施形態の場合と同様の材料を挙げる
ことができ、特にCu−Sn合金が特に好ましい。Cu
−Sn合金は、セラミックス系材料や他の金属材料に比
べて焼結温度が低く、その焼結体は耐摩耗性、耐久性等
の点で優れ、さらに高い靱性を有するため加工性に優れ
るため2次加工が容易である。Cu−Sn合金のCu含
有率は60〜95wt%であることが好ましく、80〜9
5wt%がさらに好ましい。
限定されず、第1実施形態の場合と同様の材料を挙げる
ことができ、特にCu−Sn合金が特に好ましい。Cu
−Sn合金は、セラミックス系材料や他の金属材料に比
べて焼結温度が低く、その焼結体は耐摩耗性、耐久性等
の点で優れ、さらに高い靱性を有するため加工性に優れ
るため2次加工が容易である。Cu−Sn合金のCu含
有率は60〜95wt%であることが好ましく、80〜9
5wt%がさらに好ましい。
【0089】また、次の接合工程での加圧による軸受4
の寸法減少を予測し、成形時の軸受4の軸方向の長さは
軸受装置完成時よりも若干大きく形成することが好まし
い。
の寸法減少を予測し、成形時の軸受4の軸方向の長さは
軸受装置完成時よりも若干大きく形成することが好まし
い。
【0090】このようにして形成された軸受4をさきに
作製したハウジング2の所定の位置に配置する。
作製したハウジング2の所定の位置に配置する。
【0091】次に、図10に示すようにハウジング2を
1対の導電性カーボン製成形ダイ10bの間に装着す
る。さらに、型15bを軸受4の中空部41に挿入す
る。成形ダイ10bとハウジング2との間には、第1実
施例の場合と同様の理由から、導電性カーボンペーパー
等を介在させることが好ましい。
1対の導電性カーボン製成形ダイ10bの間に装着す
る。さらに、型15bを軸受4の中空部41に挿入す
る。成形ダイ10bとハウジング2との間には、第1実
施例の場合と同様の理由から、導電性カーボンペーパー
等を介在させることが好ましい。
【0092】このような状態で上下一対の加圧パンチ1
3b、焼結成形用パンチ11bにより加圧しながら放電
プラズマ焼結を行う。
3b、焼結成形用パンチ11bにより加圧しながら放電
プラズマ焼結を行う。
【0093】焼結温度は、特に限定されないが500〜
1000℃程度が好ましく、700〜900℃がより好
ましい。焼結温度が低過ぎると十分な接合強度等が得ら
れない場合があり、一方、焼結温度が高過ぎると軸受4
にクラックが生じるおそれがある。
1000℃程度が好ましく、700〜900℃がより好
ましい。焼結温度が低過ぎると十分な接合強度等が得ら
れない場合があり、一方、焼結温度が高過ぎると軸受4
にクラックが生じるおそれがある。
【0094】焼結温度での保持時間は、第1実施形態の
場合と同様の理由から3〜10min程度が好ましい。
場合と同様の理由から3〜10min程度が好ましい。
【0095】また、接合時の圧力は100〜1000kg
f/cm2 が好ましく、150〜500kgf/cm2 程度がより
好ましい。焼結時の圧力が低過ぎると接合強度が不十分
となるおそれがあり、一方、圧力が高すぎると型15
b、成形ダイ10bの耐圧性が問題となる。
f/cm2 が好ましく、150〜500kgf/cm2 程度がより
好ましい。焼結時の圧力が低過ぎると接合強度が不十分
となるおそれがあり、一方、圧力が高すぎると型15
b、成形ダイ10bの耐圧性が問題となる。
【0096】最後に、第1実施形態の場合と同様にして
接続部17を設け、回転体19を取付け、最終調整を行
うことにより図6に示すような軸受装置1を作製した。
接続部17を設け、回転体19を取付け、最終調整を行
うことにより図6に示すような軸受装置1を作製した。
【0097】このように作製された軸受装置1は、第1
実施形態の場合と同様に特に限定されないが、すべり軸
受装置であることが好ましく、流体軸受装置がより好ま
しく、静圧空気軸受装置がさらに好ましい。本発明の方
法によれば、強度に優れ、均質な多孔質体を備える軸受
構造を安定かつ簡易に製造することができる。したがっ
て、本発明により製造された軸受装置は、多孔質軸受か
ら流体(空気等)が均等に供給されるため、良好な軸受
機能を発揮する。
実施形態の場合と同様に特に限定されないが、すべり軸
受装置であることが好ましく、流体軸受装置がより好ま
しく、静圧空気軸受装置がさらに好ましい。本発明の方
法によれば、強度に優れ、均質な多孔質体を備える軸受
構造を安定かつ簡易に製造することができる。したがっ
て、本発明により製造された軸受装置は、多孔質軸受か
ら流体(空気等)が均等に供給されるため、良好な軸受
機能を発揮する。
【0098】以上、本発明の軸受装置の製造方法の各実
施形態例について説明したが、本発明は、これらに限定
されるものではなく、例えば、軸受4は傾斜機能材料な
どであってもよく、さらに、ハウジング2と軸受4との
接合部分に接合強度向上等のために中間物質を介在させ
てもよい。
施形態例について説明したが、本発明は、これらに限定
されるものではなく、例えば、軸受4は傾斜機能材料な
どであってもよく、さらに、ハウジング2と軸受4との
接合部分に接合強度向上等のために中間物質を介在させ
てもよい。
【0099】また、軸受の焼結成形時や軸受とハウジン
グとの接合時に、焼結温度および圧力を段階的または連
続的に変化させてもよい。
グとの接合時に、焼結温度および圧力を段階的または連
続的に変化させてもよい。
【0100】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。
る。
【0101】1.軸受装置の作製 (実施例1)
【0102】まず、図1に示すようなステンレス鋼(S
US440C)製の円筒中ぐり形状のハウジング2を、
例えば旋盤、フライス盤を用いる機械加工により作製す
る。ハウジング2は、全長:72mm、外径:40mmとし
た。
US440C)製の円筒中ぐり形状のハウジング2を、
例えば旋盤、フライス盤を用いる機械加工により作製す
る。ハウジング2は、全長:72mm、外径:40mmとし
た。
【0103】次にハウジング2に中型を挿入した後、給
気口5からアルミナビーズ(平均粒径:1mm)とエポキ
シ系樹脂との混合物(混合比率8:2)を充填し、空間
3および給気口5内を満たした。充填後ハウジング2を
50℃に加熱し、樹脂を固化させることにより中間成形
体31を形成した。
気口5からアルミナビーズ(平均粒径:1mm)とエポキ
シ系樹脂との混合物(混合比率8:2)を充填し、空間
3および給気口5内を満たした。充填後ハウジング2を
50℃に加熱し、樹脂を固化させることにより中間成形
体31を形成した。
【0104】このハウジング2の両側を図3に示すよう
に1対の成形ダイ10aで挟み、さらに型15a、型1
4とを取り付けた。
に1対の成形ダイ10aで挟み、さらに型15a、型1
4とを取り付けた。
【0105】その後、平均粒径2mmの青銅ビーズ(Cu
−Sn合金(Cu:90wt%))をハウジング2内に充
填した。
−Sn合金(Cu:90wt%))をハウジング2内に充
填した。
【0106】1対の加圧パンチ13aにより粉末材料7
を加圧しながら、放電プラズマ焼結を行った。焼結条件
は、焼結温度:700℃、保持時間:3min 、圧力:2
50kgf/cm2 とした。
を加圧しながら、放電プラズマ焼結を行った。焼結条件
は、焼結温度:700℃、保持時間:3min 、圧力:2
50kgf/cm2 とした。
【0107】冷却後、放電プラズマ焼結装置からハウジ
ング2を取出し、型15aおよび中間成形体31を除去
した。
ング2を取出し、型15aおよび中間成形体31を除去
した。
【0108】中間成形体31の構成材料であるエポキシ
樹脂は焼結工程により炭化しており、アルミナビーズは
給気口5から取出した。
樹脂は焼結工程により炭化しており、アルミナビーズは
給気口5から取出した。
【0109】ハウジング2の両端面を平面研削盤にて所
定寸法に仕上げ、給気口5に管用テーパネジR1/4の
タップ加工を行うことにより、エアージョイントを接続
可能な接続部17を形成した。
定寸法に仕上げ、給気口5に管用テーパネジR1/4の
タップ加工を行うことにより、エアージョイントを接続
可能な接続部17を形成した。
【0110】さらに軸受4に円筒研削盤等により内径加
工を施し、軸受4の内径を8mm、回転体19の軸径との
クリアランスを約10μmとした。
工を施し、軸受4の内径を8mm、回転体19の軸径との
クリアランスを約10μmとした。
【0111】最後に、軸受4の中空部41に回転体19
の回転軸を挿入し、軸の両端にフランジ20を取付け・
調整を行って静圧空気軸受装置の軸受装置1を作製し
た。焼結条件、構成材料等を表1に示す。
の回転軸を挿入し、軸の両端にフランジ20を取付け・
調整を行って静圧空気軸受装置の軸受装置1を作製し
た。焼結条件、構成材料等を表1に示す。
【0112】
【表1】
【0113】(実施例2)まず、実施例1と同様にして
ハウジング2を作製した。
ハウジング2を作製した。
【0114】次に、実施例1と同様の青銅ビーズ(平均
粒径:2mm、Cu:90wt%)を用いて、放電プラズマ
焼結法により図8および図9に示すような軸受4を焼結
形成した。焼結条件は、焼結温度:700℃、保持時
間:3min 、圧力:250kgf/cm2 とした。
粒径:2mm、Cu:90wt%)を用いて、放電プラズマ
焼結法により図8および図9に示すような軸受4を焼結
形成した。焼結条件は、焼結温度:700℃、保持時
間:3min 、圧力:250kgf/cm2 とした。
【0115】形成した2つの軸受4を図10に示すよう
にさきに作製したハウジング2内に設置した。その後、
ハウジング2を一対の成形ダイ10bで挟み、型15b
を中空部41に挿入した。焼結成形用パンチ11b、加
圧パンチ13bにより圧力を加えながら放電プラズマ焼
結法により焼結接合した。このときの焼結条件は、焼結
温度:700℃、保持時間:3min 、圧力:250kgf/
cm2 とした。
にさきに作製したハウジング2内に設置した。その後、
ハウジング2を一対の成形ダイ10bで挟み、型15b
を中空部41に挿入した。焼結成形用パンチ11b、加
圧パンチ13bにより圧力を加えながら放電プラズマ焼
結法により焼結接合した。このときの焼結条件は、焼結
温度:700℃、保持時間:3min 、圧力:250kgf/
cm2 とした。
【0116】最後に、実施例1と同様にハウジング2に
接続部17を設け、さらに回転体19を取付け、接続部
17を形成し、ハウジング等に仕上げ加工を施すことに
より図6に示すような静圧空気軸受装置の軸受装置1を
作製した。焼結条件、構成材料等を表1に示す。
接続部17を設け、さらに回転体19を取付け、接続部
17を形成し、ハウジング等に仕上げ加工を施すことに
より図6に示すような静圧空気軸受装置の軸受装置1を
作製した。焼結条件、構成材料等を表1に示す。
【0117】2.軸受装置の機能評価 実施例1および実施例2で作製した軸受装置の軸受につ
いて以下の評価を行った。
いて以下の評価を行った。
【0118】 開気孔率 軸受の開気孔率は、作製された軸受の重量と体積とを測
定し、軸受構成材料の密度とから下記式(I)により算
出する。
定し、軸受構成材料の密度とから下記式(I)により算
出する。
【0119】 開気孔率=(1−B/A)÷C×100・・・(I) A・・・軸受の体積[cm3] B・・・軸受重量 [g] C・・・軸受構成材料の密度[g/cm3]
【0120】 軸受性能 回転体にタービンを取付け、このタービンに空気を当て
ることにより回転体を30000r.p.m.で1週間連続回
転させ、軸受とハウジングとのかじりの有無を確認し
た。
ることにより回転体を30000r.p.m.で1週間連続回
転させ、軸受とハウジングとのかじりの有無を確認し
た。
【0121】さらに、回転時のフランジの側面および端
面の変位をチェックし、それぞれ0.1μm以上の振れ
の有無をレーザー変位計により確認した。
面の変位をチェックし、それぞれ0.1μm以上の振れ
の有無をレーザー変位計により確認した。
【0122】評価方法は、変位量が0.1μm未満であ
る場合を○、0.1μm以上の場合を×とした。
る場合を○、0.1μm以上の場合を×とした。
【0123】また、フランジの側面および端面に荷重を
かけ、その変位量を測定しこの軸受装置のラジアル・ア
キシャル剛性を求めた。これらの結果を表1に示す。
かけ、その変位量を測定しこの軸受装置のラジアル・ア
キシャル剛性を求めた。これらの結果を表1に示す。
【0124】各実施例で作製された軸受はいずれも、開
気孔率が30%以上であり、高いガス透過性を備えてお
り空気の安定供給が可能であることがわかった。
気孔率が30%以上であり、高いガス透過性を備えてお
り空気の安定供給が可能であることがわかった。
【0125】また、回転中に回転体(軸)の変位・ブレ
が殆どみられないことから、軸受の細孔は均一に形成さ
れ、空気の供給が均等になされており、さらに、軸受は
ハウジングに強固に接合されていることがわかった。
が殆どみられないことから、軸受の細孔は均一に形成さ
れ、空気の供給が均等になされており、さらに、軸受は
ハウジングに強固に接合されていることがわかった。
【0126】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の軸受装置の
製造方法によれば、短時間で簡易に軸受装置を作製する
ことができる。さらに軸受装置の軸受構造において、ハ
ウジングと軸受との接合が確実になされており、経時的
に接合力が低下することがない。
製造方法によれば、短時間で簡易に軸受装置を作製する
ことができる。さらに軸受装置の軸受構造において、ハ
ウジングと軸受との接合が確実になされており、経時的
に接合力が低下することがない。
【0127】また、軸受とハウジングとの接合を放電プ
ラズマ焼結法により行えば、異種材料同士や接地面積が
小さい場合であっても容易かつ確実に接合できるため、
任意の材料設計が可能となる。
ラズマ焼結法により行えば、異種材料同士や接地面積が
小さい場合であっても容易かつ確実に接合できるため、
任意の材料設計が可能となる。
【0128】放電プラズマ焼結法により軸受を製造する
場合は、細孔が高開気孔率でかつ均一に形成されるため
良好な軸受機能を発揮する。さらに、焼結条件を制御す
ることにより焼結体の細孔径、開気孔率等を自由に選択
・調節することができる。
場合は、細孔が高開気孔率でかつ均一に形成されるため
良好な軸受機能を発揮する。さらに、焼結条件を制御す
ることにより焼結体の細孔径、開気孔率等を自由に選択
・調節することができる。
【0129】このようにして製造された軸受装置は、軸
受とハウジングとが安定かつ強固に接合され、回転体の
回転ムラ等がなく信頼性が高い。
受とハウジングとが安定かつ強固に接合され、回転体の
回転ムラ等がなく信頼性が高い。
【0130】さらに、例えば、高温・多湿または油分を
含んだ空気の供給等、厳しい使用環境下で連続運転を行
っても軸受とハウジングとの接合状態は良好に維持され
る。
含んだ空気の供給等、厳しい使用環境下で連続運転を行
っても軸受とハウジングとの接合状態は良好に維持され
る。
【図1】本発明の軸受装置の製造方法の第1実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】本発明の軸受装置の製造方法の第1実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】本発明の軸受装置の製造方法の第1実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図4】本発明の軸受装置の製造方法の第1実施形態を
示す他の縦断面図である。
示す他の縦断面図である。
【図5】本発明の軸受装置の製造方法の第1実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図6】本発明の軸受装置の製造方法により製造される
軸受装置の一例を示す縦断面図である。
軸受装置の一例を示す縦断面図である。
【図7】本発明の軸受装置の製造方法の第2実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図8】本発明の軸受装置の製造方法の第2実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図9】本発明の軸受装置の製造方法の第2実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図10】本発明の軸受装置の製造方法の第2実施形態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1 軸受装置 2 ハウジング 3 空間 31 中間成形体 4 軸受 41 中空部 5 給気口 6 排気口 61 流路 7 粉末材料 8 空間 9 隙間 10a、10b 成形ダイ 11a、11b、11c 焼結成形用パンチ 12 成形型 13a、13b、13c 加圧パンチ 14 型 15a、15b、15c 型 17 接続部 19 回転体 20 フランジ
Claims (26)
- 【請求項1】 多孔質体からなる軸受と、 前記軸受および該軸受が支持する回転体とを収容可能な
ハウジングとを有する軸受装置の製造方法において、 前記軸受とハウジングとを放電プラズマ焼結法により接
合することを特徴とする軸受装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記接合時の焼結温度が500〜100
0℃である請求項1に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記接合時の圧力が100〜1000kg
f/cm2 である請求項1または2に記載の軸受装置の製造
方法。 - 【請求項4】 前記軸受を焼結法により形成する請求項
1ないし3のいずれかに記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記焼結法は放電プラズマ焼結である請
求項4に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記軸受は平均粒径1〜10mmの粉末材
料を焼結して形成される請求項4または5に記載の軸受
装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記粉末材料は主としてCu−Sn合金
からなるものである請求項6に記載の軸受装置の製造方
法。 - 【請求項8】 前記合金のCu含有率が60〜95wt%
である請求項7に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記軸受は表裏面間に連通する孔を有す
る請求項1ないし8のいずれかに記載の軸受装置の製造
方法。 - 【請求項10】 前記軸受の開気孔率は30〜60%で
ある請求項1ないし9のいずれかに記載の軸受装置の製
造方法。 - 【請求項11】 前記軸受装置は静圧空気軸受装置であ
る請求項1ないし10のいずれかに記載の軸受装置の製
造方法。 - 【請求項12】 多孔質焼結体からなる軸受と、 前記軸受および該軸受が支持する回転体とを収容可能な
ハウジングとを有する軸受装置の製造方法において、 前記軸受の焼結形成時に前記軸受と前記ハウジングとを
焼結接合することを特徴とする軸受装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記焼結は放電プラズマ焼結法による
請求項12に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項14】 前記焼結時の焼結温度が500〜10
00℃である請求項12または13に記載の軸受装置の
製造方法。 - 【請求項15】 前記焼結時の圧力が100〜1000
kgf/cm2 である請求項12ないし14のいずれかに記載
の軸受装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記軸受は平均粒径1〜10mmの粉末
材料を焼結して形成される請求項12ないし15のいず
れかに記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項17】 前記粉末材料は主としてCu−Sn合
金からなる請求項16に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項18】 前記合金のCu含有率が60〜95wt
%である請求項17に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項19】 前記軸受は表裏面間に連通する孔を有
する請求項12ないし18のいずれかに記載の軸受装置
の製造方法。 - 【請求項20】 前記軸受の開気孔率は30〜60%で
ある請求項12ないし19のいずれかに記載の軸受装置
の製造方法。 - 【請求項21】 前記軸受装置は静圧空気軸受装置であ
る請求項12ないし20のいずれかに記載の軸受装置の
製造方法。 - 【請求項22】 前記焼結前に前記ハウジング内に中間
成形体を形成する請求項12ないし21のいずれかに記
載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記中間成形体は難焼結性材料と樹脂
製硬化剤とを含む混合物から構成される請求項22に記
載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項24】 前記混合物は前記難焼結性材料と前記
樹脂製硬化剤とを6:4〜9:1の割合で含む請求項2
3に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項25】 前記難焼結性材料はアルミナである請
求項23または24に記載の軸受装置の製造方法。 - 【請求項26】 請求項1ないし25のいずれかの方法
により製造されることを特徴とする軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10188262A JP2000009142A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 軸受装置の製造方法および軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10188262A JP2000009142A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 軸受装置の製造方法および軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000009142A true JP2000009142A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16220605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10188262A Pending JP2000009142A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 軸受装置の製造方法および軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000009142A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339004A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Kamioka Buhin Kogyo Kk | 自己潤滑性表面を有する軽量部品及びその製造方法 |
| WO2014034368A1 (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-06 | オイレス工業株式会社 | 静圧気体ラジアル軸受 |
| JP2017032028A (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 日本電気株式会社 | 軸受装置 |
| JP2019519667A (ja) * | 2016-04-13 | 2019-07-11 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 金属又はセラミックス構成部品の製造方法並びに構成部品 |
| WO2021059501A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | 株式会社日本製鋼所 | 金属部材の製造方法 |
| CN116278023A (zh) * | 2023-02-14 | 2023-06-23 | 清华大学 | 一种自润滑滑动轴承及其制备方法 |
-
1998
- 1998-06-18 JP JP10188262A patent/JP2000009142A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339004A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Kamioka Buhin Kogyo Kk | 自己潤滑性表面を有する軽量部品及びその製造方法 |
| WO2014034368A1 (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-06 | オイレス工業株式会社 | 静圧気体ラジアル軸受 |
| JP2014043918A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Oiles Ind Co Ltd | 静圧気体ラジアル軸受 |
| JP2017032028A (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 日本電気株式会社 | 軸受装置 |
| JP2019519667A (ja) * | 2016-04-13 | 2019-07-11 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 金属又はセラミックス構成部品の製造方法並びに構成部品 |
| WO2021059501A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | 株式会社日本製鋼所 | 金属部材の製造方法 |
| JPWO2021059501A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | ||
| JP7296466B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-06-22 | 株式会社日本製鋼所 | 金属部材の製造方法 |
| CN116278023A (zh) * | 2023-02-14 | 2023-06-23 | 清华大学 | 一种自润滑滑动轴承及其制备方法 |
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