[go: up one dir, main page]

JP2000004261A - 伝送方法および伝送装置 - Google Patents

伝送方法および伝送装置

Info

Publication number
JP2000004261A
JP2000004261A JP11098845A JP9884599A JP2000004261A JP 2000004261 A JP2000004261 A JP 2000004261A JP 11098845 A JP11098845 A JP 11098845A JP 9884599 A JP9884599 A JP 9884599A JP 2000004261 A JP2000004261 A JP 2000004261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level code
unit
encoding
decoding
rule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11098845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246841B2 (ja
JP2000004261A5 (ja
Inventor
Jun Hirano
純 平野
Susumu Morikura
晋 森倉
Satoshi Furusawa
佐登志 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP09884599A priority Critical patent/JP4246841B2/ja
Publication of JP2000004261A publication Critical patent/JP2000004261A/ja
Publication of JP2000004261A5 publication Critical patent/JP2000004261A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246841B2 publication Critical patent/JP4246841B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の情報を、小さな遅延で多重伝送する
ことができる伝送装置を実現することである。 【解決手段】 送信端1において、セレクタ13は、別
系統で入力されるコマンドおよびデータを多重して、多
重化信号列5を生成する。符号化部14は、予め定めら
れる符号化規則に従いつつ、検出したシンボルと、前回
生成した多値符号の振幅値に基づいて、今回の多値符号
の振幅値を決定して、多値符号列6を生成する。送信部
16は、生成された多値符号列6を伝送路3を通じて受
信端2に送信する。受信端2の復号部24は、予め定め
られた復号規則に従って、受信部21から出力された多
値符号列6の振幅値と、前回受信した多値符号の振幅値
とから、コマンドおよびデータを復号および再生する。
復号部24は、コマンドおよびデータを分離して出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送方法に関し、
より特定的には、直流平衡の良い多値符号が伝送路を伝
送される伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】伝送装置では、送信端は、受信端へと送
りたいデータを伝送路に送出する。さらに、送信端は、
コマンドを伝送路に送出して、予め定められた動作の実
行を受信端に指示する場合もある。このデータおよびコ
マンドは、複数種の情報として、図11に示すように多
重伝送される場合がある。図11のシンボル列111に
おいて、COM112およびCOM113はそれぞれ、
コマンドのシンボルである。また、DATA114はデ
ータのシンボルである。
【0003】送信端が図11のCOM112を継続的に
送信すると、この信号の平均値が伝送路の特性に依存し
て漂動する。つまり、伝送路は、同符号が連続する信号
を正しく伝送できない。そこで、伝送装置には、伝送路
符号が採用される。送信端は、予め定められた符号化の
規則に従って、同符号が過度に連続するシンボル(コマ
ンドやデータ)を、異なる符号が適度に混在するものに
変換する。この伝送路符号化により、伝送路には、直流
平衡の良い信号が送出される。
【0004】伝送路符号化の1つが、米国特許「第4,
530,088号」に開示されている。この米国特許に
は、いわゆる4B5B符号化が開示されている。以下、
4B5B符号化について、図12を参照して説明する。
図12の符号化部121は、送信端に設けられる。この
符号化部121には、図11のDATA114、COM
112またはCOM113が入力される。送信端が送信
すべきデータは4ビット毎にブロック化されることによ
り生成される。したがって、4ビットのDATA114
は、16(=24 )通りのシンボルにいずれかで表され
る。また、送信されるコマンドがCOM112およびC
OM113の2つの場合には、それぞれが4ビットに相
当する長さでブロック化されても、それぞれ1通りずつ
のシンボルしか表さない。つまり、送信端は、DATA
114、COM112またはCOM113を合計する
と、18通りのシンボルを受信端に送信する。
【0005】4B5B符号化では、5ビットで表現でき
る32通りのシンボルの中から、直流平衡の良い18通
りのシンボルが予め選ばれている。選択された5ビット
のシンボルは、入力される4ビットのシンボルに割り当
てられる。これによって、4B5B符号化の規則が決定
される。
【0006】符号化部121は、図13(a)に示すよ
うに、4ビットのシンボル(COM112、COM11
3またはDATA114)が揃うことを待機する。符号
化部121は、4B5B符号化の規則に基づいて符号化
を行い、これによって、4ビットのシンボルが5ビット
のもの(図中、Xcodeと示されている)115に変
換される。この5ビットのシンボル115が伝送路を通
じて受信端に伝送される。受信端には復号部が設けられ
ており、この復号部は、図13(b)に示すように、5
ビットのシンボル115が揃うことを待機する。復号部
は、4B5B符号化の規則に基づいて復号を行い、これ
によって、5ビットのシンボル115が、元の4ビット
のシンボル(DATA114等)に復元される。
【0007】上記のように、直流平衡の悪い信号列が送
信端で生成されても、伝送路符号を採用することによ
り、伝送路には直流平衡の良い信号列が送出される。こ
れによって、送信端と受信端との間で、情報を正しく伝
送できる。さらに、4B5B符号化では、複数種の情報
(典型的にはコマンドおよびデータ)を多重することも
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
4B5B符号化では、送信端および受信端は、4ビット
および5ビットのシンボルが揃うことを待機しなければ
ならない。つまり、符号化および復号する際に、伝送遅
延が生じる。そのため、伝送遅延に対して制約があるデ
ータ伝送装置では、直流平衡の良い信号列に変換するた
めの処理時間を確保できないという問題点があった。な
お、上記米国特許では、4ビットの信号列が符号化部1
21にパラレルに入力され、5ビットの信号列が符号化
部121からパラレルに出力される。しかし、符号化部
121の前段において、シリアル−パラレル変換が行わ
れている。このシリアル−パラレル変換時に伝送遅延が
発生する。つまり、従来の伝送路符号化では、いずれか
の部分で上述の伝送遅延が生じる。
【0009】それ故に、本発明の目的は、複数種の情報
を多重しつつ、小さな伝送遅延で情報を伝送できる伝送
方法および送受信装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
の各目的は、以下の第1〜第40の発明によって達成さ
れる。第1の発明は、複数の振幅値により表現される多
値符号を、送信端から受信端へと伝送路を通じて伝送す
る方法であって、送信端は、受信端に送信すべき情報
を、過去に生成された多値符号と、現在生成された多値
符号との関係に基づいて定められる符号化規則に従って
符号化して、多値符号列を生成し、生成された多値符号
列を伝送路に送出し、受信端は、伝送路を通じて多値符
号列を受信し、符号化規則に対応する復号規則に従いつ
つ、現在受信された多値符号と、過去に受信された多値
符号との関係に基づいて、受信された多値符号列を復号
して、情報を再生する。
【0011】本発明によれば、送信端は、過去の多値符
号と現在の多値符号との関係によって情報を符号化して
受信端に伝える。つまり、本送信端は、従来の4B5B
符号化のように、4ビットのブロックが完全に入力され
るまで待機することなく、情報を符号化できる。これに
よって、本送信端では、送信すべき情報の発生から符号
化の終了までの処理時間が小さくなる。また、受信端
は、現在の受信多値符号と、過去の受信多値符号との関
係の基づいて、送信端からの情報を復号および再生でき
る。つまり、受信端は、従来の4B5B復号のように、
5ビットの符号列が完全に入力されるまで待機すること
なく、情報を復号および再生できる。これによって、本
受信端では、多値符号の受信から復号の終了までの処理
時間が小さくなる。これによって、本発明に係る伝送方
法によれば、情報を小さな遅延量で伝送できる。
【0012】また、本発明によれば、送信端は送信情報
を多値符号に変換する。この多値符号であるがゆえに、
過去の多値符号と現在の多値符号とを関係、つまり振幅
値のパターンを数多く作成できる。したがって、複数種
の情報に対して、互いに異なる振幅値のパターンを割り
当てることができる。これによって、複数種の情報を多
重しつつ、小さな遅延量で伝送できる。
【0013】第2の発明は第1の発明に従属しており、
送信端は、直前に生成された多値符号と、現在生成され
た多値符号との関係に基づいて定められる符号化規則に
従って、情報を符号化し、受信端は、現在受信された多
値符号と、その直前に受信された多値符号との関係に基
づいて復号を行う。第1の発明によれば、送信端および
受信端には、過去の多値符号の振幅値を保持する必要が
ある。本発明によれば、送信端および受信端は、前回の
多値符号の振幅値を、符号化および復号のために用いる
ので、複数の振幅値を保持する必要が無くなる。これに
よって、送信端および受信端の構成を小型化できる。
【0014】第3の発明は第1の発明に従属しており、
情報は複数種類のシンボルを含んでおり、送信端は、符
号化規則に従って、複数種類のシンボルを同じパターン
の多値符号に符号化して、多値符号列を生成し、生成さ
れた多値符号列では、同じパターンの位相変化により、
あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現される。
本発明によれば、送信端は、同じパターンの位相を変化
させることにより、あるシンボルから他のシンボルへの
変化を受信端に伝える。したがって、受信端は、この位
相の変化を検出すれば、他のシンボルを復号および再生
できる。この位相の変化は、第1の発明と同様に、過去
および現在の多値符号の振幅値により検出できる。つま
り、本発明によれば、第1の発明と同様に、情報を小さ
な遅延量で多重伝送できる。
【0015】第4の発明は第1の発明に従属しており、
送信端は、同符号が過度に連続しない多値符号列を生成
して、伝送路に送出する。本発明によれば、過度の同符
号連続が多値符号列には存在しないので、多値符号列の
直流平衡が良くなり、送信端から受信端へと正しく情報
を伝送できる。
【0016】第5の発明は第1の発明に従属しており、
送信端は、情報としての複数種類のシンボルを多重し、
多重化されたシンボルを、符号化規則に従って符号化し
て、多値符号列を生成する。本発明によれば、複数種類
のシンボルは、符号化が行われる前段で、多重化され
る。これによって、複数種類のシンボルが多重された多
値符号列を容易に生成できる。
【0017】第6の発明は第1の発明に従属しており、
送信端は、所定の時間間隔内に少なくとも1回、最大お
よび/または最小の振幅値を用いる符号化を行って、多
値符号列を生成する。本発明では、受信端は、最大また
は最小の振幅値を所定の時間に受信する。言い換えれ
ば、受信端は、多値符号の最大振幅値および最小振幅値
を送信端により通知される。これによって、受信端は、
多値符号の各振幅値を正確に識別できる。
【0018】第7の発明は第1の発明に従属しており、
送信端および受信端は、必要に応じて、符号化規則およ
び復号規則を変更する。本発明によれば、符号化規則お
よび復号規則が動的に変更されるので、最適な多値符号
列を伝送路に送出できる。
【0019】第8の発明は第1の発明に従属しており、
送信端は、情報としての予め定められたコマンドを多値
符号列に符号化し、このコマンドに基づいて符号化規則
を変更し、受信端は、予め定められたコマンドを再生
し、このコマンドに基づいて復号規則を変更する。本発
明では、予め定められたコマンドに基づいて、符号化規
則および復号規則の変更タイミングを同期させることが
できるようになる。これによって、これらの規則を変更
したとしても、送受信端の間で、情報を正しく伝送でき
るようになる。
【0020】第9の発明は第1の発明に従属しており、
送信端は、必要に応じて、多値符号に用いる振幅値の個
数を変更する。本発明によれば、上記振幅値の個数が動
的に変更されるので、最適な多値符号列を伝送路に送出
できる。
【0021】第10の発明は第1の発明に従属してお
り、送信端は、情報としての予め定められたコマンドを
多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて、符号
化規則、および多値符号に用いる振幅値の個数を変更
し、受信端は、予め定められたコマンドを再生し、この
コマンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用い
る振幅値の個数を変更する。本発明では、符号化規則お
よび復号規則の組み合わせと、符号化および復号の際に
使用されるレベル数とが動的に変更される。これによっ
て、さらに最適な多値符号列を伝送路に送出できるよう
になる。
【0022】第11の発明は、複数の振幅値により表現
される多値符号を、送信端から受信端へと光伝送路を通
じて光伝送する方法であって、送信端は、受信端に送信
すべき情報を、過去に生成された多値符号と、現在生成
された多値符号との関係に基づいて定められる符号化規
則に従って符号化して、多値符号列を生成し、生成され
た多値符号列に電気光変換を行って、光信号を生成し、
生成された光信号を光伝送路に送出し、受信端は、光伝
送路を通じて入力される光信号に光電気変換を行って、
多値符号列を再生し、符号化規則に対応する復号規則に
従いつつ、現在再生された多値符号と、過去に再生され
た多値符号との関係に基づいて、再生された多値符号列
を復号して、情報を再生する。
【0023】第12の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、直前に生成された多値符号と、現在生成
された多値符号との関係に基づいて定められる符号化規
則に従って、情報を符号化し、受信端は、現在再生され
た多値符号と、その直前に再生された多値符号との関係
に基づいて復号を行う。
【0024】第13の発明は第11の発明に従属してお
り、情報は複数種類のシンボルを含んでおり、送信端
は、符号化規則に従って、複数種類のシンボルを同じパ
ターンの多値符号に符号化して、多値符号列を生成し、
生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
れる。
【0025】第14の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、同符号が過度に連続しない多値符号列を
生成して、光伝送路に送出する。
【0026】第15の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、情報としての複数種類のシンボルを多重
し、多重化されたシンボルを、符号化規則に従って符号
化して、多値符号列を生成する。
【0027】第16の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、所定の時間間隔内に少なくとも1回、最
大および/または最小の振幅値を用いる符号化を行っ
て、多値符号列を生成する。
【0028】第17の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端および受信端は、必要に応じて、符号化規則
および復号規則を変更する。
【0029】第18の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、情報としての予め定められたコマンドを
多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて符号化
規則を変更し、受信端は、予め定められたコマンドを再
生し、このコマンドに基づいて復号規則を変更する。
【0030】第19の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、必要に応じて、多値符号に用いる振幅値
の個数を変更する。
【0031】第20の発明は第11の発明に従属してお
り、送信端は、情報としての予め定められたコマンドを
多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて、符号
化規則、および多値符号に用いる振幅値の個数を変更
し、受信端は、予め定められたコマンドを再生し、この
コマンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用い
る振幅値の個数を変更する。
【0032】第21の発明は、複数の振幅値で表現され
る多値符号を送信端から受信端へと伝送路を通じて伝送
する装置であって、送信端は、受信端に送信すべき情報
を、過去に生成された多値符号と、現在生成される多値
符号との関係に基づいて定められる符号化規則に従って
符号化して、多値符号列を生成する符号化部と、符号化
部が生成した多値符号列を伝送路に送出する送信部とを
含み、受信端は、伝送路を通じて多値符号列を受信する
受信部と、符号化規則に対応する復号規則に従いつつ、
受信部が今回受信した多値符号と、受信部が以前に受信
した多値符号との関係に基づいて、受信部が受信した多
値符号列を復号し、情報を再生する復号部を含む。
【0033】第22の発明は第21の発明に従属してお
り、復号部は、受信部が今回受信した多値符号と、その
直前に受信部により受信された多値符号との関係に基づ
いて復号を行う。
【0034】第23の発明は第21の発明に従属してお
り、情報は複数種類のシンボルを含んでおり、符号化部
は、符号化規則に従って、複数種類のシンボルを同じパ
ターンの多値符号に符号化して、多値符号列を生成し、
生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
れる。
【0035】第24の発明は第21の発明に従属してお
り、符号化部は、同符号が過度に連続しない多値符号列
を生成する。
【0036】第25の発明は第21の発明に従属してお
り、送信端は、情報としての複数種類のシンボルを多重
する多重化部を含み、符号化部は、多重化されたシンボ
ルを、符号化規則に従って符号化して、多値符号列を生
成する。
【0037】第26の発明は第21の発明に従属してお
り、符号化部は、所定の時間間隔内に少なくとも1回、
最大および/または最小の振幅値を用いる符号化を行っ
て、多値符号列を生成し、受信端はさらに、受信部が受
信する多値符号化列の振幅値を、所定の時間間隔で伝送
される最大および/または最小の振幅値に基づいて正規
化する正規化部を含む。本発明では、多値符号の最大振
幅値および/または最小振幅値が、所定の時間間隔で、
送信端により受信端に通知される。正規化部は、通知さ
れた最大値および最小値に基づいて、受信部の受信レベ
ルを正規化する。これによって、受信部の受信レベルは
補正されるので、受信部からは正確な振幅値を示す多値
符号列を復号部に供給できる。
【0038】第27の発明は第21の発明に従属してお
り、符号化部および復号部は、必要に応じて、符号化規
則および復号規則を変更する。
【0039】第28の発明は第21の発明に従属してお
り、符号化部は、情報としての予め定められたコマンド
を多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて符号
化規則を変更し、復号部は、予め定められたコマンドを
再生し、このコマンドに基づいて復号規則を変更する。
【0040】第29の発明は第21の発明に従属してお
り、符号化部および復号部は、必要に応じて、多値符号
に用いる振幅値の個数を変更する。
【0041】第30の発明は第21の発明に従属してお
り、符号化部は、情報としての予め定められたコマンド
を多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて、符
号化規則、および多値符号に用いる振幅値の個数を変更
し、復号部は、予め定められたコマンドを再生し、この
コマンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用い
る振幅値の個数を変更する。
【0042】第31の発明は、複数の振幅値で表現され
る多値符号を送信端から受信端へと光伝送路を通じて光
伝送する装置であって、送信端は、受信端に送信すべき
情報を、過去に生成された多値符号と、現在生成される
多値符号との関係に基づいて定められる符号化規則に従
って符号化して、多値符号列を生成する符号化部と、符
号化部が生成した多値符号列に電光変換を行って光信号
を生成し、この光信号を光伝送路に送出する電光変換部
とを含み、受信端は、光伝送路を通じて光信号を受光
し、光電変換を行って多値符号列を再生する光電変換部
と、符号化規則に対応する復号規則に従いつつ、光電変
換部が今回再生した多値符号と、光電変換部が以前に再
生した多値符号との関係に基づいて光電変換部により再
生された多値符号列を復号して、情報を再生する復号部
を含む。
【0043】第32の発明は第31の発明に従属してお
り、復号部は、光電変換部が今回再生した多値符号と、
その直前に光電変換部により再生された多値符号との関
係に基づいて復号を行う。
【0044】第33の発明は第31の発明に従属してお
り、情報は複数種類のシンボルを含んでおり、符号化部
は、符号化規則に従って、複数種類のシンボルを同じパ
ターンの多値符号に符号化して、多値符号列を生成し、
生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
れる。
【0045】第34の発明は第31の発明に従属してお
り、符号化部は、同符号が過度に連続しない多値符号列
を生成する。
【0046】第35の発明は第31の発明に従属してお
り、送信端は、情報としての複数種類のシンボルを多重
する多重化部を含み、符号化部は、多重化されたシンボ
ルを、符号化規則に従って符号化して、多値符号列を生
成する。
【0047】第36の発明は第31の発明に従属してお
り、符号化部は、所定の時間間隔内に少なくとも1回、
最大および/または最小の振幅値を用いる符号化を行っ
て、多値符号列を生成し、受信端は、受信部が受信する
多値符号化列の振幅値を、所定の時間間隔で伝送される
最大および/または最小の振幅値に基づいて正規化する
正規化部を含む。
【0048】第37の発明は第31の発明に従属してお
り、符号化部および復号部は、必要に応じて、符号化規
則および復号規則を変更する。
【0049】第38の発明は第31の発明に従属してお
り、符号化部は、情報としての予め定められたコマンド
を多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて符号
化規則を変更し、復号部は、予め定められたコマンドを
再生し、このコマンドに基づいて復号規則を変更する。
【0050】第39の発明は第31の発明に従属してお
り、符号化部および復号部は、必要に応じて、多値符号
に用いる振幅値の個数を変更する。
【0051】第40の発明は第31の発明に従属してお
り、符号化部は、情報としての予め定められたコマンド
を多値符号列に符号化し、このコマンドに基づいて、符
号化規則、および多値符号に用いる振幅値の個数を変更
し、復号部は、予め定められたコマンドを再生し、この
コマンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用い
る振幅値の個数を変更する。
【0052】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、第1
の実施形態に係る伝送方法が適用される伝送装置のブロ
ック図である。この伝送装置には、送信端1と受信端2
とが、有線または無線の伝送路3を通じて通信可能に接
続される。まず、送信端1の構成を説明する。送信端1
は、第1の入力部11、第2の入力部12、セレクタ1
3、符号化部14、第1の保持部15、および送信部1
6を含む。第1の入力部11には、受信端2へと送信す
べきデータ列が順次入力される。第1の入力部11は、
入力データ列をセレクタ13に出力する。第2の入力部
12には、コマンドシンボルが順次入力される。第2の
入力部12は、入力コマンドシンボルをセレクタ13に
出力する。
【0053】セレクタ13は、入力データ列および入力
コマンドシンボルを多重して、多重化シンボル列を生成
する。生成された多重化シンボル列は符号化部14に出
力される。なお、データ列およびコマンドシンボルは、
セレクタ13に入力された時点で、それぞれの信号形式
(振幅やシンボル長等)が統一されているとは限らな
い。この場合、セレクタ13は、入力されたデータ列お
よびコマンドシンボルの信号形式を統一する。一方、セ
レクタ13は、双方の信号形式が一致している場合に
は、入力されたデータ列およびコマンドシンボルをその
まま多重する。符号化部14は、入力された多重化シン
ボル列により駆動され、以下の符号化を行う。そのた
め、符号化部14は、多値割り当て部141および多値
符号列生成部142を含む。多値割り当て部141は、
入力された多重化シンボル列に多重されたシンボルを検
出する。
【0054】多値割り当て部141は、予め定められた
符号化規則に従って、検出した各シンボルに、所定の振
幅値を割り当てる。この振幅値は、生成する多値符号に
応じて予め定められている。今回割り当てられる振幅値
(以下、「今回の振幅値」と称する)は、今回検出され
たシンボルと、多値割り当て部141が過去に割り当て
た振幅値(以下、「過去の振幅値」と称する)とに基づ
いて決定される。この過去の振幅値は、第1の保持部1
5により保持される。また、多値割り当て部141は、
典型的には、符号化規則が記載されたテーブルを参照し
て今回の振幅値を割り当ているが、テーブルの参照の他
にも、ステートマシン、論理回路またはCPUによる演
算によっても今回の振幅値を導出して割り当てることも
できる。今回の振幅値は、多値割り当て部141から、
第1の保持部15および多値符号列生成部142に出力
される。多値符号列生成部142は、入力された振幅値
に従って多値符号列を生成して送信部16に出力する。
【0055】なお、上述では、多値割り当て部141は
デジタルで表現された論理値を振幅値として割り当て、
多値符号列生成部142はその論理値に従ってアナログ
的な波形を有する多値符号列を生成するとも解釈でき
る。しかし、伝送装置の設計要件に応じて、多値割り当
て部141は、入力された多重化シンボル列および過去
の振幅値から直接的に、アナログ的な波形を有する多値
符号列を生成してもよい。
【0056】第1の保持部15は、入力された今回の振
幅値を保持する。この振幅値は、多値割り当て部141
により、過去の振幅値として用いられる。なお、第1の
保持部15は、過去の振幅値を、伝送装置の設計要件に
応じて定められる個数だけ保持する。なお、今回の振幅
値が、前回の振幅値を用いて割り当てられるのであれ
ば、第1の保持部15は1個の振幅値を保持するだけで
よい。この場合、送信端1を小型に構成できるのでさら
に好ましい。以下では、第1の保持部15は、1個の振
幅値、つまり前回の振幅値のみを保持する場合について
説明する。送信部16には、符号化部14から出力され
た多値符号列が入力される。送信部16は、入力された
多値符号列を伝送路符号として伝送路3に出力する。
【0057】次に、受信端2の構成について説明する。
受信端2は、受信部21、正規化部22、第2の保持部
23、復号部24、第1の出力部25および第2の出力
部26を含む。受信部21は、伝送路3を伝送された多
値符号列を受信して、正規化部22に出力する。正規化
部22は、典型的には、AGC(AutomaticG
ain Controller)やATC(Autom
atic Threshold Controlle
r)により構成されており、例えばAGCでは、内部の
可変利得増幅器(図示せず)の出力信号の振幅値を検出
して、検出した振幅値に基づいて制御信号を生成する。
生成された制御信号は可変利得増幅器にフィードバック
される。これによって、変動する受信信号レベルは正規
化され、多値符号列は正しい振幅値に補正される。正規
化された多値符号列は第2の保持部23および復号部2
4に順次出力される。第2の保持部23は、受信部21
から出力された多値符号列が入力されると、その振幅値
を保持する。また、第2の保持部23は、過去に入力さ
れたいくつかの振幅値を保持する。保持された振幅値
は、復号部24による復号の際に用いられる。
【0058】復号部24は、受信部21から出力された
多値符号列により駆動され、符号化部14が用いる符号
化規則と対応する復号規則に従って、以下の復号および
再生処理を行う。復号部24は、所定の周期で動作し
て、受信部21から出力される各多値符号の振幅値、つ
まり今回受信された多値符号の振幅値(以下、「今回の
振幅値」と称する)を検出する。復号部24はさらに、
第2の保持部23に保持される過去の振幅値を得る。復
号規則には、今回および過去の振幅値の関係と、復号す
べきシンボル(以下、復号シンボルと称す)とが規定さ
れている。復号部24は、この復号規則に従って、検出
された今回の振幅値と、第2の保持部23から得られた
過去の振幅値とから、データ列またはコマンドシンボル
を復号および再生する。復号部24は、この復号および
再生のために、復号規則が記載されたテーブルを参照し
たり、ステートマシン、論理回路またはCPUにより演
算したりする。復号部24はさらに、再生されたデータ
列およびコマンドシンボルを分離して、第1の出力部2
5および第2の出力部26に出力する。
【0059】なお、再生されるシンボルが、今回および
前回の振幅値から導出されるのであれば、第2の保持部
23は1個の振幅値を保持するだけでよい。この場合、
受信端2を小型に構成できるのでさらに好ましい。第1
の出力部25および第2の出力部26は、復号部24か
ら出力されたデータ列およびコマンドシンボルを受信端
2の外部に出力する。
【0060】次に、図1の伝送装置における伝送方法の
第1および第2の具体例を説明する。第1の具体例で
は、4値伝送の場合における符号化および復号を説明す
る。図2は、図1の送信端1の符号化規則を説明するた
めの図である。特に、図2(a)は、セレクタ13が入
力された情報を多重化して生成したシンボル列4を示
す。図2(a)のシンボル列4には、互いに異なるコマ
ンドシンボルであるCOM41およびCOM42と、デ
ータ列としてのDATA43とが多重される。COM4
1は、時間t0 〜t1 、時間t2 〜t3 、および時間t
5 以降に、シンボル列4に含まれる。COM42は、時
間t1 〜t2 、および時間t4 〜t5 に含まれる。DA
TA43は、時間t3 〜t4 に含まれる。
【0061】また、図2(b)は、図2(a)のシンボ
ル列4の時間波形である多重化信号列5(図中の実線参
照)の一例を示す。図2(b)のように、多重化信号列
5において、COM41およびCOM42が多重される
時間区間、つまり、時間t0〜t1 、時間t1 〜t2
時間t2 〜t3 、時間t5 以降、および時間t4 〜t 5
に、同符号連続が生じる。そこで、符号化部14は、上
述した符号化を行って、COM41、COM42および
DATA43を表現しつつ、同符号が過度に連続しない
多値符号列6を生成する。図2(c)は、図2(b)の
多重化信号列5が符号化部14に入力された場合に、符
号化部14が出力する多値符号列6の時間波形(図中の
実線参照)を示す。本具体例では4値伝送であるから、
多値符号列6は4個の振幅値で表現される。本具体例で
は、4個の振幅値として、「W」、「X」、「Y」およ
び「Z」(ただし、W>X>Y>Z)を用いる。
【0062】図2(c)のように、COM41および4
2は、「X」および「Y」の交番により表現される。こ
れによって、同符号が過度に連続しない多値符号列6を
生成することができる。ここで、重要になるのが、CO
M41からCOM42への変化をどのように表現するか
である。本具体例では、両者の変化点は、同レベルの多
値符号が2回連続することにより表現される。例えば、
時間t1 の前後では、「Y」が2回連続する。また、時
間t2 の前後では「Y」が2回連続し、時間t 5 の前後
では「X」が2回連続する。このように、本符号化規則
では、同符号の連続、つまり、「X」から「X」への遷
移、または「Y」から「Y」への遷移が、COM41か
らCOM42への変化、またはCOM42からCOM4
1への変化と定められる。ここで注意を要するのは、時
間t1 および時間t2 では「Y」が2回連続すること
で、COM41からCOM42への変化およびCOM4
2からCOM41への変化が表現されることである。な
お、本符号化規則では、振幅値の変化の仕方が同じであ
るにも関わらず、互いに異なるコマンドシンボルを表現
できる。受信端2は、後述する復号および再生処理によ
り、たとえ過去および今回の振幅値の関係が同じであっ
ても、異なるコマンドシンボルを復号および再生でき
る。
【0063】COM41およびCOM42が同じパター
ンの場合、図2(c)の観点を変えれば、COM41か
らCOM42への変化およびCOM42からCOM41
への変化は、同パターンの位相により表現されることと
なる。例えば、時間t1 までの時間波形において位相は
変化しない。しかし、時間t1 の直後の時間波形では、
周期および振幅は同じであるが、位相はずれている。つ
まり、時間t1 を境に多値符号列6には位相変化が生じ
る。この位相変化により、時間t1 において、COM4
1からCOM42への変化が表現される。他の時間
2 、t5 でも同様である。
【0064】なお、COM41およびCOM42は、同
符号連続が過度に続かないという条件を満たせば、他の
パターンで表現されても良い。他のパターンは、伝送路
3の特性に応じて決定される。つまり、交番パターンは
好ましい一例である。また、DATA43は「W」およ
び「Z」により表現される。なお、符号化部14には、
「0」および「1」で表現されたDATA43が入力さ
れる。したがって、DATA43は、同符号連続が無い
状態で符号化部14に入力される場合もある。この場
合、符号化部14は、DATA43に多値符号を割り当
てる必要がない。つまり、「W」=「1」および「Z」
=「0」であっても良い。これによって、符号化部14
は、無駄な負担なく符号化を行える。次に、データ列か
ら各コマンドシンボルへと変化する際の符号化規則を説
明する。「W」または「Z」から「X」への遷移が、D
ATA43からCOM41への遷移と定められる。ま
た、「W」または「Z」から「Y」への遷移が、DAT
A43からCOM42への遷移と定められる。なお、本
実施形態では、多重化信号列5を複数のレベルで表した
信号形態としている。しかし、多重化信号列5は、例え
ば、各シンボルが選択されるのに応じて対応する信号線
を有効にすることで伝送することもできる。つまり、本
発明では、どのシンボルが選択されたかを即時に、また
独立に伝送できさえすれば、どのような信号形態が採用
されるかには全く関係ない。
【0065】次に、送信端1の詳細な動作を、図2を参
照して説明する。セレクタ13は、上述したように、第
1の入力部11および第2の入力部12を通じて入力さ
れたデータ列およびコマンドシンボルを多重して、図2
(a)のシンボル列4を生成する。生成されたシンボル
列4は、図2(b)の時間波形を有する多重化信号列5
として多値割り当て部141に出力される。
【0066】時間t0 〜t1 では、多値割り当て部14
1は、シンボルCOM41を検出する。また、多値割り
当て部141は、第1の保持部15に保持される前回の
振幅値を取り出す。多値割り当て部141は、取り出し
たものが「X」の場合、検出したCOM41に「Y」を
割り当てる。この「Y」は第1の保持部15におよび多
値符号列生成部142に出力される。また、多値割り当
て部141は、取り出した前回の振幅値が「Y」の場
合、検出したCOM41に「X」を割り当てる。この
「X」は、第1の保持部15および多値符号列生成部1
42に出力される。その結果、時間t0 〜t1 では、多
値符号列生成部142は、振幅値「X」および「Y」の
交番からなる多値符号列6を生成する。
【0067】多値割り当て部141は、時間t1 の直後
に、入力された多重化信号列5からシンボルCOM42
を検出する。このとき、第1の保持部15には、前回の
振幅値として「X」および「Y」のいずれかが保持され
る。この場合、多値割り当て部141は、検出したCO
M42に、前回の振幅値「X」または「Y」をそのまま
割り当てる。なお、図2(c)は、前回の振幅値が
「Y」の場合を示す。その結果、時間t1 の前後に、多
値符号列生成部142は「Y」が2回繰り返されるパタ
ーンの多値符号列6を生成する。
【0068】多値割り当て部141は、時間t1 から時
間t2 までの間、COM42を検出する。したがって、
多値割り当て部141は、この時間区間では、「Y」お
よび「X」を交互に割り当てて、第1の保持部15およ
び多値符号列生成部142に出力する。その結果、時間
1 〜t2 には、「Y」および「X」の交番を含む多値
符号列6が生成される。
【0069】多値割り当て部141は、時間t2 〜t3
には、シンボルCOM41を検出する。この時間区間で
は、上述と同じ要領で、振幅値が割り当てられ、多値符
号列6が生成される。その結果、時間t2 〜t3 には、
「Y」および「X」の交番を含む多値符号列6が生成さ
れる。ただし、前述と同様に、COM41への変化を表
現するため、時間t2 前後で、同符号レベル「Y」が2
回繰り返される。この繰り返しにより、時間t1 〜t2
の交番パターンと、時間t2 〜t3 の交番パターンの位
相が変化して、COM42からCOM41への変化が表
現される。多値割り当て部141は、時間t3 の直後
に、DATA43(「1」または「0」)を検出する。
このとき、第1の保持部15には、前回の振幅値として
「X」および「Y」のいずれかが保持される。この場
合、多値割り当て部141は、検出したDATA42
に、振幅値「W」または「Z」を割り当てる。以降、D
ATA43が入力される時間t3 〜t4 には、「W」お
よび「Z」の羅列で表現される多値符号列6が生成され
る。
【0070】多値割り当て部141は、時間t4 の直後
に、COM42を検出する。このとき、第1の保持部1
5には、前回の振幅値として「W」および「Z」のいず
れかが保持される。これによって、多値割り当て部14
1は、DATA43からCOM42へと変化したことが
分かる。この場合には、多値割り当て部141は、振幅
値「Y」を初期的に割り当てる。その結果、時間t4
前後では、振幅値は、「W」または「Z」から「Y」へ
と遷移し、これによってDATA43からCOM42の
変化が表現される。初期の振幅値「Y」を割り当てた後
時間t5 までは、上述した符号化規則に従って、「X」
および「Y」が交互に割り当てられる。
【0071】なお、図2(c)に示されていないが、D
ATA43からCOM41へと変化した場合、多値割り
当て部141は、上述した通り「X」を初期的に割り当
てる。また、時間t5 以降にはCOM41が検出される
が、この時の振幅値の割り当ては上述の通りであるか
ら、その説明は省略される。以上の結果、時間t0 以降
には、図2(c)の多値符号列6が多値符号列生成部1
42により生成され、送信部16に出力される。送信部
16は、入力された多値符号列6を伝送路3に出力す
る。
【0072】図3は、図1の復号部24に予め設定され
る復号規則を示す。図3の復号規則には、前回および今
回の振幅値、および復号シンボルが示される。図3の上
から順番に、復号規則を具体的に説明する。 1.前回の振幅値が「W」または「Z」であり、かつ今
回のものが「X」の場合、復号シンボルはCOM41の
受信である。 2.前回の振幅値が「W」または「Z」であり、かつ今
回のものが「Y」の場合、復号シンボルはCOM42の
受信である。 3.今回の振幅値が「W」の場合、復号シンボルはDA
TA43の「1」の受信である。 4.今回の振幅値が「Z」の場合、復号シンボルはDA
TA43の「0」の受信である。 5.前回の振幅値が「X」であり、かつ今回のものが
「Y」の場合、復号シンボルは、直前の復号シンボルと
同じである。 6.前回の振幅値が「Y」であり、かつ今回のものが
「X」の場合、復号シンボルは、直前ものと同じであ
る。 7.前回および今回の振幅値が双方ともに「X」の場
合、復号シンボルは、コマンドシンボルの変化、つまり
COM41からCOM42への変化またはCOM42か
らCOM41への変化である。 8.前回および今回の振幅値が双方とも「Y」である場
合も、復号シンボルは、上記の通りコマンドシンボルの
変化である。
【0073】次に、図1の復号部24の詳細な動作を、
図2および図3を参照して説明する。なお、復号部24
以外の動作は、本実施形態の重要な点ではなくかつ上述
から明らかであるため、簡単に説明する。受信部21に
より受信された多値符号列6は、正規化部22により正
規化された後に、復号部24および第2の保持部23に
入力される。
【0074】多値符号列6は、伝送路3を伝送されるの
で、図2(d)に示すように、時間t0 を基準としてΔ
tだけ遅れて復号部24に順次的に入力される。復号部
24は、入力された多値符号列6の振幅値を検出する。
第2の保持部23には、受信部21から出力された多値
符号列6が入力されるので、復号部24が前回検出した
ものと同じ振幅値が保持される。復号部24は、振幅値
を検出する度に、第2の保持部23から前回の振幅値を
取り出す。
【0075】復号部24は、時間t6 〜t7 では、今回
の振幅値として「X」と「Y」とを交互に検出し(図2
(d)参照)、前回の振幅値として「Y」と「X」とを
交互に得る。つまり、前回の振幅値が「Y」であれば、
今回のものは「X」であり、前回の振幅値が「X」であ
れば、今回のものは「Y」である。このような前回およ
び今回の振幅値の関係は、復号規則の5.または6.
(図3参照)に該当する。したがって、復号部24は、
時間t6 〜t7 において、上記復号規則に従って多値符
号列6を復号して、復号シンボルとしてCOM41を再
生し続ける。復号部24は、再生されたCOM41を第
2の出力部26に出力する。
【0076】復号部24は、時間t7 の直後に今回の振
幅値として「Y」を検出する(図2(d)参照)。ま
た、第2の保持部23は、時間t7 の直前に、受信部2
1から出力された振幅値「Y」を保持するので、復号部
24は、時間t7 の直後には、第2の保持部23から前
回の振幅値「Y」を得る。前回の振幅値が「Y」で、今
回のものが「Y」という関係は、復号規則の8.に該当
する。したがって、復号部24は、時間t7 の前後でコ
マンドシンボルが変化したことを検出する。本具体例で
は、コマンドシンボルはCOM41および42の2通り
を想定している。したがって、復号部24は、時間t7
の以前にCOM41を受信しているので、時間t7 の直
後にCOM41からCOM42への変化したことを検出
し、復号シンボルとしてCOM42の再生を開始する。
時間t7 〜t8 では、時間t6 〜t 7 の場合と同様に、
前回の振幅値が「Y」であれば、今回のものは「X」で
あり、前回の振幅値が「X」であれば、今回のものは
「Y」である。したがって、復号部24は、時間t7
8 において、復号シンボルとしてCOM42を再生し
続ける。復号部24は、再生されたCOM42を第2の
出力部26に出力する。第2の保持部23は、時間t8
の直後に、前回の振幅値「Y」を保持する。同時に、復
号部24は、今回の振幅値「Y」を検出する(図2
(d)参照)。この場合、時間t7 の場合と同様の要領
で、復号規則8.に従って、時間t8 の前後でコマンド
シンボルが変化したことが検出される。これによって、
復号シンボルとしてCOM41の再生が開始される。時
間t8 〜t9 では、前回および今回の振幅値の関係は、
復号規則の5.と6.とが交互に続くので、時間t8
9 では、復号シンボルとしてCOM41が再生され続
ける。このCOM41は第2の出力部26に出力され
る。
【0077】復号部24は、時間t9 〜t10の間、今回
の振幅値として「W」または「Z」のいずれかを検出し
続ける(図2(d)参照)。この間、復号部24は、前
回の振幅値を第2の保持部23から得ることなく、復号
規則の3.または4.に従って、復号シンボルとして
「0」または「1」を再生し続ける。つまり、DATA
43が再生される。復号部24は、再生されたDATA
43を第1の出力部25に出力する。このように、復号
部24は、DATA43の場合、第2の保持部23から
過去の振幅値を取り出さないので、COM41等の場合
と比較して軽い負担で復号および再生を行える。しか
し、時間t9 〜t10の間でも、第2の保持部23には、
受信部21から出力された振幅値「W」または「Z」が
入力される。そのため、第2の保持部23は、時間t10
の直後には、前回の振幅値として「W」または「Z」を
保持する。同時に、復号部24は、今回の振幅値として
「Y」を検出する(図2(d)参照)。両振幅値の関係
は、復号規則の2.に該当する。したがって、復号部2
4は、時間t10の直後から、復号シンボルとしてCOM
42の再生を開始する。
【0078】なお、図2(d)には、前回の振幅値が
「W」または「Z」であり、かつ今回のものが「X」で
ある場合が示されていない。この両振幅値の関係は、復
号規則の1.に該当する。前述のように、多値割り当て
部141は、DATA43からCOM41へと変化した
場合には、振幅値「X」を初期的に割り当てるので、符
号化規則と復号規則とは一意に対応している。また、時
間t11以降にはCOM41が検出されるが、この時の復
号および再生は、上述した要領で行われるので、その説
明は省略される。
【0079】以上のように、本伝送方法では、送信端1
は、送信済みの多値符号の振幅値と、今回送信するもの
の振幅値との関係により、受信端2への送信情報を表現
する。つまり、送信端1は、過去および現在の振幅値の
関係が分かれば符号化を行える。一方、4B5B符号化
は、4ビット分の送信情報が揃うのを待った後に、5ビ
ットの伝送路符号を生成する。言い換えれば、4B5B
符号化では、未来に入力される送信情報を待機する必要
がある。しかし、本伝送方法の送信端1は、未来の送信
情報を待つことなく、過去の振幅値を参照して、現在の
振幅値を割り当てて符号化を行う。そのため、送信端1
は、4B5B符号化等よりも、高速な符号化を行える。
また、受信端2の復号部24は、受信済みの多値符号の
振幅値と、今回受信したものとの関係に従って復号を行
う。受信端2もまた、過去および現在の情報の関係を知
るだけで、送信された情報を復号および再生できる。一
方、4B5B復号では、5ビット分の情報が揃わなけれ
ば、4ビットの情報が再生されない。言い換えれば、4
B5B復号では、未来に入力される送信情報を待機する
必要がある。しかし、受信端2は、未来の送信情報を待
つ必要がないので、4B5B復号等よりも高速な復号を
行える。これによって、より小さな伝送遅延で、情報を
送信端1から受信端2へと送信できる伝送方法および伝
送装置を提供できる。さらに、本伝送装置では、符号化
部14は、同符号が過度に連続しない多値符号列6を生
成する。この多値符号列により、伝送路3において直流
平衡がとれるので、送信端1および受信端2において、
信号の平均値が漂動することを抑制できる。
【0080】また、本伝送方法および伝送装置では、送
信される情報は、多値から選ばれる2個の振幅値(つま
り、過去および現在の振幅値)の関係により表現され
る。この2個の振幅値の選び方は、多値符号であるがゆ
えに、相当数存在する。つまり、2個の振幅値の関係
(つまり、2個の値の組み合わせ)を、同符号連続が生
じず、かつ多値に応じた数だけ作成できる。この組み合
わせを、コマンドおよび/またはデータに割り当てるこ
とができる。そのため、符号化部14は、コマンドおよ
びデータが多重化された多重化信号列5を容易に多値符
号列6に変換できる。
【0081】ところで、過去および現在の振幅値を基に
符号化する方式としては、NRZ−I(Non Ret
urn to Zero−Inverse)符号化があ
る。このNRZ−I符号化は、入力された2値のデータ
列において、「0」と「1」との変化点を検出し、変化
点を検出すれば「1」を割り当て、変化点を検出しなけ
れば「0」を割り当てる。しかし、NRZ−I符号化で
は、「0」から「1」への変化、または「1」から
「0」への変化がなければ、長時間「0」を割り当て続
ける。その結果、NRZ−I符号化は、入力される2値
のデータ列によっては、同符号連続を有する符号列を生
成する。そのため、伝送路において、直流平衡が悪くな
り、正しい情報の伝送を実現できなくなる。以上のよう
に、本実施形態の伝送方法および伝送装置では、過去お
よび現在の振幅値に情報を載せることと、多値伝送との
組み合わせにより、上述した特有の効果が生まれる。
【0082】ところで、本伝送方法および伝送装置は、
4値伝送に限られず、3値以上の多値符号を伝送しさえ
すれば、上述の効果を得ることができる。次に、第2の
具体例として、本伝送方法および伝送装置が3値伝送す
る場合について説明する。なお、第2の具体例の伝送装
置の構成は、第1の具体例のそれと同様であるため、そ
の図示を省略する。つまり、以下の説明では、図1が援
用される。両具体例の相違点は、符号化部14および復
号部24の符号化規則および復号規則である。以下、こ
の相違点を説明する。
【0083】図4は、本具体例の符号化規則を説明する
ための図である。図4(a)は、セレクタ13から出力
されるシンボル列7を示している。シンボル列7には、
コマンドシンボルとしてのCOM71と、データ列とし
てのDATA72とが多重される。このシンボル列7で
は、COM71は、時間t0 〜t1 、および時間t2
3 に含まれ、DATA72は、時間t1 〜t2 に含ま
れる。セレクタ13は、図4(a)のシンボル列7の一
例として多重化信号列を出力する。しかし、説明の簡素
化の観点から、この多重化信号列は、第1の具体例のも
のと同様であるとし(図2(b)参照)、図示および詳
説されない。
【0084】図4(b)は、符号化部14が多重化信号
列に応答して出力する多値符号列8の時間波形(図中の
実線参照)を示す。多値符号列8では、COM71およ
びDATA72が3個の振幅値で表現される。本具体例
では、3個の振幅値として、「X」、「Y」および
「Z」(ただし、X>Y>Z)が用いられる。多重化信
号列が第1の具体例と同じ要領で生成される場合、CO
M71は、符号化部14に入力された時点では同符号連
続を有する。COM71は、振幅値「Y」または「Z」
から「X」への変化により表現される。さらに、COM
71には、振幅値「X」から「Z」への変化によっても
表現される。これによって、多値符号列8において、C
OM71は原則的に「X」および「Z」の交番により表
現される。これによって、同符号が過度に連続しない多
値符号列8を生成できる。
【0085】また、DATA72のシンボルは「0」ま
たは「1」のいずれかである。本具体例では、「1」に
は、振幅値「X」から「Y」の変化、「Y」から「Z」
の変化、および「Z」から「Y」への変化のいずれかが
割り当てられる。つまり、「1」には、前回割り当てた
振幅値に応じて、互いに異なる振幅値が今回割り当てら
れる。また、「0」には、振幅値「X」から「X」の変
化、「Y」から「Y」の変化、および「Z」から「Z」
への変化のいずれかが割り当てられる。つまり、「0」
には、前回の振幅値と同じものが今回割り当てられる。
【0086】次に、本具体例の符号化部14の詳細な動
作を、図1および図4を参照して説明する。セレクタ1
3から出力される図4(a)のシンボル列7は、多値割
り当て部141に入力される。時間t0 〜t1 では、多
値割り当て部141には、COM71が入力される。多
値割り当て部141は、COM71を検出し、かつ第1
の保持部15が前回の振幅値として「Z」を保持する場
合、今回の振幅値として「X」を割り当てる。この
「X」は、第1の保持部15および多値符号列生成部1
42に出力される。また、多値割り当て部141は、前
回の振幅値が「X」の場合、今回の振幅値として「Z」
を割り当てる。「Z」は、第1の保持部15および多値
符号列生成部142に出力される。その結果、時間t0
〜t1 では、多値符号列生成部142は、COM71と
して「X」および「Z」の交番からなる多値符号列8を
生成する。
【0087】多値割り当て部141は、時間t1 の直後
に、入力されたシンボル列7から「0」または「1」
(DATA72)を検出する。このとき、前回の振幅値
として「X」および「Z」のいずれかが第1の保持部1
5に保持される。今、図4(b)のように、時間t1
直前に「X」が割り当てられたとする。この場合に、多
値割り当て部141は、時間t1 の直後に、「0」を検
出すると、前回の振幅値「X」を今回の振幅値としてそ
のまま割り当てる。一方、多値割り当て部141は、時
間t1 の直前に「X」が割り当てられた場合であって、
「1」を時間t1の直後に検出すると、今回の振幅値と
して「Y」を割り当てる。これによって、「1」は、上
述した通り、振幅値「X」から「Y」への変化として表
現される。多値割り当て部141は、時間t1 の直後、
今回の振幅値として「X」または「Y」のいずれかを割
り当てて、多値符号列生成部142および第1の保持部
15に出力する。
【0088】多値割り当て部141は、時間t1 〜t2
までの間、上述の符号化規則に従って、入力されるDA
TA72に振幅値を割り当てる。今、時間t1 から継続
的に「0」が検出されると仮定すると、多値割り当て部
141は、時間t1 の直前に第1の保持部15に保持さ
れる「X」を割り当て続ける。多値割り当て部141
は、「0」から「1」に変化した時点で、振幅値「Y」
を割り当てる。多値割り当て部141は、上記符号化規
則に従うと、時間t1 〜t2 において、初めて「Y」を
割り当てた後に検出する「0」または「1」に応じて、
「Y」または「Z」を割り当てる。その結果、時間t1
〜t2 では、多値符号列生成部142は、図4(b)の
ように、「1」を検出するまでは、振幅値「X」からな
る多値符号列8を生成する。また、多値符号列生成部1
42は、「1」を検出した後(矢印Aの時点を参照)、
時間t2 までは、振幅値「Y」または「Z」の羅列で表
現される多値符号列8を生成する。
【0089】多値割り当て部141は、時間t2 以降、
COM71を検出する。また、第1の保持部15は、時
間t2 の直前には、前回の振幅値として「Y」または
「Z」のいずれかを保持する。多値割り当て部141
は、いずれの振幅値が保持される場合であっても、検出
したCOM71に、「X」を今回の振幅値として割り当
てる。これによって、DATA72からCOM71への
変化は、「Y」または「Z」から「X」に遷移により表
現される。以降、多値割り当て部141は、COM71
を検出する間、「Z」または「X」を交互に割り当て
る。その結果、時間t 2 以降では、多値符号列生成部1
42は、振幅値「X」および「Z」の交番からなる多値
符号列8を生成する。
【0090】なお、図4(b)の例では、t2 の直前に
は、第1の保持部15には、前回の振幅値として「Y」
または「Z」が保持される。しかし、DATA72は、
時間t1 〜t2 にかけて「0」のみからなる場合も想定
できる。したがって、第1の保持部15は、時間t2
直前に、前回の振幅値として「X」を保持する場合もあ
る。この場合、時間t2 の直後に検出されたCOM71
には「Z」が割り当てられる。それ以降は、上述した通
り、検出されたCOM71には「X」または「Z」を交
互に割り当てる。したがって、時間t2 の直前に、前回
の振幅値として「X」を保持する場合であっても、振幅
値「X」および「Z」の交番からなる多値符号列8が生
成される。
【0091】図5は、本具体例の復号規則の一例を示
す。図5の復号規則には、前回および今回の振幅値、お
よび復号シンボルが示される。図5の上から順番に、復
号規則を具体的に説明する。 図5は、3値伝送の場合
に、復号部24に予め設定される復号規則の一例を示
す。図5の復号規則には、前回と今回の振幅値の関係
と、復号シンボルとが示される。以下、復号規則1.〜
5.を具体的に説明する。
【0092】1.前回の振幅値が「X」であり、かつ今
回のものが「Z」の場合、復号シンボルはCOM71の
受信である。 2.前回の振幅値が「Y」または「Z」であり、かつ今
回のものが「X」の場合、復号シンボルはCOM71受
信である。 3.前回の振幅値が「X」または「Z」であり、かつ今
回のものが「Y」の場合、復号シンボルは、DATA7
2の「1」の受信である。 4.前回の振幅値が「Y」であり、かつ今回のものが
「Z」の場合、復号シンボルは、DATA72の「1」
の受信である。 5.前回および今回の振幅値がそれぞれ、「X」の場
合、「Y」の場合または「Z」の場合、復号シンボル
は、DATA72の「0」の受信である。
【0093】次に、本具体例における復号部24の詳細
な動作を、図1、図4および図5を参照して説明する。
なお、受信端2において、復号部24以外の構成の動作
は、前述されているので、ここでは説明されない。ここ
で、図4(c)は、復号部24に入力される多値符号列
8の時間波形を示す。図4(c)の多値符号列8は、図
4(b)のものと比較すると、伝送路3による伝送遅延
Δtを伴う点でのみ相違する。
【0094】復号部24は、多値符号列8が入力される
と、その振幅値を周期的に検出する。第2の保持部23
には、受信部21から出力される多値符号列8を構成す
る各多値符号の振幅値が保持される。復号部24は、振
幅値を検出する度に、第2の保持部23から前回の振幅
値を得る。復号部24は、時間t3 〜t4 では、今回の
振幅値として「X」と「Z」とを交互に検出し(図4
(c)参照)、前回のものとして「Z」と「X」とを交
互に得る。つまり、前回の振幅値が「Z」であれば、今
回のものは「X」であり、前回の振幅値が「X」であれ
ば、今回のものは「Z」である。この前回および現在振
幅値の関係は、復号規則の1.または2.に該当する。
したがって、復号部24は、時間t3 〜t4 に、多値符
号列8を復号すると、復号シンボルとしてCOM71を
再生し続ける。
【0095】時間t4 には、振幅値「X」が第2の保持
部23により保持される。また、復号部24は、時間t
4 の直後に今回の振幅値として「X」または「Y」を検
出する(図4(c)参照)。復号部24は、前回の振幅
値として「X」を得る。前回および今回の振幅値が
「X」という関係は、図5の復号規則の5.に該当す
る。この場合、復号部24は、時間t4 に、DATA7
2を受信し始めたことを検出し、さらに復号シンボルと
して「0」を再生する。また、前回の振幅値が「X」で
あり、今回のものが「Y」であるという関係は、図5の
復号規則3.に該当する。この場合、復号部24は、D
ATA72の受信開始を検出し、さらに復号シンボルと
して「1」を再生する。時間t4 〜t5 では、前回およ
び今回の振幅値の関係は、図5における3.〜5.のい
ずれかであるから、復号部24は、復号シンボルとして
「0」または「1」のいずれかを再生する。
【0096】時間t5 には、振幅値「Y」または「Z」
が第2の保持部23により保持される。また、復号部2
4は、時間t4 の直後に今回の振幅値として「X」を検
出する(図4(c)参照)。復号部24は、前回の振幅
値として「Y」または「Z」のいずれかを得る。前回の
振幅値が「Y」または「Z」で、今回のもの「X」とい
う関係は、図5の復号規則の2.に該当する。この場
合、復号部24は、時間t5 に、復号シンボルとしてC
OM71を再生し始める。時間t5 以降では、上述した
通り、前回および今回の振幅値の関係は、図5における
1.または2.のいずれかであるから、復号部24は、
復号シンボルとしてCOM71を再生する。
【0097】なお、図4(c)の例では、t5 の直前に
は、第2の保持部15には、前回の振幅値として「Y」
または「Z」が保持される。しかし、DATA72は、
時間t4 〜t5 にかけて「0」のみからなる場合も想定
できる。この場合、時間t2に、前回の振幅値として
「X」が保持される場合もある。この場合、復号部24
は、時間t2 の直後に振幅値「Z」が検出する。前回の
振幅値が「X」で、今回のもの「Z」という関係は、図
5の復号規則の1.に該当する。したがって、復号部2
4は、復号シンボルとしてCOM71を再生する。
【0098】以上説明したように、3値伝送の場合であ
っても、送信端1は、送信済みの多値符号の振幅値と、
今回送信するものの振幅値との関係により、受信端2へ
の送信情報を表現する。したがって、上述したように、
送信端1は高速な符号化を行える。また、受信端2の復
号部24は、受信済みの多値符号の振幅値と、今回受信
したものとの関係に従って復号を行う。したがって、受
信端2は高速な復号を行える。これによって、より小さ
な伝送遅延で、情報を送信端1から受信端2へと送信で
きる伝送方法および伝送装置を提供できる。符号化部1
4は、同符号が過度に連続しない多値符号列8を生成す
る。この多値符号列により、伝送路3において直流平衡
がとれるので、送信端1および受信端2において、信号
の平均値が漂動することを抑制できる。さらに、3値伝
送の場合であっても、送信端1は、コマンドおよびデー
タが多重化された多値符号列8が送出できる。以上のよ
うに、本実施形態の伝送方法および伝送装置では、過去
および現在の振幅値に情報を載せることと、多値伝送と
の組み合わせにより特有の効果が生まれる。
【0099】また、本実施形態の概念は、3値伝送およ
び4値伝送に限られず、3値以上の多値符号を伝送する
方法および装置に適用できる。この多値符号の値は、送
信されるコマンドの数等に依存して適切な値に設定され
る。また、本実施形態では、データ列は、元々「0」お
よび「1」で表現されるため、同符号が予めないものと
して、単に「0」に対して「Z」が割り当てられ、
「1」が「W」に割り当てられていた。しかし、この割
り当ては好ましい実施形態であって、「0」および
「1」に対して互いに異なる2個の振幅値の変化を割り
当ててもよい。
【0100】(第2の実施形態)ところで、第1の実施
形態において、図1の受信端2には、受信部21の受信
信号レベルを正規化する正規化部22が備えられる。し
かし、受信部21が、中間の振幅値(図2の例では
「X」および「Y」が中間の振幅値に該当する)長時間
連続的に受信すると、正規化部22は、受信部21の受
信信号レベルを正規化できなくなる。なぜなら、正規化
部22は、受信部21から入力される多値符号の最大の
振幅値および最小の振幅値に基づいて、中間の振幅値を
規定するからである。つまり、中間の振幅値が長時間続
くと、受信部21は、最大または最小の振幅値が分から
なくなり、受信した多値符号列6または8を正しい振幅
値に増幅できなくなる。そこで、第2の実施形態に係る
伝送方法が有効となる。第2の実施形態の伝送装置の構
成は、図1のそれと同様であるため、その図示を省略す
る。つまり、以下の説明では、図1が援用される。両具
体例の相違点は、符号化部14および復号部24の符号
化規則および復号規則である。以下、この相違点を説明
する。
【0101】次に、第2の実施形態について、4値伝送
の場合を例に採り上げて説明する。図6は、図1の送信
端1の符号化規則を説明するための図である。特に、図
6(a)および(b)は、図2(a)および(b)と同
じであるので、それらの説明を省略する。図6(c)
は、図6(b)の多重化信号列5が符号化部14に入力
された場合に、符号化部14が出力する多値符号列9の
時間波形(図中の実線参照)を示す。図6(c)でも、
4個の振幅値として、「W」、「X」、「Y」および
「Z」(ただし、W>X>Y>Z)が用いられる。図6
(c)のように、多値符号列9において、COM41お
よび42は、最大振幅値の「W」および最小の振幅値の
「Z」により表現され、DATA43は、中間の振幅値
「X」および「Y」により表現される。図2(c)の多
値符号列6は、この多値符号列9と逆の関係にある。こ
の点で多値符号列9は、多値符号列6と相違する。それ
以外の点については、多値符号列9は、多値符号列6と
同様である。また、「X」または「Y」から「W」への
遷移が、DATA43からCOM41への遷移と定めら
れる。また、「X」または「Y」から「Z」への遷移
が、DATA43からCOM42への遷移と定められ
る。このようなCOM41またはCOM42は、所定の
期間Tに少なくとも1回は生成される。この所定の期間
は、AGCやATC(正規化部22)の時定数に基づい
て定められる。次に、送信端1の詳細な動作を、図6を
参照して説明する。図6(b)に示す多重化信号列5は
セレクタ13から符号化部14の多値割り当て部141
へと送られる。多値割り当て部141は、符号化規則に
従って、第1の保持部15に保持される前回の振幅値を
参照しつつ、時間t0 〜t1 において検出されるCOM
41に「W」と「Z」とを交互に割り当てる。その結
果、時間t0 〜t1 では、多値符号列生成部142は、
振幅値「W」および「Z」の交番からなる多値符号列9
を生成する。多値割り当て部141は、時間t1 の直後
に、COM42を検出する。このとき、第1の保持部1
5に前回の振幅値として「Z」が保持されている場合に
は、多値割り当て部141は、検出したCOM42に、
この「Z」をそのまま割り当てる。その結果、時間t1
の前後に、多値符号列生成部142は「Z」が2回繰り
返される多値符号列9を生成する。多値割り当て部14
1は、時間t1 〜時間t2 の間、COM42を検出する
ので、前回の振幅値を参照しつつ、「Z」および「W」
を交互に割り当てる。その結果、時間t1 〜t2 には、
「Z」および「W」の交番を含む多値符号列9が生成さ
れる。多値割り当て部141は、時間t2 〜t3 には、
COM41を検出するので、上述と同じ要領で、振幅値
が割り当てられ、多値符号列9が生成される。その結
果、時間t2 〜t3 には、「Z」および「W」の交番を
含む多値符号列9が生成される。多値割り当て部141
は、時間t3 の直後に検出される「1」または「0」に
対して、前回の振幅値を参照しつつ、振幅値「X」また
は「Y」を割り当てる。以降、DATA43が入力され
る時間t3 〜t4 には、「X」および「Y」の羅列で表
現される多値符号列9が生成される。多値割り当て部1
41は、時間t4 の直後に、COM42を検出する。こ
のとき、第1の保持部15には、前回の振幅値として
「X」または「Y」のいずれかが保持される。多値割り
当て部141は、前回の振幅値が「X」または「Y」で
あること、およびCOM42の検出により、DATA4
3からCOM42へと変化したことが分かる。この場合
には、多値割り当て部141は、検出したCOM42に
振幅値「Z」を初期的に割り当てる。その結果、時間t
4 の前後では、振幅値は、「W」または「Z」から
「Y」へと遷移し、これによってDATA43からCO
M42の変化が表現される。初期の振幅値「Z」を割り
当てた後時間t 5 までは、上述した符号化規則に従っ
て、「W」および「Z」が交互に割り当てられる。以
降、符号化部14は、上述した符号化規則に従って検出
したシンボルに振幅値を割り当てる。以上の結果、時間
0 以降には、図6(c)の多値符号列9が多値符号列
生成部142により生成され、送信部16に出力され
る。送信部16は、入力された多値符号列9を伝送路3
に出力する。図7は、本実施形態の復号部24に予め設
定される復号規則を示す。図7の復号規則には、前回お
よび今回の振幅値、および復号シンボルが示される。図
7の上から順番に、復号規則を具体的に説明する。 1.前回の振幅値が「X」または「Y」であり、かつ今
回のものが「W」の場合、復号シンボルはCOM41の
受信である。 2.前回の振幅値が「X」または「Y」であり、かつ今
回のものが「Z」の場合、復号シンボルはCOM42の
受信である。 3.今回の振幅値が「X」の場合、復号シンボルはDA
TA43の「1」の受信である。 4.今回の振幅値が「Y」の場合、復号シンボルはDA
TA43の「0」の受信である。 5.前回の振幅値が「W」であり、かつ今回のものが
「Z」の場合、復号シンボルは、直前の復号シンボルと
同じである。 6.前回の振幅値が「Z」であり、かつ今回のものが
「W」の場合、復号シンボルは、直前ものと同じであ
る。 7.前回および今回の振幅値が双方ともに「W」の場
合、復号シンボルは、コマンドシンボルの変化、つまり
COM41からCOM42への変化またはCOM42か
らCOM41への変化である。 8.前回および今回の振幅値が双方とも「Z」である場
合も、復号シンボルは、上記の通りコマンドシンボルの
変化である。 次に、復号部24の動作を、図6および図7を参照して
説明する。多値符号列9は、受信部21により受信さ
れ、正規化部22により正規化された後に、復号部24
および第2の保持部23に入力される。図中伝送に要す
る遅延時間が△tである。第2の保持部23は、復号部
24が前回検出したものと同じ振幅値が保持される。復
号部24は、入力された多値符号列9の振幅値を検出す
る度に、第2の保持部23から前回の振幅値を得て、図
7の復号規則に従って多値符号列9の復号および再生を
行う。この復号および再生処理については、第1の実施
形態と同様であるため、その説明を省略する。第2の実
施形態で重要であるのは、受信部21には、所定の期間
Tに1度は、必ずCOM41またはCOM42が到着す
るため、正規化部22は、所定の期間T(つまり自分の
時定数)に1度は、最大の振幅値「W」および最小の振
幅値「Z」を受信することである。したがって、正規化
部22は、最大の振幅値「W」および最小の振幅値
「Z」の受信信号により、多値符号列9を正確に正規化
できる。そのため、後段の復号部24および第2の保持
部23には、送信端1において割り当てられた振幅値
「W」、「X」、「Y」および「Z」を有する多値符号
列9が入力される。
【0102】(第3の実施形態)ところで、第1および
第2の実施形態では、伝送装置には、固定的な符号化規
則および復号規則が設定されていた。また、この伝送装
置は様々な環境に設置されることが想定される。さらに
伝送装置の周囲環境は一定ではなく時間変化する。この
ような環境下では、伝送装置の送信端1が送信する多値
符号列6または8は、ある時期に直流平衡を保っていて
も、他の時期には直流平衡を保てない場合が想定でき
る。さらに、多値符号列6または8は、ある場所では直
流平衡を保っていても、他の場所では直流平衡を保って
いない場合も想定できる。そこで、多値符号列6または
8の直流平衡を常に保つには、第3の実施形態に係る伝
送装置が有効となる。
【0103】第3の実施形態の伝送装置の構成は、図1
のそれと同様であるため、その図示を省略する。つま
り、以下の説明では、図1が援用される。両具体例の相
違点は、符号化部14および復号部24の符号化規則お
よび復号規則が必要に応じて変更されることである。そ
のため、伝送装置には、符号化規則および復号規則が複
数組設定される必要がある。以下には、具体例として、
符号化部14に第1および第2の符号化規則が設定され
ており、復号部24に第1および第2の復号規則が設定
されている場合について説明する。また、以下の例で
は、4値伝送の場合を説明する。
【0104】図8は、送信端1の第1および第2の符号
化規則を説明するための図である。図8(a)は、セレ
クタ13から出力されるシンボル列17を示している。
シンボル列17には、コマンドシンボルとしてのCOM
171およびCOM172と、データ列としてのDAT
A173とが多重される。このシンボル列17では、C
OM171は、時間t0 〜t1 、時間t2 〜t3 、時間
4 〜t5 および時間t6 〜t7 に含まれる。COM1
72は、時間t3 〜t4 および時間t7 〜t8に含まれ
る。DATA173は、時間t1 〜t2 および時間t5
〜t6 に含まれる。セレクタ13は、図8(a)のシン
ボル列17を表現する多重化信号列を出力する。しか
し、説明の簡素化の観点から、この多重化信号列は、第
1の具体例と同様とし(図2(b)参照)、図示および
詳説されない。図8(b)は、図8(a)のシンボル列
17が符号化部14に入力された場合に、符号化部14
が出力する多値符号列18の時間波形(図中の実線参
照)を示す。本実施形態でも、4個の振幅値として、
「W」、「X」、「Y」および「Z」(ただし、W>X
>Y>Z)を用いる。
【0105】図8(b)のように、本実施形態では、時
間区間T1 (つまり時間t0 〜t4および時間t8
降)において、第1の符号化規則に従って、シンボル列
17が多値符号列18に符号化される。第1の符号化規
則では、COM171およびCOM172は、「W」お
よび「Z」の交番により表現される。また、COM17
1からCOM172への変化は、同振幅値の多値符号が
2回連続することにより表現される。これらの点は、第
1の具体例と同様であるから、詳細な説明は省略され
る。また、DATA173の「1」および「0」は
「X」および「Y」により表現される。また、DATA
173からCOM171への遷移は、「X」または
「Y」から「W」への変化として表現される。DATA
173からCOM172への遷移は、「X」または
「Y」から「Z」への変化として表現される。
【0106】また、時間区間T2 (つまり時間t4 〜t
8 )において、第2の符号化規則に従って、シンボル列
17が多値符号列18に符号化される。第2の符号化規
則では、COM171および102は、「X」および
「Z」の交番により表現される。また、COM171か
らCOM172への変化は、同振幅値の多値符号が2回
連続することにより表現される点は、第1の符号化規則
と同様である。また、DATA173の「1」および
「0」は「W」および「Y」により表現される。また、
DATA173からCOM171への遷移は、「W」ま
たは「Y」から「X」への変化として表現される。DA
TA173からCOM172への遷移は、「W」または
「Y」から「Z」への変化として表現される。
【0107】なお、図8(a)のシンボル列17には、
複数個のCOM171が多重化されるが、各COM17
1の信号形式自体は同じである。各COM172も同じ
信号形式を有し、各DATA173も同じ信号形式を有
する。しかし、時間区間T1およびT2 で第1および第
2の符号化規則が用いられる。そのため、図8(b)の
多値符号列18において、COM171の信号形式は時
間区間T1 およびT2で異なる。同様に、各COM17
2も異なる信号形式を有し、各DATA173も異なる
信号形式を有する。この相違を明確にするため、図8
(b)では、時間区間T1 およびT2 に符号化されたC
OM171には、「171’」および「171”」とい
う参照符号を付けることとする。同様に、COM172
は、「172’」および「172”」という参照符号に
より区別され、DATA173は「173’」および
「173”」という参照符号により区別される。
【0108】また、本実施形態では、符号化規則が切り
替えられた直後に、振幅値がどのように割り当てられる
のかを予め定めておく必要がある。本実施形態では、第
1から第2の符号化規則に切り替わった直後に、COM
171が検出された場合には「W」が割り当てられ、C
OM172が検出された場合には「Z」が割り当てられ
ると規定される。また、第2から第1の符号化規則に切
り替えられた直後に、COM171が検出された場合に
は「X」が割り当てられ、COM172が検出された場
合には「Z」が割り当てられると規定される。
【0109】また、送信端1は、符号化規則を切り換え
たこと、およびその切り替えのタイミングを受信端2に
通知しなければならない。そのために、本実施形態で
は、符号化部14は、セレクタ13からCOM172が
入力され、多値符号を4個カウントした後に符号化規則
を切り換える。また、復号部24は、受信部21からC
OM172が入力され、多値符号を4個カウントした後
に、復号規則を切り換える。これによって、符号化部1
4および復号部24の間で符号化規則および復号規則の
同期がとれる。つまり、符号化部14が第1の符号化規
則で符号化を行った場合には、復号部24は、それに対
応する第1の復号規則で復号を行うことができる。ま
た、符号化部14が第2の符号化規則で符号化を行った
場合には、復号部24は、それに対応する第2の復号規
則で復号を行うことができる。
【0110】次に、送信端1の詳細な動作を、図1およ
び図8を参照して説明する。セレクタ13は、図8
(a)に示すシンボル列17を符号化部14の多値割り
当て部141に出力する。時間t0 〜t1 では、COM
171が周期的に検出される。したがって、多値割り当
て部141は、第1の符号化規則に従って、この時間区
間で、振幅値「W」および「Z」を交互に割り当て、そ
の結果、多値符号列生成部142は「W」および「Z」
の交番によりCOM171’を表現した多値符号列18
を生成する。
【0111】多値割り当て部141は、時間t1 の直後
に、入力されたシンボル列17がDATA173に変化
したことを検出する。このとき、第1の保持部15に
は、前回の振幅値として「W」または「Z」が保持され
る。しかし、多値割り当て部141は、前回の振幅値に
関係なく、「1」を検出すれば、今回の振幅値として
「X」を割り当て、「0」を検出すれば、「Y」を割り
当てる。以降、DATA173が入力される時間t1
2 には、「X」および「Y」の羅列でDATA17
3’を表現する多値符号列18が符号化部14で生成さ
れる。
【0112】また、時間t2 〜t3 では、COM171
が周期的に検出される。したがって、符号化部14は、
時間t0 〜t1 の場合と同様に、この時間区間で、振幅
値「W」および「Z」の交番によりCOM171’を表
現した多値符号列18を生成する。ただし、時間t2
直後には「W」が割り当てられる。これによって、上述
したように、DATA173からCOM171への変化
は、「X」または「Y」から「W」への変化として表現
される。その結果、多値符号列生成部142は「W」お
よび「Z」の交番によりCOM171’を表現した多値
符号列18を生成する。
【0113】時間t3 の直後に、多値割り当て部141
は、入力されたシンボル列17からCOM172を検出
する。このとき、第1の保持部15には、時間t3 の直
前に割り当てられた振幅値「W」または「Z」が保持さ
れている(図8(b)では「Z」が示されている。)。
この場合、多値割り当て部141は、検出したCOM1
72に、前回の振幅値「W」または「Z」をそのまま割
り当てる。これによって、COM171からCOM17
2への変化が表現される。さらに、多値割り当て部14
1は、検出したCOM172に振幅値を割り当てる度
に、初期値が「0」のカウンタ(図示せず)を「1」だ
けインクリメントする。時間t3 以降、多値割り当て部
141は、上述の第1の符号化規則に従って、振幅値を
割り当て続ける。COM172が検出される時間t3
4 では、「W」または「Z」が交互に割り当てられ
る。いずれかの振幅値が割り当てられる度に、カウンタ
の値は「1」ずつインクリメントされる。その結果、時
間t3 直後の振幅値が「Z」であり、かつ「Z」および
「W」の交番によりCOM171’を表現した多値符号
列18を、多値符号列生成部142は生成する。
【0114】また、カウンタが「4」を示した時に、多
値割り当て部141は、符号化規則の切り替えタイミン
グであることが分かり、第1の符号化規則の使用を止め
て、第2の符号化規則を使用し始める。時間t4 〜t5
では、COM171が周期的に検出される。したがっ
て、多値割り当て部141は、第2の符号化規則に従っ
て、この時間区間では、振幅値「X」および「Z」を交
互に割り当てる。ただし、第1の符号化規則から第2の
符号化規則に切り替わった直後には、上述したように
「X」が割り当てられる。その結果、この時間区間で
は、時間t4 の直後の振幅値が「X」であり、かつ
「X」および「Z」の交番によりCOM171”を表現
した多値符号列18を、多値符号列生成部142は生成
する。
【0115】多値割り当て部141は、時間t5 の直後
に、入力されたシンボル列17がDATA173に変化
したことを検出する。このとき、第1の保持部15に
は、前回の振幅値として「X」または「Z」が保持され
る。しかし、多値割り当て部141は、前回の振幅値に
関係なく、「1」を検出すれば、今回の振幅値として
「W」を割り当て、「0」を検出すれば、「Y」を割り
当てる。以降、DATA173が入力される時間t5
6 には、「W」および「Y」の羅列でDATA17
3”を表現する多値符号列18が符号化部14で生成さ
れる。
【0116】また、時間t6 〜t7 では、COM171
が周期的に検出される。この時間区間では、時間t4
5 の場合と同様に、「X」および「Z」の交番により
COM171”を表現した多値符号列18が生成され
る。ただし、t6 の直後の振幅値は「X」である。時間
7 の直後に、多値割り当て部141は、COM172
を検出する。このとき、多値割り当て部141は、時間
7 の直前に割り当てられた振幅値「X」または「Z」
(図8(b)では「Z」が示されている。)を、今回の
振幅値としてそのまま割り当てる。さらに、多値割り当
て部141は、上述したように、COM172の検出に
起因してカウントを開始する。COM172が検出され
る時間t7 〜t8 において、「X」または「Z」が交互
に割り当てられる度に、カウンタの値は「1」ずつイン
クリメントされる。
【0117】したがって、この時間区間に生成される多
値符号列18は、時間t3 直後の振幅値が「Z」であ
り、かつ「Z」および「X」の交番によりCOM17
1”を表現する。さらに、カウンタが「4」を示した時
に、多値割り当て部141は、符号化規則の切り替えタ
イミングであることが分かり、第2の符号化規則の使用
を止めて、第1の符号化規則を使用し始める。以降、符
号化部14は、以上説明した一連の動作を繰り返して、
第1または第2の符号化規則に従いつつ、入力されたシ
ンボル列17を符号化した多値符号列18を生成する。
この多値符号列18は、送信部16により伝送路3に送
出される。
【0118】図9は、本実施形態の復号部24に予め設
定される復号規則を示す。図9の復号規則には、前回お
よび今回の振幅値、および復号シンボルが示される。特
に、図9(a)は、上述の第1の符号化規則に対応して
定められる第1の復号規則である。また、図9(b)
は、上述の第2の符号化規則に対応して定められる第2
の復号規則である。まず、図9(a)の上から順番に、
第1の復号規則を具体的に説明する。
【0119】1.前回の振幅値が「X」または「Y」で
あり、かつ今回のものが「W」の場合、復号シンボルは
COM171の受信である。また、復号規則の切り替え
直後であって、かつ今回のものが「W」の場合、復号シ
ンボルはCOM171の受信である。 2.前回の振幅値が「X」または「Y」であり、かつ今
回のものが「Z」の場合、復号シンボルはCOM172
の受信である。また、COM172の多値符号を4個受
信すると、復号規則を切り替える。さらに、復号規則の
切り替え直後であって、かつ今回のものが「Z」の場
合、復号シンボルはCOM172の受信である。また、
COM172の多値符号を4個受信すると、復号規則を
切り替える。 3.今回の振幅値が「X」の場合、復号シンボルはDA
TA173の「1」の受信である。 4.今回の振幅値が「Y」の場合、復号シンボルはDA
TA173の「0」の受信である。 5.前回の振幅値が「W」であり、かつ今回のものが
「Z」の場合、復号シンボルは、直前の復号シンボルと
同じである。 6.前回の振幅値が「Z」であり、かつ今回のものが
「W」の場合、復号シンボルは、直前ものと同じであ
る。 7.前回および今回の振幅値が双方ともに「W」の場
合、復号シンボルは、コマンドシンボルの変化、つまり
COM171からCOM172への変化またはCOM1
72からCOM171への変化である。 8.前回および今回の振幅値が双方とも「Z」である場
合も、復号シンボルは、上記の通りコマンドシンボルの
変化である。
【0120】次に、図9(b)の上から順番に、第2の
復号規則を具体的に説明する。 1.前回の振幅値が「W」または「Y」であり、かつ今
回のものが「X」の場合、復号シンボルはCOM171
の受信である。また、復号規則の切り替え直後であっ
て、かつ今回のものが「X」の場合、復号シンボルはC
OM171の受信である。 2.前回の振幅値が「W」または「Y」であり、かつ今
回のものが「Z」の場合、復号シンボルはCOM172
の受信である。また、COM172の多値符号を4個受
信すると、復号規則を切り替える。さらに、復号規則の
切り替え直後であって、かつ今回のものが「Z」の場
合、復号シンボルはCOM172の受信である。また、
COM172の多値符号を4個受信すると、復号規則を
切り替える。 3.今回の振幅値が「W」の場合、復号シンボルはDA
TA173の「1」の受信である。 4.今回の振幅値が「Y」の場合、復号シンボルはDA
TA173の「0」の受信である。 5.前回の振幅値が「X」であり、かつ今回のものが
「Z」の場合、復号シンボルは、直前の復号シンボルと
同じである。 6.前回の振幅値が「Z」であり、かつ今回のものが
「X」の場合、復号シンボルは、直前ものと同じであ
る。 7.前回および今回の振幅値が双方ともに「X」の場
合、復号シンボルは、コマンドシンボルの変化、つまり
COM171からCOM172への変化またはCOM1
72からCOM171への変化である。 8.前回および今回の振幅値が双方とも「Z」である場
合も、復号シンボルは、上記の通りコマンドシンボルの
変化である。
【0121】次に、復号部24の詳細な動作を、図8お
よび図9を参照して説明する。復号部24および第2の
保持部23には、時間区間T1 およびT2 とでは異なる
規則で符号化された多値符号列18(図8(c)参照)
が受信部21を通じて入力される。この多値符号列18
は、他の実施形態と同様に伝送路3による遅延Δtを伴
う。第2の保持部23は、復号部24が前回検出したも
のと同じ振幅値が保持される。復号部24は、入力され
た多値符号列18の振幅値を検出する度に、第2の保持
部23から前回の振幅値を得て、図9の復号規則に従っ
て多値符号列18の復号および再生を行う。この復号お
よび再生の要領は、第1の実施形態と同様であるため、
その説明を簡素化する。
【0122】第3の実施形態で重要であるのは、復号部
24が、多値符号列18において、第1の符号化規則に
従う信号形式の部分(時間区間T1 の部分)を、第1の
復号規則に従って復号すること、および第2の符号化規
則のそれ(時間区間T1 の部分)を、第2の復号規則に
従って復号することである。復号部24は、時間t9
12では、第1の復号規則(図9(a)参照)に従っ
て、第2の保持部23に保持される前回の振幅値を参照
しつつ、多値符号列18に含まれるCOM171’、D
ATA173’およびCOM171’を復号して、CO
M171、DATA173およびCOM171を再生す
る。
【0123】時間t12の前後で、復号部24は、入力さ
れた多値符号列18の振幅値「Z」が2回繰り返される
ことを検出する。復号部24は、第1の復号規則の8.
に従って、COM171からCOM172への変化を検
出し、COM172の再生を開始する。さらに、復号部
24は、このCOM172の再生の開始に起因して、初
期値が「0」のカウンタ(図示せず)を「1」だけイン
クリメントする。復号部24は、時間t12〜t13では、
今回の振幅値として「Z」または「W」を交互に検出
し、前回の振幅値「W」または「Z」を参照して、4個
の多値符号からなるCOM172’を復号し、COM1
72を再生し続ける。さらに、復号部24は、今回の振
幅値「Z」または「W」を検出する度に、カウンタの値
は「1」ずつインクリメントする。したがって、復号部
24は、COM172’を構成する4個の多値符号を再
生した時点で、カウンタが「4」を示していることが分
かる。これによって、復号部24は、復号規則の切り替
えタイミングを知り、第1の復号規則の使用を止めて、
第2の復号規則を使用し始める。
【0124】復号部24は、時間t13〜t16では、第2
の復号規則(図9(b)参照)に従って、第2の保持部
23に保持される前回の振幅値を参照しつつ、多値符号
列18に含まれるCOM171”、DATA173”お
よびCOM171”を復号して、COM171、DAT
A173およびCOM171を再生する。時間t16の前
後で、復号部24は、入力された多値符号列18の振幅
値「Z」が2回繰り返されることを検出する。復号部2
4は、第2の復号規則の8.に従って、COM171”
からCOM172”への変化を検出し、COM172の
再生を開始する。さらに、復号部24は、このCOM1
72の再生の開始に起因して、上述のカウントを開始す
る。復号部24は、時間t16〜t17では、4個の多値符
号からなるCOM172”を復号し、COM172を再
生し続ける。復号部24は、カウンタが「4」を示した
時に、今回は、第2の復号規則の使用を止めて、第1の
復号規則を使用し始める。以降、復号部24は、以上説
明した一連の動作を繰り返して、第1または第2の復号
規則に従いつつ、入力された多値符号列18を復号し
て、シンボルを再生する。
【0125】以上の本実施形態では、符号化部14およ
び復号部24の間で、符号化規則および復号規則が適時
変更される。この変更は、COM172により制御され
る。そのため、伝送装置は、それぞれの時間区間T1
たはT2 で、周囲環境に合った最適な符号化規則および
復号規則を選択できる。また、例えば、第1の符号化規
則で生成された多値符号列18が、周囲環境に関連して
直流平衡を保てなくなっても、第2の符号化規則に変更
することにより、多値符号列18の直流平衡を改善でき
る。
【0126】また、本実施形態では、符号化規則および
復号規則のみが変更されていた。しかし、符号化部14
は、第1の符号化規則として4値符号(図2参照)で、
さらに、第2の符号化規則として3値符号(図4参照)
で符号化を行うこともできる。この場合、当然、復号部
24は、第1および第2の復号規則として、図3および
図5のものを用いて復号を行う。つまり、伝送装置は、
符号化および復号に使用する振幅値の個数を変更するこ
ともできる。例えば、4値伝送から3値伝送に変更すれ
ば、生成される多値符号列18のS/N比が向上するの
で、情報伝送の信頼性が向上する。また、3値伝送から
4値伝送に変更すれば、生成される多値符号列18の伝
送レートが向上するので、高速な情報伝送を実現でき
る。ところで、伝送装置は、互いに優先度が異なる情報
を送信端1から受信端2へと伝送する場合がある。この
場合、伝送装置は、優先度が高い情報(つまり重要な情
報)を、少ない振幅値の多値符号列18に載せて伝送
し、また、優先度が低い情報(つまりさほど重要でない
情報)を、多くの振幅値の多値符号列18に載せて伝送
することもできる。
【0127】さらに、伝送装置は、伝送速度(いわゆる
ボーレート)を変更してもよい。また、本実施形態で
は、伝送装置では、COM172に基づいて、符号化規
則の切り替えおよび復号規則の切り替えを行っていた。
しかし、符号化部14および復号部24が、予め定めら
れたタイミングに基づいて、符号化規則および復号規則
を切り替えてもよい。さらに、伝送装置は、符号化規則
および復号規則の切り替え、符号化および復号に用いる
振幅値の数の切り替え、ならびに伝送速度(ボーレー
ト)の切り替えの組み合わせを適用することもできる。
また、伝送装置は、この3種類の切り替えの内、いずれ
か2種類の組み合わせを適用することもできる。
【0128】(第4の実施形態)なお、第1〜第3の実
施形態では電気伝送について説明してきたが、第4の実
施形態で説明するように光伝送にも適用することができ
る。図10は、第4の実施形態に係る伝送装置の構成を
示すブロック図である。図10の伝送装置は、図1と比
較すると、送信端1が送信部16に代えて電光変換部3
1を含み、受信端2が受信部21に代えて光電変換部3
2を含み、伝送路3に代えて光伝送路33を含む点で相
違する。それ以外の構成は同様であるので、図10にお
いて、図1の構成に相当するものには、同じ参照符号が
付され、その説明は省略される。また、符号化部14お
よび復号部24に設定される規則は、既に説明したもの
のいずれか適用すればよい。そのため、本実施形態で
は、符号化規則および復号規則の説明は省略される。
【0129】図10において、送信端1の電光変換部3
1には、符号化部14により生成された多値符号列が入
力される。電光変換部31は、入力された多値符号列に
対して電光変換を行って、光信号を生成する。この光信
号は光伝送路33に出射される。光伝送路33は、入射
された光信号を受信端2まで伝送する。受信端2の光電
変換部32には、光信号が光伝送路33を通じて入射さ
れる。光電変換部32は、入射された光信号に光電変換
を行って、多値符号列を再生して、正規化部22に出力
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る伝送方法が適用される伝
送装置のブロック構成を示す図である。
【図2】4値伝送における符号化規則の一例を示す図で
ある。
【図3】4値伝送における復号規則の一例を示す図であ
る。
【図4】3値伝送における符号化規則の一例を示す図で
ある。
【図5】3値伝送における復号規則の一例を示す図であ
る。
【図6】第2の実施形態の伝送方式における符号化方式
の一例を示す図である。
【図7】図6の符号化方式に対応する復号規則を示す図
である。
【図8】第3の実施形態の伝送方式における符号化方式
の一例を示す図である。
【図9】図8の符号化方式に対応する復号規則を示す図
である。
【図10】第4の実施形態に係る伝送装置のブロック構
成を示す図である。
【図11】4B5B符号化方式により符号化されるシン
ボルコマンドおよびデータ列を示す図である。
【図12】従来の4B5B符号化方式を説明するための
図である。
【図13】4B5B符号化方式の問題点を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…送信端 13…多重化部 14…符号化部 16…送信部 2…受信端 21…受信部 22…正規化部 24…復号部 3…伝送路 31…電光変換部 32…光電変換部 33…光伝送路

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振幅値により表現される多値符号
    を、送信端から受信端へと伝送路を通じて伝送する方法
    であって、 送信端は、 受信端に送信すべき情報を、過去に生成された多値符号
    と、現在生成された多値符号との関係に基づいて定めら
    れる符号化規則に従って符号化して、多値符号列を生成
    し、 生成された多値符号列を伝送路に送出し、 受信端は、 伝送路を通じて多値符号列を受信し、 符号化規則に対応する復号規則に従いつつ、現在受信さ
    れた多値符号と、過去に受信された多値符号との関係に
    基づいて、受信された多値符号列を復号して、情報を再
    生する、伝送方法。
  2. 【請求項2】 送信端は、現在生成された多値符号とそ
    の直前に生成された多値符号との関係に基づいて定めら
    れる符号化規則に従って情報を符号化し、 受信端は、現在受信された多値符号と、その直前に受信
    された多値符号との関係に基づいて復号を行う、請求項
    1に記載の伝送方法。
  3. 【請求項3】 情報は複数種類のシンボルを含んでお
    り、 送信端は、符号化規則に従って、複数種類のシンボルを
    同じパターンの多値符号に符号化して、多値符号列を生
    成し、 生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
    より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
    れる、請求項1に記載の伝送方法。
  4. 【請求項4】 送信端は、同符号が過度に連続しない多
    値符号列を生成して、伝送路に送出する、請求項1に記
    載の伝送方法。
  5. 【請求項5】 送信端は、 情報としての複数種類のシンボルを多重し、 多重化されたシンボルを、符号化規則に従って符号化し
    て、多値符号列を生成する、請求項1に記載の伝送方
    法。
  6. 【請求項6】 送信端は、所定の時間間隔内に少なくと
    も1回、最大および/または最小の振幅値を用いる符号
    化を行って、多値符号列を生成する、請求項1に記載の
    伝送方法。
  7. 【請求項7】 送信端および受信端は、必要に応じて、
    符号化規則および復号規則を変更する、請求項1に記載
    の伝送方法。
  8. 【請求項8】 送信端は、情報としての予め定められた
    コマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに基づ
    いて符号化規則を変更し、 受信端は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて復号規則を変更する、請求項1に記載の
    伝送方法。
  9. 【請求項9】 送信端は、必要に応じて、多値符号に用
    いる振幅値の個数を変更する、請求項1に記載の伝送方
    法。
  10. 【請求項10】 送信端は、情報としての予め定められ
    たコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに基
    づいて、符号化規則、および多値符号に用いる振幅値の
    個数を変更し、 受信端は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用いる振
    幅値の個数を変更する、請求項1に記載の伝送方法。
  11. 【請求項11】 複数の振幅値により表現される多値符
    号を、送信端から受信端へと光伝送路を通じて光伝送す
    る方法であって、 送信端は、 受信端に送信すべき情報を、過去に生成された多値符号
    と、現在生成された多値符号との関係に基づいて定めら
    れる符号化規則に従って符号化して、多値符号列を生成
    し、 生成された多値符号列に電気光変換を行って、光信号を
    生成し、 生成された光信号を光伝送路に送出し、 受信端は、 光伝送路を通じて入力される光信号に光電気変換を行っ
    て、多値符号列を再生し、 符号化規則に対応する復号規則に従いつつ、現在再生さ
    れた多値符号と、過去に再生された多値符号との関係に
    基づいて、再生された多値符号列を復号して、情報を再
    生する、伝送方法。
  12. 【請求項12】 送信端は、現在生成された多値符号と
    その直前に生成された多値符号との関係に基づいて定め
    られる符号化規則に従って情報を符号化し、受信端は、
    現在再生された多値符号と、その直前に再生された多値
    符号との関係に基づいて復号を行う、請求項11に記載
    の伝送方法。
  13. 【請求項13】 情報は複数種類のシンボルを含んでお
    り、 送信端は、符号化規則に従って、複数種類のシンボルを
    同じパターンの多値符号に符号化して、多値符号列を生
    成し、 生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
    より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
    れる、請求項11に記載の伝送方法。
  14. 【請求項14】 送信端は、同符号が過度に連続しない
    多値符号列を生成して、光伝送路に送出する、請求項1
    1に記載の伝送方法。
  15. 【請求項15】 送信端は、 情報としての複数種類のシンボルを多重し、 多重化されたシンボルを、符号化規則に従って符号化し
    て、多値符号列を生成する、請求項11に記載の伝送方
    法。
  16. 【請求項16】 送信端は、所定の時間間隔内に少なく
    とも1回、最大および/または最小の振幅値を用いる符
    号化を行って、多値符号列を生成する、請求項11に記
    載の伝送方法。
  17. 【請求項17】 送信端および受信端は、必要に応じ
    て、符号化規則および復号規則を変更する、請求項11
    に記載の伝送方法。
  18. 【請求項18】 送信端は、情報としての予め定められ
    たコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに基
    づいて符号化規則を変更し、 受信端は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて復号規則を変更する、請求項11に記載
    の伝送方法。
  19. 【請求項19】 送信端は、必要に応じて、多値符号に
    用いる振幅値の個数を変更する、請求項11に記載の伝
    送方法。
  20. 【請求項20】 送信端は、情報としての予め定められ
    たコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに基
    づいて、符号化規則、および多値符号に用いる振幅値の
    個数を変更し、 受信端は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用いる振
    幅値の個数を変更する、請求項11に記載の伝送方法。
  21. 【請求項21】 複数の振幅値で表現される多値符号を
    送信端から受信端へと伝送路を通じて伝送する装置であ
    って、 送信端は、 受信端に送信すべき情報を、過去に生成された多値符号
    と、現在生成される多値符号との関係に基づいて定めら
    れる符号化規則に従って符号化して、多値符号列を生成
    する符号化部と、 符号化部が生成した多値符号列を伝送路に送出する送信
    部とを含み、 受信端は、 伝送路を通じて多値符号列を受信する受信部と、 符号化規則に対応する復号規則に従いつつ、受信部が今
    回受信した多値符号と、受信部が以前に受信した多値符
    号との関係に基づいて、受信部が受信した多値符号列を
    復号し、情報を再生する復号部を含む、伝送装置。
  22. 【請求項22】 符号化部は、現在生成された多値符号
    とその直前に生成された多値符号との関係に基づいて定
    められる符号化規則に従って情報を符号化し、復号部
    は、受信部が今回受信した多値符号と、その直前に受信
    部により受信された多値符号との関係に基づいて復号を
    行う、請求項21に記載の伝送装置。
  23. 【請求項23】 情報は複数種類のシンボルを含んでお
    り、 符号化部は、符号化規則に従って、複数種類のシンボル
    を同じパターンの多値符号に符号化して、多値符号列を
    生成し、 生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
    より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
    れる、請求項21に記載の伝送装置。
  24. 【請求項24】 符号化部は、同符号が過度に連続しな
    い多値符号列を生成する、請求項21に記載の伝送装
    置。
  25. 【請求項25】 送信端はさらに、 情報としての複数種類のシンボルを多重する多重化部を
    含み、 符号化部は、多重化部により多重されたシンボルを、符
    号化規則に従って符号化して、多値符号列を生成する、
    請求項21に記載の伝送装置。
  26. 【請求項26】 符号化部は、所定の時間間隔内に少な
    くとも1回、最大および/または最小の振幅値を用いる
    符号化を行って、多値符号列を生成し、 受信端はさらに、 受信部が受信する多値符号化列の振幅値を、所定の時間
    間隔で伝送される最大および/または最小の振幅値に基
    づいて正規化する正規化部を含む、請求項21に記載の
    伝送装置。
  27. 【請求項27】 符号化部および復号部は、必要に応じ
    て、符号化規則および復号規則を変更する、請求項21
    に記載の伝送装置。
  28. 【請求項28】 符号化部は、情報としての予め定めら
    れたコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに
    基づいて符号化規則を変更し、 復号部は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて復号規則を変更する、請求項21に記載
    の伝送装置。
  29. 【請求項29】 符号化部および復号部は、必要に応じ
    て、多値符号に用いる振幅値の個数を変更する、請求項
    21に記載の伝送装置。
  30. 【請求項30】 符号化部は、情報としての予め定めら
    れたコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに
    基づいて、符号化規則、および多値符号に用いる振幅値
    の個数を変更し、 復号部は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用いる振
    幅値の個数を変更する、請求項21に記載の伝送装置。
  31. 【請求項31】 複数の振幅値で表現される多値符号を
    送信端から受信端へと光伝送路を通じて光伝送する装置
    であって、 送信端は、 受信端に送信すべき情報を、過去に生成された多値符号
    と、現在生成される多値符号との関係に基づいて定めら
    れる符号化規則に従って符号化して、多値符号列を生成
    する符号化部と、 符号化部が生成した多値符号列に電光変換を行って光信
    号を生成し、この光信号を光伝送路に送出する電光変換
    部とを含み、 受信端は、 光伝送路を通じて光信号を受光し、光電変換を行って多
    値符号列を再生する光電変換部と、 符号化規則に対応する復号規則に従いつつ、光電変換部
    が今回再生した多値符号と、光電変換部が以前に再生し
    た多値符号との関係に基づいて、光電変換部により再生
    された多値符号列を復号して、情報を再生する復号部を
    含む、伝送装置。
  32. 【請求項32】 符号化部は、現在生成された多値符号
    とその直前に生成された多値符号との関係に基づいて定
    められる符号化規則に従って情報を符号化し、 復号部は、光電変換部が今回再生した多値符号と、その
    直前に光電変換部により再生された多値符号との関係に
    基づいて復号を行う、請求項31に記載の伝送装置。
  33. 【請求項33】 情報は複数種類のシンボルを含んでお
    り、 符号化部は、符号化規則に従って、複数種類のシンボル
    を同じパターンの多値符号に符号化して、多値符号列を
    生成し、 生成された多値符号列では、同じパターンの位相変化に
    より、あるシンボルから他のシンボルへの変化が表現さ
    れる、請求項31に記載の伝送装置。
  34. 【請求項34】 符号化部は、同符号が過度に連続しな
    い多値符号列を生成する、請求項31に記載の伝送装
    置。
  35. 【請求項35】 送信端は、 情報としての複数種類のシンボルを多重する多重化部を
    含み、 符号化部は、多重化部により多重されたシンボルを、符
    号化規則に従って符号化して、多値符号列を生成する、
    請求項31に記載の伝送装置。
  36. 【請求項36】 符号化部は、所定の時間間隔内に少な
    くとも1回、最大および/または最小の振幅値を用いる
    符号化を行って、多値符号列を生成し、 受信端はさらに、 受信部が受信する多値符号化列の振幅値を、所定の時間
    間隔で伝送される最大および/または最小の振幅値に基
    づいて正規化する正規化部を含む、請求項31に記載の
    伝送装置。
  37. 【請求項37】 符号化部および復号部は、必要に応じ
    て、符号化規則および復号規則を変更する、請求項31
    に記載の伝送装置。
  38. 【請求項38】 符号化部は、情報としての予め定めら
    れたコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに
    基づいて符号化規則を変更し、 復号部は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて復号規則を変更する、請求項31に記載
    の伝送装置。
  39. 【請求項39】 符号化部および復号部は、必要に応じ
    て、多値符号に用いる振幅値の個数を変更する、請求項
    31に記載の伝送装置。
  40. 【請求項40】 符号化部は、情報としての予め定めら
    れたコマンドを多値符号列に符号化し、このコマンドに
    基づいて、符号化規則、および多値符号に用いる振幅値
    の個数を変更し、 復号部は、予め定められたコマンドを再生し、このコマ
    ンドに基づいて、復号規則、および多値符号に用いる振
    幅値の個数を変更する、請求項31に記載の伝送装置。
JP09884599A 1998-04-07 1999-04-06 伝送方法および伝送装置 Expired - Fee Related JP4246841B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09884599A JP4246841B2 (ja) 1998-04-07 1999-04-06 伝送方法および伝送装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-94306 1998-04-07
JP9430698 1998-04-07
JP09884599A JP4246841B2 (ja) 1998-04-07 1999-04-06 伝送方法および伝送装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000004261A true JP2000004261A (ja) 2000-01-07
JP2000004261A5 JP2000004261A5 (ja) 2006-03-23
JP4246841B2 JP4246841B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=26435573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09884599A Expired - Fee Related JP4246841B2 (ja) 1998-04-07 1999-04-06 伝送方法および伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246841B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080304A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Fujitsu Ltd 遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御方法および装置
JP2006295338A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ送信装置、データ受信装置、並びにデータ通信装置
JP2007036607A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 光通信システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200084072A1 (en) * 2016-12-16 2020-03-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Encoding method, decoding method, transmission method, decoding device, encoding device, transmission device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080304A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Fujitsu Ltd 遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御方法および装置
JP2006295338A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ送信装置、データ受信装置、並びにデータ通信装置
JP2007036607A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 光通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4246841B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0808028B1 (en) Pulse modulating method, pulse modulator, and pulse demodulator
KR100303581B1 (ko) 데이타코딩및디코딩시스템
CN101960808B (zh) 用于在自由空间光学传输系统中无颤振地传输数字数据的方法
EP0789910B1 (en) Method of converting a series of m-bit information words to a modulated signal, method of producing a record carrier, coding device, device, recording device, signal, as well as a record carrier
US20060126751A1 (en) Technique for disparity bounding coding in a multi-level signaling system
AU718089B2 (en) Signal modulating method, signal modulating apparatus, signal demodulating method and signal demodulating apparatus
US20100202555A1 (en) Transmission device
US5903231A (en) System for encoding base N data using a multi-level coding scheme
JPH1186458A (ja) 変調装置および変調方法、復調装置および復調方法、並びに伝送媒体
US6359930B1 (en) Modulation device and method and distribution medium
KR100602309B1 (ko) 전송방법 및 전송장치
KR100954986B1 (ko) 변조 장치 및 방법
CN105471499A (zh) 提高可见光信号传输速率的编解码方法及移动终端和系统
JP2000004261A (ja) 伝送方法および伝送装置
KR100274213B1 (ko) Rll(2,25)코드를 이용한 7/13 채널코딩 및 채널디코딩방법
KR20220140234A (ko) 멀티 레벨 신호 시스템에서 최적 전이 코드를 생성하기 위한 신호 처리 방법 및 반도체 장치
US6531968B2 (en) Digital data modulating method and apparatus and modulated data recording medium using the same
US6091347A (en) Device and method for modulation and transmission medium
US5969651A (en) Signal modulating method, signal modulating apparatus, signal demodulating method and signal demodulating apparatus
JP3827678B2 (ja) 同期コードワードのパリティ情報を用いたdc成分抑圧可能データ変調方法及び装置
CN1365542A (zh) 信息编码的方法和装置,编码信息的解码方法和装置,记录介质的制造方法,记录介质和调制信号
JP2005175827A (ja) 通信装置
US7676725B1 (en) Method of code generation that minimizes error propagation
KR100356898B1 (ko) 베이스밴드코드
JPH01256851A (ja) 直交変調方式

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees