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JP2000003768A - 半導体素子のコンコクタ及びその使用方法 - Google Patents

半導体素子のコンコクタ及びその使用方法

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JP2000003768A
JP2000003768A JP10164801A JP16480198A JP2000003768A JP 2000003768 A JP2000003768 A JP 2000003768A JP 10164801 A JP10164801 A JP 10164801A JP 16480198 A JP16480198 A JP 16480198A JP 2000003768 A JP2000003768 A JP 2000003768A
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contactor
cover
semiconductor element
holding
base
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Shigeyuki Maruyama
茂幸 丸山
Futoshi Fukaya
太 深谷
Makoto Haseyama
誠 長谷山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子のコンコクタ及びその使用方法に
関し、コンタクタのカバーをコンタクタベースに押圧す
る力が半導体素子の端子の接触圧とは独立的に定められ
ることができるようにしたことを目的とする。 【解決手段】 コンタクト電極16と第1の突き当て部
分18とを有するコンタクタベース20と、半導体素子
を保持するための保持部分22と第2の突き当て部分2
4とを有するカバー26と、ラッチ機構32とを備え、
カバーがコンタクタベースに向かって動かされるときに
最初に保持部分22に保持された半導体素子12の端子
14がコンタクト電極16に接触し、それから半導体素
子の端子がコンタクト電極に接触した状態で第1の突き
当て部分18と第2の突き当て部分24が互いに当接
し、カバーがコンタクタベースに向かってさらに動かさ
れるのを阻止するように形成されている構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子のコンコ
クタ及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIやVLSI等の半導体素子
の高集積化、高密度化の勢いは著しく、半導体素子の端
子も微細化される。半導体素子を製造したら、半導体素
子を試験する。半導体素子の試験装置は、半導体素子を
取り付けるソケットを含み、ソケットに設けた電極に通
電しながら半導体素子の試験を行う。
【0003】半導体素子が直接にソケットに取付けられ
ない場合には、半導体素子をコンタクタ(又はキャリ
ヤ)に取り付け、半導体素子をコンタクタごとソケット
に取り付ける。しかし、半導体素子の電極が微細化する
につれて、コンタクタの供給は大変困難なものとなって
きており、半導体素子の開発と同時に適合するコンタク
タを準備しておかなければならなくなってきている。
【0004】パッケージングされていない状態の半導体
素子(ベアチップ)を機器の基板に実装する方向にあ
る。例えば、携帯機器(携帯電話、携帯端末、テレビ一
体型ビデオ等)は小型、軽量化のためにベアチップを使
用する場合が多い。また、高速性能の観点からも、複数
の半導体素子を組み込んだ半導体素子パッケージである
MCM(マルチチップモジュール)化が進んでいる。こ
のため、パッケージングされていない状態の半導体素
子、すなわちベアチップやウエハの状態の半導体素子を
試験すること(kGD Known Good Die)が避けて通れ
ない。
【0005】しかしながら、パッケージングされていな
い状態の半導体素子の端子はパッケージングされた状態
の半導体素子の端子と比べて著しく小さく、狭いピッチ
であるため、従来のパッケージングされた状態の半導体
素子のために開発されたソケットをそのまま使用するこ
とができない。また、パッケージングされた半導体素子
デバイスも、CSP(Chip Saize Pacakage )等は今後
さらに端子の狭いピッチ化が進むことが予想され、同様
な課題を有している。
【0006】コンタクタは、半導体素子の端子が接触す
べきコンタクト電極を有するコンタクタベースと、コン
タクタベースに配置された半導体素子をコンタクタベー
スに向かって押圧するためのカバーとを備える。狭いピ
ッチのコンタクト電極の配置自体が上記したように難し
いが、コンタクト電極が仮に問題なく配置されたとして
も、半導体素子の端子をコンタクタベースのコンタクト
電極に正確に位置合わせするのが難しく、なおかつ、一
旦位置合わせしても、試験を行う間に受ける外部からの
振動や衝撃に対して両者の位置関係を維持するのは非常
に難しい。
【0007】図30は従来の半導体素子のコンタクタの
一例を示している。図30において、従来の半導体素子
のコンタクタは、コンタクタベース1とカバー5とを備
える。コンタクタベース1はコンタクト電極2とガイド
壁3とを有し、半導体素子4の端子がコンタクト電極2
と接触するようになっている。カバー5は半導体素子4
をコンタクタベース1に向かって矢印で示されるように
押しつけ、よって半導体素子4の端子が大きな接触圧で
確実にコンタクト電極2と接触するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ガイド壁3は半導体素
子4の外形に嵌合するような形状を有し、半導体素子4
をガイド壁3に沿って挿入すれば、半導体素子4の端子
がコンタクト電極2と位置合わせされるようになってい
る。しかしながら、上記したように、半導体素子4の端
子の微細化が進んでいる状況では、半導体素子4の外形
を利用しての機械的な位置合わせでは、半導体素子4の
端子を精度よく位置合わせすることが難しい。例えば、
ベアチップやKGD用のコンタクタでも、この方法を採
用している事例はあるが、下記のような課題を指摘され
ている。
【0009】(a)半導体素子4の外形を精度よくカッ
トする必要があるため、半導体素子4のダイシング工程
で通常の半導体素子チップよりも装置、ツールの厳しい
管理が必要であり、ダイシングコストが高くなる。具体
的には、ダイサーの刃であるブレードの磨耗管理が必要
になる。あるいは、ブレードが少しでも磨耗すると、ま
だカットは可能であるにもかかわらずブレードを交換し
なければならないため、高コストになる。
【0010】(b)ガイド壁と半導体素子の外形の間に
は必ずガタ(クリアランス)が存在するため、半導体素
子4を支持したコンタクタベース1にカバー5を装着す
る際に、あるいはカバー5を外す際に、カバー5から半
導体素子4に少しでも横方向の力がかかると、半導体素
子4がコンタクタベース1に対してずれて、端子の接触
位置がずれるため、コンタクト傷(圧痕)が大きくな
り、試験後の実装に不利になる可能性がある。
【0011】そこで、例えば図31において、半導体素
子4とコンタクタベース1の両方の位置を画像で認識
し、両者の位置を補正して位置合わせして、この状態で
真空導入孔6から真空を導入しながら両者の位置を保持
しながら、カバー5を装着して半導体素子4をコンタク
タベース1に押圧保持する方法がある。しかしながら、
この方法も次の問題がある。
【0012】(a)半導体素子4とコンタクタベース1
を位置合わせしてカバー5を装着するときに、カバー5
装着の衝撃で半導体素子4の位置がずれてしまう。特
に、カバー5を矢印で示されるように枢動運動して取付
ける場合には、この傾向は著しい。また、カバー5を装
着する前に真空導入孔6に真空が導入して半導体素子4
をコンタクタベース1に保持させておいても、半導体素
子4とコンタクタベース1との間が密閉空間にならない
ので真空レベルが上がらない。すなわち、コンタクタ電
極2が凸部となっていて、半導体素子4とコンタクタベ
ース1との間に隙間ができるため、真空圧があまり上が
らない。そのため、半導体素子4をコンタクタベース1
に保持するための保持力は大きくならない。そこで、カ
バー5をコンタクタベース1に向かって押圧するとき、
大きな横方向の力が半導体素子4にかかると、半導体素
子4の位置がずれやすい。
【0013】(b)また、最終的には、半導体素子4は
カバー5による押圧力によってコンタクタベース1に保
持される。カバー5が半導体素子4を押しつける力は、
半導体素子4の端子とコンタクタ電極2との接触圧と等
しく、あまり大きくすることはできない。そこで、コン
タクタにこの押圧力よりも大きい力が加わると、半導体
素子4の位置ずれを起こす可能性がある。
【0014】本発明の目的は、半導体素子をコンタクタ
に確実に保持することができ、且つコンタクタのカバー
をコンタクタベースに押圧する力が半導体素子の端子の
接触圧とは独立的に定められるようにした半導体素子の
コンコクタ及びその使用方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体素子
のコンコクタは、半導体素子の端子が接触すべきコンタ
クト電極と第1の突き当て部分とを有するコンタクタベ
ースと、半導体素子を保持するための保持部分と該第1
の突き当て部分と当接可能な第2の突き当て部分とを有
するカバーと、該第1の突き当て部分と該第2の突き当
て部分とが互いに当接した状態で該カバーをコンタクタ
ベースにロックするラッチ機構とを備えてなる。該第1
の突き当て部分及び該第2の突き当て部分、並びに該コ
ンタクト電極及び該保持部分は、該カバーが該コンタク
タベースに向かって動かされるときに該保持部分に保持
された半導体素子の端子がコンタクト電極に接触し、該
カバーが該コンタクタベースに向かってさらに動かされ
るときに半導体素子の端子がコンタクト電極に接触した
状態で該第1の突き当て部分と該第2の突き当て部分が
互いに当接し、該カバーが該コンタクタベースに向かっ
てさらに動かされるのを阻止するように形成されてい
る、ことを特徴とするものである。
【0016】この構成においては、半導体素子をカバー
の保持部分に保持させ、半導体素子の端子がコンタクト
電極に対応した位置に位置するように、半導体素子をコ
ンタクタベースに対して位置合わせする。それから、カ
バーをコンタクタベースへ向かって動かす。最初に、半
導体素子の端子がコンタクト電極に接触し、カバーを押
し続けると、半導体素子の端子がコンタクト電極に接触
する接触圧が大きくなる。
【0017】半導体素子の端子がコンタクト電極に適切
な接触力で接触した後、第1の突き当て部分と第2の突
き当て部分とが互いに当接するようになっている。第1
の突き当て部分と第2の突き当て部分とが互いに当接す
ると、カバーがコンタクタベースに向かってさらに動か
されることができない。よって、半導体素子の端子とコ
ンタクト電極との間の接触圧は、コンタクト電極又はカ
バーの保持部分の弾性力、並びに第1の突き当て部分と
第2の突き当て部分との互いの当接の時点で定められる
適切な値となる。
【0018】そこで、ラッチ機構が、第1の突き当て部
分と第2の突き当て部分とが互いに当接した状態でカバ
ーをコンタクタベースにロックする。ラッチ機構はこの
状態のままでカバーをコンタクタベースに対して所定の
ロック力で保持する。こうして、半導体素子の端子とコ
ンタクト電極との間の接触圧は、カバーをコンタクタベ
ースにロックするロック力とは独立的である。カバーを
コンタクタベースにロックするロック力は、カバーとコ
ンタクタベースとの間にずれが生じないように十分に大
きな値とすることができる。
【0019】好ましくは、該ラッチ機構は、該カバー及
び該コンタクタベースの一方に設けられ、該カバーをコ
ンタクタベースにロックするために弾性変形可能なラッ
チ部材と、該カバー及び該コンタクタベースの他方に設
けられ、該ラッチ部材を係止する係止部材とを含む。こ
の場合、該ラッチ部材はその端部に設けられた爪を含
み、該ラッチ部材が弾性変形する間に該爪が該係止部材
に係合する構成とすることができる。また、該係止部材
は間隔をあけて配置された2つの爪からなり、該ラッチ
部材の爪は該係止部材の2つの爪の間を通る部分と該2
つの爪に係合する部分とを含む構成とすることができ
る。
【0020】好ましくは、該コンタクト電極は弾性を有
し、該カバーが該コンタクタベースに向かって動かされ
るときに、最初に半導体素子の端子がコンタクト電極に
接触し、その後で該コンタクト電極が弾性変形しつつ該
第1の突き当て部分と該第2の突き当て部分とが互いに
当接し、よって半導体素子の端子がコンタクト電極に圧
力下で接触した状態に維持されるようになっている。
【0021】この場合、該保持部分は該カバーに一体的
に設けられる構成とすることができる。好ましくは、該
保持部分は該カバーに可動に取付けられ且つ該コンタク
タベースに向かう方向に弾性体によって付勢されてお
り、該カバーが該コンタクタベースに向かって動かされ
るときに、最初に半導体素子の端子がコンタクト電極に
接触し、その後で該弾性体が弾性変形しつつ該第1の突
き当て部分と該第2の突き当て部分とが互いに当接し、
よって半導体素子の端子がコンタクト電極に圧力下で接
触した状態に維持されるようになっている。
【0022】この場合、該コンタクト電極は該コンタク
タベースの上に設けられた絶縁性の薄膜の上に設けら
れ、さらに該コンタクト電極に接続された配線が該絶縁
性の薄膜の上に設けられている構成とすることができ
る。また、該第1の突き当て部分は該コンタクト電極と
該配線の外端部に設けられる外部端子との間に位置する
構成とすることができる。
【0023】好ましくは、該保持部分は半導体素子を該
保持部分に保持させるための保持手段を含む。この場
合、該保持手段は該保持部分に設けられた真空導入孔を
含み、該真空導入孔を介して導入された真空により半導
体素子を該保持部分に保持する構成とすることができ
る。また、該保持部分は、真空導入孔を有する板からな
り、該カバーが吸着ヘッドを通すヘッド導入孔を有する
構成とすることができる。
【0024】好ましくは、該ラッチ機構は、該カバーに
設けられ、該カバーを該コンタクタベースにロックする
ために弾性変形可能なラッチ部材と、該コンタクタベー
スに設けられ、該ラッチ部材を係止する係止部材とを含
み、該ラッチ部材は中央部分と両脚部分とからなる断面
Π形の部材からなり、該中央部分が該カバーに保持さ
れ、該脚部分が該係止部材に係合される。
【0025】好ましくは、該保持部分は該カバーに可動
に取付けられ且つ該コンタクタベースに向かう方向に弾
性体によって付勢されており、該保持部分は中央部分と
両脚部分とからなる断面逆Π形の部材からなり、該脚部
分が該カバーに保持され、該中央部分が半導体素子を保
持する。さらに好ましくは、該ラッチ機構は、該カバー
に設けられ、該カバーを該コンタクタベースにロックす
るために弾性変形可能なラッチ部材と、該コンタクタベ
ースに設けられ、該ラッチ部材を係止する係止部材とを
含み、該ラッチ部材は中央部分と両脚部分とからなる断
面Π形の部材からなり、該中央部分が該カバーに保持さ
れ、該脚部分が該係止部材に係合され、該保持部分は該
カバーに可動に取付けられ且つ該コンタクタベースに向
かう方向に弾性体によって付勢されており、該保持部分
は中央部分と両脚部分とからなる断面逆Π形の部材から
なり、該脚部分が該カバーに保持され、該中央部分が半
導体素子を保持する。
【0026】好ましくは、該保持部分は該カバーに可動
に取付けられ且つ該コンタクタベースに向かう方向に弾
性体によって付勢されており、該弾性体は、ばねの圧縮
がすすむとばね定数が高くなるような非線型ばねであ
り、半導体素子とコンタクト電極が接触しはじめたとき
は、ばね定数が低く、もし両者の平行度が傾いていた場
合でも保持部分が容易に傾きを補正するように動けるた
め、接触圧が特定の半導体素子の端子及びコンタクト電
極に集中するのを軽減し、半導体素子あるいはコンタク
タベースを損傷するのを防止する。
【0027】好ましくは、該保持部分の脚部分は該カバ
ーに設けられたガイド穴に挿入され、異なった大きさの
部分を有する。あるいは、該保持部分は少なくとも部分
的に摩擦係数の高い材料で作られることができる。ある
いは、該第1及び第2の突き当て部分の少なくとも一方
は表面を粗くする表面処理を施されている。あるいは、
保持部分の少なくとも半導体素子の接触するエリアは、
摩擦係数の高い材料及び熱伝導性の高い材料の1つを含
むことができる。あるいは、該ラッチ機構が、カバーと
コンタクタベースの位置を拘束することのないものであ
る。
【0028】さらに、本発明による半導体素子のコンコ
クタの使用方法は、上記した半導体素子のコンコクタに
おいて、半導体素子をカバーの保持部分に保持し、該カ
バーの保持部分に保持された半導体素子の端子をコンタ
クタベースのコンタクト電極と位置合わせし、半導体素
子がコンタクト電極に接触するようにカバーをコンタク
タベースに向かって動かし、第1の突き当て部分と第2
の突き当て部分とを互いに当接させ、該カバーをラッチ
機構によりコンタクタベースにロックする、工程を含む
ことを特徴とする。
【0029】好ましくは、該カバーをラッチ機構により
コンタクタベースにロックする工程の後で、保持部分か
らの半導体素子の保持を解除する工程をさらに含む。好
ましくは、半導体素子をカバーの保持部分に保持する工
程は、該保持部分に設けられた真空導入孔に真空を導入
することにより行われ、保持部分からの半導体素子の保
持を解除する工程は、該保持部分に設けられた真空導入
孔への真空の導入を解除する。
【0030】好ましくは、該カバーをコンタクタベース
にロックした後で半導体素子をコンタクトタから取り出
す工程をさらに含み、該半導体素子をコンタクトタから
取り出す工程は、半導体素子をカバーの保持部分に保持
し、半導体素子をカバーの保持部分に保持した状態で該
ラッチ機構のロックを解除し、該カバーをコンタクタベ
ースから移動させ、半導体素子を該保持部分から解除す
る、工程を含む。
【0031】好ましくは、該半導体素子の端子をコンタ
クタベースのコンタクト電極と位置合わせする工程は、
半導体素子を保持部分に保持した状態で半導体素子の端
子とコンタクタベースのコンタクト電極の位置関係を画
像認識装置で検出し、カバー及びコンタクタベースの少
なくとも一方の位置を補正する。好ましくは、該半導体
素子の端子をコンタクタベースのコンタクト電極と位置
合わせする工程は、半導体素子を保持部分に保持した状
態で該カバーをガイドに沿ってコンタクタベースに向か
って移動させる。
【0032】さらに、本発明は、上記したコンコクタに
半導体素子を装着するための半導体素子のコンタクタの
セット装置を提供する。
【0033】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1実施
例による半導体素子のコンタクタを示す図である。コン
タクタ10は、半導体素子12の端子14が接触すべき
コンタクト電極16と第1の突き当て部分18とを有す
るコンタクタベース20を備える。この例では、コンタ
クト電極16は弾性変形可能なピンで形成されている。
【0034】さらに、コンタクタ10は、半導体素子1
2を保持するための保持部分22と第1の突き当て部分
18と当接可能な第2の突き当て部分24とを有するカ
バー26を備える。この例では、保持部分22はカバー
26と一体的な部分として形成される。第1の突き当て
部分18はコンタクタベース20の表面に形成され、第
2の突き当て部分24はコンタクタベース20と対向す
るカバー26の表面に形成される。
【0035】保持部分22は半導体素子12の保持手段
として真空導入孔28を有し、吸着ヘッド30によって
真空導入孔28に真空を導入し、半導体素子12をカバ
ー26の保持部分22に真空吸着し、保持させることが
できる。なお、保持部分22は半導体素子12の端子1
4とは反対側の平坦な表面を吸着するので、図31を参
照して説明した場合よりも真空の逃げる量が少なく、よ
り大きな保持力で半導体素子12を保持することができ
る。こうして、半導体素子12をカバー26と実質的に
一体の物として動かすことができる。
【0036】さらに、コンタクタ10は、第1の突き当
て部分18と第2の突き当て部分24とが互いに当接し
た状態でカバー26をコンタクタベース20にロックす
るラッチ機構32を備える。ラッチ機構32は、カバー
26に設けられ、カバー26をコンタクタベース20に
ロックするために弾性変形可能なラッチ部材34と、コ
ンタクタベース20に設けられ、ラッチ部材34を係止
する係止部材36とを含む。より詳細には、ラッチ部材
34はその端部に設けられた爪35を含み、ラッチ部材
34が弾性変形する間に爪35が係止部材36に係合す
るようになっている。
【0037】第1の突き当て部分18及び第2の突き当
て部分24、並びにコンタクト電極16及び保持部分2
2は、下記の関係で作られている。すなわち、カバー2
6がコンタクタベース20に向かって動かされるとき
に、保持部分22に保持された半導体素子12の端子1
4がコンタクト電極16に接触し、カバー26がコンタ
クタベース20に向かってさらに動かされるときに半導
体素子12の端子14がコンタクト電極16に接触した
状態で第1の突き当て部分18と第2の突き当て部分2
4が互いに当接し、カバー26がコンタクタベース20
に向かってさらに動かされるのを阻止する。
【0038】つまり、コンタクト電極16が第1の突き
当て部分18の上面よりもわずかに上側にあり、半導体
素子12の下面は第2の突き当て部分24の下面ととど
同一の高さにあるので、カバー26がコンタクタベース
20に向かって動かされるときに、最初に保持部分22
に保持された半導体素子12の端子14がコンタクト電
極16に接触する。カバー26がコンタクタベース20
に向かってさらに動かされると、コンタクト電極16が
弾性変形しながら半導体素子12の端子14がコンタク
ト電極16に接触し続ける。それから、第1の突き当て
部分18と第2の突き当て部分24とが互いに当接し、
カバー26がコンタクタベース20に向かってさらに動
かされるのを阻止する。従って、半導体素子12の端子
14とコンタクト電極16との間の接触圧は、コンタク
ト電極16の弾性変形量によって定められる。
【0039】ラッチ機構32のラッチ部材34は図2に
示されるように破線で示される初期の形状から実線で示
されるように弾性変形した状態で爪35が係止部材36
に係合する。カバー26はラッチ機構32のラッチ部材
34のこのロック力によってコンタクタベース20に対
してロックされる。このロック力は半導体素子12の端
子14とコンタクト電極16との間の接触圧とは独立的
である。
【0040】従って、半導体素子12の端子14とコン
タクト電極16との接触圧は一定の値に維持され、且つ
カバー26がコンタクタベース20に対して所定のロッ
ク力でロックされた状態で、半導体素子12はコンタク
ト10内に保持される。コンタクタ10は半導体素子1
2を保持した状態で移動されることができ、例えばコン
タクタ10を試験装置のソケットに運ぶことができる。
カバー26をコンタクタベース20にロックするロック
力は、カバー26とコンタクタベース20との間にずれ
が生じないように十分に大きな値とすることができる。
【0041】図3は、図1及び図2のカバー26の変形
例を示す図である。図1のカバー26の保持部分22は
真空導入孔28を有し、真空吸着により半導体素子12
を保持部分22に保持させたのに対し、図3のカバー2
6の保持部分22はそのような真空導入孔28の代わり
に弾性変形可能な爪28aを備えている。半導体素子1
2は弾性変形可能な爪28aによって図1のカバー26
の保持部分22に保持される。
【0042】図4は本発明の第2実施例による半導体素
子のコンタクタを示す図である。コンタクタ10は、コ
ンタクタベース20と、カバー26と、ラッチ機構32
とを備えている。コンタクタベース20は省略的に示さ
れているが、図1のものと同様に構成される。すなわ
ち、コンタクタベース20はコンタクト電極16と第1
の突き当て部分18とを有する。
【0043】カバー26は、半導体素子12を保持する
ための保持部分22と第1の突き当て部分18と当接可
能な第2の突き当て部分24とを有する。この例におい
ては、保持部分22は、カバー26とは別の部材として
形成され、カバー26に可動に取付けられる。保持部分
22はコンタクタベース20に向かう方向に弾性体38
によって付勢されている。
【0044】保持部分22に保持された半導体素子12
の端子14は第2の突き当て部分24の下面よりもわず
かに下側に位置するので、カバー26がコンタクタベー
ス20に向かって動かされるときに、最初に半導体素子
12の端子14がコンタクト電極18に接触する。この
場合、弾性体38が弾性変形して半導体素子12の端子
14のコンタクト電極16に対する接触圧を提供する。
【0045】従って、コンタクタベース20のコンタク
ト電極18は図1及び図2に示すように弾性変形するピ
ンでなくてもよい。この場合、コンタクト電極18は後
で説明するメンブレンコンタクタ(図15)として形成
されることができる。メンブレンコンタクタは接触によ
るたわみ量が小さいが、図4の構成により適切な保持力
を設定することができる。
【0046】より詳細には、保持部分22は、中央部分
22aと両脚部分22bとからなる断面逆Π形の部材か
らなる。中央部分22aは板状の部材であって、半導体
素子12はこの中央部分22aに保持される。脚部分2
2bは柱状の部材であって、カバー26に設けた穴40
に移動可能に且つ抜け止め41をして保持される。弾性
体38は各脚部分22bのまわりに配置されたコイルバ
ネからなる。
【0047】半導体素子12が保持部分22に保持され
た状態では半導体素子12は第2の突き当て部分24の
下面よりも下に突き出ており、カバー26をコンタクタ
ベース20に向かって動かすと、半導体素子12の端子
14がコンタクト電極18に接触する。カバー26をさ
らに動かすと、弾性体38がたわみつつ、半導体素子1
2の端子14がコンタクト電極18に接触し続ける。
【0048】真空導入孔28はこの中央部分22aに設
けられる。一方は、カバー26は吸着ヘッド30(図
1)を通すヘッド導入孔42を有する。つまり、吸着ヘ
ッド30はカバー26のヘッド導入孔42を通って中央
部分22aにあてがわれることができる。図5から図7
は、保持部分22及び半導体素子12を取り除いた状態
でラッチ機構32のラッチ部材34を示す図である。図
4から図7に示されるように、ラッチ機構32のラッチ
部材34は、中央部分34aと両脚部分34bとからな
る断面Π形の部材からなる。中央部分34aは穴34c
を有し、カバー26に設けた突起44が穴34cにスナ
ップフィットされる。こうして、中央部分34aはカバ
ー26に保持され、脚部分34bがコンタクタベース2
0の係止部材36に係合される。
【0049】図6に示されるように、第1の突き当て部
分18と第2の突き当て部分24とが互いに当接したと
きの中央部分34aとコンタクタベース20の係止部材
36との間の距離l1 は、中央部分34aと脚部分34
bの爪35との間の距離l2よりも大きい。従って、図
7に示されるように、ラッチ部材34の脚部分34bの
爪35がコンタクタベース20の係止部材36に係合し
たときには、ラッチ部材34が大きく弾性変形し、カバ
ー26をコンタクタベース20に保持する。カバー26
はラッチ部材34の変形を吸収するスロット26sを有
する。この場合にも、カバー26をコンタクタベース2
0に対してロックするラッチ機構32のロック力は、半
導体素子12の端子14とコンタクト電極16との間の
接触圧とは独立的である。
【0050】図8から図10は図4の保持部分22の変
形例を示す図である。図8は保持部分22の斜視図、図
9は保持部分22を取付けたカバー26の平面図、図1
0は保持部分22及びカバー26の断面図である。保持
部分22は、中央部分22aと両脚部分22bとからな
り、これらの部分は板金により一体的な構造として形成
されている。従って、保持部分22は放熱性が優れ、半
導体素子12の試験中に発生する熱を放散することがで
きる。
【0051】脚部分22bの端部は抜け止め用フック2
2cを有する。脚部分22bは隣接する2つを互いに近
接させながら長穴として形成されたカバー26の穴40
に挿入され、隣接する2つの脚部分22bが元に戻ると
きに抜け止め用フック22cが脚部分22bがカバー2
6の穴40から抜けるのを防止する。図9には、ラッチ
部材34を止めるための突起44、及び孔28、42が
示されている。
【0052】図11は脚部分22bの変形例を示す図で
ある。2つの脚部分22bは互いに角度をつけて形成さ
れている。抜け止め用フック22cがカバー26の表面
に係合している状態では、脚部分22bの側壁はカバー
26の穴40の側壁に弾性的に係合し、抜け止め用フッ
ク22cがカバー26の表面から離れるにつれて、破線
で示されるように脚部分22bの側壁はカバー26の穴
40の側壁に弾性的に係合しなくなる。これは、後で説
明する非線型バネと同様の作用をする。
【0053】図4から図11のコンタクタ10の基本的
な作用は図1及び図2のコンタクタ10の作用と同様で
ある。図12は本発明の第3実施例による半導体素子の
コンタクタを示す図である。コンタクタ10は、前の実
施例と同様に、コンタクタベース20と、カバー26
と、ラッチ機構32とを備えている。図12の実施例が
前の実施例と異なる点は、ラッチ機構32のラッチ部材
32がコンタクタベース20に設けられ、ラッチ部材3
2の爪35と係合する係止手段35がカバー26に設け
られていることである。この実施例のコンタクタ10の
基本的な作用は前の実施例のコンタクタ10の作用と同
様である。
【0054】図13はラッチ機構32の爪の変形例を示
す図である。係止部材36は間隔をあけて配置された2
つの爪36aからなり、ラッチ部材34の爪35は係止
部材36の2つの爪36aの間を通る部分と2つの爪3
6aに係合する部分とを含む。従って、ラッチ部材34
の爪35は例えば図1に示される爪35のように鋭角的
な鉤形状を必要とせず、よって作りやすく且つ磨耗しに
くい。
【0055】図14及び図15はコンタクタベース20
に設けられたコンタタクト電極16を形成するメンブレ
ンコンタクトの例を示す図である。メンブレンコンタク
トはコンタクタベース20の上に設けられたPI等の絶
縁性の薄膜46の上に設けられた銅等の配線48を有す
る。配線48の内端部にメッキ等により導体の突部を設
けてコンタタクト電極16とする。配線48の外端部5
0は外部端子になる。メンブレンコンタクトは狭いピッ
チで精度よく配線48及びコンタタクト電極16を形成
できる。メンブレンコンタクトのコンタタクト電極16
は上下移動量が少ないので、図4に示したようにバネ負
荷されて移動可能な保持部分22をもった構成とともに
使用されるのが好ましい。
【0056】メンブレンコンタクトを使用する場合、第
1の突き当て部分18はコンタクト電極16と配線48
の外端部に設けられる外部端子50との間に位置するよ
うにする。それによって、試験装置の端子が第1の突き
当て部分18に邪魔されることなく外部端子50に接触
せしめられることができる。図16は半導体素子12を
保持したカバー26とコンタクタベース20との位置合
わせ装置の概略を示す図である。コンタクタベース20
は微細送り機構52上に配置される。微細送り機構52
はXステージ、Yステージ、θステージを含む。カバー
26はZステージを含む送り機構(図示せず)に取付け
られる。
【0057】最初に、半導体素子12をカバー26の保
持部分22に保持させる。図示の実施例においては、吸
着ヘッド30が真空導入孔28にあてがわれ、真空を導
入することにより半導体素子12をカバー26の保持部
分22に保持させる。なお、吸着ヘッド30がカバー2
6全体を支持できる場合には、吸着ヘッド30をZステ
ージに取付けておけばよい。
【0058】CCDカメラ等を含む画像認識装置54が
カバー26とコンタクタベース20との間に配置され
る。画像認識装置54はカバー26とコンタクタベース
20とを結ぶ線上に進出でき、また同線上から退いた位
置へ退避できる。画像認識装置54のヘッドはハーフミ
ラーを備え、あるいは回転可能であり、カバー26に支
持された半導体素子12の端子14とコンタクタベース
20のコンタクト電極16を検出することができる。従
って、画像認識装置54の出力に応じて微細送り機構5
2を作動させて、カバー26とコンタクタベース20と
を位置合わせすることができる。位置合わせが終了した
ら、画像認識装置54を退避させる。
【0059】それから、位置合わせした位置関係を維持
しながら、カバー26をコンタクタベース20に向かっ
て移動させる。吸着ヘッド30が真空導入孔28に真空
を導入し続け、半導体素子12は真空吸引によってカバ
ー26の保持部分22に保持され続ける。上記したよう
に、半導体素子12の平坦面がカバー26の保持部分2
2に吸着されるので、吸着力は比較的に大きい。
【0060】カバー26をコンタクタベース20に向か
って移動させると、最初に半導体素子12の端子14が
コンタクト電極16に接触し、端子14は弾性体のばね
力で定められる保持力でコンタクト電極16に接触す
る。このように、カバー26とコンタクタベース20と
を位置合わせした状態でカバー26をコンタクタベース
20に向かって移動させるので、半導体素子12の端子
14はコンタクト電極16に正確に接触する。
【0061】それから第1の突き当て部分18と第2の
突き当て部分24とを互いに強く当接させ、カバー26
のコンタクタベース20に向かう運動を停止される。そ
こで、ラッチ機構32を係止部材36に係合させ、カバ
ー26を所定のロック力でコンタクタベース20にロッ
クさせる。ラッチ機構32を操作するときに、コンタク
タ10に衝撃がくわわるが、第1の突き当て部分18と
第2の突き当て部分24とを互いに強く当接させている
のが、内部の保持部分22や半導体素子12には衝撃は
あまり伝わらず、位置ずれは生じない。
【0062】この後、吸着ヘッド30の真空を解除し、
吸着ヘッド30をカバー26の保持部分22から離す。
半導体素子12の端子14は弾性体のばね力で定められ
る保持力でコンタクト電極16に保持されている。この
ように、半導体素子12の位置合わせは半導体素子12
をカバー26と一体化させた状態で行い、それらラッチ
完了まで、一度も半導体素子12とカバー26と吸着ヘ
ッド30との位置関係が変わらないので、非常に正確な
位置合わせができる。また、カバー26はラッチ機構3
2の弾性力でコンタクタベース20に強く保持されるの
で、その後の試験工程でコンタクタ10に振動や衝撃が
くわわっても、位置ずれは生じない。
【0063】図17は位置合わせしたカバー26をコン
タクタベース20から取り外す工程を示す図である。カ
バー26をコンタクタベース20から取り外す工程は図
16を参照して説明した工程の逆を行うことになる。ま
ず、吸着ヘッド30で半導体素子12カバー26の保持
部分22に吸着し、ラッチ機構32を解除する。このと
き、第1の突き当て部分18と第2の突き当て部分24
とを互いに強く当接させておいて、治具56を用いてラ
ッチを解除する。
【0064】それから、半導体素子12とカバー26と
吸着ヘッド30とをコンタクタベース20に対して移動
させる。こうして、半導体素子12がずれたり、落下し
たりすることなく、カバー26をコンタクタベース20
から分離することができる。それから、吸着ヘッド30
の真空を解除し、半導体素子12をカバー26から取り
外すことができる。
【0065】図18は図16の実施例の変形例を示す図
である。この実施例では、画像認識装置54の代わりに
ガイドを用いる。すなわち、半導体素子12の端子14
をコンタクタベース20のコンタクト電極16と位置合
わせする工程は、半導体素子12を保持部分22に保持
した状態でカバー26をガイドに沿ってコンタクタベー
ス20に向かって移動させる。
【0066】図18においては、コンタクタベース20
は位置決めガイドピン58を有し、保持部分22は位置
決め穴60を有する。こうして、カバー26をコンタク
タベース20に向かって移動させると、半導体素子12
の端子14とコンタクト電極16を正しく位置合わせで
きる。位置決めガイドピン58と位置決め穴60は逆で
もよい。また、ガイドは位置決めガイドピン58や位置
決め穴60に限らない。
【0067】図19は非線型ばねを含むカバーの例を示
す図である。図19(A)に示されるように、カバー2
6の保持部分22に取付けられた弾性体38はばね定数
の異なる第1部分38a及び第2部分38bからなる非
線型のコイルスプリングである。非線型のコイルスプリ
ング38は第1部分38a及び第2部分38bが一体的
な構造のものでもよく、これらが別体の構造のものでも
よい。また、非線型のコイルスプリング38は2つの部
分だけでなく、3つ以上の部分からなるようにしてもよ
い。
【0068】非線型のコイルスプリング38は、ばねの
圧縮がすすむとばね定数が高くなるような非線型ばねで
ある。すなわち、図19(B)、(C)に示されるよう
に、カバー26がコンタクタベース20に近づく初期の
段階ではばねの圧縮が小さく、主としてばね定数が小さ
い第2部分38bが大きく変形し、図19(D)に示さ
れるように、カバー26がコンタクタベース20に近づ
く最終の段階ではばねの圧縮が大きくなり、ばね定数が
大きい第1部分38aも大きく変形するようになる。
【0069】非線型のコイルスプリング38は、例えば
カバー26を吸着ヘッド62で保持してコンタクタベー
ス20に向かって動かすときに、カバー26が傾きなが
らコンタクタベース20に向かって動く場合に有利であ
る。すなわち、図19(B)に示されるように、カバー
26が傾きながらコンタクタベース20に向かって動く
場合には、特定の半導体素子12の端子14とコンタク
ト電極16とが集中的に接触する可能性がある。
【0070】図19(C)に示されるように、非線型の
コイルスプリング38の第2部分38bは小さな力がか
かっても大きく変形しやすいため、半導体素子12の端
子14がコンタクト電極16に接触するときにカバー2
6が傾きを補正するように容易に動けるため、カバー2
6がコンタクタベース20に対して平行になった状態で
半導体素子12の端子14とコンタクト電極16とが接
触する。従って、特定の半導体素子12の端子14がコ
ンタクト電極16に集中的に接触するのを軽減し、半導
体素子12あるいはコンタクタベース20(特にコンタ
クト電極16)を損傷するのを防止する機能を有する。
カバー26の第2の突き当て部分24がコンタクタベー
ス20の第1の突き当て部分18に当接するような時点
では、非線型のコイルスプリング38は半導体素子12
の端子14とコンタクト電極16との接触を維持する十
分に大きな保持力を提供する。
【0071】図20及び図21は突き当て部分の表面を
粗くする表面処理を施されている例を示す図である。カ
バー26の第2の突き当て部分24の突き当て面を粗く
し、細かい凹凸を設けてある。こうすれば、第1の突き
当て部分18と第2の突き当て部分24との間に滑りが
起こり難くなり、カバー26とコンタクタベース20と
の間で横ずれが生じにくくなる。特に、コンタクタベー
ス20の表面に設けたメンブレンコンタクトが設けてあ
る場合、第2の突き当て部分24が第1の突き当て部分
18の位置する絶縁性の薄膜46の部分に食い込み、横
ずれが生じにくくなる。
【0072】図22及び図23はカバーの保持部分の脚
部分が異なった大きさの部分を有する例を示す図であ
る。この例では、図4の場合と同様に、保持部分22の
脚部分22bはカバー26の穴40に挿入され、弾性体
38によって付勢され、抜け止め41をしてある。保持
部分22の脚部分22bは、異なった大きさの第1の部
分22x及び第2の部分22yを有する。
【0073】保持部分22がカバー26に対して最下方
の位置にあるときには(図22)、保持部分22の脚部
分22bの第2の部分22yがカバー26の穴40にガ
タなく嵌まり、保持部分22がカバー26に対して横方
向には移動できない状態になっている。保持部分22が
カバー26に近づくと、脚部分22bの第2の部分22
yがカバー26の穴40から抜け、脚部分22bの第1
の部分22xがカバー26の穴40に入る。脚部分22
bの第1の部分22xがカバー26の穴40との間に隙
間が生じて、保持部分22がカバー26に対して微動可
能になる。
【0074】従って、保持部分22の脚部分22bの第
2の部分22yがカバー26の穴40にガタなく嵌まっ
て状態で、半導体素子12を保持部分22に吸着するこ
とにより、半導体素子12はカバー26に対して正確な
位置に保持されることができる。この状態で、半導体素
子12は位置認識され、それからカバー26がコンタク
タベース20に向かって移動される。半導体素子12の
端子14とコンタクト電極16とが接触するときに、保
持部分22がコンタクタベース20に傾いていても、前
の非線型バネを用いた場合と同様に保持部分22が動く
ことができ、特定の半導体素子12の端子14とコンタ
クト電極16とが集中的に接触するのを防止できる。
【0075】また、図11に示した例でも、保持部分2
2が最下方の位置にあるときには、保持部分22の脚部
分22bがカバー26の穴40にきつく接触し、保持部
分22がコンタクタベース20に向かって移動さされた
場合には、保持部分22の脚部分22bがカバー26の
穴40にゆるく接触する。従って、この場合にも、図2
2及び図23と同様の作用が得られる。
【0076】図24は保持部分の少なくとも半導体素子
の接触するエリアに摩擦係数の高い材料を張りつけた例
を示す図である。使用する、表面に摩擦係数の高い材料
を張りつける、摩擦の高い表面コート材を用いる、及び
熱伝導性の高い材料で作ることの1つを含むことを特徴
とする請求項 つまり、摩擦係数の高い材料の層64が保持部分22の
下面に取付けられている。摩擦係数の高い材料の層64
は、シリコンゴムとすることができ、これを支持部分2
2の下面に張りつけたり、コーティングしたりする。こ
うすれば、保持部分22と半導体素子12との間のすべ
りをできるだけ防止する。
【0077】図25は保持部分の少なくとも半導体素子
の接触するエリアに熱伝導性の高い材料を張りつけた例
を示す図である。さらに、保持部分22を熱伝導性の高
い材料で作ることもできる。半導体素子12は試験時に
熱を発生するので、保持部分22を放熱フィンとして使
用することにより、半導体素子12の過熱を防止するこ
とができる。
【0078】図26及び図27はラッチ機構の変形例を
示す図である。図26は、ラッチ機構32のラッチ部材
34の一部及び係止部材36を示し、図27は図26の
係止部材36の部分の平面図である。カバー26に取付
けたラッチ部材34の爪35はコンタクタベース20の
係止部材36に係合するようになっている。係止部材3
6はコンタクタベース20の側面の一部を半円形状にす
ることにより形成されている。
【0079】ラッチ機構32とコンタクタベース20と
の間に角度ずれがある場合に、通常はラッチ機構32は
カバー26とコンタクタベース20との間で相対回転運
動をさせようにし、カバー26とコンタクタベース20
との間で位置ずれが生じるが、上記した半円形状を採用
することにより、ラッチ機構32とコンタクタベース2
0との間で半円経路に沿った位置ずれがあったとして
も、カバー26とコンタクタベース20との間では実質
的に位置ずれが生じない。従って、半導体素子12の端
子14とコンタクト電極16とは前に正確に位置合わせ
された状態に維持される。
【0080】図28は、ラッチ機構の変形例を示す図で
ある。図26及び図27の係止部材36がコンタクタベ
ース20のコーナー部に設けられているのに対して、図
28の係止部材36はコンタクタベース20の辺部に設
けられている。このように、ラッチ機構34の係止部材
36がカバー26か、又はコンタクタベース20に一体
化して具備されている場合には、水平方向には微動可能
な構造を有し、特に回転方向については、ラッチ機構3
2の接触部が線接触にならずに、点接触になるように、
係止部材36の係止突起部を球状、又は半円状にすると
よい。
【0081】図29は、半導体素子のコンタクタのセッ
ト装置の例を示す図である。コンタクタ10は上記した
例で説明した通りのカバー26、保持部分22、及びコ
ンタクタベース20を備えたものである。コンタクタの
セット(及びリセット)装置は、半導体素子12を保持
部分22に一時的に吸着保持するための吸着ヘッド30
と、位置合わせのための画像認識装置54とを備える。
さらに、コンタクタのセット(及びリセット)装置は、
半導体素子12を保持部分22に供給し且つ保持部分2
2から取り出すための素子供給装置70と、カバー26
を保持してコンタクタベース20に向かって動かすため
のカバー把持装置72と、ラッチ機構32を係止部材3
6に係合させるためのラッチ操作機構74と、ラッチ機
構32を係止部材36から解除するためのラッチ解除装
置76とを含む。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体素子をコンタクタに確実に保持することができ、
且つコンタクタのカバーをコンタクタベースに押圧する
力が半導体素子の端子の接触圧とは独立的に定められる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による半導体素子のコンタ
クタを示す図である。
【図2】ロックされた状態にある図1のコンタクタを示
す図である。
【図3】図1のカバーの変形例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例による半導体素子のコンタ
クタを示す図である。
【図5】ラッチ部材の詳細な例を示す図である。
【図6】図5のラッチ部材の部分拡大図である。
【図7】図6のラッチ部材の変形時を示す図である。
【図8】図4の保持部分の変形例を示す図である。
【図9】図8の保持部分を取付けたカバーの平面図であ
る。
【図10】図8の保持部分及びカバーの断面図である。
【図11】図8の保持部分の変形例を示す図である。
【図12】本発明の第3実施例による半導体素子のコン
タクタを示す図である。
【図13】ラッチ機構の爪の変形例を示す図である。
【図14】コンタタクト電極を形成するメンブレンコン
タクトを示す側面図である。
【図15】図14のメンブレンコンタクトを示すコンタ
クタベースの斜視図である。
【図16】半導体素子を保持したカバーとコンタクタベ
ースとの位置合わせ装置の概略を示す図である。
【図17】カバーをコンタクタベースから取り外す工程
を示す図である。
【図18】位置合わせの変形例を示す図である。
【図19】非線型ばねを含むカバーの例を示す図であ
る。
【図20】突き当て部分の表面を粗くする表面処理を施
されている例を示す図である。
【図21】図20の丸枠内の部分の拡大図である。
【図22】保持部分の脚部分が異なった大きさの部分を
有する例を示す図である。
【図23】図22の保持部分が異なった位置にあるとこ
ろを示す図である。
【図24】保持部分の少なくとも半導体素子の接触する
エリアに摩擦係数の高い材料を張りつけた例を示す図で
ある。
【図25】保持部分の少なくとも半導体素子の接触する
エリアに熱伝導性の高い材料を張りつけた例を示す図で
ある。
【図26】ラッチ機構の変形例を示す図である。
【図27】図26のラッチ部材の部分の平面図である。
【図28】ラッチ機構の変形例を示す図である。
【図29】半導体素子のコンタクタのセット装置の例を
示す図である。
【図30】従来の半導体素子のコンタクタの一例を示す
図である。
【図31】従来の半導体素子のコンタクタの他の例を示
す図である。
【符号の説明】
10…コンタクタ 12…半導体素子 14…端子 16…コンタクト電極 18…第1の突き当て部分 20…コンタクタベース 22…保持部分 24…第2の突き当て部分 26…カバー 28…真空導入孔 30…吸着ヘッド 32…ラッチ機構 34…ラッチ部材 35…爪 36…係止部材 38…弾性体 40…穴 42…ヘッド導入孔 44…突起 46…薄膜 48…配線 50…外端部 52…微細送り機構 54…画像認識装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷山 誠 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AG00 AG01 AG11 AG12 AH07 5E024 CA30 CB10

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子の端子が接触すべきコンタク
    ト電極と第1の突き当て部分とを有するコンタクタベー
    スと、 半導体素子を保持するための保持部分と該第1の突き当
    て部分と当接可能な第2の突き当て部分とを有するカバ
    ーと、 該第1の突き当て部分と該第2の突き当て部分とが互い
    に当接した状態で該カバーをコンタクタベースにロック
    するラッチ機構とを備え、 該第1の突き当て部分及び該第2の突き当て部分、並び
    に該コンタクト電極及び該保持部分は、該カバーが該コ
    ンタクタベースに向かって動かされるときに該保持部分
    に保持された半導体素子の端子がコンタクト電極に接触
    し、該カバーが該コンタクタベースに向かってさらに動
    かされるときに半導体素子の端子がコンタクト電極に接
    触した状態で該第1の突き当て部分と該第2の突き当て
    部分が互いに当接し、該カバーが該コンタクタベースに
    向かってさらに動かされるのを阻止するように形成され
    ている、ことを特徴とする半導体素子のコンコクタ。
  2. 【請求項2】 該ラッチ機構は、該カバー及び該コンタ
    クタベースの一方に設けられ、該カバーをコンタクタベ
    ースにロックするために弾性変形可能なラッチ部材と、
    該カバー及び該コンタクタベースの他方に設けられ、該
    ラッチ部材を係止する係止部材とを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体素子のコンコクタ。
  3. 【請求項3】 該ラッチ部材はその端部に設けられた爪
    を含み、該ラッチ部材が弾性変形する間に該爪が該係止
    部材に係合することを特徴とする請求項2に記載の半導
    体素子のコンコクタ。
  4. 【請求項4】 該係止部材は間隔をあけて配置された2
    つの爪からなり、該ラッチ部材の爪は該係止部材の2つ
    の爪の間を通る部分と該2つの爪に係合する部分とを含
    むことを特徴とする請求項3に記載の半導体素子のコン
    コクタ。
  5. 【請求項5】 該コンタクト電極は弾性を有し、該カバ
    ーが該コンタクタベースに向かって動かされるときに、
    最初に半導体素子の端子がコンタクト電極に接触し、そ
    の後で該コンタクト電極が弾性変形しつつ該第1の突き
    当て部分と該第2の突き当て部分とが互いに当接し、よ
    って半導体素子の端子がコンタクト電極に圧力下で接触
    した状態に維持されるようになっていることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体素子のコンコクタ。
  6. 【請求項6】 該保持部分は該カバーに一体的に設けら
    れることを特徴とする請求項5に記載の半導体素子のコ
    ンコクタ。
  7. 【請求項7】 該保持部分は該カバーに可動に取付けら
    れ且つ該コンタクタベースに向かう方向に弾性体によっ
    て付勢されており、該カバーが該コンタクタベースに向
    かって動かされるときに、最初に半導体素子の端子がコ
    ンタクト電極に接触し、その後で該弾性体が弾性変形し
    つつ該第1の突き当て部分と該第2の突き当て部分とが
    互いに当接し、よって半導体素子の端子がコンタクト電
    極に圧力下で接触した状態に維持されるようになってい
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子のコン
    コクタ。
  8. 【請求項8】 該コンタクト電極は該コンタクタベース
    の上に設けられた絶縁性の薄膜の上に設けられ、さらに
    該コンタクト電極に接続された配線が該絶縁性の薄膜の
    上に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の
    半導体素子のコンコクタ。
  9. 【請求項9】 該第1の突き当て部分は該コンタクト電
    極と該配線の外端部に設けられる外部端子との間に位置
    することを特徴とする請求項8に記載の半導体素子のコ
    ンコクタ。
  10. 【請求項10】 該保持部分は半導体素子を該保持部分
    に保持させるための保持手段を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の半導体素子のコンコクタ。
  11. 【請求項11】 該保持手段は該保持部分に設けられた
    真空導入孔を含み、該真空導入孔を介して導入された真
    空により半導体素子を該保持部分に保持することを特徴
    とする請求項10に記載の半導体素子のコンコクタ。
  12. 【請求項12】 該保持部分は、真空導入孔を有する板
    からなり、該カバーが吸着ヘッドを通すヘッド導入孔を
    有することを特徴とする請求項11に記載の半導体素子
    のコンコクタ。
  13. 【請求項13】 該ラッチ機構は、該カバーに設けら
    れ、該カバーを該コンタクタベースにロックするために
    弾性変形可能なラッチ部材と、該コンタクタベースに設
    けられ、該ラッチ部材を係止する係止部材とを含み、該
    ラッチ部材は中央部分と両脚部分とからなる断面Π形の
    部材からなり、該中央部分が該カバーに保持され、該脚
    部分が該係止部材に係合されることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体素子のコンコクタ。
  14. 【請求項14】 該保持部分は該カバーに可動に取付け
    られ且つ該コンタクタベースに向かう方向に弾性体によ
    って付勢されており、該保持部分は中央部分と両脚部分
    とからなる断面逆Π形の部材からなり、該脚部分が該カ
    バーに保持され、該中央部分が半導体素子を保持するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体素子のコンコク
    タ。
  15. 【請求項15】 該ラッチ機構は、該カバーに設けら
    れ、該カバーを該コンタクタベースにロックするために
    弾性変形可能なラッチ部材と、該コンタクタベースに設
    けられ、該ラッチ部材を係止する係止部材とを含み、該
    ラッチ部材は中央部分と両脚部分とからなる断面Π形の
    部材からなり、該中央部分が該カバーに保持され、該脚
    部分が該係止部材に係合され、 該保持部分は該カバーに可動に取付けられ且つ該コンタ
    クタベースに向かう方向に弾性体によって付勢されてお
    り、該保持部分は中央部分と両脚部分とからなる断面逆
    Π形の部材からなり、該脚部分が該カバーに保持され、
    該中央部分が半導体素子を保持することを特徴とする請
    求項1に記載の半導体素子のコンコクタ。
  16. 【請求項16】 該保持部分は該カバーに可動に取付け
    られ且つ該コンタクタベースに向かう方向に弾性体によ
    って付勢されており、該弾性体は、ばねの圧縮がすすむ
    とばね定数が高くなるような非線型ばねであり、半導体
    素子とコンタクト電極が接触しはじめたときは、ばね定
    数が低く、もし両者の平行度が傾いていた場合でも保持
    部分が容易に傾きを補正するように動けるため、接触圧
    が特定の半導体素子の端子及びコンタクト電極に集中す
    るのを軽減し、半導体素子あるいはコンタクタベースを
    損傷するのを防止することを特徴とする請求項1に記載
    の半導体素子のコンコクタ。
  17. 【請求項17】 該保持部分の脚部分は該カバーに設け
    られたガイド穴に挿入され、異なった大きさの部分を有
    することを特徴とする請求項16に記載の半導体素子の
    コンコクタ。
  18. 【請求項18】 該保持部分は少なくとも部分的に摩擦
    係数の高い材料で作られることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体素子のコンコクタ。
  19. 【請求項19】 該第1及び第2の突き当て部分の少な
    くとも一方は表面を粗くする表面処理を施されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体素子のコンコク
    タ。
  20. 【請求項20】 該保持部分の少なくとも半導体素子の
    接触するエリアは、摩擦係数の高い材料及び熱伝導性の
    高い材料の1つを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の半導体素子のコンコクタ。
  21. 【請求項21】 該ラッチ機構が、カバーとコンタクタ
    ベースの位置を拘束することのないものであることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体素子のコンコクタ。
  22. 【請求項22】 半導体素子の端子が接触すべきコンタ
    クト電極と第1の突き当て部分とを有するコンタクタベ
    ースと、半導体素子を保持するための保持部分と該第1
    の突き当て部分と当接可能な第2の突き当て部分とを有
    するカバーと、該第1の突き当て部分と該第2の突き当
    て部分とが互いに当接した状態で該カバーをコンタクタ
    ベースにロックするラッチ機構とを備えた半導体素子の
    コンコクタの使用方法であって、 半導体素子をカバーの保持部分に保持し、 該カバーの保持部分に保持された半導体素子の端子をコ
    ンタクタベースのコンタクト電極と位置合わせし、 半導体素子がコンタクト電極に接触するようにカバーを
    コンタクタベースに向かって動かし、 第1の突き当て部分と第2の突き当て部分とを互いに当
    接させ、 該カバーをラッチ機構によりコンタクタベースにロック
    する、工程を含む半導体素子のコンコクタの使用方法。
  23. 【請求項23】 該カバーをラッチ機構によりコンタク
    タベースにロックする工程の後で、保持部分からの半導
    体素子の保持を解除する工程をさらに含むことを特徴と
    する請求項22に記載の半導体素子のコンコクタの使用
    方法。
  24. 【請求項24】 半導体素子をカバーの保持部分に保持
    する工程は、該保持部分に設けられた真空導入孔に真空
    を導入することにより行われ、保持部分からの半導体素
    子の保持を解除する工程は、該保持部分に設けられた真
    空導入孔への真空の導入を解除することを特徴とする請
    求項23に記載の半導体素子のコンコクタの使用方法。
  25. 【請求項25】 該カバーをコンタクタベースにロック
    した後で半導体素子をコンタクトタから取り出す工程を
    さらに含み、該半導体素子をコンタクトタから取り出す
    工程は、 半導体素子をカバーの保持部分に保持し、 半導体素子をカバーの保持部分に保持した状態で該ラッ
    チ機構のロックを解除し、 該カバーをコンタクタベースから移動させ、 半導体素子を該保持部分から解除する、工程を含むこと
    を特徴とする請求項23に記載の半導体素子のコンコク
    タの使用方法。
  26. 【請求項26】 該半導体素子の端子をコンタクタベー
    スのコンタクト電極と位置合わせする工程は、半導体素
    子を保持部分に保持した状態で半導体素子の端子とコン
    タクタベースのコンタクト電極の位置関係を画像認識装
    置で検出し、カバー及びコンタクタベースの少なくとも
    一方の位置を補正することを特徴とする請求項22に記
    載の半導体素子のコンコクタの使用方法。
  27. 【請求項27】 該半導体素子の端子をコンタクタベー
    スのコンタクト電極と位置合わせする工程は、半導体素
    子を保持部分に保持した状態で該カバーをガイドに沿っ
    てコンタクタベースに向かって移動させることを特徴と
    する請求項22に記載の半導体素子のコンコクタの使用
    方法。
  28. 【請求項28】 請求項1から21のいずれか1項に記
    載のコンコクタに半導体素子を装着するための半導体素
    子のコンタクタのセット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011154977A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kel Corp Icコネクタおよびicコネクタ用カバー部材
WO2017145656A1 (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 山一電機株式会社 半導体装置の着脱方法、および、その方法が用いられる半導体装置の着脱装置
JP2023182281A (ja) * 2022-06-14 2023-12-26 株式会社村田製作所 検査用コネクタ

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