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JP2000000929A - 保香性容器用積層体及び容器 - Google Patents

保香性容器用積層体及び容器

Info

Publication number
JP2000000929A
JP2000000929A JP17125698A JP17125698A JP2000000929A JP 2000000929 A JP2000000929 A JP 2000000929A JP 17125698 A JP17125698 A JP 17125698A JP 17125698 A JP17125698 A JP 17125698A JP 2000000929 A JP2000000929 A JP 2000000929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
ethylene
extrusion lamination
treatment
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17125698A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Hayashida
晴雄 林田
Fumio Ishibashi
文男 石橋
Hiroaki Takahata
弘明 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP17125698A priority Critical patent/JP2000000929A/ja
Publication of JP2000000929A publication Critical patent/JP2000000929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 AC剤及び接着性樹脂を用いることなく、且
つ、強固に接着された保香性容器用積層体及び該積層体
からなる保香性容器を提供する。 【解決手段】 (A)押出ラミネート用樹脂からなる
層、(B)紙基材からなる層、(C)押出ラミネート用
樹脂からなる層及び(D)熱封緘が可能なエチレン−ビ
ニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからなる層の少
なくとも4層から構成される保香性容器用積層体であっ
て、(C)押出ラミネート用樹脂からなる層と(D)熱
封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹
脂フィルムからなる層との積層にあたり、少なくとも
(1)表面活性化処理工程、(2)溶融樹脂押出工程及
び(3)圧着工程を含み、且つアンカーコート剤及び接
着性樹脂を用いることなく積層することを特徴とする保
香性容器用積層体、及び該積層体からなる保香性容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保香性容器用積層
体及び保香性容器に関し、更に詳しくは、容器内充填物
の風味、香味の劣化を長期間防ぐことができ、しかも該
積層体はアンカーコート剤(以下、「AC剤」と称す
る)及び接着性樹脂を用いることなく、強固に接着さ
れ、且つ生産性が格段に改良された製造技術によって積
層された保香性容器用積層体及び保香性容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品や産業資材などを包装する包
装材料の発達は著しく進歩し、それによって、例えば食
品は長期間の保存が可能となった。これら包装材料は、
プラスチック、紙、金属などの異種材料のフィルム状成
形物を貼合わせて単独では有し得ない特性、例えば強
度、ガスバリヤー性、保香性、防湿性、ヒートシール
性、外観形状などを補った積層シートからなり、それぞ
れの材料の長所を兼ね合わせた複合型の材料に設計され
ている。
【0003】このような積層シートを製造する方法とし
て、例えばドライラミネーション法、ウエットラミネー
ション法、ホットラミネーション法、押出ラミネーショ
ン法及び共押出ラミネーション法などがあり、これらは
その特徴に応じて適用されている。包装材料などにおい
て、基材にヒートシール層を形成する場合や、基材同志
を貼合する場合は、コスト面で有利な押出ラミネーショ
ン法やサンドイッチ押出ラミネーション法が広く用いら
れている。ヒートシール層やサンドイッチ層としては、
例えばエチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、エチレン系
共重合体樹脂などのオレフィン系樹脂やアイオノマー樹
脂などが一般に用いられているが、コストの点からオレ
フィン系樹脂が遙かに大量に用いられている。
【0004】紙基材を樹脂で被覆した液体充填容器は、
該容器を殺菌した後 充填物を低温充填すると、充填物
の品質を長期間維持できることが知られており、且つ、
紙を主体とする液体容器は紙資源をリサイクルできるこ
とから、近年、需要が急速に伸びている。長期間保存の
対象液体としては、例えば牛乳飲料類、果汁飲料類、コ
ーヒー飲料類、スープ類があり、一般にこれらの充填物
は殺菌処理された後、容器に充填さている。
【0005】一般に液体充填用容器は、紙基材の両面を
エチレン系樹脂で被覆し、該樹脂を熱風などを作用させ
てヒートシールすることによって製造されている。用い
るエチレン系樹脂は、容器内に充填される液体の種類・
性質によって使い分けされるが、熱安定性に優れ押出ラ
ミネーション加工適性を有することなどから添加剤を含
まない高圧法低密度ポリエチレンを用いる場合が多い。
エチレン系樹脂を最内層とする液体充填容器に果汁飲料
類、清涼飲料水類、酒類、その他味覚や風味に微妙な特
性をもつ飲料系液体を充填した場合、充填液が本来有す
る香気が低下したり又味の劣化を生じることがあること
から、用いる樹脂原料も厳選されている他、加工条件や
積層方法も改良・工夫がなされている。充填内容液の味
の劣化の原因としては、例えばエチレン系樹脂原料の製
造過程で生成される低分子量成分や、樹脂の押出ラミネ
ーション加工の際に生じる分解生成物、又揮発成分など
が充填液の温度上昇に伴って樹脂から充填液に移行する
ことなどが知られている。更にまた、エチレン系樹脂自
身の持つ吸着性能により充填液が本来有する味覚成分、
香気成分等が充填期間中に減少することなどが知られて
いる。
【0006】エチレン系樹脂の持つ欠点を改良した液体
容器の開発も進められている。例えば、従来からエチレ
ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂は、柑橘類のオレ
ンジジュースなどに含まれるd−リモネン等の旨み成分
を吸着し難い性質があることが知られており、この性質
を利用し該樹脂を押出ラミネーション法を用い最内層に
配した容器の開発も報告されている(特開昭63−39
50号公報、特開平4−31040号公報)。
【0007】しかし、エチレン−ビニルアルコール系共
重合体樹脂を押出ラミネーション法で用いる場合、基材
(被着体)との接着性を付与する必要があることや、該
溶融樹脂に延展性を付与する必要があることから、例え
ばTダイ法やインフレーション法など他の成形法に比べ
ると加工の際の樹脂温度は高く設定されており、該樹脂
の熱安定性の限界付近で用いられている。更に、押出機
やTダイに滞留部がある場合、ゲルやフィッシュアイと
いった架橋物を生成し製品不良を引き起こす場合が多
く、連続操業は難しいため高度な加工技術が要求されて
いる。
【0008】また、エチレン−ビニルアルコール系共重
合体樹脂を熱安定に優れるオレフィン系樹脂と共押出ラ
ミネーション法で積層する技術も報告されているが、該
樹脂とオレフィン系樹脂とは相互の接着性に乏しいこと
から、両樹脂層間の接着を促進する接着性樹脂を介在さ
せる必要がある。仮に、接着性樹脂を介在させない場
合、層間の接着性は劣り積層シートの適用範囲を大きく
限定される。更に、設備面ではこれらの樹脂を多層で積
層する特殊な加工装置を必要とすることから、製造コス
トの面でも好ましくない。
【0009】ところで、包装用積層体は各層間の接着強
度によって使い分けされる場合が多く、例えば内容物と
して液体を充填する紙を基材とする液体充填容器の場合
は、製缶・充填・輸送など全ての工程で安全性が要求さ
れ、液漏れの発生防止上から各層間は強固な接着性を要
求されている。
【0010】また、押出ラミネーション技術で被着体と
なる各種基材とラミネート樹脂との接着性を付与する技
術として、従来からAC剤を用いる技術が知られてい
る。しかし、AC剤を用いる方法では塗工時に用いる有
機溶剤の蒸散乾燥工程時に人体に有害な有機溶剤が飛散
し、作業環境及び周辺環境の衛生上の問題があり、ま
た、引火性の有機溶剤に伴う火災の発生の問題もある。
更に、AC剤は乾燥工程がネックとなる場合もあり、生
産性向上の阻害要因にもなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、AC
剤及び接着性樹脂を用いることなく、且つ、強固に接着
された保香性容器用積層体及び該積層体からなる保香性
容器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(A)押出ラミネート用樹脂からなる層、(B)紙から
なる基材層、(C)押出ラミネート用樹脂からなる層及
び(D)熱封緘可能なエチレン−ビニルアルコール系共
重合体樹脂フィルムからなる層の少なくとも4層から構
成される保香性容器用積層体であって、(C)押出ラミ
ネート用樹脂からなる層と(D)熱封緘が可能なエチレ
ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからなる
層との積層にあたり、少なくとも下記(1)〜(3)の
工程を含み、且つアンカーコート剤及び接着性樹脂を用
いることなく積層することを特徴とする保香性容器用積
層体である。 工程: (1)表面活性化処理工程:(D)熱封緘が可能なエチ
レン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからな
る層の少なくとも(C)押出ラミネート用樹脂からなる
層と接する面に表面活性化処理を施す工程。 (2)溶融樹脂押出工程:(C)押出ラミネート用樹脂
をフィルム状に溶融押出しする工程。 (3)圧着工程:工程(2)で溶融押出されたフィルム
と、工程(1)で得られた(D)熱封緘が可能なエチレ
ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの表面活
性化処理面とを接触させ圧着する工程。また、本発明
は、(A)押出ラミネート用樹脂からなる層、(B)紙
基材からなる層、(C)押出ラミネート用樹脂からなる
層、(E)ガスバリヤー性プラスチック基材からなる
層、(F)押出ラミネート用樹脂からなる層及び(D)
熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体
樹脂フィルムからなる層の少なくとも6層から構成され
る保香性容器用積層体であって、(F)押出ラミネート
用樹脂からなる層と(D)熱封緘が可能なエチレン−ビ
ニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからなる層との
積層にあたり、少なくとも下記(1)〜(3)の工程を
含み、且つアンカーコート剤及び接着性樹脂を用いるこ
となく積層することを特徴とする保香性容器用積層体で
ある。 工程: (1)表面活性化処理工程:(D)熱封緘が可能なエチ
レン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからな
る層の少なくとも(F)押出ラミネート用樹脂からなる
層と接する面に表面活性化処理を施す工程。 (2)溶融樹脂押出工程:(F)押出ラミネート用樹脂
をフィルム状に溶融押出しする工程。 (3)圧着工程:工程(2)で溶融押出されたフィルム
と、工程(1)で得られた(D)熱封緘が可能なエチレ
ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの表面活
性化処理面とを接触させ圧着する工程。また、本発明
は、前記保香性容器用積層体からなることを特徴とする
保香性容器である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の保香性容器用積層体は、
(A)押出ラミネート用樹脂からなる層、(B)紙から
なる基材層、(C)押出ラミネート用樹脂からなる層及
び(D)熱封緘可能なエチレン−ビニルアルコール系共
重合体樹脂フィルムからなる層の少なくとも4層から構
成される保香性容器用積層体である。また、本発明は、
(A)押出ラミネート用樹脂からなる層、(B)紙基材
からなる層、(C)押出ラミネート用樹脂からなる層、
(E)ガスバリヤー性プラスチック基材からなる層、
(F)押出ラミネート用樹脂からなる層及び(D)熱封
緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂
フィルムからなる層の少なくとも6層から構成される保
香性容器用積層体である。本発明で用いる(D)エチレ
ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂は、熱封緘可能な
ものであればよく、好ましくはエチレン単位の含有量が
30〜60モル%、より好ましくは40〜55モル%の
エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂である。
【0014】また、本発明で用いる(D)熱封緘が可能
なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルム
の成形法は特に限定されるものではないが、未延伸タイ
プ、又は弱延伸タイプが好ましい。また、フィルムの厚
みは、打抜き・罫線付与・折り曲げなど容器製造工程で
不都合が生じなければ特に制約を受けるものではない
が、ヒートシール強度を必要とすることから、好ましく
は10〜60μm、より好ましくは20〜40μmであ
る。
【0015】上記(D)熱封緘が可能なエチレン−ビニ
ルアルコール系共重合体樹脂フィルムとしては、例え
ば、クラレ社から上市されているエチレン単位の含有量
が47モル%のEVOHフィルムEF−HSタイプが挙
げられる。
【0016】本発明で用いる(B)紙からなる基材は、
包装材料としての機能をもち、且つ、押出ラミネート加
工や容器の製造工程で不都合が生じなければ特に限定さ
れるものではないが、その秤量は好ましくは100〜6
00g/m2、より好ましくは150〜500g/m2
ある。
【0017】本発明で用いる紙としては、例えば晒包装
紙や未晒包装紙などが挙げられ、晒包装紙としては、例
えば純白ロール紙、ミルクカートン紙、晒クラフト紙な
どが挙げられる。
【0018】本発明で用いる(A)、(C)または
(F)押出ラミネート用樹脂は、押出ラミネート加工で
きるオレフィン系樹脂であればよい。押出ラミネート用
樹脂としては、エチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、エ
チレン−ビニルエステル系共重合体樹脂及びエチレン−
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体樹脂の中から選
ばれる少なくとも一種の樹脂が好ましい。これらの中で
もエチレン系樹脂が押出ラミネーション加工適性の点で
より好ましい。更に、必要に応じて、他の樹脂を50重
量%未満の範囲で混合してもよい。
【0019】上記エチレン系樹脂としては、例えばラジ
カル重合法で製造される低密度ポリエチレン、イオン重
合法で製造される高密度ポリエチレン、エチレン−α−
オレフィン共重合体などが挙げられる。α−オレフィン
としては、例えばプロピレン、ブテン−1、4−メチル
ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−
1、オクタデセン−1などの炭素数3〜18のα−オレ
フィンが用いられ、これらα−オレフィンは一種又は二
種以上を併用して用いることができる。エチレン−α−
オレフィン共重合体のα−オレフィン単位の含有量は、
好ましくは1〜40重量%、より好ましくは5〜30重
量%である。
【0020】プロピレン系樹脂の製法は限定されるもの
ではなく、例えばイオン重合法で製造することができ
る。プロピレン系樹脂としては、例えばプロピレン単独
重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体等が挙げ
られる。α−オレフィンとしては、例えばエチレン、ブ
テン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、オ
クテン−1、デセン−1、オクタデセン−1などの炭素
数2、4〜18のα−オレフィンが挙げられる。α−オ
レフィンは、一種又は二種以上を用いることができる。
プロピレン−α−オレフィン共重合体のα−オレフィン
単位の含有量は、好ましくは0.1〜40重量%、更に
好ましくは1〜30重量%である。
【0021】エチレン−ビニルエステル系共重合体樹脂
及びエチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体
樹脂はラジカル重合法で製造することができ、エチレン
とラジカル重合し得る単量体とを共重合して得られる。
【0022】エチレン−ビニルエステル系共重合体のビ
ニルエステルとしては、例えば、酢酸ビニル、ネオ酸ビ
ニルなどが挙げられる。
【0023】エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体の(メタ)アクリル酸エステルとしては、例え
ばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n
−プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル
などのアクリル酸エステル;メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリ
ル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリ
ル酸t−ブチル、メタクリル酸イソブチルなどのメタク
リル酸エステルであって、炭素数4〜8の不飽和カルボ
ン酸エステルなどが挙げられる。これらのコモノマーは
一種又は二種以上用いることができる。
【0024】エチレン−ビニルエステル系共重合体樹脂
またはエチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合
体に含まれるコモノマー成分の含有量は、好ましくは3
0重量%以下、より好ましくは20重量%以下である。
【0025】また、加工性の観点から、エチレン系樹
脂、プロピレン系樹脂、エチレン−ビニルエステル系共
重合体樹脂またはエチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル系共重合体樹脂の190℃におけるメルトフローレー
ト(MFR)は、好ましくは1〜100g/10分であ
る。
【0026】本発明で用いる(E)ガスバリヤー性プラ
スチック基材としては、例えばエチレン−ビニルアルコ
ール系共重合体、ポリビニルアルコール系樹脂、アクリ
ロニトリル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ナイロン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポ
リクロロトリフロロエチレン系樹脂及びポリ弗化ビニリ
デン系樹脂の中から選ばれる少なくとも一種の樹脂が挙
げられる。これらの中でもエチレン−ビニルアルコール
系共重合体、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、ナイロン系樹脂またはポリエステル系樹脂
が好ましい。本発明で用いる(E)ガスバリヤー性プラ
スチック基材の厚みは、好ましくは5〜40μm、より
好ましくは8〜30μmである。
【0027】本発明は、(C)押出ラミネート用樹脂か
らなる層と(D)熱封緘が可能なエチレン−ビニルアル
コール系共重合体樹脂フィルムからなる層の積層にあた
り、少なくとも上記(1)表面活性化処理工程、(2)
溶融樹脂押出工程及び(3)圧着工程の工程を含むこと
を特徴とする。また、本発明は、(F)押出ラミネート
用樹脂からなる層と(D)熱封緘が可能なエチレン−ビ
ニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからなる層の積
層にあたり、少なくとも上記(1)表面活性化処理工
程、(2)溶融樹脂押出工程及び(3)圧着工程の工程
を含むことを特徴とする。
【0028】(1)表面活性化処理工程は、シール性能
と保香性の機能をもった(D)熱封緘が可能なエチレン
−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの少なくと
も(C)押出ラミネート用樹脂からなる層に接する面に
表面活性化処理を施す工程であり、該工程により(D)
熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体
樹脂フィルムの接着面に一定の活性化点を発生させ、強
固な接着を可能にする工程である。
【0029】表面活性化処理としては、例えばコロナ放
電処理、プラズマ処理、フレームプラズマ処理、電子線
照射処理、紫外線照射処理などが挙げられる。
【0030】コロナ放電処理は、例えば公知のコロナ放
電処理機を用い、発生させたコロナ雰囲気に熱封緘が可
能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィル
ムを通過させることにより行われる。ここで、接着強度
を高水準に維持するという観点からは、コロナ放電密度
は、好ましくは20(W・分/m2)以上、より好まし
くは40(W・分/m2)以上である。
【0031】プラズマ処理工程は、アルゴン、ヘリウ
ム、クリプトン、ネオン、キセノン、水素、窒素、一酸
化炭素、亜酸化窒素などの単体又は混合気体をプラズマ
ジェットで電子的に励起せしめた後、帯電粒子を除去
し、電気的に中性とした励起不活性ガスを、熱封緘が可
能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィル
ムの表面に吹き付けることにより行われる。
【0032】フレームプラズマ処理工程は、天然ガスや
プロパンを燃焼させた時に生じる火炎内のイオン化した
プラズマを、熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコー
ル系共重合体樹脂フィルムの表面に吹き付けることによ
り実施できる。
【0033】電子線照射処理工程は、熱封緘が可能なエ
チレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの表
面に、電子線加速器により発生させた電子線を照射する
ことにより行われる。電子線照射装置としては、例え
ば、線上のフィラメントからカーテン状に均一な電子線
を照射できる装置「エレクトロンカーテン」(商品名)
を使用することができる。
【0034】紫外線照射処理工程は、例えば、100〜
400nmの波長の紫外線を、熱封緘が可能なエチレン
−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの表面に、
照射することにより実施される。
【0035】(2)溶融樹脂押出工程は、(C)または
(F)押出ラミネート用樹脂をフィルム状に溶融押出し
する工程である。押出ラミネート用樹脂の溶融樹脂温度
は、好ましくは210〜340℃、より好ましくは28
0〜340℃である。
【0036】(3)圧着工程は、工程(2)で溶融押出
されたフィルムと、工程(1)で得られた(D)熱封緘
が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フ
ィルムの表面活性化処理面とを接触させ圧着する工程で
ある。圧着工程には、公知の押出ラミネーターを使用で
きる。
【0037】上記(1)〜(3)の工程に、さらに
(4)オゾン処理工程を含ませてもよい。オゾン処理工
程は、工程(2)で溶融押出されたフィルムの、少なく
とも(D)熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール
系共重合体樹脂フィルムからなる層と接する面にオゾン
処理を施す工程である。オゾン処理は、例えばTダイ下
エアーギャップ間に設けたノズル又はスリット状の吹き
出しからオゾンを含ませた気体(例えば空気など)を、
押出ラミネート用樹脂からなる溶融フィルムに吹き付け
ることにより行われる。なお、オゾンノズルがTダイ下
に設置できない場合は、圧着ラミネートする直前の熱封
緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂
フィルムからなる層に吹き付けてもよい。吹き付けるオ
ゾンの量は、溶融フィルムの通過単位面積に対し、好ま
しくは1mg/m2以上、より好ましくは10mg/m2
以上である。
【0038】本発明においては、表面活性化処理工程及
び圧着工程をインラインに設けることが最も好ましい実
施態様であるが、圧着工程をオフラインに設けることも
できる。オフラインに設けた場合は、表面活性化処理後
の熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合
体樹脂フィルムを速やかに圧着工程に付すことが好まし
い。
【0039】本発明においては、最も好ましい実施態様
である圧着工程をインラインに設けた場合は、高水準の
接着強度が発現され、かつ好ましくない該樹脂フィルム
のブロッキングを防止できる。なお、上記の「圧着工程
をインラインの設け、表面活性化処理工程後の熱封緘が
可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィ
ルムを直ちに圧着工程に付す」とは、サンドイッチ押出
ラミネーション加工において、該樹脂フィルムの繰出し
工程、表面活性化処理工程、圧着工程及び製品巻取り工
程が該樹脂フィルムの流れ方向に沿って同一ライン上に
順次設置された装置を用い、これらの工程を速やかに一
連の作業で行うことを意味する。
【0040】本発明においては、(D)熱封緘が可能な
エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムを
繰出す方法は特に制限はなく、主繰出し機又はサンドイ
ッチ繰出し機から繰出し圧着工程に付すこともできる。
【0041】本発明においては、(B)紙基材層と
(D)熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共
重合体樹脂フィルムは(C)押出ラミネート用樹脂層を
中間層としたサンドイッチ押出ラミネーション法で積層
されるが、(B)紙基材層と(C)押出ラミネート用樹
脂層の接着強度を高める方法としては、例えば(B)紙
基材層の接着面にAC剤等を塗工してもよい。
【0042】(A)、(C)または(F)押出ラミネー
ト用樹脂からなる層の厚みは、特に限定されるものでは
なく、好ましくは5〜40μm、より好ましくは10〜
30μmである。
【0043】本発明の保香性容器用積層体は、(A)押
出ラミネート用樹脂からなる層、(B)紙基材からなる
層、(C)押出ラミネート用樹脂からなる層、(D)熱
封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹
脂フィルムからなる層を、例えばタンデムラミネート法
やトリプルラミネート法で積層してもよく、また、二度
ラミネート法で積層してもよい。また、本発明の保香性
容器用積層体は、(A)押出ラミネート用樹脂からなる
層、(B)紙基材からなる層、(C)押出ラミネート用
樹脂からなる層、(E)ガスバリヤー性プラスチック基
材からなる層、(F)押出ラミネート用樹脂からなる層
及び(D)熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール
系共重合体樹脂フィルムからなる層を、例えばタンデム
ラミネート法やトリプルラミネート法で積層してもよ
く、また、二度ラミネート法で積層してもよい。
【0044】本発明は、膜接着強度を一層向上させる観
点から、圧着工程後に、圧着工程で得られた保香性容器
用積層体を保温下、熟成する工程である熟成工程を設け
ることが好ましい。
【0045】熟成温度は、通常30〜50℃であり、好
ましくは40〜45℃である。熟成温度が低すぎる場合
は接着強度の改善が不充分の場合がある。一方、高過ぎ
る場合は、特に接着性改善に問題はないが、経済性から
は好ましくない。
【0046】熟成時間は、通常1〜120時間、好まし
くは10〜100時間である。熟成時間が短い場合は接
着性の改善が不充分であることがあり、一方、長すぎる
場合は、生産性の点でも不利である。熟成工程を実施す
るには、通常のオーブン又は温度調整が可能な部屋を用
いればよい。
【0047】本発明は、表面活性化処理工程、溶融樹脂
押出工程、オゾン処理工程、圧着工程、熟成工程のすべ
てを組み合わせて実施することにより、一層強固な膜接
着強度を実現できる。
【0048】本発明で用いる(A)、(C)または
(F)の押出ラミネート用樹脂には、本発明の効果を阻
害しない範囲で、公知の添加剤、例えば抗酸化剤、アン
チブロッキング剤、耐候剤、中和剤、難燃剤、帯電防止
剤、防曇剤、顔料、有機又は無機の充填剤などを併用し
てもよい。
【0049】本発明の保香性容器用積層体は、例えば所
定の形状に打ち抜いた後、熱風加熱、火炎加熱等により
ヒートシールすることにより、例えば容量数100ミリ
リッターから数リッターの容器に形成される。容器とし
ては、例えばゲーベルトップ型やブリック型の容器が挙
げられる。
【0050】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0051】積層体の評価方法は以下のとおりとした。 (1)膜接着強度 積層体を15mm巾の短冊状にスリットし、エチレン−
ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムとサンドイッ
チ押出ラミネート樹脂を剥離し、東洋精機(株)製オー
トストレイン型引張試験機を使用して、200mm/分
の引張速度で180度剥離した時の剥離強度からその膜
接着強度を評価した。
【0052】実施例1 押出ラミネーターの主繰出し装置より、熱封緘が可能な
エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルム
(クラレ社製EVOHフィルムEF−HSタイプ、エチ
レン単位の含有量47モル%、厚み30μm)を繰出
し、インラインに設けたコロナ放電装置によって処理密
度117W・分/m2で表面活性化処理しサンドイッチ
押出ラミネーションの圧着工程に付した。また、サンド
イッチ繰出し装置から1時間前にオフラインで処理密度
47W・分/m2でコロナ放電処理を施した秤量180
(g/m2)の紙基材を繰出し、サンドイッチ押出ラミ
ネーションの圧着工程に付した。次に、低密度ポリエチ
レン(LDPE;住友化学工業(株)製、商品名スミカ
センCE4009 MFR7g/10分、密度0.91
9g/cm3)を、口径65mmの押出機で溶融混練
し、Tダイから樹脂温度315℃、フィルム巾550m
m、ラミネート層の厚み20μm、ラミネート速度10
0m/分で押出して溶融フィルムとなしサンドイッチ押
出ラミネーションの圧着工程に付すと共に、該溶融フィ
ルムの熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共
重合体樹脂フィルムとの接着面に、ダイ下30mmの位
置に設けたノズルからオゾンを含む空気を吹き付けるこ
とにより、該溶融フィルムの接着面をオゾン処理した。
この時のオゾン処理量は10mg/m2であった。以上
の工程を経ることで、紙基材からなる層/押出ラミネー
ト用樹脂からなる層/熱封緘が可能なエチレン−ビニル
アルコール系共重合体樹脂フィルムからなる層の三層か
らなる積層体を巻取り機で巻取った。次に、該積層体の
紙基材からなる層のもう一方の面がラミネート面となる
ように配置し、ラミネーターの主繰出機よりその積層体
を繰出した。次いて、インラインに設けたコロナ放電処
理装置で溶融樹脂との接着面を処理密度47W・分/m
2でコロナ放電処理した。次に、口径65mmの押出機
に前記と同様のLDPEを供給し溶融混練し、Tダイか
ら樹脂温度315℃、巾550mm、厚み20μmで押
出し、ラミネート速度100m/分で紙基材に積層し
た。以上の工程を経ることで合計4層から成る積層体を
巻取機で巻取った。加工条件及び評価結果を表1に示
す。
【0053】実施例2 熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体
樹脂フィルムへのコロナ放電処理密度を76W・分/m
2に変更した以外は、実施例1と同一条件で行った。加
工条件及び評価結果を表1に示す。
【0054】実施例3 熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体
樹脂フィルムへのコロナ放電処理密度を23W・分/m
2に変更した以外は、実施例1と同一条件で行った。加
工条件及び評価結果を表1に示す。
【0055】実施例4 オゾン処理を施さない以外は、実施例1と同一条件で行
った。加工条件及び評価結果を表1に示す。
【0056】比較例1 コロナ放電処理及びオゾン処理を行わない以外は、実施
例1と同一条件で行った。加工条件及び評価結果を表2
に示す。
【0057】比較例2 コロナ処理を行わない以外は、実施例1と同一条件で行
った。加工条件及び評価結果を表2に示す。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】(注) 層構成 (A)押出ラミネート用樹脂:紙基材の外側にラミネー
トする樹脂 (B)紙基材 (C)押出ラミネート用樹脂:(B)紙基材と(D)熱
封緘が可能なEVOHフィルムをサンドイッチ押出ラミ
ネートで積層する樹脂 (D)EVOHフィルム:熱封緘が可能なエチレン−ビ
ニルアルコール系共重合体樹脂フィルム 加工条件 溶融樹脂温度(A)/(C):(A)押出ラミネート用
樹脂と(C)押出ラミネート用樹脂の溶融温度 厚み(A)/(C)(μm) :(A)押出ラミネート用
樹脂と(C)押出ラミネート用樹脂のラミネート厚み コロナ放電処理密度 (W・分/m2):(D)熱封緘が可能
なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルム
の接着面に施されるコロナ処理密度 オゾン処理量 (mg/m2):(C)押出ラミネート用樹脂
の(D)エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フ
ィルムと接触する面に施されるオゾン量 表中の−:該処理を行わない場合示す。
【0061】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
AC剤や接着性樹脂を用いることなく、熱封緘が可能な
エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムを
最内層とし、保香性の機能及び熱風緘機能と充分な接着
強度を兼ね備えると共に、高度な加工技術が要求される
エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂を押出ラミ
ネーション法で積層することなく、特定の表面活性化処
理工程及び圧着工程を経ることによって、生産性が改良
された製造技術によって積層された保香性容器用積層材
が提供できる。また、本発明の保香性容器用積層体は、
最内層のエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂の
化学的性質や物理的性質などの特徴を活かし、例えば液
体飲料系容器材料、工業用液体系容器材料に適用でき
る。また、本発明の保香性容器は、積層構成中にアルミ
ニウム箔を含まないため、紙資源のリサイクルが容易と
なる特徴を有する。
フロントページの続き (72)発明者 高畑 弘明 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 Fターム(参考) 3E086 AC07 AD01 AD02 BA04 BA14 BA15 BB02 BB05 BB15 BB51 BB71 BB85 CA11 4F100 AK01A AK01C AK01E AK04A AK04C AK04E AK06 AK07C AK68C AK69D AK71C BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D BA10E BA13 DG10B EC01C EH23C EJ01C EJ53D EJ54D EJ55D EJ61D EJ64D GB16 JC00 JD02E JJ10D JK06 JL00 YY00C YY00D 4F206 AA04 AA04E AA10 AA11 AA19E AA21E AD06 AG03 AH55 AH56

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)押出ラミネート用樹脂からなる層、
    (B)紙基材からなる層、(C)押出ラミネート用樹脂
    からなる層及び(D)熱封緘が可能なエチレン−ビニル
    アルコール系共重合体樹脂フィルムからなる層の少なく
    とも4層から構成される保香性容器用積層体であって、
    (C)押出ラミネート用樹脂からなる層と(D)熱封緘
    が可能なエチレン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フ
    ィルムからなる層との積層にあたり、少なくとも下記
    (1)〜(3)の工程を含み、且つアンカーコート剤及
    び接着性樹脂を用いることなく積層することを特徴とす
    る保香性容器用積層体。 工程: (1)表面活性化処理工程:(D)熱封緘が可能なエチ
    レン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからな
    る層の少なくとも(C)押出ラミネート用樹脂からなる
    層と接する面に表面活性化処理を施す工程。 (2)溶融樹脂押出工程:(C)押出ラミネート用樹脂
    をフィルム状に溶融押出しする工程。 (3)圧着工程:工程(2)で溶融押出されたフィルム
    と、工程(1)で得られた(D)熱封緘が可能なエチレ
    ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの表面活
    性化処理面とを接触させ圧着する工程。
  2. 【請求項2】(A)押出ラミネート用樹脂からなる層、
    (B)紙基材からなる層、(C)押出ラミネート用樹脂
    からなる層、(E)ガスバリヤー性プラスチック基材か
    らなる層、(F)押出ラミネート用樹脂からなる層及び
    (D)熱封緘が可能なエチレン−ビニルアルコール系共
    重合体樹脂フィルムからなる層の少なくとも6層から構
    成される保香性容器用積層体であって、(F)押出ラミ
    ネート用樹脂からなる層と(D)熱封緘が可能なエチレ
    ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからなる
    層との積層にあたり、少なくとも下記(1)〜(3)の
    工程を含み、且つアンカーコート剤及び接着性樹脂を用
    いることなく積層することを特徴とする保香性容器用積
    層体。 工程: (1)表面活性化処理工程:(D)熱封緘が可能なエチ
    レン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからな
    る層の少なくとも(F)押出ラミネート用樹脂からなる
    層と接する面に表面活性化処理を施す工程。 (2)溶融樹脂押出工程:(F)押出ラミネート用樹脂
    をフィルム状に溶融押出しする工程。 (3)圧着工程:工程(2)で溶融押出されたフィルム
    と、工程(1)で得られた(D)熱封緘が可能なエチレ
    ン−ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムの表面活
    性化処理面とを接触させ圧着する工程。
  3. 【請求項3】工程(2)で溶融押出される押出ラミネー
    ト用樹脂の溶融樹脂温度が210℃〜340℃である請
    求項1または2記載の保香性容器用積層体。
  4. 【請求項4】下記(4)の工程を含む請求項1または2
    記載の保香性容器用積層体。 工程: (4)オゾン処理工程:工程(2)で溶融押出されたフ
    ィルムの、少なくとも(D)熱封緘が可能なエチレン−
    ビニルアルコール系共重合体樹脂フィルムからなる層と
    接する面にオゾン処理を施す工程。
  5. 【請求項5】工程(2)で溶融押出される押出ラミネー
    ト用樹脂が、エチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、エチ
    レン−ビニルエステル系共重合体樹脂及びエチレン−
    (メタ)アクリル酸エステル系共重合体樹脂の中から選
    ばれる少なくとも一種である請求項1または2記載の保
    香性容器用積層体。
  6. 【請求項6】(A)押出ラミネート用樹脂、(C)押出
    ラミネート用樹脂または(F)押出ラミネート用樹脂
    が、エチレン系樹脂である請求項1または2記載の保香
    性容器用積層体。
  7. 【請求項7】工程(1)の表面活性化処理が、コロナ放
    電処理、フレームプラズマ処理、プラズマ処理、電子線
    照射処理及び紫外線照射処理の中から選ばれる少なくと
    も一種の処理である請求項1または2記載の保香性容器
    用積層体。
  8. 【請求項8】工程(1)の表面活性化処理がコロナ放電
    処理であり、コロナ放電処理密度が20W・分/m2
    上である請求項1または2記載の保香性容器用積層体。
  9. 【請求項9】工程(1)の表面活性化処理がコロナ放電
    処理であり、コロナ放電処理密度が40W・分/m2
    上である請求項1または2記載の保香性容器用積層体。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の保香性
    容器用積層体からなることを特徴とする保香性容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241974A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Dainippon Printing Co Ltd 包装材及びそれを用いた包装袋
JP2010253869A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Kuraray Co Ltd 多層構造体の製造方法及び紙容器の製造方法

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