JP2000000502A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JP2000000502A JP2000000502A JP17025898A JP17025898A JP2000000502A JP 2000000502 A JP2000000502 A JP 2000000502A JP 17025898 A JP17025898 A JP 17025898A JP 17025898 A JP17025898 A JP 17025898A JP 2000000502 A JP2000000502 A JP 2000000502A
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- Japan
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- film
- gravure roll
- resin film
- coating
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドロップアウトの発生を防止でき、また、塗
膜の厚みが部分的に過大となることを防止できる塗布装
置を提供する。 【解決手段】 樹脂フィルムFをグラビアロール2とバ
ッキングロール4で挟圧し、樹脂フィルムFを走行させ
つつロール2,4を回転させ、グラビアロール2のセル
溝内に充填された塗料を樹脂フィルムFの形成面に転写
して塗膜を形成する。そして、グラビアロール2の両側
にそれぞれガイドリール42,42を回転自在に配設
し、供給リールに巻回保持された凧糸44をガイドリー
ル42,42を経由させて巻取リールまで走行可能に配
設し、ガイドリール42,42間の凧糸44をフィルム
走行方向T下流側で樹脂フィルムFの塗布面およびグラ
ビアロール2と1mm程度の間隙を隔てフィルム走行方
向Tと直角な方向に位置させ、凧糸44を樹脂フィルム
Fの走行速度等に応じて走行させる。
膜の厚みが部分的に過大となることを防止できる塗布装
置を提供する。 【解決手段】 樹脂フィルムFをグラビアロール2とバ
ッキングロール4で挟圧し、樹脂フィルムFを走行させ
つつロール2,4を回転させ、グラビアロール2のセル
溝内に充填された塗料を樹脂フィルムFの形成面に転写
して塗膜を形成する。そして、グラビアロール2の両側
にそれぞれガイドリール42,42を回転自在に配設
し、供給リールに巻回保持された凧糸44をガイドリー
ル42,42を経由させて巻取リールまで走行可能に配
設し、ガイドリール42,42間の凧糸44をフィルム
走行方向T下流側で樹脂フィルムFの塗布面およびグラ
ビアロール2と1mm程度の間隙を隔てフィルム走行方
向Tと直角な方向に位置させ、凧糸44を樹脂フィルム
Fの走行速度等に応じて走行させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオテープ
やビデオテープ等の製造に適したグラビアロール型の塗
布装置、詳しくは、樹脂フィルムに磁性材料の塗膜を形
成する塗布装置であって、塗膜の膜厚の均一化を図った
塗布装置に関する。
やビデオテープ等の製造に適したグラビアロール型の塗
布装置、詳しくは、樹脂フィルムに磁性材料の塗膜を形
成する塗布装置であって、塗膜の膜厚の均一化を図った
塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオテープやビデオテープ等の塗
布型の磁気記録媒体は、有機溶剤に磁性粉末、結合剤、
分散剤および潤滑剤等を分散混練した磁性塗料をポリエ
ステルフィルム等の樹脂フィルムに塗布し、樹脂フィル
ムに磁性層を形成して製造される。このような塗布型の
磁気記録媒体の製造には、通常、グラビアロールやリバ
ースロール等のロールを用いた塗布装置が用いられ、特
に、近年では、ダイレクトグラビア方式を適用したグラ
ビアロール型の塗布装置が多用されている。
布型の磁気記録媒体は、有機溶剤に磁性粉末、結合剤、
分散剤および潤滑剤等を分散混練した磁性塗料をポリエ
ステルフィルム等の樹脂フィルムに塗布し、樹脂フィル
ムに磁性層を形成して製造される。このような塗布型の
磁気記録媒体の製造には、通常、グラビアロールやリバ
ースロール等のロールを用いた塗布装置が用いられ、特
に、近年では、ダイレクトグラビア方式を適用したグラ
ビアロール型の塗布装置が多用されている。
【0003】グラビアロール型の塗布装置は、図4に示
すように、樹脂フィルムFをグラビアロール2とバッキ
ングロール4との間に挟圧し、樹脂フィルムFを走行さ
せつつグラビアロール2を回転して塗膜を形成する。グ
ラビアロール2は、セル溝を有する周面に耐摩耗性の改
善を目的としてハードクローム処理等の表面処理を施し
たものが用いられる。
すように、樹脂フィルムFをグラビアロール2とバッキ
ングロール4との間に挟圧し、樹脂フィルムFを走行さ
せつつグラビアロール2を回転して塗膜を形成する。グ
ラビアロール2は、セル溝を有する周面に耐摩耗性の改
善を目的としてハードクローム処理等の表面処理を施し
たものが用いられる。
【0004】このような塗布装置は、グラビアロール2
のセル溝に充填された塗料が樹脂フィルムFに転写して
塗膜を形成する。そして、微視的に考察すると、図5に
示すように、塗布に際しては、グラビアロール2とバッ
キングロール4の挟み込み部のフィルム走行方向T下流
側にメニスカスと称せられる塗料溜まりが形成され、こ
のメニスカスが樹脂フィルムとグラビアロール2の相対
移動で分断して樹脂フィルムに転移し、塗膜を形成す
る。
のセル溝に充填された塗料が樹脂フィルムFに転写して
塗膜を形成する。そして、微視的に考察すると、図5に
示すように、塗布に際しては、グラビアロール2とバッ
キングロール4の挟み込み部のフィルム走行方向T下流
側にメニスカスと称せられる塗料溜まりが形成され、こ
のメニスカスが樹脂フィルムとグラビアロール2の相対
移動で分断して樹脂フィルムに転移し、塗膜を形成す
る。
【0005】ところが、上述した塗布装置は、メニスカ
スが分断する際に塗料が飛散し、飛散した塗料が樹脂フ
ィルムに巻き込まれてドロップアウトを生じるという問
題、また、膜厚の不均一化を生じるという問題があっ
た。特に、塗膜の膜厚は樹脂フィルムの幅方向(走行方
向と直角な方向)の両側部が中央部に比較して2〜3μ
m程度厚くなる傾向にあり、また、この傾向は高速塗布
において顕著であった。
スが分断する際に塗料が飛散し、飛散した塗料が樹脂フ
ィルムに巻き込まれてドロップアウトを生じるという問
題、また、膜厚の不均一化を生じるという問題があっ
た。特に、塗膜の膜厚は樹脂フィルムの幅方向(走行方
向と直角な方向)の両側部が中央部に比較して2〜3μ
m程度厚くなる傾向にあり、また、この傾向は高速塗布
において顕著であった。
【0006】そこで、従来の塗布装置では、図4に示す
ように、グラビアロール2のフィルム走行方向T下流側
のフィルム走行経路に樹脂フィルムFの両側部の塗膜を
掻き取る掻き取り板12を設けること(便宜上、従来技
術1と称する)、グラビアロール2のフィルム走行方向
T下流側にグラビアロール2と近接して飛散塗料を受け
止める受け板14を配置すること(従来技術2)、樹脂
フィルムFの塗布面と反対側にマグネット16を配置し
て塗料の飛散を抑制すること(従来技術3)等の対策を
採っている。
ように、グラビアロール2のフィルム走行方向T下流側
のフィルム走行経路に樹脂フィルムFの両側部の塗膜を
掻き取る掻き取り板12を設けること(便宜上、従来技
術1と称する)、グラビアロール2のフィルム走行方向
T下流側にグラビアロール2と近接して飛散塗料を受け
止める受け板14を配置すること(従来技術2)、樹脂
フィルムFの塗布面と反対側にマグネット16を配置し
て塗料の飛散を抑制すること(従来技術3)等の対策を
採っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術1にあっては、掻き取り板12の摩耗が著し
くメンテナンスが煩雑になるという問題、また、掻き取
り板12に付着した塗料が乾燥して掻き取りムラを生
じ、塗膜の厚み不良を引き起こすという問題があった。
た従来技術1にあっては、掻き取り板12の摩耗が著し
くメンテナンスが煩雑になるという問題、また、掻き取
り板12に付着した塗料が乾燥して掻き取りムラを生
じ、塗膜の厚み不良を引き起こすという問題があった。
【0008】また、従来技術2,3にあっては、いずれ
もドロップアウトを実用上十分な程に抑制できず、上述
した従来技術1と併用する等の対策が必要であり、上述
した従来技術1の問題の解決が不可欠である。本発明は
上記問題に鑑みてなされたもので、均一な厚みの塗膜を
得られる塗布装置を提供することを目的とする。
もドロップアウトを実用上十分な程に抑制できず、上述
した従来技術1と併用する等の対策が必要であり、上述
した従来技術1の問題の解決が不可欠である。本発明は
上記問題に鑑みてなされたもので、均一な厚みの塗膜を
得られる塗布装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、回転するグラビアロールとバッキングロール
との間にフィルムを挟圧して走行させ、グラビアロール
に担持された塗料をフィルム面に塗布する塗布装置にお
いて、前記グラビアロールとバッキングロールとのフィ
ルム挟圧部よりフィルム走行方向下流側に前記フィルム
面および前記グラビアロールと微少距離を隔て糸状体を
配置し、前記フィルム面に塗布された余剰の塗料を糸状
体により除去するようにしたことを特徴とする。
本発明は、回転するグラビアロールとバッキングロール
との間にフィルムを挟圧して走行させ、グラビアロール
に担持された塗料をフィルム面に塗布する塗布装置にお
いて、前記グラビアロールとバッキングロールとのフィ
ルム挟圧部よりフィルム走行方向下流側に前記フィルム
面および前記グラビアロールと微少距離を隔て糸状体を
配置し、前記フィルム面に塗布された余剰の塗料を糸状
体により除去するようにしたことを特徴とする。
【0010】本発明にかかる塗布装置は、糸状体がフィ
ルム走行方向下流側にグラビアロールおよび樹脂フィル
ム面と微少距離離間して位置し、メニスカスの膨張を抑
制し、また、樹脂フィルムに転移した余剰の塗料を除去
する。このため、塗料の飛散を抑制でき、また、樹脂フ
ィルムに形成された塗膜の厚みを均一化できる。
ルム走行方向下流側にグラビアロールおよび樹脂フィル
ム面と微少距離離間して位置し、メニスカスの膨張を抑
制し、また、樹脂フィルムに転移した余剰の塗料を除去
する。このため、塗料の飛散を抑制でき、また、樹脂フ
ィルムに形成された塗膜の厚みを均一化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1および図2は本発明の実施の
形態にかかる塗布装置を示し、図1が要部の模式背面
図、図2が一部を拡大した模式縦断面図である。なお、
前述した図4の塗布装置と同一の部分には同一の符号を
付して一部の図示と説明を割愛する。
を参照して説明する。図1および図2は本発明の実施の
形態にかかる塗布装置を示し、図1が要部の模式背面
図、図2が一部を拡大した模式縦断面図である。なお、
前述した図4の塗布装置と同一の部分には同一の符号を
付して一部の図示と説明を割愛する。
【0012】図1に示すように、走行する樹脂フィルム
Fをグラビアロール2とバッキングロール4が挟圧し、
グラビアロール2の両側にそれぞれガイドリール42,
42が回転自在に設けられる。これらガイドリール4
2,42には径が1mm程度の凧糸(糸状体)44が掛
装され、ガイドリール42,42間の凧糸44が樹脂フ
ィルムFの塗布面およびグラビアロール2と1mm程度
の微少間隔を隔てフィルム面と平行し、かつ、フィルム
走行方向Tと直角な方向に延在する。
Fをグラビアロール2とバッキングロール4が挟圧し、
グラビアロール2の両側にそれぞれガイドリール42,
42が回転自在に設けられる。これらガイドリール4
2,42には径が1mm程度の凧糸(糸状体)44が掛
装され、ガイドリール42,42間の凧糸44が樹脂フ
ィルムFの塗布面およびグラビアロール2と1mm程度
の微少間隔を隔てフィルム面と平行し、かつ、フィルム
走行方向Tと直角な方向に延在する。
【0013】図示と詳細な説明を割愛するが、凧糸44
は、供給リールに巻回保持され、上記ガイドリール4
2,42を経て巻取リールに走行可能に配設される。こ
の凧糸44は、巻取リールの回転で供給リールから引き
出されて巻回リールに巻取られ、走行する。巻取リール
は、樹脂フィルムFの走行速度、塗膜の目標厚みあるい
は塗料の粘性等に応じて回転が自動制御され、また、塗
料の飛散量が多い場合等には凧糸44の走行速度を大き
くするように回転速度が手動調節される。
は、供給リールに巻回保持され、上記ガイドリール4
2,42を経て巻取リールに走行可能に配設される。こ
の凧糸44は、巻取リールの回転で供給リールから引き
出されて巻回リールに巻取られ、走行する。巻取リール
は、樹脂フィルムFの走行速度、塗膜の目標厚みあるい
は塗料の粘性等に応じて回転が自動制御され、また、塗
料の飛散量が多い場合等には凧糸44の走行速度を大き
くするように回転速度が手動調節される。
【0014】なお、上述した凧糸44は、ピアノ線等の
線材、望ましくは、耐溶剤性を有し、濡れ性に優れた線
材に置換することも可能であり、また、その径も適宜の
値のものを用いることができるが、1mm前後のものが
望ましい。
線材、望ましくは、耐溶剤性を有し、濡れ性に優れた線
材に置換することも可能であり、また、その径も適宜の
値のものを用いることができるが、1mm前後のものが
望ましい。
【0015】本実施の形態にあっては、樹脂フィルムF
を一定速度で走行させつつグラビアロール2とバッキン
グロール4を回転させ、グラビアロール2のセル溝に充
填された磁性塗料を樹脂フィルムFに転写し、樹脂フィ
ルムFの一面(図4中の下面、以下、塗布面と称する)
に塗膜(磁性層)を形成する。すなわち、図2に示すよ
うに、グラビアロール2と樹脂フィルムFの塗布面との
間にはグラビアロール2とバッキングロール4とのフィ
ルム挟圧部の近傍で塗料溜まりであるメニスカスMが形
成され、このメニスカスMが分断して樹脂フィルムFの
塗布面に転移し、塗膜が形成される。
を一定速度で走行させつつグラビアロール2とバッキン
グロール4を回転させ、グラビアロール2のセル溝に充
填された磁性塗料を樹脂フィルムFに転写し、樹脂フィ
ルムFの一面(図4中の下面、以下、塗布面と称する)
に塗膜(磁性層)を形成する。すなわち、図2に示すよ
うに、グラビアロール2と樹脂フィルムFの塗布面との
間にはグラビアロール2とバッキングロール4とのフィ
ルム挟圧部の近傍で塗料溜まりであるメニスカスMが形
成され、このメニスカスMが分断して樹脂フィルムFの
塗布面に転移し、塗膜が形成される。
【0016】ここで、図2に示すように、凧糸44は、
メニスカスMのフィルム走行方向T下流側に位置して走
行し、メニスカスMの成長を抑制し、また、樹脂フィル
ムFに過剰に付着した塗料(大きな厚みに転移した塗
料)を除去する。このため、メニスカスMが分断しても
塗料が大きく飛散することが無くドロップアウトを防止
でき、また、樹脂フィルムFに形成する塗膜の厚みを均
一化できる。
メニスカスMのフィルム走行方向T下流側に位置して走
行し、メニスカスMの成長を抑制し、また、樹脂フィル
ムFに過剰に付着した塗料(大きな厚みに転移した塗
料)を除去する。このため、メニスカスMが分断しても
塗料が大きく飛散することが無くドロップアウトを防止
でき、また、樹脂フィルムFに形成する塗膜の厚みを均
一化できる。
【0017】図3は本発明の他の実施の形態にかかる塗
布装置を示し、その要部の模式背面図である。なお、上
述した図1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を
付して説明と図示を省略する。
布装置を示し、その要部の模式背面図である。なお、上
述した図1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を
付して説明と図示を省略する。
【0018】この実施の形態は、上述したガイドリール
42,42に加えてフィルム走行方向T上流側に2つの
ガイドリール48,48をグラビアロール2の中間部側
にグラビアロール2と近接して設け、ガイドリール4
2,48間にそれぞれ凧糸44を掛装する。これらガイ
ドリール42,48間の凧糸44はそれぞれ、グラビア
ロール2の両側部のみにおいて、すなわち、樹脂フィル
ムFの幅方向両側部のみにおいて、フィルム走行方向T
に対して傾斜し、樹脂フィルムFの塗布面およびグラビ
アロール2に近接して位置する。
42,42に加えてフィルム走行方向T上流側に2つの
ガイドリール48,48をグラビアロール2の中間部側
にグラビアロール2と近接して設け、ガイドリール4
2,48間にそれぞれ凧糸44を掛装する。これらガイ
ドリール42,48間の凧糸44はそれぞれ、グラビア
ロール2の両側部のみにおいて、すなわち、樹脂フィル
ムFの幅方向両側部のみにおいて、フィルム走行方向T
に対して傾斜し、樹脂フィルムFの塗布面およびグラビ
アロール2に近接して位置する。
【0019】この実施の形態にあっては、凧糸44が樹
脂フィルムFの両側部のメニスカスMの成長を抑制す
る。すなわち、前述したように、樹脂フィルムFの両側
部は塗膜の厚みが厚くなる傾向を有するため、この部分
のみのメニスカスMの成長を抑制し、樹脂フィルムFの
両側部に塗膜の膜厚が厚くなることを防止する。
脂フィルムFの両側部のメニスカスMの成長を抑制す
る。すなわち、前述したように、樹脂フィルムFの両側
部は塗膜の厚みが厚くなる傾向を有するため、この部分
のみのメニスカスMの成長を抑制し、樹脂フィルムFの
両側部に塗膜の膜厚が厚くなることを防止する。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。 実施例1 磁性塗料は下記の配合比で6時間混合して調整したもの
を準備した。そして、この塗料に硬化剤コロネートL
(日本ポリウレタン(株)製商品名)を6重量部添加
し、凧糸44を用いた図1と同等構成の塗布装置により
14μm厚みのポリウレタンテレフタレートフィルムに
乾燥後の厚みが5μmとなるように塗布し、磁場配向を
行った後に巻き取った。塗布条件としては、塗布部張力
が10kg、塗布速度が200m/minの条件を採用
した。次に、スーパーカレンダ処理を施した後に所定時
間硬化させて磁性層を形成し、8mm幅に裁断してサン
プルとした。
を準備した。そして、この塗料に硬化剤コロネートL
(日本ポリウレタン(株)製商品名)を6重量部添加
し、凧糸44を用いた図1と同等構成の塗布装置により
14μm厚みのポリウレタンテレフタレートフィルムに
乾燥後の厚みが5μmとなるように塗布し、磁場配向を
行った後に巻き取った。塗布条件としては、塗布部張力
が10kg、塗布速度が200m/minの条件を採用
した。次に、スーパーカレンダ処理を施した後に所定時
間硬化させて磁性層を形成し、8mm幅に裁断してサン
プルとした。
【0021】 磁性塗料 Feメタル粉 45m2/g 100重量部 エスレックA(積水化学(株)製商品名) 10重量部 ポリエステルウレタン N2304(日本ポリウレタン(株)製商品名) 10重量部 アルミナ(平均粒径0.3μm) 5重量部 カーボン(平均粒径0.15μm) 3重量部 ステアリン酸 1重量部 ステアリン酸ブチル 1重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 100重量部
【0022】実施例2 塗布速度を400m/minとした以外は実施例1と同
一の条件でサンプルを作成した。 実施例3 塗布速度を600m/minとした以外は実施例1と同
一の条件でサンプルを作成した。
一の条件でサンプルを作成した。 実施例3 塗布速度を600m/minとした以外は実施例1と同
一の条件でサンプルを作成した。
【0023】比較例1 図4に示す従来の塗布装置(板12,14およびマグネ
ット16を設けないもの、以下の比較例において同じ)
を塗布し、その他の条件は実施例1と同一の条件を採用
してサンプルを作成した。 比較例2 図4に示す塗布装置を用いて実施例2と同一の条件でサ
ンプルを作成した。 比較例3 図4に示す塗布装置を用いて実施例3と同一の条件でサ
ンプルを作成した。
ット16を設けないもの、以下の比較例において同じ)
を塗布し、その他の条件は実施例1と同一の条件を採用
してサンプルを作成した。 比較例2 図4に示す塗布装置を用いて実施例2と同一の条件でサ
ンプルを作成した。 比較例3 図4に示す塗布装置を用いて実施例3と同一の条件でサ
ンプルを作成した。
【0024】そして、実施例1,2,3および比較例
1,2,3についてドロップアウトを測定し、比較し
た。ドロップアウトの測定は8mmデッキS−900
(ソニー(株)製商品名)とドロップアウトカウンタV
H−CZ(シバソク(株)製商品名)を用いた。
1,2,3についてドロップアウトを測定し、比較し
た。ドロップアウトの測定は8mmデッキS−900
(ソニー(株)製商品名)とドロップアウトカウンタV
H−CZ(シバソク(株)製商品名)を用いた。
【0025】ドロップアウトの測定結果は表1に示す通
りであり、実施例1,2,3が比較例1,2,3に対し
て優れていることが実証された。
りであり、実施例1,2,3が比較例1,2,3に対し
て優れていることが実証された。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる塗
布装置によれば、グラビアロールとバッキングロールと
の樹脂フィルム挟圧部よりフィルム走行方向下流側でグ
ラビアロールおよび樹脂フィルムの塗布面と微少間隔を
隔て糸状体を設けたため、メニスカスの拡大が抑制され
てドロップアウトの発生が防止され、また、樹脂フィル
ムに過剰に付着した塗料を除去でき、膜厚の均一化が図
れる。
布装置によれば、グラビアロールとバッキングロールと
の樹脂フィルム挟圧部よりフィルム走行方向下流側でグ
ラビアロールおよび樹脂フィルムの塗布面と微少間隔を
隔て糸状体を設けたため、メニスカスの拡大が抑制され
てドロップアウトの発生が防止され、また、樹脂フィル
ムに過剰に付着した塗料を除去でき、膜厚の均一化が図
れる。
【図1】本発明の実施の形態にかかる塗布装置の一部を
模式的に示す背面図である。
模式的に示す背面図である。
【図2】同塗布装置の要部を拡大した縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態にかかる塗布装置の一
部を模式的に示す背面図である。
部を模式的に示す背面図である。
【図4】従来の塗布装置の一部の概要を示す構成図であ
る。
る。
【図5】同塗布装置の要部を拡大した模式縦断面図であ
る。
る。
2……グラビアロール、4……バッキングロール、42
……ガイドリール、44……凧糸(糸状体)、48……
ガイドリール、F……樹脂フィルム、M……メニスカ
ス、T……フィルム走行方向。
……ガイドリール、44……凧糸(糸状体)、48……
ガイドリール、F……樹脂フィルム、M……メニスカ
ス、T……フィルム走行方向。
Claims (7)
- 【請求項1】 回転するグラビアロールとバッキングロ
ールとの間にフィルムを挟圧して走行させ、グラビアロ
ールに担持された塗料をフィルム面に塗布する塗布装置
において、 前記グラビアロールとバッキングロールとのフィルム挟
圧部よりフィルム走行方向下流側に前記フィルム面およ
び前記グラビアロールと微少距離を隔て糸状体を配置
し、 前記フィルム面に塗布された余剰の塗料を糸状体により
除去するようにした、 ことを特徴とする塗布装置。 - 【請求項2】 前記糸状体は前記フィルム面と平行して
配置されることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項3】 前記糸状体は前記走行方向に対して直交
する方向に延在していることを特徴とする請求項2記載
の塗布装置。 - 【請求項4】 前記糸状体は前記フィルムの幅方向両側
部分のみにおいて前記フィルム面および前記グラビアロ
ールと微少距離を隔てて配置されることを特徴とする請
求項1記載の塗布装置。 - 【請求項5】 前記糸状体はその延在方向に走行される
ことを特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項6】 前記糸状体の走行速度は前記フィルムの
走行速度に応じて変えられることを特徴とする請求項1
記載の塗布装置。 - 【請求項7】 前記糸状体がピアノ線または凧糸である
ことを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17025898A JP2000000502A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17025898A JP2000000502A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000000502A true JP2000000502A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15901614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17025898A Pending JP2000000502A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000000502A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015223588A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | パロ アルト リサーチ センター インコーポレイテッド | エローゾルを生成する方法およびシステム |
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1998
- 1998-06-17 JP JP17025898A patent/JP2000000502A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015223588A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | パロ アルト リサーチ センター インコーポレイテッド | エローゾルを生成する方法およびシステム |
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