JP2000098100A - 軟x線平行光束形成装置 - Google Patents
軟x線平行光束形成装置Info
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- JP2000098100A JP2000098100A JP10265889A JP26588998A JP2000098100A JP 2000098100 A JP2000098100 A JP 2000098100A JP 10265889 A JP10265889 A JP 10265889A JP 26588998 A JP26588998 A JP 26588998A JP 2000098100 A JP2000098100 A JP 2000098100A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発生する軟X線が軸対称な強度分布を有し、
かつ発生光量の大きい軟X線平行光束形成装置を提供す
る。 【解決手段】 真空容器中に設けられたノズル1から標
的物質である水滴2が射出されている。射出された水滴
2に、パルスレーザー光3が集光・照射され、これによ
りプラズマ5が形成される。プラズマ5から発生した軟
X線は、プラズマ5の生成位置を焦点とする多層膜回転
放物面鏡6によって反射され、平行光束7に変換され
る。多層膜回転放物面鏡6の中央部には穴が形成されて
おり、パルスレーザー光3の照射はこの穴を通じて行わ
れる。プラズマ5から発する軟X線の強度分布は照射し
たパルスレーザー光3の光軸に対してほぼ対称となり、
この光軸は多層膜回転放物面鏡6の対称軸と一致してい
るので、多層膜回転放物面鏡6で反射した後に形成され
る平行光束7も、ほぼ軸対称の強度分布を持つ。
かつ発生光量の大きい軟X線平行光束形成装置を提供す
る。 【解決手段】 真空容器中に設けられたノズル1から標
的物質である水滴2が射出されている。射出された水滴
2に、パルスレーザー光3が集光・照射され、これによ
りプラズマ5が形成される。プラズマ5から発生した軟
X線は、プラズマ5の生成位置を焦点とする多層膜回転
放物面鏡6によって反射され、平行光束7に変換され
る。多層膜回転放物面鏡6の中央部には穴が形成されて
おり、パルスレーザー光3の照射はこの穴を通じて行わ
れる。プラズマ5から発する軟X線の強度分布は照射し
たパルスレーザー光3の光軸に対してほぼ対称となり、
この光軸は多層膜回転放物面鏡6の対称軸と一致してい
るので、多層膜回転放物面鏡6で反射した後に形成され
る平行光束7も、ほぼ軸対称の強度分布を持つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟X線投影露光装
置等に用いる軟X線平行光束発生装置に関するものであ
り、さらに詳しくは、軸対称(光軸に対して対称)で光
量の大きい軟X線平行光束を発生できる軟X線平行光束
発生装置に関するものである。
置等に用いる軟X線平行光束発生装置に関するものであ
り、さらに詳しくは、軸対称(光軸に対して対称)で光
量の大きい軟X線平行光束を発生できる軟X線平行光束
発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路の製造において
は、マスク上に形成された非常に微細なパターンを、可
視光あるいは紫外光によって、レジストを塗布したシリ
コンウェハ上に縮小投影して転写する方法が広くおこな
われている。しかし、パターンサイズの微細化に伴い紫
外光でも回折限界に近づいており、紫外光よりさらに波
長の短い、波長13nmあるいは11nmの軟X線を用いた縮小
投影露光が提案されている。
は、マスク上に形成された非常に微細なパターンを、可
視光あるいは紫外光によって、レジストを塗布したシリ
コンウェハ上に縮小投影して転写する方法が広くおこな
われている。しかし、パターンサイズの微細化に伴い紫
外光でも回折限界に近づいており、紫外光よりさらに波
長の短い、波長13nmあるいは11nmの軟X線を用いた縮小
投影露光が提案されている。
【0003】波長13nmあるいは11nmの軟X線を用いる場
合、その光源(軟X線源)の1つの候補として考えられ
ているのが、レーザープラズマX線源(以下LPXと記
す)である。レーザー装置からのパルス出射光を物質に
集光・照射すると、その照射強度が1010W/cm2を超え
るような場合、物質の原子はその強力な電場によって電
子をはぎ取られてプラズマ化し、そのプラズマからは軟
X線が輻射される。このプラズマから輻射される軟X線
の輝度は非常に高く、しかも、LPXはシンクロトロン
放射光発生施設などと較べると装置としては非常にコン
パクトである。そのためLPXは軟X線縮小投影露光だ
けでなく、X線顕微鏡や分析装置などの線源として非常
に有望である。
合、その光源(軟X線源)の1つの候補として考えられ
ているのが、レーザープラズマX線源(以下LPXと記
す)である。レーザー装置からのパルス出射光を物質に
集光・照射すると、その照射強度が1010W/cm2を超え
るような場合、物質の原子はその強力な電場によって電
子をはぎ取られてプラズマ化し、そのプラズマからは軟
X線が輻射される。このプラズマから輻射される軟X線
の輝度は非常に高く、しかも、LPXはシンクロトロン
放射光発生施設などと較べると装置としては非常にコン
パクトである。そのためLPXは軟X線縮小投影露光だ
けでなく、X線顕微鏡や分析装置などの線源として非常
に有望である。
【0004】このLPXを軟X線縮小投影露光に用いる
際、大きな問題となるのは飛散粒子の発生である。金属
などの固体を標的材として励起レーザー光を照射した場
合、プラズマを形成していたイオンや、プラズマの急激
な膨張により吹き飛ばされ、プラズマ近傍の標的材が周
囲に飛び散る。発生した軟X線を利用するために、プラ
ズマの周囲には多層膜鏡や薄膜フィルタなどの軟X線光
学素子が配置されるが、飛散粒子はこの表面に堆積し、
その光学的性能(反射率、透過率など)を低下させる。
軟X線縮小投影露光においては、高い繰り返し周波数
(例えば1KHz以上)で長期間(数カ月)に亘ってプ
ラズマが発生され続けるので、飛散粒子の発生量も膨大
なものとなる。よって、この飛散粒子の発生をどのよう
に抑制するかが大きな課題となっていた。
際、大きな問題となるのは飛散粒子の発生である。金属
などの固体を標的材として励起レーザー光を照射した場
合、プラズマを形成していたイオンや、プラズマの急激
な膨張により吹き飛ばされ、プラズマ近傍の標的材が周
囲に飛び散る。発生した軟X線を利用するために、プラ
ズマの周囲には多層膜鏡や薄膜フィルタなどの軟X線光
学素子が配置されるが、飛散粒子はこの表面に堆積し、
その光学的性能(反射率、透過率など)を低下させる。
軟X線縮小投影露光においては、高い繰り返し周波数
(例えば1KHz以上)で長期間(数カ月)に亘ってプ
ラズマが発生され続けるので、飛散粒子の発生量も膨大
なものとなる。よって、この飛散粒子の発生をどのよう
に抑制するかが大きな課題となっていた。
【0005】Richardsonらは微細な水滴を標的材とする
LPXを提案した(USP5,577,091)。彼らは微小な水滴
を真空容器内に導入し、レーザー光を照射することでプ
ラズマを発生させている。標的材である水はプラズマ形
成時に蒸発してしまい、また、どこかに付着したとして
も除去は容易であるため、飛散粒子の問題を回避するこ
とができる。
LPXを提案した(USP5,577,091)。彼らは微小な水滴
を真空容器内に導入し、レーザー光を照射することでプ
ラズマを発生させている。標的材である水はプラズマ形
成時に蒸発してしまい、また、どこかに付着したとして
も除去は容易であるため、飛散粒子の問題を回避するこ
とができる。
【0006】軟X線縮小投影露光においては、回折限界
に近い非常に微細なパターンを形成するために、マスク
を照明する照明光学系にも様々な要求がなされる。この
ような要求を満たすものとして、特願平10−0474
00号公報に提案されているX線照明光学系の例を図3
に示す。
に近い非常に微細なパターンを形成するために、マスク
を照明する照明光学系にも様々な要求がなされる。この
ような要求を満たすものとして、特願平10−0474
00号公報に提案されているX線照明光学系の例を図3
に示す。
【0007】軟X線発生装置(不図示)からの軟X線平
行光束21は、多光源形成光学素子22、23で反射さ
れ、集光ミラー24、平面鏡25を介してマスク26の
表面を照射する。マスク26で反射された軟X線は、縮
小投影光学系27により、マスク26面に形成されたパ
ターンの像をシリコンウェハ28上に縮小転写する。
行光束21は、多光源形成光学素子22、23で反射さ
れ、集光ミラー24、平面鏡25を介してマスク26の
表面を照射する。マスク26で反射された軟X線は、縮
小投影光学系27により、マスク26面に形成されたパ
ターンの像をシリコンウェハ28上に縮小転写する。
【0008】この照明光学系を用いる軟X線縮小投影に
おいては、投影される領域が輪帯円弧状をなしている。
よって、照明されるべきマスク26上の領域も輪帯円弧
状であり、その領域を照明するために、多光源形成光学
素子22、23として図4に示されるようなフライアイ
ミラー27を用いている。フライアイミラー29は、リ
ングの一部(リングの弧の一部)の形状をした反射体か
らなる単位反射体29aを、その中心軸をそろえて縦方
向に隙間無く多数配列したものを、さらに横方向に隙間
無く多数配列してなり、図4に示されるような形状をし
ている。
おいては、投影される領域が輪帯円弧状をなしている。
よって、照明されるべきマスク26上の領域も輪帯円弧
状であり、その領域を照明するために、多光源形成光学
素子22、23として図4に示されるようなフライアイ
ミラー27を用いている。フライアイミラー29は、リ
ングの一部(リングの弧の一部)の形状をした反射体か
らなる単位反射体29aを、その中心軸をそろえて縦方
向に隙間無く多数配列したものを、さらに横方向に隙間
無く多数配列してなり、図4に示されるような形状をし
ている。
【0009】このフライアイミラーに軸対称な平行光束
が入射することにより、照明領域を無駄なく均一に照明
し、しかもマスク上のどの方向を持つパターンについて
も等しい解像度を得られる照明が実現できる。
が入射することにより、照明領域を無駄なく均一に照明
し、しかもマスク上のどの方向を持つパターンについて
も等しい解像度を得られる照明が実現できる。
【0010】略平行な光束を有する軟X線を発生する軟
X線源としては、図5に示すようなものを使用すればよ
い。図5において、ノズル31から噴出された液滴状又
は個体粒子状の標的材32は、励起エネルギー光である
パルスレーザー光33によって照射され、これによりプ
ラズマ34が発生する。ノズル31よりの標的材の噴出
のタイミングとパルスレーザー光33の照射のタイミン
グは、図示されない制御装置によって、プラズマ34が
定位置で発生するように制御されている。そして、この
プラズマ34の発生位置は、回転放物面鏡35の焦点位
置に一致している。回転放物面鏡35の表面には、軟X
線に対して高い反射率を有する多層膜がコーティングさ
れている。よって、プラズマ34から発生した軟X線の
うち、回転放物面鏡35に入射したものは、その表面で
反射され、平行光束36となって、外部に放出される。
X線源としては、図5に示すようなものを使用すればよ
い。図5において、ノズル31から噴出された液滴状又
は個体粒子状の標的材32は、励起エネルギー光である
パルスレーザー光33によって照射され、これによりプ
ラズマ34が発生する。ノズル31よりの標的材の噴出
のタイミングとパルスレーザー光33の照射のタイミン
グは、図示されない制御装置によって、プラズマ34が
定位置で発生するように制御されている。そして、この
プラズマ34の発生位置は、回転放物面鏡35の焦点位
置に一致している。回転放物面鏡35の表面には、軟X
線に対して高い反射率を有する多層膜がコーティングさ
れている。よって、プラズマ34から発生した軟X線の
うち、回転放物面鏡35に入射したものは、その表面で
反射され、平行光束36となって、外部に放出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】微小な液滴あるいは微
小な固体粒子を標的材としてプラズマを生成した場合、
プラズマから放射される軟X線強度の角度分布は一般に
均一ではないため、例えば図5に示したような機器配置
の軟X線源では軸対称な軟X線平行光束は得られない。
さらに、図5に示したような機器配置の軟X線源では、
ノズル31が平行光束36を遮るために、これによって
も軟X線源の軸対称性が崩される。また、軟X線縮小投
影露光装置の光源としては、処理速度を向上させるため
に、少しでも多くの光量を供給することが望ましい。よ
って、軟X線光量の少しでも多い軸対称な軟X線平行光
束の形成が望まれていた。
小な固体粒子を標的材としてプラズマを生成した場合、
プラズマから放射される軟X線強度の角度分布は一般に
均一ではないため、例えば図5に示したような機器配置
の軟X線源では軸対称な軟X線平行光束は得られない。
さらに、図5に示したような機器配置の軟X線源では、
ノズル31が平行光束36を遮るために、これによって
も軟X線源の軸対称性が崩される。また、軟X線縮小投
影露光装置の光源としては、処理速度を向上させるため
に、少しでも多くの光量を供給することが望ましい。よ
って、軟X線光量の少しでも多い軸対称な軟X線平行光
束の形成が望まれていた。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、軟X線の平行光束を発生する装置であって、発
生する軟X線が軸対称な強度分布を有し、かつ発生光量
の大きい軟X線平行光束形成装置を提供することを課題
とする。
もので、軟X線の平行光束を発生する装置であって、発
生する軟X線が軸対称な強度分布を有し、かつ発生光量
の大きい軟X線平行光束形成装置を提供することを課題
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題は、排気装置に
より減圧が可能な容器内において、液滴状あるいは微粒
子状の標的材を供給する標的材供給手段と、当該標的材
に励起エネルギービームを集光・照射してプラズマ化す
る励起エネルギー照射手段と、プラズマから発生した軟
X線を略平行光束として取り出すための軟X線光学素子
を有する軟X線平行光束形成装置であって、プラズマか
ら放射された軟X線が最初に入射する光学素子(第1光
学素子)の反射面が略軸対称な形状を有し、励起エネル
ギービームの照射は、第1光学素子の対称軸を光軸とし
て第1光学素子側から行われ、前記標的材供給手段は、
利用する軟X線の光路を遮らない位置に配置されている
ことを特徴とする軟X線平行光束形成装置により解決さ
れる。
より減圧が可能な容器内において、液滴状あるいは微粒
子状の標的材を供給する標的材供給手段と、当該標的材
に励起エネルギービームを集光・照射してプラズマ化す
る励起エネルギー照射手段と、プラズマから発生した軟
X線を略平行光束として取り出すための軟X線光学素子
を有する軟X線平行光束形成装置であって、プラズマか
ら放射された軟X線が最初に入射する光学素子(第1光
学素子)の反射面が略軸対称な形状を有し、励起エネル
ギービームの照射は、第1光学素子の対称軸を光軸とし
て第1光学素子側から行われ、前記標的材供給手段は、
利用する軟X線の光路を遮らない位置に配置されている
ことを特徴とする軟X線平行光束形成装置により解決さ
れる。
【0014】本手段においては、励起エネルギービーム
の照射は、第1光学素子の対称軸を光軸として第1光学
素子側から行われるので、プラズマから発生する軟X線
の光量の分布が、この対称軸に対して対称なものとな
る。この軟X線は、第1光学素子の表面で反射され、最
終的には略平行な光束の軟X線となって外部に放出され
るが、第1光学素子の反射面が、発生する軟X線の光量
分布の対称軸と同じ対称軸となっているので、反射され
た軟X線の分布も、この対称軸に対して対称な分布を有
するようになる。よって、軸対称な軟X線が得られる。
の照射は、第1光学素子の対称軸を光軸として第1光学
素子側から行われるので、プラズマから発生する軟X線
の光量の分布が、この対称軸に対して対称なものとな
る。この軟X線は、第1光学素子の表面で反射され、最
終的には略平行な光束の軟X線となって外部に放出され
るが、第1光学素子の反射面が、発生する軟X線の光量
分布の対称軸と同じ対称軸となっているので、反射され
た軟X線の分布も、この対称軸に対して対称な分布を有
するようになる。よって、軸対称な軟X線が得られる。
【0015】また、プラズマから発生する軟X線の光量
は、励起エネルギービームの照射方向側が多くなるよう
な分布をする。よって、第1光学素子側から励起エネル
ギービームを照射することにより、第1光学素子で反射
され、平行光束となる軟X線の量を多くすることができ
る。さらに、標的材供給手段が、利用する軟X線の光路
を遮らない位置に配置されているので、これが軟X線の
一部を遮って平行光束の軸対称性を劣化させることはな
い。
は、励起エネルギービームの照射方向側が多くなるよう
な分布をする。よって、第1光学素子側から励起エネル
ギービームを照射することにより、第1光学素子で反射
され、平行光束となる軟X線の量を多くすることができ
る。さらに、標的材供給手段が、利用する軟X線の光路
を遮らない位置に配置されているので、これが軟X線の
一部を遮って平行光束の軸対称性を劣化させることはな
い。
【0016】なお、本手段において、「略平行」、「略
軸対称」とは、完全な平行、完全な軸対称を含むことは
言うまでもないことであり、本明細書において、「略」
とは、すべてこのような概念である。
軸対称」とは、完全な平行、完全な軸対称を含むことは
言うまでもないことであり、本明細書において、「略」
とは、すべてこのような概念である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例
を、図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態
である軟X線平行光束形成装置の主要部の例を示す図で
ある。図1においては、1はノズル、2は水滴、3はパ
ルスレーザー光、4はレンズ、5はプラズマ、6は多層
膜回転放物面鏡、7は軟X線の平行光束である。
を、図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態
である軟X線平行光束形成装置の主要部の例を示す図で
ある。図1においては、1はノズル、2は水滴、3はパ
ルスレーザー光、4はレンズ、5はプラズマ、6は多層
膜回転放物面鏡、7は軟X線の平行光束である。
【0018】図1において、真空容器中に設けられたノ
ズル1に水滴供給装置(不図示)から水が供給され、ノ
ズル1から標的物質である水滴2が射出されている。射
出された水滴2に、パルスレーザー光3が、レンズ4を
介して集光・照射され、これによりプラズマ5が形成さ
れる。プラズマ5から発生した軟X線は、プラズマ5の
生成位置を焦点とする回転放物面形状を有する多層膜回
転放物面鏡6によって反射され、平行光束7に変換され
る。多層膜回転放物面鏡6の中央部には穴が形成されて
おり、パルスレーザー光3の照射は、多層膜回転放物面
鏡6の対称軸に沿ってこの穴を通じて行われる。なお、
水滴2の射出とパルスレーザー光3の照射は制御装置
(不図示)によって、同期するように制御され、水滴が
多層膜回転放物面鏡6の焦点位置に来たときにパルスレ
ーザー光3の照射が行われるようになっている。
ズル1に水滴供給装置(不図示)から水が供給され、ノ
ズル1から標的物質である水滴2が射出されている。射
出された水滴2に、パルスレーザー光3が、レンズ4を
介して集光・照射され、これによりプラズマ5が形成さ
れる。プラズマ5から発生した軟X線は、プラズマ5の
生成位置を焦点とする回転放物面形状を有する多層膜回
転放物面鏡6によって反射され、平行光束7に変換され
る。多層膜回転放物面鏡6の中央部には穴が形成されて
おり、パルスレーザー光3の照射は、多層膜回転放物面
鏡6の対称軸に沿ってこの穴を通じて行われる。なお、
水滴2の射出とパルスレーザー光3の照射は制御装置
(不図示)によって、同期するように制御され、水滴が
多層膜回転放物面鏡6の焦点位置に来たときにパルスレ
ーザー光3の照射が行われるようになっている。
【0019】この配置においては、プラズマ5から発す
る軟X線の強度分布は照射したパルスレーザー光3の光
軸に対してほぼ対称となり、この光軸は多層膜回転放物
面鏡6の対称軸と一致しているので、多層膜回転放物面
鏡6で反射した後に形成される平行光束7も、ほぼ軸対
称の強度分布を持つ。また、軟X線の放射強度は照射さ
れたパルスレーザー光3の方向にピークを持つ分布をと
るので、より多くの軟X線が多層膜回転放物面鏡6に入
射し、形成された平行光束の光量も大きくなる。また、
ノズル1は軟X線の光路外に配置されているため、軟X
線の平行光束7の形状や強度分布に影響を与えない。
る軟X線の強度分布は照射したパルスレーザー光3の光
軸に対してほぼ対称となり、この光軸は多層膜回転放物
面鏡6の対称軸と一致しているので、多層膜回転放物面
鏡6で反射した後に形成される平行光束7も、ほぼ軸対
称の強度分布を持つ。また、軟X線の放射強度は照射さ
れたパルスレーザー光3の方向にピークを持つ分布をと
るので、より多くの軟X線が多層膜回転放物面鏡6に入
射し、形成された平行光束の光量も大きくなる。また、
ノズル1は軟X線の光路外に配置されているため、軟X
線の平行光束7の形状や強度分布に影響を与えない。
【0020】図2に、本発明の実施の形態である軟X線
平行光束形成装置の1例の構成図を示す。図2におい
て、図1に示された構成要素と同じ構成要素には、同じ
符号を付してその説明を省略する。図2において、8は
真空容器、9は水滴供給装置、10はレーザー光導入
窓、11はX線遮蔽板、12は水滴回収装置、13は保
護板である。
平行光束形成装置の1例の構成図を示す。図2におい
て、図1に示された構成要素と同じ構成要素には、同じ
符号を付してその説明を省略する。図2において、8は
真空容器、9は水滴供給装置、10はレーザー光導入
窓、11はX線遮蔽板、12は水滴回収装置、13は保
護板である。
【0021】真空容器8内部に水滴供給装置9が配置さ
れ、ノズル1の先端から標的材である水滴2が射出され
ている。真空容器8内には、軟X線に対して高い反射率
を有する多層膜を表面に形成した多層膜回転放物面鏡6
が配置されている。ノズル1は、射出された水滴2がこ
の多層膜回転放物面鏡6の焦点を通過するように方向を
調節されている。この水滴2には、Nd:YAGレーザ
ーよりパルスレーザー光3が照射され、レンズ4によ
り、レーザー導入窓10を通して水滴2に照射・集光さ
れる。これにより、プラズマ5が生成される。水滴2の
射出とNd:YAGレーザーよりのパルスレーザー光4
の照射の時刻は制御装置(不図示)によって制御されて
おり、水滴2が多層膜回転放物面鏡6の焦点に到達した
ときに、パルスレーザー光3が照射されるようになって
いる。
れ、ノズル1の先端から標的材である水滴2が射出され
ている。真空容器8内には、軟X線に対して高い反射率
を有する多層膜を表面に形成した多層膜回転放物面鏡6
が配置されている。ノズル1は、射出された水滴2がこ
の多層膜回転放物面鏡6の焦点を通過するように方向を
調節されている。この水滴2には、Nd:YAGレーザ
ーよりパルスレーザー光3が照射され、レンズ4によ
り、レーザー導入窓10を通して水滴2に照射・集光さ
れる。これにより、プラズマ5が生成される。水滴2の
射出とNd:YAGレーザーよりのパルスレーザー光4
の照射の時刻は制御装置(不図示)によって制御されて
おり、水滴2が多層膜回転放物面鏡6の焦点に到達した
ときに、パルスレーザー光3が照射されるようになって
いる。
【0022】プラズマ5から放射された軟X線は、プラ
ズマ5が多層膜回転放物面鏡6の焦点にあるために、多
層膜回転放物面鏡6によって平行光束7に変換される。
平行光束7が入射する軟X線光学系に不必要な軟X線及
びその他の波長の光が入射しないように、それらの光を
遮蔽する円形の遮蔽板11が配置されている。レーザー
光照射が行われないときに供給された水滴2を回収する
ために、真空容器内には水滴回収装置12が配置されて
いる。
ズマ5が多層膜回転放物面鏡6の焦点にあるために、多
層膜回転放物面鏡6によって平行光束7に変換される。
平行光束7が入射する軟X線光学系に不必要な軟X線及
びその他の波長の光が入射しないように、それらの光を
遮蔽する円形の遮蔽板11が配置されている。レーザー
光照射が行われないときに供給された水滴2を回収する
ために、真空容器内には水滴回収装置12が配置されて
いる。
【0023】水滴2の供給を開始した直後は、射出され
る水滴2の軌跡は安定しておらず、プラズマ5の生成に
は適さない。よって、水滴2の軌跡が安定するまでは保
護板13を矢印の方向に移動させて多層膜回転放物面鏡
6の表面を保護し、水滴2は水滴回収装置12によって
回収する。水滴2の軌道が安定した後、保護板13を軟
X線の光路外に移動させ、パルスレーザー光2の照射を
開始する。
る水滴2の軌跡は安定しておらず、プラズマ5の生成に
は適さない。よって、水滴2の軌跡が安定するまでは保
護板13を矢印の方向に移動させて多層膜回転放物面鏡
6の表面を保護し、水滴2は水滴回収装置12によって
回収する。水滴2の軌道が安定した後、保護板13を軟
X線の光路外に移動させ、パルスレーザー光2の照射を
開始する。
【0024】プラズマから放射される軟X線強度の角度
分布は液滴と集光スポットの径にも依存するが、一般に
レーザー光の光軸に対して軸対称な分布を持つ。本実施
の形態においては、パルスレーザー光3の光軸と多層膜
回転放物面鏡6の中心軸は同一であり、また、円形の遮
蔽板11以外に平行光束を遮るものはないため、多層膜
回転放物面鏡6で反射して形成される平行光束内の強度
分布は軸対称となる。遮蔽板11の支持は非常に細い線
材(不図示)でおこなわれているため問題にならない。
分布は液滴と集光スポットの径にも依存するが、一般に
レーザー光の光軸に対して軸対称な分布を持つ。本実施
の形態においては、パルスレーザー光3の光軸と多層膜
回転放物面鏡6の中心軸は同一であり、また、円形の遮
蔽板11以外に平行光束を遮るものはないため、多層膜
回転放物面鏡6で反射して形成される平行光束内の強度
分布は軸対称となる。遮蔽板11の支持は非常に細い線
材(不図示)でおこなわれているため問題にならない。
【0025】本実施の形態ではプラズマを形成するため
に水滴を標的材としているが、標的材の材質はこれに限
定するものではない。また、液体に限定するものでもな
く、微小な固体粒子でもよい。さらに、常温で気体また
は液体のものを冷却して液化または固化させてもよい。
また、常温で固体のものを加熱して液体としてもよい。
また、本実施の形態では平行光束を形成するために多層
膜回転放物面鏡を使用しているが、平行光束を形成する
光学系はこれに限られるものではない。
に水滴を標的材としているが、標的材の材質はこれに限
定するものではない。また、液体に限定するものでもな
く、微小な固体粒子でもよい。さらに、常温で気体また
は液体のものを冷却して液化または固化させてもよい。
また、常温で固体のものを加熱して液体としてもよい。
また、本実施の形態では平行光束を形成するために多層
膜回転放物面鏡を使用しているが、平行光束を形成する
光学系はこれに限られるものではない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における軟
X線平行光束形成装置によれば、軸対称で光量の大きい
軟X線平行光束を形成することがでる。よって、この軟
X線平行光束形成装置を使用することにより、均一な照
明を行うことが可能になる。
X線平行光束形成装置によれば、軸対称で光量の大きい
軟X線平行光束を形成することがでる。よって、この軟
X線平行光束形成装置を使用することにより、均一な照
明を行うことが可能になる。
【図1】本発明の実施の形態である軟X線平行光束形成
装置の主要部の例を示す図である。
装置の主要部の例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態である軟X線平行光束形成
装置の1例の構成図である。
装置の1例の構成図である。
【図3】従来の、軟X線縮小投影露光装置の例の概要を
示す図である。
示す図である。
【図4】多光源形成光学素子であるフライアイミラーの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図5】略平行な光束を有する軟X線を発生する軟X線
源の例を示す図である。
源の例を示す図である。
1…ノズル 2…水滴 3…パルスレーザー光 4…レンズ 5…プラズマ 6…多層膜回転放物面鏡 7…軟X線の平行光束 8…真空容器 9…水滴供給装置 10…レーザー光導入窓 11…X線遮蔽板 12…水滴回収装置 13…保護板
Claims (1)
- 【請求項1】 排気装置により減圧が可能な容器内にお
いて、液滴状あるいは微粒子状の標的材を供給する標的
材供給手段と、当該標的材に励起エネルギービームを集
光・照射してプラズマ化する励起エネルギー照射手段
と、プラズマから発生した軟X線を略平行光束として取
り出すための軟X線光学素子を有する軟X線平行光束形
成装置であって、プラズマから放射された軟X線が最初
に入射する光学素子(第1光学素子)の反射面が略軸対
称な形状を有し、励起エネルギービームの照射は、第1
光学素子の対称軸を光軸として第1光学素子側から行わ
れ、前記標的材供給手段は、利用する軟X線の光路を遮
らない位置に配置されていることを特徴とする軟X線平
行光束形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10265889A JP2000098100A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 軟x線平行光束形成装置 |
| US09/395,162 US6285743B1 (en) | 1998-09-14 | 1999-09-14 | Method and apparatus for soft X-ray generation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10265889A JP2000098100A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 軟x線平行光束形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000098100A true JP2000098100A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17423516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10265889A Pending JP2000098100A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-21 | 軟x線平行光束形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000098100A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1255163A3 (en) * | 2001-05-03 | 2003-10-15 | TRW Inc. | High output extreme ultraviolet source |
| CN101932187A (zh) * | 2010-08-10 | 2010-12-29 | 北京工业大学 | 激光二次激发产生准同步高次谐波或x-射线辐射的方法 |
| JP2011165943A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Komatsu Ltd | 極端紫外光源装置 |
| CN102214492A (zh) * | 2011-06-10 | 2011-10-12 | 中国科学院微电子研究所 | 一种制作凹面型x射线聚焦小孔的方法 |
| JP2014096372A (ja) * | 2008-09-29 | 2014-05-22 | Gigaphoton Inc | 極端紫外光源装置 |
| JP2015092517A (ja) * | 2010-03-18 | 2015-05-14 | ギガフォトン株式会社 | 極端紫外光源装置、極端紫外光源装置の制御方法及びターゲット供給装置 |
| CN111487261A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-04 | 中国工程物理研究院上海激光等离子体研究所 | 一种基于19.6nm软X射线的准单能背光阴影成像方法 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10265889A patent/JP2000098100A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1255163A3 (en) * | 2001-05-03 | 2003-10-15 | TRW Inc. | High output extreme ultraviolet source |
| JP2014096372A (ja) * | 2008-09-29 | 2014-05-22 | Gigaphoton Inc | 極端紫外光源装置 |
| JP2011165943A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Komatsu Ltd | 極端紫外光源装置 |
| JP2015092517A (ja) * | 2010-03-18 | 2015-05-14 | ギガフォトン株式会社 | 極端紫外光源装置、極端紫外光源装置の制御方法及びターゲット供給装置 |
| CN101932187A (zh) * | 2010-08-10 | 2010-12-29 | 北京工业大学 | 激光二次激发产生准同步高次谐波或x-射线辐射的方法 |
| CN102214492A (zh) * | 2011-06-10 | 2011-10-12 | 中国科学院微电子研究所 | 一种制作凹面型x射线聚焦小孔的方法 |
| CN102214492B (zh) * | 2011-06-10 | 2013-05-01 | 中国科学院微电子研究所 | 一种制作凹面型x射线聚焦小孔的方法 |
| CN111487261A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-04 | 中国工程物理研究院上海激光等离子体研究所 | 一种基于19.6nm软X射线的准单能背光阴影成像方法 |
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