JP2000097710A - 角速度センサおよびその周波数調整方法 - Google Patents
角速度センサおよびその周波数調整方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】音叉振動を行う二つの振動子の機械共振周波数
を等しくして検出感度を高くし、かつ、経時的周波数変
化の調整に対応できる角速度センサおよび音叉振動をす
る二つの振動子の機械共振周波数を電気的に簡単かつ容
易に調整することのできる角速度センサの周波数調整方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】支持固定部5a、5bに梁8a、8bを介
して支持されて音叉振動をする駆動用振動子9およびモ
ニタ用振動子11と、駆動用振動子9を励振する駆動櫛
歯電極3c、9aと、モニタ用振動子11から駆動信号
を検出するモニタ櫛歯電極4c、11aと、駆動用振動
子9およびモニタ用振動子11のコリオリ力に基づく変
位を検出するコリオリ力検出電極2a、2bと、を有す
る角速度センサ10において、駆動用振動子9とモニタ
用振動子11との少なくとも一方側に音叉振動周波数を
調整する静電調整電極12、13と可変直流電圧v1、
v2とを設けた角速度センサ。
を等しくして検出感度を高くし、かつ、経時的周波数変
化の調整に対応できる角速度センサおよび音叉振動をす
る二つの振動子の機械共振周波数を電気的に簡単かつ容
易に調整することのできる角速度センサの周波数調整方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】支持固定部5a、5bに梁8a、8bを介
して支持されて音叉振動をする駆動用振動子9およびモ
ニタ用振動子11と、駆動用振動子9を励振する駆動櫛
歯電極3c、9aと、モニタ用振動子11から駆動信号
を検出するモニタ櫛歯電極4c、11aと、駆動用振動
子9およびモニタ用振動子11のコリオリ力に基づく変
位を検出するコリオリ力検出電極2a、2bと、を有す
る角速度センサ10において、駆動用振動子9とモニタ
用振動子11との少なくとも一方側に音叉振動周波数を
調整する静電調整電極12、13と可変直流電圧v1、
v2とを設けた角速度センサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手振れ防止カメ
ラ、カーナビゲーション装置などに使用される角速度セ
ンサおよびその周波数調整方法に関する。
ラ、カーナビゲーション装置などに使用される角速度セ
ンサおよびその周波数調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の角速度センサとして、図6および
図7を参照し、米国特許第5349855号に記載され
ている角速度センサ50について説明する。
図7を参照し、米国特許第5349855号に記載され
ている角速度センサ50について説明する。
【0003】51はシリコン基板で、このシリコン基板
51の上面の4つの領域で後述の上部電極に対向する領
域には、ボロンを注入することにより一対の検出用電極
52a、52aと一対の検出用電極52b、52bが形
成される。これらの検出用電極52a、52bを含むシ
リコン基板51の上面には、酸化シリコン膜53が形成
される。この酸化シリコン膜53の上には、長辺側に固
定櫛歯電極54a、54bが短辺方向に対向してそれぞ
れ形成され、短辺側に支持固定電極55a、55bが長
辺方向に対向してそれぞれ形成される。これらの支持固
定電極55a、55bには、可動部57(塗りつぶし
部)が捩じれ梁56a、56bを介して、回動可能に形
成される。この可動部57は、捩じれ梁56a、56b
を通る垂直面に対し左右対称構造をしており、酸化シリ
コン膜53との間に間隙58を有し、つぎの部分よりな
る。即ち、前述の捩じれ梁56a、56bと、これらの
捩じれ梁56a、56bに中心部をそれぞれ支持された
可動電極59a、59bと、これらの可動電極59a、
59bの両端に結合している振動梁61a、61bと、
これらの振動梁61a、61bの中央部外側に形成され
ている可動櫛歯電極62a、62bと、これらの振動梁
61a、61bの中央部内側に設けられている振動重り
63a、63bと、よりなる。なお、可動櫛歯電極62
a、62bは、固定櫛歯電極54a、54bとそれぞれ
間隙を介して噛み合っている。
51の上面の4つの領域で後述の上部電極に対向する領
域には、ボロンを注入することにより一対の検出用電極
52a、52aと一対の検出用電極52b、52bが形
成される。これらの検出用電極52a、52bを含むシ
リコン基板51の上面には、酸化シリコン膜53が形成
される。この酸化シリコン膜53の上には、長辺側に固
定櫛歯電極54a、54bが短辺方向に対向してそれぞ
れ形成され、短辺側に支持固定電極55a、55bが長
辺方向に対向してそれぞれ形成される。これらの支持固
定電極55a、55bには、可動部57(塗りつぶし
部)が捩じれ梁56a、56bを介して、回動可能に形
成される。この可動部57は、捩じれ梁56a、56b
を通る垂直面に対し左右対称構造をしており、酸化シリ
コン膜53との間に間隙58を有し、つぎの部分よりな
る。即ち、前述の捩じれ梁56a、56bと、これらの
捩じれ梁56a、56bに中心部をそれぞれ支持された
可動電極59a、59bと、これらの可動電極59a、
59bの両端に結合している振動梁61a、61bと、
これらの振動梁61a、61bの中央部外側に形成され
ている可動櫛歯電極62a、62bと、これらの振動梁
61a、61bの中央部内側に設けられている振動重り
63a、63bと、よりなる。なお、可動櫛歯電極62
a、62bは、固定櫛歯電極54a、54bとそれぞれ
間隙を介して噛み合っている。
【0004】つぎに、従来の角速度センサ50の動作に
ついて説明する。固定櫛歯電極54aと可動櫛歯電極6
2a(支持固定電極55a、55b)との間、また固定
櫛歯電極54bと可動櫛歯電極62b(支持固定電極5
5a、55b)との間に、それぞれ同相の交流電圧を印
加する。すると、可動櫛歯電極62a、62bが、固定
櫛歯電極54a、54bの方に静電吸引力により同時に
吸引されたり離れたりして、振動重り63a、63bは
振動梁61a、61bの撓みにより、X軸方向でそれぞ
れ逆方向に動き音叉振動をする。
ついて説明する。固定櫛歯電極54aと可動櫛歯電極6
2a(支持固定電極55a、55b)との間、また固定
櫛歯電極54bと可動櫛歯電極62b(支持固定電極5
5a、55b)との間に、それぞれ同相の交流電圧を印
加する。すると、可動櫛歯電極62a、62bが、固定
櫛歯電極54a、54bの方に静電吸引力により同時に
吸引されたり離れたりして、振動重り63a、63bは
振動梁61a、61bの撓みにより、X軸方向でそれぞ
れ逆方向に動き音叉振動をする。
【0005】このように振動重り63a、63bが音叉
振動をして慣性状態にあるときに、捩じれ梁56a、5
6bを通るY軸まわりに回転が生じると、振動重り63
a、63bは、コリオリ力により捩じれ梁56a、56
bを回転軸にして紙面に垂直なZ軸方向でそれぞれ反対
方向に振動するようになる。そして、可動電極59a、
59bと検出電極52a、52bとの間にそれぞれ形成
される静電容量が一方は増加し、他方は減少するように
なる。これらの増減する静電容量を電圧変換して、それ
らの差動増幅を行うことにより回転角速度を求める。
振動をして慣性状態にあるときに、捩じれ梁56a、5
6bを通るY軸まわりに回転が生じると、振動重り63
a、63bは、コリオリ力により捩じれ梁56a、56
bを回転軸にして紙面に垂直なZ軸方向でそれぞれ反対
方向に振動するようになる。そして、可動電極59a、
59bと検出電極52a、52bとの間にそれぞれ形成
される静電容量が一方は増加し、他方は減少するように
なる。これらの増減する静電容量を電圧変換して、それ
らの差動増幅を行うことにより回転角速度を求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
角速度センサ50は、振動梁61a、61b、振動重り
63a、63bなどで構成される可動部57(塗りつぶ
し部)が、捩じれ梁56a、56bを通る垂直面に対し
て左右対称に形成されている。この可動部57を左右対
称に形成するには、精密な加工精度が要求される。2つ
の振動重り63a、63bの質量あるいは振動梁61
a、61bの梁幅などの寸法が左右少しでも異なってい
ると、2つの振動重り63a、63bの機械共振周波数
を一致させて感度の高い音叉振動を行わせることはでき
ない。作製後にレーザーなどで微細加工をして、2つの
振動重り63a、63bなどの振動系の機械共振周波数
を合わせて音叉振動を行わせることは可能であるが、そ
の微細加工は非常に困難で、また加工後における機械共
振周波数の経時変化にまでは対応することができない。
そこで、本発明は、音叉振動を行う二つの振動子の機械
共振周波数を等しくして検出感度が高く、かつ、経時的
周波数変化の調整に対応できる角速度センサを提供する
ことを目的とする。
角速度センサ50は、振動梁61a、61b、振動重り
63a、63bなどで構成される可動部57(塗りつぶ
し部)が、捩じれ梁56a、56bを通る垂直面に対し
て左右対称に形成されている。この可動部57を左右対
称に形成するには、精密な加工精度が要求される。2つ
の振動重り63a、63bの質量あるいは振動梁61
a、61bの梁幅などの寸法が左右少しでも異なってい
ると、2つの振動重り63a、63bの機械共振周波数
を一致させて感度の高い音叉振動を行わせることはでき
ない。作製後にレーザーなどで微細加工をして、2つの
振動重り63a、63bなどの振動系の機械共振周波数
を合わせて音叉振動を行わせることは可能であるが、そ
の微細加工は非常に困難で、また加工後における機械共
振周波数の経時変化にまでは対応することができない。
そこで、本発明は、音叉振動を行う二つの振動子の機械
共振周波数を等しくして検出感度が高く、かつ、経時的
周波数変化の調整に対応できる角速度センサを提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明は、音叉振動をする二つの振
動子の機械共振周波数を電気的に簡単かつ容易に調整す
ることのできる角速度センサの周波数調整方法を提供す
ることを目的とする。
動子の機械共振周波数を電気的に簡単かつ容易に調整す
ることのできる角速度センサの周波数調整方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の角速度
センサに係る発明は、支持固定部に梁を介して支持され
且つ音叉結合した第一振動子および第二振動子と、前記
第一振動子を励振する駆動手段と、前記第二振動子から
の振動信号を検出するモニタ手段と、前記第一振動子お
よび前記第二振動子のコリオリ力に基づく変位を検出す
るコリオリ力検出手段と、前記第一振動子と前記第二振
動子との少なくとも一方側に振動周波数を調整する周波
数調整手段と、を設けたことを特徴とするものである。
センサに係る発明は、支持固定部に梁を介して支持され
且つ音叉結合した第一振動子および第二振動子と、前記
第一振動子を励振する駆動手段と、前記第二振動子から
の振動信号を検出するモニタ手段と、前記第一振動子お
よび前記第二振動子のコリオリ力に基づく変位を検出す
るコリオリ力検出手段と、前記第一振動子と前記第二振
動子との少なくとも一方側に振動周波数を調整する周波
数調整手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0009】この発明は、周波数調整手段により振動子
に直流電圧を加えて、その静電力により第一振動子およ
び梁を含む駆動振動系と第二振動子および梁を含むモニ
タ振動系とのいづれか一方の見掛上のバネ定数を小さく
して、その振動系の機械共振周波数を下げて、駆動振動
系とモニタ振動系の機械共振周波数を等しくするもので
ある。例えば、音叉振動をするように機械結合した第一
振動子と第二振動子のうち、バネ定数が大きくて機械共
振周波数の高い方が第二振動子であったとする。この場
合、第二振動子側の周波数調整手段により、第二振動子
に直流電圧を加えて、第二振動子のバネ定数を見掛上小
さくして、その機械共振周波数を下げて、第一振動子の
機械共振周波数と等しくして、音叉振動が効率よく行わ
れるようにする。
に直流電圧を加えて、その静電力により第一振動子およ
び梁を含む駆動振動系と第二振動子および梁を含むモニ
タ振動系とのいづれか一方の見掛上のバネ定数を小さく
して、その振動系の機械共振周波数を下げて、駆動振動
系とモニタ振動系の機械共振周波数を等しくするもので
ある。例えば、音叉振動をするように機械結合した第一
振動子と第二振動子のうち、バネ定数が大きくて機械共
振周波数の高い方が第二振動子であったとする。この場
合、第二振動子側の周波数調整手段により、第二振動子
に直流電圧を加えて、第二振動子のバネ定数を見掛上小
さくして、その機械共振周波数を下げて、第一振動子の
機械共振周波数と等しくして、音叉振動が効率よく行わ
れるようにする。
【0010】また、このように第一振動子と第二振動子
の機械共振周波数を調整して、第二振動子の検出した振
動信号を第一振動子に帰還することにより自励発振回路
を構成することができる。
の機械共振周波数を調整して、第二振動子の検出した振
動信号を第一振動子に帰還することにより自励発振回路
を構成することができる。
【0011】請求項2に記載の角速度センサに係る発明
は、前記周波数調整手段が、前記振動子に静電力を及ぼ
すように近接して設けた静電調整電極と、この静電調整
電極と前記振動子との間に直流電圧を加える可変直流電
圧源と、を含むことを特徴とするものである。
は、前記周波数調整手段が、前記振動子に静電力を及ぼ
すように近接して設けた静電調整電極と、この静電調整
電極と前記振動子との間に直流電圧を加える可変直流電
圧源と、を含むことを特徴とするものである。
【0012】この発明は、バネ定数の大きい第一振動子
または第二振動子と静電調整電極との間に可変直流電圧
源から徐々に電圧を加えて、そのバネ定数を見掛上次第
に小さくしていきながら、その機械共振周波数を下げて
いき、第一振動子と第二振動子の音叉振動周波数を等し
くする。これにより、音叉振動を効率よく行わせる。請
求項3に記載の角速度センサに係る発明は、前記第一振
動子の一方側に近接して駆動手段としての静電駆動電極
を有し、他方側に近接して周波数調整手段としての静電
調整電極を有し、前記第二振動子の一方側にモニタ手段
としてのモニタ電極を有し、他方側に近接して周波数調
整手段としての静電調整電極を有し、前記第一振動子お
よび前記第二振動子のコリオリ力発生方向に、ギャップ
を介して、コリオリ力検出手段としての検出電極を有す
ることを特徴とするものである。
または第二振動子と静電調整電極との間に可変直流電圧
源から徐々に電圧を加えて、そのバネ定数を見掛上次第
に小さくしていきながら、その機械共振周波数を下げて
いき、第一振動子と第二振動子の音叉振動周波数を等し
くする。これにより、音叉振動を効率よく行わせる。請
求項3に記載の角速度センサに係る発明は、前記第一振
動子の一方側に近接して駆動手段としての静電駆動電極
を有し、他方側に近接して周波数調整手段としての静電
調整電極を有し、前記第二振動子の一方側にモニタ手段
としてのモニタ電極を有し、他方側に近接して周波数調
整手段としての静電調整電極を有し、前記第一振動子お
よび前記第二振動子のコリオリ力発生方向に、ギャップ
を介して、コリオリ力検出手段としての検出電極を有す
ることを特徴とするものである。
【0013】この発明は、周波数調整手段により、第一
振動子と第二振動子とのいづれかのバネ定数が見掛上小
さく調整されて音叉振動が効率より行われ、これによ
り、検出電極によるコリオリ力の検出感度が向上する。
振動子と第二振動子とのいづれかのバネ定数が見掛上小
さく調整されて音叉振動が効率より行われ、これによ
り、検出電極によるコリオリ力の検出感度が向上する。
【0014】請求項4に記載の角速度センサに係る発明
は、前記第一振動子の両側に近接して駆動手段としての
静電駆動電極を有し、前記第二振動子の一方側にモニタ
手段としてのモニタ電極を有し、他方側に近接して周波
数調整手段としての静電調整電極を有し、前記第一振動
子および前記第二振動子のコリオリ力発生方向に、ギャ
ップを介して、コリオリ力検出手段としての検出電極を
有することを特徴とするものである。
は、前記第一振動子の両側に近接して駆動手段としての
静電駆動電極を有し、前記第二振動子の一方側にモニタ
手段としてのモニタ電極を有し、他方側に近接して周波
数調整手段としての静電調整電極を有し、前記第一振動
子および前記第二振動子のコリオリ力発生方向に、ギャ
ップを介して、コリオリ力検出手段としての検出電極を
有することを特徴とするものである。
【0015】この発明は、第一振動子が両側から双方駆
動されて駆動力および駆動振幅が大きくなり、第二振動
子のバネ定数が見掛上小さく調整されて、音叉振動が効
率よく行われ、これにより、検出電極によるコリオリ力
の検出感度が向上する。
動されて駆動力および駆動振幅が大きくなり、第二振動
子のバネ定数が見掛上小さく調整されて、音叉振動が効
率よく行われ、これにより、検出電極によるコリオリ力
の検出感度が向上する。
【0016】請求項5に記載の角速度センサに係る発明
は、前記振動子と前記静電調整電極とのギャップを介す
る対向面が、平坦面または凹凸を有していることを特徴
とするものである。
は、前記振動子と前記静電調整電極とのギャップを介す
る対向面が、平坦面または凹凸を有していることを特徴
とするものである。
【0017】この発明は、第一振動子および第二振動子
と静電調整電極との対向面がギャップを介して平坦面と
なっているので、その対向面間に直流電圧を印加する
と、それらの間に静電気力が働いて、第一振動子または
第二振動子はその静電力により吸引されて拘束され、そ
のバネ定数が見掛上小さくなると共に機械共振周波数が
低くなる。
と静電調整電極との対向面がギャップを介して平坦面と
なっているので、その対向面間に直流電圧を印加する
と、それらの間に静電気力が働いて、第一振動子または
第二振動子はその静電力により吸引されて拘束され、そ
のバネ定数が見掛上小さくなると共に機械共振周波数が
低くなる。
【0018】また、第一振動子および第二振動子と静電
調整電極との対向面がギャップを介して凹凸となってい
る場合には、対抗面積が大きくなって静電力の作用力が
大きくなり、低電圧で周波数調整を行うことができる。
調整電極との対向面がギャップを介して凹凸となってい
る場合には、対抗面積が大きくなって静電力の作用力が
大きくなり、低電圧で周波数調整を行うことができる。
【0019】請求項6に記載の角速度センサの周波数調
整方法に係る発明は、音叉結合した二つの振動子の少な
くとも一方の振動子に周波数調整手段を設け、この周波
数調整手段から前記一方の振動子に直流電圧を加えて、
その静電力により前記一方の振動子の見掛上のバネ定数
を小さくして、両方の振動子の機械共振周波数を等しく
するものである。
整方法に係る発明は、音叉結合した二つの振動子の少な
くとも一方の振動子に周波数調整手段を設け、この周波
数調整手段から前記一方の振動子に直流電圧を加えて、
その静電力により前記一方の振動子の見掛上のバネ定数
を小さくして、両方の振動子の機械共振周波数を等しく
するものである。
【0020】この発明は、音叉振動をするように機械結
合した二つの振動子が、バネ定数を相違させてそれらの
機械共振周波数が異なる場合に、バネ定数が大きくて機
械共振周波数の高い一方の振動子に設けた周波数調整手
段から該一方の振動子に直流電圧を加えて静電力を及ぼ
し、該一方の振動子の見掛上のバネ定数を小さくして、
その共振周波数を下げて、音叉振動をする両方の振動子
の機械共振周波数を等しくする。
合した二つの振動子が、バネ定数を相違させてそれらの
機械共振周波数が異なる場合に、バネ定数が大きくて機
械共振周波数の高い一方の振動子に設けた周波数調整手
段から該一方の振動子に直流電圧を加えて静電力を及ぼ
し、該一方の振動子の見掛上のバネ定数を小さくして、
その共振周波数を下げて、音叉振動をする両方の振動子
の機械共振周波数を等しくする。
【0021】
【発明の実施の形態】つぎに、図1および図2を参照し
て、本発明の第1実施例の角速度センサ10について説
明する。
て、本発明の第1実施例の角速度センサ10について説
明する。
【0022】1はシリコン基板で、このシリコン基板1
の上面の領域で、後述の駆動用振動子およびモニタ用振
動子に対向する領域には、スパッタリング法、蒸着法、
フォトリソグラフィ技術などを用いて、金(Au)/ク
ロム(Cr)、アルミニュウム(Al)などからなる、
コリオリ力検出手段としての矩形状の検出電極2a、2
bが形成される。
の上面の領域で、後述の駆動用振動子およびモニタ用振
動子に対向する領域には、スパッタリング法、蒸着法、
フォトリソグラフィ技術などを用いて、金(Au)/ク
ロム(Cr)、アルミニュウム(Al)などからなる、
コリオリ力検出手段としての矩形状の検出電極2a、2
bが形成される。
【0023】また、シリコン基板1の一つの対向辺に
は、固定櫛歯電極3cを有する駆動固定電極3と固定櫛
歯電極4cを有するモニタ固定電極4がそれぞれ形成さ
れる。これらの駆動固定電極3およびモニタ固定電極4
は、下層がシリコン酸化膜3a、4aで、上層が金属層
3b、4bよりなる。
は、固定櫛歯電極3cを有する駆動固定電極3と固定櫛
歯電極4cを有するモニタ固定電極4がそれぞれ形成さ
れる。これらの駆動固定電極3およびモニタ固定電極4
は、下層がシリコン酸化膜3a、4aで、上層が金属層
3b、4bよりなる。
【0024】また、シリコン基板1のもう一つの対向辺
には、シリコン酸化膜を介して金属により支持固定部5
a、5bがそれぞれ形成される。これらの支持固定部5
a、5bには、可動部6(図1の塗りつぶし部)のコ字
型可動梁8a、8bの中央部が捩じれ梁7a、7bを介
してそれぞれ回転可能に支持される。そして、コ字型可
動梁8a、8bの両先端部は、矩形状の駆動用振動子9
およびモニタ用振動子11にそれぞれ結合している。こ
れらの駆動用振動子9とモニタ用振動子11には、それ
らの外側面に可動櫛歯電極9a、11aがそれぞれ形成
される。これらの可動櫛歯電極9a、11aは、駆動固
定電極3の固定櫛歯電極3c、モニタ固定電極4の固定
櫛歯電極4cに間隙を介してそれぞれ噛み合っている。
そして、固定櫛歯電極3cと可動櫛歯電極9aは駆動手
段を構成し、また固定櫛歯電極4cと可動櫛歯電極11
aはモニタ手段を構成する。
には、シリコン酸化膜を介して金属により支持固定部5
a、5bがそれぞれ形成される。これらの支持固定部5
a、5bには、可動部6(図1の塗りつぶし部)のコ字
型可動梁8a、8bの中央部が捩じれ梁7a、7bを介
してそれぞれ回転可能に支持される。そして、コ字型可
動梁8a、8bの両先端部は、矩形状の駆動用振動子9
およびモニタ用振動子11にそれぞれ結合している。こ
れらの駆動用振動子9とモニタ用振動子11には、それ
らの外側面に可動櫛歯電極9a、11aがそれぞれ形成
される。これらの可動櫛歯電極9a、11aは、駆動固
定電極3の固定櫛歯電極3c、モニタ固定電極4の固定
櫛歯電極4cに間隙を介してそれぞれ噛み合っている。
そして、固定櫛歯電極3cと可動櫛歯電極9aは駆動手
段を構成し、また固定櫛歯電極4cと可動櫛歯電極11
aはモニタ手段を構成する。
【0025】なお、駆動用振動子9およびモニタ用振動
子11と検出電極2a、2bとの間には、ギャップg1
が形成される。
子11と検出電極2a、2bとの間には、ギャップg1
が形成される。
【0026】また、駆動用振動子9の内側面側には、周
波数調整手段としての静電調整電極12が側面を近接さ
せて形成され、駆動用振動子9と静電調整電極12との
対向面はギャップを介して平行面をなしている。
波数調整手段としての静電調整電極12が側面を近接さ
せて形成され、駆動用振動子9と静電調整電極12との
対向面はギャップを介して平行面をなしている。
【0027】また同様に、モニタ用振動子11の内側面
側には、周波数調整手段としての静電調整電極13が側
面を近接させて形成され、モニタ用振動子11と静電調
整電極13との対向面はギャップを介して平行面をなし
ている。これらの静電調整電極12、13は、シリコン
酸化膜を介してシリコン基板1の上に形成される。
側には、周波数調整手段としての静電調整電極13が側
面を近接させて形成され、モニタ用振動子11と静電調
整電極13との対向面はギャップを介して平行面をなし
ている。これらの静電調整電極12、13は、シリコン
酸化膜を介してシリコン基板1の上に形成される。
【0028】なお、上記角速度センサ10の駆動用振動
子9、駆動固定電極3、モニタ用電極11などは、金属
により形成したが、フォトエッチングなどの半導体微細
加工技術を用いてポリシリコン基板を加工して形成して
もよい。
子9、駆動固定電極3、モニタ用電極11などは、金属
により形成したが、フォトエッチングなどの半導体微細
加工技術を用いてポリシリコン基板を加工して形成して
もよい。
【0029】つぎに、角速度センサ10の機械共振周波
数の調整方法について説明する。支持固定部5a、5b
をグランドに接続して動作させるので、可動部6(塗り
潰し部分)はグランド電位となる。
数の調整方法について説明する。支持固定部5a、5b
をグランドに接続して動作させるので、可動部6(塗り
潰し部分)はグランド電位となる。
【0030】駆動固定電極3と支持固定部5a(5b)
との間に、駆動用振動子9(可動梁8a、8bの左側半
分を含む)の機械共振周波数と同じ周波数の交流の駆動
電圧を印加して、静電吸引力により駆動用振動子9をX
軸方向に振動させる。このとき、駆動用振動子9とモニ
タ用振動子11(可動梁8a、8bの右側半分を含む)
の機械共振周波数が等しければ、モニタ用振動子11は
駆動用振動子9の機械共振周波数に共振して音叉振動、
即ち、矢印で示すように、X軸方向でそれぞれ反対方向
に振動するようになる。
との間に、駆動用振動子9(可動梁8a、8bの左側半
分を含む)の機械共振周波数と同じ周波数の交流の駆動
電圧を印加して、静電吸引力により駆動用振動子9をX
軸方向に振動させる。このとき、駆動用振動子9とモニ
タ用振動子11(可動梁8a、8bの右側半分を含む)
の機械共振周波数が等しければ、モニタ用振動子11は
駆動用振動子9の機械共振周波数に共振して音叉振動、
即ち、矢印で示すように、X軸方向でそれぞれ反対方向
に振動するようになる。
【0031】この音叉振動に基づく振動信号は、モニタ
固定電極4で電気的に検出する。即ち、モニタ固定電極
4に現れる変化容量(振動信号)を電圧に変換し、この
変換電圧が、駆動固定電極3に加えた駆動電圧の周波数
および位相と同じであれば、駆動用振動子9とモニタ用
振動子11とは、機械共振周波数を等しくしていること
になる。もし、モニタ固定電極4に現れる変化容量を変
換した電圧の周波数および位相が、駆動固定電極3に加
えた駆動電圧の周波数および位相と相違していると、駆
動用振動子9とモニタ用振動子11とは、バネ定数を相
違させて機械共振周波数を異ならせていることになる。
固定電極4で電気的に検出する。即ち、モニタ固定電極
4に現れる変化容量(振動信号)を電圧に変換し、この
変換電圧が、駆動固定電極3に加えた駆動電圧の周波数
および位相と同じであれば、駆動用振動子9とモニタ用
振動子11とは、機械共振周波数を等しくしていること
になる。もし、モニタ固定電極4に現れる変化容量を変
換した電圧の周波数および位相が、駆動固定電極3に加
えた駆動電圧の周波数および位相と相違していると、駆
動用振動子9とモニタ用振動子11とは、バネ定数を相
違させて機械共振周波数を異ならせていることになる。
【0032】この場合、駆動用振動子9のバネ定数が大
きくて機械共振周波数が高い場合には、駆動用振動子9
と静電調整電極12との間に可変直流電圧源v1から直
流電圧を徐々に加える。また、モニタ用振動子11のバ
ネ定数が大きくて機械共振周波数が高い場合には、モニ
タ用振動子11と静電調整電極13との間に、可変直流
電圧源v2から直流電圧を徐々に加える。そして、機械
共振周波数の高い振動子の方の見掛上のバネ定数を小さ
くし、その機械共振周波数を小さくして駆動用振動子9
とモニタ用振動子11との機械共振周波数を等しくし、
かつ、位相も等しくする。
きくて機械共振周波数が高い場合には、駆動用振動子9
と静電調整電極12との間に可変直流電圧源v1から直
流電圧を徐々に加える。また、モニタ用振動子11のバ
ネ定数が大きくて機械共振周波数が高い場合には、モニ
タ用振動子11と静電調整電極13との間に、可変直流
電圧源v2から直流電圧を徐々に加える。そして、機械
共振周波数の高い振動子の方の見掛上のバネ定数を小さ
くし、その機械共振周波数を小さくして駆動用振動子9
とモニタ用振動子11との機械共振周波数を等しくし、
かつ、位相も等しくする。
【0033】この電気的な周波数調整ないし位相調整に
より、駆動用振動子9を含む機械振動系とモニタ用振動
子11を含む機械振動系のバネ定数を見掛上等しくして
機械共振周波数を合わせ、駆動用振動子9とモニタ用振
動子11とに音叉振動を行わせることができる。これに
より、繁雑な切削などの機械的加工調整を無くして、簡
単かつ容易に周波数調整を行うことができる。
より、駆動用振動子9を含む機械振動系とモニタ用振動
子11を含む機械振動系のバネ定数を見掛上等しくして
機械共振周波数を合わせ、駆動用振動子9とモニタ用振
動子11とに音叉振動を行わせることができる。これに
より、繁雑な切削などの機械的加工調整を無くして、簡
単かつ容易に周波数調整を行うことができる。
【0034】つぎに、角速度センサ10の動作について
説明する。上述のように、駆動用振動子9とモニタ用振
動子11とが、それらの機械共振周波数が調整されて、
音叉振動をして慣性状態にあるときに、角速度センサ1
0が捩じれ梁7a、7bを通るY軸回りに回転すると、
コリオリ力が紙面に垂直なZ軸方向に発生して、駆動用
振動子9とモニタ用振動子11は、図2に矢印で示すよ
うに、Z軸方向で逆方向にそれぞれ振動するようにな
る。そして、駆動用振動子9と検出電極2aとの間に形
成される静電容量と、モニタ用振動子11と検出電極2
bとの間に形成される静電容量とが、一方は増加し他方
は減少することになる。この増減する容量を電圧変換し
て差動増幅することにより回転角速度を求める。
説明する。上述のように、駆動用振動子9とモニタ用振
動子11とが、それらの機械共振周波数が調整されて、
音叉振動をして慣性状態にあるときに、角速度センサ1
0が捩じれ梁7a、7bを通るY軸回りに回転すると、
コリオリ力が紙面に垂直なZ軸方向に発生して、駆動用
振動子9とモニタ用振動子11は、図2に矢印で示すよ
うに、Z軸方向で逆方向にそれぞれ振動するようにな
る。そして、駆動用振動子9と検出電極2aとの間に形
成される静電容量と、モニタ用振動子11と検出電極2
bとの間に形成される静電容量とが、一方は増加し他方
は減少することになる。この増減する容量を電圧変換し
て差動増幅することにより回転角速度を求める。
【0035】つぎに、図3を参照して本発明の第2実施
例の角速度センサ20について説明する。本実施例の角
速度センサ20において、第1実施例の角速度センサ1
0と同一部分には同一番号を付して、その説明を援用す
る。
例の角速度センサ20について説明する。本実施例の角
速度センサ20において、第1実施例の角速度センサ1
0と同一部分には同一番号を付して、その説明を援用す
る。
【0036】この角速度センサ20は、駆動用振動子9
bと静電調整電極12aとの対向面を三角形状の凹凸に
形成してギャップを介して近接させ、かつ、モニタ用振
動子11bと静電調整電極13aとの対向面も三角形状
の凹凸に形成してギャップを介して近接させたものであ
る。
bと静電調整電極12aとの対向面を三角形状の凹凸に
形成してギャップを介して近接させ、かつ、モニタ用振
動子11bと静電調整電極13aとの対向面も三角形状
の凹凸に形成してギャップを介して近接させたものであ
る。
【0037】本実施例の周波数調整は、前述の角速度セ
ンサ10と同様に、可変直流電圧源v1またはv2か
ら、可変電圧を加えることにより、静電調整電極12a
または13aを介して、駆動用振動子9bの駆動振動系
またはモニタ用振動子11bのモニタ振動系のバネ定数
を見掛上変えて行うことができる。なお、本実施例のコ
リオリ力に基づく角速度検出の動作は角速度センサ10
の場合と同様である。
ンサ10と同様に、可変直流電圧源v1またはv2か
ら、可変電圧を加えることにより、静電調整電極12a
または13aを介して、駆動用振動子9bの駆動振動系
またはモニタ用振動子11bのモニタ振動系のバネ定数
を見掛上変えて行うことができる。なお、本実施例のコ
リオリ力に基づく角速度検出の動作は角速度センサ10
の場合と同様である。
【0038】本実施例は、駆動用振動子9bと静電調整
電極12aとの対向面およびモニタ用振動子11bと静
電調整電極13aとの対向面を三角形状の凹凸とするこ
とにより、対向面積をそれぞれ広くしているので、低電
圧で静電吸引力を大きくし、周波数調整効果を向上さ
せ、且つ空気抵抗を低減することができる。
電極12aとの対向面およびモニタ用振動子11bと静
電調整電極13aとの対向面を三角形状の凹凸とするこ
とにより、対向面積をそれぞれ広くしているので、低電
圧で静電吸引力を大きくし、周波数調整効果を向上さ
せ、且つ空気抵抗を低減することができる。
【0039】つぎに、図4を参照して本発明の第3実施
例の角速度センサ30について説明する。なお、本実施
例の角速度センサ30において、第1実施例の角速度セ
ンサ10と同一部分には同一番号を付して、その説明を
援用する。
例の角速度センサ30について説明する。なお、本実施
例の角速度センサ30において、第1実施例の角速度セ
ンサ10と同一部分には同一番号を付して、その説明を
援用する。
【0040】この角速度センサ30は、図1に示す角速
度センサ10における駆動用振動子9の片側駆動を両側
(双方)駆動するものである。即ち、駆動用振動子9b
の外側に設けれた駆動手段、即ち、間隙を介して噛み合
う固定櫛歯電極3cと可動櫛歯電極9aの他に、内側に
もこれと面対称をなす駆動手段、即ち、間隙を介して噛
み合う可動櫛歯電極9cと固定櫛歯電極14aとを設け
たものである。可動櫛歯電極9cは駆動用振動子9bに
結合し、固定櫛歯電極14aは駆動固定電極14に結合
している。
度センサ10における駆動用振動子9の片側駆動を両側
(双方)駆動するものである。即ち、駆動用振動子9b
の外側に設けれた駆動手段、即ち、間隙を介して噛み合
う固定櫛歯電極3cと可動櫛歯電極9aの他に、内側に
もこれと面対称をなす駆動手段、即ち、間隙を介して噛
み合う可動櫛歯電極9cと固定櫛歯電極14aとを設け
たものである。可動櫛歯電極9cは駆動用振動子9bに
結合し、固定櫛歯電極14aは駆動固定電極14に結合
している。
【0041】本実施例においては、周波数調整手段をな
す静電調整電極13はモニタ用振動子11にだけ設けら
れているので、モニタ用振動子11を含むモニタ振動系
の当初のバネ定数を、駆動用振動子9bを含む駆動振動
系のバネ定数よりもやや大きく形成する。
す静電調整電極13はモニタ用振動子11にだけ設けら
れているので、モニタ用振動子11を含むモニタ振動系
の当初のバネ定数を、駆動用振動子9bを含む駆動振動
系のバネ定数よりもやや大きく形成する。
【0042】本実施例において、駆動用振動子9bの駆
動は、駆動用振動子9bの機械共振周波数と同じ周波数
で180゜位相の異なる交流電圧を、支持固定部5a
(5b)をグランドにして、駆動固定電極3と14とに
印加して、駆動用振動子9bを、静電引力によりX軸方
向に往復駆動する。また、駆動用振動子9bを含む駆動
振動系とモニタ用振動子11を含むモニタ振動系の機械
共振周波数の調整は、支持固定部5bと静電調整電極1
3との間に接続された周波数調整手段をなす可変直流電
圧源v2の電圧を可変して、静電調整電極13とモニタ
用振動子11との間に静電引力を加えて、モニタ用振動
子11の見掛上のバネ定数を小さくして行われる。な
お、本実施例のコリオリ力に基づく角速度検出の動作は
角速度センサ10の場合と同様である。
動は、駆動用振動子9bの機械共振周波数と同じ周波数
で180゜位相の異なる交流電圧を、支持固定部5a
(5b)をグランドにして、駆動固定電極3と14とに
印加して、駆動用振動子9bを、静電引力によりX軸方
向に往復駆動する。また、駆動用振動子9bを含む駆動
振動系とモニタ用振動子11を含むモニタ振動系の機械
共振周波数の調整は、支持固定部5bと静電調整電極1
3との間に接続された周波数調整手段をなす可変直流電
圧源v2の電圧を可変して、静電調整電極13とモニタ
用振動子11との間に静電引力を加えて、モニタ用振動
子11の見掛上のバネ定数を小さくして行われる。な
お、本実施例のコリオリ力に基づく角速度検出の動作は
角速度センサ10の場合と同様である。
【0043】本実施例は、駆動用振動子9bを両側から
双方駆動するので、駆動用振動子9bの振動振幅が大き
くなり、周波数調整により、モニタ用振動子11も駆動
用振動子9bに合わせて大きな振幅で振動するので、コ
リオリ力の検出感度が大きくなる。
双方駆動するので、駆動用振動子9bの振動振幅が大き
くなり、周波数調整により、モニタ用振動子11も駆動
用振動子9bに合わせて大きな振幅で振動するので、コ
リオリ力の検出感度が大きくなる。
【0044】つぎに、図5を参照して本発明の第4実施
例の角速度センサ40について説明する。本実施例の角
速度センサ40は、図4に示す角速度センサ30の駆動
振動系の構成を用い、また図3に示す角速度センサ20
のモニタ振動系の構成を用いているので、それらと同一
部分には同一番号を付して、それらの説明を援用する。
例の角速度センサ40について説明する。本実施例の角
速度センサ40は、図4に示す角速度センサ30の駆動
振動系の構成を用い、また図3に示す角速度センサ20
のモニタ振動系の構成を用いているので、それらと同一
部分には同一番号を付して、それらの説明を援用する。
【0045】本実施例は、駆動用振動子9bを両側から
双方駆動するので、駆動用振動子9bの振動振幅が大き
くなる。また、モニタ用振動子11bと静電調整電極1
3との対向面を三角形状の凹凸にしているので、可変直
流電圧源v2による低電圧での周波数調整ができる。
双方駆動するので、駆動用振動子9bの振動振幅が大き
くなる。また、モニタ用振動子11bと静電調整電極1
3との対向面を三角形状の凹凸にしているので、可変直
流電圧源v2による低電圧での周波数調整ができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の角速度センサに係る発
明は、二つの振動子の加工精度がばらついて機械共振周
波数が一致しなくても、電気的に二つの振動子の機械共
振周波数のズレを調整できるため、追加の調整加工の必
要がなく、確実に音叉振動をさせることができる。
明は、二つの振動子の加工精度がばらついて機械共振周
波数が一致しなくても、電気的に二つの振動子の機械共
振周波数のズレを調整できるため、追加の調整加工の必
要がなく、確実に音叉振動をさせることができる。
【0047】請求項2に記載の発明は、電源電圧を変え
ることで静電力を可変できるので、振動子の機械共振周
波数を簡単に調整できる。
ることで静電力を可変できるので、振動子の機械共振周
波数を簡単に調整できる。
【0048】請求項3に記載の発明は、二つの振動子の
両方の機械共振周波数を調整できるので、二つの振動子
のバネ定数の違いが大きくても音叉振動をさせることが
できる。
両方の機械共振周波数を調整できるので、二つの振動子
のバネ定数の違いが大きくても音叉振動をさせることが
できる。
【0049】請求項4に記載の発明は、駆動用振動子を
両側から双方駆動することにより、駆動力および駆動振
幅が大きくなり、コリオリ力の検出感度が向上する。
両側から双方駆動することにより、駆動力および駆動振
幅が大きくなり、コリオリ力の検出感度が向上する。
【0050】請求項5に記載の発明は、周波数調整手段
の対向面に凹凸を設けることにより、対向面積を大きく
することができ、低電圧で周波数調整が可能となり、ま
た空気抵抗も低減することができる。
の対向面に凹凸を設けることにより、対向面積を大きく
することができ、低電圧で周波数調整が可能となり、ま
た空気抵抗も低減することができる。
【0051】請求項6に記載の角速度センサの周波数調
整方法に係る発明は、周波数調整手段からバネ定数の大
きな一方の振動子に直流電圧を加えて、該一方の振動子
の見掛上のバネ定数を小さくしてその機械共振周波数を
小さくして、両方の振動子の機械共振周波数を等しくす
るので、従来のように切削などの繁雑な機械加工による
ことなく、直流電圧を印加するという電気的方法により
簡単かつ容易に周波数調整を行うことができる。
整方法に係る発明は、周波数調整手段からバネ定数の大
きな一方の振動子に直流電圧を加えて、該一方の振動子
の見掛上のバネ定数を小さくしてその機械共振周波数を
小さくして、両方の振動子の機械共振周波数を等しくす
るので、従来のように切削などの繁雑な機械加工による
ことなく、直流電圧を印加するという電気的方法により
簡単かつ容易に周波数調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の角速度センサの平面図
【図2】 図1のX1−X1線断面形態図
【図3】 本発明の第2実施例の角速度センサの平面図
【図4】 本発明の第3実施例の角速度センサの平面図
【図5】 本発明の第4実施例の角速度センサの平面図
【図6】 従来の角速度センサの平面図
【図7】 図6のX2−X2線断面形態図
1 シリコン基板 2a、2b 検出電極 3、14 駆動固定電極 4 モニタ固定電極 3a、4a 酸化シリコン膜 3b、4b 金属層 3c、4c 固定櫛歯電極 5a、5b 支持固定部 6 可動部 7a、7b 捩じれ梁 8a、8b 可動梁 9、9b 駆動用振動子 9a、11a 可動櫛歯電極 10、20、30、40 角速度センサ 11、11b モニタ用振動子 12、13 静電調整電極 v1、v2 可変直流電圧源
Claims (6)
- 【請求項1】 支持固定部に梁を介して支持され且つ音
叉結合した第一振動子および第二振動子と、前記第一振
動子を励振する駆動手段と、前記第二振動子からの振動
信号を検出するモニタ手段と、前記第一振動子および前
記第二振動子のコリオリ力に基づく変位を検出するコリ
オリ力検出手段と、 前記第一振動子と前記第二振動子との少なくとも一方側
に振動周波数を調整する周波数調整手段と、を設けたこ
とを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項2】 前記周波数調整手段は、前記振動子に静
電力を及ぼすように近接して設けた静電調整電極と、こ
の静電調整電極と前記振動子との間に直流電圧を加える
可変直流電圧源と、を含むことを特徴とする請求項1に
記載の角速度センサ。 - 【請求項3】 前記第一振動子の一方側に近接して駆動
手段としての静電駆動電極を有し、他方側に近接して周
波数調整手段としての静電調整電極を有し、前記第二振
動子の一方側にモニタ手段としてのモニタ電極を有し、
他方側に近接して周波数調整手段としての静電調整電極
を有し、前記第一振動子および前記第二振動子のコリオ
リ力発生方向に、ギャップを介して、コリオリ力検出手
段としての検出電極を有することを特徴とする請求項1
または2に記載の角速度センサ。 - 【請求項4】 前記第一振動子の両側に近接して駆動手
段としての静電駆動電極を有し、前記第二振動子の一方
側にモニタ手段としてのモニタ電極を有し、他方側に近
接して周波数調整手段としての静電調整電極を有し、前
記第一振動子および前記第二振動子のコリオリ力発生方
向に、ギャップを介して、コリオリ力検出手段としての
検出電極を有することを特徴とする請求項1または2に
記載の角速度センサ。 - 【請求項5】 前記振動子と前記静電調整電極とのギャ
ップを介する対向面が、平坦面または凹凸を有している
ことを特徴とする請求項1から4のいづれかに記載の角
速度センサ。 - 【請求項6】 音叉結合した二つの振動子の少なくとも
一方の振動子に周波数調整手段を設け、この周波数調整
手段から前記一方の振動子に直流電圧を加えて、その静
電力により前記一方の振動子の見掛上のバネ定数を小さ
くして、両方の振動子の機械共振周波数を等しくする角
速度センサの周波数調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266837A JP2000097710A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 角速度センサおよびその周波数調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266837A JP2000097710A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 角速度センサおよびその周波数調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000097710A true JP2000097710A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17436358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10266837A Pending JP2000097710A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 角速度センサおよびその周波数調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000097710A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100629488B1 (ko) | 2005-02-28 | 2006-09-28 | 삼성전자주식회사 | 공진기 |
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-
1998
- 1998-09-21 JP JP10266837A patent/JP2000097710A/ja active Pending
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