JP2000095155A - 装軌式車両の案内ローラ装置 - Google Patents
装軌式車両の案内ローラ装置Info
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Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装軌式車両の上側ローラ装置等に適用される
案内ローラ装置に関し、潤滑剤を用いることなく転動体
を円滑に回転させる。 【解決手段】 上側ローラ装置9のローラ14を自己潤
滑性を有するエンジニアリングプラスチックによって形
成し、このローラ14の内周側に支持軸13に回転可能
に嵌合する軸受部14Aを一体に形成する。これによ
り、ローラ14は、自己潤滑性を有する軸受部14Aに
より、支持軸13に対して円滑に回転することができ
る。このため、潤滑剤によってローラ14の円滑な回転
を保つ構成に比較して、潤滑剤の消耗、漏れ等によって
ローラ14の回転が阻害されることがなく、ローラ14
を長期に亘って円滑に回転させることができる。
案内ローラ装置に関し、潤滑剤を用いることなく転動体
を円滑に回転させる。 【解決手段】 上側ローラ装置9のローラ14を自己潤
滑性を有するエンジニアリングプラスチックによって形
成し、このローラ14の内周側に支持軸13に回転可能
に嵌合する軸受部14Aを一体に形成する。これによ
り、ローラ14は、自己潤滑性を有する軸受部14Aに
より、支持軸13に対して円滑に回転することができ
る。このため、潤滑剤によってローラ14の円滑な回転
を保つ構成に比較して、潤滑剤の消耗、漏れ等によって
ローラ14の回転が阻害されることがなく、ローラ14
を長期に亘って円滑に回転させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル、油圧
クレーン等の装軌式車両に好適に用いられる装軌式車両
の案内ローラ装置に関する。
クレーン等の装軌式車両に好適に用いられる装軌式車両
の案内ローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設作業に用いられる装軌式車両は、整地されていな
い地面を走行するため、トラックフレームを構成するサ
イドフレームの一端側に設けられた駆動輪と他端側に設
けられた遊動輪との間に巻装される履帯を備えている。
そして、サイドフレームには、通常、駆動輪と遊動輪と
の間で周回する履帯をガイドするための案内ローラ装置
が設けられている(例えば、特開平8−282554号
公報等)。
の建設作業に用いられる装軌式車両は、整地されていな
い地面を走行するため、トラックフレームを構成するサ
イドフレームの一端側に設けられた駆動輪と他端側に設
けられた遊動輪との間に巻装される履帯を備えている。
そして、サイドフレームには、通常、駆動輪と遊動輪と
の間で周回する履帯をガイドするための案内ローラ装置
が設けられている(例えば、特開平8−282554号
公報等)。
【0003】ここで、上述の案内ローラ装置は、駆動輪
と遊動輪との間に位置してサイドフレームの下面側に設
けられた下側ローラ装置と、駆動輪と遊動輪との間に位
置してサイドフレームの上面側に設けられた上側ローラ
装置とからなり、上側ローラ装置は、履帯を下側から支
持することにより駆動輪と遊動輪との間で履帯が弛むの
防止し、履帯が適正な無限軌道を保つようにガイドする
ものである。
と遊動輪との間に位置してサイドフレームの下面側に設
けられた下側ローラ装置と、駆動輪と遊動輪との間に位
置してサイドフレームの上面側に設けられた上側ローラ
装置とからなり、上側ローラ装置は、履帯を下側から支
持することにより駆動輪と遊動輪との間で履帯が弛むの
防止し、履帯が適正な無限軌道を保つようにガイドする
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による上側ローラ装置は、通常、トラックフレー
ムを構成するサイドフレームに基端側が固定された支持
軸と、この支持軸の先端側に回転可能に設けられた円筒
状の転動体とからなり、支持軸と転動体との間には転が
り軸受、すべり軸受等が設けられている。そして、転動
体の内周側には潤滑油等の潤滑剤が充填され、この潤滑
剤によって転動体が円滑に回転する構成となっている。
来技術による上側ローラ装置は、通常、トラックフレー
ムを構成するサイドフレームに基端側が固定された支持
軸と、この支持軸の先端側に回転可能に設けられた円筒
状の転動体とからなり、支持軸と転動体との間には転が
り軸受、すべり軸受等が設けられている。そして、転動
体の内周側には潤滑油等の潤滑剤が充填され、この潤滑
剤によって転動体が円滑に回転する構成となっている。
【0005】しかし、上述した従来技術による上側ロー
ラ装置では、支持軸と転動体との間に設けた転がり軸
受、すべり軸受等を潤滑するため、メカニカルシール、
オイルシール等を用いて転動体内に潤滑剤を密封し、こ
の潤滑剤によって転動体の円滑な回転を保つ構成となっ
ている。このため、潤滑剤が消耗したり、メカニカルシ
ール等の破損によって潤滑剤が転動体から漏洩した場合
には、転動体の円滑な回転が阻害されてしまうという問
題がある。
ラ装置では、支持軸と転動体との間に設けた転がり軸
受、すべり軸受等を潤滑するため、メカニカルシール、
オイルシール等を用いて転動体内に潤滑剤を密封し、こ
の潤滑剤によって転動体の円滑な回転を保つ構成となっ
ている。このため、潤滑剤が消耗したり、メカニカルシ
ール等の破損によって潤滑剤が転動体から漏洩した場合
には、転動体の円滑な回転が阻害されてしまうという問
題がある。
【0006】また、従来技術による上側ローラ装置で
は、メカニカルシール、オイルシール等を用いて潤滑剤
を転動体内に密封する必要があり、このメカニカルシー
ルが高価である上に、メカニカルシール等を転動体に組
付けるときの作業が煩雑で、製造コストが嵩んでしまう
という問題がある。
は、メカニカルシール、オイルシール等を用いて潤滑剤
を転動体内に密封する必要があり、このメカニカルシー
ルが高価である上に、メカニカルシール等を転動体に組
付けるときの作業が煩雑で、製造コストが嵩んでしまう
という問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、潤滑剤を用いることなく転動体の円滑な
回転を保つことができ、かつ、製造コストの低減にも寄
与することができるようにした装軌式車両の案内ローラ
装置を提供することを目的としている。
されたもので、潤滑剤を用いることなく転動体の円滑な
回転を保つことができ、かつ、製造コストの低減にも寄
与することができるようにした装軌式車両の案内ローラ
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、装軌式車両のトラックフレームに基端
側が固定された支持軸と、履帯を案内するため前記支持
軸の先端側に回転可能に設けられた転動体とからなる装
軌式車両の案内ローラ装置に適用される。
ために本発明は、装軌式車両のトラックフレームに基端
側が固定された支持軸と、履帯を案内するため前記支持
軸の先端側に回転可能に設けられた転動体とからなる装
軌式車両の案内ローラ装置に適用される。
【0009】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記転動体はエンジニアリングプラスチックに
より円筒状に形成し、前記転動体の内周側には前記支持
軸との間に自己潤滑性をもった軸受部を設けたことにあ
る。
特徴は、前記転動体はエンジニアリングプラスチックに
より円筒状に形成し、前記転動体の内周側には前記支持
軸との間に自己潤滑性をもった軸受部を設けたことにあ
る。
【0010】このように構成したことにより、転動体は
自己潤滑性をもった軸受部によって支持軸に対して円滑
に回転するから、転動体内に潤滑剤等を封入する必要が
ない。このため、潤滑剤の消耗、漏れ等に起因する転動
体の回転不良を回避することができ、転動体を長期に亘
って円滑に回転させることができる。
自己潤滑性をもった軸受部によって支持軸に対して円滑
に回転するから、転動体内に潤滑剤等を封入する必要が
ない。このため、潤滑剤の消耗、漏れ等に起因する転動
体の回転不良を回避することができ、転動体を長期に亘
って円滑に回転させることができる。
【0011】また、請求項2の発明は、転動体は自己潤
滑性を有するエンジニアリングプラスチックによって形
成し、軸受部は転動体自体を用いて一体に形成したこと
にある。
滑性を有するエンジニアリングプラスチックによって形
成し、軸受部は転動体自体を用いて一体に形成したこと
にある。
【0012】このように構成したことにより、転動体に
一体に設けた軸受部は自己潤滑性を有しているから、転
動体内に潤滑剤等を封入する必要がなく、潤滑剤の消
耗、漏れ等に起因する転動体の回転不良を回避すること
ができる。
一体に設けた軸受部は自己潤滑性を有しているから、転
動体内に潤滑剤等を封入する必要がなく、潤滑剤の消
耗、漏れ等に起因する転動体の回転不良を回避すること
ができる。
【0013】さらに、請求項3の発明は、軸受部は支持
軸と転動体との間に別個に設けられた自己潤滑性を有す
る軸受により構成したことにある。
軸と転動体との間に別個に設けられた自己潤滑性を有す
る軸受により構成したことにある。
【0014】このように構成したことにより、転動体は
自己潤滑性をもった軸受によって支持軸に対して円滑に
回転するから、転動体内に潤滑剤等を封入する必要がな
くなり、潤滑剤の消耗、漏れ等に起因する転動体の回転
不良を回避できる。しかも、軸受によって転動体の内周
面と支持軸とを非接触の状態に保つことができ、転動体
の摩耗を抑え、寿命を延ばすことができる。
自己潤滑性をもった軸受によって支持軸に対して円滑に
回転するから、転動体内に潤滑剤等を封入する必要がな
くなり、潤滑剤の消耗、漏れ等に起因する転動体の回転
不良を回避できる。しかも、軸受によって転動体の内周
面と支持軸とを非接触の状態に保つことができ、転動体
の摩耗を抑え、寿命を延ばすことができる。
【0015】また、請求項4の発明は、転動体の内周側
には、転動体の端面から軸受部に異物が侵入するのを防
止するシール部材を設ける構成としたことにある。
には、転動体の端面から軸受部に異物が侵入するのを防
止するシール部材を設ける構成としたことにある。
【0016】このように構成したことにより、シール部
材によって土砂等の異物が転動体の軸受部に侵入するの
を抑えることができ、転動体を長期に亘って円滑に回転
させることができる。
材によって土砂等の異物が転動体の軸受部に侵入するの
を抑えることができ、転動体を長期に亘って円滑に回転
させることができる。
【0017】さらに、請求項5の発明は、転動体の外周
側には耐摩耗性を有する金属皮膜を設ける構成としたこ
とにある。
側には耐摩耗性を有する金属皮膜を設ける構成としたこ
とにある。
【0018】このように構成したことにより、金属皮膜
によって転動体の外周面が履帯と接触して早期に摩耗し
てしまうのを抑えることができ、転動体の寿命を延ばす
ことができる。
によって転動体の外周面が履帯と接触して早期に摩耗し
てしまうのを抑えることができ、転動体の寿命を延ばす
ことができる。
【0019】また、請求項6の発明は、転動体の外周側
には耐摩耗性を有する金属カバーを嵌合する構成とした
ことにある。
には耐摩耗性を有する金属カバーを嵌合する構成とした
ことにある。
【0020】このように構成したことにより、金属カバ
ーによって転動体の外周面が履帯と接触して早期に摩耗
してしまうのを抑えることができる。しかも、摩耗した
金属カバーを交換することにより、さらに転動体の寿命
を延ばすことができる。
ーによって転動体の外周面が履帯と接触して早期に摩耗
してしまうのを抑えることができる。しかも、摩耗した
金属カバーを交換することにより、さらに転動体の寿命
を延ばすことができる。
【0021】さらに、請求項7の発明は、転動体の内周
側には転動体の先端面を閉塞する蓋体を設ける構成とし
たことにある。
側には転動体の先端面を閉塞する蓋体を設ける構成とし
たことにある。
【0022】このように構成したことにより、蓋体によ
って転動体の先端面から軸受部に土砂等の異物が侵入す
るのを抑えることができる。
って転動体の先端面から軸受部に土砂等の異物が侵入す
るのを抑えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による装軌式車両の
案内ローラ装置の実施の形態を、油圧ショベルの下部走
行体に適用した場合を例に挙げ、図1ないし図5を参照
しつつ説明する。
案内ローラ装置の実施の形態を、油圧ショベルの下部走
行体に適用した場合を例に挙げ、図1ないし図5を参照
しつつ説明する。
【0024】まず、図1ないし図3は第1の実施の形態
を示すに、1は油圧ショベルの下部走行体、2は下部走
行体1のトラックフレームで、トラックフレーム2は、
センターフレーム3と、センターフレーム3の左,右両
側に位置して前,後方向に伸長した一対のサイドフレー
ム4(一方のみ図示)とから大略構成され、トラックフ
レーム2上には上部旋回体(図示せず)が旋回可能に搭
載される。
を示すに、1は油圧ショベルの下部走行体、2は下部走
行体1のトラックフレームで、トラックフレーム2は、
センターフレーム3と、センターフレーム3の左,右両
側に位置して前,後方向に伸長した一対のサイドフレー
ム4(一方のみ図示)とから大略構成され、トラックフ
レーム2上には上部旋回体(図示せず)が旋回可能に搭
載される。
【0025】5はサイドフレーム4の一端側に設けられ
た駆動輪で、駆動輪5は走行モータ(図示せず)等によ
って回転駆動されることにより、後述する履帯7を周回
させるものである。6はサイドフレーム4の他端側に設
けられた遊動輪で、遊動輪6は、サイドフレーム4内に
配設された履帯張り装置(図示せず)によって駆動輪5
から離間する方向に付勢され、履帯7に適度な張りを与
える構成となっている。
た駆動輪で、駆動輪5は走行モータ(図示せず)等によ
って回転駆動されることにより、後述する履帯7を周回
させるものである。6はサイドフレーム4の他端側に設
けられた遊動輪で、遊動輪6は、サイドフレーム4内に
配設された履帯張り装置(図示せず)によって駆動輪5
から離間する方向に付勢され、履帯7に適度な張りを与
える構成となっている。
【0026】7は駆動輪5と遊動輪6との間に巻装され
た履帯で、この履帯7は、サイドフレーム4に設けられ
た後述の下側ローラ装置8、上側ローラ装置9によって
ガイドされた状態で、走行モータにより駆動輪5と遊動
輪6との間で周回され、下部走行体1を走行させるもの
である。
た履帯で、この履帯7は、サイドフレーム4に設けられ
た後述の下側ローラ装置8、上側ローラ装置9によって
ガイドされた状態で、走行モータにより駆動輪5と遊動
輪6との間で周回され、下部走行体1を走行させるもの
である。
【0027】8,8,…はサイドフレーム4の下面側に
回転可能に設けられた複数の下側ローラ装置で、これら
下側ローラ装置8は、サイドフレーム4と履帯7との間
に位置して履帯7をガイドするものである。
回転可能に設けられた複数の下側ローラ装置で、これら
下側ローラ装置8は、サイドフレーム4と履帯7との間
に位置して履帯7をガイドするものである。
【0028】9,9はサイドフレーム4の上面側に設け
られた2個の上側ローラ装置で、これら上側ローラ装置
9は、履帯7を下側から支持しつつガイドするものであ
る。
られた2個の上側ローラ装置で、これら上側ローラ装置
9は、履帯7を下側から支持しつつガイドするものであ
る。
【0029】ここで、上側ローラ装置9は、図2および
図3に示すように、サイドフレーム4の上面側に固定さ
れた取付ブラケット10と、この取付ブラケット10に
基端側が固定された後述の支持軸13と、支持軸13の
先端側に回転可能に設けられた後述のローラ14とから
大略構成されている。
図3に示すように、サイドフレーム4の上面側に固定さ
れた取付ブラケット10と、この取付ブラケット10に
基端側が固定された後述の支持軸13と、支持軸13の
先端側に回転可能に設けられた後述のローラ14とから
大略構成されている。
【0030】ここで、取付ブラケット10は、サイドフ
レーム4の上面に溶接等によって固着されたベース11
にボルト12,12を用いて締結された平板状の取付部
10Aと、取付部10A上に設けられた円筒部10Bと
を有している。そして、円筒部10Bの内周側は、サイ
ドフレーム4の幅方向に貫通する軸挿嵌孔10Cとなっ
ている。
レーム4の上面に溶接等によって固着されたベース11
にボルト12,12を用いて締結された平板状の取付部
10Aと、取付部10A上に設けられた円筒部10Bと
を有している。そして、円筒部10Bの内周側は、サイ
ドフレーム4の幅方向に貫通する軸挿嵌孔10Cとなっ
ている。
【0031】13は軸方向の基端側が取付ブラケット1
0の軸挿嵌孔10C内に圧入された支持軸で、取付ブラ
ケット10から突出した支持軸13の先端側は、サイド
フレーム4の幅方向に延在している。また、支持軸13
の先端側には大径の鍔部13Aが形成されている。
0の軸挿嵌孔10C内に圧入された支持軸で、取付ブラ
ケット10から突出した支持軸13の先端側は、サイド
フレーム4の幅方向に延在している。また、支持軸13
の先端側には大径の鍔部13Aが形成されている。
【0032】14は支持軸13の先端側に回転可能に嵌
合した転動体としてのローラで、このローラ14は、例
えば4フッ化エチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン、
炭素繊維強化樹脂(CFRP)、ポリアミド、ポリアミ
ドイミド、フェノール樹脂等の自己潤滑性を有するエン
ジニアリングプラスチックにより円筒状に形成されてい
る。
合した転動体としてのローラで、このローラ14は、例
えば4フッ化エチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン、
炭素繊維強化樹脂(CFRP)、ポリアミド、ポリアミ
ドイミド、フェノール樹脂等の自己潤滑性を有するエン
ジニアリングプラスチックにより円筒状に形成されてい
る。
【0033】14Aはローラ14自体の内周側に一体に
形成された軸受部で、この軸受部14Aは、ローラ14
の軸方向中間部に形成され、支持軸13が回転可能に嵌
合するものである。また、ローラ14の先端側には後述
の蓋体15が嵌合する蓋体嵌合穴14Bが形成され、ロ
ーラ14の基端側には後述のダストシール16を収容す
るシール収容穴14Cが形成されている。
形成された軸受部で、この軸受部14Aは、ローラ14
の軸方向中間部に形成され、支持軸13が回転可能に嵌
合するものである。また、ローラ14の先端側には後述
の蓋体15が嵌合する蓋体嵌合穴14Bが形成され、ロ
ーラ14の基端側には後述のダストシール16を収容す
るシール収容穴14Cが形成されている。
【0034】15はローラ14の蓋体嵌合穴14Bに圧
入され、ローラ14の先端面を閉塞した蓋体で、この蓋
体15は、例えばローラ14と同様の自己潤滑性を有す
るエンジニアリングプラスチックにより有蓋円筒状に形
成され、ローラ14の先端面から軸受部14Aに土砂等
の異物が侵入するのを防止している。また、蓋体15の
内周側は、支持軸13の先端部が回転可能に嵌合する支
持軸嵌合穴15Aとなっている。
入され、ローラ14の先端面を閉塞した蓋体で、この蓋
体15は、例えばローラ14と同様の自己潤滑性を有す
るエンジニアリングプラスチックにより有蓋円筒状に形
成され、ローラ14の先端面から軸受部14Aに土砂等
の異物が侵入するのを防止している。また、蓋体15の
内周側は、支持軸13の先端部が回転可能に嵌合する支
持軸嵌合穴15Aとなっている。
【0035】そして、ローラ14は、軸受部14Aが支
持軸13の鍔部13A等に嵌合し、蓋体嵌合穴14Bに
圧入された蓋体15の支持軸嵌合孔15Aが支持軸13
の先端部に嵌合することにより、軸方向に抜止めされた
状態で支持軸13に回転可能に支持されている。
持軸13の鍔部13A等に嵌合し、蓋体嵌合穴14Bに
圧入された蓋体15の支持軸嵌合孔15Aが支持軸13
の先端部に嵌合することにより、軸方向に抜止めされた
状態で支持軸13に回転可能に支持されている。
【0036】16はローラ14のシール収容穴14C内
に収容されたシール部材としてのダストシールで、この
ダストシール16は、ローラ14の基端側端面から軸受
部14Aに土砂等の異物が侵入するのを防止するもので
ある。
に収容されたシール部材としてのダストシールで、この
ダストシール16は、ローラ14の基端側端面から軸受
部14Aに土砂等の異物が侵入するのを防止するもので
ある。
【0037】17はローラ14の外周側に設けられた金
属皮膜で、この金属皮膜17は、例えばタングステンカ
ーバイドサーメット、チタンカーバイドサーメット、ク
ロムカーバイドサーメット、シリコンカーバイドサーメ
ット、金属酸化物サーメット等の硬質な金属材料を、プ
ラズマ溶射、フレーム溶射、高速フレーム溶射(HVO
F溶射)等の手段によってローラ14の外周面に密着さ
せることにより形成されている。そして、金属皮膜17
はローラ14の外周面の耐摩耗性を高め、ローラ14の
外周面が履帯7との接触によるアブレッシブ摩耗によっ
て早期に摩耗するのを抑え、ローラ14の長寿命化を図
るものである。
属皮膜で、この金属皮膜17は、例えばタングステンカ
ーバイドサーメット、チタンカーバイドサーメット、ク
ロムカーバイドサーメット、シリコンカーバイドサーメ
ット、金属酸化物サーメット等の硬質な金属材料を、プ
ラズマ溶射、フレーム溶射、高速フレーム溶射(HVO
F溶射)等の手段によってローラ14の外周面に密着さ
せることにより形成されている。そして、金属皮膜17
はローラ14の外周面の耐摩耗性を高め、ローラ14の
外周面が履帯7との接触によるアブレッシブ摩耗によっ
て早期に摩耗するのを抑え、ローラ14の長寿命化を図
るものである。
【0038】本実施の形態による上側ローラ装置9は上
述の如き構成を有するもので、履帯7が駆動輪5と遊動
輪6との間で周回すると、ローラ14が支持軸13に対
して回転しつつ履帯7を下側から支持することにより、
上側ローラ装置9によって履帯7が適正な無限軌道を保
つようにガイドされる。
述の如き構成を有するもので、履帯7が駆動輪5と遊動
輪6との間で周回すると、ローラ14が支持軸13に対
して回転しつつ履帯7を下側から支持することにより、
上側ローラ装置9によって履帯7が適正な無限軌道を保
つようにガイドされる。
【0039】この場合、ローラ14の軸受部14Aは自
己潤滑性を有するエンジニアリングプラスチックによっ
て形成されているため、潤滑剤等を用いることなく支持
軸13に対してローラ14を円滑に回転することができ
る。このため、従来技術のように、ローラ内に密封した
潤滑剤によってローラの円滑な回転を保つ構成に比較し
て、潤滑剤の消耗、漏れ等によってローラの回転が阻害
されることがなく、ローラ14を長期に亘って円滑に回
転させることができ、上側ローラ装置9の信頼性を向上
させることができる。
己潤滑性を有するエンジニアリングプラスチックによっ
て形成されているため、潤滑剤等を用いることなく支持
軸13に対してローラ14を円滑に回転することができ
る。このため、従来技術のように、ローラ内に密封した
潤滑剤によってローラの円滑な回転を保つ構成に比較し
て、潤滑剤の消耗、漏れ等によってローラの回転が阻害
されることがなく、ローラ14を長期に亘って円滑に回
転させることができ、上側ローラ装置9の信頼性を向上
させることができる。
【0040】しかも、潤滑剤をローラ内に密封するため
の高価なメカニカルシール等を不要にできる上に、メカ
ニカルシール等をローラに組込むときの煩雑な作業を不
要にでき、上側ローラ装置9の製造コストの低減にも寄
与することができる。
の高価なメカニカルシール等を不要にできる上に、メカ
ニカルシール等をローラに組込むときの煩雑な作業を不
要にでき、上側ローラ装置9の製造コストの低減にも寄
与することができる。
【0041】また、ローラ14をエンジニアリングプラ
スチックによって形成したので、ローラ14が周回する
履帯7と接触することにより生じる打撃音を抑えること
ができ、騒音の低減を図ることができる。
スチックによって形成したので、ローラ14が周回する
履帯7と接触することにより生じる打撃音を抑えること
ができ、騒音の低減を図ることができる。
【0042】さらに、ローラ14の先端面を蓋体15に
よって閉塞し、ローラ14の基端側にダストシール16
を設けることにより、ローラ14の軸受部14Aに土砂
等の異物が侵入するのを抑え、支持軸13と軸受部14
Aとの摺動面が異物によって摩耗するのを防止すること
ができ、ローラ14を長期に亘って円滑に回転させるこ
とができる。
よって閉塞し、ローラ14の基端側にダストシール16
を設けることにより、ローラ14の軸受部14Aに土砂
等の異物が侵入するのを抑え、支持軸13と軸受部14
Aとの摺動面が異物によって摩耗するのを防止すること
ができ、ローラ14を長期に亘って円滑に回転させるこ
とができる。
【0043】また、ローラ14の外周側に耐摩耗性を有
する金属皮膜17を設けることにより、ローラ14の外
周面が、周回する履帯7との接触、履帯7との間に侵入
した土砂等によって早期に摩耗(アブレッシブ摩耗)し
てしまうのを金属皮膜17によって防止でき、ローラ1
4の寿命を延ばすことができる。
する金属皮膜17を設けることにより、ローラ14の外
周面が、周回する履帯7との接触、履帯7との間に侵入
した土砂等によって早期に摩耗(アブレッシブ摩耗)し
てしまうのを金属皮膜17によって防止でき、ローラ1
4の寿命を延ばすことができる。
【0044】次に、図4は本発明の第2の実施の形態を
示し、本実施の形態の特徴は、転動体の内周側に設ける
軸受部を、支持軸と転動体との間に別個に設けられた自
己潤滑性を有する軸受によって構成したことにある。な
お、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
示し、本実施の形態の特徴は、転動体の内周側に設ける
軸受部を、支持軸と転動体との間に別個に設けられた自
己潤滑性を有する軸受によって構成したことにある。な
お、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0045】図において、21は本実施の形態による上
側ローラ装置で、この上側ローラ装置21は、第1の実
施の形態による上側ローラ装置9とほぼ同様に、取付ブ
ラケット10、支持軸13、後述のローラ22等からな
るものの、支持軸13とローラ22との間には後述の転
がり軸受25が設けられている。
側ローラ装置で、この上側ローラ装置21は、第1の実
施の形態による上側ローラ装置9とほぼ同様に、取付ブ
ラケット10、支持軸13、後述のローラ22等からな
るものの、支持軸13とローラ22との間には後述の転
がり軸受25が設けられている。
【0046】22は本実施の形態に適用された転動体と
してのローラで、このローラ22は、例えばエンジニア
リングプラスチックにより円筒状に形成され、その内周
側には支持軸13が挿通する軸挿通孔22Aが形成され
ている。ここで、ローラ22に適用されるエンジニアリ
ングプラスチックとしては、例えばガラス繊維を含有し
たナイロン樹脂、ポリスチリルピリジン樹脂(PSP樹
脂)等がある。
してのローラで、このローラ22は、例えばエンジニア
リングプラスチックにより円筒状に形成され、その内周
側には支持軸13が挿通する軸挿通孔22Aが形成され
ている。ここで、ローラ22に適用されるエンジニアリ
ングプラスチックとしては、例えばガラス繊維を含有し
たナイロン樹脂、ポリスチリルピリジン樹脂(PSP樹
脂)等がある。
【0047】23はローラ22の外周側に嵌合した金属
カバーで、この金属カバー23は、例えば炭素鋼、軸受
け鋼、調質鋼等からなる鋼管材の外周面に硬化処理を施
したものが用いられる。そして、金属カバー23はロー
ラ22の外周側に圧入されることにより、ローラ14の
外周面が履帯7との接触によるアブレッシブ摩耗によっ
て早期に摩耗するのを抑え、ローラ22の長寿命化を図
るものである。
カバーで、この金属カバー23は、例えば炭素鋼、軸受
け鋼、調質鋼等からなる鋼管材の外周面に硬化処理を施
したものが用いられる。そして、金属カバー23はロー
ラ22の外周側に圧入されることにより、ローラ14の
外周面が履帯7との接触によるアブレッシブ摩耗によっ
て早期に摩耗するのを抑え、ローラ22の長寿命化を図
るものである。
【0048】24はローラ22の軸挿通孔22Aに圧入
され、ローラ22の先端面を閉塞した蓋体で、この蓋体
24は、例えばローラ22と同様のエンジニアリングプ
ラスチックにより円板状に形成され、ローラ22の先端
面から転がり軸受25に土砂等の異物が侵入するのを防
止している。
され、ローラ22の先端面を閉塞した蓋体で、この蓋体
24は、例えばローラ22と同様のエンジニアリングプ
ラスチックにより円板状に形成され、ローラ22の先端
面から転がり軸受25に土砂等の異物が侵入するのを防
止している。
【0049】25,25は支持軸13とローラ22との
間にローラ22とは別個に設けられた軸受としての2個
の転がり軸受で、各転がり軸受25は、支持軸13の鍔
部13Aを挟む2か所で支持軸13の外周側とローラ2
2の内周側とに嵌合し、ローラ22を支持軸13に対し
て回転可能に支持している。
間にローラ22とは別個に設けられた軸受としての2個
の転がり軸受で、各転がり軸受25は、支持軸13の鍔
部13Aを挟む2か所で支持軸13の外周側とローラ2
2の内周側とに嵌合し、ローラ22を支持軸13に対し
て回転可能に支持している。
【0050】ここで、転がり軸受25は、内輪25A
と、外輪25Bと、複数の鋼球25C,25C(2個の
み図示)と、各鋼球25Cを回転可能に保持するリテー
ナ25Dとからなり、リテーナ25Dは、例えば焼結合
金等の多孔質材料から形成され、内部にギアオイル等の
粘度の低い潤滑油が含浸されている。そして、転がり軸
受25は、内輪25Aと外輪25Bとの間で鋼球25C
が転動するときの摩擦熱等によってリテーナ25Dに含
浸された潤滑油がにじみ出すことにより、この潤滑油に
よって鋼球25C等を自己潤滑することができる構成と
なっている。
と、外輪25Bと、複数の鋼球25C,25C(2個の
み図示)と、各鋼球25Cを回転可能に保持するリテー
ナ25Dとからなり、リテーナ25Dは、例えば焼結合
金等の多孔質材料から形成され、内部にギアオイル等の
粘度の低い潤滑油が含浸されている。そして、転がり軸
受25は、内輪25Aと外輪25Bとの間で鋼球25C
が転動するときの摩擦熱等によってリテーナ25Dに含
浸された潤滑油がにじみ出すことにより、この潤滑油に
よって鋼球25C等を自己潤滑することができる構成と
なっている。
【0051】本実施の形態による上側ローラ装置21は
上述の如き構成を有するもので、履帯7が駆動輪5と遊
動輪6との間で周回すると、ローラ22が回転しつつ履
帯7を下側から支持する。
上述の如き構成を有するもので、履帯7が駆動輪5と遊
動輪6との間で周回すると、ローラ22が回転しつつ履
帯7を下側から支持する。
【0052】この場合、支持軸13とローラ22との間
に設けられた転がり軸受25は、内輪25Aと外輪25
Bとの間で鋼球25Cが転動するときの摩擦熱等によっ
てリテーナ25Dからにじみ出した潤滑油により、鋼球
25Cを自己潤滑する。このため、従来技術のように、
ローラ内に密封した潤滑剤によってローラの円滑な回転
を保つ構成に比較して、潤滑剤の消耗、漏れ等によって
ローラの回転が阻害されることがなく、ローラ22を長
期に亘って円滑に回転させることができ、上側ローラ装
置21の信頼性を向上させることができる。
に設けられた転がり軸受25は、内輪25Aと外輪25
Bとの間で鋼球25Cが転動するときの摩擦熱等によっ
てリテーナ25Dからにじみ出した潤滑油により、鋼球
25Cを自己潤滑する。このため、従来技術のように、
ローラ内に密封した潤滑剤によってローラの円滑な回転
を保つ構成に比較して、潤滑剤の消耗、漏れ等によって
ローラの回転が阻害されることがなく、ローラ22を長
期に亘って円滑に回転させることができ、上側ローラ装
置21の信頼性を向上させることができる。
【0053】しかも、本実施の形態では、支持軸13と
ローラ22との間に自己潤滑性を有する転がり軸受25
を設け、この転がり軸受25によってローラ22を回転
可能に支持することにより、ローラ22と支持軸13と
が非接触の状態を保つ構成としたので、ローラ22が直
接的に支持軸13と摺接して摩耗するのを確実に防止で
き、ローラ22の寿命を延ばすことができる。
ローラ22との間に自己潤滑性を有する転がり軸受25
を設け、この転がり軸受25によってローラ22を回転
可能に支持することにより、ローラ22と支持軸13と
が非接触の状態を保つ構成としたので、ローラ22が直
接的に支持軸13と摺接して摩耗するのを確実に防止で
き、ローラ22の寿命を延ばすことができる。
【0054】また、ローラ22をエンジニアリングプラ
スチックによって形成したので、ローラ22が周回する
履帯7と接触することにより生じる打撃音を抑えること
ができ、騒音の低減を図ることができる。
スチックによって形成したので、ローラ22が周回する
履帯7と接触することにより生じる打撃音を抑えること
ができ、騒音の低減を図ることができる。
【0055】さらに、ローラ22の外周側に耐摩耗性を
有する金属カバー23を嵌合させたので、ローラ22の
外周面が、周回する履帯7との接触、履帯7との間に侵
入した土砂等によって早期に摩耗(アブレッシブ摩耗)
してしまうのを抑えることができ、ローラ22の寿命を
延ばすことができる。しかも、金属カバー23が摩耗し
た場合には、この摩耗した金属カバー23に代えて新た
な金属カバー23をローラ22の外周側に嵌合させるこ
とにより、さらにローラ22の寿命を延ばすことができ
る。
有する金属カバー23を嵌合させたので、ローラ22の
外周面が、周回する履帯7との接触、履帯7との間に侵
入した土砂等によって早期に摩耗(アブレッシブ摩耗)
してしまうのを抑えることができ、ローラ22の寿命を
延ばすことができる。しかも、金属カバー23が摩耗し
た場合には、この摩耗した金属カバー23に代えて新た
な金属カバー23をローラ22の外周側に嵌合させるこ
とにより、さらにローラ22の寿命を延ばすことができ
る。
【0056】なお、上述した第2の実施の形態では、支
持軸13とローラ22との間に自己潤滑性を有する転が
り軸受25を設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれ
に限るものではなく、例えば図5に示す変形例のよう
に、焼結合金等の多孔質材料から円筒状に形成され、内
部に潤滑油を含浸した自己潤滑性を有するすべり軸受3
1,31を用いてもよい。
持軸13とローラ22との間に自己潤滑性を有する転が
り軸受25を設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれ
に限るものではなく、例えば図5に示す変形例のよう
に、焼結合金等の多孔質材料から円筒状に形成され、内
部に潤滑油を含浸した自己潤滑性を有するすべり軸受3
1,31を用いてもよい。
【0057】また、上述した第2の実施の形態では、自
己潤滑性を有する軸受として、リテーナ25Dに潤滑油
を含浸した転がり軸受25を例示したが、本発明はこれ
に限らず、例えばリテーナの外周部分に潤滑剤を含んだ
樹脂を装着した転がり軸受を用いてもよい。
己潤滑性を有する軸受として、リテーナ25Dに潤滑油
を含浸した転がり軸受25を例示したが、本発明はこれ
に限らず、例えばリテーナの外周部分に潤滑剤を含んだ
樹脂を装着した転がり軸受を用いてもよい。
【0058】また、上述した第1の実施の形態では、ロ
ーラ14の外周側に金属皮膜17を設けた場合を例示し
たが、本発明はこれに限らず、例えば第2の実施の形態
に示す金属カバー23をローラ14の外周側に嵌合させ
てもよい。
ーラ14の外周側に金属皮膜17を設けた場合を例示し
たが、本発明はこれに限らず、例えば第2の実施の形態
に示す金属カバー23をローラ14の外周側に嵌合させ
てもよい。
【0059】また、上述した第2の実施の形態では、ロ
ーラ22の外周側に金属カバー23を嵌合した場合を例
示したが、本発明はこれに限らず、例えば第1の実施の
形態に示す金属皮膜17をローラ22の外周側に設けて
もよい。
ーラ22の外周側に金属カバー23を嵌合した場合を例
示したが、本発明はこれに限らず、例えば第1の実施の
形態に示す金属皮膜17をローラ22の外周側に設けて
もよい。
【0060】さらに、上述した各実施の形態では、油圧
ショベルの下部走行体に配設される上側ローラ装置9
(21)に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発
明はこれに限るものではなく、下側ローラ装置等にも適
用することができ、一方、油圧ショベルに限ることな
く、装軌式の油圧クレーン、農業機械等にも適用するこ
とができる。
ショベルの下部走行体に配設される上側ローラ装置9
(21)に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発
明はこれに限るものではなく、下側ローラ装置等にも適
用することができ、一方、油圧ショベルに限ることな
く、装軌式の油圧クレーン、農業機械等にも適用するこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、履帯を案内する転動体をエンジニアリングプラス
チックにより円筒状に形成し、転動体の内周側には支持
軸との間に自己潤滑性をもった軸受部を設ける構成とし
たので、転動体は自己潤滑性をもった軸受部によって支
持軸に対して円滑に回転することができる。このため、
転動体内に潤滑剤等を封入する必要がなくなり、潤滑剤
の消耗、漏れ等に起因する転動体の回転不良を回避し、
転動体を長期に亘って円滑に回転させることができ、案
内ローラ装置の信頼性を高めることができる。しかも、
転動体内に潤滑剤を密封するための高価なメカニカルシ
ール等を不要にでき、製造コストの低減にも寄与するこ
とができる。
れば、履帯を案内する転動体をエンジニアリングプラス
チックにより円筒状に形成し、転動体の内周側には支持
軸との間に自己潤滑性をもった軸受部を設ける構成とし
たので、転動体は自己潤滑性をもった軸受部によって支
持軸に対して円滑に回転することができる。このため、
転動体内に潤滑剤等を封入する必要がなくなり、潤滑剤
の消耗、漏れ等に起因する転動体の回転不良を回避し、
転動体を長期に亘って円滑に回転させることができ、案
内ローラ装置の信頼性を高めることができる。しかも、
転動体内に潤滑剤を密封するための高価なメカニカルシ
ール等を不要にでき、製造コストの低減にも寄与するこ
とができる。
【0062】また、請求項2の発明によれば、自己潤滑
性を有するエンジニアリングプラスチックによって形成
した転動体自体に軸受部を一体に形成したので、転動体
は軸受部の自己潤滑性により、潤滑剤等を用いることな
く支持軸に対して円滑に回転することができる。
性を有するエンジニアリングプラスチックによって形成
した転動体自体に軸受部を一体に形成したので、転動体
は軸受部の自己潤滑性により、潤滑剤等を用いることな
く支持軸に対して円滑に回転することができる。
【0063】さらに、請求項3の発明によれば、軸受部
を支持軸と転動体との間に別個に設けられた自己潤滑性
を有する軸受により構成したので、転動体は自己潤滑性
をもった軸受によって支持軸に対して円滑に回転するこ
とができる。このため、転動体内に潤滑剤等を封入する
必要がなくなり、潤滑剤の消耗、漏れ等に起因する転動
体の回転不良を回避し、転動体を長期に亘って円滑に回
転させることができる。しかも、軸受によって転動体の
内周面と支持軸とを非接触の状態に保つことができるの
で、転動体の摩耗を抑え、寿命を延ばすことができる。
を支持軸と転動体との間に別個に設けられた自己潤滑性
を有する軸受により構成したので、転動体は自己潤滑性
をもった軸受によって支持軸に対して円滑に回転するこ
とができる。このため、転動体内に潤滑剤等を封入する
必要がなくなり、潤滑剤の消耗、漏れ等に起因する転動
体の回転不良を回避し、転動体を長期に亘って円滑に回
転させることができる。しかも、軸受によって転動体の
内周面と支持軸とを非接触の状態に保つことができるの
で、転動体の摩耗を抑え、寿命を延ばすことができる。
【0064】また、請求項4の発明によれば、転動体の
内周側には、転動体の端面から軸受部に異物が侵入する
のを防止するシール部材を設けたので、シール部材によ
って土砂等の異物が転動体の軸受部に侵入するのを抑え
ることができ、転動体を長期に亘って円滑に回転させる
ことができる。
内周側には、転動体の端面から軸受部に異物が侵入する
のを防止するシール部材を設けたので、シール部材によ
って土砂等の異物が転動体の軸受部に侵入するのを抑え
ることができ、転動体を長期に亘って円滑に回転させる
ことができる。
【0065】さらに、請求項5の発明によれば、転動体
の外周側には耐摩耗性を有する金属皮膜を設ける構成と
したので、金属皮膜によって転動体の外周面が履帯と接
触して早期に摩耗してしまうのを抑えることができ、転
動体の寿命を延ばすことができる。
の外周側には耐摩耗性を有する金属皮膜を設ける構成と
したので、金属皮膜によって転動体の外周面が履帯と接
触して早期に摩耗してしまうのを抑えることができ、転
動体の寿命を延ばすことができる。
【0066】また、請求項6の発明によれば、転動体の
外周側には耐摩耗性を有する金属カバーを嵌合する構成
としたので、金属カバーによって転動体の外周面が履帯
と接触して早期に摩耗してしまうのを抑えることができ
る。しかも、摩耗した金属カバーを交換することによ
り、さらに転動体の寿命を延ばすことができる。
外周側には耐摩耗性を有する金属カバーを嵌合する構成
としたので、金属カバーによって転動体の外周面が履帯
と接触して早期に摩耗してしまうのを抑えることができ
る。しかも、摩耗した金属カバーを交換することによ
り、さらに転動体の寿命を延ばすことができる。
【0067】さらに、請求項7の発明によれば、転動体
の内周側には転動体の先端面を閉塞する蓋体を設ける構
成としたので、転動体の先端面から軸受部に土砂等の異
物が侵入するのを蓋体によって抑えることができ、支持
軸と軸受部との摺動面が異物によって摩耗するのを防止
することができ、転動体を長期に亘って円滑に回転させ
ることができる。
の内周側には転動体の先端面を閉塞する蓋体を設ける構
成としたので、転動体の先端面から軸受部に土砂等の異
物が侵入するのを蓋体によって抑えることができ、支持
軸と軸受部との摺動面が異物によって摩耗するのを防止
することができ、転動体を長期に亘って円滑に回転させ
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による案内ローラ装
置を、油圧ショベルの下部走行体に設けた上側ローラ装
置に適用した状態で示す正面図である。
置を、油圧ショベルの下部走行体に設けた上側ローラ装
置に適用した状態で示す正面図である。
【図2】図1中の上側ローラ装置、サイドフレーム等を
示す矢示II−II方向からみた断面図である。
示す矢示II−II方向からみた断面図である。
【図3】第1の実施の形態による上側ローラ装置を示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図4】第2の実施の形態による上側ローラ装置を示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図5】第2の実施の形態の変形例による上側ローラ装
置を示す拡大断面図である。
置を示す拡大断面図である。
2 トラックフレーム 7 履帯 9,21 上側ローラ装置 13 支持軸 14,22 ローラ(転動体) 14A 軸受部 15,24 蓋体 16 ダストシール(シール部材) 17 金属皮膜 23 金属カバー 25 転がり軸受(軸受) 31 すべり軸受(軸受)
Claims (7)
- 【請求項1】 装軌式車両のトラックフレームに基端側
が固定された支持軸と、履帯を案内するため前記支持軸
の先端側に回転可能に設けられた転動体とからなる装軌
式車両の案内ローラ装置において、 前記転動体はエンジニアリングプラスチックにより円筒
状に形成し、前記転動体の内周側には前記支持軸との間
に自己潤滑性をもった軸受部を設ける構成としたことを
特徴とする装軌式車両の案内ローラ装置。 - 【請求項2】 前記転動体は自己潤滑性を有するエンジ
ニアリングプラスチックによって形成し、前記軸受部は
前記転動体自体を用いて一体に形成してなる請求項1に
記載の装軌式車両の案内ローラ装置。 - 【請求項3】 前記軸受部は前記支持軸と転動体との間
に別個に設けられた自己潤滑性を有する軸受により構成
してなる請求項1に記載の装軌式車両の案内ローラ装
置。 - 【請求項4】 前記転動体の内周側には、前記転動体の
端面から軸受部に異物が侵入するのを防止するシール部
材を設ける構成としてなる請求項1、2または3に記載
の装軌式車両の案内ローラ装置。 - 【請求項5】 前記転動体の外周側には耐摩耗性を有す
る金属皮膜を設ける構成としてなる請求項1、2、3ま
たは4に記載の装軌式車両の案内ローラ装置。 - 【請求項6】 前記転動体の外周側には耐摩耗性を有す
る金属カバーを嵌合する構成としてなる請求項1、2、
3または4に記載の装軌式車両の案内ローラ装置。 - 【請求項7】 前記転動体の内周側には前記転動体の先
端面を閉塞する蓋体を設ける構成としてなる請求項1、
2、3、4、5または6に記載の装軌式車両の案内ロー
ラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10285996A JP2000095155A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 装軌式車両の案内ローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10285996A JP2000095155A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 装軌式車両の案内ローラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000095155A true JP2000095155A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17698669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10285996A Pending JP2000095155A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 装軌式車両の案内ローラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000095155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017001110A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | ライフロボティクス株式会社 | ロボットアーム機構 |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP10285996A patent/JP2000095155A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017001110A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | ライフロボティクス株式会社 | ロボットアーム機構 |
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