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JP2000094714A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JP2000094714A
JP2000094714A JP27176198A JP27176198A JP2000094714A JP 2000094714 A JP2000094714 A JP 2000094714A JP 27176198 A JP27176198 A JP 27176198A JP 27176198 A JP27176198 A JP 27176198A JP 2000094714 A JP2000094714 A JP 2000094714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording
wiping member
recording head
wiping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27176198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotake Nakamura
宙健 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP27176198A priority Critical patent/JP2000094714A/ja
Publication of JP2000094714A publication Critical patent/JP2000094714A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平状態で下向きのノズル面を有する記録
ヘッドで記録するようにしたものにおいて、ワイピング
により除去され複数の記録ヘッド間に溜まるインクが落
下して、記録用紙を汚損するのを防止したインクジェッ
ト記録装置を提供する。 【解決手段】 複数の記録ヘッド5のノズル面間で窪む
ンク溜まり部6aは、複数の記録ヘッド5の配列方向と
直交する方向の該インク溜まり部6aの端部に向かって
高さが低くなるように傾斜している。ワイピング部材2
5でノズル面から拭き払ったインクの一部Sは、インク
溜まり部6aの前記端部に向かって移動し、端部付近に
接触している可撓性のインク排出部31が、インク溜ま
り部6aから、記録用紙に対する記録エリア外に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録装置にお
いては、可撓性を有するワイピング部材にてインクジェ
トヘッドのノズル面を拭き払うワイピング機構を設ける
ことが行われている。これは、記録ヘッドでは、ノズル
からインクの噴射を繰り返すとノズル面に余剰インクが
堆積して噴射状態を悪化させることがあるので、この余
剰インクを除去して良好な噴射状態を回復するためであ
る。このようなワイピング部材は、記録ヘッドを搭載す
るキャリッジの待機エリアと記録エリアとの間におい
て、記録ヘッドの移動経路に対して、突出又は退避可能
に設けられている。そして、キャリッジが待機エリアか
ら記録エリアに向けて移動する際に、ワイピング部材を
突出させてノズル面を拭き払い、良好な噴射状態で記録
がなされるようにされている。
【0003】また、記録ヘッドの内部でも、気泡の発生
や粘度の変化のようなインクの劣化が起こり得るので、
この劣化インクを吸引除去するパージ機構を、ワイパ機
構とは別に設けることがふつうである。このパージ機構
は、通常、記録ヘッドのノズル面をキャップで覆い、ヘ
ッド内のインクをポンプで吸引するものであり、このパ
ージ動作を行うと、ヘッド内から吸引されたインクの一
部がノズル面に残留して余剰インクとなるので、パージ
動作後に記録動作を再開する前には、ワイピング部材に
てノズル面を拭き払うことが行われる。
【0004】しかしながら、多色のインクジェット記録
装置のように、複数の記録ヘッドをもつものでは、記録
ヘッド間に窪みがあり、ノズル面をワイピング部材で拭
き払っても、余剰インクの一部が記録ヘッド間の窪みに
溜まったりする。
【0005】ところで、記録用紙に対して、記録ヘッド
が傾斜状態で斜め上方に位置するものがあるが、その場
合には、記録ヘッドのうち下面前部(ここで、前部とは
記録用紙に近い側をいう)がもっとも低い位置となるの
で、記録ヘッド間の窪みに溜まった余剰インクが重力作
用でここに移動してしまい、この場所はワイピング部材
にて拭き払われないので、余剰インクが付着したままと
なり、そのまま記録動作が行われ、記録動作中に余剰イ
ンクが垂れ落ちるなど、記録用紙や装置各部の汚損の原
因となる。
【0006】そこで、記録ヘッドのうち、余剰インクが
溜まりやすい下面前部をワイピング部材の一部(本体部
とは別の下接部)で拭き払うようにし、その部分の余剰
インクによって汚損のおそれを排除するインクジェット
記録装置を先に出願している(特願平8−62094号
参照)。
【0007】一方、インクジェット記録装置として、略
水平状態で下向きのノズル面を有しノズルからインク
を、下側に位置する被記録媒体に向けて噴射し、記録を
行う記録ヘッドを備えるものも知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような記録ヘッド
においても、ワイピング部材にてノズル面をワイピング
することで除去された余剰インクが記録ヘッド間の窪み
に溜まり、一定量以上溜まると、落下し、記録媒体を汚
損するという同様の課題があるが、記録ヘッドが傾斜状
態にないので、余剰インクが重力作用で一箇所へ移動す
るということもなく、前記特願平8−62094号の技
術をそのまま適用することもできない。
【0009】また、ワイピング部材(本体部)の長さを
長くして、記録ヘッドのノズル面だけでなく、記録ヘッ
ド間の窪みも拭き払うようにするということも考えられ
るが、そのようにすると、その記録ヘッド間の窪みに溜
まっている余剰インクだけでなく、ゴミや埃なども一緒
に拭き払うこととなり、そのゴミや埃などが付着したワ
イピング部材で記録ヘッドのノズル面を拭き払うこと
で、逆にノズル面を汚損してしまうという不具合を生ず
る。
【0010】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、略水平状態で下向きのノズル面を有する記録ヘッド
で記録するようにしたものにおいて、ワイピング部材に
より除去されインクジェトヘッド間に溜まったインクが
落下して、記録媒体を汚損するのを防止したインクジェ
ット記録装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、略水平状態で
下向きのノズル面を有しノズルからインクを、下側に位
置する被記録体に向けて噴射して記録を行う複数の記録
ヘッドと、該記録ヘッドのノズル面を拭き払うワイピン
グ部材とを備えるインクジェット記録装置を前提とする
ものである。
【0012】かかるインクジェット記録装置において、
請求項1の発明は、前記複数のノズル面間において前記
被記録体側に開口するとともに、前記記録ヘッド側に窪
むようにインク溜まり部を形成し、前記インク溜まり部
が、前記複数の記録ヘッドの配列方向と直交する方向の
該インク溜まり部の端部に向かって高さが低くなるよう
に傾斜しているものである。
【0013】請求項1の発明によれば、複数のノズル面
間において前記被記録体側に開口するとともに前記記録
ヘッド側に窪むように形成したインク溜まり部が、前記
複数の記録ヘッドの配列方向と直交する方向の該インク
溜まり部の端部に向かって高さが低くなるように傾斜し
ていることから、インク溜まり部に溜まったインクは、
それの端部に向かって移動することとなる。よって、イ
ンク溜まり部に溜まったインクは端部側に集められ、回
収・除去が容易とされる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1のインクジェ
ット記録装置において、さらに、前記インク溜まり部の
前記端部付近に接触可能に設けられインクを前記インク
溜まり部外に排出させる可撓性のインク排出部材を備
え、該インク排出部材が、前記被記録体に対する記録エ
リア以外に前記インクを導くものである。
【0015】請求項2の発明によれば、前記インク溜ま
り部の前記端部付近に、インクを前記インク溜まり部外
に排出させる可撓性のインク排出部材が接触可能に設け
られているから、インク溜まり部の端部に向かって移動
したインクは、インク排出部を介して、前記インク溜ま
り部外に排出され、前記インク排出部材によって、前記
被記録体に対する記録エリア以外に導かれる。
【0016】請求項3の発明は、請求項2のインクジェ
ット記録装置において、前記インク排出部材が、前記ワ
イピング部材と一体に成形されているものである。
【0017】請求項3の発明によれば、インク排出部材
が、ワイピング部材と一体に成形され、ワイピング部材
にて記録ヘッドのノズル面が拭き払われ、インク溜まり
部に溜まったインクが、直ちにインク排出部材にてイン
ク溜まり部外に排出される。
【0018】請求項4の発明は、請求項3のインクジェ
ット記録装置において、前記インク排出部材の先端部
が、ワイピング部材の先端部よりもさらに上方に延びて
いるものである。
【0019】請求項4の発明によれば、インク排出部材
の先端部が、ワイピング部材の先端部よりもさらに上方
に延びており、記録ヘッド側に窪むように形成されたイ
ンク溜まり部に溜まったインクが、インク排出部材に
て、インク溜まり部外に無理なく排出される。
【0020】請求項5の発明は、請求項4のインクジェ
ット記録装置において、前記インク排出部材が、縦長形
状で、ワイピング部材と一定間隔をもって配置され、基
端部がワイピング部材に連接されている。
【0021】請求項5の発明によれば、前記インク排出
部材が、縦長形状で、ワイピング部材と一定間隔をもっ
て配置され、基端部がワイピング部材に連接されている
ことから、可撓性に富み、インク排出部材の先端部がイ
ンク溜まり部の形状に応じて変形し、インク溜まり部に
溜まったインクが排出される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。
【0023】図1は本発明に係るインクジェット記録装
置の概略構成を示す説明図である。同図において、イン
クジェット記録装置1は、そのケーシング2内に、記録
用紙3(被記録体)を搬送するために、左右方向に延び
る回転軸(図示せず)によって、円筒状のプラテンロー
ラ4が回転可能に支承されている。プラテンローラ4
は、給紙カセット又は手差し給紙部から供給された記録
用紙3を、記録ヘッド5に対面させながらほぼ水平に搬
送するものであり、いわゆる紙送り機構の一部を構成し
ている。
【0024】前記プラテンローラ4の上方には、キャリ
ッジ8がプラテンローラ4の軸線に沿って移動可能に設
けられている。前記キャリッジ8は、記録ヘッド5及び
該記録ヘッド5に供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジ9をそれぞれ着脱可能に搭載している。記録
ヘッド5は、記録用紙3に対し複数のノズル孔からイン
ク滴を噴射するインクジェット式のものである。本例で
はイエロー、ブラック、シアン、マゼンタの4色につい
てそれぞれ記録ヘッド5及びインクカートリッジ9が設
けられている。
【0025】前記プラテンローラ4の軸線と平行にキャ
リッジ軸10、ガイドレール11が設けられ、このキャ
リッジ軸10にはキャリッジ8がスライド可能に嵌挿さ
れている。また、キャリッジ8の上側係合部8cがガイ
ドレール11に案内されるようになっている。前記キャ
リッジ8はタイミングベルト12の一部に固着され、該
タイミングベルト12がタイミングプーリ13,14間
に巻き掛けられてキャリッジ機構CMが構成され、一方
のタイミングプーリ13にキャリッジ駆動モータ15が
連結されている。キャリッジ8は、記録用紙3と対向す
る記録エリアと、その両側の後述する回復・維持エリア
及びフラッシングエリアとにわたって移動可能である。
【0026】記録エリアの左側の回復・維持エリアに
は、パージ機構RM、ワイピング部材25および保存キ
ャップ部材26が配設されている。
【0027】前記パージ機構RMは、記録ヘッド5のノ
ズル面に密着して被せられる吸引キャップ21と、該吸
引キャップ21を通じて、記録ヘッド5内のインクを吸
引除去する吸引ポンプ22と有する吸引手段23を備
え、図示しない駆動源で回転されるカム20により、吸
引キャップ21が記録ヘッド5に密着する位置とそこか
ら後退した位置とに移動されるとともに、吸引ポンプ2
2が駆動され、記録ヘッド5内の不良インク(気泡が発
生したり増粘したインク)が吸引され、廃インクタンク
24に排出される。
【0028】吸引手段23の記録エリア側に隣接して、
記録ヘッド5のノズル面を拭き払うワイピング部材25
が配設されている。ワイピング部材25も上記カム20
によって、記録ヘッド5の移動経路に突出する位置と、
そこから後退した位置とに移動可能である。また、吸引
手段23の記録エリアとは反対側に、保存キャップ装置
26が配設されている。保存キャップ装置26は、記録
を行わない際に記録ヘッド5のノズル面を覆いインク蒸
発を防止してノズル面が乾燥するのを回避するものであ
る。
【0029】保存キャップ装置26は、図1に示すよう
に、各記録ヘッド5に密着して被せられる保存キャップ
41を有し、該保存キャップ41を支持するケーシング
42が、キャリッジ8の移動方向と平行に延びるガイド
ロッド部材43にスライド移動及び回動が可能なるよう
に支承されている。キャリッジ8が記録エリアから回復
エリア側に移動するとき、ケーシング42の係合凸部4
2aと係合して、保存キャップ41は、キャリッジ8の
移動に追従してスライド移動する(図1において左方
向)とともに、図示しない傾斜カム手段の作用により、
記録ヘッド5に接近する方向へ回転し、記録ヘッド5の
ノズル面に密着する。再びキャリッジ8が記録エリア方
向に移動するとき、保存キャップ41が記録エリア側に
移動しながら記録ヘッド5から離れる。
【0030】また、前記記録エリアの右側のフラッシン
グエリアには、廃インク受け部材16が配設されてい
る。廃インク受け部材16は、記録ヘッド5のノズルの
目詰まりを解消したり、ノズル内のインクに混入した気
泡を除去するために、記録ヘッド5による記録動作の直
前に予備噴射したインクを受けるためのものである。
【0031】複数の記録ヘッド5は、図2〜図4に詳細
を示すように、各ノズル面を露出させた状態でカバー部
材6によって覆われ、そのカバー部材6に、複数のノズ
ル面間において記録ヘッド5側に窪み記録用紙3側に開
口する複数のインク溜まり部6aが形成されている。な
お、カバー部材6と記録ヘッド5との間は、接着剤等か
らなるシール材7によって封鎖されている。各記録ヘッ
ド5のノズル面は、ほぼ水平状態で下向きに位置し、そ
の下方に位置する記録用紙3に対しインクを噴射する。
【0032】前記インク溜まり部6aは、図3に示すよ
うに、複数の記録ヘッド5の配列方向と直交する方向に
長く延び、その一方の端部に向かって高さが低くなるよ
うに傾斜している。具体的には、カバー部材6に形成す
るインク溜まり部6aの深さを一方の端部に向かって高
さが低くなるように傾斜させている。なお、本例では、
記録用紙3の搬送方向上流側に向かって高さが低くなる
ように傾斜しているが、逆に上記側に向かって高さが低
くなるように傾斜させることも可能である。
【0033】前記ワイピング部材25は、記録ヘッド5
のノズル面よりも記録用紙の搬送方向においてわずか長
いが、インク溜まり部6aの同方向の長さよりも短い。
また、ワイピング部材25は、図2に二点鎖線で示すよ
うに、その先端がノズル面には接触するがインク溜まり
部6aの天井面には接触しない長さに形成されている。
ワイピング部材25には、図3に示すように、前記イン
ク溜まり部6aの前記端部付近に接触可能に設けられイ
ンクを前記インク溜まり部6a外に排出させる可撓性の
インク排出部材31が一体に成形されている。なお、ワ
イピング部材25やインク排出部材31に用いる材質と
しては、可撓性と耐インク性を具有するものであれば特
に制限されないが、癖のつきにくさや撥インク性、加工
性、価格を総合的に考慮すると、エチレン・プロピレン
ゴム(EPM,EPDM)等が適している。
【0034】前記インク排出部材31の先端部は、ノズ
ル面を拭き払うワイピング部材25の先端部よりもさら
に上方に延びており、該インク排出部材31が、前記イ
ンク溜まり部6aの前記端部付近に接触することで、前
記インク溜まり部6aに溜まっているインクを、前記イ
ンク溜まり部6a外に排出させ、前記記録用紙3に対す
る記録エリア以外に前記インクを導くようになってい
る。即ち、前記インク溜まり部6aに溜まっているイン
クが、インク排出部材31に接触することで、その表面
に沿って重力の作用により下方に流れ、図示しない部材
を伝わって最終的に記録エリア外にある例えば前記廃イ
ンクタンク24に排出される。なお、ワイピング部材2
5に付着したインクも同様に廃インクタンク24に排出
される。
【0035】また、前記インク排出部材31は、可撓性
に富むように縦長形状に形成され、インク溜まり部6a
の傾斜に対応した形状の傾斜部31aと、該傾斜部31
aの下端部に連接され上下方向に延びる鉛直部31bと
を有し、前記ワイピング部材24と一体に成形されてい
る。即ち、前記鉛直部31bが、ワイピング部材24と
一定間隔をもって平行に配置され、その下端部(基端
部)がワイピング部材24の下端部に連接されている。
傾斜部31aは、カバー部材6の記録用紙搬送方向上流
側の側面から、インク溜まり部6a内に挿入されてい
る。
【0036】上記のように構成されたインクジェット記
録装置の一連の動作を説明する。
【0037】まず、インクジェット記録装置1において
は、通常、記録ヘッド5は保存キャップ41で覆われた
位置にある。そして、記録データが入力されると、記録
用紙3は、プラテンローラ4と記録ヘッド5との間に供
給され、記録ヘッド5が保存キャップ41から離れて記
録エリアに移動させられる。そして、記録ヘッド5が、
記録データに基づいてインクを噴射しつつ記録エリアに
おいて往復移動せしめられることによって、記録用紙3
上に記録が行われる。
【0038】記録ヘッド5が記録動作を終了すると、キ
ャリッジ8が記録エリアから回復エリアに移動し、保存
キャップ41が各記録ヘッド5のノズル面をキャッピン
グする。
【0039】一方、人為的にあるいは一定の期間ごと
に、記録ヘッド5に対するパージ動作が指示されると、
キャリッジ8は、パージ動作が指示された特定の記録ヘ
ッド5を、吸引キャップ21と対向する位置まで移動さ
せる。図示しない駆動源によりカム20を回転して、吸
引キャップ21が記録ヘッド5の方向へ移動し密着す
る。そして、吸引ポンプ22が駆動され記録ヘッド5の
ノズルからインクを吸引する。
【0040】吸引が終了すると、吸引キャップ21を後
退させる一方、ワイピング部材25を前進させ、キャリ
ッジ8は、吸引が終了した記録ヘッド5をワイピング部
材25を横切る方向に移動して、ワイピング部材25に
よって上記記録ヘッド5のノズル面を拭き払い、記録エ
リアに移動する。
【0041】また、記録動作において、ノズルからイン
クの噴射を繰り返すと、ノズル面に余剰インクが堆積し
て噴射状態を悪化させることがあるので、一定の期間ご
とに、ワイピング部材25を前進するとともに、キャリ
ッジ8が、記録ヘッド5をワイピング部材25を横切る
方向に移動して、ワイピング部材25によって記録ヘッ
ド5のノズル面を拭き払い、記録エリアに復帰する。
【0042】ここで、ワイピング部材25の拭き払いに
より、ノズル面上の余剰インクは、除去され、一部は図
2にSで示すように記録ヘッド5間のインク溜まり部6
aに溜まる。インク溜まり部6aに溜まったインクは、
図3に示すように重力の作用により、インク溜まり部6
aの高さが低い端部に向かって移動し、集まることとな
る。この集まったインクに対し、インク排出部材31の
傾斜部31aが接触し、インクは、インク排出部材31
を伝って最終的に廃インクタンク24に導かれ、記録用
紙3を落下により汚損することが回避される。
【0043】特に、ワイピング部材25の先端がインク
溜まり部6aの天井面には接触しないので、そのインク
溜まり部6aに付着したゴミや埃でノズル面を汚損する
ことがない。また、インク排出部材31の傾斜部31a
が、ワイピング部材25の先端部よりもさらに上方に延
びているのに加えて、インク排出部材31が、縦長形状
で、ワイピング部材25と一定間隔をもって配置され、
基端部がワイピング部材25に連接されるようにしてい
るので、可撓性に富み、インク排出部材31の傾斜部3
1aがインク溜まり部6aの形状に応じて変形し、イン
ク溜まり部6aに溜まったインクが、インク排出部材3
1にて、無理なくスムーズに排出される。
【0044】前記実施の形態においては、インク排出部
材は、ワイピング部材と一体に形成するようにしている
が、本発明はそれに限定されるものではなく、ワイピン
グ部材と別体に形成することができるのは勿論、それを
設ける位置も、ワイピング部材が設けられている回復エ
リアに限らず、記録エリアとフラッシングエリアとの間
に設けることも可能である(図1の鎖線P参照)。ま
た、インク排出部材31は、インクを吸収する多孔質材
で形成することも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0046】請求項1の発明は、記録ヘッドの複数のノ
ズル面間において被記録体側に開口するとともに前記記
録ヘッド側に窪むようにインク溜まり部を形成し、該イ
ンク溜まり部を、前記複数の記録ヘッドの配列方向と直
交する方向の端部に向かって高さが低くなるように傾斜
させているので、インク溜まり部に溜まったインクを、
それの端部に向かって移動させて、集めることができ、
回収・除去が容易なる。よって、下方に位置する被記録
体上にインクが落下して前記被記録体が汚損するのを回
避することが可能となる。
【0047】請求項2の発明は、インク溜まり部の端部
付近に、インクを前記インク溜まり部外に排出させる可
撓性のインク排出部材を接触可能に設けているので、イ
ンク溜まり部の端部に向かって移動したインクを、イン
ク排出部を通じて、前記インク溜まり部より外部に確実
に排出することができる。また、前記インク排出部材に
よって、インクを、前記被記録体に対する記録エリア以
外に導くようにしているので、前記被記録体が汚損する
のを確実に回避することが可能となる。
【0048】請求項3の発明は、インク排出部材をワイ
ピング部材と一体に成形しているので、ワイピング部材
にて記録ヘッドのノズル面を拭い払った後に、インク溜
まり部に溜まったインクを直ちにインク排出部材にてイ
ンク溜まり部外に排出することが簡単にできる。
【0049】請求項4の発明は、インク排出部材の先端
部が、ワイピング部材の先端部よりもさらに上方に延び
ているので、記録ヘッド側に窪むように形成されたイン
ク溜まり部に溜まったインクを、インク排出部材にて、
インク溜まり部外に無理なく排出することができる。
【0050】請求項5の発明は、インク排出部材を、縦
長形状として、ワイピング部材と一定間隔をもって配置
し、基端部をワイピング部材に連接するようにしている
ので、インク排出部材の先端部をインク溜まり部の形状
に応じて変形させ、インク溜まり部に溜まったインクを
排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の概略構
成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る記録ヘッドとカバー部材との概略
縦断面図である。
【図3】本発明に係るインク溜まり部を示す断面図であ
る。
【図4】本発明に係るインク排出部材、ワイピング部材
及び記録ヘッドとの関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 3 記録用紙 5 記録ヘッド 6 カバー部材 6a インク溜まり部 25 ワイピング部材 31 インク排出部材 31a 傾斜部 31b 鉛直部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平状態で下向きのノズル面を有しノ
    ズルからインクを、下側に位置する被記録体に向けて噴
    射して記録を行う複数の記録ヘッドと、該記録ヘッドの
    ノズル面を拭き払うワイピング部材とを備えるインクジ
    ェット記録装置において、 前記複数のノズル面間において前記被記録体側に開口す
    るとともに、前記記録ヘッド側に窪むようにインク溜ま
    り部を形成し、 前記インク溜まり部は、前記複数の記録ヘッドの配列方
    向と直交する方向の該インク溜まり部の端部に向かって
    高さが低くなるように傾斜していることを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記インク溜まり部の前記端部
    付近に接触可能に設けられインクを前記インク溜まり部
    外に排出させる可撓性のインク排出部材を備え、該イン
    ク排出部材が、前記被記録体に対する記録エリア以外に
    前記インクを導くところの請求項1記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク排出部材は、前記ワイピング
    部材と一体に成形されているところの請求項2記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インク排出部材の先端部は、ワイピ
    ング部材の先端部よりもさらに上方に延びているところ
    の請求項3記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インク排出部材は、縦長形状で、ワ
    イピング部材と一定間隔をもって配置され、基端部がワ
    イピング部材に連接されているところの請求項4記載の
    インクジェット記録装置。
JP27176198A 1998-09-25 1998-09-25 インクジェット記録装置 Pending JP2000094714A (ja)

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