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JP2000094763A - プリンタ装置及びメモリ保護方法 - Google Patents

プリンタ装置及びメモリ保護方法

Info

Publication number
JP2000094763A
JP2000094763A JP10270120A JP27012098A JP2000094763A JP 2000094763 A JP2000094763 A JP 2000094763A JP 10270120 A JP10270120 A JP 10270120A JP 27012098 A JP27012098 A JP 27012098A JP 2000094763 A JP2000094763 A JP 2000094763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer device
memory
recording
ink
printer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10270120A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Okamoto
秀昭 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10270120A priority Critical patent/JP2000094763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ装置の機械寿命より先に不揮発性メ
モリの破壊が発生してしまうことを防止できるプリンタ
装置及びメモリ保護方法を提供することである。 【解決手段】 EEPROM1708の内容を一時的に
DRAM1703の作業領域(WORK)にコピーして
保持するが、記録動作の進行に従って、そのWORKの
内容を参照或は更新し、プリンタ装置の耐用年数が尽き
る前にEEPROM1708の情報の更新回数が所定回
数を越えないように定められたタイミング、例えば、プ
リンタ装置のパワーオフ指示時に、DRAM1703に
格納されている内容とEEPROM1708に格納され
ている内容とを比較し、その比較結果に従ってEEPR
OM1708に格納されている情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置及びメ
モリ保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ装置は、その動作を
規定するための動作モードや、プリンタを最適な状態で
使用するための調整値、さらにはプリンタの保守をする
ための情報を随時不揮発性メモリに書き込み、必要なと
きにこれらの情報を読み出して、記録動作を行ったり、
その保守作業などを行っていた。不揮発性メモリにはそ
の取扱いが容易なことからEEPROMなどの電気的に
書き込み消去可能なものが採用されていた。通常、この
ような不揮発性メモリは書き込み回数に制限が有り、そ
の回数を超えてデータの書込み動作を行うとその書き込
みデータは保証されず、不定なデータになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ装置では、その不揮発性メモリへのデータ書き
込み回数の制限を考慮していないため、プリンタ装置の
機械寿命より先に不揮発性メモリの書込み制限値に達し
てしまい、その不揮発性メモリを破壊してしまうという
問題点があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリンタ装置の機械寿命より先に不揮発性メモリの
破壊が発生してしまうことを防止できるプリンタ装置及
びメモリ保護方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタ装置は、以下のような構成からな
る。
【0006】即ち、情報の更新が所定回数内で可能な不
揮発性メモリを有するプリンタ装置であって、前記プリ
ンタ装置への電源投入時に、前記不揮発性メモリの内容
を一時的にコピーして保持する記憶手段と、記録動作の
進行に従って、前記記憶手段の内容を参照或は更新する
処理手段と、前記プリンタ装置の耐用年数が尽きる前に
前記不揮発性メモリの情報の更新回数が前記所定回数を
越えないように定められたタイミングで、前記記憶手段
に格納されている内容と、前記不揮発性メモリに格納さ
れている内容とを比較する比較手段と、前記比較手段に
よる比較結果に従って、前記不揮発性メモリに格納され
ている情報を更新する更新手段とを有することを特徴と
するプリンタ装置を備える。
【0007】ここで、前記不揮発性メモリとしてEEP
ROMを、前記記憶手段としてDRAMを用いると良
い。
【0008】また、前記タイミングとして、前記プリン
タ装置への電源供給切断時を採用したり、記録媒体1頁
分の記録動作が終了した時を採用したり、或は、前記記
録装置の耐用年数とその期間における不揮発性メモリへ
の更新制限回数とから得られる不揮発性メモリへの平均
的な書き込み可能な周期が経過した時点を採用したりで
きる。
【0009】また、記録媒体への記録を行うためには、
熱エネルギーを利用してインクを吐出するために、イン
クに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー
変換体を備えているインクジェット記録ヘッドを有する
ことが望ましい。
【0010】また他の発明によれば、情報の更新が所定
回数内で可能な不揮発性メモリと電源投入時に前記不揮
発性メモリの内容を一時的にコピーして保持する書換え
可能なメモリとを備えたプリンタ装置で用いられるメモ
リ保護方法であって、記録動作の進行に従って、前記メ
モリの内容を参照或は更新する処理工程と、前記プリン
タ装置の耐用年数が尽きる前に前記不揮発性メモリの情
報の更新回数が前記所定回数を越えないように定められ
たタイミングで、前記メモリに格納されている内容と、
前記不揮発性メモリに格納されている内容とを比較する
比較工程と、前記比較工程における比較結果に従って、
前記不揮発性メモリに格納されている情報を更新する更
新工程とを有することを特徴とするメモリ保護方法を備
える。
【0011】以上の構成により本発明は、情報の更新が
所定回数内で可能な不揮発性メモリの内容を一時的にコ
ピーして保持する書換え可能なメモリの内容を、記録動
作の進行に従って、参照或は更新し、プリンタ装置の耐
用年数が尽きる前に不揮発性メモリの情報の更新回数が
所定回数を越えないように定められたタイミングで、上
記のメモリに格納されている内容と不揮発性メモリに格
納されている内容とを比較し、その比較結果に従って不
揮発性メモリに格納されている情報を更新するよう動作
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】<装置本体の概略説明>図1は、本発明の
代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタIJ
RAの構成の概要を示す外観斜視図である。図1におい
て、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝
達ギア5009〜5011を介して回転するリードスク
リュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャ
リッジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール50
03に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。キャ
リッジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンクIT
とを内蔵した一体型インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジHCの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン50
00に対して押圧する。5007,5008はフォトカ
プラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在
を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行
うためのホームポジション検知器である。5016は記
録ヘッドIJHの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引器で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0014】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0015】<制御構成の説明>次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御合成について説明する。
【0016】図2はプリンタIJRAの制御回路の構成
を示すブロック図である。制御回路を示す同図におい
て、100は記録制御命令や記録データをプリンタIJ
RAに送信したり、プリンタIJRAからの応答信号や
エラー情報を受信してユーザにそれを表示する機能を持
つホストコンピュータ(以下、ホストという)、101
はホスト100とプリンタIJRAとを接続する接続ケ
ーブル、1700は記録データを入力するインタフェー
ス、1701はプリンタ装置全体を制御するマイクロプ
ロセッサ(MPU)、1702はMPU1701が実行
する制御プログラムを格納するROM、1703は各種
データ(上記記録データや記録ヘッドIJHに供給され
る記録信号など)を保存しておくDRAMである。
【0017】また、1704は記録ヘッドIJHに対す
る記録信号の供給制御を行うゲートアレイ(G.A.)
であり、インタフェース1700、MPU1701、R
AM1703間のデータ転送制御も行う。1710は記
録ヘッドIJHを搬送するためのキャリッジモータ、1
709は記録紙搬送のための搬送モータである。170
5は記録ヘッドIJHを駆動するヘッドドライバ、17
06、1707はそれぞれ搬送モータ1709、キャリ
アモータ1710を駆動するためのモータドライバであ
る。
【0018】さらに、1708はプリンタIJRAの動
作を規定するための動作モードや、プリンタIJRAを
最適な状態で使用するための調整値、プリンタIJRA
の保守のための情報を記憶するためのEEPROMであ
る。EEPROM1708とMPU1701との間には
前述の情報以外にも、チップセレクト、読み出し、書き
込み、およびクロック信号などの種々の制御信号が授受
される。なお、EEPROM以外の不揮発性メモリを用
いてもよい。
【0019】またさらに、1711は、あらかじめ決め
られた周期で、MPU1701に割り込みを発生させる
タイマであり、MPU1701は、その割り込み回数を
計数することによって、種々の時間を計測することが可
能になる。
【0020】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録データが入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録データがプリント
用の記録信号に変換される。そして、モータドライバ1
706,1707が駆動されるとともに、ヘッドドライ
バ1705に送られた記録データに従って記録ヘッドI
JHが駆動され、記録が行われる。
【0021】なお、上述のように、インクタンクITと
記録ヘッドIJHとは一体的に形成されて交換可能なイ
ンクカートリッジIJCを構成しても良いが、これらイ
ンクタンクITと記録ヘッドIJHとを分離可能に構成
して、インクがなくなったときにインクタンクITだけ
を交換できるようにしても良い。
【0022】図3は、インクタンクとヘッドとが分離可
能なインクカートリッジIJCの構成を示す外観斜視図
である。インクカートリッジIJCは、図3に示すよう
に、境界線Kの位置でインクタンクITと記録ヘッドI
JHとが分離可能である。インクカートリッジIJCに
はこれがキャリッジHCに搭載されたときには、キャリ
ッジHC側から供給される電気信号を受け取るための電
極(不図示)が設けられており、この電気信号によっ
て、前述のように記録ヘッドIJHが駆動されてインク
が吐出される。
【0023】なお、図3において、500はインク吐出
口列である。また、インクタンクITにはインクを保持
するために繊維質状もしくは多孔質状のインク吸収体が
設けられており、そのインク吸収体によってインクが保
持される。
【0024】次に、以上のような構成のプリンタにおい
て、EEPROM1708の内容がどのように入出力さ
れるか、その制御について説明する。
【0025】図4は、EEPROM1708の情報格納
領域とこれに関係するDRAM1703の情報格納領域
との関係を示す図である。
【0026】図4に示すように、DRAM1703に
は、EEPROM1708の情報の一時的な待避領域と
して作業領域(WORK)が設定されている。
【0027】ここで、EEPROM1708からの読み
出し制御について、図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。なお、この制御はMPU1701がROM
1702に格納された制御プログラムを実行することで
実現される。
【0028】まず、プリンタIJRAに電源が投入され
ると、ステップS400では、EEPROM1708の
データを読み出し、これをDRAM1703のWORK
にコピーする。これ以降、電源が切断されるまでは、M
PU1701は必要に応じてこのWORKの情報を参
照、あるいは更新する。
【0029】次に、EEPROM1708への書き込み
制御について、図6に示すフローチャートを参照して説
明する。なお、この制御はMPU1701がROM17
02に格納された制御プログラムを実行することで実現
される。
【0030】まず、この書き込み制御は、プリンタIJ
RAへの電源供給の切断指示があった時点で実行される
ので、ステップS200では、パワーオフ指示の検出待
ちとなっている。そして、パワーオフ指示が検出される
と、処理はステップS201に進み、EEPROM17
08とWORKの内容を比較する。
【0031】ここで、両者の内容が一致しなければ、処
理はステップS202に進み、WORKの内容をEEP
ROM1708に書き込み、EEPROM1708の内
容を更新する。これに対して、両者の内容が一致してい
る場合には、EEPROM1708への書き込みは行わ
ず、そのまま処理を終了する。
【0032】通常、記録動作を伴うパワーオン/オフ回
数はEEPROMの書き込み制限回数に比べて十分小さ
いと考えられる。また、記録動作を伴わないパワーオン
/オフのみ繰り返しても、WORKの内容が更新されな
いため、EEPROMへの書き込みが行われない。
【0033】従って以上説明した実施形態に従えば、E
EPROMへの書込みタイミングを最大限、パワーオフ
指示時とすることにより、EEPROMへの書き込み回
数が、プリンタ装置の寿命より先に書込み可能な回数の
上限を越えないようにできる。従って、EEPROMに
記憶された情報が常に保証され、装置が異常な動作を起
こすこともなくなる。
【0034】なお、EEPROMへの書込み制御は、E
EPROMへの書き込み回数が、プリンタ装置の寿命よ
り先に書込み可能な回数の上限を越えないようになる限
り、プリンタのパワーオフ指示時に実行しなくとも、他
のタイミングでも良い。
【0035】例えば、図7のフローチャートに示すよう
に、記録装置の寿命を規定する耐用年数とその期間にお
けるEEPROMの書き込み制限回数との関係に基づい
た書込み制御を行っても良い。なお、この制御もMPU
1701がROM1702に格納された制御プログラム
を実行することで実現される。なお、図7におけるフロ
ーチャートで、既に図6のフローチャートにおいて説明
したのと同じ処理ステップには同じステップ参照番号を
付して、その説明は省略する。
【0036】図7に示すフローチャートによれば、ステ
ップS200aで、EEPROM1708の書き込み周
期(WPRD)を監視するタイマがタイムアウトしたか
どうかを調べる。このタイマにおけるタイムアウトを検
出するために用いる周期は、記録装置の耐用年数(DT
IME)をEEPROMへの書き込み制限回数(WRT
M)で除して得られた値(TOUT)に対して、十分長
く設定されている。
【0037】ここで、WPRD≧TOUTであり、その
タイマのタイムアウトが検出された場合は、処理は上述
したようなステップS201〜S202の処理を実行す
る。そして、ステップS203ではEEPROM170
8の書き込み周期を監視するタイマの測定値をリセット
する。
【0038】このような処理によって、タイマによって
測定されるEEPROM1708の書き込み周期(WP
RD)がEEPROM1708への平均的な書き込み可
能な周期(TOUT)に対して大きくなった場合にの
み、EEPROMの内容とDRAMのWORKとの内容
が比較され、その比較結果に従って、EEPROMの内
容が更新される。従って、EEPROMへの書き込み回
数が、プリンタ装置の寿命より先に書込み可能な回数の
上限を越えないようになる。
【0039】もちろん、上記の更新タイミングにパワー
オフ時をさらなる更新タイミングとして加えても良いこ
とは言うまでもない。
【0040】さらに別の変形例として、EEPROM1
708への書き込み制限回数が、記録装置の寿命を規定
する記録枚数に対して十分大きい場合には、EEPRO
Mへの書込み制御を、図8のフローチャートに示すよう
に、記録用紙1頁分の記録動作の終了毎に実行するよう
にしても良い。なお、この制御もMPU1701がRO
M1702に格納された制御プログラムを実行すること
で実現される。
【0041】図8に示すフローチャートによれば、ステ
ップS200bで、記録用紙1頁分の記録動作が終了し
たかどうかを調べ、その動作が終了した場合は、前述し
たようなステップS201とS202の処理を実行す
る。
【0042】なお、以上の説明では不揮発性メモリの代
表としてEEPROMを用いたが、書き込み回数に制限
があるフラッシュメモリなど他の不揮発性メモリを用い
ても良いことは言うまでもない。
【0043】なお、以上の実施形態において、記録ヘッ
ドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さ
らにインクタンクに収容される液体はインクであるとし
て説明したが、その収容物はインクに限定されるもので
はない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0044】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0045】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0046】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0047】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0048】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0049】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0050】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0051】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0052】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0053】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0054】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0055】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0056】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0057】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0058】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0059】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報の更新が所定回数内で可能な不揮発性メモリの内容を
一時的にコピーして保持する書換え可能なメモリの内容
を、記録動作の進行に従って、参照或は更新し、プリン
タ装置の耐用年数が尽きる前に不揮発性メモリの情報の
更新回数が所定回数を越えないように定められたタイミ
ングで、上記のメモリに格納されている内容と不揮発性
メモリに格納されている内容とを比較し、その比較結果
に従って不揮発性メモリに格納されている情報を更新す
るので、プリンタ装置の寿命より先に不揮発性メモリが
破壊されてしまうことを防止できるという効果がある。
【0062】これにより、不揮発性メモリへの更新回数
はプリンタ装置の寿命内では制限以下になり、そのメモ
リに記憶された内容が保証されるので、プリンタ装置の
異常動作が防止され、その信頼性の向上に貢献する。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
トプリンタIRJAの構成の概要を示す外観斜視図であ
る。
【図2】プリンタIJRAの制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】インクタンクとヘッドとが分離可能なインクカ
ートリッジIJCの構成を示す外観斜視図である。
【図4】EEPROM1708の情報格納領域とこれに
関係するDRAM1703の情報格納領域との関係を示
す図である。
【図5】EEPROMの読み出し制御を示すフローチャ
ートである。
【図6】EEPROMの書き込み制御を示すフローチャ
ートである。
【図7】EEPROMの書き込み制御の変形例を示すフ
ローチャートである。
【図8】EEPROMの書き込み制御のさらに別の変形
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 1700 インタフェース 1701 MPU 1702 ROM 1703 DRAM 1708 EEPROM 1711 タイマ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の更新が所定回数内で可能な不揮発
    性メモリを有するプリンタ装置であって、 前記プリンタ装置への電源投入時に、前記不揮発性メモ
    リの内容を一時的にコピーして保持する記憶手段と、 記録動作の進行に従って、前記記憶手段の内容を参照或
    は更新する処理手段と、 前記プリンタ装置の耐用年数が尽きる前に前記不揮発性
    メモリの情報の更新回数が前記所定回数を越えないよう
    に定められたタイミングで、前記記憶手段に格納されて
    いる内容と、前記不揮発性メモリに格納されている内容
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に従って、前記不揮発性メ
    モリに格納されている情報を更新する更新手段とを有す
    ることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記不揮発性メモリはEEPROMを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段はDRAMを含むことを特
    徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミングは、前記プリンタ装置へ
    の電源供給切断時であることを特徴とする請求項1に記
    載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミングは、記録媒体1頁分の記
    録動作が終了した時であることを特徴とする請求項1に
    記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミングは、前記記録装置の耐用
    年数と該期間における前記不揮発性メモリへの更新制限
    回数とから得られる前記不揮発性メモリへの平均的な書
    き込み可能な周期が経過した時点であることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体への記録を行うために、インク
    を吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドをさら
    に有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するために、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項7に記載のプリ
    ンタ装置。
  9. 【請求項9】 情報の更新が所定回数内で可能な不揮発
    性メモリと電源投入時に前記不揮発性メモリの内容を一
    時的にコピーして保持する書換え可能なメモリとを備え
    たプリンタ装置で用いられるメモリ保護方法であって、 記録動作の進行に従って、前記メモリの内容を参照或は
    更新する処理工程と、 前記プリンタ装置の耐用年数が尽きる前に前記不揮発性
    メモリの情報の更新回数が前記所定回数を越えないよう
    に定められたタイミングで、前記メモリに格納されてい
    る内容と、前記不揮発性メモリに格納されている内容と
    を比較する比較工程と、 前記比較工程における比較結果に従って、前記不揮発性
    メモリに格納されている情報を更新する更新工程とを有
    することを特徴とするメモリ保護方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305870A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Seiko Epson Corp 液体カートリッジに設けられた記憶手段へのアクセス制御装置
JP2009053681A (ja) * 2007-07-31 2009-03-12 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
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