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JP2000092350A - 周期的な明暗パターンを有する対象の画像撮像方法,装置及びこれを用いた検査方法,装置 - Google Patents

周期的な明暗パターンを有する対象の画像撮像方法,装置及びこれを用いた検査方法,装置

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Publication number
JP2000092350A
JP2000092350A JP10257084A JP25708498A JP2000092350A JP 2000092350 A JP2000092350 A JP 2000092350A JP 10257084 A JP10257084 A JP 10257084A JP 25708498 A JP25708498 A JP 25708498A JP 2000092350 A JP2000092350 A JP 2000092350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
pixel
video signal
image
dark pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10257084A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Mochizuki
望月  淳
Mineo Nomoto
峰生 野本
Hiroshi Kawaguchi
広志 川口
Nobuyuki Koganezawa
信之 小金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10257084A priority Critical patent/JP2000092350A/ja
Publication of JP2000092350A publication Critical patent/JP2000092350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像対象の周期性明暗パターンと固体撮像素
子の撮像画素との相対的位置関係によって生ずる撮像モ
アレを除去する。 【解決手段】 撮像系Aの固体撮像素子2と撮像系Bの
固体撮像素子6とが、ハーフミラー10を介し、周期性
明暗パターンを有する撮像対象16の撮像視野CEを撮
像する。演算処理部15は撮像対象16の明暗パターン
に応じた画素ずらし量を算出し、z,y方向移動信号S
z,Syを生成して撮像系Bをz,y方向に位置をずら
し、撮像系Aの映像信号VAに対して画素ずらしされた
映像信号VBが得られるようにする。この映像信号VB
が画素単位ずれ補正処理部13で処理され、映像信号V
Aに対して撮像画素サイズ以下の画素ずらし量の映像信
号VB’が生成される。これら映像信号VA,VB’は
演算処理部15で画素毎に階調値が算術的加算処理さ
れ、撮像モアレが除去された映像信号Vが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周期的な明暗パタ
ーンを有する対象の固体撮像素子による画像撮像方法及
びそれを用いた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周期的な明暗パターンを有する対
象の固体撮像素子による画像撮像において、対象の明暗
パターンと固体撮像素子の撮像面での画素(以下、撮像
画素という)との相対的な位置関係によって生じる撮像
モアレを解消する方法としては、撮像画素の分解能と対
象パターンの周期が作る分解能とを一桁以上離すことが
有効であった。
【0003】しかしながら、検出すべき情報が微弱・微
小になるにつれて、かかる分解能を撮像側で実現できな
い場合が頻繁に発生するため、撮像系の結像特性を劣化
させてデフォーカス状態とすることも常套的に行なわれ
ている。しかし、結像をデフォーカス状態にした場合、
撮像モアレ以外の本来検出すべき微弱・微小情報(以
下、本来情報という)もデフォーカスされるため、より
微弱・微小な情報となって検出できなくなるという問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題を回避する
ために、撮像モアレの中から微弱・微小な本来情報を検
出する試みがなされているが、この場合でも、撮像モア
レによる明暗値の低い部分(撮像モアレによって画面の
明暗が繰り返すが、その暗い部分)にあるその明るさと
同程度かそれ以下の明暗値を有する本来情報を安定に検
出することは不可能であった。
【0005】本発明は、かかる問題を解消し、対象の明
暗パターンと固体撮像素子の撮像画素との相対的な位置
関係によって生じる撮像モアレを除去し、本来情報を容
易に検出することができるようにした画像撮像方法及び
それを用いた装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮像モアレが持つ空間周波数スペクトル
の実数値と虚数値とで形成される偏角を180度変化さ
せるための固体撮像素子の撮像面内における撮像位置ず
らし量を算出し、該撮像位置ずらし量を付与した画像と
該撮像位置ずらし量を付与しない画像とを、撮像画素単
位の階調値毎に、算術的に合成する。これにより、該撮
像位置ずらし量を付与しない画像と同じ分解能と画素数
の撮像モアレが抑制された撮像画像が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0008】図1は本発明による画像撮像方法及びそれ
を用いた装置の第1の実施形態を示す構成図であって、
1は画素ずらしユニット、2は固体撮像素子、3は光学
系、4は結像レンズ、5は開口数調節機構、6は固体撮
像素子、7は光学系、8は結像レンズ、9は開口数調節
機構、10はハーフミラー、11はz方向移動機構、1
2はy方向移動機構、13は画素単位ずれ補正処理部、
14は撮像モアレ低減処理部、15は演算処理部、16
は撮像対象、A,Bは撮像系、CEは撮像視野である。
【0009】同図において、画素ずらしユニット1は、
2つの撮像系A,Bと画素単位ずれ補正処理部13と撮
像モアレ低減処理部14とから構成されており、周期的
な明暗パターンを有する撮像対象16の撮像視野CEを
夫々の撮像系A,Bで撮像し、これら撮像系A,Bの出
力映像信号VA,VBを処理して撮像モアレ低減後映像
信号Vを生成出力する。
【0010】撮像系Aは固体撮像素子2や結像レンズ4
を内蔵した光学系3,開口数調節機構(例えば、絞り機
構)5から構成され、撮像系Bは固体撮像素子6や結像
レンズ8を内蔵した光学系7,開口数調節機構(例え
ば、絞り機構)9から構成されている。周期性明暗パタ
ーンを有する撮像対象16の撮像視野CEからの光はハ
ーフミラー10で2分され、撮像系Aでは、ハーフミラ
ー10を透過した光を開口数調節機構5及び光学系3の
結像レンズ4を介して固体撮像素子2の撮像面で受光す
ることにより、この固体撮像素子2から映像信号VAが
出力され、撮像系Bでは、ハーフミラー10で反射した
光を開口数調節機構9及び光学系7の結像レンズ8を介
して固体撮像素子6の撮像面で受光することにより、こ
の固体撮像素子6から映像信号VBが出力される。即
ち、これら撮像系A,Bでは夫々、ハーフミラー10を
介し、同一の撮像倍率で撮像対象16の同一撮像視野C
Eを撮像することになる。
【0011】また、撮像系Bには、z方向移動機構11
とy方向移動機構12とが設けられており、これらによ
り、撮像系Bがz方向(撮像対象16のパターン形成面
に垂直な方向),y方向(撮像対象16のパターン形成
面に平行な方向)に移動可能となっている。これらz方
向移動機構11とy方向移動機構12によって撮像系B
をz,y方向に移動させると、撮像系Bがハーフミラー
10の反射光を受光していることから、この撮像系Bに
対する撮像対象16での撮像視野CEが、撮像系Aでの
撮像視野CEに対し、その面に平行なx,y方向にずら
されることになる。z方向移動機構11による移動量,
移動の向きやy方向移動機構12による移動量,移動の
向きは夫々、演算処理部15から供給されるz方向駆動
信号Sz,y方向駆動信号Syによって制御されるが、
かかる移動量は固体撮像素子6での1画素(以下、固体
撮像素子の画素を撮像画素という)未満の精度で設定さ
れる。また、このように撮像系Bをz,y方向に変位さ
せて撮像視野CEをずらすことを、以下、「画素ずら
し」という。
【0012】撮像系Aの出力映像信号VAは直接撮像モ
アレ低減処理部14に供給され、撮像系Bの出力映像信
号Vbは、画素単位ずれ補正処理部13で処理された
後、撮像モアレ低減処理部14に供給される。画素単位
ずれ補正処理部13は、撮像素子Bの出力映像信号VB
を処理することにより、撮像系Aの撮像視野CEに対し
てx,y方向に1撮像画素未満の画素ずらしをした撮像
視野CEに対する映像信号VB’に変換して出力する。
例えば、z方向移動機構11とy方向移動機構12によ
り、撮像系Bの撮像視野CEの撮像系Aの撮像視野CE
に対する画素ずらし量をz,y方向とも3.5撮像画素
とした場合、画素単位ずれ補正処理部13により、その
うちの3撮像画素という整数撮像画素分が補正されて、
画素ずらし量がz,y方向とも0.5撮像画素だけ画素
ずらしされたときの映像信号VB’に変換されるものと
する。画素単位ずれ補正処理部13としては、シフトレ
ジスタの組み合わせによる回路で実現することもできる
し、デジタイズして格納した画像データに対するソフト
処理で実現することもできる。
【0013】画素単位ずれ補正処理部13から出力され
る映像信号VB’は、撮像系Aから出力される映像信号
VAに対し、撮像視野CEが1撮像画素未満だけ画素ず
らしされているときの映像信号である。そして、かかる
映像信号VA,VB’には、同じ周期,振幅の撮像モア
レ成分が含まれているが、上記の画素ずらし量は、これ
ら映像信号VA,VB’での映像モアレ成分の位相差が
ほぼ180゜となるように、設定されるものである。
【0014】撮像モアレ低減処理部14は、これら映像
信号VA,VB’を処理することにより、映像信号V
A,VBと同じ分解能,画素数の撮像モアレが除去され
た映像信号Vが得られる。この撮像モアレ低減処理部1
4の処理は、これら映像信号VA,VB’を画素単位で
算術的合成するものであり、この算術的合成処理は、画
素単位の階調値の重み付き平均処理,画素単位の階調値
の単純平均処理,画素単位の階調値の最大値選択処理及
び画素単位の階調値の最小値選択処理のいずれかであ
る。
【0015】いま、映像信号VAの画面でのi行,j列
の画素の階調値をf(i,j)、この画素に対応する映像
信号VB’の画素の階調値をg(i,j)とし、また、撮
像モアレが低減された映像信号Vの同じく画素の階調を
h(i,j)とすると、上記の算術的合成処理は夫々次の
ように表わされる。即ち、 重み付き平均処理:h(i,j)={α・f(i,j)+β
・g(i,j)}/2 (但し、0≦α,βであって、α+β=2) 単純平均処理: h(i,j)={f(i,j)+g(i,
j)}/2 また、MAX(x,y)をx,yのうち大きい方の値、
MIN(x,y)をx,yのうち小さい方の値として、 最大値選択処理: h(i,j)=MAX{f(i,j),
g(i,j)} 最小値選択処理: h(i,j)=MIN{f(i,j),
g(i,j)}。
【0016】演算処理部15は、上記の演算処理によっ
て映像信号VA,VB’から撮像モアレが低減された映
像信号Vが得られるような上記の画素ずらし量を算出
し、この算出した画素ずらし量に応じたz方向駆動信号
Szとy方向駆動信号Syとを生成して撮像系Bのz方
向移動機構11とy方向移動機構12とに供給する。
【0017】ここで、撮像モアレの発生原理とこの実施
形態の動作原理について、一次元的な周期性パターンを
例にして、図2により説明する。
【0018】図2(b)は一次元的な周期性パターンの空
間周波数の正弦波状の高周波成分を示すものであって、
この周期性パターンの空間的な周期をLとすると、フー
リエ変換により、この空間周波数はN/L(但し、Nは
整数)に比例する。N=1はこの周期性パターンの基本
空間周波数に比例する。
【0019】いま、かかる周期性パターンを分解能(画
素サイズ)pの固体撮像素子で撮像したとすると、図2
(b)の白丸で示す周期pのタイミングでこの高周波成
分がサンプリングされ、p≠(高周波成分の1/2周
期)×(整数)であるとき、図2(a)に白丸のサンプ
リング値f(1),f(2),f(3),……を結ぶ曲線
で表わされる振幅変化の信号S1 が得られる。これが周
期性パターンの空間周波数による撮像モアレである。
【0020】なお、このように、高周波成分がサンプリ
ングによってこの高周波成分とはことなる空間周波数の
成分が生ずることを「空間周波数の折返し」といい、こ
の場合、この高周波の空間周波数を「折返し元空間周波
数」、折返しによって生ずる空間周波数を「折返し先空
間周波数」という。従って、図2(b)の空間周波数が
折返し元周波数であり、図2(a)で示す信号S1の周
波数が折返し先周波数である。
【0021】一方、図2(b)に示す高周波成分を、白
丸のサンプリング点よりもγp(但し、0<γ<1)だ
けずれた黒丸で示すタイミングでサンプリングすると
(このことは、白丸をサンプリング点とする撮像に対
し、黒丸をサンプリング点とする撮像は、画素ずらし量
をγpとする画素ずらしを行なっていることになる)、
図2(a)に黒丸のサンプリング値g(1),g(2),
g(3),……を結ぶ曲線で表わされる振幅変化の信号
2が得られる。ここで、信号S1のi番目のサンプリン
グ点と信号S2のi番目のサンプリング点とがγpだけ
ずれているが、これら対応するサンプリング点(矢印で
対応付けている)のサンプリング値f(i),g(i)に
ついて、常に、 f(i)+g(i)=ほぼ一定 であれば、上記の単純平均処理によって撮像モアレが低
減できることになる。この単純平均処理ができるように
これらサンプリング値f(i),g(i)のタイミングを
一致させるために、画素単位ずれ量補正処理部13が映
像信号VBの位相調整をするものである。なお、図2
(a)の場合、信号S2が信号S1よりも遅れているの
で、画素単位ずれ量補正処理部13が映像信号VBの位
相を進めるのであるが、このことは、逆に、画素単位ず
れ量補正処理部13により、撮像系Aからの映像信号V
Aの位相を遅らせるものとなる。
【0022】図1において、撮像モアレ低減処理部14
で単純平均処理によって撮像モアレを低減する場合に
は、上記の単純平均処理が可能なように、処理演算部1
5が上記の画素ずらし量γpを設定するものである。こ
の場合、周期性パターンの配置関係や固体撮像素子の分
解能などが既知であり、これらから上記の画素ずらし量
γpを算出することができる。また、画素単位ずれ補正
処理部13が上記のサンプリング値f(i),g(i)の
タイミングずれを補正するものである。
【0023】撮像モアレ低減処理部14で上記の算術的
合成処理のうちの単純平均処理以外の処理を用いる場合
も同様であるが、その処理毎に画素ずらし量γpが異な
ることはいうまでもない。
【0024】なお、画素ずらし量γpが分解能pの整数
倍であると、図2から明らかなように、白丸のサンプリ
ング点と黒丸のサンプリング点とが一致し、図2(a)
に示す信号S1,S2は一致して撮像モアレの低減処理を
行なうことができない。しかし、必要な画素ずらし量を
γpであるとき、実際の画素ずらし量を、mを整数とし
て、mp±γpとしても、白丸のサンプリング点のサン
プリング値に対して(mp±γp)だけずれた黒丸のサ
ンプリング点でのサンプリング値を対応させることによ
り、撮像モアレの低減処理を行なうことができる。
【0025】そこで、図1に示す第1の実施形態におい
て、上記のように、撮像系Bの撮像視野CEの撮像系A
の撮像視野CEに対する画素ずらし量をz,y方向とも
3.5撮像画素(=3.5p)とした場合でも、画素単位
ずれ補正処理部13により、そのうちの3撮像画素(=
3p)という整数撮像画素分が補正されて、画素ずらし
量がz,y方向とも0.5撮像画素(=0.5p)だけ画
素ずらしされたときの映像信号VB’に変換されるよう
にすればよい。この場合、撮像系Aの出力映像信号VA
のサンプリング値(即ち、画素の階調値)が図2(a)
での白丸とすると、映像信号VB’の画素の階調値は図
2(a)の黒丸となり、これらの対応する画素値f
(i),g(i)のタイミングが一致するように、画素単
位ずれ補正処理部13の処理が行なわれるのである。
【0026】図2(c)は(3p+γp)の画素ずらし
による信号S1,S2を別々に示したものであって、これ
ら信号S1,S2の矢印で結んで示すような対応するサン
プリング点f(i),g(i)のタイミングが一致するよ
うに、画素単位ずれ補正処理部13が画素ずらし量(3
p+γp)の補正をする。
【0027】なお、撮像対象16として異なる周期性パ
ターンを持つものを使用する場合には、周期性パターン
が代わる毎に演算処理部20がかかる周期性パターンに
対応した画素ずらし量を算出し、この算出結果に応じて
撮像系Bのz,y方向の移動量を設定するものである
が、このように周期性パターンが異なると、画素ずらし
量γpも異なるものであるから、画素単位ずれ補正処理
部13での補正量も異ならせなければならない。このた
めに、図示しないが、この画素単位ずれ補正処理部13
での処理も、演算処理部15からのz方向移動信号S
z,y方向移動信号Syに応じて制御される。
【0028】図3は図1における撮像対象16の具体例
を示す図であって、ここでは、カラー陰極線管(カラー
CRT)の蛍光面,液晶ディスプレイパネルやプラズマ
ディスプレイパネルの発光面を例としている。
【0029】図3(a),(b)は画素が六方格子状に
配列されたカラーCRTの蛍光面を示すものであって、
画素の形状は楕円状または円状をなしている。図3
(a)はR(赤),G(緑),B(青)の3色の蛍光体
の画素のうち、例えば、R画素による単色の発光状態に
ある撮像対象16を示すものであって、これを撮像対象
16ー1(楕円/円開口,六方格子配列,単色)とい
う。また、図3(b)はR,G,B画素による3色(即
ち、白色)の発光状態にある撮像対象16を示すもので
あって、これを撮像対象16ー2(楕円/円開口,六方
格子配列,3色)という。この場合、R,G,B画素の
発光強度は必ずしも等しくならない。なお、水平方向の
同じ色の蛍光体の画素ピッチを水平方向のピッチとい
い、垂直方向の同じ色の蛍光体の画素ピッチを垂直方向
のピッチという。
【0030】図3(c),(d)はセル(画素)が正方
格子状に配列された液晶ディスプレイパネルやプラズマ
ディスプレイパネルの発光面を示すものであって、画素
の形状は矩形状をなしている。図3(c)はR(赤),
G(緑),B(青)の3色の画素のうち、例えば、R画
素による単色の発光状態の撮像対象16を示すものであ
って、これを撮像対象16ー3(矩形開口,正方格子配
列,単色)という。また、図3(b)はR,G,B画素
による3色(即ち、白色)の発光状態の撮像対象16を
示すものであって、これを撮像対象16ー4(矩形開
口、正方格子配列,3色)という。この場合も、R,
G,B画素の発光強度は必ずしも等しくならない。な
お、水平方向の同じ色の蛍光体の画素ピッチを水平方向
のピッチといい、垂直方向の同じ色の蛍光体の画素ピッ
チを垂直方向のピッチという。
【0031】図4(a)は図3(a)で示した撮像対象
16ー1を固体撮像素子2で撮像したときの撮像モアレ
を示すものであって、この場合、この固体撮像素子2の
撮像面での撮像画素サイズpは、この撮像対象16ー1
のこの撮像面での蛍光体の配列ピッチHp,Vpに近い
ものとしている。図4(b)は、撮像画素サイズpを若
干変えた条件で、図3(b)に示した撮像対象16ー2
を固体撮像素子2で撮像したときの撮像モアレを示すも
のである。このような撮像モアレが生ずると、撮像対象
16ー1,16ー2に生ずる表示のむらや画素欠陥など
を検出することが困難になる。
【0032】図5は蛍光体の配列が六方格子状である撮
像対象16−1(図3(a))あるいは撮像対象16−
2(図3(b))を撮像画素分解能p[mm/画素]の固
体撮像素子2で撮像した場合の空間周波数スペクトルの
分布を示す図である。
【0033】同図において、空間周波数スペクトルは実
数値と虚数値を持つ。H(水平)方向の空間周波数を
u、V(垂直)方向の空間周波数をvと夫々定義し、空
間周波数の座標系をu−v座標系の平面で表わす。これ
らu,v座標軸は単位長さ当りの画素数で定義され、そ
の単位は[mm-1]である。
【0034】かかるuv平面において、撮像対象16−
1,16−2での蛍光体の配列のパワーが集中するスペ
クトル(以下、蛍光体配列空間周波数スペクトルとい
う)も、・(黒丸印)で示すように、uv平面内で六方格
子状に分布する。ここで、Hp,Vpは図3(a),
(b)で示した蛍光体の配列の水平方向,垂直方向のピ
ッチ(mm)である。また、各蛍光体配列空間周波数スペ
クトルは、uv平面での原点0での蛍光体配列空間周波
数スペクトルを[0,0]として、蛍光体配列空間周波
数スペクトル[i,j]と表わしている。蛍光体配列空
間周波数スペクトル[0,0]はDC(直流)成分であ
り、これ以外の蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,
j]がその変動成分ということになる。
【0035】また、このuv平面では、固体撮像素子2
の撮像画素分解能(画素サイズ)pによって一辺が1/
pの正方形の枠で囲まれる領域(以下、正方形領域とい
う)が規定される。uv平面の原点0を中心とする正方
形領域を正方形領域(0,0)とし、それ以外の正方形
領域を正方形領域(m,n)と表わす。この正方形領域
(0,0)のu≧0,v≧0の領域、即ち、ハッチング
した右上1/4の領域が画面上で見ることができる空間
周波数領域(可視空間周波数領域A)である。いま、固
体撮像素子2の撮像面での画素数を、水平,垂直方向で
夫々、例えば、500とすると、その水平,垂直方向の
1/pは250画素である。従って、この可視空間周波
数領域Aのu,v軸方向の一辺は250である。
【0036】この正方形領域(0,0)での他の領域は、
u,vの少なくともいずれか一方の値が負になり、数学
上表われる領域であって、目で見ることができない。ま
た、正方形領域(0,0)以外の正方形領域(m,n)
は、正方形領域(0,0)を基本空間周波数領域に対す
る高調波領域である。
【0037】撮像モアレは、原理的には、図2で説明し
たようにして発生するものであるが、これを図5に適用
すると、高調波領域である正方形領域(m,n)での蛍
光体配列空間周波数スペクトル[i,j]が正方形領域
(0,0)での可視空間周波数領域Aに折り返すことに
よって生ずるものである。この折返し(エリアジング)
とは、いま、正方形領域(0,0)と正方形領域(m,
n)とに注目し、これら正方形領域の配置関係を保ちな
がら、正方形領域(0,0)をuv平面の原点0を中心
に正方形領域(m,n)とは原点対称な位置に移したと
きに、これとともに移動する正方形領域(m,n)での
蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]が位置する
uv平面上の空間周波数スペクトルになることをいう。
ここで、元の位置での正方形領域(m,n)での蛍光体
配列空間周波数スペクトル[i,j]の空間周波数を折
返し元空間周波数、移動した後の正方形領域(m,n)
での同じ蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]の
空間周波数を折返し先空間周波数といい、この折返し先
空間周波数が正方形領域(0,0)の可視空間周波数領
域Aに入り込むと、その蛍光体配列空間周波数スペクト
ルが撮像モアレとして現われることになる。
【0038】そこで、図5において、正方形領域(1,
−2)についてみると、これと正方形領域(0,0)と
の配置関係を保ちながら、この正方形領域(0,0)を
uv平面の原点0に対して正方形領域(1,−2)とは
原点対称に移動させると、この正方形領域(0,0)は
正方形領域(−1,2)と一致するが、これとともに、
正方形領域(1,−2)は正方形領域(0,0)の位置
と一致し、この正方形領域(1,−2)の右上1/4の
領域にある蛍光体配列空間周波数スペクトル[3,−
3]は元の位置の正方形領域(0,0)での可視空間周
波数領域A内に折り返されたことになる。従って、この
蛍光体配列空間周波数スペクトル[3,−3]は、撮像
画素分解能pで折り返されることにより、撮像モアレを
生じさせることになる。
【0039】正方形領域(−1,1)の右上1/4の領
域にある蛍光体配列空間周波数スペクトル[−2,2]
も同様であり、撮像画素分解能pの折返しによって可視
空間周波数領域Aに入り込み、撮像モアレを発生させる
ことになる。一般に、ハッチングして示すように、各正
方形領域(m,n)での右上の領域(即ち、一辺が1/
(2p)の正方形の領域)内に存在する蛍光体配列空間周
波数スペクトルは、撮像画素分解能pの折返しによって
撮像モアレを発生することになる。
【0040】ここで、正方形領域(m,n)内の蛍光体
配列空間周波数スペクトル[i,j]の折返しによって
撮像モアレが発生する場合、δ=MAX(m,n)として
(これは絶対値が大きい方を選択することを表わす)、
この折返しを±δ/p折返しという。従って、図5にお
いて、正方形領域(1,−2)からの折返しは±2/p折
返しであり、正方形領域(−1,1)からの折返しは±
1/p折返しである。
【0041】撮像モアレの原因となる蛍光体配列空間周
波数スペクトルの折返し範囲は±∞/pであるため、無限
の個数の折返し先(モアレ)空間周波数スペクトルを合
計したものが撮像モアレスペクトルとなるが、対象とす
るモアレスペクトルは、各正方形領域(m,n)内のハ
ッチングして示す0〜+1/(2p) の範囲にある。
【0042】図6は蛍光体の配列が正方格子状である撮
像対象16−3(図3(c))あるいは撮像対象16−
4(図3(d))を撮像画素分解能p[mm/画素]の固
体撮像素子2で撮像した場合の空間周波数スペクトルの
分布を示す図である。
【0043】同図において、空間周波数スペクトルは実
数値と虚数値を持つ。図5と同様に、H(水平)方向の
空間周波数をu、V(垂直)方向の空間周波数をvと夫
々定義して、空間周波数の座標系をu−v座標系の平面
で表わし、これらu,v座標軸は単位長さ当りの画素数
で定義され、その単位は[mm-1]である。
【0044】かかるuv平面において、撮像対象16−
3,16−4での蛍光体の配列のパワーが集中する蛍光
体配列空間周波数スペクトルも、・(黒丸印)で示すよう
に、uv平面内で正方格子状に分布する。ここで、H
p,Vpは図3(c),(d)で示した蛍光体の配列の水
平方向,垂直方向のピッチ(mm)である。また、各蛍光
体配列空間周波数スペクトルは、uv平面での原点0で
の蛍光体配列空間周波数スペクトルを[0,0]とし
て、蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]と表わ
している。蛍光体配列空間周波数スペクトル[0,0]
はDC成分であり、これ以外の蛍光体配列空間周波数ス
ペクトル[i,j]がその変動成分ということになる。
【0045】なお、この場合の蛍光体配列空間周波数ス
ペクトル[i,j]の分布は、図5に示した蛍光体配列
空間周波数スペクトル[i,j]の分布が六方格子状を
なすのに対し、i+j≡1(mod2)、即ち、i+j
=奇数となる蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,
j]が付加されたものである。換言すると、図6に示す
分布のうち、i+j≡0(mod2)、即ち、i+j=
偶数を満たす蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,
j]を除いたものが図5に示す分布ということになる。
【0046】また、この場合も、このuv平面では、固
体撮像素子2の撮像画素分解能pによって一辺が1/p
の正方形領域が規定されており、uv平面の原点0を中
心とする正方形領域を正方形領域(0,0)とし、それ
以外の正方形領域を正方形領域(m,n)と表わしてい
る。この正方形領域(0,0)のu≧0,v≧0の領
域、即ち、ハッチングした右上1/4の領域が可視空間
周波数領域Aであり、固体撮像素子2の撮像面での画素
数を、水平,垂直方向で夫々、例えば、500とする
と、その水平,垂直方向の1/pは250画素である。
従って、この可視空間周波数領域Aのu,v軸方向の一
辺は250である。
【0047】この正方形領域(0,0)での他の領域は、
u,vの少なくともいずれか一方の値が負になり、数学
上表われる領域であって、目で見ることができない。ま
た、正方形領域(0,0)以外の正方形領域(m,n)
は、正方形領域(0,0)を基本空間周波数領域に対す
る高調波領域である。
【0048】正方形領域(m,n)中の蛍光体配列空間
スペクトル[i,j]が正方形領域(0,0)での可視
空間周波数領域Aに折り返すことにより、撮像モアレが
発生するが、この場合も、図5の場合と同様に、各正方
形領域(m,n)でのハッチングして示す右上1/4の領
域(0〜+1/(2p)の範囲)内にある蛍光体配列空間
スペクトル[i,j]が折返しによって撮像モアレを発
生させるものである。例えば、図示するように、正方形
領域(1,−2)のハッチング領域内に存在する蛍光体配
列空間周波数スペクトル[3,−3]が正方形領域
(0,0)の可視空間周波数領域A内に折り返されて撮像
モアレが発生する。この場合の折返しは±2/p折返し
である。また、正方形領域(−1,1)のハッチング領域
にある蛍光体配列空間周波数スペクトル[−2,2]も
同様であり、±1/p折返しによって可視空間周波数領
域Aに入り込み、撮像モアレを発生させることになる。
【0049】図5の場合と同様に、撮像モアレの原因と
なる蛍光体配列空間周波数スペクトルの折返し範囲は±
∞/pであるため、無限の個数の折返し先(モアレ)空
間周波数スペクトルが可視空間周波数領域A内に生ずる
から、これらを足し合わせたものが撮像モアレスペクト
ルとなる。
【0050】以上のようにして、蛍光体配列空間周波数
スペクトルの折返しによって撮像モアレが生ずるのであ
るが、次に、図1における演算処理部15での画素ずら
し量γpの算出方法について説明する。
【0051】図7はこの演算処理部15での撮像モアレ
スペクトルの絶対値(モアレパワースペクトル)の算出
方法を示すフローチャートである。
【0052】この方法は、図5あるいは図6での正方形
領域(m,n)毎に蛍光体配列空間周波数スペクトル
[i,j]の空間周波数(即ち、折返し元空間周波数)
とこれが可視空間周波数領域A(図5,図6)に折り返
されたときの撮像モアレの周波数(折返し先空間周波
数)とを求め、これに基づいてモアレパワースペクトル
を求めるものである。従って、蛍光体配列空間周波数ス
ペクトル[i,j]毎にモアレパワースペクトルが求め
られる。なお、モアレパワースペクトルは、撮像モアレ
スペクトルの実数値の自乗と虚数値の自乗との和あるい
は和の平方根で表わされる。
【0053】同図において、図5,図6で示すuv平面
での対象範囲(折返し範囲)を限定する。これは、上記
のように、撮像モアレを発生させる蛍光体配列空間スペ
クトル[i,j]はuv平面での折返し範囲が±∞/p
まで含むものであるが、通常、uv平面での原点0から
遠い蛍光体配列空間スペクトル[i,j]程その折返し
によるモアレパワースペクトルが小さくなり、撮像モア
レが目立たなくなるから、この折返し範囲を限定して
も、各別問題とはならないからである。そこで、まず、
この折返し範囲を±k/p(但し、k≧1)として、k
を所定の値に設定する。通常、kは10以下とする(ス
テップ100)。図5,図6に図示する範囲を対象とす
る場合には、k=2である。
【0054】そして、まず、n=−kとし(ステップ1
01)、m=−kとする(ステップ102)。これは、
まず、図5,図6での正方形領域(m,n)として、u
v平面の原点0から−方向に最遠の正方形領域(−k,
−k)を指定したものである。
【0055】次に、imin=m×Hp/p以上の整数値,
max=(m+0.5)×Hp/p以下の整数値,jmin=n
×Vp/p以上の整数値,jmax=(n+0.5)×Vp/p
以下の整数値を算出する(ステップ103)。ここで、
図5,図6に示すように、蛍光体配列空間周波数スペク
トル[i,j]は、u軸方向に1/Hpの間隔で、v軸方
向に1/Vpの間隔で夫々分布しており、また、正方形
領域(m,n)は、u,v軸方向に1/pの間隔で配列
されている。この正方形領域(m,n)での図5,図6
でハッチング領域のu,v軸方向の範囲は夫々 m/p≦u≦(m/p+1/(2p)),n/p≦v≦(n
/p+1/(2p)) であり、この範囲に蛍光体配列空間周波数スペクトル
[i,j]が存在するためには、 m/p≦i/Hp≦(m/p+1/(2p)) n/p≦j/Vp≦(n/p+1/(2p)) を満たさなければならない。そして、これらの式を変形
すると、 m×Hp/p≦i≦(m+0.5)×Hp/p n×Vp/p≦j≦(n+0.5)×Vp/p となる(ここで、i,jは整数である)。従って、ステ
ップ103は、対象となる正方形領域(m,n)のハッ
チング領域内に存在する蛍光体配列空間周波数スペクト
ル[i,j]を探索していることになる。
【0056】ステップ103でimin,jminが求まる
と、j=jmin(ステップ104)、i=imin(ステッ
プ105)とし、正方形領域(m,n)のハッチング領
域内に存在する蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,
j]の探索結果とする。なお、ステップ103でimin
≦imax,jmin≦jmaxであるが、これを満足する整数
値imin,imax,jmin,jmaxが存在しないときには、
図示しないが、ステップ113に進む。
【0057】上記の条件を満たす蛍光体配列空間周波数
スペクトル[i,j]が求まると、このスペクトルが図
6に示す正方格子状に分布するものである場合には、ス
テップ108に進んでこの蛍光体配列空間周波数スペク
トル[i,j]の折返しによるモアレパワースペクトル
が求められ、図5に示す六方格子状に分布するものであ
るときには、i+j≡0(mod2)、即ち、i+j=
偶数となる蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]
のみがステップ108でモアレパワースペクトルの算出
の対象となる(ステップ107)。i+j≡1(mod
2)となる蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]
である場合には、これは対象外のものとして、ステップ
109に進む。
【0058】正方形領域(m,n)での1つの蛍光体配
列空間周波数スペクトル[i,j]のステップ108で
の処理が終わってモアレパワースペクトルが求まると、
次に、i=i+1とする(ステップ109)。この場
合、同じ正方形領域(m,n)のハッチング領域に他の
蛍光体配列空間周波数スペクトル[i+1,j]が存在
する場合には、i+1≦imaxであるから(ステップ1
10)、この蛍光体配列空間周波数スペクトル[i+
1,j]について、ステップ106からの処理を行な
う。これは、図6において、例えば、正方形領域(0,
1)のように、ハッチング領域内のu軸方向に2以上の
蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]が存在する
場合である。なお、図5に示す分布の場合には、この蛍
光体配列空間周波数スペクトル[i+1,j]は(i+
1)+j≡1(mod2)であるから、ステップ107
で対象外となり、直ちにステップ109に進む。
【0059】また、i+1>imaxの場合には(ステッ
プ110)、同じ正方形領域(m,n)のハッチング領
域内のu軸方向にほかに蛍光体配列空間周波数スペクト
ル[i,j]がないとこになり、次に、j=j+1とす
る(ステップ111)。そして、このj+1≦jmax
ある場合には(ステップ112)、この同じハッチング
領域内のv軸方向に他の蛍光体配列空間周波数スペクト
ル[i,j+1]が存在することになり、i=imin
して(ステップ105)、この蛍光体配列空間周波数ス
ペクトル[i,j+1]についてステップ106からの
処理を行なう。
【0060】このようにして、同じ正方形領域(m,
n)のハッチング領域内の全ての蛍光体配列空間スペク
トル[i,j]のステップ108によるモアレパワース
ペクトルが求まると、i>imax(ステップ110),
j>jmax(ステップ112)として、1つの正方形領
域(m,n)(この場合、正方形領域(−k,−k))
の処理が終了する。
【0061】そこで、m=m+1として(ステップ11
3)、このm+1がm+1≦+kのとき(ステップ11
4)、uv平面上u軸方向に1つ隣りの正方形領域(m
+1,n)を処理対象とし、ステップ103からの処理
を行なう。このようにして、m>kとなり、u軸方向1
列の正方形領域(−k,−k)〜(+k,−k)の同様
の処理が終了すると、次に、n=n+1とし(ステップ
115)、n≦+kのとき(ステップ116)、ステッ
プ102に戻って上記の処理動作を繰り返す。これは、
uv平面上v軸方向に1つ隣りの正方形領域の列、即
ち、正方形領域(−k,−k+1)〜(+k,−k+
1)を処理対象とするものである。
【0062】このようにして、m>+k(ステップ11
3),n>+k(ステップ116)となると、対象とす
る全ての蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]に
ついて、モアレパワースペクトルが得られたことにな
る。
【0063】図8は図7におけるステップ108の一具
体例を示すフローチャートである。
【0064】同図において、図7のステップ103〜ス
テップ107で処理対象として求められた正方形領域
(m,n)での蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]
について、まず、そのu,v軸方向の空間周波数である
折返し元空間周波数Um ,Vn〔単位はmm-1〕と、その
折返しによる撮像モアレの空間周波数である折返し先周
波数um ,vn〔単位はmm-1〕とを求める(ステップ
200)。ここで、 Um=i/Hp Vn=j/Vp um=i/Hp−m/p vn=j/Vp−n/p である。
【0065】ここで、撮像対象16の周期性パターン
は、図3に示したカラーCRTや液晶ディスプレイ,プ
ラズマディスプレイの場合、R,G,Bの各画素は、1
つの点ではなく、形状,寸法(即ち、開口)を有してい
る。このために、各蛍光体配列空間周波数スペクトル
[i,j]も、パワーの広がりを持ったものであり、そ
の広がり方も画素の形状,寸法によって異なる。このた
め、モアレパワースペクトルを求めるに際し、かかるパ
ワーの広がりを折返しスペクトルS2,4(um ,vn)とし
て求める必要がある。
【0066】そこで、撮像対象16のパターンの開口
(セル)が、図3(c),(d)に示すように、矩形状
である場合には(ステップ201)、折返しスペクトル
2,4(um,vn)を次の数1によって求める(ステップ
202)。
【0067】
【数1】
【0068】上記数1において、右辺第1項目のsinc
(dh・Um ,dv・Vn)は、セルが矩形状であるときの
蛍光体の開口形状スペクトルを表わすものであって、一
次函数sinc(x)についてみると、図9(a)に示す波
形となる。また、右辺第2項目は撮像画素の開口形状ス
ペクトルを示すものであって、これら第1項目と第2項
目との乗算は、蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,
j]の折返しスペクトルのパワーを表わしている。
【0069】撮像対象16のパターンの開口(画素)
が、図3(a),(b)に示すように、楕円形状である場
合には(ステップ201)、折返しスペクトルS2,4(um
,vn)を次の数2によって求める(ステップ20
3)。
【0070】
【数2】
【0071】上記数2において、右辺の第1項目は画素
が楕円形状であるときの蛍光体の開口形状スペクトルを
表わすものであって、一次函数besinc(x)は図
9(b)に示す波形となる。この場合も、右辺第2項目
は撮像画素の開口形状スペクトルを示すものである。
【0072】以上のようにして、画素が有限の開口を有
するときの折返しスペクトルが求められるが、図3
(a),(c)に示すように、1種類の画素のみが発光
した単色発光の場合には(ステップ204)、S(um ,
n)=S2,4(um ,vn)として(ステップ206)、モ
アレパワースペクトルを求める(ステップ207)。し
かし、3種類の画素が発光する3色発光の場合には(ス
テップ204)、 S(um ,vn)=S2,4(um ,vn)×f(i,g,b,r) なる演算を行ない、このS(um ,vn)を用いてモアレパ
ワースペクトルを求める(ステップ207)。なお、f
(i,g,b,r)は、g,b,rを3色の発光強度比とし
て、蛍光体配列空間周波数スペクトル[i,j]に対
し、 f(i,g,b,r)=g+b+r i≡0(mod3) =g−(b+r)/2 i≡1,2(mod3) である。g=b=rの場合には、i≡0(mod3)、
即ち、iが3の倍数(i=0も含む)である蛍光体配列
空間周波数スペクトル[i,j]のみがf(i,g,b,
r)≠0となり、それ以外の蛍光体配列空間周波数スペ
クトル[i,j]では、f(i,g,b,r)=g−(b+
r)/2=0であるので、蛍光体配列空間周波数スペク
トル[i,j]の分布は単色の場合の1/3となる。
【0073】ステップ207では、モアレパワースペク
トルPm(um ,vn)が、
【0074】
【数3】
【0075】として求められる。
【0076】図10は以上のようにして得られたモアレ
パワースペクトルPm(um ,vn)から画素ずらし量を求
める算出方法を示すフローチャートである。
【0077】同図において、まず、画素ずらし自由度N
(≧1)を設定する(ステップ300)。これは、除こう
とするモアレスペクトルの個数の1/2に設定する。次
に、上記の求めたモアレパワースペクトルPm(um ,
n)のうちのm=n=0のモアレパワースペクトルP0
(u0 ,v0)を除く(ステップ301)。これは、折返し
しない蛍光体配列空間周波数スペクトル[0,0]に対す
るものであり、この蛍光体配列空間周波数スペクトル
[0,0]は基本の正方形領域(0,0)での可視空間周波
数領域A内に発生するものであって、撮像モアレとなる
ものではない。
【0078】そして、残ったモアレパワースペクトルP
m(um ,vn)を大きい順に並べ(ステップ302)、i
=1としてi番目に大きいモアレパワースペクトルをP
mi(um ,vn)とし(ステップ303)、i番目に大きい
モアレパワースペクトルPmi(um ,vn)に対する折返
し元空間周波数Umi,Vniと次の(i+1)番目に大き
いモアレパワースペクトルPm(i+1)(um ,vn)に対す
る折返し元空間周波数Um(i+1),Vn(i+1)とを選択し
(ステップ304。なお、モアレパワースペクトルに対
する折返し元空間周波数は、図8に示す処理で得られて
いる)、ステッフ305により、これら折返し元空間周
波数を用いて、これらモアレパワースペクトルPmi(um
,vn),Pm(i+1)(um ,vn)を低減するために必要な
画素ずらし量を算出する。
【0079】撮像モアレの空間周波数スペクトルは実数
値と虚数値とを有しており、これらのなす角、即ち、偏
角(位相ともいう)に対して180゜偏角が異なる撮像
モアレの空間周波数スペクトルを発生させることによ
り、これでもって元の撮像モアレの空間周波数スペクト
ルを相殺して除くようにすることができる。元の撮像モ
アレ空間周波数スペクトルに対して偏角が180゜の撮
像モアレ空間周波数スペクトルを得るためには、元の撮
像モアレ空間周波数スペクトルに−1=exp(jn
π)(ただし、jは虚数、nは奇数)を乗ずればよい
が、これは、固体撮像素子による撮像範囲を画素サイズ
より小さい分だけずらすことによって実現する。
【0080】そこで、いま、固体撮像素子の撮像範囲を
図3に示す状態から、水平方向にα画素だけ、垂直方向
にβ画素だけ夫々ずらしたとすると(但し、画素ずらし
量α,β<p)、同じ空間周波数の蛍光体配列空間集周
波数スペクトルが折り返されて生ずる撮像モアレ空間周
波数スペクトルは、かかるずらしがない場合に生ずる元
の撮像モアレ空間周波数スペクトルにexp{j2πp
(αUm+βVn)}を乗じたものである。これが元の撮
像モアレ空間周波数スペクトルに対して180゜の偏角
を有するためには、n=1として、
【0081】
【数4】
【0082】でなければならず、従って、画素ずらし量
α,βは
【0083】
【数5】
【0084】を満たすものとなる。
【0085】図10におけるステップ305はこの演算
をするものであり、大きいもの順に2つのモアレパワー
スペクトルPmi(um ,vn),Pm(i+1)(um ,vn)に対
する折返し元空間周波数Umi,Vni,Um(i+1),V
n(i+1)を用い、これらに対する画素ずらし量をαi/2
βi/2として、
【0086】
【数6】
【0087】の連立方程式を満足するものとするもので
ある。
【0088】次に、i=i+2として(ステップ30
6)、以下、大きい順に2つずつのモアレパワースペク
トルについて順次ステップ304,305の処理を行な
い、夫々毎に画素ずらし量をαi/2,βi/2を求め、これ
をi≧2Nになるまで繰り返す(ステップ307)。
【0089】図1における演算処理部15は、以上の演
算処理を行なうことによって画素ずらし量αi/2,βi/2
を算出し、これらに応じたz方向移動信号Sz,y方向
移動信号Syを生成するのであるが、以下、画素ずらし
による効果について実験例をもとに説明する。
【0090】ここでは、撮像対象16として、図3
(a),(b)に示した撮像対象16−1,16−2を
用い、図11(a)に示すように、その撮像視野CEに
欠陥画素PEが存在するものとしており、かかる撮像視
野CEに対して画素ずらし量を異ならせて撮像モアレの
低減効果をみるものである。なお、かかる撮像対象16
では、Hp=0.221mm,Vp=0.292mm,
画素の短径=0.1mm,画素の長径=0.12mmと
する。
【0091】また、撮像画素サイズは水平,垂直方向と
もに0.15mmとし、その中に等間隔(水平,垂直方
向に夫々1/4画素間隔)の16個の基準点0,1,
2,3,……,15を設定する。かかる基準点は、撮像
画面の左上隅にある最初の撮像画素VEを撮像視野CE
の左上隅の点Bに対してどのように位置付けるかを決め
るものであって、その位置付け方が16通りあることに
なる。
【0092】即ち、図11(a)における撮像画素VE
はその基準点0を撮像視野CEの左上隅の点Bに一致さ
せた場合を示すものであり、撮像視野CEに対し、この
撮像画素VEを基準として他の撮像画素が配列されてい
ることになる。図12はそのときの撮像視野CEに対す
る撮像画素VEの配列関係を模式的に示したものであっ
て、破線枠で囲んだものが1つの撮像画素VEである。
また、図11(a)において、基準点1を撮像視野CE
の左上隅の点Bに一致させた場合には、撮像画素は図示
する撮像画素VEよりも左方に1/4画素分ずらされて
いることになり、この場合の各撮像画素は、図12で示
す撮像画素よりも水平方向に−1/4画素分,垂直方向
に0画素分ずれている。同様にして、図11(a)にお
いて、基準点4を撮像視野CEの左上隅の点Bに一致さ
せた場合には、撮像画素は図示する撮像画素VEよりも
上方に1/4画素分ずらされていることになり、この場
合の各撮像画素は、図12で示す撮像画素よりも水平方
向に0画素分,垂直方向に+1/4画素分ずれているこ
とになる。従って、図11(a)において、基準点15
を撮像視野CEの左上隅の点Bに一致させた場合には、
撮像画素は図示する撮像画素VEよりも左方に3/4画
素分,上方に3/4画素分ずらされていることになり、
この場合の各撮像画素は、図12で示す撮像画素よりも
水平方向に−3/4画素分,垂直方向に+3/4画素分
ずれていることになる。
【0093】図13(a)は図11(a)に示す撮像視
野CEに対して撮像画素VEを上記のように16通りず
らして撮像した場合の撮像モアレの明るさと画素欠陥P
Eの明るさとの関係を示す図であり、撮像画像の最も明
るい部分の明るさを最明値を100%として、撮像モア
レの明るさはその最も暗い部分の明るさの最明値に対す
る割合をモアレ最暗値〔%〕とし、また、画素欠陥PE
の明るさも最も暗い部分の明るさ最明値に対する割合を
欠陥最暗値〔%〕として、撮像視野CEに一致させる撮
像画素の基準点0,1,2,3,……,15毎にプロッ
トしている。
【0094】図13(a)において、撮像視野CEに対
して撮像画素の配列がどのようになっても、モアレ最暗
値は50%とほぼ一定である。これに対し、欠陥最暗値
は、撮像視野CEの左隅の点Bに一致させる撮像画素の
基準点を異ならせて撮像視野CEに対する撮像画素の配
列関係を変化させると、画素欠陥PEに対する撮像画素
の位置関係が変化するから、異なった値を持つことにな
る。
【0095】図13(a)によると、撮像視野CEの左
隅の点Bに一致させる撮像画素の基準点を図11(b)
における基準点15とすると、欠陥最暗値はほぼ50%
とモアレ最暗値とほとんど一致することになる。これ
は、このように撮像視野に対する撮像画素の配置関係を
設定すると、撮像モアレによって欠陥画素PEを識別す
るのが非常に困難であることを示している。即ち、図1
に示した実施形態のような撮像モアレの低減処理を行な
わない場合には、撮像視野CEと撮像画素との位置関係
によっては、画素欠陥が検出できない場合もあることに
なる。
【0096】これに対し、図13(b)は、図13
(a)の場合と同様に、撮像視野CEに対して撮像画素
VEを上記のように16通りずらして撮像するのである
が、図1に示した実施形態を使用するものであって、こ
れら各撮像毎に、演算部15による画素ずらしの撮像も
行ない、画素ずらしを行なわない場合の映像信号と画素
ずらしを行なった場合の映像信号とを撮像モアレ低減処
理部14で処理して撮像モアレの低減を行なったもので
ある。この場合の画素ずらし量を、水平方向に+0.7
4画素,垂直方向に−49画素としている。それ以外は
図13(a)の場合と同様である。
【0097】図13(b)によると、モアレ最暗値はほ
ぼ70%に上昇して撮像モアレ低減効果が現われてお
り、撮像視野CEの左上隅の点Bに撮像画素の基準点6
を一致させたとき、欠陥最暗値がモアレ最暗値に近くな
るが、それでも10%以上の差があり、図13(a)の
場合に比べて画素欠陥PEの検出が容易になる。
【0098】このようにして、図1に示した実施形態に
よる撮像モアレの低減処理を施すことにより、撮像視野
CEと撮像画素との位置関係にかかわらず、撮像視野C
Eでの画素欠陥PEを確実に検出することができるよう
になる。
【0099】この例では、モアレパワースペクトルが大
きい方から2つについて画素ずらしをしたものとしてい
るが、より多くのモアレパワースペクトルを画素ずらし
の対象とすることにより、より大きな効果が得られるこ
とになる。
【0100】なお、この実施形態では、画素欠陥の検出
に撮像モアレの低減を図るものとしたが、これに限ら
ず、色ずれ,色純度,解像度,鮮鋭度,画像歪み,画像
傾きなどの画質検査に際しても、撮像モアレの低減手段
として有効であることはいうまでもない。
【0101】このようにして、この実施形態では、周期
性明暗パターンを持つ撮像対象から撮像モアレが効果的
に低減された映像信号が得られるものであるから、欠陥
などの周期的パターン以外の明暗変動に対する撮像モア
レの影響が大幅に抑制され、かかる明暗変動を容易にか
つ正確に検出することができるようになる。このため
に、撮像対象の優劣を定量化して検査する方法、例え
ば、画素などの周期的な明暗パターンを有する撮像対象
の1つであるディスプレイ装置の表示画面を撮像対象と
した場合の、この表示画面の画質項目の中でとりわけ重
要な色むらや輝度むら,粒子状むら,画素欠陥,色ず
れ,色純度,解像度,鮮鋭度,画像歪み,画像傾きなど
のうちの少なくとも1つに関する定量的な検査方法で
は、この実施形態による撮像モアレ解消撮像方法は非常
に有効なものであり、製品品質検査装置の実現並びにこ
の装置による製品品質の高度な水準での安定実現に不可
避な手段となるものである。
【0102】図14は本発明による周期的な明暗パター
ンを有する対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の
第2の実施形態における撮像系Bを示す図であって、1
7はガラス板ユニットであり、図1に対応する部分には
同一符号を付けている。
【0103】この第2の実施形態は、全体構成が図1に
示した実施形態と同様であるが、図14に示すように、
撮像系Bにおいて、固体撮像素子6と光学系7との間に
ガラス板ユニット17が設けられている。また、光学系
7に内蔵される結像レンズ8は像側テレセントリック系
のレンズとし、像側で結像に寄与する光線を光軸に平行
にする。ガラス板ユニット17は、この結像レンズ8か
らの平行光の光路を演算処理部15(図1)からの回転
駆動信号Sθ1,Sθ2とに応じて変更させるものであ
って、これにより、図1における撮像系Bがz,y方向
に変位されたのと同等となり、図1に示した実施形態と
同様の効果が得られることになる。
【0104】図15は図14におけるガラス板ユニット
17の具体例を示す図であって、18,19はガラス板
であり、図14に対応する部分には同一符号を付けてい
る。
【0105】図15(a)において、ガラス板ユニット
17は2枚のガラス板18,19から構成されている。
これらガラス板18,19は結像レンズ8からの平行光
Lの光路中に前後して設けられており、ガラス板18は
平行光Lの光軸(結像レンズ8の光軸)に垂直な回動軸
RP1を中心に回動可能であり、ガラス板19はこの平
行光Lの光軸とガラス板18の回動軸RP1とに垂直な
回動軸RP2を中心に回動可能に夫々設けられている。
ガラス板18が回動すると、その回動量に応じた分だけ
平行光Lの光路がz方向に変位し、ガラス板19が回動
すると、平行光Lの光路がy方向に変位する。従って、
例えば、ガラス板18を演算処理部15(図14)から
の回転駆動信号Sθ1に応じて回転させ、ガラス板19
を演算処理部15からの回転駆動信号Sθ2(図14)
に応じて回動させることにより、図1に示した第1の実
施形態のような撮像系Bをz,y方向に変位させたのと
同様の効果が得られることになる。
【0106】なお、図15(b)に示すように、ガラス
板18,19の配列順序を前後入れ替えるようにしても
よく、これによっても同様の効果が得られることはいう
までもない。
【0107】図16は本発明による周期的な明暗パター
ンを有する対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の
第3の実施形態を示すブロック図であって、20はx方
向移動機構、21はy方向移動機構であり、図1に対応
する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略す
る。この第3の実施形態は、1つの撮像系を用い、上記
のような画素ずらしをしない映像信号と画素ずらしをし
た映像信号を得ることができるようにしたものである。
【0108】同図において、撮像系には、x方向移動機
構20とy方向移動機構21とが設けられており、演算
処理部15からのx方向移動信号Sx,y方向移動信号
Syに応じて、撮像対象16の面に平行な面内でx,y
方向に移動可能に構成されている。
【0109】かかる構成において、演算処理部15から
x方向移動信号Sxやy方向移動信号Syが供給されな
い状態で、固体撮像素子2が光学系3を通して撮像対象
16の撮像視野CEを撮像する。そのときの固体撮像素
子2の出力映像信号は、演算処理部14と画素単位ずれ
補正処理部13とに供給されるが、画素ずらしのない映
像信号VAとして撮像モアレ低減処理部14に取り込ま
れて保持される。
【0110】次に、演算処理部15から、そこで算出さ
れた画素ずらし量に応じたx方向移動信号Sx,y方向
移動信号Syが供給され、これに応じてx方向移動機構
20,y方向移動機構21が作動し、撮像系がx,y方
向に変位される。このときの固体撮像素子2の出力映像
信号は、直接撮像モアレ低減処理部14と画素単位ずれ
補正処理部13とに供給されるが、撮像モアレ低減処理
部14はこの画素単位ずれ補正処理部13で補正処理さ
れた映像信号VB’を取り込む。
【0111】ここで、撮像モアレ低減処理部14では、
上記の映像信号VA,VB’を夫々取り込んで一旦内蔵
のメモリに格納し、しかる後、これら映像信号をメモリ
から読み出して上記の算術的合成処理を行ない、撮像モ
アレが低減された映像信号Vを生成するものであるが、
画素単位ずれ補正処理部13で画素ずらしされた映像信
号VBの画素ずらし量を上記のように補正することによ
り、撮像モアレ低減処理部14では、取り込む映像信号
VB’を、画素ずらし量に関係なく、メモリに機械的に
書き込むだけでよい。もし、画素単位ずれ補正処理部1
3での処理がなければ、画素ずらしされた映像信号VB
のメモリでの書込み開始位置(アドレス)、あるいは映
像信号VB’のメモリでの読出し開始位置や読出し開始
タイミングを、画素ずらし量に応じて異ならせなければ
ならない。
【0112】なお、この第3の実施形態では、演算処理
部15からのx方向移動信号Sx,y方向移動信号Sy
に応じて撮像系をx,y方向に移動させるものであった
が、撮像系を固定状態とし、撮像対象16を、同様に、
x方向移動信号Sx,y方向移動信号Syに応じてx,
y方向に移動させるようにしてもよい。
【0113】図17は本発明による周期的な明暗パター
ンを有する対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の
第4の実施形態を示すブロック図であって、22は光学
的ローパスフィルタであり、図1に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。この第4の実
施形態も、1つの撮像系を用いるのであるが、撮像系を
固定した状態とし、固体撮像素子の撮像面での撮像対象
の撮像視野の撮像画像を光学的に移動させるようにした
ものである。
【0114】同図において、撮像系では、光学的ローパ
スフィルタ22が設けられており、この光学的ローパス
フィルタ22を介して撮像対象16の撮像視野CEの画
像が固体撮像素子2で撮像される。この光学ローパスフ
ィルタ22は、演算処理部15からの回転駆動信号Sθ
に応じて、図17での分断線C−C’に沿う断面を示す
図18に示すように、その中心軸を中心に回転可能であ
る。
【0115】この光学的ローパスフィルタ22は、水晶
板のような複屈折特性を持つ複屈折板であって、図19
に示すように、結像レンズ4からの入射光線Lを2つの
光線L1,L2に分割する。ここで、一方の光線L2は
入射光線Lの一部がそのまま光学的ローパスフィルタ2
2を通過したものであるが、他方の光線L2は入射光線
Lの残りが光学的ローパスフィルタ22内での一定ずら
し方向θ(図18)に光学的ローパスフィルタ22の厚
さで決まる一定量Δだけ光線L1からずれたものとな
る。
【0116】この場合、2つの光線L1,L2の分割光
量比は必ずしも1:1にはならないが、この光学的ロー
パスフィルタ22に近接した固体撮像素子2では、画素
ずらし量を付与しない画像と付与した画像を画素単位で
階調値の重み付き平均処理を施したことと等価になる。
【0117】そこで、図17において、撮像対象16で
の周期性明暗パターンに応じて撮像モアレを低減可能な
画素ずらし量が決まるから、光学的ローパスフィルタ2
2として、この画素ずらし量に等しい光線L1,L2の
ずれ量Δ(図19)を生ずるものを用い、演算処理部15
で画素単位で階調値の重み付き平均処理で撮像モアレを
低減可能な画素位置ずらし方向θを算出して回転駆動信
号Sθを発生し、この回転駆動信号Sθによって光学的
ローパスフィルタ22の回転量を制御することにより、
固体撮像素子2からは撮像モアレが低減された映像信号
Vが得られることになる。この画素ずらし方向θは、図
10のステップ305で得られたαi/2,βi/2から求ま
【0118】
【数7】
【0119】なる角度θである。
【0120】なお、光学的ローパスフィルタ22の上記
のずれ量Δはその板厚に比例するから、異なる周期性明
暗パターンの撮像対象16を撮像する場合には、その周
期性明暗パターンによって決まる画素ずらし量に応じた
上記ずれ量Δを生ずる板厚の光学的ローパスフィルタ2
2を用いるようにすればよい。従って、種々の板厚の光
学的ローパスフィルタ22を交換可能とすることによ
り、上記各実施形態と同様、種々の異なる周期性明暗パ
ターンの撮像対象16を撮像しても、撮像モアレが効果
的に低減された映像信号を得ることができる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
周期的な明暗パターンを有する撮像対象を撮像して、撮
像モアレが効果的に低減された映像信号を得ることがで
き、かかる明暗パターンの検査などの精度を大幅に高め
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による周期的な明暗パターンを有する対
象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の第1の実施形
態を示す構成図である。
【図2】撮像モアレの発生原因と本発明の原理とを示す
図である。
【図3】図1に示した第1の実施形態での撮像対象の具
体例を示す図である。
【図4】図3に示した撮像対象を撮像したときに得られ
る撮像モアレの例を示す図である。
【図5】図3(a),(b)で示した撮像対象を撮像し
たときの撮像モアレの発生過程を示す図である。
【図6】図3(c),(d)で示した撮像対象を撮像し
たときの撮像モアレの発生過程を示す図である。
【図7】図1における演算処理部でのモアレパワースペ
クトルの算出処理の一具体例を示すフローチャートであ
る。
【図8】図7におけるステップ108の具体的処理を示
すフローチャートである。
【図9】図8のステップ202,203で用いる関数の
波形を示す図である。
【図10】図1における演算処理部での図7で得られた
モアレパワースペクトルを基にした画素ずらし量の算出
処理の一具体例を示すフローチャートである。
【図11】画素欠陥がある撮像対象と撮像画素とを示す
図である。
【図12】画素欠陥がある撮像対象に対する撮像画素の
配列関係の一例を示す図である。
【図13】図12に示した撮像対象を従来の方法で撮像
したときと図1で示した第1の実施形態とでの撮像モア
レと画素欠陥との関係を比較して示す図である。
【図14】本発明による周期的な明暗パターンを有する
対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の第2の実施
形態での一方の撮像系を示す構成図である。
【図15】本発明による周期的な明暗パターンを有する
対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の第2の実施
形態を示す構成図である。
【図16】本発明による周期的な明暗パターンを有する
対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の第3の実施
形態を示す構成図である。
【図17】本発明による周期的な明暗パターンを有する
対象の画像撮像方法及びそれを用いた装置の第4の実施
形態を示す構成図である。
【図18】図17の分断線C−C’に沿う断面図であ
る。
【図19】ず17,図18での光学的ローパスフィルタ
の作用を示す図である。
【符号の説明】 1 画素ずらし補正ユニット 2 固体撮像素子 3 光学系 4 結像レンズ 5 開口数調節機構 6 固体撮像素子 7 光学系 8 結像レンズ 9 開口数調節機構 10 ハーフミラー 11 z方向移動機構 12 y方向移動機構 13 画素単位ずれ補正処理部 14 撮像モアレ低減処理部 15 演算処理部 16,16−1〜16−4 撮像対象 17 ガラス板ユニット 18,19 ガラス板 20 x方向移動機構 21 y方向移動機構 22 光学的ローパスフィルタ A,B 撮像系 CE 撮像視野
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 広志 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 小金沢 信之 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 Fターム(参考) 5C021 PA66 YA01 5C024 AA01 CA00 CA02 FA01 FA14 HA17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的な明暗パターンを有する対象の画
    像を撮像する方法において、 該明暗パターンに応じた画素ずらし量を求め、 該明暗パターンを撮像して画素ずらしのない第1の映像
    信号と該画素ずらし量だけずれた該明暗パターンを撮像
    して画素ずらしのある第2の映像信号とを得、 該第1,第2の映像信号を画素単位毎に階調値の算術的
    合成処理し、該第1の映像信号と同じ分解能,画素数の
    撮像モアレが低減された第3の映像信号を得ることを特
    徴とする周期的な明暗パターンを有する対象の画像撮像
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1の映像信号に含まれる撮像モアレ成分に対し、
    該撮像モアレ成分が持つ空間周波数スペクトルの実数値
    と虚数値とによる偏角とは180゜異なる偏角の空間周
    波数スペクトルを持つ撮像モアレ成分を前記第2の映像
    信号が含むように、前記画素ずらし量を設定することを
    特徴とする周期的な明暗パターンを有する対象の画像撮
    像方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1,第2の映像信号に含まれる前記撮像モアレ成
    分は、空間周波数領域でのスペクトルの絶対値が最も大
    きい順から1以上の撮像モアレ成分であることを特徴と
    する周期的な明暗パターンを有する対象の画像撮像方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つの周期的な
    明暗パターンを有する対象の画像撮像方法を用いた前記
    対象の検査方法であって、 前記対象をディスプレイ装置での表示画面とし、前記撮
    像手段によって該表示画面を撮像して撮像モアレが抑圧
    された映像信号を得ることにより、該表示画面の画質項
    目のうちの色むら,輝度むら,粒子状むら,画素欠陥,
    色ずれ,色純度,解像度,鮮鋭度,画像歪み,画像傾き
    の少なくとも1つを定量的に検査することを特徴とする
    検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1つの周期的な
    明暗パターンを有する対象の画像撮像方法を用い、前記
    撮像手段によって該表示画面を撮像して撮像モアレが抑
    圧された映像信号を得ることにより、前記対象での前記
    周期的な明暗パターン以外の明暗変動を検出し、前記対
    象の良否を定量的に検査することを特徴とする検査方
    法。
  6. 【請求項6】 周期的な明暗パターンを有する対象の画
    像を撮像する装置において、 該明暗パターンに応じた画素ずらし量を求める演算処理
    手段と、 該明暗パターンを撮像して画素ずらしのない第1の映像
    信号と該画素ずらし量だけずれた該明暗パターンを撮像
    して画素ずらしのある第2の映像信号とを出力する撮像
    手段と、 該第1,第2の映像信号を画素単位毎に階調値の算術的
    合成処理する撮像モアレ低減処理手段とを備え、該撮像
    モアレ低減処理手段から該第1の映像信号と同じ分解
    能,画素数の撮像モアレが抑圧された映像信号が得られ
    るように構成したことを特徴とする周期的な明暗パター
    ンを有する対象の画像撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記演算処理手段は、前記第1の映像信号に含まれる撮
    像モアレ成分に対し、該モアレ成分が持つ空間周波数ス
    ペクトルの実数値と虚数値とによる偏角とは180゜異
    なる偏角の空間周波数スペクトルを持つモアレ成分を前
    記第2の映像信号が含むように、前記画素ずらし量を設
    定することを特徴とする周期的な明暗パターンを有する
    対象の画像撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記演算処理手段は、 空間周波数の有限の領域での空間周波数スペクトルの折
    返しによって生ずる撮像モアレのパワーであるモアレパ
    ワースペクトルを算出し、 該モアレパワースペクトルの大きい順に1以上の該撮像
    モアレの折返し前の空間周波数を求め、 求めた該空間周波数から前記画素ずらし量を算出するこ
    とを特徴とする周期的な明暗パターンを有する対象の画
    像撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 モアレパワースペクトルが大きい順にi番目の前記撮像
    モアレを生ずる空間周波数領域内のスペクトルの折返し
    元空間周波数をUmi,Vniとし、(i+1)番目の前記
    撮像モアレを生ずる空間周波数領域内のスペクトルの折
    返し元空間周波数をUm(i+1),Vn(i+1)として、 αi×Umi+βi×Vni=1/(2p) αi×Um(i+1)+βi×Vn(i+1)=1/(2p) (但し、p=撮像手段の分解能)を満たすαi,βiを前
    記画素ずらし量とすることを特徴とする周期的な明暗パ
    ターンを有する対象の画像撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1つにおい
    て、 撮像モアレ低減処理手段による画素単位毎の階調値の算
    術的合成処理は、画素単位毎の階調値の重み付き,画素
    単位毎の階調値の単純平均処理,画素単位毎の階調値の
    最大値選択処理,画素単位毎の階調値の最小値選択処理
    のいずれかであることを特徴とする周期的な明暗パター
    ンを有する対象の画像撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか1つにおい
    て、 前記撮像手段は、同じ前記対象の周期性の明暗パターン
    を撮像する第1,第2の固体撮像素子を有し、 該第2の固体撮像素子が、該第1の固体撮像素子による
    該対象の視野範囲よりも前記画素ずらし量に応じた量だ
    けずれた視野範囲を撮像することを特徴とする周期的な
    明暗パターンを有する対象の画像撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記第2の固体撮像素子に光学的な光路変更手段を設
    け、 該光路変更手段により、前記第2の固体撮像素子の前記
    対象の視野範囲を、前記第1の固体撮像素子の前記対象
    の視野範囲から前記画素ずらし量に応じた量だけずらす
    ことを特徴とする周期的な明暗パターンを有する対象の
    画像撮像装置。
  13. 【請求項13】 請求項6〜10のいずれか1つにおい
    て、 前記撮像手段は、前記対象の面に平行に移動可能とする
    移動手段を備えた1つの固体撮像素子を有し、 該移動手段を作動させないときの該固体撮像素子の出力
    映像信号を前記第1の映像信号とし、前記演算処理手段
    で得られる前記画素ずらし量に応じて該移動手段を作動
    させたときの該撮像素子の出力映像信号を前記第2の映
    像信号とすることを特徴とする周期的な明暗パターンを
    有する対象の画像撮像装置。
  14. 【請求項14】 請求項6〜10のいずれか1つにおい
    て、 前記演算処理手段で得られた前記画素ずらし量に応じて
    前記対象を移動させる手段を設け、 前記対象を移動させないときの前記撮像手段の出力映像
    信号を前記第1の映像信号とし、前記対象を該手段によ
    って移動させたときの前記撮像手段の出力映像信号を前
    記第2の映像信号とすることを特徴とする周期的な明暗
    パターンを有する対象の画像撮像装置。
  15. 【請求項15】 周期的な明暗パターンを有する対象の
    画像を1つの固体撮像素子で撮像する装置において、 該固体撮像素子に、該対象からの画像光の一部の光路を
    該明暗パターンで決まる画素ずらし量に応じた分だけ光
    学的に変更させる光学手段を設けるとともに、 該明暗パターンに応じた画素ずらし方向を算出し、該光
    学手段による該画像光の一部の光路の方向を算出した該
    画素ずらし方向に合わせるように該光学手段を制御する
    演算処理手段とを備えて、該固体撮像素子から撮像モア
    レが抑圧された映像信号が得られるように構成したこと
    を特徴とする周期的な明暗パターンを有する対象の画像
    撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項6〜15のいずれか1つの周期
    的な明暗パターンを有する対象の画像撮像装置を用いた
    前記対象の検査装置であって、 前記対象をディスプレイ装置での表示画面とし、前記撮
    像手段によって該表示画面を撮像して撮像モアレが抑圧
    された映像信号を得ることにより、該表示画面の画質項
    目のうちの色むら,輝度むら,粒子状むら,画素欠陥,
    色ずれ,色純度,解像度,鮮鋭度,画像歪み,画像傾き
    の少なくとも1つを定量的に検査することを特徴とする
    検査装置。
  17. 【請求項17】 請求項6〜15のいずれか1つの周期
    的な明暗パターンを有する対象の画像撮像装置を用い、
    前記撮像手段によって該表示画面を撮像して撮像モアレ
    が抑圧された映像信号を得ることにより、前記対象での
    前記周期的な明暗パターン以外の明暗変動を検出し、前
    記対象の良否を定量的に検査することを特徴とする検査
    方法装置。
JP10257084A 1998-09-10 1998-09-10 周期的な明暗パターンを有する対象の画像撮像方法,装置及びこれを用いた検査方法,装置 Pending JP2000092350A (ja)

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