[go: up one dir, main page]

JP2000089404A - 乳化分散物 - Google Patents

乳化分散物

Info

Publication number
JP2000089404A
JP2000089404A JP10272474A JP27247498A JP2000089404A JP 2000089404 A JP2000089404 A JP 2000089404A JP 10272474 A JP10272474 A JP 10272474A JP 27247498 A JP27247498 A JP 27247498A JP 2000089404 A JP2000089404 A JP 2000089404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high boiling
boiling point
solvent
hydrophobic material
dispersion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10272474A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Endo
喜芳 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP10272474A priority Critical patent/JP2000089404A/ja
Priority to US09/390,916 priority patent/US6074808A/en
Publication of JP2000089404A publication Critical patent/JP2000089404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/388Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助溶媒を使用しなくても製造することがで
きる、写真用疎水性物質の析出がない乳化分散物を提供
すること。 【解決手段】 写真有用疎水性物質と高沸点溶媒を含む
乳化分散物であって、写真有用疎水性物質の25℃にお
ける溶解性パラメータと高沸点溶媒の25℃における溶
解性パラメータが下記式(1)または(2)の関係を満
足し、且つ、写真有用疎水性物質が高沸点溶媒中に溶解
されている乳化分散物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色像形成化合物、拡散
転写用化合物、酸化防止剤、混色防止剤、紫外線吸収
剤、増白剤などの写真有用疎水性物質の乳化分散物に関
し、更に、これら写真有用疎水性物質の水中油滴型乳化
物に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料において、色像形成化合物(以
下、カプラーということもある。)、拡散転写用化合
物、酸化防止剤(褪色防止剤、色像安定剤)、混色防止
剤(色カブリ防止剤)、紫外線吸収剤、増白剤及び高沸
点溶媒などの写真用疎水性物質は、通常、水中油滴型乳
化物として用いられている。
【0003】これら水中油滴型乳化物を得る従来の乳化
方法は、疎水性物質と高沸点溶媒を補助溶媒を用いて混
合、溶解して油相溶液をつくる一方、水溶性バインダ
ー、例えば、ゼラチンと乳化助剤の水相溶液をつくり、
該水相溶液に該油相溶液を添加、混合し疎水性物質の水
中油滴型乳化物をつくり、該乳化物を更にコロイドミ
ル、ホモジナイザー、ホモミキサー等の分散機で分散し
疎水性物質の油滴径を所望レベルに揃えるものであっ
た。写真業界では、油滴径は、0.1〜0.3μmに揃
えるのが一般的である。
【0004】写真用疎水性物質の乳化分散に用いられた
補助溶媒は、写真性能、塗布性能を高めるために、除去
するのが一般的であるが、補助溶媒の除去には時間がか
かり、また、設備にかかるコストにも問題があった。
【0005】また、近年、環境を悪化することに対する
関心が高まってきており、有機溶剤の使用を削減するこ
とが求められてきている。従って、上記水中油滴型乳化
物の製造における補助溶媒の使用が問題となってきてお
り、有機溶剤の使用量を削減することが大きな課題とな
っている。
【0006】ところが、補助有機溶剤を使用せずに水中
油滴型乳化物を製造すると種々の問題が発生する。
【0007】水中油滴型乳化物の製造に用いる油相組成
物を補助有機溶剤を使用せずに作製する場合、油相組成
物を100〜150℃で加熱溶融しないと種々の問題を
引き起こすので、通常、油相組成物を100〜150℃
に加熱溶融し、水中油滴型乳化物を製造している。事
実、米国特許第5,589,322号明細書には、10
0℃以上で溶融して油相組成物を作製している。
【0008】しかしながら、油相組成物を高温に加熱し
て得た場合でも、分散工程中や分散物の保存中に写真用
疎水性物質が析出し、塗布性能や写真性能を劣化させて
しまうという問題が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、補助溶媒を使用しなくても製造することができる、
写真用疎水性物質の析出がない乳化分散物を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明の上記目的は、 (1)少なくとも1つの写真有用疎水性物質と少なくと
も1つの高沸点溶媒を含む乳化分散物であって、写真有
用疎水性物質の25℃における溶解性パラメータと高沸
点溶媒の25℃における溶解性パラメータが下記式
(1)の関係を満足し、且つ、写真有用疎水性物質が高
沸点溶媒中に溶解されていることを特徴とする乳化分散
物。(第1発明)
【0011】
【数3】 (2)少なくとも1つの写真有用疎水性物質と少なくと
も1つの高沸点溶媒を含む乳化分散物において、写真有
用疎水性物質の25℃における溶解性パラメータと高沸
点溶媒の25℃における溶解性パラメータが下記式
(2)の関係を満足し、且つ、写真有用疎水性物質が高
沸点溶媒中に溶解されていることを特徴とする乳化分散
物。(第2発明)
【0012】
【数4】 によって達成される。
【0013】以下、本発明について詳細に説明する。
【0014】先ず、本発明の乳化分散物に用いられる上
記写真用疎水性物質について説明する。
【0015】本発明の水中油滴型乳化物の製造に用いら
れる上記写真用疎水性物質としては、例えば、色像形成
化合物(カプラー等)、拡散転写用化合物、酸化防止剤
(退色防止剤、色像安定剤等)、混色防止剤(色カブリ
防止剤等)、紫外線吸収剤、増白剤及び高沸点溶媒が挙
げられる。
【0016】カプラーとは、発色現像主薬、例えば、芳
香族アミン(通常、第1級アミンが用いられる。)の酸
化生成物と反応して色素を形成する色像形成化合物をい
い、本発明に用いられるカプラーとしては、分子中にバ
ラスト基と称する疎水基を有する非拡散性のカプラーが
好ましい。カプラーには、4等量カプラー、2等量カプ
ラーがあるが、カプラーはそのいずれであってもよい。
【0017】また、カプラーには、他に色補正効果を持
つカラードカプラー、発色現像時に現像抑制剤や現像増
幅剤等の写真有用性フラグメントを放出するカプラー
(例えば、DIRカプラー、スーパーDIRカプラー、
DARカプラー、DTRカプラー)、無呈色DIRカプ
ラー、酸化的に割裂するDIR化合物、タイミングDI
Rカプラー、弱拡散性色素生成カプラー、競争カプラ
ー、ポリマーカプラー(カプラーが2量体以上に重合し
たポリマーカプラー、有機高分子鎖に1分子以上のカプ
ラーが有機化学的にペンダント状に結合したポリマーカ
プラー)がある。
【0018】拡散転写用化合物には、色素現像薬拡散性
色素放出カプラー(DDRカプラー)、拡散性色素放出
還元剤(DRR化合物)などがある。
【0019】酸化防止剤は、退色防止に用いられたとき
は退色防止剤と呼ばれる。退色防止剤は色素安定剤の一
種である。
【0020】退色防止剤としては、ハイドロキノン類、
6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシクラマン
類、スピロクロマン類、p−アルコキシフェノール類、
ビスフェノール類を中心としたヒンダートフェノール
類、没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、ア
ミノフェノール類、ヒンダードアミン類及びこれら化合
物のフェノール性水酸基をシリル化、アルキル化したエ
ーテルもしくはエステル誘導体が代表例として挙げられ
る。
【0021】色カブリ防止剤と混色防止剤はどちらも現
像主薬酸化体(キノジイミン等)と反応し、これを不活
性化する作用を有し、同じ作用物質である。
【0022】色カブリ防止剤もしくは混色防止剤として
は、ハイドロキノン誘導体(耐拡散性アルキルハイドロ
キノン類等)、アミノフェノール誘導体、アミン類、カ
テコール誘導体、無呈色カプラー、スルホンアミドフェ
ノール誘導体、没食子酸誘導体、アスコルビン酸誘導体
が挙げられる。
【0023】色カブリ防止剤と混色防止剤はどちらも現
像主薬酸化体(キノジイミン等)と反応し、これを不活
性化する作用を有し、同じ作用物質である。
【0024】紫外線吸収剤としては、アリール基で置換
されたベンゾトリアゾール化合物、4−チアゾリドン化
合物、ベンゾフェノン化合物、ケイヒ酸エステル化合
物、ブタジエン化合物、ベンゾオキシゾール化合物等を
挙げることができる。
【0025】増白剤としては、スチルベン系、トリアジ
ン系、オキサゾール系、クマリン系化合物を挙げること
ができる。
【0026】写真用疎水性物質は、単独もしくは複数で
使用してよい。
【0027】本発明の写真有用疎水性物質は、高沸点溶
媒中に溶解し油相溶液とされる。写真有用疎水性物質が
溶解すれば溶解温度は限定されないが、有効成分の分解
を考慮し180℃以下が好ましい。溶解に当り、特願平
9−366148号明細書に記載の溶融安定剤(例え
ば、フェノール系酸化防止剤、りん酸系酸化防止剤、硫
黄系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、高級アルコー
ル、脂肪酸エステル類)を添加し溶解してもよい。
【0028】本発明において、高沸点溶媒としては、通
常、沸点が160℃以上の有機溶媒が用いられ、これら
高沸点溶媒としては、例えば、フタール酸アルキルエス
テル(ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート
等)、燐酸エステル(ジフェニルホスフェート、トリク
レジルホスフェート等)、クエン酸エステル(アセチル
クエン酸トリブチル等)、安息香酸エステル(安息香酸
オクチル等)、アルキルアミド(ジエチルラウリルアミ
ド等)、脂肪酸エステル類(ジオクチルアセテート等)
等が挙げられる。
【0029】得られた写真用疎水性物質含有油相組成物
は、水相溶液中に添加し、公知の乳化方法で乳化し、水
中油滴型乳化物を調製する。水相溶液には、水溶性バイ
ンダー及び/または乳化助剤が含まれていることが好ま
しい。また、乳化助剤は写真用疎水性物質含有油相組成
物に添加してもよい。写真用疎水性物質は、目的に応
じ、複数混ぜてもよい。
【0030】本発明の乳化分散物は、ホモミキサー、ホ
モジナイザー等の分散機で乳化分散することによって得
られる。また、油相溶液中に水相溶液を添加撹拌しなが
ら、転相させても得ることができる。油滴粒径は、0.
5μ以下更に好ましくは0.3μ以下にするのが好まし
い。
【0031】写真有用疎水性物質の高沸点溶媒中への溶
解に当り、補助溶媒を使用すると、環境問題を起こすの
でその使用量は可能な限り少ない方が好ましい。本発明
の乳化分散物は、補助溶媒を用いても得ることができる
が、補助溶媒を用いずに得た乳化分散物であっても写真
用疎水性物質の析出を減少させることができる。補助溶
媒を用いないことにより、補助溶媒の揮散による環境の
汚染をなくすることができる。
【0032】上記補助溶媒は、通常、沸点が約30〜1
50℃の有機溶媒であり、これら補助溶媒としては、例
えば、低級アルキルアセテート(酢酸エチル、酢酸ブチ
ル等)、プロピオン酸エチル、2級ブチルアルコール、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等が挙げら
れる。補助溶媒は、乳化分散後、脱気法や限外濾過法等
により除去される。該補助溶媒は、前記疎水性物質の溶
解を助けるため用いられるが、環境上、衛生上から使用
しない方が好ましい。
【0033】乳化分散に当り使用する水溶性バインダー
としては、例えば、ゼラチン、ゼラチン誘導体、ゼラチ
ンと他の高分子とのグラフトポリマー、アルブミン、カ
ゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル類等
のごときセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘
導体などの糖誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリ
ルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾ
ール等の単一あるいは共重合体のごとき多種の合成親水
性高分子物質を用いることができる。
【0034】乳化分散に当り使用する乳化助剤として
は、例えば、サポニン(ステロイド系)、アルキレンオ
キサイド誘導体(例えば、ポリエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール/ポリプロピレングリコール縮合
物、ポリエチレングリコールアルキルまたはアルキルア
リールエーテル、ポリエチレングリコールエステル類ポ
リエチレングリコールソルビタンエステル類、ポリアル
キレングリコールアルキルアミンまたはアミド類、シリ
コーンのポリエチレンオキサイド付加物類)、グリシド
ール誘導体(例えば、アルケニルコハク酸ポリグリセリ
ド、アルキルフェノールポリグリセリド)、多価アルコ
ールの脂肪酸エステル類、糖のアルキルエステル類、同
じくウレタン類またはエーテル類などの非イオン性界面
活性剤;トリテルペノイド系サポニン、アルキルカルボ
ン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルベンゼンス
ルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、ア
ルキル硫酸エステル類、アルキル燐酸エステル類、N−
アシル−N−アルキルタウリン類、スルホコハク酸エス
テル類、スルホアルキルポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキル燐酸エ
ステル類などのような、カルボキシ基、スルホ基、ホス
ホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含
むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノアルキルス
ルホン酸類、アミノアルキル硫酸または燐酸エステル
類、アルキルベタイン類、アミンイミド類、アミンオキ
シド類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、脂
肪族あるいは芳香族第4級アンモニウム塩類、ピリジニ
ウム、イミダゾリウムなどの複素環第4級アンモニウム
塩類、脂肪族または複素環を含むホスホニウムまたはス
ルホニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用いること
ができる。特に好ましい界面活性剤はアニオンアニオン
界面活性剤である。
【0035】以上述べてきた疎水性物質、補助溶媒、乳
化助剤、水溶性バインダーの具体例としては、上記して
きた以外に、リサーチ・ディスクロージャー(以下、R
Dともいう。)308119(1989)998〜10
11頁、同17643(1978)24〜27頁、同1
8716(1979)650〜651頁、同1734
3,25頁、特開平4−114154、同6−6738
8、同4−81847、同3−174150、同1−1
96049、同4−133056、同1―25094
4、同4−1633、同5−165144、特開昭64
−26854、同64−90445、同62−1827
41、64−66646、米国特許4774187、
J.Am.Oil.Chem.Soc.54 110
(1977)等のものが全て利用可能である。
【0036】本発明においては、使用する写真有用疎水
性物質の25℃における溶解性パラメータと高沸点溶媒
の25℃における溶解性パラメータが下記式(1)また
は(2)の関係を満足する。
【0037】
【数5】
【0038】
【数6】
【0039】本発明で用いている溶解性パラメータ(以
下、SPということもある。)は、「POLYMER
HANDBOOK SECOND EDITOIN I
V−340〜(1975)」、Polym.Eng.S
ci.,14(2)147(1974)の定義に基づい
て算出した25℃の時の値である。
【0040】式(1)において、|Aspi−HBSs
p|(以下、△SPということもある。)は、用いられ
た一つの写真有用疎水性物質AiのSP(Aspi)と
高沸点溶媒のSP(HBSsp)の差の絶対値を示す。
高沸点溶媒が複数用いられている場合には、各高沸点溶
媒AiのSPに高沸点溶媒中の体積分率を掛けて得られ
た値の合計を高沸点溶媒のSPとして用いる。ここで、
体積分率とは、25℃での各高沸点溶媒の体積の合計に
対するその高沸点溶媒Aiの体積の分率をいい、下記式
で表される値をいう。
【0041】
【数7】 ΦAiは、25℃における、用いられた一つの写真有用
疎水性物質Aiの体積の油相溶液中に占める体積分率を
表すが、ここで、体積分率とは、25℃での各写真有用
疎水性物質の体積の合計に各高沸点溶媒の体積の合計に
対するその写真有用疎水性物質Aiの体積の分率をい
い、下記式で表される値をいう。
【0042】
【数8】 第1発明において、
【0043】
【数9】 で算出される値(以下、△Hということもある。)は
1.0以下とされるが、好ましくは0.9以下である。
また、複数の写真有用疎水性物質が用いられる場合、全
ての写真有用疎水性物質Aiにおいて、△SPの値が
5.0以下であると更に好ましい。
【0044】式(2)において、|Aspi−HBSs
p|は、式(1)の|Aspi−HBSsp|と、ΦA
iは式(1)のΦAiと同義である。
【0045】第2発明において、ΦAiの値は、〔(−
0.9/5)×|Aspi−HBSsp|+1.0〕で
算出される値以下である必要がある。また、複数の写真
有用疎水性物質が用いられる場合、全ての写真有用疎水
性物質Aiにおいて、式(2)の要件を満足する必要が
ある。また、複数の写真有用疎水性物質が用いられる場
合、全ての写真有用疎水性物質Aiにおいて、△SPの
値が5.0以下であると更に好ましい。
【0046】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。 実施例1 (分散物Aの作製)95gの化合物Aを50gのHBS
−1に150℃で溶解して作製した油相溶液を、5gの
活性剤−1を含む10%ゼラチン水溶液225cc中
に、ホモミキサーを用い、10000rpmで30分間
乳化分散し分散物Aを得た。
【0047】用いた化合物Aの△SP値は1.72であ
った。また、算出した△H値は1.21であった。
【0048】(分散物Bの作製)化合物Aの使用量を7
0gにした以外は、分散物Aと同様にして分散物Bを得
た。 (分散物Cの作製)化合物Aの使用量を62gにした以
外は、分散物Aと同様にして分散物Cを得た。 (分散物Dの作製)HBS−1に代えHBS−2を用い
た以外は、分散物Aと同様にして分散物Dを得た。 (化合物Eの作製)52gの化合物Aと10gの化合物
Bを50gのHBS−1に150℃で溶解して作製した
油相溶液を、5gの活性剤−1を含む10%ゼラチン水
溶液225cc中に、ホモミキサーを用い、10000
rpmで30分間乳化分散し分散物Eを得た。
【0049】(分散物Fの作製)HBS−1に代えHB
S−3を用いた以外は、分散物Eと同様にして分散物F
を得た。 (分散物Gの作製)40gの化合物Aに代え、2gの化
合物Bを用いた以外は、分散物Fと同様にして乳化分散
し化合物Gを得た。
【0050】得られた分散物A〜Gについて、下記の評
価方法により析出性の評価を行った。得られた結果を表
1に示した。
【0051】(析出性の評価)分散物100gを、3μ
mのメンブランフィルターで吸引濾過し、メンブランフ
ィルター上に残留した析出物の有無を光学顕微鏡(40
0倍)で観察し、下記の評価基準で評価した。
【0052】[評価基準] ×:析出物が多数観察される △:析出物が少し観察される ○:析出物はない
【0053】
【表1】 表1の結果より、本発明の分散物は、析出の発生が抑制
されていることがわかる。
【0054】実施例2 (分散物Hの作製)20gの化合物Cと0.05gの化
合物Dを、10gのHBS−1と10gのHBS−4に
150℃で溶解して作製した油相溶液を、1.4gの活
性剤−1を含む10%ゼラチン水溶液60cc中に、ホ
モミキサーを用い、10000rpmで30分間乳化分
散し分散物Hを得た。
【0055】(分散物Iの作製)10gのHBS−1を
10gのHBS−4に代えた以外は、分散物Hと同様に
して分散物Iを得た。
【0056】(分散物Jの作製)20gの化合物Cと
0.05gの化合物Dを、15gの化合物Cと5.05
gの化合物Dに変えた以外は、分散物Iと同様にして分
散物Jを得た。
【0057】得られた分散物H〜Jについて、実施例1
と同様にして、析出性の評価を行った。得られた結果を
表2に示した。
【0058】
【表2】 表2の結果より、本発明の分散物は、析出の発生が抑制
されていることがわかる。
【0059】以下に、実施例1及び2で用いた化合物を
示す。
【0060】
【化1】
【0061】
【化2】
【0062】
【発明の効果】本発明の乳化分散物は、補助溶媒を用い
て作製していないのに係わらず、写真用疎水性物質の析
出がない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの写真有用疎水性物質と少
    なくとも1つの高沸点溶媒を含む乳化分散物であって、
    写真有用疎水性物質の25℃における溶解性パラメータ
    と高沸点溶媒の25℃における溶解性パラメータが下記
    式(1)の関係を満足し、且つ、写真有用疎水性物質が
    高沸点溶媒中に溶解されていることを特徴とする乳化分
    散物。 【数1】
  2. 【請求項2】少なくとも1つの写真有用疎水性物質と少
    なくとも1つの高沸点溶媒を含む乳化分散物において、
    写真有用疎水性物質の25℃における溶解性パラメータ
    と高沸点溶媒の25℃における溶解性パラメータが下記
    式(2)の関係を満足し、且つ、写真有用疎水性物質が
    高沸点溶媒中に溶解されていることを特徴とする乳化分
    散物。 【数2】
JP10272474A 1998-09-10 1998-09-10 乳化分散物 Pending JP2000089404A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272474A JP2000089404A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 乳化分散物
US09/390,916 US6074808A (en) 1998-09-10 1999-09-07 Emulsified dispersion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272474A JP2000089404A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 乳化分散物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000089404A true JP2000089404A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17514435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10272474A Pending JP2000089404A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 乳化分散物

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6074808A (ja)
JP (1) JP2000089404A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1317611C (zh) * 2001-04-20 2007-05-23 富士胶片株式会社 功能混合物的组成数量确定方法和装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070042907A1 (en) * 2003-10-23 2007-02-22 Chemipro Kasei Kaisha, Ltd. Dispersion composition and recording material
US7338756B2 (en) * 2003-10-24 2008-03-04 Eastman Kodak Company Method of preparation of direct dispersions of photographically useful chemicals

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5582960A (en) * 1995-02-17 1996-12-10 Eastman Kodak Company Photographic print material
GB9517912D0 (en) * 1995-09-02 1995-11-01 Kodak Ltd Improved oil-in-water emulsions
US5589322A (en) * 1995-12-12 1996-12-31 Eastman Kodak Company Process for making a direct dispersion of a photographically useful material
US5981159A (en) * 1996-09-27 1999-11-09 Eastman Kodak Company Photographic material
US5879870A (en) * 1996-10-21 1999-03-09 Eastman Kodak Company Color paper post process Dmin keeping with a bis-vinylsulfonyl as the hardener and a chromanol stabilizer
US5674666A (en) * 1996-10-31 1997-10-07 Eastman Kodak Company Photographic elements containing new cyan dye-forming coupler providing improved color reproduction
US5998120A (en) * 1997-12-30 1999-12-07 Eastman Kodak Company Process for making a direct dispersion of a photographically useful material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1317611C (zh) * 2001-04-20 2007-05-23 富士胶片株式会社 功能混合物的组成数量确定方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6074808A (en) 2000-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0336569B2 (ja)
DE3310956A1 (de) Verfahren zur behandlung eines farbphotographischen, lichtempfindlichen materials
JPH0138301B2 (ja)
DE3886636T2 (de) Farbphotographisches Silberhalogenidmaterial.
JPH0213778B2 (ja)
JP2000089404A (ja) 乳化分散物
CA1114221A (en) Use of 2-pyrrolidinone derivatives as solvents for photographic addenda in hydrophilic colloid layers
CA1072388A (en) .beta. DIKETO OR .beta. CYANO ACETYL COMPOUND TO EMULSIFY PHOTOGRAPHIC SUBSTANCES
US2704713A (en) Nu-alkylhomogentisamide antistain agents for photographic materials
JPH0310086B2 (ja)
JPS6237776B2 (ja)
JPH06509663A (ja) カプラー分散体の製造方法
JPS5814672B2 (ja) 発色現像主薬前駆体を内蔵しているカラ−写真感光材料
JPS6265039A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH11242317A (ja) 写真用疎水性物質の乳化方法及び乳化物並びにハロゲン化銀写真感光材料
JPH07228589A (ja) リン酸エステル誘導体およびそれを含有するハロゲン化銀写真感光材料
JPH11174641A (ja) 写真用疎水性化合物の油性溶液の調製方法、写真用疎水性化合物の油性溶液及び写真用疎水性化合物を含む水中油滴型乳化物
JP2001066724A (ja) 乳化分散物
JPH11174613A (ja) 写真用疎水性物質含有油相組成物及びその調製方法、並びに、水中油滴型乳化物
US5763150A (en) Surfactants and hydrophilic colloid compositions and materials containing them
JPH11156172A (ja) 乳化方法
DE2939016A1 (de) Lichtempfindliches farbphotographisches material
JPS62147457A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPH0332059B2 (ja)
JPS6143747A (ja) ハロゲン化銀カラ−感光材料