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JP2000088977A - 電子メトロノーム - Google Patents

電子メトロノーム

Info

Publication number
JP2000088977A
JP2000088977A JP10258874A JP25887498A JP2000088977A JP 2000088977 A JP2000088977 A JP 2000088977A JP 10258874 A JP10258874 A JP 10258874A JP 25887498 A JP25887498 A JP 25887498A JP 2000088977 A JP2000088977 A JP 2000088977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beat
variable
periodic signal
display
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10258874A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Shibata
孝一郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP10258874A priority Critical patent/JP2000088977A/ja
Publication of JP2000088977A publication Critical patent/JP2000088977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テンポおよび拍情報を視覚的に理解し易すい
電子メトロノームを提供する。 【解決手段】 発光ダイオード群111は、横一列に配
置された13個の発光ダイオードLED0〜LED12
を備えて構成されており、発光ダイオードの点灯してい
る位置を1個目のLED0から12個目のLED11ま
で移動させ、1拍分の点灯が終了して12個目のLED
11を消灯すると、次の1拍における1個目のLED1
2の点灯を開始し、発光ダイオードの点灯いている位置
を12個目のLED1まで移動させる。ここで、1個目
のLEDの点灯開始から12個目のLEDの点灯開始ま
での長さが1拍を打つ長さとなる。従って、発光ダイオ
ードLED0からLED11までの点灯位置の移動(往
路)に要する時間によって1拍の時間を把握でき、発光
ダイオードLED12からLED1までの点灯位置の移
動(復路)に要する時間によって次の1拍の時間を把握
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定のテンポを
演奏者に提示する電子メトロノームに関する。
【従来の技術】
【0002】従来より、機械メトロノームを電子回路で
実現する様々な技術が提案されている。この種の技術と
しては、設定されたテンポに従って発光ダイオード(Li
ghtEmitting Diode:LED)を点滅させることにより
テンポを提示するものや、クリック音によりテンポを提
示する電子メトロノームが広く知られている。また、外
部から入力されるクロックに同期して、発光ダイオード
の点滅やクリック音の出力を行うものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子メトロノームは、例えば、拍タイミングで発光ダイ
オードを点灯したり、拍タイミングでクリック音を発音
するだけといった、単に拍を一定の時間間隔で提示する
だけのものであったため、テンポや拍に関する情報の提
示が単調であり、視覚的にも理解し易いものではなかっ
た。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、テンポおよび拍に関する情報を視
覚的に理解し易い電子メトロノームを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、2以上の表示態様を
個別に制御可能な複数の表示部を備えた表示手段と、単
位時間あたりの基本拍の拍数をA(Aは自然数)とし、
前記単位時間あたりにA×B回(Bは2以上の整数)入
力される周期信号をカウントする周期信号カウント手段
と、前記周期信号カウント手段における前記周期信号の
カウント数に対応して、前記表示態様を所定のパターン
で制御する表示制御手段とを具備し、前記表示制御手段
は、前記周期信号カウント手段が前記周期信号をB回カ
ウントする毎に、前記所定のパターンを変更することを
特徴とする。請求項1記載の発明によれば、周期信号カ
ウント手段は、単位時間あたりにA×B回(Bは2以上
の整数)入力される周期信号をカウントし、表示制御手
段は、周期信号カウント手段における周期信号をB回カ
ウントする毎に、所定のパターンを変更するように、複
数の表示部を備えた表示手段の表示態様を制御するの
で、1拍を細かく提示することができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の電子メトロノームにおいて、前記表示手段は、
少なくとも(B×C)/D個(C、Dは自然数かつ、
(B×C)/D≧2、かつB×CはDの倍数)の表示部
を備え、前記表示制御手段は、前記周期信号カウント手
段が前記周期信号をD回カウントする毎に、前記表示態
様をC個単位で予め定めた所定の順序で順次変更するこ
とを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、表示制
御手段は、周期信号を1拍分(B回)カウントする前記
周期信号カウント手段が前記周期信号をD回カウントす
る毎に、前記表示態様をC個単位で予め定めた所定の順
序で順次変更するので、テンポに追従することが容易に
なる。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の電子メトロノームにおいて、前記複数の表示部
は、所定の形状に沿って配置されており、前記表示制御
手段は、前記表示手段における前記各表示部の表示態様
を予め定めた所定の順序で順次変更し、前記周期信号カ
ウント手段が前記周期信号をB回カウントする毎に前記
順番を逆にすることを特徴とする。請求項3記載の発明
によれば、表示部が所定の形状に配置されているので、
拍の理解が視覚的に容易になる。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の電子メトロノームにおいて、前記複数の表示部
は、両端が密となる列状に配置されていることを特徴と
する。請求項4記載の発明によれば、表示部の表示態様
の変化が機械式メトロノームの針の動きに近くなり、視
覚的に機械式メトロノームによる拍の提示により近づけ
ることができる。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の電子メトロノームにおいて、拍に関連した演奏
情報である基本拍、小節中の拍数、1拍の分割数のうち
少なくとも1つの拍関連情報を設定する拍設定手段と、
設定した前記拍関連情報と対応づけて前記周期信号をカ
ウントする第2の周期信号カウント手段と、前記第2の
周期信号カウント手段における前記周期信号のカウント
数に対応して、前記表示態様を変更する第2の表示制御
手段とを具備することを特徴とする。請求項5記載の発
明によれば、拍設定手段において基本拍、小節数、1拍
の分割数のうち少なくとも1つの拍関連情報を設定し、
第2の周期信号カウント手段が設定した前記拍関連情報
と対応づけて前記周期信号をカウントし、第2の表示制
御手段は第2の周期信号カウント手段における前記周期
信号のカウント数に対応して、前記表示態様を変更する
ので、様々な拍関連情報を提示できるようになる。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の電子メトロノームにおいて、前記拍設定手段
は、外部から入力された設定情報に基づいて前記拍関連
情報を設定をすることを特徴とする。請求項6記載の発
明によれば、設定情報は外部から入力されるので、拍関
連情報を設定をするための構成を省略でき、電子メトロ
ノームの構成を簡略化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0012】1.第1実施形態 1−1.概要構成 図1は、本実施形態の概要構成を示す図である。図1に
示すように、本実施形態は、本発明にかかる電子メトロ
ノーム100にシーケンサ200が接続された構成とな
っており、電子メトロノーム100は、シーケンサ20
0から入力されるMIDIデータに基く所定のテンポを
演奏者に提示する。
【0013】電子メトロノーム100は、図2に示す表
示パネル110を備えており、表示パネル110上の発
光ダイオード群111を見ることによって、演奏者がテ
ンポを知ることができるように構成されている。発光ダ
イオード群111は、図2に示すように、横一列に配置
された13個の2色発光可能な発光ダイオードLED0
〜LED12を備えて構成されている。本実施形態で
は、各発光ダイオードLED0〜LED12を順次点灯
・消灯させ、発光ダイオードの点灯位置を往復するよう
に移動させることによって、機械式メトロノームの針の
動作を表現することで、シーケンサ200から入力され
るMIDIデータに基く所定のテンポを演奏者に提示す
る。具体的には、まず始めに発光ダイオードLED0を
点灯し、発光ダイオードLED0を消灯して次の発光ダ
イオードLED1を点灯する。このように、点灯させる
べき発光ダイオードを、図2に示す往路方向に向かっ
て、1個目の発光ダイオードLED0から12個目の発
光ダイオードLED11のうちから排他的に選択する。
ここで、1個目の発光ダイオードLED0の点灯開始か
ら12個目の発光ダイオードLED11の点灯開始まで
の長さが、1拍を打つ長さとなる。そして、1拍分の点
灯が終了して12個目の発光ダイオードLED11を消
灯すると、図2に示す復路方向に向かって、1個目の発
光ダイオードLED12から12個目の発光ダイオード
LED1のうちから排他的に選択する。ここでも、1個
目の発光ダイオードLED12の点灯開始から12個目
の発光ダイオードLED1の点灯開始までの長さが、1
拍を打つ長さとなる。
【0014】本実施形態では、このような各発光ダイオ
ードLED0〜LED12の点灯および消灯タイミング
は、外部から入力されたMIDIタイミングクロックに
基づいて制御する。MIDIタイミングクロックは、M
IDI(Musical InstrumentDigital Interface)にお
ける同期時の基準クロックとなるテンポに従って発生す
る周期信号であり、4分音符1拍に対応して24回発生
するようになっている。ここで、一般的にテンポは1分
間あたりの4分音符の数である。従って、テンポが60
であれば、MIDIタイミングクロックは、1(秒)/
24(回)=約0.04秒間隔で入力される。すなわ
ち、MIDIタイミングクロックは単位時間(1分間)
あたり60/(1/24)=1440回(1拍あたりの
MIDIタイミングクロックの入力回数の60倍)入力
されることになり、本実施形態では発光ダイオードLE
D0〜LED12の発光位置が1分間に30回往復す
る。そして、テンポが変化すれば、単位時間あたりに入
力されるMIDIタイミングクロックの数が変化し、本
実施形態では、このテンポの変化に応じて発光ダイオー
ドの発光周期が変化する。例えば、電子メトロノーム1
00を、1拍の長さを4分音符と設定して用いる場合に
は、MIDIタイミングクロックが24回入力される時
間(1秒)が1拍分の長さに相当することになる。この
場合、MIDIタイミングクロックが2回入力される毎
に発光ダイオードの点灯位置を1つ移動させることによ
って、1拍で12個分の発光ダイオードの点灯位置を移
動させる。
【0015】さらに、本実施形態では、拍関連情報とし
て、ビートタイミングおよび小節終端を示す情報を通常
とは異なる態様で発光(点灯・消灯)することによって
表示する。ビートタイミングとは、1拍を分割した単位
によって強弱を表現するためタイミングであり、本実施
形態では、1拍を1/4、1/3、1/2に分割した場
合のタイミングを示すことができるようになっている。
例えば、1/2に分けた場合は、発光ダイオードの点灯
位置を6個移動させる毎に通常と異なる態様で点灯・消
灯する。このようにすれば、1小節を拍数よりも細かく
分割して強弱情報を提示する8ビートや16ビートの曲
でも、ビートタイミングを認識できるようになって便利
である。また、小節終端とは、小節の区切りを示す情報
である。例えば、1小節中に4分音符が4拍ある曲であ
れば、4拍毎に小節の終端(区切り)となる。本実施形
態では、前記ビートタイミングや小節終端のタイミング
でない場合は通常のタイミングを示す発光(赤色の発
光)を行い、ビートタイミングの場合はビートタイミン
グを示す発光(通常の発光よりも長い時間で発光)を行
う。また、小節の終端の場合は1小節の終端を示す発光
(緑色の発光)を行う。
【0016】上述した発光態様や発光タイミングを決定
するための設定(1拍の基準となる音符、ビート数、1
小節内の拍数)は、スイッチ群112において設定でき
るようになっている。スイッチ群112は、図2に示す
ように、1拍の長さを音符の種類によって指定するモー
ドスイッチSWm、ビートタイミングを示すための基準
となる時間間隔を設定するビートスイッチSWb、およ
び1小節内の拍数を設定するユニットスイッチSWuを
備えて構成されている。例えば、演奏する曲が4/4拍
子で、ビートタイミングが1拍の1/2であれば、スイ
ッチSWmを4分音符に、スイッチSWbを1/2に、
スイッチSWuを4の位置にあわせることによって、当
該設定を行うことができる。
【0017】このように、シーケンサ200から入力さ
れるMIDIタイミングクロックに基づき、列状に配置
した13個の発光ダイオードLED0〜LED12の点
灯位置が往復するように点灯・消灯を行うことによっ
て、機械式メトロノームの針の動きを表現することでシ
ーケンサ200から入力されるMIDIデータに基く所
定のテンポを演奏者に提示するので、視覚的に拍を把握
することが容易になる。また、12個の発光ダイオード
を使用して1拍を細かく表示することができるようにな
るので、1拍よりも細かい単位の情報を表示することが
可能となる。さらに、ビートタイミングや小節終端など
の情報を、通常とは異なる態様で発光させことによって
表示するので、テンポに限らず様々な情報を視覚的に把
握できるようになる。
【0018】1−2.電気的構成 次に、上述した発光ダイオードLED0〜LED12の
点灯および消灯を制御するための電気的構成について、
図3に示したブロック図を参照しながら説明する。図3
に示すように、電子メトロノーム100は、バスを介し
て接続されたCPU101、RAM102、ROM10
3、スイッチインターフェイス104、LEDインター
フェイス105、MIDIインターフェイス106を備
えて構成されている。
【0019】CPU101は、ROM103に記憶され
た各種プログラムに従って、バスを介して接続された各
部の制御を行う。RAM102には、後述する各変数の
内容を記憶するレジスタや、CPU101の作業領域な
どが設定される。ROM103には、後にフローチャー
トを示して説明する各種処理を行うためのプログラムが
記憶されている。スイッチインターフェイス104は、
図2に示したスイッチ群112とのインターフェイス動
作を行うものであり、LEDインターフェイス105は
図2に示した発光ダイオード群111とのインターフェ
イス動作を行うものである。また、MIDIインターフ
ェイス106は、シーケンサ200とのインターフェイ
ス動作を行うものである。このような構成によって、C
PU101は、MIDIインターフェイス106を介し
て入力されたMIDIデータおよび、スイッチインター
フェイス104を介して入力されるスイッチ群112に
おける設定情報に基づいて、発光ダイオード群111の
各発光ダイオードLED0〜12の点灯および消灯を制
御できるようになっている。
【0020】1−3.実施形態の動作 次に、上記構成を有する実施形態の動作について説明す
る。
【0021】(1)メインルーチン まず、図4は、CPU101が実行する処理のメインル
ーチンを示すフローチャートである。電子メトロノーム
100に電源が投入されると、まず、CPU101は初
期化ルーチンを実行し(S100)、レジスタ等を初期
化する。初期化ルーチンの実行が終了すると、次にパネ
ル処理ルーチンを実行して(S200)、図2に示した
スイッチ群112における設定に応じてレジスタの内容
を変更する処理を行う。その後メトロノーム処理ルーチ
ンを実行して(S300)、シーケンサ200から入力
されたMIDIデータおよびレジスタの内容に応じて発
光ダイオードLED0〜12を点灯および消灯する処理
を行い、その後、処理をステップS200に移行させ
る。以降、パネル処理ルーチン(S200)およびメト
ロノーム処理ルーチン(S300)は、電源が遮断され
るまで繰り返し実行される。なお、図4に示すフローチ
ャートには図示されていないが、CPU101は、後述
する割り込み処理(図8参照)をMIDIタイミングク
ロックの周期より充分短い所定の周期毎に実行してお
り、シーケンサ200から入力されるMIDIタイミン
グクロックをカウントしている。以下、各ルーチン(S
100〜S300)における処理および割り込み処理を
について、それぞれ説明してゆく。なお、以下の説明で
は、発光ダイオードを点灯する位置を移動させるステッ
プを「発光ステップ」とし、1拍で12個分の点灯位置
を移動させるので、0〜11発光ステップ、12〜23
ステップで各々1拍を示す。そして、点灯位置が1往復
する0〜23発光ステップを「発光サイクル」とする。
【0022】(2)初期化ルーチン まず、図5に示すフローチャートを参照しながら、初期
化ルーチン(図4:S100)について説明する。初期
化ルーチンでは、メトロノーム処理(図4:S300)
において各種演算を実行する際に用いる各変数を初期化
する処理を行う(S101)。本実施形態では、初期設
定を、1拍の長さを4分音符とし、ビートタイミングを
1/2とし、1小節中の拍数を4とする。ここで、メト
ロノーム処理において用いる変数には、MODE、B、UNI
T、C、CLK、N、CUがあり、以下、各変数について説明す
る。
【0023】変数MODEは、スイッチSWmを操作するこ
とによってユーザが任意に設定可能な変数であり、1発
光ステップあたりの入力MIDIタイミングクロック数
を示す変数である。本実施形態では、1拍の長さを音符
(8分音符、4分音符、3連符)で指定する。そして、
指定された音符の1拍の長さで、12個の発光ダイオー
ドの点灯位置を移動させる。1拍の長さが8分音符の場
合は、MIDIタイミングクロックが12回入力される
と1拍となるので、MIDIタイミングクロックが1回
入力される毎に発光ダイオードの点灯位置を移動させ
る。すなわち、1発光ステップあたりの入力MIDIタ
イミングクロック数が”1”であるので、変数MODE=1と
なる。また、1拍の長さが4分音符の場合は、MIDI
タイミングクロックが24回入力されると1拍となるの
で、MIDIタイミングクロックが2回入力される毎に
発光ダイオードの点灯位置を移動させる。すなわち、1
発光ステップあたりの入力MIDIタイミングクロック
数が”2”であるので、変数MODE=2となる。そして、1
拍の長さが3連符の場合は、MIDIタイミングクロッ
クが36回入力されると1拍となるので、MIDIタイ
ミングクロックが3回入力される毎に発光ダイオードの
点灯位置を移動させる。すなわち、1発光ステップあた
りの入力MIDIタイミングクロック数が”3”である
ので、変数MODE=3となる。
【0024】次に、変数Bは、スイッチSWbを操作す
ることによってユーザが任意に設定可能なビートタイミ
ングを指定する変数であり、ビートタイミングを示す発
光を行うまでの発光ステップ数を示す変数である。ビー
トタイミングとして、本実施形態では、ビート指定なし
(OFF)、1拍を分割しない(1/1)、1拍を2分
割(1/2)、3分割(1/3)、4分割(1/4)の
いずれかに分割した単位で選択でき、1拍を分割した各
タイミングでビートタイミングを示す発光を行う。ここ
で、1拍あたり12発光ステップであるから、1拍を4
分割(1/4)する場合は3発光ステップ毎にビートタ
イミングを示す発光を行うため、変数B=3となる。同様
に1拍を3分割(1/3)する場合は変数B=4、1拍を
2分割(1/2)する場合はB=6、1拍を分割しない
(1/1)場合は変数B=12となる。なお、ビート指定な
しの場合には、例えば変数B=25とし、後に説明するよう
に、ビートタイミングを示す発光を行うか否かの判定を
行う際に発光ステップ数を変数Bで割り切れないように
すればよい(図9:ステップS307参照)。
【0025】また、変数UNITは、スイッチSWuを操作
することによってユーザが任意に設定可能な変数であ
り、1小節中の拍数を示す変数である。本実施形態で
は、1小節中の拍数として1〜6までのいずれかの値を
選択することができ、選択された拍数が変数UNITの値と
なる。そして、選択された拍数分の発光毎に、1小節の
終端を示す発光が行われる。
【0026】変数Cは、MIDIタイミングクロックの
入力回数をカウントする変数であり、MIDIタイミン
グクロックの入力タイミングが発光タイミングであるか
否かの判別に用いられる。
【0027】変数CLKは、MIDIタイミングクロック
の入力の有無を”非0”(有)あるいは”0”(無)で示
す変数であり、後に説明するメトロノーム処理を行うか
否かを判定する際に用いられる。
【0028】次に、変数Nは、発光ステップをカウント
する変数である。本実施形態では、発光ダイオードLE
D0〜LED12の点灯位置を移動させる運動を1往復
して1発光サイクルとしているので、発光ステップが”
0”〜”23”までの24ステップで1発光サイクルと
なる。ここで、本実施形態では、発光ダイオードLED
0〜LED12には、それぞれ特定するためのLED番
号が0〜12まで付されている。図6に示す発光位置テ
ーブルTb1[N]は、発光ステップNにおいて発光ダイオー
ドLED0〜LED12のうちのいずれを発光すべきか
を、発光ダイオード(LED)番号によって示したもの
である。なお、発光テーブルTb1[N]は予めROM103
に記憶されている。
【0029】変数CUは、1小節中すでに提示された拍数
をカウントする変数である。本実施形態では、小節の終
端を通常とは異なる態様で発光(緑色発光)するので、
例えば1小節中の拍数が4であれば、4拍目の最後に発
光するLED1は緑色発光となる。従って、変数CUは1
拍における最後の発光ステップ(N=11あるいはN=23)と
なる毎にアップカウントされ、1小節中の拍数を示す変
数UNITと1小節中すでに提示された拍数である変数CUと
を用いてCPU101は小節の終端であるか否か判別で
きるようになっている(図9:S306〜S314参
照)。
【0030】従って、図5に示すように、初期化ルーチ
ンのステップS101では、上記の各変数を、1拍の長
さは4分音符、ビートタイミングは1/2、1小節中の
拍数は4を示す値、すなわち、MODE=2、B=6、UNIT=4、C
=0、CLK=0、N=0、CU=0、のように初期化する。そして、
その後処理をメインルーチンに戻す。
【0031】(3)パネル処理ルーチン 次に、図7に示すフローチャートを参照しながらパネル
処理ルーチン(図4:200)について説明する。ま
ず、CPU101は、スイッチ群112の状態を読み取
り、変数PM、PB、PUに所定の値を設定する(S20
1)。ここで、変数PMはモードスイッチSWmの状態を
表す変数であり、変数PBはビートスイッチSWbの状態
を表す変数であり、変数PUはユニットスイッチSWuの
状態を表す変数である。変数PMは、スイッチの位置が、
8分音符に設定する位置にある場合には変数PM=1とな
り、4分音符に設定する位置にある場合には変数PM=2と
なり、3連符に設定する位置にある場合には変数PM=3と
なる。変数PBは、スイッチの位置が指定なしを設定する
位置(図2中”OFF”)にある場合には変数PB=25
と、1を指定する位置にある場合には変数PB=12と、1
/2を指定する位置にある場合はB=6と、1/3を指定
する位置にある場合はB=4と、1/4を指定する位置に
ある場合は変数B=3となる。変数PUは、スイッチの位置
が1小節中の拍数として1拍を示す位置にある場合には
変数PU=1と、2拍を示す位置にある場合には変数PU=2
と、3拍を示す位置にある場合には変数PU=3と、4拍を
示す位置にある場合には変数PU=4と、5拍を示す位置に
ある場合には変数PU=5と、6拍を示す位置にある場合に
は変数PU=6となる。
【0032】次に、パネル処理ルーチンが呼び出された
時点において設定されている、前記メトロノーム処理に
用いる各変数MODE、B、UNITの値と、ステップS201
において各変数PM、PB、PUに格納された値とが等しいか
否か、すなわち、変数MODE=PMかつ変数B=PBかつ変数UNI
T=PUであるか否かを判別し(S202)、すべての変数
の組が等しいと判別した場合は(S202;YES)、
各変数MODE、B、UNITの値を変更する必要がないので、
そのまま処理をメインルーチンに戻す。
【0033】一方、変数MODEとPM、BとPB、UNITとPUの
いずれか1つでも異なっていると判別した場合には(S
202;NO)、ステップS201において格納された
各変数PM、PB、PUの値を、メトロノーム処理に用いる各
変数MODE、B、UNITの値とする処理を行う(S20
3)。具体的には、図7に示すように、各変数を、MODE
=PM、B=PB、UNIT=PU、C=0、CLK=0、N=0、CU=0に再設定
し、処理をメインルーチンに戻す。ここで、変数C、CL
K、N、CUをすべて”0”としているのは、パネル処理S
200およびメトロノーム処理S300をすでに循環す
ることによって、MIDIタイミングクロックの入力回
数や発光ステップ数をカウントしている場合には、設定
の変更に応じて新たにカウントを始めるようにリセット
するためである。
【0034】(4)割り込み処理ルーチン ここで、図8に示すフローチャートを参照しながら、前
述の割り込み処理ルーチンについて説明する。本実施形
態においては、MIDIタイミングクロックは、シーケ
ンサ200から入力されるようになっている。CPU1
01は、MIDIタイミングクロックの周期よりも充分
短い所定の周期毎にこの割り込み処理ルーチンを呼び出
し、MIDIインターフェイス106から入力されたM
IDIデータがMIDIタイミングクロックであるか否
かを判別し(S401)、MIDIタイミングクロック
が入力されたと判別した場合は(S401;YES)、
変数CLKを1インクリメントする処理を行った後(S4
02)、処理をメインルーチンに戻す。一方、MIDI
タイミングクロックが入力されなかったと判別した場合
は(S401;NO)、そのまま処理をメインルーチン
に戻す。このように、割り込み処理によってインクリメ
ントされた変数CLKは、次に説明するメトロノーム処理
を行うか否かの判別に用いられる。
【0035】(5)メトロノーム処理ルーチン 次に、図9に示すフローチャートを参照しながら、メト
ロノーム処理ルーチン(図4:S300)について説明
する。まず、CPU101は、変数CLK=0か否かを判別
することによって、以下の処理(S302〜:発光処
理)を行うか否かを判別する(S301)。割り込み処
理においてMIDIタイミングクロックが入力されたと
判別されると変数CLKは”非0”になり(図8参照)、ス
テップS301の判別において変数CLK=0ではないと判
別された後は、変数CLKは1デクリメントされ、メトロ
ノーム処理ルーチンが呼び出されたときにCLK=1であれ
ば、変数CLKは”0”に戻るので(S302参照)、ステ
ップS301では変数CLK=0か否かを判別することによ
って、当該処理タイミングにおいてMIDIタイミング
クロックが入力されているか否かを判別することができ
る。ステップS301の判別において変数CLK=0であ
る、すなわち、前回発光処理を行ってからMIDIタイ
ミングクロックが入力されていないと判別した場合は
(S301;YES)、そのまま処理をメインルーチン
に戻す。一方、ステップS301の判別において変数CL
K=0ではない、すなわち、前回発光処理を行ってからM
IDIタイミングクロックが入力されたと判別した場合
は(S301;NO)、式CLK=CLK-1を実行して、変数C
LKをMIDIタイミングクロックが入力される前の状態
に戻し(S302)、MIDIタイミングクロックの入
力回数をカウントする変数Cを1インクリメントする
(S303)。そして、その後発光ダイオード群111
を発光させる処理に移行する(S304〜)。
【0036】ステップS304では、変数C<MODEである
か否かを判別する(S304)。変数C<MODE、すなわち
MIDIタイミングクロックの入力回数を示す変数C
が、変数MODEの示す値より小さい場合は(S304;Y
ES)、発光処理を行うタイミングではないと判別し、
発光処理を行わずメインルーチンに戻る。例えば、MODE
=2(1拍の長さが4分音符)の場合は、MIDIタイミ
ングクロックが2回入力される毎に、発光ダイオードの
点灯位置を1個移動させるので、C=1の段階では、1<2と
なって発光処理は行わないことになる。一方、ステップ
S304の判別において、C≧MODE、すなわちMIDI
タイミングクロックの入力回数を示す変数Cが変数MODE
に達している場合は(S304;NO)、発光処理を行
うタイミングであると判別できる。この場合、MIDI
タイミングクロックの入力回数を示す変数Cを、次回の
判別を行うために”0”に戻す(S305)。
【0037】次に、変数CU<UNITであるか否か、すなわ
ち、1小節終端を示す発光を行うタイミングか否かを判
別する(S306)。ここでは、拍数をカウントする変
数CUが1小節中の拍数を示す変数UNITよりも小さい場合
は、まだ小節の終端には達していないと判別できる。ス
テップS306の判別において、CU≧UNIT、すなわち変
数CUが示す拍数が1小節中の拍数に至ってると判別され
た場合は(S306;NO)、後述する1小節の終端を
示す発光を行うステップに進む。一方、変数CU<UNITで
あると判別した場合(S306;YES)、すなわち変
数CUが示す拍数が1小節中の拍数に至ってない判別され
たときは、CPU101は、次に、通常のタイミング発
光を行うかビートタイミングを示す発光を行うかを判別
するステップに進む(S307)。
【0038】通常のタイミングを示す発光を行うかビー
トタイミングを示す発光を行うかの判別は、(N+1) mod
B=0 (X mod Y=Z:XをYで割った余りがZ)か否か、す
なわち、1サイクル(2拍)中において当該発光ステッ
プが何回目の発光であるかを示す値N+1が、ビートタイ
ミングの長さを示す変数Bで割り切れるか否かによって
判別を行っている。割り切れる場合は、1拍を変数Bで
分割したタイミングとなるので、ビートタイミングを示
す発光を行う。(N+1) mod B≠0、すなわち、N+1をBで割
って余りが生じる場合は(S307;NO)、ビートタ
イミングを示す発光を行うタイミングではないと判別で
きるので、通常のタイミングを示す発光を行う処理に移
行する(S308)。図9ステップS308に示した関
数 LED_R(Tbl(N)) は、図6に示したテーブルによって示される発光ダイオ
ードを、通常のタイミングを示す発光(通常の時間で赤
色発光)を行うための関数である。一方、ステップS3
07の判別において、(N+1) mod B=0である、すなわ
ち、N+1をBで割って余りが生じない場合は(S307;
YES)、ビートタイミングであると判別できるので、
ビートタイミングを示す発光を行う処理に移行する(S
309)。図9ステップS309に示した関数 LED_G(Tbl(N)) は、図6に示したテーブルによって示される発光ダイオ
ードを、ビートタイミングを示す発光(通常の発光時間
よりも長く赤色発光)を行うための関数である。
【0039】ところで、ステップS306の判別におい
て、変数CU<UNIT、すなわち1小節の終端にあたるタイ
ミングであると判別した場合は(S306;YES)、
まず、1小節中の拍数を示すカウンタCUを”0”に戻し
(S310)、次に1小節の終端を示す発光を行う処理
に移行する(S311)。図9ステップS311に示し
た関数 LED_N(Tbl(N)) は、図6に示したテーブルによって示される発光ダイオ
ードを、1小節の終端を示す発光(緑色発光)を行うた
めの関数である。
【0040】そして、ステップS308、S309、S
311のいずれかの処理が終了すると、CPU101
は、発光ステップを示す変数Nを1インクリメントして
(S312)、変数Nが示す次の発光ステップが拍タイ
ミングであるか否かを判別する(S313)。ステップ
S313において、N=11あるいはN=23であると判別した
場合は(S313;YES)、拍数カウンタを示す変数
CUを1インクリメントし(S314)、処理をステップ
S315に移行させる。前述したように、変数CUは1小
節における発光中の拍数をカウントする変数であり、次
の発光ステップにおける拍数を示すように、変数Nが1
拍における最後の発光ステップ(N=11あるいはN=23)と
なる毎にアップカウントしている。一方、ステップS3
13の判別において、N=11あるいはN=23のいずれでもな
いと判別した場合は(S313;NO)、そのまま処理
をステップS315に移行させる。
【0041】次に、ステップS315においては、1サ
イクル分の発光ステップが終了したか否か、すなわちN>
23であるか否かを判別する(S315)。そして、N>23
であると判別した場合は、1サイクル分の発光が終了し
ているので、次のサイクルにおける発光ステップをカウ
ントするために変数Nを”0”に戻し(S316)、処
理をメインルーチンに戻す。ステップS315の判別に
おいて、N≦23ではないと判別した場合は、まだ1サイ
クルを終了していないので、そのままメインルーチンに
戻る。
【0042】(6)まとめ このように、パネル処理(図7)、割り込み処理(図
8)、メトロノーム処理(図9)に示した処理を循環す
る過程において、入力されるMIDIタイミングクロッ
クの入力回数に応じて、点灯および消灯すべき発光ダイ
オードを決定して発光処理を行うので、13個の発光ダ
イオードLED0〜LED12の点灯位置が往復する。
MIDIタイミングクロックは、所定のテンポに応じた
時間間隔で入力されるので、発光ダイオードLED0〜
LED12の点灯位置を往復させることによって、所定
のテンポを提示することができる。また、テンポが途中
で変化した場合でも、MIDIタイミングクロックの入
力ペースが変化するのに応じて発光ダイオードの点灯位
置の移動ペースが変化するので、曲の途中でテンポが変
化する場合でも、拍を把握しやすくなる。また、拍に関
連する演奏情報として、1拍の長さ、ビートタイミン
グ、および1小節中の拍数を設定することができ、設定
内容および入力されるMIDIタイミングクロックの入
力回数に応じて、通常発光(S308)か、ビートタイ
ミングを示す発光(S309)か、あるいは1小節の終
端を示す発光(S311)かを判別して発光処理を行う
ので、拍以外の情報も提示することができる。
【0043】2.第2実施形態 次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態に
おいては、図6に示したテーブルを用いて、点灯すべき
発光ダイオードのLED番号を特定したが、第2実施形
態では、発光ダイオード番号を示す変数iを用いて発光
処理を行う場合について説明する。第2実施形態におい
ては、具体的には、図9に示したメトロノーム処理のス
テップS305〜S312までが、図10に示すステッ
プS320〜S330に置き換わる。なお、構成は第1
実施形態と同様であるため、図示および説明を省略す
る。
【0044】以下、図10に示すステップS320〜S
330について説明する。本実施形態においても、13
個の発光ダイオードの点灯位置を往復させることによっ
てテンポを示すので、発光ステップを示す変数Nが0か
ら11までの間は変数iを1ずつインクリメントし、変
数Nが12から23までの間は変数iを1ずつデクリメン
トすることによって、発光ステップと発光ダイオード番
号とを対応つけることができる。
【0045】まず、図9に示すステップS305と同様
に、変数Cを”0”に戻すと(S320)、次に、N≧12
であるかを判別する(S321)。発光ステップ数N<12
である判別した場合は(S321;NO)、発光ダイオ
ードの点灯位置の進行方向は、発光ダイオード番号の大
きい方に向かう(往路)であるので、変数i=N、すなわ
ち、発光ステップ数をそのまま発光ダイオード番号とす
る(S322)。一方、ステップS321の判別におい
て、発光ステップ数N≧12であると判別した場合は(S
321;YES)、発光ダイオードの点灯位置の進行方
向は、発光ダイオード番号の小さい方に向かう(復路)
であるので、i=i-1を実行して、変数iを1デクリメント
する(S323)。
【0046】そして、図9に示す第1実施形態のステッ
プS306からステップS311の処理と同様に、現在
の発光ステップが1小節の終端を示す発光を行うタイミ
ングであるか否か(S324)、ビートタイミングを示
す発光を行うタイミングであるか否か(S325)を判
別し、この判別に応じて前記3種類の関数のうちいずれ
か1つを実行し、前記変数iによって示される番号の発
光ダイオードを発光させる処理を行う(S326、S3
27、S329)。その後、図9に示すステップS31
2の処理と同様に、発光ステップ数を示す変数Nを1イ
ンクリメントする(S330)。
【0047】このように、変数iを用いれば、図6に示
すようなテーブルを使用しなくても発光ダイオードを特
定でき、第1実施形態と同様の処理を行うことができ
る。
【0048】3.第3実施形態 3−1.第3実施形態の概要 次に、第3実施形態について説明する。第1実施形態に
おいては、発光ダイオード群111は、13個の発光ダ
イオード(LED0〜LED12)によって構成した
が、第3実施形態では25個の発光ダイオード(LED
0〜LED24)によって構成し、1拍の長さによって
発光パターンを変化させる場合について説明する。な
お、発光ダイオードの個数以外の構成は第1実施形態と
同様であるため、図示および説明を省略する。
【0049】本実施形態においても、発光ダイオードの
点灯位置を往復(1拍で往路、次の1拍で復路)させる
ことによってテンポを提示するものとし、1拍を示す発
光ダイオードの数を24個とする。本実施形態では、1
拍の長さを示す音符の種類毎に以下のような発光パター
ンとなるように変化させることによって、それぞれ異な
る態様を示すことができるようにしている。以下、図1
1を参照しながら1拍の長さを示す音符の種類毎に発光
パターンを説明する。
【0050】図11は、8分音符(第1モード)、4分
音符(第2モード)、3連符(第3モード)の各モード
における発光ダイオードの点灯位置パターンを示した図
である。図中Nは変数Nの値を示しており、MIDIタイ
ミングクロックの入力回数に対応している。図中iおよ
びPRTは、点灯位置を決定する変数であり、変数iおよび
PTRに基づく点灯位置の決定については後述する。ま
た、横軸の番号は前記発行ダイオード番号である。
【0051】まず、図11中MODE1で示した8分音
符(第1モード)の場合は、発光ダイオードを1つおき
に点灯させる。本実施形態では、1拍を示す発光ダイオ
ードの数は24個であり、8分音符1拍あたりの入力M
IDIタイミングクロック数は12個であるから、MI
DIタイミングクロックが1回入力される毎に、発光ダ
イオードを1つおきに点灯させることによって、MID
Iタイミングクロックが1回入力される毎に発光ダイオ
ードの点灯位置が2個づつ進行し、1拍につき24個分
だけ点灯位置が進行する。
【0052】次に、図11中MODE2で示した4分音
符(第2モード)の場合は、MIDIタイミングクロッ
クが1回入力される毎に1つずつ順次点灯させる。1拍
あたりの入力MIDIタイミングクロック数は、4分音
符の場合は24個であるから、1拍分として24個備え
られている発光ダイオードと等しくなる。
【0053】そして、図11中MODE3で示した3連
符(第3モード)の場合は、1拍あたりの入力MIDI
タイミングクロック数は36個であるから、1拍分とし
て24個備えられている発光ダイオードの3/2の個数
と等しくなる。従って、MIDIタイミングクロックが
3回入力される毎に発光ダイオードの点灯位置を2個分
移動させれば、1拍分の入力回数(36回)で発光ダイ
オードの点灯位置を24個分移動させることができる。
本実施形態では、1回目のMIDIタイミングクロック
が入力されると1個目の発光ダイオードのみを点灯し、
2回目が入力されると1個目と2個目の発光ダイオード
を点灯し、3回目が入力されると2個目の発光ダイオー
ドのみを点灯する。
【0054】3−2.メトロノーム処理 第3実施形態においては、図9に示したメトロノーム処
理が、図12〜図16に示すメトロノーム処理に置き換
わる。なお、第3実施形態においては、変数iおよび変
数PTRを用いて発光ダイオード番号を特定する。
【0055】(1)メイン 図12は、メトロノーム処理のメインルーチンを示して
いる。本実施形態におけるメトロノーム処理は、図9ス
テップS301〜S303と同様に、MIDIタイミン
グクロックが入力されたか否かを判定して、変数Cを1
インクリメントする処理を行った後(S340〜S34
2)、設定されているモードを判別して(S343)、
モードに応じたメトロノーム処理を行う(S1000、
S2000、S3000)ようになっている。以下、モ
ードに応じた各処理(第1モード、第2モード、第3モ
ード)について説明する。
【0056】(2)第1モード まず、第1モードの処理ルーチン(図12:S100
0)について、図13に示したフローチャートを参照し
ながら説明する。前記第2実施形態(図10ステップS
321)と同様に、N>24であるか、すなわち、発光ステ
ップ数を示す変数Nが1拍分のステップ数に達している
か否かを判別する(S1001)。そして、N≦24と判
別した場合は(S1001;NO)、往路における発光
段階と判別でき、発光ステップ数と発光ダイオード番号
が一致するので、i=Nとする(S1002)。一方、ス
テップS1001の判別において、N>24であると判別し
た場合は(S1001;YES)、復路における発光段
階と判別できるので、変数iを2デクリメントする(S
1003)。1拍の長さが8分音符である場合は、発光
ダイオードの点灯位置を1つおきに移動させながら往復
するためである。
【0057】そして、ステップS1002あるいはステ
ップS1003を実行すると、図10に示す第2実施形
態のステップS324からステップS329の処理と同
様に、現在の発光ステップが1小節の終端を示す発光を
行うタイミングであるか否か(S1004)、ビートタ
イミングを示す発光を行うタイミングであるか否か(S
1005)を判別し、この判別に応じて前記3種類の関
数のうちいずれか1つを実行し、前記変数iによって示
される番号の発光ダイオードを発光させる処理を行う
(S1006、S1007、S1009)。その後、発
光ステップ数を示す変数Nを2インクリメントする(S
1010)。本実施形態では、1拍の長さを8分音符と
した場合は、MIDIタイミングクロックが1回入力さ
れる毎に、発光ダイオードの点灯位置を1つおきに移動
させるので、発光ダイオード番号を特定するための発光
ステップ数を示す変数Nを、1回の発光処理ごとに2イ
ンクリメントする。
【0058】そして、N=22あるいはN=46、すなわち次の
発光ステップが拍タイミングであるか否かを判別して
(S1011)、N=22あるいはN=46であると判別した場
合は変数CUを1インクリメントする(S1012)。ス
テップS1011の判別において、N≠22あるいはN≠46
と判別した場合、あるいは、ステップS1012の処理
を終えた後、次に、N>47であるか否か、すなわち、1発
光サイクルが終了したか否かを判別する(S101
3)。ステップS1012の判別において、N>47であ
る、すなわち1発光サイクルが終了したと判別した場合
は(S1013;YES)、変数Nを”0”に戻し、処
理をメインルーチンに戻す。また、ステップS1013
の判別において、N≦47、すなわち1発光サイクルを終
了していないと判別した場合は、そのまま処理をメイン
ルーチンに戻す。
【0059】このように、1拍の長さを8分音符とした
場合は、発光ステップを示す変数Nを2ずつインクリメ
ントし、発光ダイオード番号を示す変数iを往路(LE
D0〜LED23)においては2ずつインクリメント
し、復路(LED24〜LED1)においては2ずつデ
クリメントすることによって、発光ダイオードの点灯位
置を1つおきに移動させる。
【0060】(3)第2モード 次に第2モードの処理ルーチンについて、図14に示し
たフローチャートを参照しながら説明する。第2モード
は図13に示す第1モードの処理ルーチンを一部変更す
ることによって実現することができ(S2001からS
2014の各ステップ)、図13に示す第1モードの処
理とは、発光位置を示す変数iのデクリメント量(S2
003)、発光ステップ数を示す変数Nのインクリメン
ト量(S2010)、次の発光ステップが拍タイミング
であるか否かの判定条件(S2011)が異なるのみで
ある。
【0061】第2モードにおいても第1モードと同様、
往路における発光ステップにおいては変数iを変数Nと
等しく、復路における発光ステップにおいては変数iか
ら所定の値をデクリメントしていく。ここでステップS
2010におけるインクリメント量ならびにステップS
2003におけるデクリメント量をともに1としている
のは、第2モードでは1拍の長さを4分音符としてお
り、上述したようにMIDIタイミングクロックが1回
入力されるのに応じて、発光ダイオードの点灯位置を1
つずつ移動させるためである。同じ理由から、拍タイミ
ングにおける発光ステップ数はN=23もしくはN=47である
ので、ステップS2011における次の発光ステップが
拍タイミングであるか否かを判別する条件は、N=23もし
くはN=47を満たすか否かとなる。
【0062】このように、1拍の長さを4分音符とした
場合は、発光ステップを示す変数Nを1ずつインクリメ
ントし、発光ダイオード番号を示す変数iを往路(LE
D0〜LED23)においては1ずつインクリメント
し、復路(LED24〜LED1)においては1ずつデ
クリメントすることによって、発光ダイオードの点灯位
置を1つずつ移動させる。
【0063】(4)第3モード 第3モードの場合は、第1モードおよび第2モードとは
異なり、変則的な発光パターンとなるため、変数iおよ
び変数PTRの2つの変数を用いて、発光ダイオードを特
定する。すなわち、変数iは、第2モードと同様に発光
ステップに応じて、往路においては1ずつインクリメン
トし、復路においては1ずつデクリメントする。従っ
て、変数iの値は、MIDIタイミングクロックが3回
入力される毎に3ずつ変化する。一方、変数PTRは、往
路においては3発光ステップごとに1インクリメント
し、復路においては3発光ステップごとに1デクリメン
トする。従って、変数PTRの値は、MIDIタイミング
クロックが3回入力される毎に1ずつ変化する。このよ
うに、MIDIタイミングクロックが3回入力される毎
に3ずつ変化する変数iと、1ずつ変化する変数PTRを用
いると、図11に示すように、3発光ステップ毎に発光
ダイオードの点灯位置を2個ずつ移動させる制御を行う
ことができる。なお、変数PTRは、初期化ルーチン(図
5参照)ルーチンにおいて、PTR=0に初期化されてい
る。
【0064】ここで、第3モードの処理ルーチンについ
て、図15に示したフローチャートを参照しながら説明
する。第3モードのサブルーチンが起動すると、まず、
発光ステップ数を示す変数Nが、1拍分のステップ数に
達しているか、すなわちN>36であるか否かを判別する
(S3001)。そして、N≦36と判別した場合は(S
3001;NO)、往路における発光段階であると判別
できるので、i=Nとする(S3002)。一方、ステッ
プS351の判別において、N>36であると判別した場合
は(S3001;YES)、復路における発光段階であ
ると判別できるので、変数iを1デクリメントする(S
3003)。
【0065】次に、(N+1) mod 3=2、すなわち、3発光
ステップのうちの2ステップ目であるか否かを判別する
(S3004)。ここで、(N+1) mod 3=2であると判別
した場合は(S3004;YES)、2個の発光ダイオ
ードを同時に点灯させるべきサブルーチン(MODE3
サブ、S3100)に移行する。一方、(N+1) mod 3≠2
と判別した場合は(S3004;NO)、前述の第1モ
ードおよび第2モードと同様に発光ダイオードを1つの
み点灯させるステップに移行する(S3005〜)。
【0066】発光ダイオードを1つのみ点灯させる処理
は、図13に示す第1モードのステップS1004から
ステップS1009の処理と同様に、現在の発行ステッ
プが1小節の終端を示す発光を行うタイミングであるか
否か(S3005)、ビートタイミングを示す発光を行
うタイミングであるか否か(S3006)を判別し、こ
の判別に応じて前記3種類の関数のうちのいずれか1つ
を実行し、前記変数iおよび変数PTRによって示される番
号i-PTRの発光ダイオードを発光させる処理を行う(S
3007、S3008、S3010)。
【0067】一方、ステップS3004において、3発
光ステップのうち2ステップ目であると判別された場合
は、図16に示すMODE3サブルーチンが呼び出さ
れ、2個の発光ダイオードを同時に点灯させる処理を行
う。MODE3サブルーチンでは、図13に示す第1モ
ードのステップS1004からステップS1009の処
理と同様に、現在の発光ステップが1小節の終端を示す
発光を行うタイミングであるか否か(S3101)、ビ
ートタイミングを示す発光を行うタイミングであるか否
か(S3102)を判別し、この判別に応じて前記3種
類の関数のうちのいずれか1つを実行する。このとき、
これまでの発光態様とは異なり、番号i-PTRの発光ダイ
オードの点灯(S3103、S3105、S3108)
と、番号2PTRの発光ダイオードの点灯(S3104、S
3106、S3109)とを同時に行う。
【0068】ステップS3104、S3106、S31
09のいずれかの発光処理が終了すると、次にN>36か、
すなわち1拍分の発光ダイオードの点灯位置の移動(往
路)を終了したか否かを判別する(S3110)。N≦3
6と判別した場合は(S3110;NO)、いまだ往路
を終了していないので、変数PTRを1インクリメントし
て(S3111)、処理をMODE3ルーチン(図1
5)に戻す。一方、ステップS3110の判別において
N>36であると判別した場合は(S3110;YES)、
復路の発光処理を行っている段階であるので、変数PTR
を1デクリメントして(S3112)、処理をMODE
3ルーチン(図15)に戻す。
【0069】そして、ステップS3007、S300
8、S3010のいずれかの発光を終了するか、MOD
E3サブルーチンを終了すると、次に変数Nを1インク
リメントし(S3011)、次の発光ステップが拍タイ
ミング(N=35あるいはN=71)を示しているか否かを判別
する(S3012)。ここでN=35あるいはN=71であると
判別した場合は(S3012;YES)、拍数をカウン
トする変数CUを1インクリメントする(S3013)。
N≠35あるいはN≠71と判別した場合(S3012;N
O)、あるいは、ステップS3013を終了すると、次
に、N>71、すなわち、発光の1サイクルが終了したか否
かを判別する(S3014)。ここで、N≦71と判別し
た場合は(S3014;NO)、そのまま処理をメトロ
ノーム処理メインルーチン(図12)に戻すが、N>71で
あると判別した場合は(S3014;YES)、変数N
を”0”に戻してから(S3015)、処理をメトロノ
ーム処理メインルーチン(図12)に戻す。
【0070】このように、1拍の長さを3連符とした場
合は、発光ステップを示す変数Nを1ずつインクリメン
トし、点灯位置を決定する2変数(iおよびPTR)のうち
変数iは往路において1ずつインクリメント、復路にお
いては1ずつデクリメントし、変数PTRは2発光ステッ
プおきに往路においては1ずつインクリメントし、復路
においては1ずつデクリメントすることによって、図1
1中のMODE3に示したように発光ダイオードの点灯
位置が移動するようになる。
【0071】3−3.まとめ このように、第3実施形態では、発光ダイオードを25
個設けて、1拍の長さに応じて点灯パターンを変化させ
てテンポを提示するので、演奏者は、テンポおよび1拍
の長さを視覚的に知ることが可能となる。また、たくさ
んの発光ダイオードを列状に配置し、点灯位置を移動さ
せることによって時間の経過を提示するので、曲の途中
でテンポが変化した場合でも、第1実施形態や第2実施
形態と比較して中間段階をより容易に把握できるように
なる。
【0072】4.変形例 なお、本発明は既述した実施形態に限定されるものでは
なく、以下のような各種の変形が可能である。
【0073】(1)周期信号に関する変形 上記実施形態では、シーケンサ200から入力されるM
IDIテンポクロックに基づいてテンポを提示するもの
として説明したが、これに限らず、電子メトロノーム1
00においてテンポを設定できるようにしてもよい。こ
の場合は、電子メトロノーム100内に、設定されたテ
ンポに応じてMIDIテンポクロックを発生させる手段
を設ければよい。このようにすれば、外部からMIDI
タイミングを入力する必要がなくなり、電子メトロノー
ム単体で動作できるようになる。
【0074】また、上記実施形態では、1拍の長さを8
分音符、4分音符、3連符の中から選択するものとした
が、これに限らず他の音符を基本拍としてもよい。
【0075】なお、上記実施形態では、MIDIタイミ
ングクロックは、4分音符1拍につき24クロックであ
るとして説明しているが、クロック数はこれに限定され
るものではないし、MIDIタイミングクロック以外の
周期信号を用いても良い。単位時間あたりの基本拍の拍
数をA(Aは自然数)として、単位時間あたりにA×B
回(Bは2以上の整数)入力される周期信号であればよ
く、入力周期信号をB回カウントすると1拍として表示
部を制御できるので、1拍を細かく表示するように制御
できる。例えば、単位時間あたりの基本拍の拍数A(テ
ンポ)を60、単位時間あたりの周期信号の入力回数を
1440とした場合、周期信号が24回入力される毎に
表示部を制御し、1拍を細かく表示できる。
【0076】(2)表示手段に関する変形 さらに、設ける表示部の個数および表示部の変化態様
も、上記実施形態に限定されるものではない。表示部の
個数、1拍の長さ、および1拍あたりのクロック数は任
意であるが、これらの関係が規則づけされていればよ
い。すなわち、少なくとも1拍につき(B×C)/D個
(C、Dは自然数かつ、(B×C)/D≧2、かつB×
CはDの倍数)の表示部を備え、入力周期信号をD回カ
ウントする毎に表示部の表示態様をC個単位で順次変更
すればよく、1拍分の入力周期信号(B回)をカウント
する間に(B×C)/D個の表示部の表示態様を順次変
更できればよい。例えば、基本拍に対応するMIDIタ
イミングクロック数を15とし、このクロック信号が3
回入力される毎に点灯する発光ダイオードを2個ずつ変
更するのであれば、少なくとも1拍につき(15×2)
/3=10個の発光ダイオードを備えていればよい。
【0077】また、上記実施形態では、複数の発光ダイ
オードを列状に配置し、点灯位置を移動させることによ
って1拍を細かく表示するようにしているが、複数の表
示部は発光ダイオードに限定されるものではない。2以
上の表示態様を個別に制御可能な複数の表示部を備えて
いればよく、電球などの他の発光体であってもよいし、
LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode
Ray Tube)などのディスプレイ上の複数の図形や文字と
いった表示エリアによって実現してもよい。表示手段に
LCDやCRTを用いた場合は、表示部の数やクロック
に応じた表示部の変化態様を容易に変更できるようにな
る。
【0078】また、上記実施形態では、複数の表示部を
列状に等間隔で配置しているが、図17(1)に示すよ
うに、弧状に配置してもよいし、図17(2)に示すよ
うに、両端に配置された表示部の間隔を密にするように
してもよい。このような配置にすることで、見かけ上複
数の表示部の両端における点灯位置の移動速度が小さく
なり、機械式メトロノームの針の動きにより近く表現す
ることができる。あるいは、マトリクス状に配置した
り、同心円上に配置するなどしてもよく、表示部の表示
態様を予め定めた所定の順番で順次変更するようなパタ
ーンで時間の経過を表示してもよいし、全く異なるパタ
ーンで時間の経過を表示してもよい。表示部をマトリク
ス状に配置した場合は、偶数拍は縦方向に向かって表示
態様を順番に変更し、奇数拍では横方向に向かって表示
態様を順番に変更してもよい。また、表示部を同心円状
に配置した場合は、偶数拍は中心から広がるように表示
態様を順番に変更し、奇数拍では中心に向かって表示態
様を順番に変更してもよい。また、入力周期信号をB
(例えば、24)回カウントすると、所定の順番を逆に
するようにしてもよいし、全く異なる順番としてもよ
い。
【0079】また、上記実施形態以外の表示態様があっ
てもよく、例えば、発光の強さを変化させたり、発光時
間を変化させるようにしてもよい。さらに、上記実施形
態では、点灯した発光ダイオードを消灯してから次の発
光ダイオードを点灯することによって、発光ダイオード
の点灯位置を移動させるようにしているが、これに限ら
ず、発光ダイオードを順次点灯させ、1拍分の点灯が終
了するまで消灯しないようにしてもよいし、全ての発光
ダイオードをまず点灯し、順次消灯するようにしてもよ
い。すなわち、入力される周期信号のカウント数に対応
して、表示部の表示態様を所定のパターンで制御できれ
ばよく、1拍分(B回)の周期信号をカウントする毎に
所定のパターンを変更するように制御すれば、演奏者は
時間の経過および拍タイミングを容易に理解することが
できる。
【0080】このように、複数の表示部を所定の形状に
沿って配置して、表示態様を予め定めた所定の順番で順
次変更していくとことによって時間の経過を表示できれ
ばよい。
【0081】(3)拍関連情報に関する変形 また、上記実施形態では、テンポ以外の拍に関連する情
報として、ビートタイミングおよび小節終端を表示でき
るようにしているが、拍関連情報はこれらに限定される
ものではなく、例えば、MIDIデータに基づく強弱の
変化など他の情報を表示できるようにしてもよい。ビー
トタイミングについても、上記実施形態では、指定な
し、1、1/2、1/3、1/4を指定できるようにし
ているが、例えば、1/12、1/6、2/3など、他
のタイミングを設定できるようにしてもよい。1小節中
の拍数も上記実施形態に限定されるものではなく、任意
の数値を設定できる。
【0082】さらに、第1拍目から曲が開始しない弱起
を指定できるようにしてもよく、弱起が指定された場合
は、実際の拍の開始から表示を開始する。弱起の指定単
位を、拍単位やクロック単位で指定できるようにすれば
よく、処理上は、指定された単位に対応したカウンタを
示す変数(拍であればCU、クロックであればC)を、予
め演奏されない時間分のカウント値をオフセットしてお
けばよい。例えば、弱起として最初の1拍が演奏されな
い曲であれば、CU=1となるように変数を初期化すればよ
い。これにより、弱起の曲にも対応可能である。
【0083】また、上記実施形態においては、1小節あ
たりの拍数や、1拍の長さ、1拍の分割数などの設定
は、スイッチ群112を用いて行うものとしているが、
MIDIデータに設定データを含ませるようにして、外
部から入力されたMIDIデータに基づいて設定できる
ようにしてもよいし、外部からの入力はMIDIデータ
に限らず、他の形式のデータであっても構わない。これ
により、メトロノームの構成を簡略化することができ
る。さらに外部からの入力に基づく設定とスイッチ群1
12に基づく設定を併用する場合は、いずれかを選択す
るためのスイッチをスイッチ群112に追加すればよ
い。この場合は、パネル処理ルーチンにおいて、選択さ
れたスイッチに応じて、どちらの設定を使用するかを判
別すればよく、容易に実現可能である。
【0084】なお、上記実施形態においては、ビートタ
イミングや1小節の終端といったテンポ以外の拍に関連
する情報を設定し、この拍に関連する情報に応じて表示
態様を変更させるものとしているが、これは省略しても
構わない。この場合は、図2に示したスイッチSWb、
SWuは不要となる。また、変数B、変数UNIT、変数C
U、およびこれらの変数に関連する処理は不要となる。
【0085】(5)その他 また、上記実施形態では、外部のシーケンサからMID
Iデータを入力していたが、このMIDIデータを出力
する装置としては、シーケンサに限らず、例えば、デス
クトップミュージックアプリケーションを実行するパー
ソナルコンピュータなどでもよい。また、上記実施形態
では、いずれも電子メトロノーム100は単体の装置で
あるものとして説明したが、電子楽器などに予め組み込
んだものとしてもよい。例えば、本発明にかかる電子メ
トロノームをマイナスワン演奏機能を備えた電子楽器の
一部とし、消音したパートのテンポを示すようにしても
よい。さらに、上記実施形態においてROM103に記
憶したプログラムを、パーソナルコンピュータに実行さ
せるアプリケーションプログラムとして、パーソナルコ
ンピュータによって電子メトロノームを実現してもよ
い。これにより、従来の機器に機能を付加することが可
能となる。また、ソフトウエア化することによって、従
来のソフトウエアに機能を追加することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テンポおよび拍情報を視覚的に理解しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の概要構成を示す図である。
【図2】 表示パネルの外観構成を示す図である。
【図3】 実施形態の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 メインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図5】 初期化処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図6】 発光テーブルを示す図である。
【図7】 パネル処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図8】 割り込み処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図9】 第1実施形態におけるメトロノーム処理ルー
チンを示すフローチャートである。
【図10】 第2実施形態におけるメトロノーム処理の
一部を示すフローチャートである。
【図11】 第3実施形態における発光ダイオードの発
光パターンを示す図である。
【図12】 第3実施形態におけるメトロノーム処理の
メインルーチンを示すフローチャートである。
【図13】 第3実施形態におけるモード1処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図14】 第3実施形態におけるモード2処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図15】 第3実施形態におけるモード3処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図16】 第3実施形態におけるモード3サブ処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図17】 発光ダイオードの配置例を示す図である。
【符号の説明】
100……電子メトロノーム、 101……CPU、 102……RAM、 103……ROM、 104……LEDインターフェイス、 105……スイッチインターフェイス、 106……MIDIインターフェイス、 110……表示パネル、 111……発光ダイオード群、 112……スイッチ群。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の表示態様を個別に制御可能な複
    数の表示部を備えた表示手段と、 単位時間あたりの基本拍の拍数をA(Aは自然数)と
    し、前記単位時間あたりにA×B回(Bは2以上の整
    数)入力される周期信号をカウントする周期信号カウン
    ト手段と、 前記周期信号カウント手段における前記周期信号のカウ
    ント数に対応して、前記表示態様を所定のパターンで制
    御する表示制御手段とを具備し、 前記表示制御手段は、前記周期信号カウント手段が前記
    周期信号をB回カウントする毎に、前記所定のパターン
    を変更することを特徴とする電子メトロノーム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子メトロノームにお
    いて、 前記表示手段は、少なくとも(B×C)/D個(C、D
    は自然数かつ、(B×C)/D≧2、かつB×CはDの
    倍数)の表示部を備え、 前記表示制御手段は、前記周期信号カウント手段が前記
    周期信号をD回カウントする毎に、前記表示態様をC個
    単位で予め定めた所定の順序で順次変更することを特徴
    とする電子メトロノーム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子メトロノームにお
    いて、 前記複数の表示部は、所定の形状に沿って配置されてお
    り、 前記表示制御手段は、前記表示手段における前記各表示
    部の表示態様を予め定めた所定の順序で順次変更し、前
    記周期信号カウント手段が前記周期信号をB回カウント
    する毎に前記順番を逆にすることを特徴とする電子メト
    ロノーム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電子メトロノームにお
    いて、 前記複数の表示部は、両端が密となる列状に配置されて
    いることを特徴とする電子メトロノーム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電子メトロノームにお
    いて、 拍に関連した演奏情報である基本拍、小節中の拍数、1
    拍の分割数のうち少なくとも1つの拍関連情報を設定す
    る拍設定手段と、 設定した前記拍関連情報と対応づけて前記周期信号をカ
    ウントする第2の周期信号カウント手段と、 前記第2の周期信号カウント手段における前記周期信号
    のカウント数に対応して、前記表示態様を変更する第2
    の表示制御手段とを具備することを特徴とする電子メト
    ロノーム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子メトロノームにお
    いて、 前記拍設定手段は、外部から入力された設定情報に基づ
    いて前記拍関連情報を設定をすることを特徴とする電子
    メトロノーム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082810A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Korg Inc メトロノーム
US7531734B2 (en) 2004-03-15 2009-05-12 Seiko Instruments Inc. Electronic metronome and method of indicating tempo of electronic metronome
WO2013030863A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 パイオニア株式会社 表示装置、表示方法、およびプログラム
EP4560413A1 (en) 2023-09-21 2025-05-28 Casio Computer Co., Ltd. Display control device, display device, method, and storage medium

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