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JP2000085603A - 操舵制御装置 - Google Patents

操舵制御装置

Info

Publication number
JP2000085603A
JP2000085603A JP25696998A JP25696998A JP2000085603A JP 2000085603 A JP2000085603 A JP 2000085603A JP 25696998 A JP25696998 A JP 25696998A JP 25696998 A JP25696998 A JP 25696998A JP 2000085603 A JP2000085603 A JP 2000085603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
turning
control
control amount
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25696998A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kawaguchi
裕 川口
Nobuyoshi Sugitani
伸芳 杉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP25696998A priority Critical patent/JP2000085603A/ja
Publication of JP2000085603A publication Critical patent/JP2000085603A/ja
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪の転舵角をアクチュエータで制御する場
合、その制御量は目標転舵角との偏差に応じて決定して
いるため、転舵負荷状態が変化した場合には制御性が低
下する場合がった。 【解決手段】 下記の演算式をもとに転舵モータ22の
制御量Twを設定する。転舵負荷に相当する制御量は、
ラック軸23の軸力Fに関した右辺第4項で規定される
ため、転舵負荷が増加した場合にも、定常偏差が増加す
る事態を回避でき、また、制御ゲインを増加させるなど
の処理が不要となり、好適な転舵制御を実施できる。 Tw=Kp・(Xt−Xr)+Kd・d(Xt−Xr)
/dt+Ki・∫(Xt−Xr)dt+Kf・F

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転舵輪を転舵駆動
するアクチュエータの駆動制御を行うことで、操舵ハン
ドルの操作に応じて転舵輪を転舵させる操舵制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】操舵ハンドルに連結された操舵軸と、転
舵輪を転舵させる転舵機構とを機械的に分離し、これら
の連動制御を電気的に行う操舵制御装置が提案されてい
る。例えば、特開平2−85059号では、図7に示す
制御システムが開示されており、操舵ハンドル101は
操舵軸102を介して反力機構103に連結されてお
り、反力機構103におけるモータの駆動力により操舵
反力が与えられる。また、転舵モータ105の駆動力に
よりラック軸104を横方向に変位させ、車輪106を
転舵させる機構となっている。この際、転舵モータ10
5に与える制御電圧Vmは、下記の(A)式、(B)式
に基づいて決定している。なお、下記式中、ΘTは実転
舵角、ΘHは操舵角、αはステアリングギヤ比、A1,
A2,A3はゲイン係数を示す。
【0003】 Θ=ΘT−ΘH/α …(A) Vm=A1・Θ+A2・(dΘ/dt)+A3・∫Θdt …(B)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
転舵モータ105に与える制御電圧Vmは、(B)式の
ように、実転舵角ΘTと操舵角ΘHから得られる舵角偏差
Θに基づいて設定している。
【0005】一方、車輪106を転舵させるには、車輪
106に作用するセルフアライニングトルクに基づき操
舵系に加わる復元モーメントと、路面−車輪間の摩擦を
含む転舵機構の摩擦力とが転舵負荷として作用し、この
転舵負荷に抗してラック軸104を変位させることが必
要となる。このような転舵負荷は、車両の走行状態に応
じて変化するが、例えば転舵負荷が増加した場合、
(B)式では舵角偏差Θが増加する傾向となり、この状
況下で操舵ハンドル101の切り返し操作を行った場合
には、転舵の応答遅れが顕著となり、運転者に操舵違和
感を与えてしまう。また、(B)式における各項のゲイ
ン係数A1,A2,A3を増加させることで制御電圧V
mを増加させ、舵角偏差Θを減少させることも可能では
あるが、このようにゲイン係数A1,A2,A3を増加
させると、制御システムに振動が発生し易くなり、制御
性が低下するおそれがある。
【0006】本発明はこのような課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、転舵の負荷状態が変化し
た場合にも、好適に転舵制御を行い得る操舵制御装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1にかかる
操舵制御装置は、操舵ハンドルの操作に応じて、転舵軸
を駆動するアクチュエータの駆動制御を行うことで、転
舵軸に連結された転舵輪の転舵制御を行う操舵制御装置
であって、転舵輪の実転舵角を検知する転舵角検知手段
と、転舵の負荷状態を検知する転舵負荷状態検知手段
と、操舵ハンドルの操作に応じ、制御目標となる転舵輪
の目標転舵角を設定する目標転舵角設定手段と、目標転
舵角と実転舵角との偏差に基づく制御量と、転舵の負荷
状態に基づく制御量とにより、アクチュエータに対する
制御量を設定する制御量設定手段とを備えて構成する。
【0008】転舵の負荷状態がどのように変化した場合
にも、転舵の負荷状態に相当する制御量は、転舵の負荷
状態に基づく制御量として個別に設定され、目標転舵角
と実転舵角との偏差に基づく制御量に影響を及ぼすこと
はない。従って、転舵の負荷状態が変化した場合にも、
応答性の低下や制御システムの振動を抑え、好適な転舵
制御を実施できる。
【0009】請求項2にかかる操舵制御装置は、請求項
1における操舵制御装置において、転舵負荷状態検知手
段は、転舵軸に作用する軸力を検知する手段であること
を特徴とする。
【0010】転舵軸に作用する軸力の大きさが、転舵の
負荷状態を直接的に示す情報となるため、転舵軸に作用
する軸力を検知することで、転舵の負荷状態を検知でき
る。従って、制御量設定手段では、目標転舵角と実転舵
角との偏差に基づく制御量と、転舵軸に作用する軸力の
大きさに基づく制御量により、アクチュエータに対する
制御量を設定することになる。
【0011】請求項3にかかる操舵制御装置は、請求項
1における操舵制御装置において、転舵負荷状態検知手
段は、車両の挙動状態を検知する手段であることを特徴
とする。
【0012】車両に作用する横加速度やヨーレートなど
は、転舵の負荷状態を間接的に示す情報となるため、こ
のような車両の挙動状態を検知することで、転舵の負荷
状態を把握することができる。従って、制御量設定手段
では、目標転舵角と実転舵角との偏差に基づく制御量
と、車両の挙動状態に基づく制御量とにより、アクチュ
エータに対する制御量を設定する。
【0013】請求項4にかかる操舵制御装置は、請求項
1又は3における操舵制御装置において、制御量設定手
段は、転舵の負荷状態に基づく制御量を、車速に応じて
変化させることを特徴とする。
【0014】車両の挙動状態としての横加速度は、(車
速)2/回転半径として表されるディメンジョンを持
ち、車速の2乗に比例して増加するため、高車速域では
特に車速変化に対する影響が強い。このため、低車速で
は、転舵の負荷状態に基づく制御量をより大きな値に設
定し、高車速ではより小さな値に設定することで、車速
による影響を抑制し、実際に作用する転舵負荷の大きさ
に対応させる。また、車両の挙動状態としてのヨーレー
トは、車速/回転半径として表されるディメンジョンを
持ち、高車速ほど、転舵の負荷状態に基づく制御量をよ
り大きな値に設定することで、実際に作用する転舵負荷
の大きさに対応させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
添付図面を参照して説明する。
【0016】図1に第1の実施形態にかかる操舵制御装
置の構成を示す。この操舵制御装置は、運転者が操作す
る操舵機構10、車輪21を転舵させる転舵機構20、
これら操舵機構10と転舵機構20との連動制御を電気
的に行う制御装置30を備えて構成する。
【0017】操舵機構10は、操舵反力を発生する反力
モータ11を備えており、この反力モータ11の出力軸
に操舵軸12を連結し、操舵軸12に対して操舵ハンド
ル13を連結している。また、操舵軸12には、操舵ハ
ンドル13の操舵角を検出する操舵角センサ14を設け
ている。さらに、後述する制御装置30から出力された
制御量Thが与えられる駆動回路15を備えており、駆
動回路15は与えられた制御量Thに応じて反力モータ
11を駆動させる。
【0018】転舵機構20は、車輪21を転舵させる駆
動源となる転舵モータ22を備えており、転舵モータ2
2によって、ラックハウジング23h内のラック軸23
をその軸線方向に沿って変位駆動させる。また、ラック
軸23の両側には、それぞれタイロッド24、ナックル
アーム25を介して車輪21が連結されており、ラック
軸23の変位量及び変位方向に応じて車輪21の転舵が
なされる機構となっている。また、ラックハウジング2
3hに対して、ラック軸23のストローク位置を検出す
る位置センサ26の本体を固定し、その検出ロッドをラ
ック軸23に接続しており、ラックハウジング23hに
対するラック軸23の変位量からラック軸23のストロ
ーク位置を検出する。そして、ラック軸23のストロー
ク位置が車輪21の転舵角に対応するため、位置センサ
26によってラック軸26のストローク位置を検出する
ことで、車輪21の転舵角を検知している。また、ラッ
ク軸23には軸力センサ29を設けており、ラック軸2
3に加わる軸力を検出している。さらに、後述する制御
装置30から出力された制御量Twが与えられる駆動回
路27を備えており、駆動回路27は与えられた制御量
Twに応じて転舵モータ22を駆動させる。そして、駆
動回路27から転舵モータ22に供給される、転舵モー
タ22の負荷電流を電流センサ28によって検出してい
る。
【0019】制御装置30には、操舵角センサ14、位
置センサ26、電流センサ28、軸力センサ29の検出
結果の他、車速を検出する車速センサ41、車両の横方
向の運動状態としてのヨーレートを検出するヨーレート
センサ42、車両に作用する横方向の加速度を検出する
横加速度センサ43の検出結果が与えられ、これらの検
出結果をもとに、反力モータ11及び転舵モータ22の
駆動制御を実施している。
【0020】ここで制御装置30で実施する反力モータ
11の制御処理について、図2のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0021】このフローチャートは、イグニションスイ
ッチのオン操作によって起動する。まず、ステップ(以
下、ステップを「S」と記す)102に進んで、操舵角
センサ14で検出された操舵角θを読み込む。
【0022】続くS104では、S102で読み込まれ
た操舵角θをもとに、反力モータ11に対する制御量T
hを設定する。この際、下記(1)式に示す演算処理を
行うことで、操舵角θに応じた制御量Thを設定する。
なお、(1)式中、Cp、Cd、Cddは、該当する演
算項のゲインを示すゲイン係数である。
【0023】 Th=Cp・θ+Cd・dθ/dt+Cdd・d2θ/dt2 …(1) 続くS106では、S104における演算結果となる制
御量Thを、反力モータ11の駆動回路15に対して出
力し、駆動回路15は制御量Thに応じて反力モータ1
1を駆動する。
【0024】このような処理を繰り返すことで、操舵ハ
ンドル13の操舵角θに応じた操舵反力を反力モータ1
1で発生させる。
【0025】次に、制御装置30で実施する転舵モータ
22の制御処理について、図3のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0026】このフローチャートは、イグニションスイ
ッチのオン操作によって起動する。まず、S202に進
んで、操舵角センサ14で検出された操舵角θ、車速セ
ンサ41で検出された車速V、軸力センサ29で検出さ
れた軸力F及び位置センサ26で検出されたラック軸2
3の実ストローク位置Xrをそれぞれ読み込む。
【0027】続くS204では、S202で読み込んだ
操舵角θと車速Vをもとに、車輪21の転舵制御の目標
となる、ラック軸23の目標ストローク位置Xtを設定
する。この際、制御装置30には、図4に示すように、
操舵ハンドル13の操舵角θを車輪21の転舵角θwと
して伝達する伝達比G(G=操舵角θ/転舵角θw)の
値を、操舵角θと車速Vとに応じて規定した3次元マッ
プを備えており、S202で読み込まれた操舵角θと車
速Vから、図4のマップをもとに検索し、操舵角θ及び
車速Vに応じた伝達比Gを設定する。そして、設定され
た伝達比Gと操舵角θとをもとに、(1/G)*θを演
算し、その演算結果をラック軸23の目標ストローク位
置Xtとして設定する。
【0028】なお、前述したようにラック軸23のスト
ローク位置は車輪21の転舵角に対応するため、「目標
ストローク位置」は車輪21の「目標転舵角」と同義で
ある。
【0029】続くS206では、S202で読み込んだ
ラック軸23の実ストローク位置Xr及び軸力Fと、S
204で設定したラック軸23の目標ストローク位置X
tとをもとに、転舵モータ22に対する制御量Twを、
下記の(2)式に基づいて設定する。なお、(2)式
中、Kp、Kd、Ki、Kfは、該当する演算項のゲイ
ンを示すゲイン係数である。
【0030】 Tw=Kp・(Xt−Xr)+Kd・d(Xt−Xr)/dt +Ki・∫(Xt−Xr)dt+Kf・F …(2) 車両が旋回している状態では、車輪21に横力が作用
し、車両に横加速度が作用するが、この横加速度は、車
輪21に作用する復元モーメントと比例関係となる。一
方、車輪21を転舵させる際には、車輪21に作用する
復元モーメントと、路面−車輪間の摩擦を含む転舵機構
20の摩擦力とが転舵負荷として作用し、この転舵負荷
に抗してラック軸23を変位させることが必要となる。
この転舵負荷の大きさは、車両の走行状態によって変化
するが、ラック軸23に作用する軸力Fが転舵負荷に相
当し、この軸力Fを軸力センサ29で検知することで、
転舵負荷の大きさを検知できる。
【0031】(2)式の右辺は、第1項、第2項及び第
3項が、ラック軸23の目標ストローク位置Xtと実ス
トローク位置Xrとの偏差に基づく制御量(転舵角偏差
項)であり、第4項がラック軸23に作用する軸力Fに
基づく制御量(転舵負荷状態項)となっている。このよ
うに、転舵モータ22に対する制御量Twを設定する演
算式中に、転舵負荷の大きさに応じて変化する転舵負荷
状態項を含めておくことで、転舵負荷が変化した場合に
も、転舵負荷に相当する制御量は転舵負荷状態項で規定
され、転舵角偏差項に影響を及ぼすことはない。従っ
て、転舵負荷が増加した場合にも、転舵角偏差項に関す
る定常偏差が増大する現象を回避でき、このような状況
下で操舵ハンドル13の切り返し操作を行った場合に
も、転舵の応答遅れが増長されることはない。また、転
舵負荷が増加した場合に、転舵角偏差項に関するゲイン
を増加させるなどの処理を施す必要もないため、制御シ
ステムにおける振動の発生を抑え、好適な転舵制御を実
施できる。
【0032】S206において、転舵モータ22に対す
る制御量Twが設定された後、S208に進み、S20
6で設定された制御量Twを駆動回路27に対して出力
し、駆動回路27は制御量Twをもとに転舵モータ22
を駆動する。
【0033】このような処理を繰り返し実行すること
で、操舵ハンドル13の操舵角θ、車速V及び転舵の負
荷状態に応じた車輪21の転舵制御が継続して実行され
る。
【0034】以上説明した実施形態では、転舵の負荷状
態をラック軸23に作用する軸力として検知したが、ラ
ック軸23に作用する軸力は転舵モータ22の負荷とし
て作用するため、転舵モータ22にかかる負荷の大きさ
(発生トルク)をもとに転舵の負荷状態を検知すること
もできる。この場合、転舵モータ22を直流モータとす
ると、その負荷の大きさは転舵モータ22の負荷電流の
大きさに比例するので、電流センサ28で検出される負
荷電流Iをもとに転舵の負荷状態を検知することができ
る。
【0035】従って、負荷電流Iを用いると、前出の
(2)式における転舵負荷状態項は、下記の(3)式に
おける右辺第4項として表すことができる。なお、
(3)式中、Kiはゲインを示すゲイン係数である。
【0036】 Tw=Kp・(Xt−Xr)+Kd・d(Xt−Xr)/dt +Ki・∫(Xt−Xr)dt+Ki・I …(3) また、他の実施形態としては、車両に作用する横加速度
Gyが車輪21に作用する復元モーメントに比例するた
め、横加速度センサ43で検出された横加速度Gyの大
きさを、転舵の負荷状態を示す指標として採用すること
もできる。この場合、横加速度Gyを用いると、前出の
(2)式における転舵負荷状態項は、下記の(4)式に
おける右辺第4項として表すことができる。
【0037】 Tw=Kp・(Xt−Xr)+Kd・d(Xt−Xr)/dt +Ki・∫(Xt−Xr)dt+Kg(V)・Gy …(4) (4)式中、Kg(V)は横加速度Gyに関する項のゲ
インを示すゲイン係数であり、この場合、ゲイン係数K
g(V)は車速Vに応じて設定する。これは、横加速度
Gyが、(車速)2/回転半径として表されるディメン
ジョンを持ち、車速の2乗に比例して増加するので車速
変化に対する影響が強いためである。
【0038】そこで、例えば、図5に示すマップをもと
に、低車速ほどゲイン係数Kg(V)を大きな値に、高
車速ほどゲイン係数Kg(V)を小さな値になるよう
に、車速Vに応じてゲイン係数Kg(V)を設定する。
これにより、車速Vによる影響を抑制して、横加速度G
yの値を、実際に作用する転舵負荷の大きさに対応させ
ることができる。
【0039】さらに、他の実施形態としては、ヨーレー
トセンサ42で検出されたヨーレートγの大きさを、転
舵の負荷状態を示す指標として採用することもできる。
この場合、ヨーレートγを用いると、前出の(2)式に
おける転舵負荷状態項は、下記の(5)式における右辺
第4項として表すことができる。
【0040】 Tw=Kp・(Xt−Xr)+Kd・d(Xt−Xr)/dt +Ki・∫(Xt−Xr)dt+Ky(V)・γ …(5) (5)式中、Ky(V)は、ヨーレートγに関する項の
ゲインを示すゲイン係数であり、この場合も、ゲイン係
数Ky(V)は車速Vに応じて設定する。これは、ヨー
レートγが、車速/回転半径として表されるディメンジ
ョンを持つ関係で、横加速度Gyほど車速変化の影響が
強く反映されることはないが、高車速ほど、実際に作用
する転舵負荷の大きさとヨーレートγとの対応関係が崩
れるためである。また、車速Vの大きさに準じたゲイン
係数をヨーレートγに乗じることで、この項のディメン
ジョンが、実質的に(車速)2/回転半径となり、
(4)式の転舵負荷状態項と同じディメンジョンとなる
ことからも推察できる。
【0041】そこで、例えば、図6に示すマップをもと
に、車速Vに比例するようにゲイン係数Ky(V)を設
定することにより、検出されたヨーレートγの値を、実
際に作用する転舵負荷の大きさに対応させることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項にかかる
操舵制御装置によれば、制御量設定手段は、目標転舵角
と実転舵角との偏差に基づく制御量と、転舵の負荷状態
に基づく制御量とにより、アクチュエータに対する制御
量を設定するので、転舵の負荷状態に相当する制御量を
個別に設定するため、目標転舵角と実転舵角との偏差に
基づく制御量に影響を及ぼすことはない。従って、転舵
の負荷状態が変化した場合にも、応答性の低下や制御シ
ステムの振動を抑え、好適な転舵制御を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操舵制御装置の全体的な構成を示すブロック図
である。
【図2】反力モータの駆動制御を示すフローチャートで
ある。
【図3】転舵モータの駆動制御を示すフローチャートで
ある。
【図4】操舵角θ及び車速Vに応じた伝達比Gを設定す
るマップである。
【図5】車速Vとゲイン係数Kg(V)との関係を規定
したマップである。
【図6】車速Vとゲイン係数Ky(V)との関係を規定
したマップである。
【図7】従来の操舵制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10…操舵機構、11…反力モータ、14…操舵角セン
サ、20…転舵機構、21…車輪(転舵輪)、22…転
舵モータ、26…位置センサ、28…電流センサ、29
…軸力センサ、30…制御装置、41…車速センサ、4
2…ヨーレートセンサ、43…横加速度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC04 CC12 DA01 DA03 DA04 DA23 DA29 DA33 DA64 DB11 DC01 DD01 DD02 DE03 EA01 EA02 EB04 EC22 GG01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵ハンドルの操作に応じて、転舵軸を
    駆動するアクチュエータの駆動制御を行うことで、前記
    転舵軸に連結された転舵輪の転舵制御を行う操舵制御装
    置であって、 転舵輪の実転舵角を検知する転舵角検知手段と、 転舵の負荷状態を検知する転舵負荷状態検知手段と、 操舵ハンドルの操作に応じ、制御目標となる転舵輪の目
    標転舵角を設定する目標転舵角設定手段と、 前記目標転舵角と前記実転舵角との偏差に基づく制御量
    と、前記転舵の負荷状態に基づく制御量とにより、前記
    アクチュエータに対する制御量を設定する制御量設定手
    段とを備える操舵制御装置。
  2. 【請求項2】 前記転舵負荷状態検知手段は、前記転舵
    軸に作用する軸力を検知する手段である請求項1記載の
    操舵制御装置。
  3. 【請求項3】 前記転舵負荷状態検知手段は、車両の挙
    動状態を検知する手段である請求項1記載の操舵制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御量設定手段は、前記転舵の負荷
    状態に基づく制御量を、車速に応じて変化させる請求項
    1又は3記載の操舵制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189200A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Honda Motor Co Ltd 車両用操舵装置
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