JP2000085334A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- heat exchanger
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00664—Construction or arrangement of damper doors
- B60H1/00671—Damper doors moved by rotation; Grilles
- B60H1/00678—Damper doors moved by rotation; Grilles the axis of rotation being in the door plane, e.g. butterfly doors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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- B60H1/00664—Construction or arrangement of damper doors
- B60H2001/00721—Air deflecting or air directing means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フェイスモード時にエアミックスドア12が
最大冷房位置に操作されたときでも、ヒータコア9に熱
源となる温水が循環するものにおいて、最大冷房時にヒ
ータコア9後流側の温風通路14に溜まった高温空気が
冷風中に混入することを抑制して最大冷房能力の低下を
防止できるとともに、空調ユニットの体格の増大および
フェイスドア20の操作性の悪化を防止する。 【解決手段】 フェイス開口部17を開閉するフェイス
ドア20の本体部20aの先端側に補助ドア部20bを
設け、フェイスモードの位置にフェイスドア20を操作
したとき補助ドア部20bが温風通路14の一部を遮断
するように、補助ドア部20bを本体部20aの先端か
ら温風通路14に向かって屈折させた。
最大冷房位置に操作されたときでも、ヒータコア9に熱
源となる温水が循環するものにおいて、最大冷房時にヒ
ータコア9後流側の温風通路14に溜まった高温空気が
冷風中に混入することを抑制して最大冷房能力の低下を
防止できるとともに、空調ユニットの体格の増大および
フェイスドア20の操作性の悪化を防止する。 【解決手段】 フェイス開口部17を開閉するフェイス
ドア20の本体部20aの先端側に補助ドア部20bを
設け、フェイスモードの位置にフェイスドア20を操作
したとき補助ドア部20bが温風通路14の一部を遮断
するように、補助ドア部20bを本体部20aの先端か
ら温風通路14に向かって屈折させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷温風の風量割合
により吹出空気温度を調整する車両用空調装置におい
て、最大冷房能力を確保するための改良構造に関する。
により吹出空気温度を調整する車両用空調装置におい
て、最大冷房能力を確保するための改良構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平9−95122号公報、特
開平9−123748号公報等にて、車両用空調装置の
うち、車室内に設置される空調ユニット部分の小型化を
図るために、この空調ユニット内に冷却用熱交換器(冷
凍サイクルのエバポレータ)を略水平に配置し、この冷
却用熱交換器の上方側に加熱用熱交換器(ヒータコア)
を略水平に配置するとともに、空調ユニットの側方に送
風機を配置したものが提案されている。
開平9−123748号公報等にて、車両用空調装置の
うち、車室内に設置される空調ユニット部分の小型化を
図るために、この空調ユニット内に冷却用熱交換器(冷
凍サイクルのエバポレータ)を略水平に配置し、この冷
却用熱交換器の上方側に加熱用熱交換器(ヒータコア)
を略水平に配置するとともに、空調ユニットの側方に送
風機を配置したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、加
熱用熱交換器後流側の温風通路には開閉ドアが備えられ
ていないので、加熱用熱交換器への温水流れを断続する
温水弁を廃止して、最大冷房時にも加熱用熱交換器に温
水が常時流れるようにした場合には、最大冷房時に加熱
用熱交換器後流側の温風通路に溜まった高温空気がバイ
パス通路の冷風中に混入する。その結果、車室内への吹
出空気温度が上昇して、最大冷房能力が損なわれること
になる。
熱用熱交換器後流側の温風通路には開閉ドアが備えられ
ていないので、加熱用熱交換器への温水流れを断続する
温水弁を廃止して、最大冷房時にも加熱用熱交換器に温
水が常時流れるようにした場合には、最大冷房時に加熱
用熱交換器後流側の温風通路に溜まった高温空気がバイ
パス通路の冷風中に混入する。その結果、車室内への吹
出空気温度が上昇して、最大冷房能力が損なわれること
になる。
【0004】そこで、このような不具合を抑制するため
に、前者の特開平9−95122号公報では、フェイス
開口部を開閉する板状フェイスドアの先端部を上記温風
通路に突出するまで延長させ、このフェイスドアの延長
ガイド部により、フェイスモード時には加熱用熱交換器
後流側の温風通路を一部遮断するようにして、温風通路
に溜まった高温空気がバイパス通路の冷風中に混入する
ことを抑制するようにしている。
に、前者の特開平9−95122号公報では、フェイス
開口部を開閉する板状フェイスドアの先端部を上記温風
通路に突出するまで延長させ、このフェイスドアの延長
ガイド部により、フェイスモード時には加熱用熱交換器
後流側の温風通路を一部遮断するようにして、温風通路
に溜まった高温空気がバイパス通路の冷風中に混入する
ことを抑制するようにしている。
【0005】しかしながら、この従来技術では、フェイ
スドアから延長ガイド部を直線的に延ばしているので、
この延長ガイド部によるドア寸法の増加分だけフェイス
ドアの収容スペースが増加し、空調ユニットの体格を増
大させるという不具合がある。また、フェイスドアがそ
の延長ガイド部の先端まで直線的に延びているので、フ
ェイスドアの回動範囲(開度)を増加させる必要(後述
の図3参照)が生じる。その結果、ドア操作性の悪化
(ドア操作力の増加等)を招く。
スドアから延長ガイド部を直線的に延ばしているので、
この延長ガイド部によるドア寸法の増加分だけフェイス
ドアの収容スペースが増加し、空調ユニットの体格を増
大させるという不具合がある。また、フェイスドアがそ
の延長ガイド部の先端まで直線的に延びているので、フ
ェイスドアの回動範囲(開度)を増加させる必要(後述
の図3参照)が生じる。その結果、ドア操作性の悪化
(ドア操作力の増加等)を招く。
【0006】そこで、本発明は上記点に鑑み、最大冷房
時に、加熱用熱交換器後流側の温風通路に溜まった高温
空気が冷風中に混入することを抑制して、最大冷房能力
の低下を防止するとともに、空調ユニットの体格の増大
およびフェイスドア操作性の悪化を防止することを目的
とする。
時に、加熱用熱交換器後流側の温風通路に溜まった高温
空気が冷風中に混入することを抑制して、最大冷房能力
の低下を防止するとともに、空調ユニットの体格の増大
およびフェイスドア操作性の悪化を防止することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし3記載の発明では、空気を車室内の
乗員頭部側へ吹き出すフェイスモード時に、エアミック
スドア(12)が加熱用熱交換器(9)への空気流入を
遮断する最大冷房位置に操作されたときにも、加熱用熱
交換器(9)に熱源となる温水が循環する車両用空調装
置において、フェイス開口部(17)を開閉するフェイ
スドア(20)に、フェイス開口部(17)を全閉する
大きさを持った本体部(20a)を設けるとともに、こ
の本体部(20a)の先端側に補助ドア部(20b)を
設け、フェイスモードの位置にフェイスドア(20)を
操作したとき、補助ドア部(20b)が加熱用熱交換器
(9)後流の温風通路(14)の一部を遮断するよう
に、補助ドア部(20b)を本体部(20a)の先端か
ら温風通路(14)に向かって屈折させたことを特徴と
している。
め、請求項1ないし3記載の発明では、空気を車室内の
乗員頭部側へ吹き出すフェイスモード時に、エアミック
スドア(12)が加熱用熱交換器(9)への空気流入を
遮断する最大冷房位置に操作されたときにも、加熱用熱
交換器(9)に熱源となる温水が循環する車両用空調装
置において、フェイス開口部(17)を開閉するフェイ
スドア(20)に、フェイス開口部(17)を全閉する
大きさを持った本体部(20a)を設けるとともに、こ
の本体部(20a)の先端側に補助ドア部(20b)を
設け、フェイスモードの位置にフェイスドア(20)を
操作したとき、補助ドア部(20b)が加熱用熱交換器
(9)後流の温風通路(14)の一部を遮断するよう
に、補助ドア部(20b)を本体部(20a)の先端か
ら温風通路(14)に向かって屈折させたことを特徴と
している。
【0008】これによると、最大冷房時に、温風通路
(14)に溜まった高温空気がバイパス通路(11)側
へ混入するのを補助ドア部(20b)により防止できる
ので、加熱用熱交換器(9)に温水が常時循環するもの
においても、冷風中への高温空気混入による最大冷房能
力の低下を防止でき、最大冷房能力を良好に発揮でき
る。
(14)に溜まった高温空気がバイパス通路(11)側
へ混入するのを補助ドア部(20b)により防止できる
ので、加熱用熱交換器(9)に温水が常時循環するもの
においても、冷風中への高温空気混入による最大冷房能
力の低下を防止でき、最大冷房能力を良好に発揮でき
る。
【0009】しかも、高温空気の混入防止のための補助
ドア部(20b)をフェイスドア(20)の本体部(2
0a)の先端から温風通路(14)に向かって屈折させ
た形状にしているから、補助ドア部(20b)を本体部
(20a)の先端から空調ユニット内側へ向かう形状と
することができる。そのため、フェイスドアから延長ガ
イド部を直線的に延ばしている従来技術に比して、空調
ユニットの体格の増大を良好に抑制できる。
ドア部(20b)をフェイスドア(20)の本体部(2
0a)の先端から温風通路(14)に向かって屈折させ
た形状にしているから、補助ドア部(20b)を本体部
(20a)の先端から空調ユニット内側へ向かう形状と
することができる。そのため、フェイスドアから延長ガ
イド部を直線的に延ばしている従来技術に比して、空調
ユニットの体格の増大を良好に抑制できる。
【0010】さらに、補助ドア部(20b)を本体部
(20a)の先端から温風通路(14)に向かって屈折
させることにより、フェイスドア(20)の開度を上記
従来技術に比して小さくしても、補助ドア部(20b)
により温風通路(14)の一部を遮断することができ
る。このフェイスドア(20)の開度減少よりドア操作
力を低減することができ、フェイスドアの操作性を向上
できる。
(20a)の先端から温風通路(14)に向かって屈折
させることにより、フェイスドア(20)の開度を上記
従来技術に比して小さくしても、補助ドア部(20b)
により温風通路(14)の一部を遮断することができ
る。このフェイスドア(20)の開度減少よりドア操作
力を低減することができ、フェイスドアの操作性を向上
できる。
【0011】また、請求項2記載の発明では、冷却用熱
交換器(8)を略水平に配置し、加熱用熱交換器(9)
はこの冷却用熱交換器(8)の上方において、略水平に
配置し、温風通路(14)は加熱用熱交換器(9)の上
方側に形成し、さらに、フェイス開口部(17)を温風
通路(14)より上方側に配置し、フェイスモード時に
フェイスドア(20)をフェイス開口部(17)の周縁
部位から下方へ垂下する状態に操作し、フェイスモード
時に補助ドア部(20b)が温風通路(14)の出口部
の上側部分を遮断し、補助ドア部(20b)の先端の下
側に、温風通路(14)の出口部の下側部分をバイパス
通路(11)側に連通させる開口部(26)を形成して
いる。
交換器(8)を略水平に配置し、加熱用熱交換器(9)
はこの冷却用熱交換器(8)の上方において、略水平に
配置し、温風通路(14)は加熱用熱交換器(9)の上
方側に形成し、さらに、フェイス開口部(17)を温風
通路(14)より上方側に配置し、フェイスモード時に
フェイスドア(20)をフェイス開口部(17)の周縁
部位から下方へ垂下する状態に操作し、フェイスモード
時に補助ドア部(20b)が温風通路(14)の出口部
の上側部分を遮断し、補助ドア部(20b)の先端の下
側に、温風通路(14)の出口部の下側部分をバイパス
通路(11)側に連通させる開口部(26)を形成して
いる。
【0012】このように、熱交換器(8、9)を略水平
に配置するレイアウトにおいて、本発明は好適に実施で
きる。また、請求項3記載の発明では、フェイスドア
(20)の本体部(20a)と補助ドア部(20b)を
樹脂により「くの字状」の屈折形状に一体成形してい
る。これによれば、本体部(20a)と補助ドア部(2
0b)の屈折形状を樹脂成形により簡単に得ることがで
きる。
に配置するレイアウトにおいて、本発明は好適に実施で
きる。また、請求項3記載の発明では、フェイスドア
(20)の本体部(20a)と補助ドア部(20b)を
樹脂により「くの字状」の屈折形状に一体成形してい
る。これによれば、本体部(20a)と補助ドア部(2
0b)の屈折形状を樹脂成形により簡単に得ることがで
きる。
【0013】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は、本発明を適用する車両用空
調装置の全体構造の概要を示すものであり、空調装置
は、大別して、送風機ユニット1と、空調ユニット2と
に分けられ、車室内の計器盤周辺に搭載される。そし
て、例えば、右ハンドル車の場合、空調ユニット2を車
両幅方向の略中央部位に配置して、送風機ユニット1は
車両の左側(左ハンドル車では右側)に位置する助手席
側にオフセットするように搭載される。従って、本例の
空調装置は空調ユニット2のみを車両幅方向の略中央部
位に配置したセミセンター置きレイアウトになってい
る。
について説明する。図1は、本発明を適用する車両用空
調装置の全体構造の概要を示すものであり、空調装置
は、大別して、送風機ユニット1と、空調ユニット2と
に分けられ、車室内の計器盤周辺に搭載される。そし
て、例えば、右ハンドル車の場合、空調ユニット2を車
両幅方向の略中央部位に配置して、送風機ユニット1は
車両の左側(左ハンドル車では右側)に位置する助手席
側にオフセットするように搭載される。従って、本例の
空調装置は空調ユニット2のみを車両幅方向の略中央部
位に配置したセミセンター置きレイアウトになってい
る。
【0015】送風機ユニット1は、内外気切替箱3およ
び送風機4を備えている。内外気切替箱3は送風機4の
上方に配置され、内気導入口3aと外気導入口3bとか
ら車室内空気(内気)と車室外空気(外気)を切り替え
導入する。内外気切替箱3の内部には、これら両導入口
3a、3bを開閉する内外気切替ドア(図示せず)が備
えられている。
び送風機4を備えている。内外気切替箱3は送風機4の
上方に配置され、内気導入口3aと外気導入口3bとか
ら車室内空気(内気)と車室外空気(外気)を切り替え
導入する。内外気切替箱3の内部には、これら両導入口
3a、3bを開閉する内外気切替ドア(図示せず)が備
えられている。
【0016】送風機4は内外気切替箱3の下方に配置さ
れており、内外気切替箱3内に導入された空気を送風す
る遠心式ファン4aを有している。この遠心式ファン4
aは、駆動用モータ4bにより回転駆動されるものであ
って、樹脂成形されたスクロール状のファンケーシング
4c内に収容されている。ファンケーシング4cの出口
部には中間ダクト5の一端が接続され、この中間ダクト
5の他端は空調ユニット2の空気入口部6に接続されて
いる。この空気入口部6は、空調ユニット2の樹脂製の
空調ケース7の下端部において、空調ケース7の車両幅
方向の左側の側面部に開口している。
れており、内外気切替箱3内に導入された空気を送風す
る遠心式ファン4aを有している。この遠心式ファン4
aは、駆動用モータ4bにより回転駆動されるものであ
って、樹脂成形されたスクロール状のファンケーシング
4c内に収容されている。ファンケーシング4cの出口
部には中間ダクト5の一端が接続され、この中間ダクト
5の他端は空調ユニット2の空気入口部6に接続されて
いる。この空気入口部6は、空調ユニット2の樹脂製の
空調ケース7の下端部において、空調ケース7の車両幅
方向の左側の側面部に開口している。
【0017】空調ユニット2は図2に示すように樹脂製
の空調ケース7内に冷凍サイクルのエバポレータ(冷却
用熱交換器)8およびヒータコア(加熱用熱交換器)9
を略水平方向に配置する水平置きユニットを構成してい
る。エバポレータ8の下方部には、遠心式ファン4aの
作動によって送風空気が中間ダクト5および空気入口部
6を経て流入する空気通路10が形成されている。
の空調ケース7内に冷凍サイクルのエバポレータ(冷却
用熱交換器)8およびヒータコア(加熱用熱交換器)9
を略水平方向に配置する水平置きユニットを構成してい
る。エバポレータ8の下方部には、遠心式ファン4aの
作動によって送風空気が中間ダクト5および空気入口部
6を経て流入する空気通路10が形成されている。
【0018】上記エバポレータ8は全体として薄型矩形
状に形成されているもので、冷媒通路を構成する偏平状
のチューブと、このチューブ相互の間に接合されたコル
ゲートフィン(図示せず)からなる熱交換用コア部(図
示せず)を有している。そして、エバポレータ8下方の
空気通路10に矢印A方向に流入した送風空気は、熱交
換用コア部のチューブとコルゲートフィンとの間隙部を
下方から上方へと流れ、冷媒がこの送風空気から蒸発潜
熱を吸熱して蒸発することにより、送風空気が冷却され
る。
状に形成されているもので、冷媒通路を構成する偏平状
のチューブと、このチューブ相互の間に接合されたコル
ゲートフィン(図示せず)からなる熱交換用コア部(図
示せず)を有している。そして、エバポレータ8下方の
空気通路10に矢印A方向に流入した送風空気は、熱交
換用コア部のチューブとコルゲートフィンとの間隙部を
下方から上方へと流れ、冷媒がこの送風空気から蒸発潜
熱を吸熱して蒸発することにより、送風空気が冷却され
る。
【0019】ヒータコア(加熱用熱交換器)9も全体と
して薄型矩形状に形成されているものであって、車両エ
ンジンからの温水(冷却水)を熱源として空気を加熱す
る。そのため、ヒータコア9は周知のごとく温水が流通
する多数の偏平状のチューブと、この多数のチューブ相
互の間に接合されたコルゲートフィンからなる熱交換用
コア部(図示せず)を有している。
して薄型矩形状に形成されているものであって、車両エ
ンジンからの温水(冷却水)を熱源として空気を加熱す
る。そのため、ヒータコア9は周知のごとく温水が流通
する多数の偏平状のチューブと、この多数のチューブ相
互の間に接合されたコルゲートフィンからなる熱交換用
コア部(図示せず)を有している。
【0020】ヒータコア9への温水流れを断続する温水
弁を廃止して、ヒータコア9を車両エンジンの温水回路
に直接接続しているので、車両エンジンの運転時には車
両エンジンの温水ポンプの作動により常に温水がヒータ
コア9に循環するようになっている。このヒータコア9
は、エバポレータ8の上方において略水平に配置され、
エバポレータ8からの送風空気を加熱して、上方へ導出
するようになっている。ここで、ヒータコア9は空調ケ
ース7内で、車両前方側に位置しており、そして、ヒー
タコア9の側方(車両後方側)にはヒータコア9をバイ
パスして空気を流すバイパス通路11が形成されてい
る。
弁を廃止して、ヒータコア9を車両エンジンの温水回路
に直接接続しているので、車両エンジンの運転時には車
両エンジンの温水ポンプの作動により常に温水がヒータ
コア9に循環するようになっている。このヒータコア9
は、エバポレータ8の上方において略水平に配置され、
エバポレータ8からの送風空気を加熱して、上方へ導出
するようになっている。ここで、ヒータコア9は空調ケ
ース7内で、車両前方側に位置しており、そして、ヒー
タコア9の側方(車両後方側)にはヒータコア9をバイ
パスして空気を流すバイパス通路11が形成されてい
る。
【0021】エバポレータ8とヒータコア9との間で車
両後方側の部位に、板状のエアミックスドア12が配置
されている。このエアミックスドア12は回転軸13に
連結され、この回転軸13を中心として回動可能になっ
ており、ヒータコア9を通過する空気(温風)とバイパ
ス通路11を通過する空気(冷風)との風量割合を調整
して、車室内への吹出空気温度を調整する。
両後方側の部位に、板状のエアミックスドア12が配置
されている。このエアミックスドア12は回転軸13に
連結され、この回転軸13を中心として回動可能になっ
ており、ヒータコア9を通過する空気(温風)とバイパ
ス通路11を通過する空気(冷風)との風量割合を調整
して、車室内への吹出空気温度を調整する。
【0022】ヒータコア9の上方部には、ヒータコア9
通過後の温風aが流れる温風通路14が空調ケース7の
壁部15により構成され、この温風通路14からの温風
aとバイパス通路11からの冷風bが空気混合室16で
混合して、所定温度の空気となる。空調ケース7の上面
部で車両後方側の部位には、車室内の乗員頭部に向けて
空気を吹出すためのフェイス開口部17が開口してい
る。また、空調ケース7の上面部で車両前方側の部位に
は、フロントガラス内面に向けて空気を吹出すためのデ
フロスタ開口部18が開口している。また、ヒータコア
9後流の温風通路14より上方の位置で、空調ケース7
の左右の側面には、車室内の乗員足元に向けて空気を吹
出すためのフット開口部19が開口している。
通過後の温風aが流れる温風通路14が空調ケース7の
壁部15により構成され、この温風通路14からの温風
aとバイパス通路11からの冷風bが空気混合室16で
混合して、所定温度の空気となる。空調ケース7の上面
部で車両後方側の部位には、車室内の乗員頭部に向けて
空気を吹出すためのフェイス開口部17が開口してい
る。また、空調ケース7の上面部で車両前方側の部位に
は、フロントガラス内面に向けて空気を吹出すためのデ
フロスタ開口部18が開口している。また、ヒータコア
9後流の温風通路14より上方の位置で、空調ケース7
の左右の側面には、車室内の乗員足元に向けて空気を吹
出すためのフット開口部19が開口している。
【0023】これらの開口部17〜19を開閉するため
に、2つの吹出モード切替ドア20、21が回動可能に
配置され、一方の吹出モード切替ドア20はフェイス開
口部17と連通路22を切替開閉するフェイスドアであ
る。他方の吹出モード切替ドア21はこの連通路22と
デフロスタ開口部18との間、およびこの連通路22と
フット開口部19との間を切替開閉するフットデフロス
タ切替ドアである。この両ドア20、21は板状のもの
で、それぞれ回転軸23、24に連結され、回転軸2
3、24を中心として回動可能になっている。
に、2つの吹出モード切替ドア20、21が回動可能に
配置され、一方の吹出モード切替ドア20はフェイス開
口部17と連通路22を切替開閉するフェイスドアであ
る。他方の吹出モード切替ドア21はこの連通路22と
デフロスタ開口部18との間、およびこの連通路22と
フット開口部19との間を切替開閉するフットデフロス
タ切替ドアである。この両ドア20、21は板状のもの
で、それぞれ回転軸23、24に連結され、回転軸2
3、24を中心として回動可能になっている。
【0024】本発明は特に、上記フェイスドア20の形
態に特徴を有するものであって、上記したフェイス開口
部17と連通路22を切替開閉する大きさを持ったドア
本体部20aの先端側に補助ドア部20bを「くの字形
状」に屈折して配置している。ここで、ドア本体部20
aと補助ドア部20bと回転軸23は適宜の樹脂にて一
体成形することができる。
態に特徴を有するものであって、上記したフェイス開口
部17と連通路22を切替開閉する大きさを持ったドア
本体部20aの先端側に補助ドア部20bを「くの字形
状」に屈折して配置している。ここで、ドア本体部20
aと補助ドア部20bと回転軸23は適宜の樹脂にて一
体成形することができる。
【0025】ドア本体部20aの表裏両面にはウレタン
フォームのような多孔質発泡材からなるシール材20c
が固着されており、このシール材20cによりフェイス
開口部17周縁のドア当たり面および連通路22の入口
部周縁のドア当たり面とのシール性を確保する。これに
対して、補助ドア部20bは通路の全閉作用を果たす機
能を持たないため、シール材20cを固着してない。
フォームのような多孔質発泡材からなるシール材20c
が固着されており、このシール材20cによりフェイス
開口部17周縁のドア当たり面および連通路22の入口
部周縁のドア当たり面とのシール性を確保する。これに
対して、補助ドア部20bは通路の全閉作用を果たす機
能を持たないため、シール材20cを固着してない。
【0026】図2において、フェイスドア20の実線位
置は、フェイス開口部17を全開して連通路22を全閉
するフェイスモード時の操作位置を示しており、このフ
ェイスモード時の操作位置において、補助ドア部20b
が温風通路14の出口部の一部(上側)を遮断し、温風
通路14の出口部の下側は開口するようにしている。す
なわち、フェイスドア20の本体部20aから補助ドア
部20bが温風通路14側へ屈折するようにフェイスド
ア20を「くの字形状」に形成して、フェイスモード時
には補助ドア部20bによって温風通路14の出口部の
上側部分を遮断し、補助ドア部20bの先端の下側は遮
断せず、小開度の開口部26を形成し、この開口部26
により温風通路14の出口部の下側部分をバイパス通路
11側に連通させる。
置は、フェイス開口部17を全開して連通路22を全閉
するフェイスモード時の操作位置を示しており、このフ
ェイスモード時の操作位置において、補助ドア部20b
が温風通路14の出口部の一部(上側)を遮断し、温風
通路14の出口部の下側は開口するようにしている。す
なわち、フェイスドア20の本体部20aから補助ドア
部20bが温風通路14側へ屈折するようにフェイスド
ア20を「くの字形状」に形成して、フェイスモード時
には補助ドア部20bによって温風通路14の出口部の
上側部分を遮断し、補助ドア部20bの先端の下側は遮
断せず、小開度の開口部26を形成し、この開口部26
により温風通路14の出口部の下側部分をバイパス通路
11側に連通させる。
【0027】なお、フェイスドア20の回転軸23は空
調ケース7の上面部で、フェイス開口部17とデフロス
タ開口部18との中間部位に配置されているので、フェ
イスモード時には回転軸23からフェイスドア20が下
方へ垂下した状態に操作される。また、デフロスタモー
ド、フットモード等の吹出モードでは、フェイスドア2
0がフェイス開口部17を全閉する2点鎖線位置に操作
されるが、その際に、補助ドア部20bは空調ケース7
の傾斜凹部25内に収容される。この傾斜凹部25は、
空調ケース7のうち、フェイス開口部17より車両後方
側の部位から斜め下方に向かって形成してある。
調ケース7の上面部で、フェイス開口部17とデフロス
タ開口部18との中間部位に配置されているので、フェ
イスモード時には回転軸23からフェイスドア20が下
方へ垂下した状態に操作される。また、デフロスタモー
ド、フットモード等の吹出モードでは、フェイスドア2
0がフェイス開口部17を全閉する2点鎖線位置に操作
されるが、その際に、補助ドア部20bは空調ケース7
の傾斜凹部25内に収容される。この傾斜凹部25は、
空調ケース7のうち、フェイス開口部17より車両後方
側の部位から斜め下方に向かって形成してある。
【0028】次に、上記構成に基いて本実施形態の作動
を説明する。空調装置の作動スイッチ(図示せず)が投
入されて、送風機4の送風ファン4aが回転すると、図
1において、内外気切替箱3から吸入された空気は、フ
ァンケーシング4c内を略水平方向に流れ、矢印Aのよ
うに中間ダクト5を通過して、空調ユニット2の空気入
口部6からエバポレータ8下方の空気通路10に流入す
る。
を説明する。空調装置の作動スイッチ(図示せず)が投
入されて、送風機4の送風ファン4aが回転すると、図
1において、内外気切替箱3から吸入された空気は、フ
ァンケーシング4c内を略水平方向に流れ、矢印Aのよ
うに中間ダクト5を通過して、空調ユニット2の空気入
口部6からエバポレータ8下方の空気通路10に流入す
る。
【0029】そして、エバポレータ8の下面へ流れた送
風空気はエバポレータ8を下方から上方へと通過し、こ
の間にエバポレータ8の熱交換用コア部のチューブ内を
流れる冷媒の蒸発潜熱で空気は除湿、冷却される。そし
て、この冷却空気は、さらに上方へ流れ、エアミックス
ドア12の回動位置に従って、ヒータコア9へ導入され
る空気とバイパス通路11を通過する空気とに振り分け
られる。
風空気はエバポレータ8を下方から上方へと通過し、こ
の間にエバポレータ8の熱交換用コア部のチューブ内を
流れる冷媒の蒸発潜熱で空気は除湿、冷却される。そし
て、この冷却空気は、さらに上方へ流れ、エアミックス
ドア12の回動位置に従って、ヒータコア9へ導入され
る空気とバイパス通路11を通過する空気とに振り分け
られる。
【0030】ヒータコア9へ導入された空気は加熱され
て温風となり、温風通路14を通過した後に、空気混合
室16にて温風通路14からの温風とバイパス通路11
からの冷風とが混合して所定温度の空気となる。この所
定温度の空気は、次に、2つの吹出モード切替ドア2
0、21により選択された開口部、すなわち、フェイス
開口部17、デフロスタ開口部18およびフット開口部
19のいずれか1つまたは複数を通過して、車室内へ吹
出し車室内を空調する。具体的には、吹出モードとし
て、フェイス開口部17のみを開口するフェイスモー
ド、フェイス開口部17とフット開口部19の両方を開
口するバイレベルモード、デフロスタ開口部18および
フット開口部19の両方を開口するフットモード、デフ
ロスタ開口部18のみを開口するデフロスタモード等を
選択できる。
て温風となり、温風通路14を通過した後に、空気混合
室16にて温風通路14からの温風とバイパス通路11
からの冷風とが混合して所定温度の空気となる。この所
定温度の空気は、次に、2つの吹出モード切替ドア2
0、21により選択された開口部、すなわち、フェイス
開口部17、デフロスタ開口部18およびフット開口部
19のいずれか1つまたは複数を通過して、車室内へ吹
出し車室内を空調する。具体的には、吹出モードとし
て、フェイス開口部17のみを開口するフェイスモー
ド、フェイス開口部17とフット開口部19の両方を開
口するバイレベルモード、デフロスタ開口部18および
フット開口部19の両方を開口するフットモード、デフ
ロスタ開口部18のみを開口するデフロスタモード等を
選択できる。
【0031】ところで、フェイスドア20を2点鎖線位
置に操作してフェイスドア20の本体部20aによりフ
ェイス開口部17を全閉する吹出モード(フットモー
ド、デフロスタモード等)では、フェイスドア20の補
助ドア部20bが傾斜凹部25が空調ケース7の傾斜凹
部25内に収容されているので、空気混合室16からデ
フロスタ開口部18およびフット開口部19に向かう空
気流れに補助ドア部20bが影響を与えることはない。
置に操作してフェイスドア20の本体部20aによりフ
ェイス開口部17を全閉する吹出モード(フットモー
ド、デフロスタモード等)では、フェイスドア20の補
助ドア部20bが傾斜凹部25が空調ケース7の傾斜凹
部25内に収容されているので、空気混合室16からデ
フロスタ開口部18およびフット開口部19に向かう空
気流れに補助ドア部20bが影響を与えることはない。
【0032】一方、フェイスモードにおいては、フェイ
スドア20が実線位置に操作されて、フェイス開口部1
7を全開し、本体部20aにより連通路22を全閉す
る。このとき、フェイスドア20の本体部20aの先端
から温風通路14側へ向かって「くの字状」に屈折した
補助ドア部20bが形成してあるので、この補助ドア部
20bによって温風通路14の出口部の上側部分を遮断
し、温風通路14の出口部の下側は開口部26を通して
バイパス通路11側へ開口する。
スドア20が実線位置に操作されて、フェイス開口部1
7を全開し、本体部20aにより連通路22を全閉す
る。このとき、フェイスドア20の本体部20aの先端
から温風通路14側へ向かって「くの字状」に屈折した
補助ドア部20bが形成してあるので、この補助ドア部
20bによって温風通路14の出口部の上側部分を遮断
し、温風通路14の出口部の下側は開口部26を通して
バイパス通路11側へ開口する。
【0033】従って、フェイスモードにおける温度制御
域において、エアミックスドア12が図2の実線位置よ
り所定量ヒータコア9への入口通路を開放すると、エア
ミックスドア12の開度に応じた風量の空気がヒータコ
ア9に流入して加熱され、その温風は温風通路14を通
過し、さらに補助ドア部20bの先端の下側に形成され
る小開度の開口部26を経由して空気混合室16に至
り、ここで温風が冷風と混合して冷風温度を所定温度に
調整できる。従って、フェイスモードにおける温度制御
機能を良好に達成できる。
域において、エアミックスドア12が図2の実線位置よ
り所定量ヒータコア9への入口通路を開放すると、エア
ミックスドア12の開度に応じた風量の空気がヒータコ
ア9に流入して加熱され、その温風は温風通路14を通
過し、さらに補助ドア部20bの先端の下側に形成され
る小開度の開口部26を経由して空気混合室16に至
り、ここで温風が冷風と混合して冷風温度を所定温度に
調整できる。従って、フェイスモードにおける温度制御
機能を良好に達成できる。
【0034】これに対して、フェイスモードにおける最
大冷房時には、エアミックスドア12が図2の実線位置
に操作されて、ヒータコア9への入口通路を全閉するの
で、ヒータコア9への空気流入が遮断される。しかし、
ヒータコア9の温水回路では、コスト低減のために温水
弁を廃止しているので、最大冷房時にもヒータコア9に
温水が流れたままとなる。
大冷房時には、エアミックスドア12が図2の実線位置
に操作されて、ヒータコア9への入口通路を全閉するの
で、ヒータコア9への空気流入が遮断される。しかし、
ヒータコア9の温水回路では、コスト低減のために温水
弁を廃止しているので、最大冷房時にもヒータコア9に
温水が流れたままとなる。
【0035】そのため、ヒータコア9周辺の空気が加熱
されて高温となり、その高温空気が冷気との密度差によ
る自然対流にてヒータコア上方の温風通路14側へ上昇
し、温風通路14内に高温空気が溜まることになる。し
かし、本実施形態によると、フェイスモードではフェイ
スドア20の補助ドア部20bによって温風通路14の
出口部の上側部分を遮断しているので、温風通路14内
に溜まった高温空気が空気混合室16側へ移動しようと
するのを補助ドア部20bによって良好に防止できる。
されて高温となり、その高温空気が冷気との密度差によ
る自然対流にてヒータコア上方の温風通路14側へ上昇
し、温風通路14内に高温空気が溜まることになる。し
かし、本実施形態によると、フェイスモードではフェイ
スドア20の補助ドア部20bによって温風通路14の
出口部の上側部分を遮断しているので、温風通路14内
に溜まった高温空気が空気混合室16側へ移動しようと
するのを補助ドア部20bによって良好に防止できる。
【0036】つまり、温風通路14内に溜まった高温空
気は自然対流にて上昇しようとする傾向にあるから、補
助ドア部20bの先端下側に形成される小開度の開口部
26に向かうことはなく、その結果、高温空気が冷風に
混入することを補助ドア部20bにより良好に防止でき
る。次に、図3は本実施形態によるフェイスドア20の
本体部20aと補助ドア部20bとから形成される「く
の字形状」の屈折形状の利点を説明するもので、もし、
図3の斜線部で示す比較例のようにフェイスドア20の
本体部20aと補助ドア部20bとを一直線上に形成す
ると、フェイス開口部17に隣接して、補助ドア部20
b収容のための拡大部27を空調ケース7に形成する必
要が生じるので、空調ケース7の体格の大型化を招く。
気は自然対流にて上昇しようとする傾向にあるから、補
助ドア部20bの先端下側に形成される小開度の開口部
26に向かうことはなく、その結果、高温空気が冷風に
混入することを補助ドア部20bにより良好に防止でき
る。次に、図3は本実施形態によるフェイスドア20の
本体部20aと補助ドア部20bとから形成される「く
の字形状」の屈折形状の利点を説明するもので、もし、
図3の斜線部で示す比較例のようにフェイスドア20の
本体部20aと補助ドア部20bとを一直線上に形成す
ると、フェイス開口部17に隣接して、補助ドア部20
b収容のための拡大部27を空調ケース7に形成する必
要が生じるので、空調ケース7の体格の大型化を招く。
【0037】また、フェイスドア20の開度は、上記実
施形態によるとθ1 であるが、上記比較例によると、温
風通路14の出口部の上側部分を上記実施形態と同一面
積だけ遮断するためには、フェイスドア20の開度をθ
2 まで拡大する必要がある。こフェイスドア20の開度
増加によりドア操作力が増大し、ドア操作性を悪化させ
るが、上記実施形態によると、フェイスドア20の「く
の字形状」の屈折形状によりドア開度を減少することが
でき、ドア操作性を向上できる。
施形態によるとθ1 であるが、上記比較例によると、温
風通路14の出口部の上側部分を上記実施形態と同一面
積だけ遮断するためには、フェイスドア20の開度をθ
2 まで拡大する必要がある。こフェイスドア20の開度
増加によりドア操作力が増大し、ドア操作性を悪化させ
るが、上記実施形態によると、フェイスドア20の「く
の字形状」の屈折形状によりドア開度を減少することが
でき、ドア操作性を向上できる。
【0038】(他の実施形態)なお、上記の実施形態は
本発明の好適な実施形態を示すものであるが、本発明は
フェイスドア20の形態に特徴を有するものであるか
ら、空調ユニット2の配置レイアウトについては種々変
形可能であり、例えば、上記の実施形態では送風空気が
エバポレータ8を下方から上方へと通過するが、特開平
9−95122号公報のごとく送風空気がエバポレータ
8を上方から下方へと通過し、その後に流れ方向を上方
へ反転して、ヒータコア9を送風空気が下方から上方へ
と通過するレイアウトであっても、本発明を同様に実施
できることはもちろんである。
本発明の好適な実施形態を示すものであるが、本発明は
フェイスドア20の形態に特徴を有するものであるか
ら、空調ユニット2の配置レイアウトについては種々変
形可能であり、例えば、上記の実施形態では送風空気が
エバポレータ8を下方から上方へと通過するが、特開平
9−95122号公報のごとく送風空気がエバポレータ
8を上方から下方へと通過し、その後に流れ方向を上方
へ反転して、ヒータコア9を送風空気が下方から上方へ
と通過するレイアウトであっても、本発明を同様に実施
できることはもちろんである。
【0039】また、上記の実施形態はエバポレータ8お
よびヒータコア9をともに略水平方向に配置している
が、エバポレータ8およびヒータコア9を水平方向以外
の他の方向に配置するレイアウトであっても、本発明を
同様に実施することができる。
よびヒータコア9をともに略水平方向に配置している
が、エバポレータ8およびヒータコア9を水平方向以外
の他の方向に配置するレイアウトであっても、本発明を
同様に実施することができる。
【図1】本発明を適用する車両用空調装置の全体構成を
示す概略正面図である。
示す概略正面図である。
【図2】本発明の一実施形態における空調ユニットの縦
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の一実施形態と比較例との相違点を説明
するもので、図2に対応する縦断面図である。
するもので、図2に対応する縦断面図である。
4…送風機、8…エバポレータ、9…ヒータコア、11
…バイパス通路、12…エアミックスドア、14…温風
通路、17…フェイス開口部、20…フェイスドア、2
0a…本体部、20b…補助ドア部。
…バイパス通路、12…エアミックスドア、14…温風
通路、17…フェイス開口部、20…フェイスドア、2
0a…本体部、20b…補助ドア部。
Claims (3)
- 【請求項1】 空調空気を送風する送風機(4)と、 この送風機(4)の送風空気を冷却する冷却用熱交換器
(8)と、 この冷却用熱交換器(8)の後流側に配置され、前記送
風空気を加熱する加熱用熱交換器(9)と、 この加熱用熱交換器(9)をバイパスして空気を流すバ
イパス通路(11)と、 前記冷却用熱交換器(8)と前記加熱用熱交換器(9)
との間に配置され、前記加熱用熱交換器(9)を通過す
る空気と前記バイパス通路(11)を通過する空気との
風量割合を調整するエアミックスドア(12)と、 前記加熱用熱交換器(9)の後流側に形成された温風通
路(14)と、 前記バイパス通路(11)からの冷風と前記温風通路
(14)からの温風とを混合した所定温度の空気を車室
内の乗員頭部側へ吹き出すフェイス開口部(17)とを
備え、 前記フェイス開口部(17)を開口するフェイスモード
時に、前記エアミックスドア(12)が前記加熱用熱交
換器(9)への空気流入を遮断する最大冷房位置に操作
されたときにも、前記加熱用熱交換器(9)に熱源とな
る温水が循環する車両用空調装置において、 前記フェイス開口部(17)を開閉するフェイスドア
(20)に、前記フェイス開口部(17)を全閉する大
きさを持った本体部(20a)を設けるとともに、この
本体部(20a)の先端側に補助ドア部(20b)を設
け、 前記フェイスモードの位置に前記フェイスドア(20)
を操作したとき、前記補助ドア部(20b)が前記温風
通路(14)の一部を遮断するように、前記補助ドア部
(20b)を前記本体部(20a)の先端から前記温風
通路(14)に向かって屈折させたことを特徴とする車
両用空調装置。 - 【請求項2】 前記冷却用熱交換器(8)は略水平に配
置され、前記加熱用熱交換器(9)は前記冷却用熱交換
器(8)の上方において、略水平に配置されており、 前記温風通路(14)は前記加熱用熱交換器(9)の上
方側に形成され、 さらに、前記フェイス開口部(17)が前記温風通路
(14)より上方側に配置されており、 前記フェイスモード時に前記フェイスドア(20)が前
記フェイス開口部(17)の周縁部位から下方へ垂下す
る状態に操作され、 前記フェイスモード時に前記補助ドア部(20b)が前
記温風通路(14)の出口部の上側部分を遮断し、前記
補助ドア部(20b)の先端の下側に、前記温風通路
(14)の出口部の下側部分を前記バイパス通路(1
1)側に連通させる開口部(26)を形成することを特
徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記フェイスドア(20)の本体部(2
0a)と補助ドア部(20b)が樹脂により「くの字
状」の屈折形状に一体成形されていることを特徴とする
請求項1または2に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257171A JP2000085334A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 車両用空調装置 |
| GB9917208A GB2341443B (en) | 1998-09-10 | 1999-07-23 | Air conditioning apparatus for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257171A JP2000085334A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000085334A true JP2000085334A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17302683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10257171A Pending JP2000085334A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 車両用空調装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000085334A (ja) |
| GB (1) | GB2341443B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525173A (ja) * | 2003-05-07 | 2006-11-09 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 空気通路用のフラップと流れ案内装置 |
| JP2014034231A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Valeo Japan Co Ltd | 車両用空調装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000238525A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-09-05 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1105320A (en) * | 1964-08-25 | 1968-03-06 | Smiths Industries Ltd | Improvements in or relating to heating and/or ventilating apparatus for vehicles |
| GB1361188A (en) * | 1970-10-21 | 1974-07-24 | Smiths Industries Ltd | Heating and ventilating apparatus |
| FR2418109A1 (fr) * | 1978-02-24 | 1979-09-21 | Ferodo Sa | Dispositif a volets de repartition d'air en particulier pour la climatisation d'un habitacle de vehicule automobile |
| JPH09226350A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-09-02 | Calsonic Corp | 車両用空気調和装置のヒータユニット |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP10257171A patent/JP2000085334A/ja active Pending
-
1999
- 1999-07-23 GB GB9917208A patent/GB2341443B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525173A (ja) * | 2003-05-07 | 2006-11-09 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 空気通路用のフラップと流れ案内装置 |
| JP2014034231A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Valeo Japan Co Ltd | 車両用空調装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9917208D0 (en) | 1999-09-22 |
| GB2341443B (en) | 2002-05-22 |
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