JP2000083010A - レイク受信機および速度検出回路 - Google Patents
レイク受信機および速度検出回路Info
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- JP2000083010A JP2000083010A JP25111798A JP25111798A JP2000083010A JP 2000083010 A JP2000083010 A JP 2000083010A JP 25111798 A JP25111798 A JP 25111798A JP 25111798 A JP25111798 A JP 25111798A JP 2000083010 A JP2000083010 A JP 2000083010A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速移動時でも移動先基地局からの信号検出
を迅速に行なって、ハンドオーバ時のドロップコールを
抑制することが可能なレイク受信機を提供する。 【解決手段】 サーチャ2a〜2cは、制御部5から指
示される種別の拡散符号と、逆拡散のタイミングをそれ
ぞれ用いて、A/D変換器1からのディジタル信号を逆
拡散して復調し、この復調結果のレベルを制御部5に通
知する。移動速度判定手段5aは、サーチャ2a内の速
度検出回路にて検出した移動速度情報に応じて、当該移
動通信端末装置の速度を判定する。サーチャ制御手段5
bは、移動速度判定手段5aにて判定される速度に応じ
て、サーチャ2a〜2cをON/OFF制御する。忘却
係数制御手段5cは、移動速度判定手段5aにて判定さ
れる速度に応じて、忘却係数αの値を切り換え制御し
て、移動先の基地局からの信号強度に対する感度を高め
るようにしたものである。
を迅速に行なって、ハンドオーバ時のドロップコールを
抑制することが可能なレイク受信機を提供する。 【解決手段】 サーチャ2a〜2cは、制御部5から指
示される種別の拡散符号と、逆拡散のタイミングをそれ
ぞれ用いて、A/D変換器1からのディジタル信号を逆
拡散して復調し、この復調結果のレベルを制御部5に通
知する。移動速度判定手段5aは、サーチャ2a内の速
度検出回路にて検出した移動速度情報に応じて、当該移
動通信端末装置の速度を判定する。サーチャ制御手段5
bは、移動速度判定手段5aにて判定される速度に応じ
て、サーチャ2a〜2cをON/OFF制御する。忘却
係数制御手段5cは、移動速度判定手段5aにて判定さ
れる速度に応じて、忘却係数αの値を切り換え制御し
て、移動先の基地局からの信号強度に対する感度を高め
るようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDMA(Code
Division Multiple Access )方式の移動通信端末に用
いられるレイク(Rake)受信機および速度検出回路に関
する。
Division Multiple Access )方式の移動通信端末に用
いられるレイク(Rake)受信機および速度検出回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、移動通信システムの通信方式とし
て、干渉や妨害に強いCDMA(CodeDivision Multipl
e Access )方式が採用されるようになった。この通信
方式は、情報シンボルをチップレートで拡散して、伝送
信号の帯域幅を広帯域化することにより、マルチパスの
分離を可能としている。
て、干渉や妨害に強いCDMA(CodeDivision Multipl
e Access )方式が採用されるようになった。この通信
方式は、情報シンボルをチップレートで拡散して、伝送
信号の帯域幅を広帯域化することにより、マルチパスの
分離を可能としている。
【0003】尚、米国TIA標準(IS−95A)に準
拠した方式では、情報シンボル(19.2KHz)をチ
ップレート(1.2288MHz)で拡散する(拡散率
64)ことにより、1チップ以上離れたマルチパスであ
れば分離できる。
拠した方式では、情報シンボル(19.2KHz)をチ
ップレート(1.2288MHz)で拡散する(拡散率
64)ことにより、1チップ以上離れたマルチパスであ
れば分離できる。
【0004】これに対して、FDMA(Frequency Divi
sion Multiple Access)方式やTDMA(Time Divisio
n Multiple Access )方式のような狭帯域の伝送信号で
通信を行なう方式では、図12(a)に示すように、時
間とともに変動するマルチパスフェージングにより受信
電力が急激に落ち込む、いわゆるフラットフェージング
が生じる。
sion Multiple Access)方式やTDMA(Time Divisio
n Multiple Access )方式のような狭帯域の伝送信号で
通信を行なう方式では、図12(a)に示すように、時
間とともに変動するマルチパスフェージングにより受信
電力が急激に落ち込む、いわゆるフラットフェージング
が生じる。
【0005】これに対して、CDMA方式では、伝送信
号の広帯域化により、マルチパスフェージングが生じて
も、図12(b)に示すように、一部のスペクトルが欠
落するだけなので、急激に全体の受信電力が落ち込むこ
とはなく、また一部が欠落しても、分離したマルチパス
をレイク受信により積極的に利用するパスダイバーシチ
を行なうため、良好な受信特性を得ることができる。
号の広帯域化により、マルチパスフェージングが生じて
も、図12(b)に示すように、一部のスペクトルが欠
落するだけなので、急激に全体の受信電力が落ち込むこ
とはなく、また一部が欠落しても、分離したマルチパス
をレイク受信により積極的に利用するパスダイバーシチ
を行なうため、良好な受信特性を得ることができる。
【0006】このようなレイク受信を行なう従来の移動
通信端末装置のレイク受信機を図13に示す。基地局か
ら送信されたRF信号は、図示しないアンテナにて受信
され、その後A/D変換器(A/D)1でディジタル信
号に変換されたのち、サーチ部20と復調部30にそれ
ぞれ入力される。
通信端末装置のレイク受信機を図13に示す。基地局か
ら送信されたRF信号は、図示しないアンテナにて受信
され、その後A/D変換器(A/D)1でディジタル信
号に変換されたのち、サーチ部20と復調部30にそれ
ぞれ入力される。
【0007】サーチ部20は、サーチャ20a〜20c
からなる。サーチャ20a〜20cは、後述の制御部5
0から指示される種別の拡散符号と、逆拡散のタイミン
グをそれぞれ用いて、A/D変換器1からのディジタル
信号を逆拡散して復調し、この復調結果のレベルを検出
して制御部50に通知する。尚、制御部50から指示さ
れる拡散符号の種別は、基地局毎に割り当てた拡散符号
と、自局に割り当てられた拡散符号である。
からなる。サーチャ20a〜20cは、後述の制御部5
0から指示される種別の拡散符号と、逆拡散のタイミン
グをそれぞれ用いて、A/D変換器1からのディジタル
信号を逆拡散して復調し、この復調結果のレベルを検出
して制御部50に通知する。尚、制御部50から指示さ
れる拡散符号の種別は、基地局毎に割り当てた拡散符号
と、自局に割り当てられた拡散符号である。
【0008】復調部30は、フィンガ30a〜30dか
らなる。フィンガ30a〜30dは、後述の制御部50
から指示される拡散符号とタイミングを用いて、A/D
変換器1からのディジタル信号を逆拡散して復調を行な
う。また、フィンガ30a〜30dは、それぞれ復調し
た信号のレベルを検出して制御部50に通知する。
らなる。フィンガ30a〜30dは、後述の制御部50
から指示される拡散符号とタイミングを用いて、A/D
変換器1からのディジタル信号を逆拡散して復調を行な
う。また、フィンガ30a〜30dは、それぞれ復調し
た信号のレベルを検出して制御部50に通知する。
【0009】合成回路4は、フィンガ30a〜30dに
て復調された信号を合成し、後段の復号回路(図示しな
い)に合成結果を出力する。制御部50は、上述したよ
うにサーチャ20a〜20cとフィンガ30a〜30d
に対して、拡散符号の種別と逆拡散のタイミングを割り
当てるとともに、サーチャ20a〜20cとフィンガ3
0a〜30dより通知される復調した信号のレベルを監
視する。
て復調された信号を合成し、後段の復号回路(図示しな
い)に合成結果を出力する。制御部50は、上述したよ
うにサーチャ20a〜20cとフィンガ30a〜30d
に対して、拡散符号の種別と逆拡散のタイミングを割り
当てるとともに、サーチャ20a〜20cとフィンガ3
0a〜30dより通知される復調した信号のレベルを監
視する。
【0010】そして、制御部50は、サーチャ20a〜
20cより通知されるレベルがフィンガ30a〜30d
より通知されるレベルより大きい場合に、この大きいレ
ベルを検出したサーチャ20a〜20cで用いていた拡
散符号と逆拡散のタイミングを、そのレベルより小さい
レベルを通知したフィンガ30a〜30dに割り当て
る。
20cより通知されるレベルがフィンガ30a〜30d
より通知されるレベルより大きい場合に、この大きいレ
ベルを検出したサーチャ20a〜20cで用いていた拡
散符号と逆拡散のタイミングを、そのレベルより小さい
レベルを通知したフィンガ30a〜30dに割り当て
る。
【0011】このような構成により、レイク受信機は、
マルチパス信号のうち、受信レベルの高いものをフィン
ガ30a〜30dに割り当て、複数のフィンガ30a〜
30dにてそれぞれ受信するパスダイバーシチを実現し
ている。
マルチパス信号のうち、受信レベルの高いものをフィン
ガ30a〜30dに割り当て、複数のフィンガ30a〜
30dにてそれぞれ受信するパスダイバーシチを実現し
ている。
【0012】また、レイク受信機では、上記パスダイバ
ーシチとは別に、ソフトハンドオーバといわれるセルダ
イバーシチを実現している。このセルダイバーシチは、
当該移動通信端末装置Mが基地局Aのセルから、基地局
Bのセルに移動してハンドオーバを行なう際に、ハンド
オーバ前に使用している基地局Aを介して通信を行ない
つつ、基地局Aに近接する基地局にそれぞれ割り当てら
れた拡散符号を、順次サーチャ20a〜20cに割り当
て、各サーチャ20a〜20cより通知されるレベルを
監視して移動先の基地局Bを検出し、移動先の基地局が
基地局Bである旨を基地局Aに報告する。
ーシチとは別に、ソフトハンドオーバといわれるセルダ
イバーシチを実現している。このセルダイバーシチは、
当該移動通信端末装置Mが基地局Aのセルから、基地局
Bのセルに移動してハンドオーバを行なう際に、ハンド
オーバ前に使用している基地局Aを介して通信を行ない
つつ、基地局Aに近接する基地局にそれぞれ割り当てら
れた拡散符号を、順次サーチャ20a〜20cに割り当
て、各サーチャ20a〜20cより通知されるレベルを
監視して移動先の基地局Bを検出し、移動先の基地局が
基地局Bである旨を基地局Aに報告する。
【0013】これに対して、基地局Aは、基地局間を結
ぶ網を通じて基地局Bに対して、移動通信端末装置Mが
基地局Bを通じて通信を行なえるように、移動通信端末
装置Mに割り当てられている拡散符号を通知する。これ
に対して、基地局Bは、基地局Aより通知された移動通
信端末装置Mの拡散符号を用いて、移動通信端末装置M
宛ての信号の送信を開始する。
ぶ網を通じて基地局Bに対して、移動通信端末装置Mが
基地局Bを通じて通信を行なえるように、移動通信端末
装置Mに割り当てられている拡散符号を通知する。これ
に対して、基地局Bは、基地局Aより通知された移動通
信端末装置Mの拡散符号を用いて、移動通信端末装置M
宛ての信号の送信を開始する。
【0014】そして、移動通信端末装置Mは、レイク受
信により、基地局Aと基地局Bとの両方からの信号を合
成して受信を行ないつつ、基地局Bのセルに完全に移動
すると、基地局Bを通じて、再びパスダイバーシチによ
る通信を行なう。このような、セルダイバーシチによ
り、ハンドオーバを行なっても瞬断のない通信を継続す
ることを可能としている。
信により、基地局Aと基地局Bとの両方からの信号を合
成して受信を行ないつつ、基地局Bのセルに完全に移動
すると、基地局Bを通じて、再びパスダイバーシチによ
る通信を行なう。このような、セルダイバーシチによ
り、ハンドオーバを行なっても瞬断のない通信を継続す
ることを可能としている。
【0015】しかしながら、上記構成による従来のレイ
ク受信機では、高速移動によってセル間の移動を行なう
と、ドロップコールが生じる可能性がある。図14は、
基地局Bに向かって移動する移動通信端末装置Mにおけ
る基地局Bからの信号強度の変化を示すもので、低速移
動時と高速移動時とをそれぞれ示している。
ク受信機では、高速移動によってセル間の移動を行なう
と、ドロップコールが生じる可能性がある。図14は、
基地局Bに向かって移動する移動通信端末装置Mにおけ
る基地局Bからの信号強度の変化を示すもので、低速移
動時と高速移動時とをそれぞれ示している。
【0016】この図に示すように、高速移動時には、低
速移動時に比べて基地局Bからの信号強度は急速に増大
するが、高速移動時には、低速移動時に比べて短時間で
基地局Bに接近するため、検証できる基地局数が低速移
動時に比べて少ない。
速移動時に比べて基地局Bからの信号強度は急速に増大
するが、高速移動時には、低速移動時に比べて短時間で
基地局Bに接近するため、検証できる基地局数が低速移
動時に比べて少ない。
【0017】このため、基地局の監視の順序(検証する
拡散符号の割り当て順序)によっては、基地局Bの拡散
符号を用いた検証が行なわれないために、低速移動時に
比べて高速移動時は、図15に示すように平均して基地
局Bの検出が遅れることになる。
拡散符号の割り当て順序)によっては、基地局Bの拡散
符号を用いた検証が行なわれないために、低速移動時に
比べて高速移動時は、図15に示すように平均して基地
局Bの検出が遅れることになる。
【0018】このように基地局Bの検出が遅れて、基地
局Bに近づいてしまうと、まだ基地局Bから移動通信端
末装置M宛ての信号が送信されていないため、かえって
基地局Bからの信号が干渉波となってしまい、ドロップ
コールが生じてしまう。
局Bに近づいてしまうと、まだ基地局Bから移動通信端
末装置M宛ての信号が送信されていないため、かえって
基地局Bからの信号が干渉波となってしまい、ドロップ
コールが生じてしまう。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のレイク受信機で
は、高速移動時において、セル間の移動によりハンドオ
ーバの必要が生じた場合に、移動先の基地局からの信号
検出が遅れて、ドロップコールが生じてしまう虞がある
という問題があった。
は、高速移動時において、セル間の移動によりハンドオ
ーバの必要が生じた場合に、移動先の基地局からの信号
検出が遅れて、ドロップコールが生じてしまう虞がある
という問題があった。
【0020】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、高速移動時に通信相手局からの信号検出を迅
速に行なうことを可能にし、ハンドオーバ時のドロップ
コールを抑制することが可能なレイク受信機を提供する
ことを目的とする。
たもので、高速移動時に通信相手局からの信号検出を迅
速に行なうことを可能にし、ハンドオーバ時のドロップ
コールを抑制することが可能なレイク受信機を提供する
ことを目的とする。
【0021】また、この発明は、自機の移動速度を検出
することが可能なレイク受信機および速度検出回路を提
供することを目的とする。さらに、この発明は、消費電
力を軽減したレイク受信機を提供することを目的とす
る。さらにまた、この発明は、ユーザに対して、自機の
移動速度を視覚的に報知することが可能なレイク受信機
を提供することを目的とする。
することが可能なレイク受信機および速度検出回路を提
供することを目的とする。さらに、この発明は、消費電
力を軽減したレイク受信機を提供することを目的とす
る。さらにまた、この発明は、ユーザに対して、自機の
移動速度を視覚的に報知することが可能なレイク受信機
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わるレイク受信機は、受信信号をデ
ィジタル信号に変換するディジタル変換手段と、通信相
手局毎に割り当てられる種々の拡散符号を順次用いて、
ディジタル変換手段にてディジタル信号に変換された受
信信号を種々のタイミングで逆拡散する複数の逆拡散手
段と、この複数の逆拡散手段で逆拡散された受信信号の
強度を監視して、受信信号の逆拡散に適する拡散符号と
逆拡散のタイミングを検出するパス検出手段と、このパ
ス検出手段で検出した拡散符号およびタイミングを用い
て受信信号を逆拡散して復調する複数の復調手段と、こ
れらの復調手段にて復調された複数の受信信号を合成す
る合成手段とを備えたレイク受信機において、自機の移
動速度を検出する移動速度検出手段と、この移動速度検
出手段の検出した移動速度が高速になるに従って、パス
検出手段の、逆拡散された受信信号の強度に対する検出
感度を高める検出感度制御手段とを具備して構成するよ
うにした。
めに、この発明に係わるレイク受信機は、受信信号をデ
ィジタル信号に変換するディジタル変換手段と、通信相
手局毎に割り当てられる種々の拡散符号を順次用いて、
ディジタル変換手段にてディジタル信号に変換された受
信信号を種々のタイミングで逆拡散する複数の逆拡散手
段と、この複数の逆拡散手段で逆拡散された受信信号の
強度を監視して、受信信号の逆拡散に適する拡散符号と
逆拡散のタイミングを検出するパス検出手段と、このパ
ス検出手段で検出した拡散符号およびタイミングを用い
て受信信号を逆拡散して復調する複数の復調手段と、こ
れらの復調手段にて復調された複数の受信信号を合成す
る合成手段とを備えたレイク受信機において、自機の移
動速度を検出する移動速度検出手段と、この移動速度検
出手段の検出した移動速度が高速になるに従って、パス
検出手段の、逆拡散された受信信号の強度に対する検出
感度を高める検出感度制御手段とを具備して構成するよ
うにした。
【0023】上記構成のレイク受信機では、自機の移動
速度を検出し、この検出した移動速度が高速になるに従
って、パス検出手段の逆拡散された受信信号の強度に対
する検出感度を高めるようにしている。
速度を検出し、この検出した移動速度が高速になるに従
って、パス検出手段の逆拡散された受信信号の強度に対
する検出感度を高めるようにしている。
【0024】したがって、上記構成のレイク受信機によ
れば、自機が高速移動している場合には、受信信号の検
出感度が高められるため、受信強度が低い段階で通信相
手からの受信信号を検出でき、迅速化が図られる。この
ため、例えばセル間の高速移動によりハンドオーバの必
要が生じた場合でも、移動先の基地局からの信号検出が
通常よりも早めに行なわれることになり、信号検出の遅
れによるドロップコールを抑制することができる。
れば、自機が高速移動している場合には、受信信号の検
出感度が高められるため、受信強度が低い段階で通信相
手からの受信信号を検出でき、迅速化が図られる。この
ため、例えばセル間の高速移動によりハンドオーバの必
要が生じた場合でも、移動先の基地局からの信号検出が
通常よりも早めに行なわれることになり、信号検出の遅
れによるドロップコールを抑制することができる。
【0025】上記の目的を達成するために、この発明に
係わるレイク受信機は、受信信号をディジタル信号に変
換するディジタル変換手段と、通信相手局毎に割り当て
られる種々の拡散符号を順次用いて、ディジタル変換手
段にてディジタル信号に変換された受信信号を種々のタ
イミングで逆拡散する複数の逆拡散手段と、この複数の
逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度を監視して、
受信信号の逆拡散に適する拡散符号と逆拡散のタイミン
グを検出するパス検出手段と、このパス検出手段で検出
した拡散符号およびタイミングを用いて受信信号を逆拡
散して復調する複数の復調手段と、これらの復調手段に
て復調された複数の受信信号を合成する合成手段とを備
えたレイク受信機において、自機の移動速度を検出する
移動速度検出手段と、この移動速度検出手段の検出した
移動速度が高速になるに従って、複数の逆拡散手段の動
作数を増加させる動作制御手段とを具備して構成するよ
うにした。
係わるレイク受信機は、受信信号をディジタル信号に変
換するディジタル変換手段と、通信相手局毎に割り当て
られる種々の拡散符号を順次用いて、ディジタル変換手
段にてディジタル信号に変換された受信信号を種々のタ
イミングで逆拡散する複数の逆拡散手段と、この複数の
逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度を監視して、
受信信号の逆拡散に適する拡散符号と逆拡散のタイミン
グを検出するパス検出手段と、このパス検出手段で検出
した拡散符号およびタイミングを用いて受信信号を逆拡
散して復調する複数の復調手段と、これらの復調手段に
て復調された複数の受信信号を合成する合成手段とを備
えたレイク受信機において、自機の移動速度を検出する
移動速度検出手段と、この移動速度検出手段の検出した
移動速度が高速になるに従って、複数の逆拡散手段の動
作数を増加させる動作制御手段とを具備して構成するよ
うにした。
【0026】上記構成のレイク受信機では、自機の移動
速度を検出し、この検出した移動速度が高速になるに従
って、逆拡散手段の動作数を増加させるようにしてい
る。したがって、上記構成のレイク受信機によれば、停
止している時や低速で移動している時のようにパスがあ
まり変動しないような場合に、不必要に多くの逆拡散手
段を動作させることがなく、また、高速移動時のように
パスの変動が盛んな場合には、多くの逆拡散手段を動作
させるため、移動速度に応じたパス変動に対応しつつ、
消費電力を軽減することができる。
速度を検出し、この検出した移動速度が高速になるに従
って、逆拡散手段の動作数を増加させるようにしてい
る。したがって、上記構成のレイク受信機によれば、停
止している時や低速で移動している時のようにパスがあ
まり変動しないような場合に、不必要に多くの逆拡散手
段を動作させることがなく、また、高速移動時のように
パスの変動が盛んな場合には、多くの逆拡散手段を動作
させるため、移動速度に応じたパス変動に対応しつつ、
消費電力を軽減することができる。
【0027】また、この発明に係わるレイク受信機は、
ディジタル変換手段が、受信信号をサンプリングしてデ
ィジタル信号に変換する変換手段と、複数の逆拡散手段
にて逆拡散するためのディジタル信号として、変換手段
にて変換されたディジタル信号のサンプルのうち、制御
信号の指示に応じた連続する複数のサンプルを取り出す
抽出手段と、この抽出手段にて取り出された複数のサン
プルの強度に応じて、制御信号を通じ、抽出手段が取り
出すサンプルを可変制御する抽出位置制御手段とを備
え、移動速度検出手段が、抽出位置制御手段より出力さ
れる制御信号に基づいて、自機の移動速度を検出するよ
うにしたことを特徴とする。
ディジタル変換手段が、受信信号をサンプリングしてデ
ィジタル信号に変換する変換手段と、複数の逆拡散手段
にて逆拡散するためのディジタル信号として、変換手段
にて変換されたディジタル信号のサンプルのうち、制御
信号の指示に応じた連続する複数のサンプルを取り出す
抽出手段と、この抽出手段にて取り出された複数のサン
プルの強度に応じて、制御信号を通じ、抽出手段が取り
出すサンプルを可変制御する抽出位置制御手段とを備
え、移動速度検出手段が、抽出位置制御手段より出力さ
れる制御信号に基づいて、自機の移動速度を検出するよ
うにしたことを特徴とする。
【0028】上記構成のレイク受信機は、ディジタル変
換手段において、変換手段が例えば1チップ当たり8ビ
ットでサンプリングを行ない、そして抽出手段が複数の
逆拡散手段にて逆拡散するためのディジタル信号とし
て、上記8ビットのうち例えば連続する3ビットのサン
プルを取り出し、抽出位置制御手段が上記3ビットのサ
ンプルの強度に応じて抽出手段におけるサンプルの取り
出し位置を制御するもので、このようなディジタル変換
手段では、移動速度が高速化するに従って、取り出され
る3ビットの強度が変化するため、移動速度が高速化し
た場合、抽出位置制御手段の制御信号を通じた抽出手段
に対する制御の頻度が高まる。この発明は、この点に着
目したもので、この頻度を移動速度検出手段が監視し
て、移動速度を検出するようにしたものである。
換手段において、変換手段が例えば1チップ当たり8ビ
ットでサンプリングを行ない、そして抽出手段が複数の
逆拡散手段にて逆拡散するためのディジタル信号とし
て、上記8ビットのうち例えば連続する3ビットのサン
プルを取り出し、抽出位置制御手段が上記3ビットのサ
ンプルの強度に応じて抽出手段におけるサンプルの取り
出し位置を制御するもので、このようなディジタル変換
手段では、移動速度が高速化するに従って、取り出され
る3ビットの強度が変化するため、移動速度が高速化し
た場合、抽出位置制御手段の制御信号を通じた抽出手段
に対する制御の頻度が高まる。この発明は、この点に着
目したもので、この頻度を移動速度検出手段が監視し
て、移動速度を検出するようにしたものである。
【0029】したがって、上記構成のレイク受信機で
は、移動速度を検出するような加速度計やジャイロなど
のようなセンサを新たに設けることなく、移動速度を検
出することができる。
は、移動速度を検出するような加速度計やジャイロなど
のようなセンサを新たに設けることなく、移動速度を検
出することができる。
【0030】また、この発明に係わるレイク受信機で
は、パス検出手段が、逆拡散手段で逆拡散された受信信
号の強度を累積加算するもので、この累積加算の際に、
過去に累積加算した強度と新たに逆拡散手段で逆拡散さ
れた受信信号の強度とを可変値αに応じた比率で加算す
る演算手段と、この演算手段の累積加算結果が予め設定
した基準値を越えた場合に、この際用いていた拡散符号
と逆拡散のタイミングを受信信号の逆拡散に適するもの
として検出する検出手段とを備え、検出感度制御手段
は、移動速度検出手段の検出した移動速度が高速になる
に従って、演算手段が新たに逆拡散手段で逆拡散された
受信信号の強度の比率を高めて累積加算するように可変
値αを可変制御して、前記検出感度を高めることを特徴
とする。
は、パス検出手段が、逆拡散手段で逆拡散された受信信
号の強度を累積加算するもので、この累積加算の際に、
過去に累積加算した強度と新たに逆拡散手段で逆拡散さ
れた受信信号の強度とを可変値αに応じた比率で加算す
る演算手段と、この演算手段の累積加算結果が予め設定
した基準値を越えた場合に、この際用いていた拡散符号
と逆拡散のタイミングを受信信号の逆拡散に適するもの
として検出する検出手段とを備え、検出感度制御手段
は、移動速度検出手段の検出した移動速度が高速になる
に従って、演算手段が新たに逆拡散手段で逆拡散された
受信信号の強度の比率を高めて累積加算するように可変
値αを可変制御して、前記検出感度を高めることを特徴
とする。
【0031】したがって、上記構成のレイク受信機によ
れば、移動速度が高速化した場合、演算手段が新たに逆
拡散手段で逆拡散された受信信号の強度の比率を高めて
累積加算するため、上記演算手段の累積演算の結果は新
たに逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度がより反
映されることになる。このため、高速移動時に受信信号
の強度が増すような場合に、上記演算手段の累積演算の
結果は、低速移動時よりも急速に増大して基準値を越え
ることになり、移動先の基地局などからの信号を迅速に
検出することができる。
れば、移動速度が高速化した場合、演算手段が新たに逆
拡散手段で逆拡散された受信信号の強度の比率を高めて
累積加算するため、上記演算手段の累積演算の結果は新
たに逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度がより反
映されることになる。このため、高速移動時に受信信号
の強度が増すような場合に、上記演算手段の累積演算の
結果は、低速移動時よりも急速に増大して基準値を越え
ることになり、移動先の基地局などからの信号を迅速に
検出することができる。
【0032】また、この発明に係わるレイク受信機で
は、パス検出手段が、逆拡散手段で逆拡散された受信信
号の強度を累積加算して平均化する演算手段と、この演
算手段の平均化結果が可変基準値を越えた場合に、この
際、逆拡散手段で用いていた拡散符号と逆拡散のタイミ
ングを受信信号の逆拡散に適するものとして検出する検
出手段とを備え、検出感度制御手段が、移動速度検出手
段の検出した移動速度が高速になるに従って、検出手段
の可変基準値を低下させることにより、前記検出感度を
高めることを特徴とする。
は、パス検出手段が、逆拡散手段で逆拡散された受信信
号の強度を累積加算して平均化する演算手段と、この演
算手段の平均化結果が可変基準値を越えた場合に、この
際、逆拡散手段で用いていた拡散符号と逆拡散のタイミ
ングを受信信号の逆拡散に適するものとして検出する検
出手段とを備え、検出感度制御手段が、移動速度検出手
段の検出した移動速度が高速になるに従って、検出手段
の可変基準値を低下させることにより、前記検出感度を
高めることを特徴とする。
【0033】したがって、上記構成のレイク受信機によ
れば、移動速度が高速化した場合、通信相手からの信号
検出の閾値(可変基準値)が下がるため、高速移動時に
受信信号の強度が増すような場合に、低速移動時よりも
移動先の基地局などからの信号を迅速に検出することが
できる。
れば、移動速度が高速化した場合、通信相手からの信号
検出の閾値(可変基準値)が下がるため、高速移動時に
受信信号の強度が増すような場合に、低速移動時よりも
移動先の基地局などからの信号を迅速に検出することが
できる。
【0034】さらに、この発明に係わるレイク受信機で
は、移動速度検出手段の検出した移動速度を視覚的に報
知する速度表示手段を備えることを特徴とする。従っ
て、この発明に係わるレイク受信機によれば、ユーザに
対して、自機の移動速度を視覚的に報知することができ
る。
は、移動速度検出手段の検出した移動速度を視覚的に報
知する速度表示手段を備えることを特徴とする。従っ
て、この発明に係わるレイク受信機によれば、ユーザに
対して、自機の移動速度を視覚的に報知することができ
る。
【0035】また、この発明に係わる速度検出回路で
は、受信信号をサンプリングしてディジタル信号に変換
する変換手段と、この変換手段にて変換されたディジタ
ル信号のサンプルのうち、制御信号の指示に応じた連続
する複数のサンプルを取り出す抽出手段と、この抽出手
段にて取り出された複数のサンプルの強度に応じて、制
御信号を通じ、抽出手段が取り出すサンプルを可変制御
する抽出位置制御手段と、抽出位置制御手段より出力さ
れる制御信号に基づいて、自機の移動速度を検出する速
度検出手段とを具備して構成するようにした。
は、受信信号をサンプリングしてディジタル信号に変換
する変換手段と、この変換手段にて変換されたディジタ
ル信号のサンプルのうち、制御信号の指示に応じた連続
する複数のサンプルを取り出す抽出手段と、この抽出手
段にて取り出された複数のサンプルの強度に応じて、制
御信号を通じ、抽出手段が取り出すサンプルを可変制御
する抽出位置制御手段と、抽出位置制御手段より出力さ
れる制御信号に基づいて、自機の移動速度を検出する速
度検出手段とを具備して構成するようにした。
【0036】上記構成の速度検出回路では、変換手段が
例えば1チップ当たり8ビットでサンプリングを行な
い、そして抽出手段が複数の逆拡散手段にて逆拡散する
ためのディジタル信号として、上記8ビットのうち例え
ば連続する3ビットのサンプルを取り出し、抽出位置制
御手段が上記3ビットのサンプルの強度に応じて抽出手
段におけるサンプルの取り出し位置を制御するもので、
移動速度が高速化するに従って、取り出される3ビット
の強度が変化するため、移動速度が高速化した場合、抽
出位置制御手段の制御信号を通じた抽出手段に対する制
御の頻度が高まる。この発明は、この点に着目したもの
で、この頻度を速度検出手段が監視して、移動速度を検
出するようにしたものである。
例えば1チップ当たり8ビットでサンプリングを行な
い、そして抽出手段が複数の逆拡散手段にて逆拡散する
ためのディジタル信号として、上記8ビットのうち例え
ば連続する3ビットのサンプルを取り出し、抽出位置制
御手段が上記3ビットのサンプルの強度に応じて抽出手
段におけるサンプルの取り出し位置を制御するもので、
移動速度が高速化するに従って、取り出される3ビット
の強度が変化するため、移動速度が高速化した場合、抽
出位置制御手段の制御信号を通じた抽出手段に対する制
御の頻度が高まる。この発明は、この点に着目したもの
で、この頻度を速度検出手段が監視して、移動速度を検
出するようにしたものである。
【0037】したがって、上記構成の速度検出回路で
は、移動速度を検出するような加速度計やジャイロなど
のようなセンサとは異なる手法により、移動速度を検出
することができる。
は、移動速度を検出するような加速度計やジャイロなど
のようなセンサとは異なる手法により、移動速度を検出
することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる移動通信端末装置のレイク受信機の構
成を示すものである。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる移動通信端末装置のレイク受信機の構
成を示すものである。
【0039】基地局から送信されたRF信号は、図示し
ないアンテナにて受信され、その後ベースバンド信号に
変換されたのち、A/D変換器(A/D)1でディジタ
ル信号に変換され、サーチ部2と復調部3にそれぞれ入
力される。尚、A/D変換器1は、図3に示すように、
ベースバンド信号を1チップ当たり8ビットのディジタ
ル信号にサンプリングする。
ないアンテナにて受信され、その後ベースバンド信号に
変換されたのち、A/D変換器(A/D)1でディジタ
ル信号に変換され、サーチ部2と復調部3にそれぞれ入
力される。尚、A/D変換器1は、図3に示すように、
ベースバンド信号を1チップ当たり8ビットのディジタ
ル信号にサンプリングする。
【0040】サーチ部2は、サーチャ2a〜2cからな
る。サーチャ2a〜2cは、その動作が後述の制御部5
によってON/OFF制御され、後述の制御部5から指
示される種別の拡散符号と、逆拡散のタイミングをそれ
ぞれ用いて、A/D変換器1からのディジタル信号を逆
拡散して復調し、この復調結果のレベルを検出して制御
部5に通知する。尚、制御部5から指示される拡散符号
の種別は、基地局毎に割り当てた拡散符号と、自局に割
り当てられた拡散符号である。
る。サーチャ2a〜2cは、その動作が後述の制御部5
によってON/OFF制御され、後述の制御部5から指
示される種別の拡散符号と、逆拡散のタイミングをそれ
ぞれ用いて、A/D変換器1からのディジタル信号を逆
拡散して復調し、この復調結果のレベルを検出して制御
部5に通知する。尚、制御部5から指示される拡散符号
の種別は、基地局毎に割り当てた拡散符号と、自局に割
り当てられた拡散符号である。
【0041】復調部3は、フィンガ3a〜3dからな
る。フィンガ3a〜3dは、後述の制御部5から指示さ
れる拡散符号と逆拡散のタイミングを用いて、A/D変
換器1からのディジタル信号を逆拡散して復調を行なっ
たのち、誤り訂正処理を施す。また、フィンガ3a〜3
dは、それぞれ復調した信号のレベルを検出して制御部
5に通知する。
る。フィンガ3a〜3dは、後述の制御部5から指示さ
れる拡散符号と逆拡散のタイミングを用いて、A/D変
換器1からのディジタル信号を逆拡散して復調を行なっ
たのち、誤り訂正処理を施す。また、フィンガ3a〜3
dは、それぞれ復調した信号のレベルを検出して制御部
5に通知する。
【0042】また、特にフィンガ3aは、図2に示すよ
うに構成される。A/D変換器1にてサンプリングされ
た8ビットのディジタル信号は、まずデシメータ31に
入力される。デシメータ31は、後述のディレイロック
ドループ回路35からのポジション指示信号に応じて、
上記ディジタル信号を間引きして、8ビットのうち連続
する3ビットを選択し、逆拡散回路32とディレイロッ
クドループ回路35に出力する。
うに構成される。A/D変換器1にてサンプリングされ
た8ビットのディジタル信号は、まずデシメータ31に
入力される。デシメータ31は、後述のディレイロック
ドループ回路35からのポジション指示信号に応じて、
上記ディジタル信号を間引きして、8ビットのうち連続
する3ビットを選択し、逆拡散回路32とディレイロッ
クドループ回路35に出力する。
【0043】逆拡散回路32は、符号発生回路33にて
生成された拡散符号を用いて、制御部5から通知される
タイミングで、デシメータ31から入力されるディジタ
ル信号を逆拡散し、誤り訂正回路34に出力する。
生成された拡散符号を用いて、制御部5から通知される
タイミングで、デシメータ31から入力されるディジタ
ル信号を逆拡散し、誤り訂正回路34に出力する。
【0044】符号発生回路33は、後述の制御部5より
指示される種別の拡散符号を生成する。誤り訂正回路3
4は、逆拡散回路32にて逆拡散されたディジタル信号
に対して誤り訂正処理を施し、この処理結果を合成回路
4に出力する。
指示される種別の拡散符号を生成する。誤り訂正回路3
4は、逆拡散回路32にて逆拡散されたディジタル信号
に対して誤り訂正処理を施し、この処理結果を合成回路
4に出力する。
【0045】ディレイロックドループ回路35は、デシ
メータ31のデシメータポジションのずれを検出し、こ
のずれを補正するポジション指示信号をデシメータ31
に出力するものである。尚、このポジション指示信号
は、速度検出回路36にも出力される。
メータ31のデシメータポジションのずれを検出し、こ
のずれを補正するポジション指示信号をデシメータ31
に出力するものである。尚、このポジション指示信号
は、速度検出回路36にも出力される。
【0046】まず、ディレイロックドループ回路35
は、デシメータ31より入力される3ビットのディジタ
ル信号の各レベルを監視する。そして、各ビットのレベ
ルが図4(a)に示すように、後のものほど大きくなる
場合には、デシメータ31に対して、ポジション指示信
号「+1」を出力して、デシメータポジションを1つ遅
い方向へずらすように指示する。
は、デシメータ31より入力される3ビットのディジタ
ル信号の各レベルを監視する。そして、各ビットのレベ
ルが図4(a)に示すように、後のものほど大きくなる
場合には、デシメータ31に対して、ポジション指示信
号「+1」を出力して、デシメータポジションを1つ遅
い方向へずらすように指示する。
【0047】また、ディレイロックドループ回路35
は、各ビットのレベルが図4(b)に示すように、真ん
中のものが大きい場合には、デシメータ31に対して、
ポジション指示信号「0」を出力して、デシメータポジ
ションをずらさないように指示する。
は、各ビットのレベルが図4(b)に示すように、真ん
中のものが大きい場合には、デシメータ31に対して、
ポジション指示信号「0」を出力して、デシメータポジ
ションをずらさないように指示する。
【0048】そして、ディレイロックドループ回路35
は、各ビットのレベルが図4(c)に示すように、前の
ものほど大きくなる場合には、デシメータ31に対し
て、ポジション指示信号「−1」を出力して、デシメー
タポジションを1つ早い方向へずらすように指示する。
は、各ビットのレベルが図4(c)に示すように、前の
ものほど大きくなる場合には、デシメータ31に対し
て、ポジション指示信号「−1」を出力して、デシメー
タポジションを1つ早い方向へずらすように指示する。
【0049】速度検出回路36は、ディレイロックドル
ープ回路35よりデシメータ31に対して与えられるポ
ジション指示信号に基づいて、当該移動通信端末装置の
移動速度を検出する。
ープ回路35よりデシメータ31に対して与えられるポ
ジション指示信号に基づいて、当該移動通信端末装置の
移動速度を検出する。
【0050】まず、速度検出回路36の速度検出のしく
みを説明するに先立ち、移動速度とポジション指示信号
の関係について説明する。図5(a)に示すように広帯
域に拡散された基地局からの無線周波信号は、マルチパ
スによるフェージングの影響により、図5(b)に示す
ように一部欠落が生じる。
みを説明するに先立ち、移動速度とポジション指示信号
の関係について説明する。図5(a)に示すように広帯
域に拡散された基地局からの無線周波信号は、マルチパ
スによるフェージングの影響により、図5(b)に示す
ように一部欠落が生じる。
【0051】そして、この状態で高速で移動するような
場合、マルチパスによるフェージングの影響が顕著にな
って歪みが大きくなり、低速時には図6(a)に示すよ
うなアイ開口度が得られた1つのマルチパスに含まれる
パイロット信号も、高速移動により図6(b)に示すよ
うにアイ開口度が小さくなる。
場合、マルチパスによるフェージングの影響が顕著にな
って歪みが大きくなり、低速時には図6(a)に示すよ
うなアイ開口度が得られた1つのマルチパスに含まれる
パイロット信号も、高速移動により図6(b)に示すよ
うにアイ開口度が小さくなる。
【0052】このように移動速度が高速化してアイ開口
度が低下すると、デシメータポジションの変動が激しく
なる。このため、ポジション指示信号を監視することに
より、移動速度が高速化していることが検出できる。
度が低下すると、デシメータポジションの変動が激しく
なる。このため、ポジション指示信号を監視することに
より、移動速度が高速化していることが検出できる。
【0053】図7は、速度検出回路36の構成を示すも
のである。ディレイロックドループ回路35より入力さ
れるポジション指示信号は、まず、シフトレジスタ36
1に入力される。
のである。ディレイロックドループ回路35より入力さ
れるポジション指示信号は、まず、シフトレジスタ36
1に入力される。
【0054】シフトレジスタ361は、図8に示すよう
に10個のレジスタ3610〜3619が直列に接続さ
れたもので、ポジション指示信号の出力に同期したダン
プクロック信号により、各レジスタは、自己が記憶する
ポジション指示信号を順次隣りのレジスタに出力すると
ともに、パラレル/シリアル変換回路362に出力す
る。
に10個のレジスタ3610〜3619が直列に接続さ
れたもので、ポジション指示信号の出力に同期したダン
プクロック信号により、各レジスタは、自己が記憶する
ポジション指示信号を順次隣りのレジスタに出力すると
ともに、パラレル/シリアル変換回路362に出力す
る。
【0055】パラレル/シリアル変換回路362は、レ
ジスタ3610〜3619より入力されるポジション指
示信号をシリアル信号に変換し、カウンタ363に出力
する。カウンタ363は、パラレル/シリアル変換回路
362より入力される10個分のポジション指示信号中
に含まれる「+1」と「−1」の個数をカウントし、こ
のカウント結果を比較回路364,365に入力する。
ジスタ3610〜3619より入力されるポジション指
示信号をシリアル信号に変換し、カウンタ363に出力
する。カウンタ363は、パラレル/シリアル変換回路
362より入力される10個分のポジション指示信号中
に含まれる「+1」と「−1」の個数をカウントし、こ
のカウント結果を比較回路364,365に入力する。
【0056】比較回路364は、上記カウント結果を
「3」と比較して、「3」を越えている場合には「1」
データを、越えていない場合には「0」データを、それ
ぞれ制御部5に出力する。
「3」と比較して、「3」を越えている場合には「1」
データを、越えていない場合には「0」データを、それ
ぞれ制御部5に出力する。
【0057】一方、比較回路365は、上記カウント結
果を「8」と比較して、「8」を越えている場合には
「1」データを、越えていない場合には「0」データ
を、それぞれ制御部5に出力する。
果を「8」と比較して、「8」を越えている場合には
「1」データを、越えていない場合には「0」データ
を、それぞれ制御部5に出力する。
【0058】したがって、当該移動通信端末装置がほぼ
「停止」状態にある場合には、比較回路364,365
がともに「0」データを出力し、「低速移動」状態にあ
る場合には、比較回路364が「1」データを出力し、
比較回路365が「0」データを出力する。そして、当
該移動通信端末装置がより速い「高速移動」状態にある
場合には、比較回路364,365がともに「1」デー
タを出力することになる。
「停止」状態にある場合には、比較回路364,365
がともに「0」データを出力し、「低速移動」状態にあ
る場合には、比較回路364が「1」データを出力し、
比較回路365が「0」データを出力する。そして、当
該移動通信端末装置がより速い「高速移動」状態にある
場合には、比較回路364,365がともに「1」デー
タを出力することになる。
【0059】したがって、比較回路364,365がと
もに「0」データを出力する場合には、デシメータポジ
ションの変動が小さく、当該移動通信端末装置はほぼ
「停止」状態にあると判断でき、また比較回路364が
「1」データを出力し、比較回路365が「0」データ
を出力する場合には、「低速移動」状態にあると判断で
きる。
もに「0」データを出力する場合には、デシメータポジ
ションの変動が小さく、当該移動通信端末装置はほぼ
「停止」状態にあると判断でき、また比較回路364が
「1」データを出力し、比較回路365が「0」データ
を出力する場合には、「低速移動」状態にあると判断で
きる。
【0060】そして、比較回路364,365がともに
「1」データを出力する場合は、デシメータポジション
の変動が大きく、当該移動通信端末装置が「高速移動」
状態にあると判断できる。
「1」データを出力する場合は、デシメータポジション
の変動が大きく、当該移動通信端末装置が「高速移動」
状態にあると判断できる。
【0061】このように、速度検出回路36によれば、
10個のポジション指示信号に基づいて、当該移動通信
端末装置の移動速度を、「停止」、「低速移動」、「高
速移動」の3段階で検出することができる。比較回路3
64,365より出力されるデータは、移動速度情報と
して、制御部5に出力される。
10個のポジション指示信号に基づいて、当該移動通信
端末装置の移動速度を、「停止」、「低速移動」、「高
速移動」の3段階で検出することができる。比較回路3
64,365より出力されるデータは、移動速度情報と
して、制御部5に出力される。
【0062】合成回路4は、フィンガ3a〜3dにて復
調された信号を合成し、後段の復号回路(図示しない)
に合成結果を出力する。制御部5は、上述したようにサ
ーチャ2a〜2cとフィンガ3a〜3dに対して、拡散
符号の種別と逆拡散のタイミングを割り当てるととも
に、サーチャ2a〜2cとフィンガ3a〜3dより通知
される復調した信号のレベルを監視する。
調された信号を合成し、後段の復号回路(図示しない)
に合成結果を出力する。制御部5は、上述したようにサ
ーチャ2a〜2cとフィンガ3a〜3dに対して、拡散
符号の種別と逆拡散のタイミングを割り当てるととも
に、サーチャ2a〜2cとフィンガ3a〜3dより通知
される復調した信号のレベルを監視する。
【0063】そして、この監視結果に応じて、受信レベ
ルが高いパスを受信するように、フィンガ3a〜3dに
割り当てる拡散信号と逆拡散のタイミングを切換制御し
て、パスダイバーシチを行なう。
ルが高いパスを受信するように、フィンガ3a〜3dに
割り当てる拡散信号と逆拡散のタイミングを切換制御し
て、パスダイバーシチを行なう。
【0064】また、制御部5は、フィンガ3a〜3dよ
り通知されるレベルが予め設定したレベルよりも低下し
た場合に、最も大きいレベルが得られるパス(フィン
ガ)の拡散符号と逆拡散のタイミングをフィンガ3aに
割り当てて、セルダイバーシチ処理を開始する。
り通知されるレベルが予め設定したレベルよりも低下し
た場合に、最も大きいレベルが得られるパス(フィン
ガ)の拡散符号と逆拡散のタイミングをフィンガ3aに
割り当てて、セルダイバーシチ処理を開始する。
【0065】このセルダイバーシチ処理で制御部5は、
サーチャ2a〜2cに対してフィンガ3aで受信してい
る基地局(以下、基地局Aと称する)に隣接する基地局
を移動先の候補基地局としてその拡散符号を順次割り当
てる。
サーチャ2a〜2cに対してフィンガ3aで受信してい
る基地局(以下、基地局Aと称する)に隣接する基地局
を移動先の候補基地局としてその拡散符号を順次割り当
てる。
【0066】そしてこれにより、サーチャ2a〜2cよ
り順次通知されるレベルをそれぞれ下式X(n)に代入
して累積加算して、それぞれ被判定レベルY(n)に変
換する。尚、下式(1)におけるY(n−1)は、Y
(n)より1つ前の算出値である。また、αは忘却係数
で後述の忘却係数制御手段5cによって切換制御され
る。
り順次通知されるレベルをそれぞれ下式X(n)に代入
して累積加算して、それぞれ被判定レベルY(n)に変
換する。尚、下式(1)におけるY(n−1)は、Y
(n)より1つ前の算出値である。また、αは忘却係数
で後述の忘却係数制御手段5cによって切換制御され
る。
【0067】
【数1】
【0068】そして、被判定レベルY(n)を平均化
し、この平均化結果が予め設定したレベル(以下、ハン
ドオーバ閾値と称する)を越えたか否か監視する。そし
て、被判定レベルY(n)の平均化結果がハンドオーバ
閾値を越えた場合に、その被判定レベルY(n)の算出
の基となったサーチャ2a〜2cに割り当てた拡散符号
より、移動先となる基地局(以下、基地局Bと称する)
を検出する。
し、この平均化結果が予め設定したレベル(以下、ハン
ドオーバ閾値と称する)を越えたか否か監視する。そし
て、被判定レベルY(n)の平均化結果がハンドオーバ
閾値を越えた場合に、その被判定レベルY(n)の算出
の基となったサーチャ2a〜2cに割り当てた拡散符号
より、移動先となる基地局(以下、基地局Bと称する)
を検出する。
【0069】そして、基地局Bの拡散符号と逆拡散のタ
イミングを、フィンガ3b〜3dのうち受信レベルの低
いものに割り当て、受信する基地局をAからBに切り換
える。
イミングを、フィンガ3b〜3dのうち受信レベルの低
いものに割り当て、受信する基地局をAからBに切り換
える。
【0070】また、制御部5は、基地局Bを検出した場
合に、図示しない送信系を制御して、基地局Aに対し
て、移動先の基地局としてBを通知する。尚、この通知
を受けた基地局Aは、基地局Bに対して、当該移動通信
端末装置宛ての信号を送信するように指示する。
合に、図示しない送信系を制御して、基地局Aに対し
て、移動先の基地局としてBを通知する。尚、この通知
を受けた基地局Aは、基地局Bに対して、当該移動通信
端末装置宛ての信号を送信するように指示する。
【0071】ところで、制御部5は、新たな制御機能と
して、移動速度判定手段5aと、サーチャ制御手段5b
と、忘却係数制御手段5cとを備えている。移動速度判
定手段5aは、速度検出回路36より通知される移動速
度情報に応じて、前述したように当該移動通信端末装置
の速度を「停止」、「低速移動」、「高速移動」の3段
階で判定する。
して、移動速度判定手段5aと、サーチャ制御手段5b
と、忘却係数制御手段5cとを備えている。移動速度判
定手段5aは、速度検出回路36より通知される移動速
度情報に応じて、前述したように当該移動通信端末装置
の速度を「停止」、「低速移動」、「高速移動」の3段
階で判定する。
【0072】サーチャ制御手段5bは、移動速度判定手
段5aにて判定される速度に応じて、サーチャ2a〜2
cをON/OFF制御する。この制御では、「高速移
動」時には、3つのサーチャ2a〜2cをすべて動作さ
せ、「低速移動」時には2つのサーチャ2a,2bを動
作させる。そして、「停止」状態と判定される場合に
は、サーチャ2aのみを動作させる。
段5aにて判定される速度に応じて、サーチャ2a〜2
cをON/OFF制御する。この制御では、「高速移
動」時には、3つのサーチャ2a〜2cをすべて動作さ
せ、「低速移動」時には2つのサーチャ2a,2bを動
作させる。そして、「停止」状態と判定される場合に
は、サーチャ2aのみを動作させる。
【0073】忘却係数制御手段5cは、移動速度判定手
段5aにて判定される速度に応じて、忘却係数αの値を
切り換え制御する。この制御では、「高速移動」時に
は、忘却係数αの値を「0.8」にし、「低速移動」時
には「0.5」にする。そして、「停止」状態と判定さ
れる場合には、忘却係数αの値を「0.3」にする。
段5aにて判定される速度に応じて、忘却係数αの値を
切り換え制御する。この制御では、「高速移動」時に
は、忘却係数αの値を「0.8」にし、「低速移動」時
には「0.5」にする。そして、「停止」状態と判定さ
れる場合には、忘却係数αの値を「0.3」にする。
【0074】表示部6は、種々の文字表示が可能なLC
D(Liquid Crystal Display)などからなるもので、発
信先の識別番号や自機の設定状態などを表示でき、前述
の移動速度判定手段5aにて判定される当該移動通信端
末装置の速度を「停止」、「低速移動」、「高速移動」
の3段階で表示する。
D(Liquid Crystal Display)などからなるもので、発
信先の識別番号や自機の設定状態などを表示でき、前述
の移動速度判定手段5aにて判定される当該移動通信端
末装置の速度を「停止」、「低速移動」、「高速移動」
の3段階で表示する。
【0075】次に、上記構成のレイク受信機におけるハ
ンドオーバ時のセルダイバーシチ処理動作を以下に説明
する。図9は、そのフローチャートである。フィンガ3
a〜3dより通知されるレベルが予め設定したレベルよ
りも低下すると、制御部5は図9に示すセルダイバーシ
チ処理を開始する。
ンドオーバ時のセルダイバーシチ処理動作を以下に説明
する。図9は、そのフローチャートである。フィンガ3
a〜3dより通知されるレベルが予め設定したレベルよ
りも低下すると、制御部5は図9に示すセルダイバーシ
チ処理を開始する。
【0076】まず、ステップ9aでは、フィンガ3a〜
3dより通知されるレベルのうち、最も大きいレベルが
得られるパス(フィンガ)の拡散符号と逆拡散のタイミ
ングをフィンガ3aに割り当てる。これにより、フィン
ガ3aは、上記最も大きいレベルのパスの受信を行な
う。
3dより通知されるレベルのうち、最も大きいレベルが
得られるパス(フィンガ)の拡散符号と逆拡散のタイミ
ングをフィンガ3aに割り当てる。これにより、フィン
ガ3aは、上記最も大きいレベルのパスの受信を行な
う。
【0077】そして、ステップ9bでは、フィンガ3a
で受信している基地局Aに隣接する基地局を移動先の候
補基地局としてその拡散符号を順次、サーチャ2a〜2
cに割り当てる。
で受信している基地局Aに隣接する基地局を移動先の候
補基地局としてその拡散符号を順次、サーチャ2a〜2
cに割り当てる。
【0078】但し、この際、サーチャ2a〜2cは、移
動速度判定手段5aにて判定される速度に応じてサーチ
ャ制御手段5bにより動作制御されている。このため、
動作状態にあるサーチャに対してのみ拡散符号の割り当
てが行なわれるが、「停止」、「低速移動」、「高速移
動」の各状態の割り当て順序を図10に示す。
動速度判定手段5aにて判定される速度に応じてサーチ
ャ制御手段5bにより動作制御されている。このため、
動作状態にあるサーチャに対してのみ拡散符号の割り当
てが行なわれるが、「停止」、「低速移動」、「高速移
動」の各状態の割り当て順序を図10に示す。
【0079】図10の例では、基地局Aに隣接する基地
局がN1からN8までの8つあったとし、1基地局当た
りの検索時間を10[ms]としている。この場合、移
動速度判定手段5aが「停止」状態と判定した場合に
は、サーチャ2aのみが動作することになるため、図1
0(a)に示すように、現在使用している基地局Aと他
の基地局N1〜N8が交互に検索されることになるた
め、検索する基地局すべてを一巡するのに160[m
s]要する。
局がN1からN8までの8つあったとし、1基地局当た
りの検索時間を10[ms]としている。この場合、移
動速度判定手段5aが「停止」状態と判定した場合に
は、サーチャ2aのみが動作することになるため、図1
0(a)に示すように、現在使用している基地局Aと他
の基地局N1〜N8が交互に検索されることになるた
め、検索する基地局すべてを一巡するのに160[m
s]要する。
【0080】また、移動速度判定手段5aが「低速移
動」状態と判定した場合には、サーチャ2a,2bが動
作することになるため、図10(b)に示すように、一
方のサーチャ2aが現在使用している基地局Aを検索
し、他方のサーチャ2bが他の基地局N1〜N8を検索
することになるため、検索する基地局すべてを一巡する
のに80[ms]要する。
動」状態と判定した場合には、サーチャ2a,2bが動
作することになるため、図10(b)に示すように、一
方のサーチャ2aが現在使用している基地局Aを検索
し、他方のサーチャ2bが他の基地局N1〜N8を検索
することになるため、検索する基地局すべてを一巡する
のに80[ms]要する。
【0081】そして、移動速度判定手段5aが「高速移
動」状態と判定した場合には、サーチャ2a,2b,2
cが動作することになるため、図10(c)に示すよう
に、サーチャ2aが現在使用している基地局Aを検索
し、サーチャ2b,2cが他の基地局N1〜N8をそれ
ぞれ検索することになるため、検索する基地局すべてを
一巡するのに40[ms]要する。
動」状態と判定した場合には、サーチャ2a,2b,2
cが動作することになるため、図10(c)に示すよう
に、サーチャ2aが現在使用している基地局Aを検索
し、サーチャ2b,2cが他の基地局N1〜N8をそれ
ぞれ検索することになるため、検索する基地局すべてを
一巡するのに40[ms]要する。
【0082】次に、ステップ9cでは、サーチャ2a〜
2cより順次通知されるレベルをそれぞれ前述の(1)
式のX(n)に代入して、それぞれ被判定レベルY
(n)に変換する。
2cより順次通知されるレベルをそれぞれ前述の(1)
式のX(n)に代入して、それぞれ被判定レベルY
(n)に変換する。
【0083】尚、この際、式(1)で用いられる忘却係
数αは、忘却係数制御手段5cが移動速度判定手段5a
の速度判定結果に応じて切換制御する。この制御では、
前述したように移動速度が高速になるほど、忘却(係
数)度が大きくなるため、より現在に近い時間に検出さ
れた受信レベルが、被判定レベルY(n)に反映される
ことになる。
数αは、忘却係数制御手段5cが移動速度判定手段5a
の速度判定結果に応じて切換制御する。この制御では、
前述したように移動速度が高速になるほど、忘却(係
数)度が大きくなるため、より現在に近い時間に検出さ
れた受信レベルが、被判定レベルY(n)に反映される
ことになる。
【0084】そして、動作状態にある各サーチャ2a〜
2cの被判定レベルY(n)の平均化結果がハンドオー
バ閾値を越えたか否か監視し、越えるものがない場合に
は、ステップ9bに移行して、他の拡散符号の割り当て
を動作状態にあるサーチャ2a〜2cに対して行なう。
一方、ハンドオーバ閾値を越えたものがある場合につい
ては、ステップ9dに移行する。
2cの被判定レベルY(n)の平均化結果がハンドオー
バ閾値を越えたか否か監視し、越えるものがない場合に
は、ステップ9bに移行して、他の拡散符号の割り当て
を動作状態にあるサーチャ2a〜2cに対して行なう。
一方、ハンドオーバ閾値を越えたものがある場合につい
ては、ステップ9dに移行する。
【0085】ステップ9dでは、ハンドオーバ閾値を越
えた被判定レベルY(n)の平均化結果に対応するサー
チャ2a〜2cに割り当てた拡散符号から、基地局Bを
検出する。そして、フィンガ3b〜3dのうち、受信レ
ベルの低いものに対して、基地局Bの拡散符号と、逆拡
散のタイミングを割り当てる。
えた被判定レベルY(n)の平均化結果に対応するサー
チャ2a〜2cに割り当てた拡散符号から、基地局Bを
検出する。そして、フィンガ3b〜3dのうち、受信レ
ベルの低いものに対して、基地局Bの拡散符号と、逆拡
散のタイミングを割り当てる。
【0086】そして、ステップ9eでは、送信系を制御
して、基地局Aに対して移動先の基地局としてBを通知
する。次に、ステップ9fでは、フィンガ3a〜3dが
すべて同じ基地局の拡散符号を用いているか否かを検証
する。ここで、すべて同じでない場合には、ハンドオー
バが完了していないものとしてステップ9aに移行し
て、セルダイバーシチ処理を継続する。一方、すべて同
じ基地局の拡散符号を用いている場合には、セルダイバ
ーシチ処理を終了する。
して、基地局Aに対して移動先の基地局としてBを通知
する。次に、ステップ9fでは、フィンガ3a〜3dが
すべて同じ基地局の拡散符号を用いているか否かを検証
する。ここで、すべて同じでない場合には、ハンドオー
バが完了していないものとしてステップ9aに移行し
て、セルダイバーシチ処理を継続する。一方、すべて同
じ基地局の拡散符号を用いている場合には、セルダイバ
ーシチ処理を終了する。
【0087】以上のように、上記構成のレイク受信機で
は、デシメータポジションの変動から移動速度を検出
し、この検出した移動速度が高速化するに従い、忘却係
数αを大きくして、基地局Bからの信号の強度増大に対
する俊敏性を高めるようにしている。
は、デシメータポジションの変動から移動速度を検出
し、この検出した移動速度が高速化するに従い、忘却係
数αを大きくして、基地局Bからの信号の強度増大に対
する俊敏性を高めるようにしている。
【0088】このため、例えば図11に示すように、同
じ高速移動時のハンドオーバ閾値において、忘却係数α
が一定の場合に算出される被判定レベルY(n)の平均
化結果の変化w0に対して、上記構成のレイク受信機で
は忘却係数αを大きくすることにより、被判定レベルY
(n)の平均化結果の変化W1の立ち上がりがdtだけ
早くなる。
じ高速移動時のハンドオーバ閾値において、忘却係数α
が一定の場合に算出される被判定レベルY(n)の平均
化結果の変化w0に対して、上記構成のレイク受信機で
は忘却係数αを大きくすることにより、被判定レベルY
(n)の平均化結果の変化W1の立ち上がりがdtだけ
早くなる。
【0089】したがって、上記構成のレイク受信機によ
れば、高速移動時にはハンドオーバ閾値を越えるタイミ
ングが早まることになり、これにより、基地局Bの検出
の迅速化が図られ、ハンドオーバ時のドロップコールを
抑制することができる。
れば、高速移動時にはハンドオーバ閾値を越えるタイミ
ングが早まることになり、これにより、基地局Bの検出
の迅速化が図られ、ハンドオーバ時のドロップコールを
抑制することができる。
【0090】また、上記構成のレイク受信機では、移動
速度が高速化するに従って、動作させるサーチャの数を
増加させるようにしている。このため、移動していない
時のようにパスがあまり変動しないような場合に、不必
要に多くのサーチャを動作させることがなく、また、高
速移動時のようにパスの変動が盛んな場合には、多くの
サーチャを動作させるため、移動速度に応じたパス変動
に対応しつつ、消費電力を軽減することできる。
速度が高速化するに従って、動作させるサーチャの数を
増加させるようにしている。このため、移動していない
時のようにパスがあまり変動しないような場合に、不必
要に多くのサーチャを動作させることがなく、また、高
速移動時のようにパスの変動が盛んな場合には、多くの
サーチャを動作させるため、移動速度に応じたパス変動
に対応しつつ、消費電力を軽減することできる。
【0091】また、上記構成のレイク受信機では、A/
D変換器1でサンプリングしたディジタル信号から、連
続する一部のサンプルを抽出する場合に、この抽出する
のに適したサンプルの位置が高速移動に伴って変化する
ことに着目し、その位置の変化から移動速度を検出する
ようにしている。従って上記構成のレイク受信機によれ
ば、加速度計やジャイロなどのようなセンサを新たに設
けることなく、移動速度を検出することができる。さら
に、上記構成のレイク受信機では、検出した移動速度を
表示部6に表示するため、ユーザに対して、自機の移動
速度を視覚的に報知することができる。
D変換器1でサンプリングしたディジタル信号から、連
続する一部のサンプルを抽出する場合に、この抽出する
のに適したサンプルの位置が高速移動に伴って変化する
ことに着目し、その位置の変化から移動速度を検出する
ようにしている。従って上記構成のレイク受信機によれ
ば、加速度計やジャイロなどのようなセンサを新たに設
けることなく、移動速度を検出することができる。さら
に、上記構成のレイク受信機では、検出した移動速度を
表示部6に表示するため、ユーザに対して、自機の移動
速度を視覚的に報知することができる。
【0092】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、基地局
Bからの信号の強度増大に対する俊敏性を高めるため
に、移動速度が高速化するに従って忘却係数αを大きく
するようにした。これに代わって例えば、移動速度が高
速化するに従ってハンドオーバ閾値を低く設定するよう
にしても、基地局Bからの信号の強度増大に対する俊敏
性を高めることができる。その他、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能で
あることはいうまでもない。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、基地局
Bからの信号の強度増大に対する俊敏性を高めるため
に、移動速度が高速化するに従って忘却係数αを大きく
するようにした。これに代わって例えば、移動速度が高
速化するに従ってハンドオーバ閾値を低く設定するよう
にしても、基地局Bからの信号の強度増大に対する俊敏
性を高めることができる。その他、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能で
あることはいうまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、自機
の移動速度を検出し、この検出した移動速度が高速にな
るに従って、パス検出手段の逆拡散された受信信号の強
度に対する検出感度を高めるようにしている。したがっ
て、この発明によれば、自機が高速移動している場合に
は、受信信号の検出感度が高められるため、高速移動時
に通信相手局からの信号検出を迅速に行なうことを可能
にし、ハンドオーバ時のドロップコールを抑制すること
が可能なレイク受信機を提供できる。
の移動速度を検出し、この検出した移動速度が高速にな
るに従って、パス検出手段の逆拡散された受信信号の強
度に対する検出感度を高めるようにしている。したがっ
て、この発明によれば、自機が高速移動している場合に
は、受信信号の検出感度が高められるため、高速移動時
に通信相手局からの信号検出を迅速に行なうことを可能
にし、ハンドオーバ時のドロップコールを抑制すること
が可能なレイク受信機を提供できる。
【0094】また、この発明では、自機の移動速度を検
出し、この検出した移動速度が高速になるに従って、逆
拡散手段の動作数を増加させるようにしている。したが
って、この発明によれば、停止している時や低速で移動
している時のようにパスがあまり変動しないような場合
に、不必要に多くの逆拡散手段を動作させることがな
く、また、高速移動時のようにパスの変動が盛んな場合
には、多くの逆拡散手段を動作させるため、移動速度に
応じたパス変動に対応しつつ、消費電力を軽減すること
が可能なレイク受信機を提供できる。
出し、この検出した移動速度が高速になるに従って、逆
拡散手段の動作数を増加させるようにしている。したが
って、この発明によれば、停止している時や低速で移動
している時のようにパスがあまり変動しないような場合
に、不必要に多くの逆拡散手段を動作させることがな
く、また、高速移動時のようにパスの変動が盛んな場合
には、多くの逆拡散手段を動作させるため、移動速度に
応じたパス変動に対応しつつ、消費電力を軽減すること
が可能なレイク受信機を提供できる。
【0095】また、この発明では、サンプリングしたデ
ィジタル信号から、連続する一部のサンプルを抽出する
場合に、この抽出するのに適したサンプルの位置が高速
移動に伴って変化することに着目し、その位置の変化か
ら移動速度を検出するようにしている。従ってこの発明
によれば、加速度計やジャイロなどのようなセンサを新
たに設けることなく、移動速度を検出することが可能な
レイク受信機および速度検出回路を提供できる。
ィジタル信号から、連続する一部のサンプルを抽出する
場合に、この抽出するのに適したサンプルの位置が高速
移動に伴って変化することに着目し、その位置の変化か
ら移動速度を検出するようにしている。従ってこの発明
によれば、加速度計やジャイロなどのようなセンサを新
たに設けることなく、移動速度を検出することが可能な
レイク受信機および速度検出回路を提供できる。
【0096】さらに、この発明では、移動速度検出手段
の検出した移動速度を視覚的に報知する速度表示手段を
新たに備えるため、ユーザに対して、自機の移動速度を
視覚的に報知することが可能なレイク受信機を提供でき
る。
の検出した移動速度を視覚的に報知する速度表示手段を
新たに備えるため、ユーザに対して、自機の移動速度を
視覚的に報知することが可能なレイク受信機を提供でき
る。
【図1】この発明に係わる移動通信端末装置のレイク受
信機の構成を示す回路ブロック図。
信機の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したレイク受信機のフィンガ3aの構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図3】図1に示したレイク受信機のA/D変換器1の
サンプリングを説明するための図。
サンプリングを説明するための図。
【図4】図1に示したレイク受信機のディレイロックド
ループ回路35によるデシメータポジションの補正を説
明するための図。
ループ回路35によるデシメータポジションの補正を説
明するための図。
【図5】基地局からの無線周波信号が、マルチパスのフ
ェージングの影響によって一部が欠落する様子を説明す
るための図。
ェージングの影響によって一部が欠落する様子を説明す
るための図。
【図6】高速移動によってパイロット信号のアイ開口度
が縮小する様子を説明するための図。
が縮小する様子を説明するための図。
【図7】図2に示したフィンガ3aの速度検出回路36
の構成を示す回路ブロック図。
の構成を示す回路ブロック図。
【図8】図7に示した速度検出回路36のシフトレジス
タ361の構成を示す回路ブロック図。
タ361の構成を示す回路ブロック図。
【図9】図1に示したレイク受信機のハンドオーバ時の
セルダイバーシチ処理動作を説明するためのフローチャ
ート。
セルダイバーシチ処理動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図10】図1に示したレイク受信機の移動速度に応じ
たサーチャの基地局検索順序を説明するための図。
たサーチャの基地局検索順序を説明するための図。
【図11】図1に示したレイク受信機の忘却係数αの可
変による被判定レベルY(n)の変化を説明するための
図。
変による被判定レベルY(n)の変化を説明するための
図。
【図12】CDMA方式と他の通信方式のマルチパスフ
ェージングの影響の差を説明するための図。
ェージングの影響の差を説明するための図。
【図13】従来の移動通信端末装置のレイク受信機の構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図14】移動速度の変化に伴う、移動先の基地局Bか
らの信号強度の変化を説明するための図。
らの信号強度の変化を説明するための図。
【図15】高速移動時と低速移動時の移動先基地局の検
出位置の差を示す図。
出位置の差を示す図。
1…A/D変換器(A/D) 2…サーチ部 2a,2b,2c…サーチャ 3…復調部 3a,3b,3c,3d…フィンガ 31…デシメータ 32…逆拡散回路 33…符号発生回路 34…誤り訂正回路 35…ディレイロックドループ回路 36…速度検出回路 361…シフトレジスタ 3610〜3609…レジスタ 362…パラレル/シリアル変換回路 363…カウンタ 364,365…比較回路 4…合成回路 5…制御部 5a…移動速度判定手段 5b…サーチャ制御手段 5c…忘却係数制御手段 6…表示部
Claims (7)
- 【請求項1】 受信信号をディジタル信号に変換するデ
ィジタル変換手段と、通信相手局毎に割り当てられる種
々の拡散符号を順次用いて、前記ディジタル変換手段に
てディジタル信号に変換された受信信号を種々のタイミ
ングで逆拡散する複数の逆拡散手段と、この複数の逆拡
散手段で逆拡散された受信信号の強度を監視して、受信
信号の逆拡散に適する拡散符号と逆拡散のタイミングを
検出するパス検出手段と、このパス検出手段で検出した
拡散符号およびタイミングを用いて受信信号を逆拡散し
て復調する複数の復調手段と、これらの復調手段にて復
調された複数の受信信号を合成する合成手段とを備えた
レイク受信機において、 自機の移動速度を検出する移動速度検出手段と、 この移動速度検出手段の検出した移動速度が高速になる
に従って、前記パス検出手段の、逆拡散された受信信号
の強度に対する検出感度を高める検出感度制御手段とを
具備することを特徴とするレイク受信機。 - 【請求項2】 受信信号をディジタル信号に変換するデ
ィジタル変換手段と、通信相手局毎に割り当てられる種
々の拡散符号を順次用いて、前記ディジタル変換手段に
てディジタル信号に変換された受信信号を種々のタイミ
ングで逆拡散する複数の逆拡散手段と、この複数の逆拡
散手段で逆拡散された受信信号の強度を監視して、受信
信号の逆拡散に適する拡散符号と逆拡散のタイミングを
検出するパス検出手段と、このパス検出手段で検出した
拡散符号およびタイミングを用いて受信信号を逆拡散し
て復調する複数の復調手段と、これらの復調手段にて復
調された複数の受信信号を合成する合成手段とを備えた
レイク受信機において、 自機の移動速度を検出する移動速度検出手段と、 この移動速度検出手段の検出した移動速度が高速になる
に従って、前記複数の逆拡散手段の動作数を増加させる
動作制御手段とを具備することを特徴とするレイク受信
機。 - 【請求項3】 前記ディジタル変換手段は、 受信信号をサンプリングしてディジタル信号に変換する
変換手段と、 前記複数の逆拡散手段にて逆拡散するためのディジタル
信号として、前記変換手段にて変換されたディジタル信
号のサンプルのうち、制御信号の指示に応じた連続する
複数のサンプルを取り出す抽出手段と、 この抽出手段にて取り出された複数のサンプルの強度に
応じて、前記制御信号を通じ、前記抽出手段が取り出す
サンプルを可変制御する抽出位置制御手段とを備え、 前記移動速度検出手段は、前記抽出位置制御手段より出
力される制御信号に基づいて、自機の移動速度を検出す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレ
イク受信機。 - 【請求項4】 前記パス検出手段は、 前記逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度を累積加
算するもので、この累積加算の際に、過去に累積加算し
た強度と新たに前記逆拡散手段で逆拡散された受信信号
の強度とを可変値αに応じた比率で加算する演算手段
と、 この演算手段の累積加算結果が予め設定した基準値を越
えた場合に、この際用いていた拡散符号と逆拡散のタイ
ミングを受信信号の逆拡散に適するものとして検出する
検出手段とを備え、 前記検出感度制御手段は、前記移動速度検出手段の検出
した移動速度が高速になるに従って、前記演算手段が新
たに前記逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度の比
率を高めて累積加算するように前記可変値αを可変制御
して、前記検出感度を高めることを特徴とする請求項1
または請求項3に記載のレイク受信機。 - 【請求項5】 前記パス検出手段は、 前記逆拡散手段で逆拡散された受信信号の強度を累積加
算して平均化する演算手段と、 この演算手段の平均化結果が可変基準値を越えた場合
に、この際、逆拡散手段で用いていた拡散符号と逆拡散
のタイミングを受信信号の逆拡散に適するものとして検
出する検出手段とを備え、 前記検出感度制御手段は、前記移動速度検出手段の検出
した移動速度が高速になるに従って、前記検出手段の可
変基準値を低下させることにより、前記検出感度を高め
ることを特徴とする請求項1または請求項3に記載のレ
イク受信機。 - 【請求項6】 前記移動速度検出手段の検出した移動速
度を視覚的に報知する速度表示手段を備えることを特徴
とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のレイク
受信機。 - 【請求項7】 受信信号をサンプリングしてディジタル
信号に変換する変換手段と、 この変換手段にて変換されたディジタル信号のサンプル
のうち、制御信号の指示に応じた連続する複数のサンプ
ルを取り出す抽出手段と、 この抽出手段にて取り出された複数のサンプルの強度に
応じて、前記制御信号を通じ、前記抽出手段が取り出す
サンプルを可変制御する抽出位置制御手段と、 前記抽出位置制御手段より出力される制御信号に基づい
て、自機の移動速度を検出する速度検出手段とを具備す
ることを特徴とする速度検出回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25111798A JP2000083010A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | レイク受信機および速度検出回路 |
| CN99118386A CN1253420A (zh) | 1998-09-04 | 1999-09-03 | 瑞克接收机及速度检测电路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25111798A JP2000083010A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | レイク受信機および速度検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000083010A true JP2000083010A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17217919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25111798A Pending JP2000083010A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | レイク受信機および速度検出回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000083010A (ja) |
| CN (1) | CN1253420A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001320321A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-11-16 | Nokia Mobile Phones Ltd | 移動局を動作させる方法および移動局 |
| JP2003177820A (ja) * | 2001-12-07 | 2003-06-27 | Ntt Advanced Technology Corp | 自走制御装置及びその制御方法、自走装置 |
| US7123916B2 (en) | 2000-07-25 | 2006-10-17 | Denso Corporation | Handoff adaptation for CDMA systems |
| WO2007052585A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Nec Corporation | 移動体端末装置及びそれに用いる移動速度検出方法並びにそのプログラム |
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