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JP2000081501A - マイクロレンズアレイ及びその製造方法並びに表示装置 - Google Patents

マイクロレンズアレイ及びその製造方法並びに表示装置

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Publication number
JP2000081501A
JP2000081501A JP19601499A JP19601499A JP2000081501A JP 2000081501 A JP2000081501 A JP 2000081501A JP 19601499 A JP19601499 A JP 19601499A JP 19601499 A JP19601499 A JP 19601499A JP 2000081501 A JP2000081501 A JP 2000081501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microlens array
thin film
light
manufacturing
base
Prior art date
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Granted
Application number
JP19601499A
Other languages
English (en)
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JP3968548B2 (ja
Inventor
Hisao Nishikawa
尚男 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP19601499A priority Critical patent/JP3968548B2/ja
Priority to US09/371,679 priority patent/US6404555B1/en
Publication of JP2000081501A publication Critical patent/JP2000081501A/ja
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Publication of JP3968548B2 publication Critical patent/JP3968548B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜を有するマイクロレンズアレイを安価に
製造する方法を提供することにある。 【解決手段】 マイクロレンズアレイの製造方法は、基
台50上に薄膜52を形成する第1工程と、薄膜52上
に複数のレンズ42を有する光透過性層40を設ける第
2工程と、薄膜52を光透過性層40と一体的に基台5
0から剥離する第3工程と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜が形成された
マイクロレンズアレイ及びその製造方法並びに表示装置
に関する。
【0002】
【発明の背景】これまでに、複数の微小なレンズが並べ
られて構成されるマイクロレンズアレイが、例えば液晶
パネルに適用されてきた。マイクロレンズアレイを適用
することで、各レンズによって各画素に入射する光が集
光するので、表示画面を明るくすることができる。
【0003】また、マイクロレンズアレイを製造する方
法として、ドライエッチング法又はウェットエッチング
法を適用する方法が知られている。しかし、これらの方
法によれば、個々のマイクロレンズアレイを製造する毎
に、リソグラフィ工程が必要であってコストが高くな
る。
【0004】そこで、特開平3−198003号公報に
開示されるように、レンズに対応する球面が形成された
原盤に樹脂を滴下し、この樹脂を固化させて剥離するこ
とで、マイクロレンズアレイを製造する方法が開発され
ている。
【0005】この方法は、要するに、原盤を型としてマ
イクロレンズアレイを転写形成することで、製品毎のリ
ソグラフィ工程を不要とする方法である。原盤は、一旦
製造すればその後、耐久性の許す限り繰り返し使用でき
るため、原盤の耐久性が高いほどー製品あたりに占める
原盤コストが低減し、製品の低コスト化に繋がる。
【0006】そして、液晶パネル用のマイクロレンズア
レイには、その後、薄膜が形成される。薄膜の例とし
て、例えばITO(Indium Tin Oxide)膜は、スパッタ
や蒸着などの真空成膜法により膜を形成した後、アニー
ル処理することで形成される。アニール処理の温度は、
通常200〜300℃であるが、温度が高いほど抵抗値
が下がり良質の電極膜となるので好ましい。
【0007】しかしながら、アニール処理の高温は、マ
イクロレンズアレイに悪影響を与えるのみならず、これ
らを構成する材料に制約を受けるという問題がある。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、その目的は、薄膜を有するマイクロレンズアレイ
を安価に製造する方法及びその方法により製造されるマ
イクロレンズアレイ並びにこれを表示装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係るマイ
クロレンズアレイの製造方法は、基台上に薄膜を形成す
る第1工程と、前記薄膜上に、複数のレンズを有する光
透過性層を設ける第2工程と、前記薄膜を、前記光透過
性層と一体的に前記基台から剥離する第3工程と、を含
む。
【0010】本発明によれば、薄膜が形成されてアニー
ルされる。その後、薄膜上に光透過性層が設けられる。
したがって、薄膜にアニールするときに、まだ光透過性
層が形成されていないので、この光透過性層に対して、
アニール時の高温の影響を与えない。また、光透過性層
を構成する材料は、アニール時の高温に耐えられるもの
に限定されないので、材料選択の自由度が増す。
【0011】(2)このマイクロレンズアレイの製造方
法において、前記薄膜は、透明電極膜であってもよい。
【0012】これによれば、透明電極膜が形成されてア
ニールされる。その後、透明電極膜上に光透過性層が設
けられる。したがって、透明電極膜にアニールするとき
に、まだ光透過性層が形成されていないので、この光透
過性層に対して、アニール時の高温の影響を与えない。
また、光透過性層を構成する材料は、アニール時の高温
に耐えられるものに限定されないので、材料選択の自由
度が増す。
【0013】(3)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記第2工程の前に、前記光透過性層を前
記薄膜とは別に形成する工程を含み、前記第2工程で、
完成した前記光透過性層を前記薄膜に接着してもよい。
【0014】これによれば、予め得られたレンズ付きの
光透過性層を利用できるので、汎用性のある製造方法と
なる。
【0015】(4)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記第2工程で、光透過性層前駆体から光
透過性層を、前記基台の上で形成しながら前記薄膜に接
着してもよい。
【0016】これによれば、連続的に薄膜及び光透過性
層を形成するので、全体的な工程を短縮することができ
る。
【0017】(5)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記基台は、放射線透過性を有し、前記第
3工程で、前記基台を通して前記薄膜に前記放射線を照
射して、前記薄膜と前記基台との界面における結合力を
低減させてもよい。
【0018】このように、薄膜と基台との界面における
結合力を低減させることで、薄膜を基台から剥離しやす
くすることができる。
【0019】(6)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記第1工程で、前記基台には予め分離層
を形成し、前記分離層の上に前記薄膜を形成し、前記基
台は、放射線透過性を有し、前記第3工程で、前記基台
を通して前記分離層に前記放射線を照射して、前記基台
と前記分離層との界面における結合力を低減させてもよ
い。
【0020】これによれば、基台と分離層との界面にお
ける結合力が低減して、分離層を基台から剥離すること
ができる。
【0021】(7)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記第1工程で、前記基台には予め分離層
を形成し、前記分離層の上に前記薄膜を形成し、前記基
台は、放射線透過性を有し、前記第3工程で、前記基台
を通して前記分離層に前記放射線を照射して、前記薄膜
と前記分離層との界面における結合力を低減させてもよ
い。
【0022】これによれば、薄膜と分離層との界面にお
ける結合力が低減して、薄膜を分離層から剥離すること
ができる。
【0023】(8)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記第1工程で、前記基台には予め分離層
を形成し、前記分離層の上に前記薄膜を形成し、前記基
台は、放射線透過性を有し、前記第3工程で、前記基台
を通して前記分離層に前記放射線を照射して、前記分離
層の内部における結合力を低減させてもよい。
【0024】これによれば、分離層の内部における結合
力が低減して、この分離層の内部に剥離(凝集破壊)が
生じる。したがって、分離層の一部はマイクロレンズア
レイに付着し、分離層の残りは基台に付着する。
【0025】(9)上記マイクロレンズアレイの製造方
法において、前記第3工程後に、前記薄膜の表面を洗浄
処理する工程を含んでもよい。
【0026】こうすることで、放射線の照射により劣化
した薄膜の一部を除去することができる。
【0027】(10)上記マイクロレンズアレイの製造
方法において、前記第3工程後に、前記薄膜の表面に付
着した前記分離層を除去する工程を含んでもよい。
【0028】こうすることで、マイクロレンズアレイに
付着した分離層又はその残骸を除去することができる。
【0029】(11)上記マイクロレンズアレイの製造
方法において、前記第2工程の前に、前記薄膜上に所定
領域を区画する遮光性層を形成する工程を含み、前記2
工程で、前記薄膜及び前記遮光性層上に、前記光透過性
層を設けてもよい。
【0030】こうして得られたマイクロレンズアレイ
は、カラー表示装置に組み込まれると、遮光性層がブラ
ックマトリクスとして機能する。
【0031】(12)上記マイクロレンズアレイの製造
方法において、前記光透過性層には、前記レンズとは反
対側の面に、所定領域を区画する凹部を形成し、前記凹
部に遮光性材料を充填してもよい。
【0032】こうして得られたマイクロレンズアレイ
は、カラー表示装置に組み込まれると、遮光性材料がブ
ラックマトリクスとして機能する。
【0033】(13)本発明に係るマイクロレンズアレ
イは、上記方法により製造される。
【0034】(14)本発明に係る表示装置は、上記マ
イクロレンズアレイと、前記マイクロレンズアレイに向
けて光を照射する光源と、を有する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0036】(第1の実施形態)図1(A)〜図6
(B)は、本発明の第1の実施形態を説明する図であ
る。
【0037】(原盤製造工程)図1(A)〜図1(E)
は、第1の実施形態における原盤を製造する工程を示す
図である。
【0038】まず、図1(A)に示すように、基板12
上にレジスト層14を形成する。基板12は、表面をエ
ッチングして原盤10(図1(E)参照)とするための
もので、エッチング可能な材料であれば特に限定される
ものではないが、シリコン又は石英は、エッチングによ
り高精度の曲面部19(図1(E)参照)の形成が容易
であるため、好適である。
【0039】レジスト層14を形成する物質としては、
例えば、半導体デバイス製造において一般的に用いられ
ている、クレゾールノボラック系樹脂に感光剤としてジ
アゾナフトキノン誘導体を配合した市販のポジ型のレジ
ストをそのまま利用できる。ここで、ポジ型のレジスト
とは、所定のパターンに応じて放射線に暴露することに
より、放射線によって暴露された領域が現像液により選
択的に除去可能となる物質のことである。
【0040】レジスト層14を形成する方法としては、
スピンコート法、ディッピング法、スプレーコート法、
ロールコート法、バーコート法等の方法を用いることが
可能である。
【0041】次に、図1(B)に示すように、マスク1
6をレジスト層14の上に配置し、マスク16を介して
レジスト層14の所定領域のみを放射線18によって暴
露する。
【0042】マスク16は、図1(E)に示す曲面部1
9の形成に必要とされる領域においてのみ、放射線18
が透過するようにパターン形成されたものである。
【0043】また、放射線としては波長200nm〜5
00nmの領域の光を用いることが好ましい。この波長
領域の光の利用は、液晶パネルの製造プロセス等で確立
されているフォトリソグラフィの技術及びそれに利用さ
れている設備の利用が可能となり、低コスト化を図るこ
とができる。
【0044】そして、レジスト層14を放射線18によ
って暴露した後に所定の条件により現像処理を行うと、
図1(C)に示すように、放射線18の暴露領域17の
レジスト層14のみが選択的に除去されて基板12の表
面が露出し、それ以外の領域はレジスト層14により覆
われたままの状態となる。
【0045】こうしてレジスト層14がパターン化され
ると、図1(D)に示すように、このレジスト層14を
マスクとして基板12を所定の深さエッチングする。詳
しくは、基板12におけるレジスト層14から露出した
領域に対して、どの方向にもエッチングが進む等方性エ
ッチングを行う。例えば、ウエットエッチングを適用し
て、化学溶液(エッチング液)に基板12を浸すこと
で、等方性エッチングを行うことができる。基板として
石英を用いた場合には、エッチング液として、例えば、
沸酸と沸化アンモニウムを混合した水溶液(バッファー
ド沸酸)を用いてエッチングを行う。等方性エッチング
を行うことで、基板12には、凹状の曲面部19が形成
される。なお、曲面部19は、最終的に製造する光透過
性層40のレンズ42(図4(C)参照)の反転形状に
等しく、曲面形状となっている。
【0046】次に、エッチングの完了後にレジスト層1
4を除去すると、図1(E)に示すように、基板12に
曲面部19が形成されており、これが原盤10となる。
【0047】この原盤10は、本実施形態では、一旦製
造すればその後、耐久性の許す限り何度でも使用できる
ため経済的である。また、原盤10の製造工程は、2枚
目以降のマイクロレンズアレイの製造工程において省略
でき、工程数の減少および低コスト化を図ることができ
る。
【0048】上記実施の形態では、基板12上に曲面部
19を形成するに際し、ポジ型のレジストを用いたが、
放射線に暴露された領域が現像液に対して不溶化し、放
射線に暴露されていない領域が現像液により選択的に除
去可能となるネガ型のレジストを用いても良く、この場
合には、上記マスク16とはパターンが反転したマスク
が用いられる。あるいは、マスクを使用せずに、レーザ
光あるいは電子線によって直接レジストをパターン状に
暴露しても良い。
【0049】(中間盤製造工程)図2(A)〜図2
(C)は中間盤を形成する工程を示す図である。まず、
図2(A)に示すように、原盤10の曲面部19を有す
る面上に、中間盤前駆体22を載せる。そして、補強板
20を、この中間盤前駆体22を介して原盤10と密着
させることにより、中間盤前駆体22を所定領域まで塗
り拡げて図2(B)に示すように、原盤10と補強板2
0の間に中間盤前駆体22からなる層を形成する。
【0050】ここでは、中間盤前駆体22を原盤10上
に載せたが、補強板20に載せるか、原盤10及び補強
板20の両方に載せてもよい。また、スピンコート法、
スプレーコート法、ロールコート法、バーコート法、デ
ィッピング法等の方法により、原盤10及び補強板20
のいずれか一方、または、両方に、予め中間盤前駆体2
2を所定領域まで塗り拡げてもよい。
【0051】補強板20は、中間盤24を補強するため
のもので、中間盤24を作製する工程や中間盤24から
複製盤30を作製する工程において、プロセス耐性を有
するものであれば特に限定されるものではなく、例え
ば、石英、ガラス、樹脂、金属又はセラミック製等の基
板が利用できる。なお、中間盤24単独で、上記プロセ
ス耐性を満足できれば、補強板20は不要である。
【0052】中間盤前駆体22としては、原盤10から
の離型性及び曲面部19の形状の転写性が良好であり、
かつ、この後の工程の中間盤24から複製盤30を形成
する工程において、プロセス耐性を有し、中間盤24か
ら複製盤30への曲面部26の形状の転写性が良好な物
質であれば特に限定されない。ただし、中間盤前駆体2
2は、液状あるいは液状化可能な物質であることが好ま
しい。液状とすることで、原盤10の複数の曲面部19
へ中間盤前駆体22を充填することが容易となる。液状
の物質としては、エネルギーの付与により硬化可能な物
質が利用でき、液状化可能な物質としては、可塑性を有
する物質が利用できる。
【0053】また、中間盤前駆体22として樹脂を選択
するときには、エネルギー硬化性を有するもの、あるい
は可塑性を有するものが好適である。
【0054】エネルギー硬化性を有する樹脂としては、
光及び熱の少なくともいずれかー方の付与により硬化可
能であることが望ましい。光や熱の利用は、汎用の露光
装置、ベイク炉やホットプレート等の加熱装置を利用す
ることができ、省設備コスト化を図ることが可能であ
る。
【0055】このようなエネルギー硬化性を有する樹脂
としては、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、
メラミン系樹脂、ポリイミド系樹脂等が利用できる。特
に、アクリル系樹脂は、市販品の様々な前駆体や感光剤
(光重合開始剤)を利用することで、光の照射で短時間
に硬化するため好適である。
【0056】光硬化性のアクリル系樹脂の基本組成の具
体例としては、プレポリマーまたはオリゴマー、モノマ
ー、光重合開始剤があげられる。
【0057】プレポリマーまたはオリゴマーとしては、
例えば、エポキシアクリレート類、ウレタンアクリレー
ト類、ポリエステルアクリレート類、ポリエーテルアク
リレート類、スピロアセタール系アクリレート類等のア
クリレート類、エポキシメタクリレート類、ウレタンメ
タクリレート類、ポリエステルメタクリレート類、ポリ
エーテルメタクリレート類等のメタクリレート類等が利
用できる。
【0058】モノマーとしては、例えば、2−エチルヘ
キシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、N−ビニル−2−ピロリド
ン、カルビトールアクリレート、テトラヒドロフルフリ
ルアクリレート、イソボルニルアクリレート、ジシクロ
ペンテニルアクリレート、1,3−ブタンジオールアク
リレート等の単官能性モノマー、1,6−ヘキサンジオ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジア
クリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート等の
二官能性モノマー、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート等の多官能性モノマーが
利用できる。
【0059】光重合開始剤としては、例えば、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセトフ
ェノン類、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、p−イ
ソプロピル−α−ヒドロキシイソブチルフェノン等のブ
チルフェノン類、p−tert−ブチルジクロロアセト
フェノン、p−tert−ブチルトリクロロアセトフェ
ノン、α,α−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノ
ン等のハロゲン化アセトフェノン類、ベンゾフェノン、
N,N−テトラエチル−4,4−ジアミノベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン類、ベンジル、ベンジルジメチル
ケタール等のベンジル類、ベンゾイン、ベンゾインアル
キルエーテル等のベンゾイン類、1−フェニル−1,2
−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オ
キシム等のオキシム類、2−メチルチオキサントン、2
−クロロチオキサントン等のキサントン類、ミヒラーケ
トン、ベンジルメチルケタール等のラジカル発生化合物
が利用できる。
【0060】なお、必要に応じて、酸素による硬化阻害
を防止する目的でアミン類等の化合物を添加したり、塗
布を容易にする目的で溶剤成分を添加してもよい。溶剤
成分としては、特に限定されるものではなく、種々の有
機溶剤、例えば、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、メトキシメチルプロピオネート、エト
キシエチルプロピオネート、エチルラクテート、エチル
ピルビネート、メチルアミルケトン等が利用可能であ
る。
【0061】また、可塑性を有する樹脂としては、例え
ば、ポリカーボネート系樹脂、ポリメチルメタクリレー
ト系樹脂、アモルファスポリオレフィン系樹脂等の熱可
塑性を有する樹脂が利用できる。このような樹脂を軟化
点温度以上に加温することにより可塑化させて液状と
し、図2(B)に示すように、原盤10と補強板20の
間に挟み込んだ後、可塑化させた樹脂を冷却することに
より固化させると、中間盤24が形成される。
【0062】これらの物質によれば、高精度のエッチン
グが可能な点で原盤材料として優れているシリコン又は
石英からの離型性が良好であるため好適である。
【0063】このような中間盤前駆体22を介して原盤
10と補強板20を密着させることで、中間盤前駆体2
2は原盤10の曲面部19に対応する形状になる。な
お、必要に応じて、原盤10と補強板20とを貼り合わ
せる際に、原盤10及び補強板20の少なくともいずれ
かー方を介して加圧しても良い。加圧することで、中間
盤前駆体22が原盤10の曲面部19に応じて変形する
時間が短縮できることで作業性が向上し、かつ、曲面部
19への充填が確実となる。
【0064】そして、中間盤前駆体22に応じた固化処
理を施す。例えば、光硬化性の樹脂を用いた場合であれ
ば、所定の条件で光を照射する。これにより中間盤前駆
体22を固化させて、図2(B)に示すように、中間盤
24を形成する。
【0065】次いで、図2(C)に示すように、原盤1
0から中間盤24及び補強板20を剥離する。こうして
得られた中間盤24には、原盤10の凹状の曲面部19
に対応して、凸状の曲面部26が形成されている。
【0066】(複製盤製造工程)図3(A)〜図3
(C)は、中間盤から複製盤を形成する工程を示す図で
ある。まず、図3(A)に示すように、中間盤24の曲
面部26が形成されている側の面上に金属膜32を形成
して導電(導体)化する。金属膜32としては、例え
ば、ニッケル(Ni)を500〜1000オングストロ
ーム(10-10m )の厚みで形成すればよい。金属膜3
2の形成方法としては、スパッタリング、CVD、蒸
着、無電解メッキ法等の方法を用いることが可能であ
る。なお、中間盤24の表面が、この後の電気鋳造法に
よる金属層の形成において必要な導電性を有していれ
ば、この導電化は不要である。
【0067】そして、金属膜32を陰極とし、チップ状
あるいはボール状のNiを陽極として電気鋳造法により
さらにNiを電着させて、図3(B)に示すように、厚
い金属層34を形成する。電気メッキ液の一例を以下に
示す。
【0068】 スルファミン酸ニッケル:550g/l ホウ酸 : 35g/l 塩化ニッケル : 5g/l レベリング剤 :20mg/l 続いて、図3(C)に示すように、金属膜32及び金属
層34を、中間盤24から剥離し、必要があれば洗浄す
る等して、複製盤30が得られる。複製盤30には、中
間盤24の凸状の曲面部26に対応して、凹状の曲面部
36が形成される。曲面部36は、図4(C)に示すレ
ンズ42を転写により形成するための反転パターンとな
っている。
【0069】また、金属膜32は、必要に応じて剥離処
理を施して、複製盤30から除去してもよい。
【0070】(光透過性層形成工程)次に、図4(A)
〜図4(C)は、複数のレンズを有する光透過性層を形
成する工程を示す図である。
【0071】まず、図4(A)から図4(B)にかけて
示すように、複製盤30と補強板44とを、光透過性層
前駆体38を介して密着させる。この工程は、図2
(A)から図2(B)にかけて示す工程と同様であり、
光透過性層前駆体38も、図2(A)に示す中間盤前駆
体22として選択可能な物質から選ぶことができるが、
光透過性を有することが必要である。特に、アクリル系
樹脂は、市販品の様々な前駆体や感光剤(光重合開始
剤)を利用することで、光の照射で短時間に硬化し、優
れた光学特性を有する光透過性層40を形成することが
可能であるため好適である。
【0072】また、補強板44としては、マイクロレン
ズアレイとして要求される光透過性等の光学的な物性
や、機械的強度等の特性を満足するものであれば特に限
定されるものではなく、例えば、石英やガラス、あるい
は、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテル
サルフォン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチル
メタクリレート、アモルファスポリオレフィン等のプラ
スチック製の基板あるいはフィルムを利用することが可
能である。なお、光透過性層40単独で、マイクロレン
ズアレイとして要求される機械的強度等の特性を満足す
ることが可能であれば、補強板44は不要である。
【0073】このようにして光透過性層40が複製盤3
0上に形成されると、図4(C)に示すように、光透過
性層40と補強板44を一体的に複製盤30から剥離す
る。光透過性層40は、曲面部36から転写された複数
のレンズ42を有しているので、光透過性層40及び補
強板44からなる構成を、一般的にはマイクロレンズア
レイと称することがあるが、本願においては、これに薄
膜52を加えた構成をマイクロレンズアレイと定義す
る。なお、レンズ42は、凸レンズである。
【0074】以上の工程では、要するに、曲面部19を
有する原盤10から中間盤24を製造し、この中間盤2
4を基にして複製盤30を複製し、その複製盤30を製
品ごとに用いて、補強板44にて補強された光透過性層
40(一般的にはマイクロレンズアレイ)を形成する方
法である。これによれば、高価な原盤10は中間盤24
の製造時にのみ用いるので、原盤10が劣化して製造し
直す頻度が減少し、一般的な意味でのマイクロレンズア
レイの製造コストを低減することができる。また、原盤
10から複製盤30を直接剥離しないので、両者の材料
選択の幅が広がり、曲面部26、36の形状を高い精度
で転写することができ、複製盤30を形成するための方
法の自由度が増す。さらに、原盤10及び複製盤30の
耐久性の向上が容易となる。
【0075】(薄膜形成工程)次に、図5(A)及び図
5(B)は、薄膜を形成する工程を示す図である。
【0076】まず、図5(A)に示すように、基台50
上に薄膜52を形成する。その形成は、上記図1(A)
〜図4(C)の工程とは別に行うが、形成時期について
は同時でも別でもよい。基台50は、その後、補強板4
4にて補強された光透過性層40(一般的な意味でのマ
イクロレンズアレイ)上に薄膜52を転写するまでの薄
膜52を支持するための基板となる。ここで、基台50
として、後の工程での必要があれば、放射線透過性を有
するものが使用される。薄膜52の例として、最終的に
形成される表示装置の部材となる電極膜又は導電膜や、
絶縁膜や、TFT等のスイッチング素子を構成する種々
の薄膜が挙げられる。薄膜52は、例えば光透過性を有
するものである。薄膜52の一例となる透明電極膜は、
例えばITO(Indium Tin Oxide)膜等であり、スパッ
タや蒸着などの真空成膜法により形成された後、アニー
ル処理が施される。アニール処理の温度は、通常200
〜300℃であるが、温度が高いほど抵抗値が下がり良
質の電極膜となるので好ましい。なお、基台50は、ア
ニール時の高温に耐えられることが要求される。
【0077】次に、図5(B)に示すように、基台50
に形成された薄膜52上に、遮光性層54を形成する。
遮光性層54は、表示装置の画素に対してブラックマト
リクスとなるもので、画素配列に応じて所定の領域を区
画するように形成される。
【0078】(薄膜接着工程)次に、図5(C)に示す
ように、基台50における薄膜52及び遮光性層54が
形成された側と、光透過性層40のレンズ42が形成さ
れた側と、を接着層前駆体56を介して貼り合わせる。
詳しくは、接着層前駆体56を、基台50又は光透過性
層40の少なくともいずれか一方に滴下又は塗布して、
両者を貼り合わせる。接着層前駆体56は、補強板44
及び光透過性層40の自重(貼り合わせの際に基台50
が上側に配置される場合は基台50の自重)又は光透過
性層40もしくは基台50を介して加圧されることで、
両者を密着させて接着する。
【0079】ここで、接着層前駆体56は、光透過性を
有して接着力のあるものであれば特に限定されるもので
なく、エネルギーの付与により硬化可能な物質、可塑性
を有する物質等も利用することができる。例えば、図4
(A)に示す光透過性層駆体38として選択可能な物質
から選択することもできる。
【0080】こうして、補強板44にて補強された光透
過性層40と、薄膜52及び遮光性層54が形成された
基台50とは、図6(A)に示すように、接着層58に
よって接着された状態となる。
【0081】(基台剥離工程)次に基台50の剥離を行
うが、基台50及び薄膜52を構成する物質の組み合わ
せによっては、これらの間の密着力が高くなって、薄膜
52が基台50から剥離しにくくなり、薄膜52の欠落
やクラックの発生等といった不良品発生率の増大、剥離
に要する時間がかかることによる生産性の低下、さらに
は、基台50の耐久性の低下等の問題が発生する場合が
ある。
【0082】そこで、図6(A)に示すように、基台5
0を通して、薄膜52と基台50との界面に放射線60
を照射する。こうすることで、薄膜52と基台50との
密着力を低減又は消失させて、図6(B)に示すよう
に、基台50から薄膜52を良好に剥離することができ
る。
【0083】詳しくは、基台50と薄膜52との界面に
おいて、原子間又は分子間の種々の結合力を低減又は消
失させて、アブレーション等の現象を発生させて界面剥
離に至らしめることができる。あるいは、放射線60に
よって、薄膜52に含有されていた成分が気化して放出
されることで分離効果が発現して界面剥離に寄与する場
合もある。
【0084】このように、放射線60の照射によって界
面剥離を生じさせるには、基台50が放射線60を透過
する材質であり、かつ、薄膜52が放射線60のエネル
ギーを吸収する物質からなることが必要である。
【0085】ここで、基台50の放射線60の透過率は
10%以上、特に50%以上であることが好ましい。照
射された放射線60が基台50を透過するときの減衰を
小さくし、小さなエネルギーでアブレーション等の現象
を起こせるように、基台50における放射線60の透過
率は高いことが好ましい。基台50の例として、石英ガ
ラスが挙げられる。石英ガラスは、短波長領域の光の透
過率が高く、機械的強度や耐熱性においても優れてい
る。
【0086】放射線60として、例えばディープUV光
が挙げられる。その発生源として、例えばエキシマレー
ザは、短波長領域で高エネルギーを出力するものとして
実用化されている。エキシマレーザによれば、極めて短
時間で界面近傍においてのみアブレーションが引き起こ
され、基台50及び薄膜52に温度衝撃をほとんど与え
ることがない。
【0087】そして、基台50から剥離された薄膜52
の表面には、洗浄処理を施して、放射線60により劣化
した部分を除去することが好ましい。なお、基台50及
び薄膜52が相互に剥離しやすいものであれば、放射線
60の照射は省略してもよい。
【0088】以上のようにして、薄膜付きのマイクロレ
ンズアレイ70を得ることができる。本実施形態によれ
ば、薄膜52を予め基台50に形成しておくため、アニ
ール処理によって補強板44にて補強された光透過性層
40(一般的な意味でのマイクロレンズアレイ)へのダ
メージがない。また、光透過性層40は、アニール処理
時の高温にさらされることがないので、材料選択の自由
度が増す。
【0089】(第2の実施形態)図7(A)〜図11
は、本発明の第2の実施形態を説明する図である。
【0090】まず、図7(A)に示すように、第1の原
盤110及び第2の原盤120を用意する。第1の原盤
110には、複数の曲面部112が形成されており、各
曲面部112は、凸レンズの反転パターンとなるように
凹状をなしている。一方、第2の原盤120には、複数
の凸部122が形成されている。複数の凸部122は、
平面視において、ブラックマトリクスの形状をなす。
【0091】第1及び第2の原盤110、120は、そ
れぞれの曲面部112及び凸部122を対向させて、か
つ、各凸部122が曲面部112の中心を避けて対向す
るように配置されている。
【0092】そして、原盤110と原盤120とを、第
1の光透過性層前駆体130を介して密着させる。第1
の光透過性層前駆体130は、図7(C)に示す第1の
光透過性層132の材料となる。なお、図7(A)で
は、原盤110が下に位置しているが、原盤120が下
であってもよい。
【0093】光透過性層前駆体130は、第1の実施形
態の光透過性層前駆体38として選択可能な物質から選
ぶことができる。
【0094】そして、図7(B)に示すように、光透過
性層前駆体130を所定領域まで拡げる。必要に応じて
所定の圧力を原盤110、120の少なくとも一方に加
えてもよい。ここでは、光透過性層前駆体130を原盤
110上に滴下したが、原盤120に滴下するか、原盤
110、120の両方に滴下してもよい。また、スピン
コート法、ディッピング法、スプレーコート法、ロール
コート法、バーコート法等の方法を用いて、原盤11
0、120のいずれか一方、または、両方に光透過性層
前駆体130を塗布してもよい。
【0095】さらに、光透過性層前駆体130が例えば
紫外線硬化型の樹脂であれば、図7(C)に示すよう
に、原盤110、120の少なくともいずれか一方から
紫外線140を所定量照射して光透過性層前駆体130
を硬化させる。この場合、紫外線を照射する側の原盤に
は、紫外線透過性を有することが必要である。
【0096】こうして、原盤110、120の間に光透
過性層132を形成する。光透過性層132の一方の面
には、複数の曲面部112から転写された複数のレンズ
134が形成されているので、一般的には、これをマイ
クロレンズアレイと称することもある。また、光透過性
層132の他方の面には、複数の凸部122から転写さ
れた複数の凹部136が形成されている。複数の凹部1
36は、図示しない平面視において、ブラックマトリク
スの形状をなす。なお、凹部136は、レンズ134の
中心を避ける領域に対応して形成されている。
【0097】そして、図8(A)に示すように、原盤1
20を、光透過性層132から剥離して、凸部122か
ら転写された凹部136を開口させる。
【0098】次に、図8(B)に示すように、光透過性
層132の凹部136に遮光性材料142を充填し、遮
光性層138を形成する。この遮光性層138は、ブラ
ックマトリクスとなる。
【0099】遮光性材料142は、光透過性のない材料
であって耐久性があれば種々の材料を適用可能である。
例えば、黒色染料あるいは黒色顔料をバインダー樹脂と
ともに溶剤に溶かしたものを、遮光性材料142として
用いる。溶剤としては、特にその種類に限定されるもの
ではなく、水あるいは種々の有機溶剤を適用することが
可能である。有機溶剤としては、例えば、プロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレング
リコールモノプロピルエーテル、メトキシメチルプロピ
オネート、エトキシエチルプロピオネート、エチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブアセテート、エチルラクテー
ト、エチルピルビネート、メチルアミルケトン、シクロ
ヘキサノン、キシレン、トルエン、ブチルアセテート等
のうち一種または複数種の混合溶液を利用することがで
きる。
【0100】凹部136への遮光性材料142の充填方
法としては、特に限定されるものではないが、インクジ
ェット方式が好適である。インクジェット方式によれ
ば、インクジェットプリンタ用に実用化された技術を応
用することで、高速かつインクを無駄なく経済的に充填
するとが可能である。
【0101】図8(B)には、インクジェットヘッド1
44によって、遮光性材料142を凹部136に充填す
る様子を示してある。詳しくは、凹部136に対向させ
てインクジェットヘッド144を配置し、各遮光性材料
142を各凹部136に吐出する。
【0102】インクジェットヘッド144は、例えばイ
ンクジェットプリンタ用に実用化されたもので、圧電素
子の体積変化を利用してインクに圧力を加えて吐出させ
るピエゾジェットタイプ、あるいはエネルギー発生素子
として電気熱変換体を用いて、インクの体積を膨張させ
たり気化させ、その圧力でインクを吐出するタイプ等が
使用可能であり、射出面積および射出パターンは任意に
設定することが可能である。
【0103】本実施形態では、インクジェットヘッド1
44から遮光性材料142を吐出させる。そのため、遮
光性材料142には、インクジェットヘッド144から
の吐出を可能とするため、流動性を確保する必要があ
る。
【0104】遮光性材料142を充填するときには、光
透過性層132に形成された凹部136に均一な量で充
填されるように、インクジェットヘッド144を動かす
等の制御を行って、打ち込み位置を制御する。凹部13
6の隅々にまで均一に遮光性材料142が満たされた
ら、充填を完了する。溶剤成分が含まれている場合に
は、熱処理により遮光性材料142から溶剤成分を除去
する。なお遮光性材料142は、溶剤成分を除去すると
収縮するため、必要な遮光性が確保できる厚みが収縮後
でも残される量を充填しておくことが必要である。
【0105】次に、図9(A)に示すように、光透過性
層132上に接着層前駆体146を滴下する。接着層前
駆体146は、第1の実施形態の接着層前駆体56とし
て使用できる材料から選ぶことができる。そして、予め
薄膜150が形成された基台148を、接着層前駆体1
46に密着させて、この接着層前駆体146を押し拡げ
る。薄膜150の形成については、第1の実施形態の薄
膜52と同じである。基台148は、第1の実施形態の
基台50として使用可能な材料から選択することができ
る。
【0106】接着層前駆体146は、スピンコート法、
ロールコート法等の方法により、光透過性層132上
に、或いは基台148上に塗り拡げてから、基台148
を密着させてもよい。
【0107】こうして、接着層前駆体146は、基台1
48に形成された薄膜150と、光透過性層132の遮
光性層138が形成された面と、を接着する接着層14
9となる。
【0108】続いて、図9(C)に示すように、原盤1
10を光透過性層132から剥離する。光透過性層13
2には、原盤110の曲面部112によって、レンズ1
34が形成されているので、一般的には、これをマイク
ロレンズアレイと称することもあるが、本願では、薄膜
を有するものをマイクロレンズアレイと定義する。
【0109】次に、図10(A)に示すように、光透過
性層132のレンズ134を有する面と、補強板154
とを第2の光透過性層前駆体152を介して密着させ
る。第2の光透過性層前駆体152は、図10(B)に
示す第2の光透過性層156の材料となる。その工程
は、図9(A)に示す工程と同様であり、第2の光透過
性層前駆体152は、第1の光透過性層前駆体130と
して選択可能な物質の中から選択できる。
【0110】なお、補強板154は、マイクロレンズア
レイを補強するためのもので、マイクロレンズアレイ製
造工程において要求されるプロセス耐性や、マイクロレ
ンズアレイとして要求される機械的強度等の特性を、マ
イクロレンズアレイ単独で満足できれば、補強板154
は不要である。
【0111】そして、第1実施形態に係る図6(A)に
示す工程と同様に、基台148を通して、薄膜150と
基台148との界面に放射線60を照射して、図11に
示すように基台148を剥離する。なお、基台148及
び薄膜150が相互に剥離しやすいものであれば、放射
線60の照射は省略してもよい。
【0112】こうして、図11に示すように、薄膜15
0が形成されたマイクロレンズアレイ160が得られ
る。
【0113】本実施形態によれば、第1及び第2の原盤
110、120を第1の光透過性層前駆体130を介し
て密着させて、第1の原盤110の曲面部112を転写
してレンズ134を形成する。こうして、複数のレンズ
134を有する光透過性層132を簡単に製造すること
ができる。この製造方法によれば、材料の使用効率が高
く、かつ工程数の短縮を図ることができ、コストダウン
を図ることができる。また、第1及び第2の原盤11
0、120は、一旦製造すればその後、耐久性の許す限
り何度でも使用できるため、2枚目以降のマイクロレン
ズアレイの製造工程において省略でき、工程数の減少お
よび低コスト化を図ることができる。
【0114】さらに、光透過性層132には、第2の原
盤120の凸部122によって、凹部136が転写形成
されており、この凹部136に遮光性材料142が充填
される。この遮光性材料142からなる遮光性層138
は、ブラックマトリクスを構成し、画素間のコントラス
トを向上させることができる。
【0115】このように、本実施形態によれば、薄膜形
成時のアニール処理による光透過性層132へのダメー
ジをなくすことに加えて、コントラストを向上させるこ
ともできるマイクロレンズアレイを転写法によって簡単
に製造することができる。
【0116】(第3の実施形態)図12(A)〜図13
(C)は、本発明の第3の実施形態を説明する図であ
る。
【0117】上述した第1の実施形態では、凸状のレン
ズを有するマイクロレンズアレイが製造されるが、凹状
のレンズを有するマイクロレンズアレイを製造する場合
には、原盤10の曲面部19を凹状にすることが必要で
ある。
【0118】また、第1の実施形態では、原盤10から
中間盤24を介して複製盤30が製造されたが、原盤か
ら直接複製盤を製造することも可能である。この場合、
第1の実施形態と同様に凸レンズを有するマイクロレン
ズアレイを製造するには、凸状の曲面部を有する原盤を
用意し、この原盤から凹状の曲面部を有する複製盤を製
造することが必要である。
【0119】そこで、本実施形態は、凸状の曲面部を有
する原盤の形成方法に関する。
【0120】まず、図12(A)に示すように、基板2
12上にレジスト層214を形成する。この工程並びに
基板212及びレジスト層214の材料については、第
1の実施形態(図1(A)参照)と同様である。
【0121】次に、図12(B)に示すように、マスク
216をレジスト層214の上に配置し、マスク216
を介してレジスト層214の所定領域のみを放射線21
8によって暴露する。マスク216は、図13(C)に
示す曲面部219の形成に必要とされる領域においての
み、放射線218が透過しないようにパターン形成され
たものである。
【0122】そして、レジスト層214を放射線218
によって暴露した後に所定の条件により現像処理を行う
と、図12(C)に示すように、放射線218の暴露領
域217のレジスト層214のみが選択的に除去されて
基板212の表面が露出し、それ以外の領域はレジスト
層214により覆われたままの状態となる。
【0123】こうしてレジスト層214がパターン化さ
れると、リフロー工程で、レジスト層214を加熱す
る。そして、レジスト層214が溶融されると、表面張
力により、図12(D)に示すようにレジスト層214
の表面は、曲面形状をなす。
【0124】続いて、図12(E)に示すように、この
レジスト層214をマスクとして、エッチャント220
によって、基板212を所定の深さエッチングを行う。
詳しくは、異方性エッチング、例えば反応性イオンエッ
チング(RIE)などのドライエッチングを行う。
【0125】図13(A)〜図13(C)は、基板がエ
ッチングされる過程を示す図である。基板212は、部
分的に、曲面形状をなすレジスト層214によって覆わ
れている。基板212は、まず、レジスト層214に覆
われていない領域においてエッチングされる。そして、
レジスト層214は、エッチャント220によりエッチ
ングされて、図13(A)及び図13(B)に示すよう
に、二点鎖線で示す領域から実線で示す領域へと徐々に
小さくなる。ここで、レジスト層214は曲面形状をな
しているので、この形状のレジスト層214が徐々に小
さくなると、基板212は徐々に露出していき、この露
出した領域が連続的に徐々にエッチングされていく。こ
うして、基板212が連続的に徐々にエッチングされる
ので、エッチング後の基板212の表面形状は曲面とな
る。最後には、図13(C)に示すように、基板212
に凸状の曲面部219が形成されて、原盤210が得ら
れる。
【0126】この原盤210も、一旦製造すればその
後、耐久性の許す限り何度でも使用できるため経済的で
ある。また、原盤210の製造工程は、2枚目以降のマ
イクロレンズアレイの製造工程において省略でき、工程
数の減少および低コスト化を図ることができる。
【0127】(第4の実施形態)図14〜図15(B)
は、本発明の第4の実施形態を説明する図である。図1
4に示すように、本実施形態では、第1の実施形態で使
用された原盤10と、遮光性層54及び薄膜52が形成
された基台50と、光透過性層前駆体38と、が使用さ
れる。そして、原盤10の曲面部19が形成された側
と、基台50の遮光性層54及び薄膜52が形成された
側と、を対向させて配置し、光透過性層前駆体38を介
して両者を密着させる。
【0128】こうして、図15(A)に示すように、基
台50と原盤10との間に、光透過性層310が形成さ
れる。光透過性層310には、原盤10の曲面部19に
対応して、複数の凸状のレンズ312が形成されてい
る。
【0129】そして、図15(B)に示すように、原盤
10を光透過性層310から剥離し、基台50を薄膜5
2から剥離することで、薄膜52が形成されたマイクロ
レンズアレイ300が得られる。なお、剥離工程につい
ては、第1の実施形態と同様である。
【0130】本実施形態によれば、光透過性層前駆体3
8から光透過性層310を、基台50の上で形成しなが
ら薄膜52に接着する。したがって、全体的な工程を短
縮することができる。また、第1の実施形態と同様に、
アニール処理による光透過性層310に対するダメージ
を与えないようにすることができる。
【0131】(第5の実施形態)図16〜図17(C)
は、本発明の第5の実施形態を説明する図である。本実
施形態は、第1の実施形態の変形例であって、図16に
示すように、基台50と薄膜52との間に、分離層32
0が形成される。すなわち、基台50上に、まず分離層
320が形成されてから、分離層320上に薄膜52が
形成される。その他の構成は、第1の実施形態と同様で
ある。
【0132】そして、基台50を通して分離層320に
放射線60を照射すると、基台50と透明電極52とが
剥離しやすくなる。
【0133】分離層320を構成する材料として、例え
ば、非晶質シリコン、酸化ケイ素、ケイ酸化合物、酸化
チタン、チタン酸化合物、酸化ジルコニウム、ジルコン
酸化物、酸化ランタン、ランタン酸化合物などの各種酸
化物セラミックス、(強)誘電体あるいは半導体、窒化
ケイ素、窒化アルミニウム、窒化チタン等の窒化セラミ
ックス、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミ
ド、ポリイミド等の有機高分子材料、Al、Li、T
i、Mn、In、Sn、Y、La、Ce、Nd、Pr、
Gd、Smの中から選ばれた1種又は2種以上の合金等
が利用できる。これらの中から、プロセス条件、基台5
0及び薄膜52の材質等に応じて適宜選択される。
【0134】分離層320の形成方法は、特に限定され
るものではなく、その組成や形成膜厚に応じて適宜選択
される。具体的には例えば、CVD、蒸着、スパッタリ
ング、イオンプレーティング等の各種気相成長法、電気
メッキ、無電解メッキ、ラングミュア・ブロジェット
(LB)法、スピンコート法、ディッピング法、スプレ
ーコート法、ロールコート法、バーコード法等が利用さ
れる。
【0135】分離層320の厚さは、薄すぎると薄膜5
2へのダメージが大きくなる一方、厚すぎると分離層3
20の良好な剥離性を確保するために必要な放射線46
のエネルギー量を大きくしなければならない。そこで、
分離層320の厚さは、剥離目的や組成により異なる
が、通常は、1nm〜20μm程度が好ましく、10n
m〜10μm程度がさらに好ましく、40nm〜1μm
程度とすることが最も好ましい。なお、分離層320の
膜厚は、できるだけ均一であることが好ましい。
【0136】このような分離層320に対して、図16
に示すように放射線60を照射すると、基台50からの
剥離が可能になる。剥離形態は、図17(A)〜図17
(C)に示すように、大きく分けて次の3種類がある。
【0137】図17(A)には、基台50と分離層32
0との界面における結合力が低減して、両者間の界面に
剥離が生じた例が示されている。この場合には、分離層
320を薄膜52から除去するために、剥離(洗浄)処
理を施すことが好ましい。
【0138】図17(B)には、薄膜52と分離層32
0との界面における結合力が低減して、両者間の界面に
剥離が生じた例が示されている。この場合でも、分離層
320の一部が薄膜52に付着していることがあるた
め、薄膜52の表面に洗浄処理を施すことが好ましい。
【0139】図17(C)には、分離層320の内部に
おいて、分子又は原子間の結合力が低減して剥離が生じ
た例が示されている。この場合においても、分離層32
0の残骸を薄膜52から除去するために洗浄処理を施す
ことが好ましい。
【0140】図18は、本発明に係るマイクロレンズア
レイを適用した液晶プロジェクタの一部を示す図であ
る。この液晶プロジェクタは、上述した第1の実施形態
に係る方法により製造されたマイクロレンズアレイ70
を組み込んだライトバルブ400と、光源としてのラン
プ410とを有する。
【0141】マイクロレンズアレイ70は、レンズ42
をランプ410の反対方向に向けて配置されている。そ
して、薄膜52上に配向膜412が形成されている。ま
た、配向膜412からギャップをあけて、TFT基板4
14が設けられている。TFT基板414には、透明な
個別電極416及び薄膜トランジスタ418が設けられ
ており、これらの上に配向膜420が形成されている。
また、TFT基板414は、配向膜420を配向膜41
2に対向させて配置されている。
【0142】配向膜412、420間には、液晶430
が封入されており、薄膜トランジスタ418によって制
御される電圧によって、液晶430が駆動されるように
なっている。
【0143】この液晶プロジェクタによれば、ランプ4
10から照射された光440が、各画素毎にレンズ42
にて集光するので、明るい画面を表示することができ
る。
【0144】なお、その前提として、接着層58の光屈
折率na と、光透過性層40の光屈折率nb とは、 na<nb の関係にあることが必要である。この条件を満たすこと
で、屈折率の大きい媒質から、屈折率の小さい媒質に光
が入射することになり、光440は両媒質の界面の法線
から離れるように屈折して集光する。そして、画面を明
るくすることができる。
【0145】図19は、本発明に係るマイクロレンズア
レイを適用した液晶プロジェクタの一部を示す図であ
る。この液晶プロジェクタは、上述した第2の実施形態
に係る方法により製造されたマイクロレンズアレイ16
0を組み込んだライトバルブ500と、光源としてのラ
ンプ410とを有する。
【0146】マイクロレンズアレイ160は、レンズ1
34をランプ410の方向に向けて配置されている。そ
して、薄膜150上に配向膜412が形成されている。
また、配向膜412からギャップをあけて、TFT基板
414が設けられている。TFT基板414には、透明
な個別電極416及び薄膜トランジスタ418が設けら
れており、これらの上に配向膜420が形成されてい
る。また、TFT基板414は、配向膜420を配向膜
412に対向させて配置されている。
【0147】配向膜412、420間には、液晶430
が封入されており、薄膜トランジスタ418によって制
御される電圧によって、液晶430が駆動されるように
なっている。
【0148】この液晶プロジェクタによれば、ランプ4
10から照射された光440が、各画素毎にレンズ13
4にて集光するので、明るい画面を表示することができ
る。
【0149】なお、その前提として、第1の光透過性層
132の光屈折率 na′と、第2の光透過性層156の
光屈折率 nb′とは、 na′>nb′ の関係にあることが必要である。この条件を満たすこと
で、屈折率の小さい媒質から、屈折率の大きい媒質に光
が入射することになり、光440は両媒質の界面の法線
に近づくように屈折して集光する。そして、画面を明る
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜図1(E)は、第1の実施形態に
おける原盤を製造する工程を示す図である。
【図2】図2(A)〜図2(C)は、第1の実施形態に
おいて原盤から中間盤を製造する工程を示す図である。
【図3】図3(A)〜図3(C)は、第1の実施形態に
おいて中間盤から複製盤を製造する工程を示す図であ
る。
【図4】図4(A)〜図4(C)は、第1の実施形態に
係るマイクロレンズアレイを製造する工程を示す図であ
る。
【図5】図5(A)〜図5(C)は、第1の実施形態に
係るマイクロレンズアレイを製造する工程を示す図であ
る。
【図6】図6(A)及び図6(B)は、第1の実施形態
に係るマイクロレンズアレイを製造する工程を示す図で
ある。
【図7】図7(A)〜図7(C)は、第2の実施形態に
係るマイクロレンズアレイの製造方法を示す図である。
【図8】図8(A)及び図8(B)は、第2の実施形態
に係るマイクロレンズアレイの製造方法を示す図であ
る。
【図9】図9(A)〜図9(C)は、第2の実施形態に
係るマイクロレンズアレイの製造方法を示す図である。
【図10】図10(A)及び図10(B)は、第2の実
施形態に係るマイクロレンズアレイの製造方法を示す図
である。
【図11】図11は、第2の実施形態に係るマイクロレ
ンズアレイの製造方法を示す図である。
【図12】図12(A)〜図12(E)は、第3の実施
形態に係る原盤の製造方法を示す図である。
【図13】図13(A)〜図13(C)は、第3の実施
形態におけるエッチングの過程を示す図である。
【図14】図14は、第4の実施形態に係るマイクロレ
ンズアレイの製造方法を示す図である。
【図15】図15(A)及び図15(B)は、第4の実
施形態に係るマイクロレンズアレイの製造方法を示す図
である。
【図16】図16は、第5の実施形態に係るマイクロレ
ンズアレイの製造方法を示す図である。
【図17】図17(A)〜図17(C)は、第5の実施
形態に係るマイクロレンズアレイの製造方法を示す図で
ある。
【図18】図18は、本発明を適用したマイクロレンズ
アレイを備える電子機器を示す図である。
【図19】図19は、本発明を適用したマイクロレンズ
アレイを備える電子機器を示す図である。
【符号の説明】
38 光透過性層前駆体 40 光透過性層 42 レンズ 50 基台 52 薄膜 54 遮光性層 60 放射線 70 マイクロレンズアレイ 136 凹部 138 遮光性層 142 遮光性材料 320 分離層

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に薄膜を形成する第1工程と、 前記薄膜上に、複数のレンズを有する光透過性層を設け
    る第2工程と、 前記薄膜を、前記光透過性層と一体的に前記基台から剥
    離する第3工程と、 を含むマイクロレンズアレイの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロレンズアレイの
    製造方法において、 前記薄膜は、透明電極膜であるマイクロレンズアレイの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のマイクロレ
    ンズアレイの製造方法において、 前記第2工程の前に、前記光透過性層を前記薄膜とは別
    に形成する工程を含み、 前記第2工程で、完成した前記光透過性層を前記薄膜に
    接着するマイクロレンズアレイの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載のマイクロレ
    ンズアレイの製造方法において、 前記第2工程で、光透過性層前駆体から光透過性層を、
    前記基台の上で形成しながら前記薄膜に接着するマイク
    ロレンズアレイの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記基台は、放射線透過性を有し、 前記第3工程で、前記基台を通して前記薄膜に前記放射
    線を照射して、前記薄膜と前記基台との界面における結
    合力を低減させるマイクロレンズアレイの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記第1工程で、前記基台には予め分離層を形成し、前
    記分離層の上に前記薄膜を形成し、 前記基台は、放射線透過性を有し、 前記第3工程で、前記基台を通して前記分離層に前記放
    射線を照射して、前記基台と前記分離層との界面におけ
    る結合力を低減させるマイクロレンズアレイの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記第1工程で、前記基台には予め分離層を形成し、前
    記分離層の上に前記薄膜を形成し、 前記基台は、放射線透過性を有し、 前記第3工程で、前記基台を通して前記分離層に前記放
    射線を照射して、前記薄膜と前記分離層との界面におけ
    る結合力を低減させるマイクロレンズアレイの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記第1工程で、前記基台には予め分離層を形成し、前
    記分離層の上に前記薄膜を形成し、 前記基台は、放射線透過性を有し、 前記第3工程で、前記基台を通して前記分離層に前記放
    射線を照射して、前記分離層の内部における結合力を低
    減させるマイクロレンズアレイの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5記載のマイクロレンズアレイの
    製造方法において、 前記第3工程後に、前記薄膜の表面を洗浄処理する工程
    を含むマイクロレンズアレイの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項8のいずれかに記
    載のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記第3工程後に、前記薄膜の表面に付着した前記分離
    層を除去する工程を含むマイクロレンズアレイの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記第2工程の前に、前記薄膜上に所定領域を区画する
    遮光性層を形成する工程を含み、 前記2工程で、前記薄膜及び前記遮光性層上に、前記光
    透過性層を設けるマイクロレンズアレイの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載のマイクロレンズアレイの製造方法において、 前記光透過性層には、前記レンズとは反対側の面に、所
    定領域を区画する凹部を形成し、前記凹部に遮光性材料
    を充填するマイクロレンズアレイの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかに
    記載の方法により製造されるマイクロレンズアレイ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のマイクロレンズアレ
    イと、前記マイクロレンズアレイに向けて光を照射する
    光源と、を有する表示装置。
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