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JP2000080210A - エラストマー組成物 - Google Patents

エラストマー組成物

Info

Publication number
JP2000080210A
JP2000080210A JP25237098A JP25237098A JP2000080210A JP 2000080210 A JP2000080210 A JP 2000080210A JP 25237098 A JP25237098 A JP 25237098A JP 25237098 A JP25237098 A JP 25237098A JP 2000080210 A JP2000080210 A JP 2000080210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastomer
olefin
composition
butadiene rubber
flame retardant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25237098A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoya Kawakita
元也 川北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP25237098A priority Critical patent/JP2000080210A/ja
Publication of JP2000080210A publication Critical patent/JP2000080210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン系エラストマーおよび難燃剤を含
む組成物の耐熱性および耐磨耗性を維持しながら、柔軟
性および弾性を改良した、ワイヤーハーネスの部品材料
等に適するハロゲンフリーエラストマー組成物を提供す
る。 【解決手段】 オレフィン系エラストマー、例えばプロ
ピレン−エチレン−プロピレン共重合体70〜90重量
部、水添スチレン・ブタジエンゴム30〜10重量部お
よび難燃剤を含んでなるエラストマー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラストマー組成
物に関し、更に詳しくは、自動車用ワイヤーハーネスの
チューブ、シート等の外装部品に使用する材料として好
適なエラストマー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】環境対策を考慮して、自動車用ワイヤー
ハーネスの部品材料、例えばチューブ、シートなどの製
造に、ハロゲンフリー材料が使用されるようになってい
る。従来のハロゲンフリー材料は、耐熱性、耐磨耗性を
重視して、オレフィン系エラストマー、例えばプロピレ
ン−エチレン−プロピレン共重合体に難燃剤として金属
水酸化物を添加し、更に滑剤として脂肪酸塩などを添加
した組成物が使用されている。
【0003】ところで、オレフィン重合体に水添スチレ
ン・ブタジエンゴムを配合した組成物は、特開昭7−1
45278号公報および特開昭9−220898号公報
に開示されている。しかし、これら公報に記載された組
成物は、ファイルバインダーやデスクマットなどの文房
具に使用されるものであり、難燃性は付与されていない
ため、自動車用ワイヤーハーネスの部品材料として適し
ていない。また、記載されたオレフィン重合体は、樹脂
であり、エラストマーではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
プロピレン−エチレン−プロピレン共重合体、難燃剤お
よび滑剤を含む組成物は、耐熱性および耐磨耗性に優れ
るものの、柔軟性および弾性が劣っており、チューブ製
造時の巻取作業時に折れが発生したり、調尺カット時に
送りローラで挟んだ際に潰れてしまい、復元しないとい
う問題があった。一方、特開昭7−145278号公報
および特開昭9−220898号公報に記載された組成
物は、上記の通り、樹脂を主成分とする上、難燃性を有
していないので、自動車用ワイヤーハーネスの部品材料
として適していない。そこで本発明は、従来のプロピレ
ン−エチレン−プロピレン共重合体、難燃剤および滑剤
を含む組成物の上記欠点を解消したエラストマー組成物
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、オレフィン系エラストマー70〜90重
量部、水添スチレン・ブタジエンゴム30〜10重量部
および難燃剤を含んでなるエラストマー組成物を提供す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、オレフィン系エ
ラストマーとは、オレフィンを主成分として(即ち繰返
単位の50重量%以上)有するエラストマーである。オ
レフィンとしては、炭素数2〜6、好ましくは炭素数2
〜4のオレフィン、例えばエチレン、プロピレン、ブチ
レンなどが好ましい。オレフィン系エラストマーは、単
独重合体であっても、共重合体であってもよく、共重合
体の種類も制限されない。
【0007】水添スチレン・ブタジエンゴムは、スチレ
ン・ブタジエンゴムに水素添加したものであり、ブロッ
ク共重合体またはランダム共重合体のいずれも、本発明
の組成物で使用できる。水添スチレン・ブタジエンゴム
としては、市販品、例えばDYNARON HSBR1
320P(スチレン含量10%)および1910P(ス
チレン含量30%)が使用できる。
【0008】本発明の組成物におけるオレフィン系エラ
ストマーと水添スチレン・ブタジエンゴムの量は、オレ
フィン系エラストマー70〜90重量部に対し、水添ス
チレン・ブタジエンゴム30〜10重量部である。水添
スチレン・ブタジエンゴムの量が上記下限より少なくな
ると、組成物の柔軟性および弾性を改良することができ
ない。一方、水添スチレン・ブタジエンゴムの量が上記
上限を越えると、オレフィン系エラストマーが有する耐
磨耗性が損なわれ、組成物全体の耐磨耗性が低下する。
【0009】難燃剤としては、従来のエラストマー組成
物等に使用されている難燃剤がいずれも使用できる。好
ましい難燃剤の例は、金属水酸化物(例えば、水酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、など)、その他、リ
ン酸エステル、りん化合物等である。難燃剤の配合量
は、オレフィン系エラストマーと水添スチレン・ブタジ
エンゴムの合計100重量部当たり、50〜150重量
部、好ましくは80〜120重量部である。この範囲で
あれば、組成物に良好な難燃性を付与できる。
【0010】本発明の組成物には、従来ワイヤーハーネ
スの部品材料等として用いられているエラストマー組成
物に通常配合される添加剤ならいずれも配合できる。そ
のような添加剤の例は、滑剤(例えば、脂肪酸、脂肪酸
金属塩、脂肪酸アミドなど)、各種着色剤、帯電防止剤
等である。添加剤の量は、添加剤の種類に応じて適宜選
択すればよい。
【0011】水添スチレン・ブタジエンゴムは、結晶性
ポリオレフィンとの相溶性がよく、かつ柔軟性および弾
性に優れているので、オレフィン系エラストマーと容易
に混練でき、かつ組成物に優れた柔軟性および弾性を付
与することができる。また、水素添加されているので、
組成物の耐熱性は低下しない。また、本発明の組成物
は、オレフィン系エラストマーの割合を高く維持してい
るので、組成物は十分な耐磨耗性を保持できる。
【0012】
【実施例】以下、実施例および比較例を示し、本発明を
具体的に説明する。 実施例1−3および比較例1−3 表1に示した成分を、表1に示した量で用い、加圧式ニ
ーダー(容量20リットル)により170℃で10分間
混練した後、ペレタイザーを用いてペレット化した。5
0mmφ押出成型機を用い、ダイス温度180℃、線速
35m/分で、得られたペレットからワイヤーハーネス
用保護チューブ(肉厚0.4mm、内径10mm)を押
出成形した。得られたチューブを直径400mmで自然
巻取り処理したところ、折れが発生することなく良好に
巻き取ることが出来た。なお、自然巻取りとは、製造さ
れたチューブを自由落下させ、渦巻状に巻き取ることを
言う。また、50mmφ対向ローラー送り装置を用いた
調尺カット時にも、実施例で製造したチューブでは潰れ
は発生しなかった。また、得られたチューブについて、
耐熱性および耐磨耗性の試験を行なった結果、実施例の
製品は、比較例1の従来品と同等の特性を有していた。
【0013】尚、耐熱性および耐磨耗性は次ぎのように
して試験した。耐熱性 JIS K6301 3号ダンベル片を作成し、ギアオ
ープン中、100℃で120時間熱老化を行なった。そ
の後、クロスヘッド速度200mm/minで引張り試
験を行い、破断時伸びを測定した。未熱老化品の破断時
伸びを基準にして伸び残率を算出した。耐磨耗性 内径10mmのチューブを外径10mmの金属棒に通
し、研磨布150−AAの磨耗テープに接する様にチュ
ーブ試験片を固定し、450gfの荷重を加え、テープ
をチューブの同一箇所に接触させながら1500mm/
minの速さでテープを走行させ、(チューブが摩滅し
て)金属棒が露出しテープと接触するまでのテープの走
行長さを読み取る。
【0014】上記結果を、表1にまとめて示す
【表1】
【0015】本発明によれば、柔軟で弾性に優れる水添
スチレン・ブタジエンゴムをオレフィン系エラストマー
に配合することにより、耐熱性および耐磨耗性を損なう
ことなく、作業性(押出成形後の巻取処理、調尺カッ
ト、ワイヤーハーネス組み付け)に優れ、なおかつ外装
部品として十分な特性(耐熱性、耐磨耗性等)を有する
上、環境に有害となるハロゲン元素を含まないワイヤー
ハーネス外装保護材料に適したエラストマー組成物を提
供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系エラストマー70〜90重
    量部、水添スチレン・ブタジエンゴム30〜10重量部
    および難燃剤を含んでなるエラストマー組成物。
  2. 【請求項2】 オレフィン系エラストマーが、プロピレ
    ン−エチレン−プロピレン共重合体である請求項1に記
    載のエラストマー組成物。
  3. 【請求項3】 難燃剤を、オレフィン系エラストマーお
    よび水添スチレン・ブタジエンゴムの合計100重量部
    当たり、50〜150重量部含む請求項1に記載のエラ
    ストマー組成物。
JP25237098A 1998-09-07 1998-09-07 エラストマー組成物 Pending JP2000080210A (ja)

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JP25237098A JP2000080210A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 エラストマー組成物

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JP25237098A JP2000080210A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 エラストマー組成物

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JP25237098A Pending JP2000080210A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 エラストマー組成物

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JP (1) JP2000080210A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249311A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Asahi Kasei Chemicals Corp 難燃樹脂組成物
US7884150B2 (en) 2007-08-17 2011-02-08 Teknor Apex Company Flame retardant thermoplastic elastomer compositions

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