JP2000079479A - 消耗電極ガスシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置 - Google Patents
消耗電極ガスシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消耗電極ガスシールドアーク溶接において、
溶接用ワイヤの送給速度の変動、溶融池の不規則な振動
等の外乱によって、アーク長が長くなったり短くなった
り変化するために、アーク期間中に形成される溶滴の形
状が不均一になり、その結果スパッタの大量発生、ビー
ド外観の不揃い、溶け込みの不均一等の不安定な溶接状
態が生じる。 【解決手段】 本発明は、図7及び図8に示すように、
短絡期間とアーク期間とを判別して、短絡期間になると
予め設定された第1の短絡電流値通電時間Tsの間は第
1の短絡電流I1を通電し、それ以降の短絡期間中は第
2の短絡電流I2を通電して、アーク期間になると予め
設定されたアーク長検出時間Taの間、予め設定された
アーク長検出電流I4を通電すると共にアーク電圧値V
aを積分して、そのアーク電圧積分値の大小に応じてそ
れ以降のアーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱に
よる不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方法
及びアーク溶接装置である。
溶接用ワイヤの送給速度の変動、溶融池の不規則な振動
等の外乱によって、アーク長が長くなったり短くなった
り変化するために、アーク期間中に形成される溶滴の形
状が不均一になり、その結果スパッタの大量発生、ビー
ド外観の不揃い、溶け込みの不均一等の不安定な溶接状
態が生じる。 【解決手段】 本発明は、図7及び図8に示すように、
短絡期間とアーク期間とを判別して、短絡期間になると
予め設定された第1の短絡電流値通電時間Tsの間は第
1の短絡電流I1を通電し、それ以降の短絡期間中は第
2の短絡電流I2を通電して、アーク期間になると予め
設定されたアーク長検出時間Taの間、予め設定された
アーク長検出電流I4を通電すると共にアーク電圧値V
aを積分して、そのアーク電圧積分値の大小に応じてそ
れ以降のアーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱に
よる不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方法
及びアーク溶接装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の外乱によっ
て生じる溶接状態の不安定状態を抑制できる消耗電極ガ
スシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置に
関するものである。
て生じる溶接状態の不安定状態を抑制できる消耗電極ガ
スシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼、ステンレス、アルミニウム又はア
ルミニウム合金等の消耗電極ガスシールドアーク溶接で
は、所定の速度で送給される溶接用ワイヤと被溶接材と
の間に発生するアーク熱によって溶接用ワイヤの先端が
溶融して溶滴が形成される。さらに溶接用ワイヤが送給
されて溶滴が被溶接材と短絡状態になると、表面張力及
び重力によって溶滴が被溶接材へと移行する短絡移行溶
接が広く産業界で使用されている。
ルミニウム合金等の消耗電極ガスシールドアーク溶接で
は、所定の速度で送給される溶接用ワイヤと被溶接材と
の間に発生するアーク熱によって溶接用ワイヤの先端が
溶融して溶滴が形成される。さらに溶接用ワイヤが送給
されて溶滴が被溶接材と短絡状態になると、表面張力及
び重力によって溶滴が被溶接材へと移行する短絡移行溶
接が広く産業界で使用されている。
【0003】短絡移行溶接は、前述したアーク期間と短
絡期間とがほぼ一定周期で繰り返されることによって円
滑な溶滴移行が行われて安定した溶接状態を維持するこ
とができる。しかし実際には、溶接用ワイヤの送給の変
動、被溶接材の溶融部分(以下、溶融池という)の不規
則な振動、ワイヤ突き出し長さの変動等の種々な外乱に
よって、アーク期間及び短絡期間は不規則になり円滑な
溶滴移行が阻害されて、スパッタの大量発生、ビード外
観の不揃い、溶け込みの不均一等の不安定な溶接状態に
なることがある。
絡期間とがほぼ一定周期で繰り返されることによって円
滑な溶滴移行が行われて安定した溶接状態を維持するこ
とができる。しかし実際には、溶接用ワイヤの送給の変
動、被溶接材の溶融部分(以下、溶融池という)の不規
則な振動、ワイヤ突き出し長さの変動等の種々な外乱に
よって、アーク期間及び短絡期間は不規則になり円滑な
溶滴移行が阻害されて、スパッタの大量発生、ビード外
観の不揃い、溶け込みの不均一等の不安定な溶接状態に
なることがある。
【0004】図1は、従来技術の溶接電流波形制御方法
における波形・溶滴移行対応図であり、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は、同図(A)
の各時刻における溶滴の形成状態及び溶融池への移行状
態を示す溶滴移行図である。
における波形・溶滴移行対応図であり、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は、同図(A)
の各時刻における溶滴の形成状態及び溶融池への移行状
態を示す溶滴移行図である。
【0005】同図(A)に示す時刻t1において、同図
(B)の溶滴移行図のaに示すように、溶接用ワイヤ1
の先端に形成された溶滴1aと被溶接材2の溶融池2a
とが短絡状態になったことを判別して、溶接電流値Ia
を数十[A]程度の低い値である第1の短絡電流値I1
に減少させる。この減少させる理由は、短絡発生直後に
大電流が流れていると溶滴1aと溶融池2aとの間にア
ークが再発生することがあり、そのときに多くのスパッ
タが発生して溶接状態が不安定になることを防止するた
めである。時刻t1から時刻t2までの予め設定された
数[ms]の第1の短絡電流値通電時間Tsの間、第1の
短絡電流値I1を通電することによって溶滴移行図のb
に示すように溶滴1aは表面張力及び重力によって溶融
池2aと安定した短絡状態となり溶滴の移行を開始す
る。
(B)の溶滴移行図のaに示すように、溶接用ワイヤ1
の先端に形成された溶滴1aと被溶接材2の溶融池2a
とが短絡状態になったことを判別して、溶接電流値Ia
を数十[A]程度の低い値である第1の短絡電流値I1
に減少させる。この減少させる理由は、短絡発生直後に
大電流が流れていると溶滴1aと溶融池2aとの間にア
ークが再発生することがあり、そのときに多くのスパッ
タが発生して溶接状態が不安定になることを防止するた
めである。時刻t1から時刻t2までの予め設定された
数[ms]の第1の短絡電流値通電時間Tsの間、第1の
短絡電流値I1を通電することによって溶滴移行図のb
に示すように溶滴1aは表面張力及び重力によって溶融
池2aと安定した短絡状態となり溶滴の移行を開始す
る。
【0006】時刻t2において溶接電流値Iaを数百
[A]程度の大電流値である第2の短絡電流値I2に上
昇させる。この上昇させる理由は、溶滴移行図のcに示
すように大電流値を通電することによって溶滴の上部に
生じる電磁ピンチ力が溶滴の移行及び離脱を促進させ
て、一定時間で円滑に短絡状態からアーク再発生へと導
くためである。
[A]程度の大電流値である第2の短絡電流値I2に上
昇させる。この上昇させる理由は、溶滴移行図のcに示
すように大電流値を通電することによって溶滴の上部に
生じる電磁ピンチ力が溶滴の移行及び離脱を促進させ
て、一定時間で円滑に短絡状態からアーク再発生へと導
くためである。
【0007】時刻t3の溶滴移行図のdに示すように、
アークが再発生したことを判別して、予め設定されたア
ーク電流値I3を通電する。その後の時間の経過と共に
アーク熱によって溶滴移行図のeに示すように溶滴1a
が徐々に形成されて、時刻t4の溶滴移行図のfに示す
ように適度な大きさに成長した溶滴1aが溶融池2aと
再び短絡状態になる。
アークが再発生したことを判別して、予め設定されたア
ーク電流値I3を通電する。その後の時間の経過と共に
アーク熱によって溶滴移行図のeに示すように溶滴1a
が徐々に形成されて、時刻t4の溶滴移行図のfに示す
ように適度な大きさに成長した溶滴1aが溶融池2aと
再び短絡状態になる。
【0008】このように上記の時刻t1乃至時刻t4
(溶滴移行図のa乃至f)を周期的に繰り返して安定し
た消耗電極ガスシールドアーク溶接を行う。
(溶滴移行図のa乃至f)を周期的に繰り返して安定し
た消耗電極ガスシールドアーク溶接を行う。
【0009】図2は、図1に示した従来技術の溶接電流
波形制御方法に基づくアーク溶接装置のブロック図であ
る。以下、各ブロックの動作説明を行う。
波形制御方法に基づくアーク溶接装置のブロック図であ
る。以下、各ブロックの動作説明を行う。
【0010】ワイヤ送給モータ制御回路WSは、ワイヤ
送給モータ制御信号Wsを出力して所定のワイヤ送給速
度になるようにワイヤ送給モータWMを制御する。
送給モータ制御信号Wsを出力して所定のワイヤ送給速
度になるようにワイヤ送給モータWMを制御する。
【0011】出力電圧検出回路VDは、出力電圧値を検
出して出力電圧検出値Vdを出力する。短絡・アーク判
別レベル設定回路VTHは、短絡状態とアーク状態とを
判別する閾値となる短絡・アーク判別レベル信号Vthを
出力する。短絡・アーク判別回路SADは、出力電圧検
出値Vdと短絡・アーク判別レベル信号Vthとを入力と
して、上記の2つの信号を比較して短絡期間はH信号に
アーク期間はL信号になる短絡・アーク判別信号Sadを
出力する。単安定マルチバイブレータMTは、短絡・ア
ーク判別信号SadがL信号(アーク期間)からH信号
(短絡期間)に変化したときに、予め設定された一定時
間H信号となる単安定マルチバイブレータ出力信号Mt
を出力する。
出して出力電圧検出値Vdを出力する。短絡・アーク判
別レベル設定回路VTHは、短絡状態とアーク状態とを
判別する閾値となる短絡・アーク判別レベル信号Vthを
出力する。短絡・アーク判別回路SADは、出力電圧検
出値Vdと短絡・アーク判別レベル信号Vthとを入力と
して、上記の2つの信号を比較して短絡期間はH信号に
アーク期間はL信号になる短絡・アーク判別信号Sadを
出力する。単安定マルチバイブレータMTは、短絡・ア
ーク判別信号SadがL信号(アーク期間)からH信号
(短絡期間)に変化したときに、予め設定された一定時
間H信号となる単安定マルチバイブレータ出力信号Mt
を出力する。
【0012】電流設定値切換回路SW1は、短絡・アー
ク判別信号SadがH信号(短絡期間)のときにa側に接
続され、L信号(アーク期間)のときにb側に接続され
る電流設定値Sw1を出力する。アーク電流値設定回路I
S3は、予め設定されたアーク電流設定値Is3を電流設
定値切換回路SW1のb側に出力する。短絡電流値切換
回路SW2は、単安定マルチバイブレータ出力信号Mt
がH信号のときにa側に接続され、L信号のときにb側
に接続される短絡電流設定値Sw2を出力する。第1の短
絡電流値設定回路IS1は、予め設定された第1の短絡
電流設定値Is1を出力し、第2の短絡電流値設定回路I
S2は、予め設定された第2の短絡電流設定値Is2を出
力する。
ク判別信号SadがH信号(短絡期間)のときにa側に接
続され、L信号(アーク期間)のときにb側に接続され
る電流設定値Sw1を出力する。アーク電流値設定回路I
S3は、予め設定されたアーク電流設定値Is3を電流設
定値切換回路SW1のb側に出力する。短絡電流値切換
回路SW2は、単安定マルチバイブレータ出力信号Mt
がH信号のときにa側に接続され、L信号のときにb側
に接続される短絡電流設定値Sw2を出力する。第1の短
絡電流値設定回路IS1は、予め設定された第1の短絡
電流設定値Is1を出力し、第2の短絡電流値設定回路I
S2は、予め設定された第2の短絡電流設定値Is2を出
力する。
【0013】溶接電流値検出回路IDは、溶接電流値に
比例した溶接電流検出値Idを出力する。誤差増幅回路
EAは、電流設定値Sw1と溶接電流検出値Idとを比較
して、その誤差を増幅した誤差増幅信号Eaを出力す
る。溶接電源PSは、商用電源ACを入力とし、誤差増
幅信号Eaを制御信号として、所定の溶接電流値に制御
する。直流リアクトルDCLは、溶接電源PSの溶接電
流値を平滑する。
比例した溶接電流検出値Idを出力する。誤差増幅回路
EAは、電流設定値Sw1と溶接電流検出値Idとを比較
して、その誤差を増幅した誤差増幅信号Eaを出力す
る。溶接電源PSは、商用電源ACを入力とし、誤差増
幅信号Eaを制御信号として、所定の溶接電流値に制御
する。直流リアクトルDCLは、溶接電源PSの溶接電
流値を平滑する。
【0014】図3は、横軸が時間で縦軸が図2で示した
各信号のタイムチャートである。同図(A)は出力電圧
検出値Vdの時間経過を、同図(B)は溶接電流検出値
Idの時間経過を、同図(C)は短絡・アーク判別信号
Sadの時間経過を、同図(D)は単安定マルチバイブレ
ータ出力信号Mtの時間経過を、同図(E)は電流設定
値Sw1の時間経過を示すタイムチャートである。以下、
各信号の動作を説明する。
各信号のタイムチャートである。同図(A)は出力電圧
検出値Vdの時間経過を、同図(B)は溶接電流検出値
Idの時間経過を、同図(C)は短絡・アーク判別信号
Sadの時間経過を、同図(D)は単安定マルチバイブレ
ータ出力信号Mtの時間経過を、同図(E)は電流設定
値Sw1の時間経過を示すタイムチャートである。以下、
各信号の動作を説明する。
【0015】同図(C)に示す短絡・アーク判別信号S
adは、同図(A)に示す出力電圧検出値Vdと短絡・ア
ーク判別レベル信号Vthを比較して、出力電圧検出値V
dの方が小さいときはH信号(短絡期間)となり、大き
いときはL信号(アーク期間)となる。時刻t1におい
て、短絡・アーク判別信号SadがL信号からH信号に変
化すると、前述したように電流設定値切換回路SW1は
a側に接続され、また同図(D)に示す単安定マルチバ
イブレータ出力信号Mtは予め設定された第1の短絡電
流値通電時間Tsの間H信号を出力する。
adは、同図(A)に示す出力電圧検出値Vdと短絡・ア
ーク判別レベル信号Vthを比較して、出力電圧検出値V
dの方が小さいときはH信号(短絡期間)となり、大き
いときはL信号(アーク期間)となる。時刻t1におい
て、短絡・アーク判別信号SadがL信号からH信号に変
化すると、前述したように電流設定値切換回路SW1は
a側に接続され、また同図(D)に示す単安定マルチバ
イブレータ出力信号Mtは予め設定された第1の短絡電
流値通電時間Tsの間H信号を出力する。
【0016】単安定マルチバイブレータ出力信号Mtが
H信号の間、前述したように短絡電流値切換回路SW2
はa側に接続されるので、電流設定値Sw1は第1の短絡
電流設定値Is1となる。時刻t2において、単安定マル
チバイブレータ出力信号MtがL信号に変化すると、短
絡電流設定値切換回路SW2はb側に接続されるので電
流設定値Sw1は第2の短絡電流設定値Is2となる。
H信号の間、前述したように短絡電流値切換回路SW2
はa側に接続されるので、電流設定値Sw1は第1の短絡
電流設定値Is1となる。時刻t2において、単安定マル
チバイブレータ出力信号MtがL信号に変化すると、短
絡電流設定値切換回路SW2はb側に接続されるので電
流設定値Sw1は第2の短絡電流設定値Is2となる。
【0017】時刻t3において、アークが再発生する
と、短絡・アーク判別信号SadがH信号からL信号に変
化して、電流設定値切換回路SW1はb側に接続され、
電流設定値Sw1はアーク電流設定値Is3となる。溶接電
源PSは、上記の電流設定値Sw1に対応した溶接電流値
が通電するように出力を制御する。
と、短絡・アーク判別信号SadがH信号からL信号に変
化して、電流設定値切換回路SW1はb側に接続され、
電流設定値Sw1はアーク電流設定値Is3となる。溶接電
源PSは、上記の電流設定値Sw1に対応した溶接電流値
が通電するように出力を制御する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述した図1乃至図3
で示した従来技術の消耗電極ガスシールドアーク溶接電
流波形制御方法では、以下の問題がある。消耗電極ガス
シールドアーク溶接での短絡移行溶接において、安定し
た溶接状態を維持するためには、溶滴の形成を行うアー
ク期間と溶滴の溶融池への移行を行う短絡期間とが周期
的に繰り返されて円滑な溶滴移行が行われることが必要
である。
で示した従来技術の消耗電極ガスシールドアーク溶接電
流波形制御方法では、以下の問題がある。消耗電極ガス
シールドアーク溶接での短絡移行溶接において、安定し
た溶接状態を維持するためには、溶滴の形成を行うアー
ク期間と溶滴の溶融池への移行を行う短絡期間とが周期
的に繰り返されて円滑な溶滴移行が行われることが必要
である。
【0019】しかし、ワイヤ送給モータの回転ムラ、溶
接用トーチ内部の摩擦力の変動等の機械的な外乱によっ
て、本来は所定の一定速度で送給されるべき溶接用ワイ
ヤの送給に不規則な変動が生じることがある。また、ア
ーク力、溶融金属の熱対流等の現象的な外乱によっても
溶融池の不規則な振動が生じる。
接用トーチ内部の摩擦力の変動等の機械的な外乱によっ
て、本来は所定の一定速度で送給されるべき溶接用ワイ
ヤの送給に不規則な変動が生じることがある。また、ア
ーク力、溶融金属の熱対流等の現象的な外乱によっても
溶融池の不規則な振動が生じる。
【0020】上記のようなワイヤ送給及び溶融池の不規
則な変動によって、アーク長が長くなったり短くなった
りするために、アーク期間中に形成される溶滴が過小に
なったり過大になったり不均一な溶滴形状となる。また
短絡期間においては、前述した溶融池の不規則な振動に
よって溶滴移行に要する時間が長くなったり短くなった
りして、一定時間での円滑な溶滴移行ができない。これ
らの結果、スパッタの大量発生、ビード外観の不揃い、
溶け込みの不均一等の不安定な溶接状態となる。
則な変動によって、アーク長が長くなったり短くなった
りするために、アーク期間中に形成される溶滴が過小に
なったり過大になったり不均一な溶滴形状となる。また
短絡期間においては、前述した溶融池の不規則な振動に
よって溶滴移行に要する時間が長くなったり短くなった
りして、一定時間での円滑な溶滴移行ができない。これ
らの結果、スパッタの大量発生、ビード外観の不揃い、
溶け込みの不均一等の不安定な溶接状態となる。
【0021】図4は、前述したような外乱によって短絡
期間が長くなったときの溶滴移行状態を説明する波形・
溶滴移行対応図であって、同図(A)はアーク電圧値V
a及び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す
波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状
態を示す溶滴移行図である。前述した図1と同じ説明は
省略する。
期間が長くなったときの溶滴移行状態を説明する波形・
溶滴移行対応図であって、同図(A)はアーク電圧値V
a及び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す
波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状
態を示す溶滴移行図である。前述した図1と同じ説明は
省略する。
【0022】同図(A)に示す時刻t1において、同図
(B)の溶滴移行図のaに示すように、溶滴1aが溶融
池2aに短絡したことを判別して第1の短絡電流値I1
を通電する。時刻t2において、第2の短絡電流値I2
を通電し、溶滴移行図のbに示すように溶滴の移行が進
行する。時刻t2以降において、前述したようなワイヤ
送給速度の変動又は溶融池の不規則な振動によって溶滴
移行に要する時間(短絡期間)が長くなると、短絡電流
値の通電時間が長くなり溶接用ワイヤ1へのジュール熱
による入熱が増大するために、溶滴移行図のcに示すよ
うにワイヤ先端の溶融量が多くなる。時刻t3の溶滴移
行図のdに示すように、アーク長L2は短絡期間中のワ
イヤ溶融量が多量であったために、図1(B)に示す通
常のアーク長L1に比べて長くなる。通常のアーク長L
1よりも長いアーク長L2の距離を一定のワイヤ速度で
ワイヤ送給するには時間がかかるために、図1(A)に
示す通常のアーク期間T1よりも長いアーク期間T2と
なる。アーク期間中のアーク電流値I3は一定値である
のでワイヤ溶融速度も一定となり、溶滴移行図のe及び
fに示すように時間の経過と共に溶滴1aは成長し過大
な大きさとなる。
(B)の溶滴移行図のaに示すように、溶滴1aが溶融
池2aに短絡したことを判別して第1の短絡電流値I1
を通電する。時刻t2において、第2の短絡電流値I2
を通電し、溶滴移行図のbに示すように溶滴の移行が進
行する。時刻t2以降において、前述したようなワイヤ
送給速度の変動又は溶融池の不規則な振動によって溶滴
移行に要する時間(短絡期間)が長くなると、短絡電流
値の通電時間が長くなり溶接用ワイヤ1へのジュール熱
による入熱が増大するために、溶滴移行図のcに示すよ
うにワイヤ先端の溶融量が多くなる。時刻t3の溶滴移
行図のdに示すように、アーク長L2は短絡期間中のワ
イヤ溶融量が多量であったために、図1(B)に示す通
常のアーク長L1に比べて長くなる。通常のアーク長L
1よりも長いアーク長L2の距離を一定のワイヤ速度で
ワイヤ送給するには時間がかかるために、図1(A)に
示す通常のアーク期間T1よりも長いアーク期間T2と
なる。アーク期間中のアーク電流値I3は一定値である
のでワイヤ溶融速度も一定となり、溶滴移行図のe及び
fに示すように時間の経過と共に溶滴1aは成長し過大
な大きさとなる。
【0023】時刻t4に短絡状態となると、溶滴移行図
のgに示すように過大な溶滴1aが溶融池2aと接触す
るために多量のスパッタが発生しビード横に付着して不
良なビード外観となる。
のgに示すように過大な溶滴1aが溶融池2aと接触す
るために多量のスパッタが発生しビード横に付着して不
良なビード外観となる。
【0024】図5は、前述したような外乱によって短絡
期間が短くなったときの溶滴移行状態を説明する波形・
溶滴移行対応図であって、同図(A)はアーク電圧値V
a及び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す
波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状
態を示す溶滴移行図である。前述した図4と同じ説明は
省略する。
期間が短くなったときの溶滴移行状態を説明する波形・
溶滴移行対応図であって、同図(A)はアーク電圧値V
a及び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す
波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状
態を示す溶滴移行図である。前述した図4と同じ説明は
省略する。
【0025】時刻t2以降において、前述したようなワ
イヤ送給速度の変動又は溶融池の不規則な振動によって
溶滴移行に要する時間(短絡期間)が短くなると、短絡
電流値の通電時間が短くなり溶接用ワイヤ1へのジュー
ル熱による入熱が減少するために、溶滴移行図のcに示
すようにワイヤ先端の溶融量が少なくなる。時刻t3の
溶滴移行図のdに示すように、アーク長L3は短絡期間
中のワイヤ溶融量が少量であったために、図1(B)に
示す通常のアーク長L1に比べて短くなる。通常のアー
ク長L1よりも短いアーク長L3の距離を一定のワイヤ
速度でワイヤ送給するには時間が短くなるために、図1
(A)に示す通常のアーク期間T1よりも短いアーク期
間T3となる。アーク期間中のアーク電流値I3は一定
値であるためにワイヤ溶融速度が一定なので、短いアー
ク期間ではまだ溶滴1aは適度な大きさまで成長しな
い。
イヤ送給速度の変動又は溶融池の不規則な振動によって
溶滴移行に要する時間(短絡期間)が短くなると、短絡
電流値の通電時間が短くなり溶接用ワイヤ1へのジュー
ル熱による入熱が減少するために、溶滴移行図のcに示
すようにワイヤ先端の溶融量が少なくなる。時刻t3の
溶滴移行図のdに示すように、アーク長L3は短絡期間
中のワイヤ溶融量が少量であったために、図1(B)に
示す通常のアーク長L1に比べて短くなる。通常のアー
ク長L1よりも短いアーク長L3の距離を一定のワイヤ
速度でワイヤ送給するには時間が短くなるために、図1
(A)に示す通常のアーク期間T1よりも短いアーク期
間T3となる。アーク期間中のアーク電流値I3は一定
値であるためにワイヤ溶融速度が一定なので、短いアー
ク期間ではまだ溶滴1aは適度な大きさまで成長しな
い。
【0026】時刻t4に短絡状態となると、溶滴移行図
のeに示すように過小な溶滴1aが溶融池2aと接触す
るために、溶滴移行図のfに示すように溶融していない
溶接用ワイヤの先端が溶融池2aと短絡状態となる。こ
のような状態になると、通常よりもかなり長い短絡期間
が継続する。時刻t5の溶滴移行図のgに示すように、
溶接用ワイヤは折れ曲がるように吹き飛んで分離し、ア
ーク切れが発生する。このために、ビードが途切れたり
細くなったりする不良なビード外観となる。
のeに示すように過小な溶滴1aが溶融池2aと接触す
るために、溶滴移行図のfに示すように溶融していない
溶接用ワイヤの先端が溶融池2aと短絡状態となる。こ
のような状態になると、通常よりもかなり長い短絡期間
が継続する。時刻t5の溶滴移行図のgに示すように、
溶接用ワイヤは折れ曲がるように吹き飛んで分離し、ア
ーク切れが発生する。このために、ビードが途切れたり
細くなったりする不良なビード外観となる。
【0027】図6は、従来技術によって消耗電極ガスシ
ールドアーク溶接を行った場合の溶接ビード外観図であ
る。溶接条件としては、軟鋼の被溶接材2に、直径1.
2[mmΦ]の軟鋼の溶接用ワイヤを使用して、平均溶接
電流値150[A]、平均アーク電圧値20[V]で溶
接を行った。同図に示すように、ビード幅Wが不均一で
あり、しかもビード横に大粒のスパッタが多量に付着し
ている。
ールドアーク溶接を行った場合の溶接ビード外観図であ
る。溶接条件としては、軟鋼の被溶接材2に、直径1.
2[mmΦ]の軟鋼の溶接用ワイヤを使用して、平均溶接
電流値150[A]、平均アーク電圧値20[V]で溶
接を行った。同図に示すように、ビード幅Wが不均一で
あり、しかもビード横に大粒のスパッタが多量に付着し
ている。
【0028】上記のように、従来技術ではワイヤ送給速
度の変動、溶融池の不規則な振動等の外乱に起因する溶
接状態の不安定を抑制することができない。
度の変動、溶融池の不規則な振動等の外乱に起因する溶
接状態の不安定を抑制することができない。
【0029】そこで、本発明の目的は、種々な外乱に起
因する溶接状態の不安定状態を抑制できる溶接電流波形
制御方法及びアーク溶接装置を提供する。
因する溶接状態の不安定状態を抑制できる溶接電流波形
制御方法及びアーク溶接装置を提供する。
【0030】
【課題を解決するための手段】出願時の請求項1の溶接
電流波形制御方法は、図7及び図8に示すように、アー
ク再発生時のアーク長を検出して、検出した上記アーク
長に応じてアーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱
による不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方
法である。
電流波形制御方法は、図7及び図8に示すように、アー
ク再発生時のアーク長を検出して、検出した上記アーク
長に応じてアーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱
による不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方
法である。
【0031】出願時の請求項2の溶接電流波形制御方法
は、図7及び図8に示すように、アーク再発生直後のア
ーク電圧値Vaの大小に応じてそれ以降のアーク期間中
の溶接電流Iaを制御して外乱による不安定な溶接状態
を抑制する溶接電流波形制御方法である。
は、図7及び図8に示すように、アーク再発生直後のア
ーク電圧値Vaの大小に応じてそれ以降のアーク期間中
の溶接電流Iaを制御して外乱による不安定な溶接状態
を抑制する溶接電流波形制御方法である。
【0032】出願時の請求項3の溶接電流波形制御方法
は、図7及び図8に示すように、短絡期間とアーク期間
とを判別して、短絡期間になると予め設定された第1の
短絡電流値通電時間Tsの間は第1の短絡電流I1を通
電し、それ以降の短絡期間中は第2の短絡電流I2を通
電して、アーク期間になるとアーク再発生直後のアーク
電圧値Vaの大小に応じてそれ以降のアーク期間中の溶
接電流Iaを制御して外乱による不安定な溶接状態を抑
制する溶接電流波形制御方法である。
は、図7及び図8に示すように、短絡期間とアーク期間
とを判別して、短絡期間になると予め設定された第1の
短絡電流値通電時間Tsの間は第1の短絡電流I1を通
電し、それ以降の短絡期間中は第2の短絡電流I2を通
電して、アーク期間になるとアーク再発生直後のアーク
電圧値Vaの大小に応じてそれ以降のアーク期間中の溶
接電流Iaを制御して外乱による不安定な溶接状態を抑
制する溶接電流波形制御方法である。
【0033】出願時の請求項4の溶接電流波形制御方法
は、図7及び図8に示すように、アーク再発生を判別し
て予め設定されたアーク長検出時間Taの間、予め設定
されたアーク長検出電流I4を通電すると共にアーク電
圧値Vaを積分して、そのアーク電圧積分値の大小に応
じてそれ以降のアーク期間中の溶接電流Iaを制御して
外乱による不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制
御方法である。
は、図7及び図8に示すように、アーク再発生を判別し
て予め設定されたアーク長検出時間Taの間、予め設定
されたアーク長検出電流I4を通電すると共にアーク電
圧値Vaを積分して、そのアーク電圧積分値の大小に応
じてそれ以降のアーク期間中の溶接電流Iaを制御して
外乱による不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制
御方法である。
【0034】出願時の請求項5の溶接電流波形制御方法
は、図7及び図8に示すように、短絡期間とアーク期間
とを判別して、短絡期間になると予め設定された第1の
短絡電流値通電時間Tsの間は第1の短絡電流I1を通
電し、それ以降の短絡期間中は第2の短絡電流I2を通
電して、アーク期間になると予め設定されたアーク長検
出時間Taの間、予め設定されたアーク長検出電流I4
を通電すると共にアーク電圧値Vaを積分して、そのア
ーク電圧積分値の大小に応じてそれ以降のアーク期間中
の溶接電流Iaを制御して外乱による不安定な溶接状態
を抑制する溶接電流波形制御方法である。
は、図7及び図8に示すように、短絡期間とアーク期間
とを判別して、短絡期間になると予め設定された第1の
短絡電流値通電時間Tsの間は第1の短絡電流I1を通
電し、それ以降の短絡期間中は第2の短絡電流I2を通
電して、アーク期間になると予め設定されたアーク長検
出時間Taの間、予め設定されたアーク長検出電流I4
を通電すると共にアーク電圧値Vaを積分して、そのア
ーク電圧積分値の大小に応じてそれ以降のアーク期間中
の溶接電流Iaを制御して外乱による不安定な溶接状態
を抑制する溶接電流波形制御方法である。
【0035】出願時の請求項6の溶接電流波形を制御す
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化したときの上記出力電圧検出値Vdを入力とし
て溶接電流Iaを制御する溶接電源PSから成るアーク
溶接装置である。
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化したときの上記出力電圧検出値Vdを入力とし
て溶接電流Iaを制御する溶接電源PSから成るアーク
溶接装置である。
【0036】出願時の請求項7の溶接電流波形を制御す
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化したときの上記出力電圧検出値Vdを入力とし
てアーク電流設定信号Is32を出力するアーク電流値設
定回路IS32と、上記アーク電流設定信号Is32と溶
接電流検出信号Idとの誤差信号によって溶接電源PS
のアーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱による不
安定な溶接状態を抑制するアーク溶接装置である。
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化したときの上記出力電圧検出値Vdを入力とし
てアーク電流設定信号Is32を出力するアーク電流値設
定回路IS32と、上記アーク電流設定信号Is32と溶
接電流検出信号Idとの誤差信号によって溶接電源PS
のアーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱による不
安定な溶接状態を抑制するアーク溶接装置である。
【0037】出願時の請求項8の溶接電流波形を制御す
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間
に変化した時点から予め設定された第1の短絡電流値通
電時間Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信
号Is1となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降
の短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号
Is2となる上記短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電
流値切換回路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sad
がアーク期間に変化したときの上記出力電圧検出値Vd
を入力としてアーク電流設定信号Is32を出力するアー
ク電流値設定回路IS32と、上記短絡・アーク判別信
号Sadが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2と
なる電流設定信号Sw1を入力として、上記短絡・アーク
判別信号Sadがアーク期間のときは上記アーク電流設定
信号Is32となる上記電流設定信号Sw1を入力として、
溶接電流Iaを制御する溶接電源PSから成るアーク溶
接装置である。
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間
に変化した時点から予め設定された第1の短絡電流値通
電時間Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信
号Is1となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降
の短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号
Is2となる上記短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電
流値切換回路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sad
がアーク期間に変化したときの上記出力電圧検出値Vd
を入力としてアーク電流設定信号Is32を出力するアー
ク電流値設定回路IS32と、上記短絡・アーク判別信
号Sadが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2と
なる電流設定信号Sw1を入力として、上記短絡・アーク
判別信号Sadがアーク期間のときは上記アーク電流設定
信号Is32となる上記電流設定信号Sw1を入力として、
溶接電流Iaを制御する溶接電源PSから成るアーク溶
接装置である。
【0038】出願時の請求項9の溶接電流波形を制御す
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間
に変化した時点から予め設定された第1の短絡電流値通
電時間Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信
号Is1となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降
の短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号
Is2となる短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電流値
切換回路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sadがア
ーク期間に変化したときの上記出力電圧検出値Vdを入
力としてアーク電流設定信号Is32を出力するアーク電
流値設定回路IS32と、上記短絡・アーク判別信号S
adが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2となる
電流設定信号Sw1を出力し、上記短絡・アーク判別信号
Sadがアーク期間のときはアーク電流設定信号Is32と
なる電流設定信号Sw1を出力する電流設定値切換回路S
W1と、上記電流設定信号Sw1と溶接電流検出信号Id
との誤差信号によって溶接電源PSの溶接電流Iaを制
御して外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク溶
接装置である。
るアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を
検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出
回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短
絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回
路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間
に変化した時点から予め設定された第1の短絡電流値通
電時間Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信
号Is1となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降
の短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号
Is2となる短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電流値
切換回路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sadがア
ーク期間に変化したときの上記出力電圧検出値Vdを入
力としてアーク電流設定信号Is32を出力するアーク電
流値設定回路IS32と、上記短絡・アーク判別信号S
adが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2となる
電流設定信号Sw1を出力し、上記短絡・アーク判別信号
Sadがアーク期間のときはアーク電流設定信号Is32と
なる電流設定信号Sw1を出力する電流設定値切換回路S
W1と、上記電流設定信号Sw1と溶接電流検出信号Id
との誤差信号によって溶接電源PSの溶接電流Iaを制
御して外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク溶
接装置である。
【0039】出願時の請求項10の溶接電流波形を制御
するアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧
を検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検
出回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として
短絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別
回路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク
期間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時
間Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号
Is31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記アーク長検出電流設
定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を入力と
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となるアーク電流値出力信号Sw3を入力として、
溶接電流Iaを制御する溶接電源PSから成るアーク溶
接装置である。
するアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧
を検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検
出回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として
短絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別
回路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク
期間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時
間Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号
Is31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記アーク長検出電流設
定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を入力と
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となるアーク電流値出力信号Sw3を入力として、
溶接電流Iaを制御する溶接電源PSから成るアーク溶
接装置である。
【0040】出願時の請求項11の溶接電流波形を制御
するアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧
を検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検
出回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として
短絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別
回路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク
期間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時
間Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号
Is31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記アーク長検出電流設
定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を出力
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となる上記アーク電流値出力信号Sw3を出力する
アーク電流値切換回路SW3と、上記アーク電流値出力
信号Sw3と溶接電流検出信号Idとの誤差信号によって
溶接電源PSのアーク期間中の溶接電流Iaを制御して
外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク溶接装置
である。
するアーク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧
を検出して出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検
出回路VDと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として
短絡・アーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別
回路SADと、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク
期間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時
間Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号
Is31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記アーク長検出電流設
定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を出力
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となる上記アーク電流値出力信号Sw3を出力する
アーク電流値切換回路SW3と、上記アーク電流値出力
信号Sw3と溶接電流検出信号Idとの誤差信号によって
溶接電源PSのアーク期間中の溶接電流Iaを制御して
外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク溶接装置
である。
【0041】請求項12の溶接電流波形を制御するアー
ク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を検出し
て出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出回路V
Dと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短絡・ア
ーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回路SA
Dと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間に変化
した時点から予め設定された第1の短絡電流値通電時間
Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信号Is1
となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降の短絡
期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号Is2と
なる短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電流値切換回
路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時間
Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号I
s31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記のアーク長検出電流
設定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を出力
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となるアーク電流値出力信号Sw3を出力するアー
ク電流値切換回路SW3と、上記短絡・アーク判別信号
Sadが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2とな
る電流設定信号Sw1を入力とし、上記短絡・アーク判別
信号Sadがアーク期間のときはアーク電流値出力信号S
w3となる電流設定信号Sw1を入力として、溶接電流Ia
を制御する溶接電源PSから成るアーク溶接装置であ
る。
ク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を検出し
て出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出回路V
Dと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短絡・ア
ーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回路SA
Dと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間に変化
した時点から予め設定された第1の短絡電流値通電時間
Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信号Is1
となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降の短絡
期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号Is2と
なる短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電流値切換回
路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時間
Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号I
s31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記のアーク長検出電流
設定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を出力
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となるアーク電流値出力信号Sw3を出力するアー
ク電流値切換回路SW3と、上記短絡・アーク判別信号
Sadが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2とな
る電流設定信号Sw1を入力とし、上記短絡・アーク判別
信号Sadがアーク期間のときはアーク電流値出力信号S
w3となる電流設定信号Sw1を入力として、溶接電流Ia
を制御する溶接電源PSから成るアーク溶接装置であ
る。
【0042】請求項13の溶接電流波形を制御するアー
ク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を検出し
て出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出回路V
Dと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短絡・ア
ーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回路SA
Dと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間に変化
した時点から予め設定された第1の短絡電流値通電時間
Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信号Is1
となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降の短絡
期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号Is2と
なる短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電流値切換回
路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時間
Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号I
s31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記アーク長検出電流設
定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を出力
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となる上記アーク電流値出力信号Sw3を出力する
アーク電流値切換回路SW3と、上記短絡・アーク判別
信号Sadが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2
となる電流設定信号Sw1を出力し、上記短絡・アーク判
別信号Sadがアーク期間のときは上記アーク電流値出力
信号Sw3となる上記電流設定信号Sw1を出力する電流設
定値切換回路SW1と、上記電流設定信号Sw1と溶接電
流検出信号Idとの誤差信号によって溶接電源PSのア
ーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱による不安定
な溶接状態を抑制するアーク溶接装置である。
ク溶接装置は、図9に示すように、アーク電圧を検出し
て出力電圧検出信号Vdを出力する出力電圧検出回路V
Dと、上記出力電圧検出信号Vdを入力として短絡・ア
ーク判別信号Sadを出力する短絡・アーク判別回路SA
Dと、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間に変化
した時点から予め設定された第1の短絡電流値通電時間
Tsの間は予め設定された第1の短絡電流設定信号Is1
となる短絡電流設定信号Sw2を出力し、それ以降の短絡
期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号Is2と
なる短絡電流設定信号Sw2を出力する短絡電流値切換回
路SW2と、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期
間に変化した時点から予め設定されたアーク長検出時間
Taの間、予め設定されたアーク長検出電流設定信号I
s31を出力するアーク長検出電流値設定回路IS31
と、同時に上記アーク長検出時間Taの間、上記出力電
圧検出値Vdを積分してアーク電圧値積分信号Viを出
力するアーク電圧値積分回路VIと、上記アーク電圧値
積分信号Viを入力としてアーク電流設定信号Is32を
出力するアーク電流値設定回路IS32と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から上
記アーク長検出時間Taの間、上記アーク長検出電流設
定信号Is31となるアーク電流値出力信号Sw3を出力
し、それ以降のアーク期間中は上記アーク電流設定信号
Is32となる上記アーク電流値出力信号Sw3を出力する
アーク電流値切換回路SW3と、上記短絡・アーク判別
信号Sadが短絡期間のときは上記短絡電流設定信号Sw2
となる電流設定信号Sw1を出力し、上記短絡・アーク判
別信号Sadがアーク期間のときは上記アーク電流値出力
信号Sw3となる上記電流設定信号Sw1を出力する電流設
定値切換回路SW1と、上記電流設定信号Sw1と溶接電
流検出信号Idとの誤差信号によって溶接電源PSのア
ーク期間中の溶接電流Iaを制御して外乱による不安定
な溶接状態を抑制するアーク溶接装置である。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、図9に示
すように、アーク電圧を検出して出力電圧検出信号Vd
を出力する出力電圧検出回路VDと、上記出力電圧検出
信号Vdを入力として短絡・アーク判別信号Sadを出力
する短絡・アーク判別回路SADと、上記短絡・アーク
判別信号Sadが短絡期間に変化した時点から予め設定さ
れた第1の短絡電流値通電時間Tsの間は予め設定され
た第1の短絡電流設定信号Is1となる短絡電流設定信号
Sw2を出力し、それ以降の短絡期間中は予め設定された
第2の短絡電流設定信号Is2となる短絡電流設定信号S
w2を出力する短絡電流値切換回路SW2と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から予
め設定されたアーク長検出時間Taの間、予め設定され
たアーク長検出電流設定信号Is31を出力するアーク長
検出電流値設定回路IS31と、同時に上記アーク長検
出時間Taの間、上記出力電圧検出値Vdを積分してア
ーク電圧値積分信号Viを出力するアーク電圧値積分回
路VIと、上記アーク電圧値積分信号Viを入力として
アーク電流設定信号Is32を出力するアーク電流値設定
回路IS32と、上記短絡・アーク判別信号Sadがアー
ク期間に変化した時点から上記アーク長検出時間Taの
間、上記アーク長検出電流設定信号Is31となるアーク
電流値出力信号Sw3を出力し、それ以降のアーク期間中
は上記アーク電流設定信号Is32となる上記アーク電流
値出力信号Sw3を出力するアーク電流値切換回路SW3
と、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間のときは
上記短絡電流設定信号Sw2となる電流設定信号Sw1を出
力し、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期間のと
きは上記アーク電流値出力信号Sw3となる上記電流設定
信号Sw1を出力する電流設定値切換回路SW1と、上記
電流設定信号Sw1と溶接電流検出信号Idとの誤差信号
によって溶接電源PSのアーク期間中の溶接電流Iaを
制御して外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク
溶接装置である。
すように、アーク電圧を検出して出力電圧検出信号Vd
を出力する出力電圧検出回路VDと、上記出力電圧検出
信号Vdを入力として短絡・アーク判別信号Sadを出力
する短絡・アーク判別回路SADと、上記短絡・アーク
判別信号Sadが短絡期間に変化した時点から予め設定さ
れた第1の短絡電流値通電時間Tsの間は予め設定され
た第1の短絡電流設定信号Is1となる短絡電流設定信号
Sw2を出力し、それ以降の短絡期間中は予め設定された
第2の短絡電流設定信号Is2となる短絡電流設定信号S
w2を出力する短絡電流値切換回路SW2と、上記短絡・
アーク判別信号Sadがアーク期間に変化した時点から予
め設定されたアーク長検出時間Taの間、予め設定され
たアーク長検出電流設定信号Is31を出力するアーク長
検出電流値設定回路IS31と、同時に上記アーク長検
出時間Taの間、上記出力電圧検出値Vdを積分してア
ーク電圧値積分信号Viを出力するアーク電圧値積分回
路VIと、上記アーク電圧値積分信号Viを入力として
アーク電流設定信号Is32を出力するアーク電流値設定
回路IS32と、上記短絡・アーク判別信号Sadがアー
ク期間に変化した時点から上記アーク長検出時間Taの
間、上記アーク長検出電流設定信号Is31となるアーク
電流値出力信号Sw3を出力し、それ以降のアーク期間中
は上記アーク電流設定信号Is32となる上記アーク電流
値出力信号Sw3を出力するアーク電流値切換回路SW3
と、上記短絡・アーク判別信号Sadが短絡期間のときは
上記短絡電流設定信号Sw2となる電流設定信号Sw1を出
力し、上記短絡・アーク判別信号Sadがアーク期間のと
きは上記アーク電流値出力信号Sw3となる上記電流設定
信号Sw1を出力する電流設定値切換回路SW1と、上記
電流設定信号Sw1と溶接電流検出信号Idとの誤差信号
によって溶接電源PSのアーク期間中の溶接電流Iaを
制御して外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク
溶接装置である。
【0044】
【実施例】前述した従来技術では、アーク再発生時のア
ーク長に無関係にアーク期間中の電流値が一定値である
ために、アーク期間の長さが変化すると形成される溶滴
の大きさも変化して溶接状態の不安定状態を抑制するこ
とができなかった。それに対して本発明は、アーク再発
生時のアーク長を検出して、そのアーク長に応じてアー
ク期間中の電流値を制御することで外乱による不安定な
溶接状態を抑制することができる溶接電流波形制御方法
である。
ーク長に無関係にアーク期間中の電流値が一定値である
ために、アーク期間の長さが変化すると形成される溶滴
の大きさも変化して溶接状態の不安定状態を抑制するこ
とができなかった。それに対して本発明は、アーク再発
生時のアーク長を検出して、そのアーク長に応じてアー
ク期間中の電流値を制御することで外乱による不安定な
溶接状態を抑制することができる溶接電流波形制御方法
である。
【0045】図7は、本発明の溶接電流波形制御方法に
おける波形・溶滴移行対応図であって、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状
態及び移行状態を示す溶滴移行図である。時刻t1から
時刻t3までは、前述した図4と同じであるので説明は
省略する。
おける波形・溶滴移行対応図であって、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状
態及び移行状態を示す溶滴移行図である。時刻t1から
時刻t3までは、前述した図4と同じであるので説明は
省略する。
【0046】時刻t3において、アークが再発性したこ
とを判別して予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。アーク長とアーク電圧値Vaとは
比例し、アーク再発生時のアーク長L2が図1(A)に
示すような通常のアーク長L1よりも長いために、アー
ク電圧積分値は大きくなる。アーク長の検出を一定電流
値(アーク長検出電流値I4)にして、しかも一定時間
(アーク長検出時間Ta)にしているのは、アーク長を
より正確に測定するためである。
とを判別して予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。アーク長とアーク電圧値Vaとは
比例し、アーク再発生時のアーク長L2が図1(A)に
示すような通常のアーク長L1よりも長いために、アー
ク電圧積分値は大きくなる。アーク長の検出を一定電流
値(アーク長検出電流値I4)にして、しかも一定時間
(アーク長検出時間Ta)にしているのは、アーク長を
より正確に測定するためである。
【0047】時刻t4において、アーク電圧積分値の大
きさに対応させて、時刻t4以降のアーク長対応アーク
電流値I5を算出して通電する。アーク長対応アーク電
流値I5は、アーク電圧積分値の大小と逆になるように
制御される。アーク電圧積分値が基準値よりも大きけれ
ばアーク長対応アーク電流値I5は基準のアーク電流値
I3よりも小さな値となり、アーク電圧積分値が基準値
よりも小さければアーク長対応アーク電流値I5は基準
のアーク電流値I3よりも大きな値となる。図7の場合
は、アーク電圧積分値は基準値よりも大きいので、時刻
t4以降のアーク長対応アーク電流値I5は基準のアー
ク電流値I3よりも小さな電流値となる。
きさに対応させて、時刻t4以降のアーク長対応アーク
電流値I5を算出して通電する。アーク長対応アーク電
流値I5は、アーク電圧積分値の大小と逆になるように
制御される。アーク電圧積分値が基準値よりも大きけれ
ばアーク長対応アーク電流値I5は基準のアーク電流値
I3よりも小さな値となり、アーク電圧積分値が基準値
よりも小さければアーク長対応アーク電流値I5は基準
のアーク電流値I3よりも大きな値となる。図7の場合
は、アーク電圧積分値は基準値よりも大きいので、時刻
t4以降のアーク長対応アーク電流値I5は基準のアー
ク電流値I3よりも小さな電流値となる。
【0048】溶滴移行図のdに示すように、アーク長L
2(>L1)でアークが再発生し、このアーク長L2を
アーク電圧積分値で検出する。次に溶滴移行図のeに示
すように、アーク長対応アーク電流値I5は基準のアー
ク電流値I3よりも小さいので、溶滴1aの成長は図4
の場合に比べて遅い速度で進行する。また、ワイヤ溶融
速度も遅くなるので、溶接用ワイヤの先端の溶融部分と
溶融していない部分との境が溶融池2a側に近づき、次
の短絡が早く発生する。つまり、アーク期間はT2−Δ
T2となり、図4の場合のT2に比べて短くなり図1に
示す基準のアーク期間T1に近づくことになる。溶滴移
行図のfに示すように、時刻t5において短絡が発生す
る時点での溶滴1aは過大になることなく適度な大きさ
であり、円滑な短絡状態となる。
2(>L1)でアークが再発生し、このアーク長L2を
アーク電圧積分値で検出する。次に溶滴移行図のeに示
すように、アーク長対応アーク電流値I5は基準のアー
ク電流値I3よりも小さいので、溶滴1aの成長は図4
の場合に比べて遅い速度で進行する。また、ワイヤ溶融
速度も遅くなるので、溶接用ワイヤの先端の溶融部分と
溶融していない部分との境が溶融池2a側に近づき、次
の短絡が早く発生する。つまり、アーク期間はT2−Δ
T2となり、図4の場合のT2に比べて短くなり図1に
示す基準のアーク期間T1に近づくことになる。溶滴移
行図のfに示すように、時刻t5において短絡が発生す
る時点での溶滴1aは過大になることなく適度な大きさ
であり、円滑な短絡状態となる。
【0049】このように、本発明の溶接電流波形制御方
法はアーク再発生時のアーク長が長くなっても従来技術
の図4の場合のように不安定状態は発生しない。
法はアーク再発生時のアーク長が長くなっても従来技術
の図4の場合のように不安定状態は発生しない。
【0050】図8は、図5に対応する本発明の溶接電流
波形制御方法における波形・溶滴移行対応図であって、
同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時
間経過にともなう変化を示す波形図であり、同図(B)
は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図であ
る。時刻t1から時刻t3までは、前述した図5と同じ
であるので説明は省略する。
波形制御方法における波形・溶滴移行対応図であって、
同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時
間経過にともなう変化を示す波形図であり、同図(B)
は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図であ
る。時刻t1から時刻t3までは、前述した図5と同じ
であるので説明は省略する。
【0051】時刻t3において、アークが再発性したこ
とを判別して予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。アーク長とアーク電圧値Vaとは
比例し、アーク再発生時のアーク長L3が図1(A)で
示すような通常のアーク長L1よりも短いのでアーク電
圧積分値は基準値よりも小さくなる。
とを判別して予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。アーク長とアーク電圧値Vaとは
比例し、アーク再発生時のアーク長L3が図1(A)で
示すような通常のアーク長L1よりも短いのでアーク電
圧積分値は基準値よりも小さくなる。
【0052】時刻t4において、アーク電圧積分値は基
準値よりも小さいので、時刻t4以降のアーク長対応ア
ーク電流値I6は基準のアーク電流値I3よりも大きな
電流値となる。溶滴移行図のdに示すように、アーク長
L3(<L1)でアークが再発生し、このアーク長L3
をアーク電圧積分値で検出する。溶滴移行図のeに示す
ように、アーク長対応アーク電流値I6は基準のアーク
電流値I3よりも大きいので、溶滴1aの成長は図4の
場合に比べて速い速度で進行する。また、ワイヤ溶融速
度も速くなるので、溶接用ワイヤの先端の溶融部分と溶
融していない部分との境が溶融池2a側から上方向にあ
り、次の短絡までの時間が長くなる。つまり、アーク期
間はT3+ΔT3となり、図5の場合のT3に比べて長
くなり図1に示す基準のアーク期間T1に近づくことに
なる。溶滴移行図のfに示すように、時刻t5において
短絡が発生するまでに溶滴1aは過小になることなく適
度な大きさであり、円滑な短絡状態となる。
準値よりも小さいので、時刻t4以降のアーク長対応ア
ーク電流値I6は基準のアーク電流値I3よりも大きな
電流値となる。溶滴移行図のdに示すように、アーク長
L3(<L1)でアークが再発生し、このアーク長L3
をアーク電圧積分値で検出する。溶滴移行図のeに示す
ように、アーク長対応アーク電流値I6は基準のアーク
電流値I3よりも大きいので、溶滴1aの成長は図4の
場合に比べて速い速度で進行する。また、ワイヤ溶融速
度も速くなるので、溶接用ワイヤの先端の溶融部分と溶
融していない部分との境が溶融池2a側から上方向にあ
り、次の短絡までの時間が長くなる。つまり、アーク期
間はT3+ΔT3となり、図5の場合のT3に比べて長
くなり図1に示す基準のアーク期間T1に近づくことに
なる。溶滴移行図のfに示すように、時刻t5において
短絡が発生するまでに溶滴1aは過小になることなく適
度な大きさであり、円滑な短絡状態となる。
【0053】このように、本発明の溶接電流波形制御方
法はアーク再発生時のアーク長が短くなっても従来技術
の図5の場合のように不安定状態は発生しない。
法はアーク再発生時のアーク長が短くなっても従来技術
の図5の場合のように不安定状態は発生しない。
【0054】図9は、本発明のアーク溶接装置のブロッ
ク図である。従来技術のアーク溶接装置のブロック図を
示す図2と同じ回路ブロックは同一の符号を付けてお
り、説明を省略する。
ク図である。従来技術のアーク溶接装置のブロック図を
示す図2と同じ回路ブロックは同一の符号を付けてお
り、説明を省略する。
【0055】論理反転回路NOTは、短絡・アーク判別
信号Sadを入力としてその論理を反転した論理反転信号
Notを出力する。論理反転信号Notは、短絡期間はL信
号に、アーク期間はH信号になる。
信号Sadを入力としてその論理を反転した論理反転信号
Notを出力する。論理反転信号Notは、短絡期間はL信
号に、アーク期間はH信号になる。
【0056】アーク長検出時間タイマ回路ATは、論理
反転信号NotがL信号(短絡期間)からH信号(アーク
期間)に変化すると、予め設定されたアーク長検出時間
Taの間H信号となるアーク長検出時間タイマ信号At
を出力する。アーク電圧値積分回路VIは、アーク長検
出時間タイマ信号AtがH信号の間、出力電圧検出値V
dをマイナス側に積分し、単安定マルチバイブレータ出
力信号MtがL信号(アーク期間)の間その値を保持
し、単安定マルチバイブレータ出力信号MtがH信号
(短絡期間)に変化すると積分値は0Vにリセットされ
るアーク電圧値積分信号Viを出力する。
反転信号NotがL信号(短絡期間)からH信号(アーク
期間)に変化すると、予め設定されたアーク長検出時間
Taの間H信号となるアーク長検出時間タイマ信号At
を出力する。アーク電圧値積分回路VIは、アーク長検
出時間タイマ信号AtがH信号の間、出力電圧検出値V
dをマイナス側に積分し、単安定マルチバイブレータ出
力信号MtがL信号(アーク期間)の間その値を保持
し、単安定マルチバイブレータ出力信号MtがH信号
(短絡期間)に変化すると積分値は0Vにリセットされ
るアーク電圧値積分信号Viを出力する。
【0057】アーク長検出電流値設定回路IS31は、
アーク再発生直後のアーク長を検出するための予め設定
されたアーク長検出電流設定値Is31を出力する。基準
電圧値設定回路VSTは、アーク電圧値積分信号Viの
基準値となる基準電圧値Vstを出力する。アーク電流値
設定回路IS32は、マイナス電圧値であるアーク電圧
値積分信号Viとプラス電圧値である基準電圧値Vstと
が加算されたアーク電流設定値Is32を出力する。従っ
て、アーク再発生時のアーク長が長くてアーク電圧値積
分信号Viの絶対値が大きいときはVst−|Vi|は小
さくなるので、アーク電流設定値Is32は小さくなる。
逆に、アーク再発生時のアーク長が短いときは、アーク
電流設定値Is32は大きくなる。
アーク再発生直後のアーク長を検出するための予め設定
されたアーク長検出電流設定値Is31を出力する。基準
電圧値設定回路VSTは、アーク電圧値積分信号Viの
基準値となる基準電圧値Vstを出力する。アーク電流値
設定回路IS32は、マイナス電圧値であるアーク電圧
値積分信号Viとプラス電圧値である基準電圧値Vstと
が加算されたアーク電流設定値Is32を出力する。従っ
て、アーク再発生時のアーク長が長くてアーク電圧値積
分信号Viの絶対値が大きいときはVst−|Vi|は小
さくなるので、アーク電流設定値Is32は小さくなる。
逆に、アーク再発生時のアーク長が短いときは、アーク
電流設定値Is32は大きくなる。
【0058】アーク電流値切換回路SW3は、アーク長
検出時間タイマ信号AtがH信号のときにa側に接続さ
れ、L信号のときにb側に接続される。つまり、アーク
長検出時間タイマ信号AtがH信号のときアーク長検出
電流設定値Is31となり、L信号のときはアーク電流設
定値Is32となるアーク電流値出力信号Sw3を出力す
る。
検出時間タイマ信号AtがH信号のときにa側に接続さ
れ、L信号のときにb側に接続される。つまり、アーク
長検出時間タイマ信号AtがH信号のときアーク長検出
電流設定値Is31となり、L信号のときはアーク電流設
定値Is32となるアーク電流値出力信号Sw3を出力す
る。
【0059】図10は、図9に示した本発明のアーク溶
接装置のブロック図の各信号のタイムチャートである。
同図(A)は出力電圧検出値Vdの時間経過を、同図
(B)は溶接電流検出値Idの時間経過を、同図(C)
は短絡・アーク判別信号Sadの時間経過を、同図(D)
は単安定マルチバイブレータ出力信号Mtの時間経過
を、同図(E)は論理反転信号Notの時間経過を、同図
(F)はアーク長検出時間タイマ信号Atの時間経過
を、同図(G)はアーク電圧値積分信号Viの時間経過
を、同図(H)はアーク電流設定値Is32の時間経過
を、同図(I)は電流設定値Sw1の時間経過を示すタイ
ムチャートである。従来技術のアーク溶接装置のタイム
チャートを示す図3と同一信号の説明は省略する。
接装置のブロック図の各信号のタイムチャートである。
同図(A)は出力電圧検出値Vdの時間経過を、同図
(B)は溶接電流検出値Idの時間経過を、同図(C)
は短絡・アーク判別信号Sadの時間経過を、同図(D)
は単安定マルチバイブレータ出力信号Mtの時間経過
を、同図(E)は論理反転信号Notの時間経過を、同図
(F)はアーク長検出時間タイマ信号Atの時間経過
を、同図(G)はアーク電圧値積分信号Viの時間経過
を、同図(H)はアーク電流設定値Is32の時間経過
を、同図(I)は電流設定値Sw1の時間経過を示すタイ
ムチャートである。従来技術のアーク溶接装置のタイム
チャートを示す図3と同一信号の説明は省略する。
【0060】同図(E)に示す論理反転信号Notは、同
図(C)に示す短絡・アーク判別信号Sadの論理を反転
した信号であり、短絡期間にL信号になり、アーク期間
にH信号になる。時刻t3において、論理反転信号Not
がL信号からH信号に変化すると同図(F)に示すアー
ク長検出時間タイマ信号Atは予め設定された時刻t4
までのアーク長検出時間Taの間H信号となる。
図(C)に示す短絡・アーク判別信号Sadの論理を反転
した信号であり、短絡期間にL信号になり、アーク期間
にH信号になる。時刻t3において、論理反転信号Not
がL信号からH信号に変化すると同図(F)に示すアー
ク長検出時間タイマ信号Atは予め設定された時刻t4
までのアーク長検出時間Taの間H信号となる。
【0061】同図(G)に示すアーク電圧値積分信号V
iは、時刻t3から時刻t4(アーク長検出時間Ta)
の間、同図(A)に示す出力電圧検出値Vdをマイナス
側に積分し、短絡・アーク判別信号SadがL信号(アー
ク期間)の間保持される信号である。同図(H)に示す
アーク電流設定値Is32は、プラス電圧値である基準電
圧値Vstとマイナス電圧値であるアーク電圧値積分信号
Viとの加算信号である。最終的には図(I)に示す電
流設定値Sw1は、短絡・アーク判別信号SadがH信号
(短絡期間)に変化した時点から予め設定された第1の
短絡電流値通電時間Tsの間は第1の短絡電流設定値Is
1となり、それ以降の短絡期間中は第2の短絡電流設定
値Is2となり、短絡・アーク判別信号SadがL院号(ア
ーク期間)に変化した時点から予め設定されたアーク長
検出時間Taの間はアーク長検出電流設定値Is31とな
り、それ以降のアーク期間中はアーク電流設定値Is32
となる。
iは、時刻t3から時刻t4(アーク長検出時間Ta)
の間、同図(A)に示す出力電圧検出値Vdをマイナス
側に積分し、短絡・アーク判別信号SadがL信号(アー
ク期間)の間保持される信号である。同図(H)に示す
アーク電流設定値Is32は、プラス電圧値である基準電
圧値Vstとマイナス電圧値であるアーク電圧値積分信号
Viとの加算信号である。最終的には図(I)に示す電
流設定値Sw1は、短絡・アーク判別信号SadがH信号
(短絡期間)に変化した時点から予め設定された第1の
短絡電流値通電時間Tsの間は第1の短絡電流設定値Is
1となり、それ以降の短絡期間中は第2の短絡電流設定
値Is2となり、短絡・アーク判別信号SadがL院号(ア
ーク期間)に変化した時点から予め設定されたアーク長
検出時間Taの間はアーク長検出電流設定値Is31とな
り、それ以降のアーク期間中はアーク電流設定値Is32
となる。
【0062】図11は、前述したアーク電圧値積分回路
VI、アーク電流値設定回路IS32及び基準電圧値設
定回路VSTの具体的な回路例を示す回路図である。ア
ーク電圧値積分回路VIは、演算増幅器AMP1、抵抗
器R1乃至R2、コンデンサC及びアナログスイッチA
S1乃至AS2から構成されている。出力電圧検出値V
dは、アーク長検出時間タイマ信号AtがH信号のとき
に第1のアナログスイッチAS1がオン状態になり出力
はマイナス電圧値に積分される。抵抗器R2は、第1の
アナログスイッチAS1がオフ状態の時に積分回路への
入力を0Vにする。短絡・アーク判別信号SadがH信号
(短絡期間)になると、第2のアナログスイッチAS2
はオン状態となりアーク電圧値積分信号Viは0Vにリ
セットされる。アーク電流値設定回路IS32に含まれ
る演算増幅器AMP2及び抵抗器R3乃至R5は加算回
路を構成しており、基準電圧値Vstとアーク電圧値積分
信号Viとの加算を行う。アーク電流値設定回路IS3
2に含まれる演算増幅器AMP3及び抵抗器R6乃至R
7は反転増幅器を構成しており、マイナス電圧値である
加算回路の出力を反転させてプラス電圧値のアーク電流
設定値Is32を出力する。
VI、アーク電流値設定回路IS32及び基準電圧値設
定回路VSTの具体的な回路例を示す回路図である。ア
ーク電圧値積分回路VIは、演算増幅器AMP1、抵抗
器R1乃至R2、コンデンサC及びアナログスイッチA
S1乃至AS2から構成されている。出力電圧検出値V
dは、アーク長検出時間タイマ信号AtがH信号のとき
に第1のアナログスイッチAS1がオン状態になり出力
はマイナス電圧値に積分される。抵抗器R2は、第1の
アナログスイッチAS1がオフ状態の時に積分回路への
入力を0Vにする。短絡・アーク判別信号SadがH信号
(短絡期間)になると、第2のアナログスイッチAS2
はオン状態となりアーク電圧値積分信号Viは0Vにリ
セットされる。アーク電流値設定回路IS32に含まれ
る演算増幅器AMP2及び抵抗器R3乃至R5は加算回
路を構成しており、基準電圧値Vstとアーク電圧値積分
信号Viとの加算を行う。アーク電流値設定回路IS3
2に含まれる演算増幅器AMP3及び抵抗器R6乃至R
7は反転増幅器を構成しており、マイナス電圧値である
加算回路の出力を反転させてプラス電圧値のアーク電流
設定値Is32を出力する。
【0063】図12は、本発明の溶接電流波形制御方法
によって、平均溶接電流値が約200[A]以上の消耗
電極ガスシールドアーク溶接を行った場合の波形・溶滴
移行対応図であって、同図(A)はアーク電圧値Va及
び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す波形
図であり、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を
示す溶滴移行図である。消耗電極ガスシールドアーク溶
接では、平均溶接電流値が約200[A]未満では前述
したような短絡移行溶接となり、約200[A]以上で
は重力及び電磁ピンチ力によって溶滴が離脱してアーク
中を落下するグロビュール移行溶接又はスプレー移行溶
接となる。しかし、グロビュール移行溶接及びスプレー
移行溶接においても短絡が発生する低い平均アーク電圧
値に設定するのが一般的である。この理由は、平均アー
ク電圧値を高く設定して短絡が発生しない溶接条件にす
ると、ブローホール、アンダーカット等の溶接欠陥が溶
接ビードに生じるからである。以下、図12の各時刻で
の波形変化及び溶滴移行を説明する。
によって、平均溶接電流値が約200[A]以上の消耗
電極ガスシールドアーク溶接を行った場合の波形・溶滴
移行対応図であって、同図(A)はアーク電圧値Va及
び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す波形
図であり、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を
示す溶滴移行図である。消耗電極ガスシールドアーク溶
接では、平均溶接電流値が約200[A]未満では前述
したような短絡移行溶接となり、約200[A]以上で
は重力及び電磁ピンチ力によって溶滴が離脱してアーク
中を落下するグロビュール移行溶接又はスプレー移行溶
接となる。しかし、グロビュール移行溶接及びスプレー
移行溶接においても短絡が発生する低い平均アーク電圧
値に設定するのが一般的である。この理由は、平均アー
ク電圧値を高く設定して短絡が発生しない溶接条件にす
ると、ブローホール、アンダーカット等の溶接欠陥が溶
接ビードに生じるからである。以下、図12の各時刻で
の波形変化及び溶滴移行を説明する。
【0064】時刻t1の溶滴移行図のaに示すように、
溶接用ワイヤ1の先端に形成された溶滴1aが重力及び
電磁ピンチ力によって垂れ下がり被溶接材2の溶融池2
aと短絡状態になったことを判別して、溶接電流値Ia
を数十[A]程度の低い値である第1の短絡電流値I1
に減少させる。グロビュール移行溶接及びスプレー移行
溶接では、短絡状態になる以前から重力及び電磁ピンチ
力によって溶滴の離脱が進行しているので、第1の短絡
電流値通電時間Tsよりも短い時間内で溶融池2aへの
溶滴1aの移行が終了する。
溶接用ワイヤ1の先端に形成された溶滴1aが重力及び
電磁ピンチ力によって垂れ下がり被溶接材2の溶融池2
aと短絡状態になったことを判別して、溶接電流値Ia
を数十[A]程度の低い値である第1の短絡電流値I1
に減少させる。グロビュール移行溶接及びスプレー移行
溶接では、短絡状態になる以前から重力及び電磁ピンチ
力によって溶滴の離脱が進行しているので、第1の短絡
電流値通電時間Tsよりも短い時間内で溶融池2aへの
溶滴1aの移行が終了する。
【0065】時刻t2において、アークが再発性したこ
とを判別して、予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。時刻t3において、アーク電圧積
分値の大きさに対応させて、時刻t3以降のアーク長対
応アーク電流値I7を算出して通電する。アーク長対応
アーク電流値I7は、アーク電圧積分値の大小と逆にな
るように制御される。同図の場合は、アーク再発生時の
アーク長L4が基準のアーク長L1よりも長いのでアー
ク電圧積分値は基準値よりも大きくなり、時刻t3以降
のアーク長対応アーク電流値I7は基準のアーク電流値
I3よりも小さな電流値となる。
とを判別して、予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。時刻t3において、アーク電圧積
分値の大きさに対応させて、時刻t3以降のアーク長対
応アーク電流値I7を算出して通電する。アーク長対応
アーク電流値I7は、アーク電圧積分値の大小と逆にな
るように制御される。同図の場合は、アーク再発生時の
アーク長L4が基準のアーク長L1よりも長いのでアー
ク電圧積分値は基準値よりも大きくなり、時刻t3以降
のアーク長対応アーク電流値I7は基準のアーク電流値
I3よりも小さな電流値となる。
【0066】溶滴移行図のcに示すように、アーク長L
4でアークが再発生し、このアーク長L4をアーク電圧
積分値で検出する。次に溶滴移行図のdに示すように、
アーク長対応アーク電流値I7は基準のアーク電流値I
3よりも小さいので、溶滴1aの成長は遅い速度で進行
する。また、ワイヤ溶融速度も遅くなるので、溶接用ワ
イヤの先端の溶融部分と溶融していない部分との境が溶
融池2a側に近づき、次の短絡が早く発生する。つま
り、時候t2から時刻t4までのアーク期間は基準のア
ーク電流値I3を通電した場合に比べて短くなり、溶滴
の成長と離脱が進行する。溶滴移行図のeに示すよう
に、時刻t4において短絡が発生する時点での溶滴1a
は過大になることなく適度な大きさであり、円滑な溶滴
の移行状態となる。
4でアークが再発生し、このアーク長L4をアーク電圧
積分値で検出する。次に溶滴移行図のdに示すように、
アーク長対応アーク電流値I7は基準のアーク電流値I
3よりも小さいので、溶滴1aの成長は遅い速度で進行
する。また、ワイヤ溶融速度も遅くなるので、溶接用ワ
イヤの先端の溶融部分と溶融していない部分との境が溶
融池2a側に近づき、次の短絡が早く発生する。つま
り、時候t2から時刻t4までのアーク期間は基準のア
ーク電流値I3を通電した場合に比べて短くなり、溶滴
の成長と離脱が進行する。溶滴移行図のeに示すよう
に、時刻t4において短絡が発生する時点での溶滴1a
は過大になることなく適度な大きさであり、円滑な溶滴
の移行状態となる。
【0067】このように、本発明の方法及び装置は、短
絡移行溶接に限定されることなくグロビュール移行溶接
及びスプレー移行溶接においてアーク再発生時のアーク
長が長くなっても不安定状態は発生しない。
絡移行溶接に限定されることなくグロビュール移行溶接
及びスプレー移行溶接においてアーク再発生時のアーク
長が長くなっても不安定状態は発生しない。
【0068】図13は、図12においてアーク再発生時
のアーク長が短かった場合の波形・溶滴移行対応図であ
って、同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値I
aの時間経過にともなう変化を示す波形図であり、同図
(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図
である。以下、図12と同じ説明は省略する。
のアーク長が短かった場合の波形・溶滴移行対応図であ
って、同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値I
aの時間経過にともなう変化を示す波形図であり、同図
(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図
である。以下、図12と同じ説明は省略する。
【0069】時刻t2において、アークが再発性したこ
とを判別して予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。時刻t3において、アーク電圧積
分値の大きさに対応させて、時刻t3以降のアーク長対
応アーク電流値I8を算出して通電する。アーク長対応
アーク電流値I8は、アーク電圧積分値の大小と逆にな
るように制御される。同図の場合は、アーク再発生時の
アーク長L5が基準のアーク長L1よりも短いのでアー
ク電圧積分値は基準値よりも小さくなり、時刻t3以降
のアーク長対応アーク電流値I8は基準のアーク電流値
I3よりも大きな電流値となる。
とを判別して予め設定されたアーク長検出時間Taの
間、予め設定されたアーク長検出電流値I4を通電す
る。また同時に、アーク長検出時間Taの間、アーク電
圧値Vaを積分する。時刻t3において、アーク電圧積
分値の大きさに対応させて、時刻t3以降のアーク長対
応アーク電流値I8を算出して通電する。アーク長対応
アーク電流値I8は、アーク電圧積分値の大小と逆にな
るように制御される。同図の場合は、アーク再発生時の
アーク長L5が基準のアーク長L1よりも短いのでアー
ク電圧積分値は基準値よりも小さくなり、時刻t3以降
のアーク長対応アーク電流値I8は基準のアーク電流値
I3よりも大きな電流値となる。
【0070】溶滴移行図のcに示すように、アーク長L
5でアークが再発生し、このアーク長L5をアーク電圧
積分値で検出する。次に溶滴移行図のdに示すように、
アーク長対応アーク電流値I8は基準のアーク電流値I
3よりも大きいので、溶滴1aの成長は速い速度で進行
する。また、ワイヤ溶融速度も速くなるので、溶接用ワ
イヤ1の先端の溶融部分と溶融していない部分との境が
溶融池2a側から上方向にあり、次の短絡が遅く発生す
る。つまり、時候t2から時刻t4までのアーク期間は
基準のアーク電流値I3を通電した場合に比べて長くな
り、溶滴の成長と離脱が進行する。溶滴移行図のeに示
すように、時刻t4において短絡が発生する時点での溶
滴1aは過小になることなく適度な大きさであり、円滑
な溶滴の移行状態となる。
5でアークが再発生し、このアーク長L5をアーク電圧
積分値で検出する。次に溶滴移行図のdに示すように、
アーク長対応アーク電流値I8は基準のアーク電流値I
3よりも大きいので、溶滴1aの成長は速い速度で進行
する。また、ワイヤ溶融速度も速くなるので、溶接用ワ
イヤ1の先端の溶融部分と溶融していない部分との境が
溶融池2a側から上方向にあり、次の短絡が遅く発生す
る。つまり、時候t2から時刻t4までのアーク期間は
基準のアーク電流値I3を通電した場合に比べて長くな
り、溶滴の成長と離脱が進行する。溶滴移行図のeに示
すように、時刻t4において短絡が発生する時点での溶
滴1aは過小になることなく適度な大きさであり、円滑
な溶滴の移行状態となる。
【0071】このように、本発明の方法及び装置は、短
絡移行溶接に限定されることなくグロビュール移行溶接
及びスプレー移行溶接においてアーク再発生時のアーク
長が短くなっても不安定状態は発生しない。
絡移行溶接に限定されることなくグロビュール移行溶接
及びスプレー移行溶接においてアーク再発生時のアーク
長が短くなっても不安定状態は発生しない。
【0072】図14は、本発明の溶接電流波形制御方法
で消耗電極ガスシールドアーク溶接を行った場合の溶接
ビード外観図である。同図は、従来技術で溶接した溶接
ビード外観を示す図6と同一の溶接条件で行っている。
軟鋼の被溶接材2に、直径1.2[mmΦ]の軟鋼の溶接
用ワイヤを使用して、平均溶接電流値150[A]、平
均アーク電圧値20[V]で炭酸ガスアーク溶接を行っ
ている。
で消耗電極ガスシールドアーク溶接を行った場合の溶接
ビード外観図である。同図は、従来技術で溶接した溶接
ビード外観を示す図6と同一の溶接条件で行っている。
軟鋼の被溶接材2に、直径1.2[mmΦ]の軟鋼の溶接
用ワイヤを使用して、平均溶接電流値150[A]、平
均アーク電圧値20[V]で炭酸ガスアーク溶接を行っ
ている。
【0073】図15は、本発明の方法と従来技術の方法
とで溶接中に発生するスパッタ量を比較したスパッタ発
生量比較図である。軟鋼の被溶接材に、直径1.2[mm
Φ]の軟鋼の溶接用ワイヤを使用して、平均溶接電流値
及び平均アーク電圧値を100[A]及び18[V]、
200[A]及び23[V]並びに300[A]及び3
2[V]と変化させて炭酸ガスアーク溶接を行い、その
ときのスパッタ発生量を測定した。
とで溶接中に発生するスパッタ量を比較したスパッタ発
生量比較図である。軟鋼の被溶接材に、直径1.2[mm
Φ]の軟鋼の溶接用ワイヤを使用して、平均溶接電流値
及び平均アーク電圧値を100[A]及び18[V]、
200[A]及び23[V]並びに300[A]及び3
2[V]と変化させて炭酸ガスアーク溶接を行い、その
ときのスパッタ発生量を測定した。
【0074】
【本発明の効果】前述した図14に示すように、本発明
の溶接電流波形制御方法は従来技術の方法での図6に比
べて、ビード幅Wがほぼ同一でありビード端部が揃って
いる。また、ビードに付着していうスパッタ4も小粒で
数量も少ない。また、前述した図15に示すように、本
発明の溶接電流波形制御方法では従来技術の方法に比べ
て各電流値でのスパッタ発生量が約半減している。
の溶接電流波形制御方法は従来技術の方法での図6に比
べて、ビード幅Wがほぼ同一でありビード端部が揃って
いる。また、ビードに付着していうスパッタ4も小粒で
数量も少ない。また、前述した図15に示すように、本
発明の溶接電流波形制御方法では従来技術の方法に比べ
て各電流値でのスパッタ発生量が約半減している。
【0075】上記のように本発明の溶接電流波形制御方
法及びアーク溶接装置は、種々な外乱によって生じる溶
接状態の不安定状態を抑制する効果を有する。
法及びアーク溶接装置は、種々な外乱によって生じる溶
接状態の不安定状態を抑制する効果を有する。
【図1】図1は、従来技術の溶接電流波形制御方法にお
ける波形・溶滴移行対応図であり、同図(A)はアーク
電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変
化を示す波形図であり、同図(B)は、同図(A)の各
時刻における溶滴の形成状態及び溶融池への移行状態を
示す溶滴移行図である。
ける波形・溶滴移行対応図であり、同図(A)はアーク
電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともなう変
化を示す波形図であり、同図(B)は、同図(A)の各
時刻における溶滴の形成状態及び溶融池への移行状態を
示す溶滴移行図である。
【図2】図2は、従来技術の溶接電流波形制御方法に基
づくアーク溶接装置のブロック図である。
づくアーク溶接装置のブロック図である。
【図3】図3は、横軸が時間で縦軸が図2で示した各信
号のタイムチャートであり、同図(A)は出力電圧検出
値Vdの時間経過を、同図(B)は溶接電流検出値Id
の時間経過を、同図(C)は短絡・アーク判別信号Sad
の時間経過を、同図(D)は単安定マルチバイブレータ
出力信号Mtの時間経過を、同図(E)は電流設定値S
w1の時間経過を示すタイムチャートである。
号のタイムチャートであり、同図(A)は出力電圧検出
値Vdの時間経過を、同図(B)は溶接電流検出値Id
の時間経過を、同図(C)は短絡・アーク判別信号Sad
の時間経過を、同図(D)は単安定マルチバイブレータ
出力信号Mtの時間経過を、同図(E)は電流設定値S
w1の時間経過を示すタイムチャートである。
【図4】図4は、種々な外乱によって短絡期間が長くな
り、不安定な溶接状態になったときの溶滴移行状態を説
明する波形・溶滴移行対応図であって、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状
態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
り、不安定な溶接状態になったときの溶滴移行状態を説
明する波形・溶滴移行対応図であって、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状
態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
【図5】図5は、種々な外乱によって短絡期間が短くな
り、不安定な溶接状態になったときの溶滴移行状態を説
明する波形・溶滴移行対応図であって、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状
態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
り、不安定な溶接状態になったときの溶滴移行状態を説
明する波形・溶滴移行対応図であって、同図(A)はア
ーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経過にともな
う変化を示す波形図であり、同図(B)は溶滴の形成状
態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
【図6】図6は、従来技術によって消耗電極ガスシール
ドアーク溶接を行った場合の溶接ビード外観図である。
ドアーク溶接を行った場合の溶接ビード外観図である。
【図7】図7は、図4に対応する本発明の溶接電流波形
制御方法における波形・溶滴移行対応図であって、同図
(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経
過にともなう変化を示す波形図であり、同図(B)は溶
滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
制御方法における波形・溶滴移行対応図であって、同図
(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経
過にともなう変化を示す波形図であり、同図(B)は溶
滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
【図8】図8は、図5に対応する本発明の溶接電流波形
制御方法における波形・溶滴移行対応図であって、同図
(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経
過にともなう変化を示す波形図であり、同図(B)は溶
滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
制御方法における波形・溶滴移行対応図であって、同図
(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Iaの時間経
過にともなう変化を示す波形図であり、同図(B)は溶
滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図である。
【図9】図9は、本発明の溶接電流波形制御方法に基づ
くアーク溶接装置のブロック図である。
くアーク溶接装置のブロック図である。
【図10】図10は、図9に示す本発明のアーク溶接装
置のブロック図の各信号のタイムチャートである。同図
(A)は出力電圧検出値Vdの時間経過を、同図(B)
は溶接電流検出値Idの時間経過を、同図(C)は短絡
・アーク判別信号Sadの時間経過を、同図(D)は単安
定マルチバイブレータ出力信号Mtの時間経過を、同図
(E)は論理反転信号Notの時間経過を、同図(F)は
アーク長検出時間タイマ信号Atの時間経過を、同図
(G)はアーク電圧値積分信号Viの時間経過を、同図
(H)はアーク電流設定値Is32の時間経過を、同図
(I)は電流設定値Sw1の時間経過を示すタイムチャー
トである。
置のブロック図の各信号のタイムチャートである。同図
(A)は出力電圧検出値Vdの時間経過を、同図(B)
は溶接電流検出値Idの時間経過を、同図(C)は短絡
・アーク判別信号Sadの時間経過を、同図(D)は単安
定マルチバイブレータ出力信号Mtの時間経過を、同図
(E)は論理反転信号Notの時間経過を、同図(F)は
アーク長検出時間タイマ信号Atの時間経過を、同図
(G)はアーク電圧値積分信号Viの時間経過を、同図
(H)はアーク電流設定値Is32の時間経過を、同図
(I)は電流設定値Sw1の時間経過を示すタイムチャー
トである。
【図11】図11は、図9に示す本発明のアーク溶接装
置の回路ブロックであるアーク電圧値積分回路VI、ア
ーク電流値設定回路IS32及び基準電圧値設定回路V
STの具体的な回路例を示す回路図である。
置の回路ブロックであるアーク電圧値積分回路VI、ア
ーク電流値設定回路IS32及び基準電圧値設定回路V
STの具体的な回路例を示す回路図である。
【図12】図12は、本発明の溶接電流波形制御方法に
よって、平均溶接電流値が約200[A]以上の消耗電
極ガスシールドアーク溶接を行った場合においてアーク
再発生時のアーク長が長かったときの波形・溶滴移行対
応図であって、同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接
電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す波形図であ
り、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶
滴移行図である。
よって、平均溶接電流値が約200[A]以上の消耗電
極ガスシールドアーク溶接を行った場合においてアーク
再発生時のアーク長が長かったときの波形・溶滴移行対
応図であって、同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接
電流値Iaの時間経過にともなう変化を示す波形図であ
り、同図(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶
滴移行図である。
【図13】図13は、図12においてアーク再発生時の
アーク長が短かったときの波形・溶滴移行対応図であっ
て、同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Ia
の時間経過にともなう変化を示す波形図であり、同図
(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図
である。
アーク長が短かったときの波形・溶滴移行対応図であっ
て、同図(A)はアーク電圧値Va及び溶接電流値Ia
の時間経過にともなう変化を示す波形図であり、同図
(B)は溶滴の形成状態及び移行状態を示す溶滴移行図
である。
【図14】図14は、本発明の溶接電流波形制御方法で
消耗電極ガスシールドアーク溶接を行った場合の溶接ビ
ード外観図である。
消耗電極ガスシールドアーク溶接を行った場合の溶接ビ
ード外観図である。
【図15】図15は、本発明の方法と従来技術の方法と
で溶接中に発生するスパッタ量を比較したスパッタ発生
量比較図である。
で溶接中に発生するスパッタ量を比較したスパッタ発生
量比較図である。
1…溶接用ワイヤ 1a…溶滴 2…被溶接材 2a…溶融池 3…アーク 4…溶接用トーチ 5…スパッタ AC…商用電源 AMP1乃至AMP3…演算増幅器 AS1、AS2…アナロゴスイッチ AT…アーク長検出時間タイマ回路 At…アーク長検出時間タイマ信号 C…コンデンサ DCL…直流リアクトル EA…誤差増幅回路 Ea…誤差増幅信号 I1…第1の短絡電流/第1の短絡電流値 I2…第2の短絡電流/第2の短絡電流値 I3…アーク電流値 I4…アーク長検出電流/アーク長検出電流値 I5乃至I8…アーク長対応アーク電流値 Ia…溶接電流/溶接電流値 ID…溶接電流値検出回路 Id…溶接電流検出値/溶接電流検出信号 IS1…第1の短絡電流値設定回路 Is1…第1の短絡電流設定値/第1の短絡電流設定信号 IS2…第2の短絡電流値設定回路 Is2…第2の短絡電流設定値/第2の短絡電流設定信号 IS3、IS32…アーク電流値設定回路 Is3、Is32…アーク電流設定値/アーク電流設定信号 IS31…アーク長検出電流値設定回路 Is31…アーク長検出電流設定値/アーク長検出電流設
定信号 L1乃至L5…アーク長 MT…単安定マルチバイブレータ Mt…単安定マルチバイブレータ出力信号 NOT…論理反転回路 Not…論理反転信号 PS…溶接電源 R1乃至R7…抵抗器 SAD…短絡・アーク判別回路 Sad…短絡・アーク判別信号 SW1…電流設定値切換回路 Sw1…電流設定値/電流設定信号 SW2…短絡電流設定値切換回路 Sw2…短絡電流設定値/短絡電流設定信号 SW3…アーク電流値切換回路 Sw3…アーク電流値出力信号 T1乃至T3、T2−ΔT2、T3+ΔT3…アーク期
間 Ta…アーク長検出時間 Ts…第1の短絡電流値通電時間 Va…アーク電圧値 VD…出力電圧検出回路 Vd…出力電圧検出値/出力電圧検出信号 VI…アーク電圧値積分回路 Vi…アーク電圧値積分信号 VR…可変抵抗器 VST…基準電圧値設定回路 Vst…基準電圧値 VTH…短絡・アーク判別レベル設定回路 Vth…短絡・アーク判別レベル信号 WM…ワイや送給モータ WS…ワイヤ送給モータ制御回路 Ws…ワイヤ送給モータ制御信号
定信号 L1乃至L5…アーク長 MT…単安定マルチバイブレータ Mt…単安定マルチバイブレータ出力信号 NOT…論理反転回路 Not…論理反転信号 PS…溶接電源 R1乃至R7…抵抗器 SAD…短絡・アーク判別回路 Sad…短絡・アーク判別信号 SW1…電流設定値切換回路 Sw1…電流設定値/電流設定信号 SW2…短絡電流設定値切換回路 Sw2…短絡電流設定値/短絡電流設定信号 SW3…アーク電流値切換回路 Sw3…アーク電流値出力信号 T1乃至T3、T2−ΔT2、T3+ΔT3…アーク期
間 Ta…アーク長検出時間 Ts…第1の短絡電流値通電時間 Va…アーク電圧値 VD…出力電圧検出回路 Vd…出力電圧検出値/出力電圧検出信号 VI…アーク電圧値積分回路 Vi…アーク電圧値積分信号 VR…可変抵抗器 VST…基準電圧値設定回路 Vst…基準電圧値 VTH…短絡・アーク判別レベル設定回路 Vth…短絡・アーク判別レベル信号 WM…ワイや送給モータ WS…ワイヤ送給モータ制御回路 Ws…ワイヤ送給モータ制御信号
フロントページの続き (72)発明者 大西 孝典 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内 Fターム(参考) 4E001 AA03 BB08 BB09 BB10 EA01 QA01 4E082 AA01 AB01 EA01 EA06 EA11 EB01 EB11 EC03 EC13 EC15 EF02 EF07
Claims (13)
- 【請求項1】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給して溶接する消耗電極ガスシールド
アーク溶接の溶接電流波形制御方法において、アーク再
発生時のアーク長を検出して、検出した前記アーク長に
応じてアーク期間中の溶接電流を制御して外乱による不
安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方法。 - 【請求項2】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給して溶接する消耗電極ガスシールド
アーク溶接の溶接電流波形制御方法において、アーク再
発生直後のアーク電圧値の大小に応じてそれ以降のアー
ク期間中の溶接電流を制御して外乱による不安定な溶接
状態を抑制する溶接電流波形制御方法。 - 【請求項3】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給して溶接する消耗電極ガスシールド
アーク溶接の溶接電流波形制御方法において、短絡期間
とアーク期間とを判別して、短絡期間になると予め設定
された第1の短絡電流値通電時間の間は予め設定された
第1の短絡電流を通電し、それ以降の短絡期間中は予め
設定された第2の短絡電流を通電して、アーク期間にな
るとアーク再発生直後のアーク電圧値の大小に応じてそ
れ以降のアーク期間中の溶接電流を制御して外乱による
不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方法。 - 【請求項4】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給して溶接する消耗電極ガスシールド
アーク溶接の溶接電流波形制御方法において、アーク再
発生を判別して予め設定されたアーク長検出時間の間、
予め設定されたアーク長検出電流を通電すると共にアー
ク電圧値を積分して、そのアーク電圧積分値の大小に応
じてそれ以降のアーク期間中の溶接電流を制御して外乱
による不安定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方
法。 - 【請求項5】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給して溶接する消耗電極ガスシールド
アーク溶接の溶接電流波形制御方法において、短絡期間
とアーク期間とを判別して、短絡期間になると予め設定
された第1の短絡電流値通電時間の間は予め設定された
第1の短絡電流を通電し、それ以降の短絡期間中は予め
設定された第2の短絡電流を通電して、アーク期間にな
ると予め設定されたアーク長検出時間の間、予め設定さ
れたアーク長検出電流を通電すると共にアーク電圧値を
積分して、そのアーク電圧積分値の大小に応じてそれ以
降のアーク期間中の溶接電流を制御して外乱による不安
定な溶接状態を抑制する溶接電流波形制御方法。 - 【請求項6】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接する
アーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力電
圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力電
圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力す
る短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信号
がアーク期間に変化したときの前記出力電圧検出値を入
力として溶接電流を制御する溶接電源から成るアーク溶
接装置。 - 【請求項7】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接する
アーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力電
圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力電
圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力す
る短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信号
がアーク期間に変化したときの前記出力電圧検出値を入
力としてアーク電流設定信号を出力するアーク電流値設
定回路と、前記アーク電流設定信号と溶接電流検出信号
との誤差信号によって溶接電源のアーク期間中の溶接電
流を制御して外乱による不安定な溶接状態を抑制するア
ーク溶接装置。 - 【請求項8】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接する
アーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力電
圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力電
圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力す
る短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信号
が短絡期間に変化した時点から予め設定された第1の短
絡電流値通電時間の間は予め設定された第1の短絡電流
設定信号となる短絡電流設定信号を出力し、それ以降の
短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号と
なる前記短絡電流設定信号を出力する短絡電流値切換回
路と、前記短絡・アーク判別信号がアーク期間に変化し
たときの前記出力電圧検出値を入力としてアーク電流設
定信号を出力するアーク電流値設定回路と、前記短絡・
アーク判別信号が短絡期間のときは前記短絡電流設定信
号となる電流設定信号を入力として、前記短絡・アーク
判別信号がアーク期間のときは前記アーク電流設定信号
となる前記電流設定信号を入力として、溶接電流を制御
する溶接電源から成るアーク溶接装置。 - 【請求項9】 消耗電極を予め設定された一定の送給速
度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接する
アーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力電
圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力電
圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力す
る短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信号
が短絡期間に変化した時点から予め設定された第1の短
絡電流値通電時間の間は予め設定された第1の短絡電流
設定信号となる短絡電流設定信号を出力し、それ以降の
短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号と
なる前記短絡電流設定信号を出力する短絡電流値切換回
路と、前記短絡・アーク判別信号がアーク期間に変化し
たときの前記出力電圧検出値を入力としてアーク電流設
定信号を出力するアーク電流値設定回路と、前記短絡・
アーク判別信号が短絡期間のときは前記短絡電流設定信
号となる電流設定信号を出力し、前記短絡・アーク判別
信号がアーク期間のときはアーク電流設定信号となる前
記電流設定信号を出力する電流設定値切換回路と、前記
電流設定信号と溶接電流検出信号との誤差信号によって
溶接電源の溶接電流を制御して外乱による不安定な溶接
状態を抑制するアーク溶接装置。 - 【請求項10】 消耗電極を予め設定された一定の送給
速度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接す
るアーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力
電圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力
電圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力
する短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信
号がアーク期間に変化した時点から予め設定されたアー
ク長検出時間の間、予め設定されたアーク長検出電流設
定信号を出力するアーク長検出電流値設定回路と、同時
に前記アーク長検出時間の間、前記出力電圧検出値を積
分してアーク電圧値積分信号を出力するアーク電圧値積
分回路と、前記アーク電圧値積分信号を入力としてアー
ク電流設定信号を出力するアーク電流値設定回路と、前
記短絡・アーク判別信号がアーク期間に変化した時点か
ら前記アーク長検出時間の間、前記アーク長検出電流設
定信号となるアーク電流値出力信号を入力とし、それ以
降のアーク期間中は前記アーク電流設定信号となる前記
アーク電流値出力信号を入力として、溶接電流を制御す
る溶接電源から成るアーク溶接装置。 - 【請求項11】 消耗電極を予め設定された一定の送給
速度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接す
るアーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力
電圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力
電圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力
する短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信
号がアーク期間に変化した時点から予め設定されたアー
ク長検出時間の間、予め設定されたアーク長検出電流設
定信号を出力するアーク長検出電流値設定回路と、同時
に前記アーク長検出時間の間、前記出力電圧検出値を積
分してアーク電圧値積分信号を出力するアーク電圧値積
分回路と、前記アーク電圧値積分信号を入力としてアー
ク電流設定信号を出力するアーク電流値設定回路と、前
記短絡・アーク判別信号がアーク期間に変化した時点か
ら前記アーク長検出時間の間、前記アーク長検出電流設
定信号となるアーク電流値出力信号を出力し、それ以降
のアーク期間中は前記アーク電流設定信号となる前記ア
ーク電流値出力信号を出力するアーク電流値切換回路
と、前記アーク電流値出力信号と溶接電流検出信号との
誤差信号によって溶接電源のアーク期間中の溶接電流を
制御して外乱による不安定な溶接状態を抑制するアーク
溶接装置。 - 【請求項12】 消耗電極を予め設定された一定の送給
速度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接す
るアーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力
電圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力
電圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力
する短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信
号が短絡期間に変化した時点から予め設定された第1の
短絡電流値通電時間の間は予め設定された第1の短絡電
流設定信号となる短絡電流設定信号を出力し、それ以降
の短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号
となる短絡電流設定信号を出力する短絡電流値切換回路
と、前記短絡・アーク判別信号がアーク期間に変化した
時点から予め設定されたアーク長検出時間の間、予め設
定されたアーク長検出電流設定信号を出力するアーク長
検出電流値設定回路と、同時に前記アーク長検出時間の
間、前記出力電圧検出値を積分してアーク電圧値積分信
号を出力するアーク電圧値積分回路と、前記アーク電圧
値積分信号を入力としてアーク電流設定信号を出力する
アーク電流値設定回路と、前記短絡・アーク判別信号が
アーク期間に変化した時点から前記アーク長検出時間の
間、前記アーク長検出電流設定信号となるアーク電流値
出力信号を出力し、それ以降のアーク期間中は前記アー
ク電流設定信号となる前記アーク電流値出力信号を出力
するアーク電流値切換回路と、前記短絡・アーク判別信
号が短絡期間のときは前記短絡電流設定信号となる電流
設定信号を入力とし、前記短絡・アーク判別信号がアー
ク期間のときは前記アーク電流値出力信号となる前記電
流設定信号を入力として、溶接電流を制御する溶接電源
から成るアーク溶接装置。 - 【請求項13】 消耗電極を予め設定された一定の送給
速度で被溶接材に送給し溶接電流波形を制御して溶接す
るアーク溶接装置において、アーク電圧を検出して出力
電圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、前記出力
電圧検出信号を入力として短絡・アーク判別信号を出力
する短絡・アーク判別回路と、前記短絡・アーク判別信
号が短絡期間に変化した時点から予め設定された第1の
短絡電流値通電時間の間は予め設定された第1の短絡電
流設定信号となる短絡電流設定信号を出力し、それ以降
の短絡期間中は予め設定された第2の短絡電流設定信号
となる前記短絡電流設定信号を出力する短絡電流値切換
回路と、前記短絡・アーク判別信号がアーク期間に変化
した時点から予め設定されたアーク長検出時間の間、予
め設定されたアーク長検出電流設定信号を出力するアー
ク長検出電流値設定回路と、同時に前記アーク長検出時
間の間、前記出力電圧検出値を積分してアーク電圧値積
分信号を出力するアーク電圧値積分回路と、前記アーク
電圧値積分信号を入力としてアーク電流設定信号を出力
するアーク電流値設定回路と、前記短絡・アーク判別信
号がアーク期間に変化した時点から前記アーク長検出時
間の間、前記アーク長検出電流設定信号となるアーク電
流値出力信号を出力し、それ以降のアーク期間中は前記
アーク電流設定信号となるアーク電流値出力信号を出力
するアーク電流値切換回路と、前記短絡・アーク判別信
号が短絡期間のときは前記短絡電流設定信号となる電流
設定信号を出力し、前記短絡・アーク判別信号がアーク
期間のときは前記アーク電流値出力信号となる電流設定
信号を出力する電流設定値切換回路と、前記電流設定信
号と溶接電流検出信号との誤差信号によって溶接電源の
アーク期間中の溶接電流を制御して外乱による不安定な
溶接状態を抑制するアーク溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10250535A JP2000079479A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 消耗電極ガスシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10250535A JP2000079479A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 消耗電極ガスシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000079479A true JP2000079479A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17209354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10250535A Pending JP2000079479A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 消耗電極ガスシールドアーク溶接電流波形制御方法及び溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000079479A (ja) |
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-
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