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JP2000077164A - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents

内燃機関用スパークプラグ

Info

Publication number
JP2000077164A
JP2000077164A JP10259130A JP25913098A JP2000077164A JP 2000077164 A JP2000077164 A JP 2000077164A JP 10259130 A JP10259130 A JP 10259130A JP 25913098 A JP25913098 A JP 25913098A JP 2000077164 A JP2000077164 A JP 2000077164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
spark plug
combustion engine
metal shell
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10259130A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Matsutani
渉 松谷
Hideki Teramura
英己 寺村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP10259130A priority Critical patent/JP2000077164A/ja
Publication of JP2000077164A publication Critical patent/JP2000077164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造に当たっての加工の容易性を確保しつつ、
耐食性に優れた内燃機関用スパークプラグの主体金具を
提供しようとする。 【構成】内燃機関用スパークプラグ(1)を絶縁体
(2)と共に構成することとなる主体金具(5)の材料
である低炭素鋼に対してCrを14〜26wt%含有す
るものとすることで、著しい材料の硬化を招くことなく
その表面に不動態被膜が形成される。そのため、容易に
加工することができるので生産性を向上させることがで
きると共に、耐食性を十分に向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関に使用
されるスパークプラグで、特にこのスパークプラグを構
成する主体金具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関に使用されるスパーク
プラグで、特にこのスパークプラグを構成する主体金具
には、主成分をFeとし、数%以下の炭素を含有させた
炭素鋼、例えば約10C位の低炭素鋼が使用されてお
り、更にこの主体金具に対して錆の発生を抑制するため
に亜鉛メッキ有色クロメートやニッケルメッキ等の表面
処理が施されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
レジャーの多用途化により内燃機関を動力源として搭載
する水上バイクやボートの普及が著しくなってきてお
り、この場合においては内燃機関に使用されるスパーク
プラグは塩水雰囲気下に曝されることとなる。このとき
スパークプラグの主体金具が一般のスパークプラグの主
体金具と同様に、その主成分をFeとし、数%以下の炭
素を含有させた低炭素鋼を使用し、またこの主体金具に
対して亜鉛メッキ有色クロメートやニッケルメッキ等の
表面処理を施すことが考えられる。しかし、このような
表面処理を施しても、例えば亜鉛メッキでは白錆、ニッ
ケルメッキでは赤錆の発生を確実に抑制することができ
ない。そのため、スパークプラグ自体が錆の発生により
内燃機関のプラグホールに固着し、最悪の場合には無理
矢理取り外そうとして破断してしまう等の不具合が発生
するに至る場合がある。
【0004】また、コージェネレーションエンジンのよ
うにガスを燃料とする内燃機関において使用すると、こ
の燃料とするガスの燃焼により生じる酸性度の高い凝集
水がスパークプラグに付着し、加速度的に赤錆の発生を
促進してしまうことから、そのスパークプラグの耐久性
が著しく低下してしまう欠点があった。。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の問題点を
改善するものであり、スパークプラグにおける錆の発生
を防止すべく耐食性を高め、スパークプラグ自体の耐久
性を向上させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、後端より端
子電極を、先端より中心電極を突出して保持する絶縁体
と、絶縁体を固持し、この絶縁体の先端より突出して保
持される中心電極の先端に対向する位置に接地電極を一
体に配置してなる主体金具より構成される内燃機関用ス
パークプラグにおいて、上記内燃機関用スパークプラグ
を絶縁体と共に構成する主体金具が、Feを主成分とし
てCrを少なくとも14〜26wt%含有してなるもの
である。
【0007】更に、上記主体金具において、少なくとも
金具大穴部から中穴部の途中まで、及びネジ部を塑性加
工によって成形し、或いは主体金具表面にニッケルメッ
キを施してなるものである。
【0008】また、上記主体金具において、Fe及びC
rと共に含有されるカーボンの含有量が0.15wt%
以下であって、その金属組織がフェライト又はオーステ
ナイト系となっているものでもある。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である主体金具
において、Feを主成分としてCrを少なくとも14〜
26wt%とすることにより、主体金具への加工を容易
なものとしつつ、主体金具表面に不動態被膜が形成され
ることとなるため錆の発生を防止でき、その耐久性を向
上させることができるものとなる。即ち、Crの含有量
が14wt%未満であると、主体金具の主成分である低
炭素鋼においては、著しくは硬化しないため塑性加工に
よる成形は容易になるが、主体金具表面の不動態被膜の
形成が不完全なものとなり十分な耐錆効果を発揮するこ
とができない。また、Crの含有量が26wt%以上で
あると、主体金具表面の不動態被膜の形成が十分となる
が、主体金具の材料の低炭素鋼が著しく硬化するので、
塑性加工による成形が著しく困難となる。そのため、主
体金具への成形を切削加工により行おうとすることも考
えられるが、切削加工により成形自体は可能であるが、
量産性が低下し生産コストが著しく上昇することとな
る。なお、主体金具の著しい硬化が少ないものであれ
ば、少なくとも金具大穴部から中穴部の途中まで、及び
ネジ部を塑性加工による成形で、加工が容易になり、生
産コストの上昇を抑制することができるものとなる。
【0010】更に、主体金具の表面にニッケルメッキを
施すことにより、主体金具表面の耐食性は上記主体金具
表面に形成される不動態被膜と相まって向上し、錆によ
る不具合をより完全に防止することができるものとな
る。
【0011】また、上記内燃機関用スパークプラグを絶
縁体と共に構成することとなる主体金具を、Fe及びC
rと共に含有されるカーボンの含有量が0.15wt%
以下であって、その金属組織がフェライト又はオーステ
ナイト系となっているものとすることでも、主体金具自
体の耐食性高めることができるものとなる。
【0012】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この発明の実施例である内燃機関用スパ
ークプラグであり、この内燃機関用スパークプラグ
(1)は、後端より端子電極(3)を、先端より中心電
極(4)を突出して保持する絶縁体(2)と、この絶縁
体(2)を一体に固持し、この絶縁体(2)の先端より
突出して保持される中心電極(4)の先端に対向する位
置に接地電極(6)を一体に配置してなる主体金具
(5)より構成される。
【0013】そして、上記この発明の実施例である内燃
機関用スパークプラグ(1)を絶縁体(2)と共に構成
する主体金具(5)が、Feを主成分としてCrを少な
くとも14〜26wt%含有してなるものである。
【0014】この発明の実施例である内燃機関用スパー
クプラグ(1)は以上の構成を具えるので、この内燃機
関用スパークプラグ(1)を構成する主体金具(5)の
材料である低炭素鋼を、Feを主成分としてCrを少な
くとも14〜26wt%含有するものとすることで、主
体金具(5)表面に不動態被膜(10)が形成されるた
め錆の発生を防止できて、内燃機関用スパークプラグ
(1)自体の耐久性を向上させることができる。この
時、内燃機関用スパークプラグ(1)を構成することと
なる主体金具(5)の材料である低炭素鋼においてCr
の含有量を、特に16〜20wt%又は16〜18wt
%とすることで短時間での錆の発生を防止でき、更に、
その主体金具(5)の少なくとも金具大穴部(7)から
金具中穴部(8)の途中まで、及びネジ部(9)が塑性
加工によって成形することで、主体金具(5)への加工
も更に容易なものとすることができる。
【0015】その上、この発明の実施例である内燃機関
用スパークプラグ(1)を構成する主体金具(5)の表
面に、ニッケルメッキを施すことで、この内燃機関用ス
パークプラグ(1)の主体金具(5)の耐食性を更に高
め、錆の発生をより確実に防止することができる。な
お、主体金具(5)の材料である低炭素鋼を、Fe及び
Crと共に含有されるカーボンの含有量が0.15wt
%以下であって、その金属組織がフェライト又はオース
テナイト系とすることでも、主体金具(5)の有する耐
食性を高めることができる。
【0016】そこで、この発明の効果を確認するため
に、この発明の実施例である内燃機関用スパークプラグ
について様々な試験を行った。例えば、Feを主成分と
してCrの含有量を5〜26wt%、Cの含有量が約
0.8wt%、Mnの含有量が約0.8wt%(なお、
Crの含有量が18wt%以上の場合はNiを9wt%
含有させることとする。)の低炭素鋼からなる主体金具
(5)を有するに内燃機関用スパークプラグ(1)に対
して、Crの含有量を中性塩水噴霧試験、耐酸性試験及
び冷間加工性試験を行い、その結果を検討した。その結
果、この発明実施例においてはその効果が顕著に確認さ
れることとなった(図3参照)。
【0017】
【発明の効果】以上のとおり、内燃機関用スパークプラ
グを構成する主体金具を、低炭素鋼に対して所定量のC
rを含有するものとすることで、著しい材料の硬化を招
くことなく容易に加工することが可能となり生産性を向
上させつつ生産コストを十分に低減することができる。
また、主体金具表面には不動態被膜が形成されるので、
耐食性を著しく向上させ、更にこの主体金具表面にニッ
ケルメッキを施すと耐食性の一層の向上を望むことがで
きる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグの部分断面図である。
【図2】この発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグの要部拡大断面図である。
【図3】この発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグの主体金具に対する中性塩水噴霧試験、耐酸性試験
及び冷間加工性試験の結果である。
【符号の説明】
1 内燃機関用スパークプラグ 2 絶縁体 3 端子電極 4 中心電極 5 主体金具 6 接地電極 7 金具大穴部 8 金具中穴部 9 ネジ部 10 不動態被膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端より端子電極を、先端より中心電極を
    突出して保持する絶縁体と、絶縁体を固持し、この絶縁
    体の先端より突出して保持される中心電極の先端に対向
    する位置に接地電極を一体に配置してなる主体金具より
    構成される内燃機関用スパークプラグにおいて、上記内
    燃機関用スパークプラグを絶縁体と共に構成する主体金
    具が、Feを主成分としてCrを少なくとも14〜26
    wt%含有してなる内燃機関用スパークプラグ。
  2. 【請求項2】上記主体金具において、Fe及びCrと共
    に含有されるカーボンの含有量が0.15wt%以下で
    あって、その金属組織がフェライト又はオーステナイト
    系である請求項1記載の内燃機関用スパークプラグ。
  3. 【請求項3】少なくとも金具大穴部から中穴部の途中ま
    で、及びネジ部が塑性加工によって成形されている請求
    項1記載の内燃機関用スパークプラグ。
  4. 【請求項4】上記主体金具表面にニッケルメッキが施さ
    れている請求項1記載の内燃機関用スパークプラグ。
JP10259130A 1998-08-31 1998-08-31 内燃機関用スパークプラグ Pending JP2000077164A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007280942A (ja) * 2006-03-13 2007-10-25 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグおよびその製造方法
JP2008004267A (ja) * 2006-05-16 2008-01-10 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグ
US8237343B2 (en) 2005-08-22 2012-08-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug having a metal fitting portion for holding an insulator at a portion opposite a tip end
JP2012164445A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Ngk Spark Plug Co Ltd 点火プラグ

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JP2007280942A (ja) * 2006-03-13 2007-10-25 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグおよびその製造方法
JP2008004267A (ja) * 2006-05-16 2008-01-10 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグ
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