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JP2000075199A - 自動焦点検出機能付き装置 - Google Patents

自動焦点検出機能付き装置

Info

Publication number
JP2000075199A
JP2000075199A JP25916598A JP25916598A JP2000075199A JP 2000075199 A JP2000075199 A JP 2000075199A JP 25916598 A JP25916598 A JP 25916598A JP 25916598 A JP25916598 A JP 25916598A JP 2000075199 A JP2000075199 A JP 2000075199A
Authority
JP
Japan
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focus detection
value
information
lens
focal length
Prior art date
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Pending
Application number
JP25916598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Noda
裕史 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25916598A priority Critical patent/JP2000075199A/ja
Publication of JP2000075199A publication Critical patent/JP2000075199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点検出演算時に使用する補正値の記憶容量
を減らし、低コスト化を達成すると共に、焦点検出演算
の時間を短縮する。 【解決手段】 種類及び属性の異なる複数の付属機器が
接続されて使用される自動焦点検出機能付き装置であっ
て、前記異なる属性毎の、焦点検出演算時に使用される
補正値を格納した記憶手段と、接続された付属機器の種
類を判別する種類判別手段と、前記付属機器の種類から
該付属機器が複数の属性の中のどの属性に分類されるか
を判別する属性判別手段と、該属性判別手段により判別
された属性を基に前記記憶手段より前記補正値を求め
((701)〜(708))、該補正値に基づいて焦点
情報を算出する演算手段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点検出演算時に
使用する補正値を格納した記憶手段を有したカメラなど
の自動焦点検出機能付き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラなどの自動焦点検出装置は、特開
平9−211318号公報にあるように、撮影光学系の
ベストピント位置と焦点検出センサのベストピント位置
との差を補正するためのベストピント補正値(以下、B
P補正値とも記す)を持っている。このBP補正値は一
般にレンズ毎に、又レンズの繰り出し位置により異な
る。
【0003】ところで近年、一眼レフレックスカメラの
自動焦点検出装置として、撮影画面内の複数の領域にお
いて焦点検出が可能な装置が多く提案されている。中で
も、撮影画面内の広い範囲に多数の焦点検出領域を備え
る装置が提案されている。この具体的な構成としては、
例えば、特開平5−150155号,特開平5−563
55号公報などに詳しく記載されている。以下、広い範
囲に多数の焦点検出領域を備えた焦点検出装置を「エリ
アAF」と呼ぶことにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置におい
て、複数の焦点検出領域を備えた場合、領域数に応じて
BP補正値も増加する。また、レンズの状態やカメラの
状態に応じたBP補正値を用意しなくてはいけない。多
くの異なる種類の交換レンズを装着可能なカメラでは、
制御データの殆どがBP補正値データということになっ
てしまう。エリアAFにした際の焦点検出領域の増加
は、後述する本発明の実施の形態で示すレンズ交換式カ
メラなどの小規模なシステムに対して、過大な演算能力
とBP補正値記憶容量を要求するものとなる。
【0005】図11,図12を用いて以下に述べる本発
明の実施の一形態と従来例の焦点検出領域数の相違につ
いて説明する。
【0006】図11の従来例では焦点検出領域が3個で
あり、図12の本発明の実施の一形態では焦点検出領域
が45個である。そのため、焦点検出領域別にBP補正
値を単純に用意すると、従来の15倍の容量のBP補正
値を格納する必要がある。しかし、カメラの様な規模の
小さな制御システムでは機能の多さに対して使用可能な
メモリ量が少ないため、ベストピント補正処理だけに大
きなメモリ領域を割り当てることはシステム設計上困難
であると共に、コスト的にも問題があった(詳細は、本
発明の実施の形態の説明において行う)。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、焦点検出
演算時に使用する補正値の記憶容量を減らし、低コスト
化を達成すると共に、焦点検出演算の時間を短縮するこ
とのできる自動焦点検出機能付き装置を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜8記載の本発明は、属性の異なる複数の
付属機器が接続されて使用される自動焦点検出機能付き
装置であって、前記異なる属性毎の、焦点検出演算時に
使用される補正値を格納した記憶手段と、接続された付
属機器の種類を判別する種類判別手段と、前記付属機器
の種類から該付属機器が複数の属性の中のどの属性に分
類されるかを判別する属性判別手段と、該属性判別手段
により判別された属性を基に前記記憶手段より前記補正
値を求め、該補正値を用いて焦点情報を算出する演算手
段とを有した自動焦点検出機能付き装置とするものであ
る。
【0009】上記構成においては、属性の似た複数の付
属機器をまとめて一つの属性として分類し、この属性毎
に補正値を予め格納しておき、付属機器が接続された際
に、付属機器の属性を判別し、この属性に対応する、焦
点検出演算に必要となる補正値を取得し、該補正値を用
いて焦点情報を算出するようにしている。つまり、同一
の属性に分類される付属機器については、補正値のデー
タ構造、所得手順を共有させるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施の一形態に係る自動焦
点調節装置を備えた一眼レフレックスカメラの焦点調節
光学系を示す斜視図である。
【0012】図1において、SMはサブミラーであり、
従来のフィールドレンズの役割に代えた働きをさせる
為、楕円曲面となっている。DPは絞りであり、中心部
には開口部が設けられている。前記楕円形状のサブミラ
ーSMは、前記開口部DPを不図示の対物レンズ射出瞳
付近に結像する作用を有している。AFLは2対計4つ
のレンズAFL−1a,AFL−1b,AFL−2a,
AFL−2bから成る二次結像レンズであり、絞りDP
の開口に対応して、その後方に配置されている。SNS
は2対計4つのセンサ面SNS−1a,SNS−1b,
SNS−2a,SNS−2bから成るエリアセンサであ
り、各二次結像レンズAFLに対応してその像を受光す
るように配置されている。このエリアセンサを光電変換
素子とする構成をとることで、光学的な画像情報を電子
的な画像情報に変換し、処理できる。
【0013】この図1に示す焦点調節光学系では、撮影
レンズの焦点位置がフィルム面より前方にある場合に
は、各センサ列対上に形成される被写体像は互いに近づ
いた状態になり、焦点位置が後方にある場合には、被写
体像は互いに離れた状態になる。この被写体像の相対位
置変位量は撮影レンズの焦点外れ量と特定の関数関係に
あるため、各センサ列対でそのセンサ出力に対してそれ
ぞれ適当な演算を施せば、撮影レンズの焦点外れ量、い
わゆるデフォーカス量を検出する事が出来る。
【0014】以上説明したような構成をとることによ
り、不図示の対物レンズにより撮影または観察される範
囲の中心付近では、光量分布が上下または左右の一方向
にのみ変化するような物体に対しても焦点検出する事が
可能となり、中心周辺の開口部にある物体に対して焦点
検出する事が出来る。
【0015】図2は、図1の焦点調節光学系を持つ一眼
レフレックスカメラの光学系配置図である。
【0016】図中、LNSは撮影レンズ、QRMはクイ
ックリターンミラー、FSCRNは焦点板、PPはペン
タプリズム、EPLは接眼レンズ、FPLNはフィルム
面、SMは楕円形状のサブミラー、RM1,RM2は反
射ミラー、DPは絞り、AFLは二次結像レンズ、SN
Sはエリアセンサである。STPはサブミラーSMとク
イックリターンミラーQRMの機構の停止位置を決定し
ている拘束部材であり、前記クイックリターンミラーQ
RMが焦点調節時に該拘束部材STPにより位置を拘束
されるように固定されることで付随するサブミラーSM
の位置も固定され、焦点検出に際しての光学系可動部の
位置決めを行える。赤外カットフィルタ,センサ上のカ
バーガラス及び受光面など、光学的な性能を満足させる
詳細な部品構成については本発明とは直接関係しないの
でその説明は省略する。
【0017】使用者は、クイックリターンミラーQRM
が撮影レンズLNSを通る光束を図中上方向に反射させ
ることにより、アイピースEPLから焦点板FSCRN
に結像する(または空中像として見える)映像を撮影範
囲として確認することが可能である。
【0018】図3は、図1及び図2の如き自動焦点調節
装置を備えたカメラの具体的な構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【0019】図3において、PRSはカメラの制御回路
であり、例えば内部にCPU(中央処理装置)、RO
M,RAM,EEPROM,A/D変換機能を有する1
チップのマイクロコンピュータである。この制御回路P
RSは、ROMに格納されたカメラのシーケンス・プロ
グラムに従って、自動露出制御機能,自動焦点調節機
能,フィルムの巻上げ・巻戻し等のカメラの一連の動作
を行っている。そのために、制御回路PRSは、通信用
信号SO,SI,SCLK、通信選択信号CLCM,C
SDR,CDDRを用いて、カメラ本体内の周辺回路お
よびレンズ内制御装置と通信を行って、各々の回路やレ
ンズの動作を制御する。
【0020】SOは制御回路PRSから出力されるデー
タ信号、SIは制御回路PRSに入力されるデータ信
号、SCLKは信号SO,SIの同期クロックである。
【0021】LCMはレンズ通信バッファ回路であり、
カメラが動作中のときにはレンズ用電源端子VLに電力
を供給するとともに、制御回路PRSからの選択信号C
LCMが高電位レベル(以下、“H”と記し、低電位レ
ベルは“L”と記す)のときには、カメラとレンズ間の
通信バッファとなる。
【0022】制御回路PRSが通信選択信号CLCMを
“H”にして同期クロックSCLKに同期して所定のデ
ータを信号SOとして送出すると、レンズ通信回路LC
Mはカメラ・レンズ間通信接点を介して、SCLK,S
Oの各々のバッファ信号LCK,DCLをレンズLNS
へ出力する。それと同時にレンズLNSからの信号DL
Cのバッファ信号をSIに出力し、制御回路PRSはS
CLKに同期してSIからレンズのデータを入力する。
【0023】DDRは各種スイッチSWSの検知および
表示用回路であり、信号CDDRが“H”のとき選択さ
れて、SO,SI,SCLKを用いて制御回路PRSか
ら制御される。即ち、制御回路PRSから送られてくる
データに基づいてカメラの表示回路DSPの表示を切り
換えたり、カメラの各種操作部材のオン・オフ状態を通
信によって制御回路PRSに報知する。
【0024】SW1,SW2はカメラのレリーズボタン
に連動したスイッチであり、レリーズボタンの第1段階
の押下によりスイッチSW1がオンし、引き続いて第2
段階の押下でスイッチSW2がオンする。制御回路PR
SはスイッチSW1のオンで測光,自動焦点調節を行
い、スイッチSW2のオンをトリガとして露出制御とそ
の後のフィルムの巻上げを行う。
【0025】なお、スイッチSW2はマイクロコンピュ
ータである制御回路PRSの「割り込み入力端子」に接
続され、スイッチSW1のオン時のプログラム実行中で
も該スイッチSW2のオンによつて割り込みがかかり、
直ちに所定の割り込みプログラムへ制御を移すことがで
きる構成となっている。
【0026】MTR1はフィルム給送用、MTR2はミ
ラーアップ・ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモ
ータであり、各々の駆動回路MDR1,MDR2により
正転,逆転の制御が行われる。制御回路PRSから各駆
動回路MDR1,MDR2に入力されている信号M1
F,M1R,M2F,M2Rはモータ制御用の信号であ
る。前記モータMTR2の動作により不図示のミラー機
構がミラーアップして撮影位置に、ミラーダウンしてフ
ォーカス検知位置に、それぞれ変位することとなる。ミ
ラーの変位については、ミラー位相検知スイッチMPS
1,MPS2の信号が制御回路PRSに入力されてお
り、これに基づいてミラーの変位を制御する。
【0027】ミラー位相検知スイッチの状態とミラー制
御のモータ駆動制御についての詳細は、本発明と直接関
わりがないので、詳しい説明は省略する。
【0028】MG1,MG2は各々シャッタ先幕,後幕
走行開始用マグネットであり、信号SMG1,SMG
2、増幅トランジスタTR1,TR2で通電され、制御
回路PRSによりシャッタ制御が行われる。なお、モー
タ駆動回路MDR1の制御やシャッタ制御は、本発明と
直接関わりがないので、詳しい説明は省略する。
【0029】レンズ内制御回路LPRSにLCKに同期
して入力される信号DCLは、カメラからレンズユニッ
トLNSに対する命令のデータであり、命令に対するレ
ンズの動作は予め決められている。レンズ内制御回路L
PRSは所定の手続きに従ってその命令を解析し、焦点
調節や絞り制御の動作や、出力DLCからレンズの各部
動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞りの駆動状
態等)や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦点距離、デ
フォーカス量対焦点調節光学系の移動量の係数等)の出
力を行う。
【0030】この実施の形態では、ズームレンズの例を
示しており、カメラから焦点調節の命令が送られた場合
には、同時に送られてくる駆動量・方向に従って焦点調
節用モータLTMRを信号LMF,LMRによって駆動
して、光学系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。
光学系の移動量は光学系に連動して回動するパルス板の
パターンをフォトカプラにて検出し、移動量に応じた数
のパルスを出力するエンコーダ回路ENCFのパルス信
号SENCFでモニタし、レンズ内制御回路LPRS内
のカウンタで係数しており、所定の移動が完了した時点
でレンズ内制御回路LPRS自身が信号LMF,LMR
を“L”にして前記モータLMTRを制御する。
【0031】このため、一旦カメラから焦点調節の命令
が送られた後は、カメラの制御回路PRSはレンズの駆
動が終了するまで、レンズ駆動に関して全く関与する必
要がない。また、カメラから要求があった場合には、上
記カウンタの内容をカメラに送出することも可能な構成
になっている。
【0032】カメラから絞り制御の命令が送られた場合
には、同時に送られてくる絞り段数に従って絞り駆動用
としては公知のステッピングモータDMTRを駆動す
る。なお、ステッピングモータDMTRはオープン制御
が可能なため、動作をモニタするためのエンコーダを必
要としない。
【0033】ENCZはズーム光学系に付随したエンコ
ーダ回路であり、レンズ内制御回路LPRSは該エンコ
ーダ回路ENCZからの信号SENCZを入力してズー
ム位置を検出する。レンズ内制御回路LPRS内には各
ズーム位置におけるレンズ・パラメータが格納されてお
り、カメラ側の制御回路PRSから要求があった場合に
は、現在のズーム位置に対応したパラメータをカメラに
送出する。
【0034】SPCは撮影レンズを介した被写体からの
光を受光する露出制御用のセンサであり、その出力SS
PCは制御回路PRSのアナログ入力端子に入力され、
A/D変換後、所定のプログラムに従って自動露出制御
に用いられる。SDRはCCD等から構成される焦点検
出用のエリアセンサSNSのセンサ駆動回路であり、信
号CSDRが“H”のとき選択されて、SO,SI,S
CLKを用いて制御回路PRSから制御される。なお、
センサ駆動回路SDR,エリアセンサSNS間の動作に
ついてはここでの詳細な説明は省略する。
【0035】制御回路PRSは、各エリアセンサ対上に
形成された被写体像の像情報を受け取って、その後所定
の焦点検出演算を行い、撮影レンズのデフォーカス量を
知る事が出来る。
【0036】次に、上記構成によるカメラの自動焦点調
節時の動作について、以下のフローチャートにしたがっ
て説明する。
【0037】図4はごく大まかなカメラ全体のシーケン
スのフローチャートである。
【0038】図3に示した回路に給電が開始されると、
制御回路PRSは図4のステップ(000)から動作を
開始する。まず、ステップ(001)においては、レリ
ーズボタンの第1段階押下によりオンするスイッチSW
1の状態検知を行い、オフならばステップ(002)へ
移行し、初期化が必要なフラグと変数を初期化する。そ
して、スイッチSW1が再びオンされるのをステップ
(001)にて検知する。その後ステップ(001)で
スイッチSW1がオンであればステップ(003)へ移
行し、カメラの動作を開始する。
【0039】ステップ(003)では、測光や各種スイ
ッチ類の状態検知,表示等の「AE制御」サブルーチン
を実行する。サブルーチン「AE制御」が終了すると、
次いでステップ(004)へ移行し、ここではセンサの
蓄積,焦点検出演算,レンズ駆動の自動焦点調節動作
(AF制御)を行う。このサブルーチン「AF制御」が
終了するとステップ(005)へ進み、レリーズボタン
の第2段押下によりオンするスイッチSW2の状態を調
べ、該スイッチSW2がオフであれば再びステップ(0
01)へ戻り、スイッチSW1がオフするまでステップ
(003),(004)を繰り返し実行する。
【0040】以上を繰り返し実行している間にスイッチ
SW2が押されてオンしたことを検知した場合、ステッ
プ(005)からステップ(006)へ移行し、不図示
の設定機構により事前に設定された動作モードに基づ
き、即座にシャッタ制御を行う処理に移行して撮影動作
を行うか、またはステップ(004)の「AF制御」の
完了を待って合焦後に撮影動作を行うが、本実施の形態
では具体的な説明を省略する。
【0041】撮影動作の完了とともに、通常の動作では
次の撮影に備えてフィルムの巻上げを行う。フイルムの
巻上げ動作が完了した状態で次の駒の撮影の為の待機状
態となる。ここで前記ステップ(001)に戻り、上記
処理を継続する。
【0042】図5は、前記ステップ(004)において
実行される「AF制御」サブルーチンのフローチャート
である。
【0043】「AF制御」サブルーチンがコールされる
と、ステップ(010)を経て、ステップ(011)以
降のAF制御を実行していく。
【0044】まず、ステップ(011)にて「焦点検
出」サブルーチンを実行する。ここでは焦点検出動作の
ための各センサへの像信号の蓄積、読み出しから焦点検
出演算を行う(詳細は図6〜図8にて後述する)。
【0045】次のステップ(012)では、現在の選択
領域の中からどの焦点検出領域を選び、そのデフォーカ
ス量を用いるかを選択する「領域選択」サブルーチンを
実行する。本実施の形態では、通常、選択領域が全域、
即ち自動選択としている。なお、図3の各種スイッチS
WS内の選択領域設定スイッチを押すことにより、選択
領域の指定が可能となっている。また、不図示の視線入
力装置により、撮影者の視線を検知することができるの
で、撮影者の視線で選択領域の指定を行うことも可能で
ある。視線入力については本発明においては詳細な説明
は省略する。
【0046】次のステップ(013)では、「レンズ駆
動」サブルーチンを実行する。ここでは、上記ステップ
(011)で検出されたデフォーカス量の中で、上記ス
テップ(012)で選択された領域のデフォーカス量に
基づいてレンズ駆動を行う(詳細は図11にて後述す
る)。レンズ駆動完了後はステップ(014)より「A
F制御」サブルーチンをリターンする。
【0047】図6は、上記図5のステップ(011)に
おいて実行されるサブルーチン「焦点検出」のフローチ
ャートである。
【0048】このサブルーチンがコールされると、ステ
ップ(110)を経て、ステップ(111)以降の焦点
検出動作を実行していく。
【0049】先ず、ステップ(111)にて、電源がオ
ンして1回目のAF制御であるか否かを判別し、1回目
である場合にはステップ(112)へ移行し、選択セン
サを初期化する。次いでステップ(113)でサブルー
チン「蓄積開始」を実行する。このサブルーチンはセン
サの蓄積動作を開始させるルーチンであり、具体的には
センサ駆動回路SDRへ蓄積開始命令を送出して、エリ
アセンサSNSの蓄積動作を開始させ、それとともに上
記センサ駆動回路SDRからのセンサ蓄積終了信号/T
INTEによって制御回路PRSが「蓄積完了」を認識
できるよう入出力を設定するサブルーチンである。
【0050】蓄積終了信号が”H”になると、制御回路
PRSはセンサ駆動回路SDRと通信を行い、蓄積完了
画素情報を得る。蓄積完了画素情報の通信を行うこと
で、/TINTEは”L”になる。エリアセンサSNS
では一部の画素において蓄積完了となっても、依然蓄積
を継続中の画素があるため、蓄積完了画素情報によりど
の画素が蓄積を完了し、どの画素が蓄積完了したかを把
握し、蓄積完了した画素から像信号を読み込む。
【0051】次のステップ(114)では焦点検出演算
終了の判定を行っているが、焦点検出演算終了前は蓄積
も完了していないのでステップ(115)へ進み、ここ
で読み込み完了であればステップ(116)へ進み、
「蓄積完了ラインの補正演算」サブルーチンを実行す
る。この部分の説明は後ほど図7にて説明する。このス
テップ(116)での補正演算の後はステップ(11
7)に進み、ここでは蓄積完了ラインの焦点検出演算を
行う。
【0052】以降、ステップ(118)では、全てのセ
ンサに対して対応した焦点検出演算が終了したか否かを
判定し、終了していない場合はステップ(114)へ、
全て終了している場合はステップ(119)へ移行す
る。
【0053】像信号の入力は、制御回路PRSのアナロ
グ入力端子に入力される出力VIDEOをシリアルA/
D変換し、所定RAM領域へ順次格納していくことで達
成される。
【0054】以上のような動作により、エリアセンサS
NSが全て蓄積完了になり、全ての画素についての像信
号を読み込むまで処理が行われるが、本実施の形態では
蓄積および読み出しの制御について、詳細に説明するこ
とは省略する。
【0055】ここまでをまとめると、ステップ(11
3)で蓄積動作を開始させた後は、各ラインの像信号が
読み込まれるのを待ちながらステップ(114)〜(1
18)を繰り返し実行して、像信号の読み込まれたライ
ンから順次補正演算と焦点検出演算を行っていることに
なる。そして、全てのセンサの焦点検出演算が終了する
と、ステップ(119)にて、「焦点検出」サブルーチ
ンをリターンする。
【0056】次に、上記図6のステップ(116)で実
行される「蓄積完了ラインの補正演算」サブルーチンに
て光電変換素子の特性に依存する補正を焦点検出ライン
単位で行う処理について、図7を用いて説明する。
【0057】RAMに格納された像信号データはそのま
までは焦点検出演算には適さないため、補正処理が必要
となる。本実施の形態では、ここで光電変換素子の画素
毎にダーク補正・シェーディング補正を行う。
【0058】以下の補正を行う為の光電変換素子の各画
素における固定パターンノイズ量や暗電流補正、シェー
ディング補正に関する情報は制御回路PRS内の記憶手
段であるところのROMにあらかじめ格納されている。
ROMがフラッシュROMならば、個々のカメラのAF
機構の組み立て後に補正値をROMに書き込む様にする
ことで個別のカメラの特性に応じた補正値を書くことが
可能である。
【0059】「蓄積完了ラインの補正演算」サブルーチ
ンではステップ(400)を経て、ステップ(401)
により光電変換素子のゲインに応じた補正を求める。そ
して、次のステップ(402)にて、光電変換素子の蓄
積時間に応じた補正を求める。続くステップ(403)
では、焦点検出動作時の温度に依存する補正を求め、次
いでステップ(404)にて、光電変換素子の画素の固
定パターンノイズ補正を求める。この補正は光電変換素
子の各画素毎に異なるため、画素に応じた補正値を所定
のROM領域から読み出して行う。
【0060】次のステップ(405)では、未補正の光
電変換素子の出力したままの生データを読み出す。生デ
ータに対してステップ(401)〜(404)で得られ
た補正を加え、更にダーク補正を次のステップ(40
6)で掛ける。続くステップ(407)では、続けて焦
点検出ラインによって異なるシェーディング補正を上記
ステップ(406)までに求められた補正値込みの数値
に対して行い、ステップ(408)で画素毎の補正を掛
け終えた処理済データを所定のRAM上に格納し、ステ
ップ(409)にてこのサブルーチンでの処理を完了す
る。
【0061】次に、上記図6のステップ(117)にて
実行される「蓄積完了ラインの焦点検出演算」サブルー
チンにおいて、オートフォーカス光学系の特性に依存す
る補正を焦点検出領域単位に行う部分を、図8を用いて
説明する。
【0062】サブルーチンはステップ(600)から始
まり、ステップ(601)にて焦点検出演算前処理を行
う。これは、焦点検出領域選択範囲の設定や焦点検出領
域の重みづけ、焦点検出モードの設定、自動選択アルゴ
リズムの選択などである。この部分の前処理により、モ
ードによって、必要な焦点検出領域の焦点検出演算のみ
行うようにし、演算処理の高速化を図っている。次のス
テップ(602)では、各領域におけるラインセンサの
プレディクション値を用いて、デフォーカス演算を行
う。このデフォーカス演算の際に、焦点検出領域毎に行
う補正を加えているが、その詳しい処理については後述
する。一つの焦点検出領域には複数の焦点検出ラインが
用意されているので、一つの焦点検出領域のデフォーカ
ス値を求めるためには複数の焦点検出ラインのプレディ
クション値から一つのデフォーカス値を求めることにな
る。上記ステップ(116)の「蓄積完了ラインの補正
演算」のサブルーチンで求められたプレディクション値
から焦点検出演算が必要な領域についてデフォーカス値
を計算する。
【0063】次のステップ(603)では、求められた
デフォーカス値に対してベストピント(BP)補正を行
う。ベストピント補正は一眼レフカメラの場合、交換レ
ンズ毎に異なるので、レンズに対応したベストピント補
正情報を求めるようになっている。
【0064】ここで、「ベストピント補正」サブルーチ
ンで用いるBP補正関係のテーブルについて説明する。
【0065】まず、従来のBP補正処理について説明す
る。
【0066】従来のAF一眼レフカメラでは、焦点検出
領域が1個しかないもの、3個あるもの、5個あるも
の、というように焦点検出領域が増えてきた。BP補正
値はレンズ毎に異なる値であるため、最初は1個の焦点
検出領域に対応して一つのBP補正値(中心BP補正
値)をレンズが持ち、AF制御に先だってBP補正値を
カメラに伝えるという方法が取られていた。
【0067】しかしAF装置が新しくなり、焦点検出領
域が増えた新しいカメラが登場すると、それ以前に発売
されたレンズは増えた焦点検出領域のBP補正値(周辺
領域(以下、外目と記す)BP補正値)を持っていない
ため、新しいカメラと以前発売されたレンズの組み合わ
せでは増えた分の焦点検出領域で正確な焦点検出ができ
ないということになった。そこで、増えた焦点検出領域
と以前発売されたレンズの組み合わせで焦点検出をする
時のために、新しいカメラの内部に各レンズの外目BP
補正値を格納しておいた。
【0068】焦点検出領域が1個から3個に増えた場
合、レンズ一種類あたり、増えた焦点検出領域の数だけ
BP補正値が必要になるところであるが、図11の従来
例であると、増えた焦点検出領域は左右の2個であるの
で光軸中心に対称な位置となり、外目BP補正値は一つ
だけであった。レンズ毎に必要な外目BP補正値は単焦
点レンズで1個、ズームレンズで1〜8個程度であった
ので、レンズの種類とズームの状態などに応じて一対一
に外目BP補正値をカメラの内蔵メモリに持つことにし
ても必要とされる容量は少くて済んだ。
【0069】レンズに応じて外目BP補正値を求める処
理は、次のような表を用いて検索することで行われた。
【0070】 《従来のBP表》 [ 行数] [ レンズからの中心BP] [ 外目BP補正値] 1 28 22 127 2 35 -30 127 3 14 14 127 4 3 96 88 8 127 5 43 0 127 6 -5 -5 127 7 -14 -10 -12 -20 127 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 15 -4 -8 -5 0 5 127 《従来のBP表:終わり》レンズからの中心BPは、以
前発売されたレンズから通信されてくるBP補正値であ
る。この表から明らかな様に外目BP補正値を持たない
レンズが少なく、又中心BPの値に重複がないため、こ
の値をキーとして検索をすることで所望の外目BP補正
値が得られていた。
【0071】今、カメラがレンズから受け取った中心B
Pの値が「3」であったとすると、カメラは上記の表を
1行目から順に検索し「3」の中心BPを探す。具体的
には、1行目から始めて、レンズから受け取った中心B
P補正値と表の中心BP補正値を比較する。同じ値の行
でなければ、次の行に一つずつ下っていく。4行目で表
の中心BPが3であり、レンズから受け取った中心BP
の値「3」と一致する行となる。
【0072】そこで、今度は表を横に読み、一つ目の外
目BPの値「96」を得る。次に更に表を横に読み、二
つ目の外目BP補正値「88」を得る。同様に三つ目の
外目BP補正値8を得る。そして、四つめの値を読んで
みると、127となっている。外目BP補正値は最大
「126」としてあり、「127」という数値が現れた
らそれは行末を示すものとして、外目BP補正値を求め
る処理は終了とする。
【0073】上記の従来のBP表において、外目BP補
正値が一つしかないものについてはその値を常に適用す
ればよい。これは主に単焦点のレンズが該当する。
【0074】外目BP補正値が複数あるものは、ズーム
レンズである。ズームレンズは焦点距離の最大値と最小
値をカメラにあらかじめ伝えることが可能である。、カ
メラは、外目BP補正値の数でそのズームレンズのズー
ム幅を分割し、焦点検出時点でのレンズの焦点距離が分
割したズーム幅の何番目にあるかを判別し、そのズーム
位置に適した外目BP補正値を用いてBP補正を行って
いた。
【0075】この方式は、従来では発売されたレンズの
数が十数本と少なく、新たに必要となるBP補正値がレ
ンズ一本あたり平均して4バイト程度の容量であったた
め、カメラの制御用マイコンの数十KBのメモリに充分
収まる大きさの表を用意すれば実現できた。
【0076】しかし、近年では既に発売されたレンズが
100本以上となり、さらに新たに必要となるBP補正
値の容量がレンズあたり16〜1000バイトと大きく
なったため、従来の方法でカメラにBP補正値を格納し
ようとすると、カメラの制御マイコンのほとんどの内蔵
メモリを占有するため、マイコンに外部メモリを装備す
るか、より大きなメモリを内蔵した、高価で大型のマイ
コンを採用する必要が出た。カメラのような小規模なシ
ステムに適用するには従来の方法の延長ではメモリ使用
量の点で問題があることがわかった。
【0077】そこで、本実施の形態ではメモリ使用量を
従来の方法より少なくべく、以下に詳細を述べる方法で
エリアAFに対応したBP補正を行う処理を実施してい
る。
【0078】本実施の形態でのBP補正テーブルは、I
D−KIND表、BP検索法、中心BP表、BP係数表
からなる。
【0079】ID−KIND表は、レンズIDからBP
表アドレスとKIND値の情報を入手できるものであ
る。以下の例のようなリストの並んだ表である。
【0080】《ID−KIND表》 [ID] [KIND] [ pointer] 00 NONE ZEPO_BP 01 BP28 BP28_L01 02 FL FL_L02 03 FL_S028 FL_S028_L03 04 BP BP_L04 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 《ID−KIND表:終り》ここで、[ID]はレンズI
D、[KIND]はKIND値、[ pointer]はBP表アド
レスを示しており、以下にそれぞれについて詳述する。
【0081】BP情報は、一般にカメラに装着されるレ
ンズの光学的仕様毎に異なるので、カメラはどのような
光学的特徴を持つレンズが装着されているかの情報をレ
ンズから受け取る。この情報を、レンズIDと呼ぶ。つ
まり、レンズIDとは、カメラの交換レンズの識別に用
いる値であり、図3では、カメラがレンズ通信バッファ
回路LCMを経由して、レンズLNSから受け取る情報
であり、このレンズIDによりレンズの光学的仕様が判
明する。上記ID−KIND表の例では、IDが「0
0」から「03」までのレンズを挙げている。
【0082】KIND値は、BP検索法を選択するため
の情報である。レンズの状態及び特性を表す変数のう
ち、カメラに対して通信による伝達が可能な情報の種類
と数によりあらかじめ決定されている値である。伝達可
能な情報の組み合わせにより、焦点距離,対物距離,敏
感度,デフォーカス,焦点距離及び対物距離,焦点距離
及び敏感度,焦点距離及びデフォーカスといった分類が
あり、加えて絞り開口がF2.8 にて焦点検出が有効か否
かにより属性が分かれる。
【0083】KIND値には以下の値がある。
【0084】 《KIND値一覧》 [KIND値] [ 数値] [ 意味] BP: $00 一つの焦点距離情報を持つ FL: $01 複数の焦点距離情報を持つ FL_OBJ: $02 複数の焦点距離情報と複数の対物距離情報を持 つ FL_S0: $03 複数の焦点距離情報と複数の敏感度情報を持つ OBJ: $04 複数の対物距離情報を持つ S0: $05 複数の敏感度情報を持つ BP28: $06 開放F値が明るく一つの焦点距離情報を持つ FL28: $07 開放F値が明るく複数の焦点距離情報を持つ FL_OBJ28: $08 開放F値が明るく複数の焦点距離情報と複数の 対物距離情報を持つ FL_S028: $09 開放F値が明るく複数の焦点距離情報と複数の 敏感度情報を持つ OBJ28: $0A 開放F値が明るく複数の対物距離情報を持つ S028: $0B 開放F値が明るく複数の敏感度情報を持つ DEF: $0C 複数のデフォーカス情報を持つ DEF28: $0D 開放F値が明るく複数のデフォーカス情報を持 つ FL_DEF: $0E 複数の焦点距離情報と複数のデフォーカス情報 を持つ FL_DEF28: $0F 開放F値が明るく複数の焦点距離情報と複数の デフォーカス情報を持つ ILLEGAL_KIND: $10 KIND値として有り得ない値の下限 NONE: $FF BP値を持たない 《KIND値一覧:終わり》上記ID−KIND表の例
では、NONE,BP28,FL,FL_S028,B
PというKIND値を持っているレンズを示してある。
【0085】ここで、各KIND値の意味について説明
する。
【0086】KIND値「BP」は、開放F値が暗く、
焦点距離を変化させるズーム機構がない単焦点レンズ、
又はエクステンダの装着が不可能またはズームであって
も焦点距離の変化をカメラに伝えることができないレン
ズで、焦点調節光学系の駆動状況をカメラに伝える通信
ができないものが該当する。KIND値「FL」は、開
放F値が暗く、ズームやエクステンダ装着によって焦点
距離の変更が可能なレンズで、焦点調節光学系の駆動状
況をカメラに伝える通信ができないものが該当する。K
IND値「FL_OBJ」は、開放F値が暗く、ズーム
やエクステンダ装着によって焦点距離の変更が可能なレ
ンズで、焦点調節光学系の駆動状況として対物距離情報
をカメラに伝えることが可能なものが該当する。
【0087】KIND値「FL_S0」は、開放F値が
暗く、ズームやエクステンダ装着によって焦点距離の変
更が可能なレンズで、焦点調節光学系の駆動状況として
敏感度情報をカメラに伝えることが可能なものが該当す
る。KIND値「FL_DEF」は、開放F値が暗く、
ズームやエクステンダ装着によって焦点距離の変更が可
能なレンズで、焦点調節光学系の駆動状況としてデフォ
ーカス情報をカメラに伝えることが可能なものが該当す
る。KIND値「OBJ」は、開放F値が暗く、焦点距
離を変化させるズーム機構がない単焦点レンズ、又はエ
クステンダの装着が不可能またはズームであっても焦点
距離の変化をカメラに伝えることができないレンズで、
焦点調節光学系の駆動状況として対物距離情報をカメラ
に伝えることが可能なものが該当する。
【0088】KIND値「S0」は、開放F値が暗く、
焦点距離を変化させるズーム機構がない単焦点レンズ、
又はエクステンダの装着が不可能またはズームであって
も焦点距離の変化をカメラに伝えることができないレン
ズで、焦点調節光学系の駆動状況として敏感度情報をカ
メラに伝えることが可能なものが該当する。KIND値
「DEF」は、開放F値が暗く、焦点距離を変化させる
ズーム機構がない単焦点レンズ、又はエクステンダの装
着が不可能またはズームであっても焦点距離の変化をカ
メラに伝えることができないレンズで、焦点調節光学系
の駆動状況としてデフォーカス情報をカメラに伝えるこ
とが可能なものが該当する。
【0089】KIND値「BP28」,「FL28」,
「FL_OBJ28」,「FL_S028」,「FL_
DEF」,「OBJ28」,「S028」,「DEF2
8」は、上で説明したKIND値の「28」がないもの
と基本的に同様であるが、開放F値が明るいレンズが該
当する。明るいレンズとは、図1に示されるようにAF
センサ面SNS−1a、SNS−1bより光軸から離れ
たAFセンサ面SNS−1b、SNS−2bでの焦点検
出が可能であるような開放F値をいう。異なるセンサ面
を利用したAF結果に応じて、センサ面SNS−1b、
SNS−2b用のベストピント補正値を使用する必要が
あるため、異なるKIND値としてある。
【0090】次に、BP表アドレス( pointer)とは、
中心BP表を格納した場所を示す情報である。KIND
値によって選択されたBP検索法に従い、BP表アドレ
スで指定された場所の中心BP表を検索することによ
り、BP係数表にたどり着き、目的のBP係数を得、焦
点検出領域の位置とBP係数で目的のBP値を求めるこ
とができるものである。
【0091】上記ID−KIND表の例では、ダミーの
ZERO_BPへのポインタ、BP28_L01へのポ
インタ、FL_L02へのポインタ、FL_S028_
L03へのポインタ、が示されている。
【0092】以下に、カメラに装着した交換レンズのK
IND値に応じて、BP補正値を求める処理の流れが異
なる機構について説明する。
【0093】KIND値によって、ID−KIND表の
pointerが中心BP表を指している場合と検索表を指し
ている場合とがある。検索表を指している場合は、検索
表にID以外の情報に依存して異なる中心BP表への p
ointerが示されている。
【0094】例えば、上記のID=01で、KIND値
が「BP28」の場合、以下のような表が中心BP表と
して用意されている。
【0095】 《中心BP表》 [ address] [Bn ] [Bnn ] [Bnr ] [Bo] [Bon ] [Bor ] BP28_L01: $000D , BP001 , BP002 , $000C ,BP001 , BP003 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ BP28_L12 $FF0B , BP004 , BP005 , $F906 ,BP006 , BP007 《中心BP表:終り》なお、[ address]はID−KI
ND表から参照されるアドレスであり、[Bn],[B
o]は中心BP補正値であり、[Bnn],[Bn
r]、[Bon],[Bor]は、BP係数表への参照
アドレスである。このうち、[Bn],[Bnn],
[Bnr]はセンサのSNS−1a,1bを利用して焦
点検出した結果に用いる補正値で、[Bo]、[Bo
n],[Bor]はセンサのSNS−2a,2bを利用
して焦点検出した結果に用いる補正値である。この場
合、SNS−2a、2bのセンサで焦点検出するとき
は、図1に示すようにセンサ同士の間隔がSNS−1
a,1bよりも離れており、センサ上に光を充分に投影
することができるだけの開放F値の小さなレンズでなく
てはならない。そのようなレンズに対するBP補正値は
上記の例のようにセンサの使用する領域別に用意してお
く。焦点検出に使用したセンサの領域はBP補正処理を
行うまで記憶しておき、どの領域を使用して焦点検出を
行ったかに応じてBP補正値を使い分けるようにする。
【0096】開放F値が大きく、センサSNS−2a,
2bをまったく利用不可能なレンズに対しては、以下の
ような中心BP表を用意する。ID_KIND表のID
が「04」であるBP_L04の表の例である。
【0097】《開放F値が大きいレンズの中心BP表》 [address] [Bn] [Bnn] [Bnr] BP_L04: $000D , BP001 , BP002 《開放F値が大きいレンズの中心BP表:終り》上記の
様に、[Bo]、[Bon],[Bor]がない。この
ため、メモリ使用量は開放F値が小さいレンズより節約
される。
【0098】ID=01のレンズは、BP28_L01
がID−KIND表で参照アドレスとして書かれている
から、中心BP表のBP28_L01のアドレスを参照
してBP係数とBP係数表へのアドレスを求める。
【0099】BP係数表は、周辺BPを求めるための係
数の集合である。係数は5個で一組になっており、レン
ズの特性に応じて用意されている。以下のような表であ
る。
【0100】 《BP係数表》 [ address] [B01 ] [B02 ] [B03 ] [B04 ] [B05 ] BP001: $0000 , $0000 , $0000 , $0000 , $0000 BP002: $CEEF , $4684 , $38C7 , $48F2 , $ABF7 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ BP068: $532D , $4A9D , $B00A , $540A , $29C6 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 《BP係数表:終り》一つのBP係数は通常複数の「B
P係数表への参照アドレス」から参照されており、必要
とされるデータ構造中に直接周辺BP係数を置くより
も、参照アドレスを置いた方が占有メモリ容量の節約と
なる。
【0101】目的のBP係数が求まったら、これらのB
P係数と焦点検出領域の座標をもとにBP補正値を求め
てBP補正に用いることができるようになる。
【0102】以下、異なるKIND値を持つレンズID
で処理の違う例を以下に示す。
【0103】例えば、上記のID=02で、KIND値
が「FL」の場合、以下のような表が検索表として用意
されている。
【0104】 《一段検索表》 [address ] [Key ] [Bn] [Bnn ] [Bnr ] FL_L02 : $0000 , $000D , BP001 , BP002 $0032 , $FF0B , BP004 , BP005 $00B0 , $000D , BP001 , BP002 $FFFF , $FF0B , BP004 , BP005 《一段検索表:終り》上記ID=01の例とは、[Ke
y]という情報が付加されている点が異なる。ここで
[Key]は検索キーである。例えば、レンズから得ら
れるID以外の情報であり、一段検索で利用する値をF
L値とすると、 $0000≦FL値<$0032 である場合に上記検索表の1行目のBP係数及びBP係
数表へのアドレスが参照される。上記レンズID=01
の場合と異なり、BP係数を求めるにあたり検索処理が
1回行われる。また、[Bo],[Bon],[Bo
r]の部分は存在しない。
【0105】このレンズではF2.8 での焦点検出が不可
能なので、BP係数の数が少なく、BP係数からF2.8
での焦点検出のBP補正値を求める処理がないためであ
る。
【0106】更に、ID=03で、KIND値が「FL
_S028」の場合を以下に示す。
【0107】 《二段検索表》 [address1] [Key1] [pointer1] FL28_S028_L02: $0000 , FL28_S028_L02_1 $0032 , FL28_S028_L02_2 $00B0 , FL28_S028_L02_3 $FFFF , FL28_S028_L02_4 [address2] [Key2] [Bn] [Bnn] [Bnr] [Bo] [Bon] [Bor] FL28_S028_L02_1: $0000 , $000D ,BP001 , BP002 ,$000C ,BP001 , BP003 $C3F0 , $FF0B ,BP004 , BP005 ,$F906 ,BP006 , BP007 $C4FF , $000D ,BP001 , BP002 ,$000C ,BP001 , BP003 $FFFF , $FF0B ,BP004 , BP005 ,$F906 ,BP006 , BP007 FL28_S028_L02_2: $0000 , $000D ,BP001 , BP002 ,$000C ,BP001 , BP003 $C3F0 , $FF0B ,BP004 , BP005 ,$F906 ,BP006 , BP007 $C4FF , $000D ,BP001 , BP002 ,$000C ,BP001 , BP003 $FFFF , $FF0B ,BP004 , BP005 ,$F906 ,BP006 , BP007 FL28_S028_L02_3: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ FL28_S028_L02_4: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 《二段検索表:終り》[address2],[Key2],
[Bn]... [Bor]以下の表が付加されて表の構成
が異なるのがわかる。
【0108】なお、[address1]はID−KIND表か
ら参照されるアドレスであり、一段目の検索用の表がこ
れ以降に置かれる。[Key1]は検索キー1であり、
一段目の検索に用いる。[pointer1]は二段目の検索で
用いる検索表のアドレスを示すポインタである。[addr
ess2]は一段目の検索結果により参照されるアドレスで
あり、二段目の検索用の表がこれ以降に置かれる。[K
ey2]は検索キー2であり、二段目の検索に用いる。
【0109】例えば、レンズから得られるID以外の情
報で二段検索で利用する値をFL値とSO値とすると、
一段目の検索で、FL値が$0000≦FL値<$00
32である場合に上記検索表の1行目のBP係数及びB
P係数表へのアドレス(FL28_S028_L02_
1)が参照される。
【0110】続いて、FL28_S028_L02_1
の表で二段目の検索を「S0」の値により行う。$C3
F0≦S0値<$C4FFであるとすると、上記FL2
8_S028_L02_1:の次の行のBP係数及びB
P係数表へのアドレスが参照される。上記レンズID=
01の場合と異なり、BP係数を求めるにあたり検索処
理が2回行われる。
【0111】上記BP補正テーブルからレンズの種類と
状態に応じて適切な中心BP補正値とBP係数を求める
処理の説明をフローチャートを用いて以下に示す。
【0112】まず、ベストピント補正情報の求め方を図
9を用いて説明する。図8のステップ(603)で「ベ
ストピント補正」サブルーチンが呼び出されると、図9
のステップ(700)からの処理が実行される。
【0113】ステップ(701)にて、レンズとの通信
により判明するレンズIDを得、次のステップ(70
2)にて、レンズIDとID−KIND表からKIND
値を判別する。続くステップ(703)では、KIND
値が単一BPかどうかを判別する。単一BPである場合
はステップ(705)に、そうでない場合はステップ
(710)に進む。
【0114】ステップ(705)では、単一BPで、F
2.8 での焦点検出が有効か否かを判別する。有効な場合
はステップ(705)→(706)→(707)と進
み、F5.6 での焦点検出で用いるBP補正値とF2.8 で
の焦点検出で用いるBP補正値を取得して焦点検出領域
に対応したBP補正値演算をステップ(708)で行
う。演算終了後は、ステップ(709)でサブルーチン
からリターンする。
【0115】上記ステップ(705)でF2.8 での焦点
検出領域が不可能である場合は、ステップ(713)に
進み、F5.6 での焦点検出領域で用いるBP補正値を取
得して焦点検出領域に対応したBP補正値演算をステッ
プ(708)で行う。演算終了後は、ステップ(70
9)でサブルーチンからリターンする。
【0116】また、上記ステップ(703)でKIND
値が単一BPでない場合にはステップ(710)へ進
み、以下の処理を行う。
【0117】この場合はBP補正値を求めるにあたり、
レンズID以外の情報として焦点距離,対物距離,敏感
度,デフォーカス,焦点距離及び対物距離,焦点距離及
び敏感度,焦点距離及びデフォーカス等の値とF2.8 の
焦点検出が有効か否かを利用して検索処理を行う。
【0118】ステップ(710)では、KIND値が一
段検索かどうかを判別し、一段検索ではない場合はステ
ップ(712)へ進み、二段検索処理を行う。二段検索
とは、焦点距離及び対物距離,焦点距離及び敏感度,焦
点距離及びデフォーカスでBP補正値を求めることであ
る。ステップ(712)では、焦点距離に応じて次のス
テップ(711)の一段検索処理で採用する対物距離検
索または敏感度検索またはデフォーカス検索の表を切り
換え、ステップ(711)へ進む。
【0119】上記ステップ(710)でKIND値が一
段検索である場合はステップ(711)に直接進み、一
段検索処理を行う。一段検索処理では、焦点距離,対物
距離,敏感度,デフォーカスのいずれか一つの情報を検
索キーとして、中心BP表から中心BP補正値とBP係
数表内の参照アドレスを選択する。
【0120】その後、ステップ(705)へ進み、以下
は単一BPの場合と同様にBP係数を取得し、ステップ
(708)でBP補正値演算を行い、ステップ(70
9)にてリターンする。
【0121】以上がステップ(603)での「ベストピ
ント補正」サブルーチンの処理である。
【0122】上記の様に、レンズの種類(レンズID)
とは別にKIND値を用いて分類することで、種類の違
うレンズのBP補正値を求めるにあたって処理手続と構
造の異なる多数のデータを効率よく制御装置内に格納し
効率的に検索できる。
【0123】図8に戻ってステップ(604)では、焦
点検出演算後処理を行う。ここでは、ファインダへの合
焦表示状態の判定や計算したデフォーカス値のRAMへ
の格納などを行い、ステップ(605)でこのサブルー
チンの処理を完了する。
【0124】以下に、前述のステップ(602)でのデ
フォーカス演算の説明をする。
【0125】プレディクション値Prを二次結像レンズ
の特性パラメータK値,G値を使い、撮影レンズのデフ
ォーカス量に変換する。プレディクション値は、センサ
SNSの像信号入力処理が完了した後、像信号に対する
補正演算(暗電流補正)をし、デフォーカス量検出のた
めの演算として、センサ上のずれ量(プレディクション
値)を求める為の相関演算を行って求められるが、処理
の詳細をここで説明することは省略する。
【0126】プレディクション値をPr,デフォーカス
量をDfとすると Df=K(α)Pr/(1−K(α)Pr/G(α))+BP …(1) となる。
【0127】ここで、K値,G値はそれぞれ焦点検出領
域αに固有の、プレディクション値をデフォーカス値に
変換する場合の補正係数である。Dfは複数の焦点検出
ラインから求められ、焦点検出領域の数だけあるので、
上記(1)の演算回数は最大でも全焦点検出領域の回数
までである。BPは上記ステップ(603)での「ベス
トピント補正」サブルーチンにおいて得られたBP補正
値である。
【0128】図10に、「レンズ駆動」サブルーチンの
フローチャートを示す。
【0129】このサブルーチンがコールされると、ステ
ップ(311)においてレンズユニットLNSと通信し
て二つのデータSとPTHを入手する。そして、ステッ
プ(312)において、上記で求めた焦点調節すべきデ
フォーカス量Df、上記S,PTHにより焦点調節光学
系の移動量をエンコーダの出力パルス数に換算した値、
いわゆるレンズ駆動量FPは次式で与えられることにな
る。
【0130】 FP=Df・S/PTH ……………………(2) 次のステップ(313)では、上記ステップ(312)
で求めたレンズ駆動量FPをレンズLNSに送出して焦
点調節光学系の駆動を命令する。そして、次のステップ
(314)で、レンズと通信して上記ステップ(31
3)で命令したレンズ駆動量FPの駆動が終了したか否
かを検知し、駆動が終了するとステップ(315)へ移
行して、この「レンズ駆動」サブルーチンをリターンす
る。
【0131】以上の実施の形態によれば、以下の様な効
果を有する。
【0132】従来のマイコンでは、前述した様にBP補
正値の数が少ない上に、マイコンの演算能力が低かった
ため、レンズ光学系のシミュレートを行うような複雑な
式を処理するよりも多少のメモリをBP補正値格納に裂
いて表引きによってBP補正値を求める方が、システム
の性能のバランス上好ましかった。しかし現在は、マイ
コンのコアの性能が向上し、従来なら演算に時間がかか
った処理を短時間で行うことが可能となっている。メモ
リ容量も同時に向上しているが、既に発売されているレ
ンズが100本を越える今日においてはそれらのBP補
正値のすべてを格納しようとするとメモリの殆どが占有
されてしまうことから、本実施の形態では、マイコンの
演算能力向上をメモリ節約に活用して、メモリを有効に
利用しようとするものであり、広い被写体領域に対応し
たエリアセンサに対して、焦点検出光学系と撮影光学系
のペストピント位置を補正するBP補正値を求めるにあ
たり、交換可能で異なる属性を持つ複数のレンズのうち
の一つが装着された時に、そのレンズの属性に応じた所
定の処理を行うようにすることで、エリアセンサ上のす
べての焦点検出領域に対応する大量のBP補正値を規模
の小さなカメラ制御システム内に格納することを実現可
能としている。
【0133】更に詳述すると、上記の様にカメラに装着
され得るレンズが100本以上あることから、本実施の
形態では、これらレンズをKIND値で示した各属性
(KIND値一覧表を参照)に分類し、各属性毎に予め
BP補正値を格納しておき(つまり、各レンズそれぞれ
のBP補正値全ても持つのではなく、関連するレンズを
一つの属性としてまとめ、BP補正値を共有するように
している)、カメラにレンズが装着されると、該レンズ
からID情報を受け取り、このレンズIDからKIND
値で示した何れの属性に該当するかを判別し、該当する
属性(更にはレンズの状態、カメラ側のセンサの状態)
を基にあらかじめ格納されているBP補正値より最適な
BP補正値を求め、このBP補正値に基づいて焦点検出
演算を行うようにしている。よって、焦点検出演算処理
における演算量及びBP補正値のメモリ量を減少させる
ことができた。尚このような構成にすることは、プログ
ラムの制御部のメモリ使用量を増加させることになる
が、それ以上にBP補正値のメモリ使用量の節約が可能
であり、プログラム全体でメモリの節約となることか
ら、限られたワンチップマイコンのメモリを有効に利用
可能となる。つまり、メモリ容量の大きな高価なマイコ
ンを使用する必要がなくなった。
【0134】また、BP補正値のメモリ量及び演算量が
抑えられるため、補正演算の処理完了に至るまでの時間
を短縮でき、更には、カメラなどの小規模なシステムに
内蔵されているマイクロプロセッサの能力に比べて無理
のない処理量となり、カメラシステムの携帯性を損わな
いで高機能な自動焦点検出装置を提供することができ
る。
【0135】(変形例)上記実施の形態では、カメラに
装着可能な付属機器として、レンズを例にしているが、
これに限定されるものではなく、種々のズーム特性を持
つストロボ装置が市販されていることから、付属機器と
してストロボ装置を適用する構成も可能である。更に
は、カメラに限定されるものではなく、自動焦点検出機
能を持ち、BP補正値により補正を必要とする付属機器
を用いて動作する装置であれば、同様に適用可能であ
る。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
焦点検出演算時に使用する補正値の記憶容量を減らし、
低コスト化を達成すると共に、焦点検出演算の時間を短
縮することができる自動焦点検出機能付き装置を提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る自動焦点検出装置
を具備したカメラの焦点調節光学系の斜視図である。
【図2】図1のカメラの焦点調節光学系の配置図であ
る。
【図3】図1のカメラの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の実施の一形態に係るカメラの全体の動
作の概略を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態に係るカメラのAF制御
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態に係るカメラの焦点検出
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の一形態に係るカメラの蓄積完了
ラインの補正演算を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の一形態に係るカメラの蓄積完了
ラインの焦点検出演算を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の一形態に係るカメラのベストピ
ント補正動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の一形態に係るカメラのレンズ
駆動時の動作を示すフローチャートである。
【図11】従来のカメラの焦点検出領域を示す図であ
る。
【図12】本発明の実施の一形態のカメラの焦点検出領
域の一例を示す図である。
【符号の説明】
LNS 撮影レンズ SNS エリアセンサ PRS 制御回路 LCM レンズ通信バッファ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 属性の異なる複数の付属機器が接続され
    て使用される自動焦点検出機能付き装置であって、 前記異なる属性毎の、焦点検出演算時に使用される補正
    値を格納した記憶手段と、接続された付属機器の種類を
    判別する種類判別手段と、前記付属機器の種類から該付
    属機器が複数の属性の中のどの属性に分類されるかを判
    別する属性判別手段と、該属性判別手段により判別され
    た属性を基に前記記憶手段より前記補正値を求め、該補
    正値を用いて焦点情報を算出する演算手段とを有したこ
    とを特徴とする自動焦点検出機能付き装置。
  2. 【請求項2】 前記自動焦点検出機能付き装置は、カメ
    ラであり、前記付属機器は、交換レンズであることを特
    徴とする請求項1記載の自動焦点検出機能付き装置。
  3. 【請求項3】 前記自動焦点検出機能付き装置は、カメ
    ラであり、前記付属機器は、照射角可変機能を有する外
    部ストロボ装置であることを特徴とする請求項1記載の
    自動焦点検出機能付き装置。
  4. 【請求項4】 前記属性判別手段は、前記付属機器の種
    類,前記付属機器の光学系の特性,状態を基に、複数の
    属性の中のどの属性に分類されるかを判別することを特
    徴とする請求項1,2又は3記載の前記自動焦点検出機
    能付き装置。
  5. 【請求項5】 前記付属機器は、 一つの焦点距離情報を持つもの、 複数の焦点距離情報を持つもの、 複数の焦点距離情報を複数持つもの、 開放F値別に一つの焦点距離情報を持つもの、 開放F値別に複数の焦点距離情報を持つもの、 開放F値別に一つの焦点距離情報を複数持つもの、 の何れかであり、前記属性判別手段は、これを基に複数
    の属性の中のどの属性に分類されるかを判別することを
    特徴とする請求項4記載の前記自動焦点検出機能付き装
    置。
  6. 【請求項6】 前記付属機器の属性は、 一つの焦点距離情報を持つもの、 複数の焦点距離情報を持つもの、 複数の敏感度情報を持つもの、 複数の対物距離情報を持つもの、 複数のデフォーカス情報を持つもの、 複数の焦点距離情報と複数の対物距離情報を持つもの、 複数の焦点距離情報と複数の敏感度情報を持つもの、 開放F値が明るく一つの焦点距離情報を持つもの、 開放F値が明るく複数の焦点距離情報を持つもの、 開放F値が明るく複数の焦点距離情報と複数の対物距離
    情報を持つもの、 開放F値が明るく複数の焦点距離情報と複数の敏感度情
    報を持つもの、 開放F値が明るく複数の対物距離情報を持つもの、 開放F値が明るく複数の敏感度情報を持つもの、 開放F値が明るく複数のデフォーカス情報を持つもの、 複数の焦点距離情報と複数のデフォーカス情報を持つも
    の、 開放F値が明るく複数の焦点距離情報と複数のデフォー
    カス情報を持つもの、の何れかであり、前記属性判別手
    段は、これを基に複数の属性の中のどの属性に分類され
    るかを判別することを特徴とする請求項4記載の前記自
    動焦点検出機能付き装置。
  7. 【請求項7】 前記演算手段は、焦点検出に用いる補正
    値を決定する際に、装着される付属機器の属性に応じ
    て、 上記補正値に定数を用いる処理と、 複数の補正値から一つの値を選択する処理を一回行う処
    理と、 複数の補正値から一つの値を選択する処理を複数回行う
    処理と、 開放F値別に上記補正値に定数を用いる処理と、 開放F値別に複数の補正値から一つの値を選択する処理
    を一回行う処理と、 開放F値別に複数の補正値から一つの値を選択する処理
    を複数回行う処理と、を使い分けることを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の自動焦点検出機能付き装置。
  8. 【請求項8】 前記補正値とは、付属機器毎に異なる光
    学系のベストピント位置と焦点調節の為の該自動焦点検
    出機能付き装置に具備されたセンサ手段のベストピント
    位置との差を補正する為の補正値であることを特徴とす
    る請求項1,2,3又は7記載の自動焦点検出機能付き
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009009005A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Nikon Corp カメラ
JP2011112841A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Canon Inc 焦点調節装置および撮像装置
JP2014134744A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Canon Inc 交換レンズおよび撮影システム
JP2015143729A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体

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